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山梨県 山梨市

平成21年  6月 定例会(第2回) 06月26日−04号




平成21年  6月 定例会(第2回) − 06月26日−04号







平成21年  6月 定例会(第2回)



          平成21年第2回山梨市議会定例会 第4日

◯平成21年山梨市議会第2回定例会第4日目は、6月26日午前10時山梨市議会議場に招集された。

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◯平成21年6月26日(金曜日)午前10時00分開議

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◯議事日程

  第1 諸般の報告

  第2 常任委員長報告

     (質疑・討論・採決)

     議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(山梨市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について)

                                    計1件

     議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について

                                    計1件

     議案第49号 山梨市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について

     議案第50号 山梨市民会館(YLO会館)設置及び管理条例の一部を改正する条例について

     議案第51号 山梨市生活安全条例の一部を改正する条例について

     議案第52号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について

     議案第53号 峡東都市計画事業山梨市駅前土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について

                                    計5件

     議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)

                                    計1件

     議案第55号 平成21年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第56号 平成21年度山梨市介護保険特別会計補正予算(第1号)

     議案第57号 平成21年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第58号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第1号)

                                    計4件

     議案第59号 山梨市道の路線認定について

     議案第60号 訴えの提起の件について

                                    計2件

     議案第61号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第2号)

     議案第62号 平成21年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第63号 平成21年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第64号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第2号)

                                    計4件

     請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願書

                                    計1件

  第3 議員提出議案

     山議案第2号 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の延長に関する意見書の提出について

     山議案第3号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書の提出について

  第4 山梨市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙

  第5 議員の派遣

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◯本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

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◯出席議員(20名)

     1番   秋山榮治君    2番   向山 輝君

     3番   雨宮悦子君    4番   飯嶋賢一君

     5番   勝村 力君    6番   大村政啓君

     7番   古屋雅夫君    8番   古屋弘和君

     9番   古屋忠城君   10番   木内健司君

    11番   志村 忍君   12番   高原信道君

    13番   岩崎友江君   14番   佐藤 勇君

    15番   古屋保男君   16番   吉田昭男君

    17番   雨宮 巧君   18番   小野鈴枝君

    19番   山田 稔君   20番   大竹裕子君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長      中村照人君   副市長     井戸 栄君

                  秘書人事

  教育長     堀内邦満君           坂本孝二君

                  課長

                  総合政策

  総務課長    石場正敏君           加々見義雄君

                  課長

  管財課長    岡 博久君   税務課長    竹川一徳君

                  福祉事務

  市民課長    野沢信次君           山下哲司君

                  所長

  少子対策

          日原明彦君   晴風園長    雨宮利幸君

  課長

                  環境課長

  保健課長    奥山博文君   新エネルギ   武井信治君

                  ー推進室長

  商工労政課

          小林勝正君   観光課長    小林 孝君

  企画監

  農林課長    武藤 亨君   建設課長    村田晴彦君

  都市計画

          雨宮俊彦君   下水道課長   名取茂久君

  課長

  会計管理者

          三澤一郎君   水道課長    土橋真仁君

  会計課長

  学校教育            生涯学習

          角田 寛君           芦澤 武君

  課長              課長

  社会体育            監査委員

          丸山徳昭君           名取 功君

  課長              事務局長

  牧丘支所長   竹川寿美雄君  三富支所長   名取敬朗君

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◯事務局職員

  議会事務            議会事務局

          関  健君           武井俊一君

  局長              次長

  書記      手島裕司君   会議書記    中沢 敏君



△開議 午前10時00分



◎議会事務局長(関健君) 再開に先立ち、お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。

 ご着席願います。

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△開議



○議長(秋山榮治君) ただいまの出席議員は20名です。

 定足数に達していますので、本会議を再開いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

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△第1 諸般の報告



○議長(秋山榮治君) 日程第1、諸般の報告を行います。

 向山輝君ほか18名から山議案第2号 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の延長に関する意見書の提出について及び山田稔君ほか6名から山議案第3号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書の提出についての提出がありました。

 議員提出議案として上程いたしますので、ご了承願います。

 次に、古屋忠城君から6月22日の本会議における発言について、お手元に配付しましたとおり、発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申し出がありましたので、会議規則第64条の規定により、議長において許可いたしましたので、ご了承願います。


     発言訂正申出書
 平成21年6月22日の本会議における私の下記の発言について、誤りがあったので議長の許可を得たく山梨市議会会議規則第64条の規定により申し出ます。
                   記
訂正する字句
 市民農園の年間利用料の発言について
 「1区画年間、はっきり解りませんが、36,000円位ですか30,000円、3,000円位月」を「1区画年間18,000円、月額1,500円」に訂正する。
 平成21年6月26日
     山梨市議会議員  古屋忠城
山梨市議会議長 殿




○議長(秋山榮治君) 次に、商工労政課長奈良孝君は、一身上の都合により本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。

 本日の説明員として商工労政課企画監小林勝正君が出席をしておりますので、ご了承願います。

 以上で、報告を終わります。

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△第2 常任委員長報告(質疑・討論・採決)



○議長(秋山榮治君) 日程第2、常任委員長報告を行います。

 議案及び請願については、各常任委員会へ審査を付託しております。

 各常任委員長から審査の経過と結果について報告を求めます。

 なお、各常任委員会に分割付託している議案もありますので、各常任委員長の報告後に質疑、討論及び採決を行います。

 初めに、総務常任委員長 佐藤勇君の報告を求めます。

 佐藤勇君。



◆総務常任委員長(佐藤勇君) 総務常任委員会より報告いたします。

 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、全会一致、または賛成多数で承認及び可決すべきものと決定されました。

 次に、審査の経過から主なるものについて、その概要を申し上げます。

 最初に、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。市民から見ると国保税が随分高くなってしまう印象がある。医療費が増加する中である程度の引き上げは仕方ないと思うが、その理由を市民にしっかりと伝えないと理解してもらえない。市民への周知に関しては十分な対応をしてほしい。また、レセプトの精査等を通して医療機関への指導もしっかり行ってもらいたいとの問いに対し、市民の周知に関しては、議決をいただいたら早急に広報で特集を組み、CATVを利用しての周知も行っていきたい。また、平成20年度の医療費が増加した原因についても、統計的に調査して対応していきたい。さらにレセプトの精査についても、国保連合会の指導を受け、しっかり点検していきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)のうち、9款消防費についてであります。事業費687万円余により75歳以上の高齢者の住む全世帯に対して、火災報知器を配布するとしているが、具体的にどんな方法で行うのかとの問いに対して、区長を通して組長にお願いし設置の了解をとり、よいということであれば、地元の消防団員に設置をお願いすることになる。おおむね1団員が1台取りつけることになると考えている。また、アパートなどの賃貸住宅には、家主に設置義務があるため対象外となる。また、どんな機種になるかは耐用年数が5年間ということもあり、今後消防署等の関係機関の指導を受け実施していきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第60号 訴えの提起の件についてであります。

 一般の消費者金融の返済に苦しんでいる市税等の滞納者がまだまだ多くいるのではないか。今回のような訴訟を通じて市税を確保することはもちろんであるが、これらの人の生活を守る意味で不当利得している者から取り戻すような相談にも対応してほしいがとの問いに対しては、今回のケースは税相談する中で実態がわかったため、訴訟の提起の手続をとらせてもらった。県の滞納整理機構の指導もあり、税の滞納者相談をふやす中で対応していきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第61号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第2号)に関して、国の経済対策を目的とした今回の本市への交付額は、4億4,600万円余であるが、国がどんな基準で交付額を決定しているのか。また、経済対策補正を踏まえ、財政の影響と今後の財政運営はどうかという問いに対して、経済危機臨時交付金は地方交付税の算定項目である地方再生対策費を基準として、人口、面積、地域事情、財政力で算定され交付されたものである。公共投資臨時交付金は補助事業の通常補助率に上乗せされ交付されたものであり、おおむね90%となる。

 また、地方負担分はおおむね10%は地方交付税への算定が100%となる補正予算債が充当される。今回の経済危機対策関係の交付金は、本市の場合、課題としてきた事業を精査し、前倒しする中で追加計上した。現状の財政状況を考えると、財政の克服と経済対策を図ることができるものと考える。なお、これら交付金の財源は国債が含まれているため、今後の地方交付税への影響も考慮した中で事業を精査し、財政運営を行っていきたいとの答弁がありました。

 次に、現地調査でありますが、山梨市地域交流センターについて現地調査を行いました。

 以上をもちまして、総務常任委員会の報告といたします。

         〔参考資料 21頁・22頁参照〕



○議長(秋山榮治君) 次に、建設経済常任委員長 古屋保男君の報告を求めます。

 古屋保男君。



◆建設経済常任委員長(古屋保男君) 建設経済常任委員会より、審査の経過と結果を報告いたします。

 付託された議案について、お手元に配布した報告書のとおり、全議案とも原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定されました。

 次に、審査の経過から主なものについて報告いたします。

 まず、議案第59号 山梨市道の路線認定について、牧丘地区、三富地区はなぜ今回の認定に入っていないのかとの問いに対して、今回の認定については周辺土地利用状況等が変化したため、農道としての位置づけが困難になり、現在の状況から市道として認定し、適正な維持管理を行うために議案提出したものです。将来、牧丘地区、三富地区においても周辺土地利用状況を的確に把握し、市道として認定を行っていきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)関係付託部分の歳出について、フルーツ公園管理経費に関し、旧エコロサーキット場の跡地にレーシングカート場の業者が入るというが、現在の状況はどうかとの問いに対して、レーシングカート場を運営する業者が決定し、土地賃貸契約を締結した。当初、業者からの説明によると6月中にオープンする予定であったが、レーシングカート場の整備に時間を要するため、7月までずれ込むと契約業者から報告を受けているとの答弁がありました。

 なお、現地調査として、山梨市地域交流センター及びレーシングカート場敷地の視察を行いました。

 なお、本委員会として、次のことを要望いたします。

 建設中の地域交流センターを現地視察いたしました。その中で、身障者に配慮した駐車場等の場内整備が着実に施行されているが、より一層身障者に配慮した場内の整備を行われたく要望いたします。

 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告といたします。

         〔参考資料 23頁〜25頁参照〕



○議長(秋山榮治君) 次に、教育民生常任委員長 山田稔君の報告を求めます。

 山田稔君。



◆教育民生常任委員長(山田稔君) 教育民生常任委員会より報告いたします。

 付託された議案・請願について、お手元に配付した報告書のとおり、全会一致で可決・採択すべきものと決定されました。

 次に、審査の経過から主なものについて、その概要を申し上げます。

 最初に、議案第61号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第2号)のうち歳出についてであります。

 経済危機対策臨時交付金の対象事業として、市全体で5億8,620万2,000円が事業費として計上されたが、以前から実施を要望している多数の事業の中から、山梨市屋内温水プールへの温水ヒートポンプ併設ボイラー設置事業と山梨小学校の夜間照明施設改修事業の2事業をどのように選定したかの問いに対して、交付金額に制限があるため、以前から実施を要望している事業等の中から、緊急性の高い事業を選定しましたとの答弁がありました。

 次に、環境共生型住宅モデル整備事業のエコハウス完成後は、普及促進をどのように行っていくかの問いに対して、設計事務所、工務店、関係団体等から組織する協議会を設置し、協議会を中心に普及促進を行います。普及促進の方法としては、需要側の建主と供給側の設計事務所や工務店の両者の体験学習の場として、また、学校などの環境教育の場として活用していただきたいとの答弁がありました。

 次に現地調査でありますが、山梨市地域交流センター及び山梨市立山梨南中学校給食室について現地調査を行いました。

 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告とさせていただきます。

         〔参考資料 26頁・27頁参照〕



○議長(秋山榮治君) 以上で、委員長報告を終わります。

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○議長(秋山榮治君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 質疑なしと認めます。

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○議長(秋山榮治君) これより討論を行います。

 吉田昭男君から、反対討論の通告がありますので、これを許します。

 吉田昭男君。



◆16番(吉田昭男君) 議案第47号及び48号、54号の反対討論を行います。

 初めに、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(山梨市議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例)のうち、第4条山梨市職員給与条例の一部改正についての反対討論を行います。

 この条例の第1条より第3条に係る条例改正の報酬、給与、旅費の削減については何ら異議はございません。第4条市職員に係る削減について、以下の理由から反対をするものです。

 本年1月から3月までの国内総生産は15.2%の減少で、過去最悪であったオイルショック後の13.2%を2期連続で下回りました。特に国内消費の落ち込みは激しく、このまま推移すれば中小企業や商工業の倒産、廃業、さらなる失業増という悪循環の拡大は必至であります。今こそこの状況を改善するために重点を置いた経済支援対策、景気対策が喫緊に求められています。今回の山梨市での削減対象職員は407人、削減総額は約2,800万円余です。全県では3万5,000人の自治体職員に影響が及びます。これは県内労働者の10%にもなり、市内はもとより県内の消費と経済にはかり知れない甚大な被害を及ぼすことは言を待ちません。

 そもそも今回の一時金0.2カ月の削減は、人事院勧告をそのまま市職員に当てはめたものです。人事院は本来7月に行ってきた民間給与調査を4月に臨時調査しただけで、通常では1万1,000企業を対面調査するのに対して、わずか2,700社に郵送調査をしただけです。サンプル数も少なく、しかもボーナスを決定した企業が10%に過ぎず、まことにずさんな調査と言わざるを得ません。人事院の総裁も全体を反映したかといえばそうではないと認めています。そもそも勧告は夏の一時金支給に間に合わないために、年末一時金に反映されており、時間差はあっても全体として水準調査が行われる仕組みになっています。それを全く無視して、前倒しして削減を行うのは、従来からのルールを全く無視するものです。

 なお、今回のような重要議案は、もろもろの事情があるにせよ回避不可能なわけではなく、専決処分は議会の議決権の一部放棄を伴うことから、慎重に取り扱うよう求めて反対討論といたします。

 次に、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての反対討論です。

 国民健康保険は憲法第25条に基づく、国の社会保障の根幹をなす制度であり、第1条で、この法律は国民健康事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民の健康の向上に寄与することを目的とすると高らかに宣言しています。それを政府は、臨調行革路線を推進する中で、医療費の国庫負担分を削減し、地方自治体の国保財政を困難に陥れました。そのことを合理化するために、国保を社会保障ではなく相互扶助であると主張し続けて、この考えを地方にも押しつけています。これは戦前の相扶共済という国庫負担のない時代の考え方であります。

 今回の条例改正で当局の示した年代別比較最高が50代夫婦、所得300万円、固定資産税15万円の世帯が年間で6万100円。率にして17.1%の増。最低は65歳単身世帯で固定資産なしで年間8,000円の増、率にして8%の負担増であります。単純計算でいきますと、平均12.8%となっています。これを現在の山梨市の1人当たりの調定額に当てはめると8万6,660円と推定され、13市の中では高い方に属することになります。今、多くの市民が社会保険料や税金が高くて支払えないと苦しみ、国保税は引き下げてほしいという悲鳴に近い声を上げているとき、これ以上の国保税引き上げを認めることは無慈悲とも言え、とても認められません。

 山梨市の国保財政の幾つかの指標のうち、滞納世帯数は昨年6月1日現在で加入世帯の18.4%で、全県内市の中でも少ないほうから5番目に入っています。不納欠損額は平成19年度におきまして1,160万円、県内全13市中2番目に少なくなっています。これは担当課職員の努力と加入者の理解など、相互間の信頼関係が構築された結果であると思います。市民にこれ以上の負担増を求めることが全く不可能なわけではなく、既に県内でも8市が行っている一般会計からの法定外の繰り入れや、2億2,247万円の基金を一定額取り崩せば当面の値上げは回避できます。

 また、市民1人当たりの医療費が高い問題でも、明確な原因が明らかでない中で、保険税の引き上げだけで対処するのではなくて、食事や健康管理、健康診断の徹底、学習や啓蒙活動をあわせて行うことが求められています。したがって、多くの市民から、介護保険料も上がり、住民税も上がり、もらう年金が年々減る中で、今度は国保税が上がればどうして生きていけばいいのかと訴えられているとき、これ以上の負担増を認めることはできません。

 よって、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について反対をするものです。

 次に、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)に対する反対討論です。

 今補正予算は歳入歳出に8億300万円余を追加して、総額156億6,900万円とするものです。このうち歳入の市債が2億2,900万円、28.6%となっています。そのうちの半分は合併特例債であります。合併特例債は有利な借金ではありますが、後年に返済のツケが回ります。山梨市が使用できる合併特例債の限度額は134億3,000万円余であります。合併時より昨年までの使用が44億9,000万円で、今年度事業計画が7億5,300万円。合計すると52億4,400万円となります。これは新市まちづくり計画予算の77億4,900万円に対して68%の執行となります。

 残り期間5年間で同じような率で執行すれば38億6,300万円の借り入れが発生することになり、現在までの実績と合計すれば91億700万円となります。これ以上の特例債は必要最小限に抑えて、健全な財政が維持できるように求めるものであります。

 次に、歳出について触れます。

 まず、合併特例債の使途であります。私は予算審議の際に、市民の福祉教育に重点を置いた事業を進めることを求めています。しかし、今回の補正予算を含めて3年間について見ますと、事業費33億8,900万円に対して市民生活に直結すると判定できる部分は、約9億300万円、27.4%に過ぎず、他は大型道路、中央地区整備事業、農業土木事業に偏重しています。改めて合併特例債の使用は事業を吟味して、市民の福祉、教育に重点を置くように転換することを求めるものです。

 次に、2款衛生費についてです。

 総額1億350万円余のうち1億円余は国庫補助事業の環境モデル住宅、エコハウスの建設ですが、詳細が不明ですので断定的なことは申し上げられませんが、このエコハウスが一般市民の住宅として広く普及可能かどうか、また駅前一等地を土地開発公社から買い戻して、月極駐車場とすることが、現在の駅前市営駐車場が十分に成果を上げていない中で、新たな駐車場を建設することが適正であるかどうかという疑問が残るところであります。

 次に、6款農林水産業費についてであります。

 7,100万円余のうち農家と農業を応援する農業振興費はわずか130万円余、1.89%に過ぎず、農家と農業経営を継続発展させるための手厚い施策、価格保障、所得保障制度や果樹共済や農薬、資材などへの助成の拡大などの予算創設と拡大を求めるものであります。

 次に、7款商工費についてであります。

 総額2,600万円余のうち商工振興費は478万円余で、わずか18%にしか過ぎません。これでは大型店の出店、外食産業の無差別進出、大手ゼネコンの地方進出、ハウスメーカーによる建築市場の独占等々、瀕死の状態の中にある中小商工業者を救済する施策は実行できません。商工振興費の大幅な増額を求めるものです。

 次に、8款土木費についてです。

 総額で3億4,700万円余の補正ですが、市民生活に直結する道路維持費、道路建設改良費は合わせて8,700万円、25%余りです。市内経済の活性化と雇用の確保の立場から大幅な増額を求めるものです。

 なお、今補正における是とする施策・事業としては、認知症対策事業、空き店舗対策調査費計上、75歳以上の高齢者世帯への火災報知器の無料設置等があります。しかし、常に市長が提唱する潤いと和みのまち、市民が主役という理念に照らして、市民の目線に立ってつぶさに検討をいたしましたが、市民本位の予算と判定できませんので、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)に反対をするものです。

 以上で討論を終わります。



○議長(秋山榮治君) 次に、高原信道君の賛成討論を許します。

 高原信道君。



◆12番(高原信道君) 議案第47号、議案第48号及び議案第54号についての賛成討論を行います。

 まず、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(山梨市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について)のうち、第4条山梨市職員の給与条例の一部改正についてであります。

 人事院は民間企業の本年の夏季一時金が、昨年に比較し大きく減少することから、可能な限り民間の状況を公務に反映することが望ましいこと、また、12月の期末・勤勉手当で1年分を精算しようとすると大きな減額となることから、6月30日支給の国家公務員の期末・勤勉手当について、支給月数の一部を暫定的に減額する臨時勧告を内閣と国会に行い、関連法案が決定されました。また、人事院では今回の特例措置により減額された支給月数の取り扱いは、例年どおり民間企業の特別給の支給状況を調査し、本年夏には必要な措置を勧告することとしております。

 山梨県人事委員会においても、人事院の臨時勧告を受け、県職員の期末・勤勉手当について、国と同様に同水準の支給月数の一部を暫定的に減額する臨時勧告を行っております。

 山梨市では給与改正は、従来から人事院、県人事委員会の勧告に準じた改正を実施しております。今回も国・県に準じた期末・勤勉手当の減額の改正を実施することは、民間企業、国、県、他の自治体の状況を総合的に勘案し、必要な措置であると考えます。

 また、今回の給与改正については、職員の期末・勤勉手当の基準日が6月1日であるため、前日の5月31日までに改正する必要がありました。しかし、国会での法案の内容、審議状況、県人事委員会の勧告の内容など不明確な状況であったため、5月14日及び15日に開催した臨時議会へ給与条例改正案の提出がなされませんでした。また、6月上旬に平成21年第2回定例会が開催予定であり、臨時議会開催が困難なため、議員全員協議会での協議を得る中で、条例改正の専決処分がされたものであると理解をいたしております。

 次に、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。国民健康保険特別会計は、平成17年度に合併による旧市町村間の不均衡を是正するために新たな税率を定めて以来、平成20年4月後期高齢者医療制度の創設の際にも、国保会計全体で調整することにより、4年間1度も税率を上げることなく、健全な運営に努めてきたことは評価するものであります。

 しかしながら、市長の提案理由の説明にもありましたように、平成19年度の1人当たりの医療費は、県内13市の平均36万7,308円に対し、本市は42万6,395円と、13市中最も高い状況でありました。また、平成19年度の県公表の1人当たりの国保税は、県平均8万5,491円に対し、山梨市は7万6,827円と、13市中10番目と、これまた低い水準でありました。現行の国保税額は、過日の新聞報道によりますと、山梨県は全国47都道府県中高いほうから38番目となっており、山梨市は県平均よりさらに低い水準となっておりました。

 今回の改正案でも、納税者である市民の皆様に直接影響のある均等割と平等割の合計額は、他市と比較してみますと、本市の6万8,500円は13市中8番目と、極めて低い水準に抑えられております。さらに今回、失業者や離職者に対する新たな減額制度を導入することは、評価すべきことであります。また、私の一般質問の市長の答弁にもありましたように、一般会計からの繰り入れも、法律・規則等に基づいた繰り入れを行っており、さらなる繰り入れは一般会計にも影響を与え、国保加入者以外の市民の皆様の理解を得る必要があるなど、慎重な対応が必要だと考えます。

 基金からの繰り入れも平成21年度では、基金残高の約50%を取り崩す見込みであり、新型インフルエンザ等不測の事態に備えるためにも、ある程度の基金の保有も必要であるとの市長答弁にも理解するところがあります。

 市でも、市民の健康増進に向けてさまざまな取り組みを行っているところでありますが、市民の健康増進は医療費の削減にもつながることでもあり、第1次山梨市総合計画にある、ぬくもりのある健康と福祉のまちづくり、その実現に向けてさらなる取り組みの推進をお願いします。

 国民健康保険を取り巻く環境は、医療費は年々増加傾向にあり、さらに近年の目まぐるしい経済情勢の変化による企業の倒産、所得の低下等、年々厳しさを増しております。市民の皆様が安心して生活するために必要不可欠な国民健康保険財政を、将来にわたり安定的に運営していくためには、今回の改正はやむを得ないものと考えております。

 次に、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)であります。

 市長の所信表明にもありましたが、今回の補正予算は、当初予算が骨格予算のため政策事業経費などの追加による補正であり、高齢者宅への火災警報器設置、農林施設、市道、西沢渓谷遊歩道の整備、小中学校の耐震設計、緊急雇用対策など、市民福祉の向上に努めた予算であると思われます。

 100年に一度と言われる世界経済の後退下で、国・地方を問わず厳しい財政状況であります。このような状況の中、限られた財源を優先的、重点的に配分するなど、山梨市の健全財政の基盤づくり推進のための予算編成がなされております。合併特例債は元利償還金の70%が地方交付税に算入される有利な財源でありますが、借入金であることを十分把握する中で、平成17年度から平成20年度において地域振興基金への積立金、小中学校の耐震補強工事、主要道路の基盤整備、行政機能を集約した庁舎整備などの財源として、新市まちづくり計画の範囲内で事業を十分吟味して活用されていると考えられます。

 新庁舎建設など大型事業にめどが立ち、今回の国の補正予算で懸案であった事業も前倒しで施行できることから、今後は市債の発行も少なくなっていくと聞いております。特定交通安全施設用地、パークアンドライドとして、土地開発公社が所有いたしております土地への環境モデル住宅、エコハウスでありますが、低炭素社会へ向けた取り組みとして十分活用できるものと聞いております。

 また、エコハウス建設用地及び地域交流センターの駐車場以外は、処分を前提とした当面の対応としての駐車場であり、理解できるものであります。また、土地開発公社の健全化も図られるものと思われます。

 歳出の構成について、義務的経費の割合が高くなるほど財政構造の悪化につながり、財政の健全化を図る上での大きな障害となると言われています。また、一般財源によって賄われる経常的経費の増大は、財政構造を悪化させる危険性もあると言われております。

 このようなことを考え予算の内容を見てみますと、厳しい財政状況の中において、山梨市総合計画の推進に向けた事業展開がなされております。

 以上のことから、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(山梨市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について)のうち、第4条山梨市職員の給与条例の一部改正、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例及び議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)に賛成するものであります。



○議長(秋山榮治君) 以上で、討論を終わります。

 これより採決を行います。

 初めに、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(山梨市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について)の採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案承認であります。

 委員長報告に賛成の諸君は起立願います。

          (賛成者起立)



○議長(秋山榮治君) 起立多数です。

 よって、議案第47号は、原案のとおり承認されました。

 次に、議案第48号 山梨市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告に賛成の諸君は起立を願います。

          (賛成者起立)



○議長(秋山榮治君) 起立多数です。

 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第49号 山梨市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について、議案第50号 山梨市民会館(YLO会館)設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第51号 山梨市生活安全条例の一部を改正する条例について、議案第52号 山梨市簡易水道条例の一部を改正する条例について、議案第53号 峡東都市計画事業山梨市駅前土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例についての5案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第49号、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号の5案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第54号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第1号)の採決を行います。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告に賛成の諸君は起立願います。

          (賛成者起立)



○議長(秋山榮治君) 起立多数です。

 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第55号 平成21年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第56号 平成21年度山梨市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第57号 平成21年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第58号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第1号)の4案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第55号、議案第56号、議案第57号、議案第58号の4案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第59号 山梨市道の路線認定について、議案第60号 訴えの提起の件についての2案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第59号、議案第60号の2案件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第61号 平成21年度山梨市一般会計補正予算(第2号)、議案第62号 平成21年度山梨市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第63号 平成21年度山梨市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第64号 平成21年度山梨市水道事業会計補正予算(第2号)の4案件を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第61号、議案第62号、議案第63号、議案第64号の4案件は原案のとおり可決されました。

 次に、請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願書の採決を行います。

 お諮りいたします。

 委員長報告は原案採択です。

 委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、請願第2号は委員長報告のとおり採択することに決しました。

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△第3 議員提出議案



○議長(秋山榮治君) 日程第3、議員提出議案を議題といたします。

 向山輝君ほか18名から、山議案第2号 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の延長に関する意見書の提出について、並びに山田稔君ほか6名から山議案第3号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書の提出についての2案件が提出されました。

 これを一括議題といたします。

 事務局に議案を配付いたさせます。

          (議案配付)



○議長(秋山榮治君) 議案の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 配付漏れなしと認めます。

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○議長(秋山榮治君) 初めに、山議案第2号 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の延長に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております山議案第2号は、議員全員の提出議案であります。

 よって、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたします。

 山議案第2号 「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の延長に関する意見書の提出については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、山議案第2号は原案のとおり可決されました。

         〔参考資料 28頁・29頁参照〕

 次に、山議案第3号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者の山田稔君から説明を求めます。

 山田稔君。



◆19番(山田稔君) 朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 議員各位の賛同、よろしくお願いをいたします。

 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書(案)であります。

 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことです。しかしながら、義務教育費国庫負担金の国負担の割合が2分の1から3分の1に縮小されたことや、地方交付税の削減の影響、厳しい地方財政の状況などから、自治体において教育予算を確保することは困難となっています。

 地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設、旅費・教材費、就学援助・奨学金制度など教育条件の自治体格差が広がってきています。また、子どもと向き合う時間の確保のための施策と、文科省による勤務実態調査で改めて明らかになった極めて厳しい教職員の勤務実態の改善が喫緊の課題となっています。

 さらに、就学援助受給者の増大にあらわれているように、低所得者層の拡大・固定化が進んでおり、家庭の所得の違いが教育格差につながってきています。自治体の財政力や保護者の所得の違いによって、子どもたちが受ける教育水準に格差があってはなりません。

 一方、学校現場ではいじめ・不登校などへの対応、きめ細かな学習指導の展開、生徒指導の充実、障害のある児童生徒への支援、学校内外の安全対策、保護者・地域住民との連携などの推進が必要となっており、教職員定数増を中心とした教育予算の一層の拡充が求められています。

 しかし、OECD調査では、日本の教育予算はGDP費に占める教育費の割合や教職員数などでOECD諸国の中でも低い水準にあると指摘されています。教育は未来への先行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとしても、等しく良質な教育が受けられるために、教育予算を全体としてしっかりと確保・充実させる必要があります。

 2009年度の予算措置では1,000人の教職員定数の改善にとどまりました。また、本年4月より小・中学校の新学習指導要領の移行措置が始まりました。授業時間数に加え、指導内容が質量ともにふえての先行実施となっています。学校現場で新学習指導要領を円滑に実施するためには、教職員定数の改善や教材費の確保など教育予算の拡充が不可欠です。よって、政府においては、以下の事項を実施するよう要望をいたします。

                   記

 1 義務教育の根幹である、教育の機会均等・水準確保・無償制の維持に不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持すること。

 2 教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。

 3 きめ細かな教育を一層推進するために、少人数教育の実現を中心とする教職員定数の改善を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成21年6月26日

 以上で提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(秋山榮治君) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております山議案第3号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、山議案第3号は委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。

 山議案第3号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を求める意見書の提出については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、山議案第3号は、原案のとおり可決されました。

         〔参考資料 30頁〜32頁参照〕

 お諮りいたします。

 ただいま山議案第2号並びに山議案第3号の意見書が可決されました。

 つきましては、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。

 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。

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△第4 山梨市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙



○議長(秋山榮治君) 日程第4、山梨市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を議題といたします。

 本件は、地方自治法第182条の規定により、選挙管理委員会委員4名及び補充員4名の選挙を行うものです。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長が指名したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、議長が指名することに決しました。

 事務局に、山梨市選挙管理委員会委員及び補充員の名簿を配付いたさせます。

          (名簿配付)



○議長(秋山榮治君) 配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) 配付漏れなしと認めます。

 議長において指名いたします。

 選挙管理委員会委員には、長谷川忠良君、戸泉重雄君、上野賀久君、岡部佳高君、以上のとおり指名します。

 次に、選挙管理委員会補充員には、第1順位、内藤豊三朗君、第2順位、有賀充君、第3順位、石井康夫君、第4順位、雨宮壽彦君、以上のとおり指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長が指名しました諸君を、選挙管理委員会委員並びに選挙管理委員会補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名しました諸君が、山梨市選挙管理委員会委員及び選挙管理委員会補充員に当選されました。

 次に、補充員の順序についてお諮りいたします。

 補充員の順序は、ただいま議長が指名しました順序にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、補充員の順序は、ただいま議長が指名しました順序に決しました。

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△第5 議員の派遣



○議長(秋山榮治君) 日程第5、議員の派遣を議題といたします。

 議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第157条の規定により、お手元に配付しました資料のとおり、山梨県市議会議長会が開催する議員合同研修会へ派遣したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(秋山榮治君) ご異議なしと認めます。

 よって、提案のとおり議員を派遣することに決しました。

         〔参考資料 33頁参照〕

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△閉会



○議長(秋山榮治君) 以上で、本定例会の日程は全部終了いたしました。

 平成21年第2回山梨市議会定例会を閉会いたします。



△閉会 午前11時13分



◎議会事務局長(関健君) 平成21年第2回山梨市議会定例会の閉会に当たり、議長からごあいさつを申し上げます。



○議長(秋山榮治君) 平成21年第2回山梨市議会定例会閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 今定例会は、6月8日開会以来、本日までの19日間にわたり、審議を尽くされ、本日ここに全議案を議了し、閉会の運びとなりました。

 特に、新人議員及び新任の幹部職員におかれましては初めての定例会であり、期待と不安と緊張の初議会であったことと推察いたすとともに、今後の活躍に期待するものであります。

 執行部各位におかれましては、国の緊急経済対策に伴う18億3,349万円余の大型追加補正予算等の追加議案を含め、議決されました議案の執行については、各議員の意見などを十分尊重しつつ、事務量も大幅に増大となっておりますが、円滑な推進を図り、本市の発展のため、なお一層のご尽力をお願いいたします。

 また、今議会、本市の対面方式による一問一答の実施状況を笛吹市議会の各議員が、先進地視察として傍聴をされました。今後、これらの感想等をお聞きする中で、先進議会としておごることなく、なお一層山梨市議会の円滑な議会運営のため、改善を図ってまいりたいと思っております。

 地球温暖化の進む中、これから暑さの厳しい夏本番を迎えますが、市民の皆様、議員、役職員各位におかれましては、ご多忙の折、健康には十分留意され、さらなる市政推進にご尽力いただきますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつといたします。

 ご苦労さまでございました。



◎議会事務局長(関健君) お互いにあいさつをしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

          (全員起立)



◎議会事務局長(関健君) 相互に礼。

               午前11時17分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

  平成21年6月26日

       山梨市議会議長    秋山榮治

       会議録署名議員    飯嶋賢一

       会議録署名議員    山田 稔