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山梨県 甲斐市

平成20年  3月 定例会(第1回) 03月03日−01号




平成20年  3月 定例会(第1回) − 03月03日−01号







平成20年  3月 定例会(第1回)



甲斐市告示第14号

 平成20年3月甲斐市定例市議会を次のとおり招集する。

  平成20年2月21日

                             甲斐市長  藤巻義麿

 1 期日  平成20年3月3日(月)

 2 場所  甲斐市議会議場

              ◯応招・不応招議員

応招議員(28名)

    1番  込山伸一君       2番  坂本一之君

    3番  有泉庸一郎君      4番  猪股尚彦君

    5番  山本英俊君       6番  内藤久歳君

    7番  藤原正夫君       8番  名取國士君

    9番  小浦宗光君      10番  河野勝彦君

   11番  池神哲子君      12番  清水富貴雄君

   13番  保坂芳子君      14番  家光由里君

   15番  清水喜代栄君     16番  小宮山長庚君

   17番  赤澤寛吉君      18番  中込助雄君

   19番  森田 稔君      20番  今村正城君

   21番  花田直人君      22番  小林 守君

   23番  樋泉明広君      24番  金丸 毅君

   25番  保坂恒光君      26番  島田利彦君

   27番  鈴木 昇君      28番  仲田博司君

不応招議員(なし)

          平成20年甲斐市議会第1回定例会

議事日程(第1号)

                  平成20年3月3日(月曜日)午前10時開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

     諸報告

日程第3 報告第1号 和解及び損害賠償額の決定の件

日程第4 報告第2号 和解及び損害賠償額の決定の件

日程第5 議案第1号 平成19年度甲斐市一般会計補正予算(第5号)

日程第6 議案第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

日程第7 議案第3号 平成19年度甲斐市老人保健特別会計補正予算(第2号)

日程第8 議案第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計補正予算(第3号)

日程第9 議案第5号 平成19年度甲斐市介護サービス特別会計補正予算(第2号)

日程第10 議案第6号 平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

日程第11 議案第7号 平成19年度甲斐市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

日程第12 議案第8号 平成19年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計補正予算(第2号)

日程第13 議案第9号 平成19年度甲斐市宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)

日程第14 議案第10号 平成19年度甲斐市下水道事業特別会計補正予算(第4号)

日程第15 議案第11号 平成19年度甲斐市水道事業会計補正予算(第3号)

日程第16 議案第12号 甲斐市後期高齢者医療に関する条例の制定の件

日程第17 議案第13号 甲斐市戸別合併処理浄化槽の整備に関する条例の制定の件

日程第18 議案第14号 甲斐市行政組織条例の一部改正の件

日程第19 議案第15号 甲斐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正の件

日程第20 議案第16号 甲斐市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正の件

日程第21 議案第17号 甲斐市特別会計条例の一部改正の件

日程第22 議案第18号 甲斐市地域振興基金条例の一部改正の件

日程第23 議案第19号 甲斐市奨学金貸付基金条例の一部改正の件

日程第24 議案第20号 甲斐市クラインガルテン基金条例の一部改正の件

日程第25 議案第21号 甲斐市ひとり親家庭医療費助成金支給条例の一部改正の件

日程第26 議案第22号 甲斐市乳幼児医療費助成金支給条例の一部改正の件

日程第27 議案第23号 甲斐市老人医療費助成金支給条例の一部改正の件

日程第28 議案第24号 甲斐市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正の件

日程第29 議案第25号 甲斐市介護保険条例の一部を改正する条例の平成18年度及び平成19年度における保険料率の特例に関する条例の一部改正の件

日程第30 議案第26号 甲斐市上水道給水条例の一部改正の件

日程第31 議案第27号 平成20年度甲斐市一般会計予算

日程第32 議案第28号 平成20年度甲斐市国民健康保険特別会計予算

日程第33 議案第29号 平成20年度甲斐市老人保健特別会計予算

日程第34 議案第30号 平成20年度甲斐市後期高齢者医療特別会計予算

日程第35 議案第31号 平成20年度甲斐市介護保険特別会計予算

日程第36 議案第32号 平成20年度甲斐市介護サービス特別会計予算

日程第37 議案第33号 平成20年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

日程第38 議案第34号 平成20年度甲斐市簡易水道事業特別会計予算

日程第39 議案第35号 平成20年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計予算

日程第40 議案第36号 平成20年度甲斐市農業集落排水事業特別会計予算

日程第41 議案第37号 平成20年度甲斐市宅地開発事業特別会計予算

日程第42 議案第38号 平成20年度甲斐市下水道事業特別会計予算

日程第43 議案第39号 平成20年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計予算

日程第44 議案第40号 平成20年度甲斐市水道事業会計予算

日程第45 議案第41号 市道路線廃止の件

日程第46 議案第42号 市道路線認定の件

日程第47 請願第20−1号 甲斐市「郷育の日」制定のための請願書

日程第48 発議第1号 甲斐市議会委員会条例の一部改正の件

日程第49 発議第2号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(28名)

     1番  込山伸一君      2番  坂本一之君

     3番  有泉庸一郎君     4番  猪股尚彦君

     5番  山本英俊君      6番  内藤久歳君

     7番  藤原正夫君      8番  名取國士君

     9番  小浦宗光君     10番  河野勝彦君

    11番  池神哲子君     12番  清水富貴雄君

    13番  保坂芳子君     14番  家光由里君

    15番  清水喜代栄君    16番  小宮山長庚君

    17番  赤澤寛吉君     18番  中込助雄君

    19番  森田 稔君     20番  今村正城君

    21番  花田直人君     22番  小林 守君

    23番  樋泉明広君     24番  金丸 毅君

    25番  保坂恒光君     26番  島田利彦君

    27番  鈴木 昇君     28番  仲田博司君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      藤巻義麿君      副市長     五十嵐康之君

 教育長     中込豊弘君      会計管理者   保延 博君

 企画部長    伊藤知治君      総務部長    米山裕文君

 市民部長    飯室老男君      環境経済部長  上野博文君

 福祉保健部長  小田切義夫君     都市建設部長  石原千秋君

 敷島支所長   飯塚文明君      双葉支所長   野沢美雪君

 教育次長    丸山次郎君      水道局長    鶴田陽一君

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事務局職員出席者

 議会事務局長  植松芳俊       書記      本田泰司

 書記      保坂義実       書記      金子智奈美



△開会 午前10時00分



△開会及び開議の宣告



○議長(今村正城君) ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより平成20年甲斐市議会第1回定例会を開会をいたします。

 開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日ここに、平成20年甲斐市議会第1回定例会が招集されたところ、議員並びに藤巻市長を初め執行部各位には、ご多忙のところご参集いただき、まことにご苦労さまでございます。

 時の流れは早いもので、厳寒の季節から三寒四温、日一日と春の兆しが訪れております。

 ご案内のとおり、国では年金、沖縄県での米兵による事件、イージス艦の衝突、中国製食品、とりわけ道路維持特定財源等を初めとする新年度国の予算をめぐる国会の動向は、本定例会の予算審議を左右するものでありますが、国民生活、国民経済のまことの安定と繁栄を心から期待するものであります。

 一方、甲斐市も今日までさまざまな事業の展開により、一歩一歩着実に前進してきているところでありますが、真の地方分権、地方自治が確立されるようさらに取り組んでいかなければならない重要な諸課題も山積されております。

 このため、市当局、議会、そして市民のともに働く協働による英知あふれるアイデアの創出と的確な行動により「第1次甲斐市総合計画」の6つの基本政策をさらに推進し、市の将来像であります「緑と活力あふれる生活快適都市」の実現を願うものであります。

 さて、本定例会は、総額222億2,000万円を盛り込んだ、平成20年度一般会計予算を初め、各特別会計等当初予算案、また、ことし4月からスタートする後期高齢者医療制度に関する条例案、また、同じくことし4月から県内一斉に乳幼児、ひとり親家庭、重度心身障害者を対象に、医療費の窓口無料化が実施されることに伴う関係条例の一部改正の件、新たに特別会計を設けるための関係条例の一部改正の件、合併の課題の一つでもあり、今回まず第一歩として、竜王・双葉地区の水道料金を統一するための条例の一部改正の件など42議案が提案されております。

 後ほど、市長からの施政の方針並びに議案の説明があります。

 議員並びに市長を初め執行部各位におかれましては、さらなる市政の発展、市民福祉の向上を第一に、市民の負託にこたえるよう、提出された議案はもとより、市政を取り巻く諸課題等に関し、十分審議を尽くされんことをお願い申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。

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△議事日程の報告



○議長(今村正城君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(今村正城君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、26番議員、島田利彦君、27番議員、鈴木昇君、28番議員、仲田博司君を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(今村正城君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本定例の会期は、本日3月3日から25日までの23日間とし、このうちの土日、祝祭日は休日休会、3月11日は議事の都合により休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日3月3日から25日までの23日間とし、休会についてはお諮りしたとおり決定をいたしました。

 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付した案のとおりでありますので、ご了承願います。

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△諸報告



○議長(今村正城君) ここで、諸報告をいたします。

 監査委員から平成19年12月、平成20年1月分の現金出納検査の結果の報告がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承ください。

 続きまして、昨年12月26日、山梨県自治会館において、山梨県市町村総合事務組合議会臨時会が開催をされ、私が出席してまいりました。

 会議の内容は、地方公務員法の一部を改正する法律の施行などに伴い、関係条例3議案について審議をいたしました。

 次に、2月8日、都市センターホテルにおいて、市議会議員共済会第95回代議員会が開催され、出席をしてまいりました。

 会議の内容は、平成19年度上半期経理状況の監査結果、平成20年度事業計画並びに予算案について審議をいたしました。

 次に、2月22日、山梨県自治会館において、山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合議会定例会が開催をされ、出席してまいりました。

 最後に、2月29日、山梨県自治会館において、山梨県市町村総合事務組合議会定例会が開催をされ、出席してまいりました。

 会議の内容は、平成20年度当初予算案、組合負担金の見直しなどを審議してまいりました。

 会議資料は、いずれも事務局に備えてありますので、後ほどご確認ください。

 続きまして、各広域行政事務組合議会より報告がございます。

 初めに、甲府地区広域行政事務組合から、藤原正夫議員、報告をお願いをいたします。

 7番、藤原正夫君。

     〔7番 藤原正夫君登壇〕



◆7番(藤原正夫君) 平成19年12月27日に行われました、甲府地区広域行政事務組合議会の報告を行います。

 なお、お手元に報告書が配付してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 会議には、河野議員、清水喜代栄議員、小林議員、樋泉議員、仲田議員と私の6名が出席をいたしました。

 会議の内容でございますが、まず初めに、平成18年度各会計の決算の認定が行われたところでございます。

 一般会計ほか各特別会計の決算状況は、報告書に記載されてあるとおりでございます。

 次に、平成19年度一般会計補正予算(第1号)ほか各特別会計補正予算の審査を行いました。

 各会計の補正額は報告書に記載されてあるとおりでございます。

 次に、地方公務員法の一部改正に伴いまして、職員の自己啓発等休業に関し、必要な事項を定める条例の制定、また、一般職の国家公務員の給与改定等にかんがみ、職員の給与改定を行うための職員給与条例の一部改正などについて審査を行いました。

 以上、提出されました決算認定議案、補正予算3議案、条例4議案は、審査の結果、いずれも異議なしで原案のとおり認定、可決されました。

 なお、議案等審議資料は議員控室にて備えつけてありますので、ご参照願います。

 以上、甲府地区広域行政事務組合の議会報告を終わります。



○議長(今村正城君) ご苦労さまでした。

 続きまして、中巨摩地区広域事務組合から、森田稔議員お願いをいたします。

     〔19番 森田 稔君登壇〕



◆19番(森田稔君) 中巨摩地区広域事務組合の報告をさせていただきます。

 平成19年12月26日に行われました、中巨摩地区広域事務組合議会の報告を行います。

 なお、お手元に報告書が配付してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 会議には、家光議員、小宮山長庚議員と私の3名が出席をいたしました。

 会議の内容は、一般職の国家公務員の給与改定などに伴い、配偶者以外の扶養親族への扶養手当の改正、勤勉手当の改正、若年層に限定した職員給与条例一部改正をする件について審査を行いました。

 次に、平成19年度一般会計補正予算(第1号)ほか各特別会計補正予算の審査を行いました。

 各会計の補正額、内容は、報告書に記載してあるとおりでございます。

 以上、提出された条例1議案、補正予算4議案は、審査の結果、いずれも原案のとおり可決されました。

 なお、議案等審議資料は議員控室に備えつけてありますので、ご参照願います。

 以上で、中巨摩地区広域事務組合議会の報告を終わります。



○議長(今村正城君) ご苦労さまでした。

 以上で諸報告を終わります。

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△報告第1号及び報告第2号並びに議案第1号〜議案第42号の上程、説明



○議長(今村正城君) 日程第3、報告第1号 和解及び損害賠償額の決定の件から、日程第46、議案第42号 市道路線認定の件まで、以上44議案を一括して議題といたします。

 市長より、平成20年度施政方針及び提出議案の概要説明を求めます。

 藤巻市長。

     〔市長 藤巻義麿君登壇〕



◎市長(藤巻義麿君) おはようございます。ご苦労さまでございます。

 本日ここに、平成20年3月定例市議会を開会するに当たり、議員各位におかれましては、公私ともにご多忙のところご応招いただき、まことにありがとうございます。

 今定例会に提出いたしました平成20年度一般会計予算、各特別会計予算を初め、平成19年度補正予算、条例議案等の案件のうち、主なものにつきましてその概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さんのご理解とご協力と賜りたいと存じます。

 さて、近年の国際社会におきましては、温暖化を初めとする地球環境問題が大きな課題となっており、本年開催予定の北海道洞爺湖サミットにおいても、この問題が主要議題の一つとして大きく取り上げられる予定であります。

 また、昨年のノーベル平和賞では、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」などで地球環境の危機を訴える前アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が受賞されるなど、温暖化などの地球環境問題は今後さらに重要な課題になってくることは確実であり、子供たちのためにも日本や地域の役割が重要になってくると考えております。

 さて、国内におきましては、企業部門の好調さが家計に波及して、国内民間需要を支えられた景気回復が続くと報じられておりましたが、サブプライムローン問題を背景とする金融市場の変動、原油価格の動向、雇用や個人消費に関しての不安材料が多く残され、景気の拡大について先行きが不透明な状況になっていることから、一層の景気回復に期待するところであります。

 また、国では、第2期地方分権改革の推進に向け検討を行っているところであります。

 地方分権は、住民みずからがみずからの地域のことを考え、みずからの力で治めていくことであり、地方自治体が自主性を持って、みずからの判断と責任のもとで、個性豊かな活力に満ちた地域社会を築いていくことであると考えております。

 市といたしましても、真の地方分権が確立されるようさまざまな機会を通じ、要望を重ねながら、引き続き改革の動向を注視し、さらなる推進に努めてまいりたいと考えております。

 先般、政府が決定いたしました平成20年度の地方財政対策におきましては、特別枠として「地方再生対策費」の創設などにより、地方交付税が臨時財政対策債を含め約4,000億円増額され、一般財源においては約6,600億円増額されることとなったところであります。

 しかしながら、地方交付税の削減等を要因とする現代の非常に厳しい地方財政状況を大きく改善するには至っていないと考えております。

 地方の財政は、税源移譲に伴う税制改革により一定の税収確保が見込まれる一方、地方交付税、補助金、臨時財政対策債などは引き続き減少が見込まれ、安定的な財源確保は一段と厳しい状況にあります。

 今後とも、地方の持続的な財政運営に必要な地方交付税等の充実のため、引き続き市長会等を通じ、国、県に働きかけをしてまいりたいと考えております。

 あわせて、地方分権の時代に対応した効率的な行政システムを確立するため、引き続き徹底した行政改革を推進するとともに、歳出の見直しにより抑制と重点化を進め、歳入面でも自主財源の積極的な確保策を講じるなど、効率的で持続可能な財政への転換を図ることとしております。

 平成20年度当初予算につきましては、これらのことを踏まえ、甲斐市総合計画の推進、甲斐市行政改革大綱の実効性を図ることなどにより、市財政の健全性を堅持しながら、行政水準の向上を目指すことを目的とし、一般会計222億2,000万円、特別会計134億5,766万3,000円、総額356億7,766万3,000円の編成をいたしました。

 甲斐市としてさらなる飛躍を目指し、市民の目線に立った財政の健全化に留意しつつ、総合計画に基づく「緑と活力あふれる生活快適都市」の推進に向け、「都市機能の充実したまちづくり」「心豊かで文化のかおるまちづくり」「健やかで心ふれあうまちづくり」「活気にあふれるまちづくり」「安全で快適に暮らせるまちづくり」「住みよさをみんなで築くまちづくり」の基本政策を推進してまいりたいと考えております。

 それでは、平成20年度予算の概要を説明申し上げます。

 第1に、「都市機能の充実したまちづくり」についての施策であります。

 市の拠点として進めております竜王駅周辺整備事業につきましては、第1期の南北自由通路、橋上駅舎が完成し、3月24日から供用開始となります。南北自由通路の適正な管理に努めるとともに、引き続き第2期として南北駅前広場、周辺道路の整備を進め、市の玄関口にふさわしい利便性、安全性の高い交通環境整備を進め、あわせて市街地の活性化の推進に向け、調査事業を進めてまいります。

 また、双葉スマートインターチェンジは、ことし1月にフルインター化の運用に向けた整備計画が国土交通省から認可され、連結許可書が交付されたところであります。平成17年4月の社会実験開始時からの念願であり、全国各地との人や物の交流が拡大することで、地域・観光産業の発展や企業誘致など、市に新たな可能性をもたらすことが期待されます。

 今後は、フルインターチェンジ化の早期実現に向けて、アクセス道路としての「開発1号線」やインター接続道路の整備など、利用者の利便性向上と交通安全対策の充実を図ってまいります。

 次に、塩崎駅周辺整備事業につきましては、これまでに計画案の素案を整備構想検討委員会に諮り、今後、地域等への説明会を開催していくこととしております。あわせてJR東日本との協議などを行いながら、測量、地質調査など事業を進めてまいります。

 (仮称)志麻の里防災公園につきましては、敷島総合文化会館南側に芝生広場やテニスコート、遊具などの施設とともに、災害時の避難場所としての機能をあわせ持つ整備を計画しており、用地取得、造成工事、周辺道路整備等を実施してまいります。

 昨年度から策定を進めております甲斐市の都市づくりの指針となる「都市計画マスタープラン」、また、都市における緑地の保全・創出を図る「緑の基本計画」、さらには、市としての住宅政策を位置づける「甲斐市住宅マスタープラン」につきましては、平成20年度の策定に向けて引き続き作業を進めてまいります。

 次に、道路整備につきましては、地域の利便性を図る生活道路の整備として市道の新設、改良や維持管理、また、市内交通ネットワークを形成する「上の段南原線」、「大垈大久保線」などの幹線道路の整備を実施してまいります。

 河川改修事業につきましては、河川、水路等の改良、改修を進めてまいります。

 次に、公共交通機関等の整備につきましては、地域交通会議を設置し、これまでのコミュニティバスの運行実績の検証、必要性を検討するとともに、平成20年度から2年間にわたり市内における公共交通のあり方となる「甲斐市地域公共交通総合連携計画」を策定してまいります。

 第2は、「心豊かで文化のかおるまちづくり」についての施策であります。

 児童・生徒の学力低下や社会問題となっているいじめや不登校など、学校教育を取り巻く環境は厳しさを増しており、大きな変革が求められております。学力の充実、向上を基本としながら、他人への思いやりや社会のルールを身につけることで、心身ともにたくましく、人間性豊かな心をはぐくみ、これからの甲斐市や社会のよりよき担い手として子供たちの成長を促すことができるよう、家庭、学校、地域が連携し、一体となって取り組む必要があると考えております。

 教育内容の充実といたしましては、学校教育基本法に基づき、ことしの4月から市内小・中学校16校において学校評価を実施してまいります。既に平成18、19年度において試行評価を実施したところでありますが、教育活動等の成果を検証し、その結果に基づいた学校運営の改善を図り、特色のあるよりよい学校運営に努めてまいります。

 一方、学校施設の整備といたしましては、竜王西小学校に引き続き、双葉東小学校の拡張整備を伴う校庭の芝生化及び散水施設等設置工事、また、地震など災害発生時の児童・生徒の安全を確保するため、竜王北小学校南棟の校舎耐震補強工事を初め、玉幡小学校、竜王中学校の校舎耐震補強の設計委託、また、地域住民の避難施設ともなる学校体育館につきましては、竜王小学校、竜王北小学校、敷島北小学校の耐震診断と耐震補強設計委託を実施してまいります。

 さらに、安心・安全な学校給食を提供するため、竜王小学校の給食調理施設の耐震化とあわせ、清潔で衛生的なドライシステム化を図ってまいります。

 次に、生涯学習・スポーツ活動の推進についてであります。

 情報化、国際化の進展、余暇時間の増加とともに、市民の生涯学習、生涯スポーツに対する意欲や期待は非常に高まる中、いつでもどこでもだれもが学ぶことができるよう地域生涯学習の拠点としての公民館、スポーツ施設の整備充実に努めてまいります。

 老朽化が進む北部公民館につきましては、庁舎増築とあわせた整備の検討を進めております。

 次に、文化芸術活動の拠点であります双葉ふれあい文化館につきましては、平成20年4月から3年間、社団法人やまなし文化学習協会に指定管理委託を行います。民間事業者のノウハウの活用により、経費削減と多様化する市民のニーズに応じた文化・芸術活動が行われることが期待されます。

 さらに、市立図書館につきましては、3館においてさまざまな図書イベントの開催など、充実した図書サービスの提供に努めるとともに、市民の要望にこたえられるよう引き続き図書の充実を図ってまいります。

 次に、スポーツ施設の整備・充実について、市民の健康維持と体力向上、また、災害時には指定避難場所となっている双葉体育館の耐震診断を実施し、あわせて耐震・改修の設計委託を実施してまいります。

 スポーツ活動の推進につきましては、市民が身近にスポーツを親しんでもらえるよう各種教室・講座を初めとするスポーツへの参加機会を拡充、また、市内外の多くの方々が参加できるスポーツフェスティバル、甲斐梅の里クロスカントリー大会などのイベントの開催により、スポーツの普及・振興を図ってまいります。

 次に、国際交流の推進につきましては、平成20年度は、キオカック市及びタラマラハイスクールに中学生を派遣し、さらに友好交流を深めてまいりたいと考えております。

 第3は、「健やかで心ふれあうまちづくり」についての施策であります。

 少子高齢化社会が一層進む中において、安心して子供を産み、喜びを感じながら子育てができる社会を実現する少子化対策を初め、高齢者や障害者が住みなれた地域の中で健康で自立した生活を送ることができるよう各種福祉計画に基づき、積極的な事業の展開を進めてまいります。

 さらに、乳幼児医療費及びひとり親家庭医療費、重度心身障害者医療費につきましては、平成20年4月から窓口完全無料化による医療費助成を実施してまいります。

 子育て支援の充実につきましては、竜王小学校の児童館建設につきまして、今後平成22年の開館に向けて用地取得、建設を進めてまいります。

 また、子育てと仕事の両立支援として、平成20年4月から学童保育の利用時間を1時間延長し、午後7時までとするとともに、土曜日も開設し、放課後児童健全育成事業の拡充を図ってまいります。

 保育事業につきましては、延長保育や一時保育などの保育サービスの提供・向上に努めるとともに、耐震調査等の保育施設の整備・充実を進めるほか、ファミリーサポートセンター、子育て広場、子育て教室など、安心して子育てができるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 高齢者福祉につきましては、いつまでも自分らしく、健康で自立した生活が送れるよう高齢者の福祉サービスの充実とともに、生きがいと健康づくり対策を推進してまいります。

 また、介護予防に係る事業を一体的に実施することにより、高齢者ができる限り要支援・要介護状態にならないよう介護予防や生活支援サービスを推進してまいります。

 次に、障害者福祉についてであります。家族を含めて障害者が住みなれた地域の中で安心して生活が送れるよう、障害者自立支援法に基づく各種自立支援サービスの提供、就業や社会参加の促進などの支援を行ってまいります。

 母子福祉につきましては、各種支援制度により、家庭生活の安定と就業、自立に向けた支援を行ってまいります。

 また、ひとり親家庭に対し子育てと就業の両立ができるよう環境の整備にも努めてまいります。

 保健医療につきましては、市民が日々の生活が健康に送れるよう、生活習慣病等の早期発見のため、健康診査の受診機会の充実を図ることとし、40歳以上の料金を無料といたします。

 また、感染症に関する正しい知識の普及、集団接種や個別予防接種の接種率の向上を図ってまいります。

 救急医療につきましては、休日及び夜間における救急医療体制の整備を図るため、関係機関と連携を図り、体制の整備・充実に努めてまいります。

 このほか、玉幡公園総合屋内プールにおいて、昨年から実施しております甲斐的(快適)健康ライフ実現プロジェクトなど、市内の健康増進施設を利用した事業の実施により市民の健康維持・増進が図られ、医療費の抑制につながることが期待されております。

 平成20年4月から後期高齢者医療制度が施行されることに伴い、山梨県後期高齢者医療広域連合への所要の経費の負担とともに、高齢者が安心して暮らせる地域社会を実現するため、老人保健特別会計、介護保険特別会計及び介護サービス特別会計並びに国民健康保険特別会計への繰出金としてそれぞれ所要の経費を計上し、安心して生活できる保健福祉サービス・保険事業を推進してまいります。

 第4は、「活気にあふれるまちづくり」についての施策であります。

 まず、農業の振興につきましては、高齢化や後継者不足が進む農業者への自立育成を支援し、活力ある地域農業の推進とともに、観光や商業と連携した特産品開発やブランド化を進めてまいります。

 また、優良な農地や水などの資源を保全するため、地域が共同で活動を行う観光保全向上対策や農業用道水路の改修を引き続き実施するとともに、茅ヶ岳東部広域農道整備に伴う県営事業負担金を計上いたしております。

 次に、観光資源の整備については、第1期の竜王駅周辺整備事業の完成により、観光客などが本市を訪れることが予想されることから、これを大きなチャンスととらえ、商工会や民間などの関係機関と共同で、市内の観光スポットをめぐるルートの設定やパンフレットの作成などを進めてまいりたいと考えております。

 また、市では現在、総合計画の中で位置づけられたリーディングプロジェクトの一環である「地域ブランド戦略推進プロジェクト」研究会において、祭り、イベント、特産品、歴史等の地域ブランドの資源の発掘、研究、調査・検討を進めてまいります。

 神明温泉志麻の湯、百楽泉、釜無川レクリエーションセンターの3温泉施設につきましては、平成20年4月から3年間、山梨交通株式会社への指定管理委託を行います。そのほか、昨年度甲斐市の一大イベントとして開催し、市内外から多くの方々にご来場いただきました「甲斐市わくわくフェスタ」等を引き続き支援してまいりたいと考えております。

 商工業の振興につきましては、小口資金融資制度の活用促進を図り、地域産業の担い手である中小企業への資金供給を支援するとともに、勤労者の生活安定資金貸付事業も引き続き実施してまいります。

 第5は、「安全で快適に暮らせるまちづくり」についての施策であります。

 市民生活の安全と快適さを確保することは、住みよいまちづくりの基本であります。

 まず、公園の整備・緑化の推進につきましては、市民の潤いと安らぎの場を提供するため玉幡公園を初めとする都市公園等の適切な維持管理を行ってまいります。

 また、市民との連携・協働により、幹線道路沿い、公共施設、企業事業所などへの生け垣や花壇づくりを進め、花と緑のあふれるまちづくりを推進してまいります。

 次に、上下水道の整備についてであります。

 まず、上水道事業につきましては、市水道事業の将来の方向性を示した「市水道ビジョン」の策定を進めております。基本理念に「かけがえのない安全でおいしい水をいつまでも」を掲げ、自然災害に備えた危機管理体制の強化、水道施設の計画的整備など、安全で安心な水の安定供給に努めてまいります。

 また、主要課題の一つに、水道料金の統一化と適正な水道料金の設定があり、これまで異なっていた竜王地区、双葉地区の料金統一を行ってまいります。

 簡易水道事業につきましては、引き続き給水施設の維持管理を図るため、簡易水道事業特別会計への繰出金を計上しております。

 下水道事業につきましては、流域の水質保全と生活環境の改善を図るため、引き続き下水道事業特別会計への繰出金を計上し、計画的な整備を進めてまいります。

 次に、環境への取り組みについてであります。

 豊かな環境を次世代に引き継ぐことは私たちの責務であり、使命であります。地球温暖化を防止し、資源の循環型社会を形成していくために、環境講座の開催や広報誌等を通じて啓発により、環境問題に対する市民の関心、取り組みの意識を高めるとともに、現在策定を進めております「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、ごみの減量やリサイクルを推進してまいりたいと考えております。

 また、ごみ処理、し尿処理事業として、中巨摩地区広域事務組合及び峡北広域行政事務組合への負担金を計上いたしております。

 次に、消防・防災の充実であります。

 常備消防事業として、消防事業及び緊急業務等の運営経費として、甲府地区広域行政事務組合及び峡北広域行政事務組合への負担金を計上いたしております。

 地域における災害発生時の対応と消防力の充実強化を目指し、拠点となるポンプ小屋、車両の購入のほか、防災資機材や備蓄品の整備充実を図ってまいります。

 また、各機関との災害協定及び自主防災組織活動への支援・強化により、地域と行政が一体となった地域防災体制の構築に努めてまいります。

 次に、防犯・交通安全の推進についてであります。

 防犯対策につきましては、犯罪防止を推進するため、防犯灯の設置、青色回転灯を装備した車による小学校の下校時間を含む地域パトロールを引き続き実施するとともに、地域の防災活動や自主防犯組織への支援、強化により防犯体制の強化に努めてまいります。

 交通安全対策につきましては、関係機関や市民の交通安全に対する意識の向上に努めるとともに、カーブミラーなどの交通安全施設の設置・点検などを行い、交通事故のない安全な環境づくりに努めてまいります。

 なお、警察署の再編につきましては、甲斐警察署の早期設置について、皆さんとともに引き続き関係機関に強く要望してまいります。

 第6は、「住みよさをみんなで築くまちづくり」についての施策であります。

 まず、身近な自治の振興については、自治振興事業及び地域集会施設設置改修事業に係る補助金などの経費を計上しております。

 次に、男女共同参画事業の推進につきましては、男女共同参画プランに基づき、男女共同参画への理解と認識を深め、意識を広く浸透させるために、市民への情報提供や啓発活動などに積極的に取り組むとともに、女性団体への活動への支援を行ってまいります。

 行政改革の推進につきましては、行政が実施する施策、事務事業について、その目的を明確にしながら、成果や達成状況を評価する行政評価を導入してまいります。市民の視点に立った行政評価を行い、その結果を今後の総合計画の策定、予算編成、事務事業の見直しに活用することで、効率的で質の高い行政運営を進めてまいります。

 庁舎増築事業につきましては、庁舎増築事業等検討委員会から報告をいただいたところであります。今後その内容を検討する中で、行政サービスの向上、また、市民が利用しやすいと感じられるよう各庁舎について、設計を初めとする具体的な整備を進めてまいります。

 以上、主な事業の内容を申し上げましたが、これらに要する経費を計上し、市民サービスの向上を念頭に、バランスのとれた予算編成をいたしました結果、平成20年度甲斐市一般会計当初予算につきましては、歳入歳出いずれも222億2,000万円となっております。

 続きまして、特別会計、企業会計当初予算について説明申し上げます。

 まず、平成20年度甲斐市国民健康保険特別会計予算につきましては、一般被保険者等療養給付費のほか、後期高齢者支援金等を合わせて64億2,764万3,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市老人保健特別会計予算につきましては、後期高齢者医療制度創設に伴い、大幅に減額し、医療費給付費の負担金などとして4億3,548万4,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市後期高齢者医療特別会計につきましては、後期高齢者医療制度に対応するために新たに設置し、山梨県後期高齢者医療広域連合納付金などとして5億203万4,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市介護保険特別会計予算につきましては、医療給付費の負担金などとして27億574万6,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市介護サービス特別会計予算につきましては、介護支援を受けるためのケアプラン作成委託料などとして2,655万4,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、事業債返還金などとして1,093万1,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市簡易水道事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費などとして8,875万4,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度地域し尿処理施設特別会計予算につきましては2,078万5,000円を、平成20年度農業集落排水事業特別会計予算につきましては2,024万2,000円、平成20年度甲斐市宅地開発事業特別会計予算につきましては1,400万3,000円を、それぞれ計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市下水道事業特別会計予算につきましては、下水道管渠布設工事、釜無川流域下水道維持管理の負担金などとして31億6,936万7,000円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計予算につきましては、生活排水処理のため平成20年度から新たに設置し、合併浄化槽設置工事費などとして3,612万円を計上いたしております。

 次に、平成20年度甲斐市水道事業会計予算につきましては、13億8,318万5,000円を予定しております。基幹管路の耐震化工事など、引き続き施設整備を図り、かけがえのない安全でおいしい水の供給に鋭意努めてまいります。

 続きまして、平成19年度補正予算について説明申し上げます。

 まず、平成19年度甲斐市一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億9,545万4,000円の追加補正をお願いするものであります。

 歳入につきましては、地方交付税及び繰入金の増額と地方消費税交付金、市債などの減額が主なものであります。

 歳出につきましては、後期高齢者医療制度に伴う電算システムの構築作業及び自立支援介護給付費、私立保育園運営費、減債基金等への積立金などの増額と各種事業の執行残の減額が主なものであります。

 また、繰越明許費といたしまして、農業費の県営土地改良事業に伴います茅ヶ岳東部広域農道事業2,070万円、中山間地域総合整備事業159万8,000円、県営かんがい排水事業206万5,000円、都市計画費の幹線道路整備事業2億526万1,000円、公園整備事業2億1,487万1,000円、竜王駅周辺整備事業10億8,306万4,000円をそれぞれ繰り越すものであります。

 続きまして、特別会計の補正予算について申し上げます。

 まず、平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算から歳入歳出それぞれ4,997万2,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の款項の区分及び金額の補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,771万4,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市介護サービス特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ439万2,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の款項の区分及び金額の補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ143万円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4万8,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,400万2,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,583万7,000円の減額補正をお願いするものであります。

 次に、平成19年度甲斐市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、企業債の繰上償還及び借りかえに伴う経費の補正をお願いするものであります。

 続きまして、条例案のうち、主なものについて説明申し上げます。

 まず、甲斐市後期高齢者医療に関する条例の制定の件につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、後期高齢者医療制度が創設されるため、当該制度に関する条例の制定を行うものであります。

 次に、甲斐市戸別合併処理浄化槽の整備に関する条例の制定の件につきましては、戸別合併処理浄化槽の整備を推進するに当たり、当該浄化槽の設置、管理及び費用負担等に関し必要な条例を制定を行うものであります。

 次に、甲斐市行政組織条例の一部改正の件につきましては、健康保険法等の一部改正に伴い、老人保健制度が高齢者医療制度に改められることから所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正の件につきましては、公職選挙法の一部改正等にかんがみ、市長の選挙における選挙運動用のビラの作成費用についての公費負担に関し必要な事項を定めるため、所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市職員の育児休業に関する条例等の一部改正の件につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正にかんがみ、所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市特別会計条例の一部改正の件につきましては、健康保険法等の一部改正する法律の施行に伴い、後期高齢者医療制度が創設されるとともに、戸別合併処理浄化槽の整備を推進するに当たり、当該特別会計を設置するものであります。

 次に、甲斐市地域振興基金条例の一部改正の件につきましては、場外舟券売場設置に関する協定の締結により、環境整備協力費を当該基金へ積み立てることとするため、所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市奨学金貸付基金条例一部改正の件につきましては、学校教育法の一部改正に伴い、規定中の用語を改めるものであります。

 次に、甲斐市クラインガルテン基金条例の一部改正につきましては、今後のクラインガルテン基金の適正かつ効率的な管理運営を図るため、所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市ひとり親家庭医療費助成金支給条例の一部改正の件及び甲斐市乳幼児医療費助成金支給条例一部改正の件、甲斐市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正の件につきましては、山梨県の単独医療費の窓口無料化が平成20年4月1日から実施されることに伴い、所要の改正を行うものであります。

 次に、甲斐市老人医療費助成金支給条例の一部改正の件につきましては、健康保険法等の一部改正の法律の施行に伴い、老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律に改められることから、条例の一部改正を行うものであります。

 次に、甲斐市介護保険条例の一部を改正する条例の平成18年度及び平成19年度における保険料率の特例に関する条例の一部改正の件につきましては、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担の算定等に関する政令の一部を改正する政令が公布されたことに基づき、平成20年度も引き続き介護保険料の激変緩和措置を講ずるものであります。

 次に、甲斐市上水道給水条例の一部改正の件につきましては、甲斐市が運営する水道事業において、竜王上水道事業と双葉上水道事業の水道料金を統一するため、所要の改正を行うものであります。

 次に、市道路線廃止の件及び市道路線認定の件につきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものであります。

 以上、平成20年度主要施策及び予算案に係る基本的な考え方並びに平成19年度補正予算及び条例等につきまして説明申し上げまいりましたが、本日提案申し上げました議案につきましては、何とぞよろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(今村正城君) 市長の説明が終わりました。

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△報告第1号及び報告第2号の詳細説明



○議長(今村正城君) 続きまして、報告第1号及び第2号の詳細説明を求めます。

 米山総務部長。



◎総務部長(米山裕文君) それでは、1ページをお開きいただきます。

 専決処分の報告の件であります。

 地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている次の事項について別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、これを報告するものであります。

 専決処分につきましては、報告第1号、2号の和解及び損害賠償額の決定の件であります。

 3ページをお開き願います。

 報告第1号 和解及び損害賠償額の決定の件であります。

 道路施設の瑕疵による事故にかかわります和解及び損害賠償の額につきまして、地方自治法第180条第1項の規定より専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。

 和解の相手方は、甲斐市西八幡1655番地2、千野深美氏。

 和解の条件は、甲斐市は、和解の相手方に対し損害賠償金として金2万685円を支払うものとする。また、和解の相手方と甲斐市の間には、本和解条項に定める以外何らの債権債務のないことを確認する。

 以上の2点であります。

 専決処分をした日ですが、平成19年12月6日であります。

 専決処分をした理由につきましては、平成19年10月26日、甲斐市西八幡1590番地先、冷間住宅内の道路で発生した車両損傷事故について和解し、損害賠償額を定め、専決処分を行ったものであります。

 事故の内容でありますが、平成19年10月26日、午後9時ごろ、冷間住宅内の道路において左折をした際、水路などが劣化をしておりまして、左前輪がグレーチングと一緒に水路に落ち、タイヤ、ホイールを破損してしまったものであります。

 次に、5ページをお開き願います。

 報告第2号 和解及び損害賠償額の決定の件であります。

 道路施設の瑕疵による事故にかかわります和解及び損害賠償の額につきまして、地方自治法第180条第1項の規定より専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告をするものであります。

 和解の相手方は、南アルプス市吉田1098番地2、セコム山梨株式会社峡西支社支社長の坂本一仁氏。

 和解の条件は、甲斐市は和解の相手方に対し損害賠償金として金14万8,178円を支払うものとする。また、和解の相手方と甲斐市の間には、本和解条項に定める以外何らの債権債務のないことを確認する。

 以上の2点であります。

 専決処分をした日ですが、平成20年1月9日であります。

 専決処分をした理由につきましては、平成19年12月13日、甲斐市富竹新田1052番地の2先、市道大明神本線で発生した車両損傷事故について和解し、損害賠償額を定めるために専決処分をしたものであります。

 事故の内容でありますが、平成19年12月13日、午後5時30分ごろ、市道大明神本線において国道20号線方面より右折した際に、道路横断水路のグレーチングがはね上がり、車両の右側、また及び底部を損害してしまったものであります。

 以上でございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(今村正城君) 報告台1号、報告第2号の詳細説明が終わりました。

 これで報告第1号、報告第2号を終わります。

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△議案第1号〜議案第26号並びに議案第41号及び議案第42号の質疑、委員会付託



○議長(今村正城君) 続きまして、本日委員会へ付託する議案第1号から議案第26号、議案第41号、議案第42号の28議案に対する総括質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) 質疑がないようですので、総括質疑を終わります。

 ただいま議題となっております議案第1号から議案第26号、議案第41号、42号の28議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付をした付託表のとおり、それぞれ所管の委員会へ付託をいたします。

 また、議案第1号 平成19年度甲斐市一般会計補正予算(第5号)の歳入は総務教育常任委員会へ、歳出はそれぞれ各所管の委員会へ分割して付託をいたします。

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△議案第27号〜議案第40号について



○議長(今村正城君) また、議案第27号から議案第40号までの平成20年度当初予算関係14議案は、後日総括質疑を行った後、各所管の委員会へ付託をいたしますのでご了承ください。

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△請願第20−1号の委員会付託



○議長(今村正城君) 日程第47、請願第20−1号 甲斐市「郷育の日」制定のための請願書を議題といたします。

 お手元に配付をいたしました請願文書表のとおり請願第20−1号は、会議規則第135条の規定により、総務教育常任委員会へ付託をいたします。

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△発議第1号及び発議第2号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決



○議長(今村正城君) 日程第48、発議第1号 甲斐市議会委員会条例の一部改正の件、日程第49、発議第2号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件、以上2議案を一括して議題といたします。

 提出者より議案の説明を求めます。

 22番、小林守君。

     〔22番 小林 守君登壇〕



◆22番(小林守君) 発議第1号 甲斐市議会委員会条例の一部改正の件について、提案理由の説明をいたします。

 提出者、甲斐市議会議員、小林守。賛同者、甲斐市議会議員、小宮山長庚、同森田稔、同小浦宗光、同保坂芳子、同清水富貴雄、同内藤久歳、同島田利彦、同保坂恒光、以上でございます。

 提案理由と主な改正点でございますが、地方自治法の一部を改正する(平成18年法律第53号)が公布されることに伴い、所要の改正を行う必要があり、主な改正点は、閉会中における常任委員会運営委員、特別委員の選任を、議長の選任を議長に認めるものと、委員会記録を電磁記録とすることができるというものであります。

 なお、詳細につきましては、お手元に配付してございます(案)のとおりでございます。ごらんをお願いしたいと思います。

 以上、よろしくお願いします。

 次に、発議第2号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件について、提案理由の説明をいたします。

 提出者、甲斐市議会議員、小林守。賛成者、甲斐市議会議員、小宮山長庚、同森田稔、同小浦宗光、同保坂芳子、同清水富貴雄、同内藤久歳、同島田利彦、同保坂恒光、以上でございます。

 提案理由と主な改正点でございますが、地方自治法の一部を改正する(平成18年法律第53号)が公布されることに伴い所要の改正を行う必要があり、主な改正点は、委員会に議案提出権を認めるものと、会議録の電磁的記録が可能になったことに伴う改正であります。

 なお、詳細につきましては、お手元に配付してございます(案)のとおりでございますので、ごらん願います。

 以上、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(今村正城君) 説明が終わりました。説明に対する質疑を一括して行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、質疑を終了いたします。

 ここで、お諮りをいたします。ただいま議題となっております発議第1号、発議第2号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、発議第1号、発議第2号は、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。

 これより、発議第1号、発議第2号を各議案ごとに討論、採決を行います。

 初めに、発議第1号の討論を行います。討論ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) 討論なしと認めます。討論を終了します。

 これより発議第第1号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、発議第1号 甲斐市議会委員会条例の一部改正の件は、原案のとおり可決されました。

 続きまして、発議第2号の討論を行います。討論ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) 討論なしと認めます。討論を終了します。

 これより発議第第2号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、発議第2号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件は、原案のとおり可決されました。

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△散会の宣告



○議長(今村正城君) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 あす3月4日、5日に各常任委員会が開催をされ、補正予算、条例関係の審査が行われます。

 また、次回の本会議は3月7日午前10時開会でございます。

 よろしくお願いを申し上げ、本日はこれにて散会といたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午前11時05分