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山梨県 大月市

平成21年  9月定例会(第5回) 09月07日−議案上程・説明−01号




平成21年  9月定例会(第5回) − 09月07日−議案上程・説明−01号







平成21年  9月定例会(第5回)





1 平成21年9月7日(月曜日) 10時
1 大月市役所議場
1 出席議員 18名
     1番 中村 英幸        2番 卯月 政人
     3番 山田 善一        4番 佐久間史郎
     5番 小原 丈司        6番 西室  衛
     7番 小泉二三雄        8番 古見 金弥
     9番 後藤 慶家        10番 杉本 東洋
     11番 奥脇 一夫        12番 井上 正己
     13番 相馬 保政        14番 小俣 昭男
     15番 内藤 次郎        16番 大石 源廣
     17番 天野 祐治        18番 正木 壽郎
1 欠席議員 なし
1 出席説明員
  市     長  石井由己雄     監 査 委 員  志村  淳
  教  育  長  小笠原康利     総 務 部 長  天野 由郎
  市 民 部 長  卯月 源治     福 祉 保健部長  佐藤 勝男
  産 業 建設部長  清水 義正     教 育 次 長  坂本 義文
  中央病院事務長  加藤 敏安     消  防  長  内野  勝
  秘 書 広報課長  橋本 藤視     総 務 管理課長  久保田政巳
  企 画 財政課長  後藤 正巳     税 務 課 長  古屋 元規
  市 民 課 長  小林 道子     生 活 環境課長  井上 雅庸
  福 祉 課 長  井上  初     介 護 課 長  小林富士夫
  保 健 課 長  石井  裕     産 業 観光課長  佐藤 次男
  建 設 課 長  伊奈  達     地 域 整備課長  石井 淑造
  会 計 管 理 者  天野 寛司     学 校 教育課長  山崎 浩司

  社 会 教育課長  安藤 好信     大 月 短期大学  坂本 一男
                     事 務 局 長

  消 防 署 長  坂本 武彦
1 出席事務局職員
  事 務 局 長  加藤 光三

  書記(次長)   小林 和人     書記(主任)   石井 純子
1 議事日程(第1号)
 平成21年9月7日(月曜日) 10時開議
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 諸般の報告
 日程第 4 議案第51号 大月市老人医療費助成金支給条例中改正の件
 日程第 5 議案第52号 大月市子育て支援手当支給条例中改正の件
 日程第 6 議案第53号 大月市立学校設置条例中改正の件
 日程第 7 議案第54号 平成21年度大月市一般会計補正予算(第3号)
 日程第 8 議案第55号 平成21年度大月市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 日程第 9 議案第56号 平成21年度大月市下水道特別会計補正予算(第2号)
 日程第 10 議案第57号 平成21年度大月市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 日程第 11 議案第58号 平成21年度大月市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 日程第 12 議案第59号 平成21年度大月市病院事業会計補正予算(第2号)
 日程第 13 議案第60号 市営住宅明渡訴訟提起の件
 日程第 14 議案第61号 市道の路線認定の件
 日程第 15 認定第1号 平成20年度大月市一般会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 16 認定第2号 平成20年度大月市大月短期大学特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 17 認定第3号 平成20年度大月市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 18 認定第4号 平成20年度大月市簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 19 認定第5号 平成20年度大月市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 20 認定第6号 平成20年度大月市下水道特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 21 認定第7号 平成20年度大月市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 22 認定第8号 平成20年度大月市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 23 認定第9号 平成20年度大月市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件
 日程第 24 認定第10号 平成20年度大月市病院事業会計決算認定の件







△開会10時00分



○議長(小俣昭男君) ただいまから、平成21年第5回大月市議会定例会を開会いたします。





△市長のあいさつ



○議長(小俣昭男君) 開会に当たり、石井市長から招集のあいさつがございます。

 石井市長。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 本日、平成21年第5回大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集くださいまして、厚く御礼を申し上げます。

 提出いたします案件でありますが、後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、招集のあいさつとさせていただきます。





△開議



○議長(小俣昭男君) これより本日の会議を開きます。





△議事日程の報告



○議長(小俣昭男君) お手元に配付してあります本日の議事日程を職員に朗読いたさせます。

          (議会事務局次長 小林和人君朗読)



○議長(小俣昭男君) それでは、日程に従い進行いたします。





△会議録署名議員の指名



○議長(小俣昭男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 9番 後藤慶家君、10番 杉本東洋君を指名いたします。





△会期の決定



○議長(小俣昭男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 議会運営委員長の発言を求めます。

          (議会運営委員長 内藤次郎君登壇)



◆議会運営委員長(内藤次郎君) 議会運営委員会から報告いたします。

 去る8月31日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日から9月30日までの24日間とすることにいたしましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたしまして報告といたします。



○議長(小俣昭男君) お諮りいたします。

 今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から9月30日までの24日間といたすことにご異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小俣昭男君) ご異議なしと認めます。

 よって、今定例会の会期は24日間と決定いたしました。





△諸般の報告



○議長(小俣昭男君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

 市長から、平成20年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告、並びに児童クラブ施設建設事業継続費及び猿橋小学校屋体・プール建設事業継続費の精算についての報告、教育委員長から、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告がありました。

 また、監査委員から、平成20年度平成21年4月、5月末現在並びに平成21年度4月、5月、6月末現在一般会計及び特別会計並びに平成21年度企業会計4月、5月、6月末現在例月出納検査結果の報告並びに平成21年度小中学校定期監査結果の報告がありました。

 つきましては、お手元に配付してあります書類をもって報告にかえさせていただきます。

 次に、議員派遣について報告いたします。平成21年8月11日に、平成21年度前期の山梨県市議会議長会議員合同研修会が韮崎文化ホールにおいて開催され、14名の議員が出席いたしましたので、報告いたします。





△議案第51号から議案第61号まで上程、説明



○議長(小俣昭男君) 日程第4、議案第51号「大月市老人医療費助成金支給条例中改正の件」から日程第14、議案第61号「市道の路線認定の件」までを一括議題といたします。

 石井市長から提案理由の説明を求めます。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成21年第5回大月市議会定例会の開催に当たりまして、本日提出いたしました案件についてご説明申し上げますとともに、主要事業への取り組み状況や課題等につきまして申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。

 まず、去る8月中旬に発生いたしました台風9号の接近に伴う豪雨により被害をこうむった兵庫県等の被災地の皆様に衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、災害の犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り申し上げる次第であります。災害は、いつ起きるとも想定できないわけでありますが、本市としましても日ごろの防災対策に万全を期してまいる所存であります。

 さて、今年度に入りはや5カ月余りが経過したところでありますが、最近の景気の動向を見ますと、国内の民間需要は厳しい収益、資金調達環境が続いておりますが、国の経済対策の一環として導入した省エネ性能を持つ家電のエコポイント制度や環境負荷の低い車両購入に際しての減税や補助金の効果等により、一部では経済の持ち直しの動きも見られております。しかしながら、全般的には生産活動が極めて低い水準にあることから、所得環境が厳しさを増し、個人消費の減少や雇用情勢が悪化する中で今後も厳しい経済状況が続くものと予測されております。長引く景気の低迷は、市民生活へ多大な影響を及ぼすものであり、早期の景気回復が望まれているところであります。

 こうした中でさきに実施された衆議院議員の総選挙におきましては、自公連立政権が大幅に後退し、政権交代を旗印にした民主党が躍進して、今後の国政を担うこととなりました。政治情勢の大きな変革のもとではありますが、新政権におきましては的確な経済財政運営によりまして、まずは景気の回復に努められるとともに、持続的な経済成長が図れるよう適切かつ機動的な政策運営に努められ、国民が安心して暮らせる社会の構築に邁進してほしいと願うものであります。

 また、山梨県第2選挙区の選出議員として坂口岳洋氏が当選されましたが、心からお祝いを申し上げますとともに、地域発展のためにご尽力なされますことを期待しているところであります。

 次に、信頼される行政の実現について申し上げます。

 私が市政を担当してから、去る8月6日を期して2年が経過したところであります。先月8月8日には、市制施行55周年を多くの市民の方々と祝うとともに、これからのまちづくりについて市民とともに手を携えながら、暮らしやすいまち、そして住んでみたいまちの実現に向けて全力を傾注してまいりたいと決意を新たにしたところであります。

 市長就任以来、公正公平、奉仕の精神に徹し、情報公開を積極的に図るとともに、市民から信頼される行政、そして市民との協働のまちづくりを目指して、市民が何を求めているのか、市民の声を重視しながら市政を推進してまいりました。

 現在、社会は大きな転換期を迎えております。今まさに少子高齢化の急速な進行や地方分権が一段と進展する中で、地方自治体にはみずからの判断と責任によって自主的な行政運営と地域の特性を生かした個性あるまちづくりが求められております。

 こうした中で、私はこれまで一貫して市民の声を大切にしたまちづくりを進めてきましたが、市民の皆様に多くの情報を提供し、現状をご理解していただく中でご意見、ご提言をいただきながら重要施策の方向づけをしていきたいと考え、市民と意見交換をする機会を積極的につくってきたところであります。

 特に「市立中央病院の健全化問題」や「市の財政状況」等、その都度テーマを設ける中で市民との対話を重ねてまいりましたが、先月17日から21日までの間には、市内中学校単位の4会場において、「大月短期大学附属高等学校の存続の是非について」市民との意見交換も行ったところであります。

 また、本年4月からは「市長への手紙」として、いつでも、だれでもがこの手紙を活用し、市政に対するご意見をいただけるよう企画したところでありますが、現在までに80通を超える手紙が寄せられております。

 このほか各種外郭団体との交流も積極的に進める中で、7月には社団法人大月青年会議所の主催による「市長と語るマニフェスト」と題したパネルディスカッションに参加し、マニフェストに掲げた「長期展望」、「すぐに行うべき重要政策」、「4年間で行うべき重要政策」等について、市民とともに検証したところでもあります。

 こうした取り組みを地道に行い、市民の生の声に耳を傾け、信頼される行政を目指してまいりましたところ、自分たちのできることは、自分たちの手でという意識の盛り上がりから、新たに市民組織が設立されるなど、市民と行政の垣根を越えた協働の活動が生まれてきました。

 このようにして、市民の皆様方が市政に関心を持ち、より積極的にまちづくりに参画してきており、信頼と協働のまちづくりが一歩一歩進んできていることを実感しているところであります。

 現下の厳しい行政運営の中、今まで以上に市民と行政とが一体となって協働の意識を盛り上げ、信頼される行政の実現に向けてさらに努力してまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。

 次に、当面する諸課題等を踏まえ、主要事業等についてご説明申し上げます。

 まず、最も優先すべき課題の一つとして取り組んでおります市立中央病院の運営状況についてであります。市民の医療需要を充足し、かつ病院経営の健全化を図るため、昨年度においては市議会の市立中央病院経営健全化調査特別委員会から提言をいただき、また市内10地区で開催した地区対話集会での意見、要望を反映する中で、中央病院改革プランを策定いたしました。

 本年度は、この計画の初年度として各種の施策を実施しているところでありますが、まず市民の皆様の要望が大きかった医療療養病床、長期療養型病床、この再開についてであります。恒常的な看護師不足の中ではありますが、これまでの看護基準を変えることなく、7月1日に再開することができました。現在11名の方が入院中であり、18名の方が入院すべく入院申込書、診断書等を調整中であります。これらの入院判定を行い、積極的に受け入れてまいる所存であります。

 次に、診療体制の整備、充実であります。関連病院である東京女子医科大学からの派遣に加え、杏林大学から整形外科の医師1名の派遣を受けることができました。これにより常勤医師8名の診療体制となっておりますが、今後においても市民の医療需要を充足すべく、常勤医師の確保、医師の常勤化に努めてまいります。

 また、近隣病院にない特化すべき機能として、現在の健診センターを拡張、充実するため、さきの6月議会に提案いたし、その予算を確保したところであります。現在は健診業務の円滑化、来院者のプライバシー保護等のため、院内で各種機能の配置、レイアウト等を協議しているところであります。早期に快適な健康診断のための環境が確保されるものと考えております。

 このほか、今月からは入院、来院者の安全性、快適性確保のため、開設以来使用しております西棟エレベーターのリニューアル工事や来院者用トイレの整備を行ってまいります。依然として医療を取り巻く環境は厳しい状況でありますが、昨年策定した中央病院改革プランの入院・外来患者等具体的数値目標を達成し、病院運営の健全化を図るべく努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。

 次に、小中学校の適正配置の推進と教育環境の整備充実についてであります。

 本市の小中学校を取り巻く環境は、急激な少子化による小規模化と学校施設の耐震化が課題となっており、適正かつ健全な教育を維持することは非常に困難な状況となっております。大月市教育委員会は、平成18年度において小学校5校、中学校2校とする適正配置の実施計画を策定いたし、以後この実施計画をもとに、保護者各位を初め地域の皆様方のご理解とご支援をいただきながら、これまでに小学校4校、中学校1校の適正配置を段階的に進めてまいったところであります。

 こうした中、昨年6月、国において地震防災対策特別措置法・改正法が施行され、学校施設の耐震化を緊急な課題として対応しなければならない状況となったところであります。

 この対応に当たり、教育委員会において施設の現状及び耐震にかかる数値等の検討を慎重に行った結果、笹子小学校については、児童数の減少ということもありますが、子供たちが1日の大半を過ごす学校施設の耐震強度が、数値の上から見て極めて低く、子供たちの安心安全の確保を図ることが難しいと判断されました。

 このため、昨年11月より笹子小学校と初狩小学校の適正配置につきまして、両校の保護者を中心に説明と協議を進めてまいりましたが、このほど両校及び両地域の皆様のご理解が得られましたので、平成22年4月の実施に向けて今議会に学校設置条例の改正をご提案いたしているところであります。

 笹子小学校と初狩小学校の適正配置は、当初計画で大月第一中学校と大月東中学校の適正配置が行われた後に、現在の大月第一中学校校舎を改修して、両校の適正配置を行うこととしておりましたが、市の財政事情等諸般の情勢により、大月東中学校校舎の建設が計画どおり進まない状況でありますので、当面は現在の初狩小学校施設を使用していただき、適正配置を進めることといたしたところであります。

 なお、今後の適正配置を進める上で課題となりますのは、スクールバスの通学システムの構築と、耐震不足が指摘されている大月東中学校の校舎及び大月東小学校北棟の改修工事であります。

 通学システムにつきましては、部分的なスクールバスの導入等について検討を行ってまいりましたが、現在最終的な調整段階に入っており、ようやく見通しが立ってまいったところであります。

 また、大月東中学校校舎及び大月東小学校北棟の耐震改修につきましては、リミットとなります平成27年度中の完成に向けて、財政計画との整合を図りながら進めてまいる所存であります。

 さらに、緊急に耐震化の対応が指摘されている鳥沢小学校体育館につきましては、今年度中の完成を目指し、去る7月30日に工事着手したところであり、同様の状況にある七保小学校体育館につきましても、来年度には耐震化を図る計画としているところであります。

 なお、これまで補助制度が見込めなかった閉校後の校舎及び体育館・プールの解体工事につきましても、国の緊急経済危機対策事業として臨時交付金を活用することができることになりましたので、今年度中に2カ所ないし3カ所の解体工事が実施できる運びとなりました。

 これと並行して学校の跡地利用の問題もありますが、このほど跡地利用等庁内検討委員会を立ち上げ、これまで出されている地元要望等含め、検討に入っているところであります。

 次に、大月短期大学附属高等学校についてであります。

 大月短期大学附属高等学校は、昭和31年に地域文化の向上と市民の子弟の教育の機会均等を図るという建学精神に基づき、開校して以来半世紀の歴史を重ねてまいりました。しかしながら、同附属高校を取り巻く環境は、少子化を初めとする社会情勢の変化に伴い、諸課題が顕在化しております。あわせて施設の老朽化による耐震力不足や短期大学との併置解消等の問題があります。こうした諸問題に対応すべく、これまで幾つもの検討委員会や審議会が開催され、大勢の市民代表の皆様に議論いただいてまいりました。

 結果として、本市における高等学校教育の充実や市民要望にこたえられる高校として存続するため、定員の確保、施設設備の充実、教員の資質向上が必要とのご提言をいただいておりまして、その改善に向けて努力してきたところでありますが、平成17年度の市議会答申後において、同附属高等学校を取り巻く環境は一層の厳しさが表面化してまいりました。その要因の主たるものは、市内小中学校の適正配置や学校施設の耐震化など、財政需要が増す中で国の行財政改革による地方交付税を初め、国県交付金の縮減及び100年に1度という未曾有の経済不況に伴う市税収の落ち込み等により、急激な財政事情の悪化を招いております。

 また、県教育委員会において県立高校新整備構想の策定が進められており、特に高校進学人口の減少が顕著であり、県東部地区内において新整備構想をもとに県立高校の再編、統合が具現化する見通しにあることであります。こうした状況を踏まえて、去る7月10日に大月短期大学附属高等学校基本問題審議会を立ち上げ、ご審議をお願いしているところでありますが、この審議会では附属高等学校存続の是非についてという極めて責任の重い役割を担っていただくことになると承知いたしております。

 このため、先月中旬には、先ほど述べましたとおり、市内中学校単位の4会場において地区対話を開かせていただき、参加された市民の皆様から貴重なご意見が寄せられました。これら市民のご意見につきましては、審議会でより確かな方向性を求められるように資料として提供いたしましたが、あらゆる角度からご議論いただくためにご活用いただければ幸いに思っております。いずれにいたしましても、附属高等学校につきましては、学校施設の耐震化を初めクリアしなければならない問題が幾つもありますので、審議会答申を待って慎重に検討してまいりたいと考えております。

 次に、大月駅周辺整備事業についてであります。

 大月駅周辺整備事業については、本市の財政を取り巻く厳しい環境を考慮した中で、政策の優先順位に基づき計画の見直しを行い、自由通路や橋上駅舎化などの未着手の事業を中心に、過般一時凍結することを表明したところであります。一時凍結することにより、約40億円程度の減額が見込まれるところであります。

 これにより現在の駅舎は当面存続することになりますが、駅南口については、現在の交通混雑の解消による利用者の利便性向上を図ることが急務である、そのことからロータリー方式の駅前広場を中心に、公衆用トイレや送迎用車両、バス・タクシーの乗降場などを整備の上、平成23年度内の完成を目指したいと考えております。

 なお、駅南口と並行して用地買収が行われております県道大月停車場線拡幅事業についても、地権者の協力により順調に進捗していると聞いておりますので、南口の整備と一体的な整備が期待されるところであります。

 また、計画の見直しに伴い、現在国、県を初めJRなど関係者に対して、必要な説明と協議を行っておりますが、議員各位を初め市民の皆様方には、引き続き駅周辺整備の推進にご理解とご協力をお願い申し上げます。

 次に、大月バイパス第2工区の建設促進についてであります。

 国道20号大月バイパス建設事業につきましては、ご承知のとおり第1工区は、平成19年度に供用開始され、現在は第2工区の早期完成を目指して事業が進められているところであります。ことしに入ってから本格的な用地交渉を行っていますが、これまでの用地取得状況につきましては、対象者75名に対し、現時点で13名との契約が成立していると伺っております。

 未契約の用地につきましては、地権者の皆様のご理解とご協力が得られますよう、引き続き国土交通省との連携を密にして、早期着工、早期完成に向け、鋭意努力してまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。

 次に、地域活性化事業として取り組んでいる東部圏域へのリニア駅舎の設置とアクセス機能の強化についてであります。

 本市を含め、富士北麓・東部地域で構成する4市2町6村は、平成元年に広域連携のもとで、リニア中央エクスプレス富士北麓・東部建設促進協議会を発足させ、以来実験線の先行区間建設やその後の延伸工事に対して、全面的な支援と協力を行ってまいりました。

 また、あわせて本地域の活性化を図るため、東部圏域へのリニア駅舎の設置やリニア駅舎から富士北麓地域を一体的に連結する枝線の設置について要望活動を重ねてまいりました。こうした活動は、世界遺産への登録を目指す富士山や周辺地区のすぐれた自然景観など、本地域が持つ資源を生かしながら地域間競争に勝ち抜き、自立した地域経済圏を確立するためには、広域的な高速交通ネットワークを構築することが重要と考えたからであります。

 また、大月インターからリニア駅舎を経て都留インターにつながるバイパスの建設も視野に入れておりますが、これらが整備されますと、高速鉄道、幹線道路、在来鉄道線が連結し、輸送能力の機能強化はもちろんのこと、富士山を含む北麓地域と首都圏とが直結する高速交通網が整うことになります。こうした交通網の整備が圏域の地域間交流の促進はもとより、圏域住民の一体感の醸成や富士北麓・東部圏域と首都圏を初めとする広範囲の交流人口の増加により、地域経済の拡大、さらには自立した地域経済圏の確立につながることが期待できます。このため、今後におきましてもこれらの実現を目指して関係する地域の連携のもとで、本市としても積極的に関与してまいる所存でありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 次に、産業観光振興についてであります。

 まず、かがり火市民祭りについてでありますが、この祭りは昭和59年の大月市制施行30周年を契機に、岩殿山かがり火祭りの名称で大月市最大のイベントとして開催されており、平成20年度からは運営形態を行政主導から民間主導に移行し、市民の柔軟な発想と英知により企画、運営されてまいりました。

 本年で26回を迎えるに当たり、昨今の経済を取り巻く大変厳しい状況等を踏まえ、中止も検討されましたが、継続を求める有志による盛り上がりにより、短期間ではありましたが、実行委員会や各部会を重ね、例年以上に市民手づくりの祭りとしての取り組みがされました。特に経費面においては、例年実施してきました小山田軍団の勇壮な出陣や、打ち上げ花火は中止になりましたが、新たなメニューといたしまして大月市街地を駆け抜けるラッキーシティランなどにより、祭りに参加した方々から、昨年と比べて遜色ないものであったという意見も届いております。

 また、協賛金につきましては、厳しい経済状況から企業からの件数は減ったものの、ワンコイン活動の実施により、各自治会を通じて市民の皆様の祭りに寄せる思いが届き、市民手づくりの祭りになりつつあると実感しております。

 特に本年は市制施行55周年記念事業として、8月1日から8月9日までの間に「郡内小山田氏と岩殿山」にまつわる貴重な歴史的資料の展示会が開催され、祭りに花が添えられたところであります。

 次に、農産物直売所の運営状況についてであります。

 農産物販路開発の推進につきましては、山梨県ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用し、クレイン農業協同組合への委託事業として、JAクレイン猿橋農産物直売所小柳店が8月2日から毎日の営業を開始しました。

 さらに、新たな店舗として、横町店が8月11日にオープンしたところでありますが、名勝猿橋の集客と地産地消の推進により、本市の活性化につながるものと期待するところであります。

 また、この取り組みとは別に中央自動車道上り線初狩パーキングエリア内のブースを利用して、7月11日には「やさい村」がオープンしたところでありますが、高速道路を利用する多くの皆様に、地域の農産物が好評のうちに販売されております。今後も本市の農業振興を図るため、販路の開発に積極的に努めてまいりたいと考えております。

 次に、おおつき一駅逸品特産品運動についてであります。

 一駅逸品運動につきましては、ご承知のとおり市内各駅を中心とした地域ごとに、大月の逸品を認定し、広く市内外にPRすることにより、産業の振興を図るとともに、大月市の活性化に寄与することを目的に実施しているところであります。

 昨年8月に食品類、農林水産物、工芸品など5分野の中からおおつき一駅逸品選定要綱に基づき、92品目を認定いたしましたが、認定以降は大月市のホームページや「広報おおつき」等を活用し、広く市内外にPRしているところであります。

 一方、大月市生涯学習推進大会や矢立の杉杯カラオケ大会、おおつき寄席、かがり火市民祭り、市制施行55周年記念式典や県主催の森と湖に親しむつどいなどの各種イベントを通じて出展するなど、逸品の販売はもとより、多くの皆様に再認識されたものと理解しております。

 また、8月11日からは、JAクレイン猿橋農産物直売所の一角にこのコーナーを設け、現在9店舗より10品が出展され、訪れる観光客の皆様に好評をいただいております。今後も市外イベントへの出展やさらなる広報活動を行い、産業・観光両面での活性化に努力してまいる所存であります。

 次に、緊急雇用創出事業への取り組みについてであります。

 緊急雇用創出事業は、中高年齢者の一時的な雇用・就業機会の創出を図るため実施するものでありますが、その財源は国の交付金を都道府県が基金として積み立てております。今般、山梨県のご理解をいただく中で、事業費が増額されることになりましたので、補正予算に追加計上したところでありますが、依然として雇用情勢が厳しい中にありますので、これを十分に活用して雇用機会の充実に努めてまいりたいと思います。

 次に、下水道計画の見直しについてであります。

 本市の下水道計画は、平成3年度に基本計画を策定し、平成5年に事業に着手しましたが、急峻な地域や集落の点在など、市域の特性に起因する多大な建設費など、多くの問題を抱えております。これまで生活環境の向上と河川などの水質保全を図るため、桂川流域の市町と連携して下水道の整備を行ってまいりましたが、投資効果や経済性、また将来における維持管理費の負担軽減や整備手法の変更による費用対効果などを勘案し、このたび計画の一部を変更することといたしました。

 計画変更の内容といたしましては、計画面積を約96ヘクタール縮小するもので、変更後は681.2ヘクタールとなりますが、現在国、県と計画変更の協議を行っているところであります。この協議が調いますと、その後は都市計画法に定められた手続に基づき、県との再度の協議や計画案の縦覧を行い、本年度中には都市計画審議会へ諮問する予定であります。また、その答申を受けた後に都市計画決定して、計画変更の手続が完了することとなりますが、関係する地域の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 以上、諸課題を踏まえ、主要事業などについて申し上げましたが、議員各位を初め市民の皆様の絶大なるご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。

 続きまして、本日提出いたしました案件についてご説明を申し上げます。今議会に提出いたします案件は、条例関係が3件、予算関係が6件、その他の案件が2件の計11件であります。

 初めに、条例案件についてであります。まず、議案第51号「大月市老人医療費助成金支給条例中改正の件」でありますが、これは高額医療・高額介護合算療養費制度が開始されるに当たり、県単独事業として行っている68歳、69歳の方を対象とした大月市老人医療費助成金支給条例で規定する給付額について、高額療養費と合わせ高額介護合算制度で給付された額も除いた額となるよう所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第52号「大月市子育て支援手当支給条例中改正の件」であります。これは、他の子育て支援制度により整備充実が図られつつある実情にかんがみ、市における単独助成の見直しにより、支援手当の支給額を、出生時の50万円を30万円に、小学校入学時の30万円、中学校入学時の20万円を、それぞれ10万円に減額するものであります。なお、この改正条例につきましては、6カ月の周知期間を置いて、平成22年4月1日から施行することといたしております。

 次に、議案第53号「大月市立学校設置条例中改正の件」であります。これは、先ほどご説明申し上げましたように、平成22年4月1日に笹子小学校と初狩小学校の統合に伴い、所要の改正を行うものであります。

 次に、予算案件についてご説明申し上げます。今回の補正予算は、国の補正予算及び制度改正に伴う事業費の追加や見直し、また単独事業については緊急性に重点を置き、編成いたしたところであります。

 まず、議案第54号「大月市一般会計補正予算(第3号)」についてであります。歳出の主な補正内容といたしまして、総務費におきましては、地域振興補助金、法人市民税確定申告に伴う還付金の追加などにより、7,170万円余りを計上いたしました。

 民生費におきましては、学童クラブの新設に伴う放課後児童健全育成事業の追加などにより、3,040万円余りを計上いたしました。

 衛生費におきましては、緊急雇用創出事業として、浄化槽等実態調査事業及び大月市立中央病院への繰出金、さらに女性特有のがん検診の追加などにより、990万円余りを計上いたしました。

 農林水産業費におきましては、林道富士東部線の復旧工事などにより、310万円余りを追加計上いたしました。

 また、土木費におきましても、緊急雇用創出事業として、明るく安全な道・川づくり事業、地方道整備事業の追加などにより、2,800万円余りを計上いたしました。

 消防費におきましては、消防庁舎移転に伴う緊急車両出動標識整備等及び消防団員退職報償金予定額の追加により、770万円余りを計上いたしました。

 教育費におきましては、高校体育館屋上防水工事などによりまして、210万円余りを追加計上いたしました。

 これらによりまして、今回の歳出補正額は1億5,320万円となっております。これを賄う歳入につきましては、国県支出金、分担金及び負担金、繰入金などの増額を行い、不足する財源につきましては、前年度繰越金の一部で賄っております。

 次に、議案第55号「大月市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。これは、国庫補助事業であります生活習慣病予防対策支援事業費の300万円の追加計上であり、これに伴う歳入につきましては、国庫支出金で賄っております。

 次に、議案第56号「大月市下水道特別会計補正予算(第2号)」についてであります。これは、国の補正予算に伴う公共下水道施設整備事業の1,440万円の追加計上であり、これに伴う歳入につきましては、国庫支出金、受益者負担金及び市債で調整いたしております。

 次に、議案第57号「大月市介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。これは、地域支援事業の前年度精算に伴う国庫支出金等の償還金420万円余りの追加計上、及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の充当事業の精査による財源更正であります。これに伴う歳入につきましては、繰入金及び前年度繰越金で調整をいたしております。

 次に、議案第58号「大月市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてであります。これは、過年度保険料の還付金35万円を追加計上したもので、歳入の財源につきましては、諸収入を充てております。

 次に、議案第59号「大月市病院事業会計補正予算(第2号)」であります。これは、緊急雇用創出事業として特定保健指導補助員の設置等に220万円余りを追加補正したもので、これを賄う財源といたしましては、一般会計からの補助金を計上しております。

 次に、議案第60号「市営住宅明渡訴訟提起の件」であります。これは、市営住宅の家賃を長期にわたって滞納し、再三の催告にも応じなかった滞納者に対して、住宅の明け渡し及び滞納家賃の支払いを求める訴訟を提起しようとするものであります。地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第61号「市道の路線認定の件」であります。これは、大月町真木字下村地内に位置する延長254メートルの道路を、路線名真木下村線として、道路法第8条第1項の規定により新たに市道認定しようとするもので、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。

 以上が本日提出いたしました案件でありますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。

 以上であります。



○議長(小俣昭男君) 本案に対する質疑は、一般質問終了後を予定しておりますので、ご了承ください。





△認定第1号から認定第10号まで上程、付託



○議長(小俣昭男君) 日程第15、認定第1号「平成20年度大月市一般会計歳入歳出決算認定の件」から日程第24、認定第10号「平成20年度大月市病院事業会計決算認定の件」までを一括議題といたします。

 石井市長から提案理由の説明を求めます。

 石井市長。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成20年度決算審査市長提案理由についてご説明をします。

 本日提案いたしました平成20年度の一般会計、特別会計並びに事業会計の各決算についてご説明申し上げます。

 まず、認定第1号「一般会計の決算」についてであります。歳入総額の141億5,077万1,000円に対し、歳出総額は137億6,471万8,000円で、歳入歳出差引額は3億8,605万3,000円であります。このうち繰越明許費で翌年度へ繰り越すべき財源である9,479万2,000円を差し引きますと、実質収支額は2億9,126万1,000円となっております。

 歳入の主なものといたしましては、市税収入が55億6,043万3,000円、地方交付税が19億9,040万9,000円、国庫支出金が14億7,848万6,000円、県支出金が5億2,296万6,000円、繰入金が6億9,794万6,000円、市債が21億2,011万3,000円であります。

 歳出の主な費目別の内訳では、総務費が20億4,453万7,000円、民生費が25億5,951万4,000円、衛生費が19億9,089万8,000円、土木費が17億6,745万2,000円、教育費が21億4,241万6,000円、公債費が20億4,188万7,000円となっております。

 平成20年度の最終予算額は、前年度を16億4,600万円余り上回り、歳出決算額は、前年度に比べ18億9,200万円余り上回りました。この主な要因は、大月駅周辺整備事業が2年目となり、用地取得費等が進んだこと、猿橋小学校屋体・プール建設事業の完成及び定額給付金の3月給付開始などであります。

 歳入におきましては、これらの財源として地方債及び国庫支出金が増額しております。

 しかし、市税は固定資産税及び法人市民税の減少により、3億2,500万円余り減少しております。

 一方、基金繰入金は、前年に比べ増加しており、平成20年度において6億8,000万円余りを繰り入れております。財源不足が解消されていない状況であります。

 また、病院事業会計を初め下水道会計、簡易水道会計、大月都留広域事務組合、水道企業団などの他会計や関係する一部事務組合への一般会計からの繰出金や補助金等は、依然高水準であり、市財政を圧迫しております。また、大月駅周辺整備事業や小中学校施設の改築や耐震補強など、今後も多額の財源を必要としております。

 事業経費のさらなる削減や効率的な執行はもちろんでありますが、市単独事業など見直しが必要であり、これらの実施により健全で安定した財政運営の実現を目指してまいりますので、議員各位及び市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 次に、認定第2号「大月短期大学特別会計の決算」についてであります。歳入総額の3億2,534万3,000円に対し、歳出総額は3億1,514万5,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに1,019万8,000円となっております。

 次に、認定第3号「国民健康保険特別会計の決算」についてであります。歳入総額の29億1,762万4,000円に対し、歳出総額は29億388万5,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに1,373万9,000円であります。

 次に、認定第4号「簡易水道特別会計の決算」についてであります。歳入総額の4億4,707万4,000円に対し、歳出総額は3億8,929万7,000円で、歳入歳出差引額は5,777万7,000円であります。このうち繰越明許費で翌年度へ繰り越すべき財源である4,421万2,000円を差し引きますと、実質収支額は1,356万5,000円となっております。

 次に、認定第5号「老人保健特別会計の決算」についてであります。歳入総額の3億3,116万4,000円に対し、歳出総額は3億3,115万2,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに1万2,000円となっております。

 次に、認定第6号「下水道特別会計の決算」についてであります。歳入総額の6億5,608万8,000円に対し、歳出総額は6億5,540万9,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに67万9,000円となっております。

 次に、認定第7号「介護保険特別会計の決算」についてであります。歳入総額の18億1,351万8,000円に対し、歳出総額は17億9,707万2,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに1,644万6,000円となっております。

 次に、認定第8号「介護サービス特別会計の決算」についてであります。歳入総額の1,385万4,000円に対し、歳出総額は1,293万4,000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに92万円となっております。

 次に、認定第9号「後期高齢者医療特別会計の決算」についてであります。歳入総額の5億209万1,000円に対し、歳出総額は4億9,820万円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともに389万1,000円となっております。

 以上、平成20年度の特別会計の決算について申し上げましたが、いずれの特別会計も、それぞれの設置目的の達成と財政健全化のため鋭意努力をしております。

 次に、認定第10号「病院事業会計の決算」についてであります。まず、収益的収支につきましては、総収益20億6,820万8,000円に対し、総費用は21億6,227万円となり、純損失が9,406万2,000円となりました。

 一方、資本的収支につきましては、収入総額1億6,066万円に対し、総支出額は2億256万5,000円になり、不足する4,190万5,000円については、過年度損益勘定内部留保資金で補てんしたところであります。この結果、翌年度への繰越欠損金は10億8,162万2,000円となりました。

 医療を取り巻く環境は、依然として厳しく、特に地方の自治体病院の常勤医師不足は顕著となっており、これに加え、医療費抑制策による診療報酬の大幅な引き下げは、病院経営を圧迫しております。

 このため、国で示したガイドラインに基づいた病院改革プランを策定するなど、鋭意病院経営の健全化に向けて取り組んでいるところであります。

 今後におきましては、地域の医療需要を充足すべく、東京女子医科大学病院との関連病院を継続、強化するとともに、他大学や関係医療機関への働きかけによる常勤医師の確保など、診療体制の整備に努めてまいります。また、より安全で快適な医療環境を確保し、市民の皆様から信頼される病院運営を目指してまいります。

 以上、平成20年度の各会計の決算についてご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審査の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(小俣昭男君) ここで、志村淳代表監査委員から意見を求めます。

          (監査委員 志村 淳君登壇)



◎監査委員(志村淳君) 監査委員の志村でございます。ただいま石井市長より平成20年度の各会計決算について説明されましたが、私より決算審査の状況等についてご報告を申し上げます。

 地方自治法及び地方公営企業法の規定により、監査委員の審査に付された平成20年度の一般会計及び特別会計歳入歳出決算、また病院事業会計決算並びに基金の運用状況について審査するため、一般会計及び特別会計並びに基金運用分については、去る8月11日から同月25日まで、事業会計分については6月1日から同月30日まで、それぞれ関係職員から説明を聴取して審査をいたしました。

 その結果、一般会計及び特別会計の決算にかかわる書類は、地方自治法等関係法令に準拠して作成されており、各計数に誤りは認められず、かつ帳簿書類も的確に処理され、正確であり、基金の運用につきましても適正なものと認められました。また、事業会計の決算にかかわる書類につきましても、地方公営企業法等に準拠して作成されており、各事業の経営成績及び財政状況を正確かつ的確に表示しているものと認められました。

 これらの決算の詳細につきましては、お手元の各決算審査意見書及び審査資料に記述いたしましたので、何とぞご高覧の上、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げ、報告とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(小俣昭男君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小俣昭男君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。





△平成20年度決算審査特別委員会の設置について



○議長(小俣昭男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、17人の委員をもって構成する平成20年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小俣昭男君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案につきましては17人の委員をもって構成する平成20年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査をすることに決しました。





△決算審査特別委員会委員の選任



○議長(小俣昭男君) ただいま設置されました平成20年度決算審査特別委員会の委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付いたしました名簿のとおり17人の諸君を指名し、選任いたします。





△散会11時06分



○議長(小俣昭男君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。



 〇本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名

1 会期の決定

1 諸般の報告

1 議案第51号から議案第61号まで

1 認定第1号から認定第10号まで

1 平成20年度決算審査特別委員会の設置