議事ロックス -地方議会議事録検索-


山梨県 山梨市

平成22年  3月 定例会(第1回) 03月05日−01号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月05日−01号







平成22年  3月 定例会(第1回)



          平成22年3月山梨市議会定例会 第1日

◯平成22年山梨市議会3月定例会第1日目(初日)は、3月5日午前10時山梨市議会議場に招集された。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯平成22年3月5日(金曜日)午前10時06分開会・開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議事日程(第1号)

  山梨市市民憲章の唱和

  第1 諸般の報告

     1 議案等の受理報告

     2 定期監査結果報告及び例月出納検査報告

     3 議員派遣結果報告

     4 庶務報告

     5 説明員の報告

  第2 会議録署名議員の指名

  第3 会期の決定

  第4 市長提出議案

     (提案理由の説明、議案の一部に対する質疑)

     議案第3号 山梨市総合計画審議会条例等の一部を改正する条例について

     議案第4号 山梨市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び山梨市職員給与条例の一部を改正する条例について

     議案第5号 山梨市特別会計条例の一部を改正する条例について

     議案第6号 山梨市ひとり親家庭医療費助成に関する条例及び山梨市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例について

     議案第7号 山梨市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について

     議案第8号 山梨市勤労者福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について

     議案第9号 山梨市牧丘町在宅介護支援センター設置及び管理条例を廃止する条例について

     議案第10号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第8号)

     議案第11号 平成21年度山梨市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

     議案第12号 平成21年度山梨市老人保健特別会計補正予算(第2号)

     議案第13号 平成21年度山梨市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

     議案第14号 平成21年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

     議案第15号 平成21年度山梨市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第16号 平成21年度山梨市介護保険特別会計補正予算(第5号)

     議案第17号 平成21年度山梨市居宅介護支援特別会計補正予算(第1号)

     議案第18号 平成21年度山梨市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第4号)

     議案第19号 平成21年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)

     議案第20号 平成21年度山梨市活性化事業特別会計補正予算(第4号)

     議案第21号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第5号)

     議案第22号 平成22年度山梨市一般会計予算

     議案第23号 平成22年度山梨市国民健康保険特別会計予算

     議案第24号 平成22年度山梨市老人保健特別会計予算

     議案第25号 平成22年度山梨市後期高齢者医療特別会計予算

     議案第26号 平成22年度山梨市交通・火災災害共済事業特別会計予算

     議案第27号 平成22年度山梨市下水道事業特別会計予算

     議案第28号 平成22年度山梨市浄化槽事業特別会計予算

     議案第29号 平成22年度山梨市介護保険特別会計予算

     議案第30号 平成22年度山梨市居宅介護予防支援事業特別会計予算

     議案第31号 平成22年度山梨市簡易水道事業特別会計予算

     議案第32号 平成22年度山梨市活性化事業特別会計予算

     議案第33号 平成22年度山梨市水道事業会計予算

     議案第34号 平成22年度山梨市病院事業会計予算

     議案第35号 訴えの提起の件について

     議案第36号 富士川町の設置に伴う山梨県市町村自治センターを組織する地方公共団体の数の変更について

     議案第37号 山梨県市町村自治センターの解散について

     議案第38号 山梨県市町村自治センターの解散に伴う財産処分について

     議案第39号 富士川町の設置及び山梨県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更に伴う山梨県市町村総合事務組合規約の変更について

  第5 議案の一部常任委員会付託

     (議案第10号から議案第21号)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席議員(19名)

     1番   秋山榮治君    2番   向山 輝君

     3番   雨宮悦子君    4番   飯嶋賢一君

     5番   勝村 力君    6番   大村政啓君

     7番   古屋雅夫君    8番   古屋弘和君

     9番   古屋忠城君   10番   木内健司君

    12番   高原信道君   13番   岩崎友江君

    14番   佐藤 勇君   15番   古屋保男君

    16番   吉田昭男君   17番   雨宮 巧君

    18番   小野鈴枝君   19番   山田 稔君

    20番   大竹裕子君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯欠席議員(1名)

    11番   志村 忍君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明のため出席した者の職氏名

  市長      竹越久高君   副市長     井戸 栄君

                  秘書人事

  教育長     堀内邦満君           坂本孝二君

                  課長

                  総務政策

  総務課長    石場正敏君           加々見義雄君

                  課長

  管財課長    岡 博久君   税務課長    竹川一徳君

                  福祉事務

  市民課長    野沢信次君           山下哲司君

                  所長

  少子対策

          日原明彦君   晴風園長    雨宮利幸君

  課長

                  環境課長

  保健課長    奥山博文君   新エネルギ   武井信治君

                  ー推進室長

  商工労政

          奈良 孝君   観光課長    小林 孝君

  課長

  農林課長    武藤 亨君   建設課長    村田晴彦君

  都市計画

          雨宮俊彦君   下水道課長   名取茂久君

  課長

  会計管理者

          三澤一郎君   水道課長    土橋真仁君

  会計課長

  学校教育            生涯学習

          角田 寛君           芦澤 武君

  課長              課長

  社会体育            監査委員

          丸山徳昭君           名取 功君

  課長              事務局長

  牧丘支所長   竹川寿美雄君  三富支所長   名取敬朗君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯事務局職員

  議会事務            議会事務局

          関  健君           武井俊一君

  局長              次長

  書記      手島裕司君   会議書記    須藤一馬君

               午前10時00分



◎議会事務局長(関健君) 開会に先立ち、お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。

 ご着席願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△山梨市市民憲章の唱和



◎議会事務局長(関健君) 市民憲章の唱和を行います。

 山梨市市民憲章は、市制祭や式典等で朗読を行い、市民一人一人がふるさとに愛着を持つとともに、山梨市としての一体感を醸成するために制定されました。

 山梨市議会は、市民憲章を議場で唱和することで、その精神を広く市民の皆様に周知し、親しんでいただきたいと思います。

 市民憲章の朗読を佐藤勇議員が行いますので、ご唱和をお願いいたします。佐藤議員には壇上へ移動をお願いいたします。

          (佐藤勇議員壇上へ移動)



◎議会事務局長(関健君) ご起立をお願いいたします。



◆14番(佐藤勇君) 山梨市市民憲章を朗読いたします。

 初めに一行目、二行目を続けて、先唱いたしますので、復唱をお願いいたします。

 また、三行目の標高差からは、ご一緒にご唱和をお願いいたします。

          山梨市市民憲章

 私たちの宝

 それは

 標高差2300mに息づく自然

 脈々と流れる歴史の重み

 かけがえのない郷土に育まれた実り

 人々が創りだす活力と喜び

 この宝をそだて未来に引き継ごう

 ありがとうございました。



◎議会事務局長(関健君) ご着席願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議長あいさつ



◎議会事務局長(関健君) 次に、平成22年3月山梨市議会定例会の開会に当たり、秋山議長からごあいさつを申し上げます。



○議長(秋山榮治君) 全員での市民憲章、何かさわやかな気持ちで議会が始まるような気がいたします。ありがとうございました。

 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。本日ここに、平成22年3月定例会が招集されましたところ、議員並びに市長を初め、執行部各位にはご健勝にて出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 民主党中心の新政権が誕生し、半年を迎えようとしておりますが、国会においては鳩山総理、小沢幹事長に関する政治とカネの真相究明が先行し、平成22年度予算審議がおくれ、地方行政に支障を来す状況となっております。今議会は予算編成期が中村前市長の急逝に伴う市長選挙と重なり、竹越市長が誕生し、3週間足らずでの開会となりました。国の予算編成のおくれも伴い、提案されます内容は骨格予算ではありますが、大変な状況の中、竹越市長を中心に職員一丸となり英知を結集し、平成22年度予算編成がなされましたことに、心より敬意を表するものであります。

 議会といたしましても、この状況を十分理解しながら、効率的な業務運営を目的とする機構改革に伴う新組織が、人事異動を含め平成22年度の円滑なスタートを願いつつ、議員全員で協議し、会期の短縮を図ったところであります。

 今議会に提案されます議案は、平成21年度補正予算関係12件、平成22年度当初予算関係13件、条例改正等7件、その他5件の37案件が提案されるほか、各恩賜県有財産保護組合議員の選挙等も含まれております。

 骨格予算とはいえ、新年度予算を初め、各議案に対し十分議論を尽くされ、本市の発展と市民福祉の向上に向け、議員及び執行部各位のご理解、ご協力の中、円滑な議会運営が図られますようお願いを申し上げまして、開会のあいさつといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開会 午前10時06分



△開会・開議



○議長(秋山榮治君) ただいまの出席議員は19名です。

 定足数に達していますので、ただいまから平成22年3月山梨市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

         〔本文 1頁〜3頁参照〕

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第1 諸般の報告



○議長(秋山榮治君) 日程第1、諸般の報告を行います。

 本定例会へ提案する議案について、市長から送付がありました。提出議案は、議案第3号から議案第39号までの37案件であります。市長提出議案として上程いたしますので、ご了承願います。

 次に、本定例会において受理いたしました請願及び陳情書は、議員各位に配付のとおりです。

 次に、監査委員から地方自治法第199条第9項の規定により、平成21年度定期監査報告書及び地方自治法第235条の2第3項、並びに地方公営企業法第27条の2第2項の規定により、平成21年11月分から12月分及び平成22年1月分の例月出納検査報告書が提出されました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。

 次に、地方自治法第100条第12項及び会議規則第157条の規定により、山梨県市議会議長会議員合同研修会へ議員を派遣したので、その概要についてご報告いたします。

         〔参考資料 3頁参照〕

 次に、12月定例会以降、3月定例会までの議会活動状況については、お手元に配付いたしました庶務報告のとおりです。

 次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に市長及び各執行機関に出席を求めたところ、お手元に配付のとおり、出席及び委任の報告がありました。

         〔本文 3頁〜4頁参照〕

 次に、志村忍君は病気療養中のため、本日欠席する旨の届け出がありました。

 以上で諸般の報告は終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第2 会議録署名議員の指名



○議長(秋山榮治君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において指名いたします。

 第9番 古屋忠城君、第14番 佐藤勇君を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第3 会期の決定



○議長(秋山榮治君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程のとおり、本日から3月23日までの19日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、本日から3月23日までの19日間と決定いたしました。

         〔参考資料 1頁〜2頁参照〕

 次に、休会についてお諮りいたします。

 会議規則第9条の規定により、3月6日から3月11日までの6日間は、市の休日及び議案調査、常任委員会のため、3月13日から3月16日までの4日間は、市の休日及び議案調査のため、3月18日から3月22日までの5日間は、常任委員会及び事務整理日、市の休日のため、本会議を休会したいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期日程記載のとおり、本会議を休会とすることに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第4 市長提出議案



○議長(秋山榮治君) 日程第4、市長提出議案を議題といたします。

 市長から送付されました議案は、議案第3号から議案第39号までの37案件であります。

 会議規則第35条の規定により、一括議題といたします。

 議案は議事日程第4、市長提出議案に記載のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(秋山榮治君) 市長から所信表明及び提案理由の説明を求めます。

 市長 竹越久高君。



◎市長(竹越久高君) 平成22年3月山梨市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件につきまして、その概要を申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様方のご理解とご協力をいただきたいと存じます。

 ことしも、はや3月に入り、市政運営の本年度の締めくくりと、明年度に向けての大事な時期となりました。この大事な時期を目前にして、昨年12月28日、前中村照人市長が急逝されましたことは、すべての市民の大きな驚きでありました。このまさかの事態は、ご本人にとってもまさかのことであり、無念きわまりないものと推察申し上げ、心からお悔やみ申し上げます。

 私は、中村市長のご逝去に伴うさきの市長選挙において当選を果たさせていただき、第2代山梨市市長として市政運営に当たることになりました。その責任を重く受けとめ、市政運営に精いっぱい努力してまいりますので、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

 中村市長には、旧山梨市長在任中に市町村合併に尽くされ、合併により誕生した新山梨市の初代市長に就任され、新市の基盤固めに全力を傾注されてまいったことは特筆すべきであります。

 新市発足後、早速策定された第1次山梨市総合計画は、新市の基盤固めの上に、今後の市政展開の基本的な道筋を示していただきました。

 また、低迷を続ける経済情勢と厳しい財政環境の中で、的確な行政判断と卓越した行政手腕によって、積極的に新規施策に取り組まれたことは、未来への明るい展望につながるものと期待されます。

 具体的な施策としては、市内に点在する歴史的名刹や、自然景観を博物館と見立てる「山梨市フィールドミュージアム構想」、山梨市の未来を担う児童生徒を守る学校の耐震化や、30人学級の教育の充実、二酸化炭素の削減、リサイクルなど新エネルギーを推進する環境対策、子ども医療費助成事業、父子家庭への福祉手当支給などの医療、福祉、行政機能を集約した新庁舎、文化の拠点としての根津記念館の整備、さらに、野背坂線を初めとする主要道路網を含む生活基盤整備などが上げられます。

 このような多大な功績を称えながら、市民の皆様とともに故中村市長のご冥福をお祈り申し上げます。

 私は、志半ば、道半ばで中村市長が急逝される突然の事態で、進展中の市政がどうなるのか、市政を停滞させてはならないというのが市民の声だと受けとめ、私が引き続き市政を推進する役目を果たそうと願い出たものであります。

 今、この壇上に立ち、改めていよいよ身が引き締まる思いであります。

 第1次山梨市総合計画では、市の将来像を「人・地域・自然が奏でる 和みのまち 山梨市」と表現しています。

 私は、かねてから思いやりと、支え合いをモットーとして、議員活動に励んでまいっており、これは総合計画の「人・地域・自然が奏でる 和みのまち」の趣旨と合致するものと考えます。

 総合計画の柱は、環境政策、健康と福祉、教育文化、産業振興、生活基盤整備の5本柱で、いずれも市民生活に密着で重要な柱であります。

 行政には継続性が肝要であり、山梨市総合計画の推進に努めてまいります。総合計画の推進に当たりましては、住民に最も身近な基礎的自治体として、住民と地域からの行政ニーズを的確に把握するように努めることが第一であります。その上で、限られた財源を必要度の高いところから順に、公正、公平に充当していかなければならないと考えます。

 財政状況は、国、地方を通じて大変厳しいと認識しており、経済状況が回復するにしても、地方財政は大きく好転するとはとても思えません。そういう状況であればこそ、堅実な財政運営、着実な市政運営が欠かせません。奇をてらうよりも、地道を優先したいと思います。

 政治スタンスとしては、市政運営において、一党一派に偏らないことが肝要であり、私は既に所属政党を離脱していることを明らかにしておきます。

 以上、市政運営の基本姿勢などについて申し上げましたが、具体的な施策については、市長就任から今日までの時間的制約により、6月議会で述べさせていただきたいと思います。ご理解をお願い申し上げます。

 さて、国の明年度予算編成と地方財政についてであります。平成20年のリーマンショック以降、世界経済は深刻な影響を受け、生産、収益が減少し、経済危機に陥りましたが、中国やインドは回復し、急成長しているにもかかわらず、日本の経済は企業の業績、雇用状況も回復せず、また、デフレの状況であります。

 このような状況の中で、歴史的な政権交代を経て誕生した新政権が編成した初めての予算においては、右肩上がりの経済成長の前提のもとでの旧来型の資源配分や、行政手法を転換し、経済社会の構造や重視すべき価値を変え、国民生活に活力をもたらす第一歩を踏み出すことが必要であるといたしております。

 このため、「コンクリートから人へ」「新しい公共」「未来への責任」「地域主権」「経済成長と財政の両立」を基本理念として、子育て、雇用、環境、科学・技術に重点を置く予算を編成し、過去最大となる92兆2,992億円となったところであります。

 平成21年度第2次補正予算、「明日の安心と成長のための緊急経済対策」と一体として切れ目なく執行することにより、景気が再び落ち込むことを回避し、着実に回復させ、将来の安定的な成長につながる予算としております。

 一方、地方財政対策については、個人所得の大幅な減少や、企業収益の急激な悪化等により、地方税収入や、地方交付税の原資となる国税収入が引き続き落ち込む一方、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により、定員削減や人事院勧告に伴う、給与関係経費が大幅に減少しても、なお、財源不足が過去最大の規模に拡大するものと見込まれております。

 このため、「地域のことは、地域で決める」地域主権の確立に向けた制度改革に取り組むとともに、地域に必要なサービスを確実に提供できるよう、地方財政の所要の財源を確保することで、住民生活の安心と安全を守るとともに地方経済を支え、地域の活力を回復させていく方針であります。

 この方針に基づき、地方交付税に「地域活性化・雇用等臨時特例費」を別枠で9,850億円を計上し、前年度より1兆733億円増額の総額16兆8,935億円、臨時財政対策債を各団体の財源不足額及び財政力を考慮して算出する新方式を導入し、2兆5,583億円増額の7兆7,069億円とし、臨時財政対策債を含めた、実質的な地方交付税の総額を、前年度より3兆6,316億円増額としたところであります。

 次に、本市の平成22年度の予算編成についてであります。

 予算編成時期が市長選挙と重なりましたので、人件費・扶助費・公債費の義務的経費を含む経常経費、また、継続の主要事業は、国の公共事業経費の削減・見直しと、これまでの個別補助制度を原則廃止した、仮称「社会資本整備総合交付金」「農山漁村地域整備交付金」が創設される見込みであることから、下水道特別会計などを含め、骨格予算として編成したところであります。

 主要な一般財源である市税収入は、景気後退の状況下で、個人・法人市民税が減収の状況であり、地方財政対策の地方交付税は、「地域活性化・雇用等臨時特例費」に基づき、前年度より増額が見込まれますが、自動車重量税率の改正などで、譲与税などは減収の見込みであります。

 一方、歳出につきましては、これまでの行財政改革の取り組みを踏まえつつ、各課に配分した一般財源と、各課みずからが積算する特定財源により、主体的、自立的に予算編成を行い、義務的経費を含む通年必要な経常経費及び継続事業経費と、国の政策経費である子ども手当、緊急雇用創出事業などを計上し、前年度比0.34%減の総額148億1,600万円といたしたところであります。

 主要施策事業については、国の補助制度の動向を見据える中で、6月議会において補正予算を計上することとしております。

 次に、当面する主要課題について説明させていただきます。

 まず、第2次山梨市行財政改革大綱についてであります。本市の行財政改革については、平成17年度に策定した「第1次山梨市行財政改革大綱」に基づき、取り組みを進めているところであります。

 この第1次大綱の推進期間が平成21年度で終了となりますので、切れ目なく行財政改革を進めるため、明年度より、新たな大綱の策定に向けた取り組みを進めてまいりました。

 第2次大綱については、第1次大綱の考え方を継続し、管理型行政から経営型行政への転換を図りながら、自己決定、自己責任の原則に基づいたまちづくりができる行財政システムを構築していくことを基本とし、効率化、成果重視、意識改革、協働の4つを改革の視点に据えております。

 推進期間を平成22年度から26年度までの5年間とし、大綱とあわせて作成する集中改革プラン、推進計画書に沿って、積極的な行財政改革を進めてまいりたいと考えております。

 次に、山梨市過疎地域自立促進計画についてであります。

 山梨市牧丘、三富地域における「過疎地域自立促進特別措置法」は、時限立法により、本年3月31日をもって失効となりますが、1月18日の各政党間の実務者協議で、6年間の延長が決定されたところであり、今国会での成立が図られるものと思います。

 また、延長に合わせ、法案の改正が予定され、都道府県が策定する「過疎地域自立促進方針」、市町村の「過疎地域自立促進市町村計画」に係る義務づけの廃止、過疎対策事業債の対象事業追加と、ソフト事業を加えることとされております。

 3月2日、この改正法案が衆議院総務委員会に提案され、採決の上、衆議院本会議で可決されましたが、現時点では、詳細について把握できない状況でありますので、現計画の内容を確認するとともに、新規事業の拾い出しを行い、「住民が将来にわたり安全に安心して暮らすことのできる」計画を定めてまいりたいと考えております。

 次に、「ふるさと雇用再生特別基金事業」並びに「緊急雇用創出事業」についてであります。昨年に引き続き、経済・雇用危機に対応するため、国の生活対策として「ふるさと雇用再生特別基金事業」、また、生活防衛のための緊急対策として「緊急雇用創出事業」を実施いたします。

 ふるさと雇用再生特別基金事業として「ブランド開発及び販路拡大事業委託」外1件、事業費500万円、緊急雇用創出事業の委託対象として「晴風園入園者介護補助業務」「農林施設維持管理」など7件1,468万円余、直営分として「学校安全及び美化清掃員配置」「公共施設等維持管理」「観光指針作成等事業」など9件3,835万円余の合計18事業5,803万円余を明年度予算へ計上したところであります。

 さて、今議会に提案いたします議案は、条例関係が7件、予算関係25件、訴訟の提起1件、協議関係が4件の37件であります。

 まず、議案第3号は、山梨市総合計画審議会条例等の一部を改正する条例についてであります。

 山梨市行政組織条例の一部を改正する条例が4月1日に施行されることに伴い、所管課名が変更されるため、関連する条例の一部を、それぞれ改正しようとするものであります。

 議案第4号は、山梨市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び山梨市職員給与条例の一部を改正する条例についてであります。

 労働基準法の一部改正等に伴い、関連する条例の一部を、それぞれ改正しようとするものであります。

 議案第5号は、山梨市特別会計条例の一部を改正する条例についてであります。

 山梨市三富デイサービスセンターは、4月1日から指定管理者制度へ移行するため、山梨市居宅介護支援特別会計が廃止となることから、当該条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第6号は、山梨市ひとり親家庭医療費助成に関する条例及び山梨市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例についてであります。

 山梨市子ども医療費助成金支給条例の医療費支給対象年齢が改正されたことに伴い、関連する条例の一部をそれぞれ、6歳から9歳に改正しようとするものであります。

 議案第7号は、山梨市保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例についてであります。

 山梨市牧丘町保健センターを地域の会議、集会及びイベントなど、多角的に有効活用することを目的に、当該条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第8号は、山梨市勤労者福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例についてであります。

 山梨市勤労者福祉センター内の子育て支援施設として利用していた集いの広場「たっち」が、新庁舎に移転したことに伴い、現在空室になっている部屋を会議室として利用することを目的に、当該条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第9号は、山梨市牧丘町在宅介護支援センター設置及び管理条例を廃止する条例についてであります。

 山梨市牧丘町在宅介護支援センターの機能が、平成18年4月に山梨市地域包括支援センターに引き継がれたため、同施設を山梨市立牧丘病院のリハビリ室として活用することを目的に、当該条例を廃止しようとするものであります。

 議案第10号は、山梨市一般会計補正予算(第8号)についてであります。

 補正予算の主な内容は、「明日の安心と成長のための緊急経済対策」の閣議決定において、「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」5,000億円が創設され、国の第2次補正予算で成立したことを受け、対象事業経費の追加と、事業の確定で決算体制を見込んだ補正予算であり、歳入歳出にそれぞれ2億4,351万3,000円を増額し、総額を178億7,826万4,000円にいたそうとするものであります。

 「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」は、地方公共団体によるきめ細かなインフラ整備を支援するもので、本市への交付額は1億9,977万円余と見込まれますので、山梨保育園耐震補強工事、晴風園スプリンクラー設置工事など、9件の懸案事業に2億4,570万円余を追加し、繰越明許費を設定し、整備するものであります。

 決算を見込んだ主な内容としては、歳入で景気低迷の影響を受けた市民税1,768万円、利子割交付金、地方消費税交付金等については、国税の減収に伴う1億640万円の減額で、市債は起債対象事業費確定と法人税、利子割交付金の減収に対する減収補てん債の発行で、総額1億1,030万円の増額であります。

 歳出については、民生費で生活保護扶助費2,000万円、医療給付費の増加に伴う国保会計繰出金6,667万円余の増額と、今後の安定した財政運営を見込み、財政調整基金に8,000万円を積み立てるものであります。

 次に、議案第11号から第20号までの特別会計は、決算体制に向けての各特別会計の補正予算であり、山梨市国民健康保険特別会計ほか9会計で、総額4,846万6,000円増額いたすものであります。

 なお、国民健康保険特別会計は、一般被保険者の保険給付費の増嵩に伴い、国保財政調整基金の全額繰り入れ及び一般会計からの繰入金などで精査する内容であります。

 議案第21号は、山梨市水道事業会計補正予算(第5号)であります。

 決算体制に向けての事業費精査の結果、収益的収入を50万円の減額、収益的支出を93万円の減額とし、資本的収入を6,800万円の減額、資本的支出を413万5,000円の減額をするものであります。

 議案第22号は、平成22年度山梨市一般会計予算についてであります。

 子ども手当の創設、まちづくり交付金事業の終了、予算編成が市長選挙と重なったことなどから、義務的経費を含む経常経費と継続事業経費の骨格予算であり、前年度対比0.34%減の総額148億1,600万円であります。歳入歳出の主なものについて申し上げます。

 まず、歳入についてであります。

 市税については、景気低迷の影響で、全体では37億4,336万円余で、前年度と比較して5.02%の減であります。

 地方譲与税については、自動車重量譲与税の暫定税率改正と地方財政計画をもとに、前年度比5.63%減の総額1億5,100万円を見込んだところであります。

 地方交付税は、新政権が掲げる「地域主権改革」の第一歩として、地方の一般財源の充実を図るための措置として、「地域活性化・雇用等臨時特例費」の新設により、2億7,000万円増額の総額57億2,000万円であります。

 国庫支出金については、まちづくり交付金事業の終了に伴う減額はありましたが、子ども手当創設により3億6,803万円余の増額となり、総額14億6,471万円余であります。

 県支出金については、合併特例交付金が平成21年度で終了しましたが、緊急雇用創出事業、知事・県議会議員選挙委託金の増などにより、総額8億3,072万円余であります。

 地方債については、国の財源不足を補う臨時財政対策債の発行額は大幅にふえておりますが、まちづくり交付金事業など、事業終了に伴う合併特例債の減額などがあり、総額12億5,380万円であります。

 次に、歳出についてであります。

 民生費については、子ども手当の創設で3億8,463万円余、保険給付費の増に伴う国民健康保険、介護保険特別会計などへの繰出金、生活保護、子ども医療費を初めとする各種扶助費の増額など、前年度に比べ15.27%増の6億2,234万円余の増額となり、総額46億9,788万円余であります。

 衛生費については、病院内診療所での一次救急診療体制強化による救急体制の充実を図る、休日夜間急患診療体制の改正に伴う778万円余の増額はありましたが、地域交流センターへのペレット冷暖房ボイラー設置事業が終了したことなどから、1億3,842万円減額の総額13億952万円余であります。

 農林水産業費については、継続で行っている小規模農道水路改良工事などの土地改良事業費6,898万円余、石森地区及び倉科地区団体営土地改良事業費1,565万円、農地環境整備事業などの県営土地改良事業費1,033万円余など、総額4億9,442万円余であります。

 土木費については、継続で行っている道路建設改良費6,310万円、小原東東後屋敷線改良費1億380万円、落合正徳寺線改築費3,174万円、野背坂線改良費1億8,050万円、下水道特別会計への繰出金7億208万円余で、まちづくり交付金事業が終了したことをあわせ、5億4,302万円余の減額の総額15億1,670万円余であります。

 消防費については、常備消防への負担金5億3,208万円余、継続費を設定しました防災行政無線同報系本統合整備事業費7,640万円余など、総額7億4,399万円余であります。

 教育費については、緊急雇用創出事業を併用し、充実を図った特別支援教育支援員設置経費1,578万円余、英語指導助手設置経費3,202万円余、根津記念館事業経費2,068万円余、体育施設指定管理事業経費6,546万円余など、総額15億4,125万円余であります。

 公債費については、元金19億8,887万円余、利子4億1,388万円余であります。

 議案第23号から議案第32号までの特別会計予算は、平成22年度山梨市国民健康保険特別会計予算ほか9会計で、総額94億5,584万2,000円といたすものであります。

 なお、国民健康保険特別会計は、保険給付費を平成21年度の決算見込み額で計上しており、保険給付費の動向と、国保税の基礎となります市民税の課税状況では、税率の改正を検討する必要があると考えております。

 議案第33号から議案第34号は、平成22年度山梨市水道事業会計ほか1会計予算を合わせまして、11億5,521万8,000円であります。

 議案第35号は、訴えの提起の件についてであります。

 この内容は、地方税法の規定により、差し押さえを行った市税滞納者の有する不当利得返還請求権等に係る金銭の支払いを請求するための訴訟の提起に当たり、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案第36号は、富士川町の設置に伴う山梨県市町村自治センターを組織する地方公共団体の数の変更についてであります。

 この内容は、増穂町及び鰍沢町が、平成22年3月7日をもって山梨県市町村自治センターを脱退し、新たに富士川町が3月8日から当該センターに加入することに伴い、同センターを組織する地方公共団体の数を変更するため、地方自治法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 議案第37号 山梨県市町村自治センターの解散について及び議案第38号 山梨県市町村自治センターの解散に伴う財産処分についてであります。

 この内容は、山梨県市町村自治センターが平成22年3月31日をもって解散し、同年4月1日から、その処理する事務を山梨県市町村総合事務組合に統合することに伴い、山梨県市町村自治センターの財産を山梨県市町村総合事務組合に帰属させるため、地方自治法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 議案第39号は、富士川町の設置及び山梨県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更に伴う山梨県市町村総合事務組合規約の変更についてであります。

 この内容は、増穂町及び鰍沢町の合併による富士川町の設置に伴い、山梨県市町村総合事務組合が富士川町の区域における事務を従前の例により行うものとしたこと、また、同組合が平成22年4月1日に山梨県市町村自治センターと統合することにより、同組合の共同処理する事務を変更することについて、地方自治法の定めにより、議会の議決を求めるものであります。

 なお、任期満了に伴います教育委員の任命につきまして、同意を求める人事案件を、最終日に追加提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 以上、提出案件の概要と所信の一端を申し上げましたが、よろしくご審議を賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(秋山榮治君) 市長の所信表明及び提案理由の説明は終わりました。

 これより議案第10号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第8号)から議案第21号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第5号)までの平成21年度山梨市各会計補正予算について、質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第5 議案の一部常任委員会付託



○議長(秋山榮治君) 日程第5、議案の一部常任委員会付託を行います。

 会議規則第37条の規定により、議案第10号から議案第21号までの平成21年度山梨市各会計補正予算の審査は、お手元に配付いたしました委員会付託表のとおり、それぞれの所管する常任委員会に付託いたします。

         〔参考資料 14頁参照〕

 ただいま付託いたしました議案は、3月11日午前10時から各常任委員会を開催いたしますので、付託議案の審査をお願いいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会



○議長(秋山榮治君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。



◎議会事務局長(関健君) お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立お願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。



△散会 午前10時56分