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山梨県 山梨市

平成19年 11月 臨時会(第1回) 11月22日−01号




平成19年 11月 臨時会(第1回) − 11月22日−01号







平成19年 11月 臨時会(第1回)



          平成19年第1回山梨市議会臨時会

◯平成19年山梨市議会第1回臨時会は、11月22日午後2時山梨市議会議場に招集された。

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◯平成19年11月22日(木曜日)午後2時03分開会・開議

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◯議事日程

  第1 開会

  第2 会議録署名議員の指名

  第3 会期の決定

  第4 諸報告

  第5 市長提出議案の上程

     議案第89号 平成19年度山梨市一般会計補正予算(第5号)

     議案第90号 山梨市新庁舎整備建築本体工事請負契約について

     議案第91号 山梨市新庁舎整備機械設備工事請負契約について

  第6 議案の朗読

  第7 提案理由の説明

  第8 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決

  第9 市長提出議案の上程

     議案第92号 山梨市新庁舎整備電気設備工事請負契約について

  第10 議案の朗読

  第11 提案理由の説明

  第12 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決

  第13 閉会

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◯本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

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◯出席議員(16名)

     1番   大久保光男君   2番   山崎峰三君

     4番   佐藤 勇君    5番   岩崎友江君

     6番   吉田昭男君    9番   山田 稔君

    10番   小野鈴枝君   11番   大竹裕子君

    12番   仲澤正巳君   13番   高原信道君

    14番   志村 忍君   15番   秋山榮治君

    16番   向山 輝君   18番   星野 洋君

    19番   丸山正一君   20番   雨宮義和君

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◯欠席議員(3名)

     3番   古屋保男君    8番   野澤重幹君

    17番   雨宮 巧君

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長       中村照人君    副市長      小林勝己君

  教育長      堀内邦満君    秘書人事課長   坂本孝二君

  総務課長     堀内 勝君    総合政策課長   井戸 栄君

  管財課長     加々見義雄君   税務課長     加々美眞人君

  市民課長     角田 寛君    福祉事務所長   高野 博君

  少子対策課長   相原和男君    晴風園長     奈良 孝君

  保健課長     竹川一徳君    環境課長     山下哲司君

  商工労政課長   三澤一郎君    観光課長     石場正敏君

  農林課長     武藤 亨君    建設課長     中村 一君

  都市計画課長   三澤武文君    下水道課長    岡 博久君

  会計管理者

           雨宮敦雄君    水道課長     早川 與君

  会計課長

  学校教育課長   田村 正君    生涯学習課長   窪田今朝富君

  社会体育課長   奥山博文君    監査委員事務局長 芦澤 武君

  牧丘支所長    向山邦夫君    三富支所長    丸山徳昭君

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◯事務局職員

  議会事務局長   三富秀樹君    議会事務局次長  小林 孝君

  書記       手島裕司君    会議書記     前嶋裕樹君



△午後2時00分



◎議会事務局長(三富秀樹君) 開会に先立ち、相互にあいさつを交わしたいと思います。

 ご起立をお願いいたします。

         (全員起立)



◎議会事務局長(三富秀樹君) 相互に礼。

 ご着席願います。

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△議長あいさつ



◎議会事務局長(三富秀樹君) 平成19年第1回山梨市議会臨時会の開会に当たりまして、大久保議長からごあいさつを申し上げます。



○議長(大久保光男君) 臨時議会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 11月も下旬に入り、紅葉の深まりとともに、日ごとに寒さも増してまいりましたが、議員各位には、何かとご多用のところ、また、急な招集にもかかわらずご出席をいただき、臨時議会が開催できますことを、厚く御礼を申し上げます。

 本日の臨時議会は、市民の関心の高い市役所東市有地整備にかかわる4議案が上程される予定であります。

 後刻、市長から提案説明がございますが、慎重なる審議はもとより議会運営のご理解とご協力をお願いいたしまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。

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△開会 午後2時03分



△第1 開会



○議長(大久保光男君) ただいまの出席議員16人、定足数に達しております。

 ただいまから平成19年第1回山梨市議会臨時会を開会いたします。

 これより、本日の会議を開きます。

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△第2 会議録署名議員の指名



○議長(大久保光男君) 日程により、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において指名をいたします。

 第10番 小野鈴枝君、第14番 志村忍君を指名いたします。

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△第3 会期の決定



○議長(大久保光男君) 日程により、会期決定の件を議題といたします。

 今臨時会の会期日程につきましては、本日議会運営委員会を開催して協議の結果、お手元に配付してありますとおり、本日1日間とすることに決しました。

 お諮りいたします。

 そのように決定することにご異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は、本日1日間と決定いたしました。

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△第4 諸報告



○議長(大久保光男君) 日程により、諸報告を行います。

 第3番 古屋保男君から、後期高齢者医療広域連合の議会のため及び第8番 野澤重幹君は、都合により本日の会議は欠席する旨の届け出がありました。

 また、第17番 雨宮巧君から、都合により遅れる旨の届け出がございました。

 次に、地方自治法第121条の規定に基づき、今臨時会に市長及び執行機関に対し出席を求めたところ、お手元に配付したとおり出席並びに委任の通知がありました。

 以上で、諸報告を終わります。

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△第5 市長提出議案の上程



○議長(大久保光男君) 本日、市長から送付された議案は、議案第89号から議案第92号までの4件であります。

 日程により、議案の上程を行います。

 まず、議案第89号から議案第91号までの3件を議題といたします。

 議案の配付漏れはありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) 配付漏れなしと認めます。

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△第6 議案の朗読



○議長(大久保光男君) 事務局に議案を朗読させます。

 申し上げます。議案の朗読は、議案番号及び件名のみとし、内容については朗読を省略いたします。

         (議案朗読)



○議長(大久保光男君) 朗読は終わりました。

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△第7 提案理由の説明



○議長(大久保光男君) 市長に提案理由の説明を求めます。

 市長 中村照人君。



◎市長(中村照人君) 平成19年第1回臨時会を開会いたしましたところ、議員各位には何かとご多用の中、ご出席をいただきましてありがとうございます。

 今議会に提案いたします議案は、一般会計補正予算案件1件、工事請負契約案件3件の4議案であります。

 議案第89号から議案第91号までの3件について、提案理由の説明をさせていただきます。

 まず、議案第89号は、平成19年度山梨市一般会計補正予算(第5号)であります。

 歳入歳出予算からそれぞれ5億9,367万4,000円を減額し、総額156億9,686万9,000円にするものであります。

 継続費として予算計上してあります東市有地整備事業の整備期間を、第2回定例会において1年延長することにより、平成19年度年割額を変更したところでありますが、今回の請負工事契約締結に合わせ、平成19年度の年割額の一部を20年度に振り分けることによる5億9,367万円余の減額であります。

 歳入について申し上げますと、繰越金は平成18年度決算確定により832万円余を増額するものであります。

 市債は、合併特例債を5億7,190万円、地域再生債を3,010万円減額するものであります。

 なお、平成18年度から20年度までの3年間の継続費の総額の変更はありません。

 議案第90号は、山梨市新庁舎整備建築本体工事請負契約について及び議案第91号は、山梨市新庁舎整備機械設備工事請負契約についてであります。

 市役所東市有地整備に伴う新庁舎整備事業につきましては、3市町村による合併協議会で策定した、新市まちづくり計画の将来像「歴史と文化 豊かな自然 やすらぎと活力ある快適住環境都市」が掲げられ、この将来像実現に向けた「まちづくりの拠点施設」として、庁舎の活用も含めた行政施設用地として合併に伴う財源を活用し、平成17年3月、セレスティカ・ジャパンが所有する土地約4万平方メートルを購入いたしました。

 市では、市の中心部に位置し立地条件のすぐれたこの土地を有効に活用するため、市内の各種団体の代表者で構成する市民懇話会、市議会、地域審議会、区長会及び市民見学会を開催し、幅広いご意見をいただきながら、次の4つの基本的考え方に重点を置き検討を進めてまいりました。

 まず1つ目は、「市民のみなさんにとって、安全で使いやすく、市民と行政が交流できる庁舎」であります。地方分権が本格的に進展する中、地方自治体は自己決定、自己責任による住民自治の確立と、自立した魅力のある市政展開が求められております。行政主導から市民主体へのまちづくりの転換や対等なパートナーとしてまちづくりを推進し、積極的に市政に参画する機会の拡充が求められております。新庁舎の配置計画では、市民スペースを設けることにより行政と市民との協働が図られる庁舎の整備に加え、年々ふえ続けております相談業務などにも対応できるスペースを確保しております。

 2つ目は、「行政組織の集約による機能的で効率的な行政組織の構築」であります。現在の山梨庁舎は、建設当時から比べると事務量の増大などによる職員数の増加や、市町村合併により行政機能の中心的な役割を担っているため手狭になり、本課機能は支所及び各施設に分散されています。

 新庁舎では、各施設などに分散されている課を集約し、申請などの手続が本庁舎の1カ所で済むような組織・機構とするなど、市民の皆さんの利便性の向上に努めるとともに、効率的で機能的な行政組織の構築を図ってまいります。

 3つ目は、「既存施設の有効利用による財政負担の軽減」についてであります。セレスティカ・ジャパンより土地購入の際、建物構造物や設備機器については無償で譲り受けました。新庁舎整備に当たり、この建物などを有効に利用することにより事業費の抑制と財政負担の軽減を図っております。

 最後の4つ目は、「耐震化により、防災拠点として利用可能な庁舎整備」であります。現在の山梨庁舎は、昭和41年当時に建築されたものであり、建築年数が約41年以上経過しているため、建設当時の建築基準では一般的に震度5強で倒壊するおそれがあるとされているため、仮に大規模地震が起きた場合、市役所庁舎が災害対策本部として市全体の災害状況の把握や救援対策等の対応を早急に行う必要がありますが、現在の山梨庁舎では、災害対策本部としての機能が果たせなくなるおそれがあります。

 仮に現在の山梨庁舎を耐震改修する場合は、老朽化した施設設備を初め、バリアフリーへの対応、新建築基準法や消防法に適合した整備が必要となり、改修する場合は耐震構造の補強や一時的に事務を行う仮庁舎の建設と、備品・電算の移転は2回必要となることなど、多額な改修費用が必要となり、さらに、分散されている行政機能を山梨庁舎へ行政機能を集約するためには、増築工事等も必要となってまいります。

 建築本体工事の整備概要は、昭和45年建設の鉄筋コンクリートづくり2階建ての工場棟、延べ床面積4,344.5平方メートルを庁舎東棟とし、平成元年建設の鉄骨づくり5階建ての管理棟、延べ床面積5,912.1平方メートルを庁舎西棟として整備を行うものであります。

 庁舎東棟の工事概要は、耐震補強大規模改修工事を行い、プレキャストプレストレストコンクリート外づけフレーム構造補強、屋根のふきかえ、外壁改修、間仕切り変更、内外装の改修、バリアフリーに対応した多目的トイレの設置、壁面緑化整備、太陽光発電設備などを整備いたします。

 庁舎東棟へは、1階に市民の利便性を考え、利用者の多い課などを配置し、あわせて保健センター、子育て支援センターつどいの広場「たっち」などを配置いたします。

 2階には、議会関係及び行政と市民・団体の協働スペースを配置いたします。

 庁舎西棟の工事概要は、既に耐震化されているので内部の改修工事を行い、間仕切り変更、内装変更などをいたます。

 課の配置につきましては、1階に市民生活に関連の深い課などを配置、2階には事業部門を配置、3階には教育委員会を中心に配置をし、4階には市長室を初め、災害対策本部となる庁議室などを配置、5階には多目的に利用できる会議室や展望ラウンジを配置する計画になっております。

 次に、機械設備工事の概要は、東棟及び西棟の給排水衛生設備工事として衛生器具、給水設備、排水設備、給湯設備、消化設備などを整備し、空調換気設備工事は空調設備、換気設備、自動制御設備などの整備を行い、屋外の給排水衛生設備工事をするものであります。

 ここで、今回の議会提案にいたるまでの経過を述べさせていただきます。

 まず、建築本体工事、機械設備工事、電気設備工事それぞれにつきましては、一般競争入札方式で行うことといたしました。

 建築本体工事の請負契約に際しましては、自主結成の特定建設工事共同企業体として、山梨県内に本店を有する経営事項審査の建築一式の総合評点が950点以上の者1社と、山梨県峡東建設事務所管内に本店を有する経営事項審査の建築一式の総合評点が750点以上の者2社の3社を構成員とする特定建設工事共同企業体とし、機械設備工事の請負契約に際しましては、自主結成の特定建設工事共同企業体として、山梨県峡東建設事務所管内及び山梨県中北建設事務所管内で甲府市のみのいずれかに、本店または営業所を有する経営事項審査の管の総合評点が1,400点以上の者1社と、山梨県峡東建設事務所管内に本店を有する経営事項審査の管の総合評点が700点以上の者2社の3社を構成員とする特定建設工事共同企業体による一般競争入札で、去る8月7日に入札公告を行い、各種手続を経て9月18日に入札を執行いたしました。

 その結果、機械設備工事は共同企業体3社の応札のうち、テクノ菱和・富士商工・奥井商工山梨市役所新庁舎整備・機械設備工事共同企業体が2億5,700万円で落札し、消費税を含め2億6,985万円で仮契約を締結いたしたところであります。

 しかし、建築本体工事は参加共同企業体6社が辞退したため入札には至りませんでした。

 このため、入札に至らなかった建築本体工事につき、設計の積算内容を再度点検した結果、積算間違い等はないものと確認し、早期の発注が好ましいことから、入札方法を一般から指名に切りかえ、一般競争入札の公告と同一内容で、予定価格の公表をする中で、入札参加資格登録等から同種工事の施工実績等のある単体業者6社を選定し、9月25日に指名通知したところであります。

 しかし、指名通知した6社のうち3社から同日付で、国土交通省から営業停止処分を10月9日から10月23日まで受ける旨の報告がありましたので、3社については、入札日が営業停止期間内となることから辞退届けの提出を求め、残り3社で現場説明会を9月26日に行いましたが、10月9日の入札日までに3社が辞退したため入札に至りませんでした。

 2度にわたり入札が成立しなかったことから、議員全員協議会への経過報告と合わせまして、再度、積算及び工期日数の確認を行い、当初の工期日数310日を15日間短縮した295日とし、指名業者5社を選定の上、指名通知をいたしましたが入札日までに4社が辞退し、1社の応札となりました。

 入札結果は、公表している予定価格の範囲内であり、競争性も確保されていますので、株式会社フジタ東京支店が応札した6億5,122万円を落札額とし、消費税を含め6億8,378万1,000円で仮契約を締結いたしたところであります。

 つきましては、11月19日仮契約の建築本体工事及び9月18日仮契約の機械設備工事の請負契約を締結いたしたく、地方自治法第96条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 なお、工事完成は、平成20年9月12日を予定していることから、機械設備工事の完成工期平成20年8月3日については契約締結後、本体工事の完成に合わせ平成20年9月12日とする変更契約を締結いたします。

 今後の予定につきましては、本体工事に関連する電算・電話設備、防災無線移転工事、外構、植栽、右折レーンなどの工事を終え、新庁舎への移転時期は平成20年秋ごろを予定いたしております。

 工事期間中は、施工管理を徹底し、一日でも早い完成を目指してまいりたいと考えておりますので、関係各位のご理解を賜りたいと思います。

 また、近隣にお住まいの方々には何かとご迷惑をおかけすることになりますが、改めてご理解とご協力をお願いいたします。

 以上、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(大久保光男君) 提案理由の説明は終わりました。

 議事の都合により、休憩をいたします。



△休憩 午後2時24分



△再開議 午後2時40分



○議長(大久保光男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△第8 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決



○議長(大久保光男君) 日程により、議案に対する質疑を行います。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 吉田昭男君。



◆6番(吉田昭男君) 日本共産党の吉田昭男です。議案第90号 山梨市新庁舎整備建築本体工事請負契約について質疑を行います。

 このたびの新庁舎整備建築本体請負工事契約は、第1回の一般競争入札が予定共同事業体すべての辞退により不調に終わり、第2回目の指名競争入札も指名した事業者3社が辞退、3社は営業停止処分のための辞退で不調という、前代未聞の異常な事態となり、第3回目の指名競争入札で落札を見るところとなりました。

 今回の事態は公共事業の本質である「社会資本の整備」と「公共事業予算を通しての産業政策」がどうあるべきかを鋭く問うものとなりました。また、公共事業予算を公正に市場に流す窓口の入札制度と、これを受け入れる側の企業の構造や規模・賃金水準の相関関係、官公需法に定められている「中小業者の受注機会の拡大」、公共工事は1円でも安い方が望ましいという考え方等々、諸矛盾も表面化した形となりました。

 そこで、今後の公共工事で市民の税金がどのように市内に循環され、市内の経済を潤し、地域の環境や景観が保たれたまちづくりが推進されていくのか、公共事業の位置づけや、あるべき姿、公平で公正な入札制度の実現を求めて3点伺います。

 第1は、今回の工事設計業者の選定についてであります。山梨県にも十分に委託可能な設計業者がいると思われるが、あえて県外業者に委託した理由は何か。また今後、県内や地元業者を優先して採用する考えはあるか。市民の中では、今でも東山聖苑の設計について話題となり、建物は斬新で都会的ではあるが、地元の気候や風土、風習が考慮されていないので使い勝手が悪いという指摘や、簡単な修繕等も地元業者ではできないところもあり、不自由があると言われています。

 第2は、第2回目の指名競争入札は、地方自治法施行令第167条の規定に基づいたものと思うが、山梨市の指名競争入札参加の基準はどのようなものか。また、庁内の指名選考委員会では、どのような審査を行い事業者を選定したのか。指名選考委員会が選定した6社のうち3社は営業停止処分がなされる業者で、残りの3社のうち1社はスーパーゼネコン、2社は超優良企業であると聞いている。この指名は適正ではなかったと思うがどうか。

 第3は、請負工事入札が2回も不調となり、第3回目で当初示した予定価格の範囲内での落札が出るということは、一般的には考えられないことである。予定価格に合わせると、請け負い業者は仕事をして欠損を生じ、欠損を出さないためには設計どおりの工事が可能かどうか疑問が残る。今後、契約後工事に着手した場合、練りに練った設計と見積もりという以上、想定外の追加工事・追加予算はあり得ないものと断定するのが妥当と思うがどうか。

 以上、3点について答弁を求めます。



○議長(大久保光男君) 市長 中村照人君。



◎市長(中村照人君) 吉田議員の質問にお答えをいたします。

 まず、今回の工事設計業者の選定についてであります。

 山梨市新庁舎の整備につきましては、既存施設の工場などを最大限に有効活用し、経費の節減を図るとともに、防災の拠点としても利用可能な庁舎、また、バリアフリーにも対応した市民の利便性の向上などを基本的な整備の考え方として検討してまいりました。

 このため、今回の整備内容は、既存工場などを用途変更し、庁舎として再生・活用する全国に例を見ない計画となっております。いわゆる「リノベーション」という表現になろうかと思います。設計業者の選定につきましては、会社の技術者数や規模、実績など、総合的に技術力を有する設計業者を、市に登録されている有資格者の中から選定し、提案型のプロポーザルを実施し、大学の助教授や有識者などで構成するプロポーザル選定審査委員会で事業者として決定いたしました。

 なお、地元業者を優先して採用する考えにつきましては、今後とも特殊な設計、工事等を除き、地元、県内業者への発注の機会を考慮してまいりたいと考えております。

 次に、指名競争入札参加基準についてであります。一般競争入札及び指名競争入札に参加を希望する者は、定められた期間中に入札参加資格申請書の提出を行い、添付書類等の審査を経て登録された者の中から、会社の経営状況、技術者等社員の状況、施工実績、指名停止状況等を勘案する中で、発注する工事の内容を踏まえて指名選考委員会で業者の選定を行っております。

 第2回の指名競争入札の選考も同様に進め、6社を選定し、9月25日に指名通知したところであります。

 しかし、指名通知した6社のうち3社から、同日付で国土交通省から営業停止処分を10月9日から10月23日まで受ける旨の報告がありましたので、3社については辞退届の提出を求めました。

 指名選考の段階におきましては、営業停止は想定できない状況でありましたので、指名は適正であると考えております。

 次に、工事着手後に想定外の追加工事・追加予算についてであります。

 今回の契約締結案件の建築本体工事は、基本的に設計書に基づき施工を進めていくことになりますので、現時点では追加工事・追加予算はありません。

 しかし、今回の工事は、新築とは異なり既存施設の改修などが多く含まれているため、実施設計作成時点で想定できない事案が発生した場合は、変更もやむを得ないこともありますが、附帯工事を除く本体工事にかかわる追加工事・追加予算については、議会でのご審議をいただくこととなります。



○議長(大久保光男君) 再質問はありませんか。



◆6番(吉田昭男君) ありません。



○議長(大久保光男君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。

 ほかに質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ほかになしと認め、以上をもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第89号から議案第91号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第89号から議案第91号までの3件については、委員会付託を省略することと決定いたしました。

 これより議案に対する討論を行います。

 討論はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) 討論なしと認めます。

 よって、討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議案第89号 平成19年度山梨市一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり決することにご異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。

 議案第90号 山梨市新庁舎整備建築本体工事請負契約について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。

 議案第91号 山梨市新庁舎整備機械設備工事請負契約について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。

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△第9 市長提出議案の上程



○議長(大久保光男君) 日程により、議案の上程を行います。

 議案第92号を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、雨宮義和君の退席を求めます。

         (雨宮義和君退席)



○議長(大久保光男君) 議案の配付漏れはありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) 配付漏れなしと認めます。

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△第10 議案の朗読



○議長(大久保光男君) 事務局に議案の朗読をさせます。

 申し上げます。議案の朗読は、議案番号及び件名のみとし、内容については朗読を省略いたします。

         (議案朗読)



○議長(大久保光男君) 朗読は終わりました。

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△第11 提案理由の説明



○議長(大久保光男君) 市長に提案理由の説明を求めます。

 市長 中村照人君。



◎市長(中村照人君) 議案第92号の提案理由を説明いたします。

 議案第92号は、山梨市新庁舎整備電気設備工事請負契約についてであります。

 電気設備工事の概要は、庁舎東棟及び西棟の電灯設備、動力設備、通信設備などを整備し、屋外電気設備工事として構内配電線路、構内通信線路、受変電設備などの整備を行うものであります。

 今回の請負契約に際しましては、自主結成の特定建設工事共同企業体として、山梨県峡東建設事務所管内及び山梨県中北建設事務所管内で甲府市のみのいずれかに、本店または営業所を有する経営事項審査の電気の総合評点が1,300点以上の者1社と、山梨県峡東建設事務所管内に本店を有する経営事項審査の電気の総合評点が600点以上の者2社の3社を構成員とする特定建設工事共同企業体による一般競争入札で、去る8月7日に入札公告を行い、各種手続を経て、9月18日に入札を執行いたしました。

 その結果、共同企業体2社の応札のうち、協和エクシオ・雨宮電気・土屋電気山梨市役所新庁舎整備・電気設備工事共同企業体が1億8,000万円で落札し、消費税を含め1億8,900万円で仮契約を締結いたしたところであります。

 つきましては、電気設備工事の請負契約を締結いたしたく、地方自治法第96条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 なお、完成工期、平成20年8月3日につきましては、契約締結後に建築本体工事の完成工期に合わせ、平成20年9月12日とする変更契約を締結いたします。

 以上、提案理由の説明といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(大久保光男君) 提案理由の説明は終わりました。

 議事の都合により、休憩をいたします。



△休憩 午後2時55分



△再開議 午後3時10分



○議長(大久保光男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△第12 議案に対する質疑・委員会付託・討論・採決



○議長(大久保光男君) 日程により、議案に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) 質疑なしと認めます。

 よって、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第92号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより議案に対する討論を行います。

 討論はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) 討論なしと認めます。

 よって、討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 議案第92号 山梨市新庁舎整備電気設備工事請負契約について、原案のとおり決することにご異議ございませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大久保光男君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。

 雨宮義和君の除斥を解きます。

         (雨宮義和君着席)

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△第13 閉会



○議長(大久保光男君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

 よって、平成19年第1回山梨市議会臨時会を閉会いたします。



◎議会事務局長(三富秀樹君) あいさつを交わしたいと思います。

 ご起立をお願いします。

         (全員起立)



◎議会事務局長(三富秀樹君) 相互に礼。



△閉会 午後3時12分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

   平成19年11月22日

       山梨市議会議長  大久保光男

       会議録署名議員  小野鈴枝

       会議録署名議員  志村 忍