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平成25年6月定例会(第5号) 本文




2013.06.19 : 平成25年6月定例会(第5号) 本文


◯議長(棚本邦由君)これより本日の会議を開きます。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、諸般の報告をいたします。
 まず、出席説明員の発言訂正申し出許可についてであります。
 知事から、六月十二日の山下議員の質問に対する発言のうち、国保連の医療費集計支払いシステムの構築見込み費用「約一億八千万円」を「約一億八百万円」に訂正したいとの申し出がありましたので、申し出のとおり許可いたしました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、会議規則第七十六条の規定に基づき、各常任委員長から、第七十二号議案ないし第八十五号議案及び承第一号議案にかかわる審査の結果について、お手元に配付の委員会報告書のとおり提出がありました。
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              総 務 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
┌───────┬────────────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │          件             名           │審査の結果│
├───────┼────────────────────────────────────┼─────┤
│       │                                    │     │
│ 第七十三号 │山梨県職員給与条例等中改正の件                     │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十四号 │山梨県市町村振興資金条例中改正の件                   │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十五号 │山梨県県税条例中改正の件                        │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十九号 │平成二十五年度山梨県一般会計補正予算第一条第一項歳入歳出予算の補正額及 │     │
│       │                                    │     │
│       │び歳入歳出予算の総額、同条第二項歳入各款及び歳出中総務委員会関係のもの、│     │
│       │                                    │     │
│       │第二条継続費の補正中総務委員会関係のもの、第三条繰越明許費中総務委員会 │     │
│       │                                    │     │
│       │関係のもの並びに第五条地方債の補正                   │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十五号 │山梨県職員の給与等の臨時特例に関する条例制定の件            │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 承第一号  │山梨県県税条例中改正の件                        │ 承 認 │
│       │                                    │     │
└───────┴────────────────────────────────────┴─────┘
  平成二十五年六月十七日
                                総務委員長   堀  内  富  久
    山梨県議会議長  棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              教 育 厚 生 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
┌───────┬────────────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │          件             名           │審査の結果│
├───────┼────────────────────────────────────┼─────┤
│       │                                    │     │
│ 第七十二号 │山梨県附属機関の設置に関する条例中改正の件               │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十六号 │山梨県動物の愛護及び管理に関する条例中改正の件             │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十八号 │山梨県立学校設置条例中改正の件                     │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十九号 │平成二十五年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中教育厚生委員会関 │     │
│       │                                    │     │
│       │係のもの及び第四条債務負担行為の補正中教育厚生委員会関係のもの     │ 可 決 │
│       │                                    │     │
└───────┴────────────────────────────────────┴─────┘
  平成二十五年六月十七日
                              教育厚生委員長  白  壁  賢  一
    山梨県議会議長  棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              農 政 産 業 観 光 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
┌───────┬────────────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │          件             名           │審査の結果│
├───────┼────────────────────────────────────┼─────┤
│       │                                    │     │
│ 第七十九号 │平成二十五年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中農政産業観光委員 │     │
│       │                                    │     │
│       │会関係のもの                              │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十四号 │六次産業化農業団地整備モデル事業施行に伴う市町村負担の件        │ 可 決 │
│       │                                    │     │
└───────┴────────────────────────────────────┴─────┘
  平成二十五年六月十七日
                            農政産業観光委員長  石  井  脩  徳
    山梨県議会議長  棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              土 木 森 林 環 境 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
┌───────┬────────────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │          件             名           │審査の結果│
├───────┼────────────────────────────────────┼─────┤
│       │                                    │     │
│ 第七十七号 │山梨県道路法施行条例中改正の件                     │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第七十九号 │平成二十五年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中土木森林環境委員 │     │
│       │                                    │     │
│       │会関係のもの                              │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十号  │契約締結の件                              │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十一号 │変更契約締結の件                            │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十二号 │変更契約締結の件                            │ 可 決 │
│       │                                    │     │
│ 第八十三号 │訴えの提起の件                             │ 可 決 │
│       │                                    │     │
└───────┴────────────────────────────────────┴─────┘
  平成二十五年六月十七日
                            土木森林環境委員長  山  田  一  功
    山梨県議会議長  棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、会議規則第九十二条第一項の規定に基づき、教育厚生委員長から、請願審査の結果について、お手元に配付の請願審査報告書のとおり提出がありました。
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           教 育 厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
 本委員会に付託された請願は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第九十二条の規定により報告します。
               記
┌───────┬─────────┬────────────┬─────┬──┬───┬──────┐
│       │         │            │     │  │   │処理顛末報告│
│受 理 番 号│  件   名  │  請願者の住所氏名  │審査の結果│意見│送付先│      │
│       │         │            │     │  │   │請求の適否 │
├───────┼─────────┼────────────┼─────┼──┼───┼──────┤
│       │三十人以下学級実 │            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │現、義務教育費国庫│            │     │  │   │      │
│第二十五―五号│         │   (略)      │ 採 択 │  │   │      │
│       │負担制度拡充を図る│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │ことについて   │            │     │  │   │      │
└───────┴─────────┴────────────┴─────┴──┴───┴──────┘
 平成二十五年六月十七日
                              教育厚生委員長  白  壁  賢  一
   山梨県議会議長  棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、会議規則第七十四条の規定に基づき、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中の継続審査申出書について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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              閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                  記
一 事件
 1 請願 国に原子力政策の転換を求めることについての請願事項の一
 2 請願 原発から撤退し、自然エネルギーへの転換を求める意見書の提出を求めることについての請願事項の
     一及び二
 3 請願 「浜岡原発」の永久停止・廃炉を求める意見書採択を求めることについて
 4 請願 浜岡原子力発電所を永久停止(廃炉)にすることを求めることについて
 5 請願 山梨県議会議員の海外研修制度の廃止を求めることについて
 6 請願 「取り調べの全過程の可視化を求める意見書」の採択を求めることについて
 7 請願 地方自治と民主主義を守る立場から、沖縄全自治体の総意を尊重し、日本政府に対し、米軍新型輸送
     機オスプレイの配備撤回と全国での低空飛行訓練中止を求める意見書の提出を求めることについて
 8 総合計画について
 9 県民生活の安定対策について
 10 北富士演習場対策について
 11 土地対策について
 12 防災対策について
 13 男女共同参画について
 14 県の行政機構及び人事管理について
 15 県税の賦課徴収について
 16 公有財産の管理及び運用について
 17 私学振興対策について
 18 市町村に対する技術的助言について
 19 リニア実験線及びリニア中央新幹線について
 20 警察の施設、装備及び活動状況について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成二十五年六月十七日
                               総務委員長  堀  内  富  久
 山梨県議会議長 棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                  記
一 事件
 1 請願 山梨県立桂高等学校の中高一貫校への改編に関することについて
 2 請願 重度心身障害者医療費助成制度の現行のまま窓口無料の継続を求めることについて
 3 請願 教育予算の増額、教育費の無償化、父母負担軽減、教育条件の改善を求めることについて
 4 社会福祉施設の整備充実とその福祉対策並びに地域福祉対策について
 5 保健衛生の抜本的対策について
 6 県立学校の管理運営について
 7 社会教育、青少年教育、学校教育及び体育の振興について
 8 芸術、文化の向上について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成二十五年六月十七日
                             教育厚生委員長  白  壁  賢  一
 山梨県議会議長 棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                  記
一 事件
 1 請願 国に原子力政策の転換を求めることについての請願事項の二及び三
 2 請願 「TPP(環太平洋連携協定)交渉」への参加に反対する意見書採択を求めることについて
 3 請願 原発から撤退し、自然エネルギーへの転換を求める意見書の提出を求めることについての請願事項の
  三
 4 農業及び水産業の振興対策について
 5 商工業の振興対策について
 6 労働者の福祉及び雇用対策について
 7 観光の振興対策について
 8 クリーンエネルギーの導入促進及び省エネルギー対策について
 9 電気事業、温泉事業及び地域振興事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成二十五年六月十七日
                           農政産業観光委員長  石  井  脩  徳
 山梨県議会議長 棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                  記
一 事件
 1 請願 明野処分場の早期閉鎖を求めることについて
 2 環境対策について
 3 林業の振興対策について
 4 治山治水事業について
 5 県有林野の管理運営対策について
 6 道路、橋梁の新設及び維持管理について
 7 河川の管理、改修及びダムの管理並びに砂防事業について
 8 都市計画事業及び下水道事業について
 9 住宅事業及び建築事業について
 10 土木施設災害復旧事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成二十五年六月十七日
                           土木森林環境委員長  山  田  一  功
 山梨県議会議長 棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
              閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                  記
一 事件
 1 議会の運営に関することについて
 2 議会の会議規則、委員会条例等に関することについて
 3 議長の諮問に関することについて
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成二十五年六月十九日
                             議会運営委員長  武  川     勉
 山梨県議会議長 棚  本  邦  由  殿
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、臼井成夫君外九人から、議第八号議案ないし議第十二号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第二、知事提出議案、第七十二号議案ないし第八十五号議案及び承第一号議案並びに日程第三の請願を一括して議題といたします。
 ただいま議題となりました議案及び請願の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。
 まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長、堀内富久君。
       (総務委員長 堀内富久君登壇)
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◯総務委員長(堀内富久君)総務委員会に付託されました議案及び請願の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきもの、また承認すべきものと決定いたしました。
 次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。
 第七十九号議案、平成二十五年度山梨県一般会計補正予算のうち、まず鉄道輸送対策事業費についてであります。
 「民間事業者の負担割合が五分の一と、他の補助事業に比べて低い理由は何か」とただしたのに対し、「本事業は、国が笹子トンネル崩落事故を受け、橋梁、トンネル等に係る老朽化対策、耐震対策の緊急性を考慮し、中小鉄道事業者に対する従来の補助率をかなりかさ上げした有利な制度を設けた。今般、事業者と国の協議が整ったため、国と県で同額を助成することとした」との答弁がありました。
 次に、富士山世界遺産センター整備事業費についてであります。
 「世界遺産センターの建物の規模及び展示内容は、どの程度のものを計画しているのか」とただしたのに対し、「現在、富士ビジターセンターの南側に、同センターとほぼ同規模である千五百平方メートル程度の建物を考えている。また、そのうち八百平方メートルを展示室として想定している。展示内容については今後、プロポーザル方式により、内容を詰めていくことを考えている」との答弁がありました。
 次に、県庁舎耐震改修等整備事業費についてであります。
 「県指定の有形文化財である別館の保存活用の基本的な考え方についてはどうか」とただしたのに対し、文化財としての保存を行う必要のある別館の中で、意匠の保存に配慮する部分と、機能的に庁舎として利用していくための改変を許容する部分を明確にし、保護の方針を定める。このうち保存部分は旧知事室や応接室など、文化財としての価値を守るために保存を行う部分であり、この部分では材料自体の保存または材料の形状、材質、仕上げ、色彩等、忠実に保存を行う」との答弁がありました。
 以上をもちまして、総務委員長の報告といたします。
---
◯議長(棚本邦由君)総務委員長の報告が終わりました。
 次に、教育厚生委員長の報告を求めます。教育厚生委員長、白壁賢一君。
       (教育厚生委員長 白壁賢一君登壇)
---
◯教育厚生委員長(白壁賢一君)教育厚生委員会に付託されました議案及び請願の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 また、請願につきましては、請願審査報告書のとおり、採択すべきもの一件と決定しました。
 次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。
 第七十六号議案、山梨県動物の愛護及び管理に関する条例中改正の件に関してであります。
 「今回の改正案については、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正を踏まえてのものであるが、この法律の改正の背景等は何か」とただしたのに対し、「今回の改正の背景には、動物取扱業者のうち特に繁殖を行う業者において、販売が困難となった犬猫等の終生飼養がなされていなかったり、広告の内容とは異なる動物が販売されるといったことが問題となっていた。このため、これまでの動物取扱業者を第一種動物取扱業者とし、犬猫等の販売業者には健康安全計画の策定を義務づけたり、犬猫のインターネット販売の禁止などの規制強化を行い、さらなる適正化を図ることとなった。さらに、営利を目的としない動物愛護団体などのうち、劣悪な飼育を行っている団体に対して、勧告、命令等の行政措置を可能とするため、新たに第二種動物取扱業者を創設し、届け出の義務が課せられたということである」との答弁がありました。
 次に、第七十八号議案、山梨県立学校設置条例中改正の件についてであります。
 「新設する都留興譲館高校は、工業高校と普通高校を統合する県内初のケースだが、どのような方向性を目指すのか」とただしたのに対し、「県内最大規模となるメリットを生かし、多様なカリキュラムや谷村、桂両校の文化部、運動部を引き継ぎ、多様な部活動を用意し、活力ある高校を目指していく。また、都留文科大学との高大連携や海外の姉妹高校との国際交流を初め、産業技術短期大学校や、これから設置される健康科学大学看護部との連携を通じ、キャリア教育を推進するとともに、地元小中学校や地域との連携を進める中で、地域の中心となる学校にしていく」との答弁がありました。
 次に、第七十九号議案、平成二十五年度山梨県一般会計補正予算のうち、地域包括ケア体制整備事業費についてであります。
 「高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるよう、医療、介護、予防など多様な生活支援サービス等が、包括的、継続的に提供される体制を整備するため、新規事業として介護・医療連携ツール実践モデル事業を実施するとしているが、具体的にどのように実施していくのか」とただしたのに対し、「この事業では、地域性や医療機関の状況等を勘案しながら、国中地域と郡内地域から、各一つモデル市町村を指定していき、そしてモデル市町村の医療関係者、介護関係者、地域包括支援センター職員、実際に介護を受けている方々等にモニターになっていただき、連携シートや連絡票、チェックシート等の医療と介護の連携に必要なツールを使ってもらう。実施期間は七月から三月を考えており、最初の一カ月に、地域性を加味したツールの内容等の検討を行う。その後、ツールを使って、医療機関と介護保険事業所、医療機関と本人、介護保険事業所と本人などの間でやりとりをし、ツールの使い方や問題点などを検証し、その結果を介護・医療連携推進協議会において作成する指針に生かしていく」との答弁がありました。
 以上をもちまして、教育厚生委員長の報告といたします。
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◯議長(棚本邦由君)教育厚生委員長の報告が終わりました。
 次に、農政産業観光委員長の報告を求めます。農政産業観光委員長、石井脩徳君。
       (農政産業観光委員長 石井脩徳君登壇)
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◯農政産業観光委員長(石井脩徳君)農政産業観光委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。
 第七十九号議案、平成二十五年度山梨県一般会計補正予算のうち観光地二次交通強化モデル事業費補助金の件についてであります。
 「観光地における二次交通の活性化については、市町村などに補助金を出して民間事業者が実施していたところもあったが、一部を除いて、運営が厳しい状況にある。今回、やまなし観光推進機構が事業主体となって、特に峡東地域において事業を実施するということだが、その狙いは何なのか。また、このモデル事業により、誘客について採算面で一定の成果を上げた場合には、他の観光地でも実施していく考えか。さらに、この事業を利用された観光客や施設等の意識調査についてはどう考えているのか」とただしたのに対しまして、「毎年実施している県の観光客の満足度調査で、二次交通については満足度が極めて低い結果となっており、約三割のお客様が不満足という答えを出している。これは、ほかの自然環境や温泉などに比べて、極めて高い比率であり、これを何とかしようということが、当事業の大きな狙いである。国中地域のワインをテーマにした二次交通を充実させることで、観光客の増加が見込まれる富士北麓地域から、石和温泉に泊まっていただき、ワイナリーをめぐるということで、モデル地域として峡東地域を選定した。少人数化している観光客の団体に対して、タクシーをどう活用していくかということが非常に大きな課題である。事業の成果を十分検証し、ほかの地域、例えば下部温泉地域、あるいは甲府周辺地域等への活用も含めて、今回、事業を実施するものである。本事業を利用された観光客等に対する意識調査は、どうしても重要であり、それが事業の評価にもなってくると考える。事業の満足度を含めて、よかった点、悪かった点など、いろいろな御意見を伺い、事業内容を修正するとともに、他地域の観光協会に事例として報告していきたいと考えている」との答弁がありました。
 以上をもちまして、農政産業観光委員長の報告にさせていただきます。
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◯議長(棚本邦由君)農政産業観光委員長の報告が終わりました。
 次に、土木森林環境委員長の報告を求めます。土木森林環境委員長、山田一功君。
       (土木森林環境委員長 山田一功君登壇)
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◯土木森林環境委員長(山田一功君)土木森林環境委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。
 第七十九号議案、平成二十五年度山梨県一般会計補正予算のうち森林整備加速化・林業再生基金事業費補助金についてであります。
 「同補助金については、平成二十五年度当初予算に計上されているものがあり、今回の補正予算において四億二千万円余を追加計上しているが、なぜ当初予算で一括計上しなかったのか。また、当初と補正を合わせると、十一億七千万円余と非常に多額の予算となるが、この予算を活用した取り組みにより、どのような政策効果が期待できるのか」とただしたのに対し、「今回、補正計上したものは、国の経済対策である平成二十四年度強い林業・木材産業構築緊急対策事業に呼応したものであるが、県当初予算の段階では、具体的に事業が確定したもののみを計上し、その後、事業の詳細が明らかになり、予算要求が可能となったものを今回、補正予算へ計上した。政策効果についてであるが、例えば木造公共施設等整備事業については、山梨県内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針に基づき、平成二十三年三月の方針策定以降、二十一の公共施設に県産材が使用されてきたが、今回の予算措置により、さらに七施設が追加されることとなると、さらなる木材利用の促進が図られることとなる。また、バイオマス利用施設等整備事業費については、今回の補正を含めた木質バイオマス利用施設整備により、県内の製材所で発生する端材は、ほぼ全てこれらの施設で利用できるようになる。さらに、単に一過性の施設整備に終わらせるだけでなく、例えば木造公共施設等整備事業を利用してつくられた施設について、事業実施主体と県が連携して、そのすばらしさをPRするなどすれば、さらなる県産材の利用拡大が図られる」との答弁がありました。
 次に、第八十二号議案、変更契約締結の件についてであります。
 「仮に契約が増額となるような場合は、県土整備部では、増額に係る部分の工事について、どのように取り組んでいるのか」とただしたのに対して、「現在の制度では、議会で承認を得た金額を超え、工事を行うことはできないため、仮にそのような場合は、トンネル工事にあっては掘削後のコンクリート覆工工事などの工程調整を行うが、場合によっては、議会の承認を得るまで工事を中止することもある」との答弁がありました。
 以上をもちまして、土木森林環境委員長の報告といたします。
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◯議長(棚本邦由君)土木森林環境委員長の報告が終わりました。
 これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
       (「なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)質疑を打ち切ります。
 これより討論に入ります。
 発言の通告がありますので、順次、発言を許します。
 まず、小越智子さんの発言を許します。小越智子さん。
       (小越智子君登壇)
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◯小越智子君 まず、議案第七十九号、一般会計補正予算、第八十五号、山梨県職員の給与等の臨時特例に関する条例制定に反対の討論を行います。
 補正予算中、重度心身障害者医療費助成自動還付方式移行対応事業費は、来年十一月に窓口無料を廃止して自動還付にするための国保連合会のコンピュータシステム改修費です。医師会や医療機関には、未収金が発生しないように貸付制度をつくると説明して理解を求めたとしていますが、貸付制度の具体的な対応や課題、疑問には何ら答えていません。そもそも今回の改修費には貸付制度を含んでいないことが、常任委員会の審議の中でも明らかになりました。制度設計も決まっておらず、十分な説明もなく、窓口無料廃止ありきで進めようとしています。
 何よりも重度障害者は納得していません。三割負担を一旦支払うことは非常に重い負担です。七割の方が所得ゼロの重度障害者には、生活費を切り詰めるしかありません。あるいは、医療にかかることをやめることになります。重度障害者にとって、医療にかかれないことは命を縮めることにほかなりません。三カ月後に還付されるといっても、その間はどう工面すればいいのでしょうか。
 貸付制度は一カ月十万円までです。複数の医療機関にかかれば、その都度、医療費を支払わなければなりません。緊急入院で集中治療室に入院すれば、高額の医療費になります。生活保護基準ぎりぎりの患者さん、貯金もなく、収入もままならない患者さんには、窓口無料廃止となれば、医療機関の支払いは当然のごとく厳しくなり、支払い困難事例が相当数発生することは、今から容易にわかることです。
 貸付患者の台帳管理は県が行うといいますが、申請窓口は各市町村であり、矛盾と負担は市町村や医療機関、患者に集中することは目に見えています。県は重度障害者の不安に耳を傾けず、窓口無料廃止ありきで進める強引なやり方です。重度障害者の命を縮めるような窓口無料廃止には断固反対します。
 次に、六次産業化農業団地整備モデル事業費一億円は、南アルプス市東南湖に計画されている野菜工場建設のために県が造成工事をするものです。南アルプス市の構想に突如、県が補助金を出す形です。なぜ南アルプス市なのか。また採択要件も明らかになっていません。野菜工場は三工区、約十六ヘクタールを整備し、二十年間、賃借権を設定するとしています。途中で操業停止となった場合、賃借料は誰が負担するのか。農地として再生できるのか。また、一区画一から二カ所の井戸の採掘については詳細が明らかになっていません。南アルプス市では二月初旬から説明会が開かれ、九月には施設建設、来年四月に操業開始のスケジュールも示されています。全てが決定後に、県が後追いする形での補助金交付には疑問が残ります。
 次に、職員給与削減の条例に反対します。
 景気回復とデフレ脱却には、何よりも所得をふやすことが一番の方策です。安倍首相が経団連に給料アップを要請しているくらいです。ところが、地方公務員には強制的に、直接的に所得を奪い取るやり方です。今回の給与削減は平均二十二万円、総額三十七億円と、かつてない規模の削減です。市町村職員の給与削減、また関連団体まで及ぶことも懸念されます。県内全体として大幅な所得減少となり、景気回復に逆行するものです。国家公務員給与を切り下げ、結果として地方公務員の給与、ラスパイレス指数が上回ったから地方交付税を削減するというやり方は、地方分権にも反するやり方です。県人事委員会も、人事委員会勧告制度によらない、地方公務員法に定める給与決定原則を逸脱したものであるとしています。知事は、一旦は国の要請を拒否したにもかかわらず、あっさりと国に屈して受け入れてしまいました。職員数の削減が続き、労働は強化され、さらに大幅な給与削減は、職員とその家族、県民の所得を大きく切り下げるものです。職員給与の大幅削減に反対します。
 以上、反対討論とします。
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◯議長(棚本邦由君)次に、望月清賢君の発言を許します。望月清賢君。
       (望月清賢君登壇)
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◯望月清賢君 私は、第七十九号議案、平成二十五年度山梨県一般会計補正予算及び第八十五号議案、山梨県職員の給与等の臨時特例に関する条例制定の件について、原案に賛成の立場から討論を行います。
 富士山の世界文化遺産登録については、イコモスからユネスコ世界遺産委員会に対し、登録が適当の勧告がされたところであり、知事の長年にわたる取り組みに対し、敬意をあらわすものであります。
 また、県内の有効求人倍率は、依然として一倍を大きく下回り、全国三十八位と、極めて厳しい状況にある中、知事は、本県の産業構造の多様化を進め、より多くの働く場を確保する本県独自の雇用支援制度の創設を表明されました。
 私は、県政課題の解決に向け、全力で新たな施策づくりに取り組む知事の政治姿勢を大いに評価するものであります。
 さて、今六月定例県議会に提出されました補正予算を見ますと、まず、世界文化遺産登録が確実となった富士山の適切な保存管理、顕著な普遍的価値を伝える拠点として、富士山世界遺産センターを整備することとし、建設設計などに要する経費を計上し、早期の竣工を目指すこととされております。
 また、重度心身障害者医療費助成事業の見直しについては、明年十一月の自動還付方式への円滑な制度移行に向けたコンピュータシステムの構築に係る予算を計上しており、今後も、見直しの内容や理由を引き続き丁寧に説明し、受給者やその家族の方々が不安を抱くことのないよう努めるとされております。
 その他の事業につきましても、鉄道事業者が行う事前防災・減災対策事業や被災障害者の受け入れのための防災拠点スペースの整備に対する助成など、県民の安全・安心の確保に係る予算も計上されております。
 以上申し上げましたとおり、今回の補正予算案は、当面する県政課題に的確に対応した暮らしやすさ日本一の県づくりを目指す予算として、県民福祉の向上に資するものであると認められます。
 次に、山梨県職員の給与等の臨時特例に関する条例制定の件について申し上げます。
 地方公務員の給与は、言うまでもなく、地方が自主的に決定すべきものであり、国が給与削減を求め、地方交付税などを一方的に削減することは、あってはならないことであります。
 しかしながら、財政力の脆弱な本県において、行政サービスの維持のために、職員の給与削減措置をとらざるを得ないという知事の苦渋の決断は、理解できるものであります。
 よって、山梨県職員の給与等の臨時特例に関する条例制定の件についても、賛成するものであります。
 以上申し上げまして、賛成討論といたします。
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◯議長(棚本邦由君)以上で討論を打ち切ります。
 これより、まず、第七十九号議案、第八十四号議案及び第八十五号議案を一括して起立により採決いたします。
 本案に対する各委員長の報告は可決であります。
 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
       (賛成者起立)
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◯議長(棚本邦由君)起立多数であります。よって、本案は各委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。
 次に、第七十二号議案ないし第七十八号議案、第八十号議案ないし第八十三号議案、及び承第一号議案を一括して採決いたします。
 本案に対する各委員長の報告は可決または承認であります。
 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり可決または承認することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決または承認することに決定いたしました。
 次に、請願第二十五の五号を採決いたします。
 本請願に対する教育厚生委員会の請願審査報告書は採択であります。
 お諮りいたします。本請願は請願審査報告書のとおり採択とすることに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、本請願は請願審査報告書のとおり採択することに決定いたしました。
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第四、議員提出議案、議第八号議案を議題といたします。
 臼井成夫君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。臼井成夫君。
       (臼井成夫君登壇)
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◯臼井成夫君 今回提出いたしました条例につきまして、提出者を代表して、その提案理由を説明いたします。
 今回提出いたしました山梨県議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
 山梨県議会議員の議員報酬については、平成二十二年十二月から現在まで、厳しい県の財政状況等に鑑み、県民福祉の向上や県財政改善の一助とするため、議長、副議長、議員がそれぞれの割合で議員報酬の減額を実施しているところです。
 しかしながら、今般、知事においては、東日本大震災の復旧財源等として国家公務員の給与を減額したことに準じ、地方公務員の給与減額を求める国の要請に応じ、本年七月から、知事等の特別職を初め全職員を含めたさらなる給与の減額を行うこととしたところです。
 国は、今回の要請に関連して、本年度予算において、国家公務員に準じた地方公務員の給与削減の実施を前提として地方交付税等を削減しており、こうした国の動向及び県の対応を踏まえ、県議会としても、県民サービスの質を落とさないため、また、職員とともに痛みを分かち合うため、さらなる議員報酬の減額を行うこととし、現行の減額率による減額期間を六月三十日までとするとともに、減額率を引き上げ、議長にあっては一〇%、副議長は九%、議員は八%とし、減額期間を平成二十五年七月一日から平成二十六年三月三十一日までとするものであります。
 議員各位には、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
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◯議長(棚本邦由君)臼井成夫君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。
 発言の通告により、小越智子さんの発言を許します。小越智子さん。
       (小越智子君登壇)
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◯小越智子君 議第八号、県議会議員の議員報酬の特例に関する条例中改正の件に反対の討論を行います。
 私は、議員報酬引き下げに反対するものではありません。削減率が低いことに反対し、さらに県会議員の議員報酬を引き下げるべきという立場です。
 今回の議員報酬削減は、職員や特別職の給与削減に合わせ、県議会議員みずからも報酬削減をと議長の提案のもとに各会派が検討してきたものです。議長の提案には三案あり、特別職の削減率と同様の議長二〇%、副議長一六%、議員一二%の一案と、議長一〇%、副議長九%、議員八%の二案、さらに五、四、三%削減の三つの案が提示されました。結果は、会派代表者会議で議長一〇%、副議長九%、議員八%の低い削減率での条例改正提案となりました。
 特別職の知事の削減は二〇%、副知事や公営企業管理者、教育長は一五%、行政委員は九・七七%削減です。県議会もこの削減率と同様の規模にするのが当然です。議員八%の削減率は、管理職手当一〇%削減や、行政職七級以上の職員九・七七%よりも少ない削減率です。
 私日本共産党と公明党は、削減率が一番大きい案を提案しましたが、その提案は会派代表者会議で発表すらされず、他の会派が二案を選択したことをもって議長案となり、管理職よりも少ない削減率の条例改正案が提示されています。県議会議員の報酬削減が職員よりも少ない削減率でよいとなれば、職員にも県民にも道理が通りません。県議会議員の報酬削減がこのような水準では、県民からも到底理解が得られません。
 議員報酬をさらに引き下げるべきです。議長二〇%、副議長一六%、議員一二%の削減を求め、討論とします。
 以上です。
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◯議長(棚本邦由君)以上で討論を打ち切ります。
 これより、議第八号議案を起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
       (賛成者起立)
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◯議長(棚本邦由君)起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第五、議員提出議案、議第九号議案を議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、提出者の説明並びに委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、提出者の説明並びに委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第九号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第六、議員提出議案、議第十号議案及び議第十一号議案を一括して議題といたします。
 樋口雄一君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。樋口雄一君。
       (樋口雄一君登壇)
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◯樋口雄一君 今回提出いたしました意見書につきまして、提出者を代表いたしまして、その提案理由を御説明いたします。
 まず、「三十人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書」についてであります。
 国においては、一昨年、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律が改正され、小学校一年生の学級編制の標準が引き下げられました。今後は上級学年への順次拡大など、着実な実行が重要であります。
 日本は、OECD諸国に比べて一学級当たりの児童生徒数が多く、一人一人の子供に丁寧な対応を行うため、学級規模を引き下げる必要があります。
 本県のはぐくみプランのように、地方が独自に実施する少人数学級は高く評価されております。
 一方、教育予算については、GDPに占める教育費の割合は低く、また、三位一体改革で義務教育費国庫負担制度の国負担割合が引き下げられ、自治体財政を圧迫しているとともに、教育条件の格差も生じております。
 将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子供たちへの教育は極めて重要であり、子供や若者の学びを切れ目なく支援していく必要があります。
 よって、国に対し、少人数学級の推進、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国負担割合の復元及び国による教育予算の拡充を強く要望するものであります。
 次に、「太陽光発電の導入促進のための農地に関する規制緩和を求める意見書」についてであります。
 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故を受けて、我が国のエネルギー政策は大きな転換期を迎えており、国内で調達可能であり、環境への負荷も少ない再生可能エネルギーに対して、幅広く国民の期待が高まっております。
 本県においても、やまなしエネルギー地産地消推進戦略を策定し、太陽光、小水力などの再生可能エネルギーの導入促進を図っているところであります。
 中でも太陽光発電は膨大な資源量を持ち、発電そのものには燃料が不要な自然に優しい再生可能エネルギーであり、将来的に大きな可能性を持つものと考えます。
 特に、本県は日照時間について日本一であり、太陽光発電の適地であります。
 このような中、本県では、近年、耕作放棄地が多く見られるようになってきており、平成二十二年度には三千百十七ヘクタールとなっております。
 耕作放棄地の多くは、農業経営上、不利な中山間地域にあり、その過半は、農地の計上や農地所有者、周辺の営農状況から見て、今後とも農地として利用される見込みがないと判断される農地であります。
 これらの耕作放棄地も、太陽光発電用地として活用することができれば、エネルギーの安定供給の確保や低炭素社会の実現に貢献する土地として生かすことができます。しかしながら、農地法等の規制がその障害となっております。
 よって、国においては、耕作放棄地の有効活用を図り、太陽光発電の導入を促進するため、農地の形状や農地所有者、周辺の営農状況から見て、今後とも農地として利用される見込みがないと判断される耕作放棄地に太陽光発電設備を設置する事業については、公益性が特に高い事業と位置づけて、農振農用地区域からの除外及び農地転用許可における基準の特例を設けるよう、強く要望するものであります。
 以上、議員各位には、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
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◯議長(棚本邦由君)樋口雄一君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第十号議案及び議第十一号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第七、議第十二号議案を議題といたします。
 保延実君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。保延実君。
       (保延 実君登壇)
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◯保延 実君 今回提出いたしました「第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の東京招致を支援する決議」につきまして、提出者を代表して、その提案理由を御説明いたします。
 オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会は、世界最大のスポーツの祭典、平和の祭典であり、参加する人々の交流を通じて世界平和の実現に貢献しております。
 我が国はこれまで一九六四年の第十八回オリンピック東京大会を初め、一九七二年の第十一回冬季オリンピック札幌大会、一九九八年の第十八回冬季オリンピック長野大会を開催し、国際社会に対し、我が国の存在感をアピールしてきました。
 現在、東京都は、再びオリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会の招致活動に取り組んでおり、立候補都市の一つに選定されております。
 東日本大震災からの復旧復興に全力で取り組んでいる我が国にとって、両大会を開催することは、国民に希望を与え、復興、再生のシンボルとなり、世界中から寄せられた支援に対する謝意をあらわす絶好の機会ともなります。
 よって、本県議会は、第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の日本開催を心から希望するとともに、東京都の招致活動に対し、全面的に支援、協力するものであります。
 議員各位には、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
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◯議長(棚本邦由君)保延実君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第十二号議案を起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
       (賛成者起立)
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◯議長(棚本邦由君)起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 重ねてお諮りいたします。ただいま可決いたしました議員提出議案の条項、字句、数字、その他、整理を要するものについて、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、委任の件はお諮りしたとおり決定いたしました。
       ───────────────────────────────────────
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◯議長(棚本邦由君)次に、日程第八、閉会中の継続審査案件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件は、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査案件として付議することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(棚本邦由君)御異議なしと認めます。よって、継続審査案件はお諮りしたとおり決定いたしました。
 以上で、今定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもって、平成二十五年六月山梨県議会定例会を閉会いたします。
                                          午後三時二十三分閉会
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◯事務局長(八木正敏君)平成二十五年六月山梨県議会定例会の閉会に当たり、議長から御挨拶を申し上げます。
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       ○議長 棚本邦由君の閉会の挨拶
 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 去る六月六日に開会された今定例会も、全ての案件を議了し、ここに滞りなく閉会の運びとなりました。これもひとえに、議会運営に対する各位の御協力のたまものと感謝申し上げます。
 今定例会におきましては、総額八億円余の一般会計補正予算案や山梨県附属機関の設置に関する条例の改正案などの審議とあわせ、観光振興対策や農業の活性化対策、エネルギーの地産地消などの課題につきましても、活発な議論が交わされたところであります。
 また、苦渋の決断ではありましたが、職員給与、議員報酬のさらなる減額を決めたところでもあります。
 執行部各位におかれましては、今定例会で取り上げられた諸課題に積極的かつ迅速に取り組んでいただくよう、御期待を申し上げるとともに、議員各位におかれましても、御助言と、なお一層の御尽力をお願いするものであります。
 ことしは、ブラジル山梨県人会が創立六十周年を迎えるとともに、本県とミナス・ジェライス州が姉妹締結して四十周年の記念すべき年であります。
 こうしたことから、県議会といたしましても、先ほど議決されましたとおり、友好訪問団を編成し、来る八月二日よりブラジル連邦共和国を訪問し、友好親善の輪をさらに広げてまいりたいと考えております。
 六月定例県議会は本日をもって終了いたしますが、議員並びに知事を初め執行部各位におかれましては、本格的な夏を迎えるに当たり、健康に十分御留意され、ますます御活躍されますよう心よりお祈り申し上げて、閉会の挨拶とさせていただきます。
 どうもありがとうございました。