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山梨県 都留市

平成20年  3月 定例会 03月19日−03号




平成20年  3月 定例会 − 03月19日−03号







平成20年  3月 定例会



          平成20年3月都留市議会定例会

             議事日程(第3号)

       平成20年3月19日(水)午前10時開議

日程第1 自議第1号至議第23号、自議第42号至議第46号

     (以上28件一括上程)

     委員長報告

      1、総務常任委員長

      2、社会常任委員長

      3、経済建設常任委員長

     議第1号 都留市自治基本条例検討審議会設置条例制定の件

     議第2号 公立大学法人都留文科大学の重要な財産を定める条例制定の件

     議第3号 公立大学法人都留文科大学への職員の引継ぎに関する条例制定の件

     議第4号 都留市産業活性化推進基金条例制定の件

     議第5号 都留市後期高齢者医療に関する条例制定の件

     議第6号 都留市文化のまちづくり条例制定の件

     議第7号 都留市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例中改正の件

     議第8号 都留市職員の育児休業等に関する条例等中改正の件

     議第9号 都留市非常勤職員の報酬及び費用弁償額並びに支給方法条例中改正の件

     議第10号 都留市職員の退職手当に関する条例中改正の件

     議第11号 都留文科大学施設整備基金条例中改正の件

     議第12号 都留市特別会計設置条例等中改正の件

     議第13号 都留市乳幼児医療費助成金支給条例中改正の件

     議第14号 都留市国民健康保険条例中改正の件

     議第15号 都留市国民健康保険税条例中改正の件

     議第16号 都留市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件

     議第17号 都留市重度心身障害者医療費助成条例中改正の件

     議第18号 都留市介護保険条例の一部を改正する条例中改正の件

     議第19号 都留市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例中改正の件

     議第20号 都留市都留戸沢の森和みの里条例中改正の件

     議第21号 都留市文科大学出版物等調達基金条例廃止の件

     議第22号 山梨県東部地域公平委員会共同設置規約制定の件

     議第23号 富士吉田市外一市二町四村一組合ことばの教室設置協議会規約中変更の件

     議第42号 平成19年度山梨県都留市一般会計補正予算(第5号)

     議第43号 平成19年度山梨県都留市都留文科大学特別会計補正予算(第4号)

     議第44号 平成19年度山梨県都留市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議第45号 平成19年度山梨県都留市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

     議第46号 平成19年度山梨県都留市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

日程第2 自議第24号至議第41号

     (以上18件一括上程)

     予算特別委員長報告

     議第24号 平成20年度山梨県都留市一般会計予算

     議第25号 平成20年度山梨県都留市都留文科大学特別会計予算

     議第26号 平成20年度山梨県都留市国民健康保険事業特別会計予算

     議第27号 平成20年度山梨県都留市簡易水道事業特別会計予算

     議第28号 平成20年度山梨県都留市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

     議第29号 平成20年度山梨県都留市老人保健特別会計予算

     議第30号 平成20年度山梨県都留市下水道事業特別会計予算

     議第31号 平成20年度山梨県都留市温泉事業特別会計予算

     議第32号 平成20年度山梨県都留市介護保険事業特別会計予算

     議第33号 平成20年度山梨県都留市介護保険サービス事業特別会計予算

     議第34号 平成20年度山梨県都留市後期高齢者医療特別会計予算

     議第35号 平成20年度山梨県都留市桑代沢外17恩賜林保護財産区管理会特別会計予算

     議第36号 平成20年度山梨県都留市水頭外3恩賜林保護財産区管理会特別会計予算

     議第37号 平成20年度山梨県都留市濁り沢外18恩賜林保護財産区管理会特別会計予算

     議第38号 平成20年度山梨県都留市板ケ沢外7恩賜林保護財産区管理会特別会計予算

     議第39号 平成20年度山梨県都留市盛里財産区特別会計予算

     議第40号 平成20年度都留市水道事業会計予算

     議第41号 平成20年度都留市病院事業会計予算

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出席議員(18名)

      1番  谷内茂浩君     2番  清水絹代君

      3番  水岸富美男君    4番  杉山 肇君

      5番  谷垣喜一君     6番  内藤季行君

      7番  堀口良昭君     8番  杉本光男君

      9番  熊坂栄太郎君   10番  武藤朝雄君

     11番  国田正己君    12番  藤江厚夫君

     13番  小俣義之君    14番  小俣 武君

     15番  小林歳男君    16番  近藤明忠君

     17番  上杉 実君    18番  小林義孝君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長       小林義光君   総務部長     織田宗覚君

  市民・厚生部長  佐藤幸夫君   産業建設部長   小俣貴紀君

  会計管理者・

           杉田松雄君   総務課長     中村 平君

  会計課長

  政策形成課長   奈良泰史君   財務経営課長   金井啓二君

  税務課長     安富康賀君   市民生活課長   園田一二君

  地域振興課長   望月孝一君   健康推進課長   藤江 正君

  福祉事務所長   高部治男君   産業観光課長   杉本貴美雄君

  基盤整備課長   小佐野雄一君  下水道課長    太田光男君

  水道課長     河口智範君   大学事務局長   瀧本康男君

  大学総務課長   浅川 博君   大学学生課長   重原達也君

  大学

           矢野久幸君   病院事務長    小林千尋君

  図書情報課長

  病院次長     上杉達夫君   消防長      天野雄次君

  消防防災課長   天野松夫君   教育長      富山克彦君

  教育委員会次長  奥脇正雄君   学校教育課長   奥脇正春君

                   選挙管理委員会

  学びの              ・公平委員会

           小林重雄君            金子 明君

  まちづくり課長          書記長・監査

                   委員事務局長

  農業委員会

           杉本貴美雄君

  事務局長

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事務局職員出席者

  事務局長     池田康人君   次長       小俣光也君

  書記       鈴木 卓君

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△開議の宣告



○議長(藤江厚夫君) これより本会議を再開いたします。

 ただいま出席している議員は18名であります。

 ただちに本日の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第3号により進めてまいります。

                         (午前10時00分)

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△議第1号〜議第23号及び議第42号〜議第46号の上程、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決



○議長(藤江厚夫君) 日程第1、議第1号から議第23号及び議第42号から議第46号までを上程し、議題といたします。

 この議案は、いずれもその審査を各常任委員会に付託したものであります。

 したがって、この議案の審査に対する委員長の報告を求めます。

 最初に、総務常任委員長。

     (総務常任委員長 谷垣喜一君 登壇)



◆総務常任委員長(谷垣喜一君) 総務常任委員会での議案の審査についてご報告を申しあげます。

 本委員会は、付託された議第1号から議第4号、議第7号から議第11号、議第21号、議第22号、議第42号の一部、議第45号について、平成20年3月10日委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。

 審査の過程では、企業誘致に係る減税措置等について、消防庁舎建てかえに係る規模及び特色等について、消防委員会研修成果の消防庁舎設計への反映について、その他質疑が行われました。

 審査の結果は、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと意見の一致を見た次第であります。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) 次に、社会常任委員長。

     (社会常任委員長 上杉 実君 登壇)



◆社会常任委員長(上杉実君) 社会常任委員会での議案の審査についてご報告を申しあげます。

 本委員会は、付託された議第5号、議第6号、議第12号から議第18号、議第23号、議第42号の一部、議第43号、議第44号、議第46号及び平成19年度請願第3号について、平成20年3月10日委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。

 審査の過程では、後期高齢者医療保険料の年金無給者からの徴収方法等について、国民健康保険料・介護保険料未納者からの後期高齢者医療費保険料徴収見込みについて、その他質疑が行われました。

 審査の結果、議第5号、議第12号、議第14号、議第15号については採決の結果、原案のとおり可決し、他の議案については、原案のとおり可決すべきものと意見の一致を見た次第であります。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) 次に、経済建設常任委員長。

     (経済建設常任委員長 熊坂栄太郎君 登壇)



◆経済建設常任委員長(熊坂栄太郎君) 経済建設常任委員会での議案の審査についてご報告を申しあげます。

 本委員会は、付託された議第19号、議第20号、議第42号の一部について、平成20年3月11日委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。

 審査の結果は、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと意見の一致を見た次第であります。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。

 これより委員長報告の議案に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 次に、討論はありませんか。

 小林議員。



◆18番(小林義孝君) 各委員長の報告に対する討論を行います。

 議第2号、第3号、議第11号は、都留大の法人化のための条例及び条例改正であり、現時点では賛成できません。

 議第5号、12号、14号及び議第42号の一般会計補正予算は、後期高齢者医療制度にかかわる問題を含んでおり反対です。

 議第15号は国民健康保険税の引き上げであり反対です。

 それぞれ採決を求めます。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) ほかに討論はありませんか。

 討論がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 委員長報告による議第1号から議第23号まで及び議第42号から議第46号までの議案は原案可決であります。

 最初に、議第1号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第1号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第2号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第2号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第3号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第3号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第4号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第4号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第5号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第5号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第6号から議第10号について採決いたします。

 採決は一括にて行います。

 お諮りいたします。

 議第6号から議第10号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第11号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第11号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第12号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第12号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第13号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第13号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第14号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第14号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第15号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第15号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第16号から議第23号について採決いたします。

 採決は一括にて行います。

 お諮りいたします。

 議第16号から議第23号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第42号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第42号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第43号から議第46号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第43号から議第46号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、平成19年請願第3号についてでありますが、社会常任委員長より、継続審査中により引き続き審査を行いたいとの申し出がありました。

 したがって、本件につきましては、平成20年6月23日までに審査を終了するよう期限を付しましたので、期限までに審査を終了し、その結果を議会に報告するようにしてください。

 なお、期限までに審査が終了しない時は、本会議において審査いたします。

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△議第24号〜議第41号の上程、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決



○議長(藤江厚夫君) 日程第2、議第24号から議第41号までを議題といたします。

 この議案は、いずれも平成20年度予算であり、その審査を予算特別委員会に付託したものであります。

 したがって、この議案についての委員長の報告を求めます。

 予算特別委員長。

     (予算特別委員長 国田正己君 登壇)



◆予算特別委員長(国田正己君) 予算特別委員会での議案審査についてご報告を申しあげます。

 本委員会は、2月29日の本会議において付託された議第24号から議第39号までの平成20年度山梨県都留市各会計予算、議第40号 平成20年度都留市水道事業会計予算及び議第41号 平成20年度都留市病院事業会計予算を審査するため、平成20年3月12日、13日、14日の3日間にわたり、委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。

 審査の過程では、情報機器システム保守点検に係る見積もりについて、母子・父子世帯数及び父子世帯への支援について、都留市独自のISOの取り組みについて、文科大学図書館の年間図書購入数及び廃棄図書について、芭蕉月待ちの湯利用者状況及び利用者の推進について、地域水道ビジョンの作成について、その他多くの質疑が行われました。

 審査の結果は、委員会の審査の過程において指摘された要望あるいは意見を、今後の予算編成及び予算執行等に反映するよう望み、平成20年度各会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) 以上で予算特別委員長の報告を終わります。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 次に、討論はありませんか。

 小林議員。

     (18番 小林義孝君 登壇)



◆18番(小林義孝君) 新年度予算案に対する討論を行います。

 まず、自治体を取り巻く情勢ですが、この議会ほど地方政治が国政と直結していることを認識した議会はなかったのではないでしょうか。その典型的な事件は、道路特定財源問題であり、後期高齢者医療制度です。

 道路特定財源で言えば、国は地方団体などを総動員し、その維持を図ったにもかかわらず、世論調査では特定財源の一般財源化と暫定税率の廃止を求める声が圧倒的多数です。特定財源を決めた当時と今では、道路事情が全く変わってきており、道路だけに特定財源を設けておく理由はありません。しかも、道路整備事業を1996年度から2007年度まで見ると、地方単独事業費が6兆300億円から2兆2,600億円へと大幅に減っているのに、国直轄事業は1兆7,306億円から2兆758億円へと1.2倍にふえています。一般財源化することで、地方の判断で生活道路に使えるようになることは明らかです。

 一方で政府は、2002年以来続けている社会保障費の自然増の削減を新年度も続けようとしています。新年度も引き続き2,200億円、地方を合わせると3,200億円、既に2006年度までにその累計は1兆1,800億円に達しています。暮らし重視をうたう福田内閣ですが、2006年の骨太方針2006に手を付ける姿勢は示せず、これによれば、2007年度以降の5年間でさらに1兆1,000億円、地方を合わせると1兆6,000億円が削減されることになります。道路特定財源だけでなく、暮らしに冷たい構造改革路線を見据えることなしに、市民の暮らしを守ることはできません。

 後期高齢者医療制度には、484の地方議会から国に対して中止・見直しの意見書が上げられています。世界に例のない、他の医療保険から高齢者をはずし扶養からもはずす制度、予定されている差別医療など、70年代に到達した老人医療費無料化制度の対極となる制度であり、戦後の日本を再建してきた高齢者から長生きしてよかったという実感を根こそぎにする制度です。今年度一部手直しがされても、その本質は変わりません。

 そもそも国民の暮らしは、企業の収益が好調であれば、消費者に波及するというのが政府のこれまでの説明でした。しかし、大企業の国際競争力強化を名目に、減税を続けてきた結果、大企業の役員報酬や株価は上昇しましたが、労働者にはワーキングプア、派遣の急増という結果を生み出し、大きな社会問題になっています。大企業優遇、軍事費聖域、道路特定財源堅持という政治の行き詰まりは明らかです。福田内閣はみずからの政権を橋渡し内閣と言っていますが、それは税制の抜本的改革という名目で消費税の引き上げへの橋渡しを任務とするということであり、国民負担をさらにふやし、生活を破壊する道に足を踏み出すことです。今こそ政治を転換し、軸足を国民生活に移すことが求められています。

 市政においても、市民の暮らしを直視し、そのために市民の声に耳を傾けることが強く求められています。何点かについて触れます。

 最初に、新年度予算案で、地方交付税が前年比で減額になっているのは納得できません。県下の市の中では最少額ですが、総務省の地方再生対策費の試算額で都留市は6,300万円となっています。市民の暮らしに充てる気持ちがあれば、独自の施策を立ち上げる財源となったのではないでしょうか。

 市民カレンダーの廃止が予算委員会で取り上げられました。市民カレンダーは広報を補って余りある情報発信の手段と成り得ます。私は暦年ではなく、要請に合わせた年度のカレンダーで復活したらどうかと思っています。改めて検討を求めます。

 情報の問題で、地デジ対策に消極的な姿勢に疑問を感じます。地デジ切りかえを境に、将来にわたって11チャンネルが見られなくなる地域が固定化しようとしています。行政サービスの格差が生じる問題を放置するのでしょうか。もちろんこの問題の主たる責任は、地デジを強行した国にあります。しかし国も、一定の手直しをして幾つかの補助金制度も設けられています。当然市の責任で、問題の解決を図るべきだと思います。

 新年度から建築にかかわる事業に、消防庁舎と学校給食センターがあります。大きな事業ですが、議会にも市民にもその概要はまだ示されていません。特に消防庁舎は、これから防災センターとしての役割が求められます。併設の計画はないようですが、それでいいのでしょうか。お金の問題ではなく、災害とその予防に対する認識の問題だと思います。

 上野原市は中央道パーキングで農産物を直販し、7,000万円から8,000万円の売り上げがあるといいます。日常的に考えていてこそ実った対策だと思います。農業振興について、お仕着せでない独自の対策を求めます。

 このほか、路線バス対策、福祉灯油など他の自治体が市民生活に欠かせない課題として取り組んだ問題について、都留市では深く検討した気配がないのは残念です。財政難は、ほとんどの自治体で共通しています。しかし結果には違いがあります。その違いは市民要求、願いがどこにあるのか見極める努力、情報力、情報収集の方法の問題だと思います。ちなみに、パブリックコメントについては、以前に指摘しましたが、一部の人の意見しか反映されません。これだけに頼れば、市民感覚から離れるばかりと言わなければなりません。

 最後に、昨夜と一昨夜、日本テレビが渾身の思いをかけたというドラマ「東京大空襲」を見ました。メディアにも反戦を発信する姿勢があることに意を強くしました。三権分立・三位一体などという看板のもとで進められたのは、地方の財源や社会保障財源の削減でした。その一方で、米軍への思いやり予算や米空母を守るために漁船を破壊したイージス艦などの装備、戦争のための備えを確実に確保してきたのが国の政治でした。地方から市民生活を守れの声を上げ、その財源を要求することは、すなわち反戦のためにも必要です。こうした立場からも市政が都留市の将来をしっかり見据え、声なき声をくみ上げる努力をするよう求めるものです。

 以上の立場から、予算案第24号 一般会計、25号 都留文科大学会計、26号 国民健康保険会計、29号 老人保健会計、32号 介護保険事業会計、33号 介護保険サービス事業会計、34号 後期高齢者医療会計に反対です。

 以上です。



○議長(藤江厚夫君) ほかに討論はありませんか。

 上杉議員。

     (17番 上杉 実君 登壇)



◆17番(上杉実君) 平成20年度当初予算に対し、賛成討論を行います。

 我が国の経済は、引き続き安定した景気回復が続くと見込まれておりますが、中小企業や地元経済に明るい兆しが見えない状況であり、原油価格の高騰が個人消費の冷え込みや企業活動の停滞を及ぼすことが懸念されております。

 現在、国・地方とも行財政全般にわたり、さまざまな改革が推し進められている中、本市の当初予算は、第5次長期総合計画において、21世紀における本市の将来像とする「スマートシティー都留」を目指した事業を重点的に折り込みながら編成されております。

 また、地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく4つの財政健全化判断比率が、平成20年度決算から適用されることも踏まえ、持続可能な財政運営を第一として、市債の繰上償還を計画するなど、市民が安心できる健全な財政運営を実現しうる予算となっているものと思います。

 特に、一般会計では、消防庁舎建設事業や給食センター建設事業などの大型事業を取り込み、事務事業の見直しなど行財政改革を進めることにより、前年度比1.4%増に抑制しており、厳しい財政状況のもと適切なる行財政運営に対する真剣な取り組みを強く感じるものであります。

 市長を中心とした執行部並びに職員の英知を結集した努力に敬意を表するとともに、真に必要とされている行政サービスを的確に把握し、本市の特色を生かした魅力ある地域社会を形成するため、有効・適切なる予算執行を期待しまして、賛成討論といたします。



○議長(藤江厚夫君) ほかに討論はありませんか。

 清水議員。



◆2番(清水絹代君) 都留市予算について、賛成討論をいたします。

 平成20年度予算特別委員会に委員外で参加し、執行部の説明を受けました。予算書を一通り読み、私が読み解ける範囲で疑問点をチェックしました。しかし、非常に多くの項目の説明に加え、節に関する記載されていない細部の説明は口述も多く、すべてを検証し課題を見出すには、今の私の知識・能力では無理があります。十分検証したとは決して言えず、疑問点・課題も少なからず持ったまま、本予算を手放しで賛成してしまうことに対して、自分自身への無責任を感じ、少々の戸惑いを感じています。

 しかし、取り立てて反対するほどの課題を見出せない現状においては、少なからず疑問を持ちながらも賛同の意を表明することになります。

 そこで決定した予算をより有効に使うために、特に気にかかっている部分の討論を行います。

 本年度に比べ、一般会計の歳入が1.4%増加となっていますが、歳出も当然増加し、特に特別会計の議第15号の国民健康保険税の引き上げの改正、また今年度の介護保険事業の補正予算等に見られるように、医療に関しては特に年々厳しい内容になっていくと思われます。決算特別委員会において、委員外の発言で介護等に関する医療費等の伸びは予防医療に力を注がないと、今後さらに増加する危険性があることを指摘しました。医療費・介護保険事業費等の増加に対して、効率的な予防対策が早急に必要です。メタボリックシンドロームに対する、特定保健審査による保健指導を実施することで、医療費の削減を狙った国の施策は必ずしもその成果が期待されるものではなく、多くの専門家もかなり危険性があることを指摘されています。特定保健指導のための特別研修を受けた私たち栄養士からも疑問の声が多く聞かれます。メタボリックシンドロームを基盤とした、特定保健健診には落とし穴もあり、これにとらわれることなく、むしろメタボにならないための予防の基盤となる、食育に力を注ぐべきです。6月の議会の一般質問で食育プランの確実な実施を推進するために、栄養士の強化とプランに掲げた数値目標達成の確実な取り組み、提言しました。ここでもう一度、栄養士の強化の必要性と食育プランの確実な推進による医療費削減への取り組みの重要性を提言します。

 また、一般質問での学童保育の施設面、特に指導員からの多くの一番要望のある水周りの充実を含めた子育て支援、教育面での的確な予算活用を期待いたします。

 最後に、今後予想される国の制度変更に伴う下水道整備事業の変動へのあり方も気になりますので、下水道工事地域の早期の見直しと、昨年実施した外部評価による事業仕分けをさらに推進し、その確実な実施と内部評価の充実を期待して賛成の討論を終わります。



○議長(藤江厚夫君) ほかに討論ありませんか。

 討論がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 議第24号から議第41号までの議案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 最初に、議第24号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第24号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第25号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第25号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第26号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第26号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第27号及び議第28号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第27号及び議第28号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第29号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第29号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第30号から議第31号について一括にて採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第30号及び議第31号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第32号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第32号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第33号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第33号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第34号について採決いたします。

 採決は起立により行います。

 お諮りいたします。

 議第34号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(藤江厚夫君) 起立多数であります。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第35号から議第39号について一括にて採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第35号から議第39号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

 次に、議第40号及び議第41号について一括にて採決いたします。

 お諮りいたします。

 議第40号及び議第41号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

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△日程追加



○議長(藤江厚夫君) この際、お諮りいたします。

 ただいま議会運営委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元にお配りした申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。

 これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、委員会の閉会中の継続審査の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。

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△閉会中の継続審査の申し出について



○議長(藤江厚夫君) お諮りいたします。

 議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

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△閉会中の委員会研修について



○議長(藤江厚夫君) この際、お諮りいたします。

 議会として、積極的な委員会活動を推進するために、閉会中、各常任委員会の研修等を実施することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 したがって、そのように決しました。

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△閉議及び閉会の宣告



○議長(藤江厚夫君) お諮りいたします。

 以上で今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。

 したがって、今期定例会を閉会したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(藤江厚夫君) ご異議なしと認めます。

 本定例会は本日で閉会することに決しました。

 平成20年3月都留市議会定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。

                         (午前10時40分)

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

      議長    藤江厚夫

      署名議員  小俣 武

      署名議員  小林歳男

      署名議員  近藤明忠