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山梨県 韮崎市

平成22年  6月 定例会(第2回) 06月21日−02号




平成22年  6月 定例会(第2回) − 06月21日−02号







平成22年  6月 定例会(第2回)



            平成22年第2回韮崎市議会定例会

議事日程(第2号)

                 平成22年6月21日(月曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

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出席議員(19名)

    1番 西野賢一君     2番 小林伸吉君

    3番 山本雄次君     4番 輿石賢一君

    5番 秋山 泉君     6番 岩下良一君

    7番 森本由美子君    8番 横森宏尹君

    9番 野口紘明君    10番 藤嶋英毅君

   11番 嶋津鈴子君    12番 一木長博君

   13番 望月正澄君    14番 石井錦一君

   15番 清水正雄君    16番 小林恵理子君

   17番 矢崎六彦君    18番 清水 一君

   19番 神田明弘君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長       福田敏明君

   会計管理者兼

            宮川文憲君   政策秘書課長    日向 亘君

   会計課長

   総務課長     深澤賢治君   企画財政課長    水川秋人君

   市民課長     神谷壮一君   税務課長      塚田冨士夫君

   収納課長     小澤和義君   福祉課長      駒井宗男君

   保健課長     中嶋尚夫君   静心寮長      笠鳥辰広君

   農林課長     猪股洋仁君   企業立地課長    横森 亨君

   商工観光課長   伊藤一向君   建設課長      横森 貢君

                    市立病院

   上下水道課長   内藤誠二君             中村 徹君

                    事務局長

   教育委員長    桝形昭平君   教育長       輿水 豊君

   教育課長     横森淳彦君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   平賀富士夫君  書記        土屋政久君

   書記       仲田真子君

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△開議の宣告



○議長(一木長博君) ただいまの出席議員は19名であります。

 定足数に達しておりますので、休会前に引き続き議会を再開いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切って頂きますようお願い申し上げます。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(一木長博君) これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 今回の質問通告者は11名であります。お手元に質問順位が配付されておりますので、これに基づいて進めてまいります。

 順次質問を許します。

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△清水一君



○議長(一木長博君) 18番、清水 一君を紹介いたします。

 清水 一君。

     (18番 清水 一君 登壇)



◆18番(清水一君) 只今ご紹介をいただきました18番議員、韮政クラブの清水 一でございます。

 質問に先立ち、質問順位をご配慮していただきました同僚議員の皆様に対し、心より厚く感謝申し上げる次第であります。

 それでは、通告による質問に入らせていただきます。

 横内市長の政治姿勢について質問をいたします。

 横内市長は、公平・公正・公明の精神で、「豊かな心と強い絆」を基本姿勢に掲げ、平成18年11月、市民からの絶大なる支持と大きな期待を背負い、第14代韮崎市長に就任されました。以来、横内市長は、福祉、保健、医療、教育などの充実を初め、本市が持つ高い潜在能力を有効に活用した魅力あふれる武田の里のPRや、夢と活力を創出する各種プランの推進など、市民のだれもが幸せに暮らすことができる市民生活優先の施策を最重点に置き、本市の将来像である「夢と感動のテーマシティにらさき」の実現のために、市民目線に立った親しみやすい行政運営を全身全霊で取り組んでまいりました。

 市長就任当時には予期できなかったリーマンショック等の世界的な景気後退を受けて、いまだ厳しい経済・雇用情勢にある中、少子高齢化の進展や多様化する行政需要、国と地方における地方分権の役割の変化など、地方自治体において大変厳しい状況下にあっても、横内市長は市長就任以来、健全な財政運営に努めるとともに、県との太いパイプや、長年政治家として培ってきた豊富な知識、経験、人材を生かして積極的に各種施策を実践してまいりました。

 具体的には、優良企業の誘致や雇用の拡大を図るため、上ノ山・穂坂地内へ工業団地造成計画を積極的に推進され、平成20年10月の企業立地課の立ち上げからわずか1年8カ月という短期間に3区画内の2区画の契約を締結するなど、まさに早さはコストと実践したトップセールスは特筆に値するものであります。

 また、新たな地域活性化策として、穂坂町の遊休地を活用した自然公園の整備に地元の協議会と協働で取り組まれ、さらには発泡性ワインや手づくりジャム、絵本「ニーラ」の発刊、イメージキャラクターの作成等々、本市のブランドづくりや全国レベルでの観光PR、ユーチューブの活用による情報発信等にも積極的に取り組まれ、サッカーのまちの復活や郷土の偉人に学ぶ新たなまちづくりの創出など、本市が持つ高い潜在能力を有効に活用した施策が着々と進められております。

 福祉・医療の分野では、小学校6年生までの医療費の無料化を初め、新型インフルエンザワクチンや子宮頸がんワクチンの素早い助成、乳幼児やひとり親家庭、重度心身障害者の医療費の窓口無料化や、来院者の待ち時間の短縮を図り、スピーディーなサービスを充実させるための市立病院へのオーダリングシステムの導入、ひとり暮らし老人への配食サービスの自己負担金の軽減、在宅介護者の施設使用料への助成、また食育の推進と市民の健康管理の増進を図るなど、だれにも優しい社会の実現に取り組んでまいりました。

 教育の分野では、心の教育の充実を学校教育の基本方針として、道徳教育の推進を初め、特別支援スタッフ6名を新たに配置するとともに、西中学校への栄養教諭の配置、英語指導助手を4名体制に、また甘利小学校の養護教諭を2名体制にそれぞれ増強し、中学1年生の35人学級を導入するなど、教育環境の整備を推進するとともに、本年度は保護者の負担を軽減した県内トップレベルの幼稚園就園奨励費補助金の拡充を実施し、多くの市民より感謝の声を聞くところであります。

 商工業の分野では、ライフガーデンにらさきのオープン並びに駅前広場の整備を初め、商店街空き店舗対策事業、補助金の創設や小規模商工業者への事業資金利子補給及び保証料の助成を行い、まちのにぎわいをつくり出す商工業の振興に取り組んでまいりました。さらに、韮崎市プレミアム「ふれ愛商品券」の販売や、国の雇用調整助成金を利用する企業に対し市単独助成を行うなど、緊急経済対策への素早い対応も高く評価をするものであります。

 農業分野においても、市外からの農業生産法人の誘致、新規就農者への支援対策として就農支援制度を創設するなど、環境と調和した農林業の振興にも取り組んでおります。

 また、小・中学生を対象とした子ども議会やまちづくり懇談会の開催、韮崎市公募提案型補助金の創設、市長交際費の削減や使途の公開、また市議会本会議のインターネット中継など、市民の声を積極的に取り入れ、透明性の高い開かれた行財政に取り組んでまいりました。

 さらに、防災関連の分野では、他市町村に先駆け、犯罪被害者支援条例の制定や防災体制Jアラートの構築、地震防災マップの作成と配布、本市と峡北消防本部、NPO法人の3者で減災協定を締結するなど、安心・安全なまちづくりにも積極的に取り組んでまいりました。

 横内市長は、市民生活を最優先に市民との協働を基本姿勢として、目まぐるしく変化する社会情勢や市民ニーズに的確に対応するため、第6次長期総合計画を策定し、市長みずから先頭に立ち計画を積極・果敢に推進していく姿勢は、高く評価するものであります。こうした成果は、本年2月に民間シンクタンクが発表した本市の生産性ランキングが全国780市のうち、何と13位、県内第1位となるなど、横内市長のこれまでの努力と成果が着実にあらわれてきたあかしであります。

 財政状況を見ましても、市債の将来負担率では、平成18年度決算見込みの106%が平成20年度では87.6%まで減少し、一般財源に占める公債費の割合を示す公債費負担比率は県内13市の中でトップにあり、財政構造の弾力性を示す経常収支比率、自主財源比率は2番目の数値にあり、財政力指数は3番目、他の指標も上位にランクされる等、健全な財政運営に対し心から賛辞を送るものであります。横内市政進展に傾ける熱意と情熱は、韮崎市民ひとしく評価するところであります。今後、市政運営につきましても、市民の期待と信頼に十分こたえられるものと思うものであります。

 今後、横内市政におかれましては、少子高齢化の進行や地方分権の進展など、社会情勢が大きく変遷の一途をたどる中で、我が韮崎市においても社会基盤の整備を初め、高齢化社会における医療・介護の充実、子育て支援、本市の特性を生かした農業・商工業の活性化策、教育・文化の振興等々、多くの課題が山積しております。

 また、図書館、子育て支援センターを核とした(仮称)韮崎市民交流センターの整備には、3万2,000余の市民が夢と期待を持って明年度の完成を待ち望んでおります。第6次長期総合計画を推進していく中でクリアすべき多くの難題を乗り越え、市民の負託にこたえられる横内市長に対する3万2,000余市民の期待は大きいものがあります。

 今日に至るまでの間、韮崎市地区長連合会を初めとする数多くの諸団体から、横内市長に対する出馬要請が相次いでいると聞き及んでおりますが、公人たる市長はきょう現在まで意思表明をされておらず、沈黙を守っておられますが、私は改めて、市民とともに市長の再選出馬の表明をしていただきたいと強く希望するところであります。

 横内市長、あなたがことしの秋に任期満了を迎えるに当たり、次期韮崎市長に向けての決意のほどをきょうここでお伺いする次第であります。どうぞ胸のうちをお聞かせ願いたく、以上で私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 清水 一議員の質問にお答えいたします。

 私の政治姿勢について答弁を行います。

 「日に日に新たにして、また日に新たなり」、何事においても毎日を新たな気持ちで努力を続けようと決意してから、気がつくと、はや3年6カ月を経過いたしております。ただいまは、市議会議員として5期もの経歴を積まれ、政治経験豊かで識見の高い清水 一議員から、私の政治姿勢並びに市政の実績や成果につきまして過分なる評価を賜り、心から感謝申し上げる次第であります。

 平成18年11月、「市民の豊かな心と強い絆」を基本理念に、健全で安心して生活できる「夢」と「希望」の持てる街づくり、健康で晩年を快適に過ごせる街づくりを政策目標に掲げ、市民の負託をいただき、第14代韮崎市長に就任させていただきました。以来、私が座右の銘の一つとしております「桃李不言下自成蹊(桃李物言わざれど下おのずから蹊をなす)」ではありませんが、徳のある人物のもとには、求めなくても人が集まり道をなすような、そんな市民との協働のまちづくりに全力を傾注してまいりました。

 本市が持つ限りない潜在能力を最大限に発揮すべく、効率的な行財政運営、新たなチャレンジによる特徴ある仕組みづくりや市民との協働精神に基づく市民公益の追及により、市民が誇りを持てる魅力あるまちづくりに意を注ぐとともに、子供には夢と安全を、働く世代には活力を、晩年世代には安心・快適をモットーに市政執行に邁進してまいりました。

 一方で、世界的な景気低迷や新型インフルエンザ問題、現行憲法下では初となる政権交代など、市長就任当時には想像すらできなかった新たな課題や対応が求められましたが、スピード感あふれる適切な行動は県下市町村をリードできたのではないかと自負するところであります。

 このような中、これまで韮崎市地区長連合会や韮崎市民生委員・児童委員協議会、韮崎市農業委員会など、80以上の各種団体・組織の皆様から私の市政運営に高い評価をいただくとともに、「ぜひ市政を継続してほしい」との要請をいただき、大変恐縮しているところであります。多くの市民の皆様の心温まる激励と要請に対しまして、この場をおかりして改めて心から感謝を申し上げる次第であります。

 考えてみますれば、言葉をかりるのはおこがましいかもしれませんが、「たどり来て、いまだ山麓」、この任期3年半にできた道は、まだまだ大道には及ばずといったところであります。また、(仮称)韮崎市民交流センターのリニューアルや上ノ山・穂坂地区工業団地への企業誘致、穂坂自然公園の整備といった中長期的なまちづくりへの直面する市政の大きな課題も道半ばであります。市民との協働によるまちづくりをさらに進めていきたいとも考えております。

 今議会が決断のタイミングであるとは思っておりましたが、このようにさまざまなことを考慮した結果、私は第6次長期総合計画が目指す将来都市像「夢と感動のテーマシティにらさき」に基づき、まちづくりの基本理念としております「豊かな自然と歴史を愛し、美しい心と強い絆のまちづくり」「夢と感動を共有し、多様な価値観に対応できるまちづくり」「市民が協働し、新しい創造力を備えた人が集まる賑わいのある豊かなまちづくり」の実現に向けて、引き続き3万2,000余の市民の皆様とともに全身全霊をかけて市政を担当すべく、来る次期市長選挙に立候補する決意を固めたことを今ここに表明する次第であります。

 議員各位を初め、市民の皆様の温かいご理解と絶大なるご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げ、私の決意表明とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 清水 一君。



◆18番(清水一君) ただいまは、市長より来る次期市長選に立候補するというかたいご決意をお伺いをした次第であります。私も意を強くしたところでございます。

 あと残された数カ月間、今任期の数カ月間、全力でもって市政の運営に当たっていただきたいとともに、来るべき今秋の大業にはぜひ大願成就をしていただき、我が韮崎市のためにぜひともこれまでの1期の経験をもとにして、全身全霊、韮崎市の市政運営に当たっていただくことを期待とお願いを込めて、またお祈りをして、私の激励と質問にかえさせていただきます。頑張ってください。

 以上で終わります。



○議長(一木長博君) 以上で清水 一君の質問は終わりました。

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△横森宏尹君



○議長(一木長博君) 8番、横森宏尹君を紹介いたします。

 横森宏尹君。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) ただいまご紹介いただきました韮政クラブ、8番議員の横森です。よろしくお願いいたします。

 今、鳩山政権から菅政権にかわり、真の国民主権の実現を基本理念に位置づけ、内閣の政策が課題とされております。そうした中で、新しい政治が行われるのではないかと、こんなふうに思っております。また、市当局においても多くの課題があり、厳しい財政の中、市民の声一つ一つに検証していかなければなりません。

 そこで、通告に従い、順次質問させていただきます。

 質問第1、口蹄疫について。

 宮崎県川南町を中心に発生が確認された口蹄疫問題は、日本の畜産農家に大きな打撃となっております。発生農場から半径10キロ圏内に育成されている牛、豚、計15万5,000頭にワクチンを接種した後、全頭が殺処分するということです。ワクチンは感染を完全に防ぐのではありません。ウイルスを抑制するための、その時間稼ぎにすぎないものであります。そうした中で全頭が殺処分されるということでございます。

 しかし、川南町の繁殖農家、仕田光良さんによると、非常に厳しい状況であると。再出発のことを考えると気が遠くなる。また、種牛49頭が殺処分されれば、県保有の種牛は残り5頭だけになると。まさに肉用子牛を生産する仕田さんにとっては死活問題だと、こういうことでございます。

 県内では感染は見られませんが、横内知事は、防疫対策の一環として消毒用の消石灰を全家畜農家に無償配布し消毒を徹底することが感染の防止につながり、そのことが農家の費用負担軽減になると話されております。現在、韮崎市には肉用牛農家数15戸、飼育頭数695頭、豚農家戸数2戸、飼育頭数3,866頭が飼育されております。市としては、口蹄疫対策としてどのようなことを考えておられるのかお伺いいたします。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 横森宏尹議員の質問にお答え申し上げます。

 まず、口蹄疫についてのお答えであります。

 宮崎県で発生した家畜伝染病である口蹄疫につきましては、いまだ終息に至らず、今後の動向に畜産関係者のみならず強い関心が寄せられているのが現状であります。

 県内では、発生防止のために県より消毒用消石灰が配布されており、本市におきましても6月上旬に県と合同で畜産農家の巡回指導を行ったところであります。今後も引き続き県と協力して、防疫、感染予防に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 関連質問させていただきます。

 今、宮崎県に口蹄疫が発生してから約1カ月たち、これがまた他地区まで口蹄疫が発生しているという、国全体としても大きな問題となっているわけでございます。今申しましたように、県としては横内知事が消毒用の消石灰を各農家に配布するということでございます。そういうことによって防疫対策がきちっとできるということなんですけれども、その辺をもう一度、感染予防に努めると言っておりますが、そういう具体的な対策は考えておられるのか、ちょっとお伺いします。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 今のところ消石灰の配布については考えておりませんが、今後動向を見ながら、また今後示される国・県の支援策とあわせて、市の実情に合った支援策を検討したいと考えております。

 以上であります。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、具体的な支援策をしていないと。消毒用の消石灰というのはそんなに高いものではございません。そういったことで、できたら農家の経費削減のためにも、感染防止のためにも、何とかなりませんか。特に今回この口蹄疫の問題は、畜産農家ばかりでなくて観光関係、また地域の社会的な問題、また運送業、そういったところまで火種して、運送会社なんかでは、他県に行くと宮崎県のナンバーをつけた車については敬遠されるという、こういう事態まで起きています。もし山梨県、韮崎で発生したとしたならば、その損害、またそのことが大変なことになりますので、そういうことを熟慮すれば、もしできたらそういうわずかなことですけれども、消毒用の消石灰くらい何とかできないか、もう一度お尋ねいたします。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 県で配布した消石灰16袋でございます。これについては2カ月分というふうなことでございますけれども、これらの状況につきましては、先ほどお答えしたとおり、今後、やはり動向を見ながらということの中でいろんなこと、施策を検討したい、そんなふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 幾度質問しても同じ答えが返ってくるんだと思いますけれども、できるだけそういう中で、軽減できるような形の中で対処していただくことをお願いいたします。

 次に、今、韮崎市に畜産農家15戸があって約690頭の牛が飼育されているわけですけれども、宮崎県からどのくらいそういう子牛が導入されているのか、その辺は今どうなっておりますか。

 北杜市の白州町に住むナトリさんは、35年前より、子牛すべてを宮崎県から導入しているということでございます。そういうことですから、韮崎市に今畜産農家がありますけれども、その頭数がどのくらい、さかのぼって19年度からどのくらい導入されているのか、ちょっとお聞きいたします。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 今の質問に対しまして、19年度からと、ちょっと手元に資料がございませんので、これにつきましては後ほど答弁させていただきたいと思います。お願いいたします。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 子牛が導入されている、白州に導入されていますから、もしそこで出れば韮崎にも相当影響が出るのではないかと心配しているところでございます。

 そうした中でもう一つ大きな問題は、口蹄疫が出たということで、子牛の価格の高騰、またもう一つは、種牛の49頭が全部殺処分され、残ったエース級の5頭のうち1頭も、ウイルスが感染しているということで、これが処分されております。そういったことで、種牛の種、また子牛の高騰、非常に大きな問題だと思います。いろいろデータを調べますと、今、日本全国で取り引きされている子牛というのは、約6万2,600頭近く取り引きされております。そのうちの約16%が宮崎で取り引きされていると、こういうことでございます。そうすると、その頭数、宮崎でこういった口蹄疫の問題が出たということは、その畜産農家に対する影響というのは非常に大きい問題になるんじゃないかと。子牛の高騰により、畜産農家が非常に厳しい状況に追い込まれるのではないかというふうに感じるわけでございます。

 そんなことを考えたときに、知事は、子牛に対する補助も考えているというふうなことのようでございますが、市としてはそういうときにはどんなふうなことができるか、ちょっとお聞きいたします。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 現時点では、子牛の価格上昇に関連する借入金等の利子補給、返済猶予及び共済掛金の納入猶予や上昇部分の補てんなどが考えられますが、いずれにせよ今後の動向を見ながら、実情に合った対策を検討する必要があると考えております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今後の動向を見ながら検討するということでございますが、本当にこの問題は大きな問題で、畜産農家を大きく直撃し、またこれが市民の生活にも影響してくるんではないかと、こんなふうに思っております。そんなことで、そういうことが起きたときにはできるだけ機敏な体制をしていただけたらと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 そうした中で、この口蹄疫が出た問題、口蹄疫ばかりじゃなくて、この前には狂牛病ですか、そういったことも起きております。こういう問題が起きるたびに、畜産農家、また消費者等に本当に大きな課題を投げかけていると。こういったことは非常に、安定した農業経営、また消費者にとっても安定した供給ができないと、こういったことになります。

 そこで、横内市長にお願いしたいんですけれども、できるだけワクチン等を打てば、そういう問題が解決するというようなことをしていかないと、さっきも言いましたように、起きるたびに不安であり、大変な事態になる。また、それは市民を巻き込む、国民を巻き込んでの大きな問題になるということですから、何とかそういうことでひとつ市長も、そういう市長会等を通じて国へ訴えてもらいたいと、こんなふうに思いますけれども、市長、その辺はどうですか。



○議長(一木長博君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 大変口蹄疫の問題については憂慮すべき問題であります。本当に宮崎県以外にいかに、いつ何どきまた飛び火していくかわからないことであります。大変重要な問題であります。ただ、まだ飛び火もしていないのに勝手にワクチンを打つというわけにもいきませんもんですから、また私どもには、畜産に対するまだ知識というものが余りないもんでございますから、そういった点もよく検討しながら、市長会ともまた相談しながら、また対処してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) そういったことで、完全に今ワクチンとして接種すれば、それが防げるというふうな状況下ではございませんので、新たな研究を重ねていかなければ、ワクチンの投与はできないんじゃないかと、こんなふうに思います。そういったことで、こういう問題が起きれば、他産業、多くの問題に直面するということでございますので、そういうことの憂慮、韮崎では絶対に起こらないというふうなことを体制の中でこれからも検討していただきたいと、こんなふうに思います。

 この口蹄疫の問題については以上で終わらせていただきます。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 質問第2、農産物の価格補償について。

 農産物の自給率は、カロリー計算で40%を切り、食と地域の再生が大きく問われています。食料生産を支える多面的機能を発揮している農業・農村は、現在極めて厳しい状況にあり、過疎化、高齢化がとまらず、農業所得は低迷し続け、兼業農家も減少し、農村の活力がますます低下しております。しかし、一部には、農業法人を立ち上げ、会社グループが米、野菜などの生産に取り組んでおります。果実についても、ワインブドウをワイン会社が空き農地を利用しておりますが、経費の割には生産が上がっていないということでございます。

 横内知事は、果実についても戸別補償が必要だと言っております。私は、かねてから農産物の価格補償をすべきと申し上げてきました。価格補償により、食料の安全と食料自給率の増進につながり、荒廃農地の解消と限界集落等の多くの課題が解決するのではないかと思っております。

 市長は、農産物の価格補償についてどのように考えておられるかお伺いいたします。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 農産物の価格補償についてお答えします。

 農産物の価格補償につきましては、安定した農業経営を図るために必要な制度であると認識しております。現行制度の拡充強化及び農産物の価格安定化のための諸施策、特に本年度より実施されている戸別所得補償モデル事業が明年度から米以外の農産物につきましても完全実施されるよう全国市長会を通じて国へ要望したところであります。今後も引き続き関係機関を通じて国へ要望してまいります。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、市長が申されていたように、23年度から米以外の農産物についても完全に実施するというようなことを民主党が言っておりますけれども、現実に本当になるのかどうかはちょっとわかりません。

 今までは稲作減反政策がなされてきたわけですけれども、このたび民主党にかわり、米の戸別補償となったわけです。そういう中で、今、農家の人たちはどういうふうに戸別補償していただけるのか、また、どういうような対応をすれば戸別補償が得られるのか不安であります。対象者の数と今後の戸別補償はどんなふうにしたら受けられるのか、その辺をお示しください。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 今行われています戸別所得補償制度でございますけれども、本市の対象者は2,762人でございます。

 この戸別所得補償制度につきましては、まず農家の皆さんのところに生産調整、計画書でございますけれども、その申請書が送られております。これの右端のところに戸別所得補償モデル事業、また同時に行われております水田利活用自給率向上事業、この2種類がございますけれども、これのところに加入する、加入しないという欄がございます。これのところへ、まず本人が意思表示をしていただくと、それから始まっていきます。

 そういうことの中で、まずそれを確認するというところから進めておりまして、今のところ状況が余りよくないようですので、再度、未加入の方、意思表示のされていない方については、担当のほうから文書等で周知のほうをお願いしているところでございます。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) やはり今、戸別補償のこの問題については、農家の人たちも周知しているところがなかなかわからないといったふうなことが聞かれます。そういった中で、市としても十分その対応をしていただいて、それなりに有益になるような方向でお願いしたいと、こんなふうに思っております。

 もう一つ、今まで集落営農で稲作が行われてきたわけですけれども、この集落営農というのは今度はどうなるんですか、その辺をちょっと聞きます。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えします。

 現在、市内には集落営農は該当がございませんが、集落営農とは、これは規約でございますけれども、この集落営農の規約及び代表者を定め、米の生産、販売について共同販売経理をしている者が対象となると。交付申請の際には、構成農家名簿の提出が必要となるというふうな条件がございまして、現在、先ほどお答えしたように韮崎市には該当がございません。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、集落営農は韮崎市にはないということでございますので、その辺の問題についてはいいかなと思います。しかし、これからの戸別補償の問題については十分対処していただきたいと、こんなふうに思います。

 今、各地区で農業法人、また会社等が農業に参入してこられるというふうな状況になってきております。そうした中で、今、韮崎市に農業法人がどのくらいあり、会社で農業を始めたというようなことがあるのかどうか、その辺はどうですか。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 現在、韮崎市内には農業法人が6法人ございます。トータル的な耕作面積は34.7ヘクタールでございまして、主要な作物といたしましては、桃、ブドウ、リンゴ、野菜、あとは水稲ですか、そういったものを栽培しております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今34.7ヘクタールが農業法人した人たちが耕作しているということでございますけれども、これからの農業、やはり法人化されても、何人かの人に聞くと、農業生産だけでは、市場出荷してやっている場合では、非常に農業の経営が厳しいということでございます。そういったことで、私は、こういう人たちの意欲も育てるためには、やはり農産物の価格補償というのは本当に必要じゃないかと。ある半面、それをいかに付加価値をつけて販売するかということも大切ではありますけれども、農業全体を支えていくには、やはり私は農産物の価格補償が必要だと、こんなふうに思っております。

 特に、なぜ私が農産物の価格補償ということを申し上げますのは、戸別補償だと農家一律に補償するということでございます。そうすると、やはり農業を一生懸命しなくてもお金がもらえるんではないかというふうなことがちょっと僕は心配されます。ですから、農産物そのものにということは、ある一定の価格を決めてあれば、仮にレタスが10アール当たり40万円とか50万円とか、そういう1つの決まっていれば、それを下がった場合に初めて補償する、それ以上のものがとれていれば補償しないでもいいと。

 そうすると、財源の問題についても非常に緩やかにいけるんではないかということで、やっぱり意欲を持ってしても、災害、また台風、天候の不順による日照不足とか長雨とかによって収穫できなく、また収量が少なく価格が低迷したときには、そういうことによって農家の人が支えられるということが私は一番いいんじゃないかということで、あえて農産物の価格補償をしろと、こういうことで申し上げているところでございます。こういったことは、なかなか1市ではできないと思いますけれども、今後も市長さんにはよろしくお願いしたいと、こんなふうに思います。

 もう一つ、今度は果樹等についてですけれども、デラブドウあたりが今1箱2キロないし1.5キロというふうな箱で市場に出荷されています。そういった中で今の単価が500円、600円と。昔の昭和50年ころでいうと、4キロで2,000円、2,500円というふうな価格から見れば、相当価格が安い。そういった中では非常に生産農家は厳しい状況に置かれております。それ以上にまた経費が、肥料、農薬等、経費がかかり、大変だというのが実態であります。

 ワインブドウについては、今、各会社等の契約の中で販売されているわけですけれども、一部聞いたところによると、甲州のブドウとか、またベリーエーとか加工品種について、甲州市では、たとえ少しですけれども、農家に価格補償しているということも聞いております。

 韮崎市の財政は非常に厳しいかと思いますけれども、甲州ブドウ一つとっても、今単価がキロ180円くらいですか、キロ単価が。そして、それを10アール当たりの生産量にすれば、約1.5トンくらいしかとれない。それ以上ならすことはできるんですけれども、そうするとブドウの糖度が下がる。糖度が下がると、いいワインができないと、こういった悪循環があるわけです。そういったことで、ワイン会社、また生産農家も、約1.5トンくらいを目標に生産しているわけですけれども、それを180円くらいで買ってもらうならば、やはりコストが非常に厳しい、生産に非常に厳しいということでございます。

 そういったことで、市としても、たとえ少しでもそういうことの補助ができないかどうか、その辺はどうなんですか。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 甲州市での甲州ブドウ、ワインブドウというんですか、これについての農家への価格を補償しているというふうなことでございますけれども、これらについては本市の状況等を十分勘案し、また県内のワインブドウの産地等の状況を見ながら考えて、検討するというんですか、状況を見ながらまた検討してみたいと、そんなふうに思っておりますけれども、ただブドウばかりというわけにはいきませんので、ほかにもいろんな果樹がございます。確かに今、議員さんがおっしゃる1キロ180円で1反歩1.5トンというふうな計算をしてみますと、反で26万3,000円ですか、非常に収入等の関係もございますけれども、これらについても大変というふうなことがございます。研究することは必要かとは思いますけれども、状況は非常に厳しいと思っております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 財政が厳しいわけですけれども、生産農家の気持ち、また後継者不足、そういったことを考えると、やはり何とか少しでもしてもらえたらと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、過日、新聞等で見ますと、農業生産過去最低だということがこの間の新聞に出ております。そういったことで、状況を見ますと、2008年度に比べて1.5%の減少だと、こういうことでございます。そういう中で書いてあるのは、天候の不順により、その影響が大だというふうなことのようでございますけれども、私はやはり農業生産が低くなったのは、昨年の天候不順は大きな問題だとは思いますけれども、やはり後継者不足と、農業に魅力のない、やってもそれだけ支えられないというふうなことで農業離れをしているのではないかと、こんなふうに思います。

 これから、知事も申しておるように、果実にも所得補償していくべきだというふうなことを言っております。そういったことで、これからの農業を活力ある農業にするには、やはり国全体が取り上げて大きな問題としてやっていかなければ、今も言うように自給率が40%を下り、国民の生活に大きな影響を与えるのではないかと、こんなふうに私は危惧するところでございます。そういったことで、市長さんにおかれては大変かと思いますけれども、何とかその辺をひとつお願いいたします。

 私はもう一つ大きな問題は有害鳥獣、農作物の問題として、やはりイノシシ、シカ、これは市としても対応して、ことし、21年度ですか、実績として、日本猿150頭、イノシシ84頭、ニホンシカ216頭が駆除されております。そうかといって、今もまだイノシシ、猿というのは非常に多く出没しており、稲を食い荒らし、またシカなんかは立ち上がれば、ブドウの棚へ首を伸ばしてブドウを食うと、猿は棚を飛び回ってブドウを食べると、こういったような状況でございます。ただそればかりでなくて、水田とかそういうところにはイノシシが、体がかゆいために転がるのか、稲の上を転がり歩いて、そうするとその稲がほとんどだめだと、こういったような状況でございます。

 そういったことですれば、この駆除の問題をもう少し、猟友会等に頼むんでなくて、もっと大々的に駆除ができないか、どうですか、その辺は。そうしないと、今、旭、清哲、神山、あちらのほうに出没している猿等は、本当に私は駆除できないんじゃないかと思いますけれども、これからその辺をどういうふうに市としては考えているのかお聞きします。



○議長(一木長博君) 横森議員に申し上げます。

 農産物の価格補償ということでございますので、有害鳥獣の件ではちょっと通告に対して質問が意図を得ておりませんので、それにつきましてはお答えできませんが、よろしいでしょうか。



◆8番(横森宏尹君) すみません。環境問題のほうでさせていただきます。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) では、第3問、農道水路農村の環境整備について。

 政府は、3月末、新たな食料・農業・農村基本計画を閣議決定いたしました。内容は、食と地域の再生に向けて新たな計画を立て、政府一丸となって政策を推進するとのことです。しかし、具体策を見ると、国の平成22年度予算、農業農村整備事業費は前年度に比べ4割を下回る大幅な削減となっております。

 このような状況から危惧することは、今進められている穂坂地区フルーツライン及び平成24年度に開通予定の東部茅ケ岳広域農道建設の滞り、また昭和24年に掘られ老朽化した沢村堤からの通水トンネルの崩壊等です。農道、水路、農村環境整備と更新を待つ施設が使えなくなれば、多面的な機能が失われ、さらには重大な被害を招かないか心配するところでございます。言うまでもなく、農地農業水利施設は、食料生産にとって不可欠であります。また、農地の荒廃が進み、限界集落が増し、ますます若者が住まない廃墟の農村地帯になるのではないか心配するところです。

 前にも述べたように、政府予算4割の削減は市の予算に影響はないでしょうか。かつて農業水路にメダカ、ドジョウがすみ、蛍が飛び交っておりましたが、できることなら本来の農村が持つ自然のよさを少しでも取り戻していきたいと思います。市長は、農道水路農村自然環境整備についてどのように考えておりますか、お伺いいたします。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 農道水路農村の環境整備についてお答えします。

 ご承知のとおり、市財政も厳しい状況下でありますが、今後も可能な限り農道水路農村の環境整備に努めるとともに、現在継続中の県営事業につきましては、計画どおり事業が遂行できるよう県に要望してまいります。

 なお、政府予算4割の削減は、市の予算には直接的な影響はないものと考えております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) さっきは申しわけありませんでした。

 そこで、環境問題が入っておりますので、ここで今の有害鳥獣の問題をちょっと取り上げてから次に入っていきたいと思います。

 そこで、今申しましたように、有害鳥獣、非常に今大きな問題になっておりますけれども、この辺の問題について、今後、市としてはどんなふうに対処していくのか、お聞きしたいと思います。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 有害鳥獣につきましては、現在、韮崎市鳥獣害防止連絡協議会、これは市の農林課が事務局を行っているわけでございますけれども、この協議会の中で計画的な捕獲等を実施しながら調整していき、農作物等の被害を最小限に食いとめるよう今後も進めてまいる考えでございます。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、猟友会等を通じて駆除していくということですが、十分駆除できますか、もう一度お聞きします。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えします。

 鳥獣害といっても、この保護も必要でございます。これらの中で市としましても計画を立て、これはもちろん県に倣っているわけでございますけれども、これらの中で適正という頭数ですか、これらを捕獲していくという考えでございます。十分かどうかというのは、その辺につきましては範囲が広く、確定はできません。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森議員に申し上げます。

 農道水路農村の環境整備ということでございますから、本来の質問のほうに戻していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。



◆8番(横森宏尹君) 申しわけありませんけれども、環境という形の中でちょっとさせていただきましたが、よろしくお願いいたします。

 今、そういう中で、横内知事は耕作放棄地の解消に対して今回取り組んでおります。そういう中で市内において何件、耕作放棄地の解消をされ、その面積と、耕作放棄地を解消したところはどんなふうに今使われているのか、これを第1点、聞きたいと思います。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 平成21年度の耕作放棄地の全体の面積でございますけれども、6.6ヘクタールでございます。そのうち国の再生緊急交付金の事業で0.7ヘクタール、耕作放棄地景観保全事業、これは昨年度ありました県の事業の菜の花プロジェクト事業というんですが、これで2ヘクタール、昨年、清哲の青木中谷地区で報告をしたわけでございますけれども、これに関して1.3ヘクタール、企業等による耕作放棄の解消、これは穴山の重久地区で行われました(株)クボタによるeプロジェクトの関係が1.1ヘクタール、その他市民による自己の解消ということで1.43ヘクタールで、6.6ヘクタールということになっております。

 その中で、菜の花プロジェクトに関してでございますけれども、2.2ヘクタール、これについては穂坂の宮久保が1ヘクタール。状況については、保全管理、草が繁茂しないような状況でございます。そしてあと、穴山の重久につきましては、先ほどのeプロジェクトの1.1ヘクタールと一緒に、これらについては地元で、昨年度からタマネギ、大豆の栽培を行っております。また、日之城地区ほか0.5ヘクタールあるわけでございますけれども、これについては保全管理ということでございます。また、0.7ヘクタールに関しましては、これは穂坂の日之城宮久保というんですか、0.57ヘクタール、これは株式会社、あとは0.2ヘクタールが別の法人が今耕作している状況でございます。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 耕作放棄地についてはそんなことで、できるだけ取り組んでいただき解消してもらいたいなと思います。

 今、水路の問題ですけれども、穂坂地区にある昭和24年にできた老朽化した隧道ですけれども、やはり非常に厳しい隧道でございます。その隧道の上に4軒の家が建っております。もし東海大地震だ、災害等が起きたときに、そこが陥没したら非常に大変だということで、私もこれは穂坂の最大問題だということでしておりますけれども、市長さんも初め、それは大変なことだということで取り組んでいただいてよかったと思っております。こういった事業は非常にお金がかかるわけでございます。そういうことで、お金が滞り、できなくなるということは、非常に大きな問題だと考えておりますので、できるだけ、大変かと思いますけれども、よろしくお願いいたします。

 今、もう一つここに平成24年に開通する東部茅ケ岳広域農道ですか、これも非常に多額なお金がかかり、この道路そのものは韮崎昇仙峡線から敷島の昇仙峡までの間なんですけれども、やはりこの道路が持つ役割というのは、非常にこの山間地帯にとっては大きいと思います。そういったことで、これらの問題がもし滞ったならば、非常に大変なことになるんではないかと私は心配しているところでございます。そういったことで、今回の政府の4割の削減についても、市にその影響はないということでございますので、私はよかったかなと、こんなふうに思っております。できるだけ順調にこの事業が進められていくことをお願いしたいと、こんなふうに思っております。

 次に、水路改修ですね。やはり各地区にある老朽化した水路が非常に多く見受けられます。そういった中で、水路から水田に水を入れている、または畑地かんがいをしている、そういったことを見ると、コンクリートの崩壊、また石積みが崩れている、こういった問題は非常に大きな問題だと思いますので、これをできるだけ市としても考えてやっていただきたいと、こんなふうに思います。

 また、特に私はかねてから申しましたように、その水路にはドジョウ、蛍、メダカがすむ環境が必要だと言っておりますけれども、やはりそういう環境をつくるには、急傾斜地はちょっと大変かなと思います。しかし、山間地のうまく水が、何ていうんですか、たまり場とか、コンクリートでない水路をうまく利用すれば、蛍とかドジョウがすむ環境を整えられるんじゃないかと、こんなふうに思います。そういったことを考えれば、この水路改修と一緒にそういうことを考えてもらいたいんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。



○議長(一木長博君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 水辺の環境整備ということの中で、ドジョウとか蛍とかというふうな、こういうふうな生物がすめるような改修をというふうなことでございますけれども、過去において水辺の生物多様性事業というふうな名目で、蛍等のすめる河川、また水路の整備をした経過がありますが、大雨、また洪水等により流され、さらには維持管理等大変であるというふうなことがありました。これらの事業でございますけれども、先ほどの設置の計画する場所というんですか、こういうふうなもの、また今までの教訓と、そしてあとは維持管理等々を含めた中で、可能な場所については国・県、また市の事業の中でも考えていきたいと、そんなふうに思っております。

 また、県等の事業におきましては、これらができるかどうかも要望してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 蛍とかドジョウがすむ環境というのは、地域の人たちを巻き込んだ形の中でしていかなければできないと思います。そんなことで、できるだけ地域と密接を持ちながら、その環境をどう整えていくのかということを検討していただいて、私たちもできるだけそういう環境を取り戻せるような農業地帯にしていきたいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上で第3の質問については終わらせていただきます。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 質問4、市立病院への産婦人科の設置について。

 全国では、病院経営と医師不足が大きな問題となっております。韮崎市立病院においては医師の確保ができており、今は十分な診察ができていると聞いておりますが、韮崎市立病院には産婦人科がなく、多くの妊婦は他市の病院に行っております。妊婦にしてみれば、いつどこで何が起こるかわからない、体調の変化がいつ起こるかわかりません。そんな不安をいつも抱えているわけでございます。安心ができる産婦人科の体制を求められております。韮崎市内では助産院がありますが、助産院活用についても検討し、安心・安全な医療体制を考えるべきと思いますが、市長のご見解を求めます。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 韮崎市立病院への産婦人科の設置についてお答えします。

 これまでも産婦人科再開に向けて、医師派遣元の山梨大学医学部附属病院には再三にわたり医師の派遣を要請してまいりましたが、山梨大学医学部付属病院は、県内の派遣病院から産婦人科医師の引き揚げを行い、お産拠点病院に医師を集約したところであります。この結果、医局からの医師の派遣は望めない状況にあり、当院の産婦人科再開は依然として困難な状況であります。

 次に、助産師による診療についてであります。

 本院での導入となりますと、助産師の確保以外に、異常時のサポート対応のための嘱託医や嘱託医療機関の確保が必須条件となります。産科医、医療機関ともに不足している現状から、助産師による診療も極めて困難であると考えておりますので、ご理解をお願いします。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 産婦人科の再開については、医師の派遣が医大より無理だということでございます。しかし、私は、この北部においては産婦人科がなく、非常に妊婦にしては大変だと思います。そういったことから産婦人科は必要ではないかと、こんなふうに考えているところです。

 今、韮崎市内で年間どのくらいの子供が産まれているのか、ちょっとその辺をお聞きいたします。



○議長(一木長博君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 平成19年度は263名、平成20年度は247名、平成21年度は193名となっております。

 以上であります。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) わかりました。そういったことで、韮崎市における出生数も、19年には263人、21年度には193人と200人を切っているような状態で、非常にその状況が厳しい状況にあるんじゃないかと思います。

 そこで、1つ聞きますと、やはりこれというのは安心してその地域に住めない、そういう状況下にあるんではないかと思います。そんなことで、市長さんは「きずな」ということでございますけれども、やはり「きずな」という言葉は、安心・安全があって、初めてそこにきずなが生まれるのではないかと、こんなふうに思います。そういったことで、私は、妊産婦さんが本当に安心してお産ができ、その地域に住める、その環境を整えるのが最大条件だと思いますが、その辺はどんなふうに考えておりますか。



○議長(一木長博君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) おっしゃるとおりでございまして、市長も定住人口の拡大とか企業誘致とかいうので今進めているわけでございまして、またこの産婦人科の設置というのは本当の重要施策ということで、私、医療現場としましても、医療ニーズということを重く受けとめて、今の状況では山梨大学にとにかく粘り強く継続的にお願いしていくしかないというふうに考えているわけでございます。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今回、市長さんも穂坂工業団地をつくり、そこには企業を誘致したいと、こういったことであります。そういうことをしたり、人口の増を考えるとしたなら、やはり産婦人科を持つその意義というのは非常に大だと思います。そこで、とにかく私は、この地域、非常にお金もかかり、厳しい条件下の中であると思いますけれども、再度、産婦人科の設置を求めますけれども、どうですか、その辺は。



○議長(一木長博君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 医療の問題については、非常にどこにおいても大変悩んでいるところでありまして、特にこれは国の施策の問題であると。国のほうで、やっぱり地域医療に十分な医師が派遣できるような国の政策というものが先にあって、地域というのが潤ってくるんではないかというふうに私は考えています。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 確かにこの問題は、産婦人科の設置の問題については、国の果たす役割というのは非常に大だと思います。産婦人科にならないという1つの大きな条件を聞きますと、やはりリスクが大きいと。そういったときに、事が起きたときに、やはり補償問題、またそれに対応することが非常に今の医療体制の中では厳しいということで、産婦人科医にならない、少なくなった理由だとも聞いております。

 そういったことで、これからも市長さんにおかれては強力にその要請をしていただき、できるならば韮崎市にも産婦人科設置ができるよう、ひとつお願いしたいと、こんなふうに思います。

 以上です。

     (8番 横森宏尹君 登壇)



◆8番(横森宏尹君) 質問5、水道管の耐震化について。

 専門家によると、東海大地震、集中豪雨はいつ起きても不思議ではないと言っております。韮崎市には減災ネットNPO法人が立ち上げられ、消防、警察、専門家等が一体となって減災ネットに取り組まれていることはよいことだと思います。

 山梨県の主要水道管のうち、震度6強相当の揺れに耐えられる耐震適合性を持つのは、2008年度末時点で4.5%にとどまっております。この数字は全国最低だとのことでございます。市民生活に必要不可欠の水道管が地震により使えなくなることは大変なことです。

 韮崎市の耐震適合率はどのようになっておりますか、市はどのように考えておりますか、お伺いいたします。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 水道管の耐震化についてお答えします。

 韮崎市における水道管の現状は、石綿セメント管や接着継ぎ手の塩化ビニール管がほとんどであります。平成20年、厚生労働省が耐震適合性がある管として位置づけた3種類の管を使用していないため、本市の耐震適合率はゼロ%となっております。しかしながら、在来の管であっても、地盤条件によっては耐震対応が可能なことから、今後の財政状況を見きわめながら、耐衝撃性塩化ビニール管への切りかえを順次効率的に行っていく予定であります。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 現在、韮崎市には、市の水道と簡易水道とがあるようですけれども、今、簡易水道組合はどのくらいあるんですか。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 市内には現在8簡易水道組合があります。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 簡易水道、また市の水道等があるわけですけれども、今、市長が言ったように、非常に厳しい状況にあるということでございますけれども、やはりその場合、大地震、東海地震、また災害等が起きたときに水の確保、最重要課題だと思いますけれども、その辺についてはどんなふうに考えておられるのかお聞きいたします。緊急時に対する対応です。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 甘利山浄水場のほか5施設は、震度5以上の地震が発生したときに緊急遮断弁が作動します。そのときに約6割ぐらいの水が貯留されていると思われます。その水量については、三之蔵の第1受配水池で240トン、柳平の第2で600トン、重久の第3で1,200トン、南下条の第4で2,400トン、湯舟の配水池で300トンを予定しております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 緊急時ということでございますので、水の対応、どういう水道管がどういうふうになるのかということはだれにもわからないわけですけれども、水量の確保というのは必要不可欠だと思いますので、できるだけそれにこたえられるような対応を考えていただきたいと、こんなふうに思います。

 大きなトラブルがなければ、その辺の問題については十分かと思いますけれども、やはりこれから市の対応として、大地震にも耐えられるような水道管の布設がえですか、なかなか難しいわけですけれども、順次していただけたらと思います。

 特にいろんな工事が行われます。畑かん等でもあったわけですけれども、そういうときに布設がえを同時にすることによって、パイプ代だけで済むのではないかと、こんなふうに思いますけれども、その辺はどんなふうに考えておられるのか、お聞きいたします。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 本年度も下水道関連工事としまして、竜岡町南割と大草町下条中割、これについて約2.7キロの布設がえ、また今後においても単独事業としまして約1キロほどを考えております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 横森宏尹君。



◆8番(横森宏尹君) 今、工事に伴って布設がえをしたり、新たな水道管の布設をするということでございますので、非常に厳しい財政の中ではございますけれども、市民の負託にこたえられるように、施設の対応をお願いしたいと、こんなふうに思います。

 以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。



○議長(一木長博君) 先ほどの横森宏尹議員の一般質問に対する答弁を猪股農林課長より求めます。

 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 先ほどの横森議員さんの関係で、再質問の中で、市内において宮崎県内から子牛が平成19年度から何頭導入されているかといったご質問でございますけれども、県の西部家畜衛生保健所に確認をしたところ、平成21年4月以降、これについては口蹄疫の関係でございますけれども、以降については導入がないと。これらについては、その以前のデータについては県のほうでは把握していないということでございます。やはりそういうふうなことでございますので、ぜひご理解願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 以上で横森宏尹君の質問は終わりました。

 これより、横森宏尹君の質問に対する関連質問を許します。

 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 1点ほど、横森宏尹議員に対する関連質問を行いたいと思います。

 市長が先ほどの答弁の中で、市内の現状は、石綿管や接着継ぎ手の塩化ビニール管がほとんどで、厚生省の言っている20年度の耐震化については、3種類の管が使われていないために適合率はゼロ%だと、こういう答弁がなされました。厚生省でまとめて言っている3種類の管というものはどんな管を指しているのか。今、韮崎市はゼロ%だと言ったけれども、その辺はどうですか。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 厚労省では、耐震適合率の調査をまとめるに当たり、各指針等により耐震管路の定義を位置づけた管が、地鉄の連続性が保たれた強靭性にすぐれた耐震継ぎ手の鋳鉄管と溶接継ぎ手の交換であります。また、軽量で柔軟、耐寒性があり、長尺物の生産が可能であることから、水道用ポリエチレン管の3種類でございます。

 以上です。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 今の話でしますと、耐震、継ぎ手の鋳鉄管ですか、それから溶接継ぎ手の交換と水道用ポリエチレン管との3つを言っているというようなことですが、今ほとんど韮崎市で使われている管は、石綿セメント管が一部と、老朽管、接着継ぎ手の塩化ビニール管がほとんどだと私も認識しています。その管の延長は今全体でどのくらいになっているかわかりますか。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 水道管の20年度末で全体延長が294.2キロのうち、今、議員さんがおっしゃいました塩化ビニール管等でございますが、155.7キロメートルで総体の57%を占めている状況でございます。

 以上です。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 布設がえが急に必要な管ということで、総延長は294.2キロメートルというようなことでございます。

 それから、その管の57%を占めているのが、耐震性塩化ビニール管への布設がえが必要だということを言われていますが、今後この布設がえに対して、市はどのような考えを持って対応していくか、お伺いしたいと思います。



○議長(一木長博君) 内藤上下水道課長。



◎上下水道課長(内藤誠二君) お答えいたします。

 今後の事業計画としましては、単独事業費で、事業量として約1キロメートル、また、ただいま下水道工事をやっておりますので、その関連工事に伴って事業を継続してまいる予定でございます。

 以上です。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) やはり耐震関係で、水道、水というものは本当に生活にも密着するものでございます。私どももこのゼロ%というものを聞いて、ちょっと心外に思っているわけですが、これは厚生省の定めた基準から言えばこうだというようですが、できる限り、これは命にもかかわることでございますので、対応を早急にでも、計画的に対応していただきたいと、これは要望で結構です。

 以上です。



○議長(一木長博君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって横森宏尹君の質問に対する関連質問を終わります。

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△西野賢一君



○議長(一木長博君) 1番、西野賢一君を紹介いたします。

 西野賢一君。

     (1番 西野賢一君 登壇)



◆1番(西野賢一君) ただいま紹介いただきました韮政クラブ所属、1番議員の西野でございます。通告書に基づき順次質問させていただきます。

 初めに、(仮称)韮崎市民交流センター整備事業についてお伺いします。

 (1)として、維持管理についてお伺いいたします。

 施設の骨格も具体化し、内容も充実し、盛りだくさんの事業内容であると感じますが、私が当初から申し上げていた維持管理費の問題ですが、吹き抜けをつくり自然光の取り入れ、LED照明の採用、太陽光発電の設置など、環境にも優しく低コスト化を図れているとは思いますが、現実的にはどのくらいの年間維持費がかかるのでしょうか。

 また、運営には指定管理者も考えておられると思いますが、指定管理者にした場合、市内業者が排除されてしまう可能性もありますが、市内業者が優先的に入れる仕組みも必要かと感じますが、いかがでしょうか。

 (2)として、2階に予定された図書館についてお伺いいたします。

 5月28日、日本でもiPadが発売され、活字に対する媒体が大きく変わろうとしております。講談社でも新刊が電子書籍を発売し、経済新聞なども次々に新コンテンツを開始し始め、ソニー、KDDI、凸版印刷、朝日新聞の4社が電子書籍会社を7月に設立すると発表し、年内の端末発売、サービスを目指すようであります。電子書籍の発売により、活字離れしていた層が戻ってくるとも言われており、新しい読書体験への期待はいや応なしに高まりつつあります。

 ここ数カ月の電子図書に関する動きは目まぐるしいものがあり、時代のニーズに対応するためにも図書館には電子図書の導入は必要不可欠と感じますが、導入予定などをお聞かせください。

 また、管理、貸し出しについても、ICチップの使用など電子化が進むと思いますが、電子化の状況をお教えください。

 (3)として、今後の駅周辺の環境整備についてお伺いいたします。

 (仮称)韮崎市民交流センターの整備に伴い、駅周辺には防犯カメラの設置、黒沢川沿いにはLED照明の設置等の整備が進められていくと思いますが、現行の地下道などの改修などは委員会でも議論されており、改修も必要条件だと感じます。また、道路状況の改修も出てくるとは思いますが、現在予定されている(仮称)韮崎市民交流センター、駅周辺の整備がございましたらお伺いいたします。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 西野賢一議員の質問に対する答弁を行います。

 (仮称)韮崎市民交流センター整備事業についてのお答えであります。

 まず、指定管理料を含む年間の維持管理費につきましては、現在詳細設計中でありますが、現時点でおおむね1億5,000万円程度を想定しております。

 指定管理者の選定につきましては、施設の規模や内容に応じた資格要件を設定し、専門性の高い図書館の管理運営を除き、地元の民間業者やNPO法人等による地域力を発揮した管理運営に努めてまいります。

 次に、駅周辺の環境整備につきましては、既存の地下道の照明器具の照度アップや手すりの改修、駅周辺の防犯カメラの設置等の整備を予定しており、またセンター開館に伴う周辺交通量の増加に対応するための交差点改良につきましても、関係機関と協議する中、進めていくこととしております。

 他の答弁につきましては、教育委員会よりお答えいたします。



○議長(一木長博君) 桝形教育委員長。



◎教育委員長(桝形昭平君) 西野議員の質問についてお答えさせていただきます。

 (仮称)韮崎市民交流センター整備事業の図書館についてであります。

 図書館の電子書籍についてでありますが、今後普及が予想されますので、新図書館への導入につきましては、これらを利用できる図書館システム環境を構築する考えであります。

 次に、自動貸し出し機の導入により、図書館管理システムにつきましては、貸し出し・返却手続のセルフ化、職員の業務の低減及びスピードアップ化並びに書籍の無断持ち出し等のセキュリティー対策を図るため、書籍にICタグを貼付し、蔵書の一元管理を行うこととしております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 韮崎市民交流センター整備事業について、再質問させていただきます。

 維持管理についてですが、ただいま市長のほうから1億5,000万、年間維持費、指定管理料を含むということですけれども、1億5,000万と聞きましたが、現時点ではちょっと難しいとは思うんですけれども、建物単体の維持管理費とか、人件費とか、指定管理料とか、詳細がもう少し詳しくわかればお教えください。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えさせていただきます。

 コストの関係でございますけれども、現在のところでは本当におおむねという数字で示させていただきましたけれども、ランニングコスト、それからメンテナンス費用、それから指定管理料と分けまして、ランニングコスト、それからメンテナンス費用で約5,000万ほど、この中には当然電気の機械設備の点検、それから駐車場の機具のリース料、それからエレベーター等の維持管理料、それから電気代、照明器具等の点検等、空調設備の点検等が入ってございます。

 それから、指定管理料につきましては、これは施設全体の指定管理、この中には当然人件費、清掃費、修理費、保険料等が含まれております。それから、図書館及び子育て支援センターの指定管理料等が含まれております。これらのほうが約1億ということで、合わせて1億5,000万という数字を示させていただきました。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) まだまだ具体的な数字は出ないとは思うんですけれども、今ちょっと私が答弁を聞かせていただいてあれしたのは、指定管理料が1億、図書館とかいろいろ分けた中で、指定管理が3つくらい入ってくるということですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 指定管理を予定している施設につきましては、施設全体を管理する指定管理、それから図書館、子育て支援センター、駐車場、郷土の偉人資料館ですか、ここの運営につきまして指定管理を考えております。あと地域物産コーナー、1階のテナントの横の部分でございますけれども、そこのところも指定管理を考えております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ということは、すみません、指定管理者自体が、全体でなくて、今5つに分けて指定管理者が入るという意味ですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) そのとおりでございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) いろいろな業態が入るんで、1つに集約するのはちょっと難しいとは思うんですけれども、指定管理者自体がそれだけ入ってくるとなると、全体の管理も難しいんじゃないかなと個人的には思うんですけれども、そこら辺はいかがですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 先ほど西野議員がおっしゃったように、個々の施設がそれぞれ違うという前提がございます。例えば図書館、それぞれ違うんですけれども、それぞれが専門の方たち、あるいはNPOとか、そういう人たちに期待しているわけでございますけれども、それはそれぞれの施設の中を管理してもらうというイメージを持っていただきたいと思うんですけれども、それを複合的に全体を1つの箱と考えたものをセンター全体の管理ということで、そこもまた指定管理ということで今のところ予定しております。そういうことです。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。

 建物の維持管理費、ランニングコストですよね、5,000万と先ほどお伺いしましたけれども、当然、現状の韮崎市民会館の機能がこちらへ移ってくるわけですから、その分も、差し引きという言い方はちょっとおかしいかもしれないんですけれども、相殺されると思うんです。単純に今現状の韮崎の市民会館のコストはどのぐらいですか、ランニングコストは。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 市民会館も図書館、公民館部門に分かれておりますけれども、それぞれ分けますと、市民会館、全館の維持費につきましては年間約900万円でございます。それから、図書館部門につきましては約1,900万、それから中央公民館の部分になりますけれども、ここが約750万程度が今現在のコストでございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 今の数字は単純に建物のコスト、維持管理のコストだけという意味ですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 今の中の明細につきましては、人件費、それから維持管理費等でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) すみません、単純に維持管理費だとどのくらいになりますか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 単純に維持管理費と申しますのは、人件費を除いたということで理解しますけれども、そうすると、市民会館につきましては約750万です。それから、図書館につきましては約900万、それから中央公民館の部分につきましては約100万程度でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) そうすると、現在の建物の維持管理費が1,750万くらいということですね、市民会館自体。そうすると、次の(仮称)韮崎市民交流センターのランニングコスト自体が5,000万と。差し引きすると約3,000万くらい、単純なんですけれども、3,000万くらいは余計にかかってしまうという意味でよろしいですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 当然規模等も違いますけれども、単純に数字的には、今おっしゃった数字になると思いますけれども、先ほども申しましたランニング、メンテナンスのところが5,000万というお話につきましても、申しわけないんですけれども、今のところかなりおおむねということで示させていただきましたけれども、その中での範囲内でいくと、先ほど議員さんがおっしゃった数字になるというように思います。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 正直な話、今度のセンターについてはもう少し維持管理費がかかるのかなというのが私の中ではあったんです。それで、5,000万と、あと2,000万、相殺したときに3,000万くらいはかかってしまうということで、機能と大きさとか、いろいろ加味していけば、このぐらいは個人的にはしようがないんじゃないかなというところもあるんですけれども、それでもまだ考えられる部分があると思うんですよ、維持管理、コストの面に関しては。その辺はまた行く行くどんどん考えていっていただきたい、努力していただきたいと思います。

 当然、現市民会館の機能がこちらに移ってくるということになってくると、今の市民会館を解体したり何なりと、いろいろなことを考えていかなければいけないと思うんですけれども、機能が全部こっちに移ったという条件の中で、現市民会館の状況はどういうふうに持っていく予定ですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 残った市民会館の取り扱いにつきましては、昨年のマスタープランの中でお示ししたとおり、機能が向こうに移るということは、今の市民会館については、現在その活用については考えておりませんので、その解体等を今のところ予定をしております。これにつきましても補助金の中で対応できるということですけれども、そのコストについてはそういうことで対応できますけれども、建物も老朽化しておりますし、そういうことで、施設につきましては現在のところでは解体をするということでお示しをしてございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) そうですね、前回というか、解体の予定ということも伺っているんですけれども、耐震性も全くないということで、ちょっと建物的には無理があるんじゃないかという部分もありますけれども、解体するとして、ちょうどあそこはちょっと狭かったりするんですけれども、解体するに当たっての安全面と、解体費用というのは大体どのぐらい見込んでいらっしゃるんですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 現在のところ、その解体費用についてはちょっと見込めておりません。当然その解体の工事の施工については、これは当然のことながら、周辺地域の安全管理には十分配慮していかなければならないというふうに思っておりますので、先ほどのご質問の中の解体費用につきましては、現在ではお示しすることはできません。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。また解体費用等、予定がわかりましたら、わかりやすく説明していただきたいと思います。

 あと、維持管理についてですけれども、ご答弁で、地元の民間事業者やNPO法人等による地域力を発揮した運営管理に努めてまいりますとありましたが、過去の事例で、指定管理者にしたため、施設内に納入されていた市内業者が排除されたりとか、また、排除されて、他市の業者が納入してしまうようなことがあったようにも伺っています。このようなことがないように考えていかなければならないと思うんですけれども、先ほどの地域力を発揮した管理運営ということが市内業者優先と考えてよろしいのでしょうか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 指定管理の本来の目的が、施設の持つ特性とか業務内容によって、住民の皆さんの福祉の増進のために、より効果的な、効率的な運営をするということになっているというふうに認識しております。また、そういった面で、できるだけ市内の対応できる業者さんにという思いもありますけれども、指定管理者を設定する場合に、そういう観点から、市内の業者の活用とかそういうものも、義務づけはできませんけれども、そういうお願いはしてきたことが過去にはございますけれども、今後、この交流センターの運営につきましても、そういう観点から選定される予定というか、そういう業者の方々には、そういうことで要望してまいりたいというふうに考えております。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 施設の運営というのが第一条件にはなってくると思うんですけれども、その中で、やはり市内業者が排除されてしまったりとか、それで他市からの業者が入ってしまったりとかというのは余り芳しくないとは思うんです、私自身もそうですし、皆さんの多分意見もそうですけれども。そこら辺の仕組み、システムづくりというか、最低でも条件的に、この辺までは市内の業者を、指定管理者に対して、韮崎市内の業者を使う仕組みみたいなものは、今から考えていかなければいけない状況だと思うんですけれども、そういった中でこの条件を付加することは可能なんでしょうか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) この選定に当たりましては、指定管理者選定委員会等を設け、また選定基準を設けますので、その中で検討をできればしていきたいというふうに考えております。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。なるべくというか、最優先で市内の業者を入れていただいてほしいと思います。

 次に、駅周辺の環境整備について、再質問させていただきます。

 先ほどの市長の答弁の中に、交差点の改良について関係機関と協議するとありましたが、交差点というのはどの辺の、どこの交差点のことを指していますか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 今、想定しておりますのは、今現在ルネスの北側のハローワークのところを東から西へ抜けていく道があるんですけれども、それと、駅から若宮さんへ抜けていく県道、あそこの交差点のことを想定しております。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 場所的には若宮の信号がある交差点と、あとは交流センターから出てそちらの通りにぶつかったところの丁字路になりますね、あそこの2カ所を全体的にやりたいという意味ですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) 今回の交差点改良につきましては、予定しているのは、センターが開館した後の交通量の増大ということで、先ほどおっしゃいました県道から例の国に貸しているところの丁字路ですね、あそこを想定しておりますけれども、いま1カ所、もう少し東側の、ルネスの東側の道路にぶつかった丁字路につきましても、当然左側のほうは市有地でございますので、そこのところも改良していくというふうに考えております。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) その工事は、オープンと同時くらいのスタートというか、交流センターが仕上がると同時くらいに完成を予定していますか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 これにつきましても、社会基盤整備総合交付金の中に取り込むことができておりますので、その補助金も活用していくわけでございますけれども、これにつきましては来年の夏以降にオープンしておりますし、その時期までには、これについてはまだそこまでには完成しない。これは用地買収とかそういうものがございますので、オープンのときにそのところが完成している状態ではないということでご理解願いたいと思います。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) いずれにしても、本当に狭い、ちょっと車のすれ違いもできないような状況の部分がありますので、施設のオープン後という話でしたので、なるべく早い改良をお願いしたいと思います。

 それから、図書館について再質問させていただきます。

 先ほどの答弁の中で、システムの導入はやりますということだったんですけれども、現時点での電子書籍を入れる予定はないということですか。



○議長(一木長博君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 現時点での電子図書の導入予定はございません。今後、そういうことがふえてくると思います。それを見きわめながら、導入の設備は設置する予定でございますので、今後の状況を見てと考えております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 先ほど私が質問させていただいた中に、電子図書、電子書籍というのは今後、ここ一、二年で物すごい勢いで進んでいくと思うんです。我々がちょっと想像ができない速さで進んでいくと思いますので、今回新しくする図書館には、私は必須条件だと思います。というのは、そういう電子図書を使ったり、電子書籍を使ったりする年齢層というのは、当然若い年齢層ということになってきますので、当然若い年齢層に対して体験的な役割を踏まえても、電子図書、電子書籍というのは必要だとは思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(一木長博君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 現在の生活とかを見ますと、やはりそういう状況は想定されることと考えますので、図書館としても、ソフトとか、その環境は整えておきたいというふうに考えていますので、ご理解願いたいと思います。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) いずれにしても、システムの導入だけだと、システムがあって物がない、要するにハードがあってソフトがないというんだと片手落ちだと思うんです。そういった面も考えますと、今現状なくても、オープンまで当然約1年ちょっとありますよね。その中で流れが当然変わってくると思うんです。そこら辺で電子書籍、そういうものを、今現状はないかもしれないですけれども、1年たてば、がらっと変わりますから、そこら辺もちょっと考えて今後検討していただきたいというふうに思います。

 当然そういうシステム自体のシステムづくりというのをやっていくというお話でしたけれども、当然そういった中でウエブ図書館というものも必要性が出てきて需要が出てくると思うんです。ウエブ図書館というのは、図書館から個人的にIDをいただいて、パスワードをいただいて、その中から24時間365日ダウンロードして、返却の必要もないと、管理も簡単だと。この場合、電子図書館になると、ウエブサービスになると、借りに行く手間もないし、返しに行く手間もない。仮に返さなくても、例えば7日ぐらいたったら自動返却ですよという当然システムを構築していかなければいけないと思うんですよね。

 そういった意味で、いろんな意味で、当然、電子図書、電子書籍というのは必要になってくると思います、そういう時代になっていますから。実質今、雑誌に関しても、紙媒体の雑誌で店頭価格が500円だと。今度電子化になってくれば、ダウンロードタイプになってくれば、その7掛け、8掛けは当たり前みたいな、要するに輸送コストがないといったところが出てきますので、週刊誌、雑誌に関しても電子図書化がもう進んでいますので、そこら辺も留意しながら今後の展開を考えていってください。お願いします。

     (1番 西野賢一君 登壇)



◆1番(西野賢一君) 2つ目の質問といたしまして、韮崎市の観光事業についてお伺いいたします。

 (1)として、釜無川右岸の観光事業についてお伺いいたします。

 先日リニューアルオープンしたグリーンロッジも、私も日帰りですが、先日利用させていただきましたけれども、とても衛生的で管理者の対応もよく親切で、気持ちよく利用させていただきました。グリーンロッジ、韮崎大村美術館、わに塚の桜等々、当局のお考えどおり点が線で結ばれていくように感じ、これからの流れがとても楽しみだと感じます。特にわに塚の桜は全国ネットでも紹介されたりしていますし、本物の桜もですけれども、市で制作したポスターですね、あれも高い評価を得て、ことしに関しては4万人以上の集客があったようで、韮崎のシンボル化ともなってきたんじゃないかなと感じます。

 過日の4月10日の信玄公祭の出陣式の際には、わに塚の桜の時期と重なり、韮崎駅前からのシャトルバスには多くの観光客が乗り込む姿を見て、私個人的にですね、私もそれほど多いのかなとびっくりしたぐらいの人がいて、ちょっと驚きました。

 これからも四季折々の点をつくっていき、点が線につながり、1つのルートができていくとよいと感じますが、今後の計画等ございましたらお教えください。

 (2)として、釜無川、塩川の河川及び河川敷利用についてお伺いいたします。

 夏の花火大会は、近隣から多くの観光客が訪れ、昨年も大盛況でした。韮崎市にはきれいな釜無川、塩川と大きな川があります。昨年のアユ釣り大会も、多くの釣り人、子供たちが楽しんだようで、河川に対する取り組みも評価でき、すばらしいと感じます。

 釜無川、塩川の潜在能力はまだまだあると思います。我々が子供のころには、夏にはプールよりも川で過ごした時期が多く、川で魚とりや水遊び、自然に触れた機会が多くありました。現代の子供たちも、我々が体験した自然体験をさせてあげたいと思いますが、なかなかできない状況です。川を利用した子供たちが安全に遊べる環境があるとよいと感じますが、河川や河川敷を利用したイベント、施設などのお考えがありましたらお教えください。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 韮崎市の観光事業についての答弁を行います。

 まず、釜無川右岸観光事業についてであります。

 釜無川右岸における今後の計画等につきましては、平成20年度に採択されました文化財総合的把握モデル事業により、現在、地元住民や学識経験者等から成る韮崎市歴史文化基本構想等策定委員会の組織で、神山町エリアを中心とした資源の掘り起こしや今後の活用のあり方などについて議論を重ねているところであります。

 今年度、当委員会から基本構想(案)が答申されることになっておりますので、今後はこの答申内容も踏まえながら、歴史と景観が織りなす屋根のない博物館的な構想のもとに具体的な周遊ルートの構築と魅力ある観光地づくりに努めてまいりたいと考えております。

 次に、釜無川、塩川の河川及び河川敷利用についてであります。

 市内には、釜無川河川緑地、午頭島公園、塩川ふれあい公園の河川に隣接する3カ所の公園があり、市民の憩いの場として、またイベント等に利活用されております。

 今後も多種多様な利活用がさらに図れるよう、これらの公園に隣接した河川敷地内において、子供たちが水辺で遊び、釣り等が楽しめるような自然体験ができ、安全・安心に川と親しめる環境を整備するため、積極的に県に要望してまいります。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 観光事業に対して再質問させていただきます。

 海のある都道府県では、海浜公園など結構盛んにつくられて、親子連れで釣りをしたりとか、遊べる部分のところが、公園が結構あるんですけれども、残念ながら韮崎には海がありませんから、そのかわり今言うように釜無川、塩川といい川が、とてもきれいな川がありますんで、私も以前提案させていただいたヤナや、市長がおっしゃったような水辺公園みたいな、そういった施設が、気軽に子供たちが遊べて、安全で気軽に遊べる施設、釣りなどができて、施設というかスペースですよね、スペースがあればいいなと思いますんで、ぜひ、先ほど市長が県のほうにも積極的に要望したりとかしていくと言っていましたけれども、なお一層積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 あと、河川敷についてですけれども、最近の健康ブームでウオーキングやジョギングをする人がふえています。しかし、韮崎には安全にウオーキング、ジョギングができる場所がなく、皆さん道路を、ほとんど歩道を利用している方が多いと思います。しかし、中には、甲斐市のドラゴンパークまで行って、公園の周りを1周したりジョギングしたりして、また車で帰ってくると、そういった人たちも多くいると聞いております。ドラゴンパーク1周何キロ、1.5か2キロくらいになるんですかね、そういったことでちょうど手ごろなコースだと聞いております。

 今言うように、釜無が河川敷公園、そのちょうど裏側ですね、花火大会があると。あそこの周遊コースを簡単に、簡単にということはないけれども、つくってあげて、1周1.5キロから2キロくらいのジョギングコース、ウオーキングコースなどをつくったらいかがと思いますけれども、そういった市民の健康サポートをしてはどうかと思いますけれども、そういう構想はいかがでしょうか。



○議長(一木長博君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) 健康を高めるウオーキングコースとか、河川公園内に設置につきましては、現在のところ考えておりませんけれども、今後そういった市民の健康に関しまして検討させていただきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 今後の課題だとは思うんですけれども、ある方に伺ったんですけれども、やはりあそこの公園自体は国道が走っているし、もう少し明るければ夜でも非常に安心できると。例えば中央公園の周りにつくってしまうと、人通りもなく何もないというのでちょっと不安だし、あそこら辺につくっていただけると非常に安心してウオーキングやジョギングができる。市内からも近い、駐車場もあるという形でお伺いしております。この件に関しても前向きに考えていただきたいと思います。

 以上で、3番目の問題に移ります。

     (1番 西野賢一君 登壇)



◆1番(西野賢一君) 3つ目の質問として、子育て支援事業についてお伺いいたします。

 (1)として、中学3年生までの医療費無料化についてお伺いいたします。

 横内市政になり、就園奨励費も22年度から文部科学省の水準まで引き上げられ、小学校6年生までの窓口医療無料化が施行されており、子育て支援に対する取り組みは、子育て世代の皆さんから大いに評価され好評を得ているところであります。

 しかし、多くの保護者の皆さんから、中学3年生まで引き上げてくれないかとの声が届いております。私も含め皆さん財政が厳しいのは十分理解しておりますが、県内の市町村は既に中学3年生まで引き上げられているところもあります。我が韮崎市も安心して子育てができる環境のさらなる拡大をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。

 (2)として、子宮頸がんワクチンの接種についてお伺いいたします。

 昨年12月から任意で始まった子宮頸がん予防ワクチンの接種費用補助について、山梨県は全国で初めて補助事業を始め、今6月定例議会で補正予算6,400万円を議会に提出することになりました。子宮頸がんはウイルス性のがんで、ワクチン接種により唯一予防できるがんですが、費用が高額なため任意では接種が進まないようですが、今回の県の補助をきっかけに、各市町村が一斉に取り組みを始めたようです。

 我が韮崎市も、いち早く小学校6年生から中学3年生を対象としたワクチン接種において全額補助となっている補正予算が計上されたようですが、接種開始時期、接種の方法はどのような形で行うのでしょうか。



○議長(一木長博君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 子育て支援事業についてお答えいたします。

 まず、中学3年生までの医療費無料化についてであります。

 子育て世代への支援の充実を図るため、これまで小学校6年生まで対象年齢を拡大し、窓口無料化を実施してまいりました。

 お尋ねの中学3年生までの医療費無料化の拡大につきましては、今後、他の子育て支援策も含め、財政状況をも考慮しながら検討してまいりたいと考えております。

 次に、子宮頸がんワクチン接種についてであります。

 このワクチンは、6カ月以内に3回の接種を必要とし、年度内に接種を終えるようなスケジュールから計算すると、接種の開始時期は8月中旬から下旬となります。また、接種の方法につきましては、現在、個別接種と集団接種の方法などについて韮崎市医師会と協議中であり、今月中には提案をいただき決定することとしております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 子育て支援事業について再質問させていただきます。

 当然中学生になると体の抵抗力もついたりとか、病気での診察は少なくなると思いますけれども、通学距離も長くなったりとか、当然部活でのけがなどの診療のほうが多くなってくるんじゃないかなと個人的には思うんですけれども、仮にですね、中学3年生までの医療費無料化をした場合、想定される費用の試算等がございましたらちょっとお示しください。



○議長(一木長博君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) 中学3年生までの医療費無料化に係る経費額でありますけれども、平成20年度ベースで国保加入者をもとに試算しますと、対象者は約1,000人、おおむね2,000万円から3,000万円となります。

 以上であります。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。年間ベースで考えて2,000万から3,000万、ちょっと多いかなとは思うんですけれども、試算的には、今後どうなってくるかわからないと思いますけれども、これに関しては今後の取り組みとして、ぜひ予算づけをしていただいて、中学3年生までの医療費無料化に向けて進んでいっていただきたいと思います。

 続きまして、子宮頸がんのワクチン接種についてですけれども、ちょっと質問内容とかぶってしまう部分もあるんですけれども、市長の所信表明にもですね、ご回答もいただきましたけれども、小学校6年生から3年生までを対象にと、全額補助という所信表明もありましたし、今もご答弁いただきまして、本当にありがとうございます。韮崎市を担う子供たちの未来に対して深く考えていただいたことに対して感謝いたします。

 子宮頸がんワクチンですけれども、最近では中学3年生までじゃなくて高校生まで、高校3年生くらいまでは引き上げたほうがいいんじゃないかと、そういう見解もいろんなところで出てきているのが状況ですけれども、その引き上げについてはいかがでしょうか。



○議長(一木長博君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答え申し上げます。

 高校生までを接種の対象者とするようにという内容のご質問でございましたが、今回の助成事業はちょっと異例でございまして、国より先に県とか市町村が動いたようなケースでございます。必要な予防接種を必要な人すべてに公平な機会でもっていかに接種していくかというような、いろんな問題を提示したような機会となっておりますので、また今後、国のほうでもいろいろな協議会の中で開催をされて、いろいろ検討会がされているようですので、今後の国とか県の動きなんかを見ながら、また近隣の市町村とバランスという問題がありますので、その辺を考えながら検討して判断していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) 聞くところによると、子宮頸がんのワクチン自体は、中学3年生まで、性経験のない女の子の中学3年生までの間に接種すれば70%くらいが防げると聞いておりますけれども、それも半永久的なものではなくて、ある程度年齢がいくとその効果も薄くなっていくということも聞いております。そういうふうに考えると、個々の問題という部分も出てきてしまうんですけれども、高校3年生、もう少し上げてもいいんじゃないかなと自分的には思いますし、市長の所信表明の中で説明会やパンフレットに対して触れていましたけれども、この中で正確な情報を常に載せていきたいという話でしたので、そこら辺も含めて、そのパンフレットや説明会などで正しい情報を流していただきたいと思います。

 その説明会、パンフレットの配布の件なんですけれども、年齢的なことを考えると、小学校6年生から中学3年生まで区切られていますんで、説明会というのは年に1回は必要になってくるとは思うんですけれども、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(一木長博君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 周知についてのパンフレット等のご質問でございます。

 本日までに、6月のきょう付で、とりあえず今回対象となる方について、また中学校1・2年生についてアンケートをきょう出しております。その中に子宮頸がんに対する説明と、それについてのワクチンができたよということをご存じですかというようなことも含めて、周知をしていただくような一部内容になっておりますが、とりあえず今回は最初にアンケートをして、その中で周知をしていくとともに、今後は接種の対象者に向けての、実際こういうものができましたという、学校を通じてではなくて、今度は対象年齢の方全員に文書で出す予定になっております。

 3回目として、最終的に接種の対象者について予診票を含めたクーポン券というか受診券を入れたものを、さらに文書をつけて、ご案内をつけて、もう一度お出しするという3段構えでなっておりますが、あと全体での周知の方法につきましては、小・中学校の養護の先生とも打ち合わせを2回ほど進めさせていただいておりますが、ご父兄の方とかそういう方が集まるような機会がもしありましたら、日程的に調整しまして、その中で啓蒙活動をしていきたいというように考えております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。あくまでも学校対応じゃなくて、市のほうで対応するという形でよろしいですか。



○議長(一木長博君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 接種主体はあくまでも韮崎市でございます。学校との連携につきましては、この間も詳細な項目について確認をし合ったところですが、学校のほうにお願いするべきことにつきましては、子宮頸がんというものはどういうものかということの周知、それに対する子宮頸がんの予防ワクチンができましたよと、こういうワクチンですというその中身ですね、中身についての周知について学校のほうと共同していくと。あくまでも接種についての通知とかにつきましては、保健課のほうで接種主体として周知をしていきたいというような、共同でもってやっていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。なかなか中学3年生まで無料というか、市のほうで補助となると、皆さん当然接種すると思うんですけれども、その上になると高校生、例えば今高校1年生になってしまうともうないよねという話になってしまうと、なかなか子宮頸がんのワクチン自体がどういうものかとか、そういう意識もだんだん薄れてきてしまうと思うんです。このパンフレットとか説明会、そういったものでしっかりした周知をしていただきたいと思うんです。

 先ほど私が言ったのは説明会、パンフレットとかそういう文書というのは、その都度郵送すればいいと思うんです。説明会も当然必要になってくると思うんですけれども、その説明会に関してはどういうふうな対応をとられるのかお聞きします。



○議長(一木長博君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、学校関係については、ご父兄の方が集まるような機会をとらえて説明会をできたらなんて考えておりますが、あと全体のフォーラムの中みたいな開催をことし予定をしているですが、なかなか市としてのその機会をとらえることができないんで、今回とりあえず県のほうでもって、例の県のフォーラムの中でやった同じ先生が、山梨大学のほうでもって研修会をとりあえず、あと2回くらい機会があるので、その機会を利用していただけるようにということでもって周知をしていきたいというふうに考えています。

 以上です。



○議長(一木長博君) 西野賢一君。



◆1番(西野賢一君) ありがとうございます。この件に関して、今回ばかりじゃなくて、これからずっと継続していく事業だと思いますんで、本人はもちろん、保護者に明確にわかるように説明会なりパンフレットとか、そういうものはしっかりしたものをつくっていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。



○議長(一木長博君) 以上で西野賢一君の質問は終わりました。

 これより、西野賢一君の質問に対する関連質問を許します。

 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 関連質問をさせていただきます。

 市民交流センター整備事業についてお伺いしたいと思います。

 先ほどからいろいろとお話しされておりますが、今、詳細設計に入っておるようなことを聞いておりますが、これの設計に係りましてはパブリックコメントを行っておると聞いておりまして、その概要に対して市民の声から意見書や提言があったというようなことも伺っておりますが、実際何件くらいそれがあって、どのようなものがあったか、もしわかりましたらお答えお願いします。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 この件に関するパブリックコメントにつきましては、2月25日から1カ月間行いまして、9名、これは小学生から高齢者、それから1団体を含んでおりますけれども、9名からのコメントがございました。それで、複数コメントがございまして、延べ36件のパブリックコメントのご意見がございました。

 内容的には、まず小学生の子供からは、図書館に関しまして、今まで見たことのないような図書館にしてほしい、あるいはドーム型にしてほしいとか、そういう子供らしいようなご意見がございました。あと、図書館帰りにほっと一息つけるようなカフェスペースもつくってほしいとか、あと3階に予定しています多目的ホールのスペースを広くして、200席なんですけれども、これを300席にしてほしいとか、そういう内容。それから、従前はエレベーター、入って左側にございます階段とエレベーターということで考えていたんですけれども、これだとなかなか不便なので、エスカレーターもつくったほうがいいんじゃないかというようなご要望もございました。

 それから、3階の子育て支援スペースにつきましては、概要案でお示しした図面だと、閉鎖的でなかなか明るさが見えないので、もう少し子供たちの様子が見えるような、中の様子が見えるようにして、おじいさん、おばあさんからも話ができるようなスペースをつくったらどうかというようなご意見がございました。あと、各トイレなどにベビーシートの設置をしてほしいとかいうようなご意見がございました。

 そのほかにもいろいろご意見ございますけれども、主なものを挙げさせていただきました。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 2月ごろ実施したということですが、それらの成果があったということを言っているわけですが、実際今、詳細設計をやっている中、そのようなことが反映されているのかどうか、どうですか。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) これらのご意見につきましては、構造上無理とかそういうものもございましたけれども、それらのご意見を伺いながら設計業者、それから図書館につきましては専門の方々に相談しながら、その後の詳細設計の作成に当たったところでございまして、エスカレーターの問題とか、多目的ホールにつきましては、従前から移動スペースをとれば300席可能だということで、これは対応できたということでございます。

 ということで、それぞれ各個人にはお示しをして、またこれらの意見に対する市の考え方につきましても公表いたしておりまして、詳細につきましても、設計中でございますその図面の中にはそれぞれ反映させていただいております。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) やはり市民からの声を少しでも反映させて、本当に市民が集う交流センターになってくれるよう私も願うものであります。

 それで、次にお聞きしたいと思います。

 今、詳細設計をやっているということですが、市長の所信表明では今月末をめどに完成するんじゃないかということを言っていますが、入札をいつごろして、工事はいつから、いつ完成して、来年いつごろオープンになるのか、その日程とかスケジュールはどうなっているかお伺いしたいと思います。



○議長(一木長博君) 水川企画財政課長。



◎企画財政課長(水川秋人君) お答えいたします。

 現時点では、市長の所信表明にございましたとおり、詳細設計を6月末の完了を予定しておりまして、その後、入札につきましては8月末を予定しております。これにつきましては、議会承認案件になると予想されますので、9月議会に議案をお示しをしてご承認をというふうな考えでございまして、その後、着手をいたしまして、工事の完成につきましては来年の7月を予定しております。

 それから、複合施設でございますので、いろんな施設が諸準備を初めて、テナントも含みますけれども、諸準備を初めて、来年の9月ごろにグランドオープンができるんじゃないかというようなことを現時点では考えております。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 今の考えでは、この8月入札と、それから完成は来年の7月、オープンは来年の9月を予定しているということで今進めておるようでございます。

 まず、この工事に際しましては、やはり市民の交流センターの工事というようなことで、この分離発注とか、分けた工区で行うのか、それとも一括入札で行うのか、その辺の考えはどうですか。



○議長(一木長博君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えいたします。

 先ほど市長が答弁したとおりであります。詳細設計ができておりませんので、現時点では詳しくお話ができないわけですが、ただいまの段階では、建築工事、電気設備、機械設備等の各工区になると思われます。

 以上であります。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 私も、一括発注でなくて、やはり工区を分けて分離発注のほうがいいかと、こんなように考えます。今答弁のそんなようなことを検討されておるというようなことでございます。ぜひそんなことでお願いしたいと思います。

 それから、今度は入札ですが、これは今までも一般競争入札、指名競争入札、両方あるわけですが、1億円以上は一般競争入札というようなことも決められておりますが、どのようなことを考えているかお伺いします。



○議長(一木長博君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えします。

 先ほどご答弁申し上げましたが、各工区種別ごとの分離発注、競争入札によりまして、可能な限り市内業者に受注できるよう詰めてもらいたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 市内業者を受注していただくことは、私も本当に願ってもないことだと思いますが、今の一般競争入札と指名競争入札は両方を採用していくという考えでいいですね。



○議長(一木長博君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) そのとおりであります。



○議長(一木長博君) 野口紘明君。



◆9番(野口紘明君) 先ほども深澤総務課長のほうから、できる限り市内業者をということですが、やはり部分発注すれば金額も小さくなるというようなことです。特にこの経済情勢の中、私は市内業者をということを強くお願いしたいわけでございます。というのも、やはり市民が集い市民が交流する市民のための交流センターということだから、ぜひ市内の業者で工事を完成して、皆さんがそこで集うような施設にしていただきたい、こんなことをお願いしたいと思います。これは要望で結構です。

 もう一つ、釜無川の河川管理のことについてお願いしたいと思います。

 というのは、一昨年からいろいろと取りざたされておりますが、釜無川の河川で竜岡町のデミズ地区のまだ南のほうですが、シカが出ていて困ると。昨年も猟友会の人に対策で対応してもらいましたが、なかなかシカはそんな効果が上がらないというようなことで、特にシカは夜行性で、夜は潜んでいて昼間飛び歩くというようなことで、ニセアカシアだ何だ、いろいろあります。雑木林とかそういうものを伐採していただいて、シカがすめないようにしていただければと、こんなことを考えております。ぜひそんなようなことで、市からも国交省に対する要望を強くお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(一木長博君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、西野賢一君の質問に対する関連質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後2時といたします。

                             (午後12時42分)

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○副議長(藤嶋英毅君) ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

                              (午後2時00分)

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○副議長(藤嶋英毅君) 一木議長は所用のため欠席いたします。かわって、私が議事を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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山本雄次君



○副議長(藤嶋英毅君) 一般質問を続行いたします。

 3番、山本雄次君を紹介いたします。

 山本雄次君。

     (3番 山本雄次君 登壇)



◆3番(山本雄次君) 3番議員の共伸クラブの山本雄次です。韮崎市議会の第2回定例会において一般質問の機会をいただき、同僚議員並びに議員各位に感謝を申し上げます。

 さて、政権が交代してから9カ月、さらに鳩山内閣から菅内閣にと執行部もかわったところでありますが、しかし、いまだ日本経済は停滞したままであり、先行き不透明な状況であります。政権がかわり、少しずつではありますが、明るい日本に向かっていることは確かであります。さらなる発展を期待するとともに、我々議員も市民の生活と幸せのため、ますます頑張らなければと思います。

 それでは、通告に従い、順次質問に入ります。

 質問の第1に、文化財を活用した観光施策についてであります。

 市長は、就任した当時、幾つかの基本重点公約を示しました。その中に、歴史、文化、伝統、自然を有効活用しての地域の活性化策を図っていくとしています。それらに対し、これまで幾つかの公約を実現してきたことに対し、深く敬意をあらわすところであります。

 新府城保存整備事業、穂坂自然公園の整備、文化面では大村美術館などですが、ここでいかがでしょうか、市内に点在する市・県・国の指定文化財、これをもっと世に出して、県内外の観光客に来てもらう誘致作戦でございます。これからは埋もれた貴重な文化財を掘り出し、そこまでの道路整備などを行い、なおかつ道路アクセスを図ることにより、多くの人たちが来韮すると思います。それによって地域の活性化が図られ、経済対策にもつながるのではと思いますが、いかがでしょうか。

 そこで、市内にある文化財について伺います。

 1、国・県・市指定の文化財は韮崎市にそれぞれどのくらいあるのか。

 2、施設までの道路及び施設の整備計画はどのようになっているのか。

 3としまして、市指定の文化財を県指定文化財とするのにどのような過程が必要なのか、お伺いをいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 山本議員の一般質問についてお答えいたします。

 文化財を活用した観光施策についてであります。

 まず、韮崎市には現在、国指定文化財が5件、県指定文化財が16件、市指定文化財が54件あります。

 次に、市内に点在する国・県・市の指定文化財へのアクセス道路はおおむね整備されており、新たな道路の整備計画はございません。

 次に、市指定文化財を県の指定文化財とする過程についてですが、対象とする物件の所有者、管理者の同意と申請が必要となり、県教育委員会では、現地調査及び指定物件の選定を経て、山梨県文化財保護審査会に諮問し、その答申を受けて決定する運びとなっております。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) 答弁ありがとうございました。

 先ほどの答弁の中に、アクセス道路の整備等はおおむね終わっているとありますが、この整備は多分ほとんどが国・県の指定文化財、その関係が多いかと思います。56件ほどでしょうか、市の指定の文化財がございます。その中で、その文化財まで行く道路の整備、これについてはいかがでしょうか。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) お答えいたします。

 文化財へ行くまでの道路でございますが、地域とすれば、穂見神社とすれば、具体例で申し上げますけれども、議員さんは旭ですので、穂見神社の例を挙げさせていただきますが、あそこにつきましては前宮があって奥宮があるとい状況でございます。前宮については、そこまでの道路なりは整備されているということで考えておりますし、そこから先の奥宮に行くまでにつきましては、あくまでもそのエリアの参道という考え方で認識しているところでございますので、その整備については、その地域の方々、それから氏子さんのほうで管理してもらえるものと思っております。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございます。

 そういうような考えもあるんですが、たまたま今うちのほうの例が出たんですが、市の指定文化財、これについては今のところほとんどがその文化財の近くまで車等で行けると。歩いても5分から10分くらいで、その文化財のところまで行けるという格好ですが、今たまたま例を出していただきましたから、穂見神社なんですが、ここについては里宮と奥宮、1時間半くらいでつながっております、歩いてですね、歩いて1時間半くらい。ただ、現状は、参道といいますか、そこまでの登山道に近いような道なんですが、道幅が1メートル以内ということで、非常に急勾配ということもあります。

 そういう中でもって、建物については、現在市のほうから補助金をいただきながら、約2,000万ちょっとかけて修復工事をやっております。ただ、それを見に来る方たちが、週末等は結構おります。その方たちが登っていくのに甘利山公園線、そちらのほうから入ってくるというのはちょっと大変ですから、どうしても昔ゆうしいその道を登って、神社の階段の下について、それから登っていきたいと。また、あそこには、アスナロとかコウヤマギとかいろいろございます。そういう見聞もありますし、ましてや周りがモミの保存林、これも県の指定ですが、そういうことでもって週末には大勢の方がこれから訪れると思います。

 そんなことで、その道についても、今の現状では大変だろうということで、できれば行政からも、かかる費用の応分の助成をしていただければということでお伺いをしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 大変気持ちはわかるわけですけれども、実は私どもも実際にどういうふうなことが考えられるか担当と検討したんですけれども、上が県の文化財、下はまだなっていないと、前宮というんですか、そこのところはなっていないという実情がございますから、両方ともなった場合には多少なりそういうことも考えられるんですが、今の時点ではちょっと無理ではないかと。大変申しわけないですが、ご理解いただきたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) わかりました。余り無理なことは言えませんので、今のところ建物の関係でもって補助をいただいております。そういう格好で、それが終わり次第、またやっていきたいというように思います。

 次に、市の指定の文化財を県の文化財にすることについてお聞きしたいと思います。

 市内にも幾つかの指定の文化財、先ほども五十幾つありますが、その中で県の文化財審議委員の先生が今入って、苗敷の場合にはやっております。その関係について、最終的には今、石垣まで直していると、またその次には、今度は石段も直さなければならないということで、現在のところは市のほうでもって2分の1もらっておりますが、普通であれば、この文化財は4分の1しかもらえません。ただ、今からかかることであれば、県の文化財として、これからも維持管理に結構かかると思います。そういうことで、ぜひ市の指定文化財を県の文化財へ持っていきたいというような考えなんですが、その過程をちょっと詳しく教えていただければ、これが工事修復が終わって、どのくらいで申請ができるのかどうか、そこら辺についてお伺いしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) お答えいたします。

 市の文化財を県の文化財に指定するのには順序があるようですけれども、まず市で指定して、そしてその上に県へ申請するという形をとるわけですが、今回の苗敷神社の場合は、仕上がった時点でまた検討させていただくと。ただ、その所有者といいましょうか、管理者のほうからも申請をいただいた中で進めていくというふうに過程を踏んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございました。

 それでは、質問の2へ入ります。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。

     (3番 山本雄次君 登壇)



◆3番(山本雄次君) 質問の第2に、企業誘致について伺いたいと思います。

 現在、市内には大きく分けて、藤井、穂坂、御勅使の3カ所に工業団地があります。一昨年から上ノ山・穂坂地区の一部を農工団地の認可をとる中で、山梨日日新聞、救心製薬株式会社等を誘致し、進出する旨の説明が執行部よりありました。この誘致は、本市にとって大変すばらしくて歓迎をいたすものであります。この低経済の中、進出する企業に対し、市を挙げて協力することはもちろん、早期の操業を期待するものであります。

 そこで、次の項目について伺いたいと思います。

 1つ目に、この3区画全体の用地買収費、造成工事費、関連する導水路工事等の費用はどのくらいか。

 2つ目に、3区画すべてを売却したときの土地開発公社の利潤はどのくらいになるのか。

 3つ目に、市としての進出企業への優遇措置はどのようになっておるのか、お聞きしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 誘致企業について答弁を行います。

 私からは、進出企業への優遇措置についてお答えいたします。

 既にご承知のとおり、平成19年9月より本市では企業立地支援制度が施行されております。その内容は、当該進出企業の投下固定資産額が1億円を超え、増加雇用人数が10人を超える場合に、市単独で固定資産税、都市計画税の全額及び法人市民税法人税割額の2分の1相当額を企業立地支援金として3年間交付いたしております。さらに、土地取得費を除く投下固定資産額が5億円以上で山梨県産業集積促進助成金の助成対象企業となる場合には、その投下固定資産額の10%相当額の県助成金とともに2%相当額の企業立地助成金を上乗せし、単年度で交付しております。

 他の答弁につきましては、土地開発公社理事長よりお答えいたします。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 引き続き、土地開発公社より企業誘致につきまして答弁を行わせていただきます。

 まず、3区画の用地買収、造成、関連導水路工事費等についてでありますが、用地買収費はおおむね5億5,000万円、外周道路新設及び水路つけかえ工事を含む造成工事費はおおむね4億1,000万円、下水道整備等のその他インフラ整備費がおおむね1億3,000万円となる見込みであります。

 次に、すべて売却されたときの土地開発公社の利潤についてでありますが、まだ第2区画の販売が残っておりますが、トータルの造成コストに対しまして、おおむね5%から9%程度の利潤を想定しております。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございました。

 それではちょっと伺いますが、進出企業への優遇措置と、これは先ほど市長が答弁していただきましたとおりのことはしてあげなければいけないというように思います。

 それ以外に、どうでしょう、企業が進出する場合に、市の今までの竜岡の企業、フジウエの企業等についても、また穂坂の研究所の関係についても、今までは多分、公社と担当課、今は企業立地課になっていますが、当時は商工観光課ですか、そこが一緒になって地権者をくどきながらお願いをして、説明会、用地買収の売買契約、さらには手付金等を持っていって、公民館、または集会施設へ払ったというふうなことがありました。

 今は、これについてはどのような格好をとっておるんでしょうか、伺います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 基本的には私ども企業立地課のほうで用地買収とかそういうのも担当していますけれども、実際上、今回のケースにつきましては、不動産業者にお願いした部分がございます。

 その内容ですけれども、当初、山日新聞社の依頼を受けて、不動産業者が土地を探しておりまして、本市と山日新聞社とのえにしをつくっていただいた経緯、また甲府市落合町にあります新聞印刷センターの輪転機の更新時期が山日でも迫っており、早急な用地確保が必要であるというお話もございまして、その話の前提として、やはり23年3月の期限が確約できるということを前提に、用地の売り払いについて話を進めてきた経緯がございます。確実に期限を履行するため、土地取引の経験豊富な不動産業者に依頼することにいたした次第でございます。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) わかりました。今までの方法ではなくて、仲介業者、不動産業者が中に入ったという格好だと思います。

 ただ、この場合は、やはりその業者には委託料といいますか、手数料といいますか、普通の不動産業者が入った場合の売買の通例でいきますと、3%、3%の格好になろうかと思いますが、これについては、やはり今回市の公社のほうから払うのかどうか、またどのくらいになるのか、お聞きをしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 不動産業者の支払いの件でございますけれども、まず最初に委託料でございますけれども、2,913万9,000円でございます。その根拠でございますけれども、基本的には、うちのほうは業務委託を契約をして、その不動産業者に支払っておりますけれども、内容的には、先ほど議員のおっしゃられたとおり、通常の取引ですと3%、3%、プラス消費税がございますけれども、それも含めて基本的には6%プラス消費税ということで委託を契約を行っております。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) そうなりますと、公社のほうは、先ほど理事長のほうからの答弁では、5から9%程度の利潤が見込まれるというふうな答弁がございました。そういう中で、この2,930万何がしの金、これは当然企業のほうの土地代へプラスになるということでいいですね。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) おっしゃるとおりです。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) この場合、企業側は、やはりその業者には3%くらいの手数料を払うんですかね。知っている限りでよろしいです。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) その件に関しましては、私ども把握をしておりませんので、内容的にはわからないというのが現実でございます。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ということは、たまたま我々の地区で、この業者が中へ入って、今、土地の交渉が始まっております。そういう中で、その相手から、うちのほうが中へ入ったという格好の中で、3%の金をという話がありました。

 ということは、うちの会社は韮崎市さんと親交があって非常にいいところだと。名前は言いませんが、いろいろ親交があるというふうなことで、ぜひうちの会社へ任せてくれということをやっておりますが、ただ、これについてはうちの地区と相手の製薬会社、いわゆる……なんですが、話をしている中でもって、そういう話が出てきたと、入ってきたということで、それについては、うちのほうではおたくに入ってもらったからといって、うちでは払いませんよというふうな話がございました。そのようなことで、相手の言うには、おたくからも相手の会社からももらいますよということを言われましたから、やはり3%となりますと何百万というお金になります。

 そういうことでちょっとお聞きしたということで、今の答弁では相手方はわからんということですが、多分3%くらいは手数料を払うんじゃないかというふうに思いますが、できれば、今回については、先ほど課長のほうからも、特別な関係で経験豊富なところへお願いをしたということで、こういうふうに委託料を払うということですから、それはいたし方ないんですが、そういう専門的な業者が入ってやることも、プラスになることもあろうかと思います。

 ただ、これからも企業の誘致等もあろうかと思います。そういう中においては、やはり市の職員がほとんどいますから、公社と企業立地課が一緒になった中で動けば、この2,930万円ですか、たまたま今回はこのような手数料を払うというようなことは多分なくなるだろうというふうに思います。そんなことも考えながら、これからの企業誘致には職員で取り組んでほしいというふうに思います。

 それでは、3番目の質問に入ります。

     (3番 山本雄次君 登壇)



◆3番(山本雄次君) 質問の第3に、ヤマビル対策についてであります。

 近年、多くの市民から、ヤマビルが発生し年々増加しているとの声が聞こえてきています。特に釜無西、この西山の山際の家、現在では軒先まで発生している状況であります。私も実際に現地を見て驚いたのは、ちょうど昔の蚕の稚蚕の状況と同じく、頭を動かしながら獲物をねらう格好で動いていたと。これは本当に5ミリくらいしかないんですが、このようなしぐさでございました。

 また、この防除については、この前パンフレットで回ってきましたが、塩、もしくはアルコール、これらの散布が非常に効果があるとしておりますが、とてもこの薬品だけで防衛策は限度があると思います。これからの季節、下草刈りや植林、枝打ち、間伐というふうな格好で入山する地区にとっては、まことに厄介で、困惑をしている状況であります。さく越えの鳥獣もおりますし、この対策について、次の点について伺いたいと思います。

 1つ目に、防除薬剤の支給について、これは市のほうでどのようになっているのか。

 2つ目に、寄生してくる鳥獣等の駆除はどのようになっておるか。

 この2点についてお伺いをしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) ヤマビル対策についてお答えいたします。

 まず、防除薬剤の支給についてでありますが、本年度、ヤマビル対策専用の防除薬剤の配布を4地区で試験的に実施する計画であります。また、本年5月末にはヤマビルへの防衛対策に関するリーフレットを各戸配布したところでありますので、今回試験的に実施する専用薬剤の配布の結果とあわせて、費用対効果や環境への影響などを比較検証し、有効な手段として可能であるならば、配布支援の拡大化を検討してまいります。

 次に、寄生している鳥獣等の駆除についてでありますが、現在、獣害対策として緩衝帯事業や捕獲事業など、電気さくの維持管理事業とあわせて実施しており、一定の効果は出ているものと考えておりますので、地元管理会を中心に管理捕獲事業の拡充強化に努めてまいります。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございました。今月の13日の日曜日ですか、たまたま先ほどから出ております竹ノ内地区の里宮から奥宮へ登ろうという県外の方が3人、あそこから入りました。わずか五、六分で飛んで帰ってきたと。これは担当区長からの話なんですが、1人は腹の辺が真っ赤と、3人のうち2人がほとんどヤマビルだらけという格好の中で、区長が脱がせたところ、おなかの周りには約6匹がくっついていたと。二十数カ所を食われておったということで、現状は非常にヤマビルが多いと。まして、よそから来る人にとっては、その防除方法がわかっておりませんから、普通の格好で登ってしまうと、ハイキングの格好で登ってしまうということです。

 これは地元の人たちも結構やられるんですが、防除薬品は、先ほど市長の答弁にもございましたが、もらうのはいいんですが、地域の人たちにとっては、ある程度の備えはあります。ただ、よそから来る観光客、これについては全然そういうことはわかりませんから、こういうふうな被害になってしまうということであります。

 このような中で、4地区とはどこを指すのか、お聞きしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えします。

 4地区につきましては、旭、神山、清哲、円野町の4地区であります。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) この防除薬剤というのはどのようなものを支給をしてくれるんですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) ことし試験的にやろうとしているのは、ヤマビルキラーという液剤でございます。これを水で溶かして散布する予定でおります。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) このヤマビルキラーといいますか、散布は、薬剤をもらって地元がまくと思うんですが、ただ一番は、入り口だけまくという格好になりますよね、山全体にまくというわけにいきませんから。ただ、これから植林、下草、間伐、こうやって登っていく場合に、うちの地区でやるんですが、清、神、円、旭についてはそういうことをやっていると思います。

 ヒルよけのスプレーが約860円から1,000円の間、これは簡単なスプレーです。あとは長靴の上からガムテープ等でもって侵入防止を図るという格好で、大体1人当たり、その1本でもって3人くらいですから、350円から500円くらいかかるという中で、そうやって帰ってきてもヤマビルにやられるという方がかなりいるというようなことで、この散布をする以前に、塩等が一番効くという格好の中で、できれば塩カルなんかを害がないように支給をしてもらえればなというように思いますが、この点についてはいかがでしょう。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 今までにも塩、塩カルですか、こんなふうなものを試みたということでございます。単価の面でも、塩カルというふうなのが一番いいと思うんですけれども、これらについて地元の協力を得ながらということですけれども、ただ、余りまき過ぎると塩害というふうな、そういうふうなことも心配されるということでございますので、今回はこういったものを対応していきたいということでございます。ご理解願います。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) それについてもまた試験的にやるということで、また地域から要望があったらこたえていっていただきたいというふうに思います。

 それでは、最後の質問に入ります。

     (3番 山本雄次君 登壇)



◆3番(山本雄次君) 質問の最後に、市単独の7割補助事業の見直しについてであります。

 これについては、現在、農林課のほうでその対象の事業をやっております。神山、旭、大草、竜岡のこの地区は、昭和40年代に地方病対策として水路改修の目的を兼ね、約1万8,000メートルに及び溝渠をつくったところでございます。ただ、それが長年の間に老朽と破損が著しく、水路そのものが用を足していない箇所が多くて、地元の農家はその復旧に大変苦慮しております。しかし、この改修は、個々の農家や地元だけでは改修経費が大きくて、満足な補修もできない状況でございます。

 そこで、現在市独自で実施している7割補助事業、これを採用してもらう中で、地元地区で負担をし、改修をやっておるという状況でございます。できればこの改修率を高めるために、補助率、これを7割から少し上げてもらえないかというふうな質問でございます。

 1番目に、補助率を8割とすることにはいかがでしょうか。

 2番目に、補助の本数、年間数本だと思いますが、この増加をすることはできないか。

 また、3番目に、現時点での未改修の水路は延長としてどのくらいあるのかどうか、これをお聞きしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 市単独7割補助事業の見直しと増額についてお答えいたします。

 老朽化が進む旧地方病水路の改修は、地元関係者のご理解とご協力により、計画的に事業実施しているところであります。

 まず初めに、ご質問の現在の補助率を8割とすることについてでありますが、限られた予算の中で少しでも事業の進捗を考えた場合、現状での7割補助についてご理解をお願いするものであります。

 次に、補助対象本数でありますが、平成20年度に3本、21年度には10本、今年度は12本とふえている状況であります。

 次に、現在の未改修水路の延長でありますが、今年度の予定箇所を除くと1万5,129メートルであります。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) ありがとうございました。その対象となった地元にとっては非常にありがたい制度だというふうに感じております。ただ、7割補助といいますから、7割ですね、100万としたら70万という格好ですから、この場合に残りの、例えば100万の事業をした場合には、30万は地元の区でもって負担をしなければならんということで、本数的にも余り多くないようですから、これをやることによって市のほうでは、例えばの話、100万円の事業をした場合、これを地元にやらせて、7割の補助でもってやらせた場合と、その事業をはなから業者に発注した場合、かなりの金額が浮くんではないかというふうに思います。その中でもって、でき得れば再度地元区の負担を減らすために7割を8割にという考えがあるかどうか、お聞きしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 先ほど市長が答弁したとおりでございますけれども、この7割補助につきましては、議員承知のとおり、小規模な工事と、そしてまた規格に合わない道路等の関係でありまして、その中には日誌の関係、写真の関係、管理書類等の関係等々、省略している部分等もございます。そんなことで、ぜひご理解を願いたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) 今まで経済がよいときには、市の単独事業、また県の事業、国の事業等でもって、各地区の水路等も年間何十本となく工事の発注があったというふうなことがございました。ただ、今言う中でもって、何とか市のほうでもって7割の補助をするから地元でやってくれという格好でやっているわけなんです。

 質問最後になりますから、話をしておくんですが、やはり地元の区民の40戸くらいの地区でもって、年間50何万の区費、この予算の中でもって、そういう金を出すということは非常に大変だということの中で、またこれをしなければ、水路を市からの順番待ちで待っているということは、とても何年も待っていられないというのが現状でございます。

 こういうふうな箇所を直さなければ、納める税金のかわりの田んぼからの収穫等の水も行かないというようなこともございます。そういう中でもって、でき得ればこれからもっと本数をふやしてもらって、またその関係について、次からといいますか、次の予算からは7割を8割にという格好の中で、地元の区の負担を少なくしてほしいというふうな考えでございます。

 これで終わりですから、最後に、例えば12本、事業を実施した場合には、予算的にはどのくらいかかる予定でしょうか。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 今年度の予算で1,500万円であります。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 山本雄次君。



◆3番(山本雄次君) できるだけ次からはふやしてもらった中でもって、また7割を8割というようなことも考えていただくということをお願いして、以上で私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○副議長(藤嶋英毅君) 以上をもちまして山本雄次君の質問は終わりました。

 これより山本雄次君の質問に対する関連質問を許します。

 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 関連質問をさせていただきます。

 企業誘致について山本議員が質問いたしました。その中で、先ほどの答弁にありましたが、不動産業者に依頼した委託料ですね、委託料が2,913万9,000円と聞きましたが、これの計算の根拠はどういうことになっているでしょうか、ご説明いただきたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 委託料の根拠でございますけれども、基本的には、先ほど山本議員に申したとおり、用地買収費の買収価格、全区画の価格に対しての6%プラス消費税ということになります。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 多分、不動産業者、宅建業法に基づく許可を取っている業者だと思いますが、それは国土交通省の告示によりますと、手数料の上限が、片方からいただく場合は6%までと認められております。それプラス消費税ということで、そういう計算になろうかと思いますが、その範囲内でということで。私は、実はこのほかに売却についても手数料が支払われるのかなと思ったもんですからお尋ねしたわけですが、そういうことはないわけですね。売却につきましては手数料等はありませんね。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) ございません。



○副議長(藤嶋英毅君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) ありがとうございました。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 山本議員さんの文化財についての関連の質問をさせていただきます。

 韮崎では、昨年秋に文化財であります土偶2点がイギリスの大英博物館へ出展いたしまして、帰ってきまして、また韮崎の民俗資料館でも展示されました。大変有意義な価値あることだと思っております。心から感謝を申し上げます。

 また、その中で、藤井の後田遺跡から出土いたしました仮面の土偶というのがございますけれども、あれは現在、文化財としては県のものなんですか、市の指定文化財ですか、どのようなポジションにあるのか教えていただきたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) 仮面土偶については、現在文化財の指定ではございません。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 市の文化財にも指定されていないということですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) はい。まだ指定されておりません。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) あれは出土したのはいつだったかちょっとわかりませんが、それもわかったら教えてほしいということと、全く同じものが茅野の尖石遺跡で発見されておりますけれども、ほぼ同じ時期のものだそうですけれども、向こうの仮面の土偶というのは、国の重要文化財になっているんですね。韮崎では何もなっていないということはどういうことなのか、そこら辺もお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) 土偶につきましてですが、21年に発掘されたものです。

 失礼しました。ちょっと手元に資料がございませんで、すみません。確認してからお答えさせていただきます。



○副議長(藤嶋英毅君) 質問者、よろしいですね。



◆5番(秋山泉君) はい。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 市でもって取り上げた、出土した土偶というのは、民俗資料館のほうに保管されてあったと伺っております。これだけのものが何ら文化財として指定されることなく、長い間、市の民俗資料館の倉庫にしまってあったということは、ちょっとうまくないなと思うんです。市の当然文化財の審議委員さんもおられるし、委員会というのもあると思うんですが、そういったものに諮るような機会とか、そういったときという、そういったところへ諮るような機会というのはないんでしょうか、そこら辺を教えていただければ。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 文化財等につきましては、市の文化財審議委員会がございますから、そこで審議していただくという過程でございます。今後どういうふうにするかということは担当とも検討しながら、また審議会へかけていきたいというふうに思っています。

 ただ、その審議委員の方々が検討した結果、指定するかしないかはそちらに任せるわけですから、ここで市の指定になるということは言い切れませんので、その点はご理解いただきたい。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 全く同じ時代のそういったものが、茅野の尖石遺跡のほうではすばらしい施設の中で、国の重要文化財として明確に展示されております。さらにもう一点、茅野の尖石遺跡では、縄文のビーナスという同じ時期に発見された土偶が国宝に指定されて展示されています。その両方ともロンドンへ行ったわけですけれども、山梨県ではそれだけのものが出土されていながら、何ら市の文化財にすら指定されていないということは、そういう審議委員会の皆さんにしてもそうだと思いますけれども、もう少しスポットを当ててほしいなと思います。

 それで今回、前にもちょっとお願いしたんですけれども、ルネスの1階のほうにそういった陳列のブースを設けるというようなことを伺っております。地元の、私ども一番祖先の遺跡であるそういったものを、ぜひともそこへ陳列するような機会を私はつくってほしいと思うんです。学芸員で県の文化財の協会員でしたか、閏間さんという方にお話を伺ったことがあるんですが、彼の言うのには、山梨県から北巨摩、韮崎から茅野のほう、富士見、ずっとあの七里岩を上へ上がっていくところでは、山梨県は縄文王国だと言っております。そういったものを十二分に生かす機会を、今回ルネスの跡地、あそこのセンターですね、それを十二分に生かして、こういったものをいつも郷土のみんなに見せるような機会をぜひともつくってほしいと思っております。ぜひそこら辺を一緒にご審議いただきながらお諮りいただきたいと思います。希望です。よろしくお願いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって山本雄次君の質問に対する関連質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後3時10分といたします。

                              (午後2時49分)

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○副議長(藤嶋英毅君) ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

                              (午後3時08分)

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○副議長(藤嶋英毅君) 休憩前の秋山 泉議員の関連質問に対する答弁を横森教育課長に求めます。

 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) 先ほどの仮面遺跡の出土時期でございますが、後田遺跡より昭和63年に発掘されたものでございます。

 文化財の指定ということでございますが、文化財の指定につきましては、もうちょっと検証した段階の中で文化財審議会のほうへ早急に申請をしたいと思っております。

 以上です。

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△会議時間の延長



○副議長(藤嶋英毅君) 本日の会議時間は、議事の都合により、会議規則第9条第2項の規定に基づき、あらかじめこれを延長いたします。

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△輿石賢一君



○副議長(藤嶋英毅君) 一般質問を続行いたします。

 4番、輿石賢一君を紹介いたします。

 輿石賢一君。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 4番議員、共伸クラブ所属の輿石賢一でございます。

 質問に入る前に、さきにお亡くなりになり、大先輩である故土屋泰一さんに対しまして、心よりご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 それでは、通告書に従いまして、順次質問させていただきます。

 質問の第1に、横内市長の政治姿勢についてお伺いいたします。

 横内市長におかれましては、任期の残すところ、あと5カ月余りとなりました。就任以来、市政の発展のため、大変ご尽力をいただいていることに対しまして、心より敬意を申し上げたいと思います。また、最近におかれましては、長く放置されていた穂坂町内の土地の開発、上ノ山・穂坂地区工業団地への企業誘致等々、みずからがトップセールスマンとしてご活躍されておられることに対しましても、重ねて敬意を申し上げるところであります。

 そこで、残任期間もあとわずかとなりましたが、まだまだ重要施策が残っておるものと思われます。10月にも迫りました市長選挙に再び出馬するのかをお伺いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 輿石賢一議員の質問に対する答弁を行います。

 私の政治姿勢について答弁を行います。

 ただいまは、私の市政への取り組みや主な成果につきまして多大なる評価を賜り、まことにありがとうございます。次期市長選挙に対する私の決意につきましては、さきに清水 一議員の一般質問に対する答弁で表明したとおりであります。引き続き(仮称)韮崎市民交流センターのリニューアルや上ノ山・穂坂地区工業団地への企業誘致といった直面する市政の大きな課題や、さまざまな行政課題に積極果敢に対応してまいるとともに、さらなる市民との協働によるまちづくりを推し進め、「夢と感動のテーマシティにらさき」の実現に向け、全力を傾注してまいりたいと考えております。

 議員各位を初め市民の皆様の温かいご理解と絶大なるご支援を賜りますよう、重ねて心からお願い申し上げます。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 清水 一議員の質問に対して力強く今度の選挙に立候補するということを伺いましたけれども、やはり今後支持をされるには、市民の目線に立って、やっぱりみずからが汗をかき、理解できる市政執行を望むところでありますので、どうか力強く市政の執行を望みたいと思います。我々議員等にもわかりやすい執行を望みたいと思います。

 それでは、質問の第2番目に移らせていただきます。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 質問の第2に、市及び土地開発公社の発注方法についてお伺いいたします。

 小泉政権時に財政事情から年間3%の公共事業の削減が行われ、また政権交代により、民主党政権はコンクリートから人へと、ますます公共事業は削減の一途をたどっておることは、市長を初め市執行部の皆さんも十分ご認識のことと思います。そうした中、公共事業を主に行っております建設業の方々は、一部を除き非常に厳しい状況に直面していて、既に企業努力では追いつかなくなってしまっております。少ない工事をお互いに分け合って、この厳しい状況の中、生き残りを一生懸命努力していることはわかっておられると思います。

 そこで、現在、市及び土地開発公社が発注する工事などは、どのような発注方法で行っておるのかお伺いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 市及び土地開発公社の発注方法についてお答えいたします。

 公共工事を発注するに当たりましては、工事の内容や規模、過去の工事評点、地域性等を勘案し、市内業者の受注機会の拡大に努めております。一般競争入札案件の場合におきましても、市内業者で施工可能な場合は、入札参加要件に市内に本店を置くなどの条件を付して、市内業者への配慮を行っているところであります。

 以上であります。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 土地開発公社も同じということでよろしいですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) そうです。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) それで、今、穂坂・上ノ山工業団地の今回の発注に関しまして、4億近い工事金額を1社に発注をしておるのはご存じのとおりだと思いますが、どのような経過で1社にしなければならなかったのかをちょっとお聞きしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えします。

 このたびの上ノ山・穂坂地区農工団地工事を1社にした理由でありますが、まず第1点目としまして、傾斜地である現場の切り土、盛り土の作業効率のアップとローコスト化のための経済性の観点からであり、2点目としましては、造成工事に伴う道路工事や排水路、水道管布設などの工事のつり合い、全体の工程管理をスムーズに行う合理的な工事進捗のためであります。3点目としましては、契約先への引き渡し期限までの全体の工期の短縮化を図るためであります。

 以上であります。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 今、市内の業者が、先ほども言ったように、仕事が少なくてあえいでいる。そういった中で、どうして1社にしなければならない、今言ったような理由は通らないよ。業者に4億一遍に出さなければならんなんていうことは、それは施工上そんなことは理由にならない。まだまだ十分施工能力のある業者もいるわけだから。

 今、ここの執行部の中におられる課長さんたちで、前の市長さんが、1つの大きな工事を出すよりも、複数の業者で共同企業体をつくって発注したということを知っている課長さん方もおると思いますが、そのときはどういう理由でやったかというのを覚えている課長さんがいたらちょっと聞かせてください。



○副議長(藤嶋英毅君) 答弁可能ですか。

 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) そのときのことをだれも知らない、知っている人はいないですか。1億の工事だったら3社をJVにしてやったのを覚えているでしょう。なぜかというと、1社に発注してしまうと1社で終わってしまう。1億の工事を3社のJVでやれば、3社がそれで潤う、そういう方法でやったんですよ。それなのに、4億近い工事を1社で発注するということは普通理解できないと思うよ。業者に聞いてみてくださいよ。どうして1社にしなければならんのか。議会承認案件でないから平気でそういうことをするんですか。理事長さん、どうですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 今回は事後審査型の一般競争入札という形をとらせていただきました。4億を4つに分けましても1億円以上超えますので、すべて一般競争入札と、こういう形になろうかと思います。

 先ほど総務課長が申し上げましたように、幾つかの理由等がございますけれども、まずは平成23年1月末までに造成地を仕上げるというふうな、工期は約8カ月間というふうなことで、約8ヘクタールの造成をしなければならないという工期のスピード化、短縮化というのが一番大きな問題であろうというように思います。

 2つ目は、現場では約8メートル以上の高低差がありまして、切り土と盛り土というものを合理的に進めなければ、要は工事のスピードに影響を及ぼすということもありました。

 そして、先ほどから輿石議員のほうが申し上げておりますように、今回の一般競争入札につきましては、参加資格を幾つかの条件を付しました。1つは、韮崎市内に本店のある業者ということで、市内の業者優先という対応をとらせていただきました。2つ目には、当然工事の質も伴うわけでございますから、特定建設業の許可を得ている者という条件を2つ目に付させていただきました。3つ目は、下請の業者さんに市内で登録されている業者を3社以上記載するということで、この大きな金額を市内の業者さん3社以上、参加指名で一般競争入札で入札された方には、そういった条件も付して展開をしております。

 今回の案件につきましては、このような内容で1社とさせていただきましたが、私たちは従前から市の公共工事発注等につきましても、できるだけ分割したり、していけるものは分割をし、市内業者さんに優先的にお仕事をとっていただけるような配慮をしてきた次第でございます。

 したがって、今回の1件につきましては、当初この分割というふうな形も、庁内でいろいろ関係課、部署、専門家を入れながら検討してまいりましたが、先ほどから申しておりますような上記の理由によりまして、事後審査型の一般競争入札という形をとらせていただきましたので、ご承知おき願いたいと思います。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) それは表向きの、本当に言いわけじゃないかなと、そんなふうに思います。市内の業者にいかに何社にも工事が行き渡るようにという配慮は全然ないということですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 先ほどの私の説明は、配慮をしたということでご説明を申し上げたつもりでございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 業者が仕事がなくて困っているのに1社にしたのが、配慮したということになるのですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 今回は、先ほどから申し上げておりますように、一般競争入札、事後審査型の一般競争入札という形をとらせていただきましたのは、今回造成工事ばかりでなく、この後、発注が出てまいりますインフラ整備等の工事も含めて、先ほど申しました下水道工事、配水工事、水道管の工事等々もこの後から出てまいりますが、こういう工事の種別によりましては、ちゃんとそういった市内業者への配慮を含めて発注してまいる所存でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 一般競争入札で条件が合って該当する業者は本当に2社か3社でしょう。どこが受注できるかなんていうのはわかっているわけでしょう。それで、市内の下請業者を3社以上使うように、中を見たら十分その金額に見合った下請であるかどうかを検討しましたか。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 今回の入札参加者は5社ございました。したがって、その入札、落札をされた業者さんの下請につきまして、我々が指定することはできませんので、落札業者のほうを信頼してお任せいたしました。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 落札業者はともかくとして、その条件についている下請業者についてはどのような判断をしておられますか。



○副議長(藤嶋英毅君) 福田副市長。



◎副市長(福田敏明君) 下請業者につきましては、与件といたしまして、韮崎市内に本店があり、韮崎市一般競争入札参加者名簿、土木の業種に登録されている業者という設定をさせていただきました。したがいまして、この方たちにつきましては、市内の公共工事等の登録業者ということでありますので、この方たちを選んでいただくことに関しましてはいささかも疑念はございません。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) いずれにいたしましても、今回の発注状態でいった場合には、4億近い工事がほんの一部の人しか受注機会がないという結果になったということは、市内の業者だれに聞いても、少しおかしいよ、受注機会が少ないのに、全体の市の発注工事が少ない中で、そういう不満は受注した業者以外はほとんどの業者が持っていることはよく承知しておいてください。

 今、さきの同僚議員の山本議員が質問して、7割補助の金額が、全部の予定が1,500万だ、1年間の予定が1,500万だと。それでまだ3割も地元が負担する。3割負担、財源のない地区は、幾ら水路が壊れていてもできない、そんな状況ですよ。

 先日、地区の人が、ちょっと水路が壊れていて、今度は水を入れる時期に困るから見てください。現場へ行った。水路の壁へ登ったら、そこでひっくり返って、下がすいていたから、そこに登ったらひっくり返ってしまった、そんな状態のところがいっぱいあるんですよ。

 そういうことも考えれば、もう少し配慮してもらって、少しでも多くの業者が受注できる機会をつくってもらいたい。4億近いお金を1社が受注するなんて、それこそ一部の業者しか潤わないですよ。さっき、前の市長のときにやった共同企業体の方法で、だれも答えてくれなかったけれども、知っている人いますよ、承知していると思います。そういう方法も1つの方法だと思います。

 今、市内の業者が自分でふたが閉められる、会社が閉められる会社がやめていっているのはみんな承知しているでしょう。みんなやめられないので、しようがないでやっていると。やめるにやめられない。やめられる人は、退職金も払える、会社を閉めてしまっても自分たちは食っていけるから、従業員にも路頭に迷わさずに退職金を払える、そういう会社しかやめられないんですよ。一番トップクラスの市内有数の会社もみんなやめていく、また、あるいは倒産をしてしまっている。そんなような状況下の中では、今回の発注方法については非常に残念でなりません。

 市内の業者に配慮しておりますということには、ほど遠い発注方法だったと思います。今後につきましては、よくその辺を理解していただいて、配慮をお願いしたいと思います。

 それでは、次の質問に移ります。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 質問の3番目に、韮崎警察署の存続についてお伺いいたします。

 県議会でもたびたび取り上げられておりますが、今後この問題についてどのように対応するのか、また過去に何か要請等、市当局に行ったことがあるかをお伺いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 韮崎警察署の存続についてお答えいたします。

 現在、県警察本部において、平成19年に行った警察署の再編の効果について検証作業を進めているところでありますが、市町村合併後の状況、広域交通網の整備状況等の諸情勢を見きわめつつ、さらなる再編について継続的に検討していくと伺っておりますので、その動向の推移を注視し、適宜対応してまいります。

 なお、過去において市民からの要請等につきましては、聞き及んでおりません。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 韮崎警察署が存続できるかどうか、ご存じのように、甲斐市では市長さんを初め、甲斐市へ警察をつくってくれという要請は県警本部のほうへたびたび言っておられ、また甲斐市民の皆さん、また県会議員の皆さんも、そういう要請をしておられるのはご存じのとおりだと思います。我々韮崎市に住んでいる者については、やっぱり韮崎という名前を残していただきたい、そんな思いもあり、今回のこの質問をさせてもらったんですけれども、やはり要望もなく、相手のことだからということで放置しておくと、韮崎警察署がなくなり甲斐警察署と一緒になってしまうというようなことにもなりかねないわけです。歴史のある韮崎という名前を残すためには、やはりある程度政治的に動いていかないと手おくれになってしまうんじゃないかなと、そのような懸念をしております。

 韮崎市、また甲斐市の中心となると、旧双葉地区くらいになろうかと思いますけれども、甲斐市との境には、まだ十分バイパス沿いに用地的な場所もあろうじゃないかと、そのようにも思っております。やはり受け入れ体制というものは大事だと思いますので、そういう状況になったときに、それから対応するのでは無理が生じる、対応できなくなってしまうというようなこともあろうかと思いますが、市長としてどのように感じておるか、お伺いしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 非常に難しい問題でありまして、今後、県警のほうとしてどういう動きになってくるかは想像もできないわけでありますけれども、ただ、現実的に物を考えた場合、甲斐市がやっぱり警察署を欲しいというのは、わからんではないわけでありまして、ただ、韮崎市の管轄とすると、甲斐市、韮崎市という管轄エリアになってくるわけでありますので、韮崎署という名前を残してもらいたいという気持ちは私自身も十分あるわけでありますから、それがどういうふうになるかわかりませんけれども、そういった要望は県にもしていきたいというふうに思っております。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) やはり警察署の再編で市川警察署が廃止になりました。都留もなりました、塩山もなりました。次に韮崎に来ては困るなというのが私の考えであります。15警察署が12になってきたわけですから、県警のほうでも再編計画というものも、どのようにすれば円滑な再編ができるかということも十分検討はしてくれているとは思いますけれども、やはり地元の協力は非常に大事だと思います。親しい警察関係の人がおられましたら、市長も県庁に出向くこともたびたびあるときには、その辺の情報をつかんできていただいて、それなりの対応をとっていただくようにしていただきたいと、そのように思います。やっぱり韮崎という名前は愛着といいますか、我がふるさとですから、どうかそのような思いを警察本部のほうにも伝えて、受け入れ体制をとっておくというように望みますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それでは、次の質問に移らせていただきます。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 質問の4番目に、農業行政についてお伺いいたします。

 最近非常に問題になっており深刻な状況の家畜の口蹄疫ですが、関係する農家の皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。真心を込めて育てた牛や豚が殺処分されるという事態は、本当にいたたまれない心境だと思います。我が子を思う親の気持ちと同じではないかと、ニュースを見ながら思っていたところであります。

 あの悲惨な状況をこの韮崎市には絶対起こさないような万全な体制をとるべきと思いますが、どのような対策をとっておられるのかお伺いします。

 次に、米農家の所得補償制度についてでありますが、先日の新聞報道では、県内農家の25%ぐらいと報じておりましたが、韮崎市ではどのくらいなのかお伺いいたします。

 所得補償制度の目的は、生産調整に協力することを条件に、面積に応じた補償金を支払う制度と伺っておりますが、うまみ日本一と言われる米の生産地でありますこの地域では、協力する農家が少ないのは当然のことと思われますが、今後どのような対策をとるのかお伺いします。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 農業行政についてお答えします。

 まず、口蹄疫の問題についてでありますが、さきに横森宏尹議員の質問にお答えしたとおり、感染への未然防止対策が最重要でありますので、県と連携し、防疫体制の強化に努めてまいります。

 次に、米の戸別所得補償についてでありますが、本市の加入率は5月末現在で14.4%であります。本市は生産調整の達成が難しい地域でもありますので、加入率の伸びは停滞しているのが現状でありますが、今後も生産調整への協力をお願いする中で、国・県と連携し、戸別所得補償事業の促進を図ってまいります。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 宮崎で口蹄疫が発生して、もう2カ月以上がたっておりました。川南町というところで発生したわけですけれども、やはり最初の対応のおくれが、このように長引き、また被害を拡大させてしまったというのが現状じゃないかと、そのように思います。宮崎はここから一番遠いところですから、よそのことというように感じておる人も多いと思いますが、あの悲惨な本当に農家の皆さんの表情を見ていると、本当に気の毒で気の毒でたまらない状態です。

 最初の初期処置が適切でなかったと、受け入れ体制が十分でなかったと。ニュースを見ていて、今回のような状況は前にイギリスでも起こったと聞いておりますが、やはりその初動の処置が適切だったために非常に被害を少なく済ませたということも報じられておりました。対策の中に、県と連携して防疫体制の強化に努めるというように答弁をしていただいたんですが、我が市は我が市なりに薬剤等の配布、また処分場、処理をする場所の確保等は、起こったときにはここでやりますよというような対策をもう既にとってあってもいいと思いますが、そのような対策はとられておるのか、ちょっとお伺いします。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 まず、初動体制の中で、我が市の薬剤等の対応ということでございますけれども、これは先ほど横森議員さんに答弁したとおりでございまして、これらについては今後対応を検討していきたいというふうに思っております。

 そしてあと、処分場の問題でございます。やはりこれも今一番大きな問題になっておりまして、先般県のほうからも、やはりこれらについての用地等についての照会、調査がございました。また先ほども、再度またあったわけでございますけれども、本市につきましては、国有地、県有地、市有地等、もちろんその前に畜産農家の所有地が必要でございますけれども、それでクリアできない場合には、先ほど言ったそれらの土地の中で対応していくという考えでございます。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 処分する、埋め立てるところは、もちろん水がわくところではだめなんです。そして、そこから遠方へ運ぶということも非常に困難ということ。事前にその飼育している付近の確保というのが適切な場所になろうかと思いますが、湧水の確認とか事前に行っておかなければならない問題もあろうかと思いますが、そのような特別対策費というか、出てから、それをするでなくて、この部分は埋めるのに適地だよというような事前の調査をしておくべきと思いますが、そのようなお考えは持っておられますか。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) この埋却の候補地でございますけれども、やはり幾つかの条件が、クリアしなければならない条件があります。先ほどの10キロとかですね、あとは地下水の高さ、最低4メートル、もちろん掘削するわけですけれども、これらの問題、そしてあと埋却後3年間発掘しないとか、あとは機械とか資機材の投入が容易であるとかというふうな、そういうチェック項目が5つほどございます。これらについて、市の職員、また県の職員、また各農場につきましては所有者等が、これらについて可能かどうかというところをチェックしまして、それを市及び県のほうで取りまとめを行っておるところでございます。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 先ほども横森議員の質問に答えて、牛、豚の頭数を伺いましたけれども、半径10キロ以内というと、酪農地帯であります北杜市付近から白州、韮崎市内が当然その範囲に移ってくるわけでありますので、事前にその埋め立て処分をする場所等は、県の指導もこれは大切ですけれども、我が市は我が市なりの対策をとっておくべきと、酪農農家のためにとっておくべきと思います。

 先ほども申し上げましたように、起きてからでは遅いわけですので、被害が未然に防げる対策というものは、それが被害を最小限に抑えられるんじゃないかと、そのように思いますので、怠りのない対策をお願いしたいと思います。

 次に、米農家の所得補償制度についてですが、当市の補償制度に協力している農家が14.4%、うまみ日本一を抱えるこの地域で幾ら所得補償していただいても、つくれば売れてしまうと。そんなに営業しなくても、ここの米はおいしいから、売るつもりになれば幾らでも売れてしまうというような状況下の中で、協力して県の25%で、まだ10ポイントも下回っているという状況は納得がいくわけですけれども、戸別補償制度というものの目的は、米の価格の安定というものが第一の目的ですので、とりわけ韮崎市内の米はうまみ日本一の中に入っておるわけでありまして、その中での協力は非常に難しいと。幾ら国・県で連携して補助制度の促進を図るといっても、非常に難しい問題であります。

 そんな中で、無理をして協力してもらっても、結果的にはおいしい米がつくれないということになってしまうわけでありまして、本当に一部の農家の方が、いい田んぼがあいていてどうしたのかなと、ひょっとしたら価格補償のほうへ協力をしているからここがあいているんだなというような感じもしないわけでもないですが、この価格補償の金額の改定というのはないんでしょうか。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えします。

 価格補償の金額の改定というのは、ことしからこの事業につきましては導入されたものであり、国が定めております。そんなことで、すぐに改定ということはないと、そういうふうに思います。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 結局、国・県の施策だから、それに従うしかないということだと思いますけれども、いずれにしても14.4%という数字が出てしまう以上は、なかなか補助金等をいただく場合にそれが影響してしまうというような状況にもなりかねないと思うんですが、そういうことは大丈夫なんですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 国からの農業関係の補助金というふうなことだと思うんですけれども、やはり生産調整に協力をするとともに、この所得補償制度、これらについては加入していただくということは一番必要なことだと思っております。そんなために、この低率の加入率を引き上げるということで、担当課のほうは関係事業所等とも連携をとって、農家等へ再度加入をお願いすると、そういうふうなことをいろいろ試みておるところでございます。ご理解願います。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 非常に協力を得るには困難なことだと思います。市独自でその補償に上乗せをするというような対策も検討してもいいんでないかと思います。いずれにいたしましても、補助金等に対する影響が出ない範囲で協力をしていかなければならないんじゃないかなと、そのように思います。

 それでは、次の質問に移ります。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 質問の5番目に、(仮称)市民交流センターについてお伺いをいたします。

 来年夏ごろのオープンを目指し、着々と準備が進められているところですが、改装費も相当な額になろうかと思われます。その改装費用がどのくらいのなるのかお伺いをいたします。また、改装を行う業者の選定はどうするのかもあわせてお伺いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) (仮称)市民交流センターについてお答えいたします。

 市民交流センターの改修費についてでありますが、現在詳細設計中のため確定はしておりませんが、マスタープランでお示ししたとおり12億円程度を想定しております。また、業者選定に当たりましては、工事内容や規模などを勘案し、可能な限り市内業者が受注できるように努めてまいります。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 申し上げましたように、市内の業者も、市内ばかりではありません。国全体がそういう状況ですので、そういう建設業者が思っていることは皆同じだと思います。市町村合併によって、今まで韮崎市内の業者は北巨摩方面、北杜市方面ですね、旧の北杜市、今の北杜市方面への仕事が結構多かったわけですけれども、市町村合併によって、市内の業者はそういった市外の受注機会というのがほとんどありません。ゼロと言ってもいいくらいです。

 そういった中で、市内の仕事は市内の業者にやるというのは、本当に絶対に守っていただかなければならないことだと思います。規模とか工事内容を勘案して、可能な限り市内業者に受注できるようにという答弁ですけれども、1社でも多くの業者が受注できる機会をと思っておりますが、来年の夏ごろということになって、1年ぐらいの工期の中で、9月の議会で承認をしてもらって、その後の発注ということになれば、当然期間も短くなってしまう。そうすることによって、小さい業者には受注する機会がますますなくなってしまうというような事態にもなりかねないと思いますが、そのような場合にはどのような配慮をするのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えします。

 ただいま市長が答弁したとおりでありますが、現在のところ、まだ詳細設計や何かができておりませんので、確定的なことはご説明できないんですけれども、各工事区間、電気設備とか給配設備とか、分離発注できるものにつきましては分離しまして、できる限り市内の業者の方に受注できるように努めていきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 結局、議会承認案件という形になってしまうということになりますか。



○副議長(藤嶋英毅君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えします。

 先ほどご説明した中にもありましたように、議会へ承認をかける案件とそうでない案件ですか、予定価格、要するに設計書が出てこないと、はっきりした予定価格を設定できないわけですけれども、議会にかける価格と、要するに1億円以下のものと1億円以上のものとになってくると思いますが、1億円以下のものについては指名参加になっています。1億円を超えるものについては一般競争入札というふうな手続によって契約をしておりますので、これからそれらの議会の対応になるものとならないものが、詳細設計が出てくる段階ではっきりしてくると思います。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 議会も、市内の業者が受注できるかできないかでは、やはり市内の業者が受注できるような方策といいますか、そういう形をできるだけとっていただきたいと思うのですが、1億を超したら2つに分けるとか、何かその方策があると思うんです。そのような方法も考えていただいて、受け負け業にさせないように配慮してもらいたいと思うんですよね。受けただから、おまんたちは工期までに仕上げろと、これは言っていることは間違ってはいませんが、やはりそういう配慮も必要だと思います。市内の業者、とうとい税金も納めてくれているわけですので、つぶしてしまったじゃ何もならんし、せっかくのこういう機会ですので、多くの業者に仕事が行き渡るような、それは事務的には少々面倒な部分もあろうかと思いますけれども、そういう形をとっていただきたいと、このように思いますが、いかがですか。



○副議長(藤嶋英毅君) 深澤総務課長。



◎総務課長(深澤賢治君) お答えします。

 先ほどから答弁しておりますように、機会を可能な限り多くしまして、市内業者の受注する機会を努力してまいりたいというふうに考えております。

 それから、先ほど議会承認の件で、私、1億と申しましたが、1億5,000万ですので、ご了解願いたいと思います。

 以上です。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) ありがとうございました。

 それでは、次の質問に移りたいと思います。

     (4番 輿石賢一君 登壇)



◆4番(輿石賢一君) 質問の最後になりますが、市内の学校のグラウンドの件についてお伺いをいたします。

 市内の学校のグラウンドを見ますと、余りにも隔たりが大き過ぎて、早急に改修すべきと思われるところがあるわけでございます。雨が降った後も、なかなか水が引かずにぬかるんでおり、校庭に出られないというような状態のグラウンドがあるわけですが、また、冬期などには砂ぼこりが舞って、近隣の住民などには相当な迷惑もかけておるところがあるわけでございます。健全な子供を育てるには整った環境が欠かせないと思いますが、どのような見解か求めたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 輿石賢一議員の一般質問についてお答えいたします。

 甘利小学校グラウンドについてでございます。

 現在の土に入れかえた当初は、土もやわらかく、排水のための整地も十分でなかったため、雨が降った後はぬかるみましたが、2年前に水はけをよくするための整地整備をし、また昨年はスプリンクラーの改修や保湿のための塩カル散布など対策を行ったところ、現在ではかなり状況が改善されてきております。今後も引き続き状況を改善するための方策を研究してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 実は、昨日、竜岡で子どもフェスティバルというのをやりまして、そのときに校長先生が見えまして、「校庭はどうですか」と伺ったら、「雨が降った後は1日はだめですね」ということでありました。ご存じのように西中学校のグラウンド、また韮崎小学校のグラウンド、東中のグラウンド等は、雨が降っても、本当に1時間もすれば、グラウンドも使えるという非常にすばらしいグラウンドができておりまして、うらやましい限りでありますけれども、甘利小学校のグラウンドから比べるとうらやましいわけです。

 甘利小学校の児童はご存じのように660人以上おるわけでございまして、甘利地区では県下有数のマンモス校ということで、今は一時よりも100名ほど減っておるようですけれども、既にあの学校ができて大分経過をしておるわけで、抜本的なグラウンドとしての排水機能とかそういうものは多分ないと思います。雨が降った後、水が引く装置とか、ただ周りに側溝があるだけで、そこへ全体の水が流れていくというような措置しかしていないんじゃないかと思いますが、抜本的な対策をすべきと思いますが、そのような予定はあるのかないのかをちょっとお伺いしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 議員さんの気持ちは十分わかりますが、私どもも甘利小学校のグラウンドがぬかるんでいるということにつきましては、雨の降るたびに課長も行ったり私も行ったりしているわけですけれども、先ほど申し上げたとおり、年々排水等を考えながら、今、校舎側のほうへ排水を流すようになっていまして、校舎の東の北東のところですね、あそこが今まで詰まっていた関係で、水が排水できなかったという事実がございましたので、それらを改修して、今のところは水がはけているというふうに感じております。

 ご質問の全面改修はあるかという点でございますけれども、今のところ排水整地等をしながら行っていくということで、全面改修という考えは、今のところございません。

 以上でございます。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 全面改修の予定がないということは、今の状態で使っていろということだと思いますけれども、余りにもその隔たりが大き過ぎて、このままでは子供たちがかわいそうだという気持ちにならないですかね。グラウンドの差があり過ぎますよ。一刻も早くやるぐらいの気持ちを持ってもらわんと、今のところやる気がありませんじゃ、これは何とか予算を、できる方法をみんなで考えるということにしたらどうですか。山梨県の民主党議員がみんないて、親分もいることですから、その辺の予算をどうか行ってもらってきて、早急にやるような方法を講じてみるということはどうですかね、市長、政治的に少し動いてみたら。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 国のほうも財政は相変わらず厳しく、事業仕分け等でいろいろと科学技術の、「さきがけ」が地球に帰ってきても、既に何とかプロジェクトチームはそれで終わって人影もないというふうな、宇宙技術にとっても大変残念な話ですけれども、話をちょっとそらすようなことを言いますけれども、国の財政状況も大変厳しい中ではあるけれども、また3区選出、あるいは県選出議員さんたちにも、そういったことを相談してみる必要はあるのではないかというふうには思っております。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿石賢一君。



◆4番(輿石賢一君) 将来を託す子供たちを育てる、健全な子供を育てる第一歩ですからね、小学校は。それを特に重視していただいて、いい環境で子供を育てる。それは不可欠な状況だと思います。ほかのところがいいからということではないですけれども、予算的にも当然厳しい状況ということは承知をしておりますが、努力をして、はなからやる計画はありませんでなくて、やっぱり文科省なり、どういう方法をとれば目的が達成できるかということを考えていただいて、いい環境づくりにしていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(藤嶋英毅君) 以上で輿石賢一君の質問は終わりました。

 これより輿石賢一君の質問に対する関連質問を許します。

 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 輿石議員の関連質問を行いたいと思います。

 3番目に質問しました韮崎警察署の存続についてであります。

 最近、甲斐市内への警察署の設置要望が頻繁に出されまして、せんだっての6月16日でしたか、定例県議会でこの問題を取り上げて質問した議員がおりました。それに答える形で県警本部長の答弁がありました。答弁が山日の記事に、17日でしたか、載りました。本年度末をめどに、2007年4月に行った警察署再編の検証結果をまとめる。建築から30年が経過した韮崎警察署庁舎の老朽化の状況も踏まえた上で、甲斐市内への警察署の設置を含め中長期的に検討してみるという記事でありました。

 私はこの記事を見たときに、いよいよこれもまた甲斐市へ引っ張られてしまうのかなと危惧しているわけですが、実は韮崎警察署の歴史を見てみますと、明治6年にこの韮崎のまち、当時は巨摩郡河原部村と言ったわけですが、その時代に取り締まり出張所として設置しました。ここに始まりまして、明治10年には韮崎警察署という名前に改称いたしまして、当時の北巨摩郡一帯を管轄区域に置きました。そして、小淵沢とか、台ヶ原とか、若神子、そういうところへ分署を置いたわけであります。その後、日野春村に日野春警察署が設置されまして、韮崎を取り巻く北巨摩の南部のほうを管轄区域としておりました。そして、それから昭和28年12月20日でしたか、私は中学3年のころですが、当時本町どおりの叶屋さんの隣に警察がありまして、下宿の現在地へ移転をいたしました。

 こういう歴史がありまして、私どもここへ住んでいる者は、やはり警察署がありますと安全・安心、治安の維持に努めてくださって、非常に市民は感謝をしているわけですが、今後また射撃場も県の施設が甲州市に行ったと同じように、何らかの働きかけをしないと、これもまたよそへ行ってしまうんじゃないかなと非常に危惧しています。韮崎本町通りを見ましも、中心街活性化、活性化とどなたも唱えますが、なかなか思うようにいかず、町の中は火が消えたような、商店街は本当に閑散としております。

 ぜひ韮崎警察署、真剣に市長におかれまして、先ほどの輿石議員に答弁をいただきましたが、要望活動していくということでありますので、市を挙げて何とか食いとめるように、韮崎の現在地へ、あるいは韮崎市でまた別の土地を探して、そこへ警察署の新築ができますようにご努力いただければありがたいと思いますが、市長のご所見をお伺いしたいと思います。



○副議長(藤嶋英毅君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 非常に難しい問題で、市民の盛り上がりというものもまた必要になってくると思いますけれども、ただ、地形上、人口上、県警がどういうふうに判断するか、その検討委員会の方々の判断を左右することが果たしてできるかどうかということも非常に私自身は、そうかといって、韮崎で何ら反応も示さないというのも、これまたおかしなことだとは思います。いずれ何らかの方法を考えながら進んでいきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○副議長(藤嶋英毅君) 岩下良一君。



◆6番(岩下良一君) 総体的に甲斐市、あるいは韮崎市の両方のことを考えますと、それは人口比で比べましても甲斐市のほうが多いわけでして、どうしても向こうのほうへ引っ張られてしまう。甲斐警察署を新設するでは恐らく落ちつかないと思うわけです。甲斐市、韮崎市両方を管轄する警察署をどこかの場所へ設置をするのが多分今後考えていかれることだと思いますが、私どもは韮崎市の住民ですから、市長は韮崎のことだけ考えて、まずは要望活動していくという姿勢で臨んでいただけたらありがたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○副議長(藤嶋英毅君) 要望でいいですか。



◆6番(岩下良一君) はい。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 関連質問させていただきます。

 輿石議員が最後に質問いたしました甘利小学校グラウンドについて、この件について関連質問させていただきますけれども、先日伺いましたところ、穂坂小学校では来年度芝生化をするという構想で何か動いているようなことを伺いました。甘利小学校の現状、もちろんお金はかかりますけれども、そういった芝生化というようなことまで考えたいと思うんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。



○副議長(藤嶋英毅君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 穂坂小学校の例が出たわけですけれども、これは芝生化していくためにはそれなりの費用はかかりますが、維持管理が相当数の費用もかかりますし、地域の方々の協力もなくてはやっていけないというのは現状でございます。もちろん甘利小学校を芝生化できれば一番いいわけですけれども、そのためには、その維持管理するのに地域の方々がどのように協力してくれるかと、あるいはまた水が大変必要になってくるわけです。そういう水などの費用等も研究していただいて、これは穂坂の場合ですけれども、そういう組織がきちんと出た上でまた検討しましょうということになっていまして、来年度つくるというところまではまだいっていないわけでございます。もちろん甘利小学校も芝生化すれば当然いいわけですが、それなりの組織等ができて、きちんと見通しが出たところで判断していきたいというふうに考えております。



○副議長(藤嶋英毅君) 秋山 泉君。



◆5番(秋山泉君) 芝生化ということをやった後の維持管理ということが非常に大変だということはよく伺うんですけれども、1つのグラウンドを芝生化するということの意義というものを、私は本当に教育的な観点から見直す必要があろうかと思うんです。簡単なのは、人工芝を張ってしまえば、手間も暇もかからんで、ずっと楽だという考え方があるんですけれども、教育的な観点からいくと、芝生を子供たちが、グラウンドを整地して、自分たちで種をまいて植えて、そしてできた時点で、運動会やら、はだしで走り回るという、そういった意味を十二分にわきまえていないと、おこがましいんですけれども、教育という立場からは、やはり目的と手段というものを私は明確に区別しなければいけないと思うんです。グラウンドをつくる、大変だ何とかということでなくて、教育という観点から見た場合に、芝生を植えて子供たちにグラウンドをつくらせるという、そういった行為が大きい意味で子供たちの教育というものにつながると思うんです。

 そういったことを考えたときに、維持管理、当然大変です。でも、子供たちの両親やら学校やら地域が一体となって、グラウンドを芝生化して、それを維持管理するという、その考え方といいますか、とらえ方、これが大きな教育的な資産になろうかと思うんです。そういったことを思うときに、積極的にグラウンドの芝生化というものは思い切って進めてほしいと思うんです。甘利小学校、何かぬかっていて困るというから、水は十分あると思うんですね。でも、本当に考えたときに、そういう見地からグラウンドの芝生化ということをどうか考えていただきたいなと心から思います。希望ですけれども、よろしくお願いいたします。



○副議長(藤嶋英毅君) 答弁は要りませんね。



◆5番(秋山泉君) はい。



○副議長(藤嶋英毅君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって輿石賢一君の質問に対する関連質問を終わります。

 これにて本日の一般質問を終わります。

 議員各位並びに傍聴席の皆様、ご協力ありがとうございました。

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△散会の宣告



○副議長(藤嶋英毅君) 次の本会議は、あす22日午前10時より会議を再開し、一般質問を続行いたします。

 本日はこれをもって散会といたします。

 ご苦労さまでした。

                              (午後4時28分)