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平成26年6月定例会(第1号) 本文




2014.06.19 : 平成26年6月定例会(第1号) 本文


◯事務局長(佐野芳彦君)平成二十六年六月山梨県議会定例会の開会に当たりまして、議長から御挨拶を申し上げます。
      ○議長 棚本邦由君の開会の挨拶
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◯議長(棚本邦由君)開会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 本日ここに、六月定例県議会が招集されましたところ、議員並びに知事を初め執行部各位には御健勝にて御出席をいただき、まことに御同慶の至りであります。
 初めに、去る六月八日、桂宮親王殿下宜仁様が薨去されました。私は県議会を代表して、十三日には皇居に赴き、弔意をあらわす記帳を行うとともに、十七日には本葬に当たる斂葬の儀に参列してまいりました。
 ここに謹んで御冥福をお祈り申し上げますとともに、御報告申し上げます。
 さて、厚生労働省が四日に発表した人口動態統計によりますと、平成二十五年に生まれた赤ちゃんの出生数は、前年より七千四百三十一人少ない百二万九千八百人で、統計をとり始めた明治三十二年以降、最少を記録したとのことです。
 こうした中、政府は九日の経済財政諮問会議で、六月下旬にまとめる経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針の骨子案を提示し、中長期的な課題として「五十年後に一億人程度の安定した人口構造を保持することを目指す」と明記しました。
 本県においても、少子化対策プロジェクトチームが設置され、少子化対策強化のための検討を行っているところであります。
 このような状況は、我が国社会経済の根幹を揺るがしかねない課題であります。
 今後とも、少子化対策につきましては、県議会での議論を初め、幅広い視点から活発な議論を展開していただくことを期待いたします。
 今定例会には、雪害復旧支援事業費や、やまなしものづくり産業雇用創造プロジェクト事業費など総額百二十一億円余の一般会計補正予算案や、山梨県民生委員定数条例制定の件などが提案されております。
 議員並びに執行部各位におかれましては、提案された案件はもとより、県政を取り巻く諸課題につきましても、十分な議論を尽くされますようお願い申し上げます。
 さて、本県を含む南関東ブロックの四つの都と県において、高校生最大のスポーツの祭典であります全国高等学校総合体育大会が七月二十六日から開催されます。
 本県においては、七月三十日から八月十日までの十二日間の日程で、甲府市など七市二町を会場として、陸上競技や自転車競技、ウエイトリフティング競技など、八つの競技で熱戦が繰り広げられます。
 全国高校総体は、高校生が日々積み重ねた練習の成果を存分に発揮するスポーツの祭典であるとともに、選手や指導者など約一万人が本県を訪れるなど、本県観光振興等においても大変有意義な大会であり、大きな経済波及効果も期待されるところであります。
 そこで、県議会といたしましては、十二日の各会派代表者会議において、大会期間中はPR用のバッチを着用することとし、本大会の成功に向けて、最大限の協力を行っていくこととしたところであります。
 議員各位におかれましては、ぞれぞれの立場から最大限の御協力をいただけますようお願い申し上げます。
 最後となりますが、今定例会は、梅雨に入り、ぐずついた天候が多い中での審議となります。
 議員並びに執行部各位におかれましては、健康に十分留意なされ、御活躍くださいますよう御祈念を申し上げまして、開会の挨拶といたします。
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◯議長(棚本邦由君)ただいまから、平成二十六年六月山梨県議会定例会を開会いたします。
 この際申し上げます。
 去る三月二十四日付をもって教育委員会委員に任命されました飯室元邦君、去る四月一日付をもって教育委員会委員に任命されました阿部邦彦君から、それぞれ就任の挨拶をいたしたい旨の申し出がありました。
 挨拶は、これを受けることに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、挨拶は、これを受けることに決定いたしました。
 まず初めに、教育委員会委員、飯室元邦君を御紹介いたします。教育委員会委員、飯室元邦君。
       (教育委員会委員 飯室元邦君登壇)
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◯教育委員会委員(飯室元邦君)去る三月二十四日付をもちまして、教育委員会委員に選任されました飯室元邦でございます。微力ではございますが、本県教育の文化、スポーツの発展のために誠心誠意、努力してまいる所存でございます。今後ともぜひよろしくお願いいたします。
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◯議長(棚本邦由君)次に、教育委員会委員、阿部邦彦君を御紹介いたします。教育委員会委員、阿部邦彦君。
       (教育委員会委員 阿部邦彦君登壇)
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◯教育委員会委員(阿部邦彦君)去る四月一日付をもちまして、教育委員会委員に任命をされました阿部邦彦と申します。微力ではありますが、山梨県の教育、文化、スポーツの充実発展に向けて、誠心誠意、努力してまいる所存でございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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◯議長(棚本邦由君)次に、四月一日付をもって異動のありました説明員を御紹介いたします。
 まず初めに、公営企業管理者、岩波輝明君を御紹介いたします。
       (公営企業管理者 岩波輝明君、自席にて起立、一礼)
 次に、知事政策局長、松谷荘一君を御紹介いたします。
       (知事政策局長 松谷荘一君、自席にて起立、一礼)
 次に、企画県民部長、堀内浩将君を御紹介いたします。
       (企画県民部長 堀内浩将君、自席にて起立、一礼)
 次に、観光部長、望月洋一君を御紹介いたします。
       (観光部長 望月洋一君、自席にて起立、一礼)
 次に、エネルギー局長、小林明君を御紹介いたします。
       (エネルギー局長 小林 明君、自席にて起立、一礼)
 次に、県土整備部長、大野昌仁君を御紹介いたします。
       (県土整備部長 大野昌仁君、自席にて起立、一礼)
 次に、会計管理者、堀内久雄君を御紹介いたします。
       (会計管理者 堀内久雄君、自席にて起立、一礼)
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◯議長(棚本邦由君)これより本日の会議を開きます。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員に杉山肇君、永井学君、安本美紀君、以上三人を指名いたします。
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第二、議席の一部変更を行います。
 会派の結成等に伴い、会議規則第四条第三項の規定に基づき、ただいま御着席のとおり議席の一部を変更いたします。
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            議    席    図
                         <平成26年6月>
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┃   │仁│樋│木│ │浅│武│高│中│臼│ │前│清│皆│   ┃
┃   │ノ│口│村│ │川│川│野│村│井│ │島│水│川│   ┃
┃   │平│ │富│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │   ┃
┃   │尚│雄│貴│ │力│ │ │正│成│ │茂│武│ │   ┃
┃   │子│一│子│ │三│勉│剛│則│夫│ │松│則│巖│   ┃
┃   └─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘   ┃
┃                                 ┃
┃   ┌─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │小│安│土│ │白│河│望│石│棚│ │渡│保│山│   ┃
┃   │越│本│橋│ │壁│西│月│井│本│ │辺│延│下│   ┃
┃   │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │   ┃
┃   │智│美│ │ │賢│敏│ │脩│邦│ │英│ │政│   ┃
┃   │子│紀│亨│ │一│郎│勝│徳│由│ │機│実│樹│   ┃
┃   └─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘   ┃
┃                                 ┃
┃   ┌─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │望│飯│高│ │遠│杉│桜│塩│山│ │鈴│齋│久│   ┃
┃   │月│島│木│ │藤│山│本│澤│田│ │木│藤│保│   ┃
┃   │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │田│   ┃
┃   │利│ │晴│ │ │ │広│ │一│ │幹│公│松│   ┃
┃   │樹│修│雄│ │浩│肇│樹│浩│功│ │夫│夫│幸│   ┃
┃   └─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘   ┃
┃                                 ┃
┃   ┌─┬─┬─┐             ┌─┬─┐     ┃
┃   │水│永│早│             │大│ │     ┃
┃   │岸│井│川│  一 問 一 答 用  │柴│ │     ┃
┃   │富│ │ │   質 問 演 壇   │ │ │     ┃
┃   │美│ │ │ ┌──┬───┬──┐ │邦│ │     ┃
┃   │男│学│浩│ │  │   │  │ │彦│ │     ┃
┃   └─┴─┴─┘ └──┤   ├──┘ └─┴─┘     ┃
┠┬┬┐           └───┘           ┌┬┬┨
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┃                                 ┃
┃            ┌───────┐            ┃
┃            │ 演   壇 │    ┌──┐    ┃
┃┌──────┐    └───────┘    │  └───┐┃
┃│      │ ┌───┬─────┬───┐ │      │┃
┃└──────┘ │   │議 長 席│   │ └──────┘┃
┃┌──────┐ └───┴─────┴───┘ ┌──────┐┃
┃│      │                 │      │┃
┃└──────┘                 └──────┘┃
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第三、議会運営委員の定数変更の件を議題といたします。
 会派の所属議員数の変更に伴い、委員会条例第三条の二第二項の規定に基づき、定数九人を十人に変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、議会運営委員の定数は十人とすることに決定いたしました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第四、議会運営委員の選任の件を議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定に基づき、永井学君を指名いたします。これに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました永井学君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第五、諸般の報告をいたします。
 去る三月二十四日付をもって、土橋亨君から議会運営委員の辞任願いの提出がありましたので、委員会条例第十一条第一項ただし書きの規定により、許可いたしました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、去る三月二十四日付をもって、委員会条例第五条第一項ただし書きの規定により、高木晴雄君を議会運営委員に指名いたしました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、包括外部監査人から、地方自治法第二百五十二条の三十七第五項の規定に基づき、包括外部監査結果の報告がありました。その内容は、お手元に配付の山梨県公報登載のとおりであります。
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平成二十六年三月二十七日
   山梨県議会議長  棚 本 邦 由 殿
                             包括外部監査人   星  野  正  司
             平成二十五年度包括外部監査結果について
 地方自治法第二百五十二条の三十七第五項の規定によるこのことについては、別添「平成二十五年度包括外部監査結果報告書」のとおりです。
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◯議長(棚本邦由君)次に、監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定に基づき、例月現金出納検査結果の報告が、お手元に配付のとおりありました。
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梨監第百三十六号
平成二十六年四月二十五日
   山梨県議会議長  棚 本 邦 由 殿
                             山梨県監査委員   芦  沢  幸  彦
                             同         中  込  孝  元
                             同         石  井  脩  徳
                             同         望  月     勝
             例月現金出納検査の結果について(報告)
 このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成二十六年二月分例月現金出納検査を平成二十六年三月三十一日に実施しました。その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計及び基金に係る平成二十六年二月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、概ね適正に処理されていたことを認めます。
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梨監第二百六十三号
平成二十六年五月二十八日
   山梨県議会議長  棚 本 邦 由 殿
                             山梨県監査委員   芦  沢  幸  彦
                             同         中  込  孝  元
                             同         石  井  脩  徳
                             同         望  月     勝
             例月現金出納検査の結果について(報告)
 このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成二十六年三月分例月現金出納検査を平成二十六年四月三十日に実施しました。その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計及び基金に係る平成二十六年三月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、概ね適正に処理されていたことを認めます。
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◯議長(棚本邦由君)次に、二月定例会において可決されました「手話言語法(仮称)の制定を求める意見書」外一件は、衆参両院議長及び関係行政庁宛て、それぞれ提出し、その実現を強く要望しておきました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、二月定例会において採択された請願で、知事に送付したものについて、地方自治法第百二十五条の規定に基づき、その処理経過及び結果について報告を求めたところ、お手元に配付のとおり報告がありました。
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財第三百四十九号
平成二十六年六月四日
   山梨県議会議長  棚 本 邦 由 殿
                                山梨県知事  横  内  正  明
             請願の処理の経過及び結果について(報告)
 平成二十六年二月定例県議会において採択された請願の処理の経過及び結果は別添のとおりです。
平成二十五年六月四日 請願第二十五─四号 回答
【一部採択された請願の件名】
 明野処分場の早期閉鎖を求めることについて の中の
(請願事項)一
 明野処分場を早期に閉鎖し、できるだけの安全対策を講じるよう、山梨県及び財団法人山梨県環境整備事業団に求めること
【処理経過及び結果】
○ 山梨県環境整備センター(明野処分場)については、二度目の漏水検知システムの異常検知に係る調査委員会の調査結果を踏まえ、事業団から施工業者に対して、同様の異常検知が発生しないよう必要な対策の検討と実施を求めましたが、施工業者からは、応じられないとの回答がありました。
○ このため、センターが廃棄物の搬入を再開するためには、「施工業者に補修を求める訴訟を提起」するか、「事業団が自ら補修を実施」するか、二つの方策のいずれかが必要となりました。
○ しかし、二つの方策については、いずれも廃棄物の搬入停止の状態が長期に及び処分場としての信頼性を喪失し、また赤字の更なる拡大により県民負担が増加することから、県民の理解を得ることは難しいものと考えられました。
○ 以上の結果、廃棄物の搬入再開を断念し、平成二十五年十一月議会において施設の閉鎖を表明したところであります。これを受け、平成二十五年十二月十六日の事業団理事会において、施設の閉鎖を決定すると同時に、施工業者等に対して、二度目の異常検知に伴う直接的な損害に加え、施設の閉鎖に伴う損害も含めた損害賠償請求訴訟の提起を決定いたしました。
○ なお、調査委員会の報告では、施設の安全性に問題はなく、これまでの地下水のモニタリングにも異常はないことから、施設の安全性は保たれております。
○ 現在、事業団では、廃棄物の飛散・流出防止のための最終覆土工事を進めているところであり、今後も引き続き、地下水のモニタリングを実施するなど、施設の安全性に十分留意しながら適切に汚水処理などの維持管理を行って参ります。
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◯議長(棚本邦由君)次に、知事から、第九十八号議案ないし第百十二号議案及び承第一号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、知事から、報第二十五号ないし報第六十二号について、お手元に配付のとおり報告がありました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、知事から、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づき、県が出資している法人の経営状況説明書が、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、臼井成夫君外九人から、議第六号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、地方自治法第百二十一条の規定に基づき、議長から、今定例会に知事及び各執行機関に対し出席を求めたところ、お手元に配付のとおり出席並びに委任の通知がありました。
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          地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明員
知        事   横  内  正  明   副知事           平  出     亘
                          公営企業管理者       岩  波  輝  明
                          知事政策局長        松  谷  荘  一
                          企画県民部長        堀  内  浩  将
                          リニア交通局長       小  野     浩
                          総務部長          前     健  一
                          福祉保健部長        山  下     誠
                          森林環境部長        守  屋     守
                          林務長           長  江  良  明
                          エネルギー局長       小  林     明
                          産業労働部長        矢  島  孝  雄
                          観光部長          望  月  洋  一
                          農政部長          山  里  直  志
                          県土整備部長        大  野  昌  仁
                          会計管理者         堀  内  久  雄
教育委員会委員長     杉  原     廣   教育委員会委員長職務代理者 石  川  洋  司
                          教育委員会委員       長  田  由布紀
                          教育委員会委員       白  川     太
                          教育委員会委員       飯  室  元  邦
                          教育委員会委員・教育長   阿  部  邦  彦
人事委員会委員長     石  川  善  一   人事委員会委員       中  矢  惠  三
                          人事委員会委員       小  俣  二  也
公安委員会委員長     真  田  幸  子   公安委員会委員       井  上  利  男
                          公安委員会委員       櫻  井     洋
                          警察本部長         真  家     悟
監  査  委  員   芦  沢  幸  彦
監  査  委  員   中  込  孝  元
選挙管理委員会委員長   成  澤  秀  仁   選挙管理委員会委員     中  村  良  二
                          選挙管理委員会委員     中  込  まさゑ
                          選挙管理委員会委員     古  屋  隆  雄
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第六、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から七月四日までの十六日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、会期は十六日間と決定いたしました。
 ただいま決定いたしました会期中の議事は、お手元に配付の会期並びに議事予定表によりたいと思います。御了承願います。
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     平成二十六年六月定例会会期並びに議事予定(会期十六日間)
┌───────┬──┬──────────────────────┬──────────────────┐
│       │  │   議    事    予    定   │                  │
│  月  日 │曜日├──────────────┬───────┤     備      考     │
│       │  │  本   会   議   │ 委員会等  │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │(1) 開会          │指定管理施設・│                  │
│       │  │              │       │                  │
│ 六月十 九日│ 木│(2) 知事提出議案上程    │出資法人調査特│                  │
│       │  │              │       │                  │
│       │  │(3) 知事提案理由説明    │別委員会   │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │              │       │代表質問(六月二十四日)発言通告正午│
│   二 十日│ 金│議案調査          │       │                  │
│       │  │              │       │まで                │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   二十一日│ 土│休日のため休会       │       │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   二十二日│ 日│休日のため休会       │       │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │              │       │代表質問(六月二十五日)発言通告正午│
│   二十三日│ 月│議案調査          │       │                  │
│       │  │              │       │まで                │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │              │       │一般質問(六月二十六日)発言通告正午│
│   二十四日│ 火│代表質問          │       │                  │
│       │  │              │       │まで                │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │              │       │一般質問(六月二十七日)発言通告正午│
│   二十五日│ 水│代表質問          │       │                  │
│       │  │              │       │まで                │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   二十六日│ 木│一般質問          │       │請願受理正午まで          │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │(1) 一般質問        │       │                  │
│   二十七日│ 金│              │       │                  │
│       │  │(2) 議案・請願委員会付託  │       │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   二十八日│ 土│休日のため休会       │       │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   二十九日│ 日│休日のため休会       │       │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│   三 十日│ 月│常任委員会         │各常任委員会 │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│ 七月 一 日│ 火│常任委員会         │各常任委員会 │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │              │指定管理施設・│                  │
│       │  │指定管理施設・出資法人調  │       │                  │
│    二 日│ 水│              │出資法人調査特│                  │
│       │  │査特別委員会        │       │                  │
│       │  │              │別委員会   │                  │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│    三 日│ 木│総合調整          │       │討論発言通告正午まで        │
├───────┼──┼──────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │(1) 委員長報告       │       │                  │
│       │  │              │       │                  │
│    四 日│ 金│(2) 採決          │議会運営委員会│                  │
│       │  │              │       │                  │
│       │  │(3) 閉会          │       │                  │
└───────┴──┴──────────────┴───────┴──────────────────┘
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第七、知事提出議案、第九十八号議案ないし第百十二号議案及び承第一号議案を一括して議題といたします。
 知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、横内正明君。
      (知事 横内正明君登壇)
---
◯知事(横内正明君)平成二十六年六月定例県議会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきまして、その概要を御説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに県民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 まず、桂宮宜仁親王殿下の薨去に対しまして、衷心より、哀悼の意を表します。
 殿下には、昭和六十一年秋のかいじ国体に御臨場を仰ぎ、バレーボールなど八種の競技をごらんいただき、あわせて県内各地を御視察いただきました。
 県民の皆様とともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。
 さて、今月十一日、スウェーデンで開催されたユネスコ人間と生物圏計画国際調整理事会において、南アルプスのエコパーク登録が正式に決定いたしました。
 昨年の富士山の世界文化遺産登録に続き、県民にとって大きな喜びであると同時に、長年にわたり、熱心に取り組んでこられた地元自治体や関係者におかれましては、大変な朗報であり、これまでの御尽力に敬意を表する次第でございます。
 県としては、今後も、自然の恩恵を生かした魅力ある地域づくりを行う取り組みに対し、国や長野県、静岡県と連携を図りながら、支援してまいりたいと考えております。
 次に、「山の日」の制定についてであります。
 本県では、平成九年に八月八日を「やまなし『山の日』」とし、山に親しむイベントなどを実施するとともに、「山の日」が祝日となるよう、県民や県議会の皆様とともに国への働きかけを行ってまいりました。
 今般、国民の祝日に関する法律が改正され、八月十一日が「山の日」とされたことは、これまでの活動が大きな実を結んだものと喜ばしく受けとめております。
 今後は、国民の祝日となる「山の日」を中心にさまざまな行事を開催し、山の恩恵に感謝する機会を充実するとともに、多くの名山を有する本県の魅力を広く情報発信してまいります。
 次に、豚流行性下痢への対応についてであります。
 豚流行性下痢は、昨年十月に沖縄県で発生し、全国的に感染が広がっているところであります。
 本県でも、先月六日、中北地域の養豚場で一例目が発症し、その後、二カ所の養豚場で感染が確認されております。
 この病気は、人には感染しない豚特有のものであり、下痢を主な症状とするものでありますが、今回、多くの哺乳中の子豚が脱水症状で死亡しており、養豚農家の経営に大きな打撃を与えております。
 発生予防と蔓延防止には、家畜の飼養衛生管理基準に基づく消毒の徹底が重要であり、家畜保健衛生所による養豚場出入り口の消毒の徹底を図るほか、流通関係者等と連携した防疫措置を講じているところであります。
 県としては、養豚農家に対し、消毒用の動力噴霧器の導入や消毒薬、ワクチンの購入を支援し、防疫体制の充実を図ったところであり、今後も、感染の拡大防止に最大限努めてまいります。
 次に、ひょう害への対応についてであります。
 先月二十九日、富士河口湖町を中心として、降ひょうが観測されたため、県では、農作物被害について、早急に調査を実施いたしました。
 その結果、富士河口湖町において、露地野菜やブルーベリーを中心に被害が生じていることが判明しました。
 ひょう害によって、大きな被害が生じている農家については、減収補填や経営再建のため、当面の費用が必要となります。
 このため、県としては、本年度当初予算で創設した無利子融資制度を、今回のひょう害に初めて適用し、市町村と連携して、農家の経営再建資金の確保を支援することといたしました。
 さらに、病害虫の防除や明年の収穫量、品質を確保するための技術支援を行い、農家の経営再建を支援してまいります。
 次に、当面する県政の課題について申し上げます。
 まず、本年二月の豪雪災害からの復旧復興対策についてであります。
 さきの豪雪災害においては、農業関連施設等に非常に大きな被害が発生したところでありますが、農業被害の実態を詳細に把握するため、被災農家から個別に聞き取り調査を行ったところ、被害金額は、少なくとも、二百四十九億円に上るものとなっております。
 被災された農家の多くは、再建に意欲を持っていることから、農業施設の撤去、再建などに要する経費について、国の補助制度を活用しつつ、県と市町村で助成し、本県農業の復興につなげてまいりたいと考えており、所要の経費を計上いたしております。
 なお、多くの農家の方々が再建に向けて懸命に努力されていますが、資材や人員の不足等により、早期の再建が困難となることも予想されます。
 そのため、過日、豪雪により被害を受けた他の県とも連携して、再建資材や人員を確保するとともに、複数年での再建を可能とするよう、国に対し、強く要望したところであり、引き続き、農業者に対する継続的な支援が実現するよう、全力を挙げてまいります。
 また、豪雪により、障害者の就労支援に使用するビニールハウスや作業所の倒壊などの被害が発生しておりますが、国の補助制度を活用して、復旧に要する経費に対し助成することとしております。
 中小企業者の金融支援については、豪雪災害の発生後、直ちに、商工業振興資金に雪害対策緊急融資を追加し、支援を行いました。
 四月には、国から、災害により中小企業者の事業活動に著しい支障が生じている地域、いわゆるセーフティネット保証四号の地域指定を受け、利率や保証の面でさらに有利な災害復旧関係融資の運用を開始したところであります。
 今後とも、豪雪災害からの復旧復興については、強力かつ継続的な支援を行ってまいりたいと考えております。
 次に、防災体制の再構築についてであります。
 二月の豪雪災害では、通常の防災訓練では得られない貴重な経験を得ることができました。
 この経験を大切な教訓として酌み取り、今後の対策に最大限生かしていかなければならないと考えております。
 三月末には、まず、庁内検証会議の中間報告書を取りまとめたところであり、四月には、外部有識者により構成する山梨県防災体制のあり方検討委員会を設置し、災害対策本部の運営や関係機関との連携方法などについて、秋口までに御提言をいただくこととしております。
 あわせて、県議会からの御提言や、県民の皆様、防災関係機関など幅広い層からの御意見を踏まえ、県地域防災計画の抜本的見直しや、各種災害対応マニュアルの改正などを行い、豪雪災害はもとより、地震災害や風水害に対しても、より的確に対応できるよう、鋭意取り組んでまいります。
 また、国では、東日本大震災から得られた教訓を踏まえ、大災害に強い強靱な国土づくりを進めていくため、昨年十二月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」を制定し、過日、国土強靱化基本計画を策定したところであります。
 これを受け、県では、国と一体となって早急に強靱化への取り組みを進め、災害に備えることが必要であると考え、先般、国が募集する国土強靱化地域計画策定のためのモデル調査実施団体に応募し、他県に先駆けて地域計画を策定することといたしました。
 先日、庁内プロジェクトチームを設置して、検討に着手したところであり、本年度中には地域計画の素案を策定し、災害に強く、安心して暮らすことができる県土づくりに取り組んでまいります。
 降雪時における道路網の確保については、国土交通省や中日本高速道路株式会社などから構成する連絡会議を立ち上げました。
 今後は、情報の共有化や相互の支援方法などを検討し、円滑な連携体制を構築してまいりたいと考えております。
 さらに、除雪体制の強化には、高性能な除雪機械の導入が不可欠であること。今後も同様の豪雪が発生することもあり得ることから、ロータリー除雪車を整備することとし、所要の経費を計上いたしております。
 次に、富士山の保全及び安全対策についてであります。
 ユネスコから平成二十八年二月までに提出を求められている保全状況報告書については、この夏の登山シーズンにおける調査なども踏まえて、報告書に盛り込むべき各種の方針案を検討してまいりたいと考えております。
 その後、本年十二月中に、山梨・静岡両県知事等を構成員とする富士山世界文化遺産協議会において、これらの方針案を取りまとめることとしております。
 登山者の安全対策については、五合目総合管理センターの機能強化を図るため、富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合の御協力をいただき、先月二日に、同組合が所有する建物に総合管理センターを移設したところであります。
 総合管理センターには、外国人観光客等への情報提供の充実を図るため、新たにインフォメーションセンターを設置いたしました。
 この夏の登山シーズンには、昨年に引き続き、総合管理センター内に、登山者の安全確保のための現地連絡本部を設置するとともに、登山者に対し、ワンストップでさまざまな情報を提供できる体制を構築し、安全対策に万全を期してまいります。
 また、本県側の登山期間のうち、山頂のトイレが開設されない期間において、登山者に携帯トイレを持参するよう強く呼びかけるとともに、県、富士吉田市、吉田口旅館組合が連携し、携帯トイレの配布・回収を行うことにより、山頂の環境保全を図ってまいります。
 さらに、富士山の普遍的な価値に関する情報発信や保存管理の中心的な役割を担う富士山世界遺産センター(仮称)については、これまで設計を進めてまいりましたが、建設工事及び展示工事に要する経費を計上し、早期の竣工を目指してまいります。
 次に、リニア中央新幹線の開業に向けた取り組みについてであります。
 現在、手続が進められている環境影響評価については、環境影響評価準備書に対する知事意見を踏まえた上で、JR東海から国土交通省に対して環境影響評価書が送付されました。
 評価書は、準備書の内容から改善が図られた一方で、騒音や景観に係る予測地点の追加や、水資源への影響の把握など、知事意見が十分に反映されていない点も見受けられます。
 このため、先月、JR東海に対し、評価書において、知事意見が反映されていない点について、さらなる改善をするよう要請したところであり、環境省に対しても知事意見の考え方を説明してまいりました。
 今月五日には、評価書を受理した国土交通大臣に対して環境大臣の意見書が提出され、沿線自治体への一定の配慮が示されたところでありますが、今後も、環境へ与える影響をなるべく小さくするよう、JR東海に対して要請をしてまいります。
 また、工事実施計画の認可後においては、県としても、用地取得業務を受託するなど、リニア中央新幹線工事の円滑な実施に向けて協力してまいります。
 県立リニア見学センターの新館「どきどきリニア館」については、去る四月二十四日に開館し、これまでに三万人を超える多くの方々が来館しており、リニアに対する期待と関心の高さを感じております。
 今後も、国内外から多くの方々に訪れていただける施設となるよう努めるとともに、見学センターを訪れた方々が、県内各地の観光地に足を伸ばし、県全体の観光振興が図られるよう、新たな観光拠点として活用してまいります。
 リニア実験線の延伸工事に伴う発生土により埋め立てを行った境川残土処理場につきましては、本年度中に外周道路の整備が完了し、明年度から全面的な活用が可能となる見込みであります。
 これまで、この残土処理場については、リニア中央新幹線の開業を見据えるとともに、今後の社会情勢等を勘案しながら活用方法を検討していくこととしておりました。
 このような中、JR東海からリニア中央新幹線建設に伴う作業ヤードとして、また、山梨県市町村総合事務組合から一般廃棄物最終処分場の建設工事に伴う発生土の仮置き場として、活用したいとの申し出がありました。
 県としては、事業の公共性や公益性に鑑み、この申し出を受け入れる方向で検討いたしたいと考えており、今後、地元の皆様の御理解が得られるよう、事業者とともに丁寧に説明してまいります。
 次に、高速道路の整備等についてであります。
 中部横断自動車道の増穂以南の新直轄区間については、本年度の事業費が、前年度と比較して一・三倍に増額され、三百九億円となり、平成二十九年度までの供用に向けて、順調に整備が進められているところであります。
 県としても、用地取得や工事用道路の受託事業を通じ、建設工事の促進に最大限協力してまいります。
 また、長坂以北については、この四月に、長野県内の佐久南インターチェンジから八千穂インターチェンジ間が、平成二十九年度に開通予定であることが国から発表されました。
 残る長坂─八千穂間は、現在、国により公共事業の計画段階評価が行われており、その早期完了と整備計画への格上げを、さらに国へ強く働きかけてまいります。
 中央自動車道については、この六月二十八日に圏央道の相模原愛川インターチェンジから高尾山インターチェンジ間が開通することとなり、東名高速道路と結ばれ、本県の観光、産業等へのさまざまな経済効果が期待されます。
 一方、小仏トンネル付近などの渋滞が、さらに激しくなることが予想されることから、上野原インターチェンジ以東の渋滞解消策を講じるよう、引き続き、国へ強く働きかけてまいります。
 新山梨環状道路東部区間については、本年度、甲府市落合町から笛吹市石和町広瀬の間が新規事業採択されたことにより、全線が事業化となりました。
 このうち、甲府市西下条町から甲府市落合町の間は、これまで測量や詳細設計を進めてきており、今後、準備が整ったところから用地取得を行い、年度内の一部工事着手を目指してまいります。
 次に、重度心身障害者医療費助成事業の見直しについてであります。
 本年十一月に予定している窓口無料方式から自動還付方式への移行に向けて、現在、さまざまな関係者への説明や調整を行い、準備を進めております。
 自動還付方式へ移行しても、医療費が全額助成されることに変わりはありませんが、一旦、窓口において医療費を支払っていただくということが必要となります。
 この場合でも、これまでどおり医療を安心して受けられるよう、医療費の貸与制度を創設いたしました。
 この貸与制度は、利用者にとって、より利便性の高いものとなるよう、お住まいの市町村において手続ができるようにしたいと考えており、本定例県議会に関係条例の改正を提案しております。
 また、窓口において支払いをしていただくことによって生じる待ち時間についても、受給者にとって過大な負担とならないように、医療機関に対して、配慮していただくよう、今後も積極的に要請してまいります。
 引き続き、市町村と連携して、助成方法の変更や医療費の貸与制度について丁寧に説明を行い、十一月に円滑に制度移行できるよう、準備に万全を期してまいります。
 次に、新産業の創出と雇用の確保についてであります。
 県では、産業振興ビジョンでお示しした、今後、成長が期待できるクリーンエネルギー関連や医療機器関連など四つの産業分野を中心として、新産業の創出を積極的に進めております。
 このような中、国においては、雇用情勢が厳しく、産業構造の改善が課題となっている地域において、地域の産業政策と一体となった雇用創造の取り組みを支援する戦略産業雇用創造プロジェクトを創設いたしました。
 今般、県はこのプロジェクトに応募し、国から事業採択を受けることができたことから、やまなしものづくり産業雇用創造プロジェクトを実施することとしたところであり、所要の経費を計上いたしております。
 本プロジェクトにより、今後三年間にわたり、成長分野への進出に向けた県内企業の取り組みや、求職者に対する就業体験などへの支援を実施し、安定的かつ良質な雇用の確保を目指してまいります。
 次に、観光の振興についてであります。
 NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」については、放送開始以来、これまでの「あまちゃん」や「ごちそうさん」を上回る高い視聴率を維持しているところであります。
 毎朝、富士山や勝沼ぶどう郷、甲州弁などが全国のお茶の間に紹介され、本県の知名度の向上やイメージアップに大きく寄与しております。
 県立文学館において開催されている村岡花子展も好評をいただいており、予想をはるかに上回る多くの方々が来館されております。
 この絶好の機会を観光振興に生かすため、甲府市が設置する花子とアン推進委員会が行うPRパンフレットの作成やイベントの開催を支援しているところであります。
 さらに、今後はJRグループの全国千五百の駅に掲示する観光ポスターで、番組のロケ地となった八ヶ岳を紹介するなど、夏の観光シーズンに向けて、積極的な情報発信に努めてまいります。
 昨年の観光統計によると、富士山の世界文化遺産登録の話題性もあり、富士北麓地域に訪れた観光客は、前年に比べて、一三・五%増加しており、この伸びに牽引されるように県内全体でも八・五%増加しております。
 本県全体の観光の活性化のためには、観光に訪れた方々が県内各地に長期間滞在してもらうことが重要であるため、県内周遊観光をテーマとした旅行会社の現地視察や商談会の開催などを行い、本県全体の観光振興に引き続き取り組んでまいります。
 次に、山梨近代人物館の整備についてであります。
 県の指定有形文化財である県庁舎別館については、現在、改修工事を実施しておりますが、文化財的価値を活用し、先人の功績や県政の歴史を紹介する山梨近代人物館として、建物の一部を整備することとしております。
 紹介予定の人物に係る調査や展示に関する設計が終了し、必要な準備が整ったことから、このたび、工事に着手し、平成二十七年四月の開館に向け、必要な資料の収集や展示物の製作など、整備を進めてまいります。
 次に、少子化対策、定住人口の確保についてであります。
 少子化の背景や要因は、未婚化・晩婚化の進行を初め、幅広い分野にわたることから、それぞれのライフステージに応じ、総合的な対策を実施することとしております。
 出産前から産後に至るまでの母親への支援の拠点として、笛吹市内かえで荘跡地に整備する産後ケアセンターについては、全県的にバランスの取れた安定したサービスを提供するため、県と市町村で構成する広域的な連合体により、事業を実施することとしております。
 現在、できる限り多くの市町村に参加いただくことを前提に調整を進めており、合意が整い次第、整備に向けた具体的な準備を進めてまいります。
 また、定住人口の確保については、昨年六月、東京有楽町に開設した「やまなし暮らし支援センター」において、先月までに延べ二千八十八件の相談があり、このうち八十名の方が本県への移住を決めております。
 他県の同様の施設と比べても、相談件数は多い状況となっており、大変好評をいただいていると考えております。
 本年三月からは、新たにハローワーク職員が配置され、相談体制がより充実したところであり、移住や就職を希望する方々にきめ細かく対応するとともに、本県での生活や魅力を情報発信し、移住者の増加につなげてまいります。
 次に、全国高等学校総合体育大会と国民体育大会冬季大会についてであります。
 本県を含む四都県で開催される全国高等学校総合体育大会については、本県では、七月三十日から八月十日までの十二日間にわたり、陸上競技、サッカー男子を初めとする八競技が、甲府市など七市二町を会場に開催されます。
 全国から約一万人の選手団と、延べ十五万人を超える観客の来県が見込まれ、本県の魅力を全国にアピールするまたとない機会となります。
 大会の開催まで四十日余りとなりましたが、それぞれの競技種目の運営を行う市や町、関係団体等と連携を図りながら、順調に準備を進めております。
 また、大会を支える県内の高校生や特別支援学校の生徒による手づくり記念品の作成や、会場を彩る草花の栽培などの活動も、一段と熱を帯びてきたところであります。
 来県される多くの方々を、おもてなしの心を持ってお迎えし、大きな成功をおさめられるよう、準備、運営に全力を挙げて取り組んでまいります。
 また、先般、平成二十九年度に開催される第七十三回国民体育大会冬季大会スケート競技会について、日本体育協会及び日本スケート連盟から、開催の要請をいただきました。
 さらに、同年度に開催される第六十七回全国高等学校総合体育大会スケート競技大会についても、全国高等学校体育連盟から開催の要請をいただいているところであります。
 オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定され、スポーツへの関心が高まる中、本県において冬季国体及び冬季インターハイを開催することは、スポーツの普及・発展や競技力の向上とともに、地域の活性化も期待されます。
 このため、それぞれの要請を受けることとし、会場地となる甲府市、富士吉田市及び関係団体等と連携し、大会の開催に向け、準備を進めてまいります。
 なお、正式決定した場合は、冬季国体については、平成十六年度以来、十三年ぶり七度目の開催となり、また、冬季インターハイについては、平成十九年度以来、十年ぶり七度目の開催となります。
 次に、新御坂トンネル天井板撤去についてであります。
 五月二十六日から終日全面通行どめにより工事を実施してまいりましたが、当初は六月末日までとしていた工期について、十日間短縮できる見込みとなったことから、安全を確認した上で、明日午後九時をもって通行どめを解除することといたしました。
 新御坂トンネルの利用者や関係者の皆様には、多大な御協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 この工事に伴う県内観光への影響を考慮し、工事期間の決定直後から、全国の旅行業界等への周知に努めてまいりましたが、今後は、新御坂トンネルを利用した新たな旅行商品の造成に対して助成するなど、本県への観光客の誘致に一層取り組むこととしております。
 引き続き、県民生活を初め、県内の観光や経済活動に、より貢献できるよう、安全な管理に努めてまいります。
 次に、提出案件の内容につきまして御説明申し上げます。
 今回提出いたしました案件は、条例案十件、予算案二件、その他の案件三件となっております。
 条例案のうち、主なるものにつきまして申し上げます。
 まず、山梨県立学校設置条例の改正についてであります。
 やまなし特別支援教育推進プランに基づき、軽度の知的障害のある高等部生徒に対する職業教育に特化して新設する特別支援学校につきましては、その名称を山梨県立高等支援学校桃花台学園と定め、明年四月から笛吹市に開設しようとするものであります。
 次に、山梨県立本栖湖青少年スポーツセンター設置及び管理条例の廃止についてであります。
 県立本栖湖青少年スポーツセンターについては、第二次行財政改革プログラムにおいて、市町村等への移譲を検討することとされ、これまで地元の富士河口湖町との協議を行ってまいりました。
 このたび、町との間で協議が整い、県は施設の耐震改修等を実施した上で、施設を町に譲渡し、町はスポーツ施設として継続して運営していくことで合意いたしました。
 このため、平成二十八年四月の譲渡に向け、同施設の設置及び管理条例を廃止しようとするものであります。
 次に、予算案のうち主なるものにつきまして申し上げます。
 既に申し上げました、本年二月の豪雪災害からの復旧復興対策、富士山世界遺産センター(仮称)の整備、やまなしものづくり産業雇用創造プロジェクトの実施、県立本栖湖青少年スポーツセンターの改修などに要する経費を計上いたしております。
 以上の内容をもって編成いたしました結果、一般会計の補正額は百二十一億円余、当初予算と合わせますと四千七百十二億円余となり、前年度同期予算と比較して、一・六%の増となっております。
 この財源といたしましては、国庫支出金九十一億円余、地方交付税二十八億円余、繰入金一億円余などとなっております。
 その他の案件につきましては、いずれも、その末尾に提案理由を付記しておりますので、それによりまして御了承をお願いいたします。
 何とぞ、よろしく御審議の上、御議決あらんことをお願い申し上げます。
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◯議長(棚本邦由君)知事の提案理由の説明が終わりました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第八、議員提出議案、議第六号議案を議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、提出者の説明並びに委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、提出者の説明並びに委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。
 これより、議第六号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 重ねてお諮りいたします。ただいま設置されました指定管理施設・出資法人調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定に基づき、中村正則君、高野剛君、浅川力三君、桜本広樹君、清水武則君、保延実君、山下政樹君、木村富貴子さん、高木晴雄君、永井学君、水岸富美男君、以上十一人の議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました十一人の議員を指定管理施設・出資法人調査特別委員に選任することに決定いたしました。
 ただいま設置されました指定管理施設・出資法人調査特別委員会を本日の会議終了後、第三委員会室において開きますので、御了承願います。
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◯議長(棚本邦由君)次に、休会についてお諮りいたします。
 六月二十日及び二十三日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、休会についてはお諮りしたとおり決定いたしました。
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 来る六月二十四日、午後一時、会議を開き、代表質問を行います。
 本日はこれをもって散会いたします。
                                         午後二時十四分散会