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山梨県 大月市

平成17年 12月定例会(第5回) 12月01日−議案上程・説明−01号




平成17年 12月定例会(第5回) − 12月01日−議案上程・説明−01号







平成17年 12月定例会(第5回)





1 平成17年12月1日(木曜日)午前10時
1 大月市役所議場
1 出席議員 21名
     1番 安藤 寧彦        2番 小原 丈司
     3番 西室  衛        4番 小俣  武
     5番 小泉二三雄        6番 古見 金弥
     7番 後藤 慶家        8番 山崎 喜美
     9番 杉本 東洋       10番 奥脇 一夫
    11番 井上 正己       12番 相馬 保政
    13番 小俣 昭男       14番 内藤 次郎
    15番 石井佐武郎       16番 大石 源廣
    17番 天野 祐治       18番 佐々木大輔
    19番 正木 寿郎       20番 萩原  剛
    22番 伊奈  明
1 欠席議員   なし 
1 出席説明員
  市     長  西室  覚     助     役  三枝 新吾
  収  入  役  鯨岡 悠位     教  育  長  山口 和義
  消  防  長  佐々木敬介     総 務 部 長  小笠原康利
  市 民 生活部長  山口  剛     建 設 経済部長  酒井 正法

  中 央 病 院  星野 忠昭     参 事 教育次長  小笠原文幸
  事務長(部長)

  参 事 総務課長  溝口  進     参     事  小泉 孝博
                     企 画 財政課長

  参 事 管理課長  三木  覺     政 策 推進課長  水越 康仁
  税 務 課 長  卯月 源治     市 民 課 長  天野 寛司
  保 健 介護課長  上條 明彦     福 祉 事務所長  萱沼 洋一
  参 事 環境課長  小林 正彦     都市整備課長   天野 由郎
  建 設 課 長  高杉 明直     農 林 課 長  小俣 淳男

  商 工 観光課長  吉角  務     大 月 短期大学  上野 正文
                     事 務 局 長

  下 水 道 課 長  清水 義正     水 道 事務所長  武田 淳一
  消 防 署 長  佐藤 憲一
1 出席事務局職員
  事 務 局 長  高木 賞造     主 幹 ・ 次 長  久保田政巳
  副  主  幹  奈良 朝子

1 議事日程(第1号)
 平成17年12月1日午前10時開議
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 諸般の報告
 日程第 4 議案第74号 大月市職員給与条例中改正の件
 日程第 5 議案第75号 平成17年度大月市一般会計補正予算(第4号)
 日程第 6 議案第76号 平成17年度大月市大月短期大学特別会計補正予算(第2号)
 日程第 7 議案第77号 平成17年度大月市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 日程第 8 議案第78号 平成17年度大月市簡易水道特別会計補正予算(第2号)
 日程第 9 議案第79号 平成17年度大月市下水道特別会計補正予算(第2号)
 日程第10 議案第80号 平成17年度大月市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 日程第11 議案第81号 平成17年度大月市介護サービス特別会計補正予算(第1号)
 日程第12 議案第82号 平成17年度大月市病院事業会計補正予算(第1号)
 日程第13 議案第83号 平成17年度大月市水道事業会計補正予算(第1号)
 日程第14 議案第84号 大月市課制条例制定の件
 日程第15 議案第85号 大月市和光生涯教育図書整備基金条例中改正の件
 日程第16 議案第86号 大月市火災予防条例中改正の件
 日程第17 議案第87号 平成17年度大月市一般会計補正予算(第5号)
 日程第18 議案第88号 平成17年度大月市大月短期大学特別会計補正予算(第3号)
 日程第19 議案第89号 平成17年度大月市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第20 議案第90号 平成17年度大月市簡易水道特別会計補正予算(第3号)
 日程第21 議案第91号 平成17年度大月市下水道特別会計補正予算(第3号)
 日程第22 議案第92号 平成17年度大月市介護保険特別会計補正予算(第3号)
 日程第23 議案第93号 平成17年度大月市介護サービス特別会計補正予算(第2号)
 日程第24 議案第94号 平成17年度大月市病院事業会計補正予算(第2号)
 日程第25 議案第95号 平成17年度大月市水道事業会計補正予算(第2号)
 日程第26 議案第96号 大月市総合福祉センター指定管理者指定の件
 日程第27 議案第97号 大月市デイサービスセンター指定管理者指定の件
 日程第28 議案第98号 山梨県東部広域連合の規約中変更の件
 日程第29 議案第99号 甲府市、中道町及び上九一色村の区域の一部の合併に伴う
       山梨県市町村総合事務組合の財産処分について
 日程第30 請願第 7号 「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書の提出を求める請願書











△開会午前10時10分



○議長(奥脇一夫君) ただいまから平成17年第5回大月市議会定例会を開会いたします。





△市長の挨拶



○議長(奥脇一夫君) 開会に当たり、西室市長から招集の挨拶があります。

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 平成17年第5回大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい中ご参集をいただき、厚くお礼申し上げます。          

 開会にあたり、最初に、さる11月14日、大月市議会議員である長田幸男議員がご逝去されました。

ここに謹んで哀悼の意を表するものであります。長田議員は市議会議員10期、38年間にわたる議員活動において市議会議長などの要職を務められ、平成4年に県政功績者として表彰され、また平成7年には藍綬褒章を受章されるなど輝かしい経歴のもとに活躍をされてまいりました。ここに在りし日の長田議員の面影を偲ぶとともに、その功績を称え心から冥福をお祈り申し上げます。

 本日提出いたします案件につきましては後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げまして、招集の挨拶とさせていただきます。

          



△開議



○議長(奥脇一夫君) これより本日の会議を開きます。





△議事日程の報告



○議長(奥脇一夫君) お手元に配付されております本日の議事日程を、職員に朗読いたさせます。

         (職員朗読)



○議長(奥脇一夫君) お諮りいたします。

 ただいまの日程につき、ご質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) ご質疑がありませんので、日程に従い会議を進めてまいります。





△会議録署名議員の指名



○議長(奥脇一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 4番 小俣 武君、19番 正木寿郎君にお願いをいたします。

                                             



△会期の決定



○議長(奥脇一夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 議会運営委員長の発言を求めます。

          (議会運営委員長 小俣昭男君登壇)



◆議会運営委員長(小俣昭男君) 議会運営委員会からご報告いたします。

 去る11月28日に委員会を開催し、今議会の会期につきましては、本日から14日までの14日間とするこ

とにいたしましたので、議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、ご報告とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(奥脇一夫君) お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から12月14日までの14日間とい

たすことにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は14日間と決定いたしました。





△諸般の報告



○議長(奥脇一夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

  監査委員から、一般・特別会計例月出納検査結果、企業会計例月出納検査結果、出張所定期監査結果及び公立保育所定期監査の結果並びに工事監査結果について、それぞれ報告がなされております。

お手元に配付いたしました報告書をもって報告にかえさせていただきます。





△三常任委員会合同の行政視察の件



○議長(奥脇一夫君)  次に、「三常任委員会合同の行政視察」について報告いたします。

 平成17年11月21日に、静岡県浜松市の県西部浜松医療センターを視察し、「公設で委託している病院の経営状況・課題等について」研修し、17名の議員が出席しましたことを報告いたします。

     



△議案第74号〜議案第99号の上程、説明



○議長(奥脇一夫君) 日程第4、議案第74号から日程第29、議案第99号までを一括議題といたします。

 お諮りいたします。本案については、朗読を省略することにいたしたいとおもいます。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) ご異議なしと認めます。

よって、本案については朗読を省略することに決定いたしました。

 西室市長から提案理由の説明を求めます。 

         (市長 西室 覚君登壇)



◎市長(西室覚君) 本日ここに、平成17年第5回大月市議会定例会の開会にあたり、提出致しました案件につきまして、その概要をご説明申し上げ議員各位並びに市民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。

 本日、提出いたしました案件は、条例関係4件、補正予算関係18件、その他の案件が4件の計26件でありますが、それぞれの案件についての説明に先立ちまして、所信の一端を述べ、議員、市民各位のご理解を戴きたいと存じます。

 過般の総選挙に於きまして、国民世論は肥大化した官僚支配を打破して、税金の無駄使いをしない「小さな政府」を希求したものと思われます。

政府におかれましても、少子高齢化社会の中にあって、財政の根本的健全化を図るべく、不退転の決意を以って臨むべきものと存じます。

 そうした中にあって、私共の「地方の問題」をどう対処していただけるのか、最近における三位一体改革、義務教育費等の地方転嫁にみられるように、税財源の移譲を伴わない方向が強まっており、実態を憂うものであります。

是非とも、補助金制度の抜本見直しと、思い切った税財源移譲を進めていただき、地方自治体に大幅に裁量権を与えた、真の地方分権の確立に期待するものであります。

 さて、我が市は、先に市町村合併の道を選ばず「自立計画」をいち早く宣言し、自主独立の精神を以って少子高齢化の中を力強く生き抜く決意を、内外に宣言しております。議員各位共々、大月市経営の責任を全うしたいと改めて表明いたすものであります。

 次に、当市が直面しております緊急的重要課題について所信を述べ、そのご理解をいただきたいと存じます。

 その第一は、「市立病院の経営と建設問題」第二は、「総人件費抑制と新組織機構の問題」第三は、

「大月駅周辺整備事業の見直し実施の問題」であります。

 先ず、市立中央病院問題の経過と現状を報告し、併せて病院建設について申し述べさせていただきます。

 本件は、当面の市政の最重要課題であり、市民の最大の関心事であると認識いたしております。

私は、二十一世紀において少子高齢化が益々加速され、特に、地方都市では、望むと望まざるとに関わらず、人口減は、避けることの出来ない現状にあります。また、社会情勢の変化から、市民の高度で専門性の高い医療を望む傾向は強く、患者の市外流出が進んでおりました。

このことから、病院経営の厳しい状況は当面続くと考え、平成15年度から病院改革に着手したところであります。この病院改革の中途においては、折からの医師の臨床研修医制度や各種の医療制度の改革により、想定の範囲を超えて、市民の皆様に多大なご迷惑、また、ご心配をおかけしているところであります。

 これらの状況から一日でも早く脱し、市民の皆様に高度で安定した医療を提供するため、平成16年、東京女子医科大学に対しこの窮状を訴え、全議員各位の賛同とご協力をいただく中で、関連病院の指定の要請を行ったところであります。

 その結果、本年4月に「関連病院」の協定を締結し、院長として 名誉教授であり日本最高の呼吸器外科の権威、新田澄郎先生にご就任を賜ったところであります。

 その新田院長の強力なご指導のもと、病院内部の改革に着手すると共に、先生の権威を以って大学や専門家との協議を進める中で、「大月市立病院基本構想」が出来上がった次第であります。

この基本構想については、過般、院長と私の間に於いて忌憚のない意見の交換を行い、考えが一致したところであります。

 新田院長は構想策定にあたり、「地域の医療機関や近隣の公的病院との連携をより推進し、提携先である東京女子医科大学との全面的な病院運営に関する協力体制を築き、今後の病院が備えるべき診療機能と規模、運営のあり方について決めた」と申しており、また、「従来までの公営方式から公設民営を目指した運営により、これまで以上に市民の皆様のニーズに対応できると判断した。」とも申しております。

 全く設置者たる私も、この院長の所見に対し同感し、自信を新たにいたしたところであります。

 申すまでもありませんが、私が目指す病院改革は極めて当たり前のことをしようとするに過ぎません。即ち、「清潔で安全、合理的な病院の建物に、機能的な機器を設え、よく勉強し勤勉に働く倫理観旺盛な医師に囲まれ、博愛にあふれ優しい看護師のいる病院」を実現しようとするものであります。

 新田院長を中心とする東京女子医科大学の先生方の病院経営理念は、私の考え方と全く一致し、将来にわたって共有できるものと確信いたすところであります。

 基本構想においては、市立病院を取り巻く環境、医療事情の動向、医療体制の概況、現状と問題点、今後のあり方等を徹底検証した結果、病院建設の必要性を位置づけております。

 先に締結した関連病院の中においても「大月市に高度医療対応が可能な新病院建設を2年以内に着工する」約束をしている経過からも、病院建設は推進を急がなければならない喫緊の課題であります。

 次に、病院建設についてであります。

 建設予定地は、市内三箇所の候補地について検討したところ、新たな用地の取得を要しないこと。期間的にも用地取得に時間をかけられないこと。現在の病床数を確保したまま改築が可能であること、関連病院である東京女子医科大学等東京都内、及び甲府方面を想定した交通アクセス等を勘案し、現地再建と致しました。

 建築面積は、患者さんのアメニティーやプライバシーの確保等適正な医療環境の確保のため1万7千平方米とし、このうち新耐震基準を満たしている南棟3千平方米はリフォームして使用することと致しました。

 病床数については、東部医療圏が基準病床数に対し過剰地域となっていることから現状維持として、効率的・合理的な運用を図っていくことと致しました。

 また、診療機能に関しましては、市民のニーズを満たすため、現状の診療科を維持しながら、地域で不足している医療、これから増加が予測される疾病傾向等を考慮し、新生物、循環器系、呼吸器系、消化器系及び人工透析、糖尿病等を重点医療として、取り組んで行くこととしております。

 したがって、高度で専門化した医療を提供しながら、地域の医療機関との連携を図り、機能分担を果たし、地域医療支援病院としての機能に耐えうる医療機器、資器材を整備する方針と致しました。

 また、この事業年度は平成18年度着工し、平成21年度に竣工、新病院としてスタートすることとなっております。

 病院事業の運営方式ですが、この問題は、最も重要なことであり、[公立公営方式]「指定管理者方式」[誘致方式]「PFI方式」について検討いたしました。この結果、市民、市、東京女子医科大学の三者すべてにメリットが期待できる指定管理者方式が適当であると判断いたしました。

 病院新設後は、この指定管理者方式を活用し、東京女子医科大学に経営を全面委託することを前提に、私と院長をもって、これに対応し、早期に民営化の実現を図りたいと考えております。

 これら基本構想の具体的実現に向けて、本定例会に基本設計委託料を計上し、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 また、更に重要なことが二点ほどございます。

 新田院長のご協力のもと、早急に内科医師の配置をしていただき、内科を中心とした待ち時間の解消、予約診療の拡大、入院ベッド回転率の向上、救急収容の改善を図り、ひいては収益改善が一刻も早いことを期待しております。

 また、本建設計画に伴う財政対応についてであります。

 本年度後半から、着工から完成までの3年間の経営収益のマイナスが拡大すれば、当然のごとく新病院へのスイッチが困難となることが想定されますので、病院内の全職員は渾身の努力を以って企業としての独立採算制の確保に当たっていただくほかありません。当然、職員一同は慣例にとらわれない大意識改革を断行し、新田院長のもとに結集することを期待いたします。

 もちろん財政運営上も、この大改革を最優先し、一切の冗費を廃して健全化を図り、東京女子医科大学の大月市進出を円滑ならしめたい所存であります。

 この改革が、東京女子医科大学の高度な医療技術と優れた経営理念、併せて女子医大のブランド力は必ずや市民の医療における期待に応え、山梨県、特に郡内地域の医療界に多大な貢献をいたすことと確信して説明を終わります。

 何卒、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 次に、総人件費抑制と新組織機構について申し上げます。

 今般、全市の組織の点検と業務の見直し、更に人材育成と適正な人事評価を行い、21世紀型の新たな組織機構を構築いたすこととしたものであります。

 現行の、全執行部で3部26課3室を、16課3室に改め、来年4月1日より実施いたす計画で、今議会に関係条例の提案をさせていただいております。

 この結果、部長、次長、参事課長、管理主幹、課長補佐、所長補佐、副主幹、副主査等が廃止されます。

 この新機構の目指す目的は、次の6項目に集約されます。

 一点目として、大月市自立計画に基づく行政改革と、職員250人体制の組織確立を目指すこと。

 二点目として、市役所の都合による「住民管理組織」から市民に分かり易く、利便性の高い「市民サービス組織」に変えること。

 三点目として、管理職を減らし、組織を簡素化して、意志決定の迅速化を図る。

 四点目として管理部門を縮小させ、サービス人員を増やし、市民の新たな「行政需要」に応える。

 五点目として、大課制により、職員の繁閑による課内の流動化を促す。

 六点目として、民間委託や指定管理者制度等による民営化を勘案した職員配置を実施する。

 以上の目的であります。

 先に決定した自立計画による、定年で辞めた職員の補填を10年間行わないことから、既にこの2年間で10名程の減員が図れて居ります。

これを堅持することで、今後10年間で全職員の3割にあたる180名が減員できることとなります。

更にアウトソーシングや民営化によって市民サービスを官から民へシフトし職員削減を計ることとしております。

 先に発表いたしました職員退職優遇制度による退職申出者も多数となりました。私としては協力者に対しまして正に断腸の思いであります。これらの協力職員に対しては、各種機関に再就職の斡旋を積極的に行い、決断に報いたいと思っております。

 新課制により、今まで71担当業務を430名で遂行して参りましたが、この改革の結果、54担当業務を約400人の職員でやることになり、年間約2億円の人件費抑制につながります。

今後は市民へのサービス水準を低下させることなく、若手の登用により、組織の活性化を図り、登用された若手職員は、将来の幹部候補生として育成を急ぐ必要があるものと存じます。

 次に「大月駅周辺整備事業」について申し上げます。

 本事業につきましては、次のような経過があります。

 まず平成10年、中心市街地活性化法の制定に伴い、大月駅周辺を再開発することを目的として、その基本構想を策定しました。

 この事業計画の内容は、区画整理方式で、南北開発、南北通路、駅舎橋上化、南北の街路整備等でありました。

 その事業費は135億円余りで、完成まで10年を要するものでありました。

 昨年12月、北口用地取得断念とJRとの調整中止、それに伴う多大な財政負担65億円の見通しがたたないため、やむなく事業を一時凍結とした次第であります。

 その後、約半年間に亘り、本事業の見直し、財源確保、規模縮小について鋭意検討を重ねた結果、国土交通省並びに山梨県指導のもと、JR当局の積極的事業対応等もあって、今般、以下に申し上げるような新計画を樹立いたしました。

 新たな事業は、総額65億円余りを以って平成19年着工、同23年完成の五カ年事業とし、まちづくり交付金制度を活用し、市費による負担は起債を含め約40億円程度になります。

 事業内容は、駅前通り県道拡幅、駅南口広場拡張、南北自由通路、大月駅舎橋上化とバリアフリー化、北口開設と北口広場開設等々であります。

 また、北口の旧興和コンクリート跡地等5.2ヘクタールについては、民間が開発することとなりますが、南北通路の都市計画決定と一緒に都市計画審議会の議を経て、開発行為を促すための用途変更を平成19年度早々に行う予定であります。

 ただいま申し上げました事業計画は、関係地主、商店主等と充分なる協議を重ね、100パーセントの参加を確認した上、平成18年度に国及び県に対し、予算要求等、事業立候補に臨んで参りたいと思います。関係者の「まちづくり」に対する熱い情熱に期待いたすものであります。

 本定例会における論議を経て、関係者、つまり国土交通省、山梨県、公共交通機関、商業関係者、福祉関係者、駅利用者、それに行政当局によって構成する協議会を立ち上げ、「民主的手法」による事業構築を目指す予定であります。

 以上を以って、重要事項についての説明を終わらせていただきます。

 議員各位並びに市民の皆様のさらなるご支援を賜り最善の努力をして参る所存でありますのでよろしくお願いいたします。

引き続き提案しました議案のご説明を申し上げます。

 まず、議案第74号から議案第83号までの案件についてご説明申し上げます。   

 これらの案件につきましては、2005年人事院の給与勧告並びに国家公務員の給与改定等に鑑み、本市職員におきましても給料及び諸手当の同様の改正を行おうとするもので、大月市職員給与条例の一部を改正し、それに伴う各会計の人件費の補正を行うものであります。

 主な改正の内容といたしましては、給料月額を平均0.3パーセント並びに配偶者に係る扶養手当を5百円引き下げ、勤勉手当の支給割合を0.05ケ月引き上げようとするものであります。

 給与改正に伴う補正予算につきましては、一般会計で178万4千円を、その他の会計を合わせて、総額で320万円の減額となっております。

 次に、議案第84号「大月市課制条例制定の件」であります。

これは、「大月市自立計画」に基づく、一般行政職250人体制を見据え、増大複雑化する行政需要へ迅速に対応し、更には市民サービスの向上を図るため、組織機構の見直しをし、現在の3部26課3室を16課3室にする大課制を構築し、行政組織のスリム化及びフラット化並びに意志決定の迅速化の実現を図るものであります。

 次に、議案第85号「大月市和光生涯教育図書整備基金条例中改正の件」についてであります。

これは、基金の運用益での事業実施が困難なため、基金の額を5千万円から1千万円以上とし、基金を取り崩し事業ができるようにするものであります。

 次に、議案第86号「大月市火災予防条例中改正の件」についてであります。

これは、消防法等の一部改正に伴い所要の改正をするものであります。

 続きまして、補正予算案について、ご説明申し上げます。

 今回の補正予算につきましては、人件費及び国・県補助事業等の確定並びに年度末までの事業執行の調整を行い、単独事業費は、繰越措置は行わないことを原則とし、編成いたしたところであります。

 まず、議案第87号「大月市一般会計補正予算(第5号)」であります。

 初めに人件費についてでありますが、本年度、行政職員3名及び教育職員1名が病気などにより退職をいたしました。この職員退職金と他の調整額を合わせて、3,435万1千円を追加計上いたしております。

 次に、普通建設事業費では、国庫補助事業の市道久保日月線改良事業、道整備交付金事業の額の確定により693万8千円の増額、水田農業構造改革事業費1,100万円の増額など、合わせて1,604万6千円を増額計上しております。

 補助費等では、バス路線運行経費補助金2,800万円の追加を始め、病院事業会計への繰出金として、病院整備基本設計経費3,000万円、大月都留広域事務組合負担金1,174万1千円など合わせ8,661万5千円を追加計上いたしております。

 また、繰出金では介護医療給付費等の増額により介護保険特別会計に663万円、笹子西部簡易水道整備事業の追加により簡易水道特別会計に387万6千円など下水道特別会計への追加と短期大学特別会計、国民健康保険特別会計、介護サービス特別会計への繰出金の減額と合わせて、616万7千円を減額計上しております。

 扶助費では、児童手当給付経費が支給対象者の増加により420万円を追加、生活保護費の医療扶助費に1,000万円の追加、介護保険制度の改正に伴い、施設入所者低所得者利用負担金軽減分の助成として、社会福祉法人に対して594万円を追加いたし、その他の減額など、合わせて2,322万2千円を追加計上しております。

 その他、物件費に955万2千円、維持補修費に1,310万6千円、積立金に432万8千円などを追加計上いたしております。

 これらを賄う財源でありますが、国県支出金1,847万1千円、前年度繰越金3億5,004万4千円などを追加したため財政調整基金繰入金1億9,717万7千円などを減額し調整しております。

 以上の結果、補正額は1億8,105万3千円の追加計上となり、既定予算額と合わせ125億260万円といたしたところであります。

 次に、議案第88号「大月市大月短期大学特別会計補正予算(第3号)」であります。

 この会計では、事務局人件費、非常勤講師報酬の追加などにより、395万円を増額計上いたしております。

 次に、議案第89号「大月市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」であります。

 この会計では、出産育児一時金や支払審査手数料などを追加しましたが、人件費を減額したため、 276万6千円を減額計上しております。

 次に、議案第90号「大月市簡易水道特別会計補正予算(第3号)」であります。

 この会計では、人件費を387万6千円、笹子西部簡水整備事業経費として304万5千円他を追加したため933万5千円を増額計上いたしております。

 次に、議案第91号「大月市下水道特別会計補正予算(第3号)」であります。

 この会計では、人件費と管理総務経費を合わせ、570万6千円を追加計上いたしております。

 次に、議案第92号「大月市介護保険特別会計補正予算(第3号)」であります。

 この会計では、人件費を161万8千円減額し、保険給付費の増加のため6,598万7千円を追加計上したため、その他と合わせ6,695万7千円を追加計上しております。

 次に、議案第93号「大月市介護サービス特別会計補正予算(第2号)」であります。

 この会計では、人件費16万6千円の減額調整をいたしております。

 次に、議案第94号「大月市病院事業会計補正予算(第2号)」であります。

 まず、収益的支出につきましては、人件費944万7千円を減額調整しております。

 資本的支出につきましては、病院建設事業で病院整備基本設計に3千万円を追加計上いたしております。

 次に、議案第95号「大月市水道事業会計補正予算(第2号)」であります。

 収益的支出につきましては、人件費、路面復旧費経費他として82万1千円を追加計上いたし、収益的収入では、繰入金159万2千円を増額計上いたしております。

 一方、資本的支出では、人件費159万2千円を減額計上いたしております。

 以上で、各補正予算案の説明を終わります。

 次に、議案第96号「大月市総合福祉センター指定管理者指定の件」及び議案第97号「大月市デイサービスセンター指定管理者指定の件」についてであります。これは、平成18年4月1日から5年間、大月市社会福祉協議会へ指定管理者を指定したく、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第98号「山梨県東部広域連合の規約中変更の件」についてであります。

 これは、山梨県東部広域連合を組織する地方公共団体の数の減少に伴い、関係市村の分賦金の支弁の方法に変更が生じたため、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第99号「甲府市、中道町及び上九一色村の区域の一部の合併に伴う山梨県市町村総合事務組合の財産処分について」でありますが、これは、中道町及び上九一色村を廃し、中道町及び上九一色村の一部を甲府市に編入する配置分合が施行され、山梨県市町村総合事務組合から脱退することによる組合の財産処分について、組織する関係地方公共団体の協議が必要でありますので、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 以上が、本日提出いたしました案件でありますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決下さいますようお願い申し上げます。

 以上であります。

         



△議案第74号〜議案第83号の質疑、討論、採決



○議長(奥脇一夫君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております、議案第74号から、議案第99号までのうち、議案第74号から、議案第83号までについては、会議規則第37条第2項の規定によって、委員会付託を省略することについて採決します。

 本案は、委員会の付託を省略することにご異議ありませんか

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、議案第74号から、議案第83号までについては、委員会付託を省略します。

 引き続いて、会議で審議を行います。

 これより議案第74号から、議案第83号までに関する質疑を行います。

 質疑はありませんか

        (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) 山崎議員の質疑を許可します。

        (8番 山崎喜美君登壇)



◆8番(山崎喜美君) 「議案第74号 大月市職員給与条例中改正の件」について質問いたします。

 民間との給与格差をなくすため人事院勧告に伴う給与の改定を行うと言いますが、公務員給与は地域労働者の待遇の基準となっています。公務員の給与を下げることにより民間の給与も下がるという悪循環が生じるのではないでしょうか。この点を踏まえ、次の4点について質問いたします。

 1つ、大月市の市職員の給与レベルはどのような状況にありますか。

 2つ目、職員の待遇改善にについてどう考えていますか。職員組合との話し合いをしましたか。その結果はどうでしたか。

 3つ目、法律は決められた時点で適用され、マイナスになることは遡らないという不利益、不遡及の原則がありますが、4月に遡って支給額を引き下げることをどのように考えていますか。

 4点目、都留市、上野原市では12月1日以前に臨時議会を開いて決定したということですが、大月市ではなぜ今日決めることにしたのですか。

 以上、4点を質問いたします。



○議長(奥脇一夫君) 当局の答弁を求めます。総務部長、答弁。

        (総務部長 小笠原康利君登壇)



◎総務部長(小笠原康利君) ただいまの山崎議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 議案第74号にございます今回の職員給与条例の改正の中で職員の給与を引き下げると言う条例をご提案申し上げているわけでございますが、それに関連してのご質問でございます。

 まず第一に、市職員の給与レベルがどのようになっているか、というご質問でございます。

これについては給与レベルは従来からラスパイレス指数と言うものを使っております。いわゆる国の給与を100として大月市の給与はどの位の位置にあるかということを基準に指しておりますが、今日、実は細かい資料を持っておらないわけですが私の認識の中でいきますと97〜98%の間にあるというふうに認識しております。従いまして、国の給与を基準とした場合には若干それより抑えた給与レベルになっているということが言えるのではないのかなというふうに考えております。

 次に二点目でございますが、職員の待遇の問題でございます。

 この中で組合との協議がなされた中で今回の人勧の引き下げを行うのか、というご質問かというふうに受け止めさせていただいております。

 大月市の今回の人事院勧告に基づきます給与の改定につきましては、大月市にはご承知のとおり人事院という組織がございません。国の言っております民間との給与格差の是正という意味におきましては、大月市の場合、山梨県の人事院の勧告に準じた形の中で今回の給与の引き下げをやらせていただいております。この際、組合との協議と言うことでございますが正直申し上げまして組合との協議はしてございません。昨今の大月市の厳しい財政事情の中で組合員ひとり一人がこのへんの事情を理解していると

いう認識に立ってのことでございます。

 それからもう一点、4月に遡って引き下げるということは、というこの件についてでございますが、これもやはり先程お答えしたように山梨県の人事院の勧告に準じまして行う場合についてはやはりこれを4月に遡ってやるということでございまして過去にいわゆるバブルの絶頂期にあっては逆にプラスの人事院勧告ということでこれも4月に遡ってやったという経緯でございまして本来であればこの4月に間に合うような形の中で国が人事院の勧告をしていただければまことによろしいわけでございますがやはり国はそれそれぞれの事情がございまして出来ません。それに準じて山梨県でもこの時期に人事院の勧告をしたわけでございまして、これに準じてやっているのが大月市の慣例と申しますか、やり方でございまして、今回につきましてもただいま申し上げているとおり県の人事院勧告に準じた形の中で執行部の中で協議検討させていただきまして、それに基づいて4月に遡ってやりましょうと言う形の中でやっております。ちなみに今回、先程市長の提案理由の説明の中にもございましたとおり、給与におきましてはマイナスの0.3%を引き下げてございます。扶養手当につきましてもやはり配偶者にかかる分をこれまで13,500円であったものを500円引き下げましょう、ということでこれも4月に遡ってやろうというものでございます。また逆に勤勉手当につきましては12月期の支給分について0.05ヶ月分を上乗せしましょうということで逆に上乗せを図っているわけでございますが、これらを全体をならして考えますとマイナスの0.37%の引き下げということになりまして、実質的には議案の第75号から83号にお示ししているとおりトータル的に320万円の減額と言う形でご提案を申し上げているところでございます。

 以上でございます。失礼致しました。もう一点ございました。

 なぜ他の市町村で12月に臨時議会を、というお話でございますけれども、本日ご提案申し上げまして議員の皆様のご議決いただけるということがありますれば本日の条例公布ということで十分12月1日の決定で間に合うということがございました。これは別途、議員の臨時議会を招集申し上げまして議員の皆様に大変お忙しい中お手を煩わすこともない、という執行部の判断のもと議会のほうへご協議を申し上げまして今議会で冒頭でご提案申し上げまして、もしご議決いただけたらということでご提案を申し上げている経緯でございます。

 以上でございます。



○議長(奥脇一夫君) 山崎議員ご了解いただけますか。

       (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) これで質疑を終了させていただきたいと思います。

 次に討論を行います。

 討論はありませんか

       (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) 討論なしと認めます。

 これで質疑・討論を終わります。

 これより議案第74号から、議案第83号までを一括採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います

        (起立多数)



○議長(奥脇一夫君) 起立多数であります

 よって、議案第74号から、議案第83号までの件は原案のとおり可決されました。

 なお、議案第84号から、議案第99号までに対する質疑等は一般質問終了後を予定しておりますので、ご承知願います。



△請願第7号の委員会付託



○議長(奥脇一夫君) 日程第30、請願第7号を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております、請願第7号は、所管の常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(奥脇一夫君) ご異議なしと認めます。

よって、請願第7号は総務常任委員会へ付託いたします。

          



△散会午前11時05分



○議長(奥脇一夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。





 〇本日の会議に付した事件

1 会議録署名議員の指名について

1 会期の決定について

1 諸般の報告について

1 議案第74号〜議案第99号

1 請願第7号