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福井県 鯖江市

平成17年 6月第351回定例会−06月07日-01号




平成17年 6月第351回定例会

           第351回鯖江市議会定例会会期日程

            会期 平成 6 月 7 日(火)開会
                    23日(木)閉会 17日間

 ┌──────┬─┬───┬────────────────────────┐
 │ 月  日 │曜│ 時 │        内      容        │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │ 6月 7日│火│10時│ 本会議(施政所信表明、提案理由説明)     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │    8日│水│   │ 休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │    9日│木│12時│ 休 会 一般質問〆切             │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   10日│金│   │  〃                     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   11日│土│   │  〃                     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   12日│日│   │  〃                     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   13日│月│   │  〃                     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   14日│火│10時│ 本会議(質疑・一般質問)           │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   15日│水│10時│ 本会議(一般質問)              │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   16日│木│ 9時│ 常任委員会                  │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   17日│金│ 〃 │   〃                    │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   18日│土│   │ 休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   19日│日│   │  〃                     │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   20日│月│ 9時│ 福井豪雨災害対策特別委員会          │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   21日│火│ 9時│ 議員定数特別委員会              │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   22日│水│   │ 休 会                    │
 ├──────┼─┼───┼────────────────────────┤
 │   23日│木│10時│ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)    │
 └──────┴─┴───┴────────────────────────┘



             議 案 審 議 結 果 一 覧 表

                          市長提出(6月23日議決)
┌────┬──────────────────────┬─────┬────┐
│議案番号│      件       名       │付託委員会│ 結 果 │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第34号│平成17年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)│総務・産経│ 可 決 │
│    │                      │教育民生 │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第35号│鯖江市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等│ 総  務 │  〃  │
│    │に関する条例の制定について         │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第36号│鯖江市一般職の職員の給与に関する条例等の一部│  〃  │  〃  │
│    │改正について                │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第37号│鯖江市保育所設置および管理に関する条例の一部│ 教育民生 │  〃  │
│    │改正について                │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第38号│市道路線の認定および廃止について      │ 建  設 │  〃  │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第39号│福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の│ 総  務 │  〃  │
│    │変更について                │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第40号│福井県市町村交通災害共済組合規約の変更につい│  〃  │  〃  │
│    │て                     │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第41号│福井県自治会館組合を組織する地方公共団体の数│  〃  │  〃  │
│    │の減少について               │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│    │                      │総務・建設│    │
│第42号│専決処分の承認を求めることについて(平成16│産業経済 │ 承 認 │
│    │年度鯖江市一般会計補正予算(第10号))  │豪雨対策特│    │
│    │                      │別    │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│    │専決処分の承認を求めることについて(平成16│     │    │
│第43号│年度鯖江市農業集落排水事業特別会計補正予算 │ 建  設 │  〃  │
│    │(第2号))                │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第44号│専決処分の承認を求めることについて(平成16│  〃  │  〃  │
│    │年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第5 │     │    │
│    │号))                   │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│    │専決処分の承認を求めることについて(平成17│     │    │
│第45号│年度鯖江市老人保健特別会計補正予算(第1  │ 総  務 │  〃  │
│    │号))                   │     │    │
├────┼──────────────────────┼─────┼────┤
│第46号│専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税│  〃  │  〃  │
│    │条例の一部改正について)          │     │    │
└────┴──────────────────────┴─────┴────┘

                           議員提案(6月23日議決)
┌─────┬───────────────────────────┬────┐
│市会案番号│         件       名         │ 結 果 │
├─────┼───────────────────────────┼────┤
│ 第2号 │食料・農業・農村政策に関する意見書について      │ 可 決 │
├─────┼───────────────────────────┼────┤
│ 第3号 │地方六団体改革案の早期実現に関する意見書について   │  〃  │
├─────┼───────────────────────────┼────┤
│ 第4号 │地方議会制度の充実強化に関する意見書について     │  〃  │
└─────┴───────────────────────────┴────┘



             請願・陳情の審査結果一覧

(継続審査となっていたもの)
┌─────┬───────────┬────────────┬─────┬───┐
│ 番 号 │   件   名   │    提 出 者    │付託委員会│結 果│
├─────┼───────────┼────────────┼─────┼───┤
│平成16年│吉川東地区農業集落排水│石田上町区長      │     │継 続│
│請願第1号│処理施設の建設地変更に│  牧野陽一他8名   │ 建  設 │審 査│
│     │ついて        │            │     │   │
├─────┼───────────┼────────────┼─────┼───┤
│     │「市場化テスト」の実施│福井県国家公務員労働組 │     │   │
│平成17年│および「地域給」の導入│合共闘会議       │ 総  務 │継 続│
│請願第1号│に反対する意見書の提出│ 議 長 皆藤富士雄  │     │審 査│
│     │について       │            │     │   │
├─────┼───────────┼────────────┼─────┼───┤
│     │人権侵害救済法の早期制│部落開放・人権政策確立 │     │   │
│陳情第1号│度を求める意見書の提出│要求福井県実行委員会  │  〃  │ 〃 │
│     │について       │ 会 長 和治教文   │     │   │
├─────┼───────────┼────────────┼─────┼───┤
│     │教育基本法の早期改正を│日本会議福井県本部   │     │   │
│陳情第3号│求める意見書の提出につ│ 会 長 宮川 脩   │ 教育民生 │ 〃 │
│     │いて         │            │     │   │
└─────┴───────────┴────────────┴─────┴───┘

┌─────┬───────────┬────────────┬─────┬───┐
│ 番 号 │   件   名   │    提 出 者    │付託委員会│結 果│
├─────┼───────────┼────────────┼─────┼───┤
│     │食料・農業・農村政策に│福井丹南農業協同組合  │ 産業経済 │採 択│
│陳情第4号│関する意見書の提出につ│代表理事組合長     │     │   │
│     │いて         │  堀 勝實ほか1名  │     │   │
└─────┴───────────┴────────────┴─────┴───┘



            第351回鯖江市議会定例会会議録
   ──────────────────────────────────
        平成17年6月7日(火曜日)午前10時00分開会
   ──────────────────────────────────
   〇出席議員(26人)            1 番  木 村 愛 子
                         2 番  林   太 樹
                         3 番  空   美 英
                         4 番  丹 尾 廣 樹
                         5 番  福 岡 宏 明
                         6 番  平 岡 忠 昭
                         7 番  水 津 達 夫
                         8 番  岩 佐 常 守
                         9 番  黒 田 重 治
                         10番  山 崎 文 男
                         11番  加 藤 拓 雄
                         12番  山 田 利 信
                         13番  末 本 幸 夫
                         14番  佐々木 敏 幸
                         15番  若 林 政 幸
                         16番  石 橋 政 之
                         17番  蓑 輪   昇
                         18番  蓑 輪 安兵衞
                         19番  玉 邑 哲 雄
                         20番  高 島 哲 夫
                         21番  山 本 又一郎
                         22番  岩 野 甚四郎
                         23番  菅 原 義 信
                         24番  山 口 導 治
                         25番  笹 川   希
                         26番  増 田   光
   ──────────────────────────────────
   〇欠席議員(0人)
   ──────────────────────────────────
   〇説明のため出席したもの  市長          牧 野 百 男
                 助役          吉 村   治
                 教育長         今 立 善 教
                 総務部長        笠 嶋 宗 雄
                 企画財政部長      千 秋 冨 秀
                 福祉環境部長      三田村   勉
                 産業部長        森 本   茂
                 都市整備部長      田 中 伯太郎
                 教育委員会事務部長   山 川 光 雄
   ──────────────────────────────────
   〇説明補助者として出席したもの
                 総務課長        五十子 利 雄
                 秘書広報課長      中 村 修 一
                 企画政策課長      加 藤 政十司
                 財政課長        辻 川 哲 也
                 社会福祉課長      福 田 末 隆
                 産業観光課長      竹 内 秀 博
                 都市計画課長      伊 部 孝 幸
                 教育総務課長      宇 野 徳 行
                 出納課長        山 本 信 英
                 監査委員事務局長    平 井 勝 治
   ──────────────────────────────────
   〇職務のため出席したもの  議会事務局長      福 田 栄 喜
                 議会事務局次長     米 田 康 宏
                 議会事務局参事     丸 田 時 雄
                 議会事務局次長補佐   高 尾 副 次
                 議会事務局主任     宮 田 幹 夫



              開会 午前10時00分
○議長(高島哲夫君) ただいまから第351回鯖江市議会定例会を開会いたします。
 ご報告いたします。
 14番 佐々木敏幸君、21番 山本又一郎君から都合により遅刻の届けが出ております。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
   ──────────────────────────────────
△日程第1.会議録署名議員の指名
○議長(高島哲夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第79条の規定により、本定例会の会議録署名議員に、22番 岩野甚四郎君、23番 菅原義信君、24番 山口導治君、以上3名を指名いたします。
   ──────────────────────────────────
△日程第2.会期の決定
○議長(高島哲夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について、委員長の報告を求めます。
 議会運営委員長、山崎文男君。
           〇議会運営委員長(山崎文男君)登壇
◎議会運営委員長(山崎文男君) おはようございます。
 では、第351回定例会の運営につきまして、去る5月9日、5月31日および本日に開催いたしました議会運営委員会における審議の結果につきまして、ご報告を申し上げます。
 今期定例会に付議されます案件は、議案13件、報告6件、陳情1件であります。
 さて、これら案件の審査に要する日程でありますが、本日は、市長の施政所信表明ならびに各議案等に対する提案理由の説明にとどめ散会といたします。明8日から13日までは休会とし、14日、15日の両日に本会議を開き、各議案に対する質疑の後、一般質問を行うことといたします。
 なお、一般質問に対する発言通告書の提出期限は9日の正午までといたします。各常任委員会の審査日程につきましては、16日、17日の両日といたし、また、福井豪雨災害対策特別委員会につきましては20日に、議員定数特別委員会につきましては21日に行うことといたします。そして、23日を最終日とし、本会議を開き、各委員長から委員会における審査結果の報告を求め、質疑・討論のうえ、採決を行う運びであります。
 以上のとおりの議会運営をもって、本定例会の会期は、本日から23日までの17日間とすることで意見の一致を見た次第であります。
 本委員会の決定どおり、議員各位のご賛同とご協力をお願い申し上げまして、ご報告とさせていただきます。
 以上であります。
○議長(高島哲夫君) お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月23日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高島哲夫君) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は、本日から6月23日までの17日間と決しました。
   ──────────────────────────────────
△日程第3.諸般の報告
○議長(高島哲夫君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 お手元に配付してあります議会報告(第2号)をもって報告といたします。
   ──────────────────────────────────
△日程第4.陳情の受理
○議長(高島哲夫君) 日程第4、陳情の受理について報告いたします。
 本日までに受理いたしました陳情1件については、お手元に配付いたしました陳情文書表のとおり所管の委員会に付託いたします。
   ──────────────────────────────────
△日程第5.議案第34号 平成17年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)から日程第23 報告第9号 株式会社さばえいきいきサービスの経営状況についてまで
○議長(高島哲夫君) 日程第5、議案第34号 平成17年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)から日程第23 報告第9号 株式会社さばえいきいきサービスの経営状況についてまで、以上19件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を求めます。
 市長、牧野百男君。
             〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) 第351回鯖江市議会定例会の開催にあたり、提案いたしました平成17年度補正予算案をはじめ各種議会のご審議をいただくに際し、市政運営にあたっての所信の一端を申し述べますとともに施政の諸課題につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 先月の2日、文化センターにおいて市民の皆様をはじめ知事、国・県選出議員ならびに県内の市町村長の皆様など約900人の方々のご臨席を賜り、鯖江市制50周年記念式典を盛大に挙行することができました。私は、この式典において、今日のすばらしい鯖江市を築き上げてこられた先人の皆様への汗と努力に敬意を表し、感謝申し上げるとともに、これからの新しい鯖江市をさらに栄えあるものとして次世代に引き継いでいかなければならないと肝に銘じ、改めて市民の皆様との協働による「市民が主人公で明るい融和のある鯖江市」の実現を目指し、全力投球する決意を新たにいたしました。
 式典の席上、花を「つつじ」・木を「さくら」・鳥を「おしどり」とする市の花・木・鳥の制定を発表させていただきました。今後は、本市の誇れるシンボルとして公募による図案化を行い、市民の皆様と一体となった積極的な活用を図り、自然豊かな鯖江を県内外にPRしていきたいと考えています。
 また、5月の連休中には、天候にも恵まれ、西山公園をはじめ市内一円のつつじが見事に咲き誇り、鯖江の春を代表するつつじまつり、漆器まつりを華やかに開催することができました。商工会議所と市を中心に各種団体や多くの市民の皆様と一体となった取り組みの中で市内外から訪れた約30万人の方々に自然豊かで活気ある鯖江を実感していただきました。ここに関係者の皆様に厚くお礼を申し上げます。
 さて、三位一体改革については、全国市長会など地方6団体が国・地方財政の三位一体改革で3兆円規模の税源移譲など地方案に沿った改革実現を求め、先送りされた6,000億円の税源移譲に伴う国庫補助金、負担金削減を公立学校の整備費などに優先的に充てること。2005年度の地方交付税総額を確保すること。最終的に地方が求めている8兆円の税源移譲を実現するため、2007年度以降も改革を継続することなどを政府が6月下旬に策定予定の「骨太の方針」第5弾に地方の意見を反映させるよう強く要望しております。
 地方としては、国と地方の三位一体改革の協議の場で住民の福祉に直接かかわり、地方自治の最先端である市町村の実情、意欲等をしっかり主張していくことが重要でありますので、私もさきの北信越市長会で、先送りされた諸課題や個人住民税による税源移譲について具体的な提案をして、地方案に沿った三位一体改革を着実に実現するよう意見を申し述べました。今後とも、国の動向等を十分注視していくことが肝要と考えております。
 次に、平成16年度末の基金の現況について申し上げます。
 昨年の福井豪雨災害の現状や財政的な厳しさを国などに対して強く要請してまいりました。国においては鯖江市の状況を理解していただき、特別交付税11億2,600万円余の交付を受けることができました。また、災害復旧事業にかかる災害査定においては、国・県の補助制度の最大限の活用や小規模災害においても災害復旧債の適用を認めていただき、事業化することができました。さらに事務事業の見直しについても、市民の皆様には大変ご無理をおかけいたしましたが、行財政構造改革の方針に沿い、着実に進められましたことは、ひとえに議会をはじめ市民の皆様のご理解とご協力のたまものであると心から感謝を申し上げます。
 これらによりまして財政調整基金や減債基金をはじめとする基金の繰入額を最終的に合計で2億190万円にまで大幅に圧縮することができました。平成16年度末の財政調整基金を8億250万円、減債基金で10億6,960万円、その他特定目的基金で6億306万円の基金全体で24億7,516万円余を確保することができました。しかしながら、今後、福祉複合施設の取得や維持管理費の増大、平成18年度以降の団塊の世代の退職者に要する退職手当の増加、維持管理費の増大、不透明な三位一体改革などの動向などがあり、引き続き行財政構造改革プログラムを忠実に実行し、より一層の適正な予算の執行に努めてまいることが肝要であります。さらに少子高齢化の急速な進展や社会経済全般にわたる国際化、情報化の進展など、かつてない急激な変化の中にあり、行政の仕組みはもとより社会全般にわたる構造改革が進められるなど、大きな転換期を迎えております。特に地方自治体を取り巻く環境は、平成12年4月の地方分権一括法の施行により分権型社会による新たな役割を果たすことが求められるようになり、大きく変わってきております。また、昨年からの三位一体改革により今後の地方財政は自らの行財政改革を一層進めながら、地方分権に対応した、自ら考え自らの責任で行う「自己決定、自己責任」による運営に加えて、住民への説明責任を果たしていくことが求められております。
 こうしたなかで、このたび、行財政構造改革プログラムの最終案を取りまとめ、全員協議会で説明をさせていただいたところでございます。
 この「鯖江市行財政構造改革プログラム」は、新たな時代の変化への迅速な対応と政策課題への柔軟な対応を図り、鯖江市単独での自主・自立した持続可能な行財政構造を確立するため、今年度を新しい鯖江市の基礎固めの年と位置づけ、今後、5年間の健全な行財政運営を目指した改革の取り組みを示したものであります。
 あわせてこの改革の取り組みは、今年3月に総務省が示した「地方公共団体における行政改革のための新たな指針」における集中改革プランを踏まえ、平成21年度までの取り組みについて数値目標を掲げながらお示しをいたしました。
 今後は、このプログラムに示した取り組みを市民の皆様のご理解とご協力のもと確実に実行することにより、新しい時代にふさわしい「自主・自立した個性ある分権のまちづくり」を目指し、融和と協働による新しい鯖江市づくりを推進していきたいと考えております。議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 次に、国では、農林政策推進の指針となる新たな『食料・農業・農村基本計画』を決定し、新たな食料自給率目標45%の設定、食の安全と消費者の信頼の確保、経営安定対策への転換や担い手への農地の利用集積の促進、さらに環境保全を重視するとともに、農地・農業用水などの資源を保全する施策の確立など、政策改革の方向づけがなされました。
 本市では既に今年度の事業として『農業・農村づくり推進事業』を展開し、地産地消や食農教育について、財団法人農業公社グリーンさばえの方向性や遊休農地と担い手対策など、今後の地域農業の維持向上を図るための方向性を調査検討していただく委員会を立ち上げ、国の農林政策改革への的確な対応を図ってまいりたいと考えております。
 次に、第4次総合計画の策定についてですが、先月23日に第1回の鯖江市総合計画審議会を開催し、新しい時代にふさわしい「自主・自立した個性ある分権のまちづくり」を目指し、市民との「融和と協働」による新しい鯖江市づくりに取り組むため、市政運営の基本方針となる総合計画の策定を諮問しました。また、計画期間を平成22年度までの5年間の短期間にしましたが、これは、近年の社会情勢の急激な変化を的確にとらえ、市民要望に適切な対応を図り、先の見通せる具現性の高いものとするため、行財政構造改革プログラムとの整合性が重要と考えました。
 なお、審議会の委員には、学識経験者や公募による市民をはじめとして各界の団体の中からご推薦をいただいた方など、総勢30名の方にご就任をいただきました。
 今後は、審議会と庁内の策定委員会が車の両輪となり、市民の意見を十分お聞きするなかで広く市民との情報の共有化を図りながら、今秋の10月末をめどに答申をいただきたいと考えております。
 議会の皆様には策定経過や策定状況などを随時ご報告、ご相談申し上げながら、3月議会に提案し、これからの「新しい鯖江市づくり」の道しるべとなる総合計画を策定してまいりたいと考えておりますので、ご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 次に、先月10日に「産業」、「まちづくり」、「環境」、「教育・文化」の分野において相互に協力、支援し合うことを目的に、福井工業高等専門学校、鯖江商工会議所と鯖江市の三者において包括的な地域連携協定を締結させていただきました。
 今後は、この産官学の輪をさらに広げていくとともに、引き続き福井大学など高等教育、研究機関との地域連携も検討してまいりたいと考えております。
 次に、「指定管理者制度」の導入についてですが、今後は、民間の活力と人的資源の活用がますます重要となってきており、公共施設の管理に民間の能力を活用することが必要と考えております。実施にあたっては、行政にかわる新たな公共サービスの担い手として育成するなかで、サービス水準の維持・向上に努めることが肝要であります。
 今年度に入り、庁内に指定管理者制度導入研究会を設置し、制度導入にあたっての導入方針や課題等について検討を重ねてまいり、今議会に「鯖江市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例」を提案させていただきました。
 今後は、制度導入に関する市の考え方や方向性を市民の皆様に示し、それに対する市民の皆様のご意見等を十分踏まえ、9月議会をめどに導入対象施設の設置管理条例改正案の提案、公募等の実施、12月議会における指定の議案の提案を経て、指定管理者と管理に関する協定の締結を行いまして、平成18年4月からの指定管理者制度の導入を図りたいと考えております。
 なお、制度導入にあたりましては、単に「制度改正ありき」の姿勢ではなく、個々の施設ごとの設置目的、利用形態などを十分検討し、その効果を見極めたうえで慎重に進めていきたいと考えております。
 さて、福井豪雨災害の復旧状況について、主な概要を申し上げます。
 市施工の農林関係の復旧事業ですが、農地・農業用施設につきましては、関係者のご協力によりほぼ完了しております。林道では、河川工事との競合などにより作業が困難な箇所もありますが、順次作業に入り、夏ごろまでに復旧をしてまいります。
 また、県施工の予防治山事業や治山激甚災害対策特別緊急事業については、夏ごろ着工となっております。
 次に、市施工の公共土木施設の災害復旧については、道路関係で9カ所のうち6カ所が完了し、1カ所が施工中で、残りの2カ所は県施工の護岸工事完了後に施工いたします。河川関係では、3カ所のうち1カ所が完了し、2カ所が施工中であります。急傾斜地関係では1カ所が来月完了予定で、災害関連防災がけ崩れ対策事業の4カ所については、現在施工中でございます。
 一方、県施工の公共土木施設災害復旧については、河川関係で19カ所のうち13カ所が完了し、残り6カ所については8月中旬までには完成する予定となっております。また、河川等災害特定関連事業の北中町地係の頭首工については、既に予備調査を終え、今年度の施工に向け申請をしていただいております。
 砂防関係では、20カ所のうち7カ所が完了し、残り13カ所については施工中または下流の災害復旧工事完了後に発注予定となっております。災害関連緊急砂防事業では、堰堤11カ所のうち1カ所を除き発注を終えております。砂防激甚災害対策特別緊急事業では、堰堤8カ所について本年度から平成19年度の3カ年事業として施工する予定となっております。
 急傾斜地関係では、5カ所のうち3カ所が完了し、残りの2カ所については今月末完成予定となっており、地すべり関係では、1カ所が施工中となっております。
 道路関係では9カ所のうち6カ所が完了し、残りの3カ所については、今月完了予定となっております。
 このように、福井豪雨災害の復旧が短期間のうちに作業が困難な箇所を除きまして、おおむね完了できましたことは、ひとえに議員各位をはじめ地元の皆様のご理解、ご協力と国・県のご支援のたまものであり、感謝申し上げます。
 さて、自然災害に対しては、抜本的な未然防止対策が最も重要で効果的であることから、福井豪雨災害時に土石流が発生し大きな被害を生じた河和田地区について、平成19年度の県施工による「中山間地域総合整備事業」の採択に向け、現在作業を進めております。その中で、鞍谷川の災害復旧事業に伴う残土を利用した基盤整備を行い、資源の有効利用と事業費の抑制を図りながら、住民の皆様のご理解を得ながら、災害に強い農村づくりを目標に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、県事業の鞍谷川・河和田川河川災害復旧助成事業については、地元地権者等のご協力により、現地の平面測量をほぼ終え、河道線形の検討や橋梁のかけ替えの予備設計に着手しているとお聞きしております。
 今後の取り組みとしては、今月下旬に河川計画の作成を行い、来月上旬からは地元説明会に入るとのことであります。なお、災害時の災害関係情報の発信や避難勧告等の伝達に有効な手段であります高機能情報通信対応防災行政無線通信設備(デジタル同報無線)につきましては、本年12月完成を目指しております。
 なお、福井豪雨災害の教訓を踏まえ、ただいま、鯖江市地域防災計画の見直しの作業も進めております。また、洪水ハザードマップ(洪水避難地図)につきましても、県が策定した日野川の浸水想定区域における避難体制、避難場所等を明らかにした洪水ハザードマップを今年度中に作成をいたし、公表を行います。
 次に、武生市の東部下水道事業については、4月22日の武生市都市計画審議会におきまして、都市計画変更(案)が承認されております。武生市では、先月上旬に知事同意を得るための手続を終えております。
 私は、これまでに武生市や福井県に対し5度にわたる申し入れを行うなかで、関係する地域住民のご理解を得るためには4項目の対策が不可欠との思いから、武生市に対して説明責任をしっかり果たすよう協議を重ね、要請をしてまいりました。
 このたび、環境保全を主体とする4項目の条件に係る基本的事項について、先月23日に武生市と覚書を締結したところであります。
 また、先月30日には、奈良新武生市長から「東部下水道事業の覚書については、誠意をもって対応いたしますので、住民理解に力をかしてほしい」との要望を受けたところでございます。私としましては、地元の皆様が求めておられる安全・安心な生活環境、良質米づくりに係る水質水量の課題解決や良好な水辺環境の確保などに向けて一定の前進はあったと考えておりますが、今後とも地域住民の立場に立ちながら、引き続き武生市や県および関係機関に対し、4項目の具現化に向け積極的な働きかけを行ってまいります。
 次に、王山保育所については、鯖江幼稚園に隣接して移転改築し、今月27日に落成を予定しております。幼稚園児、保育園児の区別なく、同一場所で同一内容の保育・教育を行い、幼保の一体的な教育を図るとともに、質の高い幼児教育を実施してまいりたいと考えております。また、給食については、公立保育所としては初めて3歳未満児は自園調理による給食、3歳以上児は惜陰小学校からの給食として、幼児期からの食育による体づくり、心づくりを進めてまいります。今後は、他の公立保育所での取り組みも順次進めてまいりたいと考えております。
 次に、地域交流センターについては、10月ごろオープンを予定しております。
 このセンターの施設内容については、市の説明不足もあり、市民の皆様のご理解を得ているという状況には至っていないのが実態でありますので、今後とも市民の皆様への周知徹底に努めまして、「街中のにぎわいの創出」と「世代を超えた多様な交流」の中核施設として、周辺商店街や本山など、観光資源との融合性・連続性を生かしながら、施設の有効活用を図ってまいりたいと考えております。
 また、TMO推進事業者として、鯖江商工会議所において、1階部分の観光コーナーなどの交流・にぎわいゾーンの利活用について、さまざまな角度から「まちなか再生」の拠点としての検討をいただいております。
 さらに、先般、各種市民団体の代表者の方々からなる「鯖江市地域交流センター運営委員会」を立ち上げ、既に2回の会合を開いていただいており、施設の運営方法や維持管理など、センターの目的に沿った適正な運営と利用促進に向けた検討をお願いしております。
 この施設が、市民の皆様に愛され、そして親しまれるものとして多くの方々にご利用いただくため、センターの愛称を募集するなど、市民の関心を高めるとともに、施設の内容や利用料金を広報紙やホームページを通じまして、広く市民の皆様に周知してまいります。
 次に、本年3月25日に開幕いたしました2005年日本国際博覧会「愛・地球博」では、先月26日から今月5日までの11日間にわたり、会場内のモリゾー・キッコロメッセで開催されております「クリエイティブ・ジャパン」に本市の眼鏡・繊維・漆器を出展し、世界に誇るものづくりの産地鯖江を国内外に大きくアピールしてきました。
 また、この期間中の先月26日には、特急サンダーバードの鯖江駅での停車本数の増加運動も兼ねまして、「鯖江公共交通・観光振興市民の会」によるJRを利用した「愛・地球博見学ツアー」を実施していただき、100名を超える参加者があり、心からお礼を申し上げます。
 次に、コミュニティバスについては、利用者は微増ではありますが、着実に実績を伸ばしてきております。
 しかしながら、多方面からさまざまなご要望をいただいていることから、来年度に向けまして、今まで以上に市民の皆様が利用しやすく、利用してもらえる利便性の高い新しいコミュニティバスの運行を目指していくことが必要であります。
 現在、「鯖江公共交通・観光振興市民の会バス部会」の皆さんを中心に、運行方法や運行ダイヤの見直しをはじめとする新たな運行システムの導入を図るための研究・検討をお願いしております。
 今後は、利用者をはじめ各地区の住民の方々、市民団体などのご意見をお聞きし、市民の皆様に喜ばれる利用しやすいコミュニティバスにしてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 次に、中河小学校の改築についてですが、校舎につきましては、2学期からの新校舎での授業開始に備えまして、8月末完成を予定しております。また、この後の体育館整備につきましても、厳しい財政状況のなかではありますが、地域の強い要望もあり、児童たちに一日も早く快適な教育環境を提供することが必要と考えております。市長に就任以来、私は、終始一貫、全力を傾注して、市民の目線、生活者の視点に立ったわかりやすい市政運営を推し進めてまいりました。本市の山積する課題への対応は、今、緒についたばかりですが、一つ一つ当面する課題に対し、議員各位をはじめ市民の皆様のご理解とご協力を得ながら、次の世代において大きな花を開かせるためにも、「融和と協働」による新しい鯖江市づくりを目指していきたいと考えておりますので、市民の皆様ならびに議員各位のさらなるご指導、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、本日ご提案いたしました主な議案について申し上げます。
 議案第34号 平成17年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)について、その主なものを申し上げますと、まず、さばえ食育推進事業ですが、これは、県の新規事業を活用するもので、公民館を核に、地域における健全な食生活の推進、食文化の高揚や伝承料理を活用した食育の推進を図るもので、160万円を計上しました。
 また、中河小学校の体育館建設については、屋外グラウンドの有効利用を図るなかで、建物の位置、規模、構造、工法、材料の見直しにかかる設計費用として1,100万円を計上いたしました。これにより、グラウンド面積が現設計より約600平方メートル広く利用でき、約7,500平方メートル確保できます。また、冬期間の万一の災害時に備え、避難所として床暖房ができる設備も新たに整備するなかで、建設費が6,500万円程度削減できることもあり、平成18年度中に整備したいと考えております。
 また、幼稚園児が安全で安心して幼稚園生活を過ごせるように、園庭外周のフェンス設置や門扉の改修工事等をはじめ不審者の侵入時に園児たちに危険を知らせ、安全に避難させるための非常ベルの設置とともに警備会社への通報システムの整備など、幼稚園における不審者からの安全確保のための改修費用として850万円を、小中学校の防災対策のための避難誘導灯や防火シャッター等の補修費用として1,000万円を計上しました。
 また、市制50周年、国民文化祭の開催を記念し、近松門左衛門の代表作である「曽根崎心中」をフラメンコで演じる「FLAMENCO 曽根崎心中」の公演事業補助として330万円を計上しました。この事業は、財団法人  地域創造の支援事業として、地域住民、郷土史家、研究家など、実施のための委員会を組織していただき、近松顕彰事業として取り組んでいただくものでございます。これらにより、6月補正予算の額は、一般会計で9,530万円となり、今回の補正予算を加えた一般会計の総額は209億5,190万円となりました。
 その他の議案につきましては、それぞれの理由に基づきご提案いたしました。
 以上、私の市政に対する所信の一端と今回提案いたしました議案につきまして申し上げました。
 何とぞ慎重にご審議のうえ、妥当なご決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高島哲夫君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。
 次の本会議は、6月14日午前10時から開議することとし、これをもって散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
              散会 午前10時38分