議事ロックス -地方議会議事録検索-


山梨県 大月市

平成20年 12月定例会(第6回) 12月04日−議案上程・説明−01号




平成20年 12月定例会(第6回) − 12月04日−議案上程・説明−01号







平成20年 12月定例会(第6回)





1 平成20年12月4日(木曜日) 10時
1 大月市役所議場
1 出席議員 18名
     1番 中村 英幸        2番 卯月 政人
     3番 山田 善一        4番 佐久間史郎
     5番 小原 丈司        6番 西室  衛
     7番 小泉二三雄        8番 古見 金弥
     9番 後藤 慶家        10番 杉本 東洋
     11番 奥脇 一夫        12番 井上 正己
     13番 相馬 保政        14番 小俣 昭男
     15番 内藤 次郎        16番 大石 源廣
     17番 天野 祐治        18番 正木 壽郎
1 欠席議員 なし
1 出席説明員
  市     長  石井由己雄     副  市  長  富田 重利
  監 査 委 員  志村  淳     教  育  長  小笠原康利
  消  防  長  遠山 利徳     行 政 経営課長  佐藤 佳伸
  財 務 管理課長  清水 義正     地 域 整備課長  天野 由郎
  福 祉 保健課長  佐藤 勝男     中央病院事務長  加藤 敏安
  会 計 管 理 者  天野 寛司     税 務 課 長  卯月 源治

  市 民 生活課長  古屋 元規     ま ち づ く り  石井 淑造
                     推 進 課 長

  産 業 観光課長  上野 正文     大 月 短期大学  坂本 一男
                     事 務 局 長

  消 防 署 長  内野  勝

1 出席事務局職員
  事 務 局 長  加藤 光三

  書     記  野澤 美道     書     記  久保田政巳
 (グループマネージャー)       (グループマネージャー)

1 議事日程(第1号)
 平成20年12月4日(木曜日) 10時開議
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 諸般の報告
 日程第 4 議案第67号 大月市部設置条例制定の件
 日程第 5 議案第68号 公益法人等への大月市職員の派遣等に関する条例中改正の件
 日程第 6 議案第69号 大月市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大月市消防団員等公務
             災害補償条例中改正の件
 日程第 7 議案第70号 大月市税条例中改正の件
 日程第 8 議案第71号 大月市手数料条例中改正の件
 日程第 9 議案第72号 大月市火葬場条例中改正の件
 日程第 10 議案第73号 大月市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例中改正の件
 日程第 11 議案第74号 大月市国民健康保険条例中改正の件
 日程第 12 議案第75号 大月市総合福祉センター条例中改正の件
 日程第 13 議案第76号 大月市敬老祝金支給条例中改正の件
 日程第 14 議案第77号 大月市立大月短期大学附属高等学校授業料等徴収条例中改正の件
 日程第 15 議案第78号 平成20年度大月市一般会計補正予算(第3号)
 日程第 16 議案第79号 平成20年度大月市大月短期大学特別会計補正予算(第1号)
 日程第 17 議案第80号 平成20年度大月市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 日程第 18 議案第81号 平成20年度大月市簡易水道特別会計補正予算(第1号)
 日程第 19 議案第82号 平成20年度大月市老人保健特別会計補正予算(第1号)
 日程第 20 議案第83号 平成20年度大月市下水道特別会計補正予算(第2号)
 日程第 21 議案第84号 平成20年度大月市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 日程第 22 議案第85号 平成20年度大月市介護サービス特別会計補正予算(第1号)
 日程第 23 議案第86号 市道の路線認定の件
 日程第 24 請願第7号 市道編入並びに改良工事について
 日程第 25 請願第8号 父子家庭や母子家庭を「ひとり親家庭」として平等な取り扱いとする請
             願書
 日程第 26 請願第9号 「福祉灯油」の実現を求める請願
 日程第 27 請願第10号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書の提出を求める請願
             書





△開会10時10分



○議長(杉本東洋君) ただいまから、平成20年第6回大月市議会定例会を開会いたします。





△市長のあいさつ



○議長(杉本東洋君) 開会に当たり、石井市長から招集のあいさつがあります。

 石井市長。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成20年第6回大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集くださいまして、厚く御礼を申し上げます。

 提出いたします案件につきましては後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、招集のあいさつといたします。





△開議



○議長(杉本東洋君) これより本日の会議を開きます。





△議事日程の報告



○議長(杉本東洋君) お手元に配付いたしてあります本日の議事日程を職員に朗読させます。

          (職員朗読)



○議長(杉本東洋君) それでは、日程に従いまして会議を進行いたします。





△会議録署名議員の指名



○議長(杉本東洋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、17番 天野祐治君及び18番 正木壽郎君を指名いたします。





△会期の決定



○議長(杉本東洋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 議会運営委員長の発言を求めます。

          (議会運営委員長 井上正己君登壇)



◆議会運営委員長(井上正己君) 議会運営委員会からご報告をいたします。

 去る11月27日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日12月4日から19日までの16日間とすることにいたしましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いを申し上げまして、報告とさせていただきます。

 以上です。



○議長(杉本東洋君) お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から12月19日までの16日間といたしたいと思います。ご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(杉本東洋君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は16日間とすることに決定いたしました。





△諸般の報告



○議長(杉本東洋君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

 監査委員から、一般会計、特別会計及び企業会計の平成20年7、8、9月末現在例月出納検査結果について、それぞれ報告書の提出がありました。つきましては、お手元に配付いたしてあります写しをもって報告にかえさせていただきます。

 次に、常任委員会の合同行政視察研修について報告いたします。平成20年11月12日、13日の1泊2日で、総務常任委員会、教育厚生常任委員会及び建設経済常任委員会の3常任委員会が合同で17人の委員の出席をもって、千葉県香取市の観光行政並びに同県銚子市の市立総合病院の状況について、行政視察研修を実施いたしましたので、報告いたします。





△議案第67号から議案第86号まで上程、説明



○議長(杉本東洋君) 日程第4、議案第67号「大月市部設置条例制定の件」から日程第23、議案第86号「市道の路線認定の件」までを一括議題といたします。

 石井市長から提案理由の説明を求めます。

          (市長 石井由己雄君登壇)



◎市長(石井由己雄君) 平成20年第6回大月市議会定例会の開催に当たりまして、本日提出いたしました案件についてご説明申し上げますとともに、主要事業の取り組み状況、課題等について述べさせていただきます。

 さて、ことしも余すところ27日余りとなりましたが、この1年間を回顧してみますと、米国のサブプライムローンに端を発した世界的な金融危機の影響で米国大手証券会社の経営破綻などにより、世界各国に経済危機をもたらしたものであります。この中で、我が国においても引き続き景気低迷の中、ことし上期、中期においては原油価格の高騰や物価高など、また下期においては世界的な株価下落などと相まって市民生活に多大な影響を及ぼしており、厳しい経済状況下にあります。これに対応するため、国においては経済対策として安心実現のための緊急総合対策の第1次補正予算を可決し、国民生活の向上に努められているところであります。

 このような経済情勢の中において、私自身、市政を担当して1年4カ月が経過したところであります。これまでの間、地区対話や市民各層との対話を通じて、市民の皆様方が何を求めているのか、身にしみて感じたところであり、大月市が抱えている課題等を踏まえ、市民と協働のまちづくりを実践するとともに情報の共有を図ってきたところであります。今後においても、市民の皆様方との対話を通じて、常に市民の目線に立って、ともに歩む姿勢で行政を進めてまいる所存であります。

 この中で、今月18日、初狩地区を皮切りに来年1月末までの間において、市内全域において直接市民の皆様との地区対話を公民館単位で10地区により開催することといたしたところであります。今回の開催目的でありますが、まず第1点としましては、最重要課題として取り組んでおります大月市立中央病院の今後の運営、あり方等についてご意見を求めるものであります。

 第2点目としましては、先日、株式会社タイトから、運営している大月斎場の土地、そして建物のすべてを、市民に役立つように利用してほしいと大月市に寄附したい旨の申し入れがありましたので、寄附者の意向を尊重して、この大月斎場の有効利用等について市民の皆様のご意見をお伺いし、行政運営に反映いたしていきたいと考えております。

 また、市政運営に取り組む基本姿勢につきましては、一貫して、公正、公平、奉仕の精神に徹しており、情報公開の徹底を図るとともに、市民総参加の市政を推進すべく、市民に信頼される市政に努め、大月市民が暮らしやすいまち、そして住んでみたいまちの実現に向けて渾身の努力を傾注してきたところであります。

 このような中で、まちづくりの指針となる第6次総合計画に掲げている信頼と協働のまちづくりの基本理念を踏まえ、市民福祉の向上を図るため、福祉、医療、教育、都市基盤整備、あるいは産業振興など主要施策を推進しており、中・長期的な財政見通しに立って優先順位をつけながら、一つ一つ着実に実施してまいる所存であります。

 当面する諸課題等を踏まえ、この1年を振り返って主要事業等についてご説明申し上げます。

 まず、第1に、安全で安心なまちづくりの推進でありますが、最優先課題として取り組んでおります市立中央病院の運営についてであります。中央病院を取り巻く医療環境は依然として厳しく、平成19年度の病院事業会計決算においては、常勤医師6名、非常勤医師60名の体制の中、常勤医師の不足もあって入院措置がままならず、病床利用率も40%台となり、一般会計からの繰入金のうち繰り出し基準分を除いた後の収支については、4億3,000万円余りの実質的な損失を生じたところであります。非常に厳しい決算状況となったところであります。

 このような状況において、病院経営健全化のための改善策として、まず病床規模等の適正化を図ったところであります。現行の許可病床数243床に対して、入院や外来患者数の推移、見込み、常勤医師や看護師などの診療体制等、さまざまな角度から検討した結果、150床程度と設定したところであり、これにより、当分の間、療養病床を休止し、病棟を4看護単位から3看護単位に変更し、合理的な病棟運営と、より手厚い看護の確保等、患者サービスの向上に努めてきたところであります。

 なお、公立病院改革プランの策定につきましては、本年4月から病院改革推進室を市長部局に設置し、各種データの収集を行い、現在、改革プランの原案を策定中であります。このうち病床数においては、現行設定しております150床程度が適正ではないか。また、療養病床の再開あるいは健診センターの充実などについて、病院当局と鋭意協議を重ねております。今後においては、大月市立中央病院運営委員会や多くの市民の意見も拝聴する中で、今年度中に病院改革プランを策定すべく鋭意取り組んでいるところであります。

 次に、常勤医師の確保と医療の充実であります。診療内容等の充実、待ち時間の短縮、医療事務の迅速かつ効率化など、医療サービスの向上を図るため院内情報システムの構築を行うともに、また医療機器として最新の検査機能を備えた64列のCTを導入し、疾病の早期発見等患者サービスの充実に努めているところであります。このように医療機器の整備充実に加え、東京女子医科大学病院から各診療科において経験豊富な医師が派遣されて来ております。しかしながら、地域医療を守るためには、常勤医師の確保は必要不可欠であります。

 このため、私自身、東京女子医科大学病院に出向き院長などとお会いし、当病院における深刻な診療体制の実情を訴える中、常勤医師の派遣を再三にわたり嘆願してきたところであります。このような中で、院長等の努力により、10月初旬から内科医師を含む2名の常勤医が、また12月1日から外科医師1名の常勤医が東京女子医科大学より派遣され、これにより常勤の医師は7名となったところであります。

 今後においても、あらゆる機会を通じて情報の共有を図るとともに、直接お会いする中で、内科を初め整形外科などの常勤医師の確保に向けて強力にお願いをしてまいる所存であります。大変厳しい病院経営でありますが、市民の健康増進と福祉向上のため、病院再生に向けて渾身の努力を傾注してまいる所存であります。ぜひとも当病院の置かれました医療環境をご賢察いただき、議員各位を初め市民の皆さんの深いご理解と絶大なるご支援を重ねてお願い申し上げる次第であります。

 次に、教育環境の整備充実のための小中学校の適正配置の推進についてであります。

 急激な少子化により小中学校の小規模化が顕著となり、適正かつ健全な教育環境を維持することは非常に困難な状況となっております。このため、小学校5校、中学校2校とする適正配置実施計画に基づき、本年4月に浅利小学校と畑倉小学校の2校が大月東小学校と、それから七保中学校が猿橋中学校と適正配置されたところであります。

 この中で、大月東小学校においては、旧浅利小学校と旧畑倉小学校の3校が統合されたことを記念に、児童が作詞作曲した合唱曲「出会い」を発表されました。「新しい友達ができ、出会った仲間にありがとう」という歌詞や、また児童全員の作文も読みまして、「たくさんの友達ができ、本当に統合してよかった」という感想をいただき、統合によるギャップを感じることなく安堵しているところであります。

 また、瀬戸小学校と上和田小学校の2校が七保小学校と来年4月に適正配置されますが、これに向けて、現在、保護者及び地域の代表者と最終的な協議に入っており、スムーズに適正配置されるよう対応しているところであります。

 なお、適正配置の実施計画につきましては、現在、適正配置に対する国の支援動向や通学バスシステムの再構築など幾つかの課題解決に向けて、庁内の関係課やバス事業者と鋭意検討、協議を行っているところであります。

 また、学校施設の耐震化は平成27年度がリミットということでありますので、平成22年度以降27年度までの間に適正配置を実施すべく財政計画との整合を図り、整備計画等についてその方向性を出すことにしております。

 次に、第2として、躍動する元気なまちづくりの推進について申し上げます。

 まず、基盤整備のうち、大月駅周辺整備事業についてであります。現在までの取り組み状況等用地の交渉につきましては、地権者を初めとする関係者の皆様方のご理解のもと、これまで南口においては、対象の建物15棟のうち既に5棟が解体され、1棟が解体作業中であります。また、大月駅の橋上駅舎化や南北自由通路の整備等につきましては、必要最低限の事業費で執行できるよう、JR東日本八王子支社に強力に要請しており、現在コスト削減に向けた基本設計等の見直し作業等実施しているところであります。

 現在においては、まちづくり交付金を活用する中で、まず南口駅前広場等の整備に向けて鋭意推進しており、大月駅舎、南北自由通路、北口広場等については、事業費の十分なる精査を行い、中期の財政見通しのもと、さらなる検討を行う中で事業推進を図ってまいりたいと考えております。議員並びに市民各位の特段のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。

 次に、大月バイパスの建設促進についてであります。大月バイパス全線の完成が望まれる中で、現在、第2工区の早期着工を目指して鋭意取り組んでいるところであります。国土交通省におきましては、昨年度から実施していた測量や補償調査の検証が終了したことから、10月には地権者の皆様に対して用地交渉に先立つ説明会を開催しました。それ以後、本格的な用地交渉に入っておりますが、年内には地権者全員の1回目の交渉が終わる見込みとなっております。地権者を初め関係者の皆様には深いご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、市といたしましても国土交通省との連携を深め、バイパス全線の早期実現を目指してまいる所存であります。

 次に、産業の振興についてでありますが、まず観光の振興についてであります。本市にはJRの駅が6駅あり、他地域にはない特徴を最大限生かし、首都圏などからの観光客を大月市に誘客するため、一駅逸品特産品運動の推進を図っているところであります。このために選定委員22名による、おおつき一駅逸品選定委員会を設置し、一駅逸品特産品の選定を行ったところであり、市民の皆様から公募を受けました一駅逸品候補のうち、食品類、史跡・名所等、農林水産物、工芸品、特殊技能者等、それごとに選定を行い、一駅逸品特産品として92品目を認定いたしたところであります。今後は認定証の交付を12月中に行うとともに、観光パンフレットや市、観光協会等のホームページなどに掲載し、さまざまな媒体を活用し、観光客等リピーターの増加を図り、地域間競争を行う中で特産品の販路拡大に努めてまいる所存であります。

 このうち、県の天然記念物として指定されております笹子峠に立つ矢立の杉でありますが、これを題材として、歌手の杉良太郎さんが「矢立の杉」を発表され、さらには、「闇の身代わり地蔵」の舞台として大阪での公演において、「笹子町黒野田」と「矢立の杉」の名前が登場し紹介もされ、広く全国に知れ渡ったところであります。

 なお、大月市としましては、絶好の機会と位置づけ、周辺の歩道や駐車場等の整備を行うとともに、歌碑や看板等を設置し、積極的にピーアールしてきたところであり、この矢立の杉を訪れた観光客は、8月以降において一月当たり1,600人であり、延べ7,000人ほどを数えている状況であります。

 また、田舎暮らしを希望している都会の方々との交流拡大や定住促進により人口減少を食いとめることや移住者との新たな交流による地域の活性化などさまざまな効果を期待し、市内にある空き家の有効活用を図るため、空き家バンク事業を立ち上げたところでもあり、農地などの地域資源の活用を絡めて市域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 次に、信頼される行政の推進であります。市民の奉仕者として、私を先頭に職員の意識改革と個々の能力を最大限に発揮できる庁内体制を確立してまいる所存であります。このため、来年4月1日からの実施に向け、職員配置の適正化を図るための行政組織機構の見直しについてご説明申し上げます。

 この組織機構につきましては、平成18年度から実施しました16課3室による大課制を検証する中で、市民に対して利便性、効率性があり、職員間において意思伝達や命令系統が整い、調整機能を持った組織として、市民にわかりやすい名称にすることを主眼に置き見直しを図ったところであります。これにより私自身としては、市民の声を反映するとともに職員の意見も聴取する中で、主要施策の推進と事務事業の実効性を高め、職員数の減少に対応した行政組織を目指すこととし、今定例会に市長部局として4部12課2室とする大月市部設置条例を提案したところであります。

 次に、県の施設であります旧北都留合同庁舎の利活用について申し上げます。効率的な行政運営を進めるとともに市民福祉の向上を図る上において、庁舎の老朽化問題は避けて通れない課題であります。このたび、山梨県から旧北都留合同庁舎の有効活用について打診があり、鋭意協議を重ねてきたところ、来年の4月1日から使用できる見通しが立ったところであります。

 これにより大月市としましては、活用方策等を検討した結果、消防庁舎の老朽化等を考慮し、消防、救急、災害時等の防災拠点として、立地条件や耐震化された構造面から見ても、旧合同庁舎は有意義な施設であると認識し、このたび消防庁舎として利用するために調査委託料等の補正予算を計上いたしたところであります。

 また、この建物の総面積は約3,000平方メートルと広い面積でありますので、消防本部だけでなく、市役所庁舎が狭隘であり、また御太刀分室の老朽化等を考慮し、災害時に対応できる部署として、組織機構の見直しにあわせ、産業建設部の3課を配置する中で有効活用を図っていきたいと考えております。

 以上、諸課題等踏まえ主要事業等について申し述べましたが、議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。

 それでは、本日提出いたしました案件につきましてご説明申し上げます。今議会に提出いたします案件は、条例案件が11件、予算案件が8件、市道の路線認定が1件の計20件であります。

 初めに、条例案件についてであります。まず、議案第67号「大月市部設置条例制定の件」であります。これは行政組織機構の見直しに伴い、現在の市長部局8課6室の大課制を部制とし、4部12課2室に再編するものであります。

 次に、議案第68号「公益法人等への大月市職員の派遣等に関する条例中改正の件」であります。これは、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、公益法人等を公益的法人等に改正するものであります。

 次に、議案第69号「大月市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大月市消防団員等公務災害補償条例中改正の件」であります。これは、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律等の施行に伴い、関係する条例について必要な字句の改正を行うものであります。

 次に、議案第70号「大月市税条例中改正の件」であります。これは市民の納税意識が一定水準に達したことに加え、昨今の厳しい財政状況にかんがみ、前納報奨金交付率及び対象税額限度額を改めるものであります。

 次に、議案第71号「大月市手数料条例中改正の件」であります。これは電子政府、電子自治体の基礎となる住民基本台帳カードの普及促進を図る一環として、住民基本台帳カードの交付に係る手数料を無料とするため、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第72号「大月市火葬場条例中改正の件」であります。これは市営火葬場使用料に関し、市外居住者10歳以上の使用料3万円を4万円に改定し、今まで規定していなかった改葬料に関し、新たに規定しようとするものであります。

 次に、議案第73号「大月市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例中改正の件」であります。これは地方自治法の一部改正に伴い、認可地縁団体に関する条文が定められたことにより、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第74号「大月市国民健康保険条例中改正の件」であります。これは産科医療保障制度の導入により、分娩に3万円の費用が加算されることとなるため、この額を出産育児一時金支給額に加算できるよう所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第75号「大月市総合福祉センター条例中改正の件」であります。これは老人福祉センターでの浴室利用料について、受益者負担の観点から65歳以上の方に1日250円ご負担いただくためのものであります。

 次に、議案第76号「大月市敬老祝金支給条例中改正の件」であります。これは敬老祝金の支給について、高齢者自身の意識変化及び山梨県の敬老祝金支給対象者の改正等を受け、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第77号「大月市立大月短期大学附属高等学校授業料等徴収条例中改正の件」であります。これは大月短期大学の附属高等学校の授業料及び入学金について、県立高等学校との均衡に配慮し、同額とするよう改定するものであります。

 続きまして、補正予算案についてご説明申し上げます。今回の補正予算につきましては、人件費及び国、県補助事業等の確定並びに年度末までの事業費の調整を行うため、予算編成をいたしたところであります。

 まず、議案第78号「大月市一般会計補正予算(第3号)」であります。主な内容を項目別で申し上げますと、総務費においては、退職手当などによる人件費の追加補正のほか庁舎等管理費などにより、7,402万円を追加計上いたしております。

 民生費では、障害者福祉費における介護給付費で2,247万3,000円の増、また重度心身障害者医療費助成金が窓口無料化に伴い3,000万円の増額などにより、合わせて4,942万3,000円を追加計上しております。

 衛生費では、東部地域広域水道企業団へ企業団企業債の繰上償還に係る元金分と統合した簡易水道の起債に係る元利償還のルール分負担として2,947万円増額などにより、合わせて1,450万7,000円を追加計上いたしております。

 消防費では総額で1,733万3,000円の追加計上となっておりますが、消防庁舎を旧北都留合同庁舎に移転するに当たっての調査委託料などの追加計上が主な内容となっております。

 教育費では、鳥沢小学校の体育館改築に係る設計委託料及び地質調査委託料として2,000万円を追加計上いたしました。また、短大会計への繰出金が2,109万円減額となり、合わせて1,659万円の減額計上をしております。

 これらに伴う歳入の補正でありますが、地方交付税が普通交付税確定により7,878万円の増額、分担金及び負担金は給食費の値上げによる増収分1,726万9,000円など、合わせて2,471万1,000円増額となっています。国庫支出金は、障害者介護給付費負担金の1,000万円の増などにより、全体では2,102万4,000円増となっております。

 県支出金については、重度心身障害者医療費助成事業補助金の1,500万円の増などにより、全体で1,771万1,000円の増額となっております。繰入金は、財政調整基金繰入金及び公共施設整備基金繰入金などを減額し、消防庁舎建設基金繰入金を追加いたしまして、全体で3億2,154万9,000円の減額となっております。前年度繰越金は3億1,305万6,000円を追加計上いたしました。

 以上の結果、補正額は1億3,908万円の増額となり、既定予算額と合わせ126億8,976万4,000円といたしたところであります。

 次に、議案第79号「大月市大月短期大学特別会計補正予算(第1号)」であります。この会計では、人件費などにより240万4,000円の減額計上となっております。歳入につきましては、入学金と繰越金を追加し、一般会計繰入金を減額しております。

 次に、議案第80号「大月市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、後期高齢者支援金が大きく減額となり、逆に老人保健拠出金及び社会保険支払基金返還金が増額し、全体では1,089万5,000円の減額となっております。財源といたしましては、財政調整基金一般会計繰入金と前年度繰越金で調整しております。

 次に、議案第81号「大月市簡易水道特別会計補正予算(第1号)」であります。この会計では、前年度の精算による一般会計繰出金のほか、塩瀬簡水取水口整備費等を追加し、全体で1,076万1,000円を増額計上いたしております。この財源といたしましては、前年度繰越金と消費税還付金を追加し、財政調整基金及び一般会計繰入金を減額し、調整しております。

 次に、議案第82号「大月市老人保健特別会計補正予算(第1号)」であります。この会計では、前年度の精算による一般会計繰出金や国及び県への返還金追加等により2,011万3,000円の増額計上となっております。財源といたしましては、前年度繰越金及び支払基金過年度精算交付金となっております。

 次に、議案第83号「大月市下水道特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、公共下水道建設費及び流域下水道維持管理負担金などにより、全体で1,679万9,000円を減額計上しております。財源といたしましては、下水道債の減額が主なものとなっております。

 次に、議案第84号「大月市介護保険特別会計補正予算(第2号)」であります。この会計では、施設介護サービス給付費の大幅減のほか、介護予防サービス給付費の増額などにより6,945万2,000円を減額計上いたしております。財源といたしましては、国庫支出金のほか基金繰入金及び一般会計繰入金が減額となっております。

 次に、議案第85号「大月市介護サービス特別会計補正予算(第1号)」であります。この会計では、主に人件費などにより730万6,000円を追加計上いたしております。財源は、一般会計繰入金ほかとなっております。

 以上が各補正予算の説明であります。

 次に、その他の案件であります。議案第86号「市道の路線認定の件」でありますが、これは猿橋地内の市道仲町寿2号線を認定しようとするもので、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。

 以上が本日提出いたしました案件でありますが、よろしくご審議の上ご議決くださいますようお願い申し上げます。以上であります。



○議長(杉本東洋君) 本案に対する質疑は一般質問終了後を予定しておりますので、ご承知願います。



△請願第7号から請願第10号まで上程、付託



○議長(杉本東洋君) 日程第24、請願第7号「市道編入並びに改良工事について」、日程第25、請願第8号「父子家庭や母子家庭を『ひとり親家庭』として平等な取り扱いとする請願書」、日程第26、請願第9号「『福祉灯油』の実現を求める請願」及び日程第27、請願第10号「『食の安全確保』への取り組み強化を求める意見書の提出を求める請願書」までを一括議題といたします。

 ただいま議題となっております請願第7号から請願第10号までについては、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、請願第7号は建設経済常任委員会に、請願第8号及び請願第9号は教育厚生常任委員会に、請願第10号は総務常任委員会にそれぞれ付託をいたします。





△散会10時55分



○議長(杉本東洋君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。



 〇本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名

1 会期の決定

1 諸般の報告

1 議案第67号から議案第86号まで

1 請願第7号から請願第10号まで