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山梨県 大月市

平成21年  3月定例会(第1回) 03月02日−議案上程・説明・付託−01号




平成21年  3月定例会(第1回) − 03月02日−議案上程・説明・付託−01号







平成21年  3月定例会(第1回)





1 平成21年3月2日(月曜日) 10時
1 大月市役所議場
1 出席議員 17名
     1番 中村 英幸        2番 卯月 政人
     3番 山田 善一        4番 佐久間史郎
     5番 小原 丈司        6番 西室  衛
     7番 小泉二三雄        8番 古見 金弥
     10番 杉本 東洋        11番 奥脇 一夫
     12番 井上 正己        13番 相馬 保政
     14番 小俣 昭男        15番 内藤 次郎
     16番 大石 源廣        17番 天野 祐治
     18番 正木 壽郎
1 欠席議員 1名
     9番 後藤 慶家
1 出席説明員
  市     長  石井由己雄     副  市  長  富田 重利
  教  育  長  小笠原康利     消  防  長  遠山 利徳
  行 政 経営課長  佐藤 佳伸     財 務 管理課長  清水 義正
  地 域 整備課長  天野 由郎     福 祉 保健課長  佐藤 勝男
  教 育 学習課長  坂本 義文     中央病院事務長  加藤 敏安
  会 計 管 理 者  天野 寛司     税 務 課 長  卯月 源治

  市 民 生活課長  古屋 元規     ま ち づ く り  石井 淑造
                     推 進 課 長

  産 業 観光課長  上野 正文     大 月 短期大学  坂本 一男
                     事 務 局 長

  消 防 署 長  内野  勝

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  加藤 光三

  書     記  野澤 美道     書記(主査)   市川 末子
 (グループマネージャー)

1 議事日程(第1号)
 平成21年3月2日(月曜日) 10時開議
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 諸般の報告
 日程第 4 報告第1号 専決処分事項について承認を求める件
 日程第 5 議案第1号 不動産購入の件
 日程第 6 議案第2号 大月市教育委員会組織条例制定の件
 日程第 7 議案第3号 大月市役所の位置を定める条例改正の件
 日程第 8 議案第4号 大月市行政組織機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件
 日程第 9 議案第5号 大月市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定の件
 日程第 10 議案第6号 大月市母子福祉資金に対する利子補給条例及び大月市寡婦福祉資金に対
             する利子補給条例廃止の件
 日程第 11 議案第7号 大月市監査委員条例中改正の件
 日程第 12 議案第8号 大月市個人情報保護条例中改正の件
 日程第 13 議案第9号 大月市国民健康保険条例中改正の件
 日程第 14 議案第10号 大月市介護保険条例中改正の件
 日程第 15 議案第11号 大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件
 日程第 16 議案第12号 大月市子育て支援手当支給条例中改正の件
 日程第 17 議案第13号 大月市立中央病院使用料等徴収条例中改正の件
 日程第 18 議案第14号 平成21年度大月市一般会計予算
 日程第 19 議案第15号 平成21年度大月市大月短期大学特別会計予算
 日程第 20 議案第16号 平成21年度大月市国民健康保険特別会計予算
 日程第 21 議案第17号 平成21年度大月市簡易水道特別会計予算
 日程第 22 議案第18号 平成21年度大月市老人保健特別会計予算
 日程第 23 議案第19号 平成21年度大月市下水道特別会計予算
 日程第 24 議案第20号 平成21年度大月市介護保険特別会計予算
 日程第 25 議案第21号 平成21年度大月市介護サービス特別会計予算
 日程第 26 議案第22号 平成21年度大月市後期高齢者医療特別会計予算
 日程第 27 議案第23号 平成21年度大月市病院事業会計予算
 日程第 28 議案第24号 平成20年度大月市一般会計補正予算(第5号)
 日程第 29 議案第25号 平成20年度大月市大月短期大学特別会計補正予算(第2号)
 日程第 30 議案第26号 平成20年度大月市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第 31 議案第27号 平成20年度大月市簡易水道特別会計補正予算(第2号)
 日程第 32 議案第28号 平成20年度大月市老人保健特別会計補正予算(第2号)
 日程第 33 議案第29号 平成20年度大月市下水道特別会計補正予算(第3号)
 日程第 34 議案第30号 平成20年度大月市介護保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第 35 議案第31号 平成20年度大月市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 日程第 36 議案第32号 平成20年度大月市病院事業会計補正予算(第1号)
 日程第 37 議案第33号 大月市議会委員会条例中改正の件







△開会10時30分



○議長(杉本東洋君) ただいまから、平成21年第1回大月市議会定例会を開会いたします。





△市長のあいさつ



○議長(杉本東洋君) 開会に当たり、石井市長から招集のあいさつがあります。

 市長。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成21年第1回大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集いただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 提出いたします案件につきましては後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げまして、招集のあいさつといたします。





△開議



○議長(杉本東洋君) これより本日の会議を開きます。





△議事日程の報告



○議長(杉本東洋君) お手元に配付いたしてあります本日の議事日程を職員に朗読させます。

          (職員朗読)



○議長(杉本東洋君) それでは、日程に従い会議を進行いたします。





△会議録署名議員の指名



○議長(杉本東洋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 1番 中村英幸君、2番 卯月政人君を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。





△会期の決定



○議長(杉本東洋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 議会運営委員長の発言を求めます。

          (議会運営委員長 井上正己君登壇)



◆議会運営委員長(井上正己君) 議会運営委員会から報告をいたします。

 去る2月23日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日3月2日から24日までの23日間とすることにいたしましたので、議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、報告とさせていただきます。

 以上。



○議長(杉本東洋君) お諮りをいたします。

 今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から3月24日までの23日間といたすことにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は23日間と決定いたしました。





△諸般の報告



○議長(杉本東洋君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

 監査委員から、平成20年度10、11、12月末現在の一般会計、特別会計及び企業会計例月出納検査結果並びに財政援助団体監査結果及び工事監査結果について、それぞれ報告がされております。つきましては、お手元に配付いたしました資料をもって報告にかえさせていただきます。

 次に、議員の派遣について報告をいたします。平成21年2月13日、アピオ都留において、都留文科大学長、今谷明氏を講師に迎え、「甲斐武田氏から学ぶ地方政治について」と題して開催されました平成20年度第2回山梨県市議会議長会議員合同研修会に13名の議員を派遣し、研修をいたしました。

 また、2月4日から6日まで議会運営委員会が大分県由布市並びに同県杵築市に行政視察研修を実施し、6名の議員を派遣して議会運営及び行政改革についての研修をいたしました。

 以上、報告といたします。





△報告第1号並びに議案第1号から議案第32号まで上程、説明



○議長(杉本東洋君) 日程第4、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」から日程第36、議案第32号「平成20年度大月市病院事業会計補正予算(第1号)」までを一括議題といたします。

 石井市長から提案理由の説明を求めます。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成21年第1回大月市議会定例会の開催に当たり、本日提出いたしました新年度予算案及び条例案件などについてご説明申し上げますとともに、第6次総合計画及びローカル・マニフェストに掲げました主要施策及び主要事業の取り組み等につきまして、私の所信の一端を述べたいと思います。

 さて、ことしもはや2カ月余りが過ぎたところでありますが、我が国の経済は100年に1度と言われる不況の中、景気低迷が続き、私ども市民生活にとりましては、依然として厳しい経済状況下にあります。このため、国においては経済対策や雇用対策を示し、活力ある社会をつくり国民生活向上のための施策を強力に推し進めているところであります。このような経済情勢の中、新年度を迎えるわけでありますが、国・地方とも非常に財政状況の逼迫している中で、少子高齢化の加速的な進展や地方分権の推進、あるいは多様化する住民ニーズ等により、各自治体はもとより私ども大月市においても、その行政運営はますます厳しくなってきております。

 私自身、市政運営を担当させていただき、1年7カ月が経過しようとしております。市政運営に取り組む基本姿勢につきましては、一貫して、公正、公平、奉仕の精神に徹し、市民に信頼される市政をつくり、大月市民が暮らしやすいまち、そして住んでみたいまちの実現に向けて、今後においても渾身の努力を傾注してまいる所存であります。

 また、市民の皆様との対話を通じて、常に市民の目線に立ってともに歩む姿勢で今後も行政運営を進めてまいります。この中で、昨年末からことし1月末までの間において、市内10地区での地区対話を開催し、今後の中央病院の運営、あり方等について、市民の皆様方のご意見をお伺いしたところであり、市民の健康を守るための中央病院の必要性や常勤医師の確保対策と情報開示、あるいは市民との信頼関係、地元医師会との医療連携、また職員の意識改革など、数多くのご意見・ご提言等をいただいたところであります。このため、私自身としましては、この病院改革を初め小中学校の適正配置、あるいは大月駅周辺整備事業など、主要施策の実施に当たっては、財政見通しに立って優先順位をつけながら、一つ一つ着実に実施してまいる所存であります。

 それでは、新年度予算編成方針及び当面する諸課題等を踏まえ、主要事業につきましてご説明を申し上げます。

 まず初めに、平成21年度予算編成方針についてであります。

 国の平成21年度予算につきましては、生活防衛のための大胆な実行予算として、景気対策、医師確保、救急医療対策、出産・子育て支援など施策にめり張りをつけ、歳出においては、全般にわたる徹底した無駄の削減を図り編成されております。これによりまして、地方への国庫補助金等はさらに整理合理化が推進されることになり、また地方交付税につきましては、交付税制度改革の中で前年度より増額がされているものの、引き続き厳しい状況が続いております。

 このような状況の中にありまして、大月市の財政状況も年々厳しさが増し、特に収入の根幹をなす市税につきましても、優良企業の固定資産税や法人市民税等の大幅な減少による影響、また地方交付税についても、市税が減収した分を含め増額が見込めず、一般財源としての収入が年々減少し、大変厳しい財政状況になっております。こうした中、限られた財源の中で予算配分の重点化、効率化を進め、事業経費のさらなる節減を図りながら、多様な行政需要に対応し、健全財政を堅持しつつ予算編成を行ったところであります。

 まず第1に、「安全で安心なまちづくり」の推進でありますが、最優先課題として取り組んでおります市立中央病院の運営についてであります。

 中央病院を取り巻く医療環境は、依然として厳しく、今年度の運営状況においては、常勤医師7名、非常勤医師60名の体制の中、常勤医師等の不足もあって入院措置がままならず、病床利用率も40%台の状況であります。この中で、一般会計からの繰入金についても、繰り出し基準分はもとより減収補てん分を繰り入れても実質的な損失を生じる見込みであり、非常に厳しい決算状況となる見込みであります。

 このような状況において、病院経営健全化のための改善策として、まず病床規模等の適正化を図ったところであり、現行の許可病床数243床に対して、入院や外来患者数の推移・見込み、常勤医師や看護師などの診療体制等、さまざまの角度から検討した結果、150床程度と設定したところであります。これにより、当分の間療養病床を休止し、病棟を4看護単位から3看護単位に変更し、合理的な病棟運営と、より手厚い看護の確保等、患者サービスの向上に努めてきたところであります。

 このような中において、市立中央病院改革プランの策定について申し上げます。昨年4月から、病院改革推進室において各種データの収集を行うとともに、先ほど申し上げましたとおり、市内10地区によります地区対話において、市民の皆様方のご意見をお伺いいたしたところであります。また、市議会からの市立中央病院のあり方に関する提言や市立中央病院運営委員会のご意見などを取り入れた中で、市立中央病院改革プランの素案を策定いたしたところであります。

 具体的な数値目標につきまして述べてみますと、平成21年度を初年度として3年後の平成23年度を目標年度としております。まず、病床数においては、現行設定しております154床といたしたところであり、内訳につきましては一般病床が110床、療養病床が40床、感染病床が4床であります。

 次に、常勤医師でありますが、目標年度の平成23年度は11名としたところであり、段階的に常勤医師の確保を図っていく計画であります。この医師確保に伴う目標年度の平成23年度で見ますと、患者数においては平均1日当たり入院が132人・外来が288人と設定いたしたところであります。これに伴い、病床利用率は85.7%、経常収支比率は100.4%、人件費比率は決算統計上の数値で申し上げますと47.6%になります。

 これらの数値を達成するための具体的な取り組みとしましては、まず常勤医師の確保であり、療養病床40床の再開、健診センターの充実、さらには病院の信頼、患者サービスの向上と職員の意識改革などを図ることであります。よって、今後においてはこの改革プランに基づき、病院当局と鋭意協議を重ね、早急に実施できるものから実行に移し、この数値目標を達成するため努力をいたしてまいります。

 次に、「常勤医師の確保と医療の充実」であります。

 診療内容等の充実、待ち時間の短縮、医療事務の迅速かつ効率化など、医療サービスの向上を図るため、院内情報システムの構築を行ったところであり、また医療機器として最新の検査機能を備えた64列のCTを導入し、疾病の早期発見等、患者サービスの充実に努めているところであります。このように医療機器等の整備充実に加え、眼科において白内障の手術再開など、東京女子医科大学病院から、各診療科において経験豊富な医師が派遣されてきております。疾病等の症状とあわせ、専門医の診療日を広報紙に掲載しておりますので、ぜひとも市民皆様方の利用を重ねてお願い申し上げる次第であります。

 しかしながら、地域医療を守るためには、常勤医師の確保は必要不可欠であります。このため、私自身、東京女子医科大学病院に出向き院長などとお会いし、当病院における深刻な診療体制の実情を訴える中、常勤医師の派遣を再三にわたり要請してきたところであります。このような中で、院長等の努力により、昨年末までにおいて内科と外科の医師3名の常勤医が東京女子医科大学より派遣され、これにより常勤の医師は7名となったところであります。

 今後においても、あらゆる機会を通じて情報の共有を図るとともに、直接お会いする中で、まずは内科及び整形外科の常勤医師を派遣していただき、常勤医師の確保に向けて強力にお願いをしてまいります。大変厳しい病院経営でありますが、市民の健康増進と福祉向上のため、病院再生に向けて渾身の努力を傾注してまいる所存であります。ぜひとも、当病院の置かれました医療環境をご賢察いただき、議員各位を初め市民の皆さんの深いご理解と絶大なるご支援を重ねてお願い申し上げる次第であります。

 次に、「教育環境の整備充実」についてであります。

 まず、小・中学校の適正配置の推進でありますが、急激な少子化により小・中学校の小規模化が顕著となり、適正かつ健全な教育環境を維持することは非常に困難な状況となっております。このため、小学校5校、中学校2校とする適正配置実施計画に基づき、昨年4月に浅利小学校と畑倉小学校の2校が大月東小学校と、七保中学校が猿橋中学校と適正配置されたところであり、児童・生徒においては統合によるギャップを感じることなく、「新しい友達もでき本当に統合してよかった」との感想をいただき、安堵しているところであります。

 また、本年4月に向けて瀬戸小学校と上和田小学校の2校が七保小学校と適正配置されますが、現在、保護者及び地域の代表者と最終的な協議を行っており、スムーズに適正配置されるよう対応しているところであります。

 なお、適正配置の実施計画につきましては、現在、適正配置に対する国の支援動向を注視するとともに、通学バスシステムの再構築など幾つかの課題解決に向けて、庁内の関係課やバス事業者と鋭意協議を重ねているところであります。

 また、学校施設の耐震化については、現在、鳥沢小学校と七保小学校の体育館について、耐震に係る調査委託料を計上し、整備しようといたしているところであります。国の整備方針としては、平成27年度がリミットということでありますので、平成22年度以降27年度までの間に適正配置を実施すべく財政計画との整合を図り、整備計画等についてその方向性を出すことにしております。

 次に、「大月短大附属高等学校の教育環境の整備について」であります。

 少子化の進行は、行政のあらゆる分野に影響を及ぼしております。特に本市では小中学校の小規模化が進み、教育環境や学校経営の面でその改善が急務となっていることから、平成17年より小中学校の適正規模化に向けて鋭意努力を行っているところであります。

 一方、大月短大附属高等学校の教育環境等に係る基本問題につきましては、平成17年度の市長諮問会議において「当面存続が望ましい」との答申を受け、以後、学校の活性化などに努めてまいりましたが、著しい少子化の中にあって学校環境の改善は極めて難しい状況にあると思われます。

 このほど、本市教育委員会が考察を行ってまいりました附属高校に係る基本問題について集約され、教育委員会の意見として私のところに寄せられました。それによりますと、少子化の中における生徒数の減少、教育力確保のための教職員の確保、校舎等学校施設の老朽化対応と耐震改修、大月短期大学の教育環境認証評価制度にかかわる影響など、解決しなければならない多くの課題が指摘されております。これら課題解決のためには膨大な財政負担を伴うものであり、今後ますます少子化が進行する中で、附属高校の存続が極めて厳しい状況に置かれていると申し上げなければなりません。

 山梨県教育委員会においては、県立高校の再編統合を含めた新整備計画が策定され、本市を含む県東部地域の県立高校につきましても再編が検討されているように聞いております。こうしたことから、附属高校の基本問題につきまして、これ以上の先送りはできない状況であり、早急にその対応を図らなければならないと考えます。このため、新年度には早々に基本問題審議会を立ち上げまして、広く市民のご意見をお伺いする機会を設けるなど議論を尽くす中で、とるべき道を決することができますよう努力してまいりたいと思います。

 次に、第2として、「躍動する元気なまちづくり」の推進について申し上げます。

 まず、基盤整備のうち、大月駅周辺整備事業についてであります。現在までの取り組み状況等用地の交渉につきましては、地権者を初めとする関係者のご理解とご協力により、大方の同意をいただき、建物移転等順調に進んでいるところであります。既に南口駅前では、新しい建物の建築が始まるなど生活再建の様子が見られる状況にありますが、当面は南口の整備に全力で当たりたいと考えております。

 また、今後整備する予定の橋上駅舎・南北自由通路・北口広場等につきましては、事業費の十分なる精査を行うとともに、中期の財政見通しのもと、事業期間の延長や見直し等を含め、早期に方針を決定してまいりたいと考えております。

 次に、「大月バイパスの建設促進について」であります。

 大月バイパス建設事業につきましては、第1工区の全線が通行可能となる中で、現在、第2工区の早期着工に向けて事業推進を図っているところであります。国土交通省におきましては、昨年の10月に地権者の皆様を対象に開催しました事業説明会以後、本格的な用地交渉に入っております。これまで、地権者のほぼ全員の1回目の用地交渉を終了し、現在は用地取得に向けた個別協議、さらには地元からの要望に対する条件整備等の調整が図られているところであります。今後におきましても、地権者を初め関係者の皆様方には、ご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、市といたしましても国土交通省との連携により、大月バイパス全線の早期開通を目指してまいる所存であります。

 次に、「産業の振興について」でありますが、まず「観光の振興について」であります。本市にはJRの駅が6駅あり、他地域にはない特徴を最大限生かし、首都圏などからの観光客を大月市に誘客するため一駅逸品特産品運動の推進を図ったところであります。

 このために、一駅逸品特産品については食品類、史跡・名所等、農林水産物、工芸品、特殊技能者等ごとに選定を行い、92品目を認定いたし、認定証の交付や観光パンフレットを作成いたしたところであります。これらをもとに、市・観光協会等のホームページなどに掲載し、さまざまな媒体の活用や観光客等リピーターの増加を図り、地域間競争を行う中で特産品の販路拡大に努めてまいる所存であります。

 このうち、県の天然記念物として指定されております笹子峠に立つ「矢立のスギ」でありますが、これを題材として、昨年の5月、杉良太郎さんが「矢立の杉」を発表され、「笹子町黒野田」と「矢立のスギ」の名前が広く全国に知れ渡ったところであります。

 なお、市制施行55周年に合わせ、記念事業として、大月市観光協会が主催して、来る4月19日、「矢立の杉杯」カラオケ大会と「杉良太郎ショー」を開催することになっております。これにより、「矢立のスギ」が長く親しまれることや全国各地で広く歌っていただき、大月市の観光振興と市勢の活性化に寄与できればと思っております。

 なお、現在、大月市商工会青年部の皆様方においては、市内の飲食店と連携しながら、大月の名物として「おつけだんご」の普及に鋭意取り組んでおり、市といたしましても積極的に支援してまいりたいと考えております。

 また、産業と観光の振興は表裏一体のものでありまして、地域農業者との体験型農業を実践しているNPO法人・エコの里や隣接しているウエルネスパーク、あるいは「名勝猿橋」や「秀麗富嶽十二景」などを新たな観光ルートとして結び、誘客を図るとともに、一駅逸品特産品の販路拡大にもつなげ、市の活性化に結びつけてまいりたいと考えております。さらには、田舎暮らしを希望している都会の方々との交流拡大や定住促進により人口減少を食い止めることや移住者との新たな交流による地域の活性化など、さまざまな効果を期待し、市内にある空き家の有効活用を図るため、空き家バンク事業に鋭意取り組んでいるところでもあり、現在5名が登録されており、農地などの地域資源の活用を絡めて、市勢の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 また、企業誘致につきましても、雇用機会の創出により、流出人口の歯止めと流入人口の増加を図るために、県の産業立地室との連携強化を図りながら、遊休化した工場用地などを有効活用し、これに適した企業の誘致を地道に辛抱強く進めていく考えであります。その他、上・下水道整備などの市民福祉向上を図るための施策、また消防やごみ・し尿処理等の広域行政の推進についても、積極的に進めてまいる所存であります。

 次に、「市制施行55周年を記念してのソフト事業について」申し上げます。

 まず、記念事業の皮切りとしましては、去る1月24日、NHKラジオ寄席「真打ち競演」が開催され、多くの市民の皆さんも楽しいひとときを過ごされたことと存じます。

 次に、実施予定の事業について開催順に申し上げますと、「矢立の杉杯」カラオケ大会の開催を初め、大月出身の「三遊亭小遊三・林家正雀」両師匠による「落語競演」の開催、また(仮称)「郡内領主小山田氏と岩殿山展」の開催、また、NHK「のど自慢」の開催による全国放映などが予定されており、市民皆様方のお申し込み・ご来場をお願い申し上げる次第であります。

 これら各種新規事業を初め、毎年恒例となっております「岩殿山かがり火祭り」や各種の文化祭展・スポーツ大会等を実施する中で、この景気低迷の世を打ち破り、市制55周年を契機に元気な大月市を取り戻してまいりたいと考えております。

 次に、「信頼される行政」の推進であります。

 市民の奉仕者として、私を先頭に職員の意識改革と個々の能力を最大限に発揮できる庁内体制を確立してまいる所存であります。このため、平成18年度から実施しました16課3室による大課制を検証する中で、市民に対して利便性、効率性があり、職員間において意思伝達や命令系統が整い、調整機能を持った組織である部長制に移行するとともに、市民にわかりやすい名称にすることを主眼に置き見直しを図ったところであります。

 これにより、私自身としては、市民の声を反映するとともに職員の意見も聴取する中で、主要施策の推進と事務事業の実効性を高め、職員数の減少に対応した行政組織を目指すこととし、市長部局として4部12課2室といたしたところであります。このため、来る4月1日からの実施に向け、適材適所による職員配置を実施する中で、市民サービスの向上に努めてまいる所存でありますので、市民各位のご理解・ご協力をお願い申し上げる次第であります。

 また、この機構改革に合わせ、県の施設であります旧北都留合同庁舎を利活用することにつきまして、大月市としましては消防庁舎の老朽化等を考慮し、消防・救急・災害時等の防災拠点として、立地条件や耐震化された構造面から見ても、旧合同庁舎は有意義な施設であると考え、消防庁舎として利用するために諸準備を進めているところであります。また、この建物の総面積は約3,000平方メートルと広い面積でありますので、消防本部だけでなく、市役所庁舎が狭隘であり、また御太刀分室の老朽化等を考慮し、災害時に対応できる部署として、このたびの組織機構の見直しに合わせ、産業建設部の3課を配置することといたし、4月1日からスムーズに移行できるよう準備をいたしているところであります。

 なお、御太刀分室及び消防庁舎の敷地につきましては、今後の跡地利用について有効活用を図るために検討いたしているところであります。

 次に、「人件費の削減について」申し上げます。

 先ほど基本姿勢について述べましたとおり、一貫して、公正・公平なガラス張りの市政を推進するとともに、財政状況の非常に厳しい中、行財政改革を率先して実施することといたしたところであります。

 まず、現下の経済情勢にかんがみ、平成21年度当初予算案において、使用料等について市民の皆様方にも受益者として応分の負担をしていただかなければなりません。

 また、市立中央病院の運営も非常に厳しい状況でありますが、市民の健康を守るためには、市内に唯一の公立病院は必要不可欠であり、病院を維持、運営していくためには、一般会計からの支援も必要であります。さらには、市民生活、福祉、教育施策においても、経費の削減等により市民の皆様方にも痛みを分け合っていただかなければなりません。このような状況の中で、私自身を初め三役や一般職員についても給与等を一部削減することとし、今定例会に条例案を追加提案することといたしました。

 削減案でありますが、市長を初め副市長・教育長の三役につきましては、給料の20%を減額することとし、また一般職につきましては、給料の2%を減額することとしております。さらに、管理職員においては、管理職手当の20%削減を昨年より引き続き実施するなど、これら合わせて総額4,700万円余りの人件費の削減を見込んでおり、福祉、医療及び教育などの事業を推進するための一部に充当してまいりたいと考えております。

 このような厳しい時代であっても、私を初め全職員は英知を結集し、今後も引き続き大月市集中改革プランに基づき、スリムで効率的な行政運営を推進するとともに、市民と協働によるまちづくりを目指して、市民に信頼される市政の実現に努めてまいる所存であります。

 次に、みずからの改革として実施するものとしましては、まず市長交際費であります。今年度は100万円でありますが、来年度は前年対比・30%削減の70万円を予算計上したところであり、使途については、市民に対しまして情報公開に付しているところであります。

 次に、「市民との協働のまちづくり」を推進するための市政協力委員長会議の開催であります。

 来年度につきましても、今年度と同様に小学校の適正配置計画に沿った5地区での開催とし、4月中の5日間を予定しており、その際に市政協力委員長との直接対話を行いたいと考えております。

 また、来年度におきましても、市内10地区を単位とした地区対話などを開催し、市政に関するテーマを定めるなどして、市民の皆様方のご意見も拝聴する中で、情報の共有を図るとともに、市政運営に反映いたしてまいりたいと思っております。

 以上、主要事業及び課題等につきまして、私の所信の一端を述べましたが、議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げる次第であります。

 それでは、本日提出いたしました案件につきましてご説明申し上げます。今議会に提出いたします案件は、報告が1件、条例案件が12件、予算案件が19件、不動産購入案件が1件の計33件であります。

 まず初めに、報告についてであります。これは、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分いたしました補正予算1件につきまして、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。

 これは、専決第1号「一般会計補正予算」(第4号)でありますが、国の第2次補正予算に係る経済対策としての定額給付金給付事業と子育て応援特別手当交付事業及び旧北都留合同庁舎の土地及び建物を購入し、消防庁舎等整備するための経費を計上したものであります。これを賄うために、国庫支出金としての事務費補助金及び消防庁舎建設基金からの繰入金を充当いたし、去る2月10日に専決処分としたところであります。

 次に、議案第1号「不動産購入の件」であります。これは、専決処分いたしました補正予算に基づき、去る2月16日、山梨県と仮契約の締結を行ったところであり、1億3,600万円余りで旧北都留合同庁舎の土地・建物を購入するものであります。

 次に、議案第2号「大月市教育委員会組織条例制定の件」であります。これは、法律で定められている教育委員の定数5人を1人増員し、6人として、そのうち保護者である者を含むこととするものであります。

 以上、3件につきましては、事務手続を行うなど諸般の都合上、議会開会日である本日、承認、議決をいただきたくお願いを申し上げる次第であります。

 次に、議案第3号「大月市役所の位置を定める条例改正の件」であります。これは、先ほどの議案第1号に関連して、花咲庁舎の位置などを定めるものであります。

 次に、議案第4号「大月市行政組織機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」であります。これは、大月市行政組織機構改革に伴い、条例で規定する所管課等を改めるものであります。

 次に、議案第5号「大月市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定の件」であります。これは、平成21年4月から施行される介護従事者の処遇改善を図る介護報酬改定に伴う介護保険料抑制のための国からの交付金の受け入れに必要な基金を創設するため、基金条例を制定するものであります。

 次に、議案第6号「大月市母子福祉資金に対する利子補給条例及び大月市寡婦福祉資金に対する利子補給条例廃止の件」であります。これは、母子及び寡婦を規定する法律の一本化及び利子補給制度の定着による要綱での取り扱いへの変更に伴い、本条例を廃止するものであります。

 次に、議案第7号「大月市監査委員条例中改正の件」であります。これは、法律の規定に基づき監査委員の審査に付された市の決算に関し、意見をつけて市長に回付する期間を60日に改め、財政健全化法の施行に伴い、決算と同様の手続を本条例に盛り込むものであります。

 次に、議案第8号「大月市個人情報保護条例中改正の件」であります。これは、統計法の全部改定に伴い、条文で規定する法律の施行年及び番号を改めるものであります。

 次に、議案第9号「大月市国民健康保険条例中改正の件」であります。これは、国民健康保険運営協議会の委員に関し、被用者保険等保険者(退職者保険加入者)の減少により被用者保険等保険者を代表する委員の定数2人を1人に減少させるものであります。

 次に、議案第10号「大月市介護保険条例中改正の件」であります。これは、平成21年度の介護報酬改定に伴い介護保険料の額を定め、附則において激変緩和措置を講じ、保険料納付者の負担の軽減を図るものであります。

 次に、議案第11号「大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件」であります。これは、児童福祉法の一部を改正する法律の施行に伴い、条文で規定する法律の条項を改めるものであります。

 次に、議案第12号「大月市子育て支援手当支給条例中改正の件」であります。これは、子育て支援策を見直す中で、支援手当の支給額を出生時50万円、小学校入学時30万円、中学校入学時20万円を、それぞれ10万円に減額するもので、1年間の市民へ周知する期間を置いて平成22年度より実施するものであります。

 次に、議案第13号「大月市立中央病院使用料等徴収条例中改正の件」であります。これは、介護病棟閉鎖に伴い、介護サービスを廃止したことによる文言の整理及び本則、別表で定める厚生労働省告示の年並びに番号を改めるものであります。

 条例関係の主なるものにつきましてご説明申し上げましたが、他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記しておりますので、ご了承をお願いいたします。

 続きまして、予算関係の案件について申し上げます。

 まず、議案第14号「大月市一般会計予算」であります。平成21年度の一般会計予算総額は117億400万円で、前年度予算と比較しますと6.1%、7億6,400万円の減額となっております。

 歳入の内訳でありますが、市税・地方交付税などの一般財源が総額84億6,000万円、国県支出金・市債等の特定財源は32億4,300万円となっております。市税につきましては、国定資産税において評価替えと東京電力葛野川発電所の償却資産により2億1,300万円減額となっており、その他、景気の悪化などにより法人市民税なども減少し、市税全体では前年より2億6,600万円減少し、51億4,700万円余りの計上となっております。地方交付税につきましては、国の総枠の拡大、税収の減少などにより2億300万円増額し、20億2,000万円を計上いたしました。

 また、国庫支出金や地方債は、大月駅周辺整備事業の事業費の大幅減に伴い、総額では減額となっておりますが、地方債の内訳といたしまして、定年退職者の増加に伴い退職手当債を新規に2億3,000万円計上しております。これらの歳入によりまして、財政調整基金や公共施設整備基金及び消防庁舎建設基金などからの繰入金は総額6億5,000万円となり、前年より2億2,000万円の減額となったところであります。

 次に、歳出予算の主な内容につきましては、第6次総合計画の施策体系に基づいて、主要な事業をご説明申し上げます。この計画は、基本目標と、それを達成するための個別目標から構成され、目指すべきまちづくりの実現に向け、施策・事業を進めることとしております。

 まず、「信頼と協働でささえあうまち」について申し上げます。

 信頼と協働は、これからのまちづくりの基本理念であり、市民の皆様と行政が信頼関係の中で、積極的にまちづくりに参画することが重要かつ必要なことだと考えております。このため、この基本目標に沿って広聴活動事業、広報おおつきの発行、出張所運営事業、市民参画推進事業などに2,400万円余りを計上いたしております。

 次に、「大月の良さを生かすまち」では、自然豊かな環境の保全や計画的な土地利用を推進するための地籍調査事業、下水道整備事業、大月バイパス建設促進事業、ごみ減量化・リサイクルなどの推進による循環型社会の推進事業、また各地域に残る古くからの伝統・文化の継承や歴史的な景観、観光資源の整備など、大月の良さを生かし、活力のあるまちづくりを進めてまいります。このため、公共・流域下水道の整備及び運営管理事業に2億2,000万円余り、里山エリア再生事業として1,300万円余り、大月駅周辺整備事業には2億2,000万円を計上しております。また、国の補正予算に伴うふるさと雇用再生特別交付金事業といたしまして、農産物販路開発推進事業に2,700万円を計上いたしました。

 次に、「豊かさを実感できるまち」では、この目標の達成のために、市民スポーツ・レクリエーション活動推進事業、大月市駅伝競走大会経費、学校施設開放事業に1,200万円余りを、総合グラウンド、勤労青年センター・体育センター、総合体育館などの施設運営経費に2,800万円余りを、さらに文化芸術活動などの推進経費として960万円余りを計上しました。この経費の中には、市制55周年記念事業としてのNHK「のど自慢」や大月市出身落語家による「落語競演」などの開催経費を含んでおります。

 また、中央公民館(市民会館)の運営経費といたしまして5,800万円、図書館運営経費に4,500万円を計上いたしました。

 産業活動と地域経済の活性化、雇用機会の充実を図るため、緊急雇用の創出として公共施設等環境整備事業及び小学校英語教育推進事業といたしまして1,160万円を、また厳しい経済情勢を乗り越えるため、起業家への支援といたしまして中小企業者資金融資促進事業に1,160万円余りを計上いたしました。このほか、企業誘致や一駅逸品特産品事業などを引き続き推進してまいります。

 農林業施策におきましては、中山間の農業生産基盤と生活環境基盤の整備をするため、中山間地域総合整備事業、中山間地域交付金事業に約3,500万円を、有害鳥獣対策といたしまして260万円余りを計上いたしました。また、28路線あります林道の維持管理・改良事業及び広域林道富士東部線の整備を継続して実施するために1,700万円余りを計上しております。

 次に、「安心・安全を実感できるまち」では、高齢者や障害者、児童に対する支援と一人ひとりに応じた福祉・保険・介護・医療サービスを提供し、だれもが安心、安全に暮らすまちづくりを進めてまいります。

 まず、子育て支援計画の推進のため、放課後児童健全育成事業といたしまして3,300万円を計上いたしました。この中には、七保小・瀬戸小・上和田小の統合に伴い、七保地区に新たに学童保育クラブを新設する経費を含んでおります。

 また、家庭児童相談、母子自立支援、児童館運営など大月市の子育て支援の拠点となる子ども家庭総合支援センター運営事業費として1,200万円余り、県の乳幼児医療費助成制度の助成対象を拡大し、ゼロ歳児から小学校6年生までの医療費の全額助成を行う子育て支援医療費助成事業に7,400万円余りを計上いたしました。

 また、高齢者及び障害者の社会参加や健康・生きがいづくりを目的に、路線バスを利用しての外出負担の軽減を図るために、シルバーお出かけパス、障害者お出かけパスの交付経費4,005万円余りを計上するとともに、高齢者スポーツ大会など、生きがい対策事業に1,000万円余りを計上しております。

 「社会保障のしっかりしたまち」といたしまして、国民健康保険特別会計への繰出金は1億5,500万円余り、老人保健特別会計への繰出金50万円余り、介護保険特別会計への繰出金は2億9,900万円余り、介護サービス特別会計への繰出金は680万円余り、さらに後期高齢者医療特別会計へ3億4,500万円余りを繰り出すこととしております。

 「健やかに暮らせるまち」といたしまして、市民の健康の保持・増進を図るため、住民健診・健康教育・予防接種事業などに1億500万円余りを計上いたしました。この中には、こうのとり支援事業といたしまして不妊治療費の助成や、国の指針に伴います妊婦の無料健診が5回から14回にふえた経費、新しい副作用の少ないワクチン開発に伴い再開される日本脳炎の予防接種経費等を含んでおります。

 「災害に強いまちをつくる」ために、災害時等の拠点となる庁舎の整備といたしまして、消防本部と産業建設部門が移転し、花咲庁舎として新たにスタートするため、旧山梨県北都留合同庁舎の改修等整備費に1億1,400万円余りを計上いたしました。

 また、県が事業主体として行います急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金を2,200万円計上いたしました。さらに、老朽化いたしました高規格救急自動車の入れ替え事業費としまして3,100万円余りを計上いたしました。

 次に、「住みやすく人が住み着くまち」では、道路や上下水道などの都市基盤が整っていることや、福祉政策が充実しているだけでなく、買い物や職場への利便性、保育園・幼稚園や学校などの子育て・教育環境、さらに地域コミュニケーションが図られ整備されていることが重要であると考えます。このため、教育施設の整備につきましては、鳥沢小学校体育館改築事業に2億9,800万円を、七保小・瀬戸小・上和田小の統合に伴いまして、旧七保中学校のプール改修費に1,000万円を計上しております。また、児童生徒の登下校時の安全対策としてのバス運行事業に7,100万円余りを、さらに公立保育所及び私立保育園の運営費といたしまして2億7,600万円余りを計上いたしております。

 次に、「信頼される行政経営を行う」では、市民が知りたい情報の公開、透明性の高い市政運営、市民の意見等を聞く機会や各出張所窓口の充実を図るために880万円余りを計上いたしました。

 次に、「堅実な行政経営を行う」では、本格的な地方分権に伴い、自立性・独自性の高い行財政運営、大月市自立計画に基づく行政の効率化、職員意識の改革、市民協働の行政経営を目指すため、常に検証や改善に努めることとしております。また、受益と負担の原則に基づく適正なサービスの提供を目指し、地方自治の根幹となる税の徴収につきましては、収納率向上対策事業といたしまして630万円余りを計上しております。

 次に、「無駄のない行政経営を行う」では、限られた財源の中で質の高い行政サービスを提供し、適正な財政運営に努めるとともに、人口の減少によって過剰となったサービスの見直し、公共施設の適正管理と適正配置について検討し、財源の有効活用を図ります。広域的な事業経費といたしまして、山梨県東部広域連合負担金に2,800万円余り、東部地域広域水道企業団出資金及び運営経費として4億8,700万円余り、大月都留広域事務組合運営経費負担金として7億1,100万円余りなどを計上いたしたところであります。

 以上、主なるものをご説明いたしましたが、ご承知のとおり大月市の財政は非常に厳しい状況であり、前年度より減額されたとはいえ、基金からの繰入金で補てんしての予算編成となっております。今回の予算編成に際しましては、受益者負担等の見直しを検討した中で、附属高校の授業料や学童クラブ利用料などの見直しを行いました。来年度以降も引き続き見直しを行い、受益者負担の公平性などの確保に努めてまいります。また、歳出においても各事業の見直しを引き続き行うとともに、行政運営の効率化と財政の健全運営を図ってまいります。どうかご理解とご協力を賜りますようお願いをいたします。

 続きまして、議案第15号「大月市大月短期大学特別会計予算」であります。施設の維持管理経費を含めた短大運営経費といたしまして、3億2,300万円余りを計上しております。

 次に、議案第16号「大月市国民健康保険特別会計予算」であります。保険給付費を初め介護保険給付金、後期高齢者支援金のほか、被保険者の健康保持増進を図る保険活動強化費と一般運営経費など、30億8,100万円余りを計上しております。

 次に、議案第17号「大月市簡易水道特別会計予算」であります。安全で安定した水道水の供給を目指し、市営8簡易水道の管理運営及び各地区の小規模水道の滅菌管理、さらに新たに着手する初狩西部簡易水道施設整備事業の調査費など、合わせて1億5,000万円余りを計上しております。

 次に、議案第18号「大月市老人保健特別会計予算」でありますが、老人保健につきましては、ご承知のとおり平成20年度から後期高齢者医療特別会計に移行されております。したがいまして、今回老人保健特別会計に計上いたしましたのは、平成20年3月までの診療分に対する医療給付費などの請求分として270万円余りを計上しております。

 次に、議案第19号「大月市下水道特別会計予算」であります。公共下水道の維持管理及び運営経費、また公共下水道施設整備事業及び特定環境保全公共下水道事業費のほか、流域下水道施設整備費及び維持管理経費など、合わせて6億8,000万円余りを計上しております。

 次に、議案第20号「大月市介護保険特別会計予算」であります。居宅や施設に係る介護サービスの保険給付費、介護予防のための地域支援事業費、その他運営経費など、合わせて18億7,800万円余りを計上しております。

 次に、議案第21号「大月市介護サービス特別会計予算」であります。要介護者に対し適切なケアプランを作成するなど、介護予防支援事業を推進するため1,350万円余りを計上しております。

 続きまして、議案第22号「大月市後期高齢者医療特別会計予算」であります。運営主体である県内すべての市町村が加入する山梨県後期高齢者医療広域連合に対する納付金や運営経費など、5億3,500万円余りを計上いたしました。

 以上、8つの特別会計の歳入につきましては、それぞれの事業に係る収入及び国・県支出金、地方債、一般会計からの繰入金などで賄うこととしております。

 次に、議案第23号「大月市病院事業会計予算」でありますが、事業収益に、医業収益及び医業外収益など合わせて21億9,000万円余りを、事業費用に、僻地巡回診療を含む医業費用及び長期債の支払利息などの医業外費用を合わせ22億9,000万円余りを計上しております。資本的支出につきましては、医療機器の購入費や西棟エレベーターのリニューアル経費、企業債の償還金などを合わせて1億6,300万円余りを計上し、これを賄う財源といたしましては、一般会計からの補助金6,400万円余りと企業債5,000万円を充て、なお不足する額4,900万円余りは、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることとしております。

 以上、平成21年度各会計別予算案の説明をさせていただきました。

 続きまして、平成20年度補正予算案についてご説明申し上げます。

 まず、議案第24号「大月市一般会計補正予算(第5号)」であります。今回の補正予算につきましては、主に事業費の確定などに伴う国・県支出金や地方債等の更正と、年度末までの所要額の見通しに立った執行経費等の調整、また国の第2次補正予算に伴う地域活性化・生活対策臨時交付金関係事業費や定額給付金などを計上し、予算編成を行ったところであります。

 主な内容について申し上げます。まず、歳出の増額補正でありますが、人件費のうち早期勧奨退職者の退職手当に2億4,500万円を、路線バス運行に係る赤字補てん補助金として3,850万円、病院事業会計への補助金につきましては、既定ルール分繰り出しの減額と赤字経営補てんとの差し引きで2億7,600万円を追加計上いたしました。

 また、国の補正予算に伴いまして、定額給付金4億5,800万円、子育て応援特別手当金1,100万円、国庫補助市道富浜中学校線改良事業に2,000万円を、地域活性化・生活対策臨時交付金関係費といたしまして、緊急対策生活関連道路整備事業などに1億600万円を計上いたしました。

 減額補正につきましては、大月都留広域事務組合負担金が3,600万円余り、東部地域広域水道企業団出資金が2,800万円、大月駅周辺整備事業で3億8,900万円余りの減額となっております。

 これに対する歳入でありますが、増額補正につきましては市税が個人市民税や固定資産税などで9,000万円余り、総務費国庫補助金で定額給付金及び地域活性化・生活対策臨時交付金で5億3,800万円、市債のうち退職手当債に2億3,400万円、財政調整基金繰入金で7,800万円余りなどとなっております。

 一方、減額補正でありますが、民生費国庫負担金3,500万円余り、土木費国庫補助金2,900万円余り、大月駅周辺整備事業債や臨時地方道整備事業債などの土木債で3億7,400万円余り、猿橋小学校屋体・プール建設事業債などの教育債で3,100万円余り、さらに大月駅や猿橋小事業費の減額に伴い、公共施設整備基金からの繰入金が7,000万円などの減額となっております。

 これらによりまして、今回の補正予算額は3億8,900万円余りの増額となり、補正後の総額は132億3,600万円余りとなっております。

 次に、議案第25号「大月市大月短期大学特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、授業料収入の増、一般会計繰入金の減による財源更正や教員及び事務局職員の人件費及び運営経費の精査などにより、540万円余りを減額補正しております。

 次に、議案第26号「大月市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」であります。この会計では、保険給付費など年度末までの執行額を見込み、1,400万円余りを減額補正しております。

 次に、議案第27号「大月市簡易水道特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、維持管理費や施設整備費を減額し、全体で640万円余りの減額補正となっております。

 次に、議案第28号「大月市老人保健特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、平成20年3月までの診療に係る老人医療給付費の年度末までの見込みといたしまして、5,500万円余りを減額補正しております。

 次に、議案第29号「大月市下水道特別会計補正予算(第3号)」であります。この会計では、下水道建設費や維持管理費などの減額に伴い、950万円余りを減額補正しております。

 次に、議案第30号「大月市介護保険特別会計補正予算(第3号)」であります。この会計では、国の補正予算に伴う介護従事者処遇改善臨時特例交付金1,450万円余りを追加計上し、基金を設置することとしておりますが、全体では居宅や施設の介護サービス給付費など、年度末までの執行額を見込み4,400万円余りの減額補正となっております。

 次に、議案第31号「大月市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」であります。この会計では、広域連合納付金などにより7,000万円余りの減額補正を行ったものであります。

 次に、議案第32号「大月市病院事業会計補正予算(第1号)」であります。まず、収益的収入につきましては、入院・外来収益の今年度実績を勘案し、医業収益、医業外収益などで3億3,200万円余りを減額補正し、支出につきましては給与費、経費など、合わせて1億8,800万円余りを減額補正しております。資本的収入支出につきましては、企業債償還金増額により、それぞれ4万2,000円、8万4,000円の増額補正をしております。

 以上で平成20年度補正予算案の説明を終わります。

 以上が本日提出いたしました案件でありますが、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。以上であります。



○議長(杉本東洋君) ただいま議題となっております案件のうち、議案第3号「大月市役所の位置を定める条例改正の件」から議案第13号「大月市立中央病院使用料等徴収条例中改正の件」までに対します質疑等は、一般質問終了後を予定しておりますので、ご了承ください。





△議案第14号から議案第32号まで質疑、付託



○議長(杉本東洋君) 次に、ただいま議題となっております案件のうち、議案第14号「平成21年度大月市一般会計予算」から議案第32号「平成20年度大月市病院事業会計補正予算(第1号)」までについて、これより質疑に入ります。

 ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております案件のうち、議案第24号「平成20年度大月市一般会計補正予算(第5号)」から議案第32号「平成20年度大月市病院事業会計補正予算(第1号)」までにつきましては、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託したいと思います。





△平成21年度予算審査特別委員会の設置について



○議長(杉本東洋君) 次に、ただいま議題となっております案件のうち、議案第14号「平成21年度大月市一般会計予算」から議案第23号「平成21年度大月市病院事業会計予算」までにつきましては、18人の委員をもって構成する平成21年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま議題となっております案件のうち、議案第14号から議案第23号までにつきましては、18人の委員をもって構成する平成21年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。





△予算審査特別委員会委員の選任



○議長(杉本東洋君) ただいま設置されました平成21年度予算審査特別委員会の委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付してあります平成21年度予算審査特別委員会委員名簿のとおり18人の諸君を指名し、選任いたします。

 ただいま設置されました平成21年度予算審査特別委員会の正副委員長の互選などを行うため、ここで暫時休憩をいたします。

   休憩  11時56分



   再開  12時07分



○議長(杉本東洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 平成21年度予算審査特別委員会の正副委員長を事務局より発表させます。

         (議会事務局グループマネージャー 野澤美道君登壇)



◎議会事務局グループマネージャー(野澤美道君) 平成21年度予算審査特別委員会の正副委員長を発表いたします。

 委員長は、小俣昭男委員であります。副委員長は、小原丈司委員であります。

 以上です。





△報告第1号並びに議案第1号及び議案第2号の質疑、討論、表決



○議長(杉本東洋君) 次に、ただいま議題となっております案件のうち、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」並びに議案第1号「不動産購入の件」及び議案第2号「大月市教育委員会組織条例制定の件」につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、報告第1号並びに議案第1号及び議案第2号につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 討論はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」並びに議案第1号「不動産購入の件」及び議案第2号「大月市教育委員会組織条例制定の件」を一括採決いたします。

 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」並びに議案第1号「不動産購入の件」及び議案第2号「大月市教育委員会組織条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。





△議案第33号の上程、説明、質疑、討論、表決



○議長(杉本東洋君) 日程第37、議案第33号「大月市議会委員会条例中改正の件」を議題といたします。

 本案は、会議規則第14条第2項の規定により議会運営委員会からの提出であります。

 よって、提出者であります議会運営委員長、井上正己君から提案理由の説明を求めます。

          (議会運営委員長 井上正己君登壇)



◆議会運営委員長(井上正己君) 「大月市議会委員会条例中改正の件」について、提案理由の説明を申し上げます。

 この議案につきましては、会議規則第14条第2項により議会運営委員会から提出するものであります。内容につきましては、平成21年4月実施の機構改革に伴い、各常任委員会における所管課等の構成の見直しを図ったものであります。

 以上、まことに簡単ではありますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(杉本東洋君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 討論はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) 討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第33号「大月市議会委員会条例中改正の件」を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第33号「大月市議会委員会条例中改正の件」は、原案のとおり可決されました。



△散会12時12分



○議長(杉本東洋君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。



 〇本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名

1 会期の決定

1 諸般の報告

1 報告第1号

1 議案第1号から議案第33号まで

1 平成21年度予算審査特別委員会の設置