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山梨県 富士吉田市

平成26年  6月 定例会(第3回) 06月19日−02号




平成26年  6月 定例会(第3回) − 06月19日−02号











平成26年  6月 定例会(第3回)



          平成26年第3回(6月)定例会会議録(第2号)

  平成26年6月19日(木曜日)                午後1時00分開議

                               午後3時53分散会

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出席議員(20名)

   1番   勝俣大紀君          2番   羽田幸寿君

   3番   前田厚子君          4番   渡辺貞治君

   5番   小俣光吉君          6番   桑原守雄君

   7番   佐藤秀明君          8番   横山勇志君

   9番   勝俣米治君          10番   渡辺幸寿君

   11番   及川三郎君          12番   戸田 元君

   13番   渡辺利彦君          14番   宮下正男君

   15番   渡辺孝夫君          16番   渡辺忠義君

   17番   宮下 豊君          18番   奥脇和一君

   19番   太田利政君          20番   渡辺嘉男君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

   市長        堀内 茂君    副市長       前田重夫君

   教育長       秋山勝彦君    監査委員      長田豊明君

   企画部長

             滝口 修君    総務部長      権正文雄君

   (演対部長)

   市民生活部長    高村益弘君    産業観光部長    柏木俊之君

   都市基盤部長    渡辺弘之君    市立病院部長    堀内秀樹君

                      企画次長

   教育委員会部長   榊 三男君              真田吉郎君

                      (演対次長)

   総務次長

             天野孔文君    税政次長      溝口総三郎君

   (収納支援室)

                      福祉厚生次長

   市民生活次長    加藤 昭君              宮下まゆみ君

                      (健康長寿)

   産業観光次長    渡辺金男君    都市次長(用地)  藤原栄作君

   基盤次長      相沢喜三郎君   会計管理者次長   中沢憲文君

   教育委員会次長   山木正樹君    監査委員事務局次長 小野博章君

   秘書課長      萱沼孝文君    政策企画課長    水越欣一君

   総務課長      渡辺隆信君

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職務のため出席した事務局職員

   事務局長      渡辺晃男君    次長        田辺 満君

   課長補佐      渡辺小一君    主任職長      林 純司君

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議事日程第2号

   第1 市政一般に対する質問

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会議に付した事件

   議事日程に同じ

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     午後1時00分 開議



○議長(宮下正男君) 

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

 傍聴人に申し上げます。市議会傍聴規則第7条の規定により、静粛に傍聴するようお願いいたします。

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△諸般の報告



○議長(宮下正男君) 

 報告事項を申し上げます。

 CATV富士五湖から、本日の本会議の一般質問をテレビ中継したい旨の申し出がありました。また、報道機関から、傍聴席より本日の本会議の撮影を許可願いたい旨の申し出がありました。いずれも許可いたしましたので、御了承願います。

 これより日程に入ります。

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△日程第1 市政一般に対する質問



○議長(宮下正男君) 

 日程第1「市政一般に対する質問」を行います。

 本日の質問者につきましては、1番目、渡辺貞治君、2番目、横山勇志君、3番目、宮下豊君、4番目、羽田幸寿君の順序で行います。

 渡辺貞治君の質問を許可します。

 4番渡辺貞治君。

     〔4番 渡辺貞治君 登壇〕



◆4番(渡辺貞治君) 

 平成26年6月の定例会において、一般質問の機会をいただきましてありがとうございます。

 第1標題として、国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくりの事業について、第2標題、浅間坊の土地建物の活用について、質問させていただきます。

 まず、第1標題として、国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくり事業について質問させていただきます。

 昨年6月に、堀内市長をはじめ多くの関係者の御尽力によりまして、悲願でありました富士山が世界文化遺産に登録されました。このことは、私たち富士吉田市民にとって大きな誇りであります。

 昨年3月定例会の一般質問において、この世界遺産登録を契機に、富士吉田市をどうPRするか等について御質問させていただきました。その際、中曽根地区におきましては、御師の町並みの北の玄関口として、町の魅力が向上し、人々のにぎわいが創出されることが重要であるとの御答弁をいただき、地元に暮らす住民の一人として大変ありがたく受けとめるとともに、大きな期待をいたしたところであります。

 国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業につきましては、平成22年に地元商店及び自治会関係者等で構成する国道139号沿線まちづくり検討会が設置され、この地域の活性化に関する検討を重ね、電線の地中化と併せ、商店の再構築を推進することが合意され、要望書を作成し、平成23年1月に富士吉田市及び国道を管理する山梨県に対して要望書を提出したところであります。しかしながら、その直後に発生した東日本大震災により状況が一変してしまい、残念ながらこの動きは一時停止状態になってしまったと受けとめております。

 このような中、昨年11月29日に第5回検討会が開催されました。私も地元関係者として参加させていただきましたが、検討会の中で山梨県の担当者から、これまでの経緯・経過について、また富士吉田市の担当者からは、平成24年度に見直しが行われました都市計画マスタープランにおけるこの地域の位置づけや考え方について、報告・説明を受けました。その上で、改めてこの地区の電線の地中化と併せ、商店街の再構築についてどのように進めていくかについて議論・検討がなされました。山梨県の担当者からは、拡幅整備により商店街がなくなるケースも多いなどの事例も紹介されましたが、地元関係者からは若い世代が頑張っている、世界遺産登録を契機に新しい町並みを形成することによりいい商店街になるなどの意見もあり、地元の方々の熱意を感じたところであります。結果、国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくり事業についての要望書(案)が採択されました。この要望書は富士吉田市長に提出されたと思いますが、その後どのようになっているかお聞かせください。

 また、現在、富士吉田市景観計画の策定作業が進んでいると聞いておりますが、現在の策定の状況をお聞かせいただくとともに、もし現段階においてこの地域の景観に関する考え方・方向性がまとまっておりましたら、併せてお聞かせいただきたいと思います。

 以上、第1標題、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺貞治議員の国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくり事業についての御質問にお答えをいたします。

 要望書提出後の状況についてでありますが、昨年3月の一般質問におきまして御答弁申し上げましたとおり、中曽根地区は位置的にも上吉田の御師町と下吉田とを結ぶ重要な町として栄えてきた歴史的経緯のある地区であると認識をいたしております。

 渡辺議員御発言のとおり、国道139号沿線まちづくり地区検討会より、電線類の地中化と国道拡幅について山梨県に対し強く働きかけること、また沿線地区のまちづくりについて市として主体的に取り組んでもらいたい旨を、去る平成25年12月25日に要望書にて御提出いただいたところであります。これまでも、山梨県とは協議を続けてきたところでありますが、この要望書の提出を受け、改めて本年の2月7日に山梨県に対し、本事業の早期実現について要望書を提出いたしました。

 こうした経緯により、本年度、山梨県において当該地区沿線にかかわる予備設計調査を行う準備段階に進んでいるとの報告を受けております。無論、このことがすぐに事業実施につながるものではないことは十分に承知をしておりますが、地元の皆様の継続的な働きかけにより、事業実現に向けて大きな一歩を踏み出したものと認識をいたしております。

 引き続き、国道139号沿線まちづくり地区検討会等との意見交換会を通して、事業主体となる山梨県に対しても積極的に働きかけることで早期に実現できるよう、今後とも努力をしてまいります。

 次に、富士吉田市景観計画の策定作業についてでありますが、昨年度に実施いたしました景観基礎調査解析に基づき、今年度は景観計画案の策定準備を進めているところであります。本地区は、渡辺議員御発言のとおり、昨年度改訂した富士吉田市都市計画マスタープランにおいて広域商業拠点に位置づけられており、また都市計画法上の用途指定においても、商業地域として位置づけられております。それらのことを踏まえ、国道139号沿線まちづくり検討会等の御意見も取り入れる中で、景観計画における中曽根地区の位置づけを検討してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺貞治君。

     〔4番 渡辺貞治君 登壇〕



◆4番(渡辺貞治君) 

 国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくりについて、2回目の質問をさせていただきます。

 堀内市長には、この地区を上吉田の御師町と下吉田を結ぶ重要な町として栄えた歴史的経緯のある地区であることを御認識いただいており、私の認識と同様であることに大変安堵いたしました。

 また、先ほど、山梨県に対して継続的に協議を続けていること、改めて山梨県へ要望書を提出し、早期実現を要望いただいている旨の御答弁をいただきました。堀内市長の指導力、行動力に心より敬意と感謝を申し上げるとともに、引き続き同地区の整備に関して御尽力を賜りますようお願い申し上げます。併せまして、地域といたしましても、努力して取り組まなければならないなと強く感じたところであります。

 また、景観計画の策定の作業も順調に進んでおり、国道139号沿線まちづくり地区検討会等の意見を取り入れる中で、景観計画における中曽根地区の位置づけを検討するとの御答弁をいただきました。

 私は以前から、(仮称)新倉トンネルが開通すると車の流れが大きく変わり、北口本宮冨士浅間神社へ至る参道への玄関口の印象が、現在の金鳥居交差点から中曽根交差点に移ると考えております。その意味において、今回の国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業及びまちづくり事業は、機を得た重要な事業だと考えております。

 そこで、質問ですが、電線の地中化及び道路の拡幅に関しては、山梨県が主体となり実施されることになりますが、沿線住民の役割や富士吉田市の施策はどのようにお考えか、現時点での御見解について可能な範囲でお聞かせください。併せて、御答弁いただきました国道139号沿線まちづくり検討会等との意見交換はどのように進めていくのかをお聞かせください。

 また、新たに整備される町の入り口をあらわすしるしとして、富士みちの歴史を解説する解説板や石標のようなものを中曽根交差点に設置してはいかがでしょうか。さらに、現在の金鳥居周辺には、一般の方々が気軽に利用できる駐車場がないため、御師の宿坊の町や周辺商店を歩いて散策できる環境が残念ながらありません。富士山観光の拠点として、多くの人々が訪れるための駐車場の整備を計画段階から検討する必要があるのではないでしょうか。

 そしてもう一点、現在の金鳥居のしめ縄は、平成13年につけかえがされた後、そのままになっております。富士山が世界遺産に登録され、富士吉田市が国の内外に注目を集める中、多くの人々の協力を得る中で定期的につけかえてはどうでしょうか。この考え方に対して、堀内市長の御見解をお聞かせください。

 以上、第1標題、2回目の質問とさせていただきます。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺貞治議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、国道139号金鳥居交差点北沿線地区の電線地中化事業並びにまちづくり事業につきましては、事業主体となる山梨県からまちづくりに対する沿線住民の熟度とまちづくりの方針に対する合意形成が強く求められております。

 これを受けまして、先般、国道139号沿線まちづくり地区検討会に対し、沿線住民のまちづくりへの熟度と合意形成に向けた具体的な議論を進めることを目的に、当該地区で商業活動に従事しておられる若手を中心とした作業部会の設置を提案させていただいたところであります。現在は、構成メンバーの選出もほぼ終了し、作業部会の立ち上げの最終段階にある旨の方向を受けております。

 本市といたしましては、このまちづくり事業につきまして、この作業部会が中心となって活動を行っていくものと期待をいたしております。正式に組織されましたなら、各種情報提供や意見交換会等に対しまして支援していく所存であります。

 また、渡辺議員御提案の富士みちの解説板や石標、駐車場整備等につきましては、今後、作業部会において検討され、事業計画に反映するものと考えております。

 次に、金鳥居のしめ縄のつけかえについてでありますが、これまで富士吉田観光協会や金鳥居の関係者が協力しながら、数年に一度つけかえを行っておりましたが、渡辺議員御発言のとおり、平成13年に実施されて以降、つけかえ作業が行われていないものと認識いたしております。

 しめ縄の定期的なつけかえにつきましては、富士山が世界遺産に登録され、金鳥居をはじめ御師の町並みも注目を集めておりますので、実現に向けてこれまでのように地元の皆様や関係者に御協力をいただき、前向きに支援してまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、当該地区に対し積極的に支援を行っていくことが、渡辺議員も期待する富士山観光の拠点として、御師の町並みの北の玄関口として魅力が向上し、人々のにぎわいが創出されるまちづくりの推進につながるものと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺貞治君。

     〔4番 渡辺貞治君 登壇〕



◆4番(渡辺貞治君) 

 第2標題、浅間坊の土地建物の活用について質問させていただきます。

 過日、私の知人から、浅間坊の土地建物が市に寄贈される旨の情報をお聞きしました。私は、国の重要無形文化財である吉田の火祭りにおいて、みこしの担ぎ手である勢子を永年務めてまいりました。かつて浅間坊は、火祭り・すすき祭りを勢子たちが集い、直らいの場所として勢子たちの労をねぎらう姿が目に焼きついております。そのようなことから、私にとって特別な場所でもありますので、上吉田にはほかの議員もいらっしゃいますが、あえて質問させていただきます。

 浅間坊は、現在、富士吉田市が観光施策として進めております御師の宿坊の町の中にあります。そして、この町は約450年前、室町時代に現在の場所に形成されました。また、浅間坊より北側は、江戸時代に地割された新しい御師の町になります。当時の浅間坊の場所には大きな石積みがあり、富士山の聖域の入り口であったと聞いております。

 御師は、現在、国指定の重要文化財として多くの観光者が訪れる旧外川家住宅のような本御師と新興の町御師により構成され、その中で浅間坊は現存する貴重なタツミチを持たない町御師として伝承させており、表通りに面して豪壮な薬医門を建造することによって一般の町屋との違いを際立たせてきたものであり、江戸時代に富士講の講者の方々がお金を出し、江戸の職人により築かれた貴重な門であると聞いております。

 そこで、質問ですが、浅間坊の寄贈について、現在どのような状況かお聞かせください。

 以上、第2標題、1回目の質問とします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 浅間坊の土地建物の活用についての御質問にお答えいたします。

 渡辺議員御発言のとおり、市内上吉田地区は室町時代に御師を中心とした集落を形成し、最盛期の江戸末期には86軒の御師が軒を連ねる御師町として発展してまいりました。御師には、主屋までのタツミチを有する本御師と道に面して主屋がある新興の町御師がありますが、その中で浅間坊は、江戸時代から変わらず現在の場所に位置している歴史ある町御師であります。

 浅間坊の寄贈につきましては、現在、所有者の相続人全ての方が本市への寄贈に前向きな考えをお持ちであり、来年度の早い時期に本市へ寄贈するため、相続手続を進めていただいております。

 なお、国道に面して建つ表門である薬医門につきましては、歴史的、文化的な価値を見極めた上で本市の文化財に指定し、保存していくことを検討しております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺貞治君。

     〔4番 渡辺貞治君 登壇〕



◆4番(渡辺貞治君) 

 第2標題、浅間坊の土地建物の活用について、2回目の質問をさせていただきます。

 浅間坊につきましては、私ばかりでなく多くの勢子が同様に思っており、また心配していましたので、所有者及び相続人の方々が寄贈に関して前向きであること、来年度の早い時期に本市への寄贈を行うための諸手続が進められていること、薬医門を文化財指定し、保存していく方向で検討していただいていることを堀内市長から御答弁いただき、非常にうれしく感じるとともに安堵したところであります。

 一方で、私は富士山が世界遺産に登録され、富士信仰とともに富士吉田市が国内外に注目されている今だからこそ、できるだけ早期に薬医門の修復を行い、さらに建築物の当時の風情に改修することにより、本御師の旧外川家と町御師の浅間坊を一体として本市の地域振興に役立てることは非常に有効であると思います。

 また、私が1回目の質問の際に申し上げたとおり、みこしの担ぎ手である勢子たちが集い、直らいの場所として勢子たちの労をねぎらう場所であったことから、市内外の多くの人々が集い交流のできる空間の整備をしてはどうかと考えます。

 そこで、質問ですが、浅間坊の公有化、薬医門の文化財指定等の寄贈が整った場合、現時点でどのような活用をお考えかお聞かせください。

 以上、第2標題、2回目の質問とさせていただきます。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺議員の2回目の質問にお答えいたします。

 浅間坊の利活用についてでありますが、浅間坊は旧外川家住宅の西側に位置し、旧外川家住宅と一体的に整備することにより、上吉田の御師町整備の拠点となり得るものと考えております。

 そこで、薬医門を含めた浅間坊の歴史的、文化的価値を明らかにして、この価値を積極的に活用していく中で、地域振興、文化高揚に役立てることにより、渡辺議員御提案の市内外の多くの人々が集い交流できる空間の整備につながるものと考えておりますので、今後においても早期に寄贈を受けられますよう積極的に取り組んでまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺貞治君。

     〔4番 渡辺貞治君 登壇〕



◆4番(渡辺貞治君) 

 御答弁ありがとうございました。

 市民の思い一つ一つを大切にして、にぎわいのある富士吉田にしていきたいと思います。これで私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございます。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって渡辺貞治君の質問を打ち切ります。

 横山勇志君の質問を許可します。

 8番横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 平成26年6月定例議会において一般質問をさせていただきます。

 今回私が質問することは、除雪対策についてと道路行政についての2点を市長にお伺いいたします。

 標題1、除雪対策について、1回目の質問をいたします。

 皆さんの記憶にも新しい、本年2月の記録的な大雪は、山梨県並びに関東圏各地にも深刻な災害をもたらしました。本市に目を転じてみましても、人的被害をはじめ、市民の日常生活に大きな影響・支障が出てしまいました。そのような中で、私も近所の皆さんと一緒になって、一体どこから手をつければよいのかさえわからないほどの雪かきを、来る日も来る日も行ったことを思い出します。そういった経験を通して見聞きした事実から、一議員として今回の除雪対策の検証と将来への備えとして質問をしたいと思います。

 まず、本市の除雪状況について、私が近隣市町村住民から聞いた声で多かった事例を申し上げますと、2月14日未明から160センチの積雪を記録した大雪について、富士吉田市の除雪対応はすばらしかったという声です。富士五湖地域の中核を担う本市は、大雪直後から本市住民はもとより、周辺市町村住民も不足物資を補うために本市道路を活用いたしました。その際、周辺市町村住民の多くは富士吉田市の除雪状況に触れ、本市の真剣な対応に感心したそうです。私はこのような発言に接し、市長号令のもと除雪に当たった本市の職員並びに関係業者及び市民総出で雪かきをしていただいた全ての人たちに感謝申し上げたいと思います。

 しかし、一方で記録的な大雪の1週間前に降った雪も80センチ積もり、これも大雪なのですが、その雪への対応には多くの苦情が寄せられたことも忘れてはいけません。

 そこで、市長に質問いたします。

 本年2月の大雪の総括として、2月8日の大雪の市の対応とそれに続く2月14日の市の対応、さらには今後起こるかもしれない雪害への取り組みについて市長の御意見を伺いたいと思います。

 続きまして、除雪対策について、より具体的に質問を続けさせていただきます。

 本市の現在の除雪対応は、市道683路線のうち約半数の315路線、160キロです。この選定基準は4メートル以上の道路で、その道路の両端が公道に接している路線となっており、これらに該当する道路の除雪は市への登録を行っている富士吉田建設安全協議会に所属するか所属しないかに分かれますが、通称土木業者53社のうち、重機を所有している41社が道路、重機を所有していない12社が歩道を担当しております。私は、平常時の除雪対策に対してこの基準は一定の評価をするものの、今回の大雪に際して住民の意識が除雪への関心を強くした今、やはり残された路線への配慮と突発的な大雪に対する除雪対策が今以上に必要になると考えます。つまり、除雪認定道路以外の市道の生活道路や通学路などの道路もきめ細かい配慮が必要ではないかなと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 今回の大雪の原因は、ブロッキング高気圧の影響で南岸低気圧が日本に近づいたことが原因だと言われています。私の単なる心象ですが、CO2増加による地球環境の変化で今後も今回のような雪害が増えるのではないかなと杞憂しており、転ばぬ先のつえとして私は本市の除雪対策の拡充を図るべきだと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 また、除雪された雪の排雪問題ですが、大雪の影響で雪捨て場となった市内の小・中学校の校庭が、実に5月まで利用できませんでした。本市としては、緊急時の除雪対策と同時に排雪場所の確保をどのように担保するのか、市内での確保はもとより県施設などにも協力していただくよう県に働きかけるべきだと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 以上で標題1、除雪対策について、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 横山勇志議員の除雪対策についての御質問にお答えをいたします。

 本年2月8日の降雪につきましては、河口湖測候所において65センチを記録する大雪になり、市民生活に深刻な影響を及ぼしました。この降雪に対しましては、13日には除雪路線の除雪がほぼ完了し、まれに見る降雪量に対し、迅速な交通確保を行うことができたものと考えております。

 しかしながら、翌日14日から降り始めた雪は、富士吉田市民がかつて経験したことのない降雪となり、都市機能が完全に麻痺しました。同日午前9時より通常の除雪を行いましたが、異常降雪のため、15日午前3時より緊急輸送路の交通確保を図るため、急遽、幹線道路への集中除雪に切りかえ、対応をいたしました。

 市は、15日午前9時20分に富士吉田市災害対策本部を設置し、今後の指示系統の確認を行い、国道及び県道につながる道路である広域緊急道路を最優先に除雪すること、富士急行線の運休による帰宅困難者の情報を受け、コミュニティーセンター及び地区会館を避難所として開設することなどの指示を出し、近隣に在住する職員を除雪に当たらせるなどの対応をとりました。

 加えて、市民の方からの問い合わせに迅速に対応するため、電話対応班を新設し、24時間体制で対応してまいりました。市民の皆様からは、除雪依頼や交通状況などについて874件を超える電話があり、内容を検討した結果、市民の皆様が知りたい情報を積極的にCATV富士五湖を通して伝えることが重要であると判断し、私をはじめ教育長及び担当部長などが直接出演をし、映像を交え、1日7回放映し、現在の状況と今後の予定などについてお伝えをいたしました。

 また、幹線道路の除雪を進めるとともに、共助の具体的な取り組みとして富士吉田市自治会連絡協議会主催の市民一丸となった雪かきを実施した結果、生活道路や通学路の交通環境が各段に改善することができました。

 今後の雪害への取り組みといたしましては、本年2月の大雪災害対応に関する検証を実施しておりますので、その検証結果を踏まえ、除雪対応マニュアルの再検証及び初動態勢の確立並びに市有の重機の配備などに関し、今後対応を図ってまいります。

 除雪認定道路以外の市道の生活道路や通学路などにつきましては、除雪能力に限りがあるため、市民の皆様の自助、共助により除雪いただくことになりますが、少しでも早く児童・生徒の通学路を確保するため、小・中学校に小型除雪機11台、防災備蓄倉庫付近と近隣の公共施設の除雪のために5台の除雪機を新たに配備するなど、除雪能力の向上を図ってまいります。

 次に、除雪対策の拡充についてでありますが、検証を実施し、今後の対応策について熟慮した結果、本年度におきましてはホイルローダー3台、ミニホイルローダー3台の重機を新たに配備するなど、より有効で機動的な除雪体制の確保に努めてまいります。

 また、市民の皆様が優先して知りたい市内の除雪状況や交通状況等に関する情報につきましては、本年10月に本格導入を予定いたしております地上デジタル放送を活用したCATV富士五湖によるデータ放送を用い、リアルタイムな情報を発信してまいります。

 さらに、長野県信濃町からの大型ロータリー車による除雪支援は非常に効果的であったことから、ことしの冬までには同町と応援協定を締結するなどの除雪対策の拡充に努めてまいります。

 次に、排雪問題についてでありますが、記録的な大雪の中、できる限り早い段階で交通確保をしたいとの考え方から北富士演習場への排雪を検討いたしましたが、演習場へのアクセス道路の交通状況が整っていなかったこと、また演習場への排雪のためには手続に時間を要することなどから、やむを得ず市内4つの小・中学校のグラウンドなどを排雪場として活用いたしました。

 しかしながら、グラウンド本来の目的である児童・生徒の利用に支障を来すとともに、またその復旧に多額の経費を要したことから、今後におきましては市有地及び市有施設の利用を図ること、民間の遊休地の利用を図ること、さらには横山議員御発言のとおり、排雪場として利用が可能な県施設等の利用につきましても積極的に働きかけてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 標題1、除雪対策について、2回目の質問をいたします。

 市長答弁にありますように、2月14日からの大雪は私たちに多くの教訓を残してくれました。そして、そのような状況下でも、評価すべき市の対応が幾つかあります。

 まず、最初に上げられることは、県や周辺市町村より素早かった災害対策本部の設置がありました。また、市民からの24時間対応の問い合わせについては、夜間でも市にきちっと問い合わせができたと評価も大変よかったようです。

 次に、市民一丸となった除雪行動があり、除雪指定業者以外の他業種の業者に対して市長号令のもと、要請を行い、除雪作業が実施できたことがあります。このことは、私が過去の議会で再三発言していることで、2月14日の臨時議会の席上でも、予報された積雪と窓の外に積もり始めた雪を見て、今回の雪は他業種の人たちにも除雪に参加してもらうべきとの私の発言に対して、他の組合は重機等がないので厳しいとの返答がありました。結果は、市長号令のもと、整然と業種を超えて除雪作業が進みました。

 私は以上に上げた事実が的確に行われた結果、2月14日以降の富士吉田市の除雪対策が評価されたのだと考えます。しかし、市民の生活を預かる私たち議員と執行者の皆様としては、今回の大雪を例に本市の除雪対策は積雪がどのぐらいなら実施されるのかとか、毎回雪のたびに他業種に参加してもらえるのかとか、自分たちが生活している地域の除雪対策はどうなっているのかなどの疑問や不安に応えなければなりません。2月14日の1週間前の大雪は、まさにこのことに対する不備から苦情が生まれたのだと私は理解しており、市長答弁にあったように、除雪対応マニュアルの再検証及び初動態勢の確立並びに市有の重機の配備などが重要だと認識しています。

 そこでまず、除雪対応マニュアルの一環として、私は除雪対策マップの作成を提案いたします。このマップの目的は、積雪に応じた各地区の対策や対応、または通学路の状況並びに道路除雪の優先順位や関係機関の連絡先、さらには除雪機等の配備状況などが行政、住民、除雪業者の各立場から一目でわかるようにしたもので、除雪対応マニュアルの作成時や除雪の運用時、さらには住民の不安解消の役に立つものになると考えております。このマップをもとに、各自治会の除雪対応能力を判断し、各種除雪機等の適切な配備計画の指針に使えると同時に、積雪量に応じた各自治会の除雪対応の判断基準にも活用するなど、その使い道は幅広いと考えています。さらに、もう一言つけ加えますと、除雪対策マップのノウハウはそのまま富士山噴火を想定した火山灰対策マップにもなり得ます。

 そこで、市長に質問いたします。

 私の考える除雪対策マップについての見解を市長にお伺いいたします。

 次に、除雪認定道路以外の除雪と除雪機の拡充についてですが、市長答弁にありますように、防災備蓄庫周辺と近隣の公共施設に除雪機を配備していただいたことは評価をいたします。しかし、私は除雪認定道路以外の生活道路の除雪も大切だと切に感じていますが、そのことを実現するためには除雪機の数や除雪業者さんの人手がまだまだ足りません。

 そこで、除雪対策マップを通して、各自治会から上がってくる要望に応じた機材等を計画的に配備し、地域のことをよくわかっている自治会に除雪認定道路以外の除雪の一部を担っていただくことで、市全体が有機的に連携して除雪に当たることが望ましいと考えます。また、現在、各消防団2分団に、順番で消防ポンプ車を1台ずつ市が2台配備されています。私は、それらと同様に、タイヤシャベルや手押しの除雪機等を各自治会の要請や事情に応じて計画配備し、市民の共助で運用していただくことによって、本市にとっても行政の役割分担による負担軽減、それに伴うきめ細かい住民サービスにつながると思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 また、2月14日の例のとおり、緊急時には土木業者以外の重機所有者や他業種への除雪要請、さらには自治会への協力要請などを積極的に行うべきだと考えますが、市長の御意見をお伺いいたします。

 続きまして、排雪についてですが、今回の大雪で排雪の問題点が明らかになった以上、市長答弁にありますように、排雪場所の確保はもちろん、排雪場所までのアクセス道路の確保も同時に関係機関と進めていただき、その成果も除雪対策マップに反映できると思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 以上で標題1、除雪対策について2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 横山議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、除雪対策マップの作成についてでありますが、今回の大雪につきましては先ほど答弁申し上げましたとおり、刻一刻と変化する状況を市民の皆様に的確にお知らせするため、防災無線による放送や市ホームページへのアップロード及びCATV富士五湖による放映を行い、併せて災害対策本部においてさまざまな問い合わせの対応を行ったことにより、市民の皆様との双方向による情報の伝達を図り、緊急時における市民の皆様の不安を払拭するよう努めてまいりました。

 今回の検証を踏まえますと、市民の皆様への情報提供の重要性については横山議員と認識を同じにするものであります。したがいまして、横山議員御提案の除雪対策マップの機能をより効果的に実現する方法といたしまして、地上デジタル放送を活用したCATV富士五湖によるデータ放送を用いて除雪状況や交通状況を発信し、また除雪機の配備状況、平常時及び緊急時の除雪道路マップ並びに通学路の状況及びごみの収集状況など、市民の皆様が知りたい情報をリアルタイムに、的確に発信してまいります。

 次に、除雪機等の各自治会への計画配備についてでありますが、先ほどの答弁におきまして、自治会連絡協議会主催の市民が一丸となった雪かきの効果について触れさせていただきましたが、このたびの大雪を経験して、多くの皆様が自助、共助の必要性・重要性を痛感したものと認識いたしております。

 自治会への除雪機等の配備につきましては、共助の強化という点で効果が期待できるものと考えておりますが、一方では自治会内における除雪箇所の優先順位の決定、除雪機の保管方法等の課題も生ずることが想定されます。今後におきましては、自治会の皆様の御意見や本市の財政状況等を勘案する中で検討してまいりたいと考えております。

 次に、緊急時の土木業者以外の重機所有者や他業種への除雪要請等についてでありますが、横山議員御発言のとおり、緊急時には関係機関に対して積極的に除雪支援を要請し、また市民の皆様及び各自治会に対しても、今回の市民が一丸となった雪かきのような近隣住民が一致団結して行う共助としての活動について協力要請してまいりたいと考えております。

 次に、排雪場所とアクセス道路の確保についてでありますが、排雪場所につきましては、市有地及び市有施設の利用並びに民間遊休地の利用及び県有施設の利用について検討し、排雪場所までのアクセス道路につきましては迅速な除雪作業が実施できるよう道路管理者と協議をしてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 除雪対策について、3回目の質問をいたします。

 市長答弁を精査しましたが、1回目の答弁と何ら変わりなく、私の意図する肝心な部分に全く触れていただいていません。私の意思は、努めてまいりたいとか検討してまいりたいではないのです。もう半年もすれば、また冬が来ます。また、大雪になるかもしれません。除雪認定道路に面している地域では、市の支援で業者が重機で除雪をしますが、そのほかの除雪認定道路以外では近所総出で延々と雪かきを行うのです。私が問題にしたいのは緊急時の除雪対策ではなく、2月8日に降った雪でも、除雪認定道路以外の4メートルに満たない主要道路も市の除雪支援が必要になると私は考えております。

 そこで、市長に質問いたします。

 市長は緊急時以外の50センチ前後の積雪にも、現在の除雪認定道路以外の4メートルに満たない主要道路に公助として市はどのような手を差し伸べられるのでしょうか、市長の考えをお伺いいたします。

 さて、2月14日の大雪では、確かに市長号令のもと、細かく除雪認定道路以外も除雪されました。そして、2回の大雪の教訓から、積雪に応じたきめ細かい対策マニュアルが必要だということは私も市長も気持ちは一緒です。そこで、私は対策マニュアルを策定するときの指針として、あるいはそれを周知させるための広報として除雪対策マップは必須だと考えます。さらにつけ加えますと、市長答弁の緊急時の情報発信も大切でしょうが、私は事が起こる前の情報発信も大切だと考えます。その情報は、平時から共有し、私が2回目の質問で提言したように、市全体で除雪に参加する富士吉田モデルを構築できると思いますが、市長の考えを再度お伺いいたします。

 以上で標題1、除雪対策について、3回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 横山議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 まず、除雪対策についてでありますが、除雪路線につきましては市全体の道路網から主要幹線道路、補助幹線道路、主要生活道路等を中心に、市民の皆様の利用状況等を勘案し、決定しておりますが、道路の整備や路線周辺の状況変化により、主要路線のみならず市街地を中心に、一部見直しが必要な路線につきましては、順次、除雪対象路線に加えてまいります。また、大雪の際には、除雪対象路線以外の市民生活に支障のある路線につきましても、適宜除雪作業を実施してまいります。

 次に、平常時の情報発信についてでありますが、緊急時の情報発信といたしましては地上デジタル放送を活用したCATV富士五湖によるデータ放送を用いて、緊急時における除雪状況や交通状況並びに通学路の状況及びごみの収集状況などをリアルタイムに情報提供するとともに、平常時の情報発信におきましても、除雪機の配備状況及び除雪道路マップなど、市民の皆様が知りたい情報を的確に発信してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 標題2、道路行政について、1回目の質問をいたします。

 平成26年度には仮称新倉トンネルの供用開始が始まり、本市の道路の流れが変わるとともに、国道138号の拡幅も本格的に動き出し、さらには中央高速道路富士吉田線のスマートインター設置も控えております。つまり、本市のグランドデザインは、道路の変化とともに今後醸成されていくと言っても過言ではないと思います。さらにつけ加えますと、私は過去の一般質問でも触れたとおり、富士山世界文化遺産にふさわしい環境と景観に配慮したまちづくりを目指すとともに、道の駅エリアまたは博物館エリアの面としての充実並びに当該地域と東富士五湖道路をつなぐ接続道路が重要になる鍵だと発言をしてきました。

 具体的には、平成22年3月の定例議会一般質問にて、東富士五湖道路への接続道路となるインターチェンジ設置案について、市長は多額な費用を要することであり、本市単独で設置できるものではなく、また現在本市の北の玄関口になる中央高速道路富士吉田線のスマートインター設置を最優先に考えているので御理解を賜りたいと答弁されていると同時に、東富士五湖道路の山中湖・富士吉田インターチェンジ間に接続道路を設置という横山議員の御提案につきましては、本市の南の玄関口として地域活性化、渋滞緩和など大きな効果が期待できることから私も思いを同じくしているところでありますとも答弁されております。さらに、時を下って、平成24年3月の定例議会一般質問において、同種の質問には、ハード面の整備につきましては、国土交通省による地形的な検証もありますが、国道138号の拡幅整備に合わせ、その可能性を含めて検討するとともに、計画段階から国に対して要望してまいりたいと考えておりますと答弁されております。

 そこで、過日、国交省主催の地元説明会が上宿会館でありました。そのような中で、私はこの問題について市長に進捗状況を伺うとともに再度質問いたします。

 国道138号の拡幅計画が進み、昨今、同僚議員からも東富士五湖道路への接続インターチェンジの必要性を指摘されている現在において、市長は本案件についてどのような考えをお持ちなのかお伺いいたします。

 また、平成24年3月の定例議会一般質問の中で、道の駅周辺エリアと博物館エリアが国道138号の拡幅で分断されてしまい、面として利便性が悪くなるので、当該エリア間をつなぐ地下道の設置についての質問に対し、市長は、国道138号の拡幅整備に合わせ、その可能性を含めて検討するとともに、計画段階から国に対して要望してまいりたいと答弁されております。こちらの要望も国に対してきちっと行ったのか、併せて市長にお伺いいたします。

 さらに、現在の国道138号を走行していて私がいつも疑問に思うことがあります。それは、市立病院への案内板もしくは標識が国道138号にないということです。実際に、周辺住民からも市立病院の場所を尋ねられて答えに窮すとの声が寄せられる状況を踏まえ、私は私なりに国道138号と市立病院付近を実地検分してみました。その結果、なるほど、国道138号から市立病院への誘導路はどれも狭く複雑なため、案内板そのものが役に立たないとわかり、もっと根本的な問題が存在するのだと認識するに至りました。市立病院は本市のみならず、周辺市町村にとっても重要な拠点病院であります。私は国道138号の拡幅に伴い、市立病院へのアクセスの容易さも、この際念頭に置くべきと考えますが、市長の考えをお伺いいたします。

 続きまして、新御坂トンネルの修復工事が本年5月26日より1カ月間の工期で始まりましたが、結局10日ほど短縮され、明日開通することになりました。同トンネルは本市と甲府方面をつなぐ重要な施設であるということは言うまでもありませんが、安心・安全という面で、約1カ月に及ぶ全面通行どめによって不便をかけたことは承知しております。さて、当該トンネルの全面通行どめの代替案は、中央高速道路で料金を支払い甲府に行くか、若彦トンネルで芦川地区を通過して甲府に行くか、精進湖経由で甲府に行くか、旧道を超えて甲府に行くしかなかったわけであります。

 そこで、私は今回の新御坂とんねる全面通行どめの影響がどうだったのかを市民にしっかり聞き取りをし、今後の道路行政に活かすよい機会だと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 続きまして、道路の防犯面から質問をいたします。

 まず、私が平成23年6月定例議会一般質問で行った馬返しの防犯対策についての質問に対しては、市長は、馬返しでの防犯対策につきましては、私といたしましても防犯対策は非常に重要な問題であると認識しておりますので、早急に山梨県、富士吉田警察署と連携、協議を進めてまいりますと答弁されております。その後の進捗状況はどうだったのか、市長にお伺いいたします。

 また、私も小学校に通う娘の親として、またPTAに携わっている者として昨今の社会情勢を鑑みると、本市でも、いつ何どき幼い児童が巻き込まれるような事件が起こるのかわからないという思いが自然とわき起こります。私は、せめて本市通学路には防犯カメラの設置が最低限必須だと思います。具体的に、どこに何カ所設置するとか、プライバシーの問題等もあることでしょうが、犯罪抑止力、警察への協力などの観点から防犯カメラ設置を望む保護者の皆さんの声がありますが、市長の御意見を伺いたいと思います。

 以上で標題2、道路行政について、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 道路行政についての御質問にお答えいたします。

 まず、東富士五湖道路へのスマートインターチェンジ設置に向けた取り組みについてでありますが、当該地域につきましては、富士吉田市第5次総合計画及び都市計画マスタープランにおいて、さらなる利便性や安全性の促進と富士山の眺望を活かした広域的な観光、交流等の機能を持つ広域交流拠点としての利活用を促進していくことといたしております。

 東富士五湖道路にパーキングエリア、ハイウエーオアシスを加え、さらにはスマートインターチェンジを併設することにより、観光交流拠点であるリフレふじよしだ、国道138号及び市道東富士1号線への連結が可能となり、南の玄関口としての機能が向上するものと考えられます。

 これまで、御殿場市、小山町及び東富士五湖道路沿線市町村で構成する東名・中央連絡道路建設促進期成同盟において、東富士五湖道路の4車線化及びパーキングエリア等の設置について、国土交通省、山梨県、NEXCO中日本に対し要望を行ってまいりました。これらの要望活動により、現在、静岡県側の連絡道路整備が鋭意進められており、事業進捗に伴う東富士五湖道路へのパーキングエリア等の設置に向けて機運が高まっているものと考えております。

 今後におきましても、国土交通省が進めている国道138号新屋拡幅の事業進捗も勘案する中で、引き続き関係機関と連携を図りながら、当該地域の利活用の促進について積極的に働きかけを行ってまいります。

 次に、道の駅周辺エリアと博物館エリアをつなぐ地下道の整備についてでありますが、当該地区の対応につきましては、現在においても当時発言した考え方でおります。現在は、国道138号新屋拡幅の事業進捗に伴い、事業主体であります国土交通省と協議を進めておりますが、今後、これらの協議を踏まえ、本市の考え方を集約し、国に要望してまいります。単にエリアを結ぶだけではなく、富士山の眺望を最大限活かしながら各エリアへのアプローチができるように検討を重ねているところであります。

 次に、国道138号拡幅に伴う市立病院へのアクセスについてでありますが、国道138号拡幅につきましては、学識経験者、関係機関、地域代表者などの参加により、平成25年11月には国道138号拡幅に伴う周辺地域まちづくり検討委員会・作業部会が設立され、平成26年3月の検討委員会においては国道138号にかかわる地域住民の意見交換会の提言を受けております。また、この5月には、検討委員会とは別に国道138号沿線にかかわる新屋地区、上宿地区の住民意見交換会を開催し、まちづくりに対する貴重な意見をいただいております。

 横山議員御発言のとおり、市立病院は周辺市町村にとっても重要な拠点病院でありますので、検討委員会等からの提言や意見を尊重し、拡幅整備後は容易に市立病院へ誘導できる道路整備を行ってまいります。

 次に、新御坂トンネル全面通行どめに対する影響についてでありますが、本市をはじめとする富士北麓地域と県都を結ぶ幹線道路であります国道137号新御坂トンネルにつきましては、昭和42年の供用開始以来47年が経過した現在の利用状況と長寿命化計画を含む維持管理の手法について、重大な関心を持っております。

 特に、今回の5月26日から明日までの26日間にわたる全面通行どめは、富士吉田市のみならず富士北麓地域周辺に多大なる影響を及ぼしたものと考えております。その一方で、中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、天井板に対する不安を払拭するための工事の一日も早い完了を待ち望んでいることも事実であります。

 本市におきましても、現在、道路整備計画に向けた策定方針を検討中でありますので、今回の新御坂トンネル通行どめの影響につきましても、関係機関をはじめとして可能な限り情報収集を行う中で道路整備計画に反映させてまいりたいと考えております。

 次に、馬返しの防犯対策の進捗についてでありますが、現在、山梨県及び富士吉田警察署との連携を図る中で関係機関にも御参加をいただき、春秋年2回、馬返しにおいて登山者に対する安全登山の啓発とともに防犯についての注意喚起を行っております。また、夏山シーズン中は、馬返しお休みどころにおいても防犯についての声かけを行っております。

 次に、通学路への防犯カメラの設置についてでありますが、防犯カメラの設置につきましては横山議員御発言のとおり、犯罪の抑止効果があるとともに犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つなど、安全で安心して暮らせる町の実現に大きな役割を果たすものであると認識をしております。

 しかしながら、防犯カメラの設置はその有用性とプライバシーの保護という人権との調和を図りながら慎重に進めていく必要があり、さらには通学路への防犯カメラの設置となりますと、小学校、中学校等の通学路が市内一円、広範囲にわたっており、防犯カメラの設置場所の特定、設置数等の課題もあることから、先進地事例なども参考にしながら警察署、学校関係者等と協議をし、検討を重ねてまいりたいと考えております。

 また、現在、防犯対策事業の一環として、青色防犯パトロール員2名により月曜日から金曜日までの週5日間、午後2時から午後8時までの6時間体制により通学路等を中心に巡回を行っておりますが、これに加え、軽自動車により幅員の狭い道路の巡回をも実施する中で、犯罪の抑止等防犯体制の強化に努めてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 道路行政について、2回目の質問をいたします。

 市長答弁のとおり、私は常々、東富士五湖道路の利便性を上げることは本市にとっても大変有意義であると認識しております。よって、市長には、今後も粘り強く国や県並びに関係機関に対して、東富士五湖道路とその周辺道路に対する利便性向上を働きかけるようお願いをいたします。

 また、道の駅周辺エリア並びに博物館エリアに関しまして、私は当該エリアを有機的な面として結びつけなければその魅力を活かし切れないと思い続けておりました。中でも、市長答弁にあるように、富士山の眺望を最大限活かしながら各エリアへのアプローチができる案は私も大変すばらしいと思います。

 そこで、各エリアへのアプローチについて、市長の中に具体的な構想があるのなら、さらに詳細を伺いたいと思います。

 次に、国道138号の拡幅に伴う市立病院へのアクセスですが、私は具体的に国道138号と市立病院正面をつなぐ新屋城山東線の整備・誘導がその利便性から最も適していると思いますが、市長の御意見を伺いたいと思います。

 また、私は国道138号の拡幅に関連して周辺住民からさまざまな意見を聞いており、国道138号の周辺道路でまだまだ整備し切れていない場所が幾つかあると認識を持っています。その中で、具体例として、まず上宿交差点から山の神に向かう市道諏訪内1号線の整備が上げられます。この道路は現在でも利用率が高く、国道138号拡幅の起点でもあり、本町通りの延長ともなる重要な位置関係にあることから、当該道路の整備はその利便性が上がるものと思われます。また、別の交差点として、国道138号と昭和通りが交わる新屋交差点が上げられ、もし新屋交差点から新屋城山東線に抜けるアクセス道路があれば、今以上に便利になると考えている市民は多くいます。

 そこで、市長に質問いたします。

 上宿交差点周辺の道路整備並びに新屋交差点周辺の道路整備について、市長の考えをお伺いいたします。

 次に、新御坂トンネルについてですが、本年の大雪や過去の台風で経験したとおり、本市を含む富士五湖地域は簡単に陸の孤島になります。ひいては、富士山の災害が発生したときの貴重なデータになると思われますので、十分な聞き取りのもと、今後活用してほしいと思います。

 続きまして、道路並びに通学路の防犯カメラ設置についてでありますが、私も先進地事例は大切な指針となると思いますから、その運用事例等のデータ収集並びに職員の研修等を積極的に行ってほしいと思います。そして、私は子供たちの安全・安心のためにその結果を議会に報告していただき、防犯対策に活かされるよう願っておりますが、市長の考えを再度お伺いいたします。

 以上で標題2、道路行政についての2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 横山議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、道の駅周辺エリアと博物館エリアをつなぐハード面の整備についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、国道138号の拡幅に伴う国土交通省との協議の中で、道の駅エリアと博物館エリアの高低差が最大20メートルあり、エリアをつなぐ地下道の整備は利用者の利便性を考慮しても現実的ではないと考えております。

 そこで、発想を転換して、このエリア最大の利点であります富士山の眺望を最大限活かすことによってアプローチそのものを観光の資源として整備できないか、地形的、技術的な検証を含め、現在検討しております。

 次に、138号の拡幅に伴う市立病院へのアクセスについてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、本市のみならず周辺市町村においても重要な拠点病院でありますので、横山議員の御意見も踏まえまして、各種提言や意見を尊重する中で市立病院へアクセスしやすい道路整備を行ってまいります。

 国道138号拡幅に伴う周辺地域まちづくりにつきましては、現在、検討委員会や地域住民の意見交換会等で貴重な意見や提言を受けております。

 今後におきましては、皆様からいただいた貴重な意見や提言を尊重しながら、上宿交差点から市道諏訪内1号線につきましては、国道138号拡幅の進捗に合わせて整備方針の検討を重ねてまいります。

 さらに、新屋交差点から新屋城山東線への接続につきましては、本年度は昭和通り線測量設計業務を進めており、道路整備に実現に向けて最大限の努力をしてまいります。

 いずれにいたしましても、事業主体であります国土交通省との協議を踏まえ、周辺の道路整備について検討してまいります。

 次に、通学路への防犯カメラの設置についてでありますが、子供たちの安心・安全を確保するため、防犯カメラの有用性が活かされている先進自治体のデータ収集や先進地研修等を実施する中で検討を重ね、その結果について議会に報告してまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 横山勇志君。

     〔8番 横山勇志君 登壇〕



◆8番(横山勇志君) 

 検討委員会も立ち上がっておりますので、市長には答弁を反映していただきたいと思います。また、除雪につきましては、まだまだ議論の余地がありますので、引き続き委員会等で発言をさせていただきます。

 以上、平成26年6月定例議会において一般質問を終わります。どうも御清聴ありがとうございました。(拍手)

     (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(宮下正男君) 

 傍聴人、静粛に願います。

 傍聴人に申し上げます。

 退場を申しつけます。

     (「退場を覚悟して来ている」と呼ぶ者あり)

 速やかに退場をしてください。

 傍聴人に申し上げます。

 暫時休憩いたします。

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     午後2時19分 休憩

     午後2時20分 再開

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○議長(宮下正男君) 

 再開いたします。

 これをもって横山勇志君の質問を打ち切ります。

 ここで、15分間休憩し、2時35分より再開いたします。

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     午後2時20分 休憩

     午後2時35分 再開

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○議長(宮下正男君) 

 再開いたします。

 宮下豊君の質問を許可します。

 17番宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 平成26年6月定例会において、第1標題、雪害対策について、第2標題、地下水を活用した事業の実施に関する協定書についてと題して、それぞれ一般質問をいたします。

 さて、本年2月14日未明より翌15日昼過ぎまで降り続いた雪は、河口湖測候所によりますと143センチメートルというかつて経験したことがない大雪となりました。この記録的な大雪により、本市はもとより県内幹線道路は通行どめとなり、そのために物流も停滞し、通行に大変な支障を来し、市民生活に大きな影響が出ました。

 降雪時の2月14日に臨時市議会が開催され、その際、気象庁より未曽有の大雪警報が出ておりますので、また2月4日の除雪状況を十分踏まえ、最大限の努力をしてほしい、特に除雪の初期対応への強い御要望を申し上げました。

 そこで、お伺いいたします。

 山梨県及び警察関係等の連携した対応をも踏まえ、14日、15日、16日の3日間の初期除雪対応を具体的にお示しください。

 また、今回除雪関係費として6億4,400万円を補正予算計上しましたが、当初予算の除雪関係費を含めどのように執行されたのか、具体的にお示しください。

 最後に、今回の大雪にて建物の損壊等の雪害が発生しましたが、発生並びに対応状況を具体的にお示しください。

 以上、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 宮下豊議員の雪害対策についての御質問にお答えをいたします。

 初期除雪対応についてでありますが、まず2月14日につきましては、午前9時より通常の除雪路線の除雪を始めました。排雪場所につきましては、当初、雨坪土地区画整理地内の保留地へ搬入しておりましたが、満杯となったことから北富士演習場への搬入を関係機関と協議する一方で、できる限り早い段階で交通を確保したいと考え、やむを得ず、富士見台中学校、下吉田第二小学校、吉田西小学校及び吉田小学校のグラウンド並びに鐘山グラウンドを排雪場として指定し、搬入を開始しました。午前10時に山梨県に対して陸上自衛隊の災害派遣要請を行い、併せて排雪場所の協議を山梨県と、交通規制の協議を富士吉田警察署と行いました。

 翌日の15日につきましては、いまだかつて経験したことのない降雪量から緊急事態と判断し、緊急輸送路の交通確保を優先するため、午前3時に除雪方法を幹線道路の集中除雪に変更いたしました。

 同日午前9時20分に富士吉田市災害対策本部を設置し、今後の指示系統の確認を行い、国道及び県道につながる道路である広域緊急道路を最優先に除雪すること、富士急行線の運休による帰宅困難者の情報を受け、コミュニティーセンター及び地区会館を避難所として開設することなどの指示を出し、近隣に在住する職員を除雪に当たらせるなどの対応を図りました。

 具体的には、帰宅困難者23名を新町会館に避難させ、陸上自衛隊により旭町防災倉庫から食糧及び毛布を搬入いたしました。加えて、市民の方からの問い合わせなどに迅速に対応するため、電話対応班を新設し、24時間体制で対応してまいりました。また、山梨県の災害派遣要請により、現地連絡員として陸上自衛隊員2名が災害対策本部に常駐し、連携体制を図りました。除雪につきましては、午後3時には幹線道路の最低1車線及び待避所の確保が完了したため、通常の除雪路線の作業に戻しました。

 3日目の16日につきましては、除雪作業を継続する中、不動湯温泉で孤立していた客4名を陸上自衛隊のヘリコプターが救助し、ハイランドリゾートホテルに移送するなどの支援をいただきました。

 以上が2月14日から16日までの主な対応であります。

 次に、3月議会に補正計上をいたしました除雪関係費につきましては一部繰り越しをしており、まだ執行中でありますので概算となりますが、除雪、排雪にかかわる費用が2億4,000万円、グラウンド整備に係る費用が1億4,000万円、除雪に起因した補修費用等が4,000万円になり、この冬の除雪にかかわる費用は総額4億2,000万円になります。そのうち、国庫補助として1億8,200万円余り、特別交付税として1億円余りが措置されております。

 次に、建物の損壊等の発生並びに対応状況についてでありますが、今回の大雪により住居を含めた一般建物につきましては、全壊32棟、半壊5棟、一部損壊38棟、合計で75棟に被害がありました。また、農業施設につきましては、ビニールハウスの全壊46棟、ガラス温室の全壊2棟、ガラス温室の一部損壊14棟、家畜舎屋根一部損壊2棟、合計64棟に被害がありました。

 これらに対する本市の対応といたしましては、一般建物につきましては全壊または半壊した住宅並びに全壊した事務所及び工場の所有者に対し、災害見舞金を交付いたしました。また、被害を受けました農業経営者につきましては、農業施設の解体撤去や農業経営の再建の相談を受けるなど農業経営の維持を図るための支援を行うとともに、これらの費用にかかわる補正予算案を本定例会に上程させていただいたところであります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 2回目の質問をいたします。

 まず初めに、本年2月8日からの除雪対応による疲労こんぱいの中で除雪作業に従事されました皆様方に、その御苦労に対しまして心から感謝と御礼を申し上げさせていただく次第であります。

 さて、平成10年1月14日から15日にかけて、本市は当時、100年に一度と言われた未曽有の大雪に見舞われました。結果として成人式は中止になり、市民生活に大変な支障が出ました。河口湖測候所の発表では、89センチの積雪とのことであり、除雪に際し、小学校及び鐘山グラウンドに一時仮置き場として排雪されました。この大雪災害に対する検証の中で、仮置き場としてではなく排雪場として、日頃より県有地、市有地、あるいは民有地の活用を図る必要性並びに降雪時を含め、初期除雪作業の重要性が強く指摘され、結果として大変な教訓となりました。今回どのようにその教訓を活かし、また今後の除雪等の対応策をお考えなのか、併せてお示しをいただきたいと思います。

 ちなみに、私の調査によりますと、本年の大雪に対する近隣町村の除雪、排雪等の対応でありますが、富士河口湖町は除雪関連費として総額1億4,800万円であり、町立公園等に排雪されたとのことであり、西桂町では総額1,067万円であり、県との協議の上で桂川に排雪されたとのことであります。とりわけ、山中湖村は除雪排雪費として総額2,700万円余りであり、あらかじめ民有地並びに区有地を排雪地として確保されたとのことであります。特に注意すべきは、以前より除雪機として大型ロータリー1台、スノープラウ1台、小型ロータリー1台を村で所有され、専門のオペレーター要員を業者委託し、村職員が応援オペレーターとして降雪時より24時間体制にてフル稼働し、大いに除雪対応に貢献されたと伺っております。

 また、3月議会に補正予算計上されました除雪関係費6億2,400万円、当初予算の除雪関係費5,000万円であり、総額6億7,400万円の予算に対して概算で4億2,000万円の執行となりますと、おおむね2億5,400万円の不用額が発生すると考えられますが、補正予算計上の際、余りにも積算数値が甘かったと考えられますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。

 併せて、今回、国より2億8,200万円の交付措置がなされておりますが、これは予算段階での数値であり、今後の決算数値が確定しますと減額修正がなされると考えられますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。

 以上、2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 宮下議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、今後の除雪等の対策についてでありますが、排雪場の必要性につきましては平成10年の経験から十分認識しているところであります。

 しかしながら、排雪場につきましては広大な面積を必要とすることから常設的な確保が難しく、各年度ごとの土地状況を勘案しながら確保を行っております。平成25年におきましては、西丸尾地区の市有地、富士北麓公園前の宮川の確保をしてまいりましたが、西丸尾地区の市有地は8日の降雪により満杯状態となり、14日の豪雪に対する宮川の排雪場は、搬出する経路に除雪の課題がありました。

 また、市内各所から排雪場までの効率的な排雪を行うためには、排雪場を有機的に廃置する必要があり、緊急回避的に市内施設を利用したものであります。施設利用の問題や経費の課題はありますが、その判断により県内の市町村の中でもより早い交通復旧ができたものと確信いたしております。

 また、初期除雪につきましては、平成10年の経験をもとに集中除雪に切りかえた結果、早期の交通復旧に寄与したものと考えております。

 今後におきましては、市有地、市有施設、民間遊休地及び県有施設等の利用をさらに進めてまいります。

 次に、3月の補正予算についてでありますが、今回の除雪に対しましては、土木業者の方々だけではなく業種を超えた方々にも御協力をいただき、対応を行ってまいりました。そのような中、土木業者の方々だけではなく、昼夜を問わず大勢の人々が粉骨を惜しまず一日も早い復旧を目指した中で御協力をいただいたところであり、また2月23日の市民一丸となった雪かき等により市内隅々まで除雪が行われました。これらのことにより、当初に想定した作業日数より実際に要した日数が大幅に縮小した大きな要因であります。また、降雪後の天候により融雪が思いのほか進み、予定した日数を下回ることとなりました。

 いずれにいたしましても、御協力いただいた業者の皆様をはじめ、市民の皆様の協力及び天候等の諸条件が整ったことにより、想定した費用よりも少ない経費で除雪費用が賄えたものと考えております。

 次に、2億8,200万円の交付措置についてでありますが、除雪にかかわる支出見込みの4億2,000万円は、補助対象経費を上回っている金額でありますので減額修正はありません。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 3回目の質問をいたします。

 まず初めに、降雪時を踏まえ、除雪の初動対応及び除雪全般への対応ですが、今回の大雪に際して仄聞しますと、市内土木建築業者さんをはじめ、年々除雪に活用し得る重機の数並びにオペレーターの確保が大変難しくなっていると伺っておりますが、その点を含め、本市の今後の具体的な除雪対応を重ねてお示しください。

 ちなみに、近年、地球規模での異常気象により、100年に一度という大豪雪、ここ16年間に2度も見舞われました。今後も大豪雪が大変危惧されますが、今回の教訓を活かした豪雪時における除雪、排雪マニュアルを作成すべきと考えますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。

 最後に、ここ富士吉田市は戦後永きにわたり演習場の町として発展してまいりました。平成10年並びに本年の大豪雪に際して、最終排雪場として北富士演習場内を活用するとともに、豪雪に対する国による2億8,200万円の交付措置に対して心より感謝を申し上げます。また、現在、第9次使用協定期間中であり、今後、県演対協を通じ、豪雪時の排雪場の確保及び排雪場へのルートの確保並びに除雪に活用し得る重機及びオペレーターの確保をはじめ、今後の豪雪に際しての自衛隊並びに隊員の皆さんの協力体制の確立をなすべきものと考えますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。ちなみに、このことが有事の際の真の意味での民生の安定と考えますが、併せて市長さんの御見解をお伺いいたします。

 以上で3回目の質問を終わります。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 宮下議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 まず、除雪の初動対応及び除雪全般についてでありますが、現在、富士吉田市建設安全協議会等により、10センチメートル以上の降雪に対して優先順位を決定し、除雪作業を実施しております。

 次に、重機の確保につきましては、今般、新たな重機配備を目的に、ホイルローダー3台、ミニホイルローダー3台の購入費を、今定例会に補正予算として上程をしております。

 また、オペレーターの確保につきましても、同協議会のみならず富士吉田市建設協議会及び富士吉田市管工事協会等にも協力の要請を行い、より有効で機動的な除雪体制を構築してまいります。

 次に、除雪・排雪マニュアルの作成についてでありますが、本年2月の大雪災害対応に関する検証結果を踏まえ、既に具体的な雪害対応マニュアルの作成に精力的に取り組んでいるところであります。

 次に、自衛隊への協力体制についてでありますが、自衛隊の派遣活動は、原則的には災害救助法に基づき、人命救助に関する活動を実施することとなっているところであります。しかしながら、市民生活に多大な影響を及ぼすような豪雪時においては、北富士演習場を擁する富士吉田市の市長といたしましても、市民の皆様の生命や財産を守り、安心・安全を確保する必要から、多くの人員や機材を擁する自衛隊に対しましてさまざまな形で支援や協力をいただけるよう、関係機関に対して積極的に要請してまいりたいと考えております。このような私の姿勢が、市民の皆様のさらなる民生安定につながるものと認識をいたしております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 次に、第2標題、地下水を活用した事業の実施に関する協定書について質問をいたします。

 私たちの祖先が森林保全など水源涵養に努めてきたことの積み重ねの上に、現在豊かな森林環境からの恵みである地下水源を私たちは享受しており、市民の貴重な財産である地下水資源の恩恵を良好で快適な環境の保全及び創造に活かすことを目的に、平成22年10月より市民共有の資源である地下水の汚染防止、水資源の保全及び地下水採取の適正化を図るために富士吉田市地下水保全条例が施行されました。その後、平成25年3月6日に、富士吉田市、富士山の銘水株式会社、キリンビバレッジ株式会社の3者にて、地下水を活用した事業の実施に関する協定書が締結されました。本協定書は5カ条から成り立っております。

 その1条に、地下水活用事業とは富士山の銘水株式会社とキリンビバレッジ株式会社との包括的な事業提携に基づき、それぞれの経営理念及び環境方針云々と明記されておりますが、その包括的な事業提携とは何なのか。また、それぞれの経営理念及び環境方針につき云々と明記されており、どう解釈したらいいのかお示しください。

 また、第2条に、富士山の銘水株式会社は食品安全マネジメント国際認証規格取得などの事業実績及び地域貢献並びに企業理念であるグリー経営の誠実な実行などを活かし、富士吉田市の発展に寄与するとともに、企業誘致を積極的に働きかける役割を果たすものとすると明記されておりますが、会社案内によりますと、平成22年11月に操業を開始、本格的に操業を拡大されたのは平成24年よりありますが、この短期間に何をもって事業実績とお考えなのか、具体的に御見解をお示しください。併せて、地下水を活用した企業誘致を積極的に働きかける役割を果たすものとすると明記されておりますが、企業誘致は本来、本市の業務であると考えられますが、創業間もない民間企業に何を根拠に負託されたのか、市長さんの御見解をお示しください。

 また、第3条に、本協定の締結に当たっては、地下水活用事業に係る事業計画をキリンビバレッジ株式会社が本市に提出することと明記されておりますが、具体的に本事業計画書の内容をお示しください。

 最後に、第4条に、富士吉田市は富士山の銘水株式会社及びキリンビバレッジ株式会社が地下水活用事業を継続的かつ安定的に実施することができるよう、並びに円滑に行うために必要な協力並びに最大限の配慮をすると明記されておりますが、この必要な協力並びに最大限の配慮とは何なのか、具体的にお示しください。

 以上で第1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 地下水を活用した事業の実施に関する協定書についての御質問にお答えいたします。

 まず、包括的な事業提携についてでありますが、これは特定の事業を指すのではなく、総合的に関連した事業を広く網羅した提携であると3者が共通の認識をいたしております。

 次に、それぞれの経営理念及び環境方針についてでありますが、各企業それぞれの経営理念に関する考え方、環境に関する方針にのっとって事業を行うことであります。それぞれの経営理念及び環境方針全てを申し上げることはできませんが、概要といたしましては、人間・社会・自然との調和を大切にし、社会への貢献、地球環境の保全と継承などを掲げております。

 次に、富士山の銘水株式会社の事業実績についてでありますが、平成22年11月に創設された会社でありますが、事業を通しての地域貢献・社会貢献を使命とするという企業理念のもと、会社創設時の計画どおり着実に成長を続け、雇用の場の確保、法人税の納付、本市への指定寄附、また公益財団法人粟井英朗環境財団を通して地域活動の支援を行うなど、さまざまな地域貢献・社会貢献を精力的に実践しております。

 次に、地下水を活用した企業誘致における役割についてでありますが、当然のことながら行政としてさまざまな機会を通して企業誘致を継続的に働きかけておりますが、本協定の意味合いには、富士山の銘水株式会社が企業間の独自のネットワークを活用し、積極的に働きかける役割を果たすという企業としての姿勢を明示したものであり、決して宮下議員御発言の負託に当たるものではありません。

 次に、キリンビバレッジ株式会社における地下水活用事業に係る事業計画の内容についてでありますが、企業活動の関係から非公開となっておりますので詳細を申し上げることはできませんが、事業のスキーム、経営理念、環境方針が明記されております。いずれにいたしましても、この協定により、キリンビバレッジ株式会社が本市に進出する意思を示した内容になっております。

 次に、必要な協力並びに最大限の配慮についてでありますが、国内大手であるキリンビバレッジ株式会社が本市に進出することにより、地域貢献、産業振興、雇用拡大、本市の国内外へのアピール機会の創出などが図られ、本市の発展に大きく結びつくものであることから、その事業が継続的かつ安定的に実施できるよう、インフラの整備等、本市としてできることについては最大限配慮して協力することであります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 2回目の質問をいたします。

 第1回目の御答弁をいただきましたが、企業活動の関係との理由で、非常に霧がかかってよく理解できません。ゆえに、さらに詳細に質問してまいりたいと思います。

 まず初めに、仄聞しますと、本協定締結の直前に、富士山の銘水株式会社とキリンビバレッジ株式会社との間でOEMにて事業提携されたとのことでありますが、このことが本協定における地下水活用事業の包括的な事業提携の主たる内容ではないかと考察されますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。ちなみに、OEMとは、OEMメーカーから製品の供給を受けたメーカーは自社ブランドでのその製品販売をする、製造の委託を受けたメーカーは相手先のブランドと販売力を活かして生産量を向上させることができるとあり、企業間の事業提携携帯の一つと考えられます。私が今さら申し上げるまでもなく、企業の最も重要な理念は利益の追求であります。利益が生まれて初めて地域貢献、社会貢献をなし得ると考えますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。

 次に、地下水を活用した企業誘致における役割についてでありますが、本協定締結後の平成25年5月17日現在の富士山の銘水株式会社の会社案内によりますと、2万坪の用地を活用し、おおむね1区画1,000坪にて8区画の地下水を活用した企業誘致と明記され、さらには井戸及び土地の所有権を保持する形態での宅配水事業参入も可能と明記されております。平成22年に制定された富士吉田市地下水保全条例並びに同規則から照らして、極めて困難であると考察されますが、市長さんの御見解をお伺いいたします。ちなみに、堀内市長さんは本市の地下水の重要性及び付加価値をいち早く理解され、地下水の活用に対して実績を残され、大変な知識と見識をお持ちの方だと伺っております。また、当然のことながら、本市の地下水活用の許可権者は市長さんであります。

 次に、本市に本社を有する地下水を活用した数多くの宅配水企業があります。また、直接地下水活用には関係しない多くの企業もあります。そのほとんどの企業の皆さんは、雇用の場の確保、法人税の納付、固定資産税の納付をはじめ、地域貢献、社会貢献をなすべく日夜大変な企業努力をなされておりますが、地方公共団体として公平、公正の観点から本協定の整合性をどう理解したらいいのか、市長さんの御見解をお伺いいたします。

 最後に、本協定が締結され、はや1年3カ月が経過しましたが、本市に提出された地下水活用事業に係る事業計画の進捗状況を具体的にお示しください。

 以上、2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 宮下議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 本協定締結の直前に、富士山の銘水株式会社とキリンビバレッジ株式会社とのOEM事業提携が、本協定における地下水活用事業の包括的な事業提携の主たる内容ではないかについてでありますが、企業間の提携は、通常の事業活動の一環であり、全く問題はないものと考えております。本協定に関しましては、関係する3者が本市において実施する地下水を活用した事業について、富士吉田市地下水保全条例の精神を尊重し、新たな雇用の創出や地域貢献等、それぞれの役割について協定を締結したものであります。

 次に、企業の最も重要な理念は利益の追求であるについてでありますが、現在においては企業は社会のためにあるという考え方が主流であり、国内外の多くの企業は社会貢献することを企業理念や経営理念として掲げております。

 利益が生まれて初めて地域貢献や社会貢献をなし得るのではないかについてでありますが、あたかも全ての企業がそうした画一的な企業理念を有しているかのような御発言につきましては、私の企業観と全く考えを異にするところであります。

 本協定を締結した2社におきましても、経営理念及び環境方針に、人間・社会・自然との調和を大切にし、社会への貢献、地球環境の保全と継承などを掲げ、企業活動を実践しているすばらしい企業であると認識いたしております。

 次に、地下水を活用した企業誘致と地下水保全条例との関係についてでありますが、本市の地下水の許可につきましては、地下水保全条例及び施行規則等に基づき、井戸の設置及び採掘に対しての許可基準の厳格な運用により適切に対応してまいります。

 次に、地下水の活用と協定の整合性についてでありますが、本市の地下水の許可につきましては、富士吉田市地下水保全条例及び施行規則等に基づき、本市の地下水を供給する全ての事業者に対し、公平・公正に適用するものであります。この協定につきましては、本市にとりまして、地下水保全条例の精神に基づき、地下水の保全を基本としつつ、その活用により新たな雇用の創出や地域貢献のメリットなどがあるために締結したものであります。本協定に基づく事業計画につきましては、順調に推移しており、近々、事業計画で予定していた事業を展開するとの報告を受けております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 3回目の質問をいたします。

 まず初めに、本市に本社を有する既存の宅配水企業及び既存の企業と地方公共団体としての公平性、公正性の観点から本協定の整合性をお伺いしているのであります。先ほどの答弁は、全く的を射ない不適切な答弁であります。なぜなら、本協定における本市の役割はインフラ整備等、本市としてできることについては事業が継続的かつ安定的に実施できるよう最大限配慮して協力することと明確に御答弁されております。再度、この点につき、明確かつ適切な御答弁をお伺いいたします。

 次に、インフラ整備についてお伺いいたします。

 本年度当初予算において、横町熊穴線概略設計業務費が計上されております。この路線の委託区間は、おおむね2,300メーターであります。本市の計画では、幅員並びに拡幅道路用地は無償か有償か、また道路整備等の財源措置について明確にお示しください。

 ちなみに、私の調査によりますと、平成25年8月9日、堀内市長さん自らが市道横町熊穴線整備について県にお願いに伺ったと聞いており、その際、富士北麓公園北側への企業の進出計画に伴い、市道横町熊穴線を整備する必要が出てきた。現在も、公園用地の目的外使用として6メートルを使用させていただいているが、今回の企業進出において大型車のすれ違いが頻繁になるため、幅員7メートルで整備したい。反対側土地所有者にも交渉したが、拒否されたために拡幅するための用地提供をお願いしたと伺っております。

 また、本協定の当事者である会社案内には、用地2万坪の利用計画と題して、用地2万坪にて企業誘致を行うと明記されており、あたかも不動産会社の企業敷地分譲ではないかと思考されますが、本来、企業敷地分譲のインフラ整備は企業の責任と負担においてなされてきたものと考えられますが、公平性、公正性の観点から併せて市長さんの御見解をお伺いいたします。

 以上で3回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 宮下議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 再三答弁申し上げておりますとおり、国内大手であるキリンビバレッジ株式会社が本市に進出することにより、地域貢献、産業振興、雇用拡大、本市の国内外へのアピール機会の創出などが図られ、市の発展に大きく結びつくものであると判断したことから、本協定を締結したものであります。

 本協定に基づき、その事業が継続的かつ安定的に実施できるよう、インフラの整備等、本市として最大限配慮して協力するものであり、整合性につきましても全く問題ないものと理解いたしております。

 次に、市道横町熊穴線のインフラ整備についてでありますが、市道横町熊穴線につきましては、平成25年9月20日の地元自治会からの陳情を受けたことにより、まずは概略設計を行うものであります。

 道路用地につきましては、陳情道路の位置づけとなるため、無償寄附でお願いする予定であり、道路整備の財源につきましては、今後、検討してまいります。

 次に、私の山梨県への訪問につきましては、本協定に基づき、本市として協力させていただいたものであり、また当該市道の整備には、富士北麓公園建設時の市道の取り扱いに関する協定書の規定に基づき、本市と山梨県との協議が必要なことからお伺いをしたものであります。

 次に、企業誘致敷地内のインフラ整備についてでありますが、この部分につきましては、当然、企業の責任と負担において行っていただくものであり、公平性、公正性の観点からも全く問題はないものと考えております。

 これまでの答弁は、私の思うところを誠意を持ってお答えしております。宮下議員の捉え方、認識とは全く異なり、本協定は非常に意義のある、理にかなった適切な内容であると確信しているところであります。

 人口減少や少子・高齢化により多くの市町村が消滅するとの危機が叫ばれている現在、地方自治体が自立し、生き残るためには、雇用の確保を図るべく、さまざまな支援策を講ずることなど、企業誘致に一層力を注いでいかなければならないものと痛感いたしております。

 一方、企業誘致につきましては、産業の振興、雇用の拡大、財源確保において大きなメリットがあることから、多くの自治体間において誘致に向けた施策を競い合っている状況でもあります。このような状況にもかかわらず、旧態依然とした何の方策も講じないようでは企業立地にはつながらないものと考えております。

 幸い本市は、富士山麓の豊かな自然に恵まれ、富士山が世界遺産に登録されるなど、高いポテンシャルを有しております。これら本市の特性を最大限活かし、より多様な企業が進出しやすいよう支援対象の拡大を図り、自然環境の保全を図りつつ、地域貢献を推進する企業誘致をより積極的に推進してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 宮下豊君。

     〔17番 宮下 豊君 登壇〕



◆17番(宮下豊君) 

 私の質問の意図するところがよく伝わらなかったのか、私が申し上げているのは企業敷地に通ずる道路のインフラ整備についてお伺いしておりますので、その点については強く御指摘を申し上げます。

 以上で私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって宮下豊君の質問を打ち切ります。

 羽田幸寿君の質問を許可します。

 2番羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 平成26年6月定例議会において一般質問をさせていただきます。

 第1標題、道路行政について、第2標題、市道大明見下の水線沿線整備について、堀内市長にお尋ねいたします。

 第1標題、道路行政について、1回目の質問をいたします。

 私は平成23年12月議会において、公道登記漏れについての一般質問をさせていただきました。市長から、本市において道路工事等を執行する場合、事前に関係土地にかかわる所有者や権利等の調査を実施し、この結果をもとに関係者に事業説明を行い、土地所有者の貴重な財産である土地を事業用地として取得し、所有権移転登記を行っていますが、しかしながら、過去において、相続、抵当権、その他の権利設定、筆界未定地等、さまざまな理由で登記ができず現在に至っており、今後は、まずは物件の洗い出し作業、その後、解消に向けた年次計画を策定してまいりたいとの御答弁をいただきました。約2年と半年が経過いたしましたが、筆数の把握、年次計画策定など、現在の進捗状況、またいつまでに解消される予定なのかをお尋ねいたします。

 次に、私は常々、市道拡幅などに伴う道路用地としての土地が無償であることに疑問を持っておりました。

 本市は北富士演習場を抱える市として、市道大明見下の水線などの一定基準の道路の新設については民生安定事業の補助事業として、道路用地取得については有償で土地所有者に協力をいただいているのは御承知のとおりです。新設道路だから、補助事業だから有償、一方では市道の拡幅だから無償でお願いしたい、これでは土地所有者としては複雑な気持ちではないでしょうか。

 本市では、市道拡幅整備事業については、多くは地元の陳情ということで自治会、また関係者の御尽力により、土地所有者の御理解、御協力の上、寄附行為にて土地を無償で取得し、行っております。中には、諸事情で時間が長く経過し、時には頓挫してしまうこともあることも事実です。もちろん、無償だけの要因ではないと思いますが、多くはそうではないでしょうか。

 私は、前々から有償で取り組んでいるとの話を聞いておりました静岡県御殿場市へ調査に行ってまいりました。都市建設部道路河川課の担当職員からお話をお聞きしましたが、御殿場市は昭和50年代から無償ではなく有償にて行っており、当初はわずかな金額であったが、平成9年から計画する道路幅員により、土地時価金額の50%、70%、100%で買い取りを行っているとのことでした。その対象は本市同様、自治会等からの陳情による事業から市単独で行う事業まで幅広く、平均すると土地時価金額の6割から70%の比率で買い取りを行っているとのことでした。また、御殿場市も本市と同様、演習場を抱える市なので、民生安定事業については100%で買い上げを行っているとのことでした。

 私は有償になれば、先ほど述べた公道登記漏れも今後は発生することもなく、また降雪時の除雪についても、非除雪路線から除雪路線への編入の問題である幅員不足の問題も積極的に解決できると思います。よって、今後は道路用地について、無償ではなく有償にかじを切ったらどうかと考えますが、堀内市長のお考えをお聞きします。

 以上、第1標題、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 羽田幸寿議員の道路行政についての御質問にお答えいたします。

 まず、公道登記漏れに関する進捗状況についてでありますが、公道登記漏れの問題につきましては、平成23年12月議会において答弁申し上げましたとおり、平成24年、平成25年度に公道登記漏れの調査を行いました。その結果、約1,900件の公道登記漏れ箇所があることが確認されました。それらの対応についてでありますが、まず地籍調査地区につきましては、地籍調査時に道路内の土地が確定している箇所から地権者の方々に用地協力のお願いをしてまいります。

 また、その他の土地につきましては、相続問題や境界確定及び分筆作業には、隣接土地全域の測量業務が発生するなど膨大な人的、財政的負担がかかることから、一筆ごとの土地移動等があった際に土地所有者に所有権移転のお願いを行い、解消を図ってまいります。

 次に、道路用地の有償化についてでありますが、現在、本市におきましては、政策的道路は有償、陳情道路につきましては無償で土地の協力をいただいております。その中には現在進行中の整備案件も多く、また全国的に問題になっている道路施設の老朽化対策においても、今後膨大な支出が予想されます。したがいまして、陳情道路におきましては、今後も無償寄附において御協力をお願いしていきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 第1標題、道路行政について、2回目の質問をいたします。

 公道登記漏れの調査が計画どおりに行われたことに、まず感謝申し上げます。その上で、約1,900件の公道登記漏れ箇所が確認されたとのこと、その件数の多さに困惑しておりますが、解決する手段として、やはり地籍調査事業が有効だと思います。また、東日本大震災の復興事業が、地籍調査がされていない地域は事業が進まず、地籍調査事業の重要性についての報道があったことは承知していることと思いますが、公道登記漏れ解消のためにも、今後、国、県に対して前倒しによる事業の推進をお願いするお考えがあるかお尋ねいたします。

 次に、道路用地の有償についてお尋ねいたします。

 堀内市長から、陳情道路については今後も無償寄附により進めていきたいとの御答弁をいただきました。陳情とは、実情を述べて善処を願うこと、だから陳情道路ならば無償寄附でいいのではないかと考える一面は確かにあります。しかしながら、地元では必要な道路計画であり、その道路用地交渉が無償であるために進まない要因の一つになっていることも事実だと思います。バブル崩壊後、地価の下落が続き、今後も下げどまりが期待できない状況ではありますが、地権者の皆様にしては大切な財産です。そんな思いで御殿場市へ調査に行ってきました。それを参考にしていただき、地元で必要な陳情道路用地について、無償から有償へかじを切っていただきたいと思いますが、堀内市長のお考えを再度お伺いいたします。

 以上、第1標題、2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 羽田議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、地籍調査事業の国、県に対する事業推進の要望についてでありますが、公道登記漏れの解消に対し、地籍調査事業が有効であり、またその重要性につきましては羽田議員同様、十分認識しているところであります。

 現在、地籍調査事業につきましては、地区ごとに実施年度を区切り、事業を進めているところでありますが、公道登記漏れの解消を図るためにも、国、県と協議する中で、できる限り早く事業推進が図れるよう努力してまいりたいと考えております。

 次に、道路用地の有償化についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、限られた予算の中で道路整備を行うため、用地の有償化を行いますと整備の進捗が遅くなり、地元からの必要性の高い陳情に対し、支障を来すことが危惧されます。したがいまして、今後におきましても、陳情道路につきましては無償寄附による用地協力をお願いしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 第1標題、道路行政について、3回目の質問をいたします。

 道路用地の有償については、財源の問題等で実施は困難との御答弁でした。

 そこで、提案があります。

 建物を建築する際、建築確認許可を経て建築に着手するわけですが、中には敷地に接する道路が4メーター未満の幅員の場合、建築基準法第42条2項道路として、その中心線から2メーターは道路という扱いになり、敷地面積に算入されません。しかしながら、建物が完成すると、建築確認上は道路扱いですが、当然ながら敷地として利用されてしまいます。

 市内でも、4メーターに満たない道路が、建て替え等で2項道路により道路用地ができるにもかかわらず、建物が完成すると敷地になってしまい、道路が広がらない現状があります。

 そこで、まずは2項道路扱いの用地を道路用地として有償にしていったらどうでしょうか。それに伴い、測量、分筆費、土どめ工事費などが発生しますが、緊急車両が入ることもできない幅員が、それにより将来、市民の安全・安心が図られる道路になっていくのではないかと思いますが、堀内市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、第1標題、3回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 羽田議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 建築基準法第42条第2項、道路扱い用地についてでありますが、道路は一定の区間が同一幅で整備されたときに初めて道路としての機能を確保することができ、緊急車両等の進入が可能になるものと考えております。

 道路整備には大勢の方々の御協力が必要であり、第2項道路分で先行取得した用地とそうでない用地の取り扱いについて公平性を保たなければならないことから、第2項道路扱いの用地につきましても無償寄附による用地協力をお願いしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 続いて、第2標題、市道大明見下の水線沿線整備について、1回目の質問をいたします。

 平成26年度において、ごみ処理場建設に伴う地域振興策としての新たなる保育施設の建設に伴う土地取得費として、沿線である雨坪土地区画整理地内にある保留地800坪を購入する予算が計上されました。

 思えば、昨年7月19日に早期建設を願う小明見、向原連合自治会、各種団体の署名・捺印による要望書を役員の方々と堀内市長に提出させていただき、その成果として、堀内市長の英断により予算計上されたと思っています。

 しかしながら、地元としては平成12年に出された地域の振興策、平成17年の富士吉田市からの回答書から現在までのこの長い期間が経過したにもかかわらず、やっと土地取得までこぎつけたというのが多くの方々の実感ではないでしょうか。地元としては早期の保育施設建設をお願いしたいのですが、今後の計画、着工時期についてお伺いいたします。

 次に、沿線にある堂尾山についてお尋ねいたします。

 この場所は、本市の平成24年5月のカレンダーに富士山の景観を楽しめる場所として掲載されました。しかしながら、現地は林道整備もこの地区へのアクセスもままならぬ現状であり、地元としてはここを拠点とした富士山のビュースポットとしての整備を望む声が数多く聞いております。

 昨年6月22日の富士山の世界文化遺産登録をきっかけに、本年は富士山のビュースポットでもある新倉山浅間公園に多くの方々がお越しになりました。これも、永年の当市からのPRによる結果でもあり、先行投資的な駐車場整備などの面的な整備の結果であると思います。

 この堂尾山についても、整備により(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジを利用し、お越しになる方のための富士山のビュースポットとして十分可能性があると考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、市道見留目小原線と交差する交差点への信号設置についてお伺いいたします。

 先般、旧市立病院の信号設置がされていない交差点でお二人の方が亡くなるという大変痛ましい交通事故が発生しました。亡くなられたお二人の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。

 この事故をきっかけに、地元から市道大明見下の水線と交差するこの交差点は信号がなければ危険だ、何とか設置するよう強く要請してくれなどの声が私に寄せられています。私も、一般質問でも、またしかるべき場において幾度となく質問をさせていただきましたが、現在の県道に設置してある信号からの距離が短い、交通量が少ないとの理由により信号設置が困難とのことですが、この交差点は今さら言うまでもなく、市民の方々をはじめ、沿線に整備される学校給食センターなどへの搬入車両や(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジを利用する市外、県外の方々などにより交通量が激増する交差点になり、標識などでは危険は回避できないと思います。ここまでくれば、その山梨県の対応を変えるのは堀内市長自らによるトップ交渉が不可欠だと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、第2標題、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 市道大明見下の水線沿線整備についての御質問にお答えいたします。

 まず、保育施設建設の今後の計画、着工時期についてでありますが、保育施設建設につきましては羽田議員御承知のとおり、地元の多くの皆様から保育園建設の要望をいただいております。

 私の重要施策の一つでもあります、誰もが安心して子育てできるまちづくりを進めるとの考えのもと、本年度、雨坪土地区画整理地内にある保留地830坪を確保し、保育施設の整備を進めるため、当初予算におきまして7,573万円の用地取得の議決をいただきました。

 しかしながら、本年4月からスタートいたします子ども・子育て支援の新制度など、保育を取り巻く環境が大きく変化しつつありますので、これらの状況を見極める中で、具体的な保育施設建設に着手してまいりたいと考えております。

 次に、堂尾山についてでありますが、私も富士山を望めるすばらしい景観を楽しめるビュースポットとして十分可能性がある場所であると考えており、本市の観光マップにおいても既に紹介しており、周辺の山々とを結ぶトレッキングコースとしても紹介しているところでもあります。

 羽田議員御発言のとおり、(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジが供用開始されますと、本市にはより多くの観光客が訪れ、とりわけインターチェンジからより近い場所にある堂尾山も将来、観光を発信する有力な場所であると思われ、多くの方々を迎え入れる魅力を秘めた地域と考えております。

 したがいまして、今後につきましては、アクセス道路や登山道の整備、また案内標識の設置などの環境整備の充実に関し、地元の皆様の御協力をいただきながら協議検討する中で、順次実施してまいりたいと考えております。

 市道大明見下の水線と市道見留目小原線の交差点への信号機設置について御答弁を申し上げる前に、私からも、過日、市内の市道交差点で発生した事故によりお亡くなりになりましたお二人の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々には心よりお悔やみを申し上げる次第であります。

 信号機の設置につきましては、市道新倉南線の信号機設置と併せまして、これまでにも山梨県警察本部へ再三にわたりお願いをしてまいりました。これに対しまして、山梨県警察本部からは現在までのところ、設置基準であります交通量及び信号機間距離において、当面は設置しないとの回答を得ているところであります。

 しかしながら、今後においても、地元からの粘り強い要望活動が信号機設置に向けて最も有効な手だてであると考えておりますので、私も地元の皆様と力を合わせ、機会あるごとに要望してまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 第2標題、市道大明見下の水線沿線整備について、2回目の質問をいたします。

 新たな保育施設建設について、堀内市長より当事業への御理解と決意の御答弁をいただきました。しかしながら、諸事情により現段階では具体的な計画は立てられないとのことですが、御答弁の中で、来年4月からスタートする子ども・子育て支援の新制度など、多くの状況を見極めて具体的な保育施設建設に着手していきたいとのことですが、地元には遅くとも平成27年度中には計画の提示がされると理解しますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、堂尾山について、堀内市長より大変心強い御答弁をいただき、ありがとうございました。

 地元住民の一人として感謝申し上げます。市長御答弁のとおり、富士山のビュースポットとしての可能性は十分ある場所であると考えますが、現地は未整備であり、今後についてアクセス道路や登山道の整備、また案内看板設置などの環境整備の充実に関し、地元と協議検討して順次実施していきたいとの御答弁をいただきました。もう少し具体的に、いつまでに進めていくお考えなのかお伺いいたします。

 次に、市道大明見下の水線と市道見留目小原線の交差点への信号設置についてですが、先日、向原、小明見連合自治会長、連名の陳情書を提出させていただきました。地元としては機会あるごとに粘り強く要望していくつもりでおりますが、やはり堀内市長によるトップ交渉が不可欠です。市長からも、地元と力を合わせて要望していきたいとの御答弁をいただきましたが、再度、堀内市長の決意をお伺いし、第2標題、2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 羽田議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、保育施設建設計画の提示時期についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、来年度スタートする新制度により乳幼児の保育・教育の現状は著しく変容し、市内の各幼稚園や保育園においては制度への対応に苦慮しているところであります。

 このような状況を踏まえる中、地元の皆様の御要望である保育施設の必要性も十分に認識しておりますことから、平成28年度をめどに保育施設の計画策定を目指しております。

 次に、堂尾山の環境整備についての具体的な実施時期についてでありますが、本市へのアクセスの利便性が大幅に向上し、来訪者の増加が見込まれる(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジの供用開始に併せ、アクセス道路や登山道の整備、また案内標識の設置などの環境整備を地元の皆様の御協力をいただきながら協議検討する中で、順次実施してまいりたいと考えております。

 次に、交差点への信号機設置についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、私も地元の皆様と同様に、粘り強く信号機設置に向けて要望活動等を継続して最大限の努力をしてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 羽田幸寿君。

     〔2番 羽田幸寿君 登壇〕



◆2番(羽田幸寿君) 

 保育施設建設、堂尾山の整備など、堀内市長には誠意ある御答弁をいただきありがとうございました。信号設置などの懸案事項について、今後の堀内市長の手腕に御期待申し上げ、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって羽田幸寿君の質問を打ち切ります。

 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。

 明日6月20日午後1時より本会議を再開いたしたいと思います。

 本日はこれをもって散会いたします。

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     午後3時53分 散会