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福井県 鯖江市

平成23年 3月第381回定例会−03月18日-04号




平成23年 3月第381回定例会

              第381回鯖江市議会定例会会議録
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         平成23年3月18日(金曜日)午前10時00分開会
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   〇出席議員(19人)            1 番  高 田 義 紀
                         2 番  帰 山 明 朗
                         3 番  石 川   修
                         4 番  奥 村 義 則
                         5 番  佐々木 勝 久
                         6 番  遠 藤   隆
                         7 番  小 竹 法 夫
                         8 番  海 野 宣 彦
                         9 番  平 岡 忠 昭
                         10番  丹 尾 廣 樹
                         12番  木 村 愛 子
                         13番  佐々木 敏 幸
                         14番  加 藤 拓 雄
                         15番  山 崎 文 男
                         16番  水 津 達 夫
                         17番  末 本 幸 夫
                         18番  蓑 輪   昇
                         19番  玉 邑 哲 雄
                         20番  菅 原 義 信
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   〇欠席議員(0人)


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   〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男
                 副市長          池 田 達 昭
                 教育長          藤 原 宣 章
                 総務部長         千 秋 冨 秀
                 政策経営部長       山 本 信 英
                 健康福祉部長       藤 井 勇 二
                 産業環境部長       竹 内 秀 博
                 都市整備部長       田 中 憲 男
                 会計管理者        加 藤 政十司
                 教育委員会事務部長    宇 野 徳 行
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   〇説明補助者として出席したもの
                 総務課長         酒 井   誠
                 秘書広報課長       牧 田 泰 一
                 総務部危機管理監     佐々木   博
                 政策推進課長       佐々木 繁 樹
                 財政課長         伊 部 雅 俊
                 社会福祉課長       東 井 忠 義
                 商工政策課長       中 村 修 一
                 都市整備部次長      杉 森 惣 市
                 道路河川課長       勝 木 勘 充
                 教育政策課長       辻 川 哲 也
                 監査委員事務局長     有 澤 一 之
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   〇職務のため出席したもの  議会事務局長       伊 部 孝 幸
                 議会事務局次長      窪 田 育 男
                 議会事務局参事      五十嵐   彰
                 議会事務局次長補佐    山 口 達 哉
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                 開議 午前10時00分
○議長(山崎文男君) みなさん、おはようございます。
 開議に先立ちまして、一言申し上げたいと存じます。
 去る3月11日、東北地方を中心といたしました東日本巨大地震でございますが、極めて広範囲で未曾有の災害をもたらしたところでございます。
 早速、わが市からも災害援助隊が派遣をされまして、災害の救助にあたったところでございますが、被災をされました皆様方に対しまして、まずもって心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。
 ここしばらく寒い日が続いているわけでございまして、今朝の名残雪というには余りにも多い雪が降りまして、被災地におかれましては、どのような思いで一夜を過ごされたのかなと、こう思いますと、心を痛むような思いがいたしております。
 被災されました皆様方におかれましては、1日も早く、もとの日常生活に戻れますようにお祈りを申し上げますとともに、不幸にして犠牲になられました皆様方に対しまして、心から御冥福をお祈り申し上げ、皆さんとともに黙祷をささげたいと思います。
 どうか御賛同賜りますようにお願いを申し上げます。
◎議会事務局長(伊部孝幸君) 恐れ入りますが、御起立を願います。
 黙祷。
                   (黙  祷)
◎議会事務局長(伊部孝幸君) 黙祷を終わります。
 御着席ください。
○議長(山崎文男君) 御協力ありがとうございました。
 これより本日の本会議を開きます。
 教育委員会事務部長 宇野徳行君から都合により欠席の届け出が出ております。
 それでは、本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
 本日、議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について委員長から報告を求めます。
 議会運営委員長 水津達夫君。
             〇議会運営委員長(水津達夫君)登壇
◎議会運営委員長(水津達夫君) 皆さん、おはようございます。
 本日、議会運営委員会を開催をいたしましたので、審査の結果につきまして御報告を申し上げます。
 本日、任期満了に伴う教育委員会委員の任命について、および監査委員の選任についての人事案件の議案2件が追加され、審議の結果、本日の日程に追加することで意見の一致を見た次第であります。
 本委員会の決定どおり、議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、御報告といたします。
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△日程第1.議案の審査結果
○議長(山崎文男君) 日程第1、議案の審査結果を行います。
 先般、所管の各常任委員会に付託いたしました議案第1号 平成23年度鯖江市一般会計予算ほか13件についてを議題とし、各常任委員長から委員会の審査結果について報告を求めます。
 最初に、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長 平岡忠昭君。
              〇総務委員長(平岡忠昭君)登壇
◎総務委員長(平岡忠昭君) それでは、総務委員会に付託を受けました議案3件につきまして、3月10日および11日の2日間にわたって行った審査の概要ならびに結果について御報告申し上げます。
 初めに、議案第1号 平成23年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算、(歳入)全般、(歳出)、款1議会費、款2総務費(交通対策費を除く)、款3民生費、交通災害共済費、款9消防費、款12公債費、款14予備費、第2表債務負担行為、第3表地方債について、まず歳入についてでありますが、11日の一般質問に関連して、市税に対する滞納処分について多くの質疑がありました。
 最初に、滞納者から徴収する場合の基準はあるのかとの質疑があり、これに対して、滞納処分を行う基準というものはないが、長期間にわたる滞納や督促状、催告書の通知、あるいは納税相談の案内を幾度となく行っても何ら連絡もなく、納めていただけない状況が継続すれば、差押えを行うことになる。財産等を調査して、預金等が発見されれば、預金の差押えを行い、滞納している市税に充当する。ただ、その際には、納税相談を促すために、差押え予告書の郵送を事前に行っているとの答弁がありました。
 関連して、差押えに至るまでに、滞納者に対して十分な接触は行ったのかとの質疑があり、督促状、催告書による度重なる通知や納税相談の案内等を、3年間にわたり何度も行っており、それでも何の連絡もないことから差押えを行った。また、個別徴収については、鯖江市の考え方として、口座振替やコンビニ収納の導入を行っており、納付についての利便性が高まってきていること、また、ある特定の納税者に対してだけそういうサービスを行うのは、税の公平性の観点からも不適切と考えているので、個別徴収を行わずに、自分で納めていただくという、自主納付を推進していくという方向性で収納事務を行っているとの答弁がありました。
 また、給与などの振り込みが行われている預金の差押えには、最低ラインの生活費というものは必要なので、その辺を考慮して、しっかりとした対応、徴収を行っていただきたいとの意見もありました。
 次に、歳出についてでありますが、総務費の財政事務諸経費のうち、平成24年1月に発行を予定している住民参加型市場公募債について、10万円単位で1人当たり300万円までの限度額となっているが、10万円単位となった根拠はとの質疑があり、福井県内では、県以外に発行事例がなかったことから、金融機関などに照会し、過去の実績から見ても10万円単位くらいが適当ではないかというアドバイスなどを参考に、10万円単位としたとの答弁がありました。
 関連して、発行予定額である4億円が売れなかった場合はどうなるのか。また、10万円購入した場合だと10万円は必ず戻ってくるのかとの質疑に対し、公募債の取り扱いについては、金融機関にお願いする予定であり、売れ残ったものについては、当該金融機関が引き受けることを条件として設定する予定である。また、10万円購入した場合には、5年の満期一括償還なので、途中で解約せずに5年間保有していれば、元本の10万円は保証されるとの答弁がありました。
 次に、会計事務諸経費について、この3月末をもって福井銀行が市金庫から撤退し、その代替要員として、4月からは臨時職員2名を雇用するとのことだが、臨時職員が公金を扱うことに問題はないのかとの質疑があり、市金庫は市民に非常になれ親しんでいる公金収納機関であり、今後とも引き続き存続されることにより、市民の利便性を図っていきたい。4月から窓口収納職員として臨時職員2名を雇用することとし、うち1名は、今までの方を引き続き市が雇用するということで、収納事務に精通しており、事務に支障はないと思われる。また、臨時職員が公金を扱うことについては、正職員と同じように、臨時職員も一般職に属する地方公務員法が適用されるものであり、収納事務を行うことについては特に問題はない。また、公金を扱うということで、新規に雇用する1名とともに、服務規程や倫理規程を含め研修等を徹底したいとの答弁がありました。
 次に、防災事務諸経費について、防災無線については、緊急時において期待し得る効果があるのかどうか疑問視されているが、別の方法で防災無線を活用する方法はないのか。また、県内の自治体の利用状況はどうかとの質疑があり、防災無線の有効活用については、今年度初めての試みとして、クマが出没したときの注意報、あるいは雪おろし時に屋根から転落しないよう注意を促したことなど、緊急時以外にも使用したことから、今後ともそのような使い方も併用したい。また、県内の防災無線の利用状況については、防災無線は、ほとんどの市町で配置されていると思うが、最近では、大野市が整備したこと。また、敦賀市は防災無線を既に長い間使用しているが、これ以上拡充はせず、防災ラジオへとシフトされつつあるとの答弁がありました。
 次に、庁舎管理費について、庁舎の空調工事に2億円を計上しているが、今の空調設備はどのくらい経過しているのかとの質疑があり、平成3年からなので、およそ20年経過している。機器類としては、よくもったほうであるが、今回、庁舎を長寿命化の一環として冷暖房機器を入れかえすることにしたとの答弁があり、地元の業者が工事に参加できるように配慮してほしいとの要望がありました。
 次に、提案型市民主役事業化制度に係る事業について、最初に、全員協議会時に提示された提案型市民主役事業化制度の資料について質疑があり、資料では、全体の意見として、採用、条件つき採用、不採用と結果が分かれているが、例えば条件つき採用の条件とは何なのか。また、修正して採用ということだが、どのような修正をしたのか。あるいは、提案時における提案額が示されていないので、比較、検証ができないなどの意見が出されましたことを受け、理事者から新たな資料が提出され、詳細な説明がありました。
 その中で、条件つき採用の条件については、各事業によって異なるものの、主に経費の削減についてのものが多く、ほかには講演会のテーマに関することや、企画の必要性や実現性についての検討などであるとの説明がありました。
 また、この事業を行うことについては、行政側にも効果が必要であるし、事業の委託側である市民側にも、喜びとか、生きがいとか、受託者となる市民団体としての評価が高まるような、そのようなメリットもあると思われるとの答弁もありました。
 関連して、23年度に採択された団体は次年度以降はどうなるのかとの質疑があり、この事業は随意契約で、1年契約である。指定管理者制度のように、契約の複数年化も、今後の課題として考えなければならないが、次年度は、また一から提案をいただく予定であるとの答弁がありました。
 関連して、提案事業の中には人件費を考慮した事業もあれば、ボランティアのような事業もあるようだが、そのすみ分けはとの質疑に対し、明確なすみ分けの基準はない。余力のある団体については、協議の中で、御協力をお願いするようにしているとの答弁がありました。
 また、市民団体に事業を委託することで、市民へのサービス低下につながるようでは何の意味もないので、しっかりお願いをしたいとの意見が出され、市としては、発注側としての責務があるので、市が実施しているのと同様の効果が出るように、日ごろからモニタリングをしながら、事業の推進状況を確認し、情報の共有化を図りながら、受託者とともに事業の推進を図りたいとの答弁がありました。
 また、新しい公共の環境づくり支援事業についての質疑があり、この事業は、市民提案事業に参加をしていただくNPOをふやすための市民活動交流センターに担当者を1名雇用するもので、その方に市民提案事業の後押しをお願いするものであるとの答弁がありました。
 最後に、この事業は、鯖江市の目玉事業でもあるということで、次の3点の要望が出されました。
 1点目は、議員は市民の負託を受けて、市民の代表として審議をしているのだから、資料の開示については速やかに対応すること。2点目は、この事業については、全庁的に取り組み、協調して市政を進めること。3点目は、市職員の人件費削減についての説明で、この事業によって、人件費が削減できるとしているが、基本的には定員適正化計画の中で削減していくということなので、誤解されないようにお願いをしたい、以上の3点が出されました。
 次に、議案第17号 鯖江市防犯隊設置条例の一部改正についてでありますが、今まで防犯隊の隊員は消防団の団員と兼務していたと思うが、今回の増分は別に選ぶのかとの質疑があり、増員分を市民の中から募集する形になるが、実際には消防団員の方に探していただくことになり、防犯隊と兼務をお願いすることになるとの答弁がありました。
 1回の出動につき、2,500円ということだが、捜索に出た場合などは支給されるのか。また、出動1回というのは、1時間でも8時間でも、1日でも1回という考え方か。それで問題はないのかとの質疑があり、捜索に出た場合には、1回につき2,500円支給する。出動1回の考え方については、これまで、緊急出動した場合は、ボランティアで出ていただいていた経緯があり、それを時間当たりの手当てにしてしまうと、これまでの尊い気持ちが薄れてしまうので、弁当代だけということで、防犯隊の方々も納得され、御協力いただけるということなので、当面はこのような扱いとしたいとの答弁がありました。
 次に、議案第21号 福井県丹南広域組合規約の変更については、理事者の説明を了とし、特段申し上げる質疑はございませんでした。
 以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第1号、議案第17号および議案第21号の3件は、いずれも全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で総務委員会の報告を終わります。
○議長(山崎文男君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。
 産業建設委員長 木村愛子君。
             〇産業建設委員長(木村愛子君)登壇
◎産業建設委員長(木村愛子君) 産業建設委員会に付託を受けました議案7件につき、審査の主な概要ならびに結果について御報告申し上げます。
 最初に議案第1号 平成23年度鯖江市一般会計予算中、第1表、歳入歳出予算、歳出、款2総務費(交通対策費)、款4衛生費(保健衛生総務費、予防費、健康福祉センター費、公立丹南病院組合費、国民健康保険事業費を除く)、款5労働費(勤労青少年ホーム費を除く)、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費、款11災害復旧費および第2表債務負担行為補正についてでございますが、まず、款4衛生費のごみの収集委託料について、ごみの回収に委託料など費用がかかるのは仕方がないと思うが、以前から気にかかるのが、お店や事業所などから排出される事業系のごみの多さと、特に分別がされていないという現状についてである。ごみの減量化・資源化に取り組むのであれば、こういったことについても見直しをしていく必要があるのではないかとの質疑があり、これに対して、事業系の一般廃棄物の回収については、平成22年度から事業者と収集業者とが直接契約をすることになったので、新年度予算にある、ごみ収集委託料2億6,800万円の中には含まれていない。一般家庭から出るごみについては、市民の方の協力を得て、6大区分18分別によるごみの減量化・資源化に取り組んできているのに対し、事業系のごみについても、紙類や空き缶などを資源物として分別に取り組んでもらっているところもあるが、まだ不十分な状況にあると思う。より一層ごみの減量化・資源化を進めるために、今後とも、事業者などへの協力要請や指導に努めていきたいとの答弁がありました。
 次に、款6農林水産業費の鯖江ブランド特産物販売戦略推進事業費について、鯖江産野菜のブランド化を進めるため、さばえ菜花やさばえ菜花米、吉川ナスなどの栽培技術の確立と、県内外へのPR、生産の拡大を図るさばえ産野菜等ブランド化戦略事業に350万円ほか、さばえ特産物おいしい応援団事業に100万円、地場野菜子育て応援加工品開発事業に70万円ということだが、重点施策として鯖江ブランドづくりを掲げ、鯖江ブランドを売り込んでいくとしているのに、570万円という予算は少ないのではないかとの質疑があり、これに対して、鯖江産野菜のブランド化については、この事業だけではなくて、ふるさと雇用再生事業を活用した農商工連携を推進する第1次・2次・3次産業事業コーディネート事業費、1,300万円ほども合わせて取り組んでいく。鯖江市は中小企業が多く、園芸農業の傾向としては、少量・多品目生産という特徴があり、現在、今まであまり接点のなかった農家と商工業者とのマッチングを行っているところである。今後、これらの取り組みを通じて、チャレンジしてみたいという企業や農家がふえてくることが考えられるので、改めて対応していきたいとの答弁がありました。
 これを受けて、この事業は、今後の経済効果を期待されるものなので、予算としても力を入れて、積極的に取り組んでいってほしいとの意見がありました。
 同じく、農林水産業費の新規就農促進システム支援事業費について、平成22年度から、非農業者の方が農業に参入しやすくする新規就農促進システムを実施しているが、この現状は。また、今後の取り組みはとの質疑があり、これに対して、システムとしては、面積や就農目的で三つのパターンがあり、農業に親しんでもらう市民農園的なもの、3アールの農地で余暇を利用して収益を得ようとするもの、最終的には本格的に就農を目指すものに結びつくシステムになっている。今年度の実績としては、3名の方が参加しているが、問い合わせとしては22件ほどあった。就農相談では、耕運機など、農作業の機械が必要であったり、営農や圃場など、条件的に合わないものもあった。今後も、市のホームページを活用したPRや勧誘活動を行い、農業委員会が窓口となって、就農支援や相談に応じていきたいとの答弁がありました。
 次に、款7商工費の地方の元気再生事業費について、越前漆器・井波彫刻“誇りの技”ベストミックス事業ということで、祭りの山車製作に取り組んでいるが、この事業で、最終目標としているところは何かとの質疑があり、これに対して、最終的な目標となるのは、やはり新しい受注につなげていくことにある。お椀のような伝統工芸品としての越前漆器が、ある意味、異分野とも言える大きな製品への塗りの展開を図ることでPRし、新たな販売開拓を目指したい。また、この事業で、同じく伝統工芸品の産地である井波彫刻とコラボすることで、技術交流を行ったり、越前漆器の職人同士の技の伝承も目的にしているとの答弁がありました。
 同じく、街なか賑わいづくり振興交付金についてでありますが、この事業のプランのこれまでの経緯と成果についての質疑に加え、今、鯖江は人口がふえているものの、新しい住宅が郊外に建ってふえている。これまでの市の中心地としての定義も変わってくると思うが、地域の中での店として残っていくだけでない、少なくとも現在よりちょっと広い範囲から人が来てもらうような、そういう条件整備をしていくか、道の駅構想もできているわけで、連携を図っていくとか、その地域の中で支えられるような、そういう商店街づくりを、もう一度考えることが行政の指導責任でもないのかとの質疑に、夢かたちプランという中心市街地を含めたエリアの活性化策ということで、夢かたち推進協議会で中心的にやっている。空き店舗対策の事業では、鯖江だからということで、鯖江に魅力を感じて、特に、若い方が入ってきていただいている。また、日ごろから、商店街の活動にも積極的にかかわっていただいており、今後どうしていくかということを熱心に考えて、何らかの活路を見出したいと、誠市、ご縁市など、いろいろな事業、イベントがあると積極的に参加をしていただいている。事業経費と成果を問われれば、非常に判断が難しいところではあるが、そういう中で、何らかの活路を見出せるよう、行政としては、メッセージ性も含めて支援に取り組んでいくべきと考えているとの答弁がありました。
 同じく商工費の地域産業振興補助金について、新年度も鯖江の頑張るリーダー企業支援事業補助金として、企業向けの支援策を展開するようだが、補助金の利用回数の制限や金額的な制限について、少しでも利用しやすくなるように、要件を緩和するよう、以前から要望している。無制限というわけにはいかないが、市場の開拓等に取り組む企業に効果が出るよう対応してほしいと思う。現在の状況はとの質疑があり、これに対して、各委員からも要件を緩和したらどうかという意見はいただいている。企業からの要望、意見を十分集約し、新年度に向け整備をしているところである。新しいメニューの追加についても要望を受けており、新年度以降も随時対応できることについては見直しを行い、柔軟に対応していきたい。現状の中で、利用の妨げになっていることについては、利用する方の立場に立って前向きに改善していきたいとの答弁がありました。これを受けて、補助金の内容の変更や、要件を緩和した際には、一つでも多くの企業に活用してもらえるよう、改めて周知を徹底してほしいとの要望がありました。
 次に、款8土木費の道路整備事業費について、浸水対策工事助成事業として、大雨等による住宅の浸水被害を防止するため、防水板の設置や住宅のかさ上げ工事費の一部を補助するということだが、対象となるのは洪水・土砂災害ハザードマップ、または公共下水区域で浸水のおそれがある区域、または過去に浸水被害を受けた方としている。この、過去に浸水被害を受けたというのは、どの程度さかのぼることを想定しているのかとの質疑があり、これに対して、罹災証明の記録が残っているところを基本と考えているが、これは平成16年以降となるもので、それ以前についても、例えば区長の証明をもらうなど、何か可能となる方法を検討したいとの答弁がありました。
 これを受けて、ほかにも住宅等の耐震改修促進といった助成事業があるが、それとあわせて利用することは可能かとの質疑があり、これに対して、例えば耐震改修工事と嵩上げ工事の場合、工事の補助対象となる部分が全く異なるのであれば、それぞれの部分について、当該の助成が適用されると考えられるとの答弁がありました。
 同じく土木費の公園管理事務諸経費について、西山公園道の駅推進事業として、広域観光や交通の円滑化等を目的に、西山公園周辺に道の駅を整備するということだが、東側にある、ふれあい駐車場についても、有効利用することは考えているのかとの質疑があり、これに対して、ふれあい駐車場は、現在120台ほどの駐車スペースがあるが、道の駅構想の一環として、その北側にある、ふれあい広場を駐車場化することで、全体として170台分に拡大することも考えているとの答弁がありました。
 これを受けて、ふれあい駐車場は駐車場の出入り口がわかりにくく、商工会議所のほうまで回り込む必要があり、ふだん余り利用されていないようである。導入だけでも、417号線側から直接できるように改良することはできないのかとの質疑があり、これに対して、直接車両が入るには線路をふさぐ立体交差とする必要があり、莫大な費用がかかり、投資効果があるとは考えられない。また、現在ある、ふれあい広場の北西の人道踏切を拡幅して駐車車両も進入できるようにすることは、安全面や踏み切り間の感覚の関係からも困難である。進入口がわかりにくく、余り利用されていないのも事実であり、対応として、駐車場入口までの誘導のための案内看板設置など、ソフト面でも工夫をしたいとの答弁がありました。
 同じく土木費の住宅管理費について、市営住宅、平井団地の計画を現段階でストップして、いろいろと検討していることは聞いているが、市営住宅への入居を希望し、待っている人たちがいるのも現状であり、急遽住まいが必要になるような人もいる。特殊な事情があるような場合には、一時的に特定公共賃貸住宅に仮住まいしてもらうような柔軟な措置を考えることはできないのかとの質疑があり、これに対して、空いている戸数や場所によって、すぐに入居できない状況はある。ただ、定次団地の特定公共賃貸住宅については、もともと補助の経緯や設置条例等で、ある程度の所得以上の世帯が対象となっているため、例えば大規模な災害などがあった場合には対応できるかと思うが、通常は難しいと考える。なお、今年度、長寿命化計画の中で、市営住宅の今後の需要予測や、古い住宅をどうしていくのかについて検討した結果、平井団地については、平成24年度に新たに12戸分を建設する予定であるとの答弁がありました。
 これを受けて、平井団地を増設する方向になっていると聞いて、一つ前進かとは思うが、最近の市営住宅の入居状況からいくと、母子家庭がとても多くなってきており、この状況は、今後もふえてくる可能性があると思う。現状としては、市営住宅の需要は多いのだから、それに対応した考え方をすべきではとの質疑があり、これに対して、既存の市営住宅の長寿命化改修を進める必要があり、今後は、民間賃貸住宅の利用なども進める必要があるとの答弁がありました。
 次に、議案第5号 平成23年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算についてでございますが、立待地区農業集落排水処理施設の改修工事を行うということだが、まだそれほど古い施設ではないように思うが、耐用年数の経過により、今回、改修工事を行うことになったのか。当初の工事に問題があったのではないのかとの質疑があり、これに対して、供用開始は平成4年であり、耐用年数としてはまだ十分な施設である。今回、硫化水素等によるコンクリートの腐食があるということで改築をすることになったが、これは施工上問題があったというわけではなくて、旧構造基準のため防食工が施されていなかったものであるとの答弁がありました。
 これを受けて、以前から、この施設の周辺で、臭気が発生すると言われているが、その点は改善されるのか。また、今回の改修工事で、地元負担のようなものはないのかとの質疑があり、これに対して、国、県、市の費用で実施するものであり、地元に負担金等をお願いすることはない。また、改修工事については、平成23年度、24年度の2カ年の事業計画で、臭気対策としては、平成24年度に脱臭装置の設置を予定しているとの答弁がありました。
 次に、議案第6号 平成23年度鯖江市総合開発事業特別会計予算についてでございますが、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。
 次に、議案第7号 平成23年度鯖江市下水道事業特別会計予算についてでございますが、雨水幹線整備の平成23年度予定箇所について、東工雨水ポンプ場の2号ポンプの設置および御幸神中1号雨水幹線、日の出雨水幹線を整備するということだが、その後の整備計画は決まっているのかとの質疑があり、これに対して、鯖江市内には大きな幹線が幾つかあるが、今は、東工雨水排水区と日の出雨水幹線の整備が中心になる。部分的な幹線や小さな支線のようなものについては、治水対策室のみでなく、道路河川課や農林政策課などとも協議しながら、問題解消に向け、調査や部分的解消等に取り組んでいるし、今後も取り組んでいくとの答弁がありました。
 これを受けて、大規模なものは、これで終了するということなのかとの質疑があり、これに対して、まだ、大きなものとして、西雨水幹線の問題解消がある。延長が約5.6キロメートルと細長いため、支線からの流入もあり、現在の考え方では解消がしきれない部分がある。再度、調査等を進めて、何か抜本的な対策をとることができないか検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、議案第8号 平成23年度鯖江市水道事業会計予算についてでございますが、ひとり暮らしの高齢者が、冬季間だけ県外の子供のところに同居している間に、水道が漏水していたようで、水道料金が高額になってしまったケースがある。こういった場合に、何か配慮してあげることはできないのかとの質疑があり、これに対して、ある一定期間、留守にする場合には、手数料として500円はかかるが、休止届の手続をとってほしい。そうすることによって、漏水を防ぐことが可能になる。また、検針の際に使用料が通常に比べて倍以上になっていたりする場合には漏水の可能性についてお知らせをするようにしており、漏水ということであれば、1回に限り水道料金を免除するなどといった救済策も設けてあるとの答弁がありました。
 次に、議案第18号 鯖江市特別会計設置条例の一部改正について(鯖江市土地区画整理事業会計にかかわる部分)および議案第20号 丹南都市計画事業北野土地区画整理事業施行に関する条例および丹南都市計画事業舟津土地区画整理事業施行に関する条例の廃止については、関連する議案のため、一括して理事者の説明を受け、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。
 以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第5号、議案第6号、議案第8号、議案第18号および議案第20号は、いずれも全員の賛成をもって、また、議案第1号および議案第7号は賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(山崎文男君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。
 教育民生委員長 小竹法夫君。
             〇教育民生委員長(小竹法夫君)登壇
◎教育民生委員長(小竹法夫君) 教育民生委員会に付託を受けました議案7件について、3月10日および11日の2日間にわたり行った審査の主な概要ならびに結果について御報告申し上げます。
 それでは最初に、議案第1号 平成23年度鯖江市一般会計予算中、第1表、歳入歳出予算、歳出、款3民生費(交通災害共済費を除く)、款4衛生費(保健衛生総務費、予防費、健康福祉センター費、公立丹南病院組合費、国民健康保険事業費)、款5労働費(勤労青少年ホーム費)、款10教育費につきまして、主な質疑の内容と結果について御報告をいたします。
 まず、民生費でありますが、私立保育所体調不良児対応事業費補助金について、平成22年度に引き続き、あおい保育園、ふじ保育園の2カ園で、看護師の資格がある者を配置し、体調不良の園児に対応するとのことであるが、他の園や公立の保育所では実施する考えはないのかとの質疑に対し、この事業は、保育園が、常勤の看護師1名とパート看護師1名の人員を配置し、専用の部屋を設けなければならない等の条件があり、他の園では、その体制が整わないことや、公立の保育所においても検討を行ったことがあるが、今年度の対応は考えていないとの答弁でありました。
 次に、予防費の子宮頸がんワクチン接種の現時点での状況はどうなっているのか。市民からの問い合わせや接種後の異常などの報告は受けていないのかなどの質疑に対し、数件の電話等による問い合わせを受けている。また、指定医療機関から接種後の異常などについての報告は受けていないとの答弁でありました。
 これに対し、以前の委員会の説明では、1回目の接種を受けた高校1年生については、高校2年生でも接種を受けることができるが、高校3年生は対象にならないとの説明であったが、先日の一般質問の回答では、高校3年生までを対象にするとの回答があったが、この対応はどうするのかとの質疑に対し、現在、高校3年生相当まで対象者を拡充する方向で検討を行っている。また、接種費用については、今後の接種率の動向を見ながら、接種費用に不足が生じる場合には、補正予算などで対応していきたいとの答弁がありました。
 また、高齢者の生きがいと健康づくり推進事業費の生きがい講座は、市民実施事業ということで406万円が計上されているが、前年度対比30万円余が増額となっている。先日の一般質問では、市民実施事業とすることで職員の減や経費の削減となるとの回答であったが、この事業に関しては当てはまらないのではないかとの質疑に対し、平成22年度までの生きがい講座については、講座を受講する人が、ある程度固定化してきている。新年度の事業実施に当たり、子供たちとの触れ合いについても学生から提案があり、また、市においても新しい目線で講座を実施したいとの思いから、提案型市民主役事業としたものである。また、委託費については、講師の報償費等のほかに、講座内容の見直しや新規の講座の開設など、講座の企画や運用する方の人件費相当分を含めた事業の提案を受けたものであるとの答弁でありました。
 次に、健康福祉センター管理運営について、ここは指定管理者制度による管理運営をされているが、この指定管理者に対する第三者評価、さらには自己評価においても厳しい評価結果が出ている。担当課として、どのような対応をされたのかとの質疑に対し、指定管理者である社会福祉協議会に対し、指摘された事項については速やかに改善するように求めたとの答弁でありました。
 次に、教育費関係では、決算委員会でも話題になりましたが、学校給食の食器の予算計上について、23年度の導入計画はとの質疑に対し、給食施設管理費の中で、食器修繕費として45万円の予算を計上しているが、これは業務用漆器の導入を平成21年度補正予算において前倒しで導入してきたこともあり、新規の導入分については計上をしていない。今後、食器の更新については年次計画を立ててやっていきたいとの答弁がありました。
 次に、県は、新笑顔プランにより30人学級を進めているが、これに伴う市としての影響や対策はとの質疑に対し、この対応としては、鯖江中学校で、来年度2クラス、再来年には、もう2クラスふえる見込みであるので、来年度において、特別教室を普通教室に改修して、平成24年度の学級増へ対応が必要になる。ほかの学校については、現状で対応可能の見込みであるとの答弁でありました。
 また、立待地区まちづくり交付金事業で、ハード・ソフト事業を合わせて2,500万円の予算が計上されているが、近松を含め、立待地区にはまちづくり交付金で今までどれくらいの予算をかけているとか、また、今後の計画はとの質疑に対し、平成19年度から5カ年の事業で、文化課関係予算においては、今までに合計1億3,000万円余となる。平成23年度で、この事業は最終年度となるとの答弁でありました。
 これに対し、まちづくり交付金の活用という観点から、致し方ない面もあるが、立待地区という1地区での事業に対し、かなりの予算が執行されたが、果たしてバランスのとれた予算であったのか。また、平成23年度の教育委員会としての予算編成方針はとの質疑に対し、近松を中心とするまちづくり交付金の活用ということで、立待地区に特化した補助金を活用したものである。また、まちづくり交付金事業は、これまで鯖江、神明、河和田地区でも取り組んできた事業である。また、厳しい財政状況の中で、教育費は、対前年度当初予算と比較して6.1%の伸びである。教育委員会としての予算編成方針としては、鯖江ブランドづくり、人の増えるまちづくり、市民主役のまちづくりを柱にして、食育を基盤に、知育、徳育、体育のバランスのとれた心身ともに健全な子供たちの育成を図る。生涯を通して学び、文化やスポーツに親しめる環境整備の充実、先人が残してきた歴史・伝統・文化などの伝承と保存と活用を図る。また、ハード事業としては市民が安全で安心して使用できる施設整備を行い、ソフト事業としては即成果が出てくるものではないが、将来のまちづくりに欠かせない人材の育成を初め、生涯学習や文化・スポーツの振興を基本に予算編成を行ったとの答弁でありました。
 また、当初予算全体の中で、提案型市民主役事業化制度に係る予算については、健康福祉部および教育委員会の合同で総括審査に入りましたが、所管である総務部長、市民協働課長の出席を求め、教育民生委員会所管の市民提案型の事業についての概要説明を受け、審査を行いました。
 提案型市民主役事業化制度については、事業の中から、公募対象事業について各課で精査してもらい、市民が実施できる事業かどうかの判断をしてもらった。その上で公募を行い、提案者からのプレゼンテーションを受け、審査会で一定の基準を満たしたものについて採用したものであるとの説明を受け、これに対し、審査会での採点など細かな内容については、担当課との意思疎通が図られていない点もあったのではないか。また、我々議員に対する説明責任が果たされていなかったのではないかとの質疑に対し、今年度の提案型市民主役事業化制度実施に当たり、細部までの情報について説明不足があったことについては申しわけなく思う。次の事業実施に当たっては、担当課との協議はもちろんのこと、議会に対してもきちんとした情報が共有できるように心がけたいとの答弁でありました。
 また、事業の中には、事業の実施に当たり、収入が見込まれる事業があるが、収入が見込まれるのであれば、これを受託者の収入とし、事業を委託するほうが、受託者の士気の高揚が見込まれるのではないかとの質疑があり、これに対し、支出は支出で、収入は収入で計上するのが公の会計の基本である。また、この事業は、行政と市民がともに手を取り合って、まちづくりをすることが本来の目的であり、事業ベースで考えるべきものではない。その中でも、将来的には、市の支出が少しでも減額できればよいと考えているとの答弁でありました。
 これに対し、提案型市民主役事業化制度は、新たな取り組み方法であるが、手法は指定管理者制度と似通っている部分もあり、直営で行っているときは、担当者もその事業に対し精通しているが、年月が経過していくと担当者も代わり、事業そのものへのノウハウがなくなってくる可能性がある。また、指定管理者制度と異なるのは、1年間という単年度での事業となり、人を雇用して行う事業などについては受託者の負担となり、それが将来的には事業費の増大につながるのではないか。1年後にこの事業の結果は出るが、その成果を検証するには、この事業の目的や収支をきちんと市民や議会に対し説明した上で、結果的には、市民が実施する事業としてよかったと言えるようなものにすべきであり、行政も議会もお互いに議論し、理解を深めながら、妥当な結論が得られるように、慎重に進めるべきであるとの意見が出されたところであります。
 次に、議案第2号 平成23年度 鯖江市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、平成22年度において、基金が底をつき、療養諸費の費用に充てる財源が不足することが懸念されることから、国保税の値上げを行ったところであるが、それでも医療費がふえていく中で、国保会計の健全な運用が難しいのではないか。平成23年度以降の国保会計の見通しはどうなっているのかとの質疑に対し、国民健康保険事業は、一般会計とは切り離し、特別会計によって運営しており、その財源の大半を国庫支出金や交付金と保険税に求めている。平成22年度の国保税の引き上げにより、当初約2億円の収入増を見込んでいたが、実際のところ約7,000万円の増にしかならなかった。基金も底をついている現在となっては、保険税を値上げするしかないが、22年度に値上げを行ったばかりであるので、不足が生ずれば、当面は翌年度の会計からの繰り上げ充用という方法をとらざるを得ない。しかし、この方法については、将来の借金をふやすだけであるので、根本的な解決策にはならない。特定健診、特定保健指導の受診率を向上させることや、ジェネリック医薬品の使用をお願いするなど、医療費の抑制につなげたいとの答弁でありました。
 これに対し、他の自治体においては、緊急的措置として、一般会計からの赤字補てんのための繰り入れを行っている自治体もある。地方自治体としての責務は、財政を健全化させることは当然必要であるが、自治体として、市民の安全・安心、健康を守るという観点から考えると、一時的な繰り入れを検討することも必要ではないかとの意見も出されました。
 次に、議案第3号 平成23年度鯖江市後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号 平成23年度鯖江市介護保険事業特別会計予算、議案第18号 鯖江市特別会計設置条例の一部改正および議案第19号 鯖江市国民健康保険条例の一部改正については、いずれも理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。
 最後に、議案第22号 豊小学校校舎改築工事(第1期)建築工事請負契約の締結については、2月3日に入札、2月10日に仮契約の締結を行ったとの説明があり、これに対し、請負率はどうであったのかとの質疑に対し、93%の請負率であったとの答弁でありました。
 以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第18号および議案第22号については、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で教育民生委員会の報告を終わります。
○議長(山崎文男君) ただいまの各常任委員長の報告に対し質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) ないようでありますので質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
 20番 菅原義信君。
                〇20番(菅原義信君)登壇
◆20番(菅原義信君) ごく概括的だとは思いますけれども、所信の一端を述べて、討論に参加をしたいと思います。
 まず、東北関東の大震災に絡んでの問題であります。
 大変、空前、あるいは未曾有の大災害が起こってしまったわけであります。原発事故まで起こりました。「敗残の将兵は良く学ぶ」という言葉があるそうでありますけれども、この大災害からこそ、大いに教訓を酌み尽くす必要があると思うのであります。
 それは、いろいろな面がありますけれども、やはり、私は、今日までの国のあり方、あるいは社会や地方自治のあり方そのものが問われる事態が進行していると思うのであります。
 今、大災害を目の当たりにしまして、心を痛めておる、全国の多くの方々がいらっしゃるわけであります。そして、被災された方々を励まし、何とかして支え、手を差し伸べたい。こういう思いをたくさんの方々がお持ちであるわけであります。それぞれの地方自治体についても同様だと思うのであります。
 ここには、今日まで、市場原理や競争原理、これを不磨大典として、成功や失敗、あるいは幸福や不幸までもが自己責任だとするような構造改革、新自由主義、こういうもので国づくりや社会のあり方、地方自治制度というものが推し進められてきたわけでありますけれども、これは痛烈な、私はアンチテーゼになっているんだと思うのであります。
 今の被災地を見ておりますと、ここには、当然ではありますけれども勝ち組も負け組も存在はしないわけであります。そして私は、こうした構造改革や新自由主義の考え方そのものを乗り越えざるを得ない、乗り越えてこそ初めて復旧、復興というものが成し遂げられるものだと思うのであります。
 地方自治の本来のあり方というのが、住民の健康と安全の保持、そして福祉の増進にあることは言うまでもありません。そして、被災地の現状を見ておりますと、そこで救援、救済、そういうものの中心になって活動しておられるのが自治体職員であるわけであります。多くの報道の中では、自らの被災を顧みずに、寝食を忘れて奮闘されている姿も示されておりました。こうした地方公務員の、あるいは自治体職員の自覚と誇りこそが今問われているわけであります。
 どこであろうと、だれであろうと、住民の生命と安全は、ひとしく大切にされなければなりません。そうした本来の立場、役割こそが、今後最も求められている自治体の姿ではないでしょうか。
 本来、公の仕事とすべき各種事務事業を民間任せにしてしまったり、あるいは公務員を、職員をどんどん減らして、その士気を低めていくような鯖江市の姿というのは、やはり見直されるべきだと思うのであります。
 そういう点で、私は、議案第1号、および2号、3号、4号、そして第7号に対して反対を表明するものであります。
 以上であります。
○議長(山崎文男君) ほかに討論はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) ないようでありますので討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 最初に議案第1号 平成23年度鯖江市一般会計予算を採決いたします。
 本案に対する各常任委員長の報告はいずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 多 数)
○議長(山崎文男君) 起立多数であります。
 よって議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号 平成23年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 多 数)
○議長(山崎文男君) 起立多数であります。
 よって議案第2号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号 平成23年度鯖江市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 多 数)
○議長(山崎文男君) 起立多数であります。
 よって議案第3号は原案のとおり可決されました。
 次に議案第4号 平成23年度鯖江市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 多 数)
○議長(山崎文男君) 起立多数であります。
 よって議案第4号は原案のとおり可決されました。
 次に議案第5号 平成23年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第5号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号 平成23年度鯖江市総合開発事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号 平成23年度鯖江市下水道事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 多 数)
○議長(山崎文男君) 起立多数であります。
 よって議案第7号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号 平成23年度鯖江市水道事業会計予算を採決いたします。
 本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第8号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第17号 鯖江市防犯隊設置条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第17号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第18号 鯖江市特別会計設置条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する産業建設および教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第18号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第19号 鯖江市国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第20号 丹南都市計画事業北野土地区画整理事業施行に関する条例および丹南都市計画事業舟津土地区画整理事業施行に関する条例の廃止についてを採決いたします。
 本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第20号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第21号 福井県丹南広域組合規約の変更についてを採決いたします。
 本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第21号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第22号 豊小学校校舎改築工事(第1期)建築工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 (起 立 全 員)
○議長(山崎文男君) 起立全員であります。
 よって議案第22号は原案のとおり可決されました。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第2.議案第24号 鯖江市教育委員会委員の任命についておよび日程第3.議案第25号 鯖江市監査委員の選任について
○議長(山崎文男君) 日程第2、議案第24号 鯖江市教育委員会委員の任命について、および日程第3、議案第25号 鯖江市監査委員の選任についての2件を、一括議題といたします。
 理事者の提案理由の説明を求めます。
 牧野市長。
                〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) 追加御提案いたします前に、3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震等に関しまして、一言申し上げさせていただきます。
 このたびの東北地方太平洋沖地震ならびに長野県北部および新潟県中越地方で発生いたしました地震に際しまして、被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、現地で懸命の救助、救護、復旧に当たられております関係機関の皆様、住民の皆様に、深く敬意と、感謝の意を表するものでございます。
 このたびの未曾有の大災害に際しまして、国を挙げての支援が求められております。本市におきましても、13日には、災害応援協定に基づく日本水道協会からの派遣要請を受け、上水道課および道路河川課の職員4名を、給水車1台とともに岩手県大船渡市へ派遣いたしました。現地では、避難所等での給水に当たっております。16日には交代要員として職員2名を派遣いたしました。
 一方、鯖江・丹生消防組合からは、12日に、緊急消防援助隊の先遣隊として、消火隊4名を、13日には第2次隊として消火隊5名、後方支援隊2名を、17日には第3次隊として、消火隊4名、後方支援隊3名を、岩手県陸前高田市に派遣いたしました。報道等で惨状が伝えられている両市で、懸命の活動を続けております。
 また、去る15日に、公立丹南病院からの救護支援活動として、看護師2名を宮城県女川町の女川町立病院に派遣しております。
 今回の地震による被害は、いまだ全貌がはっきりいたしませんが、かつてない規模の大災害があることは間違いございません。復旧・復興の取り組みが長期化することも予想され、本市といたしましても、市議会と連携しながら、災害現地への支援をさせていただくとともに、昨日、被災者支援の相談窓口を設置し、でき得る限りの対応をしてまいりたいと考えております。また、今後、市民の皆様にも、救援物資や義援金など、御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
 それでは、ただいま追加御提案いたしました議案につきまして御説明申し上げます。
 初めに、議案第24号 鯖江市教育委員会委員の任命についてでありますが、教育委員会委員の福岡俊孝氏が、3月25日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同氏を任命しようとするものであります。
 福岡俊孝氏は、人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
 次に、議案第25号 鯖江市監査委員の選任についてでありますが、監査委員の加藤一邦氏が、3月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同氏を選任しようとするものであります。
 加藤一邦氏は、人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
 以上、追加御提案いたしました議案につきまして御説明を申し上げました。
 何とぞ慎重に御審議くださいまして、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山崎文男君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) ないようでありますので質疑を終結いたします。
 お諮りをいたします。
 ただいま議題となっております議案第24号および議案第25号の2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) 御異議なしと認めます。
 よって議案第24号および議案第25号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) ないようでありますので討論を終結いたします。
 これより採決をいたします。
 議案第24号 鯖江市教育委員会委員の任命について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) 御異議なしと認めます。
 よって議案第24号は原案のとおり同意することに決しました。
 次に、議案第25号 鯖江市監査委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山崎文男君) 御異議なしと認めます。
 よって議案第25号は、原案のとおり同意することに決しました。
 以上で、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもちまして、第381回鯖江市議会定例会を閉会をいたします。
 どうも御苦労さまでございました。
                 閉会 午前11時20分