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山梨県 韮崎市

平成23年  9月 定例会(第3回) 09月12日−02号




平成23年  9月 定例会(第3回) − 09月12日−02号







平成23年  9月 定例会(第3回)



          平成23年第3回韮崎市議会定例会

議事日程(第2号)

                 平成23年9月12日(月曜日)午前10時開議

日程第1 一般質問

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出席議員(20名)

    1番 田原一孝君     2番 西野賢一君

    3番 小林伸吉君     4番 山本雄次君

    5番 輿石賢一君     6番 秋山 泉君

    7番 岩下良一君     8番 森本由美子君

    9番 横森宏尹君    10番 野口紘明君

   11番 藤嶋英毅君    12番 嶋津鈴子君

   13番 一木長博君    14番 望月正澄君

   15番 石井錦一君    16番 清水正雄君

   17番 小林恵理子君   18番 矢崎六彦君

   19番 清水 一君    20番 神田明弘君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名

   市長       横内公明君   副市長      水川 勉君

   会計管理者兼

            横森淳彦君   政策秘書課長   日向 亘君

   会計課長

   総務課長     水川秋人君   企画財政課長   五味秀雄君

   市民課長     神谷壮一君   税務課長     塚田冨士夫君

   収納課長     小澤和義君   福祉課長     駒井宗男君

   保健課長     中嶋尚夫君   静心寮長     笠鳥辰広君

   農林課長     猪股洋仁君   企業立地課長   横森 亨君

   商工観光課長   伊藤一向君   建設課長     横森 貢君

                    市立病院

   上下水道課長   石原 茂君            中村 徹君

                    事務局長

   教育委員長    馬場賢一君   教育長      輿水 豊君

   教育課長     下村貞俊君

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事務局職員出席者

   議会事務局長   平賀富士夫君  書記       秋山 繁君

   書記       仲田真子君

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△開議の宣告



○議長(嶋津鈴子君) ただいまの出席議員は20名であります。

 定足数に達しておりますので、休会前に引き続き議会を再開いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただくなどお願い申し上げます。

 また、今議会より議場内ではクールビズを実施しております。暑くなりましたら上着を脱ぐことをあらかじめ許可いたします。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(嶋津鈴子君) これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 今回の質問通告者は9名であります。お手元に質問順位が配付されておりますので、これに基づいて進めてまいります。

 順次質問を許します。

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△藤嶋英毅君



○議長(嶋津鈴子君) 11番、藤嶋英毅君を紹介いたします。

 藤嶋英毅君。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) ご紹介いただきました11番議員、藤嶋です。

 通告に従い質問をいたします。

 なお、質問の中には去る6月議会で取り上げたものもありますが、その事項は市民にとって重要な事項でありますので、そのご理解をお願いをしたいと思います。

 第1に、穂坂町三之蔵・日之城地区デマンドバス運行について質問いたします。

 山梨交通の路線バスの廃止、縮小、核家族化や高齢化社会の進行、中心市街地の商店街の閉鎖は、買い物難民や通院難民の増加、その他市民の足の確保にさまざまな影響を与えております。韮崎市は市民の足確保に市民バスの運行や、その見直し、タクシー券の配布などを通じ、さまざまな対策を講じておりますが、市民に十分な効果が示されておりません。韮崎市は7月1日から穂坂町三之蔵・日之城地区でデマンドバス実証試験を実施しておりますが、今日までの状況をお聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 藤嶋英毅議員の質問に対する答弁を行います。

 穂坂町三之蔵・日之城デマンドバス運行状況についてお答えいたします。

 デマンドバスの運行状況につきましては、7月が200便中23便の運行で、延べ利用者数24人、8月が216便中17便の運行で、延べ利用者数が19人であります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 回答の中身について理解を深めたいと思います。7月が200便中23便運行ということは、200便の予定をしていたけれども、実際には23便しか運行しなかったと、こういうことでよろしいでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) 今の200便中23便の予約があって、その23便が運行したということでございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この7月には23便中24人、それから8月が17便中19人、この数字は多いと理解しているのか、少ないと理解しているのか、この辺はいかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) 7月から始めたわけですが、農繁期等の事情もあるかと思いますが、低調であるというふうには理解しております。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) まだ2カ月の実証試験ですので、私としても何とも言えませんけれども、しかし、住民の足確保というのは私は重要な課題だと、このように思うわけでございますが、特に高齢化が進む中ではなお必要じゃないかというように思います。特に私は今のところこれがいい、悪いという判断は私もいたしませんけれども、引き続きやはり実証試験をしていただきたいと、このように思います。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 次の質問に移ります。

 旧山梨県立韮崎射撃場の鉛問題について質問いたします。

 8月31日、山日新聞によると、県が旧県立韮崎射撃場で行った鉛汚染調査で、表層の58%、地中の75%から環境基準を上回る鉛が検出されたことがわかりました。県は、住民の健康に直ちに影響を及ぼすものではないとしておりますが、周辺住民からは早期除去を求める声が上がっているとの報道がありました。

 土壌調査は射場と隣接する河川敷15.5ヘクタールで実施し、土壌を溶かした水に溶け出す鉛の量、これを溶出量と呼んでおりますが、それから塩酸に混ぜて溶け出す鉛の量、含有量を調べました。その結果、溶出量がか含有量が環境基準を上回った地点が表層50センチの調査で、92カ所のうち536カ所、深さ10メートルまでのボーリング調査で、40カ所のうち30カ所で基準を超えております。

 調査箇所の一部では、溶出量が基準の200倍、含有量も166倍と高い数値が出ております。地域住民からは地下水が汚染されていないかなど、厳重なチェック対応をとってもらいたい。大量の鉛が放出されていることによる健康面への影響が不安。鉛と汚染された土を除去してほしいとの要望があります。

 韮崎市はこの調査結果と今後の対応についてどのように考えているのか所見を伺います。



○議長(嶋津鈴子君) 馬場教育委員長。



◎教育委員長(馬場賢一君) 藤嶋英毅議員の質問にお答えします。

 山梨県(旧韮崎)射撃場跡地の鉛問題についてであります。本年4月から実施してきた県営韮崎射撃場の土壌調査の結果につきましては、県教育委員会から区域内の鉛の溶出量及び含有量が環境基準を大幅に上回っているとの報告を受けたところであります。県の説明によると、今回基準を上回ったことが確認された溶出量とは、土壌と水を混合し、沸騰した上で水質を測定するものであり、現実に溶出量と同じ濃度の鉛が地下水に溶け出しているわけではなく、現在、県が実施している地下水の水質調査では、基準を超える鉛は検出されておらず、安全であることが確認されているとしております。

 県では、住民の健康被害を防止するための対策を講じていくこととして、当面区域内の立ち入り禁止の強化及び地下水の観測用井戸を現在の2カ所から9カ所にふやし、地下水汚染が生じていないかを確認していくということであります。

 県は今後、掘削除去の方法も検討していくとのことでありますが、河川区域という特殊要件であることや、形質変更が原則として禁止されていることなど、さまざまな規制があることから、環境省など関係機関とも協議した中で適切な対策方法を検討していくこととしております。

 市教育委員会としては、この調査結果を重く受けとめ、最善の対策方法をとるよう要望したところであり、今後の対応を注視してまいります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 新聞報道によりますと、住民の健康に直ちに影響を及ぼすものではないという、この直ちにという、これはどういう理解でおりますか。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 現在、県で地下水の調査をしておりますが、その中からは鉛の環境基準以上のものは検出されておりませんので、現在地下水の水質検査は基準以下ということであります。

 なお、今回の検査方法につきましては、通常とは違った、先ほども委員長がご答弁申し上げましたように、震透、震わせてするなど、通常の結果ではないということでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 直ちにという、その表現ですが、ちょっとわかりにくいんですが、もう一度そこのところを説明してください。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 旧射撃場跡地のところに鉛があるのは事実でございます。ただ、その鉛が一番心配されるのは、地下水への水質の影響だと思っております。現在、地下水には基準以下の鉛量でございますので、安全だということで、現在のところ安全ということを聞いております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) それから、形質変更原則禁止というのは具体的にはどういう、内容は何でしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) これは土壌汚染対策防止法にのっとってのことでございますが、この法律のできた過程というのは、工場跡地のような、そういうところの問題でございまして、この射撃場に直接かかわってくるものではございませんが、ただ、この法の中では形質はすぐには変えるなということでございます。

 鉛に係る環境保全上の規制につきましては、先ほど申しましたように、土壌汚染防止法あるいは環境基本法とがございます。当然ここにつきましても、その規制を受けるわけでございますが、特に土壌汚染防止法につきましては、土壌汚染が判明した場合は、溶出量超過による飲む場合の飲用のリスクあるいは先ほどもご説明申し上げましたが、含有量超過による直接摂取のリスク、こういうものが考えられるんですが、地下水の水質検査の徹底をするとか、あるいは土壌汚染地域への立ち入り禁止の徹底を図るということで、これにつきましては、土壌汚染防止法に伴う要所区域に指定されるんではないかと思っております。この区域内の形質変更、これは除去も含むんですが、これについては法で原則禁止ということになっております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 例えば住民からの調査が出ても、この形質変更が原則禁止だということになれば、検査もできなくなるという、こういうことも考えられるんですか。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) その検査ということよりも、先ほど委員長が申しましたように、掘削除去も県では考えているんですが、その方法とか、あるいは手法をよく検討しないと、現在は安定している箇所をかえって土壌汚染を拡散してしまうおそれがあるんじゃないかということで、適切な方法を検討していくように県に要望しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この問題については、市としては独自に調査をする意向があるのかどうかお伺いします。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 県の検査結果を見守っていたところでございますが、県の検査結果が出ましたので、今後県がどのように対応するのかを注視していくという中で、市独自では検査をすることは現在のところ考えておりません。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) それから、もう一つは、回答の中で、最善の対策方法を要望したということで、具体的にどんな要望をしているのかお聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 通常の土壌汚染でございますと、いろいろな方法が考えられるんですが、河川区域という特殊要件でございますので、掘削除去という方法が最善ではないかと思っております。

 ただ、先ほど申しましたように、その手法についてよく検討していただくように要望したところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 地域の人たちは大変不安に思っている問題でございますので、率直に言って県の調査がこれで十分かどうか私自身も明らかなことは言えないですが、やはり地域の住民の要望については、やはり市としても真剣に受けとめていただきたいと思います。

 それから、もう一つは、実際には市のほうから、市民から韮崎市へやっぱり今までどおりつくってくれと、そういう要望は出ているんじゃないでしょうか、お聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 射撃場の問題につきましては、当初甲州市のほうに移転ということで、いろいろ県でも検討した結果、それを断念したという経緯がございます。韮崎市に再度射撃場という要望は聞いておりません。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この問題はまだ過日明らかになったばかりでございますけれども、いずれにしても、地域の人たちは大変不安に思っているところでございますので、ぜひひとつ県との対応を深める中で処理をしていただきたいと、このように思います。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 次の質問に移ります。

 住宅リフォーム助成制度の早期実施について。住宅リフォーム助成制度については、過去の議会で一般質問があり、23年3月議会では請願が採択されました。また、市民からも実現を望む声が聞かれております。

 市長は、きょうまでプレミアム「ふれ愛商品券」の利用状況等を考慮し、検討してまいりたいとの答弁でありました。4月1日現在、ちょっと古いんですが、40都道府県で330自治体で実施しておりました。

 また、私が本日質問する主な理由は、先ほど述べましたように、23年3月議会で請願が採択されていることです。本県市川三郷町では、住宅リフォーム助成制度を実施しており、それに加えて、市川三郷町ふれ愛商品券をあわせて実施しているところであり、好評を博しております。韮崎市でも早期実施に踏み切るべきと思いますが、市長の所見を伺います。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 住宅リフォーム助成制度の実施についてお答えをいたします。

 平成21年度よりプレミアム「ふれ愛商品券」を実施し、建設業のみならず、幅広い業種に潤いと地域経済活性化に寄与しているところであります。

 さきの議会において請願が採択されたことを重く受けとめ、明年度実施に向け検討をしているところであります。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この問題は私が6月の議会でたしか質問したところでございますが、本日の回答を見ますと、それより前進していることと私は理解をしているところでございますが、再度念を押しますけれども、明年度実施に向けて検討という、これはよろしゅうございますかね。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 住宅リフォーム助成制度につきましては、実施するという方向で、詳細について検討しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 一応いずれにしても、この回答は明年度実施に向け検討ということで私は理解するし、この着席している議員もそういう理解でいると思いますので、ぜひそのように進めていただきたいと、このように思います。議会の中でも本来、この議会で条例の提案をしようという動きもあることを聞いたので、そのこともお伝えをしておきたいと思います。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 次の質問に移ります。

 第4に国民年金の給付率について伺います。

 厚生労働省は、2010年度の国民年金保険料の給付率が59.3%となり、前年度60.6%を下回って、各最低を更新したことを発表しました。納付率が前年を下回るのは5年連続で、現行制度、1986年度以来60%を割り込んだのは初めてであることが明らかとなりました。納付率の低下の要因は、不安定雇用の広がりと賃金の低下にあると指摘されており、国民年金加入者の中で臨時パート労働者の割合が1999年の17%からほぼ10年で26%まで上がっております。不安定雇用や低賃金で保険料が払えないことが納付率を下げております。

 そこで伺います。2007年から2010年までの年度別の韮崎市内の保険料給付率はいかがかお願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 国民年金納付についてお答えいたします。

 国民年金保険料の徴収事務につきましては、2002年度から日本年金機構、旧社会保険事務所によって行われており、本市における国民年金の納付率は2007年度68.9%、2008年度69.2%、2009年度が65.2%、そして2010年度は63.1%となっております。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 今の回答を見ますと、2008年度の69.2%から2010年度の63.1%ということで、大まかに言って下がりつつあるという、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 議員言われるとおり、2007年度から徐々に下がりまして、2010年度が63.1%と若干下がっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 国がこの下がっている原因について言うと、収納率を高めろという、こう言っているんですが、根本はやはり私は雇用の問題、不安定な雇用問題にあろうかと思いますが、臨時、パートの労働者の割合が大変ふえているという、こういう指摘があるんですが、韮崎市内ではこのことが状況を把握できているのかどうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 現在、韮崎市の窓口の受け付けの関係では、資格の関係と、あと免除等の関係のみの取り扱いとなっておりまして、パート等非常勤の割合の数値は持っておりません。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) これは8月31日の新聞に出たんですが、やはり指摘されているのは雇用関係が不安定だと。そのために年収が減ってしまって納められないという、こういう人たちが大勢出ているということなんですが、そのことは市では全く把握できないという、こういうことですか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 ちょうど2002年度、平成14年度からこういった徴収事務と、また分析に係る等のことも旧の社会保険庁、現在年金機構のほうにすべて移っております。先ほど市長答弁のとおり、納付率につきましては、各市町村ごとの資料は年金機構のほうからいただいておりまして、今回の答弁となりました。ですけれども、現在のうちの窓口の業務におきましては、資格の喪失と、あと学生等の免除の申請の受け付けと、それのみとなっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 私がこの問題で指摘したいのは、やはり雇用関係が例の非常勤だとか、それから非正規職員、こういう人たちがふえてきてしまっている、それが大きな原因じゃないかと私は思いますので、そういう意味では市でそれがつかめないということがちょっと気になるんですが、いずれにしても収入が減っちゃって納められないという、こういう状況があろうかと思うんですが、その辺の予測は持っているんでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) その徴収率の納められないと、納付できないということにつきましては、私は議員おっしゃるとおりの要因も1つあるかと思います。そんな中で、旧社会保険庁、現の年金機構のほうでその辺のことも加味しながら、この徴収率、納付率の向上につきましては気にしているところだと思います。私自身個人的には懸念されることだと思っております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この問題は市のやっている国民年金、そちらでもやっぱりこういう問題は発生しているんじゃないかと思いますので、やはり個々の生活者の実態を見ながら、こういう問題に取り組んでいただきたいというように指摘をしておきます。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 質問を移ります。

 質問の第5に、猿・シカ・イノシシの食害対策について伺います。

 清哲町折居と中谷地区では、最近富士川堤防へシカ、イノシシの食害対策用のフェンスを設置しました。かつては考えられないことでありました。これは私が子供のころのことでございます。考えられないことというのは、そういう意味です。今清哲町の農業従事者は、猿、シカ、イノシシ等の有害鳥獣被害に農業意欲を失いつつありますが、極めてゆゆしき問題であります。電気さくの強化、河川敷の立木の伐採など対策が必要であります。市長の所見をお伺いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 猿・シカ・イノシシの食害対策についてお答えします。

 鳥獣害対策は中間地域の農地保全につながる重要な課題であると考えておりますので、今後におきましても、地元管理会などの活動を支援する中で電気さくの維持管理事業や管理捕獲事業等を継続強化してまいります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 折居でも私のところでもそうだったし、中谷でもそうですが、いわゆる中山間地ですか、あの経費を堤防へのシカ対策に充てているんですが、何かあの経費が出ていると、みんなそれを使えという、こんな安易な指示が出ている。私は安易だと思うんですが、この点について市のほうはどうお考えですか。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 中山間地域直接支払いの関係の内容にも抵触するわけでございますけれども、この中にもちろん農業関係、またその条件等が悪いところにつきまして、この支援をしているわけでございます。その項目の中に、今のこういったものもやっぱり入っているわけでございます。すべてのものがこれに対して充てるということではないと思いますけれども、これらについての対策の費用ということでぜひ御理解願いたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 1つ河川敷の立木の問題ですが、これは県はどんな計画があるか今おわかりですか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 県の伐採計画でございますけれども、平成22年度まで釜無流域関係で伐採等を、武田橋の上流のほうにつきまして伐採をしておりますけれども、今年度平成23年度につきましては、今現在のところ、予算的なものはなく、計画はないとのことでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 釜無の河川敷のあの立木については引き続き地域から要望が出ております。1つ例えば立木を伐採しても、1年たつともうかなり大きくなっておるんですけれども、そういう意味では地元で例えば伐採料を払って地元の人たちにやってもらうという、そういう方法もあろうかと思うんですが、その点については市のほうにお考えはありますか。



○議長(嶋津鈴子君) 横森建設課長。



◎建設課長(横森貢君) お答えいたします。

 議員さんのおっしゃられるとおり、やはり木を切ってもまた数年すれば再生してきてしまうということの中で、我々といたしましても、県に要望する中で、何とか地元の力をかりる中で、そういった河川管理という部分を含めて検討されてはいかがかということで投げかけておりますけれども、県といたしましては、なかなかそこまで踏み切れないというか、やはりそのあたりについてこれから先検討すべきなのかなというふうな形の中での話でとどまっているような状況でございます。

 市といたしましては、できるだけ何とかそういう地元を利用する中で、河川の木の伐採等々を含め、何とか県のほうでやっていただきたいということの中で話をしてまいっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 地元の人たちはこれはシカだけじゃなくて、猿の問題、イノシシの問題があるんですが、率直に言って、私が質問のほうで指摘したように、農業がもう嫌になったという、こんな声も聞こえるわけでございますが、率直に言って、そんなことで農業をやめてしまうなんて全くばかげた話でございますので、ぜひひとつこれからも有害鳥獣に対する対策は真剣に取り組んでいただきたいと、このように思います。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 質問を移ります。

 質問の第6に、青木・中谷地区の県道への追い越し禁止車線の設置について。

 主要地方道韮崎南アルプス中央線は、円野、清哲、神山、旭地区の多くが整備され、交通量が増大しております。地域ではこの道路の横断や右折等に大変苦労しております。かつて中谷地区で小学生が死亡するという痛ましい事故がありました。中谷と青木地域の市民は、地域内に安全確保のため、追い越し禁止車線の設置を求めておりますが、警察の回答は、幅員が狭い道路に追い越し禁止車線を設置した場合、片側車線では車両の通行が困難であり、ほとんどの車両が追い越しラインをはみ出してしまうため、規制がかけられないというものであります。私はこの回答は理解できないものであります。再度の検討をお願いするものであります。所見を伺います。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 青木・中谷地区内への追い越し禁止車線設置についてお答えをいたします。

 さきに要望していた箇所につきましては、幅員の関係で一部困難でありましたが、今回の要望箇所につきましては、先般、韮崎警察署に確認したところ、現状のセンターラインを追い越し禁止ラインに変更することは可能であるとのことでありますので、山梨県公安委員会への申請手続を行ってまいります。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) この問題については、若干場所についてのちょっと行き違いがあったような気がしますけれども、いずれにしても、青木・中谷の地区にセンターラインを設置していただけるということでございますので、今後とも進めていただきたいと思います。

     (11番 藤嶋英毅君 登壇)



◆11番(藤嶋英毅君) 次に、最後の質問に移ります。

 質問の第7に、TPP参加反対の意思表示を求めます。

 TPP参加と日本の農業については既に知るところであります。では、農業以外にどんな影響があるのでしょうか。アメリカ政府は、毎年我が国の医療や金融、食の安全などにかかわる各種の制度、基準を日本への輸出拡大やアメリカ企業の参入を妨げる非関税障壁だとして、その撤廃規制緩和を求めてきました。

 昨年3月、アメリカの通商代表部が議会に提出した報告書では、食の安全にかかわる対日要求として、牛肉のBSE対策で日本が行っている月齢制限などの規制を緩和せよ。米輸入の際の安全検査を緩和せよ。ポスト・ハーベスト、日本語で言うと、収穫後の農薬処理の問題ですが、ポスト・ハーベストの食品添加物の表示をやめよ。有機農産物の殺虫剤、除草剤の残留を認めよなどを列挙しております。これらがTPP参加を機に一気に強行されかねません。日本では既に国際競争力の強化の名目で、労働者の賃金や労働条件が大幅に切り下げられてきましたが、所得水準がはるかに低いアジア地域との間で労働力の移動が自由化されたら、賃金水準は歯どめなく低下するでしょう。

 経団連の米倉弘昌会長は、昨年11月、TPP参加を機に、日本に忠誠を誓う外国からの移住者をどんどん奨励すべきだと述べております。

 また、公的医療制度も危うくなります。アメリカの保険会社は日本の医療を新たなもうけ口にしようと、公的医療保険を邪魔者扱いにして、保険の対象を縮小し、民間保険に明け渡すよう再三求めてきました。TPP参加はその突破口になりかねません。

 日本医師会は、昨年12月、TPPへの参加によって、日本の医療に市場原理主義が持ち込まれ、最終的に国民皆保険の崩壊につながりかねない面があるという見解を発表しております。

 このように、TPP参加は単に農業だけの問題ではなく、日本人の生活のあらゆる面に影響を及ぼすものであります。市長は、TPP参加に反対意思を表明すべきと思うが、所見を伺います。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) TPP参加反対の意思表示についてお答えします。

 TPPへの参加につきましては、東日本大震災及び原発事故により、政府における検討が中断する中、現状を冷静に見きわめ、自国の利益をしっかり判断し、結論を出すべきでありますので、引き続き十分な議論を重ねる必要があると考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 市長の6月の答弁とそんなに変わっておりませんので、あえて質問しますが、この問題は米、農業だけの問題じゃなくて、やはり医療だとか雇用だとか、そういう問題にも影響しているという、このことについてはご理解はどうでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 私も詳しくはわかりませんけれども、そういった面があることは事実だというふうに思います。



○議長(嶋津鈴子君) 藤嶋英毅君。



◆11番(藤嶋英毅君) 農業だけでなくて、さまざまな影響があるという、そういう理解が市長にもありそうだと、このように理解をしておるところでございますけれども、いずれにしても、私は市長が参加についての反対をすべきだと、このように考えておりますので、市長はここで引き続き十分な議論を重ねる必要がありますと、こう言われておるわけでございますけれども、今後反対もあり得ると、こういう理解をしてもよろしいでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 十分議論をしていただいた後に、また結論は出したいというふうに思います。



◆11番(藤嶋英毅君) いろいろご答弁ありがとうございました。今までの質問は、私個人の質問者としては私の質問ですけれども、大勢の市民の要望があったということを、そのことでひとつご理解をしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

 以上でもって私の質問を終わりにしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 以上で藤嶋英毅君の質問は終わりました。

 これより関連質問に入ります。

 藤嶋英毅君の質問に対する関連質問を許します。

 野口議員。



◆10番(野口紘明君) 藤嶋議員の一般質問に対する関連を1点だけさせていただきます。

 それは猿、シカの食害の対策についてであります。今、清哲等いろいろと問題がありましたそうですが、大草、竜岡にもその猿、シカというようなことで、ここ二、三年前から大変な被害が出ているというようなことでございます。特にシカは釜無川のやはりアカシア、それから笹のところで、去年、一昨年、国交省あたりから木を切っていただいて、道をつくっていただいて、シカはそこに住まないようになったというようなことで、若干の成果は出ておりますが、猿でございます。猿は甘利山でなくて、羽根山、大草から竜岡へ通じて猿が住んでいて困るというようなことで、特に被害と言いますと、羽根から坂の上にかけて果物、特に桃等が栽培されておりまして、その被害がかなり出ているというようなことで、実はことしになりまして桃の栽培者が市のほうへも陳情した経過もございます。

 やはり対策としまして、羽根地区へ捕獲のおりを何だか2つほど設置してくれたようですが、実際それで効果があったかどうかもお聞きしたいと思うんです。

 それから、桃の栽培者は若干の被害が出ているというようなことを聞きましたが、どのような状況で、どのような対策に応じて、どのような被害が出ているかをちょっとお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 大草の羽根から坂の上にかけて猿害がということで、これは6月28日ですか、大草桃部会の会長さん初め、地元の議員さんも同行願いまして、この要望が市長に出されたわけでございます。これに基づきまして、先ほど議員がおっしゃるとおり、まず差し当たっての対応といたしまして、猿の捕獲のおりをかけていただけるようお願いしたところでございます。

 結果といたしましては、1頭もかからなかったということでございますけれども、この時期は非常に農作物等美味のものがたくさんあるということの中で、猿がそちらのほうを食べて、おりのほうへはかからなかったというふうに考えております。

 また、被害の状況につきましては、これは果樹部会のほうからの報告でございますけれども、1本の桃の木、これはちょっと被害をこうむってしまったと、そういうふうな報告を受けております。これからはこの猿害に対しましては、いろいろな形の中で対策を講じていかなければならないというふうにも思っておりますけれども、やはりここの場所は住民の居住区域に近いということの中で、銃砲等の銃器につきましては使えないと、そういうふうな地域でございますから、これからは地域の皆さんの協力を得る中で何とか追い払い、またおりはもちろん適地、適期ですけれども、こういったところにかけながら対策をお願いするというふうなことはもちろん行政も協力していきますけれども、そんな考えでおりますので、ご理解願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 野口紘明君。



◆10番(野口紘明君) 被害は桃は木が1本とかということで、大した被害はなかったようですが、先ほど農林課長がおっしゃるように、あの地域はやはり人家がすぐ近くにあるというようなことで、大変対策は難しいかと思います。

 私、1つ考えて今考えて提案ですが、この羽根、それから坂の上、越道地区等の、その甘利地区大草、竜岡等の地区の人たちが冬場になって、少しそういうところを山狩りで追い出すとかいうような対策、追い出せばまたほかのところへ行っちゃうかどうか知りませんが、そうしないと、あそこへはずっと常時住みついてしまうというような気配がされます。そのようなことを各地域で協議会等をつくっていただいて、そういう方向に持っていけるようなことを指導をしていただければと、こんなことを私は思っております。

 もう一つ考え方としまして、これは今は食べるものがまだ結構あるもので、猿も何も危害も加えないし、いたずらも余りしないというようなことですが、これから秋から冬にかけて食べるものがなくなってくるというと、本当にあそこには甘利小学校もございます。子供たちも通学しております。その辺のことに対してもどのような対策で考えているのか、あわせてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 冬場の山狩り等を行ったらどうかというふうなことでございます。非常にやっぱりこういうふうなことを地域の皆さんで協力した中で対応するというふうなことが一番必要ではないかなというふうに思っております。

 また、要望書の中にも書いてあるんでございますけれども、これらについては御勅使川の河川を下って侵入してきたんじゃないかなというふうな、そんなふうな地元の人たちも見ているようでございますけれども、もとへ戻っていただくというふうなことで、こんなふうなことを、山狩りじゃないですけれども、そういうふうなことで一致協力した中で対策をしていただきたいなというふうに思っております。

 そして今回、地元のこういう対策のリーダーを養成するというふうなことが県のほうから示されておりまして、我が市としてもこういったものを各今の狩猟関係の被害を受けている協議会、また地区の代表区長さんのところへお願いしまして、これからいろいろな獣害対策、こういったもののリーダーを育成していくというふうな考え方で対応をしていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) 先ほどの羽根坂周辺の甘利小学校の通学路の猿の出没等による安全対策についてお答えいたします。

 まず、情報が入った段階で、速やかに教師が出没現場の状況を確認をいたします。また、教師から登校班の班長に指定の通学路以外を利用しない。また、猿と遭遇した場合は威嚇しないようにということで指導をしております。さらに教師が毎日通学路の途中までつき添うこととしております。

 いずれにいたしましても、地域の皆さんの御協力をいただく中で、子供たちの安全確保に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 野口紘明君。



◆10番(野口紘明君) ありがとうございました。先ほどの農林課長さんのリーダーの養成、全くぜひそういう方向で、少しでも猿に対する対応というものを深めていただきたい、こんなことを要望としてお願いしたいと思います。

 それから、1つこんなこともちょっと聞いたんですが、成果があるかどうか伺いたいんですが、ゴム管で何だか買って、競技用のゴム管を買って何だか対応したと。だからそれが成果があるのかどうか知らんけれども、1つが6,000円だか7,000円もするようなゴム管を幾つも買って、それが危ないものだから、農協を通して買ったというようなことで、そして、各栽培者とか、そういう人たちに持たせておいて、1つの威嚇とかおどしだと思うんですが、そのようなことは実際はどのような状況か、もしご存じでしたらお答えをお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 ゴム管等による威嚇の関係でございますけれども、これもやはり果樹部会、桃部会の関係でやられているというふうなことでございます。

 また、その威嚇等につきましては、そのほかに花火等もあるわけでございますけれども、いろいろな支障等がある中で、やはり人にその障害のない、被害のないというふうな形の中でやっていくには、こういったゴム管等の成果もあるんじゃないかなというふうに思いますけれども、猿自体は非常に学習能力があるということを聞いておりますけれども、こういった中で、いろいろ趣向を変えた中でいろいろな対応をしていくということが今後も必要ではないかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 清水 一君。



◆19番(清水一君) 藤嶋議員の、やはり今、野口議員と同じ猿、シカ、イノシシの食害についての関連質問を行います。

 これは今のお話は主に中山間地及び山里、人家というようなところの問題ですけれども、私は甘利山倶楽部の会長という立場もございまして、今、甘利山山頂周辺は、やはりシカの食害と思われる状況がかなりあらわれてきております。具体的にはレンゲツツジの花芽を食べられるとか、これはちょっと具体的に調べてみないとわからないんですけれども、笹刈りをしたことによって、その跡が山野草が大分咲き見られるという状況がこの間あったんですけれども、その辺の山野草等々も例えばヤナギランなんかは、ことしはもうほとんど見られないというような状況があらわれております。

 これが果たしてシカ害なのかどうかということについては詳細な調査をしないとわからない面もあるんですけれども、こういう山里というか山岳地帯あるいは韮崎市の観光の名所というようなところである甘利山のこの食害、特にシカの害については、試行的に部分的にネットを張ってツツジを守るとかいうことをしているんですけれども、どのように市としては、農業農産物あるいは人に対する害ということとはちょっと別な意味での害なんですけれども、この辺の問題については市としてどんなふうに受けとめられているのか、まずこの点についてお伺いをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 山岳地帯といいますか、特に甘利山のシカの食害の対策でございますけれども、議員さんおっしゃるように、甘利山倶楽部の方々にお願いしまして、現在試験的に、昨年も約5カ所のシカさくを行ったところでございます。それにつきまして、山野草の特にヤナギランとか、そういうものがシカさくを行った中は、比較的生育がいいというような報告を受けております。

 また、レンゲツツジに関しましては、現在のところ、そのシカさくを行っていないところが多いわけですけれども、そこにも余り害は出ていないところではございます。

 いずれにしましても、今後甘利山倶楽部の方々の協力を得ながら、状況を注視しながら、そういう試験的なものを継続するとともに、この前も相談をしましたけれども、県等にも相談をしながら行ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水 一君。



◆19番(清水一君) 先ほども申し上げましたけれども、やはり中山間地の農作物被害あるいは登校時の人間に対する被害というようなことと同じ次元でもって、この甘利山の山野草あるいはレンゲツツジを守るということをやっぱり位置づけていただきたいし、ただ、この問題は例えばその対策をするのに網を張るにしても、ほかの方法にするにしても、相当な予算、お金もかかるわけでございますけれども、その辺はきちんと市として観光の目玉というか、韮崎市の宝を守るという、しっかりとした位置づけのもとに対応していただきたいと思いますけれども、その辺はそのような確認でよろしゅうございますか、その点をお聞かせください。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 甘利山につきましても、やはり貴重な観光資源でございますので、しっかり守っていきたいというふうに考えておりますし、また甘利山倶楽部の方々にお願いする原材料につきましては、引き続き市のほうで負担してまいるということだと思います。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水 一君。



◆19番(清水一君) 今の商工観光課長のお答えにもございましたけれども、非常にまだ不鮮明な点も、例えばシカ害というふうに断定をできない要素もあろうかと思います。それで、やっぱりそういう基本的な甘利山に対する市の考え方があるならば、具体的にやはり本当にシカ害としてなっているのか、あるいはまた別の要因で山野草とかがなくなっている状況をつくり出しているのか、その辺をぜひ専門家というか専門的な立場の方に、専門的な調査を依頼をして、原因、そうなった現象等を突きとめて対策を立てるべきだと思いますけれども、その辺のお考えはありますかどうか、お願いをしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 先ほど来も話が出ておりますけれども、シカによるものなのか、あるいは気候変動といいますか、そういうものによるものなのか、その植生の変化は確かにレンゲツツジにつきましては現在のところ好調なわけですけれども、それ以外の山野草につきましては変化が出ているというところではあると思います。

 また、そういう専門的なことに関しましては、県等にも相談しながら、お伺いしながら検討してまいりたいというふうに考えております。県にもある程度専門的な知識の持った方もいらっしゃいますので、そんなふうに考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 清水 一君。



◆19番(清水一君) ぜひそういう方向でもって対応していただきたいと思いますけれども、実際に数年前にツツジが咲かなくなったという中で、最終的には県の森林環境研究所、ああいうような県の機関にも調査を依頼して、その結果対応したという経過もございますので、このシカ害等についても、ぜひこれは県のあそこは自然公園特別地域というふうな管理上の地域でもありますから、ぜひその辺は県にも強くお話をしていただいて、具体的な専門的な調査をしていただくことを要望をいたしまして、質問を終わりたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、藤嶋英毅君の質問に対する関連質問を終わります。

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△秋山泉君



○議長(嶋津鈴子君) 6番、秋山 泉君を紹介いたします。

 秋山 泉君。

     (6番 秋山 泉君 登壇)



◆6番(秋山泉君) ご紹介いただきました6番議員の秋山 泉でございます。質問に入ります前に一言お礼を申し上げたいと思います。

 実は昨日、韮崎平和観音の建立50年の祝賀の式典がございました。関係する家族の一員として、大変心から感謝申し上げるところであります。ありがとうございました。

 それでは、順次質問に入らせていただきます。

 最初に、観光行政について、これは自然環境ということなんですけれども、韮崎市甘利山グリーンロッジについて質問させていただきます。

 甘利山のグリーンロッジは、私どもは山小屋だととらえております。山小屋としての使命は非常に多岐にわたります。大自然の中のまさに人々の憩いの場所であり、自然観察や学研の場所、我々のまさにプレイグラウンドであります。また非常時には、緊急避難の場所でもあり、保護施設でもあります。すなわちこのグリーンロッジは甘利山の顔であると思います。また、そこで管理業務に当たる管理人はグリーンロッジの顔であろうかと思います。この管理人の業務もさまざまな能力を要求されるものであり、幸いにも非常に有能な人材を迎えまして、目下非常に好評であり、うれしいことであります。

 それで1つ、まずグリーンロッジの1シーズンの経過としての利用状況、また収支の様子などをお尋ねいたします。

 さらにまた、ロッジの管理規定はどうあるのか。また、管理人の給与と待遇の規定はどうなのか。また、高額の天体望遠鏡などを設置いたしましたが、有効利用されているのかどうか。さらにまた、トイレの状況は環境に適応しているのかどうかお尋ねいたします。

 2つ目に、穂坂自然公園についてお尋ねいたします。

 夏のシーズンが終わっての手ごたえ、当初予算と、また利用状況をお知らせください。来場者の感想、意見などはいかがなものだったでしょうか。管理人の必要性の有無はどうでしょうか。トイレの開放はできないものでしょうか。

 次に、武田の里ウォークについて質問いたします。

 ことしで11回目を迎えましたこの行事は、ほぼ参加者が固定化しており、ややマンネリ化のきらいがあるように思われます。また、深夜の国道の歩行は非常に危険が伴い、婦女子の参加も困難であります。サポーターも神経を使い、不眠不休の奉仕には大変厳しいものがございます。さらに言えることは観光的なメリットはどうでしょうか。必ずしも多いとは思われないと思っております。見直しを考えたく思います。

 また、神山地区の歴史景観地区を生かし、武田八幡神社を起点に、周回コースを設定したり、さらに甘利山へのウォークを企画立案したらどうでしょうか。商品に神社のお札などはどうだろうなんて考えております。観音山公園も起点として、またおもしろい平和観音前のゴールでもいいじゃないかというようなことを考えております。

 さらにまた甘利山・鳳凰山のトレイルランについて質問いたします。

 神奈川県の横浜市にあるNPO野外活動自然体験推進事業団から大変熱いオファーがありました。健康づくりに、観光に、地域活性化にぜひこの事業を採用されたらという提言であります。既に現地を踏査され、コースとしてはすばらしいという太鼓判を押しております。

 甘利山をスタート、ゴールとして鳳凰山のトレイル、子供たちには旭山苗敷山へのふもとからのトレイル、また、武田八幡をスタート、ゴールとしてもおもしろいではないかということでお話がありました。新たな切り口ではないかと思います。

 ちなみに神奈川県では、鎌倉アルプス、また三浦半島のトレイルランと3カ所が非常に多く、毎回満員とのことであります。参加費は3,000円から6,000円、十分ペイできると言っております。

 もう一つ、先ほどお話に出ましたシカ害の対策についてであります。

 甘利山はもちろんのこと、奥秩父や八ヶ岳、南アルプスの山岳地帯では、シカの食害が拡大する一方であります。樹木のちょうど腰の部分に当たる部分の樹皮をぐるりとはぎ取って食べてしまいます。木はもちろん枯れてしまいます。山中至るところでこれを見かけます。ツツジや山野草をも被害に遭い、ところどころ防護さくなど設置していますが、その内側のみ保護したところでどうにもなりません。山々の眺望のきく視界の中に、この防護さくは非常に景観を損ない、違和感もあります。見苦しいところであります。個体数削減に積極的な対策を講じないと被害は拡大する一方であります。市としての対応はいかがでしょうか。

 以上、質問させていただきます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 秋山 泉議員の質問に対する答弁を行います。

 観光行政、自然観光についてお答えをいたします。

 初めに、韮崎市立甘利山グリーンロッジについてであります。前年度における甘利山グリーンロッジの利用者数は700人であり、収支状況は95万円の収入に対し、260万円の支出でありました。なお、本年8月末現在における利用状況は、対前年比6名増の528人であり、収支も含めてほぼ前年と同水準で推移しております。

 次に、甘利山グリーンロッジの管理規定につきましては、施設の運営や維持管理、禁止行為等が定められているものであり、この規定に基づき、適正に管理がなされているところであります。

 また、管理人の給与等待遇の規定につきましては、非常勤嘱託取扱規定に準拠したものであります。

 次に、天体望遠鏡の利用につきましては、市が夏休み期間中に計画した天体観察会は、天候不順により実施できなかったものの、天候に恵まれた日には、家族やグループ等の利用がされたところであります。

 次に、トイレの状況につきましては、浄化槽法に定めた検査基準に適合しておりますので、環境には十分適合しております。

 続きまして、韮崎市穂坂自然公園につきましては、オープニング特別イベントも無事に終了し、先月末までの延べ利用者数は3,341人で、当初予測を上回り、好調でありました。来園者には策道に整備したウッドチップの評判がよく、里山ウォーキングに適した公園として好意的な御意見が多い半面、平坦でない、遊具がないなど、イメージと違ったというご意見もありました。また、自然観察園の安全管理を含め、適正な施設運営には常駐管理人が必要であると考えます。また、トイレにつきましては、夜間安全管理上、当面は現状どおり開園時間以外は閉鎖いたしたいと考えております。

 次に、シカ害対策につきましては、先ほど藤嶋議員の関連質問で出ましたが、ちょっとダブりますが、昨年度から甘利山倶楽部の協力を得て、数カ所に防護さくを試験的に設置し、食害の影響を調査しているところであります。結果的には防護さくが植生の保護に一定の効果を果たすものと実証されたことから、当面は引き続き防護さくを設置し、結果を注視してまいる考えであります。

 なお、シカの個体数の削減につきましては、猟期が冬期に限られることや、誤射による危険性、捕獲後の埋設等、多くの問題があり、市においての実施は困難であると考えます。したがいまして、南アルプス国立公園や県立自然公園を管理し、より専門性のある国・県に要望してまいります。

 他の答弁につきましては、教育委員会よりお答えいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 秋山 泉議員の一般質問についてお答えいたします。

 まず、武田の里ウォークについてであります。この事業は、平成13年より開催し、今回で11回目を迎えたものであります。ウォークの参加者数から見ても、昨年は市内外から1,000人を超す申し込みがあり、幅広い年齢層の方々に支えられ、生涯スポーツの振興として定着しているものと考えております。

 また、夜間のウォークではありますが、女性の参加者が全体の3分の1を占め、一方、エンジョイウォークにつきましては、女性の参加者が男性を上回っている状況であります。さらにウルトラウォーキングのゴール会場を桃の花見の絶好の場所とし、エンジョイウォーキングにつきましては、市内の史跡や自然、観光名所を取り込むなど、本市の観光資源を十分に活用したコース設定となっております。

 今後も参加者の安全に配慮しつつ、参加者の方々の御意見を聴取しながら、よりよい内容にしてまいりたいと考えております。

 次に、武田八幡宮などのコース設定につきましては、現在、エンジョイウォーキングで神山町をめぐるコースとして実施しております。また、スタートとゴール地点につきましては、駐車場やスペースなど、備えるべき数々の要件を考慮すると、難しい面があるものと思っております。

 次に、甘利山のコースにつきましては、開催時期や関係機関との調整など、多くの課題がありますので、現在のところ考えておりません。

 次に、甘利山・鳳凰山トレイルランについてであります。トレイルランにつきましては、登山ロードレースということもあり、平地を走破する場合と異なり、熟練した選手の参加を出場資格要件とした大会が多くを占めております。また、レースは山岳マラソン等の経験者の有無や年齢的制限、過去の病歴にも参加資格が左右されるなど、厳しい状況下で開催されているものと思っております。県内では甲府市において観光協会等が主催して開催しておりますが、コース内に医療従事者を配置するなど運営面の課題もあります。

 このため自然環境を生かした競技性の高いトレイルランにつきましては、現在のところ実施する考えはありませんが、甘利山、鳳凰山につきましては、当面トレッキング及びハイキングコースとして活用してまいる考えであります。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) 再質問をさせていただきます。

 甘利山のグリーンロッジについてでありますけれども、前年度収入が95万円、支出のほうが260万円という報告でございました。ことしの年度に当たっては、リニューアルしたこともあり、大変好評を博しておりますが、予測としてはこれが逆転するようなことは考えられますでしょうか、お尋ねします。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 平成23年度、今年度につきましては、利用者数が現在528人、また収入は先ほど市長が申し上げましたとおり、昨年と同様のペースで入っておりまして、68万7,000円、支出のほうは172万円でございます。昨年と同じぐらいな見込みになるのかなというふうに考えております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 ロッジの管理規定についてお伺いいたします。

 管理人の給与や待遇の件ですけれども、祭日とか土曜、日曜日、これはどういうふうな対応をすることになっておりますでしょうか、お願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 グリーンロッジの管理人でございますけれども、5月から10月までのオープン時につきましては、基本的にグリーンロッジに常駐していただくというようなことになっております。また、それ以外の期間はグリーンロッジが閉鎖しておりますので、地元のほうにおりてまいるということになっておりまして、期間中につきましては一応常駐ということになっておりますが、お客さんが毎日入っているわけではございませんので、入っていないようなときは、下のほうに買い物等におりていただく、あるいは市役所との連絡でおりてきていただくというようなことになっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 天体望遠鏡のことについてお尋ねいたします。

 これの説明会といいますか、利用する観察会をやるようですけれども、これについてはきちっとした資格といいますか、そういったもののわかっておられる方がこれに当たっておるのでしょうか、お尋ねします。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 天体望遠鏡につきましては、納入業者が専門的な知識を持っておりますので、その方にこちらのほうで方法等をお伺いして、習得して利用していくというふうなことになっております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) 穂坂自然公園についてお尋ねいたします。

 大変好評なようで、大変多くの方の利用者がふえておるようで大変結構だと思いますけれども、これからオフシーズンに入っていった場合のこの公園の管理事務所とか、そういったものの対応というのはどういうふうな形になるでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 オフシーズンのことでございますけれども、この公園につきましては、年間を通じてオープンということになっております。ただし、12月から1月の正月休み、通常言う正月休みにつきましては休暇でございまして、また、特に条件が合わないようなときですけれども、これは災害等何かあったとか大雪等の場合につきましては、その期間は市長が認めて閉園すると、そういうふうなことに条例で定めております。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 トイレについてお尋ねいたします。

 夜間の安全管理上、また当面は現状どおり開園時間以外は閉鎖したいという考えでございますけれども、やはりあそこの時間外に結構朝早くからあそこを利用される方が、私も何回か訪ねまして、見ておりましたけれども、利用者が大変多くございます。管理人が来ないとトイレがあけれないというような状況でしたので、できれば開放できるようなシステムをつくってほしいと考えますけれども、そんなことは可能でしょうか、お尋ねします。



○議長(嶋津鈴子君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 議員ご承知のとおり、施設が山の中でもあり、人通りが非常に少ない、そういった場所でもございます。一番そういうときの時間帯の使用でございますけれども、やはり安全確保という面から、今の利用状況、これを変えるというふうなことは、やはり難しいというふうに理解していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 シカ害対策について伺います。

 現在、シカ害を防ぐための防護さくというようなものを全国的に展開をしておりますけれども、これらは幾らやっても根本的な解決には決してならないだろうと私は考えております。一つの考え方として、シカとの共存ということを考えたことがあるでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 確かにシカは繁殖力も強いですし、ふえていく傾向にはあると思います。また、それを山の高いところに置きまして、駆除するのは当然困難がつきまとうものだと考えております。しかし共存ですか。そうですね、共存につきましては、そういう意見もお聞きすることはありますけれども、現在のところそこまでは考えていないところでございます。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 行政としては、やはり現状でいくかということなんですけれども、1つの例として、それが例になるかどうかわかりませんが、奈良県のあの春日山の自然公園などは、完全にシカと私どもが共存しております。いろいろ調べたり聞いたりしますと、やはり春日山でもシカはぐんぐんふえているそうです。ふえているけれども、管理をきちっとして、やはり裏では個体数の削減ということをやっているようです。そして、適正というか適する頭数というものをある程度出して、それ以上ふえないような対応をやっぱりやっておると伺っております。

 全国的に甘利山、この近辺全部そうですけれども、これ以上シカがふえて、幾らネットを張ったところで、答えはそれではだめだということだと思うんですね。そういったことから考えていった場合に、個体数をきっちり削減する対策を徹底し、ひいては共存するような施策というものを私は考えていかなければ、この問題は解決しないだろうと今思っております。ぜひご一考をお願いしたいと思います。

 次に、武田の里ウォークについてであります。

 先ほど話に出ました神奈川県のトレイルランのグループの皆さんとお話ししたんですけれども、やはり諏訪から韮崎まで夜間、深夜に歩くということは非常に選手自体に負担をかけるということを伺っております。日中で歩くのと夜間歩くのというのは月とすっぽんの違いがあるということを伺っております。

 そういった中で、武田の里ウォークという名前の中で、諏訪から真夜中に歩いてきて、新府へゴールするということはどうなんでしょうねなんておっしゃっておりました。

 実際歩いた方々が新府のあのパイロットのところまでゴールした場合に、もう本当にみんな疲れ切ってゴールするわけです。それの支援する皆さん、家族の方々は当然その観光的なありようが対応できるかと思いますが、参加された方々はもう家へ帰って早く眠りたいと、そういったことが一番多いと伺っております。

 ぜひご一考いただいて、この夜間のトレイルというものをやはり転換して、日中のゲームにするような施策をぜひ考えてほしいと思います。そのためにはやはり甘利山も使って十分いいだろうし、武田八幡、願成寺、それから丘の山の上の観音さん、新府城、そういったものをまた新たなとらえ方の中で、この武田の里ウォークというものを構築してみたらどうかと強く思います。そんなことは現在の状況のままでいくのでしょうか、いかがでしょう。



○議長(嶋津鈴子君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) ウォークにつきましては、50キロという道のりでございますので、当然昼間だけの時間帯での開催ということはできないものであると思っております。

 あと、トレイルランあるいはほかのコース設定につきましては、現在のところ、スポーツ振興として、現在のまま武田の里ウォークを進めてまいりたいと考えております。他のものにつきましては、現在のところ考えていない状況でございます。

 以上でございます。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) トレイルランもそうですけれども、人が普通に歩く速さというのは時速3キロから4キロ。10時間もし歩いたすると40キロですね。鳳凰山とか甘利山のトレイルについても、やはり10時間あれば十二分に1日でトレイルできる設定が可能だそうであります。

 ただ、私はその10時間歩いて50キロとは言うんですけれども、その夜間に歩くということ、これはどうしてもいろいろな面でマイナス的な要素が多いような感じがいたします。ぜひともご一考をお願いしたいと思います。

     (6番 秋山 泉君 登壇)



◆6番(秋山泉君) 次に移ります。

 質問の第2に移らせていただきます。

 商店街の活性化について。現在、商店街がこれから取り組みそうな事業で気になっているのは、魅力ある個店づくりと並行して取り組むべきとされている町の活気づくりということであろうかと思います。魅力ある個店づくりという新しいかけ声のもとで、買い物の場としての魅力に乏しい商店街が人寄せイベントに走りそうな風潮が今後押しされているということであります。

 しかし、イベントでのまちづくりなど金輪際できないのだということを私どもは確認しなければなりません。イベント主導によるまちづくり、商店街活性化は絶対に実現しないのであります。これまでのノウハウを一切かなぐり捨てて、一から出直すという気概がないと、店づくりの転換など夢のまた夢であります。「売り上げが落ちたら人集めをする前に、売れない原因を発見し改善せよ。人集め宣伝広告はその後だ」が昔から小売業の世界では言われております。自分の頭を使って、物事の一部始終を考え抜いてみるという、創業当時の習慣を取り戻し、商店街活性化の事例などうのみにしてまねしないことであります。

 活性化とは、計画的に事業に取り組むことによって、以前とはとても想像できなかったような繁盛が実現され、実現の希望が生まれ、再投資や後継者確保の意欲や条件が生まれてくることであります。活性化の意義、目標をきちんと決め、全員で共有しておく。各事業の実施に当たっては、その事業が本当にまちの自店の活性化の実現に役立つものであるということをしっかり確認してから取り組むべきでしょう。このことは現在商工会の講演会で主導しておりますクオールエイド社という会社で言っております。

 まず1に人づくりであります。

 また、2つ目には、現在そのクオールエイド社が商工会で講演の中で「見える化」ということを言っております。見えるようにする。化というのは化学の化ですね。見える化。さらにまた、市でもって現在やっておりますのれん、これはのれんのあるまちづくり推進事業、これはこのクオールエイド社と話をして、講演しております見える化と、中が見えるようにするという講演会の趣旨と、市で行っておりますのれんをかけるということで、店の前にのれんをかける。中が逆に見えなくなってしまうじゃないかということとの整合性といいますか、拮抗するものにはならないかということがちょっと気になるところであります。

 それから、もう一つ、韮崎市のプレミアムの「ふれ愛商品券」について。これからの商店街活性化は、やはり私は行政主導でないと実現は非常に困難であると考えております。多重的、複合的または継続的な主導が必要であること。このためのこの商品券、昨年度247万2,000円利用されておりますが、今後もこの継続的に実施することが求められるかと思います。市の対応はいかがでしょう。

 また、さらに名物、特産品の開発について、穂坂のふるさと協議会により一昨年から開発、販売されました「ぶどうる」のワインの販売状況のまた推移とビジュー・ド・穂坂のジャムの売れ行き状況はいかがでしょうか。また、新たな商品開発はあるのか。これも官民一体となっての取り組みが必要であろうと私は考えております。単発でやってはだめだということであります。

 以上、この辺についての質問をさせていただきます。お願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 商店街活性化についてお答えいたします。

 初めに、人づくりについてでありますが、現在、商工会において新入職員研修会や個店経営研修会などを開催し、商店街活性化につながる人材の育成に努めているところであります。本市においても、引き続き商工会との連携を図る中で、積極的かつ必要な支援を行ってまいります。

 続きまして、「見える化」とのれんのあるまちなみづくり推進事業についてであります。

 のれんのあるまちなみづくり推進事業に関しましては、計画当初から「見える化」に取り組む個店経営者にも入っていただいたワーキンググループで十分協議を重ねてきたものであり、「見える化」を実践する多くの個店の皆様にもご賛同をいただいております。

 続きまして、韮崎市プレミアム「ふれ愛商品券」についてであります。

 平成21年度から3年間続けてきました当事業は、いずれも完売するなど好評をいただいております。明年度以降の実施につきましては、実施主体であります商工会と協議してまいります。

 続きまして、特産品の開発についてであります。

 穂坂町ふるさと協議会により、醸造酒「ヴァン・穂坂」と果樹を利用したジャム、「ビジュー・ド・穂坂」の2商品の生産、販売を行っており、平成21年、22年度は生産、販売も順調であったと聞き及んでおります。本年度については、ビジュー・ド・穂坂に関しては順調に推移しているものの、ヴァン・穂坂の販売に関しては販路拡大に苦慮していると伺っております。

 新たな商品開発につきましては、既に韮崎市にちなんだニラを使ったご当地グルメを市内の個店と商工会青年部が連携して商品化するなど、民間活力による物づくりも行われておりますが、市内優良米を新たな観光土産品として商品化し、韮崎が全国有数の米どころであることを情報発信する計画を進めているところでもあります。

 以上であります。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。

 商工会とも先日いろいろ話をいたしました。これからの町の活性化はどうしても一番のキーポイントは行政主導ということが一番肝心かなめではないかということを言っておりました。今回もプレミアム商品券についてもそうですし、穂坂のワインとかジャムの売れ行きについても十重二十重に地域の関係者を交えた中で、非常に多重的に、複合的な行政主導の施策というものを心から求めるものであります。よろしくお願いしたいと思います。

     (6番 秋山 泉君 登壇)



◆6番(秋山泉君) 次に移ります。

 質問の第3に、韮崎市市民交流センター"ニコリ"についてお尋ねいたします。

 市民待望のこの施設がようやく開館いたしました。来館者の笑顔が大変印象的です。美しい外観と施設の内容といい、場所といい、育児施設の充実したさま、また、長い間市民の願望であった図書館の充実ぶりに子供たちの笑い声が響き、まさに韮崎市の将来に明るい夢と希望が広がり、深く感動を覚えるところであります。

 3年前に建物を解体して更地に戻すという発想から転換し、現在の姿を目にすることに至った当局の決断と迅速な対応に心から感謝する次第です。今後はこの施設の内容をいかに利用、充実させ、運営を展開していくか非常に重要な、大切なことと思われます。

 それで質問です。

 市の文化拠点としての新たな継続的な取り組み、企画の有無、また韮崎市の図書館を核とした従来の催事と今後の新たな企画立案の有無、3つ目として、来館者のリピーターとしての対応策、憩い場、娯楽の場はどうでしょうか。もう一つ、県外からの来館者への対応策はいかがでしょうか、以上質問させていただきます。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 韮崎市民交流センター"ニコリ"についてお答えいたします。

 文化拠点としての新たな取り組みについてであります。本交流センターは多様な分野にわたり、人々が集い、交流する複合施設として位置づけております。文化面におきましても、図書館を中心に、偉人資料館や生涯学習施設がイベントなどを通じて、相互に連携を深め、市民の文化活動の拠点となるよう期待をしております。

 次に、リピーター対策につきましては、各施設での定期的なイベントの開催や、いつでもゆったり憩える空間の提供により、新鮮さと心地のよさを持続する施設運営に心がけてまいります。

 次に、県外からの来館者につきましては、地域情報発信センターにおいてきめ細やかな観光情報の提供や地域特産品の販売などを通じて、本市のよさを身近に感じていただけるよう努めてまいります。

 他の答弁につきましては、教育委員会よりお答えをいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 馬場教育委員長。



◎教育委員長(馬場賢一君) 韮崎市立図書館を核とした企画についてであります。

 まず、旧図書館のイベントは、幼児から小学校低学年までの児童を対象として、年1回の図書館まつりやクリスマス会、月1回のお話会を実施してきました。また、乳幼児とその保護者向けのお話会や読み聞かせ会、一般向けの朗読鑑賞会をそれぞれ月1回、さらに読書習慣に合わせて、資料展示なども開催してきたところであります。

 次に、新図書館のイベント企画につきましては、旧図書館で実施してきたイベント等を引き続き行うとともに、乳幼児向けのイベントや事業については、子育て支援センターと連携しながら、相乗効果のある事業を企画してまいります。さらに図書館ツアーなどを通じて、資料の解説やレファレンスを行ってまいります。また、各年齢層に応じた関心の高いテーマに沿った資料の特別展示や講演会なども企画してまいります。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) ありがとうございました。昨日たまたまこの交流センターへ行く機会がありました。子育て支援センターに上がってみますと、日曜日だったこともあるでしょうけれども、大変にぎやかで大盛況でした。出てきた子供連れのお母さんに話を伺いました。どちらから来たんですかと伺いましたら、私は双葉町から来ましたと言っておりました。双葉のほうにはこういった施設がなくて、大変うれしいと言って、これからも何回も来ようと思っていますという返事を伺いましたて大変心強く思ったところであります。

 あそこの園長さんといいますか管理している方にお話を伺いました。土日はやっぱり多いですけれども、平日、平均して80組が今来ておられるようです。韮崎の地元の人は50組ぐらいで、あと30組以上が韮崎の市外から利用に見えているというお話を伺いました。忙しくて大変なんですけれども、うれしい悲鳴ですと彼女は言っておりました。大変心強く思います。

 それにつきましても、ちょっと心配なことは、建物が大きいことから、正面玄関を駅のほうから見ますと、正面がガラス張りですから、がらんとしていて、広場に何かもっと人寄せというか、樹木でもいいんですけれども、何か置きたいなという印象を持ちました。

 また、観光案内のブースについては、的確な対応をしておりましたし、たまたま私ごとで恐縮ですけれども、うちの姉とか長男が横浜から来まして、その交流センターへ行きました。「おやじ、こんなにすごいのは韮崎すごいね」ということを言っていまして、横浜の長男夫婦も、「この施設をよくつくったね」なんて言って感心しておりました。大変心強く、鼻が高くなる思いをいたしました。あれの施設をこれから十二分に生かして、みんなで大事にして育てていきたいなと心から思っております。

 そういった中で、一つ図書館の件についてお話を聞いたんですけれども、込んでいるときは1,000人ぐらい来ております。平日で600人ぐらいは今見えておるようです。子供の勉強する教室がきのうは全部満席でした。やはりあれをこれから継続的に十二分にリピーターが来て、生かしていきたいなということを痛感したところであります。ありがとうございました。

     (6番 秋山 泉君 登壇)



◆6番(秋山泉君) 次に、もう一つの最後の質問に移らせていただきます。

 4番目で、大気汚染について質問させていただきます。

 本年3月11日に発生した東北の大震災、津波の被害はもとより、福島原発のメルトダウンによる爆発、崩壊と放射能汚染の拡大、未曾有の大災害に見舞われた我が国は目下三重苦の中で、福島県を中心に、目に見ることのできない不気味な大気汚染が徐々に拡大浸透しております。いまだに収束しない放射能拡散に我々は何の手だてもなく、ただ無防備で経緯を傍観しているだけです。

 かつてソビエトのチェルノブイリの原発の爆発時、大気の放射能異常を感知したのは2,000キロメートル以上離れているスウェーデンでした。ドイツも敏速にこれを関知しています。ソビエトは沈黙しており、いわゆる事故隠しをしていたことになります。チェルノブイリ周辺では25年経過した現在、周辺の昆虫の個体数は半減と報告されています。子供らにも甲状腺がん、奇形などが後を絶たない状況であります。

 我が国にあっても、これら放射能に対する汚染状況や情報などは迅速かつ正確に数値を公開すべきであります。当市ではどうでしょうか。大気、土壌、農作物、建造物等の汚染状況の明確な把握体制をとるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 また、国・県に任せておくのではなく、市独自での対応策を講ずるべきであると考えます。さらにまた、数値を公表し、過去から現在に至るまでの経過、推移を掌握しないと無意味であろうかと考えます。迅速タイムリーに情報公開が求められているところでございます。

 以上についてご答弁を求めます。お願いいたします。



○議長(嶋津鈴子君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 大気汚染についてお答えをいたします。

 放射能の大気汚染状況の把握につきましては、県衛生環境研究所において毎日測定し、新聞紙上、県ホームページで公表されております。測定値は原発事故前と同様の範囲内であり、現在まで異常は見られておりません。

 次に、農作物等の農業関係につきましては、出荷時に検査を行い、検査結果は新聞紙上等で遂次公表されており、いずれも測定値以上の放射性物質は検出されていない状況であります。

 また、建造物、土壌についてでありますが、大気中の放射線量が原発事故前と同様の範囲内であることや福島原発から約300キロの位置であることから、測定の必要性はないと伺っております。

 次に、市独自での放射能対応策につきましては、今後県のモニタリングポストを新たに4カ所増設する予定であることなどから、現状においては必要ないものと考えております。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) 大気汚染についてでありますけれども、現在、韮崎においてはそういった調査、検査、データ状況というものはすべて国と県に任せているということでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 現在県の数値を、やはり信頼性のある数値を使いたいということで、県の数値を基本にしております。市独自での調査等でありますと、やはり専門的な知識等があります。しかも発表する、公表するとなりますと、やはり責任を持った数値を発表していかなくちゃならないということから、現在のところは県の数値を使いまして、県のホームページ等に記載したものを市のホームページにリンクさせるような形で公表をさせていただいております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) 大気汚染の状況については、公表される言葉はいつもこれは異常ではありません。大丈夫ですという発表なんですね。どういうふうに大丈夫なのか、異常とはどういう状況なのか、皆目私どもには状況はつかめません。そういったことに対してきちっとした数値を私は出すべきだと思います。

 過日、話を伺いますと、大気圏内では過去に423回の核爆発実験を地球上でやっておるそうです。アメリカはもちろん、イギリス、フランス、ドイツ、ソビエト、みんなやっております。その回数は423回やっているそうです。それらの放射能の状況なんていうものが皆無なんていうことは絶対ないということをその方はおっしゃっておりました。例えばビキニ環礁での実験も第五福竜丸、ああいったこともありまして、決してそれらの数値はセシウムですら半減するのが30年と言われている中で、423回という大気圏の中でのこの原爆の核爆発の実験に対して、地上で何もないなんていうことは絶対ないということをおっしゃっております。

 ではどれだけの数値がこの地上で、私どもの周辺で数値が出ているのか、そこら辺をぜひ私は調査し、発表すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(嶋津鈴子君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) お答えいたします。

 この放射線の数値につきましては、県でもモニタリングポストで原発の事故以前から測定してきた経緯があります。その数値をもとに3月11日からの爆発からの数値を同じ形で、同じ方法で測定しております。その数値に基づきまして、現在県の環境研究所の測定値は健康に影響が出るレベルの数値ではありませんという専門家の指摘でホームページに載っております。

 以上です。



○議長(嶋津鈴子君) 秋山 泉君。



◆6番(秋山泉君) それでまたお尋ねするんですけれども、安全です、大丈夫ですというその根拠といいますか、そういった数値を私は公開すべきだということを提言させてもらいます。比較検討する余地が全くありません。政府といいますか、中央では必要以上に国民の皆さんに不安を与えてはいけないというような配慮から、そのようなことをなさっておるということを伺っております。

 しかし、過去の流れといいますか、これこれこういう数値だから大丈夫なんですよということを明確にしていただきたい。これは海外の国でもやはりそういった話が出ております。どのような経過でこうこうこうなって、今回はこれだから大丈夫なんだよということなのですね。そういったことをぜひ市はもちろんですけれども、県もそうだと思うんですけれども、明確なそういった体制をとってほしいと思います。

 例えば今回そういった数値を発表するに当たっても、どこのどういったところでやっているかちょっとよくわかりませんけれども、例えばそれが壊れてしまったとか、そういったようなことが故障しているとか、そういったような状況になった場合に、何ら我々としては対応する手だてが全くないような状況なんですね。そういったことをぜひ考えていただきたいなと心から思うところであります。

 以上で質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(嶋津鈴子君) 暫時休憩いたします。

 再開は1時30分といたします。

                             (午後12時00分)

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○副議長(横森宏尹君) ただいまの出席議員は18名であります。

 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

                              (午後1時30分)

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○副議長(横森宏尹君) 嶋津議長が所用のため、欠席いたしました。かわって私が議事を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 西野賢一君は所用のため遅刻する旨の届けがありました。

 議長から申し上げます。議場内ではクールビズを実施しておりますが、暑くなりましたので、上着を脱ぐことを許可いたします。

 一般質問を続行いたします。

 秋山 泉君の質問に対する関連質問を許します。

 輿石賢一君。



◆5番(輿石賢一君) 秋山 泉議員の質問に対する関連質問をさせていただきます。

 4番目の質問の中の大気汚染についてでありますが、大気汚染の状況についての答弁では、いずれも規定値以上の放射能の検出はなかったということでありまして、今回の事故に対しては安堵している状況でありますけれども、片や気流の関係で、静岡県にあります浜岡原発の場合は、当然事故が起きますと山梨県にも相当な放射能が来るのではないかと、そのように考えられますが、その件についてはどのようにお考えかお伺いをしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 神谷市民課長。



◎市民課長(神谷壮一君) 浜岡原発につきましては、今のところ対応等は考えておりませんけれども、今回と同様に県も指示がありまして行動すると思います。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 輿石賢一君。



◆5番(輿石賢一君) ただいま申し上げましたように、気流は当然西から東へ流れておりまして、天気予報などを見ますと、当然山梨県のほうへ流れてくると考えられます。幸いいち早く停止処置をとって現在は稼働をしていないわけですが、事前の対応をしていくことが大切ではないかと、そのように考えられます。早い対応をしておけばより効果が出て、経費もそれほどかからなくて、未然に皆さんの安全が図れるというように思われます。その辺につきましても、県、また市ともに対応をしておくべきと、そのように考えます。

 今の答弁ではそのようなことはまだしていないというように思いますが、本当に福島県の悲惨な状況を報道等で見ますと、本当に未然に防いでおかなければいけなかったな、あの原発事故は本来ならば防げた事故ではないかと、そのように私は考えております。全面的に電気がとまったばかりにああいう事故が起きてしまったと。もう2年くらい前に外部電力の対策をとっておけば、今回のような事故はなかったというようにある専門家は言っておられたようであります。そのような中で、当然今の技術とかというものを考えますと防げる事故ではなかったかと、そんなように考えておりますので、直接は立地県ではないから、山梨県、また当韮崎市もそれなりの予防策というような形しかできないわけですけれども、そのような策は事前にとっておくべきと考えますので、ぜひ対策の方をとっていただきますようにお願いをしたいと思いますが、再度ご答弁をお願いいたします。



○副議長(横森宏尹君) 総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 防災上の観点から私のほうでお答えをさせていただきます。

 3月の原発事故等を受けまして、今現在山梨県においては、防災計画の中で具体的に申し上げますと、浜岡原発を想定したものを今防災計画に取り組むということで、この中には爆発あるいは放射能あるいは避難民、避難してくる人たち、そういう人たちへの対応ということで、今計画の見直しをしている状況でございますので、今輿石議員がおっしゃったように、その辺のところも踏まえて、私どもの対応をするということで、スピード感を持って県との連絡をとりながら対応していくというように考えております。



○副議長(横森宏尹君) 輿石賢一君。



◆5番(輿石賢一君) ぜひそのようにしていただきたく思います。当市のライフラインといいますか、水道の関係はダムの水も大分使用をしておりまして、当然放射能が来た場合には、その水を使用することはほとんどできないと、そんなように思いますが、そうした中で、水源、うちの韮崎市の上水道の中には井戸を使っているところが多数あるわけですが、そういうものはある程度は安全に使用できるのではないか、そのようには思われますので、その辺も十分考慮しながら対策を立てておいていただきたいと、そのように考えますので、どうかよろしくお願いをいたしまして、関連の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(横森宏尹君) 岩下良一君。



◆7番(岩下良一君) それでは、秋山議員の3番目の市民交流センターニコリについての関連をさせていただきます。

 ニコリの1階にダンスホールができました。利用者からちょっと手狭じゃないかという意見がありまして、計画の当初からそうだったんですが、これが将来もし利用客が多くなった場合に、3階のスペースが大分あいておりますので、そういうものを活用して、文化の交流拠点としてこういうものへまた増設の意思があるかどうか、その辺を確認したいと思うんですが、いかがでしょうか。



○副議長(横森宏尹君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) お答えします。

 音楽室が若干手狭ではといったお話でございます。幾つかの団体でそういった声も若干聞いてはございます。将来的にどうするかというのはもう少し推移を見てからというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 岩下良一君。



◆7番(岩下良一君) 利用状況を見ながら、ぜひまた時代の変化にも対応すべく、余り固定的に考えなくて、将来的にはもし手狭であれば、あいているスペースを利用しながら考えていってもらいたいなと思います。

 特にせんだって教育委員会からいただきました資料で、満足度の調査で、教育に対しては非常に市民の方が満足しておりますが、文化の面で若干不満足という回答が結構多いものですから、その辺の評価を踏まえて、やはり住んでみたいまちづくりに、ぜひ文化のほうもお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、秋山 泉君の質問に対する関連質問を終わります。

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△山本雄次君



○副議長(横森宏尹君) 4番、山本雄次君を紹介いたします。

 山本雄次君。

     (4番 山本雄次君 登壇)



◆4番(山本雄次君) 4番議員の共伸クラブの山本雄次です。

 韮崎市議会の第3回の定例会において一般質問の機会をいただき、同僚議員、また議員各位に厚く感謝申し上げます。

 さて、国においては、菅内閣の総辞職、これから野田内閣にと変わったところでありますが、いまだ東日本の大震災、この被災地は原発問題も絡み、復興がままならず、活気も経済も停滞したままであります。本当に先不安定な状況でもあります。内閣が変わることにより、少しでも買うのが回りまたもとの元気な日本を取り戻せるよう、さらなる発展を期待するものであります。私、議員も市民の生活向上のため、より一層頑張らなければと思います。

 それでは、通告に従いまして順次質問に入ります。

 質問の第1に、市長の政治姿勢についてであります。

 市長は再任以来、既に10カ月が経過したところであります。その間、市民生活向上のため、日夜頑張っておりますこと、掲げた幾つかの公約も一歩一歩実現してることに対し、改めて賞賛の言葉を送りたいと思います。

 そこで伺います。夢と活力のある韮崎市の実現を目指しての公約に掲げた駅前整備、ライフガーデンにらさき、これは消費者にとっては駅前に日常必需品、また食料品や電気製品、すべてのものを購入することができます。さらに市民バスも停車するということで、便利で非常に喜ばれております。さらに今月オープンした市民交流センター、市民が長年待ち望んだ図書館をメーンとし、ふるさと偉人資料館、サッカーミュージアム、中央公民館、それ以外にも多くの複合施設も整っており、今後の利用が大いに期待されるところであります。

 さて、テナントのほうの入居の状況はどのようになっているのでしょうか。また、次に中心商店街はどうでしょうか。これは前からも言っております。客足は遠のき、もう店も終わりだと、こんな声が聞こえてきます。市街地活性化をうたった公約の中、今年度実施するのれんのまちなみづくり、本町通りがにぎわうような施策の実現となるのでしょうか。さらにこれ以外にはどのような活性化の対応策を考えているのか伺います。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 山本雄次議員の質問に対する答弁を行います。

 私の政治姿勢についてお答えいたします。

 初めに、韮崎市民交流センターのテナント入居状況についてでありますが、入居申し込みのあった4社のうち、現在3社が営業を開始しております。

 続きまして、のれんのあるまちなみづくり推進事業についてであります。

 古くは甲州街道の宿場町として栄えた町並みをイメージする中で、それぞれの個店が個性や特徴を生かしたのれん店頭幕などを掲出することにより、回遊性や滞在性が期待され、魅力とにぎわいのある商店街の創出に寄与するものと考えております。

 続きまして、商店街の活性化対応策についてであります。

 明年度以降に実施を予定しているのれんをツールとした新たなソフト事業の構築に努めるとともに、まちなか活性化計画に基づく既存事業のさらなる充実や本年度の新規事業としてスタートするにらマルシェの定期開催などにより、活性化を図ってまいりたいと考えております。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) 伺いますが、答弁の中にありました入居の3店、これは業種についてはどのような業種、またまだあろうかと思いますが、今後入ってくるものはどのようなテナントなのかお聞きをしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) お答えします。

 3店の業種でございますが、1階のカフェベーカリー、3階はクリニックと薬局の3店でございます。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) このテナントの3社、クリニックも入ったりということなんですが、これについての利用料金はこの前聞いたときにはちょっと安いなと思ったんですが、大体このテナントは今からあと1社ですか、入る予定だというような格好になっておりますが、これについては今のところ申し込み状況は全然なしですか。



○副議長(横森宏尹君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) あと料金の関係でございますが、前回の議会のときもお答えしたとおり、一応3階ですと月坪5,000円ということでございます。

 あと1社につきまして、交渉がまだ続いているということで、今営業を開始していないわけですが、一応あと1社についてはお申し込みはいただいております。そのほかに交渉しているところが幾つかございます。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。

 それでは、次にのれんのこの店頭幕、これはみんなどんな形になるのか興味があるんですが、のれんがあるというと、ここを出てすぐの例のまんじゅう屋さんがありますが、あんなような形なのか。ただ歩道まで出るような格好になりますと、今はいいんですが、北風が強くなってくると、のれんがぱたぱたするという格好もあります。格好についてはどんなような格好をとるのかお聞きをしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 現在のところ、設置希望者は約140店舗ございまして、その内訳は先ほど議員さんがおっしゃいましたうさぎ屋さんについているようなスタイルは店頭幕のようなタイプというんですけれども、78枚。あとのれん、いわゆる昔からののれんですね、押し分けて入るようなのれんのタイプが49枚。そのほかはタペストリーと言いまして、店から歩道側にのれんほどは大きくないんですけれども、こういう幕を縦に出すようなスタイルのタペストリーのタイプでございます。

 あと、歩道に出ては危険だというお話がございましたけれども、基本的に可能な限り敷地内への設置をお願いしていくということになると思います。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。それ以外の事業の中でもって、市長の答弁にもありました。このにらマルシェ、これは定期的に開催するという格好になっていますが、どのくらい置きくらい、3カ月とか半年とか、そこら辺をお聞きしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 このにらマルシェにつきましては、今回初めて企画したものでございまして、商工会の南側の本町ふれあい公園のところで、昨日初めて開催したところでございます。今後は例えば梅天神祭りのとき、11月に商工会で予定しておりますが、そういう集客のあるようなときに合わせて実施していきたいということで、主催者側である商工会と協議してお話を伺っているところでございます。

 以上です。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。

     (4番 山本雄次君 登壇)



◆4番(山本雄次君) それでは、次の質問に入ります。

 質問の第2に、獣害防止対策について伺います。

 この獣害防止対策は当選以来、この一般質問の機会あるたびにお聞きをしている質問でございます。これはその後、市からの原材料支給等でもって当時つくったんですが、これははっきり言って防護さくをつくった当時だけが猿にもきいたと。本当に短い期間だったというふうに感じております。

 今では年間を通してほとんど毎日のように、その地区は猿との戦いであります。国で定めた鳥獣害の新法には、市は基本指針により即座に被害防止計画を定め、県にかわって鳥獣の捕獲、許可権限を行使できるというふうにしております。これにつきまして県下の関係市町村での防止計画の策定はどのようになっているのか。また、許可権限の内容はどのようなのかを伺います。

 次に、本年度鳥獣害防止対策集落リーダー育成事業として、その対策を集落ぐるみで取り組むというふうな文書が来ており、その中心となる人物を選定してほしいと地区の代表に来ております。その内容は、県が開催する研修会、獣害対策講習会への参加と実施研修また防止技術指導員からの助言が受けられるとあります。しかし、これは現実に毎日猿、イノシシ、シカと本当に苦戦をしている地区民は今さらと、これは現場を知らない机上の論だとそんな話が役員会でも出ております。このことについていかがでしょうか、本当のことをお聞きしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 獣害防止対策についてお答えします。

 初めに、韮崎市鳥獣害被害防止計画の策定についてでありますが、本市を含め、県下26市町村がそれぞれの鳥獣害被害防止計画を策定しております。

 続きまして、有害鳥獣捕獲の許可権限の内容についてでありますが、県が定める鳥獣捕獲事業計画と整合性を図る中で、県の同意を条件として市町村においても捕獲を許可することができるものとなっております。

 続きまして、鳥獣害防止対策集落リーダー育成事業についてであります。

 現在、各地区の深いご理解をいただく中で、予定人員を上回る17名の積極的な参加申し込みをいただいておりますので、鳥獣害対策につながる事業として期待できるものと考えております。

 以上であります。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。捕獲の方法なんですが、今もまだうちのほうにもありますが、旧態依然としたさく、おりですね、おりを上をあけて中へサツマイモなり何かを入れておくという方法、これは全然だめと。中へ入ってくるのは今ちょっとアナグマが多いですから、猿なんか絶対入らない、これは確信できます。このさくのあの方法ではなくて、昔ちょっと野犬狩りをしたときみたいな格好の殺処理、そういうことはできないのかどうかお聞きしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 猿の対策ということは非常に地域の人たちは大変だということにつきましては、私どもも十分ご理解しております。先ほど市長の答弁の中にもありましたように、これらに対しては行政としても一生懸命対応しているところでございまして、また地域の皆さんにはそれぞれの地区管理会等で対応してもらっているわけでございますが、先ほどの議員の質問の中で、殺処理というふうなことがございます。もちろん管理捕獲の中で計画的にこれを保護をして、そして今も行っているわけでございますけれども、やはり個体数の確保というふうな形の中で、なかなか難しいというふうなこともございます。なるべくではなくて、大いにこの農作物に対する駆除ということがこの計画の中で出ていることでございますので、これらについてはそれに対応すべき今対策を講じているということで、ぜひご理解願いたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) 殺処理、結局は最終的には銃なんですが、この銃の使用がこの関係の方に聞きますと、民家から300メートル離れていないと銃を使えない。なおかつその期間中以外、これは特別な許可をとればできるんですが、それについての方法ですが、今の方法は多分農協、JAのほうへ話をして、市へ来て、市から警察へ話をしながらという格好になると思うんですが、これをこの計画の中にはうたってあるのは、市の職員においても銃の使用の許可をとってそれに当たることはできるという文面が入っていると思いますが、そこら辺についてはいかがでしょうか。



○副議長(横森宏尹君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 市の職員というふうなことでございますけれども、もちろんこれは許可をとればそれはできるわけでございますけれども、現実的には非常にその範囲が広範囲ということと、その地域性の問題、この辺を十分掌握していなければできないということでございますので、今行っている各地区の猟友会の皆さんの絶大なるご協力のもと、捕獲等を行っていきたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解を願いたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。

 次に、今来ておる文書なんですが、この鳥獣害の防止対策集落リーダー、これは今さらという気がするんですが、先ほどの答弁では市内でもって17名ほど受講をするという方がいるようですが、地区的には多分これは西側の清・神・円から旭のだと思うんですが、どんなところから入っているんでしょうかね、ちょっとお聞きしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 現在のところ、穂坂地区、円野地区、神山地区、大草地区からの申し込みがございます。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) これは今から講習を受けてどういう格好の話になるかわからんですが、最終的には猿が来ないようにする方法を勉強して、それてやるという格好だと思うんですが、言えば今のさくが円野から旭の湯舟まで、全長でもって18キロですかしてあると思うんですが、ただ、これ大きな河川にはかかってないというところで、猿のほうはそこから入ってきて、今や甘利のほうでは大草地区の桃栽培、また竜岡までも行っているという格好ですが、こういうふうなものを何年もかかってこれは戦ってきているわけですが、何とか入るところをとめる方法はもう現場を見てみればわかるんですが、今のさくは大体高いところで1メートル80くらい、形態にもよりますから、山のところで1メートル50なんていうのもありますが、猿の跳躍力はあの上をまた1メートル50くらい上へ上がっています。ということは、あれを3メートルにしても、4メートルにしても意味はない。そういう格好の中で、何とか根本的な方法というのはちょっとえらいかもしれないんですが、あの方法をちょっと変えるとすれば、二段構えにするかどうか。

 ということはうちのほうの県道の横に徳島堰が流れております。徳島堰の幅員は大体3メートル以上、車で追っかけて行っても、すぐ横の転落防止さくを上って川を飛び越えてしまうというぐらいの跳躍ですから、その方法、そんな跳躍のためにさくを上げても意味がない思いますから、今言うように、猟友会の方でもって手続をしてすぐ来てもらうっても、来るころには猿はそこにいないということです。

 一番のあれは、そのうちに今度お墓のほう、ほとんどうちのほうのお墓のほうの上には猿が座っています。大体1日五、六十頭、こんな話をすると町場の議員たちは笑うんですが、ただあちらについてはもう畑全体に網をかけている。稲の上にかける網ではないんですが、結構お金がかかるようです。そんなような格好の中で、もうさく云々じゃなくて、防護さく、防護方法の網をかける、それへ幾ばくでもいいから補助を出してやってほうがいいかなと。多い家では、この前もちょっとお話ししましたが、3畝のところへ鉄さくでつくったら、全部でもって60万円くらいかかったという格好ですから、その中へ買ったほうが安いナスとかキュウリとかつくっているんですが、どうしても農家の人たちはそういうものを買う、そういうのでなくてやはり自分のところでつくるというあれがありますから、それをつくっています。ぜひ防護さくのつくる場合には申請をして、そのうちの3分の1でも4分の1でもいいから補助金が出せるかどうか検討をしてみてもらいたいというふうに思います。

     (4番 山本雄次君 登壇)



◆4番(山本雄次君) それでは、次の質問に入ります。

 質問の第3に、地域医療の拡充と緊急医療について伺います。

 近年ふえ続けている救急搬送であります。新聞では救急患者のたらい回し、もう少し早ければ助かった命、それも病院での受け入れ拒否などでとうとい命が失われてしまう、こんなことを思いながらお聞きします。

 今度機構が変わったようですから、病院機構の北病院、これは地元、旭、大草、竜岡、この地区の人たちは精神科ということは知っているんですが、患者さんを受け入れてくれて、内科、外科も簡単な外科ですが診療をしてくれる。こんな中でもって医師の問題もあろうかと思いますが、救急措置ができないかどうか。地区とすれば目と鼻の先にある病院は地元の人たちに安心を与えています。もしものときに頼りになる病院です。どうですか、このことについてお伺いをしたいと思います。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 地域医療の充実と緊急医療についてお答えいたします。

 まず、北病院の緊急医療措置についてでありますが、山梨県立北病院は、中北医療圏保健医療計画において、精神科救急医療体制の救急病院として位置づけられており、原則一般の救急患者につきましては受け入れておりません。

 次に、救急患者さんへの対応についてであります。

 本年4月より市内個人開業医により1次救急を行い、2次医療機関の診療負担軽減に努めておりますが、今後はさらにこのシステムを充実、機能させることで、本来の救急医療を必要とする患者さんが安心して受診できる体制を強化してまいりたいと考えております。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) これは内容はわかっておるんですが、ただ、病院と言いますと、近場に住んでいる方、どうしても何でも診てくれるというふうな考えがあります。ということはそこから距離にして300メートルくらいのところ、奥さんが急にぐあいが悪くなったと。これはおふろの中なんですが、北病院に行ったら、今の格好の中でもってうちじゃ無理ですよと。それから救急車でもって数件か回って、着いたときにはもう亡くなってしまった。そのときに病院だから、そのくらいのことはやってくれてもいいんじゃないかなと、やれば助かったんじゃないかなというふうなことがありました。あれだけ大きな病院で、なおかつ下のほうへも今度清山寮も移りました。そういう中でもって、ぜひそこら辺について、韮崎市のほうから救急の病院ではないということはわかっておりますが、ちょっと診れないか。手当の方法なり救急車が来るまでちょっとできないか、そんなような要請はできないものでしょうかね、伺います。



○副議長(横森宏尹君) 中嶋保健課長。



◎保健課長(中嶋尚夫君) お答えをいたします。

 韮崎市では認知症の関係とか、それ以外の関係で山梨県立北病院といろいろ打ち合わせをする機会がございますので、そんな機会にまたお願いというか話をしてみたいと思いますが、一応先ほども市長が答えたとおり、そういう体制の中で決まっておりますので、この中でも甲府中巨摩地域の2次医療、また峡北地区の2次医療救急病院が診れない最悪の場合については、山梨県立北病院も受け入れをするというルールの中でこういう体制がしかれておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。ぜひそんな方法をとっていただければと思います。

     (4番 山本雄次君 登壇)



◆4番(山本雄次君) それでは、質問に入ります。

 質問の最後に、地元の苗敷山奥宮までの参道、これは登山道でもあるんですが、整備についてお伺いをしたいと思います。

 旭町の上条南割地内の苗敷山山頂にある穂見神社奥宮は、昨年市の補助を受ける中でもって、トタン屋根から銅板にふきかえをしたところであります。標高約1,000メートルにあることと、また珍しさも加わり、その後大勢の見学客や参拝者が訪れるようになり、地元としてはうれしい限りであります。

 しかし、竹ノ内地区の里宮、これは前宮と言うんですが、これからの参道は現在けもの道のように荒廃し、奥宮までの徒歩での参拝、見学は非常に大変で困難であり、訪れる人たちからの苦情が続出しつつあります。

 市長が昨年竣工式でのあいさつ、その後の話を聞いた区民は、本当になっておるのかどうかちょっとわからないんですが、いつごろ補修をしてくれるのか、今待ち望んでおります。当然地元でも負担をするつもりですので、いかがでしょうか、この道について補修等の考えがあるかどうか伺いたいと思います。

 以上で壇上での質問を終わります。



○副議長(横森宏尹君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 山本雄次議員の一般質問についてお答えいたします。

 苗敷山穂見神社奥宮本殿までの参道(登山)整備についてであります。

 市指定文化財である苗敷山穂見神社奥宮本殿につきましては、地元の方々による建物の維持補修に要する経費に対して補助を行ってきたところであります。この奥宮までの参道につきましては指定文化財となっておりませんので、文化財の補助対象とはならないものであります。一般的に神社は氏子の方々や地域の皆様によって守られ、維持管理が行われてきたものであり、参道の整備につきましても同様に行っていただきたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。今の答弁を聞いておりまして、私が思うのは、この参道、これは文化財じゃないと思います。これは確かなことなんです。ただ、これは神社と言いましても、これはそこには市の指定文化財であります高野槇、またアスナロ、神社はもちろんなんですが、あと県のモミ林の指定区域ということで、あそこは400年、500年くらい前の住居跡も残っております。あとお墓等も数々あるんですが、神社がきれいになったということで、先ほども言いましたが、非常に参拝を兼ねて登山の方が多い、こういう中でもって、甘利山公園線を行って旭山林道から車で行ってという格好になりますと、全然登ってくる人たちには感激がないということで、どうしても竹ノ内の里宮から登っていきたい。

 ただ、現状は昔と言いますか、10年くらい前は軽四が湯舟区から登っていきました。そんな話をこの前竣工式の後市長とも話をしたんですが、途中まで道が行ってますから、そこまでの間、上から市長、ブルで押したらどうかな、こんな話をしたんですが、まとものときに話をしていたというところで終わっているんですが、これについて今この道を登っていますと、ヤマビルに食われるということで、ほとんどけもの道みたいな格好になっております。できれば上にある指定文化財、また県の指定林もありますから、それを見に行く道路だと思った中でもって、その改修がお願いできないかどうか、これを先に伺いたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) お答えします。

 苗敷山自体を多くの市民の方々に知っていただくということは非常に重要なことであると考えております。参道を見ますとさまざまな歴史遺産が点在しておりまして、それらを保全するとともに、参道そのものの整備につきましても、従来と同様に地域の方々に取り組んでいただきたいと考えているところでございます。

 この整備につきましては、先ほど教育長が申しましたように、指定文化財保護担当であります教育委員会ではなかなか困難な面がございますので、先ほど申しましたとおり、神社の氏子の方々や地域住民の方々が協力していただく中で維持管理を行っていただきたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) ありがとうございました。話の内容は本当によくわかります。ただ、私が言いたいのは、そこが今神社がきれいになったから云々でなくて、その指定文化財が幾つもあると、県の指定もあるというようなところで、やはり神社そのものがきれいになったから人が大勢来る。逆に言えば、地元の人たちは本当に神秘的に、余り人も来ない、地区の人たちだけが上っている、祭りのときに。そこへ人が入ってきて、もし文化財、火災等でもって危険な目に遭うこともあろうかということで、我々が子供のころはほとんどよその人たちは来ませんでした。お祭りのときの春と秋くらいしか登っていません。

 ただ、それが仕上がって、なおかつ旭山林道も出ていますから、そこを登って行って、旭山林道から甘利山公園線へ通る人たちが多くなったと。多分この農繁期が終われば、また紅葉を見ながら登ってくるというようなこともありますから、ぜひ登ってくる道が結構しるいところですから、ヤマヒルが多数いるということですから、そんなことも踏まえた中でもって、その対策等も考えてほしい。

 当時、昨年地区でも市から1,000万円弱もお金をいただいた中でもってあそこを仕上げました。来る人たちが多いときには二、三十人が集団で登ってきます。ただ、たまたまヒルに食われなかったということでうまく登るんですが、普通の方でありますと、真ん中の深いところでもって80センチくらい雨でもって掘られてしまっていますから、その両サイドを歩くという格好になるわけです。ほとんど登山と同じような格好になりますので、うちのほうで考えているのは途中から下を重機でもって押してくるという格好になれば、約2メートルぐらいの道になれば、山登りにも食われなんで登れるなと。地元でもそれ相応の半分でも出して、市のほうでもってお願いできないかという格好なんですが、それについてもぜひ考えの中に入れてもらった中で、この道が完成できれば、地元だけじゃなくて、訪れる方にヤマヒルに食われることなく登っていけるということですから、あそこら辺もこれからもし考えることがあれば、そこら辺を考慮しながら予算づけをしていただければというふうに思います。いかがでしょうか、そこら辺についてちょっとお聞きしたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 下村教育課長。



◎教育課長(下村貞俊君) お答えいたします。

 先ほども申しましたが、苗敷山のその参道につきましては、歴史的遺産が点在していることは承知しております。文化財保護担当といたしましては、参道の整備は非常に困難であるということでございます。ご理解をお願いします。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) 私はここを1つの話として、私のほうのビラがありますが、文化財を通した観光をということのうたい込みがありますが、そんな面でもって文化財を見に行きながら、それと一緒に観光もということですから、ぜひ観光的な立場でもっていかがでしょう、観光課長。



○副議長(横森宏尹君) 伊藤商工観光課長。



◎商工観光課長(伊藤一向君) お答えいたします。

 観光的な立場からということでありますけれども、基本的にハード的な施設とか、あるいは道路とか通り道とかにつきまして、ある程度整備されて、お客さんにも安心して勧められるというようなところを観光としてツアー等を開催していくわけでございますけれども、この苗敷山の参道につきましては、先ほど来教育委員会でも申し上げていますとおり、地元の方々のほうで整備される中で、これまでも環境保全地区及び自然記念物に関する委託契約書をということで、議員さんもご案内のとおり、毎年6万円委託料をお支払いして地元の方々の整備を支援しているところでございます。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 山本雄次君。



◆4番(山本雄次君) 年6万円の話は、あれは苗敷の奥宮の階段から神社周りの除草、草刈りという格好で、あれは月5,000円ですか、そういう格好の中で年6万円いただいております。これは大変少額ではあるけれども、地元にとってはありがたい話です。

 ただ、この前、県の文化財審議委員の皆さん方と信州大学の笹本教授が見えて、そのときに言った言葉は、韮崎では何でこんなところにまだこんないいものがあるのかと。この新府よりこちらのほうがいいよという話をしたことがあります。ということは、これはもっと世の中に出せということだと思いますが、そんな面も踏まえて、今言う文化財を通した観光という考えの中でもって、地元がどうのこうのじゃなくて、韮崎市の新府よりもいいという遺跡を表へ出す。まだ現存しておりますから、そういうものを表に出すという考えの中でもって、そちらのほうへもそういうふうな無駄金じゃないと思います。もちろん地元でもやれと言えばやりますが、できれば後でもってそれを地元でもというあれじゃなくて、地元と市が協力した中でもってその参道を仕上げたらどうかなというふうに考えます。ぜひこの点についても余り長く言いますと、地元のほうですからおかしくなりますので、ぜひそこら辺についても前向きな検討をお願いをしたいというふうに思います。

 以上で私の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○副議長(横森宏尹君) 以上で、山本雄次君の質問は終わりました。

 山本雄次君の質問に対する関連質問を許します。

     (発言する者なし)



○副議長(横森宏尹君) 関連質問を打ち切ります。

 以上をもって、山本雄次君の質問に対する関連質問を終わります。

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△神田明弘君



○副議長(横森宏尹君) 20番、神田明弘君を紹介いたします。

 神田明弘君。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) それでは、一般質問を行います。

 一般質問の第1に、市長の政治姿勢について質問します。

 私は6月議会で東日本大震災は被災地域の復興、福島原発危機の収束と補償、復興という国民的な課題を政治に課しているとともに、それだけにとどまらず、被災地以外の全国の地方自治体にも共通する新しい課題を提起しているとして、第1に災害に強い韮崎市、防災のまちづくりの課題、第2に、市民の命、福祉、暮らし優先の立場に市がしっかりと立つ課題、第3に、地域に根差した産業の振興の課題などについて質問したところであります。

 この大震災と巨大津波、原発危機は人間社会にとって、何にも増して大切なものは命と暮らしであり、それを守ることが行政と政治の根本課題、使命であることを被災地の圧倒的な現実によって曇りなく示したところであります。自然条件から災害大国とも言える我が国では、防災、災害に強いまちづくりの課題を行政の土台とも言うべき課題として位置づけ、必要な施策を日常的、系統的、計画的に進めていくことが求められています。

 また、原発からは撤退するしかなく、地球環境を守る人類的課題と一体で考えれば、自然再生可能エネルギーへの転換とエコのまちづくり、低エネルギー、省エネルギー、低炭素社会をそれぞれの条件のもとで目指すことを本格的に挑戦しなければならないことを明らかにしたところであります。

 東日本大震災から学ぶべき韮崎市の今後のまちづくりの方向について、3月議会でも伺いましたが、東日本大震災から半年たった今の時点でどう考えているか改めて市長の見解を伺いたい。

 災害から命を守るという自治体の責務と住民の福祉を守るという地方自治体の原点とは一体のもので、住民の福祉を守る自治体の役割が常日ごろから発揮されてこそ、市民が安心して暮らせる災害にも強い自治体になります。とりわけ市民の命、福祉と暮らし優先の立場に市がしっかり立つことについて、3月議会で私たちは学童保育の有料化、心身障害児・者年金の廃止、長寿敬老祝い金の削減、出生奨励金の減額など、一連の福祉政策の後退について厳しく批判したところであります。

 一方で、平成22年度の決算によれば、財政調整基金の積み立て額は過去最大の3億9,800万円、この結果、現在高は23億6,800万円と、これまた過去最大の額になっているところであります。これは市民1人当たりで県内の13市で比較すれば、韮崎市は北杜市に次いで2番目であります。心身障害児・者年金の廃止、長寿敬老祝い金の削減、出生奨励金の減額分は1,844万円、学童保育の有料化による市民の新たな負担は800万円強でありますから、計2,700万円を4億円近い積立金から手当てを講じればこのようなことはしなくて済みます。どうしてこういう措置をとらないのか、改めて見解を求めるものであります。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 神田明弘議員の質問に対する答弁を行います。

 私の政治姿勢についてお答えをいたします。

 韮崎市の今後のまちづくりの方向についてでありますが、東日本大震災を機に、第6次長期総合計画の基本方向の1つである、だれもが安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、最大限の努力を傾注する思いを強くしているところであります。

 次に、心身障害児童・心身障害者年金等の事業につきましては、事務事業評価、外部評価の結果も考慮し、効果的な事業推進のため見直しを行ったものであります。

 なお、財政調整基金につきましては、明年度以降の厳しい財政見通しにより積み立てたものであります。

 以上であります。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) それでは、幾つか伺います。

 まず最初に、心身障害児福祉年金の事業なんですが、22年の決算からで結構ですが、22年の事業の中では心身障害児年金支給、それから心身障害者年金支給、それぞれ何人に支給されていたか数字を出してください。



○副議長(横森宏尹君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 平成22年度決算の中におきます心身障害児童年金の支給対象者につきましては34人でございます。また、心身障害者年金支給事業における対象者につきましては519人でございます。

 以上でございます。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) その次に寿長寿記念事業、これは敬老祝い金支給事業ですね。それから100歳祝い金支給事業、これも22年度の決算から何人に支給されているか、この数字を出してください。



○副議長(横森宏尹君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えをいたします。

 22年度決算におきます敬老祝い金支給事業に係る対象者数は2,283人でございます。また、22年度決算における100歳祝い金支給事業における対象者につきましては、8人でございます。

 以上でございます。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 最後に、子供を健やかに生み育てる環境づくり事業、出生奨励金、これは22年度の決算で何件ありましたか。



○副議長(横森宏尹君) 駒井福祉課長。



◎福祉課長(駒井宗男君) お答えいたします。

 出生奨励祝い金につきます平成22年度決算額におきます対象者につきましては204件でございます。

 以上でございます。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) それぞれ一人一人にすれば額は決して多い額だとは思いませんが、しかし、今話していただいた数字を聞いていただければおわかりのとおり、非常に広い範囲の方々にそういう、この中で市独自のものもありますから、そういうお金が支給されているということです。そして、先ほど言いましたように、全部で何億もかかる事業費だというわけではないということですね。それを削るというのはそこで私が先ほど言いましたような命、福祉優先のまちづくりということについての重大な市政上の問題があるというふうに思うんです。

 その次に伺いますが、過去5カ年にさかのぼって財政調整基金のその年その年の積み立て額を出してください。



○副議長(横森宏尹君) 五味企画財政課長。



◎企画財政課長(五味秀雄君) 今積み立て額の資料を持ってございませんので、また後ほどにします。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) では、私のほうで言います。先ほど言いましたように、22年の決算は3億9,800万円、約4億円。その前の年は幾らかと言いますと3,600万円、その前の年は幾らかと言うと1,400万円、その前の年は1億5,000万円、そしてその前の年は9,300万円、ですから、この22年度の3億9,800万円というのは非常に過去最大の数字と私言いましたけれども、大きな数字なんですね。繰り返しますが、このごく一部を使うだけで、先ほど言ったような福祉の削減はすることはなかったと。

 特に私が言いたいのは、学童保育の有料化ですが、この議論はこういう議論でしたね。ほかの自治体ではみんな有料だと。しかし、韮崎市は無料にしていると。だから有料にするんだと、こういう大体議論だったと思う。私は逆だと思うんです。韮崎市は子供の医療費について言えば中学校3年生まで、これは県内の市の中では2番目に入るんですね。それから、学校の給食については、これはもう自校方式をしっかり守ってやっています。だから、東京やよその自治体から来た方は、まず学校給食が大変おいしいと、本当にそういうふうに言うんです。それから、児童センターがそれぞれの地域に置かれているということで、私は韮崎のまちづくりの一つの方向性とすれば、子育てするならば韮崎市というのがやっぱり売りになると思うんです。

 実際私ども子供の医療費無料化で、市内で署名なんか集めましたけれども、市内にやっぱり北杜市から医療機関に来ている人たちがいるんだよね。非常にうらやまがしがるんです。県内あちこち見ましても、今もう子供の医療費なんていうのは福祉政策じゃなくて暮らしの問題になっているんですね。だから、小学校6年生までやっているところへ移りたいとか、中学生までやっているところへ移りたいとかいうことになっているんですね。私は学童保育の有料化については、そういう流れに逆行する。市がみずから自分の首をしめるという問題だというふうに思います。そういうことを指摘しておきまして、次の質問に移ります。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) 一般質問の第2に、防災対策について質問します。

 初めは防災マップの改善についてであります。市が全世帯に配布した地震防災マップについて、6月議会で私どものまちづくりアンケートでは、多くの市民が難しい、役に立たないと答えていることは6月議会で紹介したところです。

 私は6月議会でこのマップを細分化して、自治会単位、地域単位でつくることを求めたところであります。甲府市では、かねてから市防災対策課が中心になり、自治会単位のマップづくりに取り組んでいますが、平成21年には地域防災マップ作成マニュアルをつくり、この活動を一層進めています。このマニュアルによれば、災害発生時における速やかな避難や防災資機材等の有効な利用を円滑に行い、災害による被害の防止、軽減及び平常時からの予防を図るためのツールであり、みずからの地域を最もよく知る地域の住民の皆さん自身の手で自主的に作成していただくもの、これを作成する過程で地域住民の皆さん自身が地域の現状について改めて理解を高めたり、災害に対し、自助、共助が大切であることを改めて認識し、結束していただくことが重要なメリット、このように説明しているところであります。

 具体的には地図の方位はだれが見てもわかるように、地図の上下の方位は必ず北を上にすることや危険箇所の設定はあくまで災害時における被害を少なくすることを目的にしているため、自分の居住地や管理地が危険箇所に設定されても互いに理解し合うことが大切で、居住者や管理者が拒否したために、地図上明記できなかったことで、災害時にその危険箇所で負傷者が出るようなことは避けること。個人所有の土地や物は地図や資料に掲載する前に必ず了解を得ること。障害者や高齢者の通行の障害となるような段差、階段、急な坂などを記しておくことなど、地域オリエンテーリングなどを実施し、現地を確認することで現状の記載事項に間違いないかチェックすることが大切などと住民が取り組むことの意義を明らかにしているところであります。こうした例を参考にしながら、防災マップの改善に取り組むべきであります。見解を求めます。

 次に、学校の耐震化、国の新しい施設整備の基本方針について質問します。

 文部科学省は5月24日、公立小・中学校の耐震化について、今後5年間のできるだけ早い時期に完了させるため、新しい施設整備の基本方針を発表したところであります。発表された方針はこれまで国庫補助の対象とならなかった天井材や外装材の耐震化や、学校の応急避難場所としての役割を充実するために、貯水槽、備蓄倉庫の設置など、防災機能の評価事業などでも国庫補助の対象とするというものであります。

 今回の新しい方針は、東日本大震災では学校などの施設が児童・生徒の命を守っただけでなく、地域住民の応急避難場所としても機能しており、その安全性を確保することが極めて重要であることが再認識されたとして、一方でその多くが地域の防災拠点になっているにもかかわらず、まだ耐震性が確保されていない公立の義務教育諸学校等の施設にも存在しているとして、一刻も早くそのすべてを耐震化することが最大の課題ということから出されたものであります。

 また、ことし3月地震防災対策特別措置法が改正され、耐震化事業に要する経費に対する国庫補助率のかさ上げ規定が平成28年3月31日まで延長されたことから、平成23年度から27年度のできるだけ早い時期に、小学校や中学校を初めとする公立の義務教育学校施設等の耐震化を完了することを目指す必要がある、このように述べているところであります。

 あわせて、教育の内容、教育の方法などの変化や地域との連携、環境との共生、バリアフリー化、木材の積極的な活用、太陽光を初めとする新エネルギーの導入、教育の情報化などのさまざまな社会的要請、地球温暖化などの自然的要因を踏まえ、これを適切に対応するために教育環境の質的向上を図ることが必要というふうに言っています。

 この文部科学省の新しい方針の具体化についてどのように受けとめ、実行しようとしているか見解を求めます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 防災対策についてお答えをいたします。

 韮崎市地震防災マップの改善についてであります。

 現在の地震防災マップは糸魚川・静岡構造線断層帯南部を震源とする地震を想定し、市内の揺れやすさと建物の危険度等を示したマップでありますが、今後地域防災計画の見直しや土砂災害マップの作成とあわせ、必要に応じ対応してまいりたいと考えております。

 また、自主防災組織には、地域に応じた防災及び減災計画の整備について研修会や区長会を通じて要請をしております。

 以上、他の答弁つきましては教育委員会よりお答えをいたします。



○副議長(横森宏尹君) 馬場教育委員長。



◎教育委員長(馬場賢一君) 神田明弘議員の質問についてお答えいたします。

 学校の耐震化、国の新しい施設設備の基本方針についてであります。

 学校施設は、児童・生徒の学習や生活の場としてだけではなく、災害発生時には地域の避難所となるなど、防災拠点としての役割をも担っております。このため、本市では建築基準法施行令改正以前に建設された施設については最重要課題としてとらえ、計画的に耐震補強を行い、耐震化はすべて完了しております。

 文部科学省の新しい施設設備整備基本方針等を重く受けとめ、児童・生徒はもとより、地域住民の安全を確保する観点から、非構造部材の耐震化、備蓄倉庫、通信設備、トイレの整備など避難所としての防災機能の強化を図るため、今後計画的に施設整備を進めていく必要があると考えております。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) では先にこちらのほうから質問します。

 私も学校の耐震化を韮崎市は精力的にやったということは十分知っています。その上に立って質問ですが、今答弁がありましたように、天井材とか、その他私が質問でいろいろ言いましたよね。こういうものについては、やっぱりこれから耐震化を考えなきゃならんと、こういう理解でいいですね。



○副議長(横森宏尹君) 輿水教育長。



◎教育長(輿水豊君) 神田明弘議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどもございましたけれども、耐震化、箱物といいましょうか、そちらのほうはもう既に終わったところでございまして、今後天井材あるいは内装等のものにつきましてはやっていくわけですが、現在のところは管理職等が非常に毎日点検しておりますので、それらを含めてどういう状態かとまず把握するというところでございます。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) それではまた実態が明らかになった段階で、我々にも知らせていただきたいというふうに思います。

 それでは、地域防災マップのほうについて質問します。

 これが甲府市がつくっている地域防災マップマニュアルですね。これは実はラジオのYBSのニュースで紹介したんだよね。地域防災のことについて。先ほどこの目的についてはここに私が質問で紹介したことですけれども、言ったとおりですけれども、例えばこういうことが書いてあるんですね。何をつくるかということで、作成方法なんかも書いてありまして、そして作成時に防災マップに何を印するかというようなことも書いてあって、それでこういうことも書いてあります。地域防災マップを地域のみんなが目にすることで、防災情報を共有し、災害に備えましょうということとか、地域防災マップは定期的に見直しを行うことが大切です。見直しを行うことにより、地域防災活動の継続性を図ることができますという、あとずっといろいろ参考例があって、それからやっぱり非常に大事だと私が思ったのは、過去の災害例、これも記載する欄があるんですよ。つまり韮崎で言うと34年災害とか、ずっと58年とかいろいろありましたよね。その中でそれぞれ地域がどんなことが起こったかということをやっぱり書いているんですね。

 それから、そんな大きなことでなくても、経験的知識と言って、ここに例えばこういうことが書いてある。以前地震のときに西側の石垣が崩れたことがあるとか、それから建物が非常に古いが、関東大震災では、関東大震災が出ているんですよ、倒れず、竹やぶのある境内は地盤がかたいと言われているとか、そういうこともずっと書いてある。

 結局私、総務課長に聞きたいですけれども、確かに市の防災担当があるよね。だけれども、あそこだけで韮崎市内の隅々まで地震が来たらどうなるかこうなるかなんていうことをあそこで押さえるなんていうことは不可能でしょう、実際厚い想定計画を持っているけれども、それは。たまたまそこに配置されている職員が竜岡の方だったら竜岡のことはわかるかもしれないけれども、ほかのところはなかなかわからんというのが正直なところじゃないですか、どうです。



○副議長(横森宏尹君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 確かに広範囲にわたる中で職員も異動等がありまして、なかなか難しいということは否定はできません。

 甲府市のマニュアルは私も見させていただきまして、私どもが自主防災会にかねてからお願いしてあります規約づくりとか組織づくりとか防災計画というものも私どもも地域であったものを作成し、職員にもそれに目を通しておいてくださいということで、要は甲府でつくっているマニュアルも、差はあるかもわかりませんけれども、言いたいことは言っているということで、要するに地域の人たちが一番よく知っている地元の地形とか、いろいろなそういうものを含めて、地域に合った計画をつくってくださいよと、かねてからそういうことも申してますので、方向性とすれば、こことそんなに変わっていないと思いますけれども、先ほどおっしゃったような地域の過去の経験値とか、記録とか、そういうものはなるほどなというところがございますので、そういうことは参考にしていきたいなというふうに思います。

 以上です。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 課長がおっしゃたように、やっぱり地域のことは地域の住民の皆さんが一番よく知っているだな、ずっとね。ですから、こういう減災あるいは防災対策というのは本当に住民をいかに組織するかということが一番大きな課題だと思うんです。

 しかし、同じような方向でやっていらっしゃるけれども、もっともっと親切に丁寧にやるべきだということを私は言いたいです。あの防災マップを見て、私どものアンケートで、とかく難し過ぎてわからんと言う人がたくさんいるわけですから、ですから、もっともっと親切に、丁寧に、本当に住民の皆さんがみずからの手で、自分たちの住んでいる地域の災害状況、危険状況をわかるような、そういうことを精力的に進めていっていただきたいというふうに思います。

 さて、その次の質問ですが、そういう地域でも、それから市役所の中でもそういう防災の経験の蓄積ということが必要なんですが、その防災士という資格がありますね。これはどういう資格がちょっと出していただきたいと思うんですが。



○副議長(横森宏尹君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 防災士はちょっと正式な名称は忘れましたけれども、そういう災害をやっているNPOが主催する講習である一定の講習を受けた方たちに授けられる資格だというふうに認識しております。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) その防災士というのはどういうことをする資格かと言いますと、これはちょっとインターネットでとったものですけれども、防災士とは自助、互助、協働を原則としつつ、かつ公助との連携、充実に努めて、社会のさまざまな場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、さらにそのために十分な意識、知識、技能を有する者として認められた人ということです。防災士の活動は、主として地震や水害、火山噴火、土砂災害などの災害において、公的機関や民間組織、個人と力を合わせて以下の活動を行う。どういう活動をするかというと、平常時において防災意識、知識、技能を生かして、その啓発に当たるとか、大災害に備えた自助、共助活動の訓練や防災と救助などの技術の練磨などに取り組む。特に防災救助計画の立案にも参画する。これは国の資格じゃないんだよね。今答弁されたように、民間の資格なんだよね。そこで、これをまず市役所の中にこの防災士の資格を持っている方はいらっしゃるか。



○副議長(横森宏尹君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) おりません。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 地域にはどうですか。地域に何人ぐらいいらっしゃるか。



○副議長(横森宏尹君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) たしか6月の議会のときにちょっと調べた経緯があるんですけれども、9名ぐらいあったと思います。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) ですから、今9名ぐらい、それも偏っているんだ。竜岡周辺に4人か5人ぐらいいらっしゃってね。ですから、私はまず1つ言いたいのは、市のほうは、それは防災担当で職員を配置されたって、2年、3年で異動するようになっちゃうんだけれども、やっぱりそこのところを工夫して、災害や減災についての経験の蓄積を市としてしっかりつくるということ。それから、地域でもこういう防災士の制度を活用して、地域でやっぱり防災、減災なんかの中心になっていくようなリーダー的な存在、そういうものをつくっていくということが必要なんだというふうに思うんです。別に防災士に私はこだわりませんが、そういう人がやっぱり必要なんだということを強く要求したいんですが、どうですか。



○副議長(横森宏尹君) 水川総務課長。



◎総務課長(水川秋人君) 今現状では県等で行います養成講座等に行っていただきたいということの啓発と、参加する経費の一部を助成している制度がございますけれども、今後は防災士というライセンスをとる必要はないと思いますけれども、そういう意識を持った方たちを大勢つくっていくことは、最終的にはその地域の防災力、減災力につながると思いますので、そういう積み重ねを行ってまいりたいというふうに思います。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 意見は同じだと思いますから、次の質問に移ります。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) 一般質問の第3に、国保税の引き下げについて質問します。

 私どものまちづくりアンケートには、重い負担に苦しむ切実な市民の声が寄せられているところであります。市民の税金はすべて高い。幾つか紹介します。生活苦の根源である。年金生活者の先は最も厳しく暗いものである。支給額は少なく、払う金額は多く、政治悪を感じる。また別の方ですが、年金で生活しているので、みんな苦しい。いろいろ考えることだらけです。さらにまた別の方、収入が赤字経営になっているのにもかかわらず、税金が高いのには大変困っています。今の給料で生活は目いっぱいです。家族4人、主人のほかに収入は何もなく、こんなに取られては生活できないなどなどであります。

 こうした市民の重税感がとりわけ国保税に向けられています。低所得者が圧倒的多数を占める国保税がいかに過酷な税金になっているかは、これまでこの議会でたびたび明らかにしてきたところですが、韮崎市はこの重税感を一層深刻にする状況があります。それは国保加入者の所得に対する国保税の割合が高いということであります。

 県が発行する県内市町村の国保事業状況では、各市町村国保の加入者の1人当たりの税額とあわせて1人当たりの所得額も出ています。韮崎市の平均所得額に対する国保税の割合は、08年は2番目、09年は、これは一番新しい統計でありますが、6番目と上位で推移しています。08年は所得額に占める国保税の割合は12.3%、09年は総体的な地位、つまり6位で下がったとはいえ、負担率は逆に4ポイント近く上がって、16.2%であります。所得の1割以上が国保税のみで負担させられ、ほかの税金を加えれば、国保の加入者は所得の2割から3割を税負担を強いられている事態であります。

 市は今年度の国保会計の成り行きいかんでは、来年度の値上げを検討せざるを得ない、このように言っていますが、国保税のこれ以上の負担増は無理であります。今求められているのは国保税を引き下げることであります。見解を求めます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 国保税の引き下げについてお答えをいたします。

 国民健康保険制度において、国保税は主たる財源であり、保険給付費等の伸びに見合った保険税の確保を基本とします。

 保険給付費の大部分を占める医療費の昨年度実績は、前年度に対して2.5%の増、今年度8月時点での医療費の支払い額は、前年度に対し7%の増となっており、今後も高齢化や医療の高度化に伴い、医療費が増大すると見込まれることから、現下においての引き下げは大変厳しい状況であると考えております。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) この問題は、私は一般会計からお金を繰り入れてもやりくりしろとこう言っているんですが、平行線です。

 そこで、先ほどの資料に基づいて、実態をちょっと改めて強調しておきたいと思います。質問で言いましたが、県が毎年6月1日に冊子にして出している県内の市町村の国保事業のまとめです。それで、08年でいきますと、先ほど韮崎は12.3%で2番目と、こういうふうに言いました。08年で見ますと、まだ1割以下という所得に対する国民健康保険税の負担が1割以下、これはまだ結構たくさんあるんですよ。28のうち16、これが例えば甲州市は9.2とか都留市は7.3とかね。ところが、09年になりますと、もうすべての県内の市町村がすべて10%以上です。先ほど韮崎は12.幾つから16.2に上がったと、こういうふうに言いましたが、一番高いところで早川町が17.6ということで、28自治体すべてもう10%、1割を超えているんです。この傾向はずっとこれからこういうふうになっていくと思います。

 先ほども言いましたように、国保税という1つの税金だけで所得の1割を負担せざるを得ないというのは、これは本当に深刻で大変なことであるということを私は本当に強く強調したいと思います。

 もう一回繰り返しますが、この傾向は所得に対する国民健康保険税の負担の割合というのはこれからますます上がっていくというふうに見て間違いないと思いますが、そういうふうになります。とにかく値上げはもとより、引き下げることを市政上の重要課題として求められているんだということを改めて強調しておきたいと思います。答弁ありますか。なければ次にいきます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。



◎市長(横内公明君) 神田先生のまことにそう思うところは十分感ずるところでありますけれども、いずれにしても、国のほうで広域連合をつくるとかいうような話もちょこちょこ出ておりますけれども、我々基礎自治体としては早くそういう制度になってほしいなということを今現在は思っているところであります。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) では、次の質問に移ります。

 一般質問の第4に、商店街の活性化対策について質問します。

 今、韮崎市内の商店街の直面している状況は、町がなくなったと指摘されるほど深刻な事態であります。このような中、第3期韮崎商人塾が始まりました。第3期にらさき商人塾の開校の講義で、講師の武雄信夫は、ショッピングセンターと商店街の対比で、市内でお金が循環するまちづくりを目指さないと地域の再生はあり得ない。このことを特に強調していました。この指摘は、私どものかねてからの主張してきたことと全く同じで、市はこうした立場をしっかり押さえて、元気な韮崎市への課題に取り組むべきであります。

 市内でお金が循環するまちづくりについて、市は現状と課題についてどのように考えているか見解を求めます。

 最近、県の「商工会やまなし」と言う機関紙、それから全国商店街支援センター発行の「商店街いきいきマガジン2011 EGAO」、「EGAO」という名前の雑誌です。こういう韮崎市の商店街の努力が紹介されています。これはこれまで1期、2期の商人塾の取り組みの成果によるものであります。「商工会やまなし」、これは254号ですが、ここでは武田家ゆかりの地として歴史を誇る韮崎市、かつて宿場町として栄えたその中心街には、現在も10の商店街、400件に及び商店が立ち並んでいる。しかし、近年は市内外への大型店の進出などにより、商業勢力図の均衡は大きく崩れ、廃業する店舗も少なくない。そんな中、商工会で主催する商人塾をきっかけに、商店経営者有志たちが「にらさきキラリ会」を立ち上げた。研修で学んだ繁盛店づくりの理論を実践し、地元に元気を取り戻していこうという仲間たちだ。合言葉はお金をかけずに活性化、ハード、設備ではなくてハート、サービスのことです、でおもてなしをモットーに、地域に新鮮な風を送り込んでいると紹介されているところであります。

 また、「いきいきマガジン2011 EGAO」では、3分の1近くの店がシャッターをおろし、閑散としている韮崎駅前の商店街、廃業する店も少なくなかった状況を打破すべく、商店主と商工会が立ち上がった。個店一軒一軒魅力的にすることで、商店街全体を元気にする取り組みが進んでいるとこちらは特集を組んでいます。「商工会やまなし」、「いきいきマガジン」、「EGAO」で紹介されたこうした成果は、関係者の努力によるものですが、市が援助して、商工会に配置されている2人の経営指導員も重要な役割を果たしているところであります。

 この指導員の雇用は今年度で切れますが、引き続き援助して継続すべきであります。見解を求めます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 商店街活性化対策についてお答えをいたします。

 まず、市内でお金が循環するまちづくりの現状と課題についてであります。

 平成19年度に実施した市民アンケートによりますと、ふだんの食料品や日常品などの買い物について、6割以上の方が市内の商店やスーパー、コンビニ等を利用しているとの調査結果が出ております。

 また、山梨県商工会連合会等が行っている平成22年の商圏実態調査では、平成19年の調査より、市内での購買率が7.7ポイント増加し、県下第2位の伸び率であります。この結果からも市内の消費拡大を図るため、平成21年度から実施している韮崎市プレミアム「ふれ愛商品券」発行事業も功を奏しているものと考えております。また、後継者不足などによる商店のシャッター化など、商店街を取り巻く課題も山積しておりますが、商工会で個店経営研修会等を積極的に支援してまいるとともに、新たなソフト事業の創出にも意を注いでまいります。

 次に、商工会に配置されているまちなか活性化推進員の継続雇用についてであります。

 まちなか活性化推進員の雇用は、県のふるさと雇用再生特別基金事業を活用して、当初から3年間の期限つきで雇用したものであり、現在のところ、継続雇用については考えておりませんが、市と商工会との連携をさらに強化すべく、明年度以降の体制について新たに検討してまいります。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 新たに検討するということだから、前向きに検討してください。

 それで、私はちょっとこっちを先に紹介しますね。これは「商工会やまなし」、今紹介したものですね。それから、これは紹介してないんだけれども、「ザ・やまなし」2011年5月、これにも出ている。これは市長は知っていると思うんですがね。それで、あの町この町韮崎市駅前通り商店街、中心市街地商店街ということで、数ページにわたって載っておりますね。

 それから、私が今紹介した、これは全国的な雑誌「EGAO」というものです。この裏なんか韮崎のことでしょう。これが何かこの大会に中小企業庁長官が来て、韮崎から参加した人がいまして、これは商人塾が最初に載っていますけれども、参加した韮崎の商店街の人が、こういう形で紹介されたということは非常に励まされて、誇りにしているということがあります。

 私は、そういう皆さん全部じゃないですけれども、何人かに意見を聞いたんです。そして、これらの皆さんが商工会の2人の指導員を非常に頼りにしている。本当に頼りしていました。ある人なんかは、あの2人がいたからこそここまで個店づくりでいい結果を出せたというふうに言っているんです。

 実際この雑誌で見ますと、個店魅力アップとともに、商店街元気にと言って、記事がだあっとあるんですが、その記事の中で、指導員の方の話が出ているんです。皆さんの熱意や自立的な取り組みには本当に頭が下がりますと。みんながよくなって、韮崎を盛り上げるという気持ちにあふれているんですと韮崎商工会のまちなか活性化推進員の藤巻正美さんは言うというようなことで載っております。

 ですから、そういうふうに努力している皆さんから非常に頼りにされ、この記事を紹介しているように、一体となって頑張っているわけですから、そういう指導員を、恐らく金額的にも大した金額じゃないと思うんですが、引き続き働いてもらうということはもう絶対これは避けられない課題だということを私は強調しておきたいと思うんです。

 そして、この商人塾の開講式のテキストなんですが、私はこれは正直言って本当にびっくりしました。この先生が、これは何か佐賀県の先生なんだよね。だから要するにわざわざ商工会でやっぱり目をつけて来てもらったんだよね、この先生にね。とにかくショッピングセンターと既存商店街を対比させて、もう韮崎のまちの中でお金を循環する、そういうまちづくりをしなければ絶対だめですと言って、こういう言い方はどうかと言うけれども、要するにショッピングセンターからお客さんを奪還すると言っているんだ。奪還とは本当にびっくりしたんですけれども、そういう勢いでやりましょう。しかし、お金をかけてやるんじゃない、先ほど言ったようにねということです。

 ちょっと最後に紹介しておきたいんですが、この商人塾の目的、これはもうご存じだと思うんですが、商店街に立地する商業者の経営環境の変化に対応するために取り組むということで、店づくり転換を全体的、計画的に支援していくということで、1つですね、参加者の事業の繁盛を実現する。2つに商店街における新しい繁盛実現の可能性を実証して、追随者、つまり仲間をふやしていく。そして、商業集積としての商店街全体の繁盛を実現していく。これはこういうふうに言っていました。今のところ韮崎はまだ点であると。個々のね。これを面にしなきゃだめですと。つまりあそこの店がすごいなと。お客さんが来ているようだなということで、それを見て、これに参加する商店がふえると。そしてそれを面にしてそして全体として商店街が最終的には元気になるという方向を目指しましょうということであります。私は今の商店街の商業情勢などをいろいろ考えたときに、本当に貴重な努力をされているなと思うんですが、こういう目的をやるためにも改めて強調しておきますけれども、2人の経営指導員の配置というのは絶対必要であるということだけ言って、次の質問に移りたいと思います。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) 一般質問の第5に、国道20号線一ツ谷、祖母石地区の交通安全対策について質問します。

 この地域は頻繁に交通事故が起こり、市内でも交通事故が多い地域であります。平成16年には2件の死亡事故が発生し、いずれも夜間で、国道横断中の事故であり、地域住民は大きな衝撃を受けたところであります。また、それ以降もたびたび事故が起こっています。事故原因については、さまざまな要因がありますが、地域の住民から指摘されているのは、祖母石地区の国道部分は道路が平坦でなく坂になっており、この部分が自動車の運転にとって見通しを悪くしているということであります。

 地域住民は、国道の横断は必ず横断歩道を歩くことを周知徹底することに取り組んでいますが、根本的には平坦な道路にして見通しをよくする。当面の緊急対策として、事故箇所を中心に、国道の両側に「注意、死亡事故多発地点」などの看板設置などの対策をとるべきだと考えますが、見解を求めます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 国道20号線一ツ谷、祖母石地区の交通安全対策についてお答えします。

 看板等の設置につきましては、道路管理者であります国土交通省甲府河川国道事務所に事故の状況を伝え、対処してまいります。

 以上であります。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) それでは、ひとつここの地域の深刻な交通事故の実態をあわせて国土交通省によく伝えてください。

     (20番 神田明弘君 登壇)



◆20番(神田明弘君) 次の質問に移ります。

 一般質問の第6に、韮崎工業高校横の水路の安全対策について質問します。

 この対策も長年の懸案になっています。ご存じのように、この水路は幅が広く、水量が多くて流れも急であります。地域住民によれば、過去には自家用車、自転車が転落したりしていると言われています。

 地域住民が特に心配しているのは、この水路横の道路が西中学校生徒の通学路になって、自転車利用もあることであります。構造上の関係から、ふたをすることやガードレールの設置は困難でありますが、ネットフェンスなどの当面の対策はとれるはずであります。安全対策をとるべきでありますが、見解を求めます。



○副議長(横森宏尹君) 横内市長。

     (市長 横内公明君 登壇)



◎市長(横内公明君) 韮崎工業高校横の水路の安全対策についてお答えをいたします。

 この水路につきましては、昨年度来より数回地区役員の協議を重ね、本年度一部防護さくを設置することとしておりましたが、本年7月改めて地区役員と現場立ち会いのもと、再協議したところ、ネットフェンス等による安全対策ではなく、水路にふたをするなどし、通学通勤者の安全を確保してもらいたいとの申し出がありましたので、あらゆる方向から検討し、最良の方策を講じてまいる考えであります。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 何か対策をとるということだから、とっていただきたいと思うんですが、ふたは大丈夫ですか。農林課長、いろいろな経過とか状況をよくご存じだけれども、ふたは大丈夫でしょうか、ちょっと答えてください。



○副議長(横森宏尹君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 先ほど市長が答弁したとおりでございます。この水路につきましては、昨年の7月、改めて地区の役員と現場立ち会い、そのときには減水をしまして、躯体そのものの状況を確認したわけでございます。

 今現状を見ますと、ふたがというふうなことも可能のように見られますけれども、あの躯体そのものが老朽化しているというふうに判断しておりますので、この辺を踏まえて、最良な方策、将来的なことまで踏まえて、最良の方策をということで考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。



○副議長(横森宏尹君) 神田明弘君。



◆20番(神田明弘君) 地域住民の一番の要望はふただったんですよね。ですから、ふたをするということも含めて検討するということであれば、もうこれは言うことはないです。ネットフェンスだと、あそこを車が通りますから、ちょっと私は心配だったんですけれども、もう一回確認するけれども、ふたを設置するということも含めて、前の段階ではふたは全くだめだとこういうことだったんだけれども、そうではなくて、ふたも含めて検討すると、こういう理解でいいですね。



○副議長(横森宏尹君) 猪股農林課長。



◎農林課長(猪股洋仁君) お答えいたします。

 そのとおりでございます。



◆20番(神田明弘君) 以上で終わります。



○副議長(横森宏尹君) 以上で神田明弘君の質問は終わりました。

 これにて本日の一般質問は終わります。

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△散会の宣告



○副議長(横森宏尹君) 次の本会議は、明日13日午前10時より会議を再開し、一般質問を続行いたします。

 本日はこれをもって散会といたします。

 ご苦労さまでした。

                              (午後3時16分)