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山梨県 韮崎市

平成22年  9月 定例会(第3回) 09月02日−01号




平成22年  9月 定例会(第3回) − 09月02日−01号







平成22年  9月 定例会(第3回)



          平成22年第3回韮崎市議会定例会

議事日程(第1号)

                  平成22年9月2日(木曜日)午前10時開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 諸報告

日程第3 会期の決定

日程第4 市長所信表明

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出席議員(18名)

    1番 西野賢一君     2番 小林伸吉君

    3番 山本雄次君     4番 輿石賢一君

    5番 秋山 泉君     6番 岩下良一君

    7番 森本由美子君    8番 横森宏尹君

   10番 藤嶋英毅君    11番 嶋津鈴子君

   12番 一木長博君    13番 望月正澄君

   14番 石井錦一君    15番 清水正雄君

   16番 小林恵理子君   17番 矢崎六彦君

   18番 清水 一君    19番 神田明弘君

欠席議員(1名)

    9番 野口紘明君

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長      福田敏明君

   会計管理者兼

            宮川文憲君   政策秘書課長   日向 亘君

   会計課長

   総務課長     深澤賢治君   企画財政課長   水川秋人君

   市民課長     神谷壮一君   税務課長     塚田冨士夫君

   収納課長     小澤和義君   福祉課長     駒井宗男君

   保健課長     中嶋尚夫君   静心寮長     笠鳥辰広君

   農林課長     猪股洋仁君   企業立地課長   横森 亨君

   商工観光課長   伊藤一向君   建設課長     横森 貢君

                    市立病院

   上下水道課長   内藤誠二君            中村 徹君

                    事務局長

   教育委員長    桝形昭平君   教育長      輿水 豊君

   教育課長     横森淳彦君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   平賀富士夫君  書記       土屋政久君

   書記       仲田真子君

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△議長あいさつ



◎議会事務局長(平賀富士夫君) 平成22年第3回韮崎市議会定例会の開会に当たりまして、一木議長よりごあいさつを申し上げます。

     (議長 一木長博君 登壇)



○議長(一木長博君) 平成22年第3回定例会の開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 議員並びに執行部各位におかれましては、公私ともに大変ご多忙の中を本定例会にご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。

 ことしの夏は異常気象による猛暑日が続き、高温により熱中症が全国各地で発生し、大変な被害が出ており心配するところであります。農作物にもかなりの影響が出てきていることはご承知のとおりであります。

 また、宮崎県内において発生した家畜の伝染病、口蹄疫ウイルスによる感染症は終息を宣言したものの、約28万9,000頭が殺処分されました。家畜農家の皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 また、国政においては、民主党の代表選挙が告示され、9月14日に民主党選挙が実施されます。経済は危機的状況の中、1カ月に及ぶ空白が生じることに強い懸念を覚える次第であります。今後において、新しい施政に強い経済成長を期待するものであります。

 さて、本定例会に提出されます諸議案につきましては、後刻、横内市長より詳細にわたり説明されることと存じますが、慎重、公正な議論を十分尽くされ、市政発展に反映されますよう念願するものであります。

 本定例会がスムーズに運営されますよう各位のご協力をお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。

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△開会及び開議の宣告



○議長(一木長博君) ただいま出席している議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、平成22年第3回韮崎市議会定例会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。

 野口紘明君は、所用のため欠席する旨の届け出がありました。

                             (午前10時03分)

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△会議録署名議員の指名



○議長(一木長博君) これより日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、8番、横森宏尹議員、14番、石井錦一議員を指名いたします。

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△諸報告



○議長(一木長博君) 日程第2、諸報告を行います。

 まず、議会の会務報告でありますが、6月定例会以降の会議の概要につきましては、お手元に配付した報告書のとおりでありますので、ご了承願います。

 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項及び第199条第9項の規定に基づく例月現金出納検査並びに定期監査の報告は、お手元に配付のとおりであります。

 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。お手元に配付の議案目録(その1)のとおりでありますので、ご了承願います。

 以上で、諸報告を終わります。

 次に、教育委員会から議会に提出すべき事項として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定により、報告書が提出されました。お手元に配付のとおりであります。

 つきましては、この際その内容の説明を求めます。

 横森教育課長。



◎教育課長(横森淳彦君) それでは、韮崎市教育委員会の行政執行状況、点検、評価結果についてご説明を申し上げます。

 点検報告書の3ページをお開きください。

 3ページから8ページは、教育委員会の組織機構及び学校教育担当、生涯学習担当、スポーツ振興担当の職員体制並びに事務分掌であります。

 9ページをお開きください。

 平成21年度の学校教育の基本方針であります。「個性を尊重し、たくましい創造力と知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒の育成」を目標に、各学校でそれぞれ生きる力をはぐくむ教育課程の編成、確かな学力を身につける学習指導、豊かな心を育てる生徒指導などに努めたところであります。具体的な取り組みにつきましては、10ページから14ページに記載のとおりであります。

 次に、15ページをお開きください。

 平成21年度の社会教育計画であります。本市の社会教育は、人づくり、まちづくりを基底とし、市民一人一人が主役となって自発的に学習し、生涯にわたって心豊かに過ごせることを目指し、公民館活動を主体として市民にさまざまな学習の機会を提供するとともに、学習情報の発信等を通じて、生涯学習社会に根差した社会教育活動が活発に展開されるよう、諸施策の推進に努めたところであります。重点目標は、16ページから18ページに記載されているとおりであります。

 次に、19ページをお開きください。

 平成21年度社会教育、社会体育計画であります。市民一人一人が健康で明るく活力に満ちた生活ができるよう、市民総スポーツを提唱し、スポーツ振興計画のもとで、施設の整備、イベントの開催、巡回体力測定会等を実施し、生涯スポーツの推進を図るとともに、総合型地域スポーツクラブのさらなる定着を図ることに努めたところであります。目標、具体的な取り組みは、20ページから22ページに記載のとおりであります。

 次に、23ページをお開きください。

 韮崎市教育委員会の自己点検評価結果であります。評価者は教育委員、教育委員会職員、学校長、教頭、教務主任、生徒指導主任、研究主任、学年主任の65名であります。評価分類は、Aが「十分である」、Bが「おおむね十分である」、Cが「不十分である」、で評価を行いました。

 1の教育委員会の評価では、教育委員は教育委員会の会議の公開も含め、十分、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、2の学校の組織編制、教育課程、学習指導、職業指導の評価では、まず、学校の組織編制では、98%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、教育課程では、97%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、学習指導では、98%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、生徒指導では、95%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、健康教育、学校給食では、98%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、特別支援教育体制の整備では、95%以上の方が「十分である」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、3の教職員の研修及び4の児童・生徒の保健安全では、100%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、25ページをお開きください。

 5の教職員の福利厚生では、92%以上の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしておりますが、7.8%の「不十分である」との評価もありました。

 次に、6の社会教育事業での評価でありますが、まず、生涯教育の推進の充実では、100%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、市立図書館につきましては、60%以上の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしておりますが、項目の中で、利用状況は20%及び図書館の充実は40%が「不十分」との評価があったところであります。

 次に、文化財につきましては、80%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしておりますが、20%の「不十分」との評価もありました。

 次に、民俗資料館につきましては、60%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしておりますが、40%の「不十分」との評価もありました。

 次に、市立大村美術館につきましては、100%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 次に、体育施設の管理、運営につきましては、100%の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしております。

 26ページをごらんください。

 スポーツ振興につきましては、80%以上の方が「十分」、「おおむね十分である」と評価をしておりますが、競技力向上の推進状況は、20%の「不十分」との評価がありました。

 27ページをお開きください。

 平成21年度教育費の決算額は、10億8,759万3,212円となりました。総予算に占める割合は8.18%となります。項目ごとの決算額につきましては、記載のとおりでございます。今後は、この評価をさらに分析して、教育行政に生かしてまいる所存であります。

 以上で、教育委員会行政の執行状況、点検、評価報告を終わります。



○議長(一木長博君) 説明は終わりました。

 本件は報告事項でありますので、ご了承願います。

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△会期の決定



○議長(一木長博君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員会の報告を求めます。

 輿石賢一議会運営副委員長。

     (議会運営副委員長 輿石賢一君 登壇)



◆議会運営副委員長(輿石賢一君) 議会運営委員会の報告を行います。

 平成22年第3回定例会の開会に当たり、去る8月27日午前10時30分より全委員の出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。執行部から横内市長、福田副市長、深澤総務課長、水川企画財政課長、議会事務局より局長・次長の出席があり、お手元に配付されております平成22年第3回韮崎市議会定例会議案目録のとおり、提出議案の説明がありました。

 次に、本定例会の会期日程について慎重に審議した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日9月2日から9月24日までの23日間とすることに決しました。

 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。

 議長をして、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。



○議長(一木長博君) 議会運営委員会の報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、副委員長の報告のとおり、本日から9月24日までの23日間とすることにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(一木長博君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は23日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定につきましては、副委員長の報告のとおり、お手元に配付の第3回定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承願います。

 また、一般質問の要領など申し合わせ事項につきましても了承され、議会運営に協力されんことを望みます。

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△市長所信表明



○議長(一木長博君) 日程第4、市長所信表明を行います。

 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 本日ここに、平成22年第3回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきましてその概要を申し上げ、あわせて私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げる次第であります。

 私の所信を申し上げるに先立ちまして、夏の武田の里まつりは、今年度も引き続き地元企業の協賛や商工会、各種団体のご尽力をいただき、昨年を上回る2万5,000人余の観客が当地を訪れ、夜空を彩る約5,000発の花火など、夏の夜のひとときの感動を共有いたしたところであります。

 一方、記録的な猛暑により、全国各地で熱中症による患者が昨年の10倍ものペースで増加しております。

 本市では、各地区愛育班の研修会や出前塾、いきいき貯筋クラブなど、機会あるごとにその予防対策を講じるとともに、民生委員による高齢者への声かけによる安否確認など、市民の安心・安全に努めているところでもあります。

 次に、本市は県内有数のIT産業の集積地でありますが、経済状況の一部好転を受け、IT関連主要企業の業績が回復しつつあり、当初予算編成時の見込みを大きく上回る法人市民税の増額を今議会の補正予算に計上したところであります。この活況が市内の他産業への波及効果をもたらし、本市の経済がより活性化していくことを期待するものであります。

 しかしながら、最近の行き過ぎた円高の影響など、今後も注視していかなければならないと考えております。

 さて、私は平成18年11月に、市民の皆様から市政を負託されて以来今日に至るまで、「豊かな心と強い絆」を基本理念に、健全で安心して生活できる「夢」と「希望」を持てるまちづくり、健康で晩年を快適に過ごせるまちづくりを目指し、渾身の力を傾注してまいりました。この3年9カ月の間、議員各位並びに市民の皆様から市政各般にわたり、ご支援、ご協力を賜り、社会基盤の整備を初め、円滑な市政推進ができましたことを衷心より感謝申し上げる次第であります。

 我が国は、先行き不透明な経済状況に加え、超高齢化社会、本格的な総人口減少社会が進行しており、地方自治体を取り巻く状況も、国と地方の役割分担の見直しや厳しい財政状況など、大きな変革の時期にあります。

 このような困難な社会経済情勢のもと、本市も厳しい行財政運営を余儀なくされてまいりましたが、限られた財源を効率的、重点的に配分し、第6次長期総合計画の推進に努めてきたところであり、市民の皆様にお約束した施策につきましても、おおむね順調に推進することができました。特に、工業団地の造成を初め、大規模商業施設の誘致や駅前広場の整備、市民交流センターの整備計画は、着実な推進があったものと確信しております。

 それでは、これまで進めてまいりました市政の執行内容を長期総合計画の体系に沿ってご説明申し上げます。

 第1は、「将来を担う子どもをのびのび育むまちづくり」についてであります。

 幼稚園に通園する幼児の保護者の負担軽減を図るため、幼稚園就園奨励費補助金を県内トップレベルまで拡充するとともに、他市に先駆け、小学6年生までの医療費の無料化を実施し、子育て支援の充実を図ってまいりました。今後、中学3年生までの医療費窓口無料化につきましても、多くの市民からの強い要望にこたえるべく、前向きに検討を進めたいと考えております。

 また、中学1年生の35人学級の導入を初め、特別支援スタッフ6名を新たに小学校に配置するとともに、甘利小学校の養護教諭を2名体制に、英語指導助手を4名体制にそれぞれ増強するなど、教育環境の充実・強化を図ってまいりました。

 第2は、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」についてであります。

 新型インフルエンザ予防接種を小学生まで無料化するなど、不測の事態にも素早く対応するとともに、小学6年生と中学3年生への子宮頸がんワクチンの全額助成を実施することといたしました。

 また、市単独による女性特有のがん検診無料化の継続実施や各種健診事業の充実に加え、食育の推進にも努めるとともに、市立病院につきましては、オーダリングシステムの導入や病室改修によりサービス向上を図ってまいりました。

 さらに、ひとり暮らし老人への配食サービスの自己負担金の軽減を初め、在宅介護者の施設使用料を助成するなど、だれにも優しい社会の実現に努めたところであります。

 また、県下に先駆け、犯罪被害者支援条例の制定や本市と峡北消防本部、NPO法人の三者で減災協定を締結するなど、安心・安全なまちづくりに取り組んできたところでもあります。

 今後も、障がい者や高齢者の方々を初め、だれもが住みなれた地域で安心して生活を営むことができるよう、福祉サービスの充実に取り組んでいく考えであります。

 第3は、「心地よい定住環境のあるまちづくり」についてであります。

 これまでごみの減量化や分別を推し進めるとともに、太陽光など自然エネルギーの普及・促進など、低炭素社会づくりの推進に努めてまいりました。

 また、レンゲツツジの大群落の復活のための甘利山クリーン大作戦の展開や長年の懸案であり、山岳観光を有する本市の山岳トイレの整備につきましても、茅ヶ岳を初め、環境配慮型トイレを計画的に設置してまいりました。

 さらに、環境美化アダプトプログラムによる公園整備など、市民の皆様との協働により自然環境の保全・活用に努めてきたところであります。

 次に、長年、活用を見出せなかった土地開発公社所有の穂坂町地内の遊休地につきましては、自然公園として県の有利な資金により買い戻しを行い、各種の補助事業を活用しながら、自然を生かし、自然に優しい里山づくりを推進しているところであります。

 なお、幹線道路等社会基盤の整備につきましては、武田橋東詰交差点の改修を初め、穂坂橋を含む韮崎昇仙峡線の改良事業や青坂バイパスの整備等々、国・県の絶大な協力を得る中で、格段にスピードアップして実施しているところであります。今後もさらなる整備、促進に努めてまいる考えであります。

 第4は、「魅力あふれるまちづくり」についてであります。

 上ノ山・穂坂地区農工団地の造成につきましては、進捗率が40%を超え、順調に工事が進んでおります。既に優良企業2社の入居が決まり、残り1区画につきましても、私みずから先頭に立ち、優良企業の誘致に積極的に取り組んでまいります。

 また、新たに生涯学習の拠点として、駅前に整備を進めております市民交流センターにつきましては、議員各位のご理解、ご協力のもと、市民による利活用検討委員会の設置や数回にわたるパブリックコメントの実施等、市民の皆様の意見、要望を伺いながら、スピーディーな事業計画の推進により、明年秋のオープンに向けて整備に取り組んでいるところであります。

 さらに、現在計画の策定を進めております韮崎大村美術館周辺を中心とした歴史と景観の里づくりにつきましても、早期に事業着手してまいりたいと考えております。

 観光施策につきましては、グリーンロッジの全面リニューアルによる宿泊施設の充実と展望台新設など、周辺の環境整備を行った結果、例年以上の利用客でにぎわっております。

 また、本市独自の特色と付加価値を持った韮崎ブランドの開発支援に取り組んでまいりましたが、その成果として発泡性の赤ワイン「ヴァン穂坂」が25道府県から690点がエントリーした国産ワインコンクール2010において銅賞の栄誉に輝き、手づくりジャムとともに、市内外の多くの方々から高い評価をいただいております。

 さらに、イメージキャラクター「ニーラ」の作成やユーチューブを活用した映像による情報発信にも積極的に努めてまいりました。

 第5は、「人が集う交流のあるまちづくり」についてであります。

 韮崎市公募・提案型補助金の創設を初め、まちづくり懇談会を実施するなど、市民との協働によるまちづくりを推進してまいりました。

 また、「郷土の偉人に学ぶまちづくり」や「サッカーのまちづくりプロジェクト」の推進など、魅力的で創造力を備えた人材育成や新たなまちづくりを今後も積極的に推進してまいりたいと考えております。

 さらに、人と人との交流を促進し、相互理解と対話により、地域間交流や国際交流の輪を広げてまいる所存であります。

 第6は、「健全な行政活動によるまちづくり」についてであります。

 個性豊かな地域づくりや少子高齢化への対応等、多くの課題や多様化する市民ニーズにこたえるため、組織機構の再編や職員の意識改革、公共施設の管理運営方法の見直しを行いました。

 さらに、行財政運営につきましては、企業経営感覚も取り入れた事業の重点化と効率化、財政基盤の強化を図るなど、健全で堅実な財政運営に努めてまいりました。その結果、平成21年度決算における経常収支比率は県内13市で最も低く、柔軟性のある持続可能な財政運営の健全化が図られております。

 以上、各分野における主要施策の成果並びに今後の課題について申し述べましたが、これらの諸施策を着実に推進できましたことは、議員各位を初め、市民の皆様の不断の努力とご協力によるたまものであると考えております。

 今後もなお一層、市民との協働によるまちづくりを推進し、新たなオンリーワンの価値を生み出していくとともに、より質の高い市民サービスの提供に努めてまいる所存であります。

 次に、本年度の主要事業への取り組み状況についてであります。

 まず、韮崎市民交流センター整備事業についてであります。

 現在、センターの整備関連工事を一般競争入札に付しているところであり、今議会には、社会資本整備総合交付金の内示に伴い、工事及び設計関連予算の案件を提出しております。

 また、昨日より図書館を初めとするセンター内の各施設の指定管理者と1階及び3階のテナントの入居者の募集を開始いたしました。今後は、県内外から数多くの応募が寄せられるようホームページ等あらゆる媒体を活用し、周知を図り、民間事業者の専門性やノウハウを生かした効果的、効率的な施設運営により、にぎわいのある新たな駅前活性化の実現を図ってまいりたいと考えております。

 また、昭和53年度に整備されました駅前地下道を、このたびの韮崎市民交流センターの周辺整備にあわせ、高齢者等に配慮した階段中央部への手すりの設置や照明設備のLED化等を含め、リニューアル化を実施いたします。

 次に、コンビニ交付についてであります。

 住民基本台帳カードを利用して、全国のセブンイレブンにおいて時間外や休日に住民票や印鑑証明書などを発行する事業、いわゆるコンビニ交付につきましては、県や市町村総合事務組合と連携し、本市を含む5市1町で一部システムを共同運用することで大幅にコストを削減することができましたので、このサービスを明年3月から開始する予定であります。これを契機に、図書館利用者カードとしての活用なども含め、住基カードの利用をさらに促進し、住民サービスの向上を図ってまいります。

 次に、雇用促進住宅の購入についてであります。

 3月定例市議会におきまして、定住人口の増加対策並びに入居者の生活基盤の安定確保の観点から、市内の雇用促進住宅4宿舎をすべて購入する考えを表明したところであります。今議会において、その購入予算を計上するとともに、明年4月から定住促進住宅として管理運営してまいります。

 次に、「小林一三の世界展」についてであります。

 10月30日から県立美術館で開催される企画展は、本市の新たなまちづくりの機運醸成につながる絶好の機会と位置づけ、「郷土の偉人、一三翁の生涯と業績コレクション」についての展覧会を多くの市民の皆様に観覧していただくため、無料市民バスを運行いたします。

 また、翁ゆかりの地をめぐるふるさと学習散歩など、開催期間中を通して、逸翁すみれ会との協働による啓発活動を積極的に展開してまいります。

 次に、今議会で認定をいただく平成21年度決算であります。

 まず、一般会計でありますが、歳入総額は前年度に比べ2.8%増の139億201万8,000円、また、歳出総額は133億123万3,000円と、前年度に比べ1.8%増となっております。

 歳計剰余金は6億78万5,000円で、翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支は5億5,736万9,000円の黒字となりました。

 また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては、減収補てん債の発行等により77.6%となり、前年度と比較しまして5.1ポイントの改善となりました。

 財政力指数におきましても、単年度指数では、法人市民税の減収等により若干下降したものの、3カ年平均指数では0.836の過去最高値となっており、これらの数値につきましては、いずれも県内13市中トップであり、厳しい状況下ではありますが、昨年に引き続き健全な財政運営を維持することができました。

 さらに、市立病院事業会計及び水道事業会計におきましても、経営努力により若干の純利益を出すことができ、他の特別会計とともに健全財政を堅持することができました。

 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率につきましては、地方自治体収入に対する借金返済の割合を示す実質公債費比率が14.3%で、前年度に比較して0.6ポイント改善されており、国が示す早期健全化基準より10.7%下回っております。

 また、土地開発公社や一部事務組合負担金などを含めた負債が財政に占める割合で、将来に係る負担を想定した将来負担比率につきましては96.4%と、前年度より8.8ポイントの上昇となりましたが、国の基準値を大きく下回っております。

 さらに、実質赤字比率並びに連結実質赤字比率につきましても、黒字決算であるため、比率数値は算出されておりません。

 以上の財政指標等から見ましても、健全で安定した財政運営が図られており、これからも効率的な予算執行を心がけるとともに、将来を見据えた計画的な自治体運営を推進してまいります。

 次に、本日提出しました審議案件につきましては、さきの6月議会から今日までの行政執行の中で、条例改正のほか、予算につきましても補正の必要が生じましたので、対処いたしたところであります。

 これらを含め、今議会でご審議をお願いする案件は、報告案件5件、予算案件4件、条例案件5件、認定案件17件であります。このうち一般会計補正予算案について、その概要を申し上げます。

 今回の補正は、市税及び地方交付税の増収や緊急性を生じた諸事業を中心に編成いたしました。

 まず、総務費であります。

 平成21年度決算での歳計剰余金等2億8,241万1,000円を財政調整基金に、市税や交付税等一般財源の増収分のうち3億円を公共施設整備基金に、1億円を職員退職準備基金にそれぞれ積み立てるほか、市民交流センター整備事業に係る社会資本整備総合交付金の内示に伴う市債借り入れのための改修事業費の残額6億771万9,000円を補正するとともに、当初の見積もり事業費が大幅に減額となった住民票等のコンビニエンスストア交付システム導入経費2,839万6,000円など、総額13億5,973万7,000円を追加計上いたしました。

 次に、民生費といたしましては、市民交流センター内に設置予定の子育て支援センター利用者に係る携帯電話からの申し込みシステムの構築経費1,202万9,000円を初め、給付見込みの増額による障害者自立支援事業に1,835万4,000円、就労意欲のある生活保護者を支援するための相談員設置経費108万3,000円、また、静心寮のスプリンクラー設置事業費737万1,000円の増額など、総額5,129万4,000円を追加計上いたしました。

 次に、衛生費及び労働費であります。

 当初予算に計上いたしました緊急雇用対策事業費を300万9,000円増額するとともに、勤労青年センターの街灯ほか照明器具の改修経費56万1,000円の増額など、総額402万2,000円を追加計上いたしました。

 次に、農林水産業費であります。

 県営畑地帯総合土地改良事業の中條地区、韮崎・双葉地区、それぞれの事業費の変更に伴う県への負担金1,179万8,000円の増額及びイノシシ、シカの捕獲数の増加による特定鳥獣保護管理事業費255万円の増額ほか、穂坂自然公園整備事業における県補助金を活用しての案内看板の設置並びに県の許可が得られた水道本管の布設経費2,624万7,000円など、総額4,402万9,000円を追加計上いたしました。

 次に、商工費であります。

 ニーラを活用したインターネット(ユーチューブ)による本市のPR映像の追加作成経費並びに鳳凰三山案内看板の設置経費297万7,000円を観光事業費に追加計上いたしました。

 次に、土木費であります。

 以前から予定しておりました雇用促進住宅4宿舎の土地・建物購入費2億2,617万円を計上するとともに、上ノ山・穂坂地区農工団地アクセス道路の設計変更に伴い、道路改良事業費を7,000万円増額いたしました。

 また、市民交流センターの整備にあわせ、駅前地下道通路の改修経費577万5,000円並びに明年度建立50周年を迎える平和観音像の照明器具の取りかえ経費など、総額3億329万8,000円を追加計上いたしました。

 次に、消防費であります。

 中央自動車道救急業務支弁金の確定に伴い、峡北広域行政事務組合負担金を66万4,000円増額し、規約の改正により出場がなくなった消防団ポンプ操法山梨県大会出場経費の減額などを合わせ、総額14万5,000円を減額補正いたしました。

 また、教育費であります。

 全国大会等出場補助金の増額に伴い、中学校教育振興事業に315万4,000円を、鈴木農夫男画伯の寄贈絵画の額購入による美術館管理運営事業に80万6,000円を、ドリームサッカー開催事業に係る警備、会場設営の充実のため91万7,000円を、それぞれ増額補正するなど、総額1,043万9,000円を追加計上いたしました。

 以上の結果、一般会計補正予算額は17億7,565万1,000円の増額補正となり、現計予算額は144億9,194万1,000円となります。

 次に、特別会計であります。

 まず、国民健康保険特別会計におきましては、レセプトオンライン化に伴うシステム導入経費を初め、市立病院への病棟改修等補助金の増額及び歳計剰余金の基金積立金など、総額5,079万4,000円を追加計上いたしました。

 次に、老人保健特別会計におきましては、国庫支出金の過年度分の精算に伴い、9万1,000円を追加計上いたしました。

 また、市立病院事業会計におきましては、3階、4階病棟及びカルテ庫等の改修費の増額に伴い、1,808万1,000円を追加計上いたしました。

 その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げ、私の所信といたします。

 以上でございます。



○議長(一木長博君) 以上で、市長の所信表明は終わります。

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△散会の宣告



○議長(一木長博君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了いたしました。

 明日3日から12日までは、議案調査のため休会であります。

 休会明け本会議は、9月13日午前10時会議を再開し、市政に対する一般質問を行います。

 本日の会議は、これをもって散会といたします。

 ご苦労さまでした。

                             (午前10時44分)