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平成17年6月定例会(第5号) 本文




2005.07.06 : 平成17年6月定例会(第5号) 本文


◯議長(辻 彌君)これより本日の会議を開きます。
 直ちに日程に入ります。
 日程第一、諸般の報告をいたします。
 去る六月三十日に開催されました県出資法人調査特別委員会において、正副委員長互選の結果、委員長に今沢忠文君、副委員長に山下政樹君がそれぞれ選任されました。
      ───────────────────────────────────────
---
◯議長(辻 彌君)次に、会議規則第七十六条の規定に基づき、各常任委員長から、第百十二号議案ないし第百三十号議案、承第一号議案ないし承第三号議案にかかわる審査の結果について、お手元に配付の委員会報告書のとおり提出がありました。
      ───────────────────────────────────────
                  総 務 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
                         記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第百十二号 │山梨県市町村合併推進審議会条例制定の件                │ 可 決 │
 │ 第百十三号 │市川三郷町の設置に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件       │ 可 決 │
 │ 第百十四号 │甲州市の設置に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件         │ 可 決 │
 │ 第百十五号 │中央市の設置に伴う関係条例の整備等に関する条例制定の件        │ 可 決 │
 │ 第百十六号 │中道町並びに上九一色村大字梯及び古関の区域を甲府市に編入すること並びに│ 可 決 │
 │       │上九一色村大字精進、本栖及び富士ヶ嶺の区域を富士河口湖町に編入すること│     │
 │       │に伴う関係条例の整備等に関する条例制定の件              │     │
 │ 第百十七号 │小淵沢町を北杜市に編入することに伴う関係条例の整備に関する条例制定の件│ 可 決 │
 │ 第百十八号 │山梨県警察関係手数料条例中改正の件                  │ 可 決 │
 │ 第百十九号 │山梨県過疎地域における県税の特別措置に関する条例中改正の件      │ 可 決 │
 │ 第百二十一号│平成十七年度山梨県一般会計補正予算第一条第一項歳入歳出予算の補正額及び│ 可 決 │
 │       │歳入歳出予算の総額、同条第二項歳入各款及び歳出中総務委員会関係のもの │     │
 │ 第百二十二号│契約締結の件                             │ 可 決 │
 │ 第百二十五号│町の廃置分合の件                           │ 可 決 │
 │ 第百二十六号│市町村の廃置分合の件                         │ 可 決 │
 │ 第百二十七号│市町村の廃置分合の件                         │ 可 決 │
 │ 第百二十八号│市町村の廃置分合の件                         │ 可 決 │
 │ 第百二十九号│市町の廃置分合の件                          │ 可 決 │
 │ 第百三十号 │平成十七年度山梨県一般会計補正予算                  │ 可 決 │
 │ 承第一号  │山梨県県税条例中改正の件                       │ 承 認 │
 │ 承第三号  │平成十六年度山梨県一般会計補正予算                  │ 承 認 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十七年七月一日
                                総務委員長  内  田     健
    山梨県議会議長  辻        彌  殿
       ───────────────────────────────────────
                 教 育 厚 生 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
                         記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第百二十一号│平成十七年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中教育厚生委員会関係│ 可 決 │
 │       │のもの                                │     │
 │ 第百二十四号│和解及び損害賠償額の決定の件                     │ 可 決 │
 │ 承第二号  │山梨県立八ヶ岳スケートセンター設置及び管理条例中改正の件       │ 承 認 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十七年七月一日
                              教育厚生委員長  望  月  清  賢
    山梨県議会議長  辻        彌  殿
       ───────────────────────────────────────

               土 木 森 林 環 境 委 員 会 報 告 書
 本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。
                         記
 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐
 │ 事件の番号 │          件             名          │審査の結果│
 ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤
 │ 第百二十号 │山梨県屋外広告物条例中改正の件                    │ 可 決 │
 │ 第百二十三号│訴えの提起の件                            │ 可 決 │
 └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘
  平成十七年七月一日
                            土木森林環境委員長  渡  辺  正  志
    山梨県議会議長  辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(辻 彌君)次に、会議規則第九十二条第一項の規定に基づき、教育厚生委員長から請願審査の結果について、お手元に配付の請願審査報告書のとおり提出がありました。
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            教 育 厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
 本委員会に付託された請願は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第九十二条の規定によ
り報告します。
                         記
┌───────┬─────────┬─────────────┬─────┬──┬───┬──────┐
│       │         │             │     │  │   │処理顛末報告│
│ 受理番号  │  件   名  │  請願者の住所氏名   │審査の結果│意見│送付先│      │
│       │         │             │     │  │   │請求の適否 │
├───────┼─────────┼─────────────┼─────┼──┼───┼──────┤
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │無免許マッサージか│             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│第十七−五号 │ら県民を守ることに│    ( 略 )    │ 採 択 │  │知 事│適当と認める│
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │ついて      │             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
├───────┼─────────┼─────────────┼─────┼──┼───┼──────┤
│       │義務教育費国庫負担│             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │制度を堅持し、教育│             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│第十七−六号 │の機会均等及び水準│    ( 略 )    │ 採 択 │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │の維持向上を図るこ│             │     │  │   │      │
│       │         │             │     │  │   │      │
│       │とについて    │             │     │  │   │      │
└───────┴─────────┴─────────────┴─────┴──┴───┴──────┘
 平成十七年七月一日
                               教育厚生委員長  望  月  清  賢
    山梨県議会議長  辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(辻 彌君)次に、会議規則第七十四条の規定に基づき、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査申出書について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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                閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                         記
一 事件
 1 長期計画について
 2 県民生活の安定対策について
 3 北富士演習場対策について
 4 土地対策について
 5 防災対策について
 6 青少年対策について
 7 男女共同参画について
 8 県の行政機構及び職員給与について
 9 県税の賦課徴収について
 10 公有財産の管理及び運用について
 11 私学振興対策及び国際交流について
 12 市町村の行政指導について
 13 リニア実験線及びリニア中央エクスプレスについて
 14 警察の施設、装備及び活動状況について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十七年七月一日
                               総務委員長  内  田     健
 山梨県議会議長 辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
                閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                         記
一 事件
 1 請願 福祉タクシーを積極的に利用できるようタクシー券を増やすことを求めることについて
 2 請願 子どもの医療費の窓口無料化を求めることについて
 3 請願 社会保障制度の抜本改革を求める意見書提出について
 4 社会福祉施設の整備充実とその福祉対策並びに地域福祉対策について
 5 保健衛生の抜本的対策について
 6 県立学校の管理運営について
 7 社会教育、学校教育及び体育の振興について
 8 芸術、文化の向上について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十七年七月一日
                             教育厚生委員長  望  月  清  賢
 山梨県議会議長 辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
                 閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                         記
一 事件
 1 請願 ILO第一七五号条約およびILO第一一一号条約の早期批准を求める意見書提出について
 2 請願 若年の雇用対策の抜本的強化を求める意見書の提出について
 3 農業及び水産業の振興対策について
 4 商工業及び観光業の振興対策について
 5 労働者の福祉及び雇用対策について
 6 電気事業、温泉事業及び地域振興事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十七年七月一日
                           農政商工観光委員長  森  屋     宏
 山梨県議会議長 辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
                閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                         記
一 事件
 1 請願 「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書」提出を求めることについて
 2 環境対策について
 3 林業の振興対策について
 4 治山治水事業について
 5 県有林野の管理運営対策について
 6 道路、橋りょうの新設及び維持管理について
 7 河川の管理、改修及びダムの建設、管理並びに砂防事業について
 8 都市計画事業及び下水道事業並びに住宅事業について
 9 土木施設災害復旧事業について
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十七年七月一日
                           土木森林環境委員長  渡  辺  正  志
 山梨県議会議長 辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
                閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
 本委員会は、審査中の左記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、山梨県議会会
議規則第七十四条の規定により申し出ます。
                         記
一 事件
 1 議会の運営に関することについて
 2 議会の会議規則、委員会条例等に関することについて
 3 議長の諮問に関することについて
二 理由 いずれもなお調査検討を要するため
 平成十七年七月六日
                             議会運営委員長  臼  井  成  夫
 山梨県議会議長 辻        彌  殿
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(辻 彌君)次に、知事から同第五号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(辻 彌君)次に、前島茂松君外十二人から議第七号議案及び議第八号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。
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◯議長(辻 彌君)次に、日程第二、知事提出議案、第百十二号議案ないし第百三十号議案、承第一号議案ないし承第三号議案、並びに日程第三の請願を一括して議題といたします。
 本案に対する委員長の報告は、会議規則第四十条第三項の規定に基づき、委員会報告書を配付いたしましたので、これを省略いたします。
 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(辻 彌君)質疑を打ち切ります。
 これより討論に入ります。
 発言の通告がありますので、中岡晴江君の発言を許します。中岡晴江君。
      (中岡晴江君登壇)
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◯中岡晴江君 日本共産党を代表して討論を行います。
 提案されました議案のうち、反対するものは十三件です。その主なるものについて反対理由を申し上げます。
 まず、第百十二号、市町村合併推進審議会条例制定についてです。
 新合併特例法は、五十九条で、都道府県は「市町村の合併を推進する必要があると認められる市町村を対象として」「合併推進に関する構想を定める」とし、六十条で、構想を定めるときは「合併推進審議会の意見を聞くこと」を求めています。
 これは、県が合併は「市町村の自主的判断」にゆだねるとすれば、審議会の設置は必要ないものです。
 既に、県は、旧特例法のもとで合併の枠組みを示し、それを市町村に押しつけてきました。それでも、十五自治体は合併を選択しませんでした。その理由は、大枠、自立のまちづくりを進めることを住民の意思で決めた自治体、合併を検討したが枠組みをめぐって合意に至らなかった自治体、合併が地理的に困難な小規模自治体などです。
 知事は、我が党への答弁で、「小規模町村においては、効率的で専門性の高い行財政運営の実現」は「困難であり」「引き続き合併を推進する必要がある」と述べられましたが、これは、みずからにつばをするものです。小さな県の知事の言うことでしょうか。自治体の努力も、住民の自治権をも否定する考えです。
 総務大臣が告示した「基本指針」では、合併のケースに「人口一万人未満を目安とする小規模な町村」を上げていますが、なお書きで「地理的条件や人口密度、経済事情」などを考慮することを条件にしています。この条件をも考慮すれば、合併構想をつくるのではなく、小規模自治体も含め、自立したまちづくりを支援する施策こそつくるべきだと考えます。
 次に、提案された五件の市町村廃置分合のうち、塩山市、勝沼町、大和村が合併して甲州市とする件、甲府市、中道町、上九一色村が分村して合併する件、及び小淵沢町が北杜市に編入する三件に反対です。
 この三件の合併は、合併の是非や枠組みをめぐって二転三転してきました。駆け込み合併に至った理由の一つが、合併特例債が活用できる旧法の期限内にというもので、「合併ありき」の理念なき合併と言えます。それは、中道町が合併前に校舎の耐震工事を発注することをめぐって、甲府市が合併の拒否まで含めて異議を申し立てるという混乱劇を見ても明らかです。
 また、合併の是非を住民に問う意向調査すら行われていない自治体が多数です。住民参加の市政づくりが行えるのか疑問であります。
 最後に、県税条例の改定についてです。
 国は、所得税、住民税の定率減税を、二年間で縮小・廃止し、合わせて三兆三千億円の増税を強行しました。提案されました承認案件の個人県民税の改定もその一つで、十六億円以上もの増税を県民に強いるものです。
 御承知のように、九七年の消費税増税などの九兆円の負担増は、所得が伸びている中で行われましたが、それでも大不況の引き金になりました。今回の増税は、雇用者報酬も、県民所得も減り続けている中で強行されたもので、暮らしや景気に、はかり知れない打撃を与えることは明らかです。
 さらに、政府税制調査会は、さきにサラリーマン大増税を打ち出しました。年収五百万円で四人家族で四十二万円の増税になると試算されている大増税に、国民の怒りが高まっています。我が党は大増税路線を許さない運動を広げるため、力を尽くす決意であることを申し上げ、討論を終わります。
---
◯議長(辻 彌君)以上で討論を打ち切ります。
 これより、まず、第百十二号議案、第百十四号議案、第百十六号議案、第百十七号議案、第百二十一号議案、第百二十三号議案、第百二十六号議案、第百二十八号議案及び第百二十九号議案、並びに承第一号議案及び承第三号議案を一括して起立により採決いたします。
 本案に対する各委員会の報告書は可決または承認であります。
 お諮りいたします。本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立)
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◯議長(辻 彌君)起立多数であります。よって、本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに決定いたしました。
 次に、第百十三号議案、第百十五号議案、第百十八号議案ないし第百二十号議案、第百二十二号議案、第百二十四号議案、第百二十五号議案、第百二十七号議案、第百三十号議案、及び承第二号議案を一括して採決いたします。
 本案に対する各委員会の報告書は可決または承認であります。
 お諮りいたします。本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、本案は委員会報告書のとおり可決または承認することに決定いたしました。
 次に、請願第十七の五号及び請願第十七の六号を一括して採決いたします。
 本請願に対する教育厚生委員会の請願審査報告書は採択であります。
 お諮りいたします。本請願は請願審査報告書のとおり採択することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、本請願は請願審査報告書のとおり採択することに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(辻 彌君)次に、日程第四、知事提出議案、同第五号議案を議題といたします。
 知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、山本栄彦君。
      (知事 山本栄彦君登壇)
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◯知事(山本栄彦君)山梨県公安委員会委員の任命について同意を求めるの件につきまして御説明申し上げます。
 公安委員会委員、吉ざわ信一は、平成十七年七月十五日をもって任期満了となりますが、引き続き、東山梨郡勝沼町綿塚九百三十二番地、吉ざわ信一を任命したいので、警察法第三十九条第一項の規定に基づき県議会の同意をお願いする次第であります。
 よろしく御審議をお願いいたします。
---
◯議長(辻 彌君)知事の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第二項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより同第五号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり、これに同意することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
---
◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり、これに同意することに決定いたしました。
      ───────────────────────────────────────
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◯議長(辻 彌君)次に、日程第五、議員提出議案、議第七号議案及び議第八号議案を一括して議題といたします。
 前島茂松君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。前島茂松君。
      (前島茂松君登壇)
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◯前島茂松君 今回提出いたしました意見書二件につきまして、提出者を代表いたしまして、その理由を御説明いたします。
 まず、「都道府県議会制度の充実強化に関する意見書」についてであります。
 平成十二年の地方分権一括法の施行や、最近の国から地方への税源移譲など、さらなる分権改革が期待される中で、地方公共団体の自己決定・自己責任の領域が拡大し、これに伴い、執行機関を監視し、政策を提案する地方議会の役割と責任は、従来に増して高まっております。
 こうした中、山梨県議会でも、議会改革検討協議会を設置し、みずから運用面の改革に取り組んでいるところであります。
 しかし、地方議会のさらなる活性化を図るためには、地方自治法の議会にかかわる権限制約的規定を緩和するとともに、議会と首長との関係の見直しや、活動実態が専業化している都道府県議会議員について、その役割にふさわしい法的位置づけを明確にする等の制度改正が必要不可欠の時代を迎えております。
 折しも、第二十八次地方制度調査会が「地方議会のあり方」を審議項目として取り上げ、地方自治の一層の推進を図る観点から、審議をしていることは御承知のとおりであります。
 地方分権の進展や、こうした国の動きは、地方議会の機能強化にかかわる制度改正の実現を図る絶好の機会であります。
 よって、国に対し、早急に所要の制度改正を図るよう強く要望しようとするものであります。
 次に、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」についてであります。
 義務教育費国庫負担制度は、憲法の要請を受け、国の責任として国民に対し、一定水準の義務教育を保障するものとして、極めて重要かつ不可欠な制度であります。
 今、「三位一体」改革の議論の中で、同制度の見直しが焦点になっており、同制度の堅持を求める多くの自治体や教育関係者の声にもかかわらず、一般財源化などの検討が進められております。
 この制度を廃止して税源移譲した場合、自治体の多くは十分な財源を確保することが長期的に難しく、義務教育の水準格差が生まれることは、大変懸念をするところであります。
 本年の秋まで、既に中央教育審議会でいろいろ活発な議論を繰り返しておりますが、財政論のみに終始することなく、教育論としての国民的な議論が不可欠であり、国と地方との役割について、十分論議を尽くした上での結論が強く求められるものであります。
 よって、国に対し、義務教育費国庫負担制度の現行水準を堅持するよう強く要望するものであります。
 議員各位におかれましては、何とぞよろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。
 以上でございます。
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◯議長(辻 彌君)前島茂松君の提案理由の説明が終わりました。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第二項の規定に基づき、委員会の付託はこれを省略することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託はこれを省略することに決定いたしました。
 これより議第七号議案及び議第八号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 重ねてお諮りいたします。ただいま可決いたしました議員提出議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについて、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(辻 彌君)御異議なしと認めます。よって、委任の件はお諮りしたとおり決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
                                         午後二時四十九分休憩
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                                         午後二時五十分再開議
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◯副議長(金丸直道君)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま辻彌君から議長の辞職願の提出がありました。
 この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
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◯副議長(金丸直道君)お諮りいたします。議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立)
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◯副議長(金丸直道君)起立多数であります。よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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◯副議長(金丸直道君)議長辞職の件を議題といたします。
 地方自治法第百十七条の規定により、辻彌君の退場を求めます。
      (辻 彌君退場)
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◯副議長(金丸直道君)お諮りいたします。議長の辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。
      (賛成者起立)
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◯副議長(金丸直道君)起立多数であります。よって、辻彌君の議長の辞職は許可することに決定いたしました。
      (辻 彌君入場)
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◯副議長(金丸直道君)辻彌君から、議長退任のあいさつをいたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。辻彌君。
      (辻 彌君登壇)
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◯辻 彌君 議長退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 このたび、一身上の都合によりまして、議長を退任させていただきました。
 私は、昨年十二月の定例県議会におきまして、議員各位からの御推挙を受け、第百十三代議長に就任させていただき、以来本日まで、皆様方の温かい御理解と御協力をいただきながら、民主的な議会運営と県政進展に全力を傾注してまいりました。あわせて、私にとりまして多くの貴重な体験にも恵まれ、充実した日々でありました。
 おかげさまで、無事、県議会議長の要職を務めさせていただくことができました。
 これも、ひとえに皆様方の御指導、御協力のたまものであります。改めて心から厚く御礼を申し上げるところであります。
 今後は、一議員として、県政進展のため全力を尽くしてまいる所存でありますので、従前にも増して御指導、御支援をお願い申し上げます。
 あすは七夕、暦の上では「小暑」であります。いよいよ暑い夏の真っ盛りを迎えます。議員各位、知事を初め執行部各位の御健勝を心から御祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
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◯副議長(金丸直道君)ただいま議長が欠員となりました。
 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯副議長(金丸直道君)御異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定いたしました。
 議長の選挙を行います。
 選挙は投票により行います。
 議場の閉鎖を命じます。
      (議場閉鎖)
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◯副議長(金丸直道君)ただいまの出席議員は三十八人であります。
 会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に高尾堅一君、横内公明君、岡伸君、以上三人を指名いたします。
 投票用紙を配付いたさせます。
      (職員、投票用紙を配付)
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◯副議長(金丸直道君)念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
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◯副議長(金丸直道君)配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
      (議事調査課長、投票箱を点検)
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◯副議長(金丸直道君)異状なしと認めます。
 これより投票に移ります。
 職員の点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。
      (次長の点呼に応じて投票)
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◯副議長(金丸直道君)投票漏れはありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
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◯副議長(金丸直道君)投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 高尾堅一君、横内公明君、岡伸君、立ち会いを願います。
      (立会人三名立ち会い、開票)
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◯副議長(金丸直道君)選挙の結果を報告いたします。
      投 票 総 数           三十八票
      有 効 投 票 数         三十七票
      無 効 投 票 数           一票
      有 効 投 票 中
        清 水 武 則君        三十五票
        石 原 秀 文君          二票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は九・二票であります。よって、清水武則君が山梨県議会議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
      (議場開鎖)
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◯副議長(金丸直道君)ただいま議長に当選されました清水武則君に、会議規則第三十二条第二項の規定に基づき告知をいたします。
      (事務局長、当選告知書を伝達、承諾書受理)
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◯副議長(金丸直道君)ただいま議長に当選されました清水武則君を御紹介いたします。清水武則君。
      (清水武則君登壇)
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◯議長(清水武則君)議長就任に当たりまして、一言御礼のあいさつを申し上げさせていただきます。
 ただいまは、議員各位の御推挙をいただきまして、山梨県議会第百十四代議長に御選任を賜り、心から厚く御礼を申し上げます。
 このことは、私にとりまして身に余る光栄であり、職責の重さに身の引き締まる思いでございます。
 さて、地方分権時代を迎え、「国から地方へ」の構造改革を柱とする「新・骨太の方針」が閣議決定されましたことは御案内のとおりであります。三位一体改革が強力に進められる中で、地方自治体は自己決定・自己責任のもとで多くの課題を解決することが求められるなど、より的確な行財政運営が必要とされてきております。
 こうした中で、住民の代表である地方議会の果たすべき役割が飛躍的に拡大してきております。
 私は、こうしたときに議長という要職に御選任をいただきました。御選任をいただきましたからには、民主的で公平・公正な議会運営に努め、県民の声を県政に反映させ、県民福祉の向上に努めてまいる所存であります。
 もとより微力な私ではございますが、議員並びに知事を初め執行部各位の御指導、御協力をいただき、議長の職責を果たしてまいりたいと存じます。
 皆様方の温かい御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。(拍手)
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◯副議長(金丸直道君)新議長と交代いたします。
      (副議長、議長と交代)
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◯議長(清水武則君)次に、日程第六、閉会中の継続審査案件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件は、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査案件として付議することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯議長(清水武則君)御異議なしと認めます。よって、継続審査案件はお諮りしたとおり決定いたしました。
 以上で今定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもって平成十七年六月山梨県議会定例会を閉会といたします。
                                          午後三時十五分閉会
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◯事務局長(古屋典男君)平成十七年六月山梨県議会定例会の閉会に当たりまして、議長からごあいさつを申し上げます。
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      ○議長 清水武則君の閉会のあいさつ
 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る六月二十三日に開会されました今定例会もすべての案件を議了し、ここに滞りなく閉会の運びとなりました。これもひとえに、議会運営に対する各位の御協力のたまものと感謝を申し上げます。
 さて、今定例会におきましては、発達障害者の支援対策や、大規模災害発生時に必要な医療機器の整備などのため、総額七千七百万円余の一般会計補正予算案などの審議とあわせ、県立高校の入試制度改革や、第二次行財政改革プログラム、及び新たな学習拠点の整備など、当面する諸課題について活発な論議が交わされたところであります。執行部各位におかれましては、本会議及び委員会で提起されたさまざまな意見について、今後の県行政に反映されますよう切望する次第であります。
 ところで、ユネスコの世界遺産登録への活動が本格的にスタートした「日本のシンボル・富士山」を擁する我が県にも、間もなく夏の観光シーズンが訪れます。観光立県「富士の国やまなし」の確立を目指している本県として、ワインや果物、宝飾などの山梨ブランドの浸透とあわせ、多くの観光客の皆さんに山梨の魅力を十分に堪能してもらえるような、県民挙げての「心に残るおもてなし」が実行されるよう期待しております。
 本日をもちまして、十四日間にわたりました六月定例県議会も終了いたしますが、議員並びに知事を初め執行部各位におかれましては、盛夏に向かう折、健康に十分御留意され、御活躍されますよう御祈念を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。
 御苦労さまでした。