議事ロックス -地方議会議事録検索-


山梨県 山梨県

平成17年9月定例会(第1号) 本文




2005.09.29 : 平成17年9月定例会(第1号) 本文


◯事務局長(古屋典男君)平成十七年九月山梨県議会定例会の開会に当たりまして、議長からごあいさつを申し上げます。
      ○議長 清水武則君の開会のあいさつ
 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 厳しかった残暑もようやく終わり、新涼と言うにふさわしい、さわやかな季節となってまいりました。
 本日、ここに九月定例県議会が招集されましたところ、議員並びに知事を初め執行部各位には、御健勝にて御出席をいただき、まことに御同慶にたえないところであります。
 さて、八月八日の参議院での郵政改革関連法案の否決により、郵政改革を最大の争点とした第四十四回衆議院議員総選挙が九月十一日投開票されました。結果は、自由民主党が十五年ぶりとも言われる圧勝に終わりました。有権者の圧倒的な支持を取りつけた小泉政権による今後の国政においては、郵政改革を初めとする行財政改革の動きがさらに加速されるものと思われます。このほか、年金制度や税制改革、少子化対策など、喫緊の政策課題についても、国民の声を反映した政策を期待するものであります。我々地方議会におきましても、行財政改革など山積する課題について、従前にも増して、なお一層の取り組みが求められております。
 ところで、ことしの夏は、本県においては、ほぼ平年並みに推移し、平穏な気候に恵まれましたが、米国南部では、八月以来、相次いで過去最大級のハリケーンに見舞われ、メキシコ湾岸のルイジアナ州などに甚大な被害が発生しました。一時は、数百万人規模の市民が避難を余儀なくされたと聞いております。超大国の近代都市が洪水に見舞われると同時に、治安の悪化も懸念されました。
 我が国においても、台風十四号の直撃を受けた九州地方を中心に、多くの犠牲者が出ております。被災者の方々には心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念いたすものであります。
 折しも、九月一日は「防災の日」でありました。県内各地において地震災害などを想定した防災訓練が展開され、県民の防災意識の高揚に大きな成果を上げております。過去の災害を忘れることなく、行政はもとより、県民一人一人の防災への備えにまさるものはありません。
 次に、本定例会には、県立大学実習棟整備費及び市町村合併支援交付金など、総額二億三千万円余の一般会計補正予算案や、公の施設への指定管理者の指定、及び総合交通センターの用地購入の件など、県民生活にかかわりの深い六十一の案件が提案されております。議員各位におかれましては、提案された案件はもとより、県政を取り巻く諸課題につきましても、十分な論議を尽くされますよう、お願いを申し上げる次第であります。
 ところで、私は、去る八月十六日から十二日間、知事とともに南米ペルーなど三カ国を訪問してまいりました。ペルー共和国では、「山梨県人ペルー移住百周年及びペルー山梨親睦会創立五十周年記念式典」に出席し、一世紀にも及ぶペルーにおける県人の御活躍に賛辞と謝意をお伝えしてまいりました。メキシコ合衆国では、メキシコ山梨県人会を訪問し、アメリカ合衆国においては、姉妹州県でありますアイオワ州知事及び議会を表敬訪問し、さらなる友好を深め、無事、所期の目的を果たしてまいりましたので、御報告をするとともに御礼を申し上げます。
 さて、しのぎやすい季節を迎えたとはいえ、秋の変わりやすい気候のもとでの議会となります。議員並びに知事を初め執行部各位におかれましては、健康に十分御留意の上、御活躍されますようお願いを申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)ただいまから、平成十七年九月山梨県議会定例会を開会いたします。
 この際申し上げます。
 去る八月九日、塩山市選挙区で行われた補欠選挙により、鈴木幹夫君が当選されました。鈴木幹夫君を御紹介いたします。鈴木幹夫君。
---
◯鈴木幹夫君 ただいま御紹介をいただきました塩山市選挙区の鈴木幹夫でございます。
 もとより私は浅学非才でございまして、先輩議員各位の皆さんに御指導いただきながら、県政発展のために微力ながら頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
---
◯議長(清水武則君)次に、去る七月十六日付をもって山梨県公安委員会委員に任命されました吉ざわ信一君より就任のあいさつをいたしたい旨の申し出がありました。あいさつは、これを受けることに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、あいさつは、これを受けることに決定いたしました。
 山梨県公安委員会委員、吉ざわ信一君を御紹介いたします。公安委員会委員、吉ざわ信一君。
      (公安委員会委員 吉ざわ信一君登壇)
---
◯公安委員会委員(吉ざわ信一君)去る七月十六日付をもちまして引き続き山梨県公安委員会委員に任命されました吉ざわ信一でございます。
 大変微力ではございますけれども、警察行政の円滑な遂行のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。
---
◯議長(清水武則君)次に、地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明員に異動がありましたので御紹介いたします。
 去る七月一日付をもって山梨県労働委員会会長に選任されました渡辺和廣君を御紹介いたします。
      (労働委員会会長 渡辺和廣君、自席にて起立、一礼)
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)これより本日の会議を開きます。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員に太田道夫君、山下実君、中岡晴江君、以上三人を指名いたします。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第二、議席の一部変更を行います。
 議員辞職に伴い、会議規則第四条第三項の規定に基づき、ただいま御着席のとおり議席の一部を変更いたします。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第三、議席の指定を行います。
 今回、当選されました鈴木幹夫君の議席は、会議規則第四条第二項の規定に基づき、ただいま御着席のとおり指定いたします。
      ───────────────────────────────────────
            議    席    図
                          (平成17年9月)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠┬┬┐                             ┌┬┬┨
┃│││                             │││┃
┠┴┴┘                             └┴┴┨
┃   ┌─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │相│太│山│  │臼│土│奥│深│前│  │竹│宮│中│   ┃
┃   │馬│田│下│  │井│屋│秋│沢│島│  │越│原│岡│   ┃
┃   │ │ │ │  │ │ │ │登│ │  │ │ │ │   ┃
┃   │紀│道│ │  │成│ │恵│志│茂│  │久│稔│晴│   ┃
┃   │夫│夫│実│  │夫│直│次│夫│松│  │高│育│江│   ┃
┃   └─┴─┴─┘  └─┴─┴─┴─┴─┘  └─┴─┴─┘   ┃
┃                                   ┃
┃   ┌─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │高│高│皆│  │清│辻│渡│横│高│  │岡│金│石│   ┃
┃   │野│村│川│  │水│ │辺│内│尾│  │ │丸│原│   ┃
┃   │ │ │ │  │ │ │ │ │ │  │ │ │ │   ┃
┃   │ │権│ │  │武│ │亘│公│堅│  │ │直│秀│   ┃
┃   │剛│一│巖│  │則│彌│人│明│一│  │伸│道│文│   ┃
┃   └─┴─┴─┘  └─┴─┴─┴─┴─┘  └─┴─┴─┘   ┃
┃                                   ┃
┃   ┌─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │保│浅│今│  │望│森│渡│内│秋│  │木│樋│小│   ┃
┃   │延│川│沢│  │月│屋│辺│田│山│  │村│口│林│   ┃
┃   │ │ │ │  │ │ │ │ │ │  │富│ │ │   ┃
┃   │ │力│忠│  │清│ │正│ │隆│  │貴│雄│永│   ┃
┃   │実│三│文│  │賢│宏│志│健│信│  │子│一│子│   ┃
┃   └─┴─┴─┘  └─┴─┴─┴─┴─┘  └─┴─┴─┘   ┃
┃                                   ┃
┃   ┌─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┬─┬─┐  ┌─┬─┬─┐   ┃
┃   │ │ │ │  │ │鈴│渡│山│棚│  │進│仁│ │   ┃
┃   │ │ │ │  │ │木│辺│下│本│  │藤│ノ│ │   ┃
┃   │ │ │ │  │ │ │ │ │ │  │ │平│ │   ┃
┃   │ │ │ │  │ │幹│英│政│邦│  │純│尚│ │   ┃
┃   │ │ │ │  │ │夫│機│樹│由│  │世│子│ │   ┃
┃   └─┴─┴─┘  └─┴─┴─┴─┴─┘  └─┴─┴─┘   ┃
┠┬┬┐                             ┌┬┬┨
┃│││                             │││┃
┠┴┴┘            ┌───┐            └┴┴┨
┃               │   │               ┃
┃             ┌─┴───┴─┐    ┌──┐     ┃
┃┌───────┐    │  演 壇  │    │  └────┐┃
┃│       │    └───────┘    │       │┃
┃└───────┘ ┌───┬─────┬───┐ └───────┘┃
┃┌───────┐ │   │ 議長席 │   │ ┌───────┐┃
┃│       │ └───┴─────┴───┘ │       │┃
┃└───────┘                 └───────┘┃
┃          ━━━┳━━━━━━━━┳━━━         ┃
┃             ┃        ┃            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┛
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第四、常任委員の選任の件を議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定に基づき、鈴木幹夫君を総務委員に指名いたします。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました鈴木幹夫君を総務委員に選任することに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第五、議会運営委員の辞任の件を議題といたします。
 地方自治法第百十七条の規定に基づき、高尾堅一君の退場を求めます。
      (高尾堅一君退場)
---
◯議長(清水武則君)高尾堅一君から、議会運営委員を辞任したい旨の願い出がありました。
 お諮りいたします。高尾堅一君の議会運営委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、高尾堅一君の議会運営委員の辞任は許可することに決定いたしました。
      (高尾堅一君入場)
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第六、議会運営委員の定数変更の件を議題といたします。
 党派の解散及び結成に伴い、委員会条例第三条の二第二項の規定に基づき、定数十人を九人に変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、議会運営委員の定数は九人とすることに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第七、諸般の報告をいたします。
 監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定に基づき、例月現金出納検査結果の報告がお手元に配付のとおりありました。
      ───────────────────────────────────────
梨監第二百二十六号
平成十七年七月二十一日
  山梨県議会議長  清 水 武 則 殿
                            山梨県監査委員   長  沼  公  彦
                            同         早  川  正  秋
                            同         横  内  公  明
                            同         皆  川     巖
            例月現金出納検査の結果について(報告)
 このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成十七年五月分例月現金出納検査を平成十七年六月三十日に実施しました。
 その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計及び基金に係る平成十七年五月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、適正に処理されていたことを認めます。
      ───────────────────────────────────────
梨監第二百七十二号
平成十七年八月十日
  山梨県議会議長  清 水 武 則 殿
                            山梨県監査委員   長  沼  公  彦
                            同         早  川  正  秋
                            同         横  内  公  明
                            同         皆  川     巖
            例月現金出納検査の結果について(報告)
 このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成十七年六月分例月現金出納検査を平成十七年七月二十九日に実施しました。
 その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計及び基金に係る平成十七年六月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、適正に処理されていたことを認めます。
      ───────────────────────────────────────
梨監第三百二十一号
平成十七年九月十五日
  山梨県議会議長  清 水 武 則 殿
                            山梨県監査委員   長  沼  公  彦
                            同         早  川  正  秋
                            同         横  内  公  明
                            同         皆  川     巖
            例月現金出納検査の結果について(報告)
 このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成十七年七月分例月現金出納検査を平成十七年八月三十一日に実施しました。
 その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計及び基金に係る平成十七年七月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、適正に処理されていたことを認めます。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、監査委員から、地方自治法第百九十九条第九項の規定に基づき、監査結果の報告がありました。その内容はお手元に配付の山梨県公報登載のとおりであります。
      ───────────────────────────────────────
梨監第二百八十九号
平成十七年八月十八日
  山梨県議会議長  殿
                            山梨県監査委員   長  沼  公  彦
                            同         早  川  正  秋
                            同         横  内  公  明
                            同         皆  川     巖
            監査の結果に関する報告
 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条第四項の規定に基づき執行した監査の結果に関する報告を、同法同条第九項の規定により提出する。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、六月定例会において可決されました「都道府県議会制度の充実強化に関する意見書」外一件は、衆参両院議長及び関係行政庁あてそれぞれ提出し、その実現を強く要望しておきました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、六月定例会において採択された請願で、知事に送付したものについて、地方自治法第百二十五条の規定に基づき、その処理経過及び結果について報告を求めたところ、お手元に配付のとおり報告がありました。
      ───────────────────────────────────────
財第四百十四号
平成十七年九月二十二日
  山梨県議会議長  清 水 武 則 殿
                               山梨県知事  山  本  栄  彦
            請願の処理経過及び結果について(報告)
 平成十七年六月定例県議会において採択された請願の処理経過及び結果は、別紙のとおりです。
【採択された請願の件名】
 無免許マッサージから県民を守ることについて
【処理経過及び結果】
○ 国からの「免許を受けないであん摩、マッサージ又は指圧を業とする者の取締りについて(昭和三十九年医発
 第千三百七十九号厚生省医務局長通知)」及び「医業類似行為に対する取扱いについて(平成三年医事第五十八
 号厚生省健康政策局医事課長通知)」に基づき、機会あるごとに関係団体、関係業界に対して指導をしてきたと
 ころであり、無資格者によるあん摩マッサージ等に関する通報が寄せられた場合は、必要に応じて立入検査等を
 行うとともに、個別に指導を行っているところであります。
○ カイロプラクティック、整体、ボディーケア等の療法については、人の健康に害を及ぼす恐れが無い限り医業
 類似行為には当たらないため、「医師法」や「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」に
 基づく、指導・取締りの対象とはなりません。
  しかし、カイロプラクティック療法においては、当該療法の中に危険性の高い手技が含まれていることから、
 これら手技に関する禁忌事項が厚生省から示されているところです。
  このため、カイロプラクティック等の法律に定めのない療法については、その手技のなかに禁止又は処罰の対
 象となる医業類似行為が含まれているか否かを見極めながら、指導を行っているところであります。
○ 無資格者による医業類似行為の未然防止策として、平成十六年度に旅館等の利用者にあん摩等の業者を紹介す
 る際は、免許証を確認の上で、有資格者を紹介するよう山梨県旅館生活衛生同業組合に要請を行ったところであ
 ります。
○ 今後とも、関係団体・関係業界に対する指導を継続して行うとともに、旅館や公衆浴場など、利用者にマッサ
 ージ等を提供する施設の開設者に無資格者による医業類似行為の防止に係る協力要請を行うほか、あん摩マッサ
 ージ等の免許制度を広く周知するため、利用者である県民を対象とした広報活動を行っていくこととしておりま
 す。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、知事から、第百三十一号議案ないし第百八十九号議案並びに認第一号議案及び承第四号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、知事から、報第三十一号ないし報第四十二号について、お手元に配付のとおり報告がありました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、議員派遣の件に関する報告であります。議員の派遣については、会議規則第百二十一条第一項の規定に基づき、お手元に配付のとおり派遣いたしました。
      ───────────────────────────────────────
             議員派遣の件に関する報告
 地方自治法第百条第十二項の規定により、次のとおり議員を派遣したので報告する。
   一 海外研修
 (一)目  的 欧州行政視察研修
 (二)派遣場所 ノルウェー王国、スウェーデン王国、フィンランド共和国、ロシア連邦
 (三)期  間 平成十七年七月十五日から七月二十四日までの十日間
 (四)派遣議員 相馬紀夫、皆川 巖、棚本邦由、宮原稔育
 (五)派遣を決定した年月日 平成十七年七月八日
   二 山梨県議会ペルー等友好訪問
 (一)目  的 山梨県人ペルー移住百周年・ペルー山梨親睦会創立五十周年記念式典への参加等
 (二)派遣場所 アメリカ合衆国、メキシコ合衆国、ペルー共和国
 (三)期  間 平成十七年八月十六日から八月二十七日までの十二日間
 (四)派遣議員 清水武則
 (五)派遣を決定した年月日 平成十七年七月十一日
   三 海外研修
 (一)目  的 チュニジア共和国及びフランス共和国行政視察研修
 (二)派遣場所 チュニジア共和国、フランス共和国
 (三)期  間 平成十七年八月十九日から八月二十八日までの十日間
 (四)派遣議員 太田道夫
 (五)派遣を決定した年月日 平成十七年八月一日
   四 海外研修
 (一)目  的 中華人民共和国行政視察研修
 (二)派遣場所 中華人民共和国
 (三)期  間 平成十七年九月十六日から九月二十日までの五日間
 (四)派遣議員 深沢登志夫
 (五)派遣を決定した年月日 平成十七年九月六日
    平成十七年九月二十九日
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、地方自治法第百二十一条の規定に基づき、議長から今定例会に知事及び各執行機関に対し出席を求めたところ、お手元に配付のとおり出席並びに委任の通知がありました。
 なお、眞田教育長は、一身上の都合により今定例会を欠席し、小松教育次長が出席する旨の申し出がありましたので、御了承願います。
      ───────────────────────────────────────
          地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明員
 知        事   山  本  栄  彦   副知事           北  崎  秀  一
                           出納長           長谷川   友  宏
                           公営企業管理者       三  井  弘  之
                           政策秘書室長        戸  島  義  人
                           企画部長          堀  内  順  一
                           県民室長          石  井  紀代美
                           総務部長          芦  澤     薫
                           福祉保健部長        杉  原  初  男
                           森林環境部長        今  村     修
                           林務長           木  村  靖  郎
                           商工労働部長        勝     良  三
                           観光部長          野  田  金  男
                           農政部長          望  月  三千雄
                           土木部長          保  阪  茂  久
 教育委員会委員長     内  藤  いづみ    教育委員会委員長職務代理者 曽  根  修  一
                           教育委員会委員・教育長   眞  田  良  一
                           教育委員会事務局教育次長  小  松  重  仁
 人事委員会委員長     堀  内     茂   人事委員会委員       浅  井  和  夫
                           人事委員会委員       小  澤  義  彦
 公安委員会委員長     吉ざわ   信  一   公安委員会委員       鶴  田  美  枝
                           公安委員会委員       丸  茂  紀  彦
                           警察本部長         田  中  法  昌
 監  査  委  員   長  沼  公  彦
 監  査  委  員   早  川  正  秋
 選挙管理委員会委員長   石  澤  道  夫   選挙管理委員会委員     新  海  治  夫
                           選挙管理委員会委員     山  口  創  生
                           選挙管理委員会委員     戸  栗     敏
 労働委員会会長      渡  辺  和  廣
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第八、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から十月十三日までの十五日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、会期は十五日間と決定いたしました。
 ただいま決定いたしました会期中の議事は、お手元に配付の会期並びに議事予定表によりたいと思います。御了承願います。
      ───────────────────────────────────────
     平成十七年九月定例会会期並びに議事予定(会期十五日間)
┌───────┬──┬────────────────────┬──────────────────┐
│       │  │  議    事    予    定  │                  │
│  月  日 │曜日├────────────┬───────┤     備      考     │
│       │  │ 本   会   議  │ 委員会等  │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │(1) 開会        │       │                  │
│       │  │            │       │                  │
│ 九月二十九日│ 木│(2) 知事提出議案上程  │正副委員長会議│                  │
│       │  │            │       │                  │
│       │  │(3) 知事提案理由説明  │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│   三 十日│ 金│議案調査のため本会議休会│       │代表質問(十月四日)発言通告正午まで│
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│ 十月 一 日│ 土│休日のため休会     │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    二 日│ 日│休日のため休会     │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    三 日│ 月│議案調査のため本会議休会│       │一般質問(十月五日)発言通告正午まで│
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    四 日│ 火│代表質問        │       │一般質問(十月六日)発言通告正午まで│
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    五 日│ 水│一般質問        │       │請願受理正午まで          │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│       │  │(1) 一般質問      │       │                  │
│    六 日│ 木│            │決算特別委員会│                  │
│       │  │(2) 議案・請願委員会付託│       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    七 日│ 金│委員会のため本会議休会 │各常任委員会 │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    八 日│ 土│休日のため休会     │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    九 日│ 日│休日のため休会     │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│    十 日│ 月│休日のため休会     │       │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│   十 一日│ 火│委員会のため本会議休会 │各常任委員会 │                  │
├───────┼──┼────────────┼───────┼──────────────────┤
│   十 二日│ 水│総合調整のため本会議休会│       │討論発言通告正午まで        │
└───────┴──┴────────────┴───────┴──────────────────┘
┌───────┬──┬────────────┬───────┬──────────────────┐
│       │  │(1) 委員長報告     │       │                  │
│       │  │            │       │                  │
│   十 三日│ 木│(2) 採決        │議会運営委員会│                  │
│       │  │            │       │                  │
│       │  │(3) 閉会        │       │                  │
└───────┴──┴────────────┴───────┴──────────────────┘
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、日程第九、知事提出議案、第百三十一号議案ないし第百八十九号議案並びに認第一号議案及び承第四号議案を一括して議題といたします。
 知事から上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、山本栄彦君。
      (知事 山本栄彦君登壇)
---
◯知事(山本栄彦君)平成十七年九月定例県議会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきまして、その概要を御説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに県民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 過日、今後の国政のあり方を問う衆議院議員総選挙が行われたところであります。
 三位一体の改革を初めとして、我が国の進むべき方向について、国会におきまして幅広い活発な議論が行われることを期待するものであります。
 さて、私は、去る八月十六日から二十七日まで、県議会議長とともに、ペルー共和国、アメリカ合衆国、メキシコ合衆国を訪問し、あわせてコスタリカ共和国を訪れてまいりました。
 ペルーでは、山梨県人ペルー移住百周年・ペルー山梨県人会創立五十周年記念式典に出席し、現在の邦人社会繁栄の礎を築いてこられた移住一世の皆様から、長年の御労苦やふるさと山梨に対する熱い思いなどをお聞きし、深く感激いたしたところであります。
 また、米国アイオワ州では、トーマス・ビルサック知事にお会いして、本県の新たな銘柄豚開発に当たり、すぐれた種豚を提供していただいたことに感謝を申し上げるとともに、今後とも、両県州の友好交流をさらに進めていくことを確認してまいりました。
 メキシコでは、メキシコ山梨県人会を訪問して交流を深め、またコスタリカでは、エコツーリズムの取り組みについて視察してまいりました。
 今回の訪問の成果につきましては、今後の交流や施策の展開に生かしてまいりたいと考えております。
 去る七月十三、十四日の両日、全国知事会議が開催され、三位一体の改革の推進についての協議が行われました。
 会議では、国庫補助負担金改革について、昨年の政府・与党合意において先送りされた税源移譲額六千億円に結びつくものとなるよう、平成十八年度に税源移譲すべきものとして総額九千九百七十億円の国庫補助負担金を選定し、地方六団体からの改革案として政府に提出されたところであります。
 三位一体の改革は、歳入歳出の両面で地方の自由度を高め、真の地方自治の確立を図ろうとするものであり、そのためには、地方交付税が安定的に確保されるとともに、税源移譲に結びつく国庫補助負担金の改革が確実に実行されなければなりません。
 また、平成十八年度までの改革にとどまることなく、引き続き平成十九年度以降も「第二期改革」として、さらなる三位一体の改革を推進していくことが必要であります。
 今後とも、県議会議員各位におかれましては、地方主権を確立し、個性豊かで活力に満ちた地域社会を築き上げるため、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願いする次第であります。
 次に、当面する県政の課題につきまして申し上げます。
 まず、行財政改革の推進についてであります。
 最初に、「第二次行財政改革プログラム」の策定についてであります。
 現行プログラムの集中改革期間が本年度で終了すること、また、三位一体の改革により地方交付税が大幅に削減されるなど、地方行財政を取り巻く環境が大きく変化していることから、行財政改革をより一層推進していくため、「第二次行財政改革プログラム」の策定を進めているところであります。
 策定に当たっては、これまで取り組んできた改革の成果をさらに伸ばすとともに、新たな改革の取り組みを進め、自立した行財政システムによって、地域固有の課題に地域が主体的に対応する「地方主権」の確立を目指すことといたしております。
 新たなプログラムは、「行政の意識改革」、「県民の底力を引き出す行政の推進」、「小さな県庁、大きなサービス」、「中央直結から、市町村直結の県政の確立」の四つの改革の柱を基本としながら、新たな改革項目の追加や現行プログラムの内容の拡充を行うこととし、現在、民間有識者等で構成する行財政改革委員会において、集中的に御審議をいただいているところであります。
 これまでに五回の委員会を開催し、職員数の見直しや給与の適正化、公共事業等の選別と重点化・効率化、県債発行削減の基本方針の堅持などについて、一段と厳しい見直し案を提示した上で、専門的な立場や民間の経営的な観点などから率直な御意見をいただきました。
 今後、行財政改革委員会からの御意見を尊重しながら、県議会での御論議を踏まえ、パブリックコメントの実施など県民の皆様の御意見をお伺いして、本年中に新しいプログラムを策定してまいります。
 厳しい財政状況が続く中、将来を見据えた県政運営が図れるよう、限られた人員と財源を最大限活用し、県民ニーズに適切に対応した質の高い行政サービスを提供できる体制の確立に向けて、引き続き全力を挙げて取り組んでまいる考えであります。
 第二に、指定管理者制度の導入についてであります。
 指定管理者の選定につきましては、より効率的かつ効果的な管理・運営を行うことができる団体を選定するため、原則として公募を行い、部局ごとに設置した選定委員会において、提出された事業計画等を審査した結果、四十七施設について候補者を選定いたしました。
 選定した候補者の提案は、新たなサービスの提供や開館日等の工夫などによる住民サービスの向上、住民ニーズに的確に対応したイベントの開催や関連事業者・施設との連携による利用者の増加、民間ノウハウを生かした効率的な運営による経費の縮減が図られるものと考えられるため、今議会に指定管理者の指定に関する案件を提出し、御審議をお願いいたしております。
 また、県営住宅の管理につきましては、公営住宅法の改正により新たに創設された管理代行制度を導入することとし、あわせて、中堅所得者を対象とした特定公共賃貸住宅につきましては、指定管理者制度を導入することとして、今議会に、それぞれ必要な条例の改正案を提出いたしております。
 第三に、県立中央病院の経営健全化についてであります。
 県立中央病院の経営健全化につきましては、外部の有識者からなる検討委員会を設置し、五回にわたり集中的に御審議をいただきました。
 検討委員会においては、他県の公立病院における経営改善の具体的な取り組みを参考に、病診連携の充実や救急患者の受け入れ強化などにより病床利用率を向上し収益確保を図ること、職員の適正配置や薬品・診療材料の購入方法の改善、委託契約の見直しなどにより費用の縮減を図ること、基幹病院として県民ニーズにこたえる医療を提供するとともに財政的にも自立した経営を目指すことなど、さまざまな観点から御意見をいただいたところであります。
 今後、検討委員会から御報告をいただき、本年中に具体的な数値目標を掲げた経営健全化計画を策定し、これを着実に実行することにより、早期に安定的な経営を確立してまいりたいと考えております。
 次に、アスベスト対策についてであります。
 最近、アスベストが原因と思われる健康被害の発生が、大きな社会問題となっております。
 本県には、大気汚染防止法の規制を受けるアスベスト製品製造事業所は現在ありませんが、過去に製造していた事業所があり、これらの事業所について、当時のアスベスト使用状況や大気中の濃度測定等の調査を実施したところ、すべて規制基準に適合しておりました。
 また、県立高校や県営住宅などについては、昭和六十二、六十三年度に調査を行うとともに、天井に吹きつけられたアスベストを固定化するなどの改修工事を順次実施してきたところであります。
 現在、国の調査基準に基づき改めて調査を行っており、その結果を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えております。
 一方、民間建築物においては、かつてアスベストが建築資材として大量に使われており、現在も解体作業等でアスベストが飛散する可能性があるため、健康被害が懸念されております。
 こうしたことから、一定規模を超える民間建築物の調査を実施するとともに、県民の皆様の不安や疑問にこたえるための健康や住宅等の建材に関する相談窓口の開設、建築物の解体時等における飛散防止のための研修等を行っているところであります。
 今後におきましても、国や関係機関と連携を図りながら、アスベスト対策に万全を期してまいります。
 次に、廃棄物最終処分場の整備についてであります。
 北杜市明野町の廃棄物最終処分場につきましては、峡北地区最終処分場整備検討委員会において、昨年十月の決定事項に基づき、明野町全域を対象とした適地調査を行い、現計画地を含めた中で建設候補地を選定していくための取り組みが進められております。
 これまでに、八カ所の適地候補地の中から、水道水源からの距離などの適地基準に基づき、三カ所に絞り込みが行われ、さらに現計画地を加えた四カ所について比較検討することとされたところであり、現在、概況調査結果に基づいて具体的な検討が行われております。
 なお、検討に当たっては、専門家から意見を聴取するとともに、会議はすべて公開するなど、客観性、透明性を確保することを基本として進められております。
 さらに、こうした検討状況について、地元の理解を深めていただくため、明野町の区長や各種団体の役員等の方々に説明を行うとともに、住民の皆様からの要望も踏まえ、全戸を対象として説明資料の配布や地区別説明会を実施したところであります。
 地区別説明会では、建設候補地選定に向けた検討状況や施設の安全性等について説明を行い、出席者からさまざまな御意見をいただくとともに、多くの方々の御理解も得られたものと考えております。
 先般開催された検討委員会においては、各地区への説明の状況を報告するとともに、専門家などからこの四カ所の総合的な評価について意見聴取が行われたところであります。
 今後におきましても、検討委員会や地元の御意見を十分に踏まえる中で、明野処分場の問題解決に向けて努力してまいる考えであります。
 次に、観光の振興についてであります。
 先般、平成十九年のNHK大河ドラマが、井上靖原作の「風林火山」に決まりました。
 本県を主要な舞台にする大河ドラマは、昭和六十三年の「武田信玄」以来のこととなります。
 大河ドラマの放映は、県民が郷土山梨を再認識する機会であると同時に、特色ある歴史や文化など本県の魅力を全国に発信し、イメージをさらに高め、観光客増大を図る絶好の機会であります。
 今後、フィルム・コミッションによるロケーションの支援を初め、富士の国やまなしネットなどを通じた情報提供や観光宣伝の強化、武田氏関連史跡をめぐる新たなツアーコースの企画などを進めるとともに、観光ボランティアの育成やおもてなし講習会の実施による受け入れ体制の整備を図るなど、観光振興戦略における各種事業を有機的に連携させ、本県の観光振興につなげてまいりたいと考えております。
 また、先日、舞鶴城公園の恩賜林記念館内に、甲府城の歴史や県内の観光地の魅力、甲州財閥など山梨にゆかりのある人物などの情報を提供する「富士の国やまなし情報コーナー」を開設いたしました。
 舞鶴城公園は、本県の玄関口にある観光拠点であり、民間によるイベントの実施やボランティアガイドの活動などにより観光客が増加していることから、本県を訪れる多くの皆様に同コーナーを利用していただけるものと期待いたしております。
 次に、県立博物館の開館についてであります。
 県民が山梨の歴史や風土を理解し、郷土を誇りに思う気持ちを醸成することができる場として整備を進めてまいりました県立博物館が、十月十五日に開館いたします。
 博物館は、「山梨の自然と人」をテーマに、本県の豊かな自然の中で培われた風土と暮らし、陸路や水運を使って活発に他国との交流を進めてきた先人たちの歴史や文化について、体系的に学習できる展示や歴史の楽しさを体感できる体験型展示を行ってまいります。
 また、ハブ博物館として県内各地域の文化施設等と相互に連携し、各地の自然・文化遺産などの情報発信を行うことといたしております。
 開館を記念いたしまして、企画展「やまなしの道祖神祭り」を開催し、さらに引き続いて、戦国時代の雄、武田信玄をメインにした特別展を企画いたしております。
 今後、この博物館が、子どもから高齢者まで多くの県民の皆様に親しまれ、常に新しい発見と感動が得られる施設となるよう努めてまいる考えであります。
 次に、新たな高等学校入学者選抜制度の導入についてであります。
 第十次高等学校入学者選抜制度審議会からの答申を受け、教育委員会では、生徒の主体的な学校選択を促すため、平成十九年度入学者選抜から、普通科高校の通学区域を全県一学区にするとともに、総合選抜制度を廃止することを決定いたしました。
 また、この改正に伴う入学者選抜方法の改善については、複数の受検機会を確保するため、前期・後期募集制を導入することとし、前期募集に希望するだれもが受検できる自己推薦を採り入れ、生徒のすぐれた点を多面的に評価し選抜していくことを柱とした概要を固めたところであります。
 今後は、地域説明会などにより、新たな制度の周知に努め、円滑な導入を図ってまいりたいと考えております。
 次に、提出案件の内容につきまして御説明申し上げます。
 今回提出いたしました案件は、条例案十一件、予算案一件、その他の案件四十九件となっております。
 条例案のうち、主なるものにつきまして申し上げます。
 まず、山梨県国民健康保険調整交付金条例の制定についてであります。
 三位一体の改革により、国民健康保険に関する都道府県調整交付金が導入されたことに伴い、交付金の種類などの基本的な事項を定め、市町村の国民健康保険財政の安定化を図るものであります。
 次に、山梨県長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定についてであります。
 翌年度以降にわたり、物品を借り入れ、または役務の提供を受ける契約の対象範囲について定め、事務処理の簡素化や経費の縮減を図ろうとするものであります。
 次に、山梨県県税条例の改正案についてであります。
 法人県民税につきましては、資本金一億円を超える大規模法人等を対象として、超過課税を実施しておりますが、明年三月にその期限が到来いたします。
 本県におきましては、社会福祉の充実及び教育文化の振興を図ることが要請されている一方、厳しい財政状況が続いておりますので、引き続き五年間、その期間を延長するための改正を行おうとするものであります。
 次に、契約締結案件につきまして申し上げます。
 釜無川浄化センター水処理設備増設機械工事につきまして、契約締結の諸準備が整いましたので、これに伴う案件を提出いたしております。
 次に、訴えの提起の件につきまして申し上げます。
 清里の森別荘用地の建物等収去、土地明け渡し及び滞納貸付料等の支払いを求める訴え、並びに、県営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴えを提起しようとするものであります。
 次に、指定管理者の指定の件につきまして申し上げます。
 県の出資法人に管理委託を行っている公の施設等につきまして、明年四月からの指定管理者制度の導入に向け、指定管理者の指定をしようとするものであります。
 次に、予算案につきまして申し上げます。
 まず、福祉・医療関係についてであります。
 子育て環境の充実を図るため、放課後児童クラブ室の整備に対して助成することといたしております。
 また、乳がんの検診体制の充実を図るため、マンモグラフィ検診機器の整備に対して助成するとともに、検診従事者を対象とした研修の実施や、県民に受診を促すための普及啓発に取り組むこととし、所要の経費を計上いたしております。
 さらに、県内医療水準の向上や災害時の医療の確保を図るため、医療機関の施設や設備の整備に対し助成することといたしております。
 次に、農業関係につきましては、農産物の産地競争力の強化を図るため、低コストで対候性にすぐれた野菜生産施設の整備に対し助成することとし、所要の経費を計上いたしております。
 次に、教育関係につきましては、医療の高度化・専門化に対応した看護職員を確保するため、山梨県立大学看護学部の入学定員を増員することとしておりますが、看護教育に必要な実習施設の整備を図ることといたしております。
 次に、安全・安心なまちづくりの推進についてであります。
 子どもたちが安心して教育を受けられるよう、地域のボランティアによる通学時のパトロールなど、地域社会全体で学校の安全管理に取り組む体制を整備するとともに、地域住民が連携して身近な犯罪の抑止に向けて取り組む自主的な防犯活動を支援することとし、所要の経費を計上いたしております。
 次に、公共事業費についてであります。
 国・地方を通じた行財政改革の中で、国は地方の公共事業費の圧縮を進めており、本県の公共事業費につきましても、国庫補助金等の配分が全国ベースと同程度に縮減されたことから、これに伴う減額を行うことといたしております。
 以上の内容をもって編成いたしました結果、その補正額は、一般会計におきまして二億円余となり、既定予算と合わせますと四千六百五十六億円余となっております。
 その他の案件につきましては、いずれも、その末尾に提案理由を付記しておりますので、それによりまして御了承をお願いいたします。
 何とぞ、よろしく御審議の上、御議決あらんことをお願い申し上げます。
---
◯議長(清水武則君)知事の提案理由の説明が終わりました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(清水武則君)次に、休会についてお諮りいたします。
 九月三十日及び十月三日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、休会についてはお諮りしたとおり決定いたしました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 来る十月四日、午後一時、会議を開き、代表質問を行います。
 本日はこれをもって散会いたします。
                                         午後二時四十四分散会