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山梨県 韮崎市

平成23年  9月 定例会(第3回) 09月13日−03号




平成23年  9月 定例会(第3回) − 09月13日−03号







平成23年  9月 定例会(第3回)



          平成23年第3回韮崎市議会定例会

議事日程(第3号)

                 平成23年9月13日(火曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

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出席議員(20名)

    1番 田原一孝君     2番 西野賢一君

    3番 小林伸吉君     4番 山本雄次君

    5番 輿石賢一君     6番 秋山 泉君

    7番 岩下良一君     8番 森本由美子君

    9番 横森宏尹君    10番 野口紘明君

   11番 藤嶋英毅君    12番 嶋津鈴子君

   13番 一木長博君    14番 望月正澄君

   15番 石井錦一君    16番 清水正雄君

   17番 小林恵理子君   18番 矢崎六彦君

   19番 清水 一君    20番 神田明弘君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長      水川 勉君

   会計管理者兼

            横森淳彦君   政策秘書課長   日向 亘君

   会計課長

   総務課長     水川秋人君   企画財政課長   五味秀雄君

   市民課長     神谷壮一君   税務課長     塚田冨士夫君

   収納課長     小澤和義君   福祉課長     駒井宗男君

   保健課長     中嶋尚夫君   静心寮長     笠鳥辰広君

   農林課長     猪股洋仁君   企業立地課長   横森 亨君

   商工観光課長   伊藤一向君   建設課長     横森 貢君

                    市立病院

   上下水道課長   石原 茂君            中村 徹君

                    事務局長

   教育委員長    馬場賢一君   教育長      輿水 豊君

   教育課長     下村貞俊君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   平賀富士夫君  書記       秋山 繁君

   書記       仲田真子君

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△開議の宣告



○議長(嶋津鈴子君) ただいまの出席議員は20名であります。

 定足数に達しておりますので、休会前に引き続き会議を再開いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 議長より申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っておくなどお願い申し上げます。また、現在、クールビズを実施しておりますが、暑くなりましたなら上着を脱ぐことをあらかじめ許可いたします。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(嶋津鈴子君) これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を続行いたします。

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△小林恵理子君



○議長(嶋津鈴子君) 17番、小林恵理子さんを紹介いたします。

 小林恵理子さん。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 日本共産党、小林恵理子でございます。一般質問をさせていただきます。

 一般質問の第1に、放射線量測定の実施について質問します。

 福島原発の事故による放射線被害は、いまだ収束の見通しが立たず、不安が広がっています。今何よりも大事なのは、放射線から住民の命と健康を守ることです。このことは、放射線の影響をより受けやすいと言われている子供たちにとって最も切実です。市内でも子育て中の方から、対策を強めてほしいという声が上がっています。

 私は、6月議会で、市独自でも放射線量の測定をすべきだと求めましたが、市は必要がないといった答弁でした。その後、県も測定箇所を広げる、また対象を農産物にまで広げて実施しています。さらに今、県の測定だけにせずに、独自で実施する県内の市町村がふえつつあります。

 例えば、甲斐市では、毎日、市役所本館屋上と駐車場の2地点で測定しています。8月11日から17日の間には、子供たちが集まる公共施設52カ所、地上1メートルと地上5センチでの測定を行い、これらを公表しています。大月市では、市内10カ所の測定を行っています。富士吉田市では、市役所駐車場、4つの小学校のグラウンド、月曜日から金曜日、1日1回、また、水道水は3カ所で測定しています。

 こうした自治体に韮崎市は学ぶべきではありませんか。子供たちが活動する学校、保育所、児童センター、公園で測定すること、学校や保育園の給食食材や水道水等で測定し、公表すること、また、県が測定した結果は、その都度、市のホームページでも公表をしていくべきです。市民に安心して暮らしてもらうためにも、市がみずからの責任で測定し、市民の不安を払拭していくべきです。見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 小林恵理子議員の質問に対する答弁を行います。

 放射線量測定の実施についてお答えします。

 昨日、秋山 泉議員にお答えしたとおり、現状では、市独自での測定につきましては考えておりません。

 なお、県が測定した市内の放射線量につきましては、市のホームページで公表しており、県内各地の数値についてもホームページよりリンクさせております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 測定はしないということですが、私は、測定する目的はやはり市民の不安を払拭していくということが大事だなというふうに思って、求めてきたところです。

 3月の福島原発の爆発以降、市民の間では不安がとても大きくなってきたというふうに思いますが、私がこの通告を出した時点では、市のホームページは「放射線」と打ち込んで検索しても何もひっかからない状況でした。

 今、市長の答弁では、ホームページでは県のを公表してリンクするようになったというふうに言っていますけれども、この改善は、いつ、どの時点でされたのかお聞きをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 市のホームページへの公表につきましては、担当としまして、その必要性もあることから正確な数値を公表いたしました。この公表につきましては一週間ほど前からとなっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 一週間ほど前というと、つい先ほどのことになります。私も他市のホームページもよくのぞきますけれども、県が調査をし出してから、また、きょうも毎日の調査もしていますが、その当時からトップページにも張りつけてある市町村、また、県のリンクもトップページからすぐ入れるようになっているなど、早い措置が出ていたのが特徴ではないかなというふうに思います。

 市民の関心、今不安はどこにあるのかということを、まず敏感にとらえるのであれば、こうしたほかの市町村の対応というのはごくごく当たり前の対応ではなかったかなというふうに思います。また、若いお母さんたちは本当にインターネットを活用していますので、その人たちの不安にこたえるためには、県が韮崎市内で行った測定値、市長は所信表明で数値を安全だと言いましたけれども、そのことをいち早く、やはり広く広げていくべきだったんではないかなというふうに思います。そういうことにやはり市として敏感に対応をしていくべきだったというふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 市内の放射線量につきましては、まず最初に、県で中北の合同庁舎のほうで測定を行いました。異常値は認められないということで新聞で公表をされております。

 次に、県内100カ所のうち韮崎市では4カ所、円野の保育園、藤井の中央公園の子ども広場の付近、旭の保育園の横の旭スポーツ広場、穂坂の宮久保の勤労青年センターの4カ所で、地域性を考えまして県のほうで測定を行いました。いずれも新聞紙上で、異常が認められないと、平常値の範囲だということが公表されております。それに基づきまして、正確な数値を市のホームページのほうで公表をした次第であります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 素早い対応をぜひすべきだというふうに、今回のことを調べてみて、そう思いました。

 県内の市町村では、先ほど言った以外にも自治体で測定するところがふえてきています。中央市では測定器を購入する予定で、購入次第測定をするということで、富士河口湖町でも今後実施をする予定というふうになっています。

 けさの新聞では、甲府市のことが載っていました。甲府市は、12日に市内の大気中の放射線量測定を独自に始めることを明らかにしたという記事です。小学校や保育所、公園など約20カ所で行い、結果を市のホームページで公表するということで、議会の中でこれは明らかにした、市長が答弁をしたものだそうです。やはり地上5センチと1メートルの子供に影響を及ぼすところではかるということで、県も使っている精密な測定器を使って、11月末以降実施をするということで、県内で100カ所を対象に行っている中でも、通常の範囲だったということで健康上の影響はないという結果が出ているけれども、市は、さらに市民の皆さんに安心してもらうために独自を測定を決めたというふうに報道がされています。

 こういった、県は測定をして公表しているけれども、さらに市民の安心を求めていって提供していくという、この姿勢が私は大事ではないかなというふうに思います。これからどんどんこういった県内の市町村でも測定するところがふえてくるというふうに私は予想をしていますが、ぜひ今後の各市町村の動きをよく調査してみながら、全く測定は必要ないというふうに言うんではなくて、ぜひ検討をしてほしいと思うのですが、市長、いかがですか。

 県内の状況はこれから変わってくると思いますが、それを見ながら、韮崎市の実施も、さらに細かい情報をお父さんお母さんたちは求めているかと思うんですが、ぜひその辺の状況を見ながら検討をしてくださるという考えはないでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 状況を見ながら、また判断させていただきます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) ぜひ再考の検討をお願いしたいと思います。

 それで、以前、民間の機関から県内の学校に配布がされた測定器があるというのをお聞きしたんですが、その活用などはどういうふうになっているのかお聞きしたいんですが。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) お答えいたします。

 教育委員会にございます簡易型の放射線の測定器につきましては、本年7月に、山梨流通研究会、これは県内のスーパーで組織する団体でございます、そこから県の市町村教育委員会連合会に27台寄贈されたもののうちの1台を市の教育委員会でいただいたものでございます。

 この測定器の活用につきましては、簡易型ということもございまして、一部の小学校でも測定してみたところでございますが、測定器の値に非常にばらつきがあって、あくまでも参考程度にするという器材であると思っております。また、使用に際しまして説明会があったんですが、よその市町村の機器とやっぱり同じところで比べても大分数値にもばらつきがあって、ちょっと信頼性には欠けるものではないかとも思っております。

 過日、国民生活センターで、その機器も含めた放射線の測定器の、簡易型は全部簡易型ですが、それのテストをした結果、やはり実際の数値とは3割以上差が出ているというものもあるそうです。特に、大きな放射能の値であればいいんですが、非常に微量の放射線の測定の判定というものはできないんではないかと言われております。教育委員会に1台ございます測定器も国民生活センターで実験した中国製の測定器でございまして、信頼性には欠けるのかなと思っております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 簡易型で、測定器もさまざまなレベルがあって、そういうことは知っていますけれども、私は子供たちの教育という観点で、今回の放射線の問題など、そういった簡易式であってもそういうものを子供たちと一緒に測定を、数値は問題があって公表するというようなレベルではないんでしょうけれども、そういうのを活用して、子供たちの教育に役立てて、関心を持たせていくというようなことの活用はできないかなというふうにちょっと思ったんですが、その点ではいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) お答えいたします。

 子供たちに対する放射線の教育ということは、大変必要なことだと思っております。ただ、今課長が言ったように、市内の小学校でちょっとはかってみたんですけれども数値が大分違うんですね。その数値がひとり歩きすると非常に危険ですから、精密度からいうとちょっと問題があると。ですから、これを使って放射線の教育をするということは、私は考えておりません。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 機器に問題があるとはいえ、子供たちへのやはり今の状態の中での放射線の教育、災害についても教育をやはり進めていってほしいなというふうに思います。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 次の質問に移ります。

 一般質問の第2に、介護保険制度の見直しについて質問します。

 改定介護保険法が6月15日に成立しました。施行後10年を経た介護保険制度は、「保険あって介護なし」と言われてきたように、高過ぎる保険料・利用者負担料、深刻な施設不足、実態を反映しない介護認定や利用限度額によって利用できる介護が制限されるなど、多くの問題が噴出しています。今回の改定は、こうした問題の解決には手をつけず、新たな給付抑制策を盛り込むなど、利用者・家族に重大な影響を与えると関係者から危惧されています。

 改定介護保険法は、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステムの」実現を目指すとしています。多くの改定内容がありますが、今回、私は、市町村が創設できることになる介護予防・日常生活支援総合事業について幾つかお聞きします。

 現在の介護保険制度では、要介護認定で要支援1、2と認定された場合、予防給付を受けることになります。予防給付は、要支援者に対する保険給付で、通所介護、訪問介護、短期入所など、内容は要介護者に対する介護給付に準じています。今回の改定では、総合事業を実施する市町村では、要支援者について、従来の予防給付を受けるのか、総合事業に移行させるのか、一人一人について判断して実施することとなります。

 第1に、この総合事業は、全国一律の基準に基づく今の介護保険サービスではなく、市町村が行う地域支援事業となり、サービスの内容も料金設定もすべて市町村任せになります。

 介護保険で実施される訪問介護やデイサービスなどは、その質を担保するための人員や施設、運営などの全国一律の基準がありますが、総合事業には適用されません。また、サービスの担い手はボランティアなど多様なマンパワーを活用するとされていて、専門職以外に任せ費用を抑えることも可能となります。利用料についても介護保険なら利用者負担は1割ですが、それ以上の負担を課すことも可能になります。サービスの質が保たれるのか、利用者の負担がふえることがないのかという心配があります。

 第2に、要支援と認定されて人を総合事業に移すかどうか、地域包括支援センターがケアマネジメントを行い、判断することになります。その場合、利用者の希望が最も尊重され生かされることが重要だと思いますが、厚労省の見解は、「尊重はするが最終的には市町村が判断する」としています。利用者の意に反して、それまで利用していた介護サービスを取り上げられる可能性を否定できません。

 第3に、総合事業を行う地域支援事業は、その事業費が介護給付費の3%以内と制限されていることです。要支援の人たちの介護給付費は、全国平均でも給付費全体の5.9%を占めています。地域支援事業は、要介護認定で自立とされた人に対する介護予防事業やケアマネジメント、高齢者の相談支援事業など実施をしているものです。3%以内では必要なサービス提供が不可能となります。

 以上、総合事業についての問題点を挙げましたが、総合事業の実施を決めるのも、その内容を決めるのも市町村です。市町村の役がこれまで以上に重大になります。サービスの質を下げることなく、利用者の希望に沿い、納得のいく形でのサービス提供を実施することを市の基本にしなければならないと考えますが、見解を求めます。

 さらに、介護保険料の問題です。56歳以上の介護保険料は、3年ごとに市町村が改定を行い、来年度から第5期の保険料となります。厚労省は、次期保険料が基準額で現在の平均月額4,160円から5,200円程度になると試算しています。月1,040円の値上げ、年間にすると1万2,480円の値上げになります。

 韮崎市の介護保険料は、当初国からの半額負担があったときには、基準額月額1,230円からのスタートでした。国負担がなくなり2,460円に、その後3回の改定が行われ、今年度は3,370円となっています。スタート時からの比較では2.7倍以上になっています。年金額は減らされるばかりの中、高齢者からは「年金から天引きされる保険料の負担がふえてつらい」といった声が聞かれます。限界を超えています。

 韮崎市は、第4期の保険料について、本人住民税非課税で合計所得金額と課税年金収入額が80万円以下の段階で軽減し、引き上げを抑えています。こうした軽減措置は継続していくべきです。見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 介護保険制度の見直しについてお答えいたします。

 今回、国において新たに創設された介護予防・日常生活支援総合事業の背景には、要支援者に対する介護予防事業や配食、見守り等サービスも含めた生活支援のための総合的なサービスが提供できていないことや二次予防対象者が取り組みやすいサービスが少なく、介護予防に向けた取り組みが進んでいないことが挙げられております。

 利用者においてはサービスの選択肢がふえるなどのメリットもありますが、地域支援事業全体で考えると、給付の3%枠の問題等もありますので、対象となり得る方が必要としているサービスや要望を把握する中で、現行行っているサービスとの比較検討を行い、実施するか否かを定めてまいりたいと考えております。

 次に、介護保険料の第4段階における軽減措置につきましては、国においても被保険者の負担能力に応じた保険料を賦課する必要があると考えられており、第5期計画においても引き続き特例第4段階を設定することが可能とのことが示されておりますので、第5期の策定にかかわる懇話会の中で検討してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 総合事業については、これから集まって検討していくということで、市長は国が言うメリットなどを述べましたけれども、私が3点の指摘をさせていただきましたけれども、この3点の指摘についてはどのような見解を持っていらっしゃるかお聞きしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) まず第1に、サービスの質が保たれるのか、利用料の負担がふえることにならないかという質問でございますが、サービスの質につきましては、一人一人状態像が違っておりますから、当面、基本となる部分につきましては、現在のサービスを基本として、それの低下をしない中で検討をしていくという、アセスをしていくということになろうかと思います。利用料につきましては、具体的などういうふうなサービスを市が選択するかということにもよりますが、それが決まった時点で、個々のサービスの利用料の決定を市がしていくということになります。

 次に、第2番目の、それまで利用していた介護サービスを取り上げられる可能性を否定できませんということですが、そういうことはないというふうに考えております。

 第3点の3%枠の問題ですが、あくまでも地域支援事業の中で総合事業を展開していくという中では、本年度におきましては地域支援事業の枠は3,400万円余りでありまして、その中で人件費等が約34%ぐらい見込まれていますので、もし選択した場合については、その辺の組み替えも考えていかなければならないということも想定をされます。

 あと、サービスの提供を実施することを市の基本にしなければならないと考えるということですが、納得のいくサービスを、あくまでも利用者さんと包括またはケアマネさんとの話し合いの中で、利用者サービスの低下にならないように、また納得されるサービスが提供できるように努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) やはりサービスの後退をしないということと利用者の納得のいくようにということで進めていってほしいと思います。3%の枠も非常に重大な問題でありますので、十分なサービスを提供するという観点からのご検討をお願いしたいと思います。

 介護保険は、来年度から新しい制度と切りかわるわけですが、今、市長が言った懇話会、この中で中身が決められていくものですが、この懇話会の作業状況は今どのようになっているでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 懇話会の策定状況でございますが、アンケート調査をしまして、現状の把握を踏まえて、将来の人口の推計とまた基礎となる見込み量の算定ということで、現在、積算をしている状況でございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) アンケートをもとにというふうにおっしゃいました。ここにあるのが高齢者福祉計画・介護保険事業計画(第5期)で、策定に向けたアンケート調査結果の報告書をいただいていますけれども、ことし23年の3月に行ってきたものです。

 懇話会では、やっぱりこれをもとに市内の高齢者、1も2もありますけれども、それの実態をつかんだ上で策定をするということで、私は、今回この中で、ちょっとやはり懇話会の中で、今の高齢者の状況を参考にするということで、その中身についてちょっとお知らせをしたいんですが、やはり高齢者の経済状況もこの中ではっきりとあらわれています。

 65歳以上の高齢者の収入、国民年金という方が回答された方の42.8%になっています。暮らしの状況を聞いた設問もあるんですが、「苦しい」「やや苦しい」を合わせて54.7%の方がやはり大変な状況だなというふうなことがこの中で読み取れます。国民年金というのは、満額もらっても年間で78万8,900円という金額で、月にすると6万5,700円というような金額だけで生活されている方が半数以上ということでは、大変厳しいなというふうに思います。

 また、介護保険料についてもお聞きしている部分がありまして、応分な負担は「やむを得ない」というふうに30%の方が答えているんですが、36.6%の人が「低所得者にももっと配慮をしてほしい」というような回答を寄せています。また、サービスの利用料についても「適当だ」という人が37.4%いますけれども、「高い」「やや高い」と感じられている方が25%といった合計の数字にもなっています。

 また、これから特に力を入れてほしいという設問では、一番数が多いのが「家族の介護負担を軽減するための施策の充実」ということを挙げていて、次が51.2%で「介護施設の拡充をしてほしい」、3位がやはりこれも43.7%、3番目が「低所得者の負担軽減」、これを配慮した見直しを行ってほしいというようなことが出ています。ぜひこの状況を懇話会の中で検討していただいて、今の高齢者の状況をしっかり把握した中での第5期の事業計画をつくっていってほしいなというふうに思っています。

 軽減制度は、国の関係ではできるという答弁だったので、ぜひとも実態を反映したそういう介護保険料についてもしっかりと見直しし、継続すべきことは継続するということの中で、このアンケートも活用してほしいというふうに思いますが、答弁はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 介護給付費が年々増加をしておりまして、安定的な介護保険制度を運営するためには、被保険者の負担能力に応じたきめ細かい保険料を賦課する必要があるということで、国のほうからも、第5期の策定に当たっては特例の第4段階の継続、それから多段階の設定ということで、国は6段階の設定でありますが、保険者の判断で第5段階をさらに第6、第7というふうな形で多段階に設定をすることもできます。それから、第5期で検討されているのは、第3段階の細分化ということで検討がされておりますので、また、その検討結果も踏まえた中で策定懇話会で十分ご意見をいただき、段階の設定また保険料の設定をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 生活実態を反映して、しっかり検討してほしいと思います。

 介護保険制度の見直しには、あともう一つ、介護事業者の中で、大変人手不足ということがこのアンケートの中の事業者のアンケート調査の中では出ていますが、雇う場合の介護報酬の引き上げ、国が手当でした部分が今度廃止されるというようなこともありますので、実態はなかなか改善されていなくて、それでも少なくて困っているというのが事業者の実態ではないかというふうに思いますので、国からおりてきたというものをそのままやはり踏襲するだけではなくて、実態から踏まえて、国に言うべきことは言うというような姿勢をとってほしいというふうに思います。

 市民にたくさんのサービスを提供したいというふうになると、給付費がふえて、それが今の介護保険料にすぐリンクしてはね返るというのが、今の介護保険のとても大きな問題だというふうに私も思いますので、その辺のこともしっかり国に意見を上げていってほしいなというふうに要望をしておきたいと思います。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 次の質問に移ります。

 一般質問の第3に、成年後見人制度について質問します。

 平成12年からスタートした成年後見人制度は、精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益をこうむらないように家庭裁判所に申し立てをして、その方を援助してくれる人をつけてもらう制度です。ひとり暮らしの老人が悪質な訪問販売員にだまされて高額な商品を買わされてしまうなどといったことをよく耳にしますが、こういった場合も成年後見人制度を上手に利用することによって被害を防ぐことができる場合があります。

 高齢化が上昇し、核家族化が進む中、ますますこの制度が求められてきています。障害者ふれあい計画でも在宅福祉サービスの利用援助の中で、「成年後見人制度の利用を促進する」としています。甲斐市には、成年後見人制度支援事業があり、申し立てに関する経費の登記手数料や鑑定料、また後見人などの報酬の全部または一部を助成しています。韮崎市でも、この制度の周知徹底とともに助成制度をつくるべきです。見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 成年後見人制度についてお答えします。

 市においては、平成19年度に審判請求に関する要綱を、また、平成21年度に後見人等の報酬に関する要綱を整備し、それらに伴う予算措置も行っております。

 今後、認知症で一人暮らしの方などこの制度が必要と思われる方の増加が予想されますので、制度の周知徹底を図ってまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 平成19年からの予算措置の具体的な中身をお知らせください。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 件数にしましては1件分の法的な手続の審査料並びに報酬等を、1件分ですが、後で件数がたくさん出た場合につきましては補正対応ということでもって予算措置をしてございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 執行状況はいかがですか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 現在までで執行したケースはございません。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 今のところ、19年からの周知徹底というのはどういうふうにして行われましたか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) リーガルサポートさんとか行政書士の方々の協力を得まして、講演会、講習会等を年に1回から2回やっておりますが、あと家族会のほうの委員さん等を通じて、こういう制度がありますよということをPRに努めております。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 先ほど取り上げた高齢者のアンケート調査の中でも44.1%が成年後見人制度を「知らない」というふうに答えていらっしゃるんです。他市と比べて、こうした取り組みが今までの現状ではやはり知られていないというのが状況ではないかなというふうに思います。

 このことにかかわっている専門家の間からも、ほかの−−今も利用者はゼロだったということなんですが、こうした制度を持って、それを知らせて利用している県が近隣で幾つも出ているということで、やはりこれについての周知徹底というのも必要というふうに思いますが、これからそういうことで充実をしていくということも考えると、どんなことが考えられるかなというふうなことをお聞きしたいんですが。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) うちのこの事業につきましては、全然機能していなかったということではなくて、もう一歩手前の段階でもって、やっぱり後見人制度に正式に乗せるのをやめた方とかというケースは多々あるんですが、いずれにせよ、この制度については周知徹底をしていって、使いやすい方法なんかを考えていかなければならないと思うんですが、いずれ市民が気軽に相談してくれるような窓口にするとともに、よそでもぼちぼち始めているところがあるんですが、市民後見人制度なんかもハードルを下げて、相談を気軽にできるような体制をとっていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) そういう状況がある中で、身内だからということで何だか済ませてしまっている部分もあるかなというふうに思うんですよね。でも、やはり法的にしっかりと権利を行使できるという面では、やはりこの制度を利用して、そういった被害があったときにやはり取り消せる権利を取得しておくということが大事だなというふうに思うので、やはり相談に乗ったときに、それを積極的に勧めていくか、それとも家族内で解決する方向に持っていくのかということでは、通れるかなというふうに感じています。せっかくのよい制度でもありますし、これからますます必要があるので、ぜひ周知徹底と積極的な取り組みということで努めていただきたいというふうに思いまして、要望としておきます。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) それでは、次の質問に移ります。

 一般質問の第4に、救急医療の充実について質問します。

 私たち日本共産党の行ったまちづくりアンケートでの医療福祉分野で力を入れてほしいもののトップは、「救急医療」の充実でした。具体的に寄せられた声は、「子供の40度の高熱で、救急医療のところに行っても拒否をされた」「夫が急にぐあいが悪くなり、救急車の中でなかなか受け入れ先が見つからず、これでは、もし手おくれにでもなったら大変なことになる。不安でいっぱい」「ふだんかかっていて、入院の経験もある韮崎市立病院で、緊急のときに見てもらえたら安心なのだが」などなどです。

 市立病院の案内では、休診日の案内のお知らせに、「急患はこの限りではありません」とただし書きがありますが、韮崎市立病院の急患の受け入れ状況はどうなっているのかお示しください。

 身近な公立の医療機関への市民の期待は、大変大きものがあります。「日常の様子がわかっている医者に診てもらいたい」「子育てになれない父母の、すぐに相談に乗り不安を解消してくれる場所に」など、こうした思いに市はこたえていくべきと考えますが、見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 救急医療の充実についてお答えをいたします。

 急患の受け入れ状況についてであります。

 まず、受け入れ体制でありますが、当院は、救急医療機関の認定を受けており、峡北地域休日夜間救急病院として輪番制により救急業務を充てられ実施しております。院長及び眼科医を除く医師13名が、原則土曜日の昼夜及び日曜・祝日の昼間には、内科系・外科系の2名、その他の日は1名体制により実施しており、365日受け入れ可能な体制を整えております。

 次に、昨年度の救急受け入れ患者数は、延べ4,274人であります。救急医療に対する市民の期待は十分に理解いたしますが、少ない医師数や過重労働勤務の中では業務拡大は困難であり、現状体制で救急医療を継続してまいりたいと考えますので、ご理解願います。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 4,274人という数字をいただきました。このうち救急車で運ばれて受け入れた方と直接病院に急患で診てほしいという方がいると思いますが、その数字はわかりますか。



○議長(嶋津鈴子君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) お答え申し上げます。

 4,274件のうち、救急車では1,067件でございます。この差が、要するに自家用車等でご来院された救急患者の件数でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 救急の患者さんの病状とか、そのときの市立病院の体制などでお断りというか、受け入れられないというような状況があると思いますが、具体的にはどういうようなときに、そういうことが発生するのかお示しください。



○議長(嶋津鈴子君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) 当院で受け入れができないという場合というのか、ケースは5点ほどございます。

 1つは、手術をしていると、特に整形・外科系の及ぶ患者さんには、手術中で受け入れられないということが1つです。

 それから、入院ベッドがあいていないと。では診るだけ診てくれというのもあるんですけれども、結局、事前に救急車と連絡をとりますと、入院に及ぶ状態の患者さんでございますのでお断りするということでございます。

 3つ目は、入院患者が急変しまして、救急当番の医師が手が離せないということでございます。

 4つ目は、救急車が見えて、措置をして、その次の救急車が来た場合、これはもう手が出せないということでお断りをしています。

 それから、最後は、うちは内科と外科系は複数いますが、各科で、脳外科とかそういうところは1名しかおりませんので、学会とか大学の奨励会というのがございまして、不在ということで、こういったケースのときにはお断りをさせているということでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) それでは、この4,274人受け入れたけれども、では、そういった今の5種類のことで受け入れられなかったという件数は掌握していますか。



○議長(嶋津鈴子君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) そこは、件数は把握しておりません。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) ぜひそんな掌握もしてほしいなというふうに思いまして、要望いたします。

 私も広域の峡北消防のほうからもデータをいただきまして、1,067件、韮崎市立病院で平成22年の1年間の数字をもらっています。ちょっと数字がずれていますけれども、大体1,000ちょっとの受け入れを市立病院でしてくれているということで、全体的な割合を見ましても、ほかは3けたですから、4けたにわたって受け入れてくれているというのはやはり市立病院だけなので、この管内でやはり市立病院が果たしている役割というのは大きいものがあるなというふうに数字から見て考えて、大変重要だなというふうに思っています。それ以外にも、やはりこうした救患の受け入れに力を尽くしているということで、大いにそれはこれからも充実をさせていってほしいなというふうに思います。

 しかし、現実は、私たちのところにもそういった思いを訴えてこられた方がいるということは先ほど述べましたけれども、救急車が来ても、何カ所も当たったけれどもやはり見つからなかったという現状があるのはまたこれ事実でして、これも峡北消防のほうからの資料をいただきましたけれども、峡北消防のほうでもこういった事態をやはりしっかりつかんでおかなければいけないということで、この4月からきちんとしたそういった、何回当たって行き先が見つかったかというデータをストックしているそうです。

 これは、ことし4月から8月末までのデータなんですが、韮崎市内だけで451件の要請があったそうです。そのうち1回で決まったのが362件ということで、私この数字を見てちょっとほっとしたんですけれども、80%ぐらいがやはり1回当たって医療機関に搬送先が決まったということでは、こういった数字でよかったかというふうに思うんですが、やはり2回、3回、4回、5回、その辺が2回は8.4%、3回で決まったのが5.3%、4回が3.7%というので、そのときの病状によってその危険度は違うかと思いますが、こういった状況があるということで、何と1件のケースだったんですが、11カ所当たってやっと見つかったというケースも1件あったということです。

 パーセントだけでは、これはかれないと思うんですね。やはりそのときの患者の気持ちとか患者の家族の気持ちを思うと、この辺の状況は何とか改善をしていかなければならない状況だということがこの数字を見てわかるんですけれども、昨日の答弁でも、何とかこの辺を解消したいということで、市内の民間の医療機関に協力をお願いしているということで、その点で、制度がうまく機能しているかどうかお聞きしたいんですが。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 北巨摩医師会による一次救急の実施状況についてのお尋ねですが、今、4月からですが、7月までの合計で47件、この間、4カ月間で80日間を実施して47件ですので、1日平均1.7件で、あと6時から9時までという時間帯の中ですので、6時台が16件、7時台が22件、8時台が9件と、7時台の患者さんが一番多かったということでもって、あと診療科につきましては、一番多かったのがやっぱり小児科と内科でございます。それに次いで外科等が実績として、データとしてこちらのほうに上がっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 開業医の皆さんたちの協力、本当にありがたいというか、それがどんどん広がっていけばいいかなと思うんですが、まだまだ改善点があるかと思うんですが、その辺はいかがですか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 救急医療の、今前段でお話のありました全体の件数の中の約40%以上が一次医療でもって間に合うというか、大丈夫であった患者さんのようですので、いかに一次医療の中で、患者さんが二次に−−本来、本当に二次医療を必要とする救急の患者さんのための医療を確保するために、どういうふうにして一次医療の患者さんを減らしていったり、救急車を必要以上に利用される方に、正しい利用を周知していくかというようなことも周知徹底していくことも必要かと思いますが、とにかく一次医療でおさまる患者さんにつきましてはそれなりの対応をしていただいて、本当に生死にかかわるような二次・三次医療の必要な患者さんについて本当の救急医療を実施していくことが、今後、課題だと考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 身近な市立病院への努力を大いにしていただくということと、やはりこの管内の医療機関の協力を充実していくということと、あと民間の医療機関においても、やはり今のところ時間が夜中ということではないので、夜中も含めて協力体制をとれるかどうかその辺を、やはり市が中心となって市民の健康を守る、命を守るという点ではもっともっと努力をしてほしいというふうに思うんですが、その辺についての見解をお聞きしたいですが、病院とそれぞれお願いします。



○議長(嶋津鈴子君) 中村病院事務局長。



◎市立病院事務局長(中村徹君) 病院におきましては、先ほどの残念ながら受け入れできないケースというのもありますし、7月に内科医が1人やめたという、要するにスタッフの体制の問題もございますけれども、病院のほうとしては、健全経営計画でも救急医療はやるんだという考え方は医療スタッフにはピシッと言っておりますので、その辺は役割を果たしていきたいということでございます。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 4月からスタートして、北巨摩医師会による一次救急ですが、また半年以上経過した中でもっていろいろな反省会とか検討会があろうかと思いますが、現在、開業医の先生の診療所なり病院で一次救急をやっているような状況ですので、そこの周知徹底がちょっと難しいというかわかりづらい部分がありますので、例えば、市立病院1カ所で、先生方に逆に来ていただいてやるかとかいうような、いろいろな検討することは、課題はあろうかと思いますが、9月か10月にその検討会が開かれるように話を聞いていますので、また、そこの場でもって、現状を踏まえた中で検討をして、改善をできるものはしていきたいというような要望も出していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) なるべく不安になるような状況が少しでも改善されるように努力をしていただきたいと思います。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 次に移ります。

 一般質問の第5に、市立保育園のエアコン設置について質問します。

 韮崎市では、市内9カ所の保育園に700人近い園児が生活しています。そこでの環境を整えていくことは重要です。近年の厳しい暑さに対しての暑さ対策が求められています。以前から乳児室にエアコン設置を進め、今年度も西保育園の2階に設置の予算が組まれています。しかし、全体ではエアコン未設置の部屋が25室残されています。

 保育園では、小・中学校と違い夏休みもありません。体温調整機能もまだ未発達なのが乳幼児です。暑さ対策で優先すべき場所です。すべての年齢の保育室にエアコン設置をすべきです。特に低年齢児の部屋は優先していくべきです。ことしの残暑は、昨年との比較では厳しさも抑えられた状況ですが、今後の方向も含めて、市の見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 市立保育園のエアコン設置についてお答えいたします。

 遊戯室及び乳児室につきましてはすべての保育園にエアコンの設置を完了し、その他の保育室につきましては順次設置を行っているところであります。本年度は、韮崎西保育園2階の保育室に新たにエアコン2基を設置したところであります。今後につきましては、保育園の再編整備計画を考慮した上で、計画的に順次設置してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 乳児室は、随分先んじて設置したということもわかっています。それから、調理員さんたちが大変な思いをしている中で、調理室にも既に設置がされています。25室未設置と言いましたが、設置されているのが幾つで、そのうちの25室という割合だと思うんですが、既に設置が済んでいるのは何室ですか。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 保育園、市内全園の中で、設置済みの保育室につきましては20室でございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) まだまだ設置していないほうが多いというこの数字ですが、計画的に設置をしていくということで、この計画というのは、どのぐらいのスピードというふうに考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えいたします。

 市長の答弁にもありましたように、遊戯室、それから乳児室につきましては全園で設置をしてございまして、年長室につきましてまだ未設置の箇所があるということで、今後、設置を計画してまいる予定でございますが、保育園の再編整備計画もございますので、それを踏まえて中で順次設置を検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 建物が古く、統合問題も起きていますけれども、保育園統合を控えているから設置を控えるというようなことはしないようにしていただきたいなというふうに思います。その年その年の子供たちの成長に大変かかわる問題なので、統合問題は大人の問題なので、その辺は速やかに、特に乳児の次の段階、1歳児、2歳児、3歳児、その辺がやはり体温調整では大変厳しいというようなこともありますし、その辺と、あと子供たちがたくさんいる大きな規模の保育園から、速やかに設置を計画してほしいというふうに要望をして、次の質問に移ります。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 一般質問の第6に、下水道整備区域外の合併処理浄化槽設置促進について質問します。

 前回の6月議会で、私は、下水道区域外での合併浄化槽の処理水の排水問題を取り上げましたが、今回は合併浄化槽設置そのものについて取り上げます。北東地区の議会報告会でたびたび参加者から出されるのがこの問題です。

 下水道整備区域には、下水道特別会計に一般会計からの多額の繰入金(平成22年度では6億1,000万円)があり、その負担は全市民が負っています。その地域に投入する税金を、下水道整備区域から除外された地域にも同等とは言わなくても投入し、水質汚染の改善を図る対策をとるべきだというのが除外された地域の訴えです。

 韮崎市の設置促進事業は、平成22年度決算では46件に補助をしています。事業費は、平成22年度決算で1,725万円、うち一般財源は576万円です。補助限度額は、5人槽で33万2,000円、7人槽で41万4,000円で、設置費用の4割のいずれか低いほうとなっています。

 韮崎市の補助はこうした内容ですが、甲斐市では、合併浄化槽事業特別会計を組み推進を図っています。平成23年度予算は4,500万円で、新たな設置を30件の目標で取り組んでいます。設置だけではなく、その後の維持管理についても市が行っているのが特徴です。市民は、浄化槽設置費用の10分の1を負担金として支払い、その後、月々の利用料を支払います。特別会計の財源は、3分の1が国の合併浄化槽市町村設置補助、ほかに30分の17の起債、一般会計、利用料となっています。担当者は、メリットとして、初期の市民負担が少ないこと、設置後の維持管理が予算はかかるが個人任せでないので確実に管理できるなどと述べています。

 この制度が、このまま韮崎市に適用可能かは調査が必要と思いますが、不可能の場合でも、補助限度額や補助率の引き上げ、処理水の放流先の確保などを行って推進をしていくべきです。見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 下水道整備区域外の合併処理浄化槽設置促進についてお答えいたします。

 現在、浄化槽普及事業補助金につきましては、平成14年度より、下水道計画区域内の方との生活環境の公平性を保つため補助金を交付しておりますが、その補助率につきましては、現行どおり国・県の補助基準に基づき交付してまいる考えであります。また、処理水の放流先につきましても、既存水路の調査を行い、検討してまいります。

 なお、市町村設置型浄化槽整備事業につきましては、今後、研究してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 検討ということですが、今のような韮崎市の補助制度をとるのか、それとも今の甲斐市のような方法をとるのか、法的には全然どちらも選択ができるということの確認でいいですか。



○議長(嶋津鈴子君) 石原上下水道課長。



◎上下水道課長(石原茂君) 法的に確認ができるかどうかということでございますが、その辺についてはちょっと調べてみないとよくわかりませんので、少し勉強させていただきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) 甲斐市が特別によくて韮崎市がだめということは多分ないと思いますので、ある地域を指定して、そこを特別会計を持ってやっていくということは可能だなというふうに思うんですが、私は、全体的な韮崎市の水質汚染、下水道計画も含めてどう進めていくかという問題の中では、全体を見る必要があるかと思います。

 平成22年度の下水道の事業の中で、どこまで普及率また水洗化率がどのぐらい進んだのかお示しください。



○議長(嶋津鈴子君) 石原上下水道課長。



◎上下水道課長(石原茂君) お答えをいたします。

 平成22年度までの普及率でございますが、56%でございます。また、水洗化率でございますが、82.2%となっております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) それは下水道の整備に入っている中での話なので、今回の問題は、その区域から離れた、除外されたところをどうやって水質汚染を防いでいくかという問題だと思うんです。やはりその部分についても、今後、下水道地域は計画的に進めていきますけれども、やはり外れたところでも合併浄化槽を推進するなら、それなりの計画を持ってしっかりと取り組んでほしいというふうに思います。

 甲斐市では、全体を29年までに85.3%に持っていくということを計画していますので、ぜひとも今後の検討をしっかりしてほしいなというふうに思います。

     (17番 小林恵理子君 登壇)



◆17番(小林恵理子君) 時間がないので、次の質問に移ります。

 最後に、市道穴山5号線の整備について質問します。

 ご存じのとおり、この市道穴山5号線は、穴山、藤井、中田の小学校合併時に、通学バスの利用を前提に拡幅され、その後の方向が確定できずに今に至っていると聞いています。朝の通勤などで利用する乗用車も多く、道幅が急に狭くなるために危険な道となっています。改善を求める声が常に出されています。

 3町の地域代表や関係者などを集めた検討委員会などをつくり、今後の計画を立てていくべきと考えますが、穴山5号線について、市はどのような方針を持って進めていくのかお聞きします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 市道穴山5号線の整備についてお答えいたします。

 この路線は、平成10年に工事を終了したものでありますが、今後の方針について、地元関係者の意見を聞き、調査してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) ぜひ地元関係者の意見を聞き調査するということを早急に手をつけていただきたいなというふうに思います。

 北側から走ってきて、本当に急に道幅が狭くなるので、皆さん危険を感じている道がこの穴山5号線の問題なんですが、危険な部分だけでも改修に手を出すというようなことはできないんでしょうか、お聞きしたいと思うんですが。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) 先ほどの質問の一部分についての改修でございますけれども、先ほどの市長の答弁のとおりでございます。今後の方針につきまして、地元の関係者の意見を聞き、調査し、危険なところにつきましてもどのような対応をしていくかという部分を、地元関係者と話をする中で検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林恵理子さん。



◆17番(小林恵理子君) あそこの周辺には、この間、市が旭ダイヤから寄附があった広い市有地も広がっていますので、またその利用、活用などを考えると必ずアクセス道路としては考えなければいけない道だというふうに思いますので、小学校の合併時云々の状況と随分長い間たっていますので、そこを離れて新たにどうするかということで早急に関係の町の人たちと協議をして進めていってほしいというふうに思います。要望として上げておきます。

 以上で一般質問を終わります。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で小林恵理子さんの質問は終わりました。

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△森本由美子君



○議長(嶋津鈴子君) 8番、森本由美子さんを紹介いたします。

 森本由美子さん。

     (8番 森本由美子君 登壇)



◆8番(森本由美子君) 8番議員、公明党の森本由美子でございます。

 通告に従いまして、一般質問を行わせていただきます。

 まず、1点目といたしまして、女性特有のがん検診を受けやすい環境づくりについてお伺いいたします。

 2007年6月、がん対策基本計画が策定され、計画の1つとして、2011年度までの5年間でがん検診の受診率を50%以上にするという大きな目標を掲げ、本市におきましてもさまざまな対策をとり推進をしております。特に、女性特有のがん、乳がん・子宮がんの検診につきましては毎年受診率が向上し、昨年度、平成22年度の受診者数では、平成20年度から比較すると乳がん検診では約350人ふえ、また子宮がん検診では400人受診者がふえております。ともに節目の方への無料クーポンの発行も受診率アップの起因になっているものと思われます。

 しかしながら、受診率で見ますと、目標達成するまでにはさらにさらに知恵と工夫と、さらには一人一人の健康に対する意識改革を啓発していかねばなりません。特に、子宮がん検診の受診者の中で要精検者は倍にふえており、単純に考えると、さらに何倍もの女性の罹患者が潜在しているのでございます。

 多くの市民の方々の中で、今までに検診を受けたことがない方、もう何年も受けていない方々に遭遇します。今や2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっているということを訴え、検診されるように促しております。その折に、どうして検診に行かないのかを聞きますと、「総合健診、乳がん検診、子宮がん検診が一度に受けられないため、全部受ける時間がとれない」という声を多く聞きます。

 そこで、1点目の質問ですが、韮崎市立病院で、一度で検診が済ませられるよう婦人科の設置を推進していただきたいと考えます。検診の日のみ、女性の婦人科医に勤務していただくことで検診率アップにつながり、女性の健康を守ることにつながるのではないでしょうか。市長のお考えをお伺いいたします。

 また、2番目としまして、マンモグラフィーによる検査の対象年齢の引き下げについてお伺いいたします。

 やはり市民の方からも切実な要望がございました。現在では、40歳以上を対象に、1年置きにマンモグラフィーによる乳がん検診が行われております。がん対策には、早期発見・早期治療が欠かせません。最近では、20代から30代の若い世代の方々の中で乳がんを発症する人がふえているということです。国立がん研究センターがん対策情報センターの資料によりますと、35歳から急激に罹患率が増加しております。ありがたいことに本市では25歳から超音波での検診は勧奨されておりますが、さらに微細な石灰化が発見できるマンモグラフィーによる検診を、せめて30代後半から受けられるようにしていただきたいと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、3番目といたしまして、検診会場での託児についてお伺いいたします。

 先ほども申し上げましたが、子宮がんもそうですが、乳がんも20代から30代の若い世代で発症する方がふえております。ちょうど小さな子供を抱えた子育て世代のお母さん方です。乳幼児を抱えていてはなかなか検診をしづらいものです。大切な大切なお母さん方の声です。ぜひ検診を受けやすい環境を提供するためにも、検診会場に無料の託児を設けていただきたいと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 4点目としまして、個別の周知についてお伺いいたします。

 これまでも当局ではさまざまな対策を講じていただいていますが、事業所にお勤めの方々でなかなかがん検診を受ける機会のない方も含め、本市のすべての女性の対象の方々へがん検診の周知を徹底する必要があると考えます。今後の周知方法はどのようにされるのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 森本由美子議員の質問に対する答弁を行います。

 女性特有のがん検診を受けやすい環境づくりについてお答えをいたします。

 初めに、韮崎市立病院への婦人科の設置についてであります。

 現在、婦人科医師の確保が見込めない状況から、婦人科の設置は困難と考えております。

 続きまして、マンモグラフィーの対象年齢の引き下げについてであります。

 現状といたしまして、乳がん検診の対象年齢につきましては、厚生労働省の指針が40歳以上としていることから、本市も同様としております。若い人は乳腺の発達段階にあり、乳腺の高密度の部位はマンモグラフィーでのエックス線写真が鮮明に写らず、診断も困難であることが理由と挙げられております。市の検診対象者は40歳以上としておりますが、個々の受診者の状態により、40歳以下であっても医師の判断によりマンモグラフィーによる検診が可能となっております。

 続きまして、検診会場での託児についてであります。

 ニーズの有無や検診会場の環境等を調査し、今後検討してまいります。

 続きまして、個別の周知についてであります。

 現在、国保加入者には、全員受診・未受診の通知を出しております。ご指摘の事業所などでの検診を受ける機会のない方につきましては、小規模事業所の健康づくりについて検討し、商工会を通じての受診勧奨や市のがん検診の受診を文書等で促すことで、徐々に効果を上げております。今後、検診対象者全員に検診案内等を行い、市民のがん検診の受診機会の確保に努めてまいりたいと考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ご答弁ありがとうございました。

 女性のがん対策につきましては、私は毎回質問させていただいているところでございますが、日本の半分は女性でございます。その大事な活力が生かされるためにもがん対策はとても大事かと思いますので、また今回もさせていただきます。

 がん対策は、先ほども申し上げましたとおり、早期発見また早期治療が大変重要でございます。先進国のイギリスまたカナダ、オーストラリア等におきましては、例えば、乳がん検診で見ますと70%から80%の受診率を毎年維持しているということでございます。初めてがんにかかるという罹患率でございますが、これは増加傾向にあるということでございますけれども、死亡率は減少しているということでございます。そういうことを考えますと、やはり早期発見が功を奏しているんだなということがわかるわけでございます。

 先ほども申し上げましたけれども、本市におきましての受診率は少しずつふえてはいるところでございますが、まだまだなかなか目標までには上がっていないのが現状でございます。そこでお伺いしたいのは、平成22年度の乳がん・子宮がんの昨年度の受診率をお伺いしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 平成22年度、子宮がんの受診率は11.4%でございます。また、乳がん検診の受診率は15.9%でございました。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。この11.4%と15.9%は、無料クーポンの検診も含まれているんでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 含まれておりまして、子宮がん検診につきましてはクーポン券による受診の成果が1.3%、乳がん検診につきましてはクーポン券で受診率のアップ分が2.8%ということでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 やはり先ほど先進国の例を挙げましたけれども、片や70から80%の受診率があり、本市ではこのように−−また分母の人数にもよると思いますけれども−−まだまだ受診率が低い状況でございます。受診率が上がらないということで、なぜ上がらないのか、その一つ一つをやはり検証していく必要があるかというふうに思っております。

 受けない理由の1つとして、先ほども申し上げましたけれども、やはり検診が一度にできないということが、そういう声がありました。若い方の受診率がどうなのかというふうに思うんですが、若い方々は、特に女性の医者による検診であればありがたいという声が多く上がっておりました。

 そこで、今の受診率ですが、これは22年度の受診率で、年代別でわかりますでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 年代別の資料はちょっと手元にございません。後でお答えさせていただきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) 恐らく全国的な傾向で見ますと、やはり例えば子宮頸がんで見ますと、今20代、30代が非常にふえているんですが、その20代、30代にぜひ受けていただきたいところが、20代、30代の受診率が一番低いというのが現状のようでございます。

 先ほども申し上げましたけれども、特に若い女性の方々が安心して検診を受けやすい、一度で受けやすい、そういう環境をぜひつくっていただきたいというふうに思うわけでございますが、例えば、安心して受けられるレディースデーなどを設けて、そこで女性の医者による一度で受けられるがん検診、ぜひ開設していただけたらなというふうに思うんですが、このような考え方はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 本市におきましても、平成17年、18年に、レディース検診ということを考えて一応計画したような経過もありますが、今まで話の中に出てきたように、女医さんの関係とか施設的な問題の件でもって実施には至らなかったようなこともありますが、今後も一つの検討の中には入れていきたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。女性の婦人科の医師がなかなかいないということでございますけれども、ぜひ強いて探していただきたいなというふうに思っておりますので、また受けやすい環境をぜひつくっていただく努力をよろしくお願いしたいと思います。

 また、次のマンモグラフィーによる検診でございますけれども、先ほども申し上げましたが、国立がん研究センターでの集計によりますと、これは2005年のデータでございますが、乳がんの罹患率は、特に35歳から急激にふえていまして、50歳が一番ピークなんだそうですけれども、非常に35歳からが急激にふえているという現状でございます。

 本市のある女性の方からいただいたお話でございましたけれども、その方は2人の幼いお子さんがいらっしゃるお母さんです。現在39歳でいらっしゃいますけれども、毎年、乳がん検診は行っていたということです。その乳がん検診はエコー検診(超音波検診)でございましたので、もちろんマンモではございませんでした。

 ことしになって、自分で異変を感じまして、実費でマンモグラフィーの検診をしたところ、石灰化が見つかったということでございました。それは調べたら悪性だということで全摘をされたようでございます。まだこの3月ということで、非常に大変な思いをまだまだされているわけでございますけれども、その方から、ぜひ30代でもマンモグラフィーを受けられるようにしてほしいと、これからの若いお母さん方のためにもぜひ進めていただきたいと、そんな声がございました。

 厚生労働省の指針では40歳以上とされておりますけれども、期数年齢ですので、実際には41歳からということになるわけでございますが、マンモグラフィーでないとわからない、乳がんに特徴的な石灰化が見つかるわけでございます。40歳以下でも、先ほどは医師の判断でマンモグラフィーが受けられるというふうに言われておりましたけれども、なかなか触診では石灰化まではわからないと思うんですね。そういう意味からも40歳以下の方でもマンモグラフィーが受けられる、そういう体制にぜひしていただきたいというふうに思いますが、この辺の考え方、もう一度いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 一部の県におきましては、既に30歳代後半からのマンモによる検診の実施を始めたところもあるように伺っております。また、年齢につきましては今ちょうど論点となっているような部分がありますので、検診対象の年齢につきまして、国の動向も見る中、また医師会並びに検診医療機関等ともまた検討をしていって、前へ進めるように考えていきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。確かに、35歳から、30代から進めている自治体も出てきておりますので、ぜひこういう切実な声を聞き受けていただいて、実施していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、検診会場での託児についてでございますけれども、やはり子育て世代の方々です。何度も申し上げておりますけれども、「受けやすい環境を整備していただきたい」という声がございます。

 先日も、やはりある若いお母さんが赤ちゃんをだっこして検診に行かれたそうでございますけれども、子供が泣き叫ぶ中で検診を受けたそうでございます。「大変でした」というふうに、ちょうど帰ってこられたときに私も遭遇したわけでございますが、「どこかに預けてまで検診には行きたくない、なかなか行かれない」という、そういうのがお母さん方の声ではないかというふうに思います。検診会場で無料で子供を預けられれば安心して検診が受けられる、このようになるかと思いますので、ぜひまた要望をかなえていただきたいというふうに思うんですが、このような要望につきましては、今まではいかがだったでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 担当の保健師並びに受診機関の担当者等にもちょっと確認をしたんですが、ちょっとそういう要望は聞いていないということでした。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) 私は、何人かの方から伺っているんですけれども、先ほどもご答弁の中で、これからニーズを調査すると言われておりましたが、具体的にはどのように行っていかれるのでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 間もなく今年度の第2弾というか後期の検診も始まります。その中で現状を見ながら、また、そのような受診者の方がいたら直接意見を聞いてみたいと思いますし、また、今後、話が出てくると思いますが、アンケートの中でも機会がありましたら、そんな項目も入れてみたいなということを考えています。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ぜひ乳幼児健診等も活用しながら、お母様方のニーズを聞いていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、個別の周知についてでございますけれども、先ほども検診対象者全員に案内を出していくというふうに言われておりましたけれども、商工会を通じての受診勧奨もしていただいておりまして、非常にありがたいというふうに思っております。

 現在は、女性のがん検診につきまして、まず、保健センターの窓口に行って申し込みをするというふうになっておりまして、その上で受診券をいただいて、また自分で医療機関に予約をとってから、その当日に検診に行くというふうになっております。いわゆる2回足を運ぶような形になっているところでございますけれども、やはり市民の方から、これが大変だというふうに言われております。

 例えば、甲府市なんかでは、1回で済むようになっています。それは、健康手帳というのがありまして、それは市民の皆さんに3月に送られるようなんですけれども、その中にこのような乳がん検診受診票とか子宮がん検診の受診票というのがそこに挟んでありまして、これを持って、自分で電話で医療機関に−−ここに指定病院がありますので、予約をとっていただいて、当日、これを自分でコピーなり破いて持っていくなりして検診に行かれているようです。いわゆる1回で事が済むということになっておりますけれども、ぜひもし個別に案内を送るということであれば、受診券もあわせて対象の女性の方々に送っていただいて、1回で事が終わるような形にしていただければなというふうに思いますが、そんなようなご要望もございましたので要望させていただきますが、その辺の考え方はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えします。

 手法につきましてはいろいろ考えられると思うんですが、市長の答弁の中にもありましたが、全員に検診案内を送るという中で、乳がん検診を希望する・希望しない、子宮がん検診を希望する・希望しないと。希望する方につきましては、既に事前にその時点でもって送るというような方法も考えておりますが、いずれにせよ、1回で済むような方法は、いろいろ今言うようにありますので、できるだけ検診が受けやすいような環境の整備をしていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。ぜひ簡素化をしていただきたいと思っております。

 いずれにしましても、当局でもさまざまな工夫をしていただきまして本当に感謝の思いでいっぱいでございますけれども、一人の大切な命を守りたい、この思いを共有しながら、また、さらにがん対策へ取り組んでいただきたいというふうに思っております。

     (8番 森本由美子君 登壇)



◆8番(森本由美子君) では、次の質問に移ります。

 2点目といたしまして、人間ドックの助成の拡大についてお伺いいたします。

 現在、本市では、男性に1万円、女性に1万5,000円の助成を行っております。人間ドックにかかる費用は、内容にもよりますが、一般的には男性が3万5,000円、女性が4万円ほどかかります。したがって、自己負担は2万5,000円ほどとなり、かなり高額でございます。周辺の他市と比べますと、ばらつきはありますが本市の自己負担は突出しています。

 各種がん検診も含め、1日で済ませられる検診はとても魅力的ですし、有効的です。がん検診率アップにもつながり、早期発見・早期治療で医療費の抑制にもつながると思います。人間ドックの助成の拡大についての今後の市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 人間ドックの助成の拡大についてお答えいたします。

 人間ドックの助成額につきましては、定期的に見直しを行っており、明年度に向け、公費助成の拡大を検討しております。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。今ご答弁で、明年度に向けまして、その助成の拡大を検討していくという前向きのご答弁をいただきました。

 先ほども申し上げましたけれども、本市では、現在、自己負担が男性も女性も2万5,000円という非常に高額でございます。周辺の他市の状況でございますが、当局ではつかんでいらっしゃるでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) ここに一覧表があって、あらかたの市町村の状況は把握しておりますが、傾向としましては、公費負担と自己負担がちょっと逆みたいなところが多くて、自己負担が男性が1万円から1万5,000円、女性が1万5,000円から2万円の範囲で人間ドックが受けられるような体制のところが多いかと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 例えば、甲斐市では、国保加入者については7,000円で受けられるということで、本市の方からも、何でこんなに差があるのかというふうに聞かれたときもあったんですけれども、今検討されているかとは思いますが、自己負担をどの程度にしていかれようとしているのか、今お考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 今後、担当部局と協議ということになろうかと思いますが、今まで助成をしていた内容、過去に自己負担金が男性が1万5,000円、女性が2万円分で済むようなときもありました。そして、あと節目ドックなんていうときもありましたが、それぞれの状況なんかをちょっと振り返って参考にしながら検討して、決めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。そうですね、ぜひまた検討していただいて、よろしくお願いしたいと思います。

 また、年齢につきまして、これもさまざま各自治体によって違うところなんですけれども、今、本市では、35歳から69歳までというふうになっておりますけれども、一度にすべての検診ができることを考えると、がん検診の受診率をアップできることを考えますと、もう少し年齢も拡大していくことも必要かと思われますが、その辺のお考えはいかがなんでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 他市の状況を見ますと、69歳、70歳という枠を定めていないところもあるようですので、その辺も含めまして、負担金と一緒に検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ぜひまた若い方々も受けられるような状況を、ぜひ検討して考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

     (8番 森本由美子君 登壇)



◆8番(森本由美子君) では、次に、3点目に移ります。

 荒れた宅地や農地の適正管理についてお伺いいたします。

 ここ最近、宅地や農地で、草が生え放題でそのまま放置されており、害虫や蛇などが住んでいたり、また、冬になれば枯れて火事の心配にもなり、その近隣の方から何とかしてほしいとの要望がありました。片や、持ち主も高齢化し管理していくことが難しい現実もあるようでございます。

 ここ数年、市に対する苦情や要望など、また、それに対してどのように対応してこられたのかお伺いいたします。

 また、今後、ますますこのような事態がふえてくるのではないかと思われますが、今後の対応策はどのようにお考えかお伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 荒れた宅地や農地の適正管理についてお答えします。

 宅地、農地の管理につきましては、土地所有者の責務において訂正な管理を行うことを基本とし、韮崎市環境美化条例に基づき、指導・勧告を行っております。

 本年度の雑草除去等の苦情件数でありますが、宅地については11件、農地については27件あり、今後の対応策も含めた文書による指導・勧告を行い、対応したところであります。今後につきましても、所有者と市、地域が相互に連携を図りながら対応してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。本年度は、宅地、農地を合わせて38件の苦情があったということでございますが、それに対して指導・勧告したということでございましたけれども、その結果、解決まで至っているのか、その辺の状況はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) 指導の状況はということであります。

 まず、宅地につきましては11件、雑草等の除去等の苦情がありました。基本的に所有者の責務ということですので、うちのほうで所有者を調べまして、また対応策も含めた中で文書を送りまして市の勧告を行ったところ、11件のうち10件が対応済みという状況であります。1件につきましては、議員ご存じのとおりのところでありますけれども、これにつきましても各地区の地区長さん、また市、また所有者も含めた中で、あくまでも個人の所有物でありますので、連携した中で対応してまいるところであります。

 また、その処分につきましても、今後、所有者の承諾を得ましたところで野焼き等またごみ処理をすると等の連携を図りながら、処理をしてまいる予定であります。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 農地についてでございますけれども27件、そのうち、今のところにつきましては16件ほどになります。これらにつきましては面積も大きいというふうなこともございますけれども、これらにつきましては、先ほど市民課長また市長が答弁したとおりでございまして、条例等に基づきまして、個人のやはり管理の徹底をこれからも強く指導していきたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 先ほども所有者と市とまた地域が相互に連携をとってということでございましたけれども、やはり所有者の方々が高齢化していく中で、また地域も高齢化していく中で、非常にこれから難しい問題かというふうには思っております。先ほどもご答弁の中で、所有者に対して管理の徹底をしていくというお話でございましたが、やはり高齢化していく中でどのようにしていくのがいいのかなと非常にきっと悩んでしまうところだと思うんですが、具体的な方策としては、今後どのように、先を見たときにどう考えていくのか、その辺をお伺いしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 宅地につきましては、大変難しい問題がありまして、まず、環境美化条例によりますと、土地所有者等の責務が一番の問題になってきます。環境条例の第6条によりまして、まず所有者が適切な管理をしていくことが定められております。そんな中で、やはりまず文書等の中に、「自分で処理できないんであれば、シルバー等が−−お金はかかりますけれども−−要請を得て適正に管理していく」というふうな文言も入れさせていただきまして、まず文書でするといった中で、また地域の地区長さん等に相談しまして、では無理難題はどうしたらいいかというふうなことを、うちも3者で話し合いまして、今後検討していくと、そんなふうな流れで、宅地につきましては処理をしていっている状況です。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 農地につきましても、先ほどの宅地と同じようなことになりますけれども、ただ農地につきましては、やはり先ほど答弁したとおり、非常に面積も大きいとか、そしてまた立地条件の問題もございます。例えばの話が、道づきでないとか不整形というふうなことの中で非常に大変と。これにつきましては、全体的な荒廃の状況等につきましては20年に調査をしまして、市内にたくさんの耕作放棄地等がもちろんあるわけでございますけれども、これらは年計画の中で補助事業等で対応している部分もございます。荒廃地・遊休地を含みますけれども、それと、あとは先ほど市民課長が話をしたように、文書の中にももちろん「シルバー人材センター等に依頼したらいかがでしょうか」というふうな補足的な要請もしております。

 やはりこれらの問題の大きな要因は、議員おっしゃるとおり高齢化等の問題があろうかと思います。また、ほかにもやはり不存在の地主、こういったものとか、あとは財産相続を受けたんですけれども、これらについては管理ができないと、そういうふうな話も聞いておりますけれども、やはり個人が持っているものに関しては、しっかり管理をしていただけるよう、これは電話または文書等でも要請しております。

 そしてまた、地域の皆さん、特に農地の関係につきましては、中山間地域の交付金の活用ですけれどもそれとか、あとは農地・水等の有効利用、こういう事業を活用した中で、地域の皆さんに協力をしていただけるよう要請しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございました。

 先ほどご答弁いただいた中で、まだ合わせて10件が未解決だということでございますけれども、今ご答弁いただきましたいろいろな事業というんでしょうか、組み合わせる中で、また地域の力をかりてということでお話がありましたが、ぜひその仕組みづくり、今後もまた検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

     (8番 森本由美子君 登壇)



◆8番(森本由美子君) では、4点目に入ります。

 4点目といたしまして、障害者の就労支援についてお伺いいたします。

 本市の第6次長期総合計画の中に、障害者福祉の充実の中で、「仕事を求めている障害者の方々が一般就労に移行できるよう支援していく」と掲げられています。障害があっても仕事につき、収入を得、自立をしたいと思っている方は多くいらっしゃいます。そのためには、障害者の方やその家族の方々にも寄り添ったきめ細かい支援を行う必要があります。就職した後もその職場に定着するためのサポートも必要であります。本市として、今後の障害者に対する就労支援にどのように取り組んでいくのか、現状も含めてお聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 障害者の就労支援についてお答えいたします。

 障害者の就労支援につきましては、わかば支援学校などの卒業予定者、福祉施設入所者や在宅の就労希望者等に対して、福祉課及び本市が指定する3事業所の相談員が支援に当たっております。

 その内容といたしましては、障害者就業・生活支援センターや山梨障害者職業センター、ハローワーク等と連携して、一般就労や福祉作業所等の就労先や就労の訓練施設を探すなど、障害者本人の能力や個人及び家族の要望を調整しながら、就労に向けた支援を行っておりますが、今後もさらにきめ細かい支援を行い、障害者の自立を図ってまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございました。今のご答弁の中の相談の方々は非常にご苦労されて、就労に向けた支援をしていただいていると認識をしているところでございます。しかし、なかなか受け入れ先となる受け皿が非常に少ないということで大変だということも聞いておりますが、今のこの現状はいかがなんでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 障害と一口に言いましても、種別によりまして精神障害、身体障害、知的障害といろいろな障害があるわけでございますが、やはり知的の関係の重い方につきましてはなかなか一般就労は難しいということで、福祉課を初め、先ほど市長が答弁しましたように、市内の3事業所、相談支援事業所のほうで障害者の相談に当たっております。そういう中でも、福祉のほうでは一般就労に向けて目標値を設定しまして努力しておりまして、平成22年度につきましては合計3件の方々が一般就労をすることができております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 一般就労への移行について、自立支援協議会というものがあると伺っておりますが、広域で行っているようでございますけれども、これに参加している方々はどのような方々なのか、また、どのような機能を担っているのかお聞きしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えいたします。

 障害者の支援を行うということで、北杜市と韮崎市で共同で障害者の自立支援協議会というものを立ち上げて、いろいろな課題について検討・協議を行っております。その中に所属している方々につきましては、関係機関ということでハローワークも入っております。それ以外には、各支援学校の教諭の方とか障害者の相談を担当している各種事業所等が含まれております。定期的に会議を重ねておりまして、いろいろな障害者を取り巻く課題について検討を行っております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 先ほども目標を明確に定めて、22年度は3件の方が一般就労に移行されたというふうに伺いましたけれども、この長期総合計画の中では、平成30年までに一般就労への移行者数を10人というふうに目標を設定しているところでございますが、やはり就職してから職場で定着をしていく、そのサポートがさらに必要ではないかというふうに思うんですが、職場の中で定着させていくサポートというのはどのようなことを行っているんでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 就職した後のサポートにつきましても、就労する前までの相談につきましても、福祉ではすべての障害者の相談に応じております。障害者の方々から相談があった場合につきまして、福祉課を初め、市内3事業所、専門家の方々がいますので、その方々を含めて相談に当たっております。

 先ほど市長の答弁の中にもありましたように、甲府市の湯田のほうにあるんですけれども山梨障害者職業センター、こちらのほうでも職業の評価とか職業指導等もやっておりますので、市の相談員も含めた中で、こちらの施設を活用したりとか障害者就業・生活支援センターということで、これは「ひだまり」のほうになるんですけれども、そちらの就業相談員の方々とも連携をとりながら、就職後のサポート等に当たっております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 障害者の雇用の促進に関する法律という中で、「一定規模以上の事業主は、障害者を一定割合以上雇用すべき」という法律上の義務を負うということで定められておりますけれども、例えば、この市役所、地方公共団体の法定雇用率は2.1%以上ということで定められておりますが、現状、本市の状況はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 日向秘書課長。



◎政策秘書課長(日向亘君) お答えいたします。

 現状は、うちの場合には、今の法律でいきますと5名、実際には今障害者の方は3名おりますので、2名不足しているという状況であります。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 本市での障害者の職員の採用に当たっての今後の取り組みはどのようなことでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 日向政策秘書課長。



◎政策秘書課長(日向亘君) お答えいたします。

 採用につきましては、行政職、いわゆる事務職ですけれども、受け入れるような形でもってことしも行っております。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 市内の障害者のお子さんを抱えている母子グループの方々ともちょっとお話しする機会がありまして、やはり子供のころは寄り添うことができるので安心ではあるんですが、大人になっていくときに自立していけるかどうなのか、その辺が非常に不安だというお声を聞きました。それぞれこれからも、そのお子さんの障害の程度にもよるんですけれども、ライフステージに合った支援をもっときめ細かく行っていく必要があるんだなというふうに認識をしているところでございますけれども、また障害者の方々の就労支援についても、ぜひまた力を入れていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

     (8番 森本由美子君 登壇)



◆8番(森本由美子君) では、次にいきます。

 5点目といたしまして、通学路などの安心・安全についてお伺いいたします。

 まず、1点目として、交流センター西側地下道の安全についてお伺いいたします。

 昨年度、長年放置されていた地下道がきれいに整備され、照明もLEDにかえられ、手すりも増設されるなどすっかり明るくなりました。韮崎市民交流センター「ニコリ」と駅、商店街をつなぐ道として大いに活用していただきたいと思うものでございます。しかしながら、外からは死角となるため、やはり安全面では気を配らなければなりません。また、衛生面でも配慮が必要でございます。そこで、この地下道の安全対策、また管理はどのようになっているのかお伺いいたします。

 2点目としまして、水路への転落防止策についてお伺いいたします。

 韮崎工業高校の南側、西側にある用水路に転落防止の対策をする必要があると考えます。甘利小学校、韮崎西中学校、また高校生などの通学路となっています。今までに何人かの保護者の方々から要望がありました。当局へも要望があったかと思いますが、今後の対策はどのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。

 3点目としまして、防犯灯の整備についてお伺いいたします。

 これも地域の子供をお持ちの保護者の方々から要望がありました。子供たちの通学路となる県道北原下条南割線の防犯灯が少ない上、かなり高い位置に設置されている防犯灯は、明かりが届かず非常に暗い道路でございます。これから冬に向けますます日が短くなります。明るいうちに学校を出たとしても、かなり長い通学路ですからすぐに暗くなってしまいます。一度歩いて確認していただき、通学路の安全チェックをする必要があると思います。そして、防犯灯の増設を要望いたしますが、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 通学路などの安心・安全についてお答えします。

 初めに、韮崎市民交流センター西側地下道の安全についてであります。

 地下道の安全対策についてでありますが、防犯カメラを設置し、歩行者の安全に配慮したところであります。

 続きまして、地下道の管理についてであります。

 韮崎市民交流センターのオープンに伴い、地下道の利用者が増加することが予想されることから、従前より峡北広域シルバー人材センターに委託している駅前広場の清掃範囲を広げ、衛生面にも配慮しているところであります。

 続きまして、水路の転落防止策についてであります。

 昨日、神田明弘議員にお答えしたとおり、本年度一部防護さくの設置を行う予定でありましたが、改めて用水路の躯体調査を行った結果、劣化が進んでおりますので、最良の方策を講じていく考えであります。

 続きまして、防犯灯の整備についてであります。

 現地を確認したところ、県道甘利山公園線の若尾交差点から甘利小学校入り口までの間1.2キロメートルには17基の防犯灯が設置されておりますので、増設については考えておりませんが、森本議員ご指摘の高所にあります3基の防犯灯につきましては、可能な限り設置位置を低くするとともに、照明器具の角度を歩道側に届くよう調整し、明るさを確保してまいります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。

 まず、地下道の安全についてでございますけれども、防犯カメラを設置してくださったということで非常にありがたいと思っております。ただ、やはり抑止につながるということを考えますと、「防犯カメラ作動中」というプレートがあるかと思うんですが、抑止につながるという意味ではそのプレートをつけていただくとさらに利用しやすいのかなというふうに思っておりますので、そこのまた確認をお願いしたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 「防犯カメラ作動中」のプレートについては、現在、設置はしておりません。議員おっしゃるとおり抑止力になるとは思いますけれども、これからそのことによってまた逆の考えも出てくるということで、功罪について専門家なりに聞いて、その必要性があればそのときに考えていきたいというふうに考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) よろしくお願いいたします。

 また、管理につきましては、シルバー人材センターに委託しているということでございますが、月にどの程度、定期的に行っているのかおわかりでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 韮崎駅前広場運営協議会におきまして、峡北広域シルバー人材センターが駅前の清掃等を管理しておりますが、基本的に毎日ということになっております。その範囲を地下道まで、市長が先ほど答弁しましたように、今回広げたということでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) 了解いたしました。時には、職員の方々もあそこを通っていただきながら、状況がどうなっているのか点検することも必要かと思いますので、その点もよろしくお願いいたします。

 また、次に、水路への転落防止についてでございますけれども、用水路の躯体調査で劣化が判明したということでございましたけれども、負担をかけるとなればさらに負担がかかるのではないかというふうに思うんですが、大がかりな工事となるのではないかと予測されますけれども、これは長年の要望でございましたので、一日も早く進めていただきたいというふうに思っておりますが、時期としては、いつごろからこれは、改修というんでしょうか、行っていくのでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) 改修の時期でございますけれども、来年度に向けてということになります。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) またどうぞよろしくお願いいたします。

 次に、防犯灯の整備についてでございますけれども、先ほど17カ所防犯灯があるというふうに言われておりましたけれども、電灯が切れているところも何カ所かありますので、ぜひ夜にそこの点検をしていただいて、また交換をお願いしたいと思うんですが、例えば、今いろいろな自治体でだんだんふえているのは、交換するときに今度はLEDの照明にかえているところがあるようでございますけれども、LEDですと消費電力はかなり抑えられますし、また寿命も長いということで本当に効率がいいものだと思うんですが、LED照明に交換するということは、お考えはいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 基本的な考え方といたしまして、防犯灯の設置維持については地区のほうにお願いしているところでございますけれども、LEDへの交換になりますとイニシャルコストとして高額になりますので、自治会のほうでお考えになると思いますけれども、今後、そのあり方については自治会のほうと相談をさせていただきます。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございます。各自治体でLED照明にかえているところは、行政からのやはり補助があるようでございますので、またそういうところも重ねて検討していただきたいと思います。

 今からもうそろそろ暗くなってくる時間が早くなるんですが、今のこの作業はいつから行いますでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) ここの場所につきましては、防護壁の上に電柱があるということで必然的に高所になっているという状況でございますので、電柱の今中ぐらいについている場所をできるだけ下のほうに、通行の邪魔にならない程度のところにできるだけ下げるということをさせていただいて、しかも電灯の角度、これをなるべく上げて、反対側の歩道に照射できるようにしていきたいということで、これは今早速対応しております。



○議長(嶋津鈴子君) 森本由美子さん。



◆8番(森本由美子君) ありがとうございました。では、この暗くなる時期に間に合わせて、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 では、以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で森本由美子さんの質問は終わりました。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後1時15分といたします。

                             (午後12時08分)

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○議長(嶋津鈴子君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き議会を再開いたします。

 なお、現在、クールビズを実施しておりますが、暑くなりましたので上着を脱ぐことをあらかじめ許可いたします。

                              (午後1時15分)

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○議長(嶋津鈴子君) 日程に入る前に、午前中の森本由美子議員に対しての答弁を中嶋保健課長より求めます。

 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) 森本議員の再質問であります。平成22年度、乳がん・子宮がんの年代別の受診率についてであります。

 乳がん検診につきましては、30代が10.4%、40代が20.6%、50代が17.2%、60代が24.7%、70代が21.8%であります。また、子宮がんでありますが、20代については5.1%、30代については14.3%、40代につきましては15.2%、50代が10.9%、60代については19.6%、70代につきましては14.4%でありまして、両検診とも比較的若い層の受診率が低い傾向が見られます。

 以上です。

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△小林伸吉君



○議長(嶋津鈴子君) 一般質問を続行いたします。

 3番、小林伸吉君を紹介いたします。

 小林伸吉君。

     (3番 小林伸吉君 登壇)



◆3番(小林伸吉君) 3番議員の小林伸吉です。通告に沿って一般質問を行います。

 初めに、市民サービスについて伺います。

 1に、韮崎市民交流センターの行政窓口についてであります。

 9月3日に韮崎市民交流センター「ニコリ」が竣工、オープンし、市民の文化活動や生涯学習、子育て支援の場など、市民が集う場として市民が期待するお声を聞いております。

 市民のお声として、「せっかくの市民の集う場所に、行政の窓口となる場所がなく残念に思う」との意見も耳にしております。この意見は、議会の「旧ルネス」利活用特別委員会の場でも他の委員の中からも出ている意見でありました。また、私自身も過去に市民課窓口の夜間・休日の開庁を提案した際に、市庁舎以外にも住民票などの交付が受けられる場所を市民の利便性などを考慮して設けてほしいと提案しておりました。昨年度、平成23年3月に住基カードによる住民票などのコンビニ交付が開始され、形は変わりましたが、コンビニ交付で住民票などの一部交付が可能になりました。

 市民交流センターの当初の計画では、1階のテナントスペースにコンビニの誘致の計画がありました。市民交流センターの中には残念ながらコンビニの誘致は実現されませんでしたが、韮崎駅前にある市民交流センターに集まる市民や高齢者などの利便性の向上の面からも市民課窓口などの行政窓口を設置し、市民サービスの向上を図る必要があると考えます。本市のお考えをお示しください。

 2番目に、市民課総合窓口の充実についてであります。

 市民サービスの充実として、市民の利便性に配慮したワンストップ総合窓口の設置やサービスを実施している自治体がふえております。

 皆さん既にご存じだと思いますが、「ワンストップサービス」とは、1カ所または1回で各種の行政サービスが受けられる仕組みの総称です。例えば、転居などの際に、住民票の異動に伴う転居・転入届のほかに国民健康保険や年金、子ども手当など住所変更の手続が必要で、提出・申請書類を何通も書いたり、担当課ごとに窓口が違い、住民は初めて来た庁舎内でうろうろすることとなり、精神的にもいらいらが募ります。

 各種の住民情報を電子化、ネットワーク化することで一連の申請書類の交付が一度の手続で済むようになれば、住民にとって便利になるだけでなく、行政側も業務の効率化が図れるなど利点があります。県内では、甲府市が新庁舎に移転を機に、平成27年からの導入を決め、新聞発表もしております。市民の利便性と行政の業務の効率化を図ることが可能な総合窓口のワンストップ化が必要と考えます。市の見解をお示しください。

 3番目に、韮崎市立病院内の介護申請などの窓口についてであります。

 韮崎市立病院の相談室の入院患者や家族への丁寧な相談対応が大変好評であり、市内外の利用者から数々のお話をお聞きしております。

 先日、ある方がこんなことを言っていました。「制度上仕方ないかもしれないが、市立病院の相談室で介護認定の申請や取り消しなどの申請ができると、相談の際に一緒にでき、わざわざ市役所の福祉課の窓口に行き手続をしないで済み、介護を受けようとする患者さんの内容を把握している病院の関係者なので、同じことを説明しなくても済む」との提案がありました。市内の在住者に限り、市立病院の相談室で介護認定などの申請ができるよう対応していただきたいと考えます。市の見解をお示しください。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 小林伸吉議員の質問に対する答弁を行います。

 市民サービスについてお答えをいたします。

 初めに、韮崎市民交流センターの行政窓口についてでありますが、本市の規模、コストや費用対効果などについて総合的に検討を行った結果、行政窓口は設置しないということを市議会の韮崎駅前施設「旧ルネス」利活用調査特別委員会において説明をさせていただき、ご理解をいただいたものと認識をしております。オープンしたばかりであり、設置することは考えておりませんので、ご理解を願います。

 続きまして、市民課総合窓口の充実についてであります。

 市民課では、転入・転居などの受け付け業務ほか、国民年金業務や税証明の発行、保険や医療、観光などの情報提供なども行っており、1階にサービス部門を配置するなど、既に総合窓口的な機能を果たしておりますので、ご理解を願います。

 続きまして、韮崎市立病院内に介護申請などの窓口についてであります。

 介護認定などの申請書の作成につきましては、韮崎市立病院の相談室に申請書を備えつけるとともに病院担当職員が助言を行ってまいります。また、申請書の提出につきましては、種類以上の確認事項等があった場合には改めてお聞きしたり来庁していただくことにもなりますので、できるだけご本人またはご家族の方が福祉課へ申請をお願いします。

 なお、要望によっては韮崎市立病院でお預かりし、提出できるよう配慮してまいります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) ご答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問を順次行っていきたいと思います。

 初めに、市民交流センター内の行政窓口についてでありますが、「旧ルネス」特別委員会でも多々ご意見がございました。その中でお示ししましたが、市民交流センターでの利便性ということで、例えば、6カ月後とか1年後とかの市民交流センターの利用状況を見ながら、再度検討していただきたいと思っておりますが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 日向政策秘書課長。



◎政策秘書課長(日向亘君) お答えいたします。

 交流センターへの行政窓口の対応につきましては、交流センターはまだオープンしたばかりですので、これからの利用客の状況とか、それからコンビニ交付、それから庁舎内に設置してあります自動交付機、これらの利用状況などを見ながら、必要に応じては考えていきたいと思っています。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) それでは、きのうの質問の中にもありましたけれども、土日には1,000人を超える図書館の利用者もあるようですので、今後の利用状況を見ながら、再度検討のほどよろしくお願いいたします。

 次に、市民課の総合窓口の充実について伺います。

 平成22年にワンストップサービスを実施している静岡県の富士市の総合窓口のワンストップサービスの設置の目的は、各手続をできる限り一度の手続で1カ所の窓口で行うサービスの提供、2番目に、各手続にかかる時間の短縮により、できる限り市民をお待たせしないサービスの提供であります。まさにお客様は市民・住民との考えであるように思います。窓口の場所が近いだけでなく、基盤システムの構築や費用が多少必要になりますが、お客様である住民の満足度を調査し、導入に踏み切っております。本市でも今後、検討事項として検討をお願いしたいと思っておりますが、この辺について市のお考えをお伺いします。



○議長(嶋津鈴子君) 日向政策秘書課長。



◎政策秘書課長(日向亘君) お答えいたします。

 ワンストップサービスの進め方なんですけれども、今のところは、うちのような規模とそれから財政面などを考えますと設置していくという予定はないんですけれども、ただ、うちの場合は、転入とか転居などの場合に、市民課で記入していただく住民異動届、こういったものは複写式になっておりまして、国民年金・国民健康保険・介護保険異動届も兼ねておりますので−−いわゆる3複写ですね、そういったことを配慮しておりますので、大分来庁者には便利ではないかと思っています。ただ、申請書の中でも子ども手当とかそれから障害手帳の申請、こういった特別なものについては、またその部署で申請するような形になるんですけれども、基本的には、本市の場合には、そういった申請手続ができるだけ簡素に済むような形に整備されております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) 確かに、1階でほとんどのものが済み、ただ、教育関係の学校の関係の移転にかかわることについては2階に行かなければいけないんですが、来られた方の案内というか、ちょっと場所がわからないとか、どなたに聞いたらいいかわからないとかそういうこともありますので、市民サービスとして、そこの窓口まで一緒に行ってあげるとかそういう配慮もしていただきたいと思います。

 確かに、ワンストップサービス、基盤システムの構築とか、その期間が実際には時間がかかるとか多額の費用がかかるものでありますので、3万人くらいの本市においては費用面でも多大な費用がかかると理解しております。ただし、将来的なシステム導入変更のときには、またこの辺もちょっとお考えしていただきたいとお願いしまして、次の質問に移らせていただきます。

     (3番 小林伸吉君 登壇)



◆3番(小林伸吉君) それでは、2番目に防災について伺います。

 ことしも9月1日の防災の日を迎えました。9月4日の市内一斉の避難訓練は、3月11日に東日本大震災があったことから、市民の意識は高く、より実践的な避難訓練を行う自治体もあったと伺っております。また、私の参加した自治会の避難訓練に参加する人たちも、折からの台風12号の接近により、地震と台風などの風水害の両面に備え消防団の人たちに質問する人たちもあり、防災・減災に対する市民の意識の高まりを感じました。

 それでは、1番目に、塩川堤防の補強とサイクリングロードについて伺います。

 初めにも申しましたが、本年は3月11日の東日本大震災、5月末に台風2号が奄美大島、西日本各地に豪雨の被害を及ぼし、7月の新潟、福島の豪雨では総雨量が1,000ミリを超える豪雨で、新潟産コシヒカリの産地の農産物の被害は拡大しました。想定を超える雨量により、ダムは貯水量の限界を超え河川に放出、濁流は堤防を超え市街地や農地に流入、家屋や田畑の流出や浸水などの被害を与えました。また、二百十日の9月の初めには、迷走台風12号が上陸し、想定を超える総雨量1,700ミリの豪雨により、連日新聞報道されたように、西日本各地では甚大な被害を受けました。

 最近、日本では、台風などの影響で想定を超える総雨量1,000ミリを超える豪雨が頻発し、その被害は甚大であります。韮崎市の塩川沿岸は、塩川・大門ダムの2つのダムによる治水を行っていると県では申していると聞いておりますが、塩川沿岸に住む住民は、山梨で韮崎や塩川上流で総雨量1,000ミリを超える降雨があった場合、塩川は大丈夫だろうかなどと水害に対する不安を申す方もあり、住民の不安は隠せません。

 そこで、以下について伺います。

 塩川沿岸は、総雨量何ミリまでの降雨を想定して治水事業を行っておるのでしょうか。

 釜無川と同様に堤防上にサイクリングロードを整備することで、堤防は整備、補強されるのでしょうか。また、今後の塩川堤防、サイクリングロードの整備などを兼ねた補強・整備計画もあわせてお示しください。市の見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 防災についてお答えいたします。

 塩川の堤防の補強とサイクリングロードについてであります。

 初めに、塩川の治水事業についてでありますが、須玉川合流点から塩川橋までの7.8キロメートルについて、日雨量162.4ミリ、計画流量毎秒1,052立方メートルで計画され、実施されたと伺っております。

 続きまして、堤防上のサイクリングロードを整備することで堤防は整備・補強されるかについてでありますが、サイクリングロードは堤防本体の補強ではなく、堤防上のみの整備であります。

 続きまして、今後の塩川堤防の補強・整備計画についてであります。

 改修済みの河川でありますので、新たな補修・整備計画はないとのことでありますが、塩川は県の重要な河川に位置づけられており、監視に重点を置き、堤防に損傷また異常があれば速やかに対応するとのことであります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) 先日の台風12号の接近で、私が住んでいる地域、藤井町周辺の塩川に流れ込む川や沢は、穂坂橋周辺に北杜市の明野町の三之蔵から流れ込むもの、それから絵見堂の鷹巣橋周辺に日之城、三之蔵方面から流れ込む沢、それから、穂坂橋周辺に穂坂の上のほうから、権現沢から流入するものがあり、その都度、水かさが増しております。

 この周辺の堤防は、内部が土で表面を石で覆った、いわゆる「空積み堤防」というんでしょうか−−であると思っております。今までに穂坂橋付近で堤防の下の部分が洗われたというか浸食されて堤防が補修されたと地元の人から聞いておりますが、これを含めて、過去にこの堤防を補修した結果がありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 過去の堤防の補強等のご質問でございますけれども、護岸張りコンクリート、それから護床ブロック等補床工事で実施した主な箇所につきましては、岩根橋付近、それから穂坂橋上流付近、それと薬袋外科東側でございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) 先ほど、総雨量が塩川の治水は須玉川の7.8キロメートルぐらい上流とおっしゃったと思うんですが、そこで1日の降雨量が162ミリ、それから152平米−−これトンでいいんですかね、それで計算しているということで伺いましたが、気象庁が昨年6月に発表した「気候変動監視レポート2009」というのがあるんですが、それによれば全国約1,300カ所にある地域気象観測所で観測した1時間当たりの50ミリ以上の豪雨が年間発生した件数は、1976年から86年までの10年間で年間平均160回だったそうです。1998年から2009年までのこれまた10年間なんですが、そこで発生した件数は233回に急増しております。また、1日に降る雨量が400ミリを超えるケースの場合、同じ期間なんですが、最初の1976年からだと年平均4.7回だったそうなんですが、1998年から2009年までの10年間だと9.8回発生して、倍の発生件数になっています。

 周辺に住む市民・住民が抱える不安は、1番目に、塩川河川の川底が年々上がってきているのではないか、それから2番目に、堤防の側溝部というか川との接触するところですね、それの浸食を防ぐのに護岸ブロック−−と先ほどおっしゃったと思うんですが−−は、今効果はあるのかどうか、それから3番目に、河川内の流木、立木ですね、これの伐採を進めていただきたい。大水が出たときに、後方の橋などにひっかかって、そこからまた堤防が切れるようなおそれがあるんではないかということです。それから、本当に堤防は大丈夫なのか、かさ上げなどをする必要はないのか等々、この4点が挙げられると思います。

 洪水に対する不安を解消し、市民の安心・安全の確保のために、これらの調査などを行うとともに、県への申し入れもお願いしまして、次の質問に移らせていただきます。

     (3番 小林伸吉君 登壇)



◆3番(小林伸吉君) 3番目に、新府城の発掘と観光について伺います。

 1として、新府城の発掘状況についてであります。

 「武田の里にらさき」の財産は、発祥の地武田八幡宮周辺や終えんの地の新府城周辺に点在する甘利氏や穴山氏などの屋敷跡やお墓などの史跡遺産は数知れない財産だと思います。私も平成21年に、壱岐殿屋敷跡の発掘状況などを見学いたしました。

 また、昨年、平成22年に藤井町のふるさと学級で新府城跡を見学し、新府城は、躑躅ヶ崎館を模した平城であったことや西堀の東西の出構えが大変に珍しいものであることも知り、この歴史遺産(財産)を早期に観光資源に活用することが必要だと思いました。

 新府城跡の発掘は、平成26年ぐらいまでの第1期、10年間で進められており、文化庁が予算化し行っていると聞いています。

 そこで、現在までの発掘状況と今後の発掘計画をお示しください。また、10年計画の終了年までにすべての発掘が終了し、市民への公開や観光資源、資産として市は活用する計画があるのでしょうか。国の計画でありますが、1期で発掘が終了しない場合は、次の発掘計画があると思いますが、その計画がわかりましたらお示しください。

 2つ目に、東堀の北の駐車場からの見学路についてであります。

 現在、東堀の北側に駐車場があり、夏休みや休日、春秋の観光シーズンには自家用車やバスなどで新府城跡に見学に訪れる人たちも数多く見受けられます。自家用車で休日などに訪れる方々は、東堀の北側にある駐車場から県道17号線わきを歩いて南下し、参拝階段を上がり本丸や二の丸を見て、再びその階段をおり、県道を歩いて駐車場に戻るようです。

 新府城内を走る県道17号線は、道幅(幅員)が狭くS字に曲がっており、歩道もないため、歩行者を避けるためにセンターライン近くにはみ出る車は見にくく、対向車にぶつかりそうになってハッとしたり歩行者に接触しそうになったことは数知れないと県道を利用、通行される方から聞いております。駐車場からの誘導表示もなく、このような危険な見学路はないと考えます。

 県道17号線に歩道の設置をと思いましたが、現在の県道は新府城跡史跡内を走っており、既に史跡外へ迂回する計画があるように伺いました。そこで、見学者を東堀と−−東側に「丸山」というところがあるんですが−−その間を通る市道から鳥居を通り、県道を横断して階段を上がる見学路に誘導する表示の設置が必要と考えます。また、市が既に西堀のからめ手から戌亥門を通る見学散策路を推奨しているのでしたら、そちらへ誘導する表示が見学者や県道を通行する車の安全のためにも必要と考えます。市の見解をお示しください。

 3つ目に、新府城南側の耕作放棄地についてであります。

 2010年の食料自給率は、カロリーベースで前年度より1ポイント低下し39%を記録しました。食料自給率が低下した要因は、高温や多雨による天候不良などでイモ類などの生産量が減少したためで、政府はこの結果を一時的なものだと見ているとの新聞記事がありました。

 2009年の9月の質問で、新府城南側の耕作放棄地・遊休農地の解消が地元の農業従事者の喫緊の課題であり、食料自給率の確保や新府城の観光資源としての活用を考えますと、景観面でも耕作放棄地の解消が必要と考えます。新府城跡へ観光客を誘致することからも県道から新府城の全景が望めないなど、新府城跡や桃の花咲く新府城周辺の観光の支障にもなると考えます。その後、新府城南側の耕作放棄地の解消計画が進んでおりましたらお示しください。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 新府城の発掘、観光についてお答えします。

 始めに、新府城跡発掘後の観光資源としての活用計画についてでありますが、武田氏関連の貴重な文化財でもある新府城跡は、従来より、本市を代表する観光資源としても活用してきたところでありますので、事業の進捗状況に即した、計画的な活用を展開してまいる考えであります。

 続きまして、東堀北の駐車場からの見学路についてであります。

 当面、東堀と丸山の間を通る市道側に見学路を設け、簡易誘導看板を設置し、歩行者の安全を確保してまいります。

 続きまして、新府城跡南の耕作放棄地についてであります。

 小林伸吉議員ご指摘のとおり、当該地域は、本市の歴史を語る上で特筆すべき地域であり、景観面からしてもまた環境面からしても耕作放棄地の解消は特に望ましい地域であると認識しております。当該箇所の耕作放棄地の解消については、所有者の意向を調査し、適正な管理が確保できるのであれば、埋蔵文化財への影響を考慮する中で、耕作放棄地対策事業等による事業実施を検討してまいります。

 なお、答弁につきましては教育委員会よりお答えをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 小林伸吉議員の一般質問についてお答えいたします。

 新府城の発掘状況についてであります。

 新府城跡の発掘調査は、試掘調査の結果をもとに、平成14年度より開始し、現在までにからめ手、西堀、中堀、東堀、西出構え、帯曲輪、井戸などを終了し、発掘調査が終了した箇所から整備を進めているところであります。

 本年度は、東出構えの一部を調査する予定であります。現在行っている調査及び整備は、第1期整備計画によって、史跡全体のおよそ2割弱が終了するものであります。今後の計画では、からめ手、戌亥門の復元を予定しております。次期の発掘調査及び整備計画につきましては、国及び県との協議を経る中で方向性を見出していく予定であります。整備が終了した箇所につきましては、見学会やウォーキングの開催等を通じて、市民の皆様に随時公開しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) ご答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問に移らせていただきます。

 初めに、新府城の発掘状況でありますが、初めに申しましたように、東西の堀の東・西の出構えは非常に珍しいものだと聞いております。第1期の整備計画の中で、これまでの発掘調査で大きな成果が出ているでしょうか。また、出ているとしたらどのようなことで、その調査結果は整備にどのように生かされているのでしょうか。お聞きいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) お答えいたします。

 これまで新府城跡の発掘調査では、幾つかの成果がもたらされているところでございます。

 中でも大きな成果といたしましては、中堀及び東堀の発見があります。これらの堀は、今まで埋没しており、以前はその姿がわからなかったところでございます。その堀につきましては、幅が約7メートル、深さが約2.5メートルの規模で、西堀から続く中堀と西出構え、それと東出構えの間に東堀が発見されたところでございます。整備につきましては、発見された堀の形状を復元いたしまして、築城当時の姿を体感できるようにしたところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) 新府城跡の指定面積は約25万7,000平米と大変に広いものであり、整備が済んだ場所を含めて、その維持管理はどのようにしているのでしょうか。

 私は、この3月、千葉県の知り合いと新府城跡を1時間かけて見学というか散策してまいりました。そのときはまだ春の初めであり、見学路は整備されたままでありましたが、放っておくと下草が生え、せっかく見ることができるようになった土塁や堀や曲輪など、わかりにくくなってしまうのではないかと思われます。観光の資源として活用するためにも十分な管理が必要と思います。市のお考えをお聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 先ほど教育長からもご答弁をいたしましたが、整備につきましては、まだ全体の2割弱という段階でございます。今まで、特に新府城跡につきましては、土塁の形状あるいは堀、帯曲輪等が本当にきれいに出ているところではないかと思っております。今まで、下草刈りあるいは雑木等の伐採をいたしまして、その土塁等がきれいに見られるようにしてきたところでございます。

 今後の管理につきましては、現在、シルバー人材センターへの委託事業で下草刈り等の環境整備を行っております。先ほど申しましたように、非常に史跡全体の面積が広大でありますのですべてに行き届かないかもしれませんが、今まで整備を行ったところを中心に、史跡指定地内を順次進めておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) それでは、整備を進めたところから、また維持管理のほうもよろしくお願いいたします。

 新府城跡は、春秋の観光シーズン、またはお子さんとともに夏休みの歴史見学というか史跡見学、秋から冬にかけては四方の山々の紅葉や雪景色なども満喫する史跡探訪ができるところであります。訪れる人がせっかく歴史遺産の土塁や堀などを見ることができるように、ダブりましたが引き続き維持管理のほうをよろしくお願いいたします。

 3月に新府城跡を訪れた際、千葉の知り合いに教育委員会からいただいた資料というか小冊子をお渡しし、説明しながら案内しました。その方は、「城跡を説明しながら案内してくれる語り部の案内人みたいな方や新府城跡の説明・案内の小冊子が駐車場に置いてあると武田氏の遺産、新府城跡がよくわかっていいね」と申しておりました。このようなことができるのでしょうか。お聞きいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 現在、韮崎市観光ボランティアガイドの設置ということがございまして、ボランティアガイドさんが5名ほど登録されております。その方々でそれぞれの地域の歴史に詳しい分野で案内をしていただいているところでございますが、新府城につきましては、その中で詳しい方に、何かツアーとか企画のようなのをしたいときは、そのボランティアガイドさんをお願いしていくようなことを考えております。また、パンフレットを置いておいたらどうだというようなお話ですけれども、駐車場のところにパンフレット置き場が設置してございます。そこにパンフレットを入れておくようにしたいと考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) ありがとうございました。小冊子については、その方はただであげるんではなくて、例えば100円以下でも有料で買ったんだなという自覚のもとに読んでみたほうがいいんではないかということをおっしゃっていましたので、それもちょっと参考にしていただきたいと思います。

 次に、東堀の北側の駐車場から見学路についてでありますが、先ほど、丸山と城跡の間の市道を通る方向に仮看板の設置を行うとの答弁がありました。県道17号線には、駐車場から西堀方面または東側の参詣階段の2カ所に、残念ながら横断歩道がございません。県道を通る車の運転手に注意を促すことも横断歩道を設置することによりできると思いますので、横断歩道の設置をお願いいたしまして、次に移ります。

 3つ目に、新府城南側の耕作放棄地でありますが、教育委員会にちょっとお聞きしたいと思います。

 新府城南側には雑木が相当繁茂するところがあります。この周辺は文化財の埋蔵地帯ではないかと思われますが、その地域につきましては、何か手続等必要がありましたらお示しいただきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) お答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、当該地域は周知の埋蔵文化財の包蔵地でございます。非常に重要な埋蔵文化財の遺跡が包蔵されているという土地でございます。この地域につきましては、駒井天神前遺跡に当たると思いますが、通常の耕作でございますトラクターでの耕運等については全く問題はございませんが、大きくなった桑の木あるいは雑木、そういうものが繁茂した耕作放棄地を解消するためには、多分抜根とか根切りとかそういうことを大型機械を使ってするんではないかと思っております。

 こういう作業につきましては、先ほど申しました周知の埋蔵文化財包蔵地でございますので、地下に埋没した遺跡が破壊される可能性があるということでございます。文化財の保護という我々の立場からいたしますと、当該地域では埋蔵文化財の試掘あるいは本調査等が必要な場合がございます。手続についてでございますが、耕作放棄地の解消作業のやり方、内容が決まりましたら、まず、文化財保護法による県教育委員会への届け出が必要でございますので、ぜひ市の教育委員会にもご相談をしていただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) その発掘調査に係る所有者の負担、費用はどのくらいになりますでしょうか。わかりましたらお願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 埋蔵文化財の発掘調査につきましては、試掘調査等をしてみないと実際どのくらいかかるかということはわかりませんが、その解消地の面積と内容によるということでございます。ただ、発掘調査、現在もいろいろなところを試掘あるいは本調査しているわけでございますが、文化財保護法による開発事業等につきましては、原因者の負担となっておりますが、個人が営農活動あるいはご自分で家を建てられる等、そういうことにつきましては、国と県、市からの補助金が出ますので、それらで対応する場合がございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 小林伸吉君。



◆3番(小林伸吉君) ありがとうございました。また、そこまで進みましたら、よろしくお願いいたします。

 韮崎市歴史文化財基本構想に、発祥の地神山町周辺は、神山地区環境保存活用計画として、歴史遺産の形状・景観を生かした保存・活用の協議計画が作成され進められておりました。「武田の里にらさき」は、武田氏発祥の地、それから周辺の地であると思います。発祥の地の武田八幡宮周辺の地の新府城跡、穂坂町台上の日之城やなみだの森、それから、韮崎エリアの甲州街道佐久往還の宿場町としての韮崎の宿場町、舟山など市内に点在する文化財を市内全体の「面」としてつなげ−−「点から面へ」ということもきのうだれかおっしゃっていたと思うんですが−−活用する基本構想が必要と考えます。

 本市の自然・歴史遺産・資産、文化財を生かした基本構想の推進をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で小林伸吉君の質問は終わりました。

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△矢崎六彦君



○議長(嶋津鈴子君) 18番、矢崎六彦君を紹介いたします。

 矢崎六彦君。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 18番議員の矢崎でございます。

 今期最後の9月定例議会において質問の機会を与えていただいたこと、心より感謝いたします。

 国では、2年前の総選挙で民主党中心の政権がスタートし、国民の期待は大なるものがありました。あれから2年、トップである内閣総理大臣が3人目となりました。連日報道されるニュースを聞く我々、政治と金の問題、政党間の争い、同じ仲間であっても各派閥間の醜い抗争、その上に、今まで経験したことのなかった3月の大震災、まさに国難と言ってもおかしくない事態にうんざりしておるのは私ばかりではないと思います。その結果、各種報道機関から発表される世論調査は、政治不信から始まり支持政党なしの割合が4割以上にもなっております。全く情けない現実であります。

 そんな中、我が市においては、横内市政2期目がスタートし、市民と約束したマニフェスト、市長は一歩一歩着実に行政執行なさっている、こういう状況に対し、心より敬意と感謝を申し上げるところであります。

 皆さんもご承知のとおり、これからは国・県の動向は重要でありますが、我が市独自の考えで市民のための政治、行政執行を行っていく時代に突入しております。お隣の市とも町とも協調・協力は必要ですが、一方では競争の時代に入っています。限られた年間予算の中で、いかに市民・地域のための施策を執行できるか、まさに我が市の場合、横内市長に寄せられている市民の期待は大なるものがあると考えます。

 そんな観点を持ちながら、今後の行政執行に当たってほしいと念じながら、通告に基づき質問に入ります。

 まずは、最初に、東日本大震災を経験しての防災訓練について伺います。

 過日、我が市でも9月4日、防災訓練が多くの市民の参加を得て実施されました。我が国では9月1日が防災の日でありますが、これは大正12年の関東大震災にちなんだものであり、台風の多い二百十日にも当たるとのことであります。

 ことしはあの大震災もあり、多くの国民は気を引き締めてこの日を迎えたことであります。東日本大震災では多くのことを我々は学びました。政府の対応の遅さ、マスコミが報道しない事実が多々ありました。実際に地震に遭ったときのみずからの対応など、反省すべき点は数多くあったわけであります。東京都内は多くの帰宅難民であふれ、徒歩で何時間もかけ自宅へ戻ったとのことであります。大地震が発生すれば一筋縄では自宅へ帰れない事実、また、一方では小・中学校での訓練、万が一のときには保護者が学校へ迎えに行く、こういうことであります。これは大きな疑問であります。交通機関が麻痺し、電話連絡もままならない状況下で、学校から離れたところで働く親がどうやって迎えに行くんでしょうか。また、母親が常時自宅にいるとは限りません。訓練ならば前もって連絡なり準備できますが、災害はいつ起こるかわかりません。

 今回の我が市の防災訓練、今までとはちっと変わった訓練でありましたが、まだまだ手落ちの部分が数多くあると考えますが、当局の今後の防災訓練に対してのお考えをお聞きいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 矢崎六彦議員の質問に対する答弁を行います。

 東日本大震災を経験した上での防災訓練についてお答えをいたします。

 今後の防災訓練についてでありますが、災害対策本部においては、実践的・効果的な訓練として、さまざまな状況設定及び被害想定のもと応急対策を講ずる実動訓練を行うこととしております。また、地域住民による自主防災組織においては、地域の防災力を高めるため住民みずから実施し、幅広い層が連携・参加する防災訓練の普及に努めることを主眼に行ってまいりたいと考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) それでは、再質問をさせていただきます。

 今のご答弁で、災害対策本部においては、実践的・効果的な訓練として、さまざまな状況設定及び被害想定のもと応急対策を講ずる実動訓練を行う、こういうご答弁ですが、この実動訓練、今回はどのようなことを訓練したのかお聞きをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 本年度につきましては、各地域で起こり得る被害を想定して、その報告・連絡をいただいて、それに基づいて庁内の各課がそれぞれどのような対応をするかということを訓練いたしました。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 次に、地域の自主防災組織においては、地域の防災力を高めるために住民みずから実施をして、幅広い層が連携・参加する防災訓練の普及に努めることを主眼に行ってまいりたい、こういうことでありますが、今回、私も地元の防災訓練にも参加したわけでありますが、私のところでは従来どおりの消火器を使っての火消しと、それから消火栓の使い方、この2点を訓練したことで済ませました。これでは、万が一のときの対応は私はできないんではないかなと、こう思います。

 各地区での9月4日の防災訓練の内容、把握していることで結構ですから、どんなことをなさったのか聞きたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 本年の防災訓練の実施につきましては、震災後早々から本年の訓練につきましては、自主防災会による訓練を充実していかなければならないという前提のもとで、区長会、それから7月の研修会等を通じまして、訓練の大事さ、それと訓練の内容についても説明をさせていただいて、訓練に臨んでいただいたというふうに理解をしておりますけれども、今回、研修会においてはいろいろなメニューを例示させていただきまして、そのメニューに基づいてそれぞれの地区で、ことしはこういう訓練、また来年はこういう訓練ということでやっていただきたいということでお話をいたしました。

 ということで、ご質問の本年度各地区で行いました訓練の内容ということでございますけれども、今各地区から報告をいただいている段階ではございますけれども、2つばかり例を挙げさせていただきますと、穴山町の重久地区におきましては、避難訓練を行いまして、地区で水の確保について周辺の井戸の確認とかそういうものについてことしは行ったということを報告いただいています。また、若尾地区につきましては、例年より参加者が多くて、避難訓練及び消火器訓練につきましては例年と同じですけれども、炊き出し訓練につきましては、炊き出し訓練をしたいと思ったけれども経費がかかるからできなかったということで、これにつきましてもある意味では従来とは感覚が変わってきまして、炊き出し訓練をしなければいけないのかなという意識が芽生えてきたなというふうに理解しております。

 いずれにいたしましても、これは継続して行っていくこととしておりますので、私どもも訓練の内容等につきまして、本年度の報告に基づきながら、さらに検証を深めながら、また自治会のほうにそれを伝えていきたいというふうに考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 昨日も同僚議員から防災マップの改善について質問があったわけでありますが、災害時には、市長もおっしゃっているように自助、共助、公助、こういうことが大切なんですが、具体的に申しますと、例えば、少なくとも地域にはお年寄りとか障害者あるいは寝たきり老人等々もいるはずであります。これらの方たちの避難に対しての手伝いとか協力をする、そうしないと大変なことになるんではないかなと思います。

 この方は、当局はもちろんのこと、各地区長さんだとか組長さんらは把握はしているんでしょうけれども、地域住民は、その辺のことに対しての役割分担とかそういうふうなものは、少なくとも市内の各地でもそこまではやっていないんではないかなと思うんですが、この辺はどのように、例えば、ひとり暮らし老人、障害者、これらをどんなふうに把握をなさっていますか、お聞きをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 要援護者、障害者、ひとり暮らし高齢者、介護保険を受けている方々、要援護者につきましては、平成19年度だったと思うんですけれども、要援護者手挙げ方式ということで、それぞれ意識のある方々から手を挙げていただきまして、おおよそ300人前後だと思いますが、要援護者台帳を手挙げ方式で一度つくってございます。それから、市のほうのいろいろな情報を管理する中で、障害者、それから介護の方、ひとり暮らし高齢者ということで台帳を独自につくりまして、そちらのほうにつきましては、1,500名の方々、ある一定の基準をもとに拾い出しを行いまして、行政側として要援護者であろうというような形で台帳を一応つくってはございますが、今年度、転入、転出、死亡等を含めて、現状に沿った中で新たに整備したいということで、現在、そのシステム化に向けて準備を進めているところでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 駒井課長のご答弁で、今せっかく準備をしているということですが、これは一日も早く仕上げて地域にやはりおろしておかないと、少なくとも東海沖・東海南沖、この地震がいつ起こるかわからんという事態になっておるわけでありますから、しっかりとしたものを早く作成してほしいと、こんなふうに要望をしておきます。

 いずれにしても、先ほど来、申し上げるように、きのうも話がありました。新防災マニュアルを作成し直して、やはり全戸になるべく早く配布できるような、わかりやすい防災マニュアルに改善すべきと思いますけれども、きのうも出ましたけれども、この改善マニュアルというようなものはどのくらいででき上がりますか、時間は。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 当市でも、昨日話が出ました甲府市のようなマニュアル的なものは既に過去からございますけれども、これにつきましても今現在見直していくということでおりますので、本年度中にはこれがお示しできるように進めてまいりたいと考えます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) それでは、なるべく早く作成し直して各戸へ配布してくれるようにお願いしまして、この件については終わりたいと思います。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次に移ります。

 それでは、次に、再生可能のエネルギーへの期待について質問をいたします。

 今度の大震災の結果、原子力発電所に我が国は全体の3割以上の電力を頼っておりますこの電力政策を見直さなければいけないと、こういう論議が今なされております。自然エネルギーあるいは小水力発電所などへの切りかえが叫ばれてはおりますが、すぐにはこれに切りかえるわけにはいかないわけであります。

 当市でも、小水力発電設備の計画もあるわけですが、これも河川法による規制とかあるいは水利権の問題等々、これらをクリアしなければ普及させるわけにはいかないわけであります。徳島堰での小水力発電を含め、他の計画についてもその後の状況がどうなっておるのか、市民の再生エネルギーへの期待大なるものがあるわけですから、今の現況と今後の予定について、まずはお伺いをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 再生可能のエネルギーへの期待についてお答えします。

 徳島堰での小水力発電施設につきましては、今年度中の完成を目指し、県で事業を進めております。

 本市における再生可能エネルギーの活用につきましては、公共施設へのソーラーパネルによる太陽光発電の設置やエコハウス設備設置費補助金による再生可能エネルギーの活用を市民に進めている現状であり、今後も引き続き活用を推進してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 再質問します。

 それでは、きょう現在、山梨県と東京電力との共同で米倉山へ太陽光発電施設の設置事業が進められていることは県民あるいは市民だれしもが承知をしておるわけですが、過般、さらなる自然エネルギーということで電力を確保するために新たに追加施設を考えたいとの報道がありまして、その候補地の1つに、我が韮崎市内も候補地であるという新聞報道がされました。この件について、今現在、当局ではどの程度この件については把握をしておられますか。そして、韮崎へこの施設設置が可能であるかどうか、まずはお伺いをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 先週の9月9日の山日新聞の1面に大きく載った件だと思われます。これによりますと、メガソーラー用地ということで、韮崎市の大草町西割地区にある県有地とあと甲斐市にある県有地というところへ県のほうで企業を誘致しまして、そこで大規模なメガソーラー(太陽光発電)を行うというふうな内容であります。これにつきましては、私どもは全然話は伺っていなかったということであります。

 これより前になりますけれども、民間の調査が来まして、全国各地にメガソーラーをつくる候補地がないかということの調査がありましたけれども、これにつきましては条件が幾つかありまして、韮崎市内で当たりましたけれども適地がないという状況であります。

 この適地の候補地の条件でありますけれども、約2ヘクタール以上の一団の土地があること、3年以内に事業者に更地の状態で貸し出しができること、しかも賃料は無料または固定資産税程度であること、3番目が土地規制がある場合はそれをクリアしてくださいと、最後になりますけれども特別電圧22キロボルト以上または高圧6.6キロボルト以上の送電線が近くにあることと日照条件がよいこと、県のほうでは、すべてをクリアする候補地の調査をした経緯があります。ということで、今回議員が質問なさった県有地の件につきましては、私どもは把握しておりませんでした。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 何カ月前かちょっとわかりませんけれども、2カ月か3カ月ぐらい前に県の森林環境部長が見えられまして、例の御勅使川沿いに、今こういう計画をしようと思っているというご報告はいただきましたけれども、これはまだ公表しませんのでないしょにしていてくださいということがありましたので、今までお話はしませんでした。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) せっかくそういう事業も県で候補地の1つに挙げてもらったわけでありますから、これを実現するように、やはり市長みずから動いて、この施設が我が市に来るように強力に働きかけをしてもらいたい、こんなことを要望しておきます。

 この件については以上といたします。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次に移ります。

 次に、我が市の消防団の分団及び部の編成見直しについて質問をします。

 私は、以前の議会の一般質問でもこの問題を取り上げ、質問させてもらいました。その後、私のところ、旭分団の分団長さんからも、その後この件はどう進んでいますかと、分団長会議等々でもこの点については触れられていないんですがと、こういうことですが、我が市は、ご存じのとおり1町10村が昭和29年に合併して現在に至っておりまして、11分団あるわけであります。特に、この中で、田舎といってはおかしいですが、私どもの旭とか穂坂等々は各部とも部員の確保には本当に苦労していると、こういう質問は前回もしたわけであります。

 今の状況は、部によっては日中一人も部員が地元にいないということで、幹部の方々は万が一のときを考えると夜も寝られぬというふうなお話をしております。

 そこで、旭の前分団長から、もう一度議会でこの問題を取り上げ、質問をして打開策を見出してほしいと、こういう依頼があったわけであります。特にことしはあの大震災を経験した上での幹部らの心配事、捨ておくわけにはいかないわけであります。その後の協議状況と今後の予定、方向性等についてお伺いをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 我が市の消防団の分団・部の編成見直しについてお答えします。

 まず、組織の再編についての協議状況につきましては、現在、消防団活性化検討会において消防団活動の実態把握を行っております。

 次に、今後の予定、方向性についてであります。

 消防団の再編成については、地域の消防・防災に関する重要な事項でありますので、人口、地形、地域性等さまざまな視点から編成について検証し、消防団及び関係機関等のご意見を拝聴する中で検討を進めてまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 再編については、先ほどの市長の答弁のように、地域の人口だとか地形あるいは地域性、こういうものなどの視点から検証して、消防団あるいは関係者の意見を聞きながら検討を進めていると、こういうことでありますが、この答弁は前回私が質問したときと全く同じ答弁なんですよね。というのは、その後、進んでいない可能性があるのかなということを感じるわけでありますが、先ほど申したように、各部の部長を初め幹部の人たちは非常に部員確保等々に苦労しておるわけであります。心配されるのは、先ほど来お話ししましたように、東海沖・東南海沖の地震が起きて、火災でも日中起きたら、もうどうにも手がつからないと、こういうことでありますから、大至急この再編についても関係者で協議をして、これらの方向性も決めるべきではないかと思いますけれども、防災担当の総務課長、どうですか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 この件につきましては、矢崎議員おっしゃるとおり、昨年の3月、ご質問いただきまして、その後、先ほど市長が申しましたとおりの作業を今進めておるんですけれども、今現在、実態調査ということで、消防団の団員の実態調査、勤務先とかいろいろそういう活動の内容について調査をさせていただいています。

 いずれにいたしましても、前回の再編が昭和52年でございまして、34年たっております。その間、先ほど申しましたとおり、人口、それから社会的情勢、それから常備消防の充実等いろいろ社会環境が変わっているのは事実でございますので、これを現在のままでいいというふうには私は理解しておりません。

 大震災を受けまして、防災を担当する消防団員の削減ということはちょっと今ここではどうかと思いますけれども、再編につきましては、議員おっしゃるとおり、旭の北割のような各地区に1分団あったり、旭の中割、南割は数地区が1区というようなところがあるのは承知しておりますので、そういうところについて総団員数は変えなくても、そういう組み合わせを変えることによって、より機動的に消防活動ができるのかなというようなことも思っておりますので、前回の答弁と同じようになりましたけれども、今後、これについてはスピード感を持って対応していきたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 課長のお話で期待をするわけでありますけれども、老婆心ながら、この前もお話ししたように旭には6部あります。それから、穂坂町には9部あるわけなんですよ。この辺のやはり数を少なくして統合・再編をすべきではないかなと思います。

 もう1点は、この前のときにも私取り上げましたけれども、我が市は3万2,000人、それで808人いるわけですよ。ところが、倍以上いる南アルプス市は800名です。甲斐市は650名でやっておるんですよ。この辺も参考にして再編に当たるべきではないかと思いますので、老婆心ながらちょっとつけ加えをさせてもらったところであります。

 いずれにしても早く手をつけていただいて、幹部の方たちが安心してやっぱり消防団活動ができるような体制をつくってやってほしい、こういうことを要望して、この質問は終わります。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次に移ります。

 次に、本市の景気浮揚施策についてお伺いをいたします。

 アメリカの諸産業不況からくる円高状況は一向におさまらず、我が国及び我が市内の企業にも大きな問題となっております。建設関連事業も減少の一途、市内中小の各種企業も仕事の減少に加え円高からくる利益の減少、これは悲壮な現実であります。企業倒産、廃業等の我が市の現況を当局はどのように見ておられますでしょうか。お伺いをしたいと思います。

 また、これらの現実を見た上で、我が市独自の救援対策あるいは救援景気対策の事業を考えるべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 本市の景気浮揚施策についてお答えをいたします。

 最近の急激な円高状況は、輸出関連産業に影響を与え、これによる企業倒産や廃業等はないものの、市内中小企業にも少なからず影響を与えているところであると認識しております。

 本市独自の救援策につきましては、既存の利子補給及び保証料助成制度に加え、今後の状況に応じて商工会において特別相談を計画しているところであります。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 今の市長答弁で、本市では独自の救援策として利子補給、保証料助成制度をやっていると、そして商工会においても特別相談を計画している、こういうことでありますが、ここ数年、我が市の景気浮揚施策は、私は申し上げづらいんですが、今の市内状況を全然把握していないと、こう言ってもよいではないかというふうに考えております。

 まずは商工観光課長、ここ3年ばかりの間に、我が市で、例えば、商工業あるいは建設業を含めてどのくらい倒産・廃業なさっているか、数を把握していますか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) ここ数年というお話ですけれども、



◆18番(矢崎六彦君) 今現在で結構です。



◎商工観光課長(伊藤一向君) ここのところの廃業または倒産等、こちらのほうでは商工会を通じてお話も聞いたりしまして、また市内の大手の会社のところにもお話を聞きましたが、そういう具体的なお話はまだ出ていないというところでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) いえ、例えば、では具体的に申しますが、建設関連企業だけであっても10社以上倒産したり廃業しているんですよ。この現実を、商工会を通じなければわからないではなくて、やっぱり市内企業がどんな状況にあるかということを商工観光課(担当課)は注意を払って、今の状況を常に把握しておく必要が私はあると思うんですよ。今まではいたし方ございませんけれども、これからやっぱりそういうふうなところにも目を張ってもらいたいと思います。

 それで、昨日も同僚議員が住宅リフォーム助成金等々についても質問をしましたが、市長答弁で、今年度はプレミアム商品券の活用を願ってそれでやっていきたいと、こういう答弁でありまして、来年度に向けてはこの辺も考えると、こういうきのうの答弁でありましたが、プレミアム商品券、実は欲しいという人が商工会へ行ったらあるいはこの窓口へ来たら、もう売り切れて、ないと、こういう状況になっているようですが、それは本当でしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 ことし1億円売り出しまして、プレミアムはプラス1,000万円ですけれども、4月1日に売り始めまして、7月の中旬に完売いたしたところでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 短時間で完売したということはまことにいいことなんですけれども、まだ4月からスタートして半分も済んでいない先に完売で、このままほかの施策というか、例えば増額して、市内業者の、市内の景気を浮揚するために追加で発行するというようなことは考えていないですか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) 今年度におきまして追加補正というようなことは、現在のところ考えてはおりませんが、来年度の当初予算に向けて検討してまいりたいということでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) やっぱり今景気が悪いわけでありますから、建設業ばかりでなくてほかの業種、例えば商店街の皆さんに関しても、やっぱりもうちょっと景気をよくしてもらいたいということは市内で金回りをよくするような施策をしてほしいと、こういうのがこの方たちの要望なんですよ。ですから、ことしはもう今のところ考えていないではなくて、これにかわるものでも結構ですし、ぜひそんな施策をやっていただいて、よそはともかくも、韮崎の市内で少しでも景気がよくなるような施策を市としては行うべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 市内の商業、またお金が回るようにするべきだということはおっしゃるとおりだと思います。それを受けまして、今すぐにということではないですけれども、来年度の予算に向けまして、当課が担当するプレミアム商品券とか、きのうもお話ししましたけれども住宅リフォーム制度というものを検討して、市内にお金が回るようにということを考えてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) これ以上は申しませんが、とにかく4月からスタートして今9月なんですよね。まだまだ半分以上残っているわけですよ。やっぱりこれで終わりではなくて、何かやはり幹部の皆さん、市長を含めて相談なさっていただいて、よかったよというふうな施策をひとつやっていただきたい、これはそういうことを要望して、この件は以上で終わります。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次にいきます。

 次に、小・中学校における暴力事件の多発とこの対策について伺います。

 過日の新聞報道によりますと、全国で近年暴力事件がここのところ増加傾向にあり、何らかの手だてをしないと大変なことになる、こういう記事が掲載をされました。

 本市の小・中7校の現況と対策について、教育委員会の見解をお伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 馬場教育委員長。



◎教育委員長(馬場賢一君) 矢崎六彦議員の質問にお答えします。

 小・中学校における暴力事件の多発とこの対策についてであります。

 本市の平成22年度の状況につきましては、暴力行為が2件で、いずれも中学校における生徒間暴力でありました。これらの原因は、少子化による人間関係の希薄、家庭の教育力の低下、集団遊びや大人と接する機会の減少、コミュニケーション能力の不足、感情をコントロールすることができない等の子供がふえていることによるものと考えられています。

 現在、各学校で取り組んでおります韮崎市学校教育指導重点の豊かな心を育てる生徒の指導を低学年から進め、今後も相手を思いやる心の育成や道徳的実践力を身につけ、集団としてよりよい人間関係を築く生徒指導に取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) ご答弁で、我が市では平成22年度は中学校における暴力事件が2件と、こういうことで答弁をもらったんですが、20年、21年はどんな状況だったか資料ございますか。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 再質問についてお答えいたします。

 20年度、21年度の暴力事件ですが、生徒間暴力が中学校でそれぞれ1件ずつでございます。小学校にはございません。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 我が市の状況は、今非常に心配する状況ばかりでないということで安心はしたわけなんですが、いずれにしても、こういう行為はいつ多発するかもわからんわけであります。今、教育委員長がご答弁いただいたように、細心の注意を学校の先生方と連絡を密にしながら、ぜひ今の状況を保ってもらいたい、こんなことを要望して、この件は終わります。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次に移ります。

 次に、入札執行について伺いたいと思います。

 本市では、当初予算に基づき、各事業とも順次発注執行いただいておるわけですが、特に、建設関連事業の減少からくる低入札の現況がここのところ見られます。この点をどうとらえておられるか、まずはお伺いをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 入札執行についてお答えします。

 本年度執行された入札において、最低限価格は上回るものの、落札価格が低いケースが何件か見受けられました。市の財政面から見ると、公共工事等を安価で発注できることは好ましいことでありますが、反面、いわゆるダンピング受注は工事の品質確保に支障を生じかねないことに加え、建設業の健全な発達を阻害するおそれがありますので、落札価格が低い工事につきましては、契約内容に適合した履行により品質確保できるよう施工管理・監督を徹底してまいります。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 市長のご答弁で大方のことは理解できるんですが、ちょっと具体的に質問をします。

 本年度、発注済みの今メイン仕事であります下水道工事、3件発注なさったわけですが、このうちの2件が低価格落札されたわけであります。そして、既に業者さんはこの工事に着手をしておるわけなんですが、いざ取りかかってみると、田んぼ等の関係もあるんでしょうけれども多量の水がわいてきて、取っかかったところが床づけもパイプの布設もできない、こういう話を業者さんから聞きました。業者さんの話によると、設計内容の中に水かえ費を全然見ていないと、こういうことですが、当局はこの件をもうご承知でしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 石原上下水道課長。



◎上下水道課長(石原茂君) お答えいたします。

 ただいまご指摘をされました設計書の中に水かえを見ていないというのは、確かに見ていないということでございますが、当初の設計においては、こういった水かえについては現実に水が出るかどうかわからないということで入ってはおりませんでした。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) これは、水かえ費を今お聞きのように見ていないということであります。これは、設計の段階でやはりしなければいい設計ができない、試掘調査等を全くしていないということを言っているんですよね。少なくとも要所要所で試掘調査をすれば、今の水の問題あるいは遺跡の問題、これらがチェックできるわけであります。そのように設計業務を実施すれば、今私が指摘したようなことはないわけでありまして、今のままでは全く業者泣かせの工事発注だと、こう申し上げても過言ではないと思うんですよ。

 ですから、少なくとも発注しちゃった物件、少なくともこの水かえ費等々をぜひ設計変更等々で見てやってほしいと、こんなことをお願いしたんですが、担当課長、どうでしょう。



○議長(嶋津鈴子君) 石原上下水道課長。



◎上下水道課長(石原茂君) お答えします。

 既に発注してある工事においては、掘削をしたところ湧水等が出て処理に苦労しているということで、水かえを設計には見てございませんが、発注後において転石あるいは湧水等の新たな状況が発生いたしましたが、これらについては請負者と発注の我々市とで協議を行いまして、変更契約等で対応している部分もございますので、対応は可能かと思います。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) ぜひそんなふうにしてやってください。

 次に、過日の8月29日の入札執行で、来年度の工事だと思うんですが、下水道工事の設計委託物件があったはずであります。我々のところへも入札結果がファクスで流れているわけなんですが、2,300万円ほどの予定価格が780万円と、こういう価格で落札をしておるわけであります。これを担当課の総務課はどんなようにとらえているかお聞きをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) お答えいたします。

 これは、一般競争入札で行った物件でございまして、委託業務でございます。落札率が33%ということで低いわけですけれども、これにつきましては入札の結果ということで、やむを得ない結果というふうに理解をしております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) やむを得ないという話なんですが、この裏には、裏というか、これからのことにこういうことが想定されるわけなんですよ。この設計を今度また同じように図面か地図の上で、要するに紙上で設計をして、さっきから私が言っているように、試掘とか現場の状況を見なくて設計することはできると思うんですよ。だけれども実際問題、ことし発注した物件で、今指摘したような物件が発注されているわけでありますから、少なくとも設計業務というのは物すごく大事だと思うんですよ。

 他市の例をとってはいかんですが、近隣のところで発注している物件は、極論を言うと絵どおりにやっていけば素人でもパイプがつながっていくという、こういう細かい、水路があれば水路に従い、水が出ればここの間は水かえをするよとか、こういうふうな設計をなさっているところがあるんですけれども、我が市の下水道をはじめとした物件がこの辺までチェックをしていないんではないかと、こう思うんですよ。

 ですから、これからの発注物件に関しては、特に設計業務は受注業者にまでかかってきますので、その辺の細かいところまできちっと正確な親切な設計ができるように、やっぱりこの辺を管理・監督するのは総務課だと思いますので、お願いをしておきたいと思います。

 では、次に、本年度のメイン工事である下水道の工事の発注、今現在3件発注済みなんですが、これから3件ほど、あるいは入札差金等も含めると三、四件、四、五件は発注してくれるということを聞いておりますけれども、ご存じのように、今整備をしているのは甘利地区なんですよね。甘利地区の整備をしてもらっておりまして、去年は地元の甘利地区の業者もそれなりに大小はありましたけれども受注をさせてもらって、この不景気で仕事がないときに、よかったよかったということで大変喜んでおったわけでありますが、ことしの状況を見ると地元の業者の受注の機会が全くなくなっている、こういう状況なんですが、総務課長、どんなふうにこれをとらえておられますか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 今後の下水道工事の指名につきましては、先般、指名委員会で決定したところでございまして、受注機会ということでございますけれども、さまざまな要因、実績等、それから施工力等を含めまして、指名委員会の中で決定させていただきましたので、ご理解願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 指名は、指名委員会で決定したということですが、我が市の指名委員会はどんなメンバーで構成されていますか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 指名委員長に副市長でございまして、あと委員といたしまして、総務課長、企画財政課長、農林課長、建設課長でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 発注してしまったものは仕方ないわけでありますけれども、もう1点、ついでですから、我が市は、今現在は予定価格を公表していないですよね。以前、私も含めほかの議員も予定価格は公表すべきだという質問をしていますが、今現在、うちの場合は予定価格を公表していない。今後、予定価格を公表する考えはございますか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 現在は公表しておりませんけれども、今後はいろいろな条件等を見ながら、公開も含めて検討していくというふうに考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) そこで、低入札防止を強化するために、関東地建の整備局は、履行確実性評価の対象を本年度から予定価格が1,000万円を超える業務へと拡大をしているんですよね。また、去る9月9日の、きのうおとといの建設新聞には、笛吹市の場合、これも工事入札に関して最低制限価格設定試行要綱、こういうのと、また総合評価方式による最低制限価格設定試行要綱、これの一部を改正するという発表がされております。9月1日から実はやっているんですよ。これは具体的に申しますと、笛吹市は最低価格を100分の80にしているんです、今まで。これを85に改定するという発表がございまして、9月からやっているんですよね。

 我が市も今の下水道の物件ではございませんけれども、最低制限価格をこの辺のことも含めながら、やっぱり決めるべきだと思うんですよ。そうしないといい工事が、幾ら品質管理・監督していくといっても、能もなくさっきの三十何%あるいは6割、7割の受注をやったんではいい仕事ができないはずなんですよ。この最低制限価格も設定する予定はございませんか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 最低制限価格につきましては、当市は現在設定しておりますので、そんなふうに理解しておりますけれども。



◆18番(矢崎六彦君) 設計業務はそういうものがないんですか、一般競争入札だから。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 申しわけありません、設計業務につきましては、それはございません。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) やっぱり設計業務も、今言ったように一番大事なところを委託するわけですから、やっぱりいい設計を組んでもらうにはそれなりのお金を取ってもらって、業者泣かせのような設計にならないように、やっぱり私は制限価格を授けるべきだと思いますけれども、いかがですか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 研究させていただきます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) そこで、最後に、では提案申し上げますが、発注して終わった物件に関してはいたし方ないわけですが、例えば、今年度残っている工事、例えば下水道工事を見ますと、今年度は3,000万円から6,500万円ぐらいの金額で発注しているわけなんですが、少なくともこれを1,500万円から2,000万円前後ぐらいにすると、要するに物件数がふえまして、市内業者、地元業者が受注の機会がふえてくるわけであります。そういう発注の仕方を今後やってほしいと提案するんですが、いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 石原上下水道課長。



◎上下水道課長(石原茂君) お答えをいたします。

 確かに件数が多くなることにより、地元の業者の受ける数が多くなるというようなことでございますが、我々発注者からいたしますと、やはり工区分けをすることによって経費が大変かかるという部分もございましたり、また立地条件もありまして、道路の交通どめあるいは規制等、そういったことを考えますとなかなか簡単にはいかないところもございますので、ご理解をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) 今の答弁ではちょっと納得というか理解できないんですけれども、それではさっきの景気浮揚施策にもつながらないわけですよ。やっぱり逆に言うと、大きくやれば担当者は楽でしょう。大きく担当すればいい。余り細かい工事になると何物件も見なければならぬという大変な部分があるかもしらんけれども、少なくとも市民あっての行政であり、市内業者あっての行政であると思うんです。

 お隣の話をしてはいかんですが、お隣のある市では、下水道工事もせいぜい2,000万円前後で発注しているんですよ。多くの業者に受注の機会を与えているのを近隣でもやっておりますので、ぜひそんなことも考えながら、我が市の土木・建築業者がみんなよかったよというふうな区割りにしてやって、受注の機会をふやしてやってほしい、こんなふうにお願いをするんですが、市長、どうでしょう、その辺の話は。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 確かに、景気浮揚とかいろいろとあるわけでありますけれども、いろいろと業務関係の効率性とか、市はやっぱり市全体の市民からの税金をいただいているわけでありまして、そこだけ、ではどこだけにということの、今のような何でもかんでも細かくすればいいというそこまでいけばいいのか、ではどこまで細かくすればいいのかという、この問題は、私一人で考えても結論は出ない問題でありますから、現場ともよく相談しながらやっていきたいというふうに思っております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) これ以上申し上げませんけれども、ぜひそんなことも検討していただいて、やっぱり市内企業を育成するということもありますので、さっき経費率の問題が出ましたけれども、例えば、ことしは5億円なら5億円で下水道工事をするとすれば、確かに小工事にすると経費率が上がってくる、これありますけれども、請負をさせてもらう業者側でいうと、私は全体を5億円で済ませていいと思うんです、経費率を下げても。決して受注業者さんは文句は私は言わないと思うんですよ、全体5億円なら5億円の執行で。それを例えば5本で出すのか10本で出すのか、確かに経費率は上げなければならぬというものも私にもわかりますけれども、それらも皆さんは理解をしてくれるんではないかと思いますので、ぜひ今後の物件については、その辺のことを検討する中で工事発注をしてやってほしいと、こういうことをお願いして、この件については終わります。

     (18番 矢崎六彦君 登壇)



◆18番(矢崎六彦君) 次に移ります。

 次に、我が市所有の施設の管理委託と役員選任の件についてお尋ねをいたします。

 我が市においても、東京エレクトロン文化ホールほか幾つかの施設を指定管理者委託しておりますが、委託者決定はどのような基準で決めておられるのか、まずはお伺いをいたします。

 また、今度オープンしました市民交流センター「ニコリ」の管理委託はどんなものがあるのか伺いたいと思います。

 また、東京エレクトロン文化ホールは武田の里文化振興協会、穴山・若尾のデイサービスセンターは社会福祉協議会が管理運営しているのは承知ですが、これらの役員選任はどのようになさっておるのかお伺いをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 我が市所有の施設の管理委託と役員選任の件についてお答えをいたします。

 まず、指定管理者につきましては、韮崎市の公の施設に係る指定管理者制度導入に関する基本方針により、住民の平等利用の確保及びサービスの向上などの選定基準に基づき、外部の有識者を含む指定管理者選定委員会において審査・決定をしております。

 次に、韮崎市民交流センターにつきましては、センター本体、センター駐車場、地域情報発信センター、市立図書館及び子育て支援センターについては指定管理、ふるさと偉人資料館については業務委託をいたしております。

 次に、団体の役員についてはそれぞれの定款等に基づいて選任しているものと理解しております。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) ちょっと不勉強なんですけれども、では指定管理者に委託しているのは何施設あるんでしょうか、施設の数は。



○議長(嶋津鈴子君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) お答えします。

 トータル何施設というのはちょっと今すぐに出ませんので、施設名で申し上げますが、最近ですと、市民交流センター内のビルの管理、それからその中の図書館の運営、あと子育て支援センター、その横の駐車場、それから交流センター以外ですと、文化ホール、それから老人福祉センター、2つのデイサービスセンター、それから温泉施設が中田町にございますが「ゆ〜ぷる」と道の駅の施設があるかと思います。あとちょっと漏れているかもしれませんが、今覚えている範囲ではそのくらいだと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 矢崎六彦君。



◆18番(矢崎六彦君) そして、では団体等の役員選任についてということで取り上げてあるんですが、今の市長の答弁では、それぞれの定款等に基づいて選任しておると理解している、これはわかるんですが、これらの団体に関しても市は助成金とか毎年出しているわけです。例えば、武田の里文化振興協会あるいは社協の場合も、これには団体の基金だとか積立金等も多額なものがあるとお聞きをしております。これらの団体の役員さんは、「能もなく長くやっていてもうまくないじゃないか」という市民の声があるわけであります。これは、団体の定款等々で決めているから、行政のほうでこうしろああしろと言うことはできないと思うんですが、そういう話もあるということを、団体の役員の皆さんにもやはりお伝えしておいてもらったほうがいいのかなと、こう思いますので、強くは申しませんけれども、余り長くやっちゃいかんよというふうな指摘をされる市民がいるということをお伝えしておきたいと思います。

 いずれにしても、各指定管理者をなさっている方たち、一生懸命事業を市民のためにやってくれていて感謝しておるわけなんですが、今後もいろいろな問題が起きないように、ひとつ当局のほうでご指導をいただきたい、こんなことをお願いしながら、私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で矢崎六彦君の質問は終わりました。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後3時30分といたします。

                              (午後3時14分)

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○議長(嶋津鈴子君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き議会を再開いたします。

 横森宏尹君は、所用のため遅刻する旨の届け出がありました。

                              (午後3時30分)

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△清水正雄君



○議長(嶋津鈴子君) 一般質問を続行いたします。

 16番、清水正雄君を紹介いたします。

 清水正雄君。

     (16番 清水正雄君 登壇)



◆16番(清水正雄君) 16番議員、清水正雄です。通告に従いまして、順次質問いたします。

 1番目の質問でございます。上ノ山・穂坂地区工業団地にかかわる諸事業について。

 上ノ山・穂坂地区工業団地と県道韮崎昇仙峡線を結ぶアクセス道路、市道穂坂97号線については、県道進入口部分の用地買収が不調に終わったため、急遽迂回路の敷設を余儀なくされ、当初予定した事業費より約2億1,000万円の公費を新たに投資せざるを得なくなったと、6月定例会の一般質問で市長の答弁により明らかになりました。迂回路敷設に伴い、既に完成している約80メートルの新設道路が一度も道路として供されることなく、いきなり農地に現状復帰するという前代未聞の実態も明らかになりました。

 こうした一連の道路行政の失政による税金の無駄遣いに対して、市長みずから説明責任を果たすべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 2点目は、工業団地の造成工事中に、削岩機の振動や騒音公害をもろにこうむり、市に対して損害賠償を求めている事例があります。これ1件に対して、市はいかなる対応をされているのかお伺いします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 清水正雄議員の質問に対する答弁を行います。

 上ノ山・穂坂地区工業団地にかかわる諸事業についてお答えをいたします。

 まず、上ノ山・穂坂地区工業団地と県道韮崎昇仙峡線を結ぶアクセス道路、市道穂坂97号線についてであります。

 この事業は、当初平成22年度末に竣工する計画のもと、粘り強く用地交渉を進めてまいりましたが、誘致企業との約束期限が迫っていることから、線形を変更したものであります。この変更に伴い、未使用部分が生じるとともに事業費も増加いたしましたが、工業団地への企業進出により、将来に向け、地元からの雇用の創出、市内への人口の流入、税収アップ等が見込まれ、市といたしましてはプラス要因につながるものと期待をしております。説明責任につきましては、機会あるごとに、これらの事業の経緯を市民の皆様にご説明申し上げ、ご理解を求めてきたところであります。

 次に、工業団地造成工事の振動等に伴う損害補償についてであります。

 昨年9月に工事による振動により、浄化槽の水位が低下していると近隣住民より苦情があり、施工業者とともに現地立ち会いを実施した結果、ひび割れの原因による水位低下であることが判明いたしましたので、施工業者において早急に簡易的な補修工事を実施いたしました。その後も施工業者との間で協議を重ねておりますが、その解決にはいまだに至っていない状況であると伺っております。今後も引き続き、工事施工業者とともに協議を重ねてまいりたいと思っております。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 答弁では、未使用部分が生じたとか若干迂回路のために事業費がふえたとかそういうことで片づけておりますけれども、これはそんなに生易しい問題ではないんですよね。前回もそこで答弁をいただきました。やっぱりちゃんとこれ非は非として認めて、ちゃんとやっぱり市民にはしっかり説明責任を果たす必要があると思うんです。

 市長の答弁の中で、何か工業団地を持ってくれば税収が上がったり雇用が創出されるということでございますけれども、私の質問はそういうことを聞いておるわけではなくて、それはそのとおりだと思うんですけれども、企業誘致がくれば税収がふえたり雇用も創出されるということは、これは当然のことで、私の質問はそういうことではない、市道穂坂97号線のことについて質問しているわけでございます。もう一度、この辺の97号線についての不始末、これについてどのようなお考えかお伺いします。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 先ほどの市長のご答弁のとおり、粘り強く用地交渉を進めてまいりましたが、誘致企業との約束期限が迫っていることから線形を変更したものでございます。

 変更に伴い、未使用部分となった箇所に使った経費も増加しておりますけれども、工業団地への企業進出により、将来に向け、地元からの雇用の創出、市内への人口の流入、税収アップ等が見込まれ、市といたしましてはプラス要因につながるものと期待しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 何度言っても私の求めている回答を得られないようですから、それはそれとして、次の質問は、前回6月議会で、この路線を変更したために余分にかかった費用について質問いたしましたけれども、もう一度ここで整理したいと思います。

 この間の6月議会では、迂回路の敷設に1億5,750万円、廃道部分、無駄に道路をつくった部分が5,420万円、合計2億1,170万円ですね。これ以外に廃道を今から埋め戻していかないかんですよね。埋め戻して、あそこは畑にするわけでしょう、原状復帰で。その費用は幾らですか。ちょっとその辺の数字の整理をお願いさせてもらいます。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 ご質問のあそこの未使用部分については、解体、それから土工事で埋め戻すということになります。これらの工事費につきましては、線形変更に伴う事業費の増額の金額の中に、さきの議会の答弁の中の金額に入っておりますけれども、金額のほうは設計を含んだ段階におきましては多少下がっております。解体費が460万4,250円、土工事が158万250円、合計で618万4,500円でございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) それで、原状復帰した農地ですけれども、ここを畑にするわけですけれども、この畑については代替地にするという、前回の議会でもそういう考えが述べられました。畑の代替地をこの時期に求めている人はそんなに多くはいないと思うんですけれども、その辺の見通しはどうですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 実は、前回、道路を買収する段階におきました地権者、それから新たに新設、線形を変更することによる土地を買わせていただく地権者、同一人でございますけれども、その方から道路として土地を売却する分、今度はそちらの未使用の部分にいては買い戻したいというような話がございまして、現在、その話を詰めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) だから、代替農地としては用意したのはいいけれども、欲しがる農家はいなかったということであれば、この代替農地の計画も無駄になってしまいますから、その辺の見通しというのは今のところは、少しあるけれども全部代替農地が埋まるとは限らないということですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) 未使用の土地の約8割ほどを購入していただくというような形の中で、話を今詰めております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) では、次に質問を移ります。

 工業団地の排水路とか周辺道路工事で、先ほど私が質問した、振動、騒音、特に振動で被害を受けたという方がいらっしゃいまして、具体的には浄化槽の水位が落ちちゃったと。結局ずっと使えなくて、原因については、市も業者も究明に乗り出してくれたわけですけれども、この原因究明について、どんな結果になったんですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) お答えをします。

 原因的には、浄化槽の水位が低下したということで、水を抜いてみないとわからないということで、一度浄化槽の水を抜きました。その結果として、浄化槽に縦に亀裂が2カ所入っていたということで、その部分については補修工事を行ったと。それから、目地部はちょっとわからなかったんですけれども、目地部についても一応わからなかったけれども補修工事をしたということで、1回目の調査を行いました。その後、まだ水位が下がるということがございまして、再度水を抜きまして調査をいたしました。そのときには、目地部を再度補修いたしまして、一応底の部分についても基礎の状況がどうかということで、底に穴をあけて基礎の状況を調べたということでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) だから、答弁では、ひび割れが原因と出ていますよね。ひび割れのために水位が低下したという説明なんですけれども、そのひび割れの原因を聞いておるんですよ。ひび割れが、いわゆる振動で起きたものだというふうに考えられるわけですよね。あの振動というのは、畳3畳の大きい石が出てきた、畳3畳ですよ、その大きい石を削岩機で砕く、それこそ朝から晩まで砕いたわけだ。それで、地震みたいな振動が来ていたそうですよ、その方に言わせれば。

 ですから、当然いろいろなそういった影響が出ただろうというわけで、いろいろな方から調査をしてもらったわけですよね。市からもしてもらったけれども、それ以外に、あの方は別の人たちにも、専門家に意見を聞いたりなんかしたわけですけれども、そのように、そのひび割れの原因そのものが何だったんでしょうかね。今、課長の話だと、横にもひび割れがあった、下にもあったなんていう話ですけれども、それが問題だね。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 当然振動があったということで、それがひび割れとの因果関係ということでございますけれども、実際上、掘削工事をしていったときに、議員のおっしゃられるとおり大きな石も下のほうへ行って出てきたということで、相当振動はあったかとは思います。それが実際上、因果関係と、正式にはっきりとこういうもんだということで確定はできませんけれども、掘削をした当時、振動があったということでひび割れが出たということですから、当然因果関係が全くないということは言えないと思います。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) この方は、これだけの資料を私のところに持ってきたと。結構厚いですよね。毎日記録してある、これに。それで水位の状況も出ているんですよ。昨年の12月の9日あたりから、その前から水位がどんどん落っこっているんだけれども、9日に初めて30センチ動いたんですね。30センチ、バンと下がっちゃった。ずっと、昨年の12月からことしの2月の初めごろまでか、あと20センチ近くまで下がって、また上がったりして下がったりで、これは明らかにこの工事が始まってから水位が低下したわけですから、因果関係なんて言わなんで、これは完全に原因はそこにあると思うんですよね。

 ですから、市の調査では、とにかくこの方が怒っておるのは、業者も市も責任逃ればかりしておるということなんだよ、責任逃れ。今言ったような因果関係がわからんからなんて言っておるから物すごく怒っておるわけなんですよ。その辺のところをやっぱり行政も自覚してもらったほうがいいんではないかな。

 この方というのはあれですよ、すごい文化人で、知っていると思うけれども、課長も行き会ったこともあると思うけれども、すごい文化人で文句を言うような人ではないんですよ、東京から来られた方で。ですから、文句を言うということは、よほどのことがないと文句なんか言わないんだから。嫌だから、こんなことで手間暇かけて文句言うなんていうことは嫌なことで。なのに、この人はあえて。

 こう書いてあるで、この人は、「市の発展のため、市長が工場誘致。韮崎市の発展のためなら多少の我慢もするつもりの1年間でございました。現場に市の職員がいたということは市にも責任があると思います」、この後、長々と書いてあるけれども、市の職員がずっと現場に入っておるということも出ているよ、これ。だから市の責任ではないということは言えないと思うんですよ。これに対して、課長はどんなお考えですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) お答えします。

 当然あそこへ工業団地を造成するということで、近隣の方々には非常に迷惑をかけたということで、近隣の方も協力していただいていたということで、それに対しては感謝をする次第でございます。

 いずれにしましても、今まで、工事は、基本的には−−逃れるわけでもないんですけれども−−工事業者の責任施工の中で工事を行うということが原則でございますので、市長も答弁をしたとおり、やはりまだ解決に至っていないという状況でございますので、工事施工業者とともに協議を重ねて、何とかご理解をしていただくということを行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 浄化槽もひどい状態になっているけれども、ここにも写真があるけれども、この家の基礎にクラックが入っている、でかいクラックが、真ん中からこう。これ4カ所。これ基礎に4カ所クラックが入っちゃった。だから、これは何のかんの言ったって、これは振動で水位が低下したりクラックが出てくるなんていうことは明らかだと思うんですよね。そういうことをおっしゃってくれる専門家の方もいらっしゃるということで、この辺の原因は明らかであるわけですけれども、これを言い逃ればかりしないで、しっかり責任をとってやったらいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 今まで所有者の方が代理人を立てて、代理人と業者の中で話を進めてきましたけれども、なかなか代理人から所有者のほうへ話がうまく伝わっていないという部分も一面あります。ですから、そういった経緯もございまして、うちのほうでも過日、最終は5月の下旬でしたか、協議の中に入って話をいたしましたけれども、その後、代理人のほうからこちらのほうへ返答がない状況でございますので、そうはいっても先ほどの繰り返しになりますけれども、この問題についても何とかしなければならないということは理解しておりますので、協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) それで、例えば、こういうことが起きるということはあちこちでありますよね、どんな工事でも。公共施設に限らず民間の会社でも、民間の例えばマンションの建設でもあるわけですよ。それで、周りの人たち、住宅の、工事する前のそれを写真におさめて対抗するという方法を業者がとっているようですけれども、ここの場合は、たった1軒か2軒の、周りに住宅はないわけだから、その写真ぐらいおさめて、壁の写真をおさめたり基礎をおさめたり、あるいは浄化槽の中までというあたりはどこもやっておるかどうかわからんけれども、その辺の対応はしていなかったんですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) 工事を始めるときには、うちの担当によりますと、現場責任者には、近接工事についてはやはり構造物のひび割れ等を事前にチェックしなさいという指示は行ったということであります。しかしながら、現場において、具体的にここをしろという指示はしなかったわけでございますけれども、たまたまその業者において、近接の構造物は調査したと思うんですけれども、そのひび割れの起きた場所が工事の場所より10メートルほど離れていたということもあって、そこまでは見なかったという工事施工業者の話でありますので、そこら辺も細心の注意を払えばよかったかなということは思っております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) そうだとすれば、もう言いわけがつかんですよね、市でも、業者も、対抗手段がないわけですから。だから、速やかに弁償してやればいいではないですか。いろいろ言うことはないと思いますよ。だって、新しいクラックが出て、浄化槽の水位も落ちて、全然何日も使えなかった、これは損害を受けているわけですから。ああでもない、こうでもないと言わんで、これは出るところへ出られれば終わりだよ、これ、そうでしょう。写真でもおさめておけばよかったんだね。だけれども、おさめることはしなかったから、これ対抗手段は全くないということだから、速やかに弁償していただくことを私は願っております。



○議長(嶋津鈴子君) 横森企業立地課長。



◎企業立地課長(横森亨君) そこら辺も含めて、業者と今後協議を重ねてまいりますので、ご理解を願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。

     (16番 清水正雄君 登壇)



◆16番(清水正雄君) それでは、次の質問に移ります。

 2番目の質問、観音山公園の整備計画について。

 先般、観音山公園の整備のイメージ図が市から発表され、あわせて市民会館の解体並びに市道韮崎1号線の整備スケジュールの説明もありました。市の説明によると、市民会館解体後の跡地については、来年度、のり面保護工事に着手し、展望デッキや遊具を備えた公園とし、平成24、25年の2カ年で整備するとのことです。

 そこで、公園整備の必要性は皆さん認めていると思いますが、展望デッキのような人工構造物があの場所に必要なのか、そんなところに金をかける必要はないではないかと、自然のままでよいと、こんなことを地元住民がおっしゃっております。展望デッキを計画した意図について見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 観音山公園の整備計画についてお答えします。

 観音山公園は、西に鳳凰三山、南には眼下に市街地、遠方には富士山、東には茅ヶ岳を見渡せる絶好のビューポイントであり、平和観音とともに韮崎市のシンボル的存在であると考えております。

 展望デッキは、このすばらしい眺望を安全に楽しめる施設として、また、JR、国道20号線からも望むことができることから市民の皆さんはもとより多くの方に楽しんでいただき、本市のPRにつなげていきたいと考えたものであります。今後、市民の皆様の意見を拝聴する中で、また地質調査等をする中で、計画等は進めてまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 説明会を開いていますよね。富士見ケ丘と旭町ですか、この両地区の説明会では、どんな意見が出されましたか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 旭町、それから富士見ケ丘地区、それぞれに8月の下旬に伺いまして、地域の皆様にご説明申し上げたところでございます。

 その中で、展望広場につきましては、旭町からは意見はありませんでしたが、富士見ケ丘につきましては、展望デッキは不要であるというような意見と、それから展望デッキは必要であるという両方の意見が出されました。そういった両方の意見が出たということの中で、我々もまた今後、検討していかなければならないのかなというところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 富士見ケ丘のほうは、賛成意見と反対意見があったということですけれども、賛成したのは市の職員だよね。それはわかるよね。だから要するに、市の職員は賛成だけれども、反対は一般住民がしたということ。富士見ケ丘の人たちは地元へ帰って、どういうもんずらかなと、こういう話を話し合ったそうです。そうしたら、「あんなもの要らんじゃんね」というのが多かったようですけれども、それは多いといっても四、五人の話だから全体の意見ではないですけれども、そういう必要じゃないと言う人もいましたよということを教えてくれましたけれどもね。

 これは、ここの答弁でも述べているように、展望デッキありきの計画ではないんですよね。ないというふうに私は解釈したんですけれども、ここに、市民の皆さんの意見を拝聴する中で計画を進めてまいりますということですから、市民の皆さんの意見が余りそんなものは要らぬということであれば、これは取りつけをしないというふうに解釈してよろしいですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 市長のご答弁の中で、「今後、市民の皆様の意見を拝聴する中で、また地質調査をする中で計画を進めてまいります」ということでございますので、市民の意向を酌みながら計画を考えてまいります。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 反対を言っている人たちは、あそこに平らの、いわゆるデッキを設置する場所、ここにいろいろ石碑がありますよね。山本周五郎さんの石碑を初め、もっと古くからの石碑として魚族供養塔とかふるさと回顧の碑ですか、こういう石碑があったり、また鐘つき堂の説明板もあったりで、結構歴史的にも価値のある石碑があるわけですよ。

 ですから、それをわざわざ下へ持っていって、それでデッキを取りつけるなんていう「そんなことはやめてくれよ。いいじゃないか、あそこで」という意見なんですよね。それに対して、当局ではどんな考えですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 石碑の移転につきましては、建立いたしました方々と話し合いをいたします中で、移転先を決めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) あれは、昔、私どもも思い出があるんですけれども、鐘つき堂というのは、今あの程度の説明板しかありませんけれども、鐘つき堂があったんですよね。ああいうものをむしろ再現したりして、あそこへ取りつけたらどうだと、そういうことを言ってくれる人がいるわけです。それのほうがはるかにデッキをつくるよりは価値があるような気がするんですけれども、鐘つき堂の由来とかそういうものも非常に歴史的な価値のあるもんですから、そういう鐘つき堂をあそこへまた昔と同じように置くということは考えてもよろしいんではないかと思いますけれども、いかがですか。市長、どうですか。市長が一番よく知っているわ。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 私自身は余り、サイレンのほうは覚えているんですけれども、鐘つき堂のほうは、あったという事実は私も知っております。昔の、要するに非常時における市民に知らせる、今の火の見やぐらのもっと大きいやつということでしょう。それが戦争によって、どうも半鐘が供出されてしまったというようなことを聞いておりますけれども、それも韮崎の、現物が残っていれば資産とはなりますけれども、昔の風景の一つではあろうなというふうには思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) ですから、ああいう貴重なものを再現するなり復元するなりして、新たにあそこへ設置するということもこの際必要ではないかと、それのほうが何ぼ市民が喜ぶかわからんと思うんですよね。ぜひ鐘つき堂の設置のことも考えていただきたいと。

 それから、市民会館の解体についてですけれども、場所が場所で、ああいうすぐ下は商店街で、住宅や商店がいっぱいあるわけですけれども、非常に難しいところで工事を進めるわけですね。これについては、安全対策は十分考えていると思いますけれども、例えば、やはりさっきも言ったように振動もありますし、騒音もありますし、またほこりもすごく上がるような気がするんですが、そういった対策についてどのように考えていますか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 市民会館の解体工事における振動、騒音、それからほこり等の対策でございます。

 騒音対策といたしましては、足場の外側に防音パネル、それから足場の内側に防音シートを設置いたしまして、二重に対策を講じてまいります。また、騒音・振動対策としまして、解体の機械の選定について、工事を考慮する中で、地下の基礎撤去時を除き、大型ブレーカーは使用しないで油圧式破砕機を使用することにより騒音・振動を最小限に抑え、施工してまいります。それから、ほこり対策でございますけれども、防音パネル、騒音シートで軽減を図り、また、解体時、散水をしながら解体していくという形を考えてございます。

 それから、この騒音・振動、特に騒音問題で、また地域の皆様方に迷惑をかけないということの中で、あらかじめ近隣の建物、個人の資産等については、写真等々の中で対応をしてまいる所存でございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 振動・騒音の対策は、十分確立しているということですね。何が起きるかわかりませんので、細心の注意を払って、とにかく工事を進めていってほしいですね。

 ほこりなんかはどんなぐあいになっていますか。かなりほこりもあるでしょう。コンクリートを砕いたりなんかすると立つと思うんですけれども、ほこりは上に上っていってしまうからかなりのほこりが出ると思うけれども、ほこりに対する対策はどうですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 ほこり対策でございますけれども、先ほどご説明いたしましたように、防音パネル、防音シートで軽減を図りつつ、なおかつ解体時には散水をしながら解体すると、ほこりを抑えるような形で解体をしていくということでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。

 議長より、質問者に申し上げます。

 こちらへ質問者がお出しになった項目の中に質問内容がありませんので、もとの質問の内容に戻っていただきたい。それと、もう一つ、時間が今21分57秒。よろしくお願いします。



◆16番(清水正雄君) いずれにしても、この工事が始まって、安全な工事を望みますが、あそこは、工事中、子供たちも通学路になっておりますので、あそこを歩いて小学校へ通うわけですね。ですけれども、工事中はどんなぐあいになるのかなというふうに心配もしているわけですけれども、その辺の通学児童の安全確保についてはどんな考えですか。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) お答えいたします。

 道路をどうこうということまで工事は係らないと思いますので、子供たちの安全を見ながら進めてまいりたいと思っております。例えば、道路が狭くなるとかどうこうということはないと思いますので、大丈夫だと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。

     (16番 清水正雄君 登壇)



◆16番(清水正雄君) それでは、次の質問に移ります。

 3番目の質問です。投票所に身障者用車いすを設置することについて。

 投票したいのはやまやまだが、投票所に車いすが備えていないので投票することができない。車いすの設置をご配慮していただけないでしょうかと、このような要望が私のところに届きました。

 車いすをお持ちの方なら投票会場の駐車場から車いすで会場に入ることができますが、車いすを持っていない方もおりますので、駐車場へは何とか息子なり親戚なりの車で乗っけてきてもらっても、会場へ入れないわけですよね。そこから先、一歩も動きがとれないということですので、ぜひ車いすの設置をお願いしたいわけでございます。

 投票率が低下傾向にある昨今、これをもって投票率が向上するとは思えませんが、投票したいという足の不自由な方のとうとい気持ちに行政はこたえるべきではないかと考えます。見解を求めます。



○議長(嶋津鈴子君) 水川選挙管理委員会書記長。



◎選挙管理委員会書記長(水川秋人君) 清水正雄議員に対する答弁を行います。

 投票所に身障者用車いすを設置することについてであります。

 現在、22カ所の投票所のうち、市で管理している公民館及び学校にはほとんど車いすが配備されておりますが、地域で管理している公民館の分館や民間施設には配備されていないのが現状であります。今後は、高齢者や足の不自由な方の投票しやすい環境改善に向け、必要と思われる投票所には配備していく考えでございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 市が管理している学校とか公民館は車いすが配備されているという話ですけれども、学校なんかはどこへ配備しているんですかね、場所は、投票所のどこに配備されているんですか。



○議長(嶋津鈴子君) 水川選挙管理委員会書記長。



◎選挙管理委員会書記長(水川秋人君) これは、投票所としている体育館等に置いているものではなくて、学校施設内に置いてあるもので、選挙以外のときには当然その学校の中で利用される方のためのものでございますので、常時、投票所としている体育館に配備しているものではございませんので、ご理解願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) そういうのは配備されているとは言えんのよね。だって投票所の会場にないわけだから。学校の中のどこかにあるなんていう話では、配備じゃないじゃんね。だから、やっぱりそういう配備なんかされちゃいないよという人が多いですよね、どこも投票所に。韮小もたしか車いすは投票所の会場で見たことはねえし、よそは知らないですけれども、東中はあれですか、玄関のあそこに配備されているんですか、入り口のところ、玄関。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 東中のことについてお答えいたします。

 入って、階段がありますね。その一番左側のところにスロープがついているはずです。ですから、投票所までは行けると思います。わかりますか、位置が。入りますと、北館がありますね。守衛さんがあそこにおりますね。守衛さんがいるところのすぐ西側のところにスロープがついているはずです。ですから、東中も大丈夫ですし、韮小も体育館へ行けると思いますけれども。はっきりは、ちょっとすみませんけれども、東中はいずれしても大丈夫です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) だから、東中のようにみんなそういう場所に配備してくれれば、問題は、車で東中なり韮小なり駐車場までは連れてこられるけれども、そこからがえらいじゃん、車をおりてから。それで、もうほとんど歩けないから、本来ならば駐車場の近くに車いすが置いてあって、そこから車いすに乗っけて会場へ入ると、それが一番いいですけれども、全然とんでもねえところへ置いてあれば、それは備えていることにはならんわけで、東中みたいにああいう目立ったところへ置いていただければいいですけれども、韮小なんかは体育館で投票しているのに、こっちのグラウンドのほうの玄関に置いてあるなんていう、そんなことでは、これは配備されたことにはならんですよね。だから、この辺のところ、まだまだ行政として、身体障害者あるいは足の不自由な方への配慮が足りないなという感じがいたしました。これは早速市議会議員の選挙がございますので、この辺の気遣いをしていただきたいというふうに思っております。いかがですか、その辺は。



○議長(嶋津鈴子君) 水川選挙管理委員会書記長。



◎選挙管理委員会書記長(水川秋人君) 直近の選挙から、これにつきましては対応してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 早速近いうちに実行できるそうですから、ひとつ頑張って実行に移していただきたいと思っております。

     (16番 清水正雄君 登壇)



◆16番(清水正雄君) では、次の質問に移ります。

 天神通りにグリーンベルトを設置することについて。

 天神通りは、韮崎小学校の通学路に指定されておりますが、歩道と車道の区別がされていない現状から、子供たちは交通事故の危険にさらされながら通学している状況です。安全・安心な通学路を確保する必要性からグリーンベルトの設置を求め、昨年12月定例会での私の一般質問に、市長から「地域及び学校関係者の合意形成が図られた上で、関係機関と協議して進める」と答弁がありました。

 ことし1月、日の出町、天神町、両自治会長からグリーンベルトの設置を求め要望書が提出されているところであります。地域及び学校関係者が望んでいる韮小通学路グリーンベルト設置について、関係機関との協議はどこまで進んでいるのかお伺いします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 天神通りにグリーンベルトを設置することについてお答えします。

 この通りは幅員が狭いことから、設置可能かどうかについて所轄の韮崎警察署と協議した結果、設置については可能であるとのことであります。現在、施工方法を検討しているところであり、今後、地元関係者と協議を進め、明年度実施してまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 明年度でつくから、再来年、これ実施するということでありがたい話ですが、警察との協議内容というのは、どこまで、その中身についてはあれですかね、ここで明らかにできますか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 所轄の韮崎警察署との協議でございますけれども、まず市道であること、それから市道の幅員、それから現状の規制、それらを一括にまとめた中での協議となりました。その中で、警察署のほうといたしましては、最終的には、設置については可能というお話が出てまいりました。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 警察との話し合いで、私が前に一般質問したのは、天神の鳥居のあるところから学校までという質問でしたけれども、その後、日の出町の自治会長さん、それから天神町の自治会長さんの話で、いわゆる日の出町の下までですね、一番南のしりまで、そこまでグリーンベルトを設置してほしいという要望書が出ていると思いますけれども、それについては、区間はその辺のところはやってもらえますか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 各自治会の役員の方々とお話をする中で、おっしゃられるとおりのところまでという要望がございます。ただ、学校の東側につきましては、ちょっと構造的に難しいようなところもあるような話がございますので、それらをまた地域の方と協議をする中で検討したいと思っております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 学校の正門から南の日の出町のしりまでは難しいですかね。それとも可能ですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 学校の正門の付近のところも多少厳しいところもある、また、それを過ぎた後、ちょうど西側にも入り口、門があって閉ざされているんですけれども、その付近がちょっと厳しいところもあるんではないかなということで、その辺についてはまた検討していかなければならないということでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水正雄君。



◆16番(清水正雄君) 以上で私の質問を終わらせていただきますけれども、韮崎市政、いろいろ問題もあるみたいでございますけれども、何せやっぱり人が集まるような韮崎市をつくってもらいたいと、我々議会も協力をいたします。市民も協力すると思いますけれども、きょう私が質問したことは余りいい話ではございませんが、こういうこともクリアしてというか、二度とこんなことは起こさないようなそういうしっかりした見識を持って臨んでいただきたいと、この韮崎市は必ず発展すると思っておりますので、市長を先頭にして頑張っていただくことをお願いして、私の質問を終わります。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で清水正雄君の質問は終わりました。

 以上で、通告による一般質問は全部終了いたしました。

 これにて一般質問を終結いたします。

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△散会の宣告



○議長(嶋津鈴子君) 次の本会議は、明日14日午前10時より会議を再開し、議案審議を行います。

 本日はこれをもって散会といたします。

 お疲れさまでした。

                              (午後4時25分)