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山梨県 山梨市

平成18年  7月 臨時会(第2回) 07月21日−01号




平成18年  7月 臨時会(第2回) − 07月21日−01号







平成18年  7月 臨時会(第2回)



          平成18年第2回山梨市議会臨時会

◯平成18年山梨市議会第2回臨時会は、7月21日午前11時山梨市議会議場に招集された。

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◯平成18年7月21日(金曜日)午前11時03分開会・開議

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◯議事日程

  第1 開会

  第2 会議録署名議員の指名

  第3 会期の決定

  第4 諸報告

  第5 市長提出議案の上程

     議案第95号 山梨市国民健康保険条例の一部を改正する条例について

     議案第96号 まちづくり交付金事業、(仮称)根津記念館主屋保存改修及び復元工事請負契約について

  第6 議案の朗読

  第7 提案理由の説明

  第8 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決

  第9 閉会

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◯本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

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◯出席議員(19名)

     1番   仲澤正巳君    2番   小野鈴枝君

     3番   古屋保男君    4番   佐藤 勇君

     5番   岩崎友江君    6番   吉田昭男君

     7番   奥山弘昌君    9番   山田 稔君

    10番   大竹裕子君   11番   山崎峰三君

    12番   大久保光男君  13番   高原信道君

    14番   志村 忍君   15番   秋山榮治君

    16番   向山 輝君   17番   雨宮 巧君

    18番   星野 洋君   19番   丸山正一君

    20番   雨宮義和君

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◯欠席議員(1名)

     8番   野澤重幹君

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長       中村照人君    助役       小林勝己君

  教育長      堀内邦満君    秘書人事課長   田村 長君

  総務課長     三富秀樹君    総合政策課長   井戸 栄君

  管財課長     坂本孝二君    税務課長     鶴田昌信君

  市民課長     加々見義雄君   福祉事務所長   小沢袈裟博君

  少子対策課長   相原和男君    晴風園長     窪田今朝富君

  保健課長     竹川一徳君    環境課長     山下哲司君

  商工労政課長   田村 正君    観光課長     石場正敏君

  農林課長     加々美眞人君   建設課長     中村 一君

  都市計画課長   堀内 勝君    下水道課長    岡 博久君

  会計課長     雨宮敦雄君    水道課長     早川 與君

  学校教育課長   三澤武文君    生涯学習課長   芦澤 武君

  社会体育課長   奥山博文君    監査委員事務局長 三澤一郎君

  牧丘支所長    武藤 亨君    三富支所長    角田 寛君

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◯事務局職員

  議会事務局長   金丸俊男君    議会事務局次長  小林 孝君

  書記       手島裕司君    会議書記     古屋真里子君



△午前11時00分



◎議会事務局長(金丸俊男君) 開会に先立ちまして、相互にあいさつを交わしたいと思います。

 ご起立をお願いいたします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(金丸俊男君) 相互に礼。

 ご着席願います。

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△議長あいさつ



◎議会事務局長(金丸俊男君) 平成18年第2回山梨市議会臨時会の開催に当たりまして、仲澤議長からごあいさつを申し上げます。



○議長(仲澤正巳君) おはようございます。

 大変、お忙しい中を議員の皆さんにはご出席をいただきまして、大変ありがとうございます。

 活発な梅雨前線の活動によりまして、お隣の長野県を初め、全国各地で大変な被害が出ております。当山梨市におきましても、15日夕方、突風と降雨によりまして、桃やブドウを初め、大変な被害が出ております。なお、昨日は床下浸水というふうな被害も出ております。この機会をおかりしまして、被災者の皆さんには、心からお見舞いを申し上げるところでございます。

 本日は、ご案内をいたしましたように、国民健康保険一部改正に伴う市条例の改正並びに先般、ご説明を申し上げました旧根津邸につきましての改修に対する契約工事に係わる決議というふうなことを今日の日程にしております。

 どうか、議員の皆さんにはよろしくご理解とご協力をお願いし、開会に当たり一言ごあいさつとさせていただきます。ご苦労さまです。

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△開会 午前11時03分



△第1 開会



○議長(仲澤正巳君) ただいまの出席議員19人、定足数に達しております。

 ただいまから、平成18年第2回山梨市議会臨時会を開会いたします。

 これより、本日の会議を開きます。

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△第2 会議録署名議員の指名



○議長(仲澤正巳君) 日程により、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において指名いたします。

 第10番 大竹裕子君、第14番 志村忍君を指名いたします。

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△第3 会期の決定



○議長(仲澤正巳君) 日程により、会期決定の件を議題といたします。

 今臨時会の会期日程につきましては、本日議会運営委員会を開催してお手元に配付してあります日程のように、本日1日間と決しました。

 お諮りいたします。

 そのように決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) ご異議なしと認めます。

 よって、今臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。

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△第4 諸報告



○議長(仲澤正巳君) 日程により、諸報告を行います。

 8番 野澤重幹君から、本日の会議は欠席する旨の届け出がありました。

 地方自治法第121条の規定に基づき、今臨時会に市長及び各執行機関に対し出席を求めたところ、お手元に配付のとおり出席並びに委任の通知がありました。

 以上で、諸報告を終わります。

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△第5 市長提出議案の上程



○議長(仲澤正巳君) 日程により、これより議案の上程を行います。

 本日、市長から送付されました議案は、議案第95号及び第96号の2件であります。

 これを一括議題といたします。

 議案の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) 配付漏れなしと認めます。

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△第6 議案の朗読



○議長(仲澤正巳君) 事務局に議案を朗読させます。

 この際、申し上げます。議案の朗読は、提出関係、議案番号及び件名のみとし、内容については、朗読を省略いたします。

          (議案朗読)



○議長(仲澤正巳君) 朗読は終わりました。

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△第7 提案理由の説明



○議長(仲澤正巳君) 市長に提案理由の説明を求めます。

 市長 中村照人君。



◎市長(中村照人君) 平成18年第2回臨時市議会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多用のところ、ご出席をいただきまして誠にありがとうございます。

 まず、提出議案の説明に先立ちまして、去る15日の夕方発生をいたしました強風を伴う激しい雷雨による、本市の広い範囲での収穫を控えた桃やスモモ等の被害についてであります。この突風は、7月としては観測史上最も強い瞬間風速を観測し、農業被害以外にも公園や、街路樹の枝折れ等の被害も多数発生しております。また、昨日は牧丘西保地区におきまして4戸の床下浸水が発生をいたしまして、県とともに対応をしたところでもあります。被害を受けられました市民の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 これに対する本市の対応といたしましては、16日の朝、私も被害地を視察し、農林課において被害状況の調査を行うとともに、危機管理対策会議を招集し、総務課、農林課、建設課など、関係課に被害情報の収集を行うなど、対応策を指示したところであります。

 とりわけ、果樹被害等の第1報によりますと、山梨地域は日下部、後屋敷地区に被害が多く発生しており、突風による桃の落果被害が20から30%、スモモの落果は10%以下、また、岩手地区の一部については、ブドウに降雹の被害も確認されております。牧丘地域におきましては、諏訪、中牧地区の一部で突風による桃、スモモの落果被害がそれぞれ10%以下及び諏訪、中牧地区の一部においてもブドウに降雹の被害が確認されております。

 なお、JAフルーツ山梨では、被害状況調査を取りまとめて、本日対策会議に諮り、対応策を検討することとなっております。本市といたしましても、JAフルーツ山梨の対策会議の結果を踏まえ、当面可能な支援策について早急に検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、今臨時会に提案いたします議案は、条例関係と工事請負契約関係の2案件であります。

 まず、議案第95号は、山梨市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてであります。

 この内容は、現行制度では、70歳以上の国民健康保険被保険者の医療機関等における、一部負担割合は1割、及び地方税の課税所得額が一定額以上の所得者である被保険者については、一部負担金割合が2割と定められております。

 今般、健康保険法の一部を改正する法律が6月21日に公布され、一定額以上の所得者である、被保険者の一部負担金割合2割を3割とすること、及び出産育児一時金34万円を35万円とし、平成18年10月から適用することとされたことに伴い、条例を改正しようとするものであります。

 なお、毎年8月1日から使用する高齢受給者証を交付いたしますが、今回の改正により、一定額以上の所得がある被保険者には、新たに10月から使用する3割負担の高齢受給者証を交付することとなりますので、8月から使用する高齢受給者証に改正内容を記載することにより、再度高齢受給者証を交付することなく、処理することができるよう指導されていることを踏まえ、今議会に提案するものであります。

 議案第96号は、まちづくり交付金事業、(仮称)根津記念館主屋保存改修及び復元工事請負契約についてであります。

 この内容は、我が国の近代を代表する実業家で、文化人でもありました初代根津嘉一郎翁の生家であり、また本県における近代和風建築の代表的遺構である旧根津邸を整備し、将来にわたって保存活用するため、主屋の保存改修及び復元を図ろうとするものであります。本市の名誉市民であります根津嘉一郎翁は、東武鉄道の創業を初め、日清製粉、富国生命など200以上の有力企業の経営に携わった大実業家として、また公共事業に対する多額の寄附を行い、社会に貢献したことでも知られております。

 一例を申し上げますと、県内の全小学校にピアノやオルガン、人体模型などを寄贈したのを初め、旧山梨小学校校舎や旧根津橋及び現在、県庁南別館として使用されている旧県立図書館も根津翁の寄附で建設されました。特に、旧山梨小学校校舎は、鉄筋コンクリートづくり3階建てでありましたので、建設された昭和4年当時としては、県内でも非常に珍しい近代的な校舎でありました。旧根津邸につきましては、平成15年11月、遺族であります根津栄三郎氏、根津喜美恵氏、根津一氏、穴水千恵子氏、布留川淑子氏の5氏により土地7,059平方メートル、建物952.52平方メートルの寄附採納のお話をいただきましたので、翁の行跡を偲びながら、後世の人々の研さんと育成などの場として活用するため、受納したところであります。この具現化を図るため、庁内の検討委員会及び地元代表、学識者で構成する整備活用委員会を設置して整備方針について検討をいただき、平成17年3月に整備基本構想を策定いたしました。また、この構想に基づき平成17年度、現況測量、長屋門保存修理を行ったところであります。工事の概要は、昭和8年に建築された主屋木造2階建て526平方メートルの保存改修工事と、現在は失われております木造平屋建て233平方メートルの家屋を創建時の資料に基づき復元しようとするものであります。また、あわせて(仮称)根津記念館多目的広場工事として主屋周辺の樹木の移植、伐採なども行う予定であります。本市は、山梨市全域を舞台として、市民一人一人を主役とする地域再発見と、創造的活動を支援する場づくりなどを展開して、魅力あるまちづくりを行うため、山梨市フィールドミュージアム構想に取り組んでおります。

 整備いたします(仮称)根津記念館は、フィールドミュージアム構想の拠点施設として位置づけておりまして、市内に点在する文化財などの案内及び地域文化の活動拠点などの機能を持たせるとともに、主屋は昭和初期の代表的な建物として、国の登録文化財の指定を目指してまいりたいと考えております。今回の請負契約に際しましては、特定建設工事共同企業体による、一般競争入札により、去る6月15日に入札公告を行い、各種手続を経て7月18日に入札を執行いたしました。その結果、鴻池組・山梨建設共同企業体が1億8,670万円で落札し、消費税を含めまして1億9,603万5,000円で仮契約を締結したところであります。つきましては、保存改修及び復元工事の請負契約を締結いたしたく、地方自治法第96条の規定により、議会の議決を求めるものであります。なお、完成は平成19年3月15日を予定しておりますが、工事期間中、近隣にお住まいの方々に何かとご迷惑をかけることとなりますが、ご理解とご協力をお願いをいたします。

 以上、提出議案の概要を申し上げましたが、よろしくご審議を賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(仲澤正巳君) 提案理由の説明は終わりました。

 議事の都合により暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時17分



△再開議 午前11時32分



○議長(仲澤正巳君) 再開いたします。

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△第8 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決



○議長(仲澤正巳君) これより議案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 吉田昭男君。



◆6番(吉田昭男君) 議案第96号 まちづくり交付金事業、(仮称)根津記念館主屋保存改修及び復元工事請負契約について質疑を行います。

 今、少なくない市民は、相次ぐ介護、医療、市民税などの負担増に厳しい生活を強いられております。家計を維持するためにあらゆる知恵を絞り、節約を行っています。マイカー、家電、家具などの耐久消費財は、修理や長持ちをさせるための工夫と努力で我慢をしております。

 今回、市はフィールドミュージアム構想の拠点として、根津記念館整備計画に基づいて、主屋保存改修及び復元工事、多目的広場(その1)に1億9,600万円余の市費をかけて工事に着手しようとしています。

 今後さらに、周辺整備を含めて5億円もの事業費が見込まれるとのことであります。平成18年度予算において、財政難を理由として、各種補助金の削減や打ち切りと切実な市民要求が後方に追いやられる中で、多くの市民が疑問を持つところであります。まちづくり交付金事業を活用しても、市民の多額の税金が投入される道理には変わりはなく、新しいまちづくりがハード事業を中心に営々と進行すると、そのしわ寄せは当然に市民直結の事業、市道建設や整備、福祉、教育、文化、スポーツなどの事業の後退とならざるを得ません。

 今、全国で持続可能な循環型社会の確立が叫ばれ、その中で福祉制度の充実こそが最良の決め手であるという考え方に基づいて、実践を行っている自治体も生まれております。当山梨市においても、不急な事業は長期計画で進め、予算の配分を福祉を初め市民生活優先型に切りかえるよう強く要望して2点伺います。

 第1点は、平成16年より平成18年までの旧山梨市第6次長期総合実施計画のフィールドミュージアム構想では、事業費総額が1,383万3,000円で国・県からの財源はゼロとなっていますが、今回、事業費が大幅に増加したのは、どんな理由からでありますか。

 また、第2点として根津邸整備活用委員会はどのように構成されていて、どのような経過から整備事業計画の実施に至ったのか、2点について説明を求めたいと思います。

 よろしくお願いいたします。



○議長(仲澤正巳君) 市長答弁、中村照人君。



◎市長(中村照人君) 吉田議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、山梨市の予算全体の傾向でありますが、生活保護費などの社会保障的な経費であります扶助費など義務的経費につきましては、近年増加傾向をいたしております。公共事業などの投資的経費は減少傾向をしておりまして、教育、福祉、医療等にかかる経費が基本的には増加をしていると、こういう状況であることをまず基本的にご理解をいただきたいと思います。

 そうした中で、現在市といたしましては、市道野背坂線、小原東東後屋敷線、落合正徳寺線など、主要道路整備を初めといたしまして、生活基盤の整備、児童クラブ室の建設やつどいの広場設置などを初めとして、子育て支援事業、高齢者福祉事業など、乳幼児から高齢者までの幅広い福祉対策、小中学校の耐震化等の児童生徒の安全対策、2学期制や30人授業、英語教育、あるいは科学する心をはぐくむ教育などを初めとして、教育の充実、スポーツ広場整備、地域住民主体の総合型地域スポーツクラブ等の推進、森林セラピーなどを初めとする観光施策など数多くの事業を進め、でき得る限りのバランスをとり、住民生活の向上を図っているところであります。

 ご指摘の旧山梨市第6次長期総合計画実施計画のフィールドミュージアム構想の事業費につきましては、推進構想の経費や文化財施設の維持管理経費でありまして、個々の文化財施設等の整備につきましては、それぞれ該当する補助金を活用して整備を図っていきたいと考えております。

 旧根津邸につきましては、平成15年11月19日に寄附を受け、平成17年3月に基本構想を策定しており、整備事業費等はこの中には含まれてはおりません。

 まちづくり交付金事業は、山梨市固有の歴史、文化、果樹景観を生かしはぐくむ、にぎわいと集いの桃源文化の拠点づくりを目標として、本市の中央地区500ヘクタールをフィールドミュージアム構想及びウォーターフロント構想、山梨市観光指針等を基本にいたしまして、山梨市駅舎一部改修、多目的施設の整備、駅前第2駐車場、駅西自転車駐輪場などの山梨市駅周辺整備、連方屋敷、清白寺の周辺整備、笛吹川遊歩道及び三川落合地区整備、山梨市駅東山梨線の電線地中化を含めた景観整備事業等を平成17年度から平成21年度までの5カ年計画で行おうとするものであります。

 旧根津邸整備につきましては、その中の1つの事業といたして、平成17年3月に事業の承認をいただき、フィールドミュージアム構想の拠点施設として整備を図っております。旧根津邸整備活用委員会につきましては、寄附を受けた際、後代の人々の研さんと育成に資し得る施設として、社会公共のためにでき得る限り、庭園、建物及び構造物を活用してほしいという寄附者の要望を踏まえ、根津嘉一郎翁によって建てられた住宅及び附属建物、施設並びに土地を将来にわたって有効に保存し、整備活用する目的で平成16年7月27日に設置をいたしております。

 メンバーは、近現代史及び建築についての学識経験者、地元区長及び公民館長などで構成をいたしております。委員の意見をもとに、整備活用について検討を重ね、主屋の修復と復元、倉庫を生かした展示施設及び庭園整備の方針がまとまり、構想及び実施設計の策定に至りました。

 今回の工事は、その実施設計に基づくものであり、主屋については、国の登録文化財を目指し、この施設を市の歴史学習、体験学習の場として市民に有効活用していただけるよう整備を図ってまいりたいと考えております。なお、先ほど申し上げましたように、根津嘉一郎翁は、山梨市の名誉市民であり、根津橋、旧山梨小学校、県下小中学校へのピアノ寄附などを初めといたしまして、各種公的な寄附をいただいております。

 また、近年は駅前区画整理に関しましても、土地に対して協力もいただいているところであります。また、戦時中には皇族が疎開された屋敷でもあります。



○議長(仲澤正巳君) 吉田昭男君、再質問はありませんか。



◆6番(吉田昭男君) ありません。



○議長(仲澤正巳君) 以上で、通告による質疑は終了しました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) 質疑なしと認めます。

 よって、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第95号及び議案第96号については、山梨市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第95号及び議案第96号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより、議案に対する討論に入ります。

 討論の通告がありますので、順次発言を許します。

 まず、原案に対する反対者の発言を許します。

 吉田昭男君。



◆6番(吉田昭男君) 議案第95号 山梨市国民健康保険条例の一部を改正する条例について討論をいたします。

 国民健康保険制度は、国民が等しく安心して医療を受けることができる権利を保障する社会保障制度であります。

 しかし、国は国民の生存権を保障する社会保障制度を次から次へと後退させ、低所得者、社会的弱者が社会保障制度から排除されるという事態を広範に引き起こしています。他方、自治体でも、国保に共済制度という考え方、高齢化社会や財政難を理由として保険料負担を応能重点から、応益重点にするなど制度を変質させています。

 今回の条例改正は、さきの国会での医療改定を受けたものであると思いますが、70歳以上の高齢者で現役並みの所得、夫婦2人世帯で年収が約520万円以上、単身世帯で約380万円以上の世帯の窓口負担が2割から3割になるものであります。先ごろ、各家庭に今年度の国保税の納税通知書が送付されました。県内各地の税務課の窓口には、計算違いではないのか等の問い合わせが殺到しました。山梨市でも、一週間に約70件を超える電話や窓口への問い合わせがあったようであります。

 国保が値上げとなったのは、老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小、高齢者の住民税非課税限度額の廃止、定率減税の半減化等々により、年金収入が変らないのに、控除が減りその結果、住民税が2倍から10倍にもなったことが連動したことによるものと思います。4月からの介護保険料の負担増とあわせて、今回の条例改定は現役並みの所得のある高齢者には、窓口負担50%増は耐えがたい痛みの押しつけ以外の何物でもありません。自治体が社会保障制度としての国民健康保険制度を今後もしっかりと堅持し、これ以上の国保料の負担増と、国保料の滞納をふやさないために、山梨市国民健康保険条例の一部を改正することには同意できません。

 以上です。



○議長(仲澤正巳君) 次に、原案に対する賛成者の発言を許します。

 丸山正一君。



◆19番(丸山正一君) 議案第95号 山梨市国民健康保険条例の一部を改正する条例について賛成討論を行います。

 国民皆保険を堅持し、医療制度を将来にわたり持続可能なものとしていくには、その構造改革が必要であることから、国民の視点から医療はいかにあるべきかについての基本的な考え方、安心、信頼、医療の確保と予防の重視、医療費の適正化の総合的な推進、超高齢化社会を展望した新たな医療保険制度体系の実現に基づき、平成18年6月21日、健康保険法等の一部を改正する法律が公布されたところであります。70歳以上の高齢者の一部負担割合は、平成14年10月の改正により、一定額以上の所得者は2割となり、今回の法改正により10月1日から3割へ引き上げられたものであります。

 また、平成16年度税制改正において、公的年金等控除の見直し及び高齢者控除の廃止が行われたこと並びに平成17年度税制改正において、65歳以上の者についての住民税非課税措置が廃止されたことに伴い、新たな現役並み所得者に移行する者については、急激な負担増を緩和するため、平成18年8月から2カ年間、高額医療費の自己負担制限額を一般の世帯と同額とする経過措置も講じられております。国民健康保険は、加入者に高齢者や所得の低い方が多いという構造的な問題を抱えており、財政運営が大変厳しい状況にあります。また、今回の改正により老人保健の受給者については、老人保健法の定めにより改正されますため、国保独自の負担率を設定することは、格差が生じることや、国民健康保険財政の健全化を考えると、一定額以上の所得がある高齢者には負担増となりますが、ご理解をいただき、また少子化対策として出産育児一時金も35万円に引き上げの改正がありますので、原案のとおり可決すべきものと賛成をいたします。



○議長(仲澤正巳君) ほかに討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) ほかになしと認め、以上をもって議案に対する討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議案第95号 山梨市国民健康保険条例の一部を改正する条例について原案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(仲澤正巳君) 起立多数であります。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議案第96号 まちづくり交付金事業、(仮称)根津記念館主屋保存改修及び復元工事請負契約について原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(仲澤正巳君) ご異議なしと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

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△第9 閉会



○議長(仲澤正巳君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。

 よって、平成18年第2回山梨市議会臨時会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。



◎議会事務局長(金丸俊男君) あいさつを交わしたいと思います。

 ご起立をお願いいたします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(金丸俊男君) 相互に礼。



△閉会 午前11時54分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

   平成18年7月21日

       山梨市議会議長  仲澤正巳

       会議録署名議員  大竹裕子

       会議録署名議員  志村 忍