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山梨県 大月市

平成15年  9月定例会(第4回) 09月17日−一般質問−02号




平成15年  9月定例会(第4回) − 09月17日−一般質問−02号







平成15年  9月定例会(第4回)





1 平成15年9月17日(水曜日)午前10時
1 大月市役所議場
1 出席議員 20名
     2番 小原 丈司        3番 西室  衛
     4番 小俣  武        5番 小泉二三雄
     6番 古見 金弥        7番 後藤 慶家
     8番 山崎 喜美        9番 杉本 東洋
    10番 奥脇 一夫       11番 井上 正己
    12番 相馬 保政       13番 小俣 昭男
    14番 内藤 次郎       15番 石井佐武郎
    16番 大石 源廣       17番 天野 祐治
    18番 佐々木大輔       19番 正木 寿郎
    20番 萩原  剛       22番 伊奈  明
1 欠席議員  2名
     1番 安藤 寧彦       21番 長田 幸男
1 出席説明員
  市     長  西室  覚     収  入  役  渡邊 成政
  教  育  長  加納 健司     消  防  長  奈良 昭則
  総 務 部 長  鯨岡 悠位     建 設 経済部長  天野 光昭
  市 民 生活部長  平井 之教     参 事 教育次長  星野 公夫

  中 央 病 院  山口 和義     参 事 保 健  星野 忠昭
  参 事 事 務 長            介 護 課 長

  参 事 水 道  佐々木敬介     総 務 課 長  山口  剛
  事 務 所 長

  企 画 財政課長  小笠原文幸     管 理 課 長  酒井 正法
  農 林 課 長  伏見 正徳     都 市 整備課長  小泉 孝博

  福 祉 事務所長  小笠原康利     大 月 短 期 大  小俣 淳男
                     学 事 務 局 長

  消 防 署 長  中丸 重徳     環 境 課 長  小林 正彦
  商 工 観光課長  高杉 明直     市 民  課長  上條 明彦
  税 務 課 長  溝口  進     下 水 道 課 長  三木  覚
1 出席事務局職員
  事 務 局 長  萱沼 洋一     主 幹 ・ 次 長  卯月 源治
  主     査  串田 倭子

1 議事日程(第2号)
 平成15年9月17日午前10時開議
 日程第 1 一般質問
 日程第 2 「議案第47号 大月市下水道施設設置条例制定の件」から
       「議案第58号 市道の路線廃止の件」まで質疑、付託











△開議午前10時00分



○議長(相馬保政君) これより本日の会議を開きます。





△議事日程の報告



○議長(相馬保政君) お手元に配付されております本日の議事日程を、職員に朗読いたさせます。

         (職員朗読)



○議長(相馬保政君) お諮りいたします。

 ただいまの日程につき、ご質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) ご質疑がありませんので、日程に従い会議を進めてまいります。





△一般質問



○議長(相馬保政君) 日程第1、一般質問を行います。

 お手元に発言通告書が配付されておりますので、これに基づいて進めてまいります。

 これより代表質問を行います。

 最初に、「清風会」の代表質問を行います。

 20番、萩原剛君の質問を許可します。

         (20番 萩原剛君登壇)



◆20番(萩原剛君) 平成15年9月定例市議会に当たり、議長の許可をいただきましたので、「清風会」を代表して市政一般にわたり質問をさせていただきます。

 長引く景気低迷や、依然として閉塞感が漂い混沌としている社会情勢の中において、地方自治体の果たすべき役割はきわめて重大であります。一刻も早く日本経済が好転されることを切に願うと共に、事業の速やかな執行がなされ、市民福祉の増進が図られることを期待するものであります。これを踏まえ、市政運営の課題等につきまして質問させていただきます。

 まず、「今後の市政執行の決意について」であります。

先に行われた市議・市長選挙におかれましては、大月市に前例のないダブル選挙が執行され、両選挙ともたいへん厳しい選挙でありました。

このような激戦の中を勝ち抜かれ、早くも2ヶ月余りが経過したところでありますが、大月市は今21世紀の夢のある街づくりの実現に向けてたいへん重要な時を迎えております。このような状況下にあって、3選を果たされた西室市長は、今後どのように市政を執行していかれるのか、決意とご所見をお伺いいたします。

 また、この選挙に関して市長個人、家族、身内をはじめ、更には大月市に対しての書きたい放題の文書による誹謗・中傷ビラは悪質極まりない行為であり、政治に携わる一人として誠に遺憾であり、職員または良識ある市民においても同感と思うところであります。

大月市における選挙のたびに、このような行為があることは大月市の政治に不信感の増大を招くのみであり、極めて残念であります。このような行為に対する市長の率直なご所見をお伺いいたします。

 次に「懸案事項の取り組みと進め方について」であります。

 まず、「大月バイパスの促進と早期供用開始の見通しについて」お伺いいたします。

国道20号の慢性的な交通渋滞の解消と沿線住民の生活の安定を図るため、平成8年に本格的な工事に着手し今日に至っておるところであり、その間市長をはじめ関係各位には事業の促進に努力されておることは承知のところであります。

しかし、工事着手から7年が経過しており、市民からは先行きの不安感すら取りざたされております。

寺院や墓地の移転者等多くの難問が山積みしていたことも理由の一つであると聞いておりますが、市民としては一日も早い完成を願っているものであります。

そこでこの大月バイパスの供用開始の見通しについてお伺いするものであります。

 次に、中心市街地活性化のうち「大月駅周辺整備事業について」お伺いいたします。

平成14年3月に作成した「大月市中心市街地活性化基本計画」においては、重点区域として大月駅周辺12.3ヘクタールが設定されております。市長も大月駅周辺整備事業は市政3期目の重要課題であると認識されておられますが、今後都市基盤等をどのように進めていくのかお伺いいたします。

 次に、「東部広域水道企業団による水の安定供給と、公共下水道の供用開始について」であります。市民生活や健康に欠かせないきれいな水の供給と、下水道整備による生活環境の向上、河川の水質保全は、市民が衛生的で快適な生活を営む上で欠かすことのできない重要な都市施設であります。これらの整備につきましては、大月市第5次総合計画中期基本計画に基づき鋭意進められているところであり、公共下水道の一部供用開始が平成16年3月末に、また、企業団による水の供給が平成17年度の後半には一部供用開始に向けて取り組まれていると伺っております。

 つきましては、両事業とも事業への加入促進が最大の課題であり、この加入状況によっては、将来に大きな財政負担増が危惧されるところであります。将来を見据えて推進されているものと思われますが、現在の加入促進等についてどのように取り組まれ進められているのかお伺いいたします。

 次に、「生活バス路線の維持について」であります。

この件につきましては、去る8月に行われた議員懇談会での説明及び今議会での市長の所信でも述べられておりましたが、道路運送法の一部改正により需給調整規制の廃止から、身近な生活赤字路線バスへの対応は市町村が対応することになったと理解しているところであります。

マイカーの普及などにより、バス利用者が減少していることを見るとき、赤字バス路線の増も承知しているところであります。しかしながら、現在のバス路線を維持して欲しいという声がバス利用者から上がっていることも事実であります。一方、市におきましても路線バス維持方策のほか、市営バス運行などの対策もお考えになったと思いますが、現在までの検討状況、さらには今後どう対応していくのかお伺いいたします。

 次に、「選挙公約の取り組みについて」であります。

西室市長におかれましては、厳しい選挙を行われる中幾つかの選挙公約をかかげたところでありますが、政治家にとって選挙公約は市民に対しての約束であり、非常に重いものと考えております。

その公約の一つとして、市長自らの給料減額につきましては、早速7月の臨時市議会において提案し実施されたわけでありますが、この他の市長以外の三役の給料減額、議員定数の削減、子育て支援策や中央病院の施設充実、経営合理化等掲げられた公約実現に向けて現在どのように取り組まれているのかお伺いいたします。

 次に「職員の意識改革について」であります。

各種の許認可事務が市町村長に委譲され、末端市町村の事務量は非常に増大してきているものと思われ、このような中で、地方分権が実行段階に入り、地方自治体が自主性を持って自らの判断と責任の下に、地域の実情に沿った行政を行っていくことが求められております。

これからの自治体の生き残りの為には各種行政委員をはじめとし、職員が一丸となって新たな発想と視点に立った政策を推進することが地方自治の原点であると考えますが、市長は職員の意識改革についてどのように考え取り組まれているのかお伺いいたします。

 次に「諸課題を推進する為の新たな機構改革などの体制強化について」であります。

前段で述べました、真の地方自治の確立に向けた地方分権の進行や急激な少子高齢化の進展、また急速に進むIT化など社会情勢が大きく変化しております。

また、本市では大月駅周辺整備、上下水道整備、大月バイパスの建設、猿橋小学校改築事業など大型プロジェクトも進行しているわけであります。このような中市民ニーズや時代の変化に的確に対応し、さらには山積する重要政策課題に積極的に取り組んでいくには、新たなる機構の見直しや組織の活性化などを図り、これらを支える組織運営の体制強化が必要であると思われますが、市長の所見をお伺いいたします。

 以上何点かご質問いたしましたが、大月市の更なる発展のため第3期の市政執行にあたられます西室市長の積極的な諸施策への取り組みをご期待申し上げ私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(相馬保政君) 萩原剛君の質問に対し当局の答弁を求めます。

 西室市長、答弁。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 「清風会」を代表しての萩原剛議員の質問にお答えします。

 初めに、「市長選挙の結果について」の内、「三選後の市政執行の決意について」であります。

 今後の市政執行の決意につきましては、7月の臨時市議会の折、また、今議会初日の所信にて申し上げた処でもありますが、私の政治姿勢の基本としております「清潔・公正・公平」を堅持し、市政の主人公は市民である事を常に念頭におく中で、「最少の経費で最大の効果」を目指し、第五次総合計画・中期基本計画「アクティブプラン21」に位置づけられております重要事業の推進の為に、渾身の力を傾注し、取り組んで参る所存であります。市民の皆様を始め、議員各位のご理解、ご協力を賜りますよう、改めてお願いを申し上げます。

 次に、「選挙に起因した市政、個人等に対して出された中傷ビラについて」であります。

今回の市長選挙は、私が経験した過去の選挙戦の中でも最も厳しく、特に私の家族、身内を始め、大月市に対しての言いたい放題の誹謗・中傷ビラは、言葉に言い尽くせぬ、正に断腸の思いであり、悪質きわまりなく、まったく許しがたい行為でありました。このことは、大月市の政治に対する不信感の増大を招くばかりでなく、大月市のイメージを大きく失墜させ、まさに市政の混乱を狙う悪質かつ卑劣な行為であると考えております。

 次に、「懸案事項の取り組みと進め方について」の内、「大月パイパスの促進と早期供用開始の見通しについて」であります。

 大月バイパス事業は、平成元年4月に用地取得業務を開始して以来、早期開通を目指し、事業の促進を図っているところであります。現在は、第一期工事区間である駒橋から国道139号までの1,800メートルのうち、坂瀬地区と大月2丁目地区において、集中的に工事を行っているところであります。

 ご質問の「供用開始の時期について」でありますが、国土交通省によりますと、現在施工中であります「大月駅前通り線改築工事」と併せ、この駅前通り線から国道139号都留高等学校裏までの間700メートルについては、平成17年3月を目途に工事を実施しているとのことであります。

 また、坂瀬から大月インターまでの間については、地域及び地権者の了解を得る中、今年度、基本測量に入る計画と伺っております。今後も、国土交通省と連携を図りながら、早期供用開始に向け、積極的に取り組んで参りたいと考えております。

 次に、「大月駅周辺整備事業について」であります。

 大月駅の周辺整備につきましては、駅周辺の利便性、快適性の向上とともに、基盤整備に合わせた、商店街活性化を目的に取り組んでいるものであります。このことから、駅前広場や大月駅前通り線、南北自由通路と合わせた駅舎の橋上化等の基盤整備とともに、魅力的で、個性あふれる商店街の形成に向け、地域の皆様方と検討を重ねております。

 具体的には、現在、約900?の駅前広場を3倍程度拡大し、バス、タクシー等の公共交通と一般車輌を分離することにより、人や車の円滑な通行を確保するとともに、大月駅前通り線の両側に4mの歩道を設置するなど、歩行者が安心して歩くことが出来る空間の整備を計画しております。

 駅前に歩道のネットワークを形成することで、通勤・通学者や観光客が、駅前を安全に回遊することが可能になり、郊外の大規模店舗とは違った、駅前の立地条件を生かした商店街の形成を目指して参ります。また、駅の北口につきましては、新たな乗降口の開設や南北自由通路の設置により、地域の利便性の向上や、歩行者の自由な往来により、土地利用転換が促進され、定住人口の増加等、新たなまちづくりを行って参りたいと考えております。今後とも、中心市街地の活性化を目指し、駅周辺の整備事業が、早期に実現できるよう、地域の皆様方とも連携を図りながら、全力で取り組んで参りたいと考えております。

 次に、「東部地域広域水道企業団及び公共下水道の加入促進などの取組み状況について」であります。

 先ず、「広域水道企業団」についてでありますが、昨年秋から大月市内の25地区の簡易水道組合等の内、11地区の簡易水道組合や近接する地区において31回に渡る説明会を開催し、統合加入についてのお願いをしてきたところであります。説明会の中では、各簡易水道は、それぞれの地区にとって愛着の強いインフラ施設であること、地区の人達が永年に渡って維持管理をしてきたこと、水道料金が安いこと、などの意見が出されましたが、統合加入後の利点等を理解していただき、七保町の草木・杉平・富岡など11地区から、統合加入の意志表示をいただいているところであります。

 また、配水地などの施設につきましては、老朽化等が見られ、企業団に統合加入と同時に、改修を必要とする簡易水道組合もあり、事業費の増嵩につながることが懸念されるなど、いくつかの課題をクリアしながら、継続した対応をしなければならないと思っているところであります。

 議員ご指摘の「事業への加入促進が最大の課題」を基本において、残り14地区の簡易水道組合などについて、早期の統合加入が図れるよう、鋭意、取り組んで参る所存であります。

 次に、「公共下水道」につきましては、来年3月末の一部供用開始に向け、関連致します条例の制定を、今議会に提案しているところであります。この中で、市民の負担軽減と加入促進を図るための施策として、下水道への加入時に納めていただく受益者負担金に対する「一括納付報奨制度」及び「宅地内の排水設備工事に対する補助制度」の制定を行おうとしているところであります。更に、条例等の制定後は、速やかに、広報及びパンフレット等による市民への周知・PRを行うとともに、供用開始該当地区での説明会をきめ細かく開催し、地域の方々へ理解と協力を働きかけて、加入促進を図って参りたいと考えております。

 また、これと併せまして「排水設備指定工事店」とも連携し、協力を得ながら、少しでも早く、一人でも多くの方に加入していただけるよう、取組みを進めて参る所存であります。

 次に、「生活バス路線の維持について」であります。

 生活交通の維持・確保については、道路運送法の改正により、事業者が路線退出を希望する場合は、予定日の1年程度前を目途に、国、県、関係市町村、事業者で構成する「山梨県生活交通対策地域協議会」に申し出ることになっております。このことにより、去る4月30日に富士急山梨バス株式会社から、地域協議会に対し、大月市内を運行する14路線44系統の赤字バス路線について、単独での継続維持は困難なため、廃止、または必要とされる場合は補助制度や国の財政措置等を活用した維持方策について協議を求める申し出がされました。

 地域協議会は、この申し出を受け、山梨運輸支局、山梨県交通政策課、関係市町村及びバス事業者による生活交通の維持・確保方策について協議するための分科会を設置し、本年9月末までに市町村の考えをまとめることになっております。本市と致しましては、他の代替交通手段として、市営バスの運行も検討して参りました。

 しかしながら、現在の路線をそのまま自主運行する場合には、少なくとも大型車5台、中型車7台の車両が必要であり、この購入費として、初年度に1億6,000万円、加えて、経常的運行経費として乗務員16名の人件費や燃料費、自動車税、保険料など1億円を超える財政負担が必要となり、市営で現状を維持すること、また、更に新たなサービスを提供することは困難であると思われます。

 スクールバスの混乗を含めた一体的運行を行う場合は、更に6台以上の車両とこれに係る運行経費が必要となります。また、発着所、停留所、車庫の確保、何よりもバス事業者の路線バスからの撤退が条件となっております。市民の地域生活の足として、現実的な生活交通の確保策を考えた場合、現状のバス路線を維持存続することが必要であると考えております。

 山梨県生活交通対策地域協議会分科会においては、運行便の減回や運行系統の廃止により、約6,300万円の赤字額を4,500万円程度まで縮小する方策が協議されています。市といたしましても、自らの交通手段を持たない高齢者や学童等、いわゆる交通弱者や地域住民の生活の足を確保するため、近隣市町の動向も見極めながら、赤字バス路線の維持存続のため、国の財政措置の活用も考慮し、慎重に対応して参りたいと考えておりますので、議員各位並びに市民の皆様のご理解をお願い申し上げる次第であります。

 次に、「選挙公約の実現に向けて、現在どのように取り組まれているのか」についてであります。

 私は、先の選挙戦を行う中で、幾つかの公約を掲げたところでありますが、選挙公約は市民に対しての約束であり、非常に重いものと受け止めております。

公約の一つであります、市長給与の一割削減につきましては、第3回市議会臨時会に減額条例を提案し、実施したところでありますが、ご質問の市長以外の三役の給与減額、子育て支援策や中央病院の施設の充実、経営合理化等につきましても、実行に向けての方法、内容の検討を行い、その準備を進めているところであります。また、議員定数の削減の件につきましても、議員各位にご協力をお願いして参りたいと考えております。

 次に「職員の意識改革」についてであります。

 萩原議員ご指摘のとおり、地方分権が実行の段階に入り、地方自治体が自主性・自立性をもって、自らの判断と責任のもとに地域の実情に沿った行政を行っていくことが求められております。

本市においても、今まで以上に多岐に渡る市民ニーズにきめ細かく対応するには、新たな発想と職員意識の改革が必要であると認識しております。そのため、事務事業などの「費用対効果」、「市民の満足度」などを基準とした事業評価の実施や分権時代に適応した有能な人材の育成を図るため、多様な研修機会の提供や部・課長等管理職による職員研修など、研修内容の充実に努め、職員一人ひとりの意識改革のもと、自覚と責任をもって実践する体制の強化に尚一層努めて参る所存であります。

 次に、「諸課題を推進するための新たな機構改革などの体制強化について」であります。

現在、地方自治体は、所信でも述べましたとおり、国の「三位一体の行財政改革」に対応するため、行財政の効率化が最重要課題の一つであると認識しているところであります。

 本市では、現在進行している大月駅周辺整備事業、上下水道整備事業などの大型プロジェクト、更には、福祉、教育、環境行政など多くの施策を展開する中で、諸課題の解決には最善の方法で対処し、着実に前進して行かなければなりません。そのためには、時代の変化や住民の要望に、的確に、また、迅速に対応することのできる組織・機構の改革が必要であると思います。

 最近においては、平成13年度に大規模な機構改革を実施しましたが、その後におきましても、諸課題に対応するため、随時その見直しを行ってきたところであります。今後も、多くの行政課題に積極的に取り組み、斬新な気持ちで、必要に応じて組織の見直しを進めて参る所存であります。

 また、職員の士気の高揚や組織の活力の向上を図るため、管理職員の昇任試験の導入検討や人事管理の適正化を図るとともに、若手職員や女性職員の積極的な登用、更には、現在空席となっている助役の設置も視野に入れた中で、組織の活性化と組織体制の強化に努めたいと考えております。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 当局の答弁を終了いたしました。

 萩原剛君、了承していただけますか。

         (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) これで萩原剛君の質問を終結いたします。

 次に、「公明党」の代表質問を行います。

 3番、西室衛君の質問を許可します。

         (3番 西室衛君登壇)



◆3番(西室衛君) 平成15年9月定例市議会に当たり公明党より一般質問をさせていただきます。私は、先の市議会議員選挙におきまして多くの市民の皆様に支援していただき、初当選させていただきました西室衛でございます。

「現場主義」と「市民奉仕」の精神を原点に、新たなる決意と発想で誠心誠意大月市政発展に努めてま

いる所存ですので、諸先輩議員の皆様、西室市長をはじめ市当局の皆様方のご指導を賜りますようよろ

しくお願いいたします。 

 はじめに、「電子自治体への取り組みと情報公開について」質問します。

住民基本台帳ネットワークシステムの第2次稼動が先の8月25日からスタートしました。電子自治体の本格的スタートの第1歩と私は捉えていますが、ご承知のとおり電子自治体は行政改革で進める経費削減策の一環としても、その活用が期待されているところでもあります。

また、西室市長の所信でも触れられていましたが、これからの地方の時代を乗り切る為には、経費削減は重要な項目であります。

 そこで次のことを質問いたします。

 1番目、大月市における住民基本台帳カードの発行状況は現在どのようでしょうか。

 2番目に総務省傘下の財団法人地方自治情報センターが提供する「ICカード標準システムの無償提供」を利用し、市独自でICカードを使用するなど住民基本台帳カードの活用範囲を拡大し、積極的に住基カードの使用を推進してはいかがでしょうか、その際セキュリティー対策は万全を期していただきますが、市当局の見解をお聞かせください。

 3番目ですが、市のホームページの改善の件ですが、HPが万能ではないことは承知いたしておりますが、現在に於いて必要不可欠なツールの一つではないでしょうか。HPを活用することによるメリットも大きいと思います。私もHPで検索できる情報はHPから取り出させていただいております。しかし、現在の大月市のHPのままでは活用しにくいのではないでしょうか。市当局としてもご努力されているものと存じますが他市町村のHPと比較すると差があると思います。

 具体的な提案としまして、?市の課題に対し市当局の趣旨を記載の上計画を公開し市民からの意見・提案をHP上で受ける。?今日の予定を掲載する。?市民会館・総合体育館等の施設の利用状況を公開しHP上で、予約及びキャンセルができるようにする。?市立図書館の蔵書を公開しHP上で検索及び貸し出し予約する。?市広報の内容をHP内に展開する等を実施してはいかがでしょうか。

また、運営管理上庁内に仮称「HP検討委員会」を設置し定期的に各課から担当者が集まり、改善報告・課題解決・他部門のHPへの意見、提案等研鑚を積めば各層から使用されるすばらしいHPとなるとおもいますがいかがでしょうか。

 4番目に「情報公開の促進」です。市政を市民に理解していただく為にHPを活用できるのではないでしょうか。具体的提案としまして?市条例等をHP上で公開する。?市長と市民との地区懇談会の内容をHP上で公開する。?市営住宅の空き室状況の公開など市政全般の情報を市民が共有し、意見・提案をいただくなど多くの市民に市政に参画していただき、より良い事業に発展できるのではないでしょうか、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、「少子化対策の状況及び利用者拡大について」

 今回は学童保育についてお伺いいたします。

学童保育につきましては、ご承知のとおり公明党が平成12年3月の定例市議会で提案し、以来当局との尽力のもと平成12年度「放課後児童健全育成事業」としてはじまったものでございます。この事業を開始するにあたり市長はじめ当局のご努力に敬意を表すものであります。

さて、例年にない冷夏の中子供たちが楽しみにしていた夏休みも無事故で終了しました。夏休み終了後、大月東小学校の父兄から「学童保育に子供を預けほんとに助かりました。」と感謝の声を聞くことが出来ました。当局のご努力に改めまして感謝すると共に2点ほど質問いたします。

 1番目に今年度における学童保育の利用状況はどうなっているのか。

 2番目として、父兄が安心して働けるよう、長期休暇中についての限定で小学6年生まで利用することはできないでしょうか。お答え願います。

 最後に「ボランティア活動への積極的な支援について」お尋ねいたします。

 9月の市広報にも掲載されていましたが大月都留広域事務組合でのボランティアによる、水泳教室が大変父兄の間で好評でした。

一人では出来ないが声が掛かればやってみたいというボランティア願望者が潜在しているのではないでしょうか。そこで提案ですが、来年度に向け水泳指導員のボランティアを募集登録し、希望する小学校へ派遣することができるのではないでしょうか。大月市の未来を託す子どもたちが健やかに育つ環境を作るため、市民との共同が大切だと思いますがどのようにお考えでしょうか。

 以上3項目について質問いたしましたが、市長はじめ当局の明快なご答弁を期待して一般質問を終了させていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(相馬保政君) 西室衛君の質問に対し当局の答弁を求めます。

 西室市長、答弁。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 「公明党」を代表しての西室衛議員の質問にお答えします。

 初めに、「電子自治体への取り組みと情報公開の促進について」であります。

 本市では、国の「e−ジャパン計画」に基づき電子自治体の推進を図っているところであります。

 これまで自治体ネットワーク施設整備、地域イントラネット基盤整備、職員一人一台パソコンの整備等を行って参りました。今年度は、総合行政ネットワークへの加入、県・市町村共同電子化申請届け出システム共同化事業への参加、地域イントラネット基盤の高速化等を実施しております。今後も、電子自治体の整備に向けて、引き続き推進して参る所存であります。

 ご質問の「住民基本台帳カードの発行状況」、「カード使用の推進について」、及び「ホームページの改善と情報公開の促進」につきましては、後ほど、総務部長から答弁いたさせます。

 次に、「少子化対策の状況、及び利用者の拡大について」であります。

 少子化が益々進行する中で、その対策は行政の重要課題であり、本市といたしましても、子育て支援策の積極的な取り組みを行なっているところであります。私も、この度の市長選に臨むにあたり、幾つかの子育て支援策を公約として取り上げているところでありまして、その早期実現に向け渾身の努力を行なって参る所存であります。

 ご質問の「学童保育」につきましても、これまでに進めて参りました子育て支援策の一環でありまして、放課後児童健全育成事業として行なっているものであります。

 平成12年9月、本市第1号の学童保育所が鳥沢小学校区に開設されて以来、市民の要望に順次お応えしながら増設し、これまでに市内4箇所の小学校区において開設いたしております。これらの学童保育は、施設面積の関係から20名の定員とし、状況によっては2割増しの24名まで受け入れる規定となっております。現在の利用状況につきましては、強瀬小学校区「風の子クラブ」において9名が利用するにとどまっている他は、いずれの学童保育所においても、定員の2割増しとなる24名が利用している状況にあります。

 次に、「夏休み等長期休暇期間中の限定利用について」であります。

 この件につきましては、本年度においても利用申請がありましたので、学童保育所の現状及び指導員の意見を参考にし、定員枠内での受入れとしております。学童保育所は、施設の規模及び指導員の体制等において、利用する児童の安全を重視するために利用定員を設けておりますので、現状では定員の2割増しが限度と考えております。従いまして、長期休暇期間中だけの限定利用でありましても、利用対象児童を6年生まで拡大することにつきましては、困難であります。

 なお、今後において学童保育に係るニーズの増大も予測される訳でありますが、その対応策につきましては、これから策定する「エンゼルプラン」の中で、子育て支援に係る住民アンケートを基に、検討して参りたいと考えております。

 次に、「ボランティア活動への積極的な支援について」でありますが、この質問につきましては、後ほど、教育長に答弁いたさせます。                      私からの答弁は以上であります。



○議長(相馬保政君) 鯨岡総務部長答弁

          (総務部長 鯨岡悠位登壇)



◎総務部長(鯨岡悠位君) 西室衛議員の質問にお答えします。

 初めに、「住民基本台帳カードの発行状況について」であります。

 9月10日現在の発行枚数は17枚となっております。

 次に「カード使用の推進について」であります。

 住民基本台帳カードは、住民基本台帳ネットワークシステム上の利用以外に、市町村の独自利用領域が確保でき、独自のサービスを行うことができることとなっております。

 国の標準システムメニューは、自動交付機を利用して、住民票の写し、印鑑登録証明書その他の証明書の交付の他5項目がありますが、これらを実施するためにはハードウエアの整備やセキュリティーの確保等いくつかの解決しなければならない問題があります。今後、市民の皆様の需要を慎重に見極める中で、検討していきたいと考えております。

 次に「市のホームページの改善について」であります。

 本市のホームページの内容は、まだまだ未成熟なものであり、改善すべき多くの課題があると考えています。議員ご提案の市の課題に対する市民からの意見等の聴取につきましては、現在も、メール等で受ける形になっておりますが、なお改善を進め、公聴機能のひとつとして充実して参りたいと考えております。また、行事予定の掲載、市民会館等の利用状況の公開につきましては、検討して進めて行きたいと考えております。

 また、市立図書館の蔵書公開、検索及び貸し出し予約につきましては、今後、研究して行きたいと考えております。

 また、市広報のホームページ内の展開につきましては、現在も掲載しておりますが、なお、利便性の向上を進めたいと考えております。

 また、「ホームページ検討委員会を設置し、ホームページの改善を」とのことでありますが、現在、設置されている情報化推進庁内委員会の研究会を活用し、ホームページの充実について進めていきたいと考えております。

 次に「情報公開の促進について」であります。

 議員ご提案の市条例等及び各種懇話会の内容等をホームページ上に公開とのことでありますが、早い時期に公開する方向で進めて参りたいと考えております。

 また、市営住宅の空き室状況の公開等につきましては、研究して参りたいと考えております。

 いずれにいたしましても、今後も市民の皆様が活用できるような情報提供を積極的に進め、公聴広報活動の充実を図り、市民参加の街づくりを進めていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 加納教育長答弁

          (教育長 加納健司君登壇)



◎教育長(加納健司君)  西室衛議員の質問にお答えします。

 「ボランティア活動への積極的な支援について」であります。

 現在、県の事業として、小学校では「学校体育実技指導協力者派遣事業」、中学校では「スポーツエキスパート活用事業」等が推進されております。今年度、「学校体育実技指導協力者派遣事業」を、市内では小学校6校が活用し、水泳初心者の指導に大変効果があったとの報告を受けております。

 当事業は、児童・生徒に、生涯にわたりスポーツに親しむ習慣を身に付けさせるとともに、地域社会との連携を深め、スポーツの活性化を図ることとしております。この主旨をご理解いただき、登録していただくことにより、指導者としてボランティア活動を実践していただきたいと思います。

 本市といたしましても、この事業の活用を図るとともに、支援して参る所存であります。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 当局の答弁を終了いたしました。

 西室衛君、了承していただけますか。

         (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) これで西室衛君の質問を終結いたします。

 次に、「日本共産党」の代表質問を行います。

 8番、山崎喜美君の質問を許可します。

         (8番 山崎喜美君登壇)



◆8番(山崎喜美君) 一般質問を行います。

 はじめに「市営巡回バスの運行について」です。

6月議会でも取り上げましたが、市営の巡回バスを運行して欲しいと言う声がたくさん寄せられております。「だんだん路線バスの本数が減らされ不自由してきた。これ以上減らされるのでは、病院に行くにも買い物に行くにも本当に大変だ。年寄りは家に引っ込んでいろということか。」「今はまだ何とか車の運転ができるが、この先どうなるか分からない。不安だ。自主運営バスを運行して欲しい。」「路線バスが一本も通っていない。車も無いしこの先さらに年をとり、足腰が弱くなったときのことを考えると、大月から離れざるを得ない。バスを通して欲しい。」「一人暮らしの年寄りです。車の運転もできず体も思うように動きません。杖をついて大型バスへ乗り降りするのは大変です。タクシーだとお金が掛かるのでなかなか外出できません。もっと乗りやすいバスを増やして欲しい。」というものです。足の確保はお年寄りなど交通弱者の切実な願いです。

 今回、バス会社が赤字路線への補助金交付を求めていますが、バス会社が黒字経営であることが分かった以上、要求されるままに税金を投入することには疑問があります。さらに、約4,600万円の税金を投入しても現状より23便も削減するということでは、とうてい納得できるものではありません。この点についてどのようにお考えでしょうか。見解を求めます。

 現在バス会社には、スクールバスの運行費用として昨年度は、6,372万円の執行をしています。今年は7,200万円もの予算を計上しています。バス会社に対してスクールバスの台数・人件費など支払明細書の開示を求めることはできませんか。いずれにしても赤字路線への補助金4,600万円とスクールバスの運行費用7,200万円を合わせると年間1億1,800万円もの負担となります。

 そこで、バス会社による路線バスに代わって、市営巡回バスを運行すれば市民にとって今より足を確保することができ、まちの活性化にもつながると思いますがいかがでしょうか。

例えば、?バスが通っていない地域にもバスを走らせることができ活性化を促す。?学校行事(校外学習・陸上記録会・音楽発表会・演劇観賞会)や福祉行事にも利用できる。?スクールバスも自主運営ができ利用しやすくなる。?バスの運転手など雇用の場を増やすことにもなる。などが上げられますがどのようにお考えでしょうか。

 また、市営巡回バスの運行により、市の財政負担は少なくなると考えますがいかがでしょうか。

8日の開会日の市長の説明では財政負担が大きいとありました。確かに1年目はバスの購入などで余分にかかるかもしれません。しかし、バス会社は乗客が少ないので路線バスを削減すると言っているわけですから、大型バスを使う必要はありません。29人乗り・26人乗りのマイクロバス或いはそれ以下の小型車両でも十分間に合い財政負担も少なくてすみます。

車両購入にあたっても、入札方法や車両の種類によってさらに減額できるのではないかと思います。また、スクールバスも自主運営することによってバス会社への負担がなくなります。市ではどのような試算をした上で財政負担が大きいと発表されたのでしょうか。答弁を求めます。

市民の足を守るため、自主運営バスを走らせている自治体や陸運局と連絡を取り合い、市営巡回バスの運行ができるよう検討することを求めますがいかがお考えでしょうか。

 次に、「子育て支援について」です。

 大月市の昨年度の出生数は200人を割ってしまいました。出生率を引き上げ安心して子育てができるよう次の3点についてお伺いします。

 はじめに、「乳幼児医療費助成制度の拡大と窓口無料化について」です。

6月議会で乳幼児医療費助成制度の対象年齢を小学生まで拡大することを求めたところ、「対象年齢をさらに引き上げるべく担当部署にその実施方策等検討するよう指示をした」という答弁でした。市長は公約の一つとして「幼児・児童・生徒の医療費完全無料化」を掲げています。公約実現に向けてどのような検討、準備を進めていますか。対象年齢の段階的な引き上げと、来年4月からの実施を求めますがいかがでしょうか。

 また、窓口無料化について国民健康保険加入者以外にも拡大することを求めますがいかがでしょうか。6月議会では「国庫補助に係るペナルティーの問題、医療機関に協力を求めなければならないなど相当な時間が必要であるが、1日も早く実現できるよう努力する」という答弁でした。窓口無料は子育て中の父母の切実な願いであり、また医師にとっても経営を安定化させるよい方法であり、医師会の願いでもあるのではないでしょうか。

甲府市では市民団体や小児科医の呼びかけで子どもの医療費窓口無料化の運動が始まっています。大月市では医師会等医療機関に協力を求める働きかけをされましたか。答弁を求めます。

 次に、「保育料の父母負担軽減について」です。現在行われている保育料の軽減制度、「同時入所の場合第2子は4分の1、第3子は無料」の見直しを行い、同時入所でなくても適用することを求めます。また、幼稚園就園奨励費を引き上げ国の限度額いっぱいに支給することを求めますがいかがでしょうか。

市長は公約として「幼稚園・保育園の保育料など父母負担軽減」を上げています。実現に向けてどのような検討・準備をされていますか。

 次に、「30人学級の拡大について」です。

 過日の新聞報道によると、県教委は「小人数学級の導入に96%が賛成」という調査結果を踏まえて、少人数学級の実施を検討することになりました。30人学級は山本知事の公約でもあります。大月市では すでにこの4月から小学校4年生までサポートティーチング事業として行われています。今後30人学級として対象学年を拡大することを求めますがいかがでしょうか。

 次に、「福祉の充実について」であります。

 はじめに、「夜間の人口透析実施について」です。

昨年の9月議会で夜間の人口透析実施を求めたところ、「希望者の動向を注視する中で可能であるか検討する」という答弁でした。あれから1年たち研究も進んでいることと思います。市長は「中央病院の施設の充実を図り真に市民の為の病院に脱皮すること」を公約に上げています。再度夜間の人口透析実施を求めますがいかがでしょうか。

 次に、「脳ドック事業の検査人数枠の増加について」です。

脳ドッグ事業の4月からの実施は病気の早期発見・早期治療を進める上で、市民の皆さんから大変喜ばれています。しかし、「申請をしても既に一杯で今年度は検査が受けられません。よい事業なので検査人数を増やして欲しい」という声が寄せられました。今年度の定員は120人ぐらいだと思いますが、来年度もっと増やすことは出来ませんか。答弁を求めます。

 次に、これまで繰り返し求めてきた、関係者の切実な願いである「重度障害者医療費の窓口無料化」を求めますがいかがでしょうか。また、医療機関に窓口無料化への協力を求める働きかけをされましたか。答弁を求めます。

 最後に「若者の雇用について」です。

子育て支援のところでも述べましたが、平成14年度の大月市の出生数は193人です。人口が同じくらいの都留市の出生数431人と比べると半数以下であり、深刻な事態となっています。

若者が大月に住み続け、安心して子どもを産み育てることができるよう雇用を増やすことが必要です。就職難解決策としてどのような対策を考えていますか。地域の産業おこし、農業や商店街への援助のほか30人学級の拡大、学童保育の増設、市営巡回バスの運行など学校や社会教育、福祉の場で公的雇用の拡大ができないでしょうか。答弁を求めます。

 NEC山梨では、7月に230人もの従業員がリストラされました。今回のリストラ計画について、NECから市に相談がありましたか。工場誘致にあたって市は工場に通じる道路の建設や工場で使用する水道料金の減免・固定資産税3年間免除などNECに対して財政支援を行ってきました。今回企業の都合で規模を縮小したわけですから、リストラされた若者など従業員が路頭に迷わぬよう、企業の責任で再就職させることが行政の重要な仕事になってきているのではないでしょうか。全国ではこうした事例が広がっています。市長の見解を求めます。これで私の一般質問を終わります。



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の質問に対し当局の答弁を求めます。

 西室市長、答弁。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 「日本共産党」を代表しての山崎議員の質問にお答えいたします。

 初めに、「市営巡回バスの運行について」であります。

 この件につきましては、先程、萩原議員の質問に対し、お答えしたとおりであり、ご理解を戴いていると思いますが、後ほど、総務部長及び教育次長から答弁いたさせます。

 次に、「子育て支援について」であります。

 近年、益々少子化が進行する中で「子育て支援」は、行政に課せられた重要な施策の一つであると認識をしております。このため、過日の市長選挙において、「子育て支援策」として、幾つかの公約をいたしたところであり、その実施方策につきまして、議員のご質問に添って、お答えいたします。 

 先ず、「乳幼児医療費助成制度の拡大と窓口無料化について」であります。

 この制度につきましては、子育て支援の重要性に鑑み、これまでにも他市町村に先がけて、対象年齢を引き上げるなど、その充実を図って参ったところであります。

 ご質問の「対象年齢の引き上げと実施時期」につきましては、子育て家庭における保護者負担の一層の軽減を図るべく、その実施方策等について、現在、担当部署において準備を進めているところであります。

 次の、「窓口の無料化」につきましては、「重度障害者医療費の窓口無料化」と併せ、後ほど、市民生活部長に答弁いたさせます。

 次に、「保育料の父母負担軽減について」であります。

 本市におきましては、本年度から来年度にかけて「エンゼルプラン」と併せて「子育て支援行動計画」を策定することとなっております。その中において、子育てに係る父母負担の軽減方策を位置付ける必要がありますので、今後、市民の皆様のご意見も伺う中で、保育料及び幼稚園の父母負担の軽減を含め、実効性のある方策を早期に実現できるよう努めて参りたいと考えます。

 次の「30人学級の拡大」につきましては、後ほど、教育長に答弁いたさせます。

 次に「夜間の人工透析の実施について」であります。

  本質問につきましては、昨年の第4回定例市議会においても代表質問されたところであり、その後の夜間透析希望者の動向に注視しておりましたが、具体的な診療や相談が無い状況でした。今後におきましても、常に希望者の動向及び希望者数の把握に注意をくばり、夜間透析が可能であるか研究して参りたいと考えます。

 次の「脳ドック事業」につきましては、後ほど、市民生活部長に答弁いたさせます。

 次に、「若者の雇用について」であります。

 日本経済は、バブルの崩壊以降長引いた低迷を続けております。このことにより、各企業は経営体質の改善策として、社員のリストラ、新規雇用の縮小等を行っており、失業率は5.3%と高い状況にあります。

 議員、ご提言の30人学級の拡大、学童保育の増設、市民バスの運行など、学校や社会教育、福祉の場での臨時的雇用により、大月市独自の就職難解決策は如何かとのことでありますが、本市では県の緊急地域雇用創出特別基金事業を受け、「みんな仲良しふれあい事業」、「ごみのないまちづくり事業」、「登山道整備事業」等を実施しております。しかし、これらの事業は臨時的なもののため雇用期間が限られており、いずれも若者が長期に定着することが出来ません。いずれにいたしましても、若者が定着するための雇用を市独自で対応することは非常に困難な状況であります。

 この問題の根本的な解決は、日本経済の好転にかかっているものと考えておるところであります。

 次に「NECのリストラについて」であります。

 山梨日本電気株式会社は、本市が工場誘致し、昭和60年から操業を始め、本市の重要な企業の一つでありましたが、会社の経営上の都合により、工場の生産活動が縮小され従業員のリストラを行なう旨の報告を受け、その経過については承知をしているところであります。

  今後は、本市の産業振興と雇用拡大が図られるためにも早期に経営が拡大されますよう期待しているところであります。また、企業に対する行政対応とのことでありますが、誘致した企業とはいえ、雇用に関する経営方針等について行政が関与することはできないものであります。私からは以上であります。



○議長(相馬保政君) 鯨岡総務部長答弁

          (総務部長 鯨岡悠位君登壇)



◎総務部長(鯨岡悠位君) 山崎喜美議員の質問にお答えします。

 初めに、「黒字経営バス会社に、要求されるままに税金を投入することに対する疑問、並びに税金を投入してもバスを減便する計画について」であります。

 先程、萩原議員の質問に対し、市長からお答えしたとおり、道路運送法の改正に伴いまして、バス事業者は赤字路線の路線ごとに、山梨県生活交通対策地域協議会と協議し、その対応をすることになっております。バス路線の維持方策は、国の制度改正によるものであります。要求されるままに尊い税金を投入する考えはありません。慎重に対応して参ります。

 また、減便につきましては、利用状況等を考慮し、利用者の皆様には不便をかけますが、少しでも赤字路線を減らすことで協議しております。

 次に、「市営巡回バスを運行することにより、街の活性化や財政負担も少なくなるではないか、更には市営バスの運行ができるよう検討を求める」についてであります。

 市営バスの運行につきましても、萩原議員の質問に対し、先程市長から答弁したように、今の路線を維持するとすれば、車両購入費や維持管理経費など財政負担も大きく、更にバスが通っていない地域への運行やスクールバスも自主運営となれば、一層財政負担も大きくなることから、路線バスを維持存続することが現時点では妥当であると考えております。また、大型バスから中型あるいはマイクロバスへの移行につきましては、市民からの声もあり、バス事業者とも協議する必要があることと思っております。

 市営巡回バスを運行するには、バス事業者の路線バスからの撤退が条件となっておりますので、ご理解をお願い致します。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 星野参事教育次長答弁

          (参事教育次長 星野公夫君登壇)



◎参事教育次長(星野公夫君) 山崎喜美議員の質問にお答えします。

「スクールバスの関係について」であります。

 スクールバスの運行につきましては、大月東中学校と賑岡中学校の統合に伴いまして、遠距離通学の児童・生徒の通学条件の緩和を図るため、昭和37年に運行がスタートしたところであります。

 現在、小学校では大月西小・浅利小・七保小・猿橋小の4校、中学校では大月第一中・大月東中・七保中の3校であります。今年度から、七保一中と七保二中の統合によりまして、七保中学校に一路線が増発され、貸切バス19台、及び小規模校等で貸切バスの対応ができない児童・生徒のために、路線バス32台への乗車を可能にするため、合わせて年間契約金額が7,110万6千円となっております。

 なお、スクールバス貸切契約に伴いまして、普通交付税で措置されるため、実質的に市負担による1人当たり年間運賃は、平成14年度で約4万7千円、1人当たり片道運賃は、120円となっております。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 平井市民生活部長答弁

          (市民生活部長 平井之教君登壇)



◎市民生活部長(平井之教君) 山崎喜美議員の質問にお答えします。

 「乳幼児医療助成制度、及び重度障害者医療費の窓口無料化」につきましては、これまでにも何度となくご質問をいただいているところでありますがその都度お答えしているとおり、この問題は窓口無料化による公費医療負担制度の創設が専決であると考えます。

 これまで県のご指導をいただくとともに、医師会等医療機関に協力を依頼するなどの検討を重ねて参ったところでありますが、第一に、医療給付の公正を維持するために不可欠となる診療報酬の審査において、乳幼児医療及び重度障害者医療費助成制度による、レセプトの審査支払いに関する事務ができないこと、第二に、国民健康保険の場合にあっては、国庫負担金等の額が減額されることになるなど、大変に高いハードルを超えなければなりません。

 これら医療費の窓口無料化は、 市民対象者の利便が向上いたしますことは十二分に承知をいたしているところでありますが、公正な医療給付を維持すること、また、国民健康保険でのペナルテイーを考えますと、現行制度の中で実施することは非常に難しい状況にあります。

 なお、利用し易い制度への取り組みといたしまして、郵送による助成費の請求や銀行振り込みもできることになっておりますので、ご利用いただきたいと思います。

 次に「脳ドック事業で検査人数枠の増加について」であります。

 本市の疾病統計においては、高血圧・脳梗塞等の循環器系疾患が増加の傾向にあります。

こうしたことから、本市国民健康保険における保健事業の一環として、本年4月より、国保の被保険者で、満30歳以上の方を対象に「簡易脳ドック事業」を実施しているところであります。

 事業実施に当たりましては、大月市立中央病院に委託することとし、検診体制を考慮する中で、一週間に3名の受診者数を限度とし、事業を開始致しましたが、既に予定数を上回る申し込みがなされている状況にあります。 ご質問の「検査人数枠の増加」につきましては、本事業がスタートして間もないことから、受診者数の把握が充分でなかったこともありますので、今後においては、医療機関の受け入れ体制等を勘案する中で更に検討を加え、一層の充実に努めて参りたいと考えております。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 加納教育長答弁

          (教育長 加納健司君登壇)



◎教育長(加納健司君) 山崎喜美議員の質問にお答えします。

 「30人学級の拡大を」についてであります。

 公立小・中学校の学級編成に関しましては、現在、1クラス40人が、国・県の基準になっております。本市におきましては、西室市長の英断により、他市町村に先駆けまして、市担講師の配置を3・4年生まで拡大し、30人を超え40人までの学級に、S・T推進事業と位置付けて、きめ細かな指導と基礎づくりを実践していることは、議員ご承知のとおりであります。

 特に、「30人学級」の実現にあたりましては、西室市長の公約の一つであり、このため、山梨県市町村教育委員会連合会及び山梨県都市教育長会等あらゆる機会を通じ、国・県等への要望活動を行っております。このような状況を踏まえ、県教委におきまして、「少人数教育に関する意識調査」を実施し、その結果を踏まえ検討するとのことであります。これにより早期に実現されるよう期待しているところであります。                                                                               

                                   以上であります。



○議長(相馬保政君) 当局の答弁を終了いたしました。

 山崎喜美君了承していただけますか。

         (「再質問」という声あり)



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の再質問を許可します

         (8番 山崎喜美君登壇)



◆8番(山崎喜美君) 再質問を行います。はじめに、「市営巡回バスの運行について」です。

さきほど、現状のバス路線を存続させる方向、これについては確定ではありませんね、近隣市町村の動向を見ながら慎重に対応していくということなので、確定ではないと私は思いました。

これについて検討する余地はあるということだと思いますが、今後検討することを求めますがいかがでしょうか。

それから市営巡回バスでは財政負担が一層大きくなるという答弁でしたが、具体的に試算を出すことを今後求めますがいかがでしょうか。

 次に、「子育て支援について」です。

対象年齢の段階的な引き上げ、来年4月からの実施を求めますがというところですが、来年4月から実施できるのかどうか答弁をお願いします。そして、さきほど窓口無料化については、レセプト審査できないとかいろいろハードルが高いというお話でしたが、また、郵送・振込みもできるというお話でしたが、他の自治体でやっているところもあるわけですから、今後も調査検討を継続することを求めますがいかがでしょうか。

 最後ですが、「若者の雇用について」のところです。

誘致した工場については行政が関与することはできないという答弁でしたが、他の自治体でやっているところもあるわけですので、今後検討することはできませんか。答弁を求めます。以上です。



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の再質問に対し当局の答弁を求めます。

 鯨岡総務部長、答弁。

         (総務部長 鯨岡悠位君登壇)



◎総務部長(鯨岡悠位君) 山崎議員の再質問にお答えいたします。

 市営巡回バスの検討はということでございますけれど、基本的に市営巡回バスというものを市が行うような場合には、生業としてやる場合には料金をもらうということです。

無料で運行している市は自主運営バスということで他にもありますが、それを市内全域にわたって無料でバスを走らせる、それからさらにスクールバス或いはその外の方法ということになると、現実に専門に、具体的に言いますと富士急行バスでございますけれども、企業として実施しているところで、すでにそれらの経験を積んだりいろいろな方法を行っている中で、今の状況でもまだ4千何百万という赤字が出ている。そういうものに対して市営で行う場合には、また新たに公営企業を作ってそれで対応していかなければなりません。

その為には条件とか全てのものを、国土交通省に提出して許可を得てやっていくということになると、相当な時間もかかりますし、計算をしなくても専門家が営利を目的とした専門家がやっているのに市営としては採算はまず合わないだろうなということは考えております。

 そういうことで市営のバスを市内全域に走らせるということは不可能であろうということでございます。以上でございます。



○議長(相馬保政君) 平井市民生活部長、答弁。

         (市民生活部長 平井之教君登壇)



◎市民生活部長(平井之教君) 山崎議員の再質問にお答えいたします。

 乳幼児医療助成制度の件でございますが、さきほどお答えしとおり保護者負担の軽減を図るべく、実施に向けて現在準備を進めているところであります。

 次に、窓口無料化の件でございますが、窓口無料化を実施する場合問題点がございますように、まず社会保険診療報酬の事務ができないということでございます。支払基金法でできないということでございます。それから国民健康保険の場合でも、国庫負担金が減額されるなどペナルティーを課せられるということでございます。

こうしたことから、窓口無料化になる公費負担制度の創設が専決であるとこのように考えております。

現行制度の中で実施することは非常にむずかしいと考えております。以上であります。



○議長(相馬保政君) 天野建設経済部長、答弁。

         (建設経済部長 天野光昭君登壇)



◎建設経済部長(天野光昭君) 山崎議員の再質問にお答えいたします。

 NEC大月に対しましては去る3月大月市長のところへ社長が見えまして、現在いる430人に対し半数近くをNECグループの別会社へ出向又は移籍させる計画をあきらかにいたしました。この時も市長からも再度お願いはしております。それで4月から7月までにこの計画を実施するという報告でございました。

すでに労働組合や従業員への説明は済ませたということでございました。それから1999年度、2000年度500億円あった出荷額ベースでございますが、現在はその4分の1に落ち込んでいるという説明もございました。それからNEC山梨に対しましては現在その230人の内訳でございますが、5割強が早期退職、4割ちょっとが別の会社へ異動した形でございます。

出向機関に対しましてはいろいろございまして、また早期退職した人に対しましてもコンサルタント会社2社と契約いたしまして後のケアをしている、あるいは大月公共職業安定所に対しましても毎週1回出張形式をとりまして窓口を作って対応してきたところでございます。

 いずれにいたしましても、若者が定着するために市独自で対応することは非常に困難な状況であります。この問題の解決は日本経済の好転にかかっているものと考えているところであります。以上であります。



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の再質問の答弁を終了いたしました。

 山崎喜美君了承していただけますか。

         (「質問があります」という声あり)



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の再々質問を許可します。質問は簡潔にお願いいたします。

         (8番 山崎喜美君登壇)



◆8番(山崎喜美君) さきほど市営バスとしては採算が合わないので試算を出す必要がないという答弁でした。しかし、市民に公開し市民と一緒に考えていくことが大事だと思いますので今後それについて試算することを求めますがいかがでしょうか。

 それから2点目は、乳幼児医療費・重度障害者医療費の窓口無料化のことですが、大変難しいということは分かりました。しかし医師会への働きかけをした結果、その反応はどうだったのか、今後もまた働きかけることを求めますがそれについていかがでしょうか。以上2点です。



○議長(相馬保政君) 山崎喜美君の再々質問に対し当局の答弁を求めます。

 鯨岡総務部長、答弁。

         (総務部長 鯨岡悠位君登壇)



◎総務部長(鯨岡悠位君) 山崎議員の再々質問にお答えいたします。

 山崎議員さんはどういうふうに考えているのかわかりませんが、無料になるわけです。

          (「無料とは言っていません」という声有り)

自主運行バスというのは無料でなければできないです。有料になる場合にはさきほど言ったように、新たに公営企業として大月市独自のバス会社というものを作って、その中で運営しなければならないのです。そんなとてつもない計算は我々素人として今すぐやれと言われても、バス会社から資料をいただいたなかでは、バス1台が1,500万とか1,600万円とかそういう数字は分かっています。ですけれども企業としての全体を試算しろと言われてもこれは作ることはできないということです。以上です。



○議長(相馬保政君) 保健介護課長、答弁。

         (保健介護課長 星野忠昭君登壇)



◎保健介護課長(星野忠昭君) 山崎議員の再々質問にお答えいたします。

 医療機関に働きかけをしてきたかというご質問ですが、過去に於いて医師会等に協力依頼をした経過がございます。その時の状況でございますがなかなか協力は得られない、非常にむずかしいという状況でございました。

今後継続して検討するかということでございますけれど、さきほど部長が答弁いたしましたとおり、この問題には多くの課題があります。従いまして本市単独ではこの窓口無料化については困難な状況であります。今後、県或いは国等々に働きかけをしてまいりたいと考えておりますのでご理解をおねがいいたします。以上です。



○議長(相馬保政君) これで山崎喜美君の質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

     休憩    午前11時30分



     再開    午後1時



○議長(相馬保政君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 これより個人質問を行います。

 発言の通告により、4番小俣武君の質問を許可します。

         (4番 小俣武君登壇)



◆4番(小俣武君) 日朝首脳会談からちょうど1年目の今日、9月17日、その1ヶ月後の10月15日に北朝鮮から蓮池夫妻、地村夫妻、曽我ひとみさんら5人が日本に帰国いたしました。その節目の今日、ここに立っていることに人の世の運命を感じております。

 さて、私は平成15年7月6日市議会議員に当選させていただきました。7月30日に臨時議会の召集が行われ、第45代議長に全会一致で相馬保政議長が誕生いたしました。それ以来右も左も分からない我々新人のために、研修会、勉強会等誠心誠意ご指導いただきましたことを心から感謝いたします。

また、議会事務局の職員に対しても重ねて御礼申し上げます。

 さて、9月8日から26日までの会期の中において、大月市民の代表である1議員として、皆様の尊い血税をいただく公人として、私にとっては初めての議会でもある9月議会で一般質問をさせていただく喜びと不安を痛感させていただいております。西室覚大月市長をはじめ、大月市の行政に携わる部課長及び職員に対し心からなる感謝を申し上げ、私の質問に入らせていただきます。

 まず第1番目に「真木地区の公園構想について」であります。 

私は、大月市議会議員選挙において 大月町の真木から当選させていただきました。笹子町、初狩町、梁川町等々と違って真木は大月町の中に属しています。しかし、私はやはり真木独自の議員として議員活動をしなければならない立場にあると思っております。幸いにも先輩天野議員がいらっしゃいますから、天野議員と色々とご相談をさせていただいております。

 以前、真木のお伊勢山を基点とした周遊コースを設け、公園設置構想として真木地区から要望が上がっております。私も一年生議員として公約がありませんでしたので、本公園構想が実現できれば夢であった、大月市を観光都市に生まれ変わらせることができるいいチャンスだと思っております。

幸いにして温泉があることから、今真木には沢山の観光バスが訪れるようになりました。公園にするには、真木には3区あります。3区の区長様たちまた真木区民の総意が欲しいと思います。行政当局にはこの公園構想が現在どのような状況下にあるか、それには駐車場等の問題、或いは公衆トイレ等数々の問題も浮上すると思われます。

この公園構想の実現見通しについてご答弁をいただきたいと思います。

 2つ目「大月市立中央病院について」 

 私は現在教育厚生常任委員である立場から提案させていただきます。

市立中央病院検診センターに検診に来院する市民のために、実は昔ながらの古い水洗トイレなんです。そのトイレをウォシュレットに改造していただきいと思います。地域で働く中小企業の従業員は1年に1度の検診が義務づけられているにも関わらず、保険の適用はなく実費で支払いをしておられます。

また、就職活動をなされる女学生たちは、各々の会社に対して診断書の提出が義務付けられておられます。よってトイレの改造は早急にしなければならないと考えます。

 大月市にも数々の事業所があり、なるべく市の検診センターで受診を受けていただけるようにする為にも、検診センターの改善はどうしても必要であると思います。それによりもっと多くの市民の検診センターの利用者が増えれば幸いです。

こうした施設改善に対しどのように考えていただけるかご答弁をいただきたいと思います。

 3番目に先ほど萩原議員もちょっと述べておられましたけれど、西室市政3期目が8月よりスタートしております。

 大月市制誕生以来初めての市長選挙と市議会議員選挙のダブル選挙が行われました。その折数々の真実なき誹謗中傷の怪文書が出回り、特に市長の家族、身内に対して西室市政をまさに滅亡させよとした人々の悪意極まりない紙爆弾。私は紙爆弾だと思います、しかし、日頃一生懸命に市長としての立場を全うしてきた西室氏は、必ず正義は勝つということを市民にも分からしめていただけたと思います。

 しかし、市の職員、内部事情に詳しい者でなければ理解できないような文章もあったと小生は考えます。今後も大月市における選挙で二度とこのような中傷・誹謗ビラなどによる悪質な行為がなく、正々堂々と戦うことができるようにする為にも、現在の西室市長の心の内をお聞かせ願えたら幸いです。

 初めての議会に於いて一般質問をさせていただきました。11時半に暫時休憩になりまして非常に長かったです。私も実は人前では大丈夫のつもりでおったのですが非常に1時間半という時間は長かったです。

 一般質問をさせていただきましたが、まだまだ勉強不足のために職員、並びに執行部に対し大変ご迷惑をおかけいたしましたことを心からお詫び申し上げ私の一般質問を終わらせていただきます。誠にありがとうございました。



○議長(相馬保政君) 小俣武君の質問に対し当局の答弁を求めます。

 西室市長、答弁。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 小俣武議員の質問にお答えします。

 初めに、「真木地区の公園構想について」であります。

 本市においては、昨年、観光関係者及び大月市観光協会と協議を重ね、大月市観光振興計画を策定いたしたところでありますが、この計画の中で真木地区のお伊勢山周辺を「真木・ごふくの里」として整備を図ろうとしているところであります。

  既に、ここは、地元の皆様が協力して「ふるさと桜事業」で桜3千本を植栽し、将来の桜の名所として期待されている場所でもあります。また、周辺には陶芸やガラス工房などがあり、更にはお伊勢山からの富士の眺望は格別であります。これらの恵まれた環境資源を生かし、今後は地元の皆様の意見を聞く中、自然と調和した公園整備を検討して行きたいと考えております。

 次に「市立中央病院健診センターの施設改善について」であります。

 健診センター業務の内、住民健診、学校健診、事業所健診等の受診者は、平成14年度においては、延べ12,769人でありました。この内、病院健診センターでの受診者は1,791人で、尿検査も行なっております。

 ご指摘の便器の改善につきましては、近年、一般家庭においても、洋式便器のウォシュレット化が普及しており、高齢者や若年女学生層にも定着しておりますので、早期に整備し、健診サービスの向上に努めて参る所存であります。

 次に、「西室市政3期目における数々の真実無き誹謗中傷の怪文書について」でありますが、萩原議員のご質問にお答えいたしましたとおり、数々の誹謗・中傷ビラは、悪質極まりなく、まったく許しがたい行為でありました。

 しかしながら、このような行為がエスカレートするにつけ、良識ある市民の方々からは、「卑劣な行為に屈せず、是非とも正々堂々と戦い抜いてください。」との、温かい励ましと、力強いご支援をいただいて参りました。

 お陰をもちまして、厳しい選挙戦に勝利する事はできましたものの、この選挙ほど後味の悪く、残念な事はありませんでした。

 今後、本市における選挙では、「目的の為には手段を選ばない」という、悪質・卑劣な行為が起こらないよう切に願い私の本意とさせて頂きます。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 当局の答弁を終了いたしました。

 小俣武君、了承していただけますか。

         (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) これで小俣武君の質問を終結いたします。

 次に、5番、小泉二三雄君の質問を許可します。

         (5番 小泉二三雄君登壇)



◆5番(小泉二三雄君) 平成15年第4回大月市議会定例会にあたり、新人議員の私に一般質問の機会を与えてくださいました、議長並びに諸先輩議員の皆様に深く感謝を申し上げます。

 また市長さんにおかれましては、7月6日の激戦の選挙を勝ち当選されましたことに対し、心からお祝いを申し上げます。任期4年の市政を担うにあたり、私も微力ながら市政発展のためにお手伝いをさせていただきたく思います。

 では、市政一般にわたり3項目ほど質問をさせていただきます。

 まず第1に「今後の財政状況について」お伺いいたします。

わが国の経済はこれまで様々な経済政策を続けておりますが、9月の月例経済報告によりますと、「景気は概ね横ばい」との表現から「持ち直しに向けた動きが見られる」と修正しており、先行きは不透明な状況であります。

このような経済情勢のなかで、年々税収等の減収により厳しい財政状況下であると思いますが、大月市に於ける「平成14年度決算状況」をみますと、市長さんの経営的感覚による予算執行の努力により、財政構造の弾力性を示す経常収支比率などが、県内8市の中でも上位を占めていると聞いております。

 しかしながら、第5次総合計画アクティブプラン21を着実に進めること、特に大型プロジェクトの上下水道事業、大月駅周辺整備事業、ゴミ処理施設建設関連事業など重要課題を考えますと、今後膨大な予算が必要であると思います。

これらの事業を遂行していく上で、厳しい財政状況にどのように対応していくのかお尋ねいたします。

 第2に「大月駅周辺整備事業について」お伺いいたします。

 本県東部地域の中核としての大月駅周辺は、近年人口の減少と商店の休廃業等によりその賑わいを失いつつあります。

 こうしたなか、西室市長には市政3期目の大きな課題として、大月駅周辺整備事業を掲げており、私自身も大きな期待をしているところであります。

聞くところによりますと、この事業は区画整理手法により再開発をするとのことであり、駅前広場を中心とした魅力と活力のある市街地を再生するものと思われます。

そこで、今後この事業をどのような取り組みで進めていくのかお尋ねいたします。

 第3に「公共下水道について」お伺いいたします。

 今世紀は環境の世紀といわれる中、下水道は住民生活に不可欠な施設であることは十分理解しているわけでありますが、さきほど述べましたように、財政が逼迫していく中での公共下水道の将来展望はどうなるのかお尋ねいたします。

また、下水道区域の見直しをして行く考えがあるのか、下水道に代わる住民負担の少ない事業はないのか、合わせてお尋ねいたします。

 以上3点を質問いたしましたが、明快なる答弁をお願いし質問を終わらせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。



○議長(相馬保政君) 小泉二三雄君の質問に対し当局の答弁を求めます。

 西室市長、答弁。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 小泉二三雄議員の質問にお答えします。

 初めに、「今後の財政状況について」であります。

 小泉議員ご指摘のとおり、本市においても、景気の低迷により、市税等の減収が顕著で、また、内閣による地方公共団体に対する「三位一体の行財政改革」により、今後の財源の確保が不透明であることから、厳しい財政運営が予想されているところであります。

 しかしながら、少子・高齢社会に向けた総合的な地域福祉施策、生活関連社会資本整備の「大型プロジェクト事業」等の重要課題を推進していかなければなりません。

 これらの財源確保といたしましては、これまでも、行財政改革に取り組んできておりますが、今後、更に、事務事業の見直し、組織・機構の簡素効率化、定員管理・給与の適正化、民間委託の推進などを積極的かつ計画的に進めて参る所存であります。また、総合計画の実施計画に位置付けられている事業に対しても「評価」を行い、規模の縮小・廃止など、再度考察し、限られた財源を確保していかなければならないと考えております。

 次に「大月駅周辺整備事業について」であります。大月駅の周辺整備は、市が取り組むべき重要な課題であり、「大月市中心市街地活性化基本計画」においても、重点区域に位置づけ、整備内容等について検討を行って参りました。このような中、事業化に向けた取り組みとして、今年度から、関係権利者への説明会と並行し、JR東日本、富士急行と駅前広場、駅舎等の協議に、本格的に着手したところであります。

 大月駅は、両社とも、始発駅であることから、運行上、重要な施設が設置されており、JRにおいては、運転区、保線区等の施設移転も想定されることから、駅周辺全体の整備計画の立案と併せ、協議を進めて参りたいと考えております。

 また、富士急行においては、JR大月駅舎を橋上化した場合、駅舎の構造や乗降客の誘導など、抜本的な検討を必要とすることから、今後、専門家の意見もお聞きする中で、協議を進めて参りたいと考えております。今後とも、関係権利者はもちろんのこと、JR東日本、富士急行の鉄道事業者や、国道、県道の管理者、また、駅前広場等の交通規制に関連した公安委員会に対する協議など、着実に進め、早期事業化に向け、取り組んで参ります。

 次に、「公共下水道について」であります。

 本市の下水道事業は、「桂川流域関連公共下水道事業」として、平成5年度から鋭意整備を行っているところであります。しかしながら、計画当初とは社会、経済情勢も大きく変化し、国や地方の財政状況は非常に厳しい状態となっております。したがいまして、下水道事業そのものの在り方に対しての見直しを余儀なくされているところであります。

 国及び県におきましては、昨年から「下水道事業の整備効果向上を図るための事業の再点検」や「山梨県生活排水処理施設整備構想の見直し」等を実施する中で、新たに認可を受け、事業を進めようとする区域については、その費用対効果及び整備期間等の点検を行い、より効果的であることが明らかなもの以外は認めないとの、方針を打ち出しております。

 本市におきましても、公共下水道事業の将来計画検討の資料とするため、花咲の一部を含む真木・初狩・笹子の西部地区について、「汚水処理計画点検業務」を既に実施しているところであり、引き続いて賑岡・七保・猿橋の東部地区も実施する予定としております。

 これらの点検結果を踏まえ、事業費の縮減及び、市並びに住民負担の軽減等を図るため、下水道計画区域の見直しを含め、「合併処理浄化槽」等、他の汚水処理方法との比較検討を行う中から、本市の状況に適した、より効果的な方策を選択し、効率的に事業を進めて参りたいと考えております。

 以上であります。



○議長(相馬保政君) 当局の答弁を終了いたしました。

 小泉二三雄君、了承していただけますか。

         (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) これで小泉二三雄君の質問を終結いたします。

  以上で通告者の質問は全部終了いたしました。

 これをもって一般質問を終結いたします。



△議案第47号〜議案第58号の質疑、委員会付託



○議長(相馬保政君) 日程第2、議案第47号から議案第58号までを一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 ご質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第47号から議案第58号までについては、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり審査を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(相馬保政君) ご異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。

 一般質問は本日をもって全部終了いたしました。

 よって、18日は休会といたしますので、ご承知願います。





△散会午後1時25分



○議長(相馬保政君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。





 〇本日の会議に付した事件

1 一般質問(代表質問・個人質問)

1 議案第47号〜議案第58号