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山梨県 韮崎市

平成26年  9月 定例会(第3回) 09月04日−01号




平成26年  9月 定例会(第3回) − 09月04日−01号







平成26年  9月 定例会(第3回)



          平成26年第3回韮崎市議会定例会

議事日程(第1号)

                  平成26年9月4日(木曜日)午前10時開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 諸報告

日程第3 会期の決定

日程第4 市長所信表明

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出席議員(17名)

    1番 守屋 久君     2番 宮川文憲君

    3番 高添秀明君     4番 清水康雄君

    5番 田原一孝君     6番 西野賢一君

    7番 小林伸吉君     8番 輿石賢一君

    9番 秋山 泉君    10番 岩下良一君

   11番 森本由美子君   12番 野口紘明君

   13番 藤嶋英毅君    14番 一木長博君

   15番 清水正雄君    16番 小林恵理子君

   17番 清水 一君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長      水川 勉君

   会計管理者兼

            駒井宗男君   政策秘書課長   山本俊文君

   会計課長

   総務課長     神谷壮一君   企画財政課長   五味秀雄君

   市民課長     小泉尚志君   環境課長     戸島雅美君

   税務課長     小澤 仁君   収納課長     山本 信君

   福祉課長     秋山 繁君   介護保険課長   大木 純君

   保健課長     平賀六夫君   静心寮長     平原新也君

   農林課長     伊藤保昭君   商工観光課長   大石智久君

   建設課長     石川正彦君   上下水道課長   飯室光俊君

   市立病院

            相川勝則君   教育委員長    清水 亘君

   事務局長

   教育長      矢巻令一君   教育課長     藤巻明雄君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   伊藤一向君   書記       今福 治君

   書記       中田麻美君

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△議長挨拶



◎議会事務局長(伊藤一向君) 平成26年第3回韮崎市議会定例会の開会に当たりまして、清水議長よりご挨拶を申し上げます。

     (議長 清水 一君 登壇)



○議長(清水一君) 平成26年第3回定例会の開会に当たり、一言挨拶を申し上げます。

 議員並びに執行部各位におかれましては、何かとご多用なところご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 先月20日、広島市北部を襲った局地的な豪雨によって土砂災害が発生し、多くの犠牲者が出てしまいました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。それとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみを申し上げるとともに、被災地の早期復興を望むものであります。

 さて、29日には、国の2015年度予算の概算要求状況が報道をされました。過去最大の101兆7,000億円程度となっており、人口減少抑止に重点が置かれたものとなっております。

 また、医療費も11年連続で過去最高を更新し、2014年度の全国の医療機関に支払われる医療費は40兆円に届きそうな状況にあります。

 県内では、介護が必要な65歳以上の認知症高齢者は、4月1日時点で約2万4,000人となり、前年度より約900人増加しております。私たちの普段の生活の身近なところで様々な課題が生じていることを改めて認識するとともに、こうした現実をしっかり踏まえ今後の議会活動につなげてまいる考えであります。

 また、市議会では先月下旬、市内5地区で5回目となる議会報告会を行いましたが、多くの皆様にご参加をいただき活発な意見交換ができましたことに、心より感謝申し上げます。

 議員各位におかれましては、本定例会に提出されます案件につきまして、十分議論を尽くされ、公正かつ適切なご審議をいただくとともに、円滑な議会運営に特段のご協力をお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。

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△開会及び開議の宣告



○議長(清水一君) ただいま出席している議員は17名であります。

 定足数に達しておりますので、平成26年第3回韮崎市議会定例会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。

 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただきますようお願い申し上げます。

 また、議場内ではクールビズを実施しておりますが、暑いと感じる方は上着を脱ぐことを許可いたします。

                             (午前10時04分)

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△会議録署名議員の指名



○議長(清水一君) これより日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、9番、秋山 泉議員、10番、岩下良一議員を指名いたします。

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△諸報告



○議長(清水一君) 日程第2、諸報告を行います。

 まず、議会の会務報告でありますが、6月定例会以降の会議の概要につきましては、お手元に配付した報告書のとおりでありますので、ご了承願います。

 次に、監査委員から地方自治法第199条第7項、第9項及び第235条の2第3項の規定による財政援助団体等指定管理者に対する監査、定期監査、行政監査、例月出納検査の報告はお手元に配付のとおりであります。

 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。お手元に配付の議案目録(その1)のとおりでありますのでご了承願います。

 以上で諸報告を終わります。

 次に、教育委員会から議会に提出すべき事項として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定により、報告書が提出されました。お手元に配付のとおりであります。

 つきましては、この際、その内容の説明を求めます。

 藤巻教育課長。



◎教育課長(藤巻明雄君) 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定に基づき、平成25年度の教育委員会行政の執行状況の点検・評価結果を報告いたします。

 資料の3ページをお開き願います。

 教育委員会機構図及び教育委員会・教育課各担当の職員体制及び事務分掌が3ページから6ページ、記載してあるとおりでございます。

 7ページをお開き願います。

 韮崎市教育振興基本計画につきましては、第6次長期総合計画に整合性を図った内容となっております。内容につきましては、7ページから13ページ記載のとおりでございます。

 14ページをお開き願います。

 韮崎市教育委員会の基本方針につきましては、韮崎市第6次長期計画において教育に関する政策として、1、子どもが夢を持ち続けることができる教育の充実、2、いつまでも生きがいを持って暮らせるまちづくり、3、次代へつなぐ歴史・文化の醸成、この3項目につきまして、県、国の教育振興基本計画、やまなしの教育振興プランを参酌し、学校教育、社会教育、社会体育それぞれの基本計画を作成したところであります。

 学校教育指導重点につきましては、学校教育目標を、個性を尊重し、たくましい創造力と知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒の育成として、その具現化に当たっては、学校・家庭・地域が一体となって進めていくよう努めたところでございます。

 具体的な取り組みの内容につきましては、14ページから18ページに記載してあるとおりでございます。

 19ページをお開き願います。

 社会教育計画についてであります。

 本市の社会教育は、人づくり、まちづくりを基底とし、市民一人一人が主役となって自発的に学習し、生涯にわたって心豊かに過ごせることを目指し、公民館活動を主体として市民に様々な学習機会を提供し、学習情報の発信等を通じて生涯学習社会に根差した社会教育活動が活発に発展できるよう、諸施策の推進に努めてきたところでございます。

 なお、重点目標につきましては、20ページから23ページに記載してあるとおりでございます。

 24ページをお開き願います。

 社会体育計画。

 社会教育の複雑多様化・高度化の進展が進む21世紀社会において、スポーツの持つ意義はますます重要性が高まり、市民一人一人が健康で明るく活力に満ちた生活ができるよう市民総スポーツを提唱し、スポーツ振興計画のもと、生涯スポーツの推進、市民の健康の促進に努めたところであります。

 目標並びに具体的な取り組みにつきましては、25ページから26ページに記載してあるとおりでございます。

 続きまして、27ページ、28ページをお開き願います。

 6、教育委員会の自己点検・評価結果であります。

 評価者は、教育長、学校長、教頭、教務主任、生徒指導主事、研究主任、学年主任の計70名であります。

 評価方法につきましては、Aが「十分である(目標に達している)」、Bが「おおむね十分である(ほぼ目標に達している)」Cが「不十分である(目標に達していない)」。

 1の教育委員会の評価でございますが、教育委員は教育委員会と事務局との連携、また教育委員会と首長の連携は十分であると評価しております。また、委員研修及び学校訪問回数ともに昨年よりも増加しております。

 2、学校教育につきまして、学校教育全般に対する教育委員による外部評価でありますが、全ての項目において80%の方が「十分である」と評価しております。

 次に、学校の教職員による内部評価であります。学校のa組織編成からi教職員の福利厚生の主な評価内容につきましては、まず、a学校の組織編成及び28ページのe健康教育・学校給食、g教職員の研修では、平均でA評価が昨年を上回っております。特に生徒指導の関係機関との連携につきましては、昨年に比べて4.3%増の68.6%の方が「十分である」と評価しております。

 次に、学校項目aからiの9項目中6項目において、各項目のA評価の平均が昨年度を下回りました。特にf特別支援教育体制の整備につきましては2.9%の方が「不十分である」と評価しております。また、i教職員健康管理状況につきましては、昨年に比べ12.9%減の37.1%の方が「十分である」と評価しております。

 次に、29ページをごらんください。

 3、社会教育事業の評価であります。まず、a生涯学習の推進・充実では、昨年に比べ15%増の90%の方が「十分である」と評価しております。b市立図書館につきましては、昨年に比べて20%増の93%の方が「十分である」と評価しております。dの民俗資料館につきましては、昨年に比べて20%増、全員の方が「十分である」と評価しております。次に、e韮崎大村美術館につきましては、美術品の充実、企画展の実施ともに全ての方が「十分である」と評価しております。次に、f体育施設の管理運営につきましては、昨年に比べ20%増、全員の方が「十分である」と評価しております。次に、gスポーツ振興につきましては、昨年に比べ6.3%増の93%の方が「十分である」と評価しております。

 続きまして、30ページをご覧ください。

 7、教育費決算額であります。平成25年度の教育費の歳出決算額は11億6,038万3,000円で、一般会計歳出決算総額に占める割合は9.0%となっております。各項目ごとの決算額につきましては記載のとおりであります。

 このたびの評価結果を今後の教育行政に生かしていきたいというふうに考えております。

 以上で、平成25年度教育委員会行政の執行状況、点検・評価結果の報告を終わります。



○議長(清水一君) 説明は終わりました。

 本件は、報告事項でありますので、ご了承願います。

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△会期の決定



○議長(清水一君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員会の報告を求めます。

 藤嶋英毅議会運営委員長。

     (議会運営委員長 藤嶋英毅君 登壇)



◆議会運営委員長(藤嶋英毅君) 議会運営委員会から報告をいたします。

 平成26年第3回定例会の開会に当たり、去る8月28日午前9時より、野口委員を除く委員の出席と執行部から横内市長、水川副市長、神谷総務課長、五味企画財政課長、議会事務局から局長、リーダーの出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。

 お手元に配付されております平成26年第3回韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり、提出議案の説明がありました。

 次に、本定例会について慎重に審議した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日9月4日から9月25日までの22日間とすることに決しました。

 以上で、議会運営委員会の報告は終わります。

 議長をして、よろしく取り計らいのほどお願い申し上げます。



○議長(清水一君) 議会運営委員会の報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から9月25日までの22日間とすることにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(清水一君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は22日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定につきましては、委員長の報告のとおり、お手元に配付の第3回定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承願います。

 また、代表質問及び一般質問の要領など申し合わせ事項につきましても了承され、議会運営に協力されんことを望みます。

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△市長所信表明



○議長(清水一君) 日程第4、市長所信表明を行います。

 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 本日、ここに平成26年第3回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきましてその概要を申し上げ、あわせて私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。

 先月20日未明の局地的な大雨により、広島市内において同時多発的に大規模な土石流が発生し、多くの方が犠牲となりました。我が韮崎市にも山を背にしている地域が数多くあり、決して人ごとではないと感じております。

 このたびの災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々、いまだなれない避難所生活を余儀なくされている方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、先月に、本市をメーン会場として開催されました全国高校総体男子サッカー競技につきましてでありますが、8月2日から8日までの6日間に54試合が行われ、市内会場には延べ約2万人の観客が来場され、熱い声援をお送りいただきました。私も決勝戦を観戦いたしましたが、高校生の最後まであきらめない、ひたむきなプレーに感動したところであります。大会が盛大のうちに終了いたしましたことに対し、運営いただきました県高等学校体育連盟サッカー専門部、県内高校の先生、生徒をはじめ、関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。中でも韮崎高校生徒ボランティアの活動は、新聞に取り上げられるなど話題となり、猛暑の中、全国から訪れた多くの選手、関係者の皆さんにおもてなしの心を持って接していただき、サッカーのまちとして「にらさき」の名前を全国に発信することができたと思っております。本大会を機に、市民の皆様のサッカーに対する意識がさらに高まり、皆様のご協力を得る中で、本市のサッカー競技がさらに発展することを望むものであります。

 また、8月16日に開催しました恒例の「武田陣没将士供養会・花火大会」につきましては、本年が韮崎市制施行60周年の記念すべき年であることから、「華甲の宴」〜先人への感謝と未来への願い〜をテーマに打ち上げ規模と時間を拡大して実施したところであります。おかげをもちまして、例年をはるかに上回る多くの皆様にご来場いただき、夏の夜のうたげをともに楽しむ中で、心に残る花火大会としてより盛大のうちに幕を閉じたところでありますが、このたびの開催に際し多大なご協力を賜りました協賛企業の皆様をはじめ、商工会・各種団体の皆様に対して、心から御礼申し上げる次第であります。

 次に、先日市内全域で行われました総合防災訓練でありますが、今年度は初めての試みとして率先避難訓練を実施いたしました。これは、災害の発生後では避難するのが困難である高齢者などの災害時要配慮者について、局地的な集中豪雨や台風などあらかじめの被害発生が見込まれる状況を想定し、地区の介助者が指定の福祉避難所へ搬送を行うという訓練であります。そのほか、自主防災会合同による特定地区総合防災訓練や各地区の避難から避難所開設・運営の訓練等まで行う避難所運営図上訓練なども実施し、災害への備えといたしました。

 また、7月には、これまで育成に取り組んできた地域減災リーダーを組織化した韮崎市地域減災リーダー連絡協議会、8月には、近隣自治会との連携や住民の共助の意識の醸成、自主防災の活性化につなげる取り組みとして自主防災組織連絡協議会を設立したところであります。

 次に、我が国の経済状況につきまして、内閣府が発表した8月の月例経済報告においては、景気は緩やかな回復基調が続いており、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動も和らぎつつある。消費者物価は緩やかに上昇していると示されており、日銀甲府支店による最近の県内景気についても、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られているが、基調的には緩やかな回復を続けているとしております。市といたしましては、引き続き、国の動向にも注視しながら、市民生活を重視した施策を遅滞なく着々と進めてまいる考えであります。

 ここで、私の出処進退について申し上げます。

 私は、平成18年11月に、多くの市民の皆様のご支援をいただき市政を執行するという極めて重い責任を担うこととなり、以来、今日に至るまで2期8年が経過するところであります。この間、「市民の豊かな心と強い絆」を基本理念に、「公平・公正なまちづくり」「協働によるまちづくり」「健全な行財政運営によるまちづくり」という3つのまちづくりを基本姿勢に、行財政改革を断行しつつ、市民交流センターの整備などによる教育・子育て施策の充実や、新たな工業団地の造成と企業誘致、減災への積極的な取り組みなど、地域資源を生かした施策をハード・ソフト両面で市民との協働により展開してまいりました。

 また、マニフェストにおいて市民の皆様にお約束した項目については、ほぼ達成することができ、「夢と感動のテーマシティにらさき」の実現に向け、まちづくりの確かな手応えを感じることができましたことは、何よりの喜びでございます。

 これら全ては、今日までご理解、ご支援を賜りました市民の皆様をはじめ、市議会議員の皆様のお力添えであり、心より厚く御礼を申し上げます。

 さて、11月の市長選挙につきましては、今春より多くの市民の皆様から出馬要請をいただいたところでありますが、さきに表明したとおり、熟慮の結果、潔くこの身を引き本市の未来を開いていただける後進に道を委ねることといたしました。

 地方自治を取り巻く環境は依然大変厳しく、課題も山積しておりますが、確かな理念と政策を持って、その解決に当たっていただくよう願うものであります。

 わずかではありますが、残された期間中、与えられた責務の一つ一つに全力を傾注してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。

 それでは次に、本年度の主な事業の動向について申し上げます。

 まず、再編保育園整備事業についてであります。

 子どもたちがのびのびと楽しく過ごせる保育施設を目指し、現在建設中の再編保育園第1園でありますが、公募による多くの応募の中から、園名を「すずらん保育園」と決定いたしました。現在では数が少なくなりましたが、レンゲツツジと並ぶ甘利山を象徴する可憐な花の名前ということで、市民の皆様からも親しみを感じていただけるものと考えております。天然木材によるその特色を生かし、採光にも配慮した高気密、高断熱の、冬でもはだしで過ごすことのできる「ぬくもりのある木の保育園」の建設工事が、来年春の開園に向けて順調に進んでいることをご報告いたします。

 次に、産婦人科医院誘致についてであります。

 3月議会において皆様に積極的な支援をお約束した産婦人科医院誘致につきましては、先般、県内医療法人より助成申請が行われ、12月中の開業を目指し、市民交流センターでの準備が始まっております。市民が安心して子どもを産み育てる環境が一日も早く整うよう、人口対策としても期待を寄せるところであり、引き続き支援してまいります。

 次に、「赤ワインの丘プロジェクト」についてであります。

 穂坂地区の高品質のブドウをはじめ、本市の地域資源を生かしたブランド戦略を研究するため、商工会を中心とした赤ワインの丘プロジェクト実行委員会が立ち上がりました。この委員会では、醸造用ブドウの産地化・ブランド化、また、フルーツを使った特産品の開発、ワイナリーを核とした複合的な施設等について、総合的に調査研究を行う予定でありますので、市といたしましても地域ブランドの発信、拠点づくりなどを積極的に支援してまいります。

 次に、市制施行60周年記念事業についてであります。

 10月12日に開催いたします記念式典におきましては、多年にわたり様々な分野で長く活動を積み重ねてくださった皆様や、公益のため過分なるご寄附をいただいた皆様など、本市の発展にご貢献いただいた各界の方々の表彰にあわせ、文化功労者の顕彰を受け、本市の名誉市民で国内外の権威ある賞を多数受賞されている大村 智博士に対し、このたびの日本人初のカナダ・ガードナーグローバルヘルス賞受賞の功績により、市長特別表彰を贈らせていただきます。

 また、式典終了後には「私の半生とふるさとに回帰する心」と題して、大村博士による特別講演を予定しております。天然物有機科学分野における世界的な第一人者である博士の講演を身近で聞くまたとない機会でありますので、多くの市民の皆様に足をお運びいただきたいと考えております。

 同日開催を予定しております「武田の里にらさき・ふるさとまつり」につきましても、宝塚歌劇団創設100周年記念レビューショーの開催のほか、本市のイメージキャラクター、ニーラのコンセプトである「夢をかなえる不思議なカエル」をなぞって応募いただいた願いや夢を実現する企画や、市民の皆様の笑顔の写真3,000枚を組み合わせて作成したモザイク壁画を発表するなど、市制施行60周年記念にふさわしい賑わいのある祭りとなるよう、様々な取り組みを実施する予定であります。

 また、市制施行55周年を記念して発行された絵本から生まれたニーラは、この5年の間にすっかり市民の皆様に定着し、子どもたちにも大変人気で様々な行事やイベントに引っ張りだことなっております。このニーラの絵本第2弾を今月末に発行することといたしましたので、楽しみにお待ちいただきたいと思っております。

 次に、市民バスの新車両についてであります。

 平成12年の導入以来、15年目を迎えたことから、全ての路線に新たなバスを導入することとし、今月1日から新車両による運行を開始いたしております。新車両については、一目で市民バスとわかるよう、大きなニーラのラッピングを施し、3台とも色を変えたカラフルな車体となっております。市民の皆様に今まで以上に愛され、親しまれ、地域の足としてご利用いただけるよう、児童、障がい者、高齢者に配慮した低床バスとし、さらに利便性の向上を図ったところであります。

 次に、南アルプスユネスコ・エコパーク登録、甘利山への環境配慮型トイレの設置についてであります。

 ご承知のとおり、国立公園指定50周年を迎えた南アルプスが、本年6月、ユネスコ・エコパークに登録されたところでありますが、今後は、エコパークの一層の周知を図りながら、その趣旨である保全と活用を念頭に、地域の活性化やまちづくりを推進していくための仕組みづくりに取り組んでまいる考えであります。

 また、ユネスコ・エコパークの緩衝地域にある甘利山の広河原駐車場公衆トイレ設置工事につきましては、7月に公募型プロポーザルによる業者選定を終えたことから、現在10月以降の着工に向けた諸作業を進めているところであります。

 次に、今議会で認定をいただく平成25年度決算についてであります。

 まず、一般会計でありますが、歳入総額は前年度に比べ0.3%減、133億8,874万6,000円、また歳出総額は前年度に比べ0.7%減の129億3,600万3,000円となっております。

 歳計剰余金は4億5,274万3,000円で、翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支は3億4,210万3,000円の黒字となりました。

 また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては89.7%と、減収補填債を含めた経常一般財源の減等により、前年度より3.7ポイントの増となっております。

 次に、健全化判断比率につきましては、実質公債費比率が0.8%減の11.2%、将来負担比率が7.8%増の81.1%となりましたが、いずれの指標も早期健全化基準を大きく下回る結果となっております。

 なお、特別会計につきましては、実質収支の総額が2億5,812万2,000円となり、市立病院事業会計及び水道事業会計におきましても純利益を出すことができ、健全な財政運営を行うことができたところであります。

 議員各位のご協力と市民の皆様のご理解に支えられ、健全財政を維持できたところでありますが、実質単年度収支が赤字であることや財政構造の硬直度が高まっていることを踏まえ、今後なお一層、効率的な予算執行に取り組むとともに、将来を見据えた計画的な財政運営に努めなければならないと考えております。

 次に、本日提出いたしました審議案件についてでありますが、さきの6月議会から今日までの行政執行の中で、予算につきましては補正の必要が生じましたので対処いたしたところであります。

 これにより、今議会で審議をお願いする案件は、報告案件5件、予算案件4件、条例案件5件、認定案件16件であります。

 このうち、一般会計補正予算案について、その概要を申し上げます。

 今回の補正は、前年度繰越金や地方交付税等の確定に基づく歳入予算を計上したほか、人事異動に伴う職員給与費の補正並びに緊急性を生じた諸事業を中心に編成したところであります。

 まず、議会費につきましては職員給与の減額により、246万円を減額補正しております。

 次に、総務費であります。

 平成25年度決算における実質収支の2分の1相当を積み立てるため、財政調整基金積立金に1億7,105万2,000円、公共施設等総合管理計画策定のため、100万2,000円を追加計上するほか、職員給与の増額等を合わせ、総額1億9,302万8,000円を増額補正しております。

 次に、民生費であります。

 職員給与費を減額する一方、支給対象者の確定に伴い、臨時福祉給付金支給事業費に3,314万円、太陽光発電設備設置等に伴い、保育園再編整備事業費に1,388万2,000円を追加計上したことにより、総額5,530万7,000円を増額補正しております。

 次に、衛生費であります。

 水道事業会計職員の人事異動等に伴い、補助金を235万5,000円増額する一方、職員給与費の減額により、総額16万6,000円を減額補正しております。

 次に、農林水産業費でありますが、JA梨北穂坂支店の集出荷施設増築工事補助等のため農業団体育成事業費に893万3,000円を追加計上するとともに、職員給与費の増額等により、総額2,126万9,000円を増額補正しております。

 次に、商工費であります。

 韮崎駅構内ツツジ植栽業務委託等の追加経費として観光施設管理事業費を106万2,000円増額する一方、職員給与費の減額により、総額348万1,000円を減額補正しております。

 次に、土木費であります。

 市道等の応急処理箇所の増加に対処するため、道路橋梁維持事業費に980万2,000円、空き部屋改修等のため定住促進住宅管理費に630万5,000円を追加計上する一方、下水道事業会計において資本費平準化債を増額したことに伴い、繰出金を3,611万4,000円減額したことなどにより、総額1,780万2,000円を減額補正しております。

 次に、消防費であります。

 藤井町鳥居地内の火の見やぐら撤去経費として、消防施設管理費に23万8,000円を追加計上する一方、中央道救急支弁金確定に伴い峡北広域行政事務組合負担金を42万8,000円減額したことにより、総額5万5,000円を減額補正しております。

 次に、教育費であります。

 職員給与費を減額する一方、韮崎西中学校テニスコートの防球ネット設置工事として、中学校施設管理事業費に482万8,000円、「花子とアン」ロケ地オープンセットの移転経費や入場者の増加に対処するため、民俗資料館管理運営費に1,262万8,000円を追加計上したことにより、総額1,708万3,000円を増額補正しております。

 以上の結果、一般会計補正予算額は2億6,272万3,000円の増額補正となり、現計予算額は129億4,111万3,000円となります。

 次に、特別会計であります。

 まず、下水道事業特別会計におきましては、資本費平準化債の借り入れに伴い、一般会計繰入金を減額するほか、職員給与費の減額等により、総額631万4,000円を減額補正しております。

 次に、病院事業会計におきましては、職員給与費を減額する一方、医師等の業務軽減のため、診断書作成システムの導入に係る費用など、総額763万5,000円を増額補正しております。

 また、水道事業会計におきましては、職員給与費を減額する一方、みなし資産減価償却費を増額するとともに、御勅使水源配水ポンプ更新工事として4,781万2,000円を追加計上するなど、総額6,690万1,000円を増額補正しております。

 その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げ、私の所信といたします。



○議長(清水一君) 以上で、市長の所信表明は終わります。

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△散会の宣告



○議長(清水一君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了いたしました。

 明日5日から15日までは議案調査のため休会であります。

 休会明け本会議は、9月16日午前10時会議を再開し、市政一般についての質問を行います。

 本日の会議はこれをもって散会といたします。

 お疲れさまでした。

                             (午前10時43分)