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福井県 鯖江市

平成20年 9月第369回定例会−08月26日-01号




平成20年 9月第369回定例会

           第369回鯖江市議会定例会会期日程

          会期 平成20年8月26日(火)開会
                  9月12日(金)閉会 18日間
 ┌──────┬─┬───┬───────────────────────┐
 │ 月  日 │曜│ 時 │       内       容       │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │ 8月26日│火│10時│本会議(提案理由説明)             │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   27日│水│   │休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   28日│木│12時│休 会 一般質問〆切             │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   29日│金│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   30日│土│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   31日│日│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │ 9月 1日│月│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    2日│火│10時│本会議(質疑、一般質問)           │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    3日│水│10時│本会議(一般質問)              │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    4日│木│ 9時│常任委員会                  │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    5日│金│ 9時│常任委員会                  │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    6日│土│   │休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    7日│日│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    8日│月│ 9時│議会等改革特別委員会             │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │    9日│火│ 9時│決算特別委員会                │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   10日│水│   │休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   11日│木│   │ 〃                     │
 ├──────┼─┼───┼───────────────────────┤
 │   12日│金│   │本会議(委員長報告・採決)          │
 └──────┴─┴───┴───────────────────────┘



              議 案 審 議 結 果 一 覧
                            市長提出 (9月12日議決)
┌─────┬───────────────────────┬─────┬────┐
│ 議案番号 │       件       名       │付託委員会│ 結 果 │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第47号 │平成20年度鯖江市一般会計補正予算(第2   │総務・産建│ 可 決 │
│     │号)                     │教民   │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第48号 │平成20年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算│ 教育民生 │  〃  │
│     │(第1号)                  │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第49号 │平成19年度鯖江市一般会計歳入歳出決算の認定に│ 決算特別 │継続審査│
│     │ついて                    │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第50号 │平成19年度鯖江市国民健康保険事業特別会計歳入│  〃  │  〃  │
│     │歳出決算の認定について            │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第51号 │平成19年度鯖江市老人保険事業特別会計歳入歳出│  〃  │  〃  │
│     │決算の認定について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第52号 │平成19年度鯖江市介護保険事業特別会計歳入歳出│  〃  │  〃  │
│     │決算の認定について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第53号 │平成19年度鯖江市農業集落排水事業特別会計歳入│  〃  │  〃  │
│     │歳出決算の認定について            │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第54号 │平成19年度鯖江市総合開発事業特別会計歳入歳出│  〃  │  〃  │
│     │決算の認定について              │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第55号 │平成19年度鯖江市土地区画整理事業特別会計歳入│  〃  │  〃  │
│     │歳出決算の認定について            │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第56号 │平成19年度鯖江市下水道事業特別会計歳入歳出決│  〃  │  〃  │
│     │算の認定について               │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第57号 │平成19年度鯖江市水道事業会計決算の認定につい│  〃  │  〃  │
│     │て                      │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第58号 │地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整理につい│ 総  務 │可 決 │
│     │て                      │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第59号 │鯖江市監査委員条例の一部改正について     │  〃  │  〃  │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第60号 │鯖江市手数料徴収条例の一部改正について    │  〃  │  〃  │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第61号 │鯖江市越前漆器伝統産業会館設置および管理に関す│ 産業建設 │  〃  │
│     │る条例の一部改正について           │     │    │
├─────┼───────────────────────┼─────┼────┤
│ 第62号 │鯖江市男女共同参画都市宣言について      │ 総  務 │同 意 │
└─────┴───────────────────────┴─────┴────┘



            第369回鯖江市議会定例会会議録
   …………………………………………………………………………………………
       平成20年8月26日(火曜日)午前10時00分開会
   …………………………………………………………………………………………
   〇出席議員(20人)            1 番  高 田 義 紀
                         2 番  帰 山 明 朗
                         3 番  石 川   修
                         4 番  奥 村 義 則
                         5 番  佐々木 勝 久
                         6 番  遠 藤   隆
                         7 番  小 竹 法 夫
                         8 番  海 野 宣 彦
                         9 番  平 岡 忠 昭
                         10番  丹 尾 廣 樹
                         11番  福 岡 宏 明
                         12番  木 村 愛 子
                         13番  佐々木 敏 幸
                         14番  加 藤 拓 雄
                         15番  山 崎 文 男
                         16番  水 津 達 夫
                         17番  末 本 幸 夫
                         18番  蓑 輪   昇
                         19番  玉 邑 哲 雄
                         20番  菅 原 義 信
   …………………………………………………………………………………………
   〇欠席議員(0人)
   …………………………………………………………………………………………
   〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男
                 副市長          吉 村   治
                 教育長          今 立 善 教
                 総務部長         岡 山 和 市
                 企画財政部長       千 秋 冨 秀
                 福祉環境部長       山 本 信 英
                 産業部長         藤 山 健 人
                 都市整備部長       森 本   茂
                 会計管理者        天 谷 武 博
                 教育委員会事務部長    竹 内 秀 博
                 都市整備部技監      斉 藤   勉
   …………………………………………………………………………………………
   〇説明補助者として出席したもの
                 総務課長         宇 野 徳 行
                 秘書広報課長       中 村 修 一
                 企画政策課長       伊 部 雅 俊
                 財政課長         辻 川 哲 也
                 社会福祉課長       福 田 末 隆
                 商業観光課長       辻 本   正
                 都市計画課長       田 中 憲 男
                 教育総務課長       藤 井 勇 二
                 監査委員事務局長     松 村 里 見
   …………………………………………………………………………………………
   〇職務のため出席したもの  議会事務局長       小 泉 昭 一
                 議会事務局次長      棚 池 義 治
                 議会事務局参事      西 村 郁 夫
                 議会事務局次長補佐    山 口 達 哉
   …………………………………………………………………………………………
              開会 午前10時00分
○議長(佐々木敏幸君) ただいまから第369回鯖江市議会定例会を開催いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第1.会議録署名議員の指名
○議長(佐々木敏幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第79条の規定により、本定例会の会議録署名議員に、1番 高田義紀君、2番 帰山明朗君、3番 石川 修君、以上3名を指名いたします。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第2.会期の決定
○議長(佐々木敏幸君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
 議会運営委員長 末本幸夫君。
           〇議会運営委員長(末本幸夫君)登壇
◎議会運営委員長(末本幸夫君) おはようございます。
 第369回定例会の運営につきまして、去る7月30日、8月19日及び本日に開催いたしました議会運営委員会における審議の結果について御報告申し上げます。
 今期定例会に付議されます案件は、議案として補正予算2件、各会計決算9件、そのほか条例改正など5件で計16件、そして報告4件であります。
 その中で、特に決算については従来どおり決算特別委員会を設置し、審議することとし、会期中においては、正副委員長の互選及び審議日程を決めることとし、内容審査については、その日程により閉会中の継続審査とすることといたします。
 さて、これら案件の審査に要する日程でありますが、本日は、決算特別委員会を設置し、委員選任を行い、次に、市長の施政所信表明並びに各議案等に対する提案理由の説明を行い、散会といたします。
 明8月27日から9月1日までは休会といたし、2日、3日の両日に本会議を開き、各議案等に対する質疑の後、一般質問を行います。これらの質問に対する発言通告書の提出期限は、8月28日の正午までといたします。
 常任委員会の審査日程につきましては、9月4日、5日の両日といたします。
 また、議会等改革特別委員会は9月8日、決算特別委員会は9日に行うことといたします。
 そして、9月12日を最終日として、本会議を開き、委員会における審査の結果の報告を行い、質疑、討論の上、採決を行う運びであります。
 以上のとおりの議会日程でもって、本定例会の会期は本日から9月12日までの18日間とすることで意見の一致を見た次第であります。
 本委員会の決定どおり、議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(佐々木敏幸君) お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から9月12日までの18日間といたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木敏幸君) 御異議なしと認めます。
 よって、会期は、本日から9月12日までの18日間と決しました。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第3.諸般の報告
○議長(佐々木敏幸君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 お手元に配付してあります議会報告(第3号)をもって報告といたします。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第4.決算特別委員会の設置
○議長(佐々木敏幸君) 日程第4、決算特別委員会の設置を議題といたします。
 お諮りいたします。
 議案第49号 平成19年度鯖江市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、議案第57号 平成19年度鯖江市水道事業会計決算の認定についてまで、以上9議案について、7人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木敏幸君) 御異議なしと認めます。
 よって、決算関係9議案については、7人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
 ただいま設置いたしました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
 お諮りいたします。
 決算特別委員会の委員の選任については、議長において指名したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木敏幸君) 御異議なしと認めます。
 よって、本委員会委員の選任は、議長において指名することに決しました。
 事務局長から決算特別委員会委員の氏名を発表いたします。
◎議会事務局長(小泉昭一君) 発表いたします。
 4番 奥村義則君、7番 小竹法夫君、8番 海野宣彦君、9番 平岡忠昭君、10番 丹尾廣樹君、12番 木村愛子君、14番 加藤拓雄君、以上であります。
○議長(佐々木敏幸君) 以上のとおり指名したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木敏幸君) 御異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました7人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
   …………………………………………………………………………………………
△日程第5.議案第47号 平成20年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)から日程第24.報告第11号 専決処分の報告について(訴訟の提起について)まで
○議長(佐々木敏幸君) 日程第5、議案第47号 平成20年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)から、日程第24、報告第11号 専決処分の報告について(訴訟の提起について)まで、以上20件を一括議題といたします。
 理事者の提案理由の説明を求めます。
 市長 牧野百男君。
              〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) 第369回鯖江市議会定例会の開会に当たり、平成20年度補正予算案を初め、各議案の御審議をいただくに際し、市政運営に当たっての所信の一端を申し述べますとともに、市政の諸課題につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 私の市長としての1期目の任期も余すところわずかとなり、任期最後の議会を迎えることができました。この間、第4次鯖江市総合計画に基づき、自主・自立した個性ある分権のまちづくりを進めてまいりました。今回、平成17年度から取り組んでまいりました行財政構造改革プログラムの進捗状況の取りまとめと、行政評価システムの最終目標であった政策評価を実施いたしました。おかげさまで、これらの取り組みによる財政効果や政策目標に向けての各施策の評価は、おおむね順調に推移し、市政の方向は示されたのではないかと考えております。これもひとえに議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援、そして職員の努力のたまものと心から厚くお礼を申し上げます。
 さて、本年は平成18年に策定した総合計画の中間年であります。目的とするまちづくりは道半ばであり、疲弊する地場産業や農業の振興、恒久的な治山・治水対策、中心市街地のまちづくり、さらには公立丹南病院の改築、福井鉄道福武線の存続問題など、今後も継続的に取り組まなければならない課題が山積しております。
 6月議会でも申し上げましたが、市民の皆様の御支持を得て、引き続きふるさと鯖江の発展に全力投球してまいりたいと考えております。
 さて、今月2日福田改造内閣が発足いたしました。福田総理は「国民の日々の暮らしに目を向けて、不安や痛みの声に向き合っていく、不安をできるだけ小さくする安心実現内閣だ」と述べられました。まずは、国民生活の不安解消に全力を挙げる考えを示されたところであります。この言葉どおり、福田内閣には物価高と景気低迷という日本経済が直面する問題や、年金、医療、雇用など、我々市民の暮らしの不安解消について問題を先送りすることなく、勇猛果敢に取り組まれることを期待しております。特に、物価高と景気低迷の同時進行は、地方経済にとってまさにダブルパンチであり、今後さらに市民生活や企業活動に深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。
 政府は今月中に総合経済対策を取りまとめる予定とのことですが、対策の実施に当たっては生活者の目線に立って、必要に応じ補正予算を組むなど、実効性のある対応を強く熱望しております。
 さて、平成17年度に「鯖江市行財政構造改革プログラム」を策定し、具体的な取り組み項目を定め、積極的かつ着実に推進してまいりました。
 今回、平成19年度決算の数値を踏まえ、取り組みから3年間の進捗状況を取りまとめました。具体的取り組み項目57項目のうち、19年度までに実施済み、または実施中であるものは54項目で、進捗率は94.7%となりました。また、これらの取り組みによる効果額は、平成19年度において9億700万円余となり、過去2年分の15億6,100万円を合わせた3年間の財政効果額合計は、24億6,800万円余となりました。
 また、今年度は総合計画の中間年に当たることから、基本計画の最上位に当たる14施策について、施策を構成する基本柱等の状況、総合計画で掲げた53の指標の進捗状況、3月に実施した鯖江市政に関する市民アンケートの結果に、社会情勢の変化等を加味し、これまで2年間の総合計画の進捗状況を総合的に評価する政策評価を実施いたしました。評価を行った14施策はおおむね順調に推移しております。これは市民の皆様と私、そして職員との情報共有を進めたことにより、まちづくりの方向性において共通の認識を持てたことが大きな要因ではないかと思っております。
 また、個々の事務事業について年度ごとの目標値を設定し、目標意識を高めたことや、事務事業評価、施策評価を実施するなど、継続的な業務改善活動を構築したことも寄与していると考えております。
 一方で、個別の内容には課題も多く、今後は厳しい財政状況下において期待どおりの成果を上げ、着実に総合計画を実現していくためには、より一層創意工夫をしながら施策の推進を図っていくことが必要であります。
 このため、各施策の評価結果や取りまとめた課題と今後の方向性を踏まえて、次年度の施策等の企画立案や事業の見直しなどに反映することが重要であります。
 次に、本市の財政状況を申し上げます。
 平成19年度一般会計の決算につきましては、歳入総額244億8,300万円、歳出総額239億2,500万円となり、歳入歳出差引額の形式収支は5億5,900万円、平成20年度への繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、4億3,300万円の黒字決算となりました。
 次に、平成19年度決算における主な財政指標について申し上げますと、まず、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度より0.2ポイント悪化し、89.8%となりましたが、行財政構造改革プログラムの目標値90%以下を達成いたしました。
 次に、市債償還の負担の割合を示す起債制限比率は、昨年と変わらず10.7%となり、これもプログラムの目標値11.0%以下を達成いたしました。
 次に、基金の残高でありますが、特別交付税の額が当初予算で見込んでいたよりも2億6,000万円余多かったことや、法人市民税の増加にあわせ、市税全体の収納率の向上による収入の増加などにより、財政調整基金に2億2,400万円余と教育振興資金に2億円余を積み立てることができました。これにより、平成19年度末の財政調整基金の残高は13億2,450万円となり、行財政構造改革プログラムの目標残高より約7億円上回る額を確保することができました。
 このことにより、突発的な災害や緊急の行政課題に加え、一定の政策的経費や臨時的経費にも、これまでより柔軟に対応できるものと考えております。
 次に、平成19年度決算から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律において、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の各指標にあわせ、公営企業会計における資金不足比率の公表が義務づけられましたので、本市の平成19年度決算における各指標の数値を申し上げます。
 まず、実質赤字比率ですが、これは一般会計の赤字の程度を指標化し、財政運営の状況を示すものですが、本市の場合、実質赤字額は生じておりません。
 また、特別会計をあわせたすべての会計の赤字や黒字を合算して、自治体全体としての赤字の程度を指標化し、財政状況を示す連結実質赤字比率につきましても、黒字となっており、良好な状況にあります。
 次に、特別会計や一部事務組合を含めた地方自治体全体の実質的な借入金の元利償還額の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示す指標である実質公債費比率は、9.9%となっております。この実質公債費比率が18%を超えますと、地方債の発行は知事の許可が必要となります。25%を超えますと、早期健全化段階となり、財政健全化計画の策定が必要となってまいります。
 次に、土地開発公社を含めた鯖江市全体の借入金や退職手当、債務負担行為のうち、将来にわたって一般会計で負担すべき額を財政規模と比較して指標化したものが将来負担比率ですが、この数値は55.2%となり、早期健全化比率の350%を大きく下回っております。
 次に、上水道事業や下水道事業などの公営企業の経営状況を、公営企業の料金収入の規模と比較して指標化した資金不足比率につきましては、農業集落排水事業特別会計、総合開発事業特別会計、土地区画整理事業特別会計、下水道事業特別会計及び水道事業会計のいずれにおきましても、資金不足は生じておりません。
 この資金不足比率につきましては、公営企業ごとに比率が10%以上になると起債が許可制となり、さらに、20%以上になると早期健全化段階として経営健全化計画の策定が必要となってまいります。
 本市の場合、数字だけを見ると大きく改善しているように見受けられますが、起債残高の増加や健全化を示す指標の算出方法が変わったところもあり、実質的には全く余裕がない状態と考えております。
 特に、農業集落排水事業を含めた下水道事業は市民生活に直結する重要な社会資本でありますが、他の自治体に先駆けて整備を行ってきたこともあり、借入金の残高が約284億円になっております。この残高は、一般会計の借入残高約302億円に匹敵する額であり、今後の下水道事業の経営に当たって、その縮減は大きな課題であります。
 現在、料金収入のさらなる確保に向け、既に供用を開始した地域における下水道への接続促進に努めているところであり、次世代の負担が大きくならないためにも、関係各位の御理解、御協力をお願い申し上げます。
 景気の停滞にあわせ、国の歳出削減の動向や地方交付税改革など、地方自治体を取り巻く環境を考慮いたしますと、財政運営は依然として厳しい状況が続くものと予想されます。鯖江市としては、今後とも、総合計画に掲げる自主・自立した個性ある分権のまちづくりの実現に向けて、足腰の強い、身の丈に合った健全な行財政基盤の確立に努めることが肝要であります。今後発表される類似団体や県内他市の指標と比較しながら、本市の財政状況を分析し、より効率的で効果的な財政運営に努めてまいります。
 それでは、当面する市政の諸課題等について申し上げます。
 まず、県事業の鞍谷川・河和田川災害復旧助成事業についてでありますが、河和田川につきましては、既に事業区間の工事は完了しております。また、鞍谷川につきましても、浅水川合流点から川島大橋までの区間で、松成町の一部及び橋梁取りつけ部等を除き、築堤及び護岸工事はほぼ完了しており、上流の川島町から越前市にかけても鋭意施工中であります。また、橋梁工事についても、鯖江市管内かけかえ11橋のうち、既に完成した橋梁が4橋、施工中の橋梁が5橋、発注済みで近々着手する橋梁が2橋となっております。なお、浅水川につきましても、未拡幅となっていた4カ所の土砂を今年度中に撤去し、上部河川断面を確保することになっております。また、河和田川上流部において、特に川幅が狭い部分の改修につきましても、橋梁のかけかえ工事等順調に進捗しております。
 次に、福井鉄道福武線につきましては、去る22日に開催されました、第8回官民協議会におきまして、新経営者として、元福井銀行常務執行役の村田治夫氏を候補者とする報告がありました。
 沿線3市におきましては、ただいま国からの支援を得るために必要とされる、福井鉄道福武線活性化総合連携計画及び鉄道事業再構築実施計画の策定を進めております。現在、これらの計画策定に必要とされる沿線住民等を対象にしたアンケートを、沿線3市の利用促進団体の協力を得ながら進めております。今後は、8月いっぱいにアンケート調査を終了し、9月に素案を作成し、11月には沿線3市の用地取得を盛り込んだ鉄道再構築実施計画の大臣認可を得る予定であります。このようなことから、福武線の用地の取得費については、認定後の12月議会に県や福井市、越前市とともに議会にお諮りしたいと考えております。
 また、存続への重要な要素でもある乗る運動につきましても、福武線利用促進鯖江市民会議の皆様と協力連携しながら取り組んでまいります。
 次に、丹南病院の再整備計画につきましては、基本設計に着手するため、現在、全国の優秀な設計者を、公募型プロポーザルで選定するための手続を行っております。9月中旬ごろには設計者の選定を終える予定でございます。公立病院の役割は、民間医療機関での提供が困難な医療を提供することにあり、今後、丹南病院が急性期医療を担う中核総合病院としての使命を果たさなければならないと考えております。この基本設計においては、公立病院改革ガイドラインに適合するよう建設費の縮減と工事期間の短縮を図りながら、地域に信頼され期待される公立病院としての医療機能が発揮できるものを目指してまいります。
 それでは、次に主要な事業について申し上げます。
 まず、活力を支える快適な生活基盤づくりについてでありますが、近年の異常気象や地震の発生は予測しがたいものがあり、日ごろからの減災に向けた備えが必要であります。市では、その一環として、一昨日の24日に豊小学校を主会場に、地震と風水害を想定した防災総合訓練を実施いたしました。参加者の皆様には、早朝より訓練に参加していただき、深く感謝を申し上げます。この訓練を通して得られた経験や反省を、今後発生するかもしれない万が一の災害に備えた危機管理意識の醸成につなげていただきたいと思っております。
 次に、災害の発生時、または発生のおそれがあるときに避難情報を入手、避難の判断または避難行動をみずから行うことが困難な方、災害時要援護者に対し、鯖江市災害時要援護者避難支援プランに基づき、避難支援を行うための登録を6月から始めました。7月末の段階で1,766名の登録申し込みがあり、災害時要援護者対象者の3割を上回る方々が申し込みされたことになります。避難支援プランの根幹は、地域の方々が支援者となって日ごろからの見守りと災害時の避難支援活動を行っていただくことにあり、計画をより実効性のあるものとするためには、区長及び民生委員児童委員の皆様を初めとする地域の皆様の御協力が必要不可欠でございます。
 今後とも、災害時要援護者の支援の輪を広げる啓発活動を実施するとともに、一人でも多くの人が登録手続をしていただき、災害時には素早く対応できるように、市民が安全で安心して暮らしていけるまちづくりに努めてまいります。
 次に、去る18日に、吉野瀬川ダム建設事業につきまして、県から事業費の見直し案の説明を受けました。現行の事業費は280億円で、平成10年度に基本協定契約が締結されていますが、ダム本体の細部な位置変更や単価アップなどにより、50億円増の330億円となるとのことでございました。8月19日には、外部による福井県ダム整備監理委員会を開催し、妥当性などを審議しておりますが、本市といたしましても、県に対し工事費のさらなる縮減等について努力するよう申し入れをいたしました。今後、詳細な計画がまとまり次第、議会に御説明をさせていただきます。
 次に、子供の不審者対策につきましては、従来から緊急メールでの情報提供、警察や青少年愛護センターの巡視により、不審者の声かけ事案の未然防止に努めてまいりました。さらに、小学生に比べ中学生を対象にした安全見守り活動が手薄であった反省から、教育委員会と警察が合同で、市内3中学校の校下ごとに子供や地域の安全・安心にかかわる諸団体による連絡会を開催し、それぞれの団体活動や不審者情報の共有化を図ったところであります。
 また、小さな子供たちには、長泉寺山トンネルやJR鯖江駅周辺の地下道などにある警報ボタンの説明がわかりにくいということでしたので、警報ボタンの使い方を説明した「おたすけ看板」を設置しました。それに合わせ、長泉寺山トンネルにおいて進徳小学校児童の防犯訓練を行い、安全意識の徹底も図りました。今後ともあらゆる機会を活用いたしまして、子供たちの危機対応能力の向上を図ってまいります。
 次に、学生との連携・協働についてでありますが、鯖江の魅力向上とまちづくりの活性化を目指すため、本市では、昨年度から学生の持つ自由な発想と旺盛な行動力に焦点を当てた、学生との連携・協働事業に取り組んでおります。本山誠照寺における「誠市」や本町・古町商店街での「ご縁市」、学生活動拠点施設「らてんぽ」での活動や、「河和田アートキャンプ」など市内の各種イベントに、学生の皆様が自発的・積極的に参加していただいており、地元の方々と学生の皆様との交流が盛んになり、まちに新たなにぎわいが生まれてきております。
 こうした学生によるまちづくりの活動を、広く市民の皆様に御理解いただくとともに、それぞれの分野で活躍する学生同士の交流を図ることで、学生と市民との連携・交流といった動きがさらに広まり、まちづくりのさまざまな分野での活性化につながることを期待いたしまして、来月7日に鯖江市学生シンポジウムを開催いたします。
 次に、活気あふれる産業づくりについて申し上げます。
 まず、地方の元気再生事業についてでありますが、「眼鏡産業の再生」をテーマに鯖江商工会議所や福井県眼鏡協会などとともに新たな協議会を設け、本年5月に「めがねのまち鯖江」元気再生事業として国に申請をいたしました。約10倍という高い競争率の中で、県内では唯一、本協議会の提案が国の選定を受けることができました。
 今後は協議会の皆様と一体となってこの事業に取り組むことで、「作るだけの産地」から「売れるものを創り・売る産地」への転換と、産地の魅力を生かした産業観光の促進による「楽しめ・愛される産地」の実現を目指してまいりたいと考えております。
 次に、「丹南産業フェア2008」についてですが、9月13日から15日の3日間、サンドーム福井において、「越前ブランドでつなぐ丹南産業フェア」をテーマに、「丹南で煌めくものづくりの昴たち」をサブタイトルとして、越前漆器などの伝統産業を初め、丹南の地場産業と先端技術を有するものづくり企業等が一堂に集結して開催されます。市民の皆様にもぜひ御来場いただきまして、身近な企業のすぐれた製品に触れ、丹南のものづくりの底力を感じていただきまして、さらなる産業振興への御支援を賜りたいと存じます。
 また、「越前漆器ウイーク2008」が、8月31日から9月15日まで、うるしの里会館を会場に開催されます。越前漆器伝統工芸士の作品展「うるしの匠展」と越前漆器協同組合が主催する「越前漆器展覧会」や「道具供養」などの事業を、市と組合が共同で実施する初めての試みとなっております。越前漆器の持つ堅牢さ・優雅さを各種事業を通して表現し、漆器に対する理解を求めるとともに需要の開拓に資するものとして大いに期待をしております。
 次に、企業誘致についてですが、産業構造の高度化、雇用機会の拡大を図り、本市産業の継続的な発展を支援していくことが重要であると考えております。平成17年度には、市外からの企業誘致とともに市内企業の市外への流出を防止することをねらいとして、鯖江市企業立地助成金制度の見直しを行いました。
 その後の状況でございますが、新制度による適用決定企業数は、平成17年度に6社、18年度に2社、20年度は現時点で2社、合計で10社となっております。このうち9社が現在操業を行っております。また、市外からの進出企業は1社で残りの8社は市内企業による工場の新設・増設となっております。これによる鯖江市民の雇用者数は、55名となり、事業投資額は57億円余になります。
 なお、今議会に企業立地助成金の補正予算を計上させていただいておりますが、これは平成17年度、18年度に適用決定した企業のうち、操業開始後1年を経過した5社に対するものであります。
 今後とも、市外からの企業誘致、また、市内企業の市外への流出防止に視点を置き、より効果のある企業立地助成金制度の整備に努めてまいりますとともに、市内の宅建業界や金融機関等と情報を交換し、連携しながら企業誘致に努めてまいります。
 次に、農業政策についてでありますが、平成20年度産の水稲の作柄は、8月15日現在で平年並みと見込まれております。転作作物である大麦については、10アール当たり292キログラムと、平年に比べやや良となりました。米の消費が低迷する中、いかに農業経営を安定させるかということが大きな課題でありますが、平成19年度から始まりました水田経営所得安定対策について、平成20年産の米・大豆の加入申請が、去る6月30日に締め切られました。加入申請状況は、米については71経営体で、面積は631.5ヘクタール、大豆については27経営体で、面積は76.3ヘクタールとなり、この事業の加入者は、昨年度と比較して約20%の増加となりました。
 今後もさらなる担い手の育成と同対策への加入促進に努め、安定した農業経営体を確保してまいります。
 次に、本市で初めての総合美術展として、鯖江市美術展を開催したいと考えております。展示する作品は、市民の皆様からの公募によるものとし、たくさんの作品を出展していただくために、絵画など7部門を考えております。開催期間は、来年の2月から3月にかけて、会場は部門ごとに特色を持たせ、回遊しながら鯖江の美術に親しんでいただこうと、嚮陽会館、文化の館、ギャラリー新の3会場を予定しております。
 次に、男女共同参画についてですが、男女共同参画社会の実現に向けての気運を醸成することを目的として、男女共同参画都市宣言を行いたいと考えております。「男女共同参画都市」の宣言を契機に、本市の姿勢を市内外に広く周知するとともに、市民と議会と行政とが一体となって推進し、女性も男性も互いの人権を尊重し、生き生きとした生活を送ることができる健康で快適な男女共同参画社会の実現を目指してまいります。
 次に、6月19日食育の日に合わせて、市内すべての公立保育所、幼稚園、小・中学校が地元でとれた野菜を使用した給食を実施いたしました。この取り組みは、子供たちに地元鯖江で生産される野菜に関心を持ってもらうことで、生産者の皆様など、給食にかかわる方々に対しての感謝の気持ちを高めることを目的に企画したものであります。これからも安全・安心で、つくった人の顔が見える地場野菜を、少しでも多く学校給食に取り入れ、食を大切にする気持ちや食に関する知識など、食育の推進を図っていきたいと考えております。
 次に、神明小学校の耐震補強工事及び大規模改造につきましては、6月議会で契約のお認めをいただき、直ちに工事に着手いたしました。9月末には校舎全体の約半分を終える見込みであります。工事は、当初の予定より約1カ月早く進んでおり、卒業式に間に合うよう完成に向け努力してまいります。
 次に、越前漆器伝統産業会館における指定管理者制度の導入につきましては、平成17年4月のリニューアルオープンに合わせて実施する予定でありましたが、福井豪雨災害の被災によって、今日まで市の直営施設として運営をしてまいりました。今回、福井豪雨から4年が経過し、産地内の各企業が施設や設備面での補修や修繕もほぼ完了したこともあり、指定管理者への意欲を示されております。これらのことも考慮いたしまして、平成21年4月の制度導入を目指し、現在準備を進めているところでございます。
 また、現在32ある指定管理者施設のうち16施設につきましては、来年3月31日で指定期間が満了となりますので、現在更新の作業を行っております。12月議会には指定管理者の指定について、お諮りをしたいと考えております。
 それでは、本日御提案いたしました主な議案について申し上げます。
 平成20年度一般会計補正予算では、まず本市が提案しておりました「めがねのまち鯖江」元気再生事業が事業採択されましたので、国からの委託料3,300万円を予算計上いたしました。
 また、鯖江市美術展を来春に開催してまいりたいと考えておりますので、その費用として200万円を計上いたしました。
 さらに、福井鉄道福武線関係の予算として、沿線3市で構成する福武線活性化連携協議会の負担金として20万円を、また福武線利用促進鯖江市民会議への補助金20万円をそれぞれ計上いたしました。
 そのほか主なものを申し上げますと、民生費では、東部圏域における認知症対応型共同生活介護施設整備に対する補助金を、1,500万円計上いたしました。また、衛生費におきましては、健康教室等で簡易採血検査を実施した際の感染対策として、肝炎ウイルス等の検査料として550万円を計上いたしました。
 次に、商工費におきましては、企業立地促進助成金の適用を決定していた企業5社が操業を開始し、新規雇用者などの交付基準を満たしましたので、用地取得助成金など1億8,600万円余を計上いたしました。
 また、12月議会から一般質問の形式が一問一答方式になることから、議場のテレビカメラを1台増設し、これに対応していきたいと考えております。
 これらの結果、一般会計におきましては、3億9,020万円を増額し、平成20年度の予算総額は222億4,510万円となり、昨年の9月補正後と比べ4.8%の減少となりました。
 その他の議案につきましては、それぞれ記載の理由に基づき提案をいたしました。
 以上、私の市政に対する所信の一端と市政の諸課題、補正予算案等について申し上げました。何とぞ慎重に御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(佐々木敏幸君) 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。
 次の本会議は、9月2日午前10時から開議することとし、これをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。
              散会 午前10時40分