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山梨県 甲府市

平成27年度決算審査特別委員会−2 本文




2016.09.27 : 平成27年度決算審査特別委員会−2 本文


          平成27年度 決算審査特別委員会記録2)


1 日  時  平成28年9月27日(火)午後 1時09分

2 場  所  議会会議室 本庁舎10階

3 出席委員  委員長 鈴木  篤君     副委員長 植田 年美君
            坂本 信康君          長沼 達彦君
            末木 咲子君          深沢 健吾君
            藤原伸一郎君          金丸 三郎君
            天野  一君          小沢 宏至君
            望月 大輔君          佐野 弘仁君
            内藤 司朗君          山田  厚君

4 欠席委員  な し

5 オブザーバー  議長 清水  仁君   副議長 岡  政吉君

6 当局出席者
   市       長 樋口 雄一君     副   市   長 工藤 眞幸君
   副   市   長 岸川 仁和君     総 合 戦 略 監 窪田  淳君
   危 機 管 理 監 早川  守君     総 務 部 長   輿石 十直君
   企 画 部 長   中村 好伸君     リニア交通政策監  秋山 益貴君
   市 民 部 長   小林 和彦君     税 務 統 括 監 曽雌 芳典君
   福祉保健部長    相良 治彦君     子ども未来部長   田中  元君
   環 境 部 長   飯田 正俊君     産 業 部 長   小林 和生君
   建 設 部 長   七沢 福富君     病院事務局長    中澤 義明君
   教 育 委 員 長 平賀 数人君     教   育   長 長谷川義高君
   教 育 部 長   数野 雅彦君     代表監査委員    幡野 治通君
   上下水道局業務部長 堀内 正仁君     上下水道局工務部長 福島 勇人君
                              ほか関係室長及び課長

7 事務局   議会事務局長   古屋 明仁君  議会事務総室長  神宮司秀樹君
        議事調査課長   佐藤  学君  議事調査課長補佐 望月 正文君
        議事調査係長   小林 陽子君  議事調査係長   橘田 善弘君
        議事調査係長   宮崎 真二君  議事調査係主事  宇佐美 淳君
        総務課長補佐   田中 敏文君

8 議   題  討論、採決



               午後 1時09分 再開議
◯鈴木委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
 これより、討論に入ります。
 議案第88号、議案第89号、議案第90号、議案第91号及び議案第92号について討論の通告がありますので、順次これを許します。
 最初に、内藤司朗委員。


◯内藤委員 それでは、議案第88号 平成27年度甲府市各会計別決算の認定についての反対の討論をします。11会計のうち、甲府市一般会計、国民健康保険事業特別会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計及び介護保険事業特別会計の4会計の決算認定に反対をします。
 平成27年度は、前年の消費税8%への増税後、GDP(国内総生産)の6割を占める個人消費が冷え込み続け、その実質値は2年連続でマイナスとなりました。これは戦後初めての異常事態です。また、勤労者の平均賃金は、賃上げの動きもごく一部にとどまり、1997年以来の所得減少傾向に歯どめがかからず、さらに財務省発表の国民負担率は、税負担と社会保障負担を合わせて43.4%と過去最高になりました。所得が減り、負担がふえるのでは国民生活も地域経済もよくなりません。実際に国や県内の行政や金融機関などの行った生活意識調査でも「生活が苦しい」と答える家庭がふえ続けています。決算審査特別委員会審査でも、生活保護世帯の増加、子どもの貧困の進行など、世代を問わず市民の暮らしの困窮ぶりが明らかになりました。
 こうした中、平成27年度予算は、地方自治体の責務としての福祉の増進と市民負担の軽減で市民生活を守り、消費の拡大と地域経済を応援することがいつにもまして求められました。子どもの医療費無料化の対象年齢拡大や住宅リフォーム助成制度の延長などは評価するものですが、一方で、例えば、老齢者医療費助成制度の完全廃止など、この間削られてきた福祉はそのままに新たにふれあいペンダントの介護保険特別会計への移行と有料化などの負担増が行われました。
 また、平成27年度も小学校給食の調理業務やごみ収集業務など民間委託が拡大しましたが、こうした自治体民営化の進行は公務労働としてのノウハウの継承、専門性、継続性、公平性の後退をもたらします。また、本市職員に占める非正規職員の増加など、官製ワーキングプアの増加は、地域経済にとっても好ましいことではありません。
 甲府市に限らず今地方自治体の多くは、国策による農林業や商業の衰退、三大都市圏への大型開発の集中、非正規雇用の拡大による雇用破壊、三位一体の改革以来の地方財政いじめに景気後退が重なり財政危機に直面をしています。住民サービスの後退や公務員定数・人件費削減も国の行政改革押しつけによってもたらされる、こうした中での平成27年度決算ではありますが、以上述べたことを総合的に勘案して、平成27年度甲府市一般会計決算認定には賛成できません。
 次に、平成27年度甲府市国民健康保険事業特別会計決算は、最高限度額が2年連続で4万円引き上げられましたが、決して高額所得世帯とは言えない層への負担増であり、認めるわけにはいきません。
 次に、平成27年度甲府市介護保険事業特別会計決算は、保険料基準額の大幅引き上げによる値上げが行われる一方で、地域密着型サービスが2年続けて公募数に達しないなど、国の制度後退に輪をかけたサービス不足が明らかになり、認めるわけにはいきません。
 最後に、平成27年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算は、償還率が38.16%、ゼロ償還者が87人で、償還されない分は市民の税金で穴埋めが繰り返されています。他の貸付事業には見られない不明瞭、不公正な事業であり、一般会計からの繰出金を含め認めることはできません。
 以上反対討論とします。


◯鈴木委員長 次に、坂本信康委員。


◯坂本委員 賛成の立場から討論を行います。
 議案第88号 平成27年度甲府市各会計別決算の認定について、議案第89号 平成27年度甲府市地方卸売市場事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第90号 平成27年度甲府市病院事業会計決算の認定について、議案第91号 平成27年度甲府市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について及び議案第92号 平成27年度甲府市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての5案について賛成討論を行います。
 平成27年度の日本経済は、有効求人倍率が23年ぶりの高水準となるなど、雇用・所得環境が改善し、緩やかな回復基調が続いたものの、年度前半には、中国など新興国経済の景気減速の影響等もあり、個人消費や民間設備投資の回復におくれが見られました。
 こうした中、国においては、一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策を取りまとめ、成長と分配の好循環の形成に向けた緊急対策に取り組んできたところであります。
 一方、地方においては、国の掲げる経済政策の波及効果が徐々に感じられてきてはいるものの、経済の好循環の実現が十分に進展しているとは言いにくく、その財政運営は厳しい状況でありました。
 本市におきましては、社会保障関連経費の増加や複雑化・多様化する市民ニーズへの対応など、財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況にある中、市政の重要課題に対する予算配分を重視し、国の補助メニューを十分活用しながら自主財源の積極的な確保に努め、限られた財源の効率的な執行に取り組まれてきました。また、選択と集中による施策や事業の重点化を行い、第五次甲府市総合計画第10次実施計画を着実に推進するとともに、“こうふ未来創り重点戦略プロジェクト”を策定し、効率的かつ効果的に取り組まれたことは高く評価するところであります。
 以上のことから、一般会計、各特別会計及び各企業会計の執行に関し、諸事業・諸施策は、いずれも議決予算の目的に従って適正かつ効率的に執行されているものと高く評価し、議案第88号、議案第89号、議案第90号、議案第91号及び議案第92号に対する賛成討論とします。


◯鈴木委員長 以上で、通告による討論は終わりました。
 ほかに討論はありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)


◯鈴木委員長 ないようですので、以上をもって討論を終結いたします。
 これより、議案第88号 平成27年度甲府市各会計別決算の認定についてを採決いたします。
 最初に、議案第88号のうち、一般会計決算並びに国民健康保険事業及び住宅新築資金等貸付事業の各特別会計決算についてお諮りいたします。
 3会計決算は、当局原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  (賛成者起立)


◯鈴木委員長 起立多数であります。
 よって、3会計決算は当局提案のとおり認定するものと決しました。
 次に、議案第88号のうち、介護保険事業特別会計決算についてお諮りいたします。
 介護保険事業特別会計は、当局提案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  (賛成者起立)


◯鈴木委員長 起立多数です。
 よって、介護保険事業特別会計は、当局提案のとおり認定するものと決しました。
 次に、議案第88号のうち、交通災害共済事業、土地区画整理事業用地先行取得事業、古関・梯町簡易水道事業、農業集落排水事業、簡易水道等事業、後期高齢者医療事業及び浄化槽事業の各特別会計決算についてお諮りいたします。
 7事業の特別会計決算については、当局提案のとおり認定することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯鈴木委員長 御異議なしと認めます。
 よって、7事業の特別会計決算は、当局提案のとおり認定するものと決し、議案第88号 平成27年度甲府市各会計別決算は、当局提案のとおり認定するものと決しました。
 次に、議案第90号 平成27年度甲府市病院事業会計決算の認定についてお諮りいたします。
 平成27年度甲府市病院事業会計決算は、当局提案のとおり、認定することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯鈴木委員長 御異議なしと認めます。
 よって、議案第90号 平成27年度甲府市病院事業会計決算は、当局提案のとおり認定するものと決しました。
 次に、議案第89号 平成27年度甲府市地方卸売市場事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第91号 平成27年度甲府市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について及び議案第92号 平成27年度甲府市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての3案を一括採決いたします。
 3案については、当局提案のとおり可決及び認定することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯鈴木委員長 御異議なしと認めます。
 よって、3案は当局提案のとおり可決及び認定するものと決しました。
 以上をもって、当特別委員会に付託されました議案の審査を全て終了いたしました。
 なお、委員長報告につきましては、審査において各委員から出されました御意見・御要望等を織り込む中で、簡潔に整理し、作成いたしたいと思いますので、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯鈴木委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 この際、市長から挨拶したい旨の申し出がありますので、これを許します。
 市長 樋口雄一君。


◯樋口市長 平成27年度甲府市各会計別決算及び甲府市各企業会計別決算につきまして、精力的に御審査をいただき、まことにありがとうございました。
 平成27年度の事業執行に当たりましては、厳しい財政環境のもと、職員と一丸となって市民福祉の増進に努めてきたところであります。
 決算審査特別委員会においていただきました御指摘や御意見につきましては、真摯に受けとめ、今後の行財政運営や平成29年度の予算編成に生かしてまいりたいと考えております。
 近年人口減少や少子高齢化の進行、行政需要の多様化・高度化など、自治体を取り巻く環境は一層厳しさを増している中、市民に最も身近な基礎自治体である本市の役割はより大きくなり、地域の実情に応じた自主的・自律的な行財政運営を行うことが今まで以上に必要となってきております。
 こうした中、本市におきましては、多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応し、市民生活の質を充実させていくため、中核市移行への着実な準備を進めるとともに、本年度が初年度となる第六次甲府市総合計画や“こうふ未来創り重点戦略プロジェクト”を効果的かつ着実に推進し、人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府の実現に向け邁進してまいりますので、議員各位におかれましては、なお一層の御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


◯鈴木委員長 次に、委員長、副委員長から挨拶をさせていただきます。
 平成27年度決算審査特別委員会閉会に当たり一言御挨拶をさせていただきます。
 各委員の御意見等につきましては、あさっての本会議場でなるべくその意を酌みながら報告させていただきたいと思っております。
 平成27年度の決算といいますと、平成26年度末に予算化したものを審査するものであって、また、平成28年度の成果が出ているところですから、各委員の皆さん、それぞれ難しい審査、また、言葉を使いながらの御努力をしていただいたのかなと思っています。
 始まるに当たりまして、副委員長とも意見統一をしまして、なるべく皆さんの意見を通して議論を活発にしようという立場で臨みました。いろいろな不手際があったかと思いますが、皆さん公平に指名をしたつもりであります。
 どうぞこれからも決算審査、また、議会の置かれている使命につきましては、個人個人市政反映に向かって御努力をしていただきたいと思っています。どうもありがとうございました。
 それでは、副委員長、お願いします。


◯植田副委員長 この平成27年度決算審査特別委員会の副委員長という大任をいただきまして、勉強させていただくことが山のようにございました。また、皆様の活発な議論を交わしていただいたことに心より感謝申し上げます。
 力不足で委員長をお支えすることがなかなかできませんでしたが、また、これからもこの経験を糧にしてまいりたいと思います。皆様本当にありがとうございました。


◯鈴木委員長 以上をもちまして、平成27年度決算審査特別委員会を閉会いたします。
               午後 1時26分 閉 会