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山梨県 山梨市

平成22年 12月 定例会 12月21日−04号




平成22年 12月 定例会 − 12月21日−04号







平成22年 12月 定例会



          平成22年12月山梨市議会定例会 第4日

◯平成22年山梨市議会12月定例会第4日目は、12月21日午前10時山梨市議会議場に招集された。

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◯平成22年12月21日(火曜日)午前10時00分開議

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◯議事日程(第4号)

  第1 諸般の報告

     (1)常任委員会審査結果報告

     (2)議案等受理報告

  第2 常任委員会委員長報告

     (質疑・討論・採決)

     議案第75号 山梨市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例について

     議案第76号 山梨市特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について

     議案第77号 山梨市交通・火災災害共済条例の一部を改正する条例について

                                    計3件

     議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について

                                    計1件

     議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例について

                                    計1件

     議案第80号 山梨市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例について

     議案第81号 山梨市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例について

     議案第82号 山梨市ひとり親家庭医療費助成に関する条例の全部を改正する条について

                                    計3件

     議案第83号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第4号)

                                    計1件

     議案第84号 平成22年度山梨市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

     議案第85号 平成22年度山梨市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

     議案第86号 平成22年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第87号 平成22年度山梨市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第88号 平成22年度山梨市介護保険特別会計補正予算(第3号)

     議案第89号 平成22年度山梨市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第90号 平成22年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第91号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第3号)

                                    計8件

     議案第92号 平成22年度山梨市水道事業会計補正予算(第3号)

                                    計1件

     議案第93号 土地改良事業(農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業成沢地区)を山梨市営として施行の承認を求めることについて

                                    計1件

     請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願書

                                    計1件

  第3 市長追加提出議案

     (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)

     議案第94号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)

     議案第95号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)

     議案第96号 平成22年度山梨市病院事業会計補正予算(第2号)

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◯本日の会議に付した事件

  日程第1から日程第3は議事日程に同じ

  追加日程第1 議員提出議案

         (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)

         山議案第10号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための意見書の提出について

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◯出席議員(18名)

     1番   高原信道君    2番   古屋忠城君

     3番   雨宮悦子君    5番   飯嶋賢一君

     6番   勝村 力君    7番   大村政啓君

     8番   古屋雅夫君    9番   古屋弘和君

    10番   木内健司君   11番   秋山榮治君

    12番   古屋保男君   13番   岩崎友江君

    14番   佐藤 勇君   15番   向山 輝君

    16番   吉田昭男君   17番   雨宮 巧君

    18番   小野鈴枝君   20番   大竹裕子君

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◯欠席議員(1名)

    19番   山田 稔君

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長      竹越久高君   副市長     井戸 栄君

                  政策秘書

  教育長     堀内邦満君           加々見義雄君

                  課長

  総務課長    石場正敏君   財政課長    里吉幹夫君

  管財課長    岡 博久君   税務課長    丸山徳昭君

  市民生活            福祉事務

          野沢信次君           雨宮俊彦君

  課長              所長

  介護保険

          向山邦夫君   晴風園長    飯島尚敏君

  課長

  健康増進

          奥山博文君   環境課長    武井信治君

  課長

  農林商工

          奈良 孝君   観光課長    小林 孝君

  課長

                  都市計画

  建設課長    村田晴彦君           小林勝正君

                  課長

                  会計管理者

  下水道課長   名取茂久君   会計課長    武藤 亨君

                  学校教育

  水道課長    土橋真仁君           角田 寛君

                  課長

  生涯学習

          芦澤 武君   牧丘支所長   雨宮利幸君

  課長

  三富支所長   日原明彦君

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◯事務局職員

  議会事務            議会事務局

          関  健君           奥山栄一君

  局長              次長

  書記      平井 聖君   会議書記    斉藤一郎君

               開議 午前10時00分



◎議会事務局長(関健君) 再開に先立ち、お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。

 ご着席願います。

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△開議



○議長(高原信道君) ただいまの出席議員は18名です。

 定足数に達していますので、本会議を再開いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

          〔本文 139頁〜140頁参照〕

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△第1 諸般の報告



○議長(高原信道君) 日程第1、諸般の報告を行います。

 会議規則第39条の規定により、各常任委員会に付託いたしました議案の審査結果について、委員会報告書の提出がありました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。

 次に、市長から追加提出議案の送付がありました。提出議案は議案第94号から議案第96号までの3案件であります。市長追加提出議案として上程いたしますので、ご了承願います。

 次に、山田稔君は一身上の都合により、本日欠席する旨の届け出がありました。

 以上で諸般の報告を終わります。

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△第2 常任委員会委員長報告(質疑・討論・採決)



○議長(高原信道君) 日程第2、常任委員会委員長報告を行います。

 本定例会に上程されました議案について、各常任委員会へ審査を付託しています。

 各常任委員長から審査の経過と結果について報告を求めます。

 なお、各常任委員会に分割付託している議案もありますので、各常任委員長の報告後に質疑、討論及び採決を行います。

 初めに、総務常任委員長 大村政啓君の報告を求めます。

 大村政啓君。



◆総務常任委員長(大村政啓君) 議長の命により、総務常任委員会より報告をいたします。

 本委員会は付託された議案について、お手元に配付いたしました報告書のとおり、議案第75号、第76号、第77号、第83号、関係付託部分の4案件はいずれも全会一致で可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、審査の経過から主なるものについて、その概要を申し上げます。

 最初に、議案第83号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第4号)関係付託部分のうち、歳出の諸支出金について、基金に繰越金3億円を2種類に分けて積み立てをした内容はとの問いに対して、基金への積み立てについては、財政調整基金に1億円、また起債の償還が平成24年度にピークを迎えることから、市債管理基金へ2億円の積み立てであると、今後も今年度の決算状況を見る中で、3月補正でも、もし積み立てができるようであれば、財政調整基金に積み立てをしていきたいとの答弁がありました。

 次に、選挙費に関しまして、山梨県知事選挙費の期日前投票に伴う補正減額の内容はとの問いに対し、現在の期日前投票所は、本庁西館と牧丘支所、三富支所の3カ所で行っています。法的には1市1カ所となっておりますが、牧丘、三富については任意で投票所となっており、前回も期日前投票期間を16日間設け、午前8時30分から午後8時まで対応していたが、前半の1週間は投票者が1日に1人ないし2人の日もあり、投票管理者、立会人からも、期日前投票は1週間あればいいのではないかと、このような声があり、検討した結果、投票日の8日前であれば土・日が2回あるので、対応できるのではないかということで、牧丘、三富の期日前投票期間を短縮いたしました。この短縮期間に伴う立会人、管理者の報酬、食事代等で約48万円が減額となり、これを市の知事選挙中の庁舎燃料代に充てるための補正である。なお、期間短縮は国政選挙の衆議院、参議院、知事選とし、県議会、市長、市議会選挙については従来どおりであるとの答弁がありました。

 次に、徴税費に関して、賦課徴収費の補正額241万4,000円のコンビニ収納の内容と、維持管理費がどのくらいかとの問いに対し、補正に計上した額はシステム導入の開発費である。また、年間維持経費としては、基本料金、手数料を含め新たな委託料としてコンビニ対応納付書の用紙料金等710万円と見込まれると報告がありました。しかし、減額も見込まれシステム導入により、OCR機器リース料の納付書変更等による490万円余りの削減が可能となるほか、OCR消し込み作業負担軽減により、収納整理、滞納整理が強化、充実できるなど、収納率向上で、概算ではありますが、年間400万から500万円、率にして0.1%程度が見込まれる。また、さらにカスタマーバーコード対応による郵便料削減も含め、総合的に計算すると、年間400万円余りの経費節減が見込まれ、システム導入の初期投資経過、費用を含めて約2,100万円は5年程度で回収できると考えているとの答弁がありました。

 次に、総務費について、市営バス停留所の増設等について予定はあるのかの問いに対しまして、山梨市循環線のうち、特に市民から要望の多いところについて検討しているとの答弁がありました。また、牧丘地区では、お年寄りが朝、バスで医療機関等に行き、受診が終わり、バスで帰る時間帯がお昼ごろが多く、12時のバスにおくれると次は14時になってしまうので、時刻の調整ができないかとの住民の声がありました。受診などが終わり、バスに乗れるように時間を少しでもおくらせるなど、検討していただきたいとの問いに対し、今回の時刻表の見直しの中で、バスの運行回数の増減は予定していないが、できる範囲内で検討していきたいとの考えがあると答弁がありました。

 このほか、過疎債、消防施設費、無線統合整備費等、各委員より数多くの質問があり、本報告書からは省かせていただきました。

 最後に、本委員会から次のことを要望いたします。

 議案第75号の職員の勤務時間の改正に伴い、住民サービスが低下しないよう、市民に対し広報等を通じ、業務時間短縮がスムーズに行われるように周知徹底を図ること。

 以上をもちまして、総務常任委員会の付託議案の審査報告といたします。

          〔参考資料 47頁〜48頁参照〕



○議長(高原信道君) 次に、建設経済常任委員長 飯嶋賢一君の報告を求めます。

 飯嶋賢一君。



◆建設経済常任委員長(飯嶋賢一君) 建設経済常任委員会から審査の経過と結果を報告いたします。

 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、全議案とも原案どおり全会一致で可決をいたしました。

 審査の経過の主なものについて報告いたします。

 まず、議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について及び議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例について、今回の改正による値上げによって赤字は補えるか、また簡易水道料金の基本料金について、水道料金の基本料金と同額になったが、今後の他の料金体系についてはどのように考えているのかとの問いに対して、今回の値上げでは赤字が補えるものではない。水道事業、簡易水道事業は、給水人口の規模による区分けであり、本質的な違いはない。将来的には料金体系の統一を図り、採算のとれるようにしていきたい。今回、水道及び簡易水道の基本料金が同額となることは、公平性の観点から大きなものと考えているとの答弁がありました。

 次に、議案第83号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第4号)関係付託部分について、道の駅の運営管理に関する経費の補正額が大きいのではないかとの問いに対して、これまで市で経費負担をしていなかった部分について、特に負担すべきと思われる箇所や、その割合について検討し、必要な額を今回の補正に計上したとの答弁がありました。

 次に、議案第86号 平成22年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、一般管理費の負担金補助及び交付金が減額されているのではとの問いに対して、峡東流域下水道維持管理負担金の当初計画より排水量が少なく、支払い額が予算額に対して減額になる見込みのためとの答弁がありました。

 なお、現地調査として、成沢地区の土地改良事業施行予定地及び野背坂線の視察を行いました。

 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告といたします。

          〔参考資料 49頁〜51頁参照〕



○議長(高原信道君) 次に、教育民生常任委員長 雨宮悦子君は、事故あるため、委員会条例第11条の規定により、副委員長が職務を代行いたします。副委員長 大竹裕子君の報告を求めます。

 大竹裕子君。



◆教育民生常任副委員長(大竹裕子君) 教育民生常任委員会よりご報告いたします。

 本委員会は付託された議案について、お手元の報告書のとおり、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号関係付託部分、議案第84号、議案第85号、議案第88号、議案第89号の8案件は、いずれも賛成多数で可決すべきものと決定されました。

 また、請願第2号については、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。

 次に、審査の経過から主なるものについて、その概要を申し上げます。

 最初に、議案第83号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第4号)関係付託部分のうち、小学校費、スクールバス運行事業費についてであります。

 八幡小学校と三富小学校の2校で、スクールバスの運営をしているが、2台とも市内から出た廃食油を精製したバイオディーゼル燃料を使用しているはずだが、今回燃料費の補正が提案されているのはなぜかとの問いに対して、バイオディーゼル燃料は低温時には燃料が固まり、流動性が低下し、バスのエンジントラブルの一因になると考えられるため、冬期間においては、バイオディーゼル燃料の使用を停止し、軽油を使用するため、燃料費の不足が見込まれるとの答弁がありました。

 次に、小学校学校施設整備費についてであります。

 設計委託料として304万7,000円が計上されているが、どのような内容かとの問いに対して、耐震工事の際に改修が未実施であった八幡小学校、岩手小学校2校のトイレ等大規模改修のための設計委託料である。他の大規模改修未実施の小学校についても、順次実施を予定しているとの答弁がありました。

 次に、障害者自立支援費についてであります。

 介護等給付事業とはどのような事業内容かとの問いに対して、介護等給付事業は障害をお持ちの方の施設入所や、施設通所、在宅にヘルパーを派遣する等の事業で、市内の主な事業者としては、白樺園、サポートセンターハロハロ、山梨クリナース等がある。今年度の実利用見込み者数は172人で、歳出見込み額は3億円になっているとの答弁がありました。

 なお、要望事項として、環境政策、環境教育等の一環として、小水力発電の導入に前向きに取り組むことを申し入れました。

 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告といたします。

          〔参考資料 52頁〜53頁参照〕



○議長(高原信道君) 以上で委員長報告を終わります。

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○議長(高原信道君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終わります。

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○議長(高原信道君) これより討論を行います。

 議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について及び議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありました。

 討論交互の原則により、原案に反対する吉田昭男君の発言を許します。

 なお、討論の発言時間は、申し合わせにより1人15分以内といたします。

 吉田昭男君。



◆16番(吉田昭男君) 議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部改正案及び議案第79号 山梨市水道条例の一部改正案に対する反対の討論をいたします。

 今回の両条例改定は、平成19年度の改定時に、3年後及び6年後に水道料金の統一を目指すという水道審議会の答申で、今回3年後の見直しに当たり、その決定を受けたものであります。

 水道審議会は、水道料金条例改定で、値上げはやむを得ない理由として、料金回収率が83.6%と低く、採算割れとなっていること。水道整備事業や責任水量制による受水費用、今後の水需要の動向を総合的に勘案した結果であるとしています。

 市当局も、人口減少や節水などから収入の減少、一般会計からの繰出金で賄うことなく採算を確保していくためとしています。

 しかし、いずれの理由も、根本的に受益者たる市民にその責任があるものではありません。本来、水道事業は公共事業であり、自治体が市民の幸福と利益を守るという義務の上に立つものです。形の上では独立採算制、企業会計方式をとっていますが、利潤追求が目的の民間企業と本質が異なります。水道使用料収入減少の要因の一つである市民の節水は、評価こそされても否定されることではありません。人口減少による使用料収入が伸びないことは、少子高齢化の中では避けて通れず、これらを料金引き上げの理由の一つとすれば、将来にわたってずっと水道料は引き上げざるを得ません。

 今回の条例改定案の加重平均は、山梨地域で9.92%、三富地域で22.71%の値上げとなります。今、多くの市民が景気低迷で収入と所得が減り、一方では市・県民税を初めとする各種税負担の増、健康保険、年金、介護保険などの各種社会保険の負担が増えて家計のやりくりに苦しんでいるとき、本当につらい負担であります。

 特に、生業のために水道水に頼る料理・飲食業者、旅館・民宿業、理容・美容業者、クリーニング業者等への影響は、大きく重い負担となります。さらには、3年後にも条例改定を行い、三たび料金見直しが行われることが確定していること等を考え合わせると、とても料金値上げとなる条例改定を黙認することはできません。

 よって、議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部改定案及び議案第79号 山梨市水道条例の一部改定に反対をするものです。



○議長(高原信道君) 次に、原案に賛成する雨宮巧君の発言を許します。

 雨宮巧君。



◆17番(雨宮巧君) 議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例、議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例に対し、賛成討論を行います。

 水は、市民にとって命の水であり、日々の暮らしを営む上で欠かすことのできないものであり、そういう意味において水道事業は、市の行政の中でも最も公益性の高い事業であります。市民に安心・安全な水を、常に安定して供給し続けなければなりません。

 簡水の統合、企業団受水、石綿管、老朽管の更新とこれらに伴う施設整備は、総合計画に示されておりますとおり、実に課題は山積みであります。しかし、その目的とは裏腹に、市の財政は厳しく、今回の料金見直しを行っても、水道事業の給水に要する費用のうち料金で賄える割合は約90%で、10%は一般会計からの繰入れが必要であります。簡易水道事業についても、簡水の統合等もあり、65%は一般会計からの繰入金で賄われているのが現況であります。

 今後の市の財政状況は、さらに厳しさを増すことが想定されます。このことからも、自主財源の確保が求められており、市民の皆さんに痛みを強いることになり、断腸の思いであります。私はさきの料金値上げの折に、もろもろの意見の相違もあり反対をした人間でありますが、さきにも述べた事業計画の遂行は必要不可欠であり、その費用負担は値上げという手段をとらなくても、違う形で市民のおもしとなってくることは必定であります。

 以上のことから、今回の水道料金見直しはやむを得ないものと考えます。よって、議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例、議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例について賛成するものであります。



○議長(高原信道君) 以上で討論を終わります。

 これより採決いたします。

 初めに、議案第75号 山梨市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第76号 山梨市特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、議案第77号 山梨市交通・火災災害共済条例の一部を改正する条例についての3案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第75号から議案第77号までの3案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第78号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成16名)(反対1名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立多数です。

 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第79号 山梨市水道条例の一部を改正する条例について採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成16名)(反対1名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立多数です。

 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第80号 山梨市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例について、議案第81号 山梨市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例について、議案第82号 山梨市ひとり親家庭医療費助成に関する条例の全部を改正する条例についての3案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第80号から議案第82号までの3案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第83号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第4号)について採決いたします。

 お諮りいたします。

 総務、建設経済、教育民生の各委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第84号 平成22年度山梨市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第85号 平成22年度山梨市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第86号 平成22年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第87号 平成22年度山梨市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)、議案第88号 平成22年度山梨市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第89号 平成22年度山梨市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第2号)、議案第90号 平成22年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第91号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第3号)の8案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 建設経済、教育民生の各委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第84号から議案第91号までの8案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第92号 平成22年度山梨市水道事業会計補正予算(第3号)について採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第93号 土地改良事業(農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業成沢地区)を山梨市営として施行の承認を求めることについて採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案承認です。

 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第93号は原案のとおり承認されました。

 次に、請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願書について採決いたします。

 本案は起立により採決をいたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は採択です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成17名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立全員です。

 よって、請願第2号は原案のとおり採択されました。

 ただいま採択されました請願第2号に対する意見書の提出については、議員提出議案として日程に追加し、議題といたします。

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△第3 市長追加提出議案(提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)



○議長(高原信道君) 日程第3、市長追加提出議案を議題といたします。

 本日、市長から送付されました議案は、議案第94号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)、議案第95号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)、議案第96号 平成22年度山梨市病院事業会計補正予算(第2号)の3案件であります。

 これを一括議題といたします。

 市長に提案理由の説明を求めます。

 市長 竹越久高君。



◎市長(竹越久高君) 今回追加する補正予算は、国の「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」を柱とする補正予算が11月26日に成立し、新たに地域活性化交付金(きめ細かな交付金・住民に光を注ぐ交付金)が創設され、実施要綱が示されたことを受け、課題としてきた事業を精査する中で実施計画を定め、対応するものであります。

 議案第94号は、平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)であります。

 この補正予算は、歳入歳出にそれぞれ1億8,458万6,000円を追加し、総額を163億1,493万6,000円にするものであります。

 本市への交付額は、地域活性化交付金・きめ細かな交付金として1億4,257万円余、住民に光を注ぐ交付金として2,193万円余の合計1億6,451万円余であります。

 主なものを申し上げます。

 地域の活性化ニーズに応じた地方単独事業を対象とした「きめ細かな交付金」事業分として、保育所大規模改修費4,500万円、ごみ焼却場補修費2,000万円、市民会館冷温水機ユニット修繕及び洋式トイレ設置経費1,300万円など、総額1億5,458万6,000円。

 また、地域消費者行政、弱者対策・自立支援、知の地域づくりを対象とした「住民生活に光をそそぐ交付金」事業として、市立図書館蔵書更新及び学校図書館の充実を図るための図書購入費2,000万円、今後の弱者対策・自殺予防対策における人材確保のための基金積立1,000万円の総額3,000万円であります。

 議案第95号は、平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)であります。

 鼓川温泉浄化槽設置及び温泉ポンプ交換経費として、1,800万円を歳入歳出にそれぞれ追加し、総額を1億962万4,000円にするものであります。

 議案第96号は、平成22年度山梨市病院事業会計補正予算(第2号)であります。

 エレベーター修繕及び屋上防水工事経費730万1,000円を資本的収入、資本的支出にそれぞれ追加し、資本的収入総額を977万4,000円、資本的支出1,355万7,000円にするものであります。

 また、今回の国の補正予算において、子宮頸がん予防ワクチン接種の対象者が、中学1年生から高校1年生までとなり、国の補正予算成立後から国庫補助対象となりました。

 本市におきましては、国の補正予算成立前に実施した高校1年生も対象とするため、本年4月にさかのぼり、「子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成事業実施要綱」の改正を行い、実施してまいります。

 なお、予算は現計の中で対応し、3月の補正予算とさせていただきます。

 また、地域活性化交付金以外の前倒しなどによる補正は、国・県の状況を把握する中で、3月補正を考えております。

 以上、提案理由の説明をさせていただきましたが、よろしくご審議を賜り、ご議決をいただきますようお願いを申し上げます。



○議長(高原信道君) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第94号から議案第96号までの3案件は、お手元に配付いたしました委員会付託表のとおり、それぞれ所管する常任委員会に付託いたします。

          〔参考資料 54頁参照〕

 この際、常任委員会開催のため暫時休憩いたします。

 なお、各常任委員会は休憩中直ちに委員会を開催し、付託議案の審査をお願いいたします。

 また、委員会条例第20条の規定により説明員の出席を求めます。

 暫時休憩いたします。

               休憩 午前10時45分

               再開 午後1時35分



○議長(高原信道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより議案第94号から議案第96号までの3案件について審議を行います。

 各常任委員長から審査の経過と結果について報告を求めます。

 なお、審査は各常任委員会に分割付託していますので、各常任委員長の報告後に質疑、討論及び採決を行います。

 初めに、総務常任委員長 大村政啓君の報告を求めます。

 大村政啓君。



◆総務常任委員長(大村政啓君) 議長の命により、総務常任委員会より報告をいたします。

 本委員会は付託された議案について、お手元に配付いたしました報告書のとおり、議案第94号関係付託部分の1件は、いずれも全会一致で可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、審査の経過から主なるものについて、その概要を申し上げます。

 最初に、議案第94号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)の関係付託部分のうち、歳出の諸支出金に関して、今回の基金積立金は雇用創出の対策だとのことでありますが、いつから行うのか、また内容はとの問いに対し、今回12月補正において基金積立金を計上し、平成23年・24年の2カ年間の雇用創出に充てる予定です。今回の事業の対象は、自殺者の予防、DV対策など相談の充実、知の地域づくりの事業では、図書館司書の充実などが対象となっているとの答弁がありました。

 また、住民生活に光をそそぐ交付金として、基金積立金は雇用創出ということで、精神保健福祉士を雇うとのこととありますが、その資格はと、また図書館についての雇用者はとの問いに対し、精神保健福祉士とは、国家資格で精神的なカウンセラーで、今回は自殺予防など精神的な相談を目的としている。また、図書館については、図書館司書等の雇用を考えているとの答弁がありました。

 また、基金の積み立てと名称についてはとの問いに対して、基金については新たに積み立てをし、名称については3月議会までに決める予定ですとの答弁がありました。

 以上をもって、総務常任委員会の付託議案の審査報告といたします。

          〔参考資料 55頁〜56頁参照〕



○議長(高原信道君) 次に、建設経済常任委員長 飯嶋賢一君の報告を求めます。

 飯嶋賢一君。



◆建設経済常任委員長(飯嶋賢一君) 建設経済常任委員会から、審査の経過と結果を報告いたします。

 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、全議案とも原案のとおり全会一致で可決しました。

 審査の経過の主なものについて報告いたします。

 議案第95号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)について、鼓川温泉の浄化槽に、土圧によると思われる亀裂が何カ所か生じたため、工事を行う必要があるとのことだが、土圧はあらかじめ計算されたのではないのかとの問いに対して、山はねという現象により、浄化槽下部から押し上げられている可能性が考えられる。浄化槽の外壁ではなく、内部隔壁に亀裂が生じていることも、下部からの土圧が発生していることを示唆している。加えて、鼓川温泉周辺は岩盤のため、これが山全体が動く山はねの土圧を発生させるためと考えられるとの答弁がありました。

 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告といたします。

          〔参考資料 57頁〜58頁参照〕



○議長(高原信道君) 次に、教育民生常任委員会副委員長 大竹裕子君の報告を求めます。

 大竹裕子君。



◆教育民生常任副委員長(大竹裕子君) 教育民生常任委員会よりご報告いたします。

 本委員会は付託された議案について、お手元の報告書のとおり、議案第94号関係付託部分、議案第96号の2案件は、いずれも原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定されました。

 次に、審査の経過から主なるものについてその概要を申し上げます。

 最初に、議案第94号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)関係付託部分のうち、保育所費についてであります。

 地域活性化・きめ細かな交付金の実施事業として、保育所の修繕工事を希望した経過はとの問いに対して、保育所については、平成22年度において、耐震診断を4園で実施している。そのうち、既に耐震診断が終了している後屋敷保育園については、耐震工事の必要性はないとの診断結果となっており、耐震に係る補助金を受けることが不可能なため、今回の地域活性化・きめ細かな交付金を活用した事業実施を希望するものであるとの答弁がありました。

 次に、図書館費についてであります。

 図書購入費として1,825万円が計上されているが、現在のスペースのない図書館の状況で、どのような購入内容を検討しているのかとの問いに対して、現在、図書館では、児童図書を市立保育所に読み聞かせのために大量貸し出しを行う事業を実施している。この事業実施を私立保育園にも拡大するために、図書館の児童図書のスペースに空きができるので、児童図書の充実が必要であるとの答弁がありました。

 なお、要望事項として、今回のような交付金が今後ある場合には、修繕事業ばかりでなく、交付金の本来の目的、趣旨に沿った事業展開ができるように十分な検討をすることを申し入れました。

 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告といたします。

          〔参考資料 59頁〜60頁参照〕



○議長(高原信道君) 以上で委員長報告を終わります。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終わります。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 討論なしと認めます。

 これをもちまして討論を終わります。

 これより採決いたします。

 初めに、議案第94号 平成22年度山梨市一般会計補正予算(第5号)について採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 総務、建設経済、教育民生の各委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成17名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立全員です。

 よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第95号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)について採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成17名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立全員です。

 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第96号 平成22年度山梨市病院事業会計補正予算(第2号)について採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成17名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立全員です。

 よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。

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△日程追加



○議長(高原信道君) 次に、雨宮悦子君ほか6名から山議案第10号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための意見書の提出がありました。

 議員提出議案としてこれを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、山議案第10号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

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△追加日程第1 議員提出議案(提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)



○議長(高原信道君) 追加日程第1、山議案第10号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための意見書の提出について議題といたします。

 提出者を代表して、大竹裕子君から提案理由の説明を求めます。

 大竹裕子君。



◆20番(大竹裕子君) 山議案第10号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。

 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことから、「教育は未来への先行投資」であることが多くの国民の共通認識となっています。

 日本は、OECD諸国に比べて1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多く、31人以上の学級に在籍する児童生徒の割合は、文科省調査によれば小学校54%、中学校82%となっています。

 このような中、文部科学省は、学級の上限人数を現行の40人から全国的に35〜30人に引き下げる新たな教職員定数改善計画を正式に発表しました。

 また、複雑多様化する生徒指導の充実などを図るため、少人数化とは別に4万人の教職員を小中学校で増やす配置改善計画も明らかにしました。今後は、この改善計画が実施されるよう政府予算の確定と国会での標準定数法の改正が望まれます。

 地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設、旅費、教材費、就学援助、奨学金制度など教育条件の自治体間格差が拡がってきています。子どもたちが全国どこに住んでいても機会均等に一定水準の教育を受けられることが、憲法上の要請です。

 しかしながら、義務教育費国庫負担金の国負担の割合が2分の1から3分の1に縮小されたことや地方交付税の削減の影響、厳しい地方財政の状況などから自治体において教育予算を確保することは困難となっています。また、就学援助受給者の増大に現われているように、低所得者層の拡大・固定化が進んでおり、家庭の所得の違いが教育格差に繋がってきています。自治体の財政力や保護者の所得の違いによって、子どもたちが受ける「教育水準」に格差があってはなりません。

 OECD調査では、日本の教育予算は、GDP比に占める教育費の割合や教職員数などで、OECD諸国の中でも最も低い水準にあると指摘されています。教育は未来への先行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとしても等しく良質な教育が受けられるために教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させる必要があります。

 よって、政府において是非とも下記にある事項が実施されるよう要望いたします。

                    記

 1 きめ細やかな教育を一層推進するために、少人数教育の実現を中心とする教職員定数の改善を図ること。

 2 義務教育の根幹である教育の機会均等・水準確保・無償制の維持に不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持すること。

 3 教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。

 以上、地方自治法第99号の規定により意見書を提出する。

 提出先は、文部科学大臣ほか関係行政庁です。

 議員の各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。



○議長(高原信道君) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっています山議案第10号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、山議案第10号は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) 討論なしと認めます。

 これをもちまして討論を終わります。

 これより採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 山議案第10号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための意見書の提出について、原案のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。

          (賛成17名)



○議長(高原信道君) ご着席願います。

 起立全員です。

 よって、山議案第10号は原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 ただいま山議案第10号の意見書が可決されました。

 つきましては、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高原信道君) ご異議なしと認めます。

 よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。

 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。

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△閉会



○議長(高原信道君) 以上で、本定例会の日程はすべて終了いたしました。

 平成22年12月山梨市議会定例会を閉会いたします。

               閉会 午後1時56分



◎議会事務局長(関健君) 平成22年12月山梨市議会定例会の閉会に当たり、高原信道議長からごあいさつを申し上げます。



○議長(高原信道君) 平成22年12月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る12月1日に開会されました本定例会は、水道料金改定問題を初めとする平成22年度山梨市一般会計補正予算案など22案件について、活発な議論が交わされましたところであります。慎重なる審議の結果、いずれも原案のとおり可決され、本日をもって閉会の運びとなりました。これもひとえに、議会運営に対する議員並びに執行部各位のご理解とご協力のたまものと深く感謝を申し上げます。

 JR東海が計画しているリニア中央新幹線が、南アルプスを貫通する「直線ルート」に決定いたしました。南アルプスを北に迂回するルートに比べ、距離が短く建設費が圧縮できるなど、投資効果が見込めると判断したからです。

 懸案だったルート選定が固まったことで、いよいよリニア中央新幹線の走行が現実味を帯びてまいりました。磁力で浮上し、平均速度429キロで高速走行するリニア中央新幹線は、東京、名古屋、大阪の3大都市圏を67分で結ぶ「夢の超特急」として、山梨県に及ぼす経済効果ははかり知れません。自動車や航空機に比べ、環境に優しい鉄道は、世界から注目を集め、高速鉄道の計画が相次いでおります。

 日本が世界に先駆けて長距離リニアを実用化することは、閉塞感の漂う日本経済に弾みがつくことが期待されます。

 リニア中央新幹線の早期建設の実現を要望するとともに、今後活発化する中間駅設置について、議員各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 さて、今年1年を振り返りますと、さまざまな政治の変動や事件がありました。鳩山内閣がマニフェストに掲げた「高校無償化法案」と「子ども手当法案」が3月に成立いたしました。この法案の成立により、公立高校の授業料が無料となるほか、6月からは月額1万3,000円の子ども手当が支給されました。

 しかしながら、鳩山首相は、普天間基地移設問題などにより、6月に辞任いたしました。後任には民主党の代表選挙により、菅直人氏が内閣総理大臣に指名されました。菅首相は、所信表明演説で、消費税引き上げを視野に入れた財政改革と、事業仕分けによる無駄の排除を表明いたしました。

 政府は、特別会計を対象とした事業仕分け第3弾を実施したものの、過去の仕分けで廃止判定を受けた事業が復活するなど、無駄を見直して財源を捻出することの難しさが明らかとなりました。

 国外に目を向けますと、東シナ海の尖閣諸島沖で、中国の漁船が日本の海上保安庁の巡視船と衝突いたしました。日本の領土内に無断で漁船が入り、船長を逮捕したことから、中国は尖閣諸島の領有権を主張し、中国国内で反日運動が起こりました。日本政府は、尖閣諸島には領土問題はないと明言しています。また、海上保安庁が撮影したと見られるビデオ映像が流失するなど、政府に対する危機管理能力が問われています。

 最近では、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪れるなど、日本政府の意向を無視した行動は、極めて遺憾であります。政府は、領土問題に対して強い危機感を持ち、毅然たる態度で取り組んでいただきたいと考えております。

 このように、日本を取り巻く政治情勢は、波乱の多い1年でありました。残念ながら景気の回復を期待していた日本経済は、いまだに低迷したままであります。しかし、こうした状況においてこそ、地域経済の自律的発展と活性化が強く求められます。

 来年の干支は「うさぎ」でございます。来年こそは、気持ちも新たに、「うさぎ」のように元気よく、なお一層飛躍できる年にしたいと思います。

 年末年始は何かとお忙しい日々が続きますが、議員並びに執行部各位には、健康に十分留意され、輝かしい新年を迎えることができますようご祈念を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。



◎議会事務局長(関健君) お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。

               午後2時03分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

   平成22年12月21日

         山梨市議会議長  高原信道

         山梨市議会副議長 古屋忠城

         会議録署名議員  飯嶋賢一

         会議録署名議員  山田 稔