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福井県 鯖江市

平成24年 9月第388回定例会−08月23日-01号




平成24年 9月第388回定例会

             第388回鯖江市議会定例会会期日程

          会期 平成24年8月23日(木)開会
                  9月14日(金)閉会 23日間
 ┌──────┬─┬────┬───────────────────────┐
 │ 月  日 │曜│  時  │       内       容       │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │ 8月23日│木│    │本会議(提案理由説明)            │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   24日│金│    │休 会 質問通告受付開始           │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   25日│土│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   26日│日│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   27日│月│ 12時 │休 会 質問通告〆切             │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   28日│火│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   29日│水│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   30日│木│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   31日│金│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │ 9月 1日│土│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    2日│日│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    3日│月│ 10時 │本会議(質疑、一般質問)           │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    4日│火│ 10時 │本会議(一般質問)              │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    5日│水│ 10時 │本会議(一般質問)              │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    6日│木│9時30分 │常任委員会                  │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    7日│金│9時30分 │常任委員会                  │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    8日│土│    │休 会                    │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │    9日│日│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   10日│月│ 9時 │議会運営委員会                │
 │      │ ├────┼───────────────────────┤
 │      │ │ 10時 │議会等改革特別委員会             │
 │      │ ├────┼───────────────────────┤
 │      │ │13時30分│決算特別委員会                │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   11日│火│    │休 会                    │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   12日│水│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   13日│木│    │ 〃                     │
 ├──────┼─┼────┼───────────────────────┤
 │   14日│金│ 10時 │本会議(委員長報告、採決)          │
 └──────┴─┴────┴───────────────────────┘

             議 案 審 議 結 果 一 覧

                           市長提出 (9月14日議決)
┌─────┬───────────────────────┬─────┬────┐
│ 議案番号 │       件       名       │付託委員会│ 結 果 │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第44号 │平成24年度鯖江市一般会計補正予算(第2号) │総務・産建│ 可 決 │
│     │                       │教民   │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第45号 │平成24年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算│ 教育民生 │  〃  │
│     │(第1号)                  │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第46号 │平成23年度鯖江市一般会計歳入歳出決算の認定に│ 決算特別 │継続審査│
│     │ついて                    │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第47号 │平成23年度鯖江市国民健康保険事業特別会計歳入│  〃  │  〃  │
│     │歳出決算の認定について            │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第48号 │平成23年度鯖江市後期高齢者医療特別会計歳入歳│  〃  │  〃  │
│     │出決算の認定について             │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第49号 │平成23年度鯖江市介護保険事業特別会計歳入歳出│  〃  │  〃  │
│     │決算の認定について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第50号 │平成23年度鯖江市農業集落排水事業特別会計歳入│  〃  │  〃  │
│     │歳出決算の認定について            │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第51号 │平成23年度鯖江市総合開発事業特別会計歳入歳出│  〃  │  〃  │
│     │決算の認定について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第52号 │平成23年度鯖江市下水道事業特別会計歳入歳出決│  〃  │  〃  │
│     │算の認定について               │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第53号 │平成23年度鯖江市水道事業会計決算の認定につい│  〃  │  〃  │
│     │て                      │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第54号 │鯖江市防災会議条例および鯖江市災害対策本部条例│ 総  務 │可 決 │
│     │の一部改正について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第55号 │市庁舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結に│  〃  │〃   │
│     │ついて                    │     │    │
└─────┴───────────────────────┴─────┴────┘


                            議員提出 (9月14日議決)
┌──────┬────────────────────────────┬────┐
│ 市会案番号 │          件       名          │ 結 果 │
├──────┼────────────────────────────┼────┤
│ 第 4 号 │森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する「地方財源を確│ 可 決 │
│      │保・充実する仕組み」の構築を求める意見書について    │    │
├──────┼────────────────────────────┼────┤
│ 第 5 号 │北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書につい│  〃  │
│      │て                           │    │
└──────┴────────────────────────────┴────┘

            請 願 ・ 陳 情 の 結 果 一 覧

(継続審査となっていたもの)
┌────┬────────────┬───────────┬─────┬───┐
│ 番 号 │   件    名   │   提 出 者   │付託委員会│結 果│
├────┼────────────┼───────────┼─────┼───┤
│ 請 願 │消費税増税に反対する意見│新日本婦人の会    │ 総  務 │不採択│
│ 第3号 │書の提出を求める請願  │鯖江支部       │     │   │
│    │            │代表 北村 日出子  │     │   │
└────┴────────────┴───────────┴─────┴───┘


            第388回鯖江市議会定例会会議録
   …………………………………………………………………………………………
         平成24年8月23日(木曜日)午前10時00分開会
   …………………………………………………………………………………………
   〇出席議員(20人)              1番  福 原 敏 弘
                          2番  佐々木 一 弥
                          3番  山 本 敏 雄
                          4番  佐々木 勝 久
                          5番  帰 山 明 朗
                          6番  林   太 樹
                          7番  小 竹 法 夫
                          8番  遠 藤   隆
                          9番  石 川   修
                          10番  奥 村 義 則
                          11番  高 田 義 紀
                          12番  丹 尾 廣 樹
                          13番  木 村 愛 子
                          14番  平 岡 忠 昭
                          15番  末 本 幸 夫
                          16番  山 崎 文 男
                          17番  水 津 達 夫
                          18番  蓑 輪   昇
                          19番  玉 邑 哲 雄
                          20番  菅 原 義 信
   …………………………………………………………………………………………
   〇欠席議員(0人)


   …………………………………………………………………………………………
   〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男
                 副市長          池 田 達 昭
                 教育長          藤 原 宣 章
                 総務部長         千 秋 冨 秀
                 政策経営部長       宇 野 徳 行
                 健康福祉部長       加 藤 泰 雄
                 産業環境部長       辻 本   正
                 都市整備部長       田 中 憲 男
                 会計管理者        窪 田 育 男
                 教育委員会事務部長    酒 井   誠
   …………………………………………………………………………………………
   〇説明補助者として出席したもの
                 総務部危機管理監     加 藤 重 光
                 総務課長         伊 部 雅 俊
                 秘書広報課長       斉 藤 幸 治
                 政策経営部情報統括監   牧 田 泰 一
                 企画財政課長       友 永 英 宣
                 社会福祉課長       東 井 忠 義
                 産業環境部次長      水 島 秀 夫
                 商工政策課長       中 村 修 一
                 都市整備部次長      川 上 義 秀
                 道路河川課長       三 谷   清
                 教育政策課長       辻 川 哲 也
                 監査委員事務局長     田 中 一 男
   …………………………………………………………………………………………
   〇職務のため出席したもの  議会事務局長       棚 池 義 治
                 議会事務局次長      八 田   宏
                 議会事務局参事      山 口 達 哉
                 議会事務局次長補佐    笠 嶋 忠 輝
   …………………………………………………………………………………………


               開会 午前10時00分
○議長(平岡忠昭君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまから第388回鯖江市議会定例会を開会いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第1.会議録署名議員の指名
○議長(平岡忠昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第79条の規定により、本定例会の会議録署名議員に、18番 蓑輪 昇君、19番 玉邑哲雄君、20番 菅原義信君、以上3名を指名いたします。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第2.会期の決定
○議長(平岡忠昭君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
 議会運営委員長 小竹法夫君。
           〇議会運営委員長(小竹法夫君)登壇
◎議会運営委員長(小竹法夫君) おはようございます。
 第388回定例会の運営につきまして、去る7月23日、8月16日に開催いたしました議会運営委員会における審議の結果につきまして御報告申し上げます。
 今期定例会に付議されます案件は、議案として補正予算2件、各会計決算8件、そのほか条例の一部改正など2件で計12件、そして報告3件であります。また、継続審査となっております請願1件があります。
 この中で、特に決算については決算特別委員会を設置し、審査することといたし、会期中においては正副委員長の互選、および審議日程を決めることとし、内容審査については閉会中の継続審査とすることといたします。
 さて、これら案件の審査に要する日程でありますが、本日は決算特別委員会を設置し、委員選任を行い、次に市長の施政所信表明ならびに各議案等に対する提案理由の説明を行い、散会といたします。
 明8月24日から9月2日までは休会といたし、3日、4日、5日に本会議を開き、各議案等に対する質疑の後、一般質問を行います。
 これらの質問に対する発言通告書の提出期限は、明日の9時から27日月曜日の正午までといたします。
 各常任委員会の審査日程につきましては、9月6日および7日の両日といたします。また、議会等改革特別委員会および決算特別委員会は10日に行うことといたします。
 そして、14日を最終日とし、本会議を開き、委員会における審査の結果の報告を行い、質疑、討論の上、採決を行う運びであります。
 以上のとおりの議会日程でもって、本定例会の会期は本日から9月14日までの23日間とすることで、意見の一致を見た次第であります。
 本委員会の決定どおり、議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、御報告といたします。
○議長(平岡忠昭君) お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から9月14日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。
 よって、会期は、本日から9月14日までの23日間と決しました。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第3.諸般の報告
○議長(平岡忠昭君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 お手元に配付してあります議会報告(第3号)をもって報告といたします。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第4.決算特別委員会の設置
○議長(平岡忠昭君) 日程第4、決算特別委員会の設置を議題といたします。
 お諮りいたします。
 議案第46号 平成23年度鯖江市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第53号 平成23年度鯖江市水道事業会計決算の認定についてまで、以上8議案については、決算特別委員会を設置し、付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。
 よって、決算関係8議案については、決算特別委員会を設置し、付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
 お諮りいたします。
 決算特別委員会の委員の選任については、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。
 よって、本委員会委員の選任は、議長において指名することに決しました。
 決算特別委員会委員には、議長を除く全議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。
 よって、議長を除く全議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第5.議案第44号 平成24年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)から日程第19.報告第10号 平成23年度資金不足比率の報告についてまで
○議長(平岡忠昭君) 日程第5、議案第44号 平成24年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)から日程第19、報告第10号 平成23年度資金不足比率の報告についてまで、以上15件を一括議題といたします。
 理事者の提案理由の説明を求めます。
 牧野市長。
              〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) 第388回鯖江市議会定例会の開会に当たり、平成24年度補正予算案を初め各議案の御審議をいただくに際し、市政運営に当たっての所信の一端を申し述べますとともに、市政の諸課題につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 初めに、先月の20日から21日にかけて、暖かく湿った空気が北陸地方に流れ込み、福井県上空の寒気を伴った気圧の谷の影響で、嶺北を中心に大雨となり、本市でも最高で約40ミリの時間雨量を観測しました。この影響で、市内では一部の道路が一時的に冠水しましたが、短時間で水も引き、大事には至りませんでした。
 お隣の越前市では、東部地区を中心に時間雨量96ミリという猛烈な雨量を観測し、岡本、粟田部、味真野の3地区を中心に、建物被害433棟という甚大な被害となりました。この災害に対しまして、本市では見舞い金30万円を送るとともに、多くの市民の皆様を初め、市職員ならびに消防職員、延べ80人が土砂除去等の復旧作業に当たりました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 これから本格的な台風シーズンを迎えるに当たり、昨日、日野川左岸河川敷で、市民約80人の参加をいただき、総勢170人による水防訓練を実施いたしました。水防工法の基本と水害発生時における現場活動を迅速かつ的確に行うことを再確認し、さらに関係各機関との連携を強化し、水害に強いまちづくりに努めてまいります。
 さて、私の市長としての2期目の任期も余すところわずかとなり、任期最後となる議会を迎えることができました。この間、「みんなでつくろう みんなのさばえ」を合言葉に、重点施策として鯖江ブランドの創造と人の増えるまちづくりの実現に取り組んでおり、おおむね順調に推移してきていると考えております。これもひとえに議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援、そして職員の努力のたまものと、心から厚くお礼申し上げます。
 現在、第5次総合計画の中間年として、1,000人の市民の皆様を対象に、市政に対する市民の満足度を調査するアンケートを実施しております。2項目の重点施策と44項目の基本施策に加え、本市の喫緊の課題であります原子力防災と北陸新幹線についてもお尋ねしました結果、前回のアンケートを上回る551人の方から御回答をいただきました。早急に結果を取りまとめ、政策評価を実施し、今後の施策推進に役立ててまいります。
 来る市長選挙において市民の皆様の御信任が得られるのであれば、引き続き市政を担当し、産業振興や市民の安全・安心な暮らしの実現、そしてふるさと鯖江の発展に全力投球し、幸福度の高い交流都市鯖江の実現に取り組んでまいりたいと考えております。
 さて、ことしの夏も連日最高気温が35度を超える猛暑日が続きました。特に今年は4年に1度のオリンピックイヤーであり、イギリスのロンドンの地で、国の期待と誇りをかけて連日熱い戦いが繰り広げられ、スポーツを通して、見る者に多くの感動を与えていただきました。
 この熱気を受け、ことしも鯖江の若い力が大舞台で躍動いたしました。地元開催となった全国高校総合体育大会(インターハイ)の体操競技では、鯖江高校が男子団体総合で、主力がけがで万全ではない中、一昨年の優勝、昨年の3位に続き、連続3位となり、伝統の力で見事表彰台に上がりました。同じサンドームで開催された新体操男子では、北信越中学総合競技大会で見事11連覇の偉業を達成した東陽中学校の卒業生でチームを構成する科学技術高校男子が、昨年の6位に続く連続入賞は逃しましたが、7位となり、来年度以降に希望をつなぎました。
 続いて、今月12日から開催された全日本ジュニア体操選手権においても、鯖江体操スクールが女子2部で初優勝を飾りました。
 また、新潟県南魚沼市で開催されたインターハイテニスの個人、ダブルスの両方で、仁愛女子高校の林恵里奈選手が見事初優勝を果たしました。今月7日に大阪市で開催された全日本ジュニア18歳以下女子ダブルス、春の全国高校選抜大会の団体、個人の優勝に続く快挙であります。
 さらに、全国の代表51チームが参加して開催された全日本学童軟式野球大会では、鳥羽小学校野球部が熱戦を勝ち抜き、見事初優勝を遂げ、全国約1万5,000チームの頂点に立ちました。
 一方、吹奏楽では、福井県代表として北陸大会に出場した鯖江中学校と中央中学校吹奏楽部が銀賞を獲得、中部吹奏楽コンクールでは東陽中学校が本大会への出場を決めました。また、合唱では、県コンクールにおいて鯖江中学校と中央中学校が金賞を受賞し、鯖江中学校が県代表として、9月に開催される中部大会への出場を決定しました。
 このほかにも、北信越小学生バレーの鯖江男子が優勝、豊女子が準優勝を飾るなど、本市の子供たちの活躍が際立つ、思い出に残る夏となりました。
 残念ながら、ことしのオリンピックには本市出身の選手は不在でしたが、将来、これらの子供たちがふるさと鯖江を誇りに、オリンピックを初めとする世界の舞台で活躍できる日が来るよう、これからの成長と活躍に大いに期待したいと思います。
 次に、鯖江の夏の風物詩となりました河和田アートキャンプもことしで8回目となり、京都精華大学を中心に県内外の大学や高校から約100人の学生たちが8月の1カ月間を河和田町の古民家で共同生活しながら、伝統産業、農業、林業、学育、食育、健康を切り口とした6つのプロジェクトと、絵本カフェや蔵BAR、イベントプロジェクトを実施しております。ことしも9月1日から9日にかけまして、河和田地区内の各展示会場において、成果を発表するさまざまな催しが行われます。
 また、9月8日から16日にかけて、昨年に引き続き、中道通りや大門通りを中心に、「うるしの里 中道アート」を開催します。漆器産業等の地域資源を磨き上げ、交流人口の増加や地域商品の購買層をふやすことを目的として、漆器の販売や実演、商店等での特色ある展示、さらにはアートキャンプに参加する京都精華大学や福井工業大学、地元の丹南高校の学生の皆さんの個性的な作品を各個展で展示いたします。ことしは8日と9日の2日間、来場者の皆様へ越前漆器を用いたそばの振る舞いによるおもてなしも企画されるなど、地域と漆器産業界、そして学生の3者が一体となった協働事業となっております。
 さらに、平成22年度から3カ年をかけて、越前漆器協同組合と富山県の井波彫刻協同組合の連携事業として取り組んでまいりました、越前漆器塗りの山車がいよいよ完成し、9月15日には、新たに建設された山車会館とともにお披露目式が行われます。山車の製作には、これまで伝統工芸士を初め、産地内の塗り師や蒔絵師、沈金師など、50人を超える職人が携わっており、山車の製作を通して技術の交流や継承が図られるとともに、今後はうるしの里会館の新たな目玉施設として、来館者の増加や新たな需要の開拓など、大きな役割を担うことになります。また、さきに納品しました静岡県袋井市堀越上区の山車「鳳越車」が10月のお祭りで披露されるとの御案内がありましたので、私も越前漆器協同組合の皆様とともに現地を訪問し、トップセールスに努めてまいります。
 これらの事業に加え、9月8日から23日までの15日間、うるしの里会館では越前漆器伝統工芸士作品展、「うるしの匠展」も開催され、約80点の作品展示や実演が予定されています。
 うるしの里河和田地区は、漆器産業の出荷額が最盛期の3分の1にまで落ち込むとともに、人口も大きく減少するなど、大変厳しい状況となっております。しかし、越前漆器を初めとする地場産業や、すばらしい歴史、伝統、文化、自然、環境、景観、そして何よりも人の魅力、おもてなしの心が残されております。市では、県のふるさと創造プロジェクト事業を活用し、これらの資源を生かしたまちづくりに取り組むことで、交流人口の拡大、さらには定住人口の創出につなげてまいりたいと考えております。9月1日のラポーゼかわだ残暑まつりを皮切りに、アートキャンプの発表会、うるしの里 中道アート、山車のお披露目、うるしの匠展と、9月は河和田地区で多くのイベントが開催されますので、1人でも多くの皆様に足を運んでいただきますようお願いいたします。
 次に、本年も河和田アートキャンプに続けと、多くの学生が躍動しております。
 まず、昨年協定を締結した明治大学からは、8月27日から16人の学生が、中心市街地、食育、市民主役、スポーツの各分野における鯖江ブランドの創造をテーマに調査研究を実施します。30日には中間報告会を開催し、11月18日には最終報告会を開催します。同じく明治大学卓球部の皆さんと地元の小・中学校の子供たちとの卓球交流会が、今月21日と22日の2日間開催されました。明治大学卓球部は、これまでにオリンピック選手を数多く輩出するなど、大学卓球界の強豪校であり、3回のオリンピック出場経験を有する田崎監督と根田キャプテン以下4人の選手が、地元の卓球少年少女と技術指導を通した交流を深めました。
 また、他の地域にも広がりを見せている地域活性化プランコンテストについてでありますが、5回目となることしも東京大学を初めとする有名大学から、例年より多くの学生の皆さんがエントリーしていただき、その中から選抜された24人が8チームに分かれて、9月8日から10日までの3日間のコンテストに挑戦します。事前調査や現地での聞き取りを行い、鯖江のまちの課題を見出し、学生の想像力豊かな感性と発想力で活性化プランを作成し、最終日の10日に本山誠照寺で公開発表をしていただきます。
 さらに、8月15日から18日までの4日間、北京外国語大学を中心とした中国人学生14人と東京外国語大学を中心とした日本人学生14人の大学生、計28人が、「日中の若者と少子高齢化社会」をテーマに調査研究を行ったほか、吉川ナスを使った学校給食献立選手権と空き家を活用した交流の場づくりを提案した金沢大学のまちづくりインターンシップやスポーツ合宿など、8月から9月にかけて、多くの学生の皆さんがまちづくり調査や研究等に取り組んでおります。
 市では、これらの学生の皆さんを初め、全国を舞台に活躍されている市民の皆さんや本市にゆかりのある皆さんを鯖江ブランド大使に委嘱させていただき、今後、それぞれの活動を通して、本市の魅力や情報を広く発信していただくことを期待しております。
 次に、国政では、今月10日に消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革関連8法案が成立いたしました。経済状況の好転を条件として、現行の消費税5%を平成26年4月には8%に、翌27年10月には10%に引き上げる改正消費税法では、消費税が10%に引き上げられた段階で約13兆5,000億円の増収が見込まれております。地方自治体には5%の増税で、地方消費税と地方交付税を合わせて約3兆8,000億円が増額される見込みとなっております。今後、社会保障分野における国と地方の役割が明確化され、地方負担に見合う財源が確保されるよう、全国市長会等を通しまして強く要望してまいります。
 一方、今月17日に、国は来年度の予算編成に向けて、日本再生を重点枠と位置づける、平成25年度予算の概算要求基準を閣議決定いたしました。例年8月末に設定している各省庁の概算要求締め切りを9月7日まで延期し、今後の成長の核とする環境、医療、農林漁業の3分野を特別重点枠とする方針を打ち出しました。
 本市の平成25年度当初予算の編成作業は、国の方向性も見きわめながら、これから準備を進めることになりますが、政局が不安定であることや公債特例法案もまだ成立していないなど、国から地方への財源対応などの点に先行き不透明な部分もあり、引き続き国の動向や市民生活の実態を見きわめた上で的確に対応してまいります。
 次に、平成23年度の決算状況について申し上げます。
 一般会計の決算につきましては、歳入総額256億910万円余、歳出総額251億7,030万円余となり、実質収支は3億8,076万円余の黒字決算となりました。
 続いて、平成23年度決算における主な財政指標について申し上げます。
 まず、一般会計の赤字の程度を指標化し、財政運営の状況を示す実質赤字比率については、引き続き実質赤字額は生じておらず、黒字の2.73%となりました。また、特別会計を合わせたすべての会計の赤字や黒字を合算して、自治体全体としての赤字の程度を指標化し、財政状況を示す連結実質赤字比率につきましても、黒字の14.37%となっており、いずれも早期健全化基準を大きく下回っており、良好な状況にあります。
 次に、特別会計や一部事務組合を含めた地方自治体全体の実質的な借入金の元利償還額の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示す指標である実質公債費比率は、普通交付税の増加や公営企業等への繰り出しの減により、昨年度比0.8ポイント改善し、12.6%となっております。この実質公債費比率が18%を超えますと、地方債の発行は知事の許可が必要となり、25%を超えますと、財政健全化計画の策定が必要となってまいりますが、当面そのような水準に達するものではありません。また、土地開発公社を含めた鯖江市全体の借入金や退職手当、債務負担行為のうち、将来にわたって一般会計で負担すべき額を財政規模と比較して指標化した将来負担比率は、公立丹南病院建設に伴う起債発行額の増加等により、昨年より5ポイント増の43.7%となりましたが、早期健全化比率の350%を大きく下回っております。
 次に、上水道事業や下水道事業などの公営企業の経営状況を公営企業の料金収入の規模と比較して指標化した資金不足比率につきましては、農業集落排水事業特別会計、総合開発事業特別会計、下水道事業特別会計および水道事業会計のいずれにおきましても資金不足は生じておらず、おおむね良好な経営状況であります。
 また、市の借金である市債の残高につきましては、平成23年度末の一般会計では前年度より5億6,453万円減少し、279億5,124万円余となりました。これに特別会計を含めた鯖江市全体の市債残高は前年度より9億4,752万円減少し、総額で588億7,400万円余となり、市民1人当たりに換算しますと、約85万4,000円となりました。
 次に、基金の残高でございますが、財政調整基金の平成23年度末の残高は21億770万円となり、行財政構造改革プログラムの目標残高を約14億円上回る額を確保することになりました。これにより、突発的な災害や緊急の行政課題に加え、一定の政策的経費や臨時的経費にも、ある程度柔軟に対応できるものと考えております。
 また、減債基金につきましては7億8,440万円を増額し、平成23年度末の残高は12億7,200万円となり、今年度実施いたします10億2,544万円の繰上償還の財源としてまいります。今後も小・中学校および市庁舎の耐震化や社会保障費等の増加などが見込まれる一方で、景気浮揚による税収等の増加が見込めないことなどから、本市の財政運営は引き続き厳しい状況が続くものと予想されますので、効率的で効果的な財政運営に努めてまいります。
 次に、原子力防災に関して申し上げます。去る6月20日に参議院本会議におきまして、原子力規制委員会設置法案が可決され、成立いたしました。この法案では、公布日の6月27日から3カ月以内に原子力規制委員会を発足させることのほか、原子力災害対策特別措置法の改正や原子力災害対策の指針の策定、原子力防災に対する緊急時対応への備え、防災体制の強化を図ることとしております。
 市では、去る8月7日に第5回鯖江市原子力防災策定準備委員会を開催し、原子力規制委員会が設置されることや、福井県の原子力防災計画の改訂方針も定まることから、近く鯖江市地域防災計画(原子力対策編)策定委員会を設置し、原子力災害に関する防災計画を策定してまいります。
 次に、北陸新幹線についてでありますが、国は6月29日に北陸新幹線金沢・敦賀間の着工を認可し、今月19日にその第一歩となる起工式が開催されました。認可区間の路線延長は125キロメートルで、そのうち市内区間は文殊山から片上地区、中河地区、新横江地区を通り越前市に至る延長6.3キロメートルのルートとなっております。
 去る7月23日には、事業主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構から市ならびに市議会に対し、事業概要の説明会が開催され、席上、反対機運の強い中で地元説明会に臨むに当たり、真摯で誠意ある対応を強く要望いたしました。さきに開催された区長会連合会幹事会への説明会以降、順次、沿線各地区の区長会や沿線町内会に対する地元説明会を開催してまいりますが、市では関係17課で構成する北陸新幹線整備連絡会議を立ち上げ、住民の皆様の声を酌み取りながら、事業が円滑に進捗するよう、機構と住民の皆様との関係を調整してまいります。
 一方、北陸新幹線と本市のまちづくりの関係についてでありますが、2年後の金沢開業に伴う一極集中の危機感、さらには13年後の敦賀開業時の並行在来線の三セク化による特急廃止と市民の交通利便性の確保、鯖江駅の活性化が大きな課題となってまいります。
 新幹線駅のない本市が魅力あるまちづくりを進めるには、産業観光の推進や企業誘致など産業の活性化、公共交通網の整備などが不可欠であります。今後、庁内の連絡体制を強化するとともに、有識者も交えた市民の皆様の声をお聞きする場を設けてまいりたいと考えております。
 次に、市民主役条例の推進に向けた取り組みでありますが、昨年度に実施された17の提案型市民主役事業につきましては、事業の実施団体および市の担当課に対し、評価アンケートを実施しました。このうち、市民側の意欲や実施能力を尋ねる質問に対しては、おおむね高い評価が得られており、市民の参画意識や行政の意識改革が進んだことがうかがわれました。一方、事業の成果や波及効果については、実施手法が変更になった事業もあり、17事業中7事業で参加者の減少が見られ、今後検討すべき課題も残されていますが、全体の評価としては、おおむね、市民提案を生かした事業展開が図られているという結果となりました。平成25年度に実施する事業につきましては、9月初旬から市民提案の募集を予定しており、評価アンケートの分析や市民主役推進委員会からいただいた改善提案を含め、よりよい制度運営に向けて改善してまいります。
 また、昨年市民提案をいただいた、地域コミュニティで活動する人材養成を目指す講座、市民まちづくり応援団が8月19日に開講いたしました。公募、地区推薦を含め、各地区から予想を超える50人近くの受講者が集まり、今後半年間にわたりワークショップ形式での実践的な講習が実施され、修了された皆様が、新しい公共の担い手として、自発的に地域で活動されることを期待しております。
 それでは、次に、主な事業について申し上げます。
 まず、産業振興についてでありますが、もみじまつりの期間中である11月16日から18日の3日間、嚮陽会館において、さばえものづくり博覧会を開催します。7月末現在の実行委員会の取りまとめでは、当初の予定を大きく上回る205事業所からの出展の申し出があり、小間数も455となっていることから、業種ごとのゾーン設定や屋外ビッグテントでの対応などについて協議を進めています。初日の11月16日には、越前漆器塗りの山車が、市役所から会場となる嚮陽会館まで約1.1キロメートルを巡行するとともに、期間を通して会場に展示される予定となっており、ものづくりのまち鯖江の企業等の情報発信を通して、商工業の振興につながることを期待しております。
 また、ことしも11月11日から12月2日まで、2012さばえもみじまつりを開催します。特に17日と18日の両日は多彩なイベントが予定されており、1,600本に増植され、県内最大のもみじの名所となった晩秋の西山公園、嚮陽庭園を楽しむとともに、鯖江のものづくりのすばらしさに触れることができる絶好の機会であり、市民はもとより県内外から多くの来場者にお越しいただき、楽しんでいただけるものと確信しております。
 次に、ことしで3回目となります、さばえめがねまつりが、9月14日から20日までの日程で、めがね会館を会場に開催されます。9月16日にはめがね供養の神事や、めがねっ娘アイドルによるライブコンサートが開催されるほか、16日と17日の両日には、お買い得眼鏡の販売や眼鏡の無料洗浄サービスが行われます。JR鯖江駅からめがね会館までを鯖江めがねロードと位置づけし、のぼり100本を立てることで、祭り気分が演出され、これらのイベントを通して、めがね産地鯖江のファンがますますふえることを期待しています。
 次に、農業政策について申し上げます。まず、米穀データバンクが発表した7月31日現在の平成24年度産米の作柄によれば、福井県は水稲作況指数102の「やや良」と見込まれ、今後本格的に収穫が始まるコシヒカリにつきましても、台風等の影響もなく順調に収穫が迎えられるものと期待しております。大麦につきましては、ことしは10アール当たり253キログラムで平年並みの収量となり、10月には平成25年度産麦の播種の時期を迎えますので、天候等にも恵まれ、一層の豊作となるよう期待しております。また、農地の有効活用を図るため、大豆、ソバを麦後の二毛作として推進しておりますが、ことしも昨年並みの大豆66ヘクタール、ソバ140ヘクタールの作付を見込んでおり、農業者戸別所得補償制度および市単独の助成も活用しながら支援してまいります。
 次に、去る7月1日に、第1回食でつながるみんなのさばえをアイアイ鯖江で開催しました。市民団体や農家、関係団体等の方々から構成する元気さばえ食育推進会議において協議を重ね、市民の方が食育を伝え、それを市民の方が学ぶというコンセプトのもと、プロの指導によるキッズキッチンやパティシエ教室、伝承料理の葉ずしづくり、食の安全・安心に関する体験などが実施され、多くの親子の皆さんに参加いただきました。
 次に、市では今年度から6次産業化チャレンジビジネス支援事業を創設し、市内でとれた農産物を活用した加工品の生産や販路拡大のための工夫を行う農家、企業、NPO等の活動を支援しております。これまでに5件の申請があり、物産展でのPR等、販路拡大や、特産ミディートマト「越のルビー」のピューレ加工、NPO農園でとれたタマネギを使ったレトルトカレーの製造販売、自作の米を使った塩こうじ商品開発など、新たな商品開発や流通ルートの開拓を支援することで、農産物の生産拡大につなげてまいります。
 次に、吉川ナスの生産と販路拡大についてでありますが、販売量の多くは東京方面に出荷されており、中卸業者を通じて高級レストラン等に販売されています。既に全国チェーンを有する大手飲料メーカーの系列レストランや明治大学のレストランなどからも予約が入っているほか、大手流通グループが吉川ナスの栽培農家グループとパートナーシップを結び、全国PRを展開する企画もあり、最終的なことしの販売量は、昨年の2,900個を大幅に上回る6,000個を超えると予想されています。鯖江市伝統野菜等栽培研究会が発足し、ことしで3年目となりますが、栽培農家の御努力により着実に販売量がふえており、市では市場動向も見据えながら、生産拡大、栽培技術の確保の両面で支援してまいります。
 一方、市民や若者によるブランド化サポートの取り組みも始まっており、さばえ菜花市民ネットワークの皆様による、農家めぐりバスツアーやちびっ子ファーマー塾が開催され、吉川ナスの収穫体験などに多くの市民の皆様に参加いただきました。
 次に、全国グリーンツーリズム推進福井大会が11月8日から10日まで、「つなごう幸せ ふるさとツーリズム」をテーマに開催されます。本市では、うるしの里会館を会場に、「さばえのけもの旅行社 鳥獣害対策ツーリズムを検証する」をテーマとする分科会が開催され、本市を含む全国各地の取り組みが報告されるとともに、鳥獣害対策という地域課題に対して、グリーンツーリズムで何ができるのかを検証してまいります。
 次に、教育問題について申し上げます。滋賀県の中学校において、生徒がみずからの命を絶つという痛ましい事件が発生し、その背景にはいじめがあったのではないかとも報道されており、教育界のみならず全国的に大きな衝撃を与えております。文部科学省では、いじめ問題はどの学校でも起こり得るものであり、その兆候をいち早く把握し、迅速に対応するため、学校や教育委員会におけるいじめ問題への取り組み状況等の調査を実施することになりました。
 本市におきましても、毎年の調査でその事例が確認されているところであり、学校における適切な対応や教育委員会への連絡を指導してきたところですが、今月6日には臨時校長会を開催し、いじめ問題についての対応などを再度確認するとともに、教師一人一人が、どの学校でもどの子供にも起き得る問題であることを改めて認識し、学校現場における問題行動の把握と適切な対応の検討、教育委員会との連携等について指導したところであります。
 また、8月20日には、「いじめ問題をなくす福井県全体会議」が開催され、県内教育関係者がいじめ問題対策について意見交換したところですが、この会議に本市の学校長や教育委員も参加し、2学期以降のいじめ問題等への適切な対応について共通認識を深めたところであり、いじめを未然に防止するとともに、早期発見・早期対応に努めてまいります。
 一方、京都府や千葉県などで連続して発生し、多数の子供の犠牲者を出した通学時の交通事故を踏まえ、各小学校から報告のあった危険箇所について、鯖江警察署や福井県丹南土木事務所、見守り隊などの地域の方々、学校、そして市の交通安全担当課ならびに道路管理担当課、教育委員会が合同で現場を確認しながら点検しました。
 学校や地域からは、道路の路側帯の設置や拡幅、停止線の標示、学童歩行に対する注意喚起の標示、側溝の改良等などの要望があり、これらの要望に対し、対応可能なものから早急に対応するとともに、道路の改良などに関することには、関係機関と協議しながら対応してまいります。
 次に、安全・安心のまちづくりについて申し上げます。昨年度まで関係機関の御協力をいただきながら実施してまいりました鯖江市防災総合訓練を、今年度からは地区主体で住民参加、市民主役型の訓練として実施いたします。10月28日に新横江地区で、11月18日には豊地区で実施する予定であり、現在、それぞれの区長会において、地区にとって最も適した訓練のあり方について、区長さんを初めとする地区の皆様で御検討いただいております。
 次に、今議会で建築工事の請負契約締結について御審議いただきます、市庁舎耐震補強工事についてでありますが、東日本大震災の教訓を踏まえ、手厚い地方財政措置が講じられている緊急防災・減災事業等を活用し、災害時の拠点施設である市庁舎の耐震補強工事に速やかに着手し、平成25年度末の完成を目指してまいります。休日はもとより、執務中にも施工し、早期完成を目指す予定となっており、市役所に来庁の皆様ならびに地元、西山町の皆様には何かと御迷惑をおかけすることになりますが、御理解、御協力いただきますようお願いいたします。
 一方、東日本大震災の被災地支援についてでありますが、8月17日から19日にかけて、鯖江市PTA連合会、東陽中学校吹奏楽部、鯖江ライオンズクラブの3団体から、市内3中学校の生徒37人を含む総勢67人が被災地の岩手県大船渡市を訪問し、仮設住宅で生活されている方々や子供たちとのふれ合い交流を行ってまいりました。
 活動の中心となった鳥沢仮設住宅地では、市の花ツツジの苗木の植栽や、清掃活動のほか、校舎が壊滅した赤崎小学校の子供たちの遊び場づくりのため、草刈りボランティア等を被災地の方々と一緒に行ってまいりました。また、東陽中学校吹奏楽部の皆さんからは、演奏会などで募金活動を行い、そのお金で購入したキーボード等の楽器を赤崎中学校にお届けいたしました。今回、本市の子供たちが被災地を訪問し、ボランティアやふれ合い、演奏活動を通して、思いやりの心や助け合いの心をはぐくんでいただいたことは大変貴重な経験であり、今後もこのような被災地への温かい応援活動を支援してまいります。
 次に、吉野瀬川の放水路工事についてでありますが、今年度から放水路に係る用排水、道路等の管理者の御理解、御協力をいただきながら、放水路の掘削や築堤、護岸の工事、市道橋梁の下部工の工事を進めてまいります。流域の治水、利水両面からの安全・安心を確保するため、ダム本体事業ならびに放水路や現堤防のかさ上げの早期完成、さらには浅水川や鞍谷川の一部に低水護岸等の未整備箇所も残されておりますので、必要な整備が早急に実施されるよう、引き続き国や県に要望してまいります。
 次に、国道417号の本町・桜町間の歩道整備につきましては、市民ホールつつじ前の本町交差点から西鯖江交差点までの約400メートルの区間で、歩道の段差を解消するバリアフリー化と電線類の地中化を進めており、安全で快適な歩行空間を確保するとともに、防災機能の強化や町並み景観の向上を図っております。昨年の福武線西鯖江北踏切付近の工事に引き続き、今年度は本町交差点から西側へ工事を進めてまいります。
 次に、県道福井朝日武生線につきましては、冬島町から下野田町間の幅員の狭い区間の解消を図るため、これまで南側の下野田町側から工事を進めてまいりましたが、今年度は冬島町において豊承水路の橋梁の拡幅工事を実施し、11月ごろの完成を見込むとともに、南側につきましては、平成25年度中に東側車線の工事完成を目指してまいります。
 次に、西山公園の新たな魅力となる道の駅整備についてありますが、昨年取りまとめました基本計画に基づき、福井工業大学との連携により、基本設計の最終案がまとまりました。
 この取りまとめに当たり、広く市民の皆様の意見を反映するため、学識経験者や鯖江商工会議所、JA関係者、各種団体、区長会、地元住民代表など、産官学と住民の連携による、道の駅西山公園基本設計研究会を設置し、御意見を賜ったところであります。今月10日に、道の駅の骨格となる地域振興施設の建築案について、臨場感あふれるアニメーションで細部にわたり最終報告をいただいたところであり、特に地域振興施設には、エレベーター塔を設置し、西山公園のピクニック広場とブリッジで結ぶ計画となっております。これにより、お年寄りや体の不自由な方が容易にピクニック広場まで行けるようになり、バリアフリー対策となるとともに、西山公園の新たなシンボルになるものと期待しております。
 次に、8月2日に平岡市議会議長、野村鯖江商工会議所会頭とともに、JR西日本、三浦金沢支社長に対し、JR鯖江駅跨線橋へのエレベーター設置によるバリアフリー化とサンダーバードの下り最終便の鯖江駅停車、五郎丸踏切の歩道部分の拡幅について要請してまいりました。三浦支社長からは、県への働きかけや地元対応への取り組みについてのアドバイスとともに、前向きに取り組むとの心強い意向を伺うことができました。10月20日には京都方面への「鯖江市民号」を企画するなど、JR鯖江駅における特急列車停車便数の拡充に向けた運動を実施してまいります。
 次に、家庭や事業所から排出される可燃ごみの収集につきましては、本年1月に発覚しました、委託業者による事業系と家庭系ごみの混載による不正行為を受け、収集ルートの監視や、収集するごみの種類を車両に表示するなど、不正防止に努めてまいりましたが、さらに混載の判別を容易にするため、11月から事業系可燃ごみの指定袋の色を青色に変更いたします。あわせて、ごみ袋の材質も環境に優しいものに変更し、今年度末までの猶予期間を経て、平成25年4月からの完全実施を目指してまいります。
 次に、第2次鯖江市地域福祉計画の重点事業である、ご近所福祉ネットワーク活動推進事業についてでありますが、これまでに各地区の区長会や社会福祉協議会会長会の皆様を対象に、事業内容について説明会を開催してまいりました。今後、市社会福祉協議会を中心に、各地区社会福祉協議会での研修会や町内での説明会などを開催し、各町内単位でのご近所福祉ネットワーク活動の広がりと普及に努めてまいります。
 次に、本年11月より、県内自治体で初となる、ペイジー口座振替契約受付サービスをスタートします。従来、市税や各種公共料金を口座振替するには、口座振替依頼書を金融機関窓口へ提出し、口座確認を受けていただく必要がありましたが、11月からは、専用端末機に申請人のキャッシュカードを通し、暗証番号を入力することで、簡単に市税等の口座振替手続ができるようになります。今年度は収納課に専用端末機を設置し、受け付けを開始します。口座振替は、納期限までの納め忘れもなく、安心・確実な納付方法であり、市民の皆様への周知に努めてまいります。
 次に、ITの活用と、めがねのまち鯖江を世界に発信するため、8月4日に、第2回さばえIT推進フォーラム「電脳メガネサミット」を開催いたしました。その冒頭で、情報モラルに配慮し、積極的に行政情報を公開する情報都市宣言を行いました。
 このフォーラムは、今月16日放映のNHKの経済情報番組「Biz plus」で、眼鏡産地の新たな取り組みとして、全国に紹介されました。微細な情報機器を眼鏡に組み込む技術や、優れたかけ心地を実現するノウハウを有する産地として、世界に先駆けて眼鏡の電脳化に取り組むことは、産地再生の一つのかぎとなると考えており、眼鏡産業における新たな市場の開拓となるよう期待しております。
 また、個々の主体が有するデータを社会全体で広く効果的に利活用するオープンデータへの取り組みでありますが、産官学が共同で推進する活動母体として、オープンデータ流通推進コンソーシアムが去る7月27日に設立され、本市も参加することになりました。早速、10月4日から6日の日程で、コンピューターが効率よく情報を収集、解釈できるように研究する、社団法人人工知能学会のセマンティックウェブとオントロジー研究会が、さらに11月17日にはオープンガバメントの研究を行うWeb&オープンガバメントサミット2012が本市で開催されることが決定いたしました。いずれも民間の団体が本市の取り組みを高く評価していただいての開催であり、本市のこれまでの取り組みを御紹介し、御意見を伺い、市の公開データを使ったアプリケーションも開発される予定となっております。引き続き、自治体のモデルとなるよう、積極的なオープンデータの取り組みを進めてまいります。
 それでは、本日御提案いたしました主な議案について申し上げます。
 初めに、議案第44号 一般会計補正予算について、主なものを申し上げます。
 まず総務費では、災害時におけるボランティアセンター立ち上げ費用に50万円、コミュニティFMを活用した防災啓発番組の制作費に79万4,000円を計上いたしました。
 民生費では、神明苑の空調設備補修工事に250万円、県事業を活用した四つの私立保育所施設整備費補助金に1億8,465万円、学童保育の待機児童解消のため、平井児童センター増築工事費に1,000万円を計上いたしました。
 次に農林水産業費では、園芸ハウス4棟のリース補助金として新規就農者経営支援事業費に927万円、有機農法や冬期湛水など、さばえエコ農業支援対策事業費として227万5,000円、桃源清水の豊富な水量でピコ発電に取り組む費用など土地改良事業費に170万円を計上しました。
 次に土木費では、西山公園道の駅実施設計費に690万円を計上、消防費につきましては、平成23年度決算に伴う負担金の精算として1,982万3,000円を減額補正しました。
 次に、教育費につきましては、中学校エアコン整備工事実施設計に300万円、鯖江中学校自転車置き場増築工事に同じく300万円、莇生田スキー場リフト改修工事に250万円、そのほか小・中学校の理科教材や次年度に向けた備品の購入費などを計上いたしました。
 これらの結果、一般会計の補正額は2億3,720万円で、補正後の予算総額は243億8,350万円となり、昨年の9月補正後と比べ1.9%の増加となっております。
 また、特別会計におきましては、介護保険事業特別会計において所要の補正を計上いたしました。
 これにより、特別会計を含めた平成24年度の鯖江市の予算総額は418億2,310万円となり、昨年の9月補正後と比較して1.8%の増加となりました。
 次に、議案第46号から議案第53号は、平成23年度の各会計の決算の認定を求めるものであります。
 その他の議案につきましては、それぞれの理由に基づき御提案いたしました。
 以上、私の施政に対する所信の一端と今回提案いたしました議案につきまして申し上げました。何とぞ慎重に御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(平岡忠昭君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。
 次の本会議は9月3日午前10時から開議することとし、これをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。
               散会 午前10時54分