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福井県 越前市

平成19年11月第 4回臨時会 11月27日−01号




平成19年11月第 4回臨時会 − 11月27日−01号







平成19年11月第 4回臨時会



          平成19年第4回越前市議会臨時会(第1号)



 平成19年11月27日午前10時、平成19年第4回越前市議会臨時会が越前市議会議場に招集されたので会議を開いた。

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│ 告示第139号                                 │

│  平成19年第4回越前市議会臨時会を次のとおり招集する。            │

│   平成19年11月20日                           │

│                            越前市長 奈 良 俊 幸 │

│ 1 日 時  平成19年11月27日午前10時                 │

│ 2 場 所  越前市議会議場                          │

│ 3 付議事件                                  │

│  (1) 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正について      │

│  (2) 専決処分の報告について                          │

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1 議事日程

┌─────────────────────────────────────────┐

│          平成19年第4回越前市議会臨時会議事日程           │

│                      平成19年11月27日午前10時開議 │

│  第 1 号                                  │

│ 第1 会議録署名議員の指名                           │

│ 第2 会期の決定                                │

│ 第3 議案第102号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正に │

│           ついて                           │

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2 本日の会議に付議した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 議案第102号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正について

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3 出席議員(24人)

     1 番 吉 田 慶 一 君         2 番 細 川 かをり 君

     3 番 三田村 輝 士 君         4 番 川 崎 悟 司 君

     5 番 関   利英子 君         6 番 題 佛 臣 一 君

     7 番 小 形 善 信 君         8 番 城 戸 茂 夫 君

     9 番 北 野 光 夫 君        10番 佐々木 富 基 君

    11番 伊 藤 康 司 君        12番 大久保 恵 子 君

    13番 西 野 与五郎 君        14番 福 田 往 世 君

    15番 前 田 一 博 君        16番 中 西 眞 三 君

    17番 上 山 直 行 君        18番 福 田 修 治 君

    19番 嵐     等 君        20番 前 田 修 治 君

    21番 玉 村 正 夫 君        22番 金 子 芳 巧 君

    23番 玉 川 喜一郎 君        24番 片 粕 正二郎 君

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4 議会事務局の職員

 事務局長    高 津 武 夫      次長      齊 藤   隆

 参事      谷 口 良 二      主幹      瀧 見 尚 是

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5 説明のための出席者

 市長      奈 良 俊 幸 君    副市長     福 嶋 祥 介 君

 企画部長    中 谷   章 君    総務部長    加 藤   進 君

 市民生活部長  赤 川 廣 喜 君    福祉保健部長  服 部 秀 一 君

 産業経済部長  西 藤 浩 一 君    建設部長    中 尾   寛 君

 水道部長    安 達 明 裕 君    今立総合支所長 小 林 武 夫 君

 会計管理者   前 田 成 志 君    企画部理事   友 兼 和 昭 君

 総務部理事   近 藤 伸 秋 君    総務部理事   堀 川 覺 年 君

 市民生活部理事 細 川 康 夫 君    建設部理事   上 野 定 範 君

 企画部政策推進課長            企画部財務課長 青 柳 和 男 君

         河 瀬 信 宏 君

 総務部秘書広報課長            総務部職員課長 橋 本 弥登志 君

         近 藤   勉 君

教育委員会

 教育長     中 島 和 則 君    事務局長    横 井 栄 治 君







6 議  事

       開会 午前10時01分



○議長(福田修治君) おはようございます。

 ただいまから平成19年第4回越前市議会臨時会を開会いたします。

 ここで、会議に先立ちまして全員で唱和いたしますので、よろしくお願いいたします、市民憲章を。

 前文は事務局長が朗読いたしますので、以下各項目について全員で唱和をお願いいたします。

〔全員起立の上、唱和〕

──越 前 市 民 憲 章──

 わたしたちは、恵まれた自然と輝かしい伝統にはぐくまれた越前市民です。

 この郷土を愛し、心と力をあわせ、なおいっそうの発展をめざすため、次のことを誓います。

1 わたしたちは、日野の峰のように、高い理想をいだき、豊かな未来をきずきます。

1 わたしたちは、日野の流れのように、うるおいと安らぎのある環境をつくります。

1 わたしたちは、桜の木のように、力強くすこやかに成長します。

1 わたしたちは、菊の花のように、やさしさと思いやりをもって助けあいます。

1 わたしたちは、国府の文化と匠の技を生かし、学びの輪をひろげ、世界にはばたきます。

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       開議 午前10時01分



○議長(福田修治君) これより会議を開きます。

 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は、奈良市長、福嶋副市長、中谷企画部長、加藤総務部長、赤川市民生活部長、服部福祉保健部長、西藤産業経済部長、中尾建設部長、安達水道部長、小林今立総合支所長、前田会計管理者、友兼企画部理事、近藤総務部理事、堀川総務部理事、細川市民生活部理事、上野建設部理事、河瀬政策推進課長、青柳財務課長、近藤秘書広報課長、橋本職員課長、教育委員会中島教育長、横井事務局長、以上であります。

 次に、さきの9月定例会で可決されました議会の監視機能の充実強化に関する意見書及び地方の道路整備促進に関する意見書、以上2件につきましては、それぞれ国会並びに関係行政庁に送付いたしましたので、御報告いたしておきます。

 次に、市長から報告第13号及び報告第14号専決処分の報告についてが提出されておりますが、お手元に送付いたしてありますので、ごらん願います。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(福田修治君) 日程に入ります。

 日程第1会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において玉村正夫君、金子芳巧君、玉川喜一郎君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(福田修治君) 日程第2会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期につきましては、去る11月1日に開催された議会運営委員会において協議いたしました結果、本日1日といたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 異議なしと認めます。

 よって、今期臨時会の会期につきましては、本日1日と決定いたしました。

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△日程第3 議案第102号



○議長(福田修治君) 日程第3議案第102号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。

 この際、申し上げます。

 議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。

 それでは、理事者の説明を求めます。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 奈良市長。



◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕本日ここに平成19年第4回越前市議会臨時会が開催されるに当たり、御審議を賜りたく提出をいたしました案件につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 本案は、これまで未実施でありました平成17年の人事院勧告に基づく議員及び常勤の特別職の期末手当の支給率の改定を行うとともに、本年の人事院勧告等に基づき一般職の職員につきまして、初任給を中心に若年層に限定をした給与の改定等を行うものであります。

 なお、本年勧告のありました特別職の期末手当支給率の引き上げにつきましては、国等の動向に準じまして見送ることといたし、今後とも人件費の抑制に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願いいたします。

 なお、詳細につきましては、担当部長より御説明を申し上げます。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 加藤総務部長。



◎総務部長(加藤進君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第102号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

 本案は、議員及び常勤の特別職の期末手当の支給率並びに一般職の職員の給料、扶養手当及び勤勉手当について支給率及び支給額を改定いたそうとするものであります。

 まず、第1条についてでありますが、これまで未実施でありました平成17年の人事院勧告に基づく議員及び常勤の特別職の期末手当支給率の改定を行うもので、平成17年度に実施された国家公務員指定職及び福井県特別職の期末特別手当等の支給率の改定に準じ、12月期の期末手当の支給率を0.05カ月引き上げ、1.75カ月といたすものであります。

 なお、本年ありました人事院勧告に係る特別職の期末手当支給率の引き上げにつきましては、国において国家公務員指定職の期末特別手当の支給率引き上げを見送る方針が出されたことから、それに準じて見送りいたしたいと存じます。

 次に、第2条についてでありますが、本年の人事院勧告及び県人事委員会勧告に基づき、一般職の職員について初任給を中心に若年層に限定して給料月額を引き上げるほか、子等に係る扶養手当を500円引き上げ、6,500円とし、また勤勉手当の支給率を0.025カ月引き上げ、0.75カ月といたすものであります。

 また、附則第2項から第5項までについてでありますが、平成19年12月期の一般職の職員の勤勉手当の支給率の特例について規定するほか、この条例の施行に関し必要な措置等について規定いたしております。

 なお、この条例は公布の日から施行し、第2条の規定による改正後の越前市職員の給与に関する条例に規定する扶養手当の額及び給料表については平成19年4月1日から適用いたそうとするものであります。

 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(福田修治君) 本案に対する質疑に入ります。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 中西眞三君。



◆(中西眞三君) ただいま上程されております議案第102号についてお尋ねしたいと思います。

 まず、第1条の100分の170を、100分の175並びに第2条の職員の給与改定でございますけども、具体的にはどのような増額になるのか、具体的数字でまずお示しいただきたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 加藤総務部長。



◎総務部長(加藤進君) 今回のこの改定につきましては、行政職給料表の1級から3級までの改正と現業職給料表の1級及び2級の改正で、先ほども御説明申し上げましたように、若年層に限定した給与月額の引き上げを行うもの、あわせて扶養手当500円を引き上げ、さらには勤勉手当を0.05カ月分引き上げる内容となっております。

 あわせて、議会の議員等特別職につきましても、これにつきましては提案理由に申し上げましたように、17年度の人事院勧告がなされたわけでございますが、これが未実施でありましたので、今回それを実施いたそうとするものでございます。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 中西眞三君。



◆(中西眞三君) そこは先ほど提案の中で理解をいたしました。

 また、今お尋ねしているのは、具体的に例えば議員、特別職の方、職員の方、どのぐらい、具体的に数字でお示しいただきたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 加藤総務部長。



◎総務部長(加藤進君) まず、職員の給料改定でございますが、1級については1.1%、2級については0.6%、3級は数字的には上がりませんが、そういった率の改定を行うことになります。この1級につきましては、対象となる職員は39名、2級については60人が対象になります。これもまた現業職員については1級が3人、2級については3人と、こういった数字でございます。この増額分としては、金額的には180万円程度になります。

 それから、勤勉手当でございますが、これも12月期に支払う分について0.05カ月、これ特例措置として規定されるものでございますが、これによってトータル的に総額で1,400万円になります。

 それから、議員等特別職の手当についてですが、先ほど申し上げましたように、0.05カ月分引き上げとなりますので、合計では56万円。

 それから、市長等の特別職につきましても同じような形でございますので、これにつきましては13万8,000円程度になろうかというふうに。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 中西眞三君。



◆(中西眞三君) 今回の条例見ますと、具体的には、第2条でございますが、若手職員という言葉といいますか、給料表で言う1級、2級ですね、また3級の方は変化なしというふうな今お言葉だったかと思うんですけど、果たしてそれが若手職員の給与改定に十分反映しているのかどうか、ここもちょっと私はわからないなというふうに思っております。越前市の職員構造を、昨日ちょっとホームページで越前市の職員の給与定員管理表についてアウトプットをさせていただきました。やはり条例改正である以上、その1級、2級って具体的にやはりそういう文言が入ってきていいのではないかなというふうに思っております。

 それから、あわせて職員の構造がいびつになってるんですね。これはホームページ、昨日出させてもらったんですけど、1級、2級、3級の、また4級の職員が全体の42.3%、5級以上の幹部、準幹部も含めてですけど57.7%と。非常に現場で具体的に汗を流しておられる方が半分以下というふうな状況に、いびつの構造になっております。やはりここら辺等も含めて、給与改定をする場合にこの体系もきちっとやっぱり見直して点検しながらやっていただきたいということ、これは要望にしておきます。

 そこで、トップページにこの越前市の職員の給与のラスパイレス指数が平成18年4月1日現在という形の中で、越前市の場合100.8。類似団体でいきますと96.8。何と4ポイント、越前市は高い。かつ全国平均で見ますと、18年で97.4に対して108ですから、3.4ポイントも高い。こういう全国平均並びに類似団体平均から比較しても、こういう状況において果たしてこの改定が市民の皆さんの御理解をいただけるのかどうか。先ほど言った、1級から、若手職員の構造的な問題から、かつこのラスパイレス指数の全国から比べたらかなり高いという状況に対して、市はどうお考えになっているのか、お尋ねしたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 加藤総務部長。



◎総務部長(加藤進君) これは3月の定例議会の中でも前部長の方から一定の御説明をさせていただいた経過がございますが、まずラスパイレス指数、これにつきましては国家公務員と地方公務員の給与水準を比較する指数のことでございますが、比較する団体の職員構成を国家公務員の職員構成と同一と仮定をして学歴率、大卒、短大卒、高卒と中学卒、いろいろあるわけですが、その学歴別と経験年数別、これに区分して算出がされるものでございます。この対象となるのが、これは一般職でございますけれども、税務職、福祉職、それから医療技術職、さらには看護保健職、企業職、そして幼稚園教育職、こういったものについては対象外となっております。これらの職は当市の該当の職員に比べると別の給料表になっておりますので、比較的高い体系になっております。

 そこで、当市の状況は、先ほど議員の御質問の中でも御指摘がありましたように、高校卒から大学卒まで公平に昇任等の機会を与えている。そういったことから、役職となった、いわゆる大学卒以外の平均給料が国と比べまして高くなっているという実態がございます。国の場合は大学卒中心の職務給となっておりますので、大学卒以外の職員の平均給料額、これを当市と比較しますと低くなっております。特に、経験年数が30年以上で役職にならない高校卒、そういった方についてはそのまま在職し、給与月額が低くなっておりますが、役職である大卒、短大卒の職員数は相当減少しているということで、当市の指数が上がるような状況がございます。先ほど御指摘がありましたように、当市につきましては47歳以上の職員が約過半数を占めると、そういった職員構成がございまして、経験年数が長いほど、このラスパイレスが高くなる傾向にございます。そういったことで、それはそれとしても市民の理解を得るためにはいろんな措置が必要でございますが、行革プランに基づきまして今人員の削減をしながら人件費の抑制に努めているところでございまして、そういったことで今後ともそういった形で人件費の削減には努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 中西眞三君。



◆(中西眞三君) それで、市のホームページを見ますと、次のページに具体的に越前市の給与平均年齢が43.6歳、平均給与月額が43万1,645円。全国平均が39万8,322円。かなりの国との差があるんですね。これ越前市のホームページに出てるんですよ。こういう状況において、今部長からるる御説明がありましたけども、果たして本当に市民の皆さんのこんだけ差額があるのに、これは国ベースと比較してですよ、本当に市民の理解が得られるのかどうか。

 実は昨日も夜、商工会議所の関係者の方、福祉関係者の関係の方、若手企業関係者の方などといろいろ懇談をいたしました。あした議会があるということで、こういうふうな改定案が出るんだけど、皆さん御理解いただけますかったら、一律私がお話しさせていただいた方はなぜやと、こんな時期になぜそういうことが市民の御理解を得られるのか、議員として、やはりそこはきちっと理事者の皆さんにわかるように説明してもらわなあかんというお言葉がありました。今の部長の説明ではとても市民の皆さんに御理解をいただけるような状況ではないと、私は思います。もう一度御答弁いただきたいと思います。

 その前に、福井県商工会議所連合会からこういうふうな福井県の賃金実態報告書っちゅうのが出てるんですよ。格差社会において所得格差も顕著に出てきております。一部の大企業については、確かに身の保障もされておられますけども、その大企業も企業の中においては非常に格差が出てきている。また、我々の越前市の中、また小、零細企業においても春のベースアップはなかった。夏のボーナスもなかった。そういう企業もたくさんあるんですよ。そして、ここ辺に来て、油の値上げ、これで物すごく生活が困窮してきている。こういう時期に市の職員、我々も含めて給料改定が認められるのかどうか。

 昨日越前市の署長さんとお話をさせていただきました。越前市の警察署の署長は自殺原因は不況に伴う社会経済の変動が激しくて経営に行き詰まると、零細企業の方が多いと、9年連続3万人以上自殺者が出てきている。福井県も県発表と県警察発表と違うんですけど、非常に多いと。交通事故者の死亡事故の3倍以上あるというお話を昨日夜お聞きしました。こういう状況も含めて、果たして今回のこれが市民の皆さんの御理解得られるのかどうか。これ大事なことなんで、もしできたら市長からお言葉をいただきたいと思いますが。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 奈良市長。



◎市長(奈良俊幸君) 今回の御提案というのは、あくまでも初任給を中心に若年層に限定した給与の改定等を行うというものでありまして、人事院勧告等に基づく、私どもは提案をさせていただきました。

 御案内のとおり、バブルがはじけて以降、非常に日本が賃金が据え置かれると、そういう中で特に若年層の皆さんの給与がずっと低く抑えられていて、私は今の少子化初め、若い人たちが格差時代と言われる中で安定した暮らしをしてもらうためには、やはりそこに対してどうこれから年輩の人たちが我慢してでも対応するかというのは一つの見識だというふうに考えております。大変議員の皆様にも恐縮でありますけれども、議員や特別職の期末手当の支給率の引き上げについては人事院勧告は行われたけれども、それは見送るということで行わずに、あくまでも初任給を中心にした、若年層に限定した改定だけをお願いいたしております。そういう意味では、少しずつ民間の中でも人が少ない、特に少子化の中で若手の人材の採用が難しくなる中、初任給については上がる傾向にあります。越前市といたしましても、やはり意欲を持って職員にこの市役所の中で奉職をして、頑張ってほしいという期待もありますし、ぜひそういう中であくまでも若年層に限って初任給を中心に改定をさせていただく、その中でしっかりとした若い人を中心に今後の展望を持ってもらうということは、私どもは今の我々の責任であるという考えの中で御提案させていただきました。

 議員御指摘の人件費の抑制に努めるということは当然の考えでございますので、今後ともそういう取り組みについては行財政構造改革プログラムをもとに推進をしなければならないと考えております。ですから、そういう大きな人件費抑制という流れの中で、あくまでも若年層に限って今回は、相当長期間若年層の対応がおくれていた、そのことを人事院勧告に基づいて提案をさせていただきましたので、何とぞ御理解を賜りますようお願いをいたします。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 中西眞三君。



◆(中西眞三君) 若年層、1級から3級までといった形で、私は理解はできるんです。ただ、3級以上の方、この職員構成がいびつになっている。ここら辺等も修正をしながら、今市長がおっしゃられたとおり、3級以上の、4級以上と言った方がいい、4級以上の方の職員の改定もしながら、例えば1級から3級の方を上げる。こんなのなら、まだ理解できるんですね。ところが、4級以上の方はそのままにして、1級から3級まで上げる。やはりこれは越前市の職員給与という体系から見て、やはり問題点を先送りしてるような形になるんではないかなというふうに私は思います。

 もちろん私たち議員においても、特別職の皆さん方においても、やはり今回のこうふうな経済情勢、またラスパイレス、こういった指数の中においても、やはり我慢するときは我慢すると。適正な数字になるまでやはり改定はしないというふうなことも、良識ある判断ではないかなと私は思います。ぜひここら辺等も地方財政の厳しい状況において、上げるところは上げる、また我慢するところは我慢するというふうな形の、やはり市民の皆さんの御理解をいただけるような給与体系ちゅうものをきちっと図っていただきたい。特に、先ほど言いましたように、今12月目の前において油が物すごく上がって、生活者に、ガソリンは上がる、灯油も上がる、また生活費が、いろんなそれに伴う生活の各、油、燃料を使う素材の原料が上がってますから物すごく、ほかの値上がりへ影響が幅広く上がってきているという状況において、やはり今回につきましてはそういうふうな給与体系の構造のひずみっていいますか、そういったものをやはり見直しする中で今回の条例施行を出していくべきではないかなと思いますので、そこら辺等十分市長としてお考えいただいて、最終判断をしていただきたい。これ強く念じて、質問を終わります。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 奈良市長。



◎市長(奈良俊幸君) 御指摘のとおり上げるべきは上げる、我慢すべきは我慢すると、こういう全体の中で私どもは十分検討をさせていただいておりますので、きょうの議員の御指摘も踏まえ、今後引き続き適正な取り組みというものを進めていきたいと考えております。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 玉村正夫君。



◆(玉村正夫君) 私は中西議員の発言を聞きまして、急遽質問をしたいなと思ったわけです。といいますのは、今部長の答弁の中に職員の皆さんにはこれからどんどん、もっともっと職員の数を減らしていくと。そして、給与も下げていかなきゃならないという中身の答弁がありました。私、これは住民にとっても重大な問題だと思います。やはり住民サービス、職員の皆さんから住民サービスを受けるのは一般市民であります。そういうことをどんどんやられますと、私は職員たりとも一人の人間であります。そういう扱いをしますと、私は逆に市民には理解を得られないことまでやっていかなければならない、こういう事態が起きると思います。私は今の中西議員と市当局の皆さんの方々のやりとりを聞きまして非常に心配しました。

 それから、私はもう一点、今経済が非常に深刻化して、大企業はどんどんもうけてるけども、一般の住民の方にはほとんど景気の回復の影響がない、むしろどんどん格差が広がってると。そういう中で、私は公務員の方々の給与というのは一般の労働者の方の非常に基準になるんですね。公務員が下げたから、民間も下げる。賃下げ競争が激化することに思います。そういう点で、今回の若年の職員の方に限っての給与の改善ですが、私は非常に市民に配慮し過ぎた、最低限の一つだと思います。そういう点で、市長、今私、中西議員の意見と私の意見、両方、今言いました。どう感想をお持ちか。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 奈良市長。



◎市長(奈良俊幸君) 私は基本的に公務員の場合はスト権等が制限を受ける中で、人事院勧告という制度が設けられ、それを踏まえてこれまで県であれば県の人事委員会、また市であればそういう国、県の流れも踏まえて給与に対応してきたという歴史的な経緯があります。現時点の中では、そういう制度を尊重しながら対応していくということが私は非常に重要な取り組みだというふうに思っております。

 今、国の中での公務員の立場というのは、ストということを行ってそれぞれの労使の中で賃金を決定するという仕組みは認められておりませんし、私は市民のサービスということを考えれば、そういうようなストを抑制する中できちっとした民間の皆さんの給与をベースに改定を行っていくということは非常に合理的なシステムだというふうに考えておりますので、そうであるならば、今回きちっとした人事院勧告を尊重しながら取り組むということが、我が市の基本的なスタンスとして尊重されるべき、位置づけられるべきだと考えております。しかしながら、議員の皆さん、あるいは私ども特別職もやっぱり我慢すべきはする、そういう中で今回すべてを人事院勧告を尊重したわけではございませんので、やはりきちっとして職員の立場を踏まえ、あるいはこれまでの長い慣行も尊重しながら取り組みを提案させていただきましたので、お気持ちとして玉村議員の私どもの職員に対するねぎらいといいましょうか、温かい思いやりについては深く感謝申し上げながら、私はこうした制度をしっかり堅持をしながら、今後も対応するのが大切な基本的な考えだというふうに認識いたしておりますので、ぜひ御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 玉村正夫君。



◆(玉村正夫君) ちょっと誤解がありますので、私何も職員の方々の肩を持ってごますりの質問をしたんじゃないんです。ここの中には中小商店の経営者の方も何人かおられる。やっぱり一般住民の購買力を高めなければ、今それぞれ議員の方々も商売やってる方、おられる。その商売のですか、の経営ですね、それも上げられない、私は。もっともっと一般住民の購買力、懐を温めるところのことをやるために、私は今職員の方に、こういう提案ですから職員の方々のと言いましたけど、これは一般住民のためにとっても非常に大事なことだと、こう思いますので、一言つけ加えておきます。

 以上です。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 玉川喜一郎君。



◆(玉川喜一郎君) 議案第102号について質問をいたしますが、いろいろ議論がたくさんありました。今回の議案については、いろんな考え方があるということでございますけど、まずこの中で関連して奈良市長になられてから管理職の人数は以前から変わったのかどうか、ちょっと若干、47歳以上が過半数ということですから、少しふえてるのかなと思いますけど、おわかりでしたらお伺いしたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 加藤総務部長。



◎総務部長(加藤進君) 管理職と呼ばれる者、現時点では177名おりますが、就任当初から比べますと、若干ふえております。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 玉川喜一郎君。



◆(玉川喜一郎君) 今管理職については理解を、お伺いしたところでありますが、基本的にこの賃金の改定ということについては、これから市長は今私が聞いてるところによりますと、職員の給料について見直しを若干されるというふうに聞いてますけど、もしそのお考え方が今市長の方で我々に示されるんであれば、お伺いしたいと思います。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 奈良市長。



◎市長(奈良俊幸君) 平成18年度から議員及び特別職の報酬を5%切り下げております。職員の給与についてもこれからどうあるべきか、今職員組合と協議を行っております。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 玉川喜一郎君。



◆(玉川喜一郎君) 協議をしておるということでございますので、これ以上は質問をいたしませんが、基本的に今世間の状況と中西議員、そして玉村議員、質問されましたが、確かにそれぞれのおっしゃってることにはそれぞれの理があるというふうに思っています。なかなかそれぞれ自分の所得ということに対して比較する問題なんですね。かなりこれは難しいなというふうに思ってますし、例えばお隣の中国ですと1,000万円所得の方が1,000万人以上いるというふうにも聞いてますから、そういう意味で日本の1億数千万の人口の中で1,000万円もらわれてる方が1,000万もいない。それは人口規模にもよりますけど、そういうことを考えますと、本当にこれからの時代、やはりいかにして切磋琢磨にそれぞれ環境を整えながらいい方向で向かっていくか、こういう形で我々もしっかりとこの給料体系については議論をしてまいりたいと思っています。ありがとうございました。



○議長(福田修治君) 質疑を終結いたします。

 本案については総務委員会に付託いたします。

 暫時休憩いたします。

 休憩中に総務委員会を開催し、議案第102号の審査をお願いいたします。

       休憩 午前10時40分

       再開 午前11時58分



○議長(福田修治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議案第102号の審議を続行いたします。

 本案に関し、委員長の報告を求めます。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 佐々木総務委員長。



◆総務委員長(佐々木富基君) 〔登壇〕ただいま議題となっております

 議案第102号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正について

総務委員会の審査の結果を御報告いたします。

 本案につきましては、本会議休憩中に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査におきましては、先ほど本会議の議論を踏まえ、理事者からはラスパイレス指数の圧縮を念頭に特殊勤務手当の廃止を含め、給与費の節減、早期退職制度の延長による人身削減の取り組みなど人件費に係る総額抑制に鋭意努力しているとの説明がなされ、重ねて委員からは、市挙げて市民サービス、市民福祉の向上に尽力されるとともに、職員給与等に関する市民への具体的な詳細説明を行い、市民の理解を得ることが必要であるとの意見、要望が述べられましたので、あわせて御報告いたします。

 以上、総務委員会の審査結果の御報告とさせていただきます。



○議長(福田修治君) 委員長報告に対する質疑に入ります。

(「なし。」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 質疑を終結いたします。

 討論に入ります。

(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 城戸茂夫君。



◆(城戸茂夫君) 〔登壇〕若年層への配慮がされた議案第102号について、政新会として反対はいたしません。しかし、越前市の全体としての人件費構造、特にラスパイレス指数について是正が必要であるという観点を踏まえて、賛成の立場で討論を行います。

 国における人事院や県人事委員会の給与是正勧告の背景は、民間企業との格差是正の意味を持つものであります。このため、企業動向や景気動向、そして雇用情勢についての状況を把握した上での勧告となっています。

 越前市においては、3月議会、6月議会、9月議会で、奈良市長は所信表明の中で景気動向や地域経済の展望について決して明るいものとはなっていないと言われておられます。そのような状況の中で、人事院勧告を実施することに妥当性は見出せるのでしょうか、苦しい面があると思います。地方分権時代にあって、地域経済の活性化と税収の安定した動向は地方が自立していくために大きな要素であります。そうした観点から、地域経済の動向を的確に把握し、議会や市民に説明できなければならないと考えます。市内中小企業の給与実態や雇用情勢と市職員の給与体系をどう関連づけて見ておられるのでしょうか。理事者は答弁に責任を持つべきであります。

 次に、ラスパイレス指数にどういった数値になるのか。福井県で一番高い人件費の越前市が人事院勧告を実施することについて、説明はそう簡単ではないように思います。最も大きい要因は、人事構成のアンバランスが是正されていない点であると考えます。現在、部長、課長級のポストが増加したままの状況にあります。先ほどの質疑にもありましたように、理事級、副理事級、参事級といった管理職177名を減少させる施策は急務であります。合併に伴い議員は定数を大幅に削減し、報酬も減額してまいりました。しかし、職員数の削減は若干の減少にとどまっているのが現状であります。いまだ合併効果をあらわすまでには至っておられないと見ております。越前市においては団塊の世代が多いからポストをふやす、この世代が退職したら必然的に下がるというような安易な考えがあるのではないでしょうか。

 職員の職務に対しての意識改革も含めてしっかりとした対策を立て、是正していくことは大切なことであります。この点について十分な考慮がなされることを要望して、政新会を代表しての賛成討論とさせていただきます。



○議長(福田修治君) 討論を終結いたします。

 採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案については、委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福田修治君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第102号は原案どおり可決されました。

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○議長(福田修治君) これをもって本臨時会に付議された案件の審議は終了いたしました。

 以上をもちまして平成19年第4回越前市議会臨時会を閉会いたします。

        閉会 午後0時05分







 地方自治法第123条第2項の規定により上記会議のてんまつを証するため、ここに署名する。



  平成19年11月27日





      越 前 市 議 会





         議   長







         議   員







         議   員







         議   員