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山梨県 富士吉田市

平成25年 12月 定例会(第5回) 12月12日−03号




平成25年 12月 定例会(第5回) − 12月12日−03号











平成25年 12月 定例会(第5回)



          平成25年第5回(12月)定例会会議録(第3号)

  平成25年12月12日(木曜日)                午後1時00分開議

                               午後2時28分散会

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出席議員(20名)

   1番   勝俣大紀君          2番   羽田幸寿君

   3番   前田厚子君          4番   渡辺貞治君

   5番   小俣光吉君          6番   桑原守雄君

   7番   佐藤秀明君          8番   横山勇志君

   9番   勝俣米治君          10番   渡辺幸寿君

   11番   及川三郎君          12番   戸田 元君

   13番   渡辺利彦君          14番   宮下正男君

   15番   渡辺孝夫君          16番   渡辺忠義君

   17番   宮下 豊君          18番   奥脇和一君

   19番   太田利政君          20番   渡辺嘉男君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

   市長        堀内 茂君    副市長       前田重夫君

   教育長       秋山勝彦君    企画総務部長    権正文雄君

   市民生活部長    高村益弘君    環境税政部長    奥脇秀文君

   産業観光部長    柏木俊之君    都市基盤部長    勝俣 茂君

   市立病院部長    堀内秀樹君    教育委員会部長   常盤 昇君

   企画総務次長    天野孔文君    市民生活次長    溝口総三郎君

   環境税政次長    渡辺弘之君    産業観光次長    真田吉郎君

   都市基盤次長             都市基盤次長

             山口 繁君              藤原栄作君

   (工事)               (用地)

   会計管理者次長   中沢憲文君    教育委員会次長   武藤賢三君

   監査委員事務局次長 榊 三男君    秘書課長      羽田 茂君

   総務課長      渡辺隆信君    企画財政課長    渡辺金男君

   市民活動推進課長  加藤秀樹君    都市政策課長    内田 誠君

   演習場対策室課長  細川義夫君

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職務のため出席した事務局職員

   事務局長      渡辺晃男君    次長        渡辺三洋君

   課長補佐      渡辺小一君    主任職長      林 純司君

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議事日程第3号

   第1 市政一般に対する質問

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会議に付した事件

   議事日程に同じ

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     午後1時00分 開議



○議長(宮下正男君) 

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

 傍聴人に申し上げます。市議会傍聴規則第7条の規定により、静粛に傍聴するようお願いいたします。

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△諸般の報告



○議長(宮下正男君) 

 報告事項を申し上げます。

 CATV富士五湖から、本日の本会議の一般質問をテレビ中継したい旨の申し出がありました。また、報道機関から、傍聴席より本日の本会議の撮影を許可願いたい旨の申し出がありました。いずれも許可いたしましたので、御了承願います。

 これより日程に入ります。

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△日程第1 市政一般に対する質問



○議長(宮下正男君) 

 日程第1「市政一般に対する質問」を行います。

 本日の質問者につきましては、1番目、太田利政君、2番目、渡辺幸寿君、3番目、勝俣大紀君の順序で行います。

 太田利政君の質問を許可します。

 19番太田利政君。

     〔19番 太田利政君 登壇〕



◆19番(太田利政君) 

 今定例会に一般質問の機会をいただきました。議員各位には感謝申し上げます。

 標題1、(仮称)富士吉田南インターチェンジ及びパーキングエリアの併設について、標題2、北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりと吉田口登山道の活性化について、以上2標題、標題区分ごとの一問一答で質問します。

 まず、標題1、(仮称)富士吉田南インターチェンジ及びパーキングエリアの併設について質問いたします。

 近年における観光は、国際化、広域化、高度情報化など、目まぐるしい動向への対応が望まれております。そのような状況下で、本年富士山が世界文化遺産に登録になりました。我が市も、最近はメディア等の宣伝により、観光客が増加しつつあります。県の調査によると、平成24年度に富士北麓地域に訪れた観光客は1,600万人、我が市には約654万人となっております。増加していくことは、我が市にとっても歓迎するところでもございます。このような状況を見るときに、我が市に来ていただく観光客のアクセス道路、東富士五湖道路に富士吉田南インターチェンジ及びパーキングエリアの併設を望むところでございます。

 東富士五湖道路の富士吉田インターチェンジから山中湖出口まで約14キロメートルであり、中間にはサービスエリアもパーキングエリアもありません。その富士吉田インターチェンジからちょうど看護専門学校の上のところまでは約5キロメートルでございます。東富士五湖道路からおりて、道の駅エリアから138号国道につながるアクセス道路が整備されると、道の駅、レーダードーム、さらには今度リニューアルする博物館がある活性化エリアへの動線となってまいります。このエリアは、我が市の南の玄関、すなわち多少でも観光客の滞留できる場所でもございます。

 東富士五湖道路の(仮称)富士吉田南インターチェンジに隣接してのパーキングエリアに関しては、富士山の眺望ができる最高の場所であると思います。数年前のスポーツ新聞に、東富士五湖道路は、富士山を眺めるには日本一の場所であると記載されたことがありました。このようなことから、両施設は、東富士五湖道路には必要不可欠であると思います。

 私は、過去の数回にわたり、(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジの一般質問も行ってまいりました。北スマートインターチェンジは、数年後には完成するでしょう。中央高速道路からの富士吉田への誘客を図る北の玄関口ができるめどの立った今こそ、今度は我が市の南の玄関口にインターチェンジを設置して、観光客を市内に受け入れることは大切ではないでしょうか。国道138号も、いずれは4車線化になってまいります。そのことを考慮すると、当然のことと思います。

 そこで、市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 太田利政議員の(仮称)富士吉田南インターチェンジ及びパーキングエリアの併設についての御質問にお答えをいたします。

 富士山の世界遺産登録を契機に、以前にも増して、国内、海外から多くの目が向けられ、県外からの自家用車や観光バスによる観光客も日増しに増えていることを私も実感しているところであります。

 富士吉田市第5次総合計画及び都市計画マスタープランにおいて、当該地域における観光や産業振興及び防災対策など、さらなる利便性や安全性の促進と、新規インターチェンジを含め、富士山の眺望を活かした休憩・交流スペースとなるハイウエーオアシスの整備を検討し、リフレふじよしだとインターチェンジとの連携を向上するアクセス道路の整備により、富士の自然を活用する広域的な観光、交流等の機能を持つ広域交流拠点の利活用を促進していくこととしております。

 東富士五湖道路に富士山を眺望することができるパーキングエリア、ハイウエーオアシスを設置し、さらにスマートインターチェンジを併設することにより、リフレふじよしだの広域交流拠点としての機能が飛躍的に向上するものと考えられます。また、市内の道路体系においても、東富士五湖道路へのインターチェンジが設置されることにより、既に事業が開始されている(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジと併せて、市内に向かう南北の玄関口としての位置づけが確立できるものと考えております。

 これらの構想の実現に結びつけて、現在御殿場市、小山町及び東富士五湖道路沿線市町村で構成する東名・中央連絡道路建設促進期成同盟において、東富士五湖道路の4車線化及びパーキングエリア等の設置を国土交通省、山梨県、NEXCO中日本に対し要望を続けているところであり、今後におきましても関係機関と連携を図り、引き続き積極的に働きかけてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 太田利政君。

     〔19番 太田利政君 登壇〕



◆19番(太田利政君) 

 ただいま市長から、東富士五湖道路にインターチェンジや富士山の眺望を活かした休憩・交流スペース・ハイウエーオアシスを整備することについて、大変前向きな答弁をいただきました。これらの施設の整備は、観光客も地域住民も切望しているところであります。市長が、その実現に向けて、既に関係機関への働きを開始していることをお聞きし、大変ありがたく思うところでございます。

 そこで、提案させていただきます。

 これらの施設を整備する上での、その位置については、立地条件からして、富士散策公園の上あたりが適地ではないかと思います。今後、関係機関に機動的に働きをしていく中で、この点を考慮していただけたら幸いでございます。市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、第1標題2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 太田議員の2回目の御質問にお答えをいたします。

 東富士五湖道路にパーキングエリア等を設置し、スマートインターチェンジを併設することは、本市の将来都市像の構築において、観光、交流、産業及び防災体制などの向上を図る上からも、大変重要であると考えております。こうしたことから、長い間の継続事案といたしまして、御殿場市、小山町及び富士北麓の関係市町村で構成する東名・中央連絡道路促進期成同盟において要望活動を続けており、国、県及びNEXCO中日本の陳情の際には、毎年私も出向き、実現に向けて積極的に働きかけを行っております。

 太田議員御提案の富士散策公園付近へのインターチェンジ及びハイウエーオアシスの設置につきましては、要望活動に進捗が図られた際には、貴重な御意見として参考にしてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 太田利政君。

     〔19番 太田利政君 登壇〕



◆19番(太田利政君) 

 第2標題、北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりと吉田口登山道の活性化について質問いたします。

 本市の観光は、富士山登山観光であり、麓から徒歩で山頂まで登れる唯一の道でございます。その出発点となる北口本宮冨士浅間神社には、多くの観光客が、バス、自家用車等で訪れています。正面の参道を歩くと、両側には杉並木や、さらには凛として整列されている灯籠があり、非常に幻想的な雰囲気を醸し出しています。北口本宮冨士浅間神社には、富士山世界遺産登録の効果もあり、現在も多くの来訪者があり、将来的にもかなりの増加が見込まれております。また、国道138号の4車線化の整備も具体的に動いている状況にあります。このような状況を踏まえて、北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりなどの考え方について、市長はどのように考えているのか、お伺いします。

 次に、麓からの富士登山につきましては、ことしの夏シーズンは、特に市長は推奨され、昨年と比べて大幅な登山者の増加となっていると聞いております。そこで、どのくらいの増加があったのか、また今後吉田口登山道のさらなる活性化に向けてどのように考えているか、お伺いします。

 以上、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 北口本宮冨士浅間神社の周辺のまちづくりと吉田口登山道の活性化についての御質問にお答えをいたします。

 北口本宮冨士浅間神社は、富士山世界遺産の構成要素の位置づけをなされており、富士吉田市民にとっては、富士山と並ぶ、もう一つの誇りでもあります。また、世界遺産登録以降は、例年に比べ、多くの参拝者が訪れております。太田議員御発言のとおり、北口本宮冨士浅間神社周辺エリアには、多くの来訪者を受け入れるための駐車場整備や景観に配慮した土産物販売店等、地域の活性化につなげていく施策の実施を図る必要があるものと考えております。このような状況の中、当該地区につきましては、国道138号の拡幅整備事業が進行いたしております。国道138号の拡幅整備事業の事業化を受け、本年11月に国道138号拡幅に伴う周辺地域まちづくり検討委員会が設置され、単に4車線拡幅整備だけではなく、世界遺産の重要な構成資産である北口本宮冨士浅間神社の門前町にふさわしい景観、機能を含めて、周辺まちづくりの検討が予定されております。したがいまして、今後につきましては、当該検討委員会の結果も踏まえまして、国土交通省、山梨県、市議会をはじめ、地域の皆様の御理解、御協力をいただきながら、この地域の整備について検討してまいりたいと考えております。

 次に、吉田口登山道の活性化についてでありますが、麓からの登山者につきましては、昨年度に比べ、今年度は約1万人の増加となっております。

 吉田口登山道の活性化につきましては、本年4月に登山の拠点となる中の茶屋をオープンさせ、登山シーズン中にはお休み処の開設や富士登山認定書の交付を行い、また大石茶屋跡地に仮設休憩所や、登山道沿いに6カ所に仮設トイレの設置を行うほか、富士山駅から馬返しまでの登山バスの運行など、登山者に気持ちよく登山していただくためのおもてなしの心を持ったさまざまな事業を実施し、吉田口登山道の活性化を図ってまいりました。

 今後におきましても、麓から豊かな自然や歴史、文化に触れながら、吉田口登山道を楽しんでいただけるようさまざまな施策を講じてまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 太田利政君。

     〔19番 太田利政君 登壇〕



◆19番(太田利政君) 

 2回目の質問をいたします。

 ただいま市長の答弁にもありましたように、北口本宮冨士浅間神社は、富士吉田市にとって、富士山と並ぶ、もう一つの誇りでもあり、また周辺エリアは、本市の貴重な文化資源でもあり、観光資源にもなり得る各施設が存在し、世界遺産効果を継続できる可能性を十分秘めた地区でもあります。

 本年6月の世界遺産登録を追い風にして、国道138号の拡幅整備に併せて、当該地域のまちづくりの必要性について市長の答弁をいただきました。まさしく、私の意図するところと同じであり、将来を見据えたまちづくりの視点で、積極的な事業展開を期待しているところであります。

 第1回目の答弁の中で、国道138号拡幅に伴う周辺地域まちづくり検討委員会の検討結果を踏まえて、関係機関と、この地域の整備について検討していくとのことですが、まさしく国道138号の拡幅整備に併せて、当該地域のまちづくりを実施することが最善の方策だと考えております。

 そこで、再度市長の北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりに対する意気込みをお聞きいたします。

 次に、吉田口登山道の活性化についてでありますが、本年度はさまざまなおもてなしの事業を展開し、麓からの登山者も約1万人増加したとのことで、効果が出てきており、大変喜ばしいことであると思います。

 五合目から登ることだけが富士登山ではなく、吉田口登山道を活用した、富士山のいろいろな楽しみ方の提案を積極的に仕掛けることは、より富士山ファンを増やし、より一層世界遺産効果を継続させることにもつながると考えています。

 そこで、今後さらなる吉田口登山道の活性化のために、当該登山道の魅力や楽しみ方の情報を発信し続けることが重要であると考えますが、市長の考えをお伺いします。

 以上、第2標題2回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 太田議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりに対する私の意気込みについてでありますが、北口本宮冨士浅間神社周辺につきましては、本年6月の世界遺産登録において構成要素及び構成資産として位置づけられ、信仰の対象の核となる御師住宅など、富士山信仰において歴史的、文化的な価値を有する、大変重要な施設が存在する地域であります。世界遺産効果を一過性の盛り上がりで収束させないためにも、文化的価値や観光的価値のある地域資源を活用し、世界遺産効果を維持することが重要な課題であると考えております。

 世界遺産登録と時期を同じくして、当該地域の大動脈である国道138号の拡幅整備に向けた動きが始まっております。太田議員御発言のとおり、北口本宮冨士浅間神社周辺のまちづくりの実施時期につきましては、門前町にふさわしい景観や機能などの検討を踏まえ、国道の拡幅整備に併せて実施することが最善であると考えておりますので、効果的な事業執行ができるよう、最優先事業として位置づけ、全庁組織を挙げて取り組んでまいります。

 次に、吉田口登山道の情報発信についてでありますが、これまでも本市のホームページや登山マップなどで広く周知を図ってまいりましたが、今後は、夏の登山シーズンばかりではなく、麓ならではの四季折々の吉田口登山道の魅力や楽しみ方を季節に合わせ提案するとともに、さまざまな情報媒体を活用する中で広く情報発信を行うことにより、多くの皆様が年間を通して本市を訪れ、楽しんでいただけるよう、今後ともさまざまな施策を講じてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 太田利政君。

     〔19番 太田利政君 登壇〕



◆19番(太田利政君) 

 インターチェンジ設置については、要望活動等を含め、初期段階であることは承知しております。今後は、議員各位、執行者側の人脈等も活かしていただきながら、富士吉田発展のために、その実現に向けて努力していただくことをお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって太田利政君の質問を打ち切ります。

 渡辺幸寿君の質問を許可します。

 10番渡辺幸寿君。

     〔10番 渡辺幸寿君 登壇〕



◆10番(渡辺幸寿君) 

 平成25年12月の定例会におきまして、市道等の整備計画について市長のお考えをお伺いいたします。

 富士山が、今年6月22日に、念願の世界文化遺産登録となったことは、非常に喜ばしいことであります。その効果により、富士山をはじめ富士五湖地方には、県外はもとより、海外から大勢の観光客が訪れ、今年は昨年の1,600万人に比べて、約2%以上の観光客入り込み数の増加があるものと聞いております。構成資産を中心に多くの観光客が訪れ、御師旧外川家住宅の来館者も、昨年の7月から11月の同時期より5倍以上の2万1,000人余りが来館しております。これも世界遺産効果のあらわれだと思います。

 市長は、富士山の世界文化遺産登録を受け、その保全整備対策の推進や2期目の公約に上げた数多くの事業に積極的に取り組んでおり、歴史民俗博物館のリニューアル事業をはじめ、老人福祉センターを兼ねた新しいコミュニティーとして(仮称)ふれあい庵、子供たちのための新給食センター建設事業など、懸案でありました事業に自らが先頭に立ち、迅速に取り組まれていることは、高く評価するものであります。

 さて、今日増加する観光客の大部分の方は、自動車により、中央自動車道、東富士五湖道路、国道137号、138号、139号の広域幹線道路を利用して訪れております。現在、本市に関する道路においても、国道138号の4車線化の拡幅事業も検討委員会及び作業部会が発足し、(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジ、それに接続する県道富士吉田西桂線、国道137号の吉田河口湖バイパス等の道路整備事業が進められております。

 また、市内道路整備においては、市道大明見下の水線、東富士1号線などの整備事業は平成27年度中、スマートインターチェンジにおいては平成29年から平成30年には供用開始できるものと聞いております。富士吉田市西部地域においては、新倉南線整備事業におきまして(仮称)新倉トンネルも貫通を見ており、現在は本格的な整備附帯工事の最中とのことであります。山梨県も、平成27年3月までの全面供用予定をしておるとのことでございますが、平成26年12月までには、都市計画道路赤坂小明見線までの一部まででも何としても供用開始を行いたいとしていると聞き及んでおります。

 道路整備は、広域幹線道路、都市幹線道路とのネットワークの強化を図ることにより、私たちが日常に利用している生活道路の利便性の向上、渋滞の緩和、安全性、防災機能の向上、雇用拡大がより効率的に図れるものと私は考えております。しかし、当市の都市計画道路の整備状況は、改良舗装率にすると56%しか進んでいないのが現状であります。これらの中で、赤坂小明見線は、改良舗装率はいまだ30.5%であります。その中で、平成26年度末に予定している市道新倉南線の開通に伴い、その連結道路である赤坂小明見線、通称市道新町通り線への交通量等の動態予想とその影響及び本市の今後の道路整備計画への取り組み状況について、市長にお伺いいたします。

 以上、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺幸寿議員の市道等の整備計画についての御質問にお答えをいたします。

 市道等の整備計画についての御質問ですが、まず市道新倉南線の開通に伴う影響等についてでありますが、山梨県の交通量調査によると、供用開始後の市道新倉南線は、1日平均1万1,000台の交通量があると報告されております。その中で、市道新町通り線を通行する車両は、現在でも朝夕の通勤、通学の時間帯におきましては、一部の区間で渋滞が発生しており、供用開始後の交通量につきましては、甲府方面、大月方面を連絡する道路としての重要度が増すことにより、相当数の増加が予測されております。そのため、市道新町通り線、市道中央通り線、市道昭和通り線、富士見バイパスとの動線の確保が重要な課題になるものと考え、検討を行っているところであります。

 次に、本市の道路整備計画の状況についてでありますが、富士吉田市第5次総合計画においては、人口減少、少子・高齢化、社会情勢の変化や都市構造の変化に対応できる道路網の整備や災害、防災に特化した道路整備の推進が示されており、昨年度に改定を行った都市計画マスタープランでは、本市の将来のあるべき都市づくりの基本理念による交通体系の整備方針に沿った道路整備計画、都市計画道路の見直し計画を策定することとしております。そのため、平成25年、26年度で実施している用途地域の見直し事業と併せ、本年度は道路計画基礎調査を実施し、将来都市像、道路交通の現状と課題を整理しているところであります。既に開通している市道中央通り線、また新たに開通を予定している市道新倉南線、(仮称)富士吉田北スマートインターチェンジ、県道富士吉田西桂線、市道東富士1号線、市道大明見下の水線などの新規路線が進捗し、完成後に構築される幹線道路とのネットワークの強化を可能とした交通体系の構築、また国の直轄事業として実施される国道138号の拡幅に伴う連結道路網の整備も含め、富士の自然と歴史、文化の郷を目標とするまちづくりに合った道路整備計画を平成27年度までに策定してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺幸寿君。

     〔10番 渡辺幸寿君 登壇〕



◆10番(渡辺幸寿君) 

 1回目の質問に対し、相当数の交通量増加を認識されているとのこと、また27年度までには道路計画を策定するとの説明をいただく中で、市道新倉南線と交差する富士吉田西部地域の赤坂小明見線、通称市道新町通り線についてお伺いいたします。

 私が、平成22年3月定例市議会の一般質問で御指摘させていただいたとおり、おひめ坂付近は踏切もあり、また幅員も狭く、5差路が交差する、極めて危険なところであります。その他の部分についても同様であり、安全性については渋滞等問題があり、地域住民は今も大変な不便を強いられております。このときの市長の御答弁では、都市計画道路の整備には多大な時間と莫大な費用が伴うため事業決定に至っておらず、今後は、市道新倉南線の開通後の交通混雑の状況を見ながら、道路網の整備検討をしていきたいとのことでありました。

 私が、この都市計画道路赤坂小明見線整備促進を再度質問させていただくのは、富士山が世界文化遺産登録になり、また7年後の2020年には東京オリンピックの開催、15年後の2027年のリニア中央新幹線の供用開始などで状況が大きく変わり、多くの観光客の増加が見込まれ、さらなる交通量も増加することが予想され、その影響が懸念される中で、市道新倉南線の開通後に検討するのでは遅過ぎるのではないかと思うわけであります。地域住民からも、同様の声が私のもとに届いております。

 道路整備は、将来的に多くの観光客などを迎え入れる要件を満たし、そして本市において大きな経済的波及効果をもたらすものと思います。観光産業の振興、地域経済の活性化、雇用機会などの創出が期待でき、地域活性化の切り札と考えられ、市道赤坂小明見線の速やかな事業認可を求める道路整備計画の策定を急がなければならないと思います。市長も、自らのマニフェストの「創る」で、「住みたい・住み続けたいまち」に富士山のすばらしい自然、歴史、文化を活かしたまちづくりを進めるとして、各種インフラの整備を実施しているのも事実でありますが、これらのことを踏まえ、もう少し早い時期に、前倒ししてでも都市計画道路赤坂小明見線整備を急ぐ必要があるのではないかと私は思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 また、本年9月に中期財政計画における主な事業一覧が提示されました。この中において、新規道路整備事業として、平成28年度から5億円の事業費の計上がなされておりますが、どのような事業計画を持たれているのか。また、過去の道路整備の実施状況を見ると、計画策定から完成まで10年間から20年間ぐらいの長い期間が必要となっている状況であります。先行き不安なところも実際あり、大丈夫なのかと思えるものであります。計画の実施については、速やかな対応が必要であると考えますが、これらのことを踏まえた、この点についても詳しくお聞かせください。

 次に、道路整備事業の中で維持管理事業について、各自治会より毎年陳情による生活道路について、近年多発している集中豪雨等に対する水路の整備、バリアフリーといった、安全・安心な歩道等の改修、快適な舗装道路の整備など、さまざまなきめ細やかさが要求される中で、維持管理費用が平成24年度決算では1億6,000万円余りの決算となっております。しかしながら、示された中期財政計画によりますと、平成25年度1億1,000万円、平成26年度には7,700万円、また27年度以降29年度の3年間は5,500万円と、事業費が削減の一途をたどっております。このような予算で、本当に自治会陳情に対する速やかな対応が今後もできるのでしょうか。また、国、県なども同様に議論になっておりますが、インフラについては、その老朽化対策、新設道路の建設と既設道路の改良、修繕は、ともに市民の日常生活を支える基盤となるものであります。私たちの生活を支える道路整備は、積極的で迅速な対応が必要であり、今後においても積極的に推進していくことが肝要と思いますが、どのように考えておられるのか、市長にお伺いいたします。

 まちづくりにおける維持管理事業、ひいては交通体系の整備は、暮らしの利便性、安全性、防災性を向上させるための必要不可欠なものであり、市勢発展に必要な産業、経済及び観光資源の活性化を実現するために最も重要な基盤整備であると私は考えております。

 以上、2回目の質問を終わります。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 市道新町通り線につきましては、都市計画道路10路線に含まれ、本市の将来都市像の骨格を形成する基幹道路ともなるものであり、国道、県道、市道により構成され、下吉田地区における重要な生活幹線道路であると同時に、大月方面と甲府方面を結ぶ重要な都市間道路として機能を果たしております。市道新倉南線の供用開始に伴う将来交通量の増加による児童・生徒、高齢者などの歩行者の安全対策、富士急行線の交差箇所や線形の曲線部分における交通障害の発生による道路機能の低下、また本市有数の富士ビューポイントである新倉山浅間公園や孝徳公園などを訪れる、国内外からのお客様を迎え入れるためのアクセス道路としてのルート確保など、さまざまな問題や課題に対し、安全で使いやすい道路、円滑な交通を確保できる道路、来訪者を迎え入れ観光交流の活性化が可能な道路として整備を行っていくため、市道新町通り線については、ルートと利活用方法を含めた中で整備の必要について認識いたしております。今後、検討を行ってまいります。

 また、都市計画道路赤坂小明見線の整備につきましては、今年度に実施している道路整備基礎調査を踏まえ、交通需要の動態、ネットワーク機能、交通安全、災害時の機能などの現状と問題点の確認を行い、当市における道路交通体系において短期、中期、長期的な視点で、平成26、27年度に策定する道路整備計画に反映をしてまいります。

 次に、中期財政計画において平成28年度より新規道路整備について事業費を計上していることについてでありますが、一般的には道路整備計画の策定後は、線形を含めた基本計画、測量、設計、用地買収、工事着手と、一連の流れで進められ、路線延長にもよりますが、長期の時間が必要とされております。今後、道路整備計画の策定と併せ、その中で既に国の直轄事業として進められている国道138号拡幅事業に関連して、連結する市道の新設及び拡幅等の事業費への計上となっております。

 また、市道等維持管理事業につきましては、市民の皆様が、安全で安心して通行していただけるよう、地元自治会を通して陳情を受けており、私もその必要性と重要性については十分認識をいたしております。市内道路の改良及び修繕につきましては、担当において速やかに状況を把握し、その緊急性、重要性を判断して優先順位を決定した中で対応を図っているところであります。

 中期財政計画に計上してある事業費につきましては、全国各地で多発した、児童の痛ましい通学路における交通事故を受け、小学生が安心して登下校できる安全な通学環境づくり計画に基づく社会資本整備総合給付金の事業を行うため、平成25、26年度工事請負費として増額されたものであります。

 今後におきましても、市民の皆様の安心・安全な生活に直結する事業でありますので、必要な事業には選択と集中の予算配分を行い、対応してまいりたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺幸寿君。

     〔10番 渡辺幸寿君 登壇〕



◆10番(渡辺幸寿君) 

 3回目の質問をいたします。

 市道新町通り線の整備の必要性を十分に認識していただきまして、ありがとうございます。また、新倉南線開通予定の平成27年度までには、道路整備計画に反映していくとの御答弁をいただき、さらには市道等維持管理費用についても、市民の希望に応えられるよう選択と集中の予算配分をして対応していくとの御答弁をいただきまして、まことにありがとうございます。

 さて、私が、富士吉田西部地域の道路整備について、平成22年3月の定例市議会において一般質問をいたしましたが、その中でもう一つ提案させていただきました新町通り線から老人福祉センター前、市道新倉浅間公園通り線を経由し、富士見バイパス北交差点から新開線の踏切までの拡幅と交差点の改良については、市長から山梨県へ要望して、道路網の整備を検討してまいりたいとの御答弁をいただいておりますが、その後検討に進捗が見られているのか、お聞きいたします。

 私は、このルートを拡幅整備することは、富士山の世界文化遺産認定以後、新倉山浅間公園への観光客の増加も見られていることからすれば、いずれ取り壊しが予定されている老人福祉センター跡地を大型バスの駐車場などに活用することで、新倉山浅間公園への観光客をスムーズに誘導することができ、市内西部地域の利便性の向上はもとより、観光面にも寄与するものと考えられるところであります。私の提案も含め、どのように考えておられるのか、市長にお伺いいたします。

 また、以前新倉トンネル富士吉田市側入り口付近から市道新倉北裏通り線を活用し、入山川にかかる第二日の出橋を通り、新倉山浅間公園入り口の浅間橋を結び、中央自動車道側道へ通じるルートの構想があったと聞いておりますが、市長におかれましてはどのような見解をお持ちか、お伺いいたします。

 以上、3回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 渡辺議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 まず、富士見バイパス北交差点から新開線踏切までの状況についてでありますが、山梨県農務部が整備を行った幹線農道と連絡する市道新開支線のクランク部分につきましては、今年度解消を図ったところであります。また、この市道新開支線と富士見バイパス北交差点へ連絡する市道新開線の整備につきましては、交差点及び踏切が存在し、交差協議上、非常に厳しい状況であります。

 今後におきましては、交通量及び動態の確認を行い、山梨県、富士急行株式会社、国土交通省等の関係機関と協議を行い、検討を進めてまいります。

 次に、老人福祉センター跡地についてでありますが、老人福祉センターの主な機能は、(仮称)多世代交流施設ふれあい庵に移るものの、ハウスや作業所等の機能は現地に残ります。これらを利用する方々が活動するための利便性を確保しつつ、当面は利用者の駐車場として活用し、渡辺議員御提案の老人福祉センター跡地の利活用につきましては、将来の道路計画の検討の中で、観光客の利便性など、さまざまな可能性を含め、柔軟に検討してまいります。

 次に、市道新倉通り線を活用し、入山川にかかる第二日の出橋、市道中央道東1号線を経由し国道に連結するルートにつきましては、都市計画マスタープランに構想道路として位置づけられております。昨年5月、演習場対策特別委員会において御説明申し上げましたとおり、市道新倉南線のバイパス道路、新倉山浅間公園のアクセス道路として利活用を図っていくため、複数のルートについて構想案の検討を行っております。また、県東部建設事務所においては、現在入山川の滝沢橋上流域の河川改修計画を検討しており、道路構想案との整合性を図りながら進めております。

 渡辺議員御提案の道路整備につきましては、今後策定していく道路整備計画において、短期、中期、長期の位置づけを行い、住民の皆様や観光客にとって利活用しやすい道路として計画を検討してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 渡辺幸寿君。

     〔10番 渡辺幸寿君 登壇〕



◆10番(渡辺幸寿君) 

 市長には、マニフェストに沿って、これからの富士吉田市の方向性を見極めていただきたいと思います。御清聴ありがとうございました。私の一般質問を終わります。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって渡辺幸寿君の質問を打ち切ります。

 勝俣大紀君の質問を許可します。

 1番勝俣大紀君。

     〔1番 勝俣大紀君 登壇〕



◆1番(勝俣大紀君) 

 第1標題、少子化対策について。

 平成25年第5回定例会において、少子化対策について一般質問をさせていただきます。

 このことにつきましては、全国的な大きな社会問題でありますが、当然のこと富士吉田市においても重要な課題であることは間違いありません。現在、富士吉田市には、少子化対策として、子宝応援医療費助成及び子育て支援事業という2つの大きな柱があります。もっと身近に子宝を授かる環境を整えてほしい、もっと気軽に赤ちゃんに関する相談所があればいいなという子育て世代の方々の要望もあります。これらの問題を解決することこそが人口増加につながるものであると思いますので、以下の点について当局のお考えを聞かせてください。

 まずは、富士吉田市における子宝応援医療費助成事業についてですが、全国的に不妊治療を希望する方が増加しており、6組に1組が不妊にかかわる治療や検査を受けているというデータがあります。特に最近では、多くの20代、30代の方も治療されております。昔は、女性の問題として扱われてきたものが、最近の研究では、男性にも問題があるというデータもあり、二人で乗り越えなくてはならない問題となっております。

 そこで、質問になりますが、事業開始年度から現在に至るまでの間に、この助成に対する申請件数と妊娠に至った方の件数を教えてください。そして、このデータを比較する中で、この事業の成果としてどのような分析をなされているのか、お聞かせください。

 次に、出産した後、定期的に乳幼児健診は実施されており、また乳児家庭全戸訪問事業も展開されておりますが、先に掲げた健診については、まず病院で行う1カ月健診が行われ、その後市が行っている4カ月健診が実施されています。また、乳児家庭全戸訪問に関しては、出産後4カ月を迎える間に実施されるものです。

 そこで、質問になりますが、健診や乳児家庭全戸訪問においてどのような相談を受け、それに対しどのような指導をしているのか、お伺いいたします。

 以上、1回目の質問といたします。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 勝俣大紀議員の少子化対策についての御質問にお答えをいたします。

 現在、少子・高齢化の進行が、全国的な社会問題として広く認識されております。国、県はもとより、地方自治体においても、少子・高齢化に歯どめをかける政策の実現が求められているものとの判断から、少子・高齢化対策の一環として、子供が欲しくても授かることができず、多額の治療費がかかる方の経済負担を軽減する事業目的のもと、平成21年度から子宝応援医療費助成事業を実施いたしております。その結果といたしまして、子宝に恵まれたケースも数多くあり、本事業は非常に有効な政策の一つであると認識をいたしております。

 具体的な少子化対策事業につきましては、市民生活部長をして答弁いたさせます。

 以上、私からの答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 市民生活部長。

     〔市民生活部長 高村益弘君 登壇〕



◎市民生活部長(高村益弘君) 

 勝俣大紀議員の少子化対策についての御質問にお答えいたします。

 まず、子宝応援医療費助成事業についてでありますが、この事業は、医療機関で不妊症と診断され、子供を望む夫婦に対し、治療に要する費用の一部を助成することにより、妊娠の可能性を高め、経済的負担の軽減を図ることを目的として平成21年度から開始したものであり、市内に1年以上在住している方を対象に、10万円を上限として、1年間にかかる医療費の自己負担額の2分の1を助成するもので、通算2回まで受けられるものです。

 事業実施から約5年半の申請件数は、延べ件数119件、実申請者数85人となっており、妊娠に至った件数は63件であり、1回の申請で妊娠された方は40人、2回の申請では23人で、合計74%となっております。

 次に、健診及び乳児家庭全戸訪問についてでありますが、この事業は、出生後1カ月から4カ月までの間に訪問や健診を行うものであります。その相談内容といたしましては、第1子の母親においては、体重増加等の発育面や母乳、便秘、皮膚トラブル等の育児全般、気軽に話せる友達づくりなどの相談が多いのに対し、第2子以降の母親においては、育児面のほか、上の子との接し方、発達等についての相談が多くなり、また共通の内容といたしましては、育児によるストレス、育児への協力者や母親の体調などの相談を多く受けております。これらの相談につきましては、保健師、看護師、栄養士が家庭訪問や健診の場面で指導を行い、個々の相談に合った解決策を一緒に考えながら支援を行っております。また、その相談内容により、保健師や栄養士が訪問、電話等による相談を継続させ、毎日の育児に自信が持てるよう支援を行っております。

 いずれにいたしましても、乳児期の母親の育児支援策として実施しております健診や乳児家庭全戸訪問において育児負担の軽減を図り、積極的に育児ができるような支援体制の整備に引き続き努めてまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 勝俣大紀君。

     〔1番 勝俣大紀君 登壇〕



◆1番(勝俣大紀君) 

 2回目の質問をいたします。

 まず、答弁の中で、これまでの子宝応援医療費助成事業に対する実績報告を御紹介していただきましたわけですが、1組に対して74%という高い水準であることがわかり、本当にうれしい限りであります。お子さんが健やかに成長されることを祈っております。また、この事業により助成の恩恵を受けることは、治療を受けていらっしゃる方にとって、どれだけ経済的な助けになっているのか、はかり知れません。

 そこで、第1回目の質問の中で触れました、もっと身近に子宝を授かる環境を整えてほしいという課題について、私なりに考えてみました。本題に入る前に、不妊治療がどのようなものであるか、御紹介させていただきます。

 まず、大きく分けて、卵子を採取する場合としない場合の二通りがあります。前者については、体外受精と顕微授精の2つの方法があり、また後者については、タイミング法と精子を直接注入する人工授精の方法があります。さて、実際に治療に入りますと、まず男性、女性それぞれの状態をチェックし、それぞれの状態に合わせて、いずれかの治療が行われます。不妊治療の中で、タイミング法と人工授精については、本市の市立病院等でも治療可能であります。しかし、体外受精につきましては、設備等に巨額な投資が必要になるため、山梨県では県立中央病院や山梨大学、甲府で開業していらっしゃる個人病院、遠くは新宿にある有名な病院等で治療を行うことになります。

 この治療は、女性にとりまして、心身ともに非常に負担がかかることとなります。症状についてはそれぞれ異なりますが、卵子の成長を促す排卵誘発剤などにより、吐き気、むくみなどを伴います。また、仕事を持っていらっしゃる方は、同僚に迷惑がかかると気遣い、無理をしてしまうといったようなことから、精神的に疲れてしまうケースもあると聞いています。このような状態の中で、排卵の時期を待つことになります。一月に1回のチャンスですので、排卵のタイミングを逃すと、次のチャンスを待ちます。そして、通常不妊治療を受けることになると、一般の外来の方と一緒になることが多いので、医師と十分に相談ができないといったジレンマが生じます。

 このように、不妊治療とは、女性の体や心に負担が重くのしかかる、先の見えない治療になります。この課題を解消するために、他市町村では、不妊症外来という、不妊治療に特化した外来を設置している総合病院が存在します。そのメリットは、専門医が在中しているため、安心して相談ができることなどがあげられます。一方、デメリットとしては、卵子や精子、受精卵を凍結する装置、培養室等、設備に巨額な投資が必要であることなどがあげられます。仮に、富士吉田市として、この課題に着手する場合、ここ東部富士五湖周辺地域にはまだ不妊症外来という不妊治療に特化した外来はありませんので、週に1回でもいいので外来を設置していただけたら、不妊治療を受けやすい環境につながると思います。

 次に、もっと気軽に赤ちゃんに関する相談所があればいいなという課題について考えてみました。

 御答弁の中で、この事業は、出生後1カ月から4カ月までの間に訪問や健診を行うものであり、その都度相談をされている状況であります。これらの事業に関しては、母子保健法に基づくものであると認識しております。

 さて、私は、この課題を解消するために、いろいろな調査をしました。その結果、産後の直後から約一月の間に、先ほど答弁の中でもあったような育児に関する問題や新米のママたちが直面する問題が発生しているということがわかりました。それを裏づけるかのようなアンケート結果が先日発表されましたが、このアンケートは、山梨県で行われた、新たな産後育児支援のあり方検討会で発表され、直接その検討会を傍聴することができました。この検討会では、産前産後からお母さんや赤ちゃんに対し一貫したサポートが不可欠であるという見解が示されました。この取り組みは、産後直後から一月の間に直面するであろう問題に対し、気軽に相談や指導が受けられるような施設を設置すること、つまり産後ケアセンターの設立を視野に入れた取り組みのことです。この産後ケアセンターの設置の計画は、全国の自治体に先駆けて、山梨県が行うものであります。また、この検討会は、山梨県における少子化対策のプロジェクトの一環であり、前出のアンケートにも富士吉田市として参加しております。

 そのアンケート結果に基づいて、富士吉田市に必要な部分を探ったところ、やはり産後直後前から一月の間の母子ケアが十分でないことがわかりました。内容については、先ほどの答弁の中でもありましたように、お母さんと赤ちゃんとのかかわり合い方などを気軽に相談できる場所が必要であると考えます。また、そこには専門的な知識を持った方が常駐し、電話相談や育児指導を受けられるなどの専門的なアドバイスが受けられるシステムが求められ、さらには、お母さんたちの友達づくりなどの総合的な育児に関しての窓口としての機関の設置が必要であると考えます。

 また、母子保健法においても、市町村は、必要に応じ、母子健康センターを設置するように努めなければならないとされております。先に述べた事柄は、富士吉田市の将来の人口動態を憂いたからであります。人口動態のデータから女性に着目してはじき出された指標の一つとして、合計特殊出生率というものがあります。これは、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものであり、1人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子供の数に相当するものであります。富士吉田市において、平成24年度は1.38であり、山梨県では1.43、国では1.41となっております。いずれにしましても、富士吉田市の数値は、国や山梨県よりも低いことがわかります。通常、この指標は2.0が正常値であると言われ、財政基盤を決定づける一つの指標でもありますので、この数値を見る限りでは、早急な対策を講じなければならないことは御理解いただけると思います。

 また、市長の重要な政策の一つに、「子育てしたい町ナンバーワンに」をキャッチフレーズとして、誰もが安心して子育てできるまちづくりを進めてまいりますとありますので、これに加えて、子づくりナンバーワンの町にしていきましょう。

 そこで、2回目の質問になりますが、不妊症外来の開設の件、富士吉田市の特徴を活かした産後ケアセンターの設置の件、10年先、20年先の将来の人口動態を見据えた富士吉田市の少子化対策の件、以上3件について、市長のビジョンをそれぞれお聞かせください。

 以上、2回目の質問とさせていただきます。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 勝俣議員の2回目の御質問にお答えいたします。

 まず、不妊症外来の開設及び産後ケアセンターの設置につきましては、後ほど市民生活部長をして答弁いたさせます。

 次に、少子化対策についてでありますが、産前産後からの母子への一貫したケアにつきましては、勝俣議員御発言のとおり、母親の心身、乳児の健康面において必要不可欠な支援であると認識をいたしております。現在、本市では、子育ての悩みを抱える母親のために、看護師や保健師などによる訪問や健診事業を実施するとともに、つどいの広場を2カ所に設置するなど、子育てを支えるための事業を実施いたしております。さらに、福祉ホールを子育て支援の拠点施設として改修、整備を行い、子供・子育て支援の視点から、少子化対策に取り組んでまいります。

 また、少子化対策の一歩は、子供を授かりたいという願いを実現していくことであることから、現在通算2回までとなっている医療費補助を、来年度からは通算5回までに拡大し、これまで以上に不妊治療に対する支援事業を充実させてまいります。

 いずれにいたしましても、誰もが安心して子育てできるまちづくりをさらに推進し、次世代を担う子供たちが健やかにたくましく育ち、子供の笑顔があふれるまちづくり、町ぐるみで子育てを支える事業施策に力を注いでまいります。

 以上、私からの答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 市民生活部長。

     〔市民生活部長 高村益弘君 登壇〕



◎市民生活部長(高村益弘君) 

 勝俣議員の不妊症外来の開設及び産後ケアセンターの設置についての御質問にお答えいたします。

 まず、不妊症外来の開設についてでありますが、勝俣議員御発言のとおり、少子化が進む現在において、子宝を授かることの意義は、改めて申し上げるまでもありません。富士北麓地域の中核を担う本市といたしましても、この問題を真摯に受けとめ、環境整備を推進していかなければならないことは十分承知いたしております。現在、地域の中核病院である市立病院におきまして、不妊症外来としての専門外来は開設しておりませんが、産婦人科外来において、常時不妊等に関する相談や治療を実施しております。

 いずれにいたしましても、勝俣議員御発言のとおり、不妊治療を行う環境整備は、巨額の施設整備や専門医の確保など多くの課題がありますので、今後検討してまいりたいと考えております。

 次に、産後ケアセンターの設置についてでありますが、産後ケアセンターにつきましては、勝俣議員御発言のとおり、山梨県が全国の自治体に先駆けて、少子化対策の一環として推進するものであります。この産後ケアセンターは、出産直後から4カ月程度の母子の利用を想定し、そのニーズにより宿泊や日帰り、電話相談等ができ、育児不安を抱える母親の頼れる場であり、助産師、保健師等の専門家により常時対応できる産後ケアの拠点となる施設であります。

 本市のアンケート結果を見ますと、約90%の母親が、産後育児の協力者は夫や父母などで、その協力支援は十分であると回答をしております。しかし一方では、産後直後から4カ月頃までに不安や負担を感じた母親が約50%おり、保健師や助産師、心理カウンセラーなどの専門家に直接会って相談したい、支援を受けたい母親が約65%であり、日帰りの育児指導や相談を受けたい母親が多いことなどから、本市における産後ケアのあり方としては、日帰り型の産後ケアセンターの整備が必要であるものと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 勝俣大紀君。

     〔1番 勝俣大紀君 登壇〕



◆1番(勝俣大紀君) 

 3回目の質問をさせていただきます。

 市長の少子化対策に対する答弁の中で、産前産後にかけて母子への一貫したケアが必要であるという認識であること、また子宝応援医療費助成事業が、来年度から通算5回まで拡大するということが認識できました。

 前段については後ほど質問をさせていただきますが、後段について、不妊治療をされる方の経済的な負担が軽減されることは大いに評価できることであります。しかしながら、もう一度赤ちゃんを授かる夢を抱けることは、治療を受ける当事者にとって、その思いは、はかり知れません。先に述べましたように、不妊治療は非常につらく、ゴールのない治療になることや、女性の心身に負担がかかることをもう一度御理解していただきたいと思います。

 私が質問した不妊症外来の件については、富士吉田市が周辺地域における不妊治療の先駆者となることは、市民の皆様はもとより、他市町村に対し、子育て、子づくりの支援が最も重要な施策であるということを知らしめることになると思います。ぜひ、今後の子育て支援の一環として検討をお願いいたします。

 さて、前段部分についてですが、答弁の中で、福祉ホールを子育て支援の拠点施設として改修、整備を行っているとのことでした。福祉ホールは、子育て支援の総合的な窓口として、いつでも気軽に立ち寄れる場所になると認識しておりますので、ぜひ福祉ホールに産後ケアセンターの機能を有した施設を設置してほしいと思います。

 そこで、3回目の質問になりますが。産後ケアセンターを福祉ホールの一画に設置していただくことは可能でしょうか。

 以上、3回目の質問とさせていただきます。



○議長(宮下正男君) 

 当局の答弁を求めます。

 市長堀内茂君。

     〔市長 堀内 茂君 登壇〕



◎市長(堀内茂君) 

 勝俣議員の3回目の御質問にお答えいたします。

 産後ケアセンターにつきましては、安心して育児ができる環境づくりに向け、子育て支援の拠点施設となる福祉ホールの改造、整備と併せて設置してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(宮下正男君) 

 勝俣大紀君。

     〔1番 勝俣大紀君 登壇〕



◆1番(勝俣大紀君) 

 今回は、少子化対策について質問をさせていただきましたが、将来の富士吉田市を占う重要な人口動態に着目した結果、やはり子供たちを増やしていくしかないことを改めて知ることができました。今後とも、子供たちに関する事業に対し注視していきたいと思います。

 以上で一般質問を終了いたします。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)



○議長(宮下正男君) 

 これをもって勝俣大紀君の質問を打ち切ります。

 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明日12月13日から12月18日までの6日間を休会とし、12月19日午後2時より本会議を再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮下正男君) 

 御異議なしと認めます。よって、12月13日から12月18日までの6日間を休会とし、12月19日午後2時より本会議を再開することに決定いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

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     午後2時28分 散会