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山梨県 韮崎市

平成21年  9月 定例会(第3回) 09月24日−02号




平成21年  9月 定例会(第3回) − 09月24日−02号







平成21年  9月 定例会(第3回)



          平成21年第3回韮崎市議会定例会

議事日程(第2号)

                  平成21年9月24日(木曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

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出席議員(19名)

    1番 西野賢一君     2番 小林伸吉君

    3番 山本雄次君     4番 輿石賢一君

    5番 秋山 泉君     6番 岩下良一君

    7番 森本由美子君    8番 横森宏尹君

    9番 野口紘明君    10番 藤嶋英毅君

   11番 嶋津鈴子君    12番 一木長博君

   13番 望月正澄君    15番 清水正雄君

   16番 小林恵理子君   17番 矢崎六彦君

   18番 清水 一君    19番 神田明弘君

   20番 土屋泰一君

欠席議員(1名)

   14番 石井錦一君

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長      福田敏明君

   会計管理者兼

            水川 勉君   政策秘書課長   日向 亘君

   会計課長

   総務課長     宮川文憲君   企画財政課長   水川秋人君

   市民課長     横森武千代君  税務課長     守屋重敏君

   収納課長     中島保比古君  福祉課長     長坂一能君

   保健課長     中嶋尚夫君   静心寮長     小林 豊君

   農林課長     平賀富士夫君  企業立地課長   横森 亨君

   商工観光課長   横森淳彦君   建設課長     深澤賢治君

                    市立病院

   上下水道課長   猪股洋仁君            中村 徹君

                    事務局長

   教育委員長    伊藤治男君   教育長      輿水 豊君

   教育課長     雨宮勝己君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   高添秀明君   書記       筒井清重君

   書記       仲田真子君

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△開議の宣告



○議長(望月正澄君) ただいまの出席議員は19名であります。

 定足数に達しておりますので、休会前に引き続き議会を再開いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただきますようお願い申し上げます。

 石井錦一君は所用のため欠席する旨の届け出がありました。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(望月正澄君) これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 今回の質問通告者は9名であります。お手元に質問順位が配付されておりますので、これに基づいて進めてまいります。

 なお、今回の一般質問から、大項目ごとの質問及び答弁となりますので、これにご協力をお願い申し上げます。

 順次質問を許します。

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△清水正雄君



○議長(望月正澄君) 15番、清水正雄君を紹介いたします。

 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) 15番議員、清水正雄でございます。

 今回も一般質問の機会を与えていただき、私もうれしく、光栄に存じております。議員各位に感謝を申し上げ、質問に移らせていただきます。

 歴史的な政権交代の意義と影響について、まず質問いたします。

 有権者の怒りが歴史を動かし、民主党の劇的勝利に終わった総選挙、ついに半世紀にわたる自民党長期政権にピリオドが打たれました。官僚支配から国民主役の政治に、中央集権から我々が暮らす地方を大事にする地域主権への転換と、新たな国づくりが始まったのであります。政権交代直後の新聞報道によると、横内正明知事が「地方分権に関する民主党の公約は大変評価できる。ぜひ実行してもらいたい」と述べたほか、富士吉田市長ら何人かの首長がコメントを発表していました。異口同音に今後の市政運営に対して不安と期待の入りまじった感想を述べたと報じています。

 自民党との協力関係が緊密な首長ほど、戸惑いが大きく、混迷の様子をうかがい知ることになったわけですが、しかし不安を抱えてばかりいたところで何も生まれません。政権交代に関係なく、横内市長には、トップリーダーとして、新たなまちづくりに専念していただくことを市民は望んでおります。

 質問の第1点目は、横内市長は、このたびの歴史的な政権交代について、どのような意義、感想をお持ちか。

 2点目は、予算、政策等、市政運営上、どのような影響があるとお考えか。

 3点目は、新政権とのパイプづくりの必要性を感じますが、どのような取り組みを考えていますか。

 以上3点、お伺いします。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) お答えいたします。

 政権交代の意義と影響についてのお答えであります。

 まず、歴史的な政権交代の意義と感想につきましては、さきに所信表明でも申し上げましたとおり、現時点での具体的な施策は一部不透明でありますが、新政権における地方自治体への財政支援策及び地方活性化策を初め、市民生活の安心安全につながる政策の実現に期待するものであります。

 次に、予算、政策等、市政運営への影響につきましては、現在、国の補正予算の一部を凍結するなどの議論がなされておりますが、その他の影響に対しましても、情報の収集に努め、迅速な対応ができるよう、全職員に指示したところであります。

 次に、新政権とのパイプづくりの必要性についてでありますが、これまでと同様、広く関係各位のご協力を得る中で、市民生活の安心安全なまちづくりに向けて努力したいと考えております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) ご答弁いただきました。私は感ずるのは、ご答弁の中には、新政権のねらうところとか、公約とか、マニフェストと言われていますけど、そういうものを理解して答えているのかなと、それはちょっと疑問に思いますので、市長にお尋ねいたしますけど、民主党のマニフェストを読んだことはありますか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 詳しくは読んでおりません。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) ぜひ市長を初め執行部、また職員の方は、このマニフェストをじっくり読んでいただきたいと思うんですよ。これから市政を担っていく人たちが余り詳しく読んでいないというのは、ちょっと恥ずかしいことだと思いますので。

 それで、マニフェストについては、これですけどね、政権交代マニフェスト、それほど厚みのないものですけど、1時間ぐらいで読めると思います。この中で、地方に関して大切なことがマニフェストに出ております。まず、先ほど言いましたように、中央集権そのものをやめて、地域主権国家にするんだということですね。地域の産業を興して、雇用を拡大するとか、そういうことをここでうたっております。

 大事なことは、市の職員もみんな知っておいてもらいたいのは、国から地方へのひもつき補助金を廃止するんだと。つまり補助金自体を廃止して、基本的に地方が自由に使える一括交付金、これを交付するんだと、地方へ交付しますと。一括交付金をいただけば、いわゆる教育の面でも、社会保障の面でも使えますよと、こういうことですね。これは補助金がなくなって、それはまずいんじゃないかと思いがちですけど、一括交付金に代えられますから、これは喜ぶべきことでありまして、しかも補助金の交付申請を市の職員が出す場合は、大変な膨大な資料をつくらなければならないと、書類をね。ですから、それも省けるわけですから、それは喜ぶべきことではないかなと。市の職員の作業上の労働力も減るわけですから、これはいいことだなと、このように思うわけでございます。

 ゆっくり読んでいただくことを私は希望しております。それから、こういったことを前提に読んでいただくことにしまして、市民生活の向上、住みよいまちづくり、市長には汗を流してもらいたいなというふうに考えております。

 次に、横内市長は今までずっと自民党に籍を置いておりますけど、現在でも党員ですか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 党費は払っておりませんが、国民政治協会へ献金はしております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) ということは、党員ということですね。そうじゃないんですか。協会へ寄附しているということですか。国民協会そのものが自民党の団体ですよね。それであれば、今後、市政を、特に市長の立場であれば、中立公正な立場は貫かなければならんと思うんですけど、離党する考えはないんでしょうか。その協会自体におさめる考えがあるかないか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 本年度については、まだ国民政治協会には払っておらない状態であります。また、払うつもりかどうかは、またいろいろと判断してまいりたいと。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) それでは、2番目の質問に移ります。

 旧ルネスの利活用について、ご質問いたします。

 ルネスの跡地については、更地にして、新たに建物をつくるのか、あるいは建物を再利用するのか。この選択を迫られた市当局は、アンケート調査実施により、市民の意向を把握し、その上、市民の有識者ら17名で構成する韮崎駅前施設利活用検討委員会を立ち上げ、慎重に検討を重ねたことが報告されました。

 検討委員会の答申内容は、建物の再利用については、大多数異論がなく、具体的な利用計画に触れ、コミュニティの拠点、生涯学習の拠点など、幾つかの提言がなされました。つい先ほど、当局は図書館設置構想委員会も立ち上げ、新図書館の機能面の検討を始めたところです。こうした一連の流れから、市民は建物の再利用を前提としたかじ取りが固まったと感じているようであります。

 質問に移ります。

 1点目は、市長は今議会冒頭、所信表明の中で、マスタープランを策定すると述べております。こうした準備作業を踏まえるにしても、市民はスピーディーな対応を求めております。そこで、図書館を開設する予定時期はいつなのか、またこの間の工程について明らかにしていただきたい。

 2点目は、財政的な見通しについてであります。土地購入費用、建物購入費用や改善コストをどのくらい見込んでおりますか。

 3点目は、まちづくり交付金の活用が見込める中で、土地等取得費を含む総事業費に対して、財源内訳はどうなりますか。

 4点目は、施設維持管理についてでありますが、上越市や高岡市のように、新たに株式会社を設立して運営するのか、それとも指定管理者に託すのか、お伺いします。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) お答えします。

 旧ルネスの利活用対策についてお答えいたします。

 今月7日に韮崎駅前施設利活用検討委員会より、基本構想に関する提言書の答申を受けました。現在、庁内において、マスタープランの作成に向けて作業を進めており、お尋ねの図書館などの施設の開設時期、事業工程及び事業費や施設の維持管理体制等につきましても、マスタープランの一つの項目として現在検討している状況であります。今後につきましては、来月にマスタープランの公表とパブリックコメントの実施を予定しております。マスタープランができ次第、議会への説明を行う予定でおりますので、ご理解を願います。

 次に、総事業費に対する財源内訳につきましては、まちづくり交付金事業の活用により、できる限り一般財源の抑制に努め、市民負担の軽減を図ってまいります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) それでは、再質問いたします。

 ルネスの問題については、先ほど私の質問にもありましたけど、市でもマスタープランを考えて、10月中ですか、その内容について発表するということでございますが、このマスタープランの計画では、全フロアを利用する、こういうものに利用する、ああいうものに利用するという、そういったプランとか、財源というか、事業費の問題とか、そういうものも含まれて、プランがつくられるわけですか。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 マスタープランの内容につきましては、先ほど市長の答弁がありましたとおり、全体の事業費、工程、財源、それから各フロアのゾーニングにつきましてもお示しする予定でございます。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 韮崎駅前施設利活用検討委員会ですか、ここでも提言されておりますけど、一部、テナントを入れたらどうかというような提言もありました。そこで、それも大変いいことだと思うんですよね。家賃収入もありますし、市の負担も軽くなるわけですから、どこでもそういうことをやっておりますから、それは結構なことだと思います。そこで、民間テナントも入れた場合の事業費、まちづくり交付金はほとんど該当にならないという理解でよろしいですか。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 基本的にテナントにつきましては、まちづくり交付金事業の対象とはされておりません。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) よその事例を見ますと、テナント、飲食店等入って、そこのフロアの部分の改修費ですね、そういうものも補助金の対象になっているところがあるんですよ。それはまちづくり交付金じゃないですけどね。通産省の関係であるんですが、その補助金は、まちづくり交付金と重複してもらえるということはあるかないか、その辺のことは調べたことありますか。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 現在、まちづくり交付金については研究を進めておりますが、今、議員がおっしゃいましたテナントに関する通産省の補助金については、現在研究しておりませんので、ただいまの情報をもとに、また研究させていただきたいというふうに考えております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) ぜひ研究してみて、もらえるものは、もらうようにしたら助かりますよね、市のほうでも。ぜひ研究してみてください。それで、せんだって、議員たちと一緒に高岡とか、七尾とか、上越へ、福田副市長と水川課長が行かれましたけど、あの3カ所を見た中で、韮崎市のルネスに一番参考になった、こういうところが参考になった、ああいうところがだめだとか、そういうところもあったと思うんですけど、ちょっと感じたことを申し述べていただきたいと思います。副市長、どうですか。



○議長(望月正澄君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 前回、議員さんの研修の際に、私と建設課の石川課長補佐2名が同行させていただきまして、一緒に学習をしたところでございますが、従来のこういった民間の商業施設を行政が使うという事例は、かなり前からいろいろございまして、県内でも甲府の駅前の西武の跡地、それから長野県のダイエーの跡、いろいろございました。今回、3カ所回りましたけれども、上越市のイオンのショッピングセンターの跡につきましては、フロア当たりのいろいろな行政サービスのメニュー等が若干薄いように感じました。

 これは今まで従前、そういった民間の施設を行政が使うとした場合に、非常にフロア当たりの業種の密度といいますか、サービスメニューの密度が薄かったのではないかなというふうに感じています。それをある程度補助金等々いただいて、高額なコストでつくると、立派なものができたというのが、高岡市であったり、七尾市ではなかったかなというふうに思っております。

 今回、私どものルネスの跡地につきましては、地下1階から3階まで1万5,000平米という大きさでございます。ワンフロア当たり3,500平米というふうな、ちょうどいい大きさでありますので、現在、マスタープランの段階におきましてのサービスメニューの内容、あるいはゾーニングの構成の内容等は、かなり密度の濃いものができ上がるのではないかなというふうに感じております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) そこで、市長にお尋ねするわけですけど、箱物行政がご批判、国民からも、また県民からも、市民からも、箱物というのはいけないよと、できれば生活重視のそちらへお金を回したほうがいいと、そういう箱物行政に対する批判がございますけど、市長は箱物行政に対するお考え、理念というものをお持ちだったら、教えてください。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 確かに箱物行政というものに対する批判はありますけれども、市民が必要とする箱物については、市民の理解を得る中で進めていくべきだというふうに思っております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) それでは、続いて3番目の質問に移ります。

 ライフガーデンにらさきの地域貢献について質問させていただきます。

 鳴り物入りで商業施設ライフガーデンにらさきがオープン以来、早くも5カ月が経過したところです。テナント数25店舗のうちには、大手も小資本も入りまじっておりますが、特に韮崎市内の出店者には頑張ってもらいたいなというふうに感じております。

 ところで、こうした施設には、地域貢献の内容を盛り込んだ基本計画の提出を、山梨県大規模集客施設の立地に関する方針により定められております。これにより、同施設は、地域づくりの協力、地域経済活性化の推進など、7項目にわたり、地域貢献計画を示しています。この中で主たる項目に絞り質問したいと存じます。その現状と見通しについてお答えください。

 1点目は、ライフガーデンにらさきの地域貢献活動基本計画の内容について、議員各位にもお示しいただき、その上、貢献度はどう評価していますか、お尋ねします。

 2点目は、経済活性化の推進についてであります。昨年9月定例会で、私の一般質問に対して、商業施設の年間売り上げ75億円、雇用人数300人を見込むと当局の答弁がありました。現在もこの数字に変わりはありませんか。本市全体の経済力を押し上げた効果は認めますが、実質の経済効果が知りたいのであります。売上高、雇用についてどのくらいか明らかにしていただきたいと存じます。

 3点目は、本市財政面への貢献です。固定資産税、法人・個人市民税、特に固定資産税については、大幅増収が見込まれます。まだ評価事務が完了していませんので、正確な税額はともかく、概算でどのくらい見込んでおりますか。

 4点目は、交通安全対策として、ライフガーデンの出入り口は、設計的に問題ありと指摘する人が多い。市道2号線、4号線への出庫は、いずれも右折禁止、買い物を済ませ、目の前の飲食店へ入りたくても、直進禁止、したがって一たん左折をし、またUターンして、入庫する以外に方法はありません。利用客からも苦情が絶えない出入り口であります。これの対策をいかにお考えか、お伺いします。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) ライフガーデンにらさきの地域貢献についてお答えいたします。

 まず、ディベロッパーであるダイワロイヤル株式会社における地域貢献活動につきましては、駅前運営協議会への積極的な加入はもとより、当該敷地での商工会青年部や市内NPO団体への活動支援、また市民バス停車場のスペースの確保、駅前通り街路灯電気料の応分の負担など、地域づくりへの協力について一定の評価をいたしております。

 次に、経済活性化についてであります。売上高及び雇用の現況につきましては、8月末現在、アミューズメント棟を除く月平均売上高は約6億円、地元雇用者数は約350名で、ほぼ計画どおりの進捗であると聞き及んでおります。

 次に、財政面での貢献につきましては、固定資産税につきまして、おおむね数千万円の増収を見込んでおります。

 次に、交通安全対策についてであります。当該施設出口の右折及び直進禁止につきましては、ご指摘のとおり、若干利便性に欠けることは否めませんが、県公安委員会との協議に基づき、何より利用者の安全確保を最優先するとともに、車両のスムーズな通行による交通渋滞の防止に配慮しているものと理解しております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 私の質問に対して、よく理解されていないのかどうか、答弁漏れがあります。それは私がただいま質問したように、実際の実質的な市の全体の経済効果、どのくらい押し上げられたことになるのかということなんですけど、確かに今のライフガーデンの売り上げは月6億円、350人ですか、雇用があったと。年間では72億円ということになると思いますけど。だけど、今までですね、例えばノジマは、向こうの店を閉めて、向こうの店が年間10億円上げていたと、こっちに来たら12億円になったと、だったら2億円の経済効果しかないんじゃないかと、こういう計算をしてみましたかということをお尋ねしているんですが、どうでしょうか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 ご質問のノジマにつきましては、藤井のほうからこちらのほうへ来たものですから、市内ということになると思います。そこにつきましても、特に向こうのほうの売上高とかを確認してございませんので、今回、先ほど市長がご答弁申し上げましたように、6億円の月売り上げで、当初、さきの議会でお答えしました75億円は見込まれるということですので、それなりの経済効果があるのではないかと思っています。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 350人の雇用があるということですけど、これは韮崎市民が350人と受け取れますけど、違いますよね、350人じゃないでしょう。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 350名ということで申し上げたところでございますが、地域での雇用が350名ということでお聞きしておりまして、内容につきましては、ダイワのほうへ確認したところ、内容につきましては地域でということでおっしゃっていますので、私どものほうで把握しているのは、350名の地域雇用があったというふうに考えております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 350人というのは市民じゃないということは間違いないでしょう。地元というのは、北杜市かもしらんし、甲府かもしらんし、あるいは甲斐かもしらんということですよね。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 350名につきましては、市外の方もいらっしゃるというふうに若干は聞いております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 地域貢献をしてもらいたい、またライフガーデンでも地域貢献をしますということで、お約束は、先ほど言ったように、基本計画の中に盛り込まれておりますけどね。それで、この間の花火大会、これから開かれる市民まつり、武田の里まつり、これについてのライフガーデンの協力というのはあるやなしや、お尋ねします。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 今回のライフガーデンの花火大会の協力につきましては、私の把握している限りでは、今回はなかったと思っております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 市民の感情というか、本音とすれば、ぜひ花火大会でも、市民まつりでも協力してくださいというのがですね、確かに基本計画には載っておりませんよ、そういう市のイベントに協力すると載っていませんけど、それが市民の感情、本音だと思うんです。今、花火大会に協力しろと言っても、みんな苦しいですから、苦しいところの店が協力しているんですよ。会社も苦しい、個人も苦しい。だから、ライフガーデンさんも、苦しいかもしらんけど、協力してもらってもいいじゃないかというふうに考えます。

 次に移ります。税金の見込みです。税金の見込みは、たしか計算はできないとは私も思いますけど、しかし大体のことはできる、これは間違いないと。大体、先ほどの答弁だと数千万円、数千万円ということは、2,000万円も9,000万円も数千万円ですけど、大体どの辺に落ちつきそうですか、お尋ねします。



○議長(望月正澄君) 守屋税務課長。



◎税務課長(守屋重敏君) お答えいたします。

 数千万円というのは、地方税の守秘義務等もございますので、数千万円という言い方をさせていただきましたけれども、実際、平成21年度での本年度課税されている分、それから平成22年度の課税の見込み、本年度は土地を主体に課税してありますけれども、22年度は家屋も含まれてまいります。それらも差し引いて、実質の増収分というのが、これも見込みですけれども、2,000万円から3,000万円ということを見込んでおります。

 以上であります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 固定資産税、それから法人の予測、個人の予測、5,000万円は超えるんじゃないかというふうに思っていますが、税務課長、いかがでしょう。



○議長(望月正澄君) 守屋税務課長。



◎税務課長(守屋重敏君) 大変失礼しました、今のは固定資産税と都市計画税を含めた分でございます。

 あと、個人市民税につきましては、今、350人ほどということでありましたけれども、市内の従業者が100人ぐらいと見込んだ場合については、所得の平均で案分しますと、見込みで約700万円ぐらい。

 それから、法人市民税につきましては、店舗数、25店舗ということで、これについて、均等割につきましては、大体前年実績から見込みます500万円ぐらいですけれども、法人税割については、まだオープンしたばかりで、売り上げ等も確定、決算してみないと、法人税割が出てきませんので、こちらについては、まだ見込めない状態であります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) もう一つお伺いしますけど、法人税の課税客体の数はどのくらいになりますか。



○議長(望月正澄君) 守屋税務課長。



◎税務課長(守屋重敏君) 今、申し上げたように、法人市民税の課税客体については25店舗を見込んでおります。

 以上です。



○議長(望月正澄君) もう一度答弁願います。

 守屋税務課長。



◎税務課長(守屋重敏君) 法人市民税につきましては、店舗数、25店舗を見込んでおります。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 25店舗というのは、今ある店舗数であって、さっきも言ったように、ノジマなんか、向こうからこっちに来ているから、客体数に入るのかな。例えばダブっている、オギノの場合は、今までどおり、今までの客体数になりますよね。新たな客体にならんでしょう。オギノは2店舗で法人が課税されるということはないですよね、どうですか、その辺は。



○議長(望月正澄君) 守屋税務課長。



◎税務課長(守屋重敏君) たしかダブっているところがございます。オギノ、ノジマとか、あとルネスのほうから来ましたダイソーですね、ルネスからは5店舗ほど、こちらのほうへ移っておりますので、18店舗ぐらい新しく課税客体になろうかと思います。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 交通安全対策の関係で、出入り口が、入庫の際は別に問題ないんですけど、出庫の際が全部、さっきも言ったように、右折がだめで、出入り口があるんですけど、これを何とか、私ども富士見町自治会と、私、隣接町の代表ということで、右折禁止にしないでくださいという要望書を平成19年に出しました。何とか努力しましょうという話だったんですけど、結局、今の形になってしまったんですが、今でも大変心配なんです。

 40メートルしか離れていませんから、何しろ、あそこ右折禁止でも、右折をする人がいっぱいいるんですよ。これはでかい事故が起きなきゃいいなと思うんですけど、何とかあそこの道をもう少し改善できるものだったら、改善してほしいなと。公安当局とよく協議して、今すぐと言っても、簡単には直らないかもしらんけど、近い将来の課題として、検討していただきたいと思いますけど、どうでしょうか。



○議長(望月正澄君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お答えします。

 横内市長が答弁したとおりでありますが、ライフガーデンにらさきの進入路と交差路についての交通安全対策につきましては、県の公安委員会と道路交差協議の結果に基づいたものであります。現在、交通信号機で制御できない交差路におきまして、平面交差路において、駐車場に出庫する際の交通事故の防止及び交通の円滑化のため、右折及び直進の交通規制を講じたものでありますので、ご理解を願います。今後につきましては、これらにつきまして研究を進めていきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) それでは、次の4番目の質問、下水道整備計画についてお伺いします。

 下水道事業計画については、今まで何度となく事業計画区域の見直しが行われ、現在に至っているところであります。

 そこで、1点目の質問は、見直し後の全体事業計画、事業計画予定区域から区域外となった地区名をお示しいただくこと、あわせて進捗率の現況をお尋ねします。

 2点目は、合併浄化槽設置補助金交付についてであります。補助金の対象区域は、下水道事業基本計画を除く地域と要綱で定めております。6月定例会で市長は、山本雄次議員の質問に次のように答弁しています。「下水道区域内であっても、事業計画の認可を受けた区域以外で、合併浄化槽を設置する場合には、設置費の一部を補助する要綱の見直しを検討します」。

 現在の要綱では、中田町の場合は、計画区域に入っておりますので、補助対象には含まれません。国道141号線拡幅に伴い、家屋建てかえにより、浄化槽を設置する者は相当数に及ぶと思われます。市長の見解では、中田町の場合も要綱を見直して補助対象区域とすると推量しますが、いかがでしょうか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 下水道整備計画についてお答えいたします。

 本市の下水道事業は、平成19年度に全体計画の見直しを行い、処理区域面積1,240.8ヘクタール、計画処理人口2万9,130人と定め、整備を進めております。見直しにより、事業計画予定区域から区域外となった地区は、円野町、清哲町の全域、中田町小田川の一部、穴山町石水の一部を除く地区及び穂坂町三ツ沢、飯米場、宮久保、鳥之小池を除く地区であります。平成20年度末での進捗状況は、整備面積640.8ヘクタール、進捗率51.6%であります。

 次に、浄化槽普及事業費補助金の交付についてでありますが、現在作成中の地域再生計画にあわせて、補助金交付要綱の見直しを行い、平成22年4月1日より、現在、下水道基本計画区域内となっている中田町につきましても、補助対象区域とする予定であります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 大変ありがたい回答をいただきまして、整備計画区域内でも、来年から見直しをしてもらって、浄化槽を設置する場合は補助金がもらえるということでありますから、大変いいことだと思います。そこで、その見直しをする前にですね、浄化槽設置をもう少し我慢していれば、浄化槽の補助金がもらえたのに、ばかみたなとか、そういうケースも見られますので、このPRについて、できるだけ徹底させて、周知していただきたいというふうに思うんですけど、PRの方法についてどのようにお考えかお伺いします。



○議長(望月正澄君) 猪股上下水道課長。



◎上下水道課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 合併浄化槽のPRの方法でございますけれども、先般の広報でも市民に周知したところでございますけれども、こういったもの、そしてまた地域の皆様にも、いろいろな方法を通して、市の考え方を周知してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) それでは、5番目の質問に移ります。雇用促進住宅の取得についてお尋ねいたします。

 雇用・能力開発機構から、雇用促進住宅を市が買い取ることについては、私が昨年9月、本年3月の定例会一般質問で要請いたしました。当局は検討した結果、市内4カ所のうち、高河原の第一宿舎を除き、3カ所を買い取る方針との意向が明らかになったところです。買い取りを保留している第一宿舎について、改めて質問いたします。

 第一宿舎についても、買い取り交渉を継続中との話を伺っておりますが、今もって難航している理由は何か。仮に価格面で折り合いがつかなければ、それにて交渉決裂となるのか、それとも市が譲歩するところは譲歩する、柔軟な対応で決着を図るのかお伺いします。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 雇用促進住宅の取得についてお答えいたします。

 雇用促進住宅韮崎宿舎につきましては、さきの3月定例市議会においてご答弁したとおりでありますが、退去手続が平成24年3月末まで停止されたため、本市要望事項についても、引き続き雇用・能力開発機構との交渉を継続しておりますが、本年度内を目途に韮崎宿舎の取得についての結論を出す予定であります。また、交渉が不調となった場合におきましても、現入居者に対し市内の他の雇用促進住宅への入居あっせんなどにより、生活不安の解消に努めてまいる考えであります。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 結局、この買い取りの考えがはっきりできないというのは、価格の問題だと私は思っているんですけど、あの建物が古いとか、そういった問題もあって、ちょっと高いのではないかと、そのように市が判断されて、今のところ、まだ決断が下せないということではないかなと思うんですが、それで間違いないと思うんです。

 それで、向こうの提示価格が高いのだったら、市の当局も不動産鑑定士を立てて、そして双方で金額の調整を図るという方法もあります。もちろん金はかかりますけど、その方法もあると、そんなふうに考えるわけですけど、そういう考えはいかがでしょうか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 市のほうで価格を算定して、交渉したらどうかとのご質問でございますが、機構によりましても、不動産鑑定ということで、不動産鑑定を出しておりますので、それはその価格を参考にするということで、こちらのほうとしては考えておりますので、不動産鑑定に出しても、かなりかかると思いますので、それは機構の価格で交渉していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 承知しました。

 それでは、次の質問ですけど、既に3つ買い取りを決めた宿舎につきましては、いつごろ入居できるのか、あるいはいつごろ契約を済ませるのか、その辺の具体的なことを教えていただきたいと思います。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 先ほど市長がご答弁申し上げましたように、本年度内をめどにして、回答するということでございますので、4つが一緒になるような契約の状況になると現時点では考えております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) そこで、相手の開発機構からさまざまな支払い条件が提示されていると思うんですよ。その支払い条件の中で、主なものをちょっと挙げてみていただけますか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 支払い条件というのは、購入に向けての支払いということで考えますと、現時点では、向こうのほうと、一挙に払うのは大変ですから、分割で何とかお願いできればというお話はしているところでございます。期間につきましては、こちらのほうの財政のほうとも話をしながら詰めていければと思っております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 支払いについては分割できる。それは何年間ですか、最長何年間ですか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 期間についてでございますが、10年の分割払いという形で話をしておりますので、ただ期間的には、10年がというところでは、先ほど言いましたように、状況を見ながらというところもあるかと思いますので、最長で一応10年と思っているところでございます。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 買い取りが、うちの場合はまごまごして、なかなか進まないわけですけど、県内18の市町村に雇用促進住宅がありますよね。全部で合計37カ所と言われております。ほとんどがここ数年で、18市町村、買い取りをするのではないかというふうに予測されているというか、雇用・能力開発機構のほうでは、そんな読みを踏んでいます。現在、決まったところ18のうち12が全部買い取るという状況のようでございますけれど、隣の北杜市は、ことしの8月に入居者を募集しているんですよ。

 ですから、その前の段階で買い取りの意向を示して、その辺のところ、お金を払ったかわからんけど、契約を済ませて、この8月に募集をかけて、あと1週間後には入れるようになっているんですよ。応募した方たちが、10月1日、あるいは2日ごろから、もう雇用促進住宅へ入居できると。そういう段取りで進めているわけです。非常にスピーディーに行っておるわけですけど、これもひとえにですね、北杜市は人口を減らしては困ると、うちもそうですよ。人口を減らしては困る、人口をふやしたいと、この気持ちがあらわれて、こういう素早い対応をしているのではないんでしょうかね。

 ちょっとその辺が私、韮崎市は本当に歯がゆい感じがするわけでございます。その点、来年、今年度までに雇用・能力開発機構と買い取り契約をするという、3カ所についてはするという話ですけど、利用関係の計画はございますか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) 近隣の市町村では、もう買ったところもあるということでございます。うちのほうといたしましては、やはり価格は少しでも安く購入できるような形で考えていますので、その分につきましても、皆さんにご説明できるような形で、価格も含め、条件等も含めて、購入できればと思っていますので、先ほど申し上げましたように、本年度末には一応結論を出して、速やかに購入に向けての事務手続を進めていければと思っております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) 6番目の質問に移ります。塩川河川の有効利用について。

 塩川、釜無川は、韮崎市にとって、貴重な自然資源であります。子供も大人も河川に親しみながら自然観察ができる安らぎの場として、また健康志向のニーズにこたえる場として、河川の有効利用は必須であります。釜無川は、サイクリングロードが整備され、散策もできますが、塩川に至っては、道の駅近くのほんの一部を除き、ほとんど整備されていないのが実情です。全国津々浦々の河川を見渡してみても、塩川ほど有効活用されていない河川は珍しいと指摘する人がいます。

 この際、市長は政治力を発揮して、塩川の有効利用、とりわけ散策道の整備を強力に推進し、市民の要望にこたえていただきたいと。今後の取り組みについて、見解を求めます。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 塩川河川の有効活用についてお答えします。

 塩川サイクリングロードにつきましては、堤防上の河川管理用通路を兼ねて、平成17年度までに三村橋から駒井橋までの区間、約2.2キロが完成しております。今後、駒井橋から下流の設置につきましては、地域住民の要望を踏まえた中で、維持管理を含め、河川管理者と検討してまいりたいと思っております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 私、この質問は、平成14年6月議会でも全く同じ質問をしています。そのときも、河川管理者と協議するというような話で終わっておりまして、その後、全く進展はないんです。私、いつだか聞いたことがあるんですよ。市のほうから、塩川の河川敷の利用については要望がありましたかと聞いたら、そんなことは全然ないと、そういうことをおっしゃっています。最近も聞きました。ですから、これは私も今回、再度質問させていただいたわけですけど、ぜひ強力に、しかも横内市長のお兄様は県知事ですから、正明知事は私の同級生で、韮崎市のために何かいい仕事をしたいと、そういう気持ちを持っているんです。

 ですから、市がこういうことをお願いしたい、ああいうことをお願いしたいと言えば、せっかくの知事が韮崎の出身ですから、しかも市長のお兄さんですから、これは聞いてくれますよ。まず、第一弾、二弾になるか知らんですけど、塩川の利用について、ぜひ強力に推進していただきたいと思います。市長、どうですか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) ご指摘のとおり、進めてまいりたいというふうに思っております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。

     (15番 清水正雄君 登壇)



◆15番(清水正雄君) それでは、最後の質問になります。武田の里まつり並びに花火大会の会場についてご質問いたします。

 武田の里まつりが市制施行55周年を節目に、祭りの名称や内容を変え、新たにスタートすることになると聞いています。20年続いた「武田勝頼公新府入城祭り」を「武田の里にらさき・ふるさとまつり」と名称を変更、このため特徴的な武者行列を廃止、内容は「故郷を誇りに思う」「喜びを共有する」「観るから参加する」をコンセプトに、市民協働・総参加型を目指すとしています。同じことばかり繰り返す祭りは、新鮮味がなくて、飽きられてしまいますが、こうやって趣向を変えて、活性化の取り組みは非常に結構なことだと思います。

 市制施行55周年を区切りに、新たな祭りを創出した理由は何でしょう、予算はどのくらいで、前年度との比較もご説明ください。

 次に、新しい祭りのコンセプトが抽象的に語られておりますが、今までとはここが違うんだという例を具体的にお示しください。

 次は花火大会の質問でございます。特に花火大会の会場についてご質問いたします。

 先月開催された信玄公祭り花火大会は、天候に恵まれ、大勢の人出でにぎわいました。斬新な花火は見ごたえがあり、見物客は十分魅了されたのではないでしょうか。だが、一方、商店街に目を転じると、いつもと変わらない活気のなさに惨たんたる思いであります。すぐ近くの祭り会場は、数万人の人で埋め尽くされているというのに、別世界の感すらいたします。せっかく市民の税金と民間人の浄財で成り立っているお祭りですから、この金が有効に生かされなければ、祭りの意義が半減してしまいます。地元に潤いをもたらす経済効果、つまり祭りの相乗効果を追及することは当然のことであり、当事者の責任であると考えます。釜無河川で打ち上げられている花火を、富士見のみならず、若宮、藤井、中田など塩川筋住民は、七里ケ岩で遮られているため、見ることができない状況です。

 地元商店に及ぶ経済効果、塩川筋住民への配慮、以上の観点から、花火大会の会場を塩川筋、具体的にはフジミモールや東中学校周辺に移転することを提唱します。経済効果は、現在の会場より比較にならないほど上がることは言うまでもありません。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 武田の里まつり並びに花火大会会場についてお答えをいたします。

 まず、武田の里にらさき・ふるさとまつりについてであります。新たな祭りを創出した理由についてでありますが、まさにご質問にもありますとおり、本市が市制施行55周年の記念すべき年であり、また武田勝頼公新府入城祭りが史実とのギャップやマンネリ化との市民からのご指摘もあり、費用対効果の面からも、祭りの原点に立ち返った市民協働・総参加型の祭りに内容を改めたところであります。予算につきましては約650万円を予定しており、前年度に比べ約200万円の減額となる見込みであります。

 次に、これまでの祭りとの一番の相違点は、武者行列がなくなることでありますが、従前の市民参加型の踊りやマーチング演奏を核としながら、今回初めての試みとして、各種参加型のコンテストも加え、日本全国うまいもの市や郷土の偉人展、ニーラ関係のイベント企画など、郷土を誇りに思えるようなイベントを企画、実施いたし、喜びや感動を共有しながら、地域の活性化に寄与してまいりたいと考えております。

 次に、花火大会の会場についてであります。たいまつ行列を初めとする供養会の開催場所の利便性に加え、2万人を超える来場者の観覧場所や夜店の出店場所の確保等の面からも、現状では現地が最適と考えております。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 祭りをことしから名称も変え、内容も変えたということでありますけど、議員さんたちも、ほとんど知らんですよね。市民は、もっと知らんですよ。「あれ、そう」なんていう話になっているけど、参加型であれば、早くからPRして、参加してもらわなきゃならんわけですよね。ですけど、それもないと。これからするほかないんですけど、どういうPRを、効き目あるPRというのはどういうふうに考えていますか、ちょっとお尋ねしたいんですけど。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 ことしにつきましては、非常に周知がおくれているということは確かにおっしゃられるとおりであります。今回、ホームページは前から掲示して、周知はしてあったものですが、各戸配布をですね、広報の回覧と一緒に間もなくお手元のほうに祭りの内容等々が届くと思いますので、ぜひ今回はそんなふうな形になりましたので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) できるだけ早くこういうことはPRを進めて、みんなが知って、お祭りに集まってもらうということが一番大事ですから、よろしくお願いしたいと思います。

 この企画、イベントを見ますと、何か足りないなというふうに感じているんですよね。足りないということは、ここで言う感動、喜びをこのイベントで与えられるだろうかと、そういう感じがするんですけど、例えば全国うまいもの市ですか、ありますよね。これは全国のうまいものを持ってきて、そこで売るというものでしょう。ですから、安易なイベントなんですよ。よそから持ってきて、売るだけだから。そうじゃなくて、感動と喜びを与えるものというのであれば、やはり韮崎独自のグルメでもいい、グルメを開発して、祭りを機会にですね、祭りがいい場所だと思う。開発したものを市民に反応を見てもらうと、意見を聞くと。市民の独自の、韮崎市独自の食を生み出すと、こういうほうが何ぼ充実して、内容がいいかわからん。

 今、B級グルメなんて世間じゃいろいろ言われていますよ。みんな一生懸命B級グルメの開発に取り組んでいるんです、まちごとに。あれは大変な経済効果がありまして、例えばこの近くでは、富士宮の焼きそば、あれは既に300億円近い経済効果があると言われています。宇都宮のギョーザに至っては、とてもこんな金額じゃないですよね。みんなどこでも一生懸命、地元のものをヒントに、自分のところでとれるものをヒントに、何とか開発していこうという、そういう動きがあります。ですから、そういうことを地道にやっていただいて、何か韮崎市独自の食を、グルメを生み出すということを期待しておりますが、いかがでしょうか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 議員さんのおっしゃられるとおり、そういうところも必要かと思います。特にことしは、先般、皆さんご承知かと思いますけど、穂坂のふるさと協議会のほうもやはり出店してもらって、うまいもの市の中に入りまして、それをご紹介していく。それがヴァン穂坂、ワインと、それから今回新たにつくりますジャムを販売するような形で、皆さんにご紹介して、それをもしよろしければ、特産物という格好にもなるような形のほうに持っていけたらいいかなとも思っていますので、ぜひ逆にそういう特色のある方に出店は、参加型でございますので、参加していただいて、それを売って広めていただくような格好をとっていただければ、逆にありがたいなと思っています。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) もう一つ、お祭りで、私、こういう目標を立てたほうがいいということがあるんですけど、これは私の考えですけど、例えばギネスブックに挑戦する。ギネスブックに載るようなことを考えて、それに挑戦していくと。1年、2年では無理でも、みんなで考えながら、ギネスブックに載るようにみんなで挑戦しようと。そういうことを、目標を大きく考えて取り組んでいただきたいなというふうに考えておりますけど、これは答弁は要りません。

 次に、花火大会の質問をいたしております。塩川筋に花火大会の会場を移したらどうか。これは移すということだと、誤解を受けますけど、1年交代でどうだろうかと、こういう考えでおります。この質問については、私は平成8年の6月議会、ここで一回しておりまして、そのときの答弁と今の答弁とは、ちょっと違うんですよね。どうなっているのかなというような疑問もあるんですけど、例えば前の答弁は、保安距離を置かなきゃだめだということで、塩川の場合はちょっと難しいかなという話がありました。

 それから、もう一つ、駐車場が問題だという話もありました。この当時は、平成8年ですから、この当時は、周りにほとんど店屋もなくて、今みたいにオギノさんもなかったですね、東中のところのオギノさんも。ましてや、ライフガーデンもありませんから、駐車場の不足というのは当たらないと。それは説得力ないと。

 問題は、保安距離の問題ですけど、これについて、どのようにお考えですか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 保安距離の問題でございますが、一応これは火薬のほうで決められていることでございますが、12センチ玉以下、それは一応130メートルの距離をとりなさいと。それから、21センチ玉以上ですか、それは150メートル以上の距離をとりなさいというのが一応保安距離として指示されている、あける距離でございますので、そこに合致しなければ、やはり難しいような状況になってくると思います。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) そうすると、塩川の場合は、保安距離はクリアできているんですか、できていないんですか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 現地でテープではかったわけではございませんので、距離につきましては、図面でちょっと見たところでは、やはり150メートルといいますと、一番穂坂橋の東端ですか、東ぐらいの岩の根っこのほうで上げないと、150メートルは確保できないのではないかと思っていますので、その場所がいいかどうかというのは、今の現状と比べて、やはりここでは不可能ではないかということを考えたものであります。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) 保安距離の問題については、どういう法律に基づいて、今、課長が言ったような形態になるわけですか。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 これにつきましては、火薬類の取締法の施行規則のほうで決められておりまして、これによって、要するに人に被害が及ばない保安の距離をとってくださいということでございます。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水正雄君。



◆15番(清水正雄君) わかりました。あれもだめだ、これもだめだということになると、やらんということになるね、これは。塩川よりは釜無川が適地というような、これも一つの結論先にありきで、そうじゃなくて、いろいろ障害があっても、塩川でやるということをよく検討して、塩川もできるんじゃないかと、そういうつもりで取り組んでいけば、また違った回答が出るんですよ。ですから、何でもかんでも、あそこは釜無川が適地だと言わないで、塩川もだめなところもあるけど、場合によってはできるぞということになれば、考え方の違いで、ちょっと障害があれば、だめだなんていう話でなくて、考え方の違いなんですよ、これは。

 ですから、よく検討してもらって、私は一番問題は、やっぱりさっきも言ったように、本町通り、また駅前通りなんです。私は、当日、友達と2人で帰りに歩いたんです。9時ちょっと前だったですけどね、花火大会が終わって。どこもやっていないんです、店が。それで、こういう質問をするように至ったわけですけどね。商工会の人たちも、何とか昔やった質問をしてくれという話もありましたから、今回することになったんですけど、経済効果については、比べものにならんぐらいありますよ。向こうの店は、例えば私のところから数えたって、50店舗以上、9時過ぎ、10時、11時まで、明かりがついています。明かりがついているということは、お客さんを受け入れるということですから、経済効果は大変な違いがある。これを見逃すわけにいかんな、軽視するわけにいかんなということで、ぜひ塩川筋へも花火大会の会場を1年交代で結構ですから、それを見ながら、またさらに検討していただければいいなというふうに思っています。答弁は要りません。

 以上、私の質問は終わります。ご清聴ありがとうございました。



○議長(望月正澄君) 以上で清水正雄君の質問は終わりました。

 これより関連質問に入ります。

 清水正雄君の質問に対する関連質問を許します。

 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) 関連質問いたします。

 ルネスの利活用の問題ですが、市議会でも特別委員会を設置していると、韮崎駅前施設利活用検討委員会より提言書が出ていると、庁内においてマスタープランの作成に向けて作業を進めているという中で、まだ最終的な結論は出ていないですが、そんな中で発言するのはどうかと思うのですが、ちょっと見解をお聞きしたいと思います。

 私は、ルネスの問題は、駅前の再生事業の一環として考えられております。実は市民から意見がいろいろありまして、特に韮崎駅を利用する人たちが駅へおりると、ライフガーデンは背中を向けているんじゃないかと、こんな駅は全国見てもありませんよと、本来なら駅前がメインになって、こっちへ明るさが出るべきじゃないかと、こういう意見があります。

 そんな中で、やはりルネスを今後どう利用するか、大いに市民が注目しているところでございますけれども、今のところ、図書館を含めて、公的施設をあそこに持っていくという話が出て、そのことが有力になっているような感じを受けるんですが、図書館、いわゆる公の施設が入ると、5時半でも閉まっちゃうんじゃないかと。今と同じで、夜真っ暗じゃないかと、その辺を市としてはどう考えているのか。そういう意味では、夜真っ暗になってしまったのでは、駅前の活性化にはなっておりませんよと、こんな意見があります。

 それから、もう一つは、これは駅前のタクシーの運転手さんたちからの声ですが、東京あたりから仕事に来た人たちがビジネスホテルへ行こうかと思っても、韮崎市内にはわずかしかないと。したがって、須玉町のほうへ案内してしまうという、こんな例があると。そういう意味では、あんな土地は市が買わないで、民間に利用させて、ホテルでもつくったら、もっと活性化になるのではないかと、こんな意見が出るんですが、この点については、執行部としてはいかがお考えか、お答えをいただきたいと思います。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 マスタープランをお示しする中で、取得を含めてお示しするわけでございますけども、まず図書館の時間のことですけども、駅前ということでもありまして、時間につきましては、5時半に終わるということでなくて、今後、施設の維持管理をどうするかということも含めて、マスタープランの中でお示ししますけども、当然駅前という立地条件を考えまして、時間的には夜間利用する方にも利用しやすくなるような時間帯を設定していきたいというふうに考えております。

 ビジネスホテルというようなご意見もございますけども、今のところ、利活用検討委員会等においても、今言った具体的なホテルと適地というようなお話も出ておりませんけども、今回のマスタープランの中には、そういったようなことでお示しすることにはならないというふうに考えております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) もう過ぎ去ったことを聞いてもしようがないと思うのですが、実はライフガーデンのところの図面を持っているんですが、もう過ぎちゃったから、今さら言ってもしようがないんですが、例えばスーパーとか、ドラッグストアのあの辺の今建っているところのもっと東側のほうへ建てて、駅前へ向けるという、こういう話はなかったのかどうか、市としては要望したのかどうか、その辺はいかがでしょうか。



○議長(望月正澄君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 一昨年の5月あたりに、ディベロッパーであるダイワロイヤルさんと、親会社である大和ハウス工業さんをお呼びいたしまして、市民のほうから現状の施設の配置計画について、今おっしゃられるような裏を向けるというふうなご意見があることを注文として出しました。結果的には、そういった市民の要望等を受けまして、通常の商業施設であるバックヤード、あるいは裏面のつくり方とは若干異なりまして、ある程度きれいな裏側になっているというふうに先方も配慮した施設づくりを行っていただきました。

 なおかつ、その施設の配置を大幅に入れかえるという部分につきましては、お客さんの駐車場の確保、それから業態の施設の配置計画、そして客動線、こういった面から、最大限の努力をしていただいた結果の現状の配置ということでありますので、ほかのショッピングセンター等のバックヤードと比較をしていただければ、まだライフガーデンのほうがシンプルな、すっきりとした裏の計画になっているのではないかというふうに判断しております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) 今さらライフガーデンについて、いろいろ言っても仕方のない話ですが、一つは、ライフガーデンについては、駅との関係で市民の間にそういう不満があるということを承知した上で、やはりルネスの問題にかかわっていただきたいと、このように思います。

 もう一つ、さきの選挙で民主党が308議席、自民党119議席という、歴史的には非常に転換されたと、政治的な転換があったと思うのですが、市長の答弁の中で、やっぱりその原因は何なのかということをもう少し聞きたかったのですが、私のほうで一面だけ申し上げます。やはり私は今までの政治が、経済財政諮問会議とか、総合規制改革会議、規制改革・民間開放推進会議、こういったところからみんな発想が出ているという、まさに庶民の、国民の目から見た発想からではないという、私はこのように理解しております。それは効率性とか、大企業の利益だけを追求する、そんな政策だったのではないかと思います。具体的に申し上げますと、例えば社会保障費の2,200億円の削減だとか、労働法制の規制緩和した、その結果が、国民生活がどうなったかということは、あえて私は申し上げませんが、結局このことについての国民の批判が出てきたというのが、あの選挙の結果ではないかと思います。

 そういう意味では、市長がこれから選挙の結果をちゃんと検証していかないと、また検証することが、市民生活をどうするかという、市政を運営するのにどうするかという、大変重要なことだと思いますが、私は今までのやり方は、やはり経済財政諮問会議という、こういった財界の意向を聞いたところから出てきてしまったというのが原因だと思います。民主党は、この経済財政諮問会議は廃止すると言っているんですが、市長、その辺についてはどうお考えですか。



○議長(望月正澄君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) このたびの自民党の大敗というものについての原因については、いろいろあるというふうには思います。ですけども、自民党のとってきた経過の中で、要するに国民が政権交代をしたほうがいいという判断が相当数働いているのではないかというふうに私も理解しているところであります。確かに表立って見ると、小泉政権が終わって、安倍、福田、麻生と、1年交代、1年交代で来たという、しかもどなたも政権している間に、麻生さんは最後にやったわけですけど、これは期限切れというようなものですけども、信任を受けた選挙をしていないということもありまして、確かに国民がそろそろ二大政党制というものを本当に考えて、今回の結果が出たのではないかなというふうに思っているところであります。



○議長(望月正澄君) 清水 一君。



◆18番(清水一君) 清水正雄議員の一般質問に対する関連質問を行います。

 ルネスの問題ですけども、今のお話の中でもありましたように、大分検討委員会のほうの提言書が出されたとかという形で、今、当局ではマスタープランの作成という段階でございまして、相当、方向性が固まってきたのではないかというふうに認識をしております。それで、提言の3つの項目の1つでもありました多角的というか、図書館を含む公共施設というくだりがございますけども、その辺が一番どういう内容の施設をつくっていくのかということが大変重要な問題であると思いますけども、提言では、幾つかの具体的な施設の名前が羅列をして、意見がたくさんあったようでございます。これをどのような形でもって、現在の施設の中に当てはめていくのか、この辺の決定、判断等はどういう形でやっていくのか、まずお聞きをしたいと思います。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 基本的には、望まれる施設ということでアンケートをとっておりますので、それをベースにしていきたいということを考えております。それから、その中でも、当然ですけれども、市民が本当に望む施設かどうかということも判断基準になっていくべきだというふうに考えております。

 その上で、今回、提言書の中にありましたものをまとめてみたものが3つほどあるんですけれども、一つはコミュニティの拠点として整備すべき、そこに入居する施設は別にしまして、コミュニティの拠点として、とにかくあそこに人が集まり、にぎわいが創出できるような拠点づくりが望ましいという、そういう観点からの施設づくり。それから、生涯学習拠点ということで、図書館が一番望まれているというアンケートがございますけれども、その図書館をベースにした生涯学習の拠点としてのスペース。それから、児童の健全育成という観点からもご意見がありまして、そういうものが満たされるような施設を考えていくということ、3つのものが基本になっていくというふうに考えております。

 あとは、立地条件を生かしたにぎわいを創出するということで、地場産業とか、観光産業の発信拠点とか、駅に近いですから、それに直結するようなテナント等、以上のような観点から、入居企業を決定していきたいと、マスタープランに載せていきたいというふうに考えております。



○議長(望月正澄君) 清水 一君。



◆18番(清水一君) 考え方と申しますか、手法については、当然そういう形でもってやられると思いますけども、現実的に、例えば先ほどの一般質問の中でもございましたけども、いわゆる商業施設等々のテナントを入れるというご意見もありまして、その場合には、そういうテナントを入れるスペースを最初から設けた上でやるのか、それともテナントについては、そういう図面をかく前に、その辺の見通しもつけてやるのか、その辺は非常に難しい。

 例えばいろいろ出て、決められたというか、一定のスペースなものですから、余りあてはめていって、大き過ぎたりとか、小さ過ぎたりとか、余ったスペースも使わなきゃいけないというようなことになると、非常にお金をかけても、後々利用の問題でもって、ほとんど空きスペースみたいになっちゃうみたいな懸念もされるわけです。実際に見てきた中で、そういうふうに感じられる施設もありました。その辺のことはどんなようなお考えでやられるのか、お聞きをしたいと思います。



○議長(望月正澄君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 基本的には、最初からテナントスペースありきという考えではございません。先ほど挙げましたいろいろな観点からの施設を優先というか、それらを入居することを進めていくわけですけれども、1万5,000平米という広いスペースですので、既存の例えば子供の支援センターとか、図書館とか、いろいろな既存のものの入居にしましても、かなりスペースがとれるわけですから、それのところをかなり広目にとっていったりして、入居させていくわけですけれども、その中ですべてのらないところも出てきた場合に、そういうことも考えていくということを考えています。

 テナントにつきましては、先ほど清水議員に説明しましたとおり、まちづくり交付金の対象外でもありますので、余りにもそれを広くとるというようなことは考えておりませんで、あくまでも市民が使うスペース以外に余剰スペースが出た場合に、そういうことを考えていくというようなスタンスでいくと考えております。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 清水 一君。



◆18番(清水一君) それでは、もう1点、別の質問でございますけども、お祭りに関して質問いたしますけども、今回は市制55周年の非常に記念すべき年でもあるということが一つのきっかけにもなっておりまして、今までやっていた新府入城祭を全面的に転換すると、こういうお考えで、今回は市民まつりをやられるということでございますけども、私どもはいろいろなところを研修してまいって、感じることもあるんですけど、お祭りというのは、大変まちづくりにとって非常に重要な要素を占めているということを感じてきております。

 ちょっと話が飛びますけども、やっぱり代表的なものは、例えば青森のねぶたであるとか、山形の花笠踊りであるとか、竿燈であるとか、仙台の七夕であるとか、いろいろ全国的に有名なお祭りがありますけども、やっぱり長い伝統の中でコンセプトというか、お祭りのテーマというのが変わっていないと思うんですよ。

 せっかく新府入城祭という形でもってやってきたのに、まるっきり変わっちゃうということは、マンネリ化を防ぐとか、そういうメリットというのもあるかと思いますけども、そういう韮崎の祭りの大きなテーマは、武田家の発祥の地で、終えんの地ということもあって、そういうことを続けてやるよという、そのコンセプトについては変えるべきではないのではないかと。中身の中で、企画の中で、やっぱり市民総参加でされるような、企画をするとか、そういうふうにやるべきではないかと思うんですけど、その辺のお考えはいかがでしょうか、お聞かせをいただきまして、質問を終わります。



○議長(望月正澄君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 やはり今回、20年近く続けてまいりましたお祭りでございます。内容の変更ということで、武者行列の廃止をして、あとほかのものは変えておらなくて、市民参加型のお祭りに現時点でも考えておりますので、ぜひ皆様方が育てていくお祭りにしていただければありがたいと思っています。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、清水正雄君の質問に対する関連質問を終わります。

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△横森宏尹君



○議長(望月正澄君) 8番、横森宏尹君を紹介いたします。

 横森宏尹君。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 韮政クラブ、8番議員の横森です。

 日本の政権が自民党から民主党にかわり、大きく政策が変わろうとしております。多くの自治体では、いろいろと苦労しているようでございます。そうした中、我が韮崎市においても、厳しい財政の中、多くの課題について取り組んでいかなければなりません。そこで、農業問題を初め何点かについて、通告に従って質問させていただきます。

 農業問題。

 (1)としまして、農業関係資金の利子補助について。

 ことしは、春より天候の不順、長雨、低温、日照不足により、ベト病、灰星病等の発生が多く、経費がかさんでいます。特にデラウェアの玉割れ、桃の落果、灰星病、巨峰及びピオーネのバンブ病はひどく、農家の人たちは、畑に穴を掘って埋めております。また、肥料、農薬は、一昨年の原油高により、農家の経費がかさみ、大変であり、農家にとっては、農協への材料代を支払うことが困難となっております。

 そこで、農家が金融関係より資金を借りる際に利子補給ができないか、市長のご見解をお伺いいたします。

 (2)としまして、農産物の貿易の自由化と価格補償について。

 ことし、横内正明知事は、山梨県の桃を香港に輸出したいとのことで、知事の農産物の販路振興に対する思いを強く感じます。今回の衆議院選挙で民主党は、農産物の自由化、農家への戸別補償をするとのマニフェストを出しました。これは国政問題ではありますが、自由化は日本の小規模農家にとっては大変厳しいものがあります。そうかといって、このままだと、農業経営は厳しく、後継者がなくなり、耕作放棄地、過疎地域がますます多くなるのではないかと憂慮することがあります。

 このような現況の中で、本市韮崎のブドウ、桃の品質は日本でも非常にすぐれている、全国でトップレベルにあります。そこで、貿易の自由化を機会に、市長がみずから先頭に立って、JAと連携し、外国への輸出に向けた取り組みを積極的に推し進めたらどうかと思います。

 また、農産物の価格補償は、今行っている民主党のマニフェストでは、米、麦、大豆、飼料作物とのことです。これでは一部の農家しか救済できません。小規模農家は農業から離れ、後継者もいない過疎地域と荒廃農地が増加するだけだと私は思います。市長のお考えをお伺いいたします。

 (3)として、農産物の直売所について。

 主要道路には、何軒かの農産物直売所があり、観光農園もしております。しかし、主要道路より外れた農家は、農産物の販売が厳しく、経営が大変であります。苦労してせっかくつくった野菜、果樹も、市場への販売では自分で値をつけられず、経費もかさみ、収入が少ないです。生産者自身が農産物に付加価値をつけた販売を考えていかなければ、経営は成り立たず、ますます農業離れが進むのではないかと思います。

 そこで、主要道路以外の人たちのためにも、年間を通じて農作物の販売ができる施設を必要と思いますが、市長のご見解をお伺いいたします。



○議長(望月正澄君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 農業問題についてお答えをいたします。

 まず、農業関係資金の利子補助についてであります。

 ことしは例年に増して、長雨や低温、日照不足を要因とする農作物被害が発生しており、現在JA梨北に被害状況調査を依頼しております。市では、農業共済組合と連携し、広報を通じ、国と市が共済掛金の半分以上を負担する軽減措置がある果樹共済への加入促進の周知を図っております。また、災害や社会的・経済的な環境の変化などにより、資金繰りに苦慮している方々からの相談があった場合には、全国農業会議所からの利子補給がある低利の農業制度資金の利活用を促すなど、個別に対応しております。なお、認定農業者であるなど一定の要件を満たす方々につきましては、無利子での融資が可能となる制度資金があることから、市独自での補助制度は今のところ考えておりません。

 次に、農産物の貿易自由化と価格補償についてであります。

 海外への輸出に向けた取り組みは、県でも知事を先頭に積極的に取り組んでいることから、連携を密にし、地域農業の発展に努めてまいります。また、農産物の価格補償についてでありますが、新政権が掲げる施策も具体的に示されておりませんので、今後の状況を見きわめながら対応してまいります。

 次に、農産物の直売所についてであります。

 年間を通して、質、量ともに安定した農産物が提供できる生産体制を確立し、さらに集客が見込め、地域の農業振興が図られる状況であれば可能でありますが、事業の採算性や費用対効果の観点から、現状、既にある「よってけし」、道の駅、その他の直売所等を活用し、販売力をつけることが肝要かと考えます。



○議長(望月正澄君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 第一に、農業関係資金の利子補給についてお伺いいたします。

 答弁では、JAの被害状況調査等を見て、またやっていくと。そういう中で、国と市が共済掛金の半分を負担すると、そういう中で軽減した形をとっていきたいということです。

 まず、ちょっと僕も調べたんですけど、今、韮崎市全体で果樹共済に加入している割合というのは、果樹で4割強ぐらいしか加入していないそうです。特にそのうちのブドウ、スモモについては加入者が2割だと、桃が3割強、リンゴが4割ということのようでございます。そして、その内容を見ますと、桃の場合はどうなのかということなんですけども、風とひょうが降った場合には適用されるけど、ほかのものには適用されない。温暖化の問題とか、果実の落果とか、雨による被害とかというのは適用されないと。ブドウはどうかというと、ブドウは、デラウェアについての、ことしの場合は玉割れだけに該当すると、こういうことのようです。リンゴは、春先のひょうがあったので、該当すると。

 今、答弁の中で、共済等があるから、そういうもので対応してくださいというふうな意味だと思うんですけども、これを見ますと、ほとんど適用されないというのが私は実態だと思います。そんなことで、一つ聞きたいんですけど、未加入者が非常に6割近くあるということは、どういう原因だと思いますか、もしわかりましたら、ちょっと聞きたいです。



○議長(望月正澄君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 ただいまの果樹共済の関係でありますけども、未加入者が6割というふうに言われております。確かにそうでありますけども、先ほど議員さんが言いました風とひょうという掛金の仕方もありますけども、実は総合共済という、すべてに対処する共済もあるようです。掛金が実は高くなります。果樹の場合1万400円ぐらいになるんですけども、10アール当たり。金額的な面でありまして、実は昨年からですね、今までは市は定額の補助だったんですけど、今度は3分の1を補助するようになりましたので、20年から21年につきましては、共済の加入者も大分ふえてきまして、20年が167世帯ありましたけども、今度、加入者が、3分の1の市の補助をするようになりまして、196世帯にもなりましたので、徐々にそういうことで、掛金が今まで高かったということの中から加入が少なかったのではないかというふうに考えております。今後は、3分の1の補助をするということで、もう少しPRすれば、すべてに加入できる総合共済のほうに入っていただければ、その分の被害の救済ができるのではないかというふうに考えます。

 以上です。



○議長(望月正澄君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、聞くところによると、市も負担しているということでございます。確かに掛金の半分は国が負担し、そのうちの残りの半分に対する3分の1を市が負担しているということのようでございますけども、私は、一つ、果樹共済の加入を望んでいないと、加入が見込めないということは、今はどうなのかわかりませんけども、昔の話をして大変申しわけないんですけど、掛金を掛けて、いざ災害があったときに、同じ地域に同じような風害、風による風害があった場合に、こっちの人はたくさんもらえて、こっちの人はもらえない、そういうアンバランスなことがあって、共済に掛けても、我々はもらえないというふうなことが聞かれたし、私自身も現実にあってきました。

 そこで、私はそれをとやかく言うわけではないんですけど、市もそういう中で多少の負担をしていくと、こういうことですから、やはりそれに対する調査とか、どういうふうになっているか、実態というものを聞いたり調べる必要があると思うんですけども、そういうことについてはどういうふうに考えておりますか。



○議長(望月正澄君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) 被害の実態の調査でありますけども、今後も引き続き市のほうでは調査をしてまいります。



○議長(望月正澄君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 非常に農業共済というのは、僕は日本の共済制度の中では非常にいい共済制度だと、こんなふうに思っております。ですから、これが皆さんに、農家の人たちに不公平のない分配なり、平等な形がとれたらば、加入者というのはふえて、農家にとっては有利になるのではないかと、こんなふうに思っておりますので、その点をひとつ実態調査をしたり、いろいろ調べながらやっていただきたいと、こんなふうに思っております。

 そういう中で、認定農業者の一定的な要件を満たせば、無利子の融資が可能だということですけども、農業者自身を見ても、今、96人ですか、認定農業者、そのうちの60歳未満が約35名という中で、本当に農業に取り組んでいる若い人たちが非常に少ない。そういう少ない中でも、資金を借りてやっている人たちが、ことしの農業の低温で日照不足、そういう中で非常に収入が厳しいということで、その元金を払うのも非常に大変だということを言われております。そんなことで、できたら、やはり今、農家がやりくりする中で、農協から資金を借りる場合の利子補給くらいは何とかできたらと、こんなふうに思っているところですが、その辺についてはどうですか、もう一度聞きます。



○議長(望月正澄君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) ただいまのご質問でありますけども、確かに被害の状況等で資金を借りるということはわかりますけども、先ほど市長が述べましたように、無利子の資金等もあります。元本は返すんですけども、スーパーL資金、個人の上限が1億5,000万円まで借りられるという資金の貸し出しもありますので、それは無利子でありますので、そのようなところをうちは紹介したりしている状況でありますので、現段階では、市の補助制度は今のところ考えておりません。



○議長(望月正澄君) 暫時休憩いたします。

 再開は午後1時といたします。

                             (午後12時00分)

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○副議長(野口紘明君) ただいまの出席議員は16名であります。

 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

                              (午後1時01分)

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○副議長(野口紘明君) 望月議長は、所用のため欠席いたしました。かわって、私が議事を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 一般質問を続行いたします。

 矢崎六彦君、山本雄次君は、所用のため遅刻する旨の届け出がありました。

 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 午前中に続き、農業関係の資金と利子補給について、もう少し質問させていただきます。

 ことし、2007年度の全国の農業生産額が発表されました。そういう中で見ますと、今、農産物の流動化で約9兆5,960億円というのが動いているそうです。それは前年度に比べて5.5%の減だと。その原因というのは、原油、資材の高騰が要因であるというふうなことで出ております。そういう中で、野菜が2.5%、果樹は5%、酪農は11.2%、養鶏は27.2%というふうに、非常に農産物の生産が落ちております。これはさっきも言ったような資材、飼料等に係る経費が非常にかさんだからだと私は思っております。

 しかし、ことしの状況を見ますと、そういう資材、原油が高騰して、そのまま来ていますから、ことしの状況を見ますと、日照不足、低温、長雨等の中で、やはりブドウの収穫量が少ない。その上に持ってきて、価格が高騰しているかと、やはりしていないんですよね。北海道のジャガイモとか、白菜、キャベツというのは、低温で、やはり日照不足で、収量が減少している。そういうものについては、倍近くに値段が高騰していると。だけども、今申したように、ブドウは高騰していないと。

 こういうことであれば、やはり今の韮崎市の農家における収入は非常に少なくなるということが言われますよね。ですから、こういうことを考えたときに、やはり私は何らかの形で利子補給してもらいたいと。僕はそんなに、農家戸数からして、多くの人たちが求めるものではないと、こんなふうに思っております。そういうことでありますので、もう一度、その辺について、利子補給についてどうなのか、お伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 先ほどもお答えいたしましたけども、今のところ現段階では市独自の補助制度はありません。強いていえば、一国一城のあるじでありますので、農業のその辺の状況を考えながら、対応していっていただきたいということであります。以上で補助制度がないという説明になるかどうかわかりませんけど、させていただきます。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) そういったことで、今、現状は非常に厳しいので、できるだけ何かの対応ができたら、ひとつお願いしたいということで、この質問は終わらせていただきます。

 (2)の農産物の貿易の自由化と価格補償について質問いたします。

 昨今、民主党がマニフェストの中で貿易の自由化と、こういうことを言っておられます。今、日本で自由化をされたら、韮崎市の農業がどうなるのかということなんですけども、アメリカの農家というのは、経営面積が200町歩から300町歩、1人がやっていると。大型機械を入れてしています。そういう中で、韮崎市の経営面積というのは、前にも僕は申しましたけども、経営面積が60アール、70アールなんですよね。そういったことからすれば、雲泥の差があって、本当に自由化になったら、この辺の農家はほとんどやっていけないのではないかなというふうに感じております。

 そういったことで、これがもしそういうふうになると、今の韮崎市の農業主体は高齢者が主体でありますから、耕作放棄地や限界集落等が増大してくるのではないかと非常に心配しているところです。これに対して、市はどんなふうに思いますか、この問題について、自由化について。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) 農産物の自由化に対して今後どうなるかという質問でありますけども、新政権が始まって、まだ間もない状況であります。もう少したつと、具体的になると思いますので、その辺で今後の状況を見きわめて考えていきたいと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 貿易の自由化というのは、極めて私たち農家にとっては厳しいものがあると、私はそんなふうに受け取っております。

 次に、価格補償についてですけども、先日のテレビで農林大臣は、2011年度までに戸別補償と農産物の価格補償についてお話ししておりました。そういう中で、何とかマニフェストに従っていくというふうなことを言っております。しかし、どの程度これもそういうふうになってくるのか、私はわかりません。今も農林課長さんが言ったとおりだと思います。しかし、我々は、そういうことにこたえられなくて、今の農業の実態をやはり国へ訴えていくべきだと。そうしないと、逆に取り残される可能性があるのではないかと、こんなふうに思います。ですから、そういうことについて、市長さんを初め市が一丸となって取り組んでもらいたいと、こんなふうに思います。これは要望で結構です。

 ある反面、自由化、自由化と言って、厳しい、厳しいと言っていていいかといったら、僕はそうでないと。国内の販売も非常に伸び悩んでおります。そういった中で収益性も非常に厳しいと。今、山梨県で台湾へ桃を出荷しているということを先日伺いました。これも2007年度から見ると約3割減ぐらいになっているという話なんですけども、その理由として、やはり検疫が非常に厳しくなって、病気一つ一つ、また害虫の卵一つ一つを撤去するのに、非常に時間がかかると、こういった話です。それで、その割合に海外輸出は、それだけのメリットがないというようなこともちょっと聞きましたけども、私は韮崎市の桃、ブドウは、日本のトップクラスにあると、こんなふうに思っております。

 ですから、やはりだめだ、だめだでなくて、海外への輸出も考えていかなければならないというふうに思います。そこで、できたら市長に先に立ってもらって、JAを巻き込んで、トップセールスをしてもらいたいと、こんなふうに思いますが、市長、その辺はどういうふうにお考えですか。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 韮崎の果樹農産物についてに限定されるんじゃないかと思うんですけども、以前にも梨北農協にいろいろと輸出を試みたらどうだというような話は、桃ばかりでなしに、リンゴでもしているところでありますが、ただ生産量自体が輸出に回るほどないという答えがこの前たしかあったように思います。しかも、今もお話にありましたように、桃の場合、虫が入っていたり、一回事故が起きると、大変なことになったりするようでありまして、慎重にやっぱり考えていったほうがいいんじゃないかなというふうに思っております。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 確かに今、市長さんが言ったように、検疫の厳しさ、日本でも過去、アメリカシロヒトリという虫が入ってきて、大きな損害を受けていることがございます。そういったことを考えれば、ただむやみに輸出で金をかけていいかというと、そうではないんですけど、やはり我々の桃、ブドウが、日本だけでなくて、海外にも通じるという、そういう一つのアピールも必要ではないかと。収量的な問題等がございますけども、できるだけそういったことで、もし機会があれば、取り組んでもらいたいと、こんなふうに思っております。

 農産物の貿易の自由化と価格補償については以上です。

 (3)として、農産物の直売所について、答弁の中に、年間を通じて、質、量、また安定した農産物の提供ができる体制を確立していないと、集客は難しいし、厳しいということを言われております。今、私は思うんですけど、やはり主要道路に面している農家の人たちは、何軒か直売所を開いて、観光農園等も含めやっておられます。しかし、それに面していない農家のほうが非常に多いと。そういう農家をどのように支えていくか、これはやっぱりきちっと支えていかないと、農家の農業離れがますます進み、今やっている農家、完全な農家の人たちの妨げにもなるというような私は感じがいたします。

 そういったことから、そういう人たちの農産物をきちっと販売できる体制を考えていきたいと、こんなふうに思っているわけですけども、やはりこれをただするといっても、本当にきょうここへ直売所をつくったから、そういうものがどんどん売れるという状況ではないと思います。やはり5年なり、10年という歳月の中で、きちっと販売も確立しながら、またインターネット等の販売を含めやっていかなければ、無理だと思います。そんなことで、僕は、できたら建物自体については、そんなにいい建物でなくていいと思うんですけど、主要道路の土地と造成に一番お金がかかると、こういったことで、そういうことについて、市は何とかしてもらえるかどうか、その辺についてちょっと聞きたいんですが。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 直売所をすれば、すべてもうかるわけじゃないんですけども、建物を建てるのに、建物とか、造成についての市の補助というお話がありましたけども、今までの政権でしたら、直売所を建てる補助金もございました。また、新政権になりまして、新しいメニューも出てくると思いますので、それはそのときに考えればいいと思うんですけども、先ほど来、議員さんみずから申しているように、通年を通した農産物が確保できるか、また集客があるかどうか、販売力があるかどうかということをまずもって考える必要があると思いますので、そちらから徐々に考えていって、販売力がついた中で新メニューを導入したらよろしいのではないかというふうに考えます。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 通年を通して、量、質的なものが、安定的に、しかも安心安全の中で確保できなければ無理じゃないかという話ですけども、やはり事を起こして始めないと、物事は解決しないと、こういうふうに思います。そういったことで、今の段階では、非常に厳しいということでございますけども、何とかそういうことのできる、今の農家の実情から見たら、自分の作物は自分で価格をつけ、また付加価値をつけて売れるような体制がとれるよう、僕も頑張りますし、市もできるだけ協力してもらいたいと、こんなふうに思いますが、結構です、よろしくお願いします。

 農業問題については以上で終わらせていただきます。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 次に、2として、主要地方道韮崎昇仙峡線の穂坂橋より三ツ沢入り口までの道路の改修と歩道の設置についてを伺います。

 韮崎東中学校西交差点より穂坂橋の改修工事が12月に終わり、供用開始となり、本当に私はよかったと、こんなふうに思っております。しかし、今、韮崎インターチェンジ付近は、会社、コンビニ等があり、韮崎東中学校、韮崎高等学校の通学路で、朝の通学時には、道路幅が狭く、自転車、歩行者、自動車等が込み合い、非常に危険であり、事故が心配されるところでございます。穂坂橋よりインターまでの改修はどのように進められているのか。

 また、インターチェンジより三ツ沢入り口までの歩道がなく、小学生の通学路で、朝の通学は、通勤者の車が多く走り、本当に危ないです。穂坂農協より三ツ沢入り口までは、歩道ができていますが、三ツ沢入り口よりインターチェンジまでの歩道の設置はどのように進められていくのか、市長にお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 主要地方道韮崎昇仙峡線の穂坂橋より三ツ沢入り口までの道路の改修と歩道の設置についてお答えをいたします。

 まず、通学路の安全確保を図る中で、平成27年度までに穂坂橋先から東京エレクトロン入り口まで約1キロの区間を、歩道の新設とあわせて道路整備を行う予定であります。

 次に、三ツ沢入り口まで約800メートルの区間につきましては、東京エレクトロン入り口までの工事完了後、速やかに道路整備計画に位置づけていただけるよう、県及び地元との連携を密に、事業化に向け努力してまいります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、答弁の中で、平成27年までに穂坂橋から東京エレクトロン入り口までの道路の拡幅工事を行うという答弁だったですけど、27年までかかっていたら、やはりインターチェンジは韮崎市の僕は玄関口だと思うんです。そういったことから考えると、ちょっと時間がかかり過ぎているのではないかと、こんなふうに感じるわけでございます。

 ちょっと副市長に聞きますけども、今、そういう主要道路がきちっとなっていることによって、その地域へもたらす影響、また企業誘致等の問題、費用対効果というものがどの程度あるか、僕は相当大きな影響があると思うんですけども、その辺は副市長さんはどんなふうに感じているのか、ちょっとお聞きしたいです。



○副議長(野口紘明君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 大変難しいご質問でありまして、私はアナリストではございませんので、的確な答弁ができるかどうかわかりませんが、こういった道路のインフラ整備についての経済効果というのは、私は3つぐらいの視点があるかと思っています。

 一つは、インターチェンジ周辺で現在開発を進めております農工団地、これへの企業誘致につきましては、企業を誘致する際のアクセスの便利さという面では最大のセールスポイントになり得るというふうに思っております。また、周辺の企業等々への通勤者等の利便性も含めて、これは数字にはあらわれませんが、間接的な市民サービスの一環として、そういった経済効果が見込めるんだろうというふうに思っています。

 それから、もう一つ、インターチェンジを南北に切りますと、もう一つの視点では、観光の誘致という側面があろうかと思います。北側のほうは、深田公園初め、現在これもまた開発を手がけております市の市有地であります穂坂自然公園、こういったところも、今後、観光客の誘致としての経済効果が大幅に見込めるというふうに思っております。

 一つの例を申しますと、今年度、神山地区のわに塚の桜もライトアップの期間を延長いたしまして、昨年度から4割増しの観光客がふえております。したがって、今、自然公園周辺も千本桜構想というふうな形で、ふるさと協議会の皆様方を中心に、そういった観光資源の構想を持ちながら、中長期的にそういった観光資源の開発をしておりますが、こういったものも北側のほうでは一つあります。

 それから、もう一つは、インターから下の神山地域のほうへも非常に行きやすくなる、便利な観光地としての部分のそういった経済効果が見込めるのではないかというふうに思います。

 それから、3つ目は、これは数字にはあらわしにくい市民サービスとしての安全安心な時間の短縮化というふうなことから、数字にはあらわしにくい部分がございますが、こういった市民サービスの面の経済効果、こういったところが非常に今後、中長期的に見込まれるのではないかというふうに思います。

 しかしながら、新政権のもとで、こういった公共工事等々の事業費がどの程度我々地方のほうへおりてくるかということは、今後の推移を見きわめなければなりませんが、当面の目標として、平成27年度までに、こういったものを周辺の開発とリンクさせながら、経済効果を高めていきたい、このように思っています。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 本当にありがとうございました。私も、今、副市長さんが言ったように、この道路がもたらす経済効果というのは非常に大きいと確信しているところでございます。そうなると、できるだけ平成27年度ということでなくて、できるだけ早く道路整備が行われないか、その辺はどうですか、厳しいですか、ちょっと聞きたいです。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) 先ほど横内市長が答弁したとおりでありますが、用地の交渉の問題、それが事業者から提供がスムーズにいくか、さらには福田副市長が答えたとおり、予算措置が十分に対応できるかどうかというようなことがありますが、市としては、今後、県及び地元との連携を密にしながら、早期完成を目指して努力してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、政権がかわって、非常にどういうふうになるかわからないというような答弁ですけども、できるだけ速やかに施工されて、韮崎市の発展につながるよう努力していただくことをお願いしたいと思います。

 東京エレクトロンから三ツ沢入り口までの歩道の設置についてなんですけど、やはりこれも非常に道路が狭く、今、小学生の通学路になっているわけですけども、危険度が増していると。特に鳥之小池の上にある広域農道と昇仙峡線との交差点等については、子供が信号待ちをしているんですけど、待機する場所すらない、こういうような状況です。そういったことから見ますと、やはりこの道路についても、できるだけ早くして、子供の安心安全、また地域の人たちの利便性ができればというふうに私は思いますが、その辺は今の答弁は聞いたわけですけど、もう一度その辺をお聞きしたいです。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お尋ねの件につきましては、今後も速やかに道路整備計画に位置づけていただけるよう積極的に県に要望し、地元との連携を密にしながら、事業化に向けて進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 以上で主要道路韮崎昇仙峡線の問題については終了いたします。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 次に、3として、新型インフルエンザについて質問させていただきます。

 今、世界的に新型インフルエンザが拡大しております。WHO福田事務局長補佐は、世界人口の3分の1がインフルエンザに感染すると言っております。東南アジアでは、1週間で2倍に感染しているとのことでございます。なぜこのように夏の感染者が急増しているのか。国立感染症研究所の感染症情報センターの谷口さんは、「高温多湿の東南アジアでもインフルエンザが流行するのだから、日本でもインフルエンザが流行しても不思議ではない」と、こんなことを言っております。県内においても、新学期が始まり、児童・生徒に感染拡大しており、甲斐市の双葉中学校においては、全校生徒の1割近くが欠席し、4日間の休校となっております。重症患者内には、亡くなる人も起きております。

 重症化する危険性の高いとされる妊婦、心臓病、機能障害のある人たち、子供たちへの対応、またワクチンの投与等について、市はどのように考えておられるのかお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 新型インフルエンザについてお答えします。

 妊婦さんについては、既に母子健康手帳を配付する際に、保健師が詳細な説明を行っております。心臓病等の持病のある方については、かかりつけ医や医療機関との連携を強化するとともに、必要に応じて訪問などによる個別指導を行ってまいります。また、子供たちの対応といたしましては、保育園や学校での指導や教育とともに、保護者に対し新型インフルエンザ対策の最新の情報提供を行っており、今後もこの体制を強化してまいります。

 予防ワクチンの投与などについて、国では、医療従事者、妊婦、持病のある方、1歳から就学前の子供及び乳児の保護者を優先接種対象者とし、小・中・高校生と65歳以上の高齢者を接種が望ましい対象者としております。本市における対象者数は約1万3,600人であります。現段階では、金額や持病の種類等、詳細が示されておりませんが、10月末から接種が可能となった場合には、接種希望者に正確な情報を速やかに提供できるよう準備を進めているところであります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) ワクチンの接種について、まずお伺いします。流行がことしの10月から最高になるのではないかというふうな話ですけども、ワクチンは現在非常におくれているというふうな話ですけども、韮崎市においてのワクチンの投与はいつごろとなるのか、もしわかりましたらお聞きしたいです。



○副議長(野口紘明君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 ワクチンの投与についてでありますが、国同様、先ほど申しました接種の優先対象者につきましては10月下旬から、接種が望ましいとされる対象者につきましては12月末から接種可能となる見通しでございます。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 答弁には、ワクチンの金額がまだわからないというふうなことのようですけども、およそどのくらい1人にかかる費用というのがわかりましたらお願いします。



○副議長(野口紘明君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 単価につきましては、まだ案という段階ではございますが、1人につきおおむね1回3,000円から4,000円ということを聞いております。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 3,000円から4,000円ということですけども、これは普通のインフルエンザよりは少し高いくらいですよね。そういったことでありますけども、接種について、たとえ少しでも補助ができるか、どうですか、その辺は。接種した人に対するどのくらいの補助ができるかどうかわかりませんけども、できるかどうか、ちょっとお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 現段階では、接種の回数、大人が1回とか、子供が2回とか言われているんですが、正式な回数及び低所得者への対策等が言われておりまして、その辺がまだ固まっておりませんので、その辺の詳細が示され次第に市としても検討はしてみるつもりでおります。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 非常に経済情勢の悪い中でございますけども、もしそういうことができたら、多少でも市民にこういうことを考えていただいて、お願いしたいと、こんなふうに思います。

 もう一つ、小学生、中学生の学生ですよね、これは10月から市立病院においては土曜日休診になるということです。そういったことで、子供に対する接種は非常に大変だと思います。学校で集団的に接種できるのか、その辺はどんなふうに考えているのか、ちょっとお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 現段階では、接種に関しまして、すべての方につきまして任意接種ということになっております。定期の予防接種ではございませんので、学校での集団予防接種については考えておりません。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、話されると任意接種だということで、強制はないということですけども、やはりできるだけ、このインフルエンザも強毒性でないということで、普通の病院でもどこでも、今の状態ではいいということですけども、やはりその辺の感染性の問題、いろいろ考えれば、できるだけ多くの子供たちにも接種できるような方向は考えていただけたらと。私は、これは本当に大切なことですけども、お願いということでお願いします。

 もう一つ、大きな問題というのは、インフルエンザにかかったと、のど、または発熱、嘔吐して、非常に厳しいという患者さんが出ますよね。そういうときに、病院へ行って、待合室で長時間待つでなくて、できたら広報とか、いろいろな中で周知していただいて、時間設定、患者さんとコンタクトをとって、時間設定していただけたら、予約制ということですか、そういうことによって、感染も防げるし、病人がそこに行って、待つ時間というのは短くて済むと。医者にしても、その辺を多少は落ちついて診察できるのではないかと、こんなふうに思いますけど、そういう措置というのができますか、どうですか。



○副議長(野口紘明君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) お答え申し上げます。

 今ご質問のございますものにつきましては、既に実施しておりまして、皆さんご承知のとおり、医者が非常に厳しい中ではございますが、新型インフルエンザにつきましては、突然外来に訪れました場合には、多少診察室を一般の外来と別にしまして、やっておりますものですから、医者は少ないものですから、多少お待ちいただきますけれども、できるだけスピーディーにやっていただくということで、ただ事前にお電話でこういう症状ということで来ますと、それは時差、小児科の場合1時から、内科においては2時ごろから、午後診察をするように患者さんにご連絡をとらせていただいているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 非常にインフルエンザということで、急にかかってきたり、発熱が急激にして、患者にとっては大変なことでございますので、できるだけ速やかにその対応ができるようひとつお願いしたいと、こんなふうに思います。

 以上で新型インフルエンザについては終わらせていただきます。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 4といたしまして、ワイン特区について。

 県では、横内知事みずから甲州種のワインや桃などの県内農産品を積極的にトップセールスし、海外へのマーケットシェア拡大に尽力をいただいており、また本市においても、横内市長が掲げる1町1ブランド構想が、穂坂ふるさと協議会のメンバーから赤の発泡性ワインや婦人部のジャムとして着実に進捗していることは大変喜ばしいことと感じます。

 さきの自民党政権下において、規制緩和の一環として、地域活性化の観点から、農家などが特産農産物を使ったワインなどを少量で生産販売ができる構造改革特区を閣議で決定いたしました。現行の酒税法に基づく年間6キロリットルの量的緩和がなされ、最低基準が2キロリットルに引き下げられたため、我がまち穂坂のワイン材料として、ブドウの生産農家にとっても、一つのチャンスと据えることができると思います。

 2キロリットルの量というのは、普通の720ミリリットルの瓶に換算すれば、わずか2,600本ほどであり、これを韮崎市のハウスワインとして、1町1ブランドの一つになり、またレストランを初めとする地元の飲食店での提供による地産地消型の農産振興にも結びつくと思います。また、ブドウ生産農家が、みずからワイナリー、ブドウ醸造所を開業し、収入構造を拡大することも可能と思われます。さらに、遊休農地へのブドウ栽培等の拡大化や、異業種の企業の参入も門戸が開けることと予測されます。山梨ワイン県と標榜している割に、私もそうですが、もっとワインの地産地消を考えて、浸透してもよいものではないかと感じております。

 隣の北杜市では、積極的に行動していると伺っております。ワイン用ブドウ並びに観光用・食用ブドウでは、圧倒的に我がまち韮崎が勝っておりますが、ぜひ積極的にワイン特区展開を早く実施すべきと考えますが、市のご見解をお聞かせください。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) ワイン特区についてお答えをいたします。

 地域限定で規制緩和を促す構造改革特区制度ですが、本市の特産品であるブドウを原料としたワイン製造・販売にも利用できることから、今後、生産者の意見も取り入れた中で、量的緩和、遊休農地解消、農地への企業参入なども視野に入れ、ワイン特区を検討してまいりたいと考えております。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 質問させていただきます。

 現在、日之城地区に甲州種の本坊酒造のワイン専用ブドウ園があります。今後、こういった遊休農地の解消の策として、醸造所の企業の誘致や農事法人の導入等はどのような考えをしているのか、その辺をちょっとお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 耕作放棄地の解消にもつながる醸造用ブドウの導入でありますけども、今度の新政権によりまして、企業参入ができるというふうなこともありますので、大きく見開いた中で、企業、あるいは農業生産法人等の導入を市でも積極的に進めていきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 穂坂地区に観光ブドウ園等が多くあり、そういうところでブドウを売っている、そういうところとの連携ですね。やはりただワインをつくってもだめなので、そういう観光農園との連携をどのように保ってやっていくのか、やれるのか。恐らく2キロリットルというワインを搾るには、1人の農家では難しいと思います。そういったことを考えれば、3人なり4人の連携を持ってやっていかなきゃ無理だと思いますが、そういう場合に市としてどんなふうに考えているのか、ちょっとお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) ブドウの販売農家との連携という話でありましたけども、まず市では特区をとります。特区をとって、個人は今度製造の免許を取らなければなりません。製造する人がいるかどうかということもまだわかりませんので、製造する人がいて、次に販売の許可も必要というふうに考えておりますので、その辺の一連の流れがどういうふうになっているか、今後、検討する課題はかなり残っておりますけども、市としても、ワイン特区の申請は検討しておりますので、その後に販売農家との連携を持って、ワインの地産地消でありませんけども、産地にしていったらどうかというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 昨年から穂坂ではふるさと協議会というような形の中で、地域おこしをしております。そういう中で発泡性ワインをつくったり、ジャム等をつくっておりますけども、そういう中での分科会の中でのテーマとして検討していったらと、こんなふうに思いますけども、その辺はどんなふうにお考えですか。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 ふるさと協議会でワインの製造をしたらどうかというお話でありますけども、場所等もまだ決定しておりません。まず、我々が特区をとって、どうしたらいいかという相談を税務署に持ち込みましたら、まず製造免許を取れという話なものですから、だれが取るか、だれがノウハウがあるかということがちょっと問われておりますので、その辺も一つ一つ解決していきながら、ふるさと協議会でするにしろ何にしろ、そちらのほうへ今度シフトしていきたいというふうに思っております。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今聞くと、やっぱり税務署の許可を取らないと無理だというふうなことのようでございますけども、やはり生産者はそういったことで許可を取り、製造していくときに、市としては、そういう人たちに少しでも援助というか、サポートができるのかどうか、その辺はどんなふうに考えておりますか。やはり器具、そういうものが非常にお金がかかるので、仮にやるとして、古い機械をもらい受けてやっても、やはり貯蔵したり、タンクとか、そういったものに対する経費がかかりますから、その辺のサポートはどんなふうに考えているのか。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) その辺の補助的なお話でありますけども、できる時点が見込まれましたら、そのときに今後検討していったらどうかと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 非常に私は、ワイン特区については、いい考えであり、穂坂地区におかれては、ブドウ等の玉割れとか、いろいろなことで出荷できないものの悪いところをとって、そうすることによって、そのブドウの付加価値ができると。そんなことを考えれば、特に大事なことだと、こんなふうに思います。そんなことで、できるだけ早くワイン特区の申請をしていただいて、私たちも協力いたしますので、許可を取って進めていきたいと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。



○副議長(野口紘明君) 以上で横森宏尹君の質問は終わりました。

 これより関連質問に入ります。

 横森宏尹君の質問に対する関連質問を許します。

 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) 関連質問を行います。

 農産物の直売所の件につきまして、9月9日の山日新聞に2008年度の直売所の販売実績が出ていまして、山梨県の販売総額が43億7,900万円ということで、前年度比で4.8%の増ということで、ここずっと、昨年は伸び率が悪かったんですが、毎年毎年伸びていると、こういう状況です。その背景に、やはり消費者の食の安全への意識が高まってきているということと、販売する側から見ると、高齢者の生きがいの手助けもしているということ、もう一つは、遊休農地をこれ以上発生させないために、お年寄りが頑張っているという、こんな背景があるわけでございます。

 そういう意味で、私はちょっと年度は忘れたんですが、かつてこの問題を質問したことがあるんですが、実は私の知るところですと、清哲のほうからわざわざ双葉の響が丘の「よってけし」ですか、あそこへおさめているという、こういう実例があるので、地元の人たちは、近くでそういう施設ができないかと、こんな要望があるわけでございますが、そういう意味で県道の韮崎南アルプス中央線の韮崎市内へひとつこういったお年寄りの生きがいの一つである直売所というのが設けられないかどうか、その辺をお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 農産物の直売所を西側の県道につくったらどうかというお話でありますけども、以前も議員さんがご質問した過程があるということでありますけども、この場合、先ほど市長が答弁いたしましたけども、集客力があるか、場所があるかどうか、年間を通じて農産物の確保ができるかどうかということがまず第1点の問題でございます。それをすれば、またすべてがもうかるかどうか。直売所をして、先ほどの県のほうでは、ことしは4.8%増だったという話なんですけども、直売所をつくれば、すべてもうかるかどうか、その辺もちょっと難しいところでございます。

 本当に特徴のあるものがあれば、直売所はもうかると思うんですけども、その辺でまた先ほど横森議員にも話したんですけども、新しいメニュー等が来ましたら、検討する余地はありますけども、先ほど市長が答弁したように、一応現状あります「よってけし」とか、道の駅、その他の直売所を利用いたしまして、販売力がつけられるかどうかが肝心だと思いますので、まずそこから、販売力がついた時点で、もう一度考えて、場所等の選定もしたらよろしいのではないかというふうに思います。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) 市長の答弁にも、採算性とか、費用対効果という、そういう答弁があったわけでございますけれども、確かにそこだけに実際にこだわってしまうと、正直いって、何もできないというように思うわけでございますが、もう少し視野を広げた観点の中で、地域のお年寄りの生きがいだとか、遊休農地をこれ以上ふやさないといった、そういう観点からも、やっぱり考えてみる必要があるのではないかというように思います。

 一つ、円野町の上円井か、下円井になるのか、JA梨北の南部配送センターというのがありますけれども、ここのところは何のための施設なのか、ずっと閉まっているような、閉鎖しているような感じですが、例えばあそこで農産物を試験的にでもやってみるという試みがあってもいいのではないかと、このように思うわけでございます。それから、もう一つは、施設も本当に軽易な施設でもいいじゃないかと、このように思うわけでございますが、円野のあれはどういう施設なのか、その辺若干お聞かせください。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) 円野のJA梨北の配送センターというところでありますけども、私も詳しいことはわかりませんけども、あそこはほとんど肥料を一気に引き受けて、そこから配送しているということを伺っております。また、稲の時期には、苗をつくって、そこから各農家の方に配付していると伺っております。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) 今、私の質問の用語がちょっと悪かった。南部配送センターのところの入り口の右側に何か売店のような施設があるんですよね。あれは使えないのか、あれはどういう意味合いがあって、あそこにつくってあるのか、その辺が確認してあれば、お知らせください。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) 入り口の右側にある販売店らしきものという、近くに行けばログハウスがあると思いますけど、そこだと思います。そこは県の基盤整備のときに県の附帯事業でつくったと聞いております。そこは現在は円野町と契約いたしまして、地元と契約して、お貸しをしているということを伺ったことがあります。



○副議長(野口紘明君) 藤嶋英毅君。



◆10番(藤嶋英毅君) だから、その施設は、例えば仮に使って、販売を試みる、農産物の販売をしてみるという、そういうことには利用できないのかどうか。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) その点につきましては、JA梨北と今後ちょっと協議をしてみたいと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、横森宏尹君の質問に対する関連質問を終わります。

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△岩下良一君



○副議長(野口紘明君) 6番、岩下良一君を紹介いたします。

 岩下良一君。

     (6番 岩下良一君 登壇)



◆6番(岩下良一君) 6番議員、共伸クラブ所属の岩下良一でございます。

 平成21年第3回定例市議会において、一般質問の機会を得ましたことを議員各位に心から感謝申し上げます。

 さて、第45回衆議院選挙は、子ども手当や高速道路無料化、暫定税率廃止などの生活者支援に力点を置く政策を訴えて、政権選択選挙に勝利した民主党が過半数をはるかに上回る308議席を獲得し、民主党中心の新政権が誕生いたしました。今回の衆議院選挙では、各政党が国の形をめぐって、それぞれの主張を掲げましたが、民意は民主党政権を選択した結果となったわけであります。

 新政権では、新設される首相直属の国家戦略局、現在は国家戦略室ですが、国家戦略局において、官僚主導と言われる政治をどのように政治主導へと変えるのか、国に集中する権限と財源をいかに地方へ移譲するのか。こうしたことも踏まえた上で、十分な論議を尽くされ、政府と地方の代表者が対等の立場で、地方に関する事項を協働して政策立案や執行に反映させる「国と地方の協議の場」などを通じて、真の改革が実現されることを強く切望するものであります。

 いずれにいたしましても、新政権においては、政治が停滞することなく、国民生活の安定や地域経済の活性化施策等の推進に全力で取り組まれ、再び日本経済、国民生活に明るい日差しが降り注がんことを大いに期待しながら、一般質問に入らせていただきます。

 質問の第1に、市税における還付加算金についてお伺いいたします。

 過日、会計検査院が国税庁に対し、経費節減について指摘した記事が新聞に掲載されました。国税の還付金を、高額分の還付を優先し、処理日数を短縮すれば、利子分の還付加算金が約28億円節約できるとしたものであります。社会情勢の急激な変化に伴う経済状況の悪化は、市民生活はもとより、本年度の当初予算編成にも見られるように、本市の行財政運営にも多大な影響を及ぼしております。

 一方で、行政への市民ニーズはますます複雑多様化し、あらゆる角度、さまざまな観点から、これらを捕捉し、これに基づき、きめ細かな公共サービスの提供に努めていかなければならないと思っております。今後、引き続き厳しい財政状況が予想される中、限られた資源を最大限有効に活用する責務を負う自治体にとっては、これまで以上に事業の必要性、妥当性、費用対効果の観点から、事業を精査し、効率的、効果的な行財政運営が責務となるわけであります。

 現行の加算率につきましては、地方税法に基づき、特例基準割合が適用されていることは承知しておりますが、本市においても、さきの指摘事項にかんがみ、高額な還付が生じる企業等を精査され、優先的に処理を進めていくならば、歳出抑制につながるものと考えますが、所見をお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 市税における還付加算金についてお答えをいたします。

 法人市民税の中間納付額の確定申告に伴う還付加算金は、現行地方税法制度に基づく特例基準割合を適用して支出しており、本市においては、該当するすべての企業に対し、確定申告後、精査して、還付加算金を速やかに支払っております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 本年3月の議会におきまして、市税の状況に関連し、再質問をいたしました。現行の還付加算金に用いる加算率ですが、民間の最優遇貸出金利、いわゆる長期プライムレートのことですが、これを大きく上回り、市場の金利と乖離している状況にあって、当時は市長が県の市長会の会長でもありました。市長会を通じ、関係機関に見直しを要望されるように提案を私がいたしました。その中で市長は、「昨今の厳しい財政状況を踏まえると、市長会等で検討していくべきである」と答弁をされました。市長会に対し検討する旨を申し入れたのか、また申し入れをされたならば、その結果についてお聞かせください。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 岩下議員の3月議会の後、速やかに県の市長会に要望しまして、早速、総務省のほうに、全国市長会を通じて国のほうに要望したところであります。今後も、今度、政権がかわったわけでありますけども、引き続き市長会を通じて要望してまいりたいというふうに思っております。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。

     (6番 岩下良一君 登壇)



◆6番(岩下良一君) それでは、質問の2番目に入らせていただきます。

 生活環境の整備についてお伺いいたします。

 まず、黒沢川の河川清掃についてであります。

 ご承知のとおり、JR中央本線の東側は、昔は田畑が広がり、緑豊かな地帯でありました。今では新興住宅街に発展し、多くの市民が生活を営んでいます。ここを流れる黒沢川は、川幅も広く、深さもあり、護岸もきれいに整備されており、地元自治会では多くの住民が参加し、「自分たちの地域は自分たちで守る」を理念に、環境整備の一環として、毎年、河川清掃をしてきたところです。

 しかしながら、黒沢川付近の中島町地区、富士見町地区においても、少子高齢化の波が例外なく押し寄せ、その結果、清掃もままならず、水が流れる低床部分以外は、萱や雑草が繁茂している状況にあり、地域住民からは有事の際における不安の声も届いております。「地域のことは、まず地域で」、これは社会生活を営む上での条理であると思います。当然に当該地域住民は、その努力をし、また現在も努力をしておりますが、いかんとも、個人や地域住民だけでは、なし得ることとなし得ないものがあることも事実であります。簡素で効率的な行政運営を図ることも地方自治の基本理念ではありますが、地域実情や住民の声を聞き、安全で安心して生活できるまちづくりを推し進めることも行政の責務と考えます。

 そうした考えのもと、さきに申し述べた黒沢川の清掃時には、市からも何らかの手を差し伸べていただきたいと思いますが、そのお考えをお聞かせください。

 次に、甘利沢川上流並びに釜無川、塩川の立木等の伐採について質問いたします。

 甘利沢河川公園は、市当局並びに関係機関のご努力のもと、河川内においても非常にきれいになり、朝夕にはウオーキングに励まれる市民の姿が数多く見られます。しかし、甘利沢橋を境とした上流に目を向けますと、ニセアカシヤや雑木などが生い茂り、整備された下流と同一河川か疑うような状況にあります。また、過去の議会でも多くの議員がその実情を述べ質問がされてきた釜無川、塩川の両河川敷内の立木伐採も、国と県との管理下の相違によるものか、びほう策的な感が否めない状況にあります。立木などの繁殖による洪水時での危険回避、景観形成上においても、これら河川の立木処理を関係機関に強く要望すべきと考えますが、見解をお伺いいたします。

 次に、JR中央本線の騒音対策についてお伺いいたします。

 地球規模で環境問題が叫ばれています。地球温暖化や気候変動問題、大気汚染、廃棄物問題、開発問題など。しかし、騒音問題は、大都市圏においては、目が向けられているものの、地方においては、それほどの問題として取り上げられていないのが実情であります。騒音は、公害の中でも最も日常生活に密着したもので、人に心理的、生理的な悪影響を及ぼすものが大きいとされています。

 公共交通機関の一つである電車の果たす役割は大なるものがあると承知しているところですが、当然に騒音はあり、JR中央本線沿線の住民は、その騒音と向き合い、日々の生活を送っています。特に比較的人口密度が高い韮崎駅より南方は、韮崎小学校周辺の防音対策は施されていますが、それより以南の沿線は防音対策が施されていない状況にあります。

 工場及び事業場における事業活動並びに建設工事に伴って発生する相当範囲にわたる騒音や自動車などの騒音、また飛行機等の騒音については、騒音規制法、騒音防止法により規制の網がかけられていますが、電車の騒音については、新幹線鉄道騒音に係る環境基準が定められているものの、在来線鉄道に対する規制は現在はありません。市民の生活環境を保全し、市民の健康の保護に資するため、JR東日本並びに関係機関に対し、遮音や騒音防止策などについて、働きかけをお願いするものであります。

 また、韮崎駅での構内放送が日中の音量と夜間との区別がなく流れ、付近の住民から、これらについても善処願いたい旨の相談が寄せられております。これについても、ぜひとも要望をお願いするものでありますが、あわせて見解をお伺いいたします。

 生活環境の整備に関する質問の最後に、県道武田八幡神社線の改修についてお伺いいたします。

 普通乗用車で武田橋西詰を右折し、北上しますと、県道にかかる御堂橋とその前後にある高低差、また直線ではないためか、視界が遮られます。不慣れなドライバーでは非常に危ない箇所であり、それに加え、本市の未来を担う子供たちが通う通学路であります。同様な質問を同僚議員が昨年の12月議会においてされていますが、多くの市民から、また永年の懸案として、要望があるところでありまして、私のところにも、早急に改修すべきであるとご意見が寄せられております。市民の安全を守るため、道路管理者である県に対し、安全策を講じるよう強く要望すべきであると考えます。

 また、当時の市長答弁ですと、西中正門から武田橋西詰間までの歩道改修については、既に県に要望しているとのことでありますが、歩道の改修だけなのか、本線も改修するのか、するとしたら、いつから実施されるのか、あわせてお伺いをいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 生活環境の整備についてお答えいたします。

 まず、黒沢川の河川清掃についてであります。

 毎年、河川愛護の啓発と水害防止のため、地域の皆様方のご協力をいただいているところでありますが、本年6月、地区要望に基づき、地元関係自治会、県及び市と合同で現地調査を行ったところ、県において、本年11月ごろより、ライフガーデンにらさき付近より年次計画で河床整理を実施すると伺っております。

 次に、甘利沢川上流並びに釜無川、塩川の立木等の伐採であります。

 県においては、甘利沢川上流の甘利浄水場付近の約7,000平方メートルを本年9月から実施しており、釜無川につきましては、桐沢橋下流の国道側約11万平方メートルと入戸野橋の上下流の国道側約12万平方メートルの2カ所を本年11月ごろより伐採予定と伺っております。また、本市におきましても、緊急雇用創出事業として、円野町の徳島堰取水口付近約1万2,000平方メートル、釜無川河川公園西側約2万平方メートルの2カ所を伐採計画しております。なお、塩川につきましては、今後も継続的、かつ広範囲に緊急性の高い場所から除伐していくよう河川管理者へ要望してまいります。

 次に、JR中央本線の騒音対策についてであります。

 在来線については、騒音にかかわる環境基準はなく、旧環境庁より「在来鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策の指針」が示されているのみであります。このため、中央本線の立川駅以西において、学校等特別地域を除いては、騒音防止策は講じられていない現状であり、東日本旅客鉄道株式会社での対応は難しいと考えます。また、韮崎駅の構内放送は、午後9時から翌日の午前6時までの間は自動的に音量を下げて対応しているとのことでありますので、ご理解を願います。

 次に、県道武田八幡神社線の改修についてであります。

 歩道改修計画につきましては、既に計画の位置づけがされているところでありますが、道路拡幅整備についても早期に計画されるよう、今後も県及び地元関係者との連携を密に事業化に向けて努力してまいります。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) それでは、再質問させていただきます。

 1番目に黒沢川の河川清掃についての件でございますが、本年11月よりライフガーデンにらさき付近より年次計画で河床整理を実施すると伺いました。そういうことですが、河川愛護デーなどのとき、地元の自治会と行政が協働して、清掃作業をやることは考えられないのかお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お答えします。

 黒沢川の河川清掃につきましては、毎年、河川愛護デーにおいて、地域の皆様に多数参加していただき、また市でも横内市長を先頭に巡視活動、さらには河川清掃に必要な燃料や土のう袋などを支給して、地域の皆さんと市と協働で実施しております。これからも地域の皆さんには、地域でできる作業を実施していただき、どうしてもできない作業につきましては、地区の区長さんと市並びに河川管理者との連携を図る中で、黒沢川の良好な河川の環境保全を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) ご答弁いただきましてありがとうございます。やはり先ほど申し上げましたように、中島自治会にしましても、富士見自治会にしても、黒沢川の河床は非常に深いものですから、老齢化によって、大変な作業になると思います。やはり今、課長から答弁いただいたように、地元でできることは、もちろん地元でやるわけですが、できないことについては、ぜひとも今ご答弁いただいたように実施をお願いする次第であります。よろしくお願いいたします。

 それでは、次に移らせていただきます。2番目の甘利沢川上流並びに釜無川、塩川の立木等の伐採についての件で再質問いたします。

 ただいま市長の答弁で、甘利沢川上流は9月から実施して、釜無川については本年11月ころより伐採が予定されていると伺いました。本市は、34年の水害から、50年が経過いたしました。昔の人は、50年に一度は大水害が発生し、被害に遭っていると聞いております。甘利沢川上流の水神橋北側にある一の沢に15メートルから16メートルくらいの断崖があります。多分これが活断層と思われます。仮にここが糸魚川静岡構造線の活断層といたしますと、大地震が発生すると、ここで川がせきとめられまして、土石流となって、神山、御堂、山口、北原、若尾等々の集落へ甚大な被害をもたらすことも想定されます。昔、旭町の山口のため池を掘ったとき、土石流で流されたと思われる痕跡があったと伺っております。

 市長におかれましては、ぜひとも河川管理者に対しまして、今後も引き続きトップ折衝で継続しての除伐を初めとした河川管理を行うよう強力に申し入れをしていただきたいと思いますが、再度、市長のお考えをお聞かせください。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 河川の中の立木につきましては、以前から大変いろいろと問題になっているわけでありまして、こういうことを言っていいか悪いかわかりませんけども、現在の県政になってからは、釜無川のエリアの中も大分徐々に手をつけていただいていると私は思っておりますので、今後も引き続き要望してまいりたいというふうに思っております。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) それでは、塩川の水害というか、歴史的背景もありまして、この問題について触れさせていただきます。

 韮崎市誌の韮崎の水害史によれば、昭和10年9月25日に、ちょうど今から74年前になりますが、若宮地内の道喜の堤防が決壊し、当時、町営の屠殺場ほか3棟が流出しまして、耕地が約30町歩及びこの地域内の道路、水路、橋梁など全部流出したと記録されています。中央線の塩川鉄橋と塩川橋のほか、塩川にかけられた木橋は全部流出したと書いてありました。

 その後、塩川につきましては、昭和57年8月2日未明、渥美半島へ上陸した台風10号、強い風雨を伴い、日本列島を横断いたしました。このとき、富士見2丁目地内、薬袋整形外科医院東の塩川堤防が決壊しそうになったそうです。このあたりは、河床が高く、長雨で増水すると、地域住民は不安であります。特に昭和30年代後半から、富士見1丁目、2丁目、3丁目及び中島1丁目、2丁目、この50年間に約900世帯にふえまして、約2,000人の方がここに住んでおります。更科橋の上へ立ってみますと、そして南北を眺めますと、立木が非常に多く、これが河川かと疑いたくなります。塩川上流へは、大門ダム、塩川ダムの2本が、洪水調節も兼ね、その後、入りました。

 去る7月18日、文化ホールで行われました災害シンポジウムの際、講演をしていただいた先生のお話にもあったように、地球の温暖化によりまして、降雨量が年々ふえているとのことです。一朝有事になる前に、市民の生命財産を守るためにも、市長が先頭に立ち、この問題の解決に当たっていただきたいと思いますが、市長のお考えをお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 私も57年災のときには消防団でありまして、決壊寸前の堤防のところにおりました。その当時、県会議員でありました秋山幸一先生が血気盛んだった、陣頭指揮をとっておられた姿を今でも思い浮かべるわけでありますけども、あの場合は黒沢川がはんらんしたわけでありまして、その後、黒沢川が改修されて広くなってきているわけであります。

 私も以前から決壊寸前になったあの姿が頭にありますものですから、塩川橋から上は県のエリアになっているわけでありまして、管理者は県でありまして、今まで塩川の堤防というのは、私もあそこら辺の近くの住民の方々からも何回か危ない危ないということは伺っておりました。上に2つのダムが出ましたから、水のある程度抑制ができるのかどうかわかりませんけども、これは今、国の出先機関であります河川国土事務所、また富士川砂防事務所、甲府事務所の所長さん方には、「県には銭がねえから、何とか国でどうにかならんか」というような話もしているんでありますけども、国の出先機関も年々予算が削られてきているような現状でありまして、塩川の堤防改修にはどのくらい銭がかかるか、お金がかかるか、ちょっとわかりませんけども、相当なお金がかかってくるのではないか。

 富士見町、中島町近辺だけではなしに、上流までも考えると、どのくらいお金がかかるか、ちょっとわかりませんけども、いずれにいたしても、予算がないために、なかなか手がつけられないというのが現状ではないかというふうに思っているところでありまして、これからも鋭意、河川管理者に対しまして要望していくつもりであります。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 7月18日の災害シンポジウムのときに、市長が国土交通省の甲府河川工事事務所長に要望しております。塩川についても早期に堤防の補強工事等をお願いしますと言ったのを私も聞いておりました。ぜひこの問題、早急に堤防の補強工事をやっていただければと地域住民が強く望んでおります。よろしくどうぞお願いを申し上げます。

 次に、JR中央本線の騒音対策の問題に入らせていただきます。

 平成16年に日の出町自治会長から、JR中央本線沿いの市民のため、防音壁を設置してもらいたいと市当局へ要望を出しました。そのときの市当局の回答書を見ますと、「JR八王子支社より、防音壁の設置については、在来線には法的規制がないが、騒音については、車両や線路の改善改修により対応している」と回答があったわけです。それから5年が経過いたしました。現在でも騒音は相も変わらずです。

 特に韮崎小学校南の中央本線沿いの住民は、36年前の昭和48年に市道2号線新設のため、道路用地の買収で市に協力し、この場所へ移転をしてきた方々です。当時は電車の本数も少なく、今のように騒音も苦にならなかったと伺っております。この方々が安心して暮らせるよう、例えば騒音が多い特急の車両は、スピードを落とすとか、またはJR側で言う車両、線路の改善改修をするかして、住民に理解できるよう、再度、市長からこの問題についてJR側へ申し入れていただきたいと思いますが、お考えをお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) 騒音の関係の対策につきましてお答え申し上げます。

 たまたま1週間前に韮崎駅の桑名駅長さんに会うことができまして、違う用事ですけれども、このことを話した経過がございます。それで、前回、15年のときの回答と全く同じことを言われたわけでございますけども、大規模改良という言葉がありますけども、これは大幅な線路の改修とか、例えば本数が従来より2倍、3倍になってしまったとか、そういった場合にJRでは大規模改修ということの中で事業を行うという指針が出されているということでございます。

 現在、これに当てはまらないということの中で、改良工事ができないということと、もう一つは、立川より西側の部分につきましては、どこにも防音さくがありませんよということを言われました。どこも電車のスピードをアップしたり、多分本数がふえた中でも、こういったことが施されないということにつきましては、そこに住む住民の方のご協力があるからだと私たちは思っているところでございます。

 そういった話を聞かされたことと、もう一つは、在来線の中では、どこを見ても黒字になっているところは一つもありませんよという、こういった中で、財政難ということを挙げられまして、このような状況の中では、現状では、市長が申し上げましたとおり、困難だということをお示しになったのが現状でございます。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) とにかく非常に近所に住んでいる住民にとってはうるさいものですから、スピードを少しでも落とせば、かなり緩和されると思いますので、ぜひ粘り強く交渉をお願いしたいと思います。

 それから、韮崎小学校の南側の中央本線ですが、回送電車の待機車両がエンジンをかけっ放しで、長い時間停車しております。非常にこの騒音も近隣の住民にとっては迷惑な話で、非常に耳ざわりです。たまたま韮崎市は自動車のアイドリングストップ運動をしています。JRでもこれに協力するよう申し入れをして、とまっているときはエンジンを切れというくらい強く要望をお願いしたいと思いますが、お考えをお願いします。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) 地区からそのような要望がありましたことにつきましては、韮崎の駅長さんのところに申し上げておきたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) それでは、韮崎駅の構内放送の騒音について質問させていただきます。

 駅周辺へ住んでいる方がおっしゃるには、テープで収録して放送している分については、比較的音も静かだそうですが、駅員が肉声で放送するときは、音が非常に大きくて、迷惑していると。この改善について、特にボリュームを落とすとか、時間帯をですね、先ほどの答弁にありましたが、夜9時から翌日6時まではボリュームを落とすということですが、私もあの辺をよく歩きますが、通ってみると、全く本町通りまで聞こえるくらいの大きい音で、夜7時か7時半ごろになって、非常に大きい音が聞こえます。

 涼しくなってから、そんなに遅くまで、ホームに立っている方だけに聞こえればいい話で、郵便局だとか、本町通りまで響くようにボリュームを上げる必要はないと思いますので、例えば10月から4月ぐらいまでは、夜は7時、朝7時ごろまでは、ボリュームを落とす。それから、5月から9月ごろ、夏時間といいますか、こういうときは夜8時ごろから7時ぐらいまで、ボリュームを下げてもらえばありがたいなと思いますが、これもぜひ強力に地域住民の声を届けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) お答え申し上げます。

 私たち素人で考えましても、多分ボリュームを下げて放送することは可能だとは考えております。ですけども、鉄道を利用する方は、不特定多数の方が利用されますので、第一に事故を防止するということが第一優先だと考えているところがありますので、その点を踏まえながら、韮崎駅の駅長ともよく話をさせていただきたい、回送電車と同様に一緒に話をさせていただきます。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) この問題につきましては、私は、JRの駅長を過去にやった方から、このくらいの問題は駅長の判断でできるということも聞いております。ですから、住民の要望を伝えることによって、多分ボリュームも下げられるのではないか、こう思います。もちろん安全性の問題は、ホームに立っている方が聞こえなければ困りますから、それは優先されるべきかもしれませんが、また地域住民のためにも、あわせてどちらもいいような結果が出るように、再度またご努力をいただきたいと思います。余り消極的にならないで、どんどん交渉してやるべきだと思います。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) 先ほどお答え申し上げましたとおり、回送電車と構内のアナウンスにつきましては、駅長さんに話をさせていただきます。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) それでは、県道武田八幡神社線の改修についてでありますが、先ほど市長から答弁をいただきました。事業化に向け、さらに努力をしていただきたいと思います。再度、市長に決意を聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 先ほど答弁しましたけども、県のほうの事業計画の中には既に入っておるわけでありまして、地主との交渉がちょっとこじれているというようなことも聞いているところでありますけども、鋭意また努力してまいりたいというふうに思います。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。

     (6番 岩下良一君 登壇)



◆6番(岩下良一君) それでは、質問の3番目に史跡新府城跡整備工事の進捗状況と今後のスケジュールについてお伺いをいたします。

 本市は、ご案内のとおり、武田家発祥の地、終えんの地であり、市内には武田氏に関連する史跡、遺跡、文化財などが数多く存在し、本市観光資源の一つとして、貴重なものとなっています。その中で特に新府城は、天正9年、武田勝頼により築かれ、翌年の天正10年、武田氏は勝頼の自刃によって滅亡し、武田氏最後の居城となってしまいました。

 しかし、戦国時代末期の様子を伝える貴重な文化遺産であり、観光資源として活用していくことは至当であると考えますが、往時の外貌を後世に受け継ぐことも、今を生きる我々の使命であり、そうした考えに立って、昭和63年から公有地化が図られ、平成13年の整備計画策定、またそれを基本に現在、西堀、出構えなどの整備工事が進められているものと推察するところであります。

 そこで、現段階における整備工事の進捗状況並びに今後のスケジュールについてお伺いをいたします。



○副議長(野口紘明君) 伊藤教育委員長。



◎教育委員長(伊藤治男君) 史跡新府城跡の整備進捗状況と今後のスケジュールについてお答えいたします。

 新府城跡の史跡の整備につきましては、文化庁並びに県の指導を受け、平成10年度から環境整備事業が採択され、事前発掘調査を開始し、平成14年度より16年度にわたり、整備基本構想、基本計画、基本設計を策定し、平成17年度より平成25年度までを第1期整備工事期間と定めました。

 現在までの整備実績は、帯郭、井戸跡、からめ手土塁等の整備を初め、西堀の改修並びに周回用園路整備、中堀の修景整備を順次行い、今年度は東堀の整備を実施しております。平成22年度以降は、出構えや乾門などを整備する予定となっております。以上から、第1期整備工事は、おおむね70%の進捗状況であります。今後、第1期整備終了後に、引き続き文化庁並びに県の指導を受ける中で、発掘調査及び整備区域を選定し、環境整備を進めてまいります。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 再質問させていただきます。

 市のホームページを見ますと、新府城跡の史跡整備は、周辺環境や景観を含め、よりよい史跡を保存、活用するとともに、その保護を目指し、また生涯学習実践の場、拠点として活用することを目標とし、その目的は、1、城郭としての特徴や現況を生かしたわかりやすい史跡、2、城跡内の自然を生かし、多面的で魅力のある史跡、3、新府城跡を核とし、史跡や地域資源を生かした武田の里の形成、4、市民主体の生涯学習実践の場として、史跡の活用と提起されています。

 しかしながら、現地に行きますと、史跡指定地内のお堀の跡を主要地方道茅野北杜韮崎線が寸断するように南北に走り、環境や景観の妨げとなっています。史跡、文化遺産の有効な保存や活用などを考えあわせますと、主要地方道を史跡指定地の外につけかえを関係機関に強く要望すべきと思いますが、いかがでございましょうか、見解をお聞かせください。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お答えします。

 現在、主要地方道茅野北杜韮崎線において、新府バイパスの整備計画が予定されております。その計画路線には、新府史跡指定区域は除外されております。したがって、予定通り進められますと、東西の堀が現状のように分断されることはないというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。

     (6番 岩下良一君 登壇)



◆6番(岩下良一君) それでは、質問の4番目に入らせていただきます。県立韮崎射撃場移転問題のその後についてお伺いいたします。

 県立韮崎射撃場の使用期限が本年7月末に終了し、新聞等の報道によりますと、県の教育委員会では、地元である上祖母石地区に対し、使用期限の延長に向け要請いたしましたが、理解が得られなかったということを伺っています。事実上、県営射撃場は、韮崎市から甲州市へ移転することとなったものと理解するところであります。当該施設につきましては、穂坂町三之蔵地内も候補地として浮上した経過があるわけでありますが、地元と県の折衝が暗礁に乗り上げ、甲州市へ移転がほぼ決定となったものと承知するところであります。それらの事実関係とその後の経緯についてお伺いをいたします。



○副議長(野口紘明君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 県立韮崎射撃場移転問題のその後についてお答えいたします。

 県立韮崎射撃場の移転につきましては、平成10年11月に対岸民家への被弾事故が発生し、地元地区から射撃場移転の陳情を受け、県教育委員会では、平成15年に穂坂地内の県有林に建設する予定で実施設計を完了しましたが、進入ルートや事業費等の関係で、実現に至らなかった経緯があります。そこで、韮崎射撃場の使用期限も平成21年7月30日までと定められていることから、県教育委員会では、平成19年8月に、甲州市塩山のゴルフ場跡地である市有地が、穂坂地内予定地の約半分の事業費で建設が可能なため、新たな候補地として、計画を進めていく旨を関係者に説明し、新建設場所への移転に取りかかったところであります。

 現在、甲州市の建設計画地域への地元説明会も終了し、本年度、一部工事に着手する予定と伺っております。なお、韮崎射撃場は、地元との使用協定期限が満了となったため、閉鎖している現状であります。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 再質問をいたします。

 当然に移転後の跡地の活用について、地域住民と協議を進めながら検討されるものと推察するところですが、峡北地域の玄関口でありまして、古来より要衝の地で栄えた本市であります。跡地はもちろんのこと、他の市有地なども含め、検討され、県営施設を誘致すべきと考えますが、市長のお考えをお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) そういった具体的に何をどうのこうのという話は、まだ何も頭には浮かんでいないところでありまして、いずれにいたしましても、県有地でありますので、どういう格好で県が払い下げるのか、あるいは何かつくるのかということは、情報が入り次第、また検討したいというふうに思います。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 韮崎から県の施設がよそに移転してしまいますと、まちは寂れていきますので、ぜひ県の施設を引っ張ってくるようにご努力をいただきたいと思います。これは要望で結構です。

     (6番 岩下良一君 登壇)



◆6番(岩下良一君) それでは、質問の最後に、企業会計における会計基準の見直しについてお伺いをいたします。

 先般、総務省の地方公営企業会計制度等研究会は、地方自治体が運営する病院や水道などの地方公営企業について、民間並みに負債を厳しく計上する会計基準の見直しに着手し、年内にもそれら報告書をまとめることといたしました。ご承知のとおり、現行の地方公営企業会計においては、借入資本金は、民間企業の株式発行による資本金に相当するとして、資本に計上されています。しかし、借入資本金が負債に算入されると、財務の内容を示す貸借対照表の資本が減り、負債がふえ、内容が悪化するおそれがあります。当然に民間なら、経営破綻しかねず、資産を売却しても、負債を返済し切れなくなる債務超過に陥るケースも想定されるところであります。

 このたびの見直しは、設備投資に充てた地方債や自治体の一般会計からの長期借入金を借入資本金として、公営企業の資本に算入する現行基準を改め、民間と同様に負債に計上する、さらに公営企業職員の退職金引き当ての義務づけや設備の減価償却制度の見直しなども検討することであります。新聞などのメディアによりますと、この夏には、会計制度を改正するため、具体的な検討に入ると書いてありますが、これらについての状況をお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 企業会計における会計基準の見直しについてお答えいたします。

 ことしの6月に地方公営企業の会計基準の見直しに関する研究会が発足し、現在、国において議論がなされております。ご指摘のとおり、借入資本金が資本金への計上から負債への計上になりますと、貸借対照表における内容の変更が生じますが、本市におきましては、既に決算書の資本負債比率及び資産負債比率、連結バランスシートでの算定では、負債として計上しており、現段階での分析からも、各種の財政指標への影響は少ないものと考えております。

 今後も公営企業職員の退職金引き当ての義務づけや設備の減価償却制度等も含め、研究会の検討内容並びにその動向を注視するとともに、国・県の情報を十分把握しながら、公営企業の経営健全化を維持してまいります。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) この問題につきましての再質問をいたします。

 既に昨年度の決算からは、公営企業の経営状況も含め、自治体財政の悪化度を判定する自治体財政健全化法が本格的に適用されることとなったわけであります。今般の見直しは、公営企業の借金の実態を住民にわかりやすく示すことで、経営改善を促すねらいがあると承知しておるところです。しかしながら、全国公営企業の事業全体の約3割以上は経営赤字だそうでありまして、これらの見直しが後々自治体の財政運営の火種になりはしないかと憂慮するものであります。

 つきましては、これらの見直しによって、本市の病院事業会計並びに水道事業会計、また一般会計が受ける影響について、もう一度ご答弁をお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 今回の見直し、仮に実行されるといたしましても、昨年定められた地方公共団体の財政の健全化に関する法律で示されております各財政指標につきましては、先ほど市長のほうからご答弁がありましたとおり、現在のところは、その指標には影響ないというふうに考えておりまして、借入金が負債のほうに計上されたといたしましても、現在の指標と何ら変わることないということでございますので、現在の平成20年度の決算状況から見ましても、各指標から見ても、健全な財政状況を維持していると。当然一般会計並びに公営企業会計におきましても、健全な財政状況を維持しているというようなことで考えております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 答弁ありがとうございました。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(野口紘明君) 以上で岩下良一君の質問は終わりました。

 岩下良一君の質問に対する関連質問を許します。

 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 岩下議員の一般質問の中の生活環境の整備についての中で、河川の立木の伐採についてでありますが、立木の伐採、また処分について、設計時における伐採から処分までの単価等はどのような構成になっているのかお伺いいたします。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) この伐採につきましては、県で実施しておりますが、県では、工事の標準歩掛によって設計されているというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) なぜこの質問をするかというのは、伐採をした木が処分場で処分されておるわけですよね、現在は。国交省の中では、一部、皆さんもご存じと思いますが、武田橋の甘利沢寄りで、それを集積しまして、必要な方に上げますよという措置を前回とったようであります。そういう中で、処分の単価というものが、非常に伐採処分にかかわるウエートを占めるわけで、その辺の構成をちょっとお伺いしようと思って、質問したわけですが、恐らく私の推測ですと、半分以上を処分費にかかっているのではないかと、処分場へ持っていってですね。処分場では、それを細かくするなり何なりして、また処分するわけですが、そのような措置は今までとったことがあるかどうか、ちょっとお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) ご質問の件につきましては、事業主体が県でありまして、その処分につきましては、県で実施しておりますので、今お答えできません。確認しまして、議員さんのほうへ後ほど報告するようにしたいと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 立木の処分の目的は、災害を未然に防ぐということと、やはり最近では、昭和34年の災害以降、全然水が流れたことがないようなところで50年を経過して、非常に大木化しているという中で、そこにすみついたシカやイノシシ等が、農地等に対して非常に被害をもたらしているという問題も皆さんご存じだと思いますが、一石二鳥ではないですが、そういう立木を伐採することによって、環境の美化や災害の防除にもつながるものと、こんなふうに思いますが、大木化する前に木を切るというような措置をとるべきと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お答えいたします。

 昨年、県においては、6カ所、約25万平米、それからことしにつきましては、やはり全部で23万平米を予定して、伐採するということであります。県のほうで確認をしたところ、現段階では、伐採して、それを排出しているという状況であるということで、これから伐採した後、すぐ伸びてこないような措置についても検討していきたいというふうなことを言っていましたので、これからそういった対策も随時実施していかれるのではないかというふうに考えておりますので、どうかご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) アカシヤなんかは、非常に生育が早くて、船山橋の下流側の右岸側なんかは、2年ぐらい前にきれいにしてもらったんですけれども、竜岡から韮崎へ向かっていつも来るわけですが、船山橋がもう見えないような状況まで生育してしまっております。ニセアカシヤという木は外来種でありまして、非常に繁殖が強いというようなことで伺っておりますが、国交省なんかでも非常に頭を痛められておるようでございますので、大きくならないうちに、ある程度小さいうちにやれば、措置も非常に大がかりでなくできるのではないかと、そんなふうに思いますので、県のほうの指導に基づいての施行というように今説明をしていただきましたけど、こちらの意見も取り入れていただきながら、今、非常に暖房用の燃料として、農家のほうはハウスの燃料、また一般の家庭では、暖炉なんかの燃料に十分使えるそうですので、その辺も考慮に入れながらしていただくように、こちらの意見も述べていただきたい、そのように思います。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) これから国や県へ、今、議員さんのおっしゃったような内容につきましては、強く要望していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) 岩下議員の質問に対します関連質問をさせていただきます。

 JR中央本線の騒音対策ですが、この件について、先ほど答弁の中で、私、考えたんですが、健康な方でも騒音は非常に迷惑な耳ざわりな音だという格好ですが、これ以外にやはり一番は病気で伏している方、またあそこにつきましては小学校等もございます。そういう中でもって、授業等のときにその音でもって、授業が中断はしないと思いますが、障害になるというようなことでございます。

 ただ、先ほど答弁の中で、JRの中央本線は立川から韮崎方面へ向けて、このようなところが1カ所もないと、これは遮音壁の設置がないということですが、これはその地域の住民の理解と協力のたまものだというふうな答弁がありました。実際にその答弁をした市民課長は、駅長の話だけでなくて、実際に確認したのかどうか、それを伺います。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) 再質問にお答え申し上げます。

 この話につきましては、私たちも実際にあるだろうという解釈の中で聞いたわけでございますけども、駅長の話でございます。実際、私たちが甲府まで例えば乗った場合、学校施設とか、そういったところには遮音壁があるんですけども、住宅街の中には実際にはないというのが事実でありますので、多分駅長さんが言っている言葉につきましては、そんなに間違ったことを言っていないのではないかなということを理解しているところでございます。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) 駅長の話も結構なんですが、私としては、答弁する側は、確実な情報をつかんでから答弁したほうがいいというふうに感じます。ぜひ1回乗ってもらえばというふうに思います。これは要望です。

 もう1点、県道の武田八幡神社線の改修ですが、ちょうど5年ほど前、平成16年ごろまで、あそこの工事は徳島のほうから、上の神山の宮地のほうからやってきたんですが、途中でもってとまっております。これは先ほどの市長の答弁の中にもありましたが、多分地権者の関係だと思いますが、現実に上のほうから下ってきます願成寺の北側の大きなカーブ、そこについては、その手前でもって完全にとまっていますが、それがちょうど5年たちます。これについて、現実に地権者の関係なのかどうか、そこら辺を伺いたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 深澤建設課長。



◎建設課長(深澤賢治君) お答えします。

 あそこの大曲のところに現在2人の地権者がおりまして、今、県のほうで用地交渉を積極的に進めております。やはり相続関係等がありまして、なかなか進まないような状況でありますが、いずれにしましても、早急に解決するよう対応しておりますので、どうかご理解をお願いしたいと思います。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございました。例の県道武田八幡神社線、これにつきましては本当に長い間の事業でございます。中学の北側では、自転車が北側の田んぼに飛び込むというようなことも結構あるようでございます。踏まえて、上のほうから着手をしてもらいたいというふうに、県のほう、また関係機関に強力に要請してもらいたいと思います。

 以上で終わります。



○副議長(野口紘明君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、岩下良一君の質問に対する関連質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後3時30分といたします。

                              (午後3時12分)

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○副議長(野口紘明君) ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き、議会を再開いたします。

                              (午後3時30分)

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△会議時間の延長



○副議長(野口紘明君) 本日の会議時間は、議事の都合により、会議規則第9条第2項の規定に基づき、あらかじめこれを延長いたします。

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△秋山泉君



○副議長(野口紘明君) 5番、秋山 泉君を紹介いたします。

 秋山 泉君。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 第5番議員の秋山 泉でございます。

 通告書に従いまして、順次質問させていただきます。

 第3回定例会の開会における横内市長の所信表明にもありましたが、今年度の主要事業の一つでもあります旧ルネスの利活用については、まずその第一段階を終わったと考えます。市民の幅広い年代層の人々からのアンケートの結果を踏まえ、駅前施設の利活用検討委員会からの答申をいただく中で、市は(仮称)韮崎市民プラザとして、新たな構想のもとに、第二の段階に入ろうとしております。今後は、財源はもとより、マスタープランを策定、パブリックコメントによる市民の意見集約をすることとなっております。

 ところで、この提言をされた委員会、韮崎駅前施設利活用検討委員会は、今後は心配するところは、解散ということになるのでしょうか。今後の施設内容の充実を検討するためにも、当然残すべきもの、あってしかるべきものと考えます。すなわち市民総参加の意見集約機構として永続すべきものと私は考えております。継続して、常にこれに意を注ぎ、民度の高い、市民の行き交い集う一大文化拠点として、駅前活性化にも資するよう努力し、継続したく考えるところであります。

 既に図書館にかかわる委員会は立ち上げておられるようですが、統括する組織、NPOなども考えられます。生かすも殺すも市民次第というとらえ方の中で、そのような観点から、市民意識の喚起を心がけなければなりません。各地の視察研修から感じられますことは、まず市民の意欲、熱意、熱望するものが何かを明確に、的確に集約していることです。心がけなくてはならないと思います。見解をお聞かせいただきたく思います。

 なお、通告書のほうには、1番は駅前旧ルネスの利活用検討委員会の答申について、それから2番目に今後の市の対応について、それから市民意識についてと一般質問通告書には申し述べておりますが、1番、2番については、今朝ほどの清水正雄議員の答弁と大変重複しております。主に3番の市民意識について質問したく、進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 駅前旧ルネスの利活用についてお答えします。

 韮崎駅前施設利活用検討委員会の継続についてでありますが、6月1日の第1回検討委員会より、施設の視察や先進地事例の研究など十分な議論を重ね、9月7日に基本構想に関する提言書の答申をいただき、その役割を果たしたと認識しております。また、今後につきましては、提言書の内容を十分尊重する中で、マスタープランの作成を行い、さらにパブリックコメントの実施により、幅広い市民の皆様のご意見を拝聴し、十分計画に反映できるよう努めてまいります。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) これからの展開について、主導するものは、スタンスということも考えられますが、今後の駅前旧ルネスの運営主体というものは、官が主体するのか、民が主体なのか、活動指針についての内容の方向づけについてご回答願いたいと思います。お願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 午前中の清水正雄議員にもお答えしましたけども、予想される施設の管理運営につきましては、来月お示しする予定のマスタープランの中でお示しする予定ですけども、基本的に大きい施設ですので、大きい施設全体の管理と、それから中に入る個々の施設と、おのずと違ってくると考えていますので、大まかでは、全体を管理する者と、個々のそれぞれ例えば図書館とか、公民館とかあると思いますけど、そういう個々の施設の管理とおのずと違ってきますけども、それらを融合したような管理形態をしていくことが考えられるかなと今は思っております。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 管理主体というものを、私は、できれば民間のほうに、NPOというようなものを立ち上げた中で、管理運営に建物の内容というものを構築していきたいと思いますけれども、そういったことは可能でしょうか、どうでしょうか。



○副議長(野口紘明君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 施設につきましては、仮に市が取得するとすれば、官の所有物になりますから、その所有物を例えば指定管理者制度ということで、例えば民間の会社、あるいはNPO、その他どういう団体があるかわかりませんけど、管理運営に適した団体であれば、仮に指定管理者にするとしても、その俎上にはのれる組織になると思います。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。私も検討委員会のメンバーにかかわって、10カ所近いところを視察してまいりました。一番感じましたのは、民間の皆さんが熱意を持ってやっているなということを感じましたし、それが非常に大事なことだと今も思っております。そういったことから、運営に当たっては極力、指定管理者になるのかちょっとわかりませんけれども、そういった方向でぜひ検討を重ねてみたいなと思います。ありがとうございました。

 もう1点、検討委員会の中でいろいろ話が出ておりまして、あの建物を無償ではもらえないだろうかと。当初、あそこをお持ちの組合の皆さんは、6億1,200万円、更地にするから、買ってくださいという提言をしておりました。更地にしなくていいから、あのままでいいから、譲ってくれという方向になると、解体するのが1億四、五千万円ぐらいかかるようですので、そういった費用がかからないということで、当然価格は安くなろうかと思います。そういったようなことについて、今後、何かお考えがお持ちであったらお知らせ願いたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 購入に関しましては、3月議会、6月議会でも申しましたとおり、基本的には不動産鑑定に基づいた価格を基本としてやる予定でございます。当初は、組合からの要望の中では、解体をして、更地にして、市で購入してくれないかという要望でございましたけども、それは要望でございましたことは承知しておりますけども、現在は、取得につきましては、不動産鑑定価格を基本にして、あとは市場性とか、そういうものを加味しながら、交渉になると思いますけども、あくまでも基本的には公の不動産鑑定価格をベースにして交渉してまいるというスタンスでございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。駅前旧ルネスの件については、大変重複しておりますので、以上で私の最初の大きい項目の1番目の質問は終わらせていただきます。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 2つ目に入ります。クリーンエネルギーについて質問いたします。

 政権交代をした鳩山代表は、地球環境フォーラムで、地球温暖化防止への強い決意を述べています。それは温室効果ガス削減について、2020年に1990年比で25%の減を目指すという日本の目標を明言しました。地球環境問題においては、気候変動による深刻な地球温暖化、また限りある化石燃料の枯渇が予測されるなど、エネルギー問題や環境負荷の低減対策には、実効性のある一刻も早い取り組みが求められています。

 当市では、過日の山梨日日新聞に掲載された横内市長の発表に、環境省の実現可能調査事業に採択された小水力発電に関する調査費540万円を計上、市内の3カ所で調査を行い、導入の可能性を探るということであります。まことにタイムリーで歓迎されるべき事業であると思います。徳島堰や朝穂堰、また海老島用水など、平常時はいつも満々と水をたたえ、小水力発電の実現には十分可能と考えられます。昨年ですか、北杜市を視察しました。はるかに上回る事業が展開可能です。市長の見解を求めます。

 また、この事業に連動して、日照時間日本一の穂坂台地の耕作放棄地を集約して、大規模な太陽光発電設備の場を求め、クリーンエネルギーの確保も考えられますが、当局の見解はいかがでしょうか、お伺いいたします。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) クリーンエネルギーについてお答えいたします。

 まず、低炭素社会に対応した小規模水力発電については、今回、環境省から全額国庫負担の委託を受けて、今年度中に徳島堰、海老島用水、朝穂堰の3用水路について、水流の状況、適した発電機の種類、発電量、維持管理体制、収支の試算など、事業の実現可能性を調査し、その利活用について検討してまいります。

 次に、太陽光利用のエネルギーについてでありますが、大規模太陽光発電施設については、電気事業者の買い取り価格が個別協議となり、一般住宅より安価に設定されるなど、投資効果が得られない問題点があり、さらに穂坂町の耕作放棄地は、優良農地内にあることから、集約化は難しく、大規模施設の設置は困難と考えられます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 小規模の水力発電については、過日、長坂のほうの地区でもって研修に行きました。一日の発電量が320キロワット、フランシス水車というので水力発電しているわけですが、総経費が4.4億円、4億4,000万円ですね。聞きますところによると、320キロワットというのは、普通の一般家庭何軒ぐらいがその電力で一日使えるかということを換算しますと、ほぼ320キロワットで100軒分の電気の賄いができるということです。100軒分でもって4億4,000万円かかるということですと、1軒440万円ですか、そのくらいの設備投資というか、投資がかかるようなことになります。

 長坂の場合は、落差が85メートルでしたね、たしか。そして、延長が1.何キロというところですけれども、韮崎の場合は、朝穂堰から下の楯無堰だけでも落差は200メートル近くありまして、短距離ではるかに電力開発ができるのではないかと私は思っております。徳島堰でも全く同じようなケースであります。こういったものをこれからの時代に即した形の中でぜひ実現したいと思いますけれども、どうでしょうか、実現できますでしょうか、ぜひ私はやってほしいと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) お答え申し上げます。

 堰につきましては、ほとんどのところが水利権がございまして、一定量の水を水路に流さなければならないというようなルールがあるようでございます。そういった中で一回とった水をもう一度堰に戻すという大きな問題があろうかと思います。たまたま北杜の場合は、もとへ戻しているかどうか、そこのところはわからないんですけども、そういった問題がなければ、落差のみで、いい悪いが言えると思うんですけども、今回、そういった意味も踏まえまして、どれだけの電力があるのか、電気量が出るのか、また予算がどのくらいかかるのか、水車を使うのかとか、川の中へ埋め込む方式とか、いろいろの発電方法があるようでございます。そういったものをいろいろな角度から見ていただきまして、調査をお願いするのが、今回の予算でございます。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 調べましたところ、1基、2基、3基とかつくりますと、平常時の上の堰から下に落とす水量、ほかの電力で逆に戻す、ポンプアップするというようなことも簡単にできるという話を聞いております。穂坂の台地から下のほうへ落とすような水力発電というものを考えますと、あの場所でしたら幾つもつくれるのではないかと思うんですね。1基、長坂の場合は100軒分だとしても、穂坂のほうで5基でも6基でも、もしつくれるならば、つくれば、水をもとへ戻すということは実に簡単にできるそうですから、現実に大きいダムで山の上から水を落とす、大きな河川のダムでもそうですけれども、放水した水を夜間に電力を利用して、逆にまたダムのほうへ水を戻すということをやっております。今回、市長さんが明言した小規模の発電というのはすばらしい発想だし、実にいいチャンスをつかまえたなと私は思っております。ぜひこれを実現してほしいと心から思います。

 以上、要望です。

 それから、太陽光発電について質問なんですけれども、穂坂台地は、先ほども言いましたように、日照時間が非常に長うございます。そういった中で、穂坂の中の耕作放棄地というのはかなりあるんですね。これは前にもちょっと数字を聞いたんですけれども、今、穂坂の台地における耕作放棄地というのはどのくらいあるのか、何%ぐらいいくのか、教えていただければ、お聞きしたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) お答えいたします。

 ちょっとはっきり数字は覚えていないんですけれども、市内全体には468ヘクタールの耕作放棄地がありまして、そのうち穂坂が1割以上にはなっていると思いますが、4分の1、25%ぐらいなっていると思います。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。穂坂の農家の方5人ほどにそういった考えはどうですかと言いました。答えは、権利調整して、優良農地という位置づけにされていますけれども、十二分にそういったことは可能ではないかと、土地を集約して、耕作放棄地を集約して、太陽光発電の、長坂にもありますああいったフィールドにパネルを並べて発電するということは可能だということを申しておりました。「むしろ水力発電のほうがえらいじゃねえけ」と言っていましたけれども、それは一部の意見ですけれども、そういったことを踏まえながら、穂坂の台地、耕作放棄地がかなりあるんですから、土地を集約するということは決してできないことではないと思うんですね。藤井町なんかの例えば圃場整備なんていうのは、明らかにそういったものを大々的にやった結果だろうと思うんです。ぜひそこら辺のことを考えてみたいと思いますけれども、どうなんでしょうか、穂坂のそういった考え方。

 また、もう一つ聞きたいのは、優良農地というとらえ方はどういったことか、お知らせいただきたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 平賀農林課長。



◎農林課長(平賀富士夫君) 先ほどの数字から申し上げます。市内には468ヘクタールの耕作放棄地がありまして、そのうち穂坂が188.16ヘクタールあります。

 次に、優良農地の関係でありますけども、今回、農地法の一部改正がございまして、農地の利用については厳格化されます。今、議員さんがおっしゃるとおり、今度、耕作放棄地に太陽光発電を設置したらどうかというお話なんですけども、かなりの高いウエートで支障があるということが、まず第一に農地の除外です。農振からから除外する。優良農地の除外要件というのが厳しくなりました。その辺でどのくらい除外されるか、また除外されても、転用が可能かどうかということが一つの目安になると思いますので、その辺を県とまた協議をして、今後に太陽光発電の設置ができるかどうか、検討していきたいというふうに思っております。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 三ツ沢、穂坂の広域農道を走っていきますと、至るところに耕作放棄地があります。ほうっておいてもそのままですし、あれをもちろんそういったいろいろな中央からの手かせ足かせのような部分があろうかと思いますけれども、ああいったものを当然これからの長いスパンでとらえたときに、そういった活用方法は絶対考えなきゃいけないのではないかと私は思います。ぜひそういったことに配慮しながら、この問題を考えてほしいと思います。これは要望です。大きな項目の2番目の質問は以上でございます。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 次に、3番目にいきます。市の文化行政についてお尋ねいたします。

 内容的には、私は5つの項目に分けました。大英博物館に出展している2つの土偶について、坂井遺跡の今後の対応について、郷土の遺跡の再認識、文化財審議会について、韮崎市民俗資料館について、以上のことについて聞こうと考えております。

 最初に、歴史の文化遺産のことなんですけれども、縄文時代中期、温暖で豊かな文化がはぐくまれた5,000年前の八ヶ岳すそ野の峡北の一帯は、信州茅野から上諏訪に至るまで、縄文から弥生時代にかけての一大居住遺跡の宝庫であります。その数は2,000から3,000とも推測されておりまして、国宝や国の重要文化財に指定されているものが数多く発掘されています。茅野の尖石遺跡から発掘された見事な女性の土偶は、「縄文のビーナス」と命名されまして、現在、国宝に指定され、さらにもう1体、「仮面の女神」という名前をつけられましたものは、国の重要文化財に指定されています。この尖石遺跡の発掘は、韮崎の坂井遺跡の発掘とほぼ同時期に行われ、現在の日本の考古学の先鞭となり、これらにかかわった人たちは、現在、日本の考古学の権威として名を連ねております。

 端緒は、いずれも民間人であり、坂井遺跡は志村滝蔵さんであります。最初の発掘は、昭和29年、農耕の関係から、農閑期の厳寒の1月、マイナス15度、積雪20センチ、息子さんとほか1名、3名で、雪をどかせて、最初の遺跡の発掘の苦労話が記録されております。このたび、この坂井遺跡から出土した土偶1体と、文化ホールの北、後田遺跡からの出土した土偶1体、計2体は、4,000年から5,000年前の作品としては、まさに瞠目すべきできばえであります。後者などは国宝級と言っても過言ではないと言えましょう。

 この秋から開催されておりますイギリスの大英博物館の土偶展にこの2点は出品されています。既に渡英しておるわけであります。これら2体の出品はすばらしいことで、大変名誉なことでありますし、私どもの足もとにこのような作品が埋もれていたことにもっともっと注意、注目しなければいけないと思います。まさに宝物であり、市民や内外に強く発信すべきものと考えます。

 それで、質問の内容なんですが、今回、英国での展示の経緯、どういったところから今回のこのような催しが企画、発案されたのでしょうか。

 出品作品の選考基準、方法はどういったことでしょう。

 今までこれら2点の保管場所はどこにあったのか、どこにしまってあったのかということです。

 また、今回初めて日の目を見ることになったけれども、今まではどういった待遇、対応をしてきたのか、どこに埋もれていたのでしょう。

 また、仮面土偶という命名はどなたがしたのでしょうか。

 土偶は、坂井遺跡のものは女性、仮面は女性と言われていますけど、私は男性ではないかと思っていますけれども、そこら辺についてもまたお聞きしたいと思います。

 また、レプリカがあるようですが、だれがそのような作品を制作するのか、だれが許可を出すのか、制作費は幾らか。

 また、レプリカの展示には、はっきりそれを明示しなくてはいけないと思います。本来本物を展示すべきだと私は考えております。

 先月のこども議会で東中の生徒の発言の中に、郷土の歴史文化に対しての広報活動が少ないという指摘がありました。今回、急にひと月、民俗資料館で展示した後、渡英したということ。その後は、知らぬ間にレプリカに入れかわっておりました。たまたま留守番の方でしょうか、案内された方もレプリカということを知らなかったようです。

 私どもは、地上にでき上がっている建物とか、遺構については、だれでも目に触れることができますけれども、地中からのものに対しては、いま一つ注目度が薄いと思います。配慮したく思います。

 また、韮崎市には国宝はあるのでしょうか。

 以上、質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 伊藤教育委員長。



◎教育委員長(伊藤治男君) 市の文化行政についてお答えいたします。

 まず、今回のイギリスでの展示の経緯、選考基準については、文化庁及び大英博物館との相互の発案によるものであります。文化庁によれば、英国における土偶特別展は、日本の先史時代の造形物であり、縄文時代の人々の精神や信仰の形を具現化した芸術品として、世界的に評価の高い土偶を集めた展示を行うことにより、日本のすぐれた文化財を諸外国に紹介し、歴史と文化に対する理解と国際親善に寄与することを目的としたものであります。

 次に、2点の保管場所についてですが、坂井遺跡出土品は坂井考古館、後田遺跡出土品は韮崎市民俗資料館において保管されております。

 次に、呼称等の学術的な点についてですが、縄文時代の土偶については、現在のところ、女性であると学術的に位置づけられております。また、仮面土偶は、縄文時代後期の仮面をつけた土偶につけられた呼称であります。

 次に、後田遺跡の土偶のレプリカについては、平成14年に教育委員会が、文化財の修復、レプリカ制作の技術を有する会社に67万円で発注し、制作いたしました。また、後田遺跡の土偶の対応については、これまで民俗資料館において実物の展示を行うとともに、他館での特別展など貸し出しを行ってきた経過があります。

 次に、現在の対応ですが、渡英中であることから、民俗資料館の展示コーナーでは、レプリカであることを示す説明文を添付し、レプリカを展示するとともに、県内から英国特別展に出品されている他の土偶4点を写真パネルで紹介しているところであります。

 次に、土偶を初めとする埋蔵文化財については、今後も貴重な遺物が出土する可能性もあることから、発掘調査の実施について、開発業者等を初め多くの方々にご理解とご協力をお願いするところであります。

 次に、韮崎市の国宝についてでありますが、武田八幡宮本殿、願成寺の木造阿弥陀如来及び両脇侍像等については、1950年の文化財保護法施行以前の旧制度下で国宝と指定されておりましたが、文化財保護法が施行されてからは、重要文化財の取り扱いとなっておりますので、現在、市内には国宝に指定された物件はございません。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。

 後田遺跡から発掘された仮面土偶という、最初は名前はもちろんなかったと思うんですけれども、仮面土偶という名前はどなたがつけたんですか。



○副議長(野口紘明君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 手元の資料では、ちょっとどなたがつけたという資料はございませんので、後ほど調べて連絡させていただきます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 実は全く同じ土偶というのが、茅野の尖石遺跡に仮面土偶と言われていますけれども、それのほうは重要文化財になっております。「仮面の女神」という名前をつけておられまして、韮崎の仮面土偶と全く同じです。私は、たまたまそこへ行って見たんですけども、びっくりしたんですけども、余りに似ているので、びっくりしました。片方の茅野のそれは尖石遺跡の仮面の女神という名前をつけた国の重要文化財です。韮崎の発見された土偶は、だれも何も構ってはくれません。何の名前もないわけですね。

 僕はその土偶を見たときに、韮崎の土偶のほうがはるかにきれいにできていて、しっかりしているんですね。こっちのほうが、韮崎のほうが、仮面土偶という名前でなくて、長野のほうの仮面の女神を上回る、もっとすばらしい重要文化財としての価値があると思うんですね。そういったことから思うにつけて、韮崎市でそういったものが見つかった場合に、重要文化財として認める認めないというのは、どちらの判断で決まるのかお伺いします。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) 土偶についてお答え申し上げます。

 まず、教育委員会では、当時、この遺跡から出土した遺物につきましては、非常に貴重なものだということは認識しておったわけでございますけど、非常にまだ当時は一般的な認識が薄くて、文化財指定の俎上にあがることなく、現在まで至ってきたということでございます。今後、文化財審議会等で十分検討して、指定文化財として取り扱うかどうかは、今後検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 仮面土偶についてもそうなんですけれども、そういったものの真偽眼といいますか、見きわめる眼力というんですか、そういったものがない限りは、韮崎でこのような仮面土偶が発見されていながら、今まで眠っていたのではないかと私は思うんですね。今回、初めてイギリスのロンドンの大英博物館でこういったものをやる。そういった中で、全国から60何点か行ったようですけれども、韮崎から土偶に関しては2点が行くという、全然ほかではないようなことが今回起きているわけです。

 そういったものに対する着目といいますか、そういった機会が実に少ないんじゃないかと思うんですね。これだけのものが出ていながら、韮崎では、しまっておいて、今回こうなったからと、慌てて、先月ですか、1カ月間だけ展示をいたしました。そして、その中で今回もう一つ、坂井遺跡の土偶も行ったわけですけれども、民俗資料館での展示の場には、仮面土偶1体だけでした。韮崎から2体行く中で、坂井遺跡の女性の土偶はなぜ市の民俗資料館に展示されなかったのか、その理由をお聞きしたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答え申し上げます。

 坂井遺跡の土偶につきましては、個人所有ということで、坂井考古館で所蔵し、一般の方にお見せしていただくということで、今回は民俗資料館のほうには展示をしなかったことでございます。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 韮崎市から世界的な展示場へ2体行くというのに、片方の仮面土偶だけは、韮崎市の民俗資料館に展示して、もう1体は、個人が持っているからといって、それは展示しないというのは、私に言わせれば、一つの片手落ちではないかと思うんですね。これだけのものが、イギリスでは2つ並んで展示されていると思います。坂井遺跡の志村さん夫婦は、イギリスへ行ったそうです、それを見にいきました。当然私は市民のみんなに展示するのであれば、2体並べて出すべきだと思うんですけれども、個人であろうと、そうでなかろうと、そういった方法というものがどうしてできなかったのか。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答え申し上げます。

 坂井遺跡から発掘されました土偶等につきましては、坂井考古館で所蔵しております。非常にあそこの考古館に行きましても、他の土偶等もかなり多くが展示してあります。この機会にあの坂井考古館も訪れる方が大勢いてほしいというようなこともございまして、あえて民俗資料館のほうに一緒ということでなく、個人のものを、考古館を今まで以上に見ていただきたいと、そんなこともありまして、志村さん方で所蔵の中でごらんいただくようにしたと、そんな経緯もございます。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 先ほども言いました中学生のこども議会の中で、生徒が言っておりました。こういった歴史文化遺産に対しての市での広報活動が少ない、私たちは全然知りません。私は、5つ小学校がありますけれども、北西小学校を除いて、ほかの4つの校長先生にお会いしまして、こういったものを知っているかと聞きました。全員知らないと言いました、見ていないと。「広報にはちょっと載っていたね」と言う方が1人いました。あとの方はみんな知りません。そのような状況の中で子供たちが知らないというのはしようがないと思うんですね。

 ただ、民俗資料館があの場所にあるというのも大きなマイナスなんですけれども、そういう知らしめる、立派にこういったものがあるんだよという、知らしめるやっぱり努力というものをもっともっとやらなきゃいけないと思うんですね。私は、この後、また子供の徳育とか、そういったものについて質問しますけれども、ひいてはそういったところまでつながると思うんですね。子供たちが今の自分たちのまちの昔はこうだったんだと、そういったものについて、やっぱり知らしめる、親たちが、大人が教えてあげなきゃいけないと思います。そういったものが郷土愛につながると私は信じております。

 それから、これからイギリスから帰ってきて、山梨県の土偶が全部で4点行っているんですけれども、韮崎に2点帰ってくるのが来年春以降だそうですけれども、これについて、帰ってきた場合の韮崎市の今後の対応というのはどういうふうにしようとしているのか、お考えを聞かせていただきたく思います。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答え申し上げます。

 土偶につきましては、大英博物館で11月22日までが予定されております。その後、東京国立博物館で来年2月21日まで特別展が行われるということの予定でございます。その後でございますけど、帰ってきたところで、また文化財審議会、あるいは民俗資料館の先生方と協議する中で、一般の市民の方に、また展示につきましては民俗資料館等で行いたいというように考えています。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 私は、前にもちょっとお願い方々申し述べたことがありますけれども、ルネスの2階、図書館が入るんじゃないかと私は思っているんですけれども、そういった周囲にそういったブースといいますか、展示場を設けていただいて、ぜひ韮崎の2つの土偶というものをきちっと展示してほしいんですね。こういうものがあるんだよ。

 私も、土いじりというか、私ごとで恐縮ですけれども、土を使って焼き物なんかをします。3,500年から4,000年も前にあの仮面土偶という、これだけのものを、原始人と言ったら失礼かもしれないけれども、その人たちがつくるのかなと思って、本当に感心しました。よくこれをやるなと思いました。今の我々の器用な人でも、あれをつくるのはなかなか大変じゃないかと思うんですね。それだけすばらしいものだと思います。ぜひそういったものを、そういう場所を求めて、市民の皆さんに、また子供たちにも、ぜひ見せる場をつくってほしいなと心から思います。これはお願いです。

 それから、文化財審議会についてちょっとお尋ねいたしますけれども、文化財審議会というのは、自主的な会というか、どういった組織の本来のスタンスでしょうか、お願いします。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答え申し上げます。

 文化財審議会におきましては、委員会の諮問に応じまして、文化財の調査、あるいは研究等を行い、その保存、指導、あるいは活用等について審議する機関でございます。特に個人のものにつきましては、個人から文化財審議会のほうに提出していただいて審議すると。また、市のものにつきましては、教育委員会のほうで提案し、ご審議していただくという機関でございます。なお、審議会の委員につきましては、それぞれ学識経験者等7名で構成されております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 昨年の暮れですか、わに塚の近所の人から、わに塚の桜の根っこに直径15センチ近い穴が9つあいていると言って、あのままじゃ困る、どうするだということで、急拠市のほうに話を持っていったことがあります。観光課とか、そういったところでは、あれは要するに文化財だから、簡単にやたらどうにでも手を出すわけにいかない、審議会の経緯を経て、手を打つ、暮れの12月の初めにその話を聞いているから、来年の3月末になって、やっとやったことが、その穴へ砂を詰めたということだそうです。その砂を詰めたことが、当然動物の穴かどうか、よくわかりませんけれども、とりあえずのそういった対応策として、それはそれでよかろうかと思いますけれども、桜は一つの生き物でありますので、対応というものも、もっとスピーディーにやってほしいなと思うんですね。

 例えば萬休院だかの舞鶴の松のことがすぐ思い出されますけれども、あれは本当にショッキングな事件ですね、枯れてしまいました。私も何回か友達なんかを連れていって見せたんですけれども、あれが枯れたことで、住職さんは本当に落ち込んでおりました。そんなことのないように、そういったものに対する対応というものをこれからぜひスピーディーにやってほしいなと心から思います。

 それから、最後に5番目に言ったんですけど、韮崎市の民俗資料館というものの今後のありようといいますか、内容にしてもそうですし、これからああいったものを市としてはどういった方向で内容を充実させるなり、方針といいますか、文化行政の根本的なとらえ方というようなことになろうかと思いますけれども、そこら辺についてお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答え申し上げます。

 民俗資料館につきましては、民俗資料館運営委員さんがおります。その中で現在も特別展等を行ったり、いろいろな形の中で大勢の方に見ていただけるような方策を考えております。非常に現在、市民から預かったもの、あるいは寄贈していただいたものをあそこへ展示して、子供たちを初めとする多くの人たちに大勢見ていただくということで努力しておりますけど、非常に地理的なこともございますし、実際に人が見えるのは少ないというような感じは痛感いたしております。特に子供たちには、社会科等で利用していただくということで、校長会を通じて大勢の方に見ていただけるように努力しておりますが、今後もいろいろな特別展等を企画する中で、運営等も考えていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。民俗資料館にあるものを見てみますと、もったいないというか、もっと大切にしていきたいなと思うものがいっぱいあります。ぜひあれをもう少し陽の当たる場所というか、陽が当たるような、スポットが当たるような施策をぜひ打っていただきたいということをお願い申し上げまして、文化財の件については質問を終わります。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 続いて、大きい4番で、観光地とトイレについての件で質問させていただきます。

 前々から願望でありました甘利山のグリーンロッジが、このたび大規模全面改装ということが実施されることになりました。山々を愛する私どもといたしまして、また甘利山クラブの一人として、市民の一人として、心から喜ぶところであります。市長の配慮に心から感謝をするところであります。経済危機対策の費用の中から、このようなお金を割いていただきまして、8,690万円という投資、新たな発想、視点の転換ととらえて、まことに私どもとしては感謝にたえません。これをもって、観光客の皆さんに私ども本当に胸が張れるというものであります。

 当市は、横内知事の唱える自然観光立県とまさに同軸軌道上にあります。富士山、南アルプスなどは、現在、世界遺産登録に向かって、静岡、長野、各県と合同で鋭意登録のために努力しております。このような状況下で、一番基本的な関心事は、トイレの整備、設置状況であります。長野県は、自然観光立県のトップクラスでして、この分野においては、私ども山梨県より、はるかに先行しておりまして、どのような場所にも、ほぼ完璧に近いトイレが設置されています。しかも、いつ利用しても清潔で、衛生的に管理されています。完璧であります。残念ながら、山梨県は、富士山でも、南アルプスでも、まだまだはるかにおくれているのが実情です。当市の自然観光の拠点、鳳凰山、前衛の甘利山、その中でのグリーンロッジは中心的核としての存在でありまして、このようなことに関しては十二分に配慮しなくてはならないと思います。それぞれの山のトイレ状況はどうでしょうか。

 質問として、ロッジの建物内のトイレのありようはどうなのか、また外のほうの公衆トイレの状況、今後はどうなのかということ。

 それから、鳳凰山の山小屋の状況、鳳凰小屋、薬師小屋、南御室小屋。

 また、今般、新設されました茅ケ岳の駐車場のトイレの設置管理等々、当局の説明を求めます。お願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 観光地とトイレについてお答えいたします。

 まず、甘利山グリーンロッジにつきましては、ご承知のとおり、施設の改修工事に伴い、施設のトイレをすべて洋式化にリニューアルすることとしており、来年度の新規オープン時から利用が可能となっております。また、外部のトイレにつきましては、本年4月、甘利山広河原駐車場にある休憩舎のトイレを改修したところであり、当面、新設の計画はございません。

 次に、茅ケ岳駐車場のトイレの設置管理状況についてでありますが、長年の懸案事項でもあったことから、今月8日、景観にも配慮したログハウス風の外観に加え、排水再利用処理装置のついた自然に優しいトイレを新設したところであります。

 次に、鳳凰山の山小屋トイレの状況についてでありますが、南御室小屋については、既に土壌処理方式による簡易水洗化が図られており、現在、鳳凰小屋、薬師小屋の2カ所のトイレ改修についても、県及び所有者との協議を進めているところであります。自然環境に配慮したトイレの早期実現に向け、今後も引き続き取り組んでまいる考えであります。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 甘利山のロッジについては、今回、水洗トイレをいよいよ導入するということで、まことに感謝にたえません。本当にありがとうございました。

 それから、茅ケ岳の駐車場にトイレが設置されました。私も既に見にいきまして、というのは、あの駐車場で春から秋の山のシーズン中に、私ども山岳会の白鳳会のメンバーが土日交代で登山案内をあの場所でしております。5月連休などは、あそこの前のトイレには、人が並んでしまって、どうにもならないような状況でしたが、先日、トイレが設置されて、2日後でしたか、私、行きましたら、下山者のおばさんのグループが「これはすばらしいですね」なんて言っておりまして、「韮崎市はここまでやるですか」なんて言われました。随分鼻の高い思いをさせていただきました。大変喜ばしいことだと思います。

 ただ、一つ、私は、ああいったすばらしいトイレ、これからの維持管理ということをどういうふうに手を打っていくかということが非常に心配です。すごく自然の水を、天水まで使って利用するというやり方で、当面しばらくは手をかけなくても、十分にそのままで済むんだというトイレであります。実にすばらしいトイレで鼻が高いんですけれども、私は維持管理について、一つの提案なんですけれども、あのトイレを有料にしたいなと今考えております。そういったことについて考えられるかどうか、当局の説明を求めたいと思います。お願いいたします。



○副議長(野口紘明君) 横森商工観光課長。



◎商工観光課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 茅ケ岳のトイレでございますが、非常にいいトイレで、この間、私たちも見にいったんですけど、お客さんが本当に喜んでいたというところは確かにございました。有料化についてでございますが、富士山とか、そういうところは、たしか有料化になっているところもあるんですが、そこには人がいらっしゃるんですよね。だから、今回、例えばそこをかぎをかけて、そういうものを設置したとしても、どうしてもいたずらされる危惧は生じてくると思いますし、ましてや壊されるということも考えられるということもありますので、現時点では一応無料で、韮崎市が管理しながら、皆さんにご利用いただけるような形で現在時点では考えております。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 今、トイレに関しては、世界遺産もそうですけれども、世界的な山なんかが特にそうなんですけど、世界的な傾向で、ほとんど山はトイレは有料です。そして、大きく言えば、山に登ること、入山料を取ります。山に入るについて、入山料を取ります。いずれ私は富士山もそうなるのではないかと思いますけれども、現状、山頂ではトイレ100円、6合目の環境省でつくりましたトイレもやっぱり1回使うと100円です。でも、あれは見てみますと、全員が金を払ってはいません。払う人は払う、払わない人は払わない。聞きますと、大体4割ぐらいしかお金を払ってくれないと言っています。

 でも、私はそれでもいいと思うんですね。これから茅ケ岳もそうですし、この周辺もそうですけれども、山への入山者というのは、山小屋にしても、トイレにしても、オーバーユースですね。完全に使う人が多過ぎるんです。富士山は24万人が登りました。24万人の人がどこかトイレしなきゃならないんですね。そういったことを考えていくと、トイレの有料化ということは、今後、一つの意識を転換させる意味でも、トイレというものは有料化にしていく必要があろうかと思います。

 これは提案なんですけども、例えば富士山で24万人だから、20万人が100円払ったら、2,000万円からのお金を生むわけですね。韮崎の茅ケ岳でも、維持管理ということを考えていくと、例えば1万人使っても、100円では100万円ですか、維持管理費というか、そういうあれに回せるんじゃないかと思うんですね。意識改革ということも含めて、これからトイレ事情というものをぜひ有料化したい。そういったことを韮崎市で先を切ってやってみたらどうかなと考えるところであります。

 それから、鳳凰小屋のトイレなんですけれども、ことし鳳凰小屋のトイレ、非常に評判悪くて、私どもたまたま山岳会もかかわっておりますから、私のところに苦情が4件来ました。「鳳凰山の稜線は、白い砂とハエマツで実にすばらしくて、感動的でしたけれども、鳳凰小屋へおりてきて、トイレを見たら、途端に全部帳消しです」、そういった関西からのおばさんから電話があったこともありました。たまたま観光課長に話を聞きますと、今、鋭意、管理人の細田さんと話を進めて、きれいなトイレにするという話が進んでおるようですので、ぜひその話を早急に進めてほしいなと思っております。よろしくお願いいたします。

 観光地とトイレについての質問は以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) 次に、子供と徳育についてということで質問させていただきます。

 実は先日、このようなことに出くわしました。久しぶりに甲府行きの電車に乗りました。4人がけの一つのボックスの席に、窓側に座った一人の女の子がブーツを履いたまま前座席に足を投げ出して、右わきには自分のものであろうザックを置いておりました。わきには、大人が3人立ったまま、目をひそめておりました。私は腹が据えかねて、声を荒げました。「ちょっと、おい、いいかげんにしろ」、すごい目で見返されましたけど、全く冗談じゃない。この女の子が大人になって、子供が生まれる。どんな子育てをするのか、どんな子供が育つのだろうか、暗たんたる思いでした。

 過日、江戸しぐさを穂坂小学校で学びました。先人の尊いしつけの一つでしょう。狭い道路でのお互いに譲り合う精神、心がけのあらわれだと思います。さて、学校教育としての国語教育がめまぐるしい国際化の中で、個人と社会への総合的な視野を失い、言葉と人間形成の本来的な機能を果たし得なくなっているのではないでしょうか。

 早稲田大学の細川英雄教授はこう語っております。「言語教育そのものが、個人の人間形成に立ち会うことであり、人間にとって行われる文化的かつ社会的な営みであるという視点から、言葉の学習、教育の社会的・文化的意味を問うという行為は、当然のことであろう」。

 言葉は、人をつくり、文化をつくり、社会をつくると言われています。人は何のために言葉を学ぶのか。この重要な問いを見失ったまま、経済成長だけを目指して突き進んできたツケが、今、日本のこのような姿として出現し、改めてしつけの大切さが思われ、ひいては日本の学校教育を根底から揺さぶることになっているのではないでしょうか。逆説すれば、人をつくり、文化をつくり、社会をつくるには、いかに言葉が大事であるかということに行き着くことになろうかと思います。

 それで、質問ですけれども、現在での小・中学校での徳育の実情はどうでしょうか。それから、日本語と人間力、そういったことについて、当局のお考えをお聞かせいただきたく思います。

 あと、創作童話「ニーラ」についてであります。

 7月7日、穂坂町のレストランで、創作絵本「ニーラ」の出版記念祝賀会が開催されました。作者は堀貞一郎さん(80歳)であり、あの著名な東京ディズニーランドの総合プロデューサーでもあり、あそこを誘致し、立ち上げに携わった有名な先生であります。挿絵は、絵本作家の大月市に在住の仁科幸子さん、鳴り物入りで山日から出版され、大々的に教育関係各所に配布されました。

 さて、その内容でありますが、韮崎だから「ニーラ」、魔法使いのカエルであります。私の感じたことを率直に言わせてもらって恐縮ですけれども、軽い、インパクトがない、心に残らないのであります。このようなこの地にちなんだ童話というものであるなら、もっと地元の歴史、史実に踏み込んだものでなくてはならないと私は考えました。心に染み入るものでありたい。例えば甘利山の椹池の伝説です。下条ばんばの話、上ノ山のなみだの森、これらの話については、子供のころに聞いたけれども、今でも心に残っております。

 それで、質問です。

 この話の内容については、事前に伺っているのかどうか、検討するのか。

 これらの一連の費用総額はどのくらいか。

 また、個々には作家堀先生への謝礼、仁科先生への謝礼はいかほどであったのか。

 出版費用は等々、質問させていただきます。

 以上であります。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 子供と道徳についてのお答えをいたします。

 まず、私のほうから、創作絵本「ニーラ」についてであります。この話の内容についてのお尋ねですが、作者の堀先生からは、本市が標榜する「夢と感動のテーマシティにらさき」をコンセプトに、本市の豊かな自然、歴史、文化といったポテンシャルを生かした構成であることを事前に伺っております。

 次に、一連の費用総額でありますが、出版費用に当たる印刷製本費336万円を含め、総額345万5,500円であります。なお、このたびの絵本の発刊につきましては、キャラクター「ニーラ」による地域活性化という新たなまちづくりの手法であるため、先生方のご理解をいただき、謝礼はございません。

 他の答弁につきましては、教育委員会よりお答えいたします。



○副議長(野口紘明君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 小・中学校での徳育の実情についてであります。

 道徳教育は、教科としての道徳の時間をもとに、学校の教育活動全体を通して行うものであり、日々の学校生活の中で道徳教育を実践しております。特に平成18年度、19年度においては、韮崎北西小学校が文部科学省より「児童生徒の心に響く道徳教育推進事業」の指定を受け、さらに平成21年度、22年度には、韮崎東中学校が同じく文科省の指定を受け、道徳教育を推進しております。

 次に、英語導入の成果についてであります。教育課程の改訂により、英語教育が導入され、半年弱しかたっておりませんので、具体的な成果は見られませんが、外国語活動の目標である、外国語を通して、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成や、その能力の素地を養うことができればと考えております。さらに、言語活動は、人間の思考、判断、想像などの能力の向上の基礎でありますので、母国語であります日本語の教育についても、決しておろそかにできるものではないと考えております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 道徳教育についてお尋ねいたします。

 2年前ですか、私は小学校の入学式に行きました。来賓の席で座っていたんですけれども、新しく入学される子供の両親も来ておりまして、教室で言っておりました。「いいですか、名前を呼ばれたら大きい声で返事をするんですよ、そして立つんですよ」。いよいよ入学式が始まりました。教務主任の先生が、担任の先生の名前を呼びました。女性の先生でしたけれども、何とか先生、返事をしません。そして、その後、子供たちはみんな一生懸命返事をしておりました。続いて、第2組の担任の先生、やはり名前を呼ばれたけれども、返事をしません。3組目の先生もやはり返事をしませんでした。私は、呼ばれたら返事をするというのは当然だと思うし、さっきまでそれを言っていたんですね、先生方は。「名前を呼ばれたら返事をするんですよ」、全然返事をしないんです、先生が。

 道徳教育というのは、とにかく実践だと思うんですね。実践が伴わなければ、何の意味もない。こういう言葉があります。「見ただけでは、したことにならない。聞いただけでは、したことにならない。思っただけでは、やったことにならない。実践しただけが、やったことになる」、これはあるところで聞いた言葉ですけれども、実践しなければ、何もならないんですね。頭ではわかっていても、口では言っていても、自分が実践しなければ、全く無意味である。今回そういったことを感じまして、先ほどの電車の中の子供にしても、余りにもひどいじゃないかということを感じております。

 先日の山日の新聞ですが、英和の高校生がこういう投書をしております。「ふだん私たちが自分も使っている言語や属している文化を意識することは少ないですが、グローバル化が進む国際社会では、日本で生まれ育った人同士なら当たり前のこととしてわかりあえるようなことについても、説明が必要になってきます。誤解されることなく、異文化、異言語の人たちとのコミュニケーションを深めるためにも、まず自分たちの言語や文化を学ぶことが必要だと思います。そして、ほかの世代の人や立場の違う人たちには理解できない言葉も多いし、相手を尊重したコミュニケーションができないと思います。人間関係を深められるような、よりよいコミュニケーションを生むために、日本語はどうあるべきなのか、考えていくことが重要なのではないでしょうか。また、今その言葉を使ってもいいのか悪いのかを区別するという状況判断が当たり前にできるようになることが、今の若者にとって必要ではないでしょうか」。

 さらに、人間力という言葉で、新潟県の新発田の教育委員会でこういったことを言っております。小・中学校で本年度から始まった日本語の授業であります。国語の教科書を離れ、実践を通して日本語の持つ豊かな表現を学ぶことで養われるコミュニケーション力のことを指しています。同教育委員会は、新発田城に残る願い文やわらべ歌、かるたなどに加え、百人一首も取り上げてやっている。あらゆる角度から日本語の美しさや奥深さを理解させ、日本人の感性、情緒といった心についても学ばせたいと教育委員会は言っております。それが自己表現能力を高め、人間力につながると位置づけております。同教育委員会は、国際化のためにも、母国語の日本語が完成されている必要があると強調しております。足元を見詰め、日本語を楽しみながら学ぶ工夫を、学校と地域が一体となってやってみてはいかがでしょうか。私も大変学ぶことが多いと思います。このようなことをやはり日ごろから留意しながら実践するということを心がけていきたいと思います。これは意見です。

 それから、「ニーラ」の件について話をさせていただきます。

 「ニーラ」について一番最初にお尋ねしたいことは、この企画立案といいますか、発案というのはどちらから出たのか、お聞かせいただきたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 市長答弁にもありましたとおり、この作品の立案につきましては、大阪万博、それから東京ディズニーランドを立ち上げた堀貞一郎さんが本市出身の小林一三さんに大変興味を持たれて、ある機会に韮崎市を訪れたときに、市長にお会いになって、韮崎の地域活性化のために何か協力したいというお申し出がありました。その際、当然ですけれども、ディズニーランドとか、万博をなし得たノウハウを生かしながら、新しい韮崎のビジネスモデルを構築したいというお申し出から始まったものでございます。

 その一つの手法として、今回、絵本を発刊することになったんですけれども、これは単に絵本を発刊するということでなくて、これを一つのコンセプトにして、絵本から発するものづくりとか、それが観光に結びつけばいいなというようなことで、そういうコンセプトでもって、発案、制作に至った経緯がございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 過日、私は小学校の先生方にお話を伺いましたし、つい昨日も穂坂のお母様方2人に、「ニーラ」の本を読んで、感想を聞かせてもらいました。こう言いました。「どこの話で、この人は韮崎の人じゃねえら。韮崎を知らんね」、こういう発言でした。全く私も同感であります。こういった本が売らんかなで、マスコミとか、メディアというものを大いに利用して、みんなに読んでもらう努力はいいんですけれども、肝心かなめの本の内容というものを、果たしてこういう内容なんですけどということを作者から聞いたのかどうか、お尋ねさせてもらいます。お願いします。



○副議長(野口紘明君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 今回の「ニーラ」は、秋山議員も質問書に書かれてありますように創作絵本です。したがって、従前からある椹池の伝説とか、こういったものを改めて絵本、あるいは童話にしたものではございません。先ほどから説明をしておりますように、絵本という一つのコンテンツを使って、韮崎市、あるいは全体の地域の活性化を行いましょうというのが、そもそものスタートの発端でございます。したがいまして、その表現の、韮崎のいろいろな持っておる歴史だとか、地域の資源だとか、地域の産物だとか、こういうものを掘り起こして、そして全国に発信していきましょうという一つの媒体として、たまさか絵本という媒体になったというふうにご理解をください。

 そして、今後、この絵本の発刊がスタートであって、終わりではございません。要はこれを一つのコンテンツにしていきながら、ものづくり、あるいは観光資源の一つとして、これから時間をかけて、地域の方々と一緒に盛り上げていきましょうということでございます。そういったことでありますので、そこら辺の趣旨は、秋山議員も祝賀会にもお越しいただいておりましたので、そこの会場でも十分その説明はなされたかと思いますので、再度ご確認をいただきますようによろしくお願いいたします。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) ありがとうございました。ラ・キュイエットというところでのレセプションにも私は参加させていただきました。そこに行ったときに、まず本を読みたいなと一番感じました。出版された本の内容、先ほどのおばさんも「話がよくわからん、3回ぐらい読まんと、よくわからん」、そういうことを言っておりました。これはこういった形でもう動いていますけれども、ぜひこういったものをさらに広げていくといいますか、輪を大きくする形でもって、私はシリーズというような形で、こういった創作の絵本というものをぜひこれから出してほしいんです。これ一発で終わったでは、余りにもちょっと、失礼ですけど、貧弱だと思います。これに続いての新たな作品というものをさらに広げてほしいと思います。そんなことを痛感しておりますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。ありがとうございました。

     (5番 秋山 泉君 登壇)



◆5番(秋山泉君) それでは、最後の質問に移らせていただきます。

 JFAアカデミーについて、私、当初から言っておりますサッカーの英才教育の問題のことであります。現在、熊本県の宇城市では、アカデミーがいよいよスタートしていまして、動いております。そこら辺のことから質問させていただきます。

 「サッカーを通じて、豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」という理念のもとに、日本サッカー協会が提唱し、主導するJFAアカデミーは、夢のあるすばらしい企画であり、サッカーのエリート教育システムであります。当市にとっても、サッカーのまち韮崎の発信であり、全日本選手の発掘と韮崎地域の指導者・選手の指導強化に、また対象生徒の保護者の来市は、宿泊、観光にもつながり、しかもこの計画は数年で終わるものではなく、永続するものであります。2006年4月、福島県にて第1期生を迎えて開校し、ことし4月、熊本県の宇城市で第2校目を開校しました。それぞれオリンピックを目指し、大好評のうちに目下推移しているとのことであります。

 当市においては、関係者の話を聞きますと、「資金を投入しても、地元にメリットがない」「地元の子供たちが入学できるかどうかわからない」などという実に消極的な意見が多いようです。日本を代表し、世界のひのき舞台を夢見て活躍しようという意欲は、残念ながら、これでは生まれようはありません。相互に切磋琢磨するからこそ、強固な意志と強靭な身体を備えたエリートが誕生しようというものではないでしょうか。

 「子供たちはダイヤの原石です。ボトムアップし、プルアップし、スキルアップすることによって、さん然と輝くダイヤモンドになりますよ」とコーチが言っておられました。一朝一夕でかなうものとはもちろん思いませんが、長いスパンでとらえ、サッカーのまち韮崎の実現に辛抱強く努力を継続したく思います。

 質問ということで、ことし4月開校した熊本県宇城市の様子はどのような状況であろうか。

 当市のサッカーの実情とスキルアップについて。

 また、人工芝の新設はどうか。

 以上、質問させていただきます。



○副議長(野口紘明君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) JFAサッカーアカデミーについてお答え申し上げます。

 まず、熊本県宇城市のアカデミーの現状についてでありますが、107名の希望者の中から選考された13名が合格し、活動を開始したところであります。宇城市のアカデミーでは、中学での3年間で世界と戦える選手育成を目標に、エリートプログラムに基づき、強化を行うとともに、サッカーのみならず、人間形成にも目を配った活動を行っております。入校者は、九州地域に限らず、厳しい選考を経て、遠くは京都からも入校しております。

 次に、本市のサッカーの実情とスキルアップについてでありますが、現在、少子化の影響もあり、少年サッカーのチーム数は4チームが登録され、競技人口については減少傾向にあります。サッカーのまち韮崎として、各世代で全国に名をはせてまいりましたが、最近は、全国レベルでの活躍は少なく、韮崎高校サッカー部も厳しい環境下の中で健闘している状況であります。現在、サッカーのまちプロジェクト事業として、底辺拡大を目指し、就学前の幼児が参加するU−−6サッカーフェスティバル、全国の強豪チームを迎えてのサッカーフェスティバル、指導者のスキルアップを目指すアドバイザー事業等を展開しております。今後も競技団体と検討を重ね、サッカーのまち韮崎の復活と、サッカーによる地域活性化を目指してまいりたいと考えております。

 次に、人工芝グラウンドについてでありますが、人工芝グラウンドは、耐久性にすぐれ、季節、天候による使用制限を受けないため、競技力を向上させる上でも、環境の整備は必要と考えますので、財政状況もかんがみ検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 昨日、私は熊本の宇城市の教育委員会に電話させてもらいまして、そのとき、そちらの委員会のほうで対応された方は、成田さんという教育委員会の方でしたけれども、立ち上げるについては、やはり大変苦労したようです。でも、その話の中で、一番やはりキーになったのは、宇城市の市長が自分がその気になっちゃっているということを言っておりました。「トップの姿勢にも大分影響があるんじゃないでしょうか」なんていう話をしておりました。でも、やっぱりNPOを立ち上げて、1億円からのお金をこの厳しい中、集めたそうですけれども、やはり本当に底辺から細かく寄附を集めたようです。

 でも、中には、今、サッカーをやっている子供の両親というのは、自分の子供がその学校に入れるかどうか、何の保障もないわけですね。お金は協力して出すけれども、その家の子供がそれに入れるかどうか。ましてや、先ほども教育長さんがお答えしました18名という定員にはいかなくて、13名で今回スタートしたということで、やっぱり技術的にだめだという厳しいジャッジを下すんですね。それで、13名でやっている。来年になると、また18名募集します。再来年になると、また18名募集します。フルでいけば、全部で3学年で54名になる。そうなると、やはりすごくいい動きがしてきますよという話をしておりました。そういったいろいろな反対やら、意見があったようですけれども、動き出したら、全員がみんなが一生懸命応援してくれているような状況が今出てきているそうです。

 サッカーのまち韮崎であります。ぜひこの韮崎のまちにもサッカーのJFAアカデミーができることを辛抱強く待ちたいと思いますし、先日、前に監督された横森 巧さんとか、田原先生にお会いして、話を伺ったことがあります。「できればいいじゃんね」というのは、みんなそういう考えを持っております。ぜひ立ち上げたいと思います。また、過日、横内知事さんとJリーグのチェアマンであります鬼武さんとの話し合いのことが山日の新聞に載っておりました。ことしの7月11日です。韮崎とは限りませんけれども、甲府市内で講演して、リニア駅にサッカー専用スタジアムを併設するという夢構想を明らかにしたということですね。2025年に首都圏、中京圏の開業を目指すリニア中央新幹線計画に触れて、横内正明知事にリニアがとまる駅にスタジアムを併設してほしいと打診したことを明らかにしております。その上で、この構想を実現するためには、すぐにでも設計図をつくらなければいけないなどと述べ、ヴァンフォーレ甲府、リニア駅、スタジアムを核にしたまちづくりの必要性を訴えておりました。

 サッカーは夢も希望も生まれてきます。そういったことで、この分野に関しては、どうか温かいご理解と指導力を発揮していただいて、実現のために努力していただくことを心からお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(野口紘明君) 先ほどの秋山 泉議員の仮面土偶の命名についての質問に対する答弁を雨宮教育課長より求めます。

 雨宮教育課長。



◎教育課長(雨宮勝己君) お答えを申し上げます。

 市の文化行政についてのご質問の中で、仮面土偶という命名はだれがつけたかというご質問がございました。顔に仮面をつけた姿を思わせる形であることから、一般的に仮面土偶と呼ばれる太古の土偶であるものであります。名前をつけた人は不明でありますが、考古学者の間で総称として呼ばれているのが現状だそうです。

 以上でございます。



○副議長(野口紘明君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 隣の南アルプスの文化伝承館の学芸員の斉藤さんという方にお話を伺いました。尖石のやはり学芸員をやっている方にもお話を伺いました。名前をつけるというのは、例えば男性の像か、女性の像かということも、実にあいまいだと言っていました。そして、仮面土偶というのは、女性だと言っているんですけれども、尖石遺跡の縄文のビーナスと言われている国宝の女性の土偶というのは、完全に目が出ているし、しりも出ているし、本当にグラマラスな土偶なんです。それに対して、仮面土偶というのは、胸はぺちゃんこで、仮面をかぶっていて、おしりなんかは全然出ていない、ぺたんこです。これは男じゃないかと言ったら、違いますと言うんですね。比べてみれば、明らかに男か女かわかります。

 でも、一つの歴史とか、時代考証の中では、そういったふうにとりますから、早い話、いろいろ言わんでくれよというような話でした。そんなことを考えながら、仮面土偶というものをもう一度注目していただけたら、すばらしいなと思います。ありがとうございました。



○副議長(野口紘明君) 以上で秋山 泉君の質問は終わりました。

 秋山 泉君の質問に対する関連質問を許します。

 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 秋山議員の質問に対する関連質問をさせていただきます。

 質問の一つに、クリーンエネルギーについての質問の中で、昨年の9月の議会であります。クリーンエネルギーで、小水力の発電所をつくれないかという質問を我が同僚議員であります岩下議員がしたわけでありますが、その質問の答弁の中に、本市の河川では、水利権というものが絡んで、本当にそういうものは不可能であるというような趣旨の答弁をけんもほろろにいただいたのを覚えております。

 そうした中で、わずか1年足らずで、今度、540万円という予算が計上されたといった説明が先ほど来あったわけでございますが、本当にクリーンエネルギーは大事だよという質問をなされた岩下議員にしましては、どうしてこんな1年足らずでこんな予算がつくのかなというような疑問も多分あっただろうと推測をしておりますが、その辺の経過をちょっと説明をお願いしたいと思います。



○副議長(野口紘明君) 横森市民課長。



◎市民課長(横森武千代君) 関連質問についてお答え申し上げます。

 前回は、水を利用しまして、発電できる施設をつくったらどうだろうかというご質問だったと記憶しております。それにつきまして、水量的な問題、常時同じような水が流れているとか、水利権とか、枯れ葉が詰まってしまうとか、そういったような問題の中で困難だという話をさせていただいております。

 今回は、これを実施をするのではなくして、調査をするものでございます。ですから、今回も私たちは、水路が山を走っておりますので、枯れ葉が詰まるとか、水利権の問題とか、一定量が一年中流れるとか、こういった前回にお答えしました問題点を踏まえながら、設置が可能かどうかということを調査してもらう事業でございます。前回は実施と、今回は調査ですから、全然中身の内容が違うところでございます。

 もう一つの、これらにつきましては、大きな財源がかかるわけでございますけども、前回につきましては、市も一部負担をしなければならないという状況でございました。今回は、実施でありませんけども、調査費につきましては、国が全額負担をしてくれるということの中で、調査ですから、今後も未来に向かっても利用ができますので、一応調査をするということの方向性を出したものでございます。この自然エネルギーを利用したエコの取り組みにつきましては、だれもが大切さを今思っておると思います。エコに対する制度、住民意識の醸成によりまして、総合的にこれらを踏まえて判断したものでございます。

 以上です。



○副議長(野口紘明君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 当時の答弁というものも、やはり状況を判断して、質問者に対する本当に頭を絞って、心のこもった答弁をなさるべきだと私は思います。きょうの質問の中にも幾つかありましたけども、やはり質問書を提出して、答弁するまでの間、それに対する調査を十分して、そして答弁すべきだと、こんなふうに思います。

 先ほどの太陽光発電について、優良農地の中では、それは不可能だというように答弁されましたけども、やっぱり農地だから、だめだということをまず決めなくて、ハウスの中の電源に使用するとか、農業に関する電気を発電するということの中では、耕作放棄地がますますふえている中で、そういうものを、やっぱり先ほども言ったように知恵を絞って、どうすればできるかということを考えるべきだと、そのように思います。

 次の質問は、先ほどのJFAアカデミーの問題について質問させていただきます。

 サッカーのまち韮崎というのが市役所の前にもありますが、サッカーのまち韮崎とは、本当に名ばかりで、恥ずかしいような状況下ではないかと、そのように思います。いろいろな施策をしていただいて、底辺の拡大等々もするようなこともしていただいているようですけども、やはり取り組みといいますか、今までの取り組みを見ますと、24時間サッカーをしていたのが、12時間になってしまったとか、何か計画が本当に前向きでなく、後ろ向きのような感じがいたします。

 熊本の宇城市の市長さんが、アカデミーについては本当に真剣になって対応したということの中で実現したようであります。どうか本市におきましても、1町1ブランド等々もいろいろありますが、とりあえず一番身近に実行できるのは、サッカーのまちを全国に広めて、韮崎を広めていただきたいと、そのように思いますが、その辺について市長の見解をお願いいたしまして、質問を終わります。



○副議長(野口紘明君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) サッカーのまち韮崎というのは、既に言われて長いわけであります。確かにJFAアカデミーというのが福島にでき、今度は熊本にできたという話もお伺いしております。実を言うと、秋山 泉議員から最初の質問がある前に、やはりある関係者からこの話をいただきました。その段階で韮崎市サッカー協会のほうに、どんなもんだろうねという話は一回したことがございまして、なかなか難しい話だなという、民間を巻き込んでやるということは大変難しいことであるなというふうな話もいただいたところであります。これが市にも財政的にも余裕があるような財政であれば、それもまた考えられないことはないと思いますけども、今の段階でなかなか難しい問題であろうなというふうに考えているところであります。



○副議長(野口紘明君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、秋山 泉君の質問に対する関連質問を終わります。

 これにて本日の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○副議長(野口紘明君) 次の本会議は、明日25日午前10時より会議を再開し、一般質問を続行いたします。

 本日はこれをもって散会といたします。

 ご苦労さまでした。

                              (午後5時15分)