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平成18年6月定例会(第5号) 本文




2006.07.05 : 平成18年6月定例会(第5号) 本文


◯議長(秋山隆信君)これより本日の会議を開きます。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、諸般の報告をいたします。
 去る六月二十九日に開催されました県出資法人調査特別委員会において、正副委員長互選の結果、委員長に浅川力三君、副委員長に進藤純世君がそれぞれ選出されました。
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(秋山隆信君)次に、会議規則第七十六条の規定に基づき、各常任委員長から第七十一号議案ないし第八十八号議案、承第一号議案ないし承第三号にかかわる審査の結果について、お手元に配付の委員会報告書のとおり提出がありました。
      ───────────────────────────────────────
              総 務 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第七十一号 │芦川村を笛吹市に編入することに伴う関係条例の整備に関する条例制定の件 │ 可 決 │
 │ 第七十二号 │山梨県電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行条例中改正の│ 可 決 │
 │       │件                                  │     │
 │ 第七十三号 │特別職の職員の退職手当に関する条例中改正の件             │ 可 決 │
 │ 第七十四号 │山梨県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例中改正の│ 可 決 │
 │       │件                                  │     │
 │ 第七十六号 │山梨県県税条例中改正の件                       │ 可 決 │
 │ 第八十一号 │山梨県警察組織条例中改正の件                     │ 可 決 │
 │ 第八十二号 │契約締結の件                             │ 可 決 │
 │ 第八十三号 │契約締結の件                             │ 可 決 │
 │ 第八十五号 │市村の廃置分合の件                          │ 可 決 │
 │ 第八十六号 │町村公平委員会の事務の受託廃止に関する件               │ 可 決 │
 │ 第八十七号 │一部事務組合公平委員会の事務の受託廃止に関する件           │ 可 決 │
 │ 第八十八号 │一部事務組合公平委員会の事務の受託廃止に関する件           │ 可 決 │
 │ 承第一号  │山梨県県税条例中改正の件                       │ 承 認 │
 │ 承第二号  │山梨県工業等導入地区における県税の特別措置に関する条例中改正の件   │ 承 認 │
 │ 承第三号  │平成十七年度山梨県一般会計補正予算                  │ 承 認 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十八年六月三十日
                                総務委員長  保  延     実
    山梨県議会議長  秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
             教 育 厚 生 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第七十五号 │山梨県手数料条例中改正の件                      │ 可 決 │
 │ 第七十七号 │山梨県立育精福祉センター設置及び管理条例等中改正の件         │ 可 決 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十八年七月三日
                              教育厚生委員長  今  沢  忠  文
    山梨県議会議長  秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
              農 政 商 工 観 光 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第七十八号 │山梨県立フラワーセンター設置及び管理条例中改正の件          │ 可 決 │
 │ 第七十九号 │山梨県卸売市場条例等中改正の件                    │ 可 決 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十八年六月三十日
                            農政商工観光委員長  山  下  政  樹
    山梨県議会議長  秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
              土 木 森 林 環 境 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
               記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第八十号  │山梨県建築基準法施行条例中改正の件                  │ 可 決 │
 │ 第八十四号 │訴えの提起の件                            │ 可 決 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十八年六月三十日
                            土木森林環境委員長  棚  本  邦  由
    山梨県議会議長  秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(秋山隆信君)次に、会議規則第九十二条第一項の規定に基づき、教育厚生委員長から請願審査の結果について、お手元に配付の請願審査報告書のとおり提出がありました。
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              教 育 厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
 本委員会に付託された請願は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第九十二条の規定により報告します。
               記
┌───────┬─────────┬────────────┬─────┬──┬───┬──────┐
│       │         │            │     │  │   │処理顛末報告│
│受 理 番 号│  件   名  │  請願者の住所氏名  │審査の結果│意見│送付先│      │
│       │         │            │     │  │   │請求の適否 │
├───────┼─────────┼────────────┼─────┼──┼───┼──────┤
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │脳脊髄液減少症の治│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│第十八−一号 │療推進と保険適用を│   ( 略 )    │ 採 択 │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │求めることについて│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
├───────┼─────────┼────────────┼─────┼──┼───┼──────┤
│       │義務教育費国庫負担│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │制度を堅持し、教育│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│第十八−三号 │の機会均等及び水準│   ( 略 )    │ 採 択 │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │の維持向上を図るこ│            │     │  │   │      │
│       │         │            │     │  │   │      │
│       │とについて    │            │     │  │   │      │
└───────┴─────────┴────────────┴─────┴──┴───┴──────┘
 平成十八年七月三日
                               教育厚生委員長  今  沢  忠  文
    山梨県議会議長  秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(秋山隆信君)次に、会議規則第七十四条の規定に基づき、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中の継続審査申出書について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                 記
一 事件
 1 長期計画について
 2 県民生活の安定対策について
 3 北富士演習場対策について
 4 土地対策について
 5 防災対策について
 6 青少年対策について
 7 男女共同参画について
 8 県の行政機構及び職員給与について
 9 県税の賦課徴収について
 10 公有財産の管理及び運用について
 11 私学振興対策及び国際交流について
 12 市町村の行政指導について
 13 リニア実験線及びリニア中央エクスプレスについて
 14 警察の施設、装備及び活動状況について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十八年六月三十日
                               総務委員長  保  延     実
 山梨県議会議長 秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                 記
一 事件
 1 請願 福祉タクシーを積極的に利用できるようタクシー券を増やすことを求めることについて
 2 請願 子どもの医療費の窓口無料化を求めることについて
 3 請願 社会保障制度の抜本改革を求める意見書提出について
 4 請願 石和高校と山梨園芸高校の統廃合に反対し、両校の存続を要求することについて
 5 社会福祉施設の整備充実とその福祉対策並びに地域福祉対策について
 6 保健衛生の抜本的対策について
 7 県立学校の管理運営について
 8 社会教育、学校教育及び体育の振興について
 9 芸術、文化の向上について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十八年七月三日
                             教育厚生委員長  今  沢  忠  文
 山梨県議会議長 秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                 記
一 事件
 1 請願 ILO第一七五号条約およびILO第一一一号条約の早期批准を求める意見書提出について
 2 請願 若年の雇用対策の抜本的強化を求める意見書の提出について
 3 農業及び水産業の振興対策について
 4 商工業の振興対策について
 5 労働者の福祉及び雇用対策について
 6 観光業の振興対策について
 7 電気事業、温泉事業及び地域振興事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十八年六月三十日
                           農政商工観光委員長  山  下  政  樹
 山梨県議会議長 秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                 記
一 事件
 1 請願 「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書」提出を求めることについて
 2 環境対策について
 3 林業の振興対策について
 4 治山治水事業について
 5 県有林野の管理運営対策について
 6 道路、橋りょうの新設及び維持管理について
 7 河川の管理、改修及びダムの建設、管理並びに砂防事業について
 8 都市計画事業及び下水道事業並びに住宅事業について
 9 土木施設災害復旧事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十八年六月三十日
                           土木森林環境委員長  棚  本  邦  由
 山梨県議会議長 秋  山  隆  信  殿
      ───────────────────────────────────────
             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                 記
一 事件
 1 議会の運営に関することについて
 2 議会の会議規則、委員会条例等に関することについて
 3 議長の諮問に関することについて
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十八年七月五日
                             議会運営委員長  相  馬  紀  夫
  山梨県議会議長 秋  山  隆  信  殿
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◯議長(秋山隆信君)次に、前島茂松君外十一人から議第四号議案ないし議第七号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(秋山隆信君)次に、前島茂松君外九人から議第八号議案について、お手元に配付とおり提出がありました。
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◯議長(秋山隆信君)次に、日程第二、知事提出議案第七十一号議案ないし第八十八号議案、承第一号議案ないし承第三号議案、並びに日程第三の請願を一括して議題といたします。
 本案に対する委員長の報告は、会議規則第四十条第三項の規定に基づき、委員会報告書を配付いたしましたので、これを省略いたします。
 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)質疑を打ち切ります。
 これより討論に入ります。
 発言の通告がありますので、中岡晴江君の発言を許します。 中岡晴江君。
      (中岡晴江君登壇)
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◯中岡晴江君 討論の前に一言申し上げます。
 北朝鮮は本日未明から、六発に及ぶ弾道ミサイルや飛翔体を発射しました。 これは、国際ルールにも、日朝平壌宣言にも違反するものであり、北東アジアの平和と安定を脅かす行為です。
 北朝鮮に対し、厳しく抗議し、直ちに中止するよう、強く求めます。
 それでは、日本共産党を代表して討論を行います。
 提案されました議案のうち、第七十六号と承第一号の県税条例改正の件、及び第八十三号契約締結の件について反対いたします。 以下、その理由を申し上げます。
 まず、専決処分も含めた県税条例の改定についてです。
 この六月から実施された老年者控除の廃止や公的年金など控除の縮小、高齢者の住民税非課税限度額の廃止、さらに定率減税の半減によって、高齢者の住民税が三倍、五倍に跳ね上がる事態になり、「何でこんなに住民税がふえるのか」「抑え切れない怒りがこみ上げてくる」など、市町村には問い合わせや怒りの声が多数寄せられています。 住民税の増税はそれだけにとどまりません。 新たに課税になる世帯など、連動して介護保険料や国保税などが上がり、雪だるま式に負担がふえます。
 提案の県税条例の改正は、定率減税の廃止により、新たに県民税八十億円余の増税を行う、また、所得税の非課税限度額の引き下げを行うもので、年金収入や雇用者所得が減り続ける中、さらに雪だるま式増税を拡大するものです。
 その一方で、定率減税と同時に実施されてきた法人事業税の減税は、本則の制度とし、期限なしに継続するものです。
 石原議員が一般質問でも述べましたように、自民党・公明党が与党の小泉内閣の五年間は、医療・年金・介護など社会保障の連続改悪による負担増の押しつけと、この庶民大増税です。 痛みに耐えても、その先はさらに痛みだけの増税に抗議し、反対いたします。
 次に、契約締結について申し上げます。
 老朽化していた甲府養護学校の校舎の改築は、私どもも要望し実現したもので、一日も早い完成を望むものです。 しかし、この契約は一般競争入札で、電子入札により実施されたものですが、談合情報が寄せられ、寄せられた情報どおりの共同企業体が、予定価格の九一・五%の価格で落札しました。 入札結果表からも、談合が行われたことが推測されます。
 県は、透明性の確保と競争性の促進を図るため、電子入札を導入し、一般競争入札の工事対象を拡大するなど、改善を図っていると述べてきましたが、これが談合排除につながらないことが、明らかになったと言えます。
 なぜ談合が排除できないのか。 それは知事の、談合を排除するとの確固とした姿勢があるかどうかです。 提案の入札も、信憑性の高い情報が寄せられながら、談合情報対応マニュアルに基づき、談合をしましたとは絶対に言わないだろう事情聴取を行い、誓約書にサインをさせ、入札を行っています。 入札時に工事費内訳書を提出させていますが、これも談合抑止に効果のないことは証明されています。
 我が党は二月県議会でも、談合をなくしている県に学んだ入札制度の改革の提案を行いましたが、改めてこの実行を求めるものです。
 最後に、特別職の退職手当に関する条例改正について一言申し上げます。
 知事の退職手当について、「任期ごとに支給する」「四十九カ月を四十八カ月にする」改定に賛成するものです。 しかし、四年間で四千万円余になる支給金額は、庶民感覚や生活実態から見て、かけ離れています。 引き下げを要望し、討論を終わります。
---
◯議長(秋山隆信君)以上で討論を打ち切ります。
 これより、まず、第七十六号議案、第七十七号議案、第八十三号議案及び第八十四号議案、並びに承第一号議案及び承第三号議案を一括して起立により採決いたします。
 本案に対する各委員会の報告書は可決または承認であります。
 お諮りいたします。 本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立)
---
◯議長(秋山隆信君)起立多数であります。 よって、本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに決定いたしました。
 次に、第七十一号議案ないし第七十五号議案、第七十八号議案ないし第八十二号議案、及び第八十五号議案ないし第八十八号議案、並びに承第二号議案を一括して採決いたします。
 本案に対する各委員会の報告書は可決または承認であります。
 お諮りいたします。 本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに決定いたしました。
 次に、請願第十八の一号及び請願第十八の三号を一括して採決いたします。
 本請願に対する教育厚生委員会の請願審査報告書は採択であります。
 お諮りいたします。 本請願は請願審査報告書のとおり採択することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、本請願は請願審査報告書のとおり採択することに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(秋山隆信君)次に、日程第四、議員提出議案、議第四号議案を議題といたします。
 お諮りいたします。 本案については、会議規則第三十八条第二項の規定に基づき、提出者の説明並びに委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、提出者の説明並びに委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第四号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(秋山隆信君)次に、日程第五、議員提出議案、議第五号議案ないし議第八号議案を一括して議題といたします。
 高尾堅一君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。 高尾堅一君。
      (高尾堅一君登壇)
---
◯高尾堅一君 今回提出いたしました意見書及び決議について、提出者を代表し、その提案理由を説明申し上げます。
 まず、「脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書」についてであります。
 脳脊髄液減少症とは、交通事故等により、頭頸部や全身への強い衝撃を原因として、脳脊髄液が慢性的に漏れ続けるため、めまい、吐き気、視力低下、疲労感等、さまざまな症状が複合して継続的にあらわれる病気であります。
 そして、その症状で苦しんでいる患者は、全国から数多く報告されております。 これまでは原因が特定できなかったため、怠け者、あるいは精神的なものと判断をされてきました。
 ところが、最近この治療法の研究が進み、長年苦しんできた患者にとっては、大きな光明となってきております。
 しかし、医療保険の適用がないため、患者は大きな経済的負担を強いられております。 また、この治療を行う病院は全国的に非常に少なく、十分な治療を受けることができないのが現状であります。
 よって、国に対し、脳脊髄液減少患者の実態調査や有効な治療法を確立することを強く要望するものであります。
 次に、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」についてであります。
 義務教育費国庫負担制度は、憲法に規定されている義務教育無償の原則に基づき、国民すべてに妥当な規模と内容の義務教育を保障するため、国が必要な経費を負担するものであり、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として、大きな役割を果たしているところであります。
 この義務教育費国庫負担制度は、昨年の三位一体改革により、国の負担割合が二分の一から三分の一となることが決定され、その減少分は税源移譲されることになっております。
 しかし、三十九道府県で平成十八年度は国庫負担金の減少額が、所得譲与税ですべて補完されず、その不足分は地方交付税で調整されることになっているものの、地方交付税自体、減少傾向にあることから、これまでの財源が確保される保障はありません。
 さらに、義務教育費国庫負担制度が縮減または廃止された場合、自治体の多くは十分な財源を確保することが難しく、義務教育の水準低下や地域間格差が生まれるおそれがあります。
 よって、国に対し、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう強く要望するものであります。
 次に、「郵便局の集配サービスの堅持を求める意見書」についてであります。
 平成十九年十月の民営化に向け、日本郵政公社は、全国の郵便の集配を受け持つ四千六百九十六の郵便局のうち、千四十八局を無集配局とする再編計画を示しました。
 本県におきましても、四十七局ある集配局のうち、約半数の二十二局が無集配局に移行されると示されました。 該当地域では、集配局の集約に伴い、業務が広域化されることから、収集、配達がおくれるなど、各種サービスが低下することを懸念しているところであります。 高齢化率の高い過疎地・山間地、とりわけ集配局が新たになくなる二町村の住民は、郵便局の将来的な存続についても、大きな不安を感じております。
 よって、国会並びに政府におかれましては、郵政民営化に当たり、事業性のみならず、郵便局の公共性を重視し、現行の集配サービスを堅持するよう、強く要望するものであります。
 次に、「第三十一回オリンピック競技大会の東京招致に関する決議」についてであります。
 オリンピックは、世界の国々が競い合う、喜びと希望に満ちたスポーツの祭典であり、世界平和を希求する人類の祭典であります。
 昭和三十九年の東京オリンピックから約半世紀を経た現在、再び東京でオリンピックを開催することは、世界平和を希求する強い意思を世界にアピールする絶好の機会であります。
 また、アスリートたちの崇高な競い合いは、未来を担う子供たちに感動を与え、スポーツを通し、健やかな成長を促していくことに違いありません。
 さらに、オリンピックを通し世界の人々が交流することは、観光立県「富士の国やまなし」の確立を目指す本県にとっても、大きな意義を有するものであります。
 よって、地方との格差にも配慮しつつ、住みよい社会づくりに先駆的に取り組むことで、次世代を担う青少年の未来を切り開くべく、平成二十八年開催の第三十一回オリンピック競技大会の東京招致を強く求めるものであります。
 各議員には、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。 ありがとうございました。
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◯議長(秋山隆信君)高尾堅一君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。 本案については、会議規則第三十八条第二項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより、まず議第八号議案を起立により採決いたします。
 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立)
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◯議長(秋山隆信君)起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 次に、議第五号議案ないし議第七号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 重ねてお諮りいたします。 ただいま可決いたしました議員提出議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについて、その整理を議長に委任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、委任の件はお諮りしたとおり決定いたしました。
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◯議長(秋山隆信君)次に、日程第六、閉会中の継続審査案件を議題といたします。
 お諮りいたします。 本件は、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査案件として付議することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、継続審査案件はお諮りしたとおり決定いたしました。
      (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)臼井成夫君。
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◯臼井成夫君 本日未明に北朝鮮が、私ども日本に向けてテポドン等を発射したということは、御高承のとおりであります。
 つきましては、この本会議を暫時休憩して、至急に代表者会議あるいは議運等を開いていただいて、このことに私どもは本議会として対処すべきだと、国に向け、あるいはまた全国に向け、私どもの議会意思を表明すべきだと思いますので、提案いたします。
      (「賛成」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)本日の会議は議事の都合により、あらかじめ会議時間を延長いたします。
 ただいまの臼井成夫君の議事進行の発言について適当な処理をするため、暫時休憩いたします。
                                         午後三時二十二分休憩
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                                         午後四時十一分再開議
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◯議長(秋山隆信君)休憩前に引き続き会議を開きます。
 前島茂松君外十一人から議第九号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
 お諮りいたします。 この際、議員提出議案、議第九号議案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、議第九号議案を日程に追加し、議題とすることに決定されました。
 議第九号議案を議題といたします。
 土屋直君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。 土屋直君。
      (土屋 直君登壇)
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◯土屋 直君 議第九号議案の提案理由の説明は、決議案の朗読をもってかえさせていただきます。
 北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議。
 今般の北朝鮮によるミサイル発射は、我が国の安全保障に直接かかわるとともに、国際社会に対する挑戦であり、極めて憂慮すべきことであります。
 本件は日朝平壌宣言に違反する相容れない行為であり、国際社会の平和と安全の観点からも、極めて遺憾である。
 山梨県議会は、この行為に対して厳重に抗議するとともに、政府に対し、国際社会と協調して速やかに善後策を講ずることを求めるものであります。
 以上、決議する。
 平成十八年七月五日。
 山梨県議会。
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◯議長(秋山隆信君)土屋直君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。 本案については、会議規則第三十八条第二項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第九号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 重ねてお諮りいたします。 ただいま可決いたしました議員提出議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについて、その整理を議長に委任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(秋山隆信君)御異議なしと認めます。 よって、委任の件はお諮りしたとおり決定いたしました。
 以上で今定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもって平成十八年六月山梨県議会定例会を閉会いたします。
                                         午後四時十六分閉会
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◯事務局長(古屋典男君)平成十八年六月山梨県議会定例会の閉会に当たりまして、議長からごあいさつ申し上げます。
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      ○議長 秋山隆信君の閉会のあいさつ
 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 まず、ただいま、北朝鮮のミサイル発射に関する決議がなされましたように、このたびの北朝鮮の行為は、平和を希求する人々に対する挑戦であり、愚行と言わざるを得ません。
 政府には、国際社会と協調して、速やかに善後策を講ずることを求めるとともに、北朝鮮に対し、怒りを込めて抗議するものであります。
 さて、去る六月二十二日に開会されました今定例会は、すべての案件を議了し、ここに滞りなく閉会する運びとなりました。 これもひとえに、議会運営に対します各位の御協力のたまものと感謝を申し上げます。
 今定例会におきましては、財政問題、少子化対策、地方分権など当面する諸課題について、活発な議論が交わされたところであります。
 この七日に閣議決定が予定されております「骨太の方針」におきましても、国と地方の財政再建策、少子化対策などが重要な課題となります。
 また、一昨日発表されました日銀の短観では、全国的には景気が回復基調にあるものの、県内ではいまだに横ばいの状況にあり、一日も早い改善が望まれます。
 執行部各位におかれましては、今後とも、県勢や県民の将来を左右する重要な課題に積極的に取り組んでいただくよう御期待を申し上げます。
 さらに、行政として県民の信頼にかかわる問題や安全・安心などの直ちに取り組むべき課題などにも、真摯にかつ速やかな対応を求めるとともに、議員各位にも引き続き高い関心を持ち、適切な御助言を期待するものであります。
 六月定例県議会は本日をもって終了しますが、各位におかれましては、本格的な夏を迎え、健康に十分御留意をいただき、本県のさらなる発展のために引き続き御尽力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。
 御苦労さまでした。