議事ロックス -地方議会議事録検索-


福井県 勝山市

平成23年 6月定例会(第4号 6月20日)




平成23年 6月定例会(第4号 6月20日)




                  平成23年6月


              勝山市議会定例会会議録第4号


平成23年6月20日(月曜日)


───────────────────────────────────────────



                     平成23年6月20日(月曜日)午前10時開議


第 1 議案第 37号 平成23年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


第 2 議案第 39号 北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の制


            定について


第 3 議案第 46号 平成22年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決


            処分の承認を求めることについて


第 4 議案第 48号 平成23年度勝山市一般会計補正予算(第2号)


第 5 議案第 38号 勝山市暴力団排除条例の制定について


第 6 議案第 40号 勝山市新体育館建設基金条例の制定について


第 7 議案第 41号 史跡白山平泉寺旧境内ガイダンス施設新築工事(建築工事)請


            負契約の変更について


第 8 議案第 47号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めること


            について


第 9 請願第  2号 日本軍「慰安婦」問題の解決をめざす法制定を求める意見書採


            択を求める請願書(継続審査事件)


第10 陳情第  8号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書


            (継続審査件)


第11 陳情第  9号 子ども手当の見直しを求める意見書の提出に関する陳情書(継


            続審査事件)


第12 陳情第 10号 新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)


第13 陳情第 11号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について(継続審査


            事件)


第14 議案第 42号 勝山市営住宅管理条例の一部改正について


第15 議案第 43号 損害賠償の額を定めることについて


第16 議案第 44号 勝山市道路線の認定について


第17 議案第 45号 勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正につい


            て


第18 陳情第  2号 安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた陳情書


第19 陳情第  3号 原発事故を踏まえた安全対策等にかかる陳情書


第20 陳情第  4号 有害鳥獣等による農作物被害対策に関する陳情書


第21 意見書案第1号 原発の安全対策を含む安心・安全な地域社会づくりと農業の発


            展に向けた意見書について


第22 意見書案第2号 原子力発電からの脱却を求める意見書について


第23 諮問第  1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて





本日の会議に付した事件


第 1 議案第37号から議案第48号


第 2 陳情第2号から陳情第4号、陳情第10号(継続審査事件)、請願第2号(継続


    審査事件)、陳情第8号(継続審査事件)、陳情第9号(継続審査事件)及び陳


    情第11号(継続審査事件)


第 3 意見書案第1号及び意見書案第2号


第 4 諮問第1号





出席議員(16名)


      1番  松 山 信 裕 君      2番  帰 山 寿 憲 君


      3番  門   善 孝 君      4番  乾   章 俊 君


      5番  山 内 征 夫 君      6番  倉 田 源右ヱ門君


      7番  松 村 治 門 君      8番  北 川 晶 子 君


      9番  加 藤 一 二 君     10番  清 水 清 蔵 君


     11番  笠 松 捷多朗 君     12番  村 田 與右ヱ門君


     13番  山 田 安 信 君     14番  安 居 久 繁 君


     15番  北 山 謙 治 君     16番  廣 田 與三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者





   市長             山岸 正裕 君


   副市長            松村 誠一 君


   教育長            梅田 幸重 君


   総務部長兼秘書・広報課長   齊藤 雅昭 君


   企画財政部長         石倉 充男 君


   市民・環境部長兼市民課長   境井 義樹 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 松本 孝治 君


   商工観光部長兼商工振興課長  宮永 節哉 君


   農林部長           親泊 安次 君


   建設部長           大林 市一 君


   会計管理者兼会計課長     酒井 重光 君


   消防長            吉田 新一 君


   教育部長           上山 忠恒 君


   総務課長           山根 敏博 君


   未来創造課長         水上実喜夫 君


   財政課長           三屋 修一 君


   税務課長           矢戸 松蔵 君


   生活環境課長         平沢浩一郎 君


   健康長寿課長         竹内富美子 君


   観光政策課長         小林 喜幸 君


   農業政策課長併農業委員会事務局長


                  多田 栄二 君


   林業振興課長         丸山 真寿 君


   建設課長           渡辺 寿彦 君


   都市政策課長         池田 芳成 君


   上下水道課長         柳原 寛治 君


   消防署長           堂山 信一 君


   教育総務課長         蓬生 慎治 君


   生涯学習・スポーツ課長    苅安 和幸 君


   史蹟整備課長         加藤 謙二 君


   監査委員事務局長       宮塚 龍二 君





事務局出席職員


     局   長  鳥 山 昌 久


     書   記  鳥 山 健 一


     書   記  椿 山 浩 章





                 午後4時13分開議


○議長(清水清蔵君) これより本日の会議を開きます。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。


○議長(清水清蔵君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) この際、諸般の報告を行います。


○議長(清水清蔵君) 安居久繁君は、所用のため遅刻する旨の届け出がありました。


○議長(清水清蔵君) 去る6月15日に、東京都で開催されました全国市議会議長会定期総会において、廣田與三次郎君が議員在職35年以上の特別表彰を、また安居久繁君、山田安信君が議員在職15年以上の表彰を受けられましたので、御報告いたします。


○議長(清水清蔵君) 次に、建設産業委員会から、原発の安全対策を含む安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた意見書について、意見書案第1号が提出されております。


 山田安信君ほか1名の諸君から、原子力発電からの脱却を求める意見書について、意見書案第2号が提出されております。


○議長(清水清蔵君) 次に、市長から提出事件について、次の文書が参っております。


                                    勝総発第89号


                                 平成23年6月20日


 勝山市議会議長


 清水 清蔵宛


                                勝山市長 山岸 正裕


                議案の追加送付について


 開会中の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を追加送付いたします。


 送付議案は、諮問第1号の1件であります。


 以上の3件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


 次に、市長から提出されました地方自治法第243条の3、第2項の規定による、勝山市農業公社経営状況説明書をお手元に配付しておきましたので、ごらん願います。


○議長(清水清蔵君) 以上で、諸般の報告を終わります。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 日程に入りまして、日程第1、議案第37号から日程第4、議案第48号までの4件を一括議題といたします。


 ここで、山根総務課長より発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(清水清蔵君) 山根総務課長。


              (総務課長 山根敏博君 登壇)


○総務課長(山根敏博君) ただいま議題となっております議案第39号、北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の制定につきまして、お配りいたしました一部訂正表のとおり、その内容の一部を訂正いたしたいので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(清水清蔵君) お聞きのとおり、ただいまの理事者の発言は、原案の一部を訂正されたいとの申し出であります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに決しました。


○議長(清水清蔵君) ただいま議題となっております4件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(清水清蔵君) 加藤全員審査特別委員長。9番。


           (全員審査特別委員長 加藤一二君 登壇)


○全員審査特別委員長(加藤一二君) 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたいます。


 本特別委員会は、去る16日に委員会を開き、付託を受けました議案4件について理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第37号、平成23年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


 議案第39号、北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の制定について


 議案第46号、平成22年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処分の承認を求めることについて


 議案第48号、平成23年度勝山市一般会計補正予算(第2号)については、いずれも可決並びに承認することに決しました。


 なお、議案第39号、北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の制定についての審査の過程において、先ほど報告があったとおり、理事者から訂正の申し出があり、委員会としてこれを承認の上、審査した結果、可決することに決したことを申し添えます。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、順次発言を許します。


 まず、山田安信君の発言を許します。


○議長(清水清蔵君) 13番。


              (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。私は日本共産党議員団を代表して、議案第37号、平成23年度勝山市一般会計補正予算(第1号)について反対討論をいたします。


 本予算案には、賛成できるものもありますが、新体育館建設基金に関しては賛成できません。私たちは体育館建設を頭から否定するものではありませんが、計画があいまいなまま、なし崩し的に新体育館建設を推進することには反対です。


 市長は、新体育館建設を求める署名が6,000人あることや、市議会が新体育館を建設することを含む総合計画を議決承認したことで、市民や議会の同意を得たと主張されますが、市民や議会は規模や建設費などを市長に白紙委任したわけではありません。建設場所の候補地すら示されず、総事業費が幾らになるかもわからず、既存体育館をどうするのか、総合計画で重点施策とした、例えば総合的な雪対策や被害が広がる鳥獣害対策など、中期財政計画に計上されていない事業費をどうするのかなど、重大な問題はほとんど検討されていません。


 こんな状況なのに、わざわざ新体育館建設のためにしか使えない基金をつくることは、なし崩し的に新体育館建設を推進することになり、こんな政治手法を議会として認めるべきではないと考えます。議員の中には、新体育館の建設費を準備するのに新体育館建設基金は必要という意見がありますが、これは財政制度を理解していない意見だと考えます。


 この基金は、新体育館建設に要する経費にしか使えないという制限があります。理事者は、基金の目標額は事業費の25%、建築費だけでも3億8,000万円で、これは勝山市の財政調整基金残高の約3割にもなります。つまり、勝山市が財政的な困難に陥っても、緊急に必要な事業があっても、この基金は自由には使えないのです。私たちは特定目的にしか使えないお金をわざわざつくらなくても、何にでも使える財政調整基金として保有すればよいと考えており、こんな財政を硬直化させる危険がある基金には賛成できません。


 理事者は、この基金はふるさと納税のメニューとして集めるもので、市外の方々の協力を基本に考えており、区長会や体育協会などに寄附金集めを要請する考えはなく、自主的な寄附だけ受け付けるという趣旨の説明をされました。しかし、用地も総事業費もあいまいなままで寄附金を集めてしまうと、寄附された方々の考え方と違った場合など、今後大きな問題になることも危惧されます。私たちは、事業内容があいまいなまま寄附金を集めることは避けるべきだと考えます。


 総合計画は、目指すべき町の姿を、「小さくてもキラリと光る誇りと活力に満ちたふるさと勝山」としています。私たちは、この理念の一つは、市町村合併をしなかった勝山市は、小さな財政力を考慮して、新しい施設建設などは我慢することも必要という考え方であり、建築費だけでも17億円という大規模な体育館建設は、この理念に反するものだと考えます。


 しかも福井国体は、既存の施設を使って新たな施設建設はしないというのが基本理念のはずです。私たちは、大規模体育館新築にこだわらずに、例えば市営体育館と地下道でつながる勝山南高校の校舎跡に体育館をつくれば、建設費は半分になるのではないかという提案をしたこともあります。どうしたら最少の経費で目標を実現できるか。小さな自治体だからこそ知恵を絞るべきだと考えます。


 以上の理由により、私たちは、議案第37号、平成23年度勝山市一般会計補正予算(第1号)については反対をいたします。


○議長(清水清蔵君) 次に帰山寿憲君の発言を許します。2番。


               (2番 帰山寿憲君 登壇)


○2番(帰山寿憲君) 2番、帰山です。私は、議案第37号、平成23年度勝山市一般会計補正予算(第1号)に対する賛成を求めて討論を行います。


 この補正予算は、東日本大震災関連の復旧支援事業費、災害救助費を初めとする現地支援費、被災者への援助費など、緊急かつ重要な予算です。また、携帯電話不感地域の解消を図るための通信キャリアへの支援など、地域の生活向上に関する予算も計上されています。さらに、昨年からの大雪による雪害に対する復旧予算、農林業における鳥獣害対策費、人材育成のための農林業支援費など、生活に密着した予算が多く補正されています。


 この予算にある新体育館建設事業費は、今後、勝山市が居住を続けるために、魅力ある都市であり続けるために重要である新体育館建設に対する第一歩ととらえます。体育館の規模は、都市の規模に左右され決定されるものではないと考えます。いまだ多くの大都市でも、何千億かけて建設したという話はほとんど聞きませんし、小規模市町村が建設された場合においても、規模はほぼ一定です。つまり、体育施設はその機能が求める大きさがあり、その機能と条件は年月とともに変化いていくのではないでしょうか。体育館規模等がまだ確定していないため、予算総額は未定とはいえ、今後を見据えて安定的な財源状況の確保を目指して基金を設立することは妥当な手法と考えられます。


 また、財政的にも、今後、長尾山第1期事業などの償還の終了の見込みがあり、特に不安要素はないと思われます。さらには、当市における冬季の運動場所の確保、日常的な運動施設、そして観客席を持つ文化施設としても有効であり、各種大会の開催も容易になるものと思われます。必ず市民の健康増進、文化振興の場、ひいては防災の拠点として必要欠くべからざる施設になるはずです。


 また、来るべき福井国体に対して当市が要望しているバドミントン競技誘致のためには絶対の条件であり、前向きの姿勢が必要です。


 以上により、私は、当議案に対して賛成を求めるものです。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま全員審査特別委員長から報告のあった4件のうち、まず議案第39号、議案第46号、議案第48号の3件を一括して採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら3件に対する全員審査特別委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 これら3件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら3件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


○議長(清水清蔵君) 次に、議案第37号を起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第5、議案第38号から日程第13、陳情第11号までの9件を一括議題といたします。


 これら9件については、かねてその審査を総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(清水清蔵君) 帰山総務文教厚生委員長。2番。


           (総務文教厚生委員長 帰山寿憲君 登壇)


○総務文教厚生委員長(帰山寿憲君) 総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、6月10日に委員会を開き、付託を受けました議案4件並びに閉会中の継続審査事件の請願1件、閉会中の継続審査事件の陳情4件について、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第38号、勝山市暴力団排除条例の制定について


 議案第40号、勝山市新体育館建設基金条例の制定について


 議案第41号、史跡白山平泉寺旧境内ガイダンス施設新築工事(建築工事)請負契約の変更について


 議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて


これら4件については、原案のとおり可決並びに承認することに決しました。


 次に、請願第2号、日本軍「慰安婦」問題の解決をめざす法制定を求める意見書採択を求める請願書(継続審査事件)


 陳情第8号、人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書(継続審査事件)


 陳情第9号、子ども手当の見直しを求める意見書の提出に関する陳情書(継続審査事件)


 陳情第10号、新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)


 陳情第11号、地方財政の充実・強化を求める意見書採択について(継続審査事件)


 これら5件については、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、順次発言を許します。


○議長(清水清蔵君) まず、加藤一二君の発言を許します。9番


               (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二でございます。私は、日本共産党議員団を代表して、議案第40号、勝山市新体育館建設基金条例の制定について及び議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて反対討論を行います。


 議案第40号は、新体育館建設に必要な基金として、平成23年度から25年度までの3年間で4億円を積み立て目標としています。また、市民を初め市出身者などの協力金の受け皿にもしようとしております。


 基金条例第6条では、新体育館の建設に要する経費に充てる場合に限り処分できるとされております。つまり、勝山市が財政的困難に陥っても、あるいは緊急に必要な事業があっても、この基金は自由には使えないわけであります。しかも、用地費も駐車場費などの総事業費があいまいなままで協力金を集めてしまうと、協力費を出された方々の考えと違った場合など、今後問題になることも危惧されます。したがって、こんな財政を硬直化させる基金ではなくて、自由に使える財政調整基金のままで十分であると考えます。


 また、国体の施設については、西川知事は、お金をかけないで、既存の施設で行う。と言っておりましたし、県の準備委員会も競技会場の1次選定に当たり、既存施設の活用も条件の一つに挙げております。前回の国体は市営体育館でバドミントン競技が開催されております。既存施設の活用ということであるならば、近くに西校や、あるいは勝山高校、養護学校などの体育館もあり、バドミントン競技も開催できるのではないでしょうか。バドミントン協会が言うように、一つの会場で最低8面が必要ということになると、一つの体育館では無理ですけれども、既存の施設の活用を考えるならば、2会場に分けて競技ができるように再検討が必要と考えます。


 また、体育振興には新体育館建設だけが対策ではありません。より費用が少なくて効果的な対策はいろいろ考えられます。例えば、市外での大会だけではなくて、練習試合の補助を充実すれば、屋内スポーツだけではなくて、野球やサッカーなど、屋外スポーツの振興にも役立ちます。新体育館は、建設本体だけで17億円で、用地費や駐車場などを加えると総事業費はさらに多額になり、勝山市の実質的な負担は、長尾山1期事業を超える金額になります。県の助成は全く考えていないのでしょうか。借金は11億5,000万円と言いますけれども、何年で償還するのか、その元利合計は幾らになるのかなど、検討委員会のみならず議会でも検討は不十分であります。


 新体育館は、大規模災害時の避難所として活用を図るとしておりますけれども、幾つもの検討課題があります。例えば、大きな体育館を避難場所にすると、大人数に対応するトイレや、食事をどうするのか、なによりもプライバシーを守るにはどうするかなど、問題はたくさんあります。したがって、災害時の避難場所としては小学校区単位の学校や公民館などが適していると考えます。再検討が必要であります。


 次に、議案第47号は、地方税法施行令の一部を改正する政令により、国民健康保険税の課税上限額を73万円から77万円に引き上げるもので、それに伴って増税になる人たちが出てまいります。この長引く不況の中で、国民生活は一層苦しくなっております。政府は、国民健康保険に対する国庫負担を当初の半分に減らしてきましたけれども、今こそ国庫負担をもとに戻して、国民健康保険税を値下げこそすべきであり、値上げなどはもってのほかであります。


 以上の理由により、議案第40号及び議案第47号については、反対をして討論といたします。


○議長(清水清蔵君) 次に、門善孝君の発言を許します。3番。


               (3番 門 善孝君 登壇)


○3番(門 善孝君) 私は、議案の中にある勝山市の体育施設の建設についての条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。


 まず、勝山市の体育施設の状況を見ますと、市内各地に点在はしておりますが、その使用状況は非常に頻繁に使われていると。特に夜の会場の申し込みには、各チームが非常に苦労をしながら会場をとっていると。使用度合いについても80%から90%となっている状況をかんがみますと、どうしても必要ではないかというように思います。


 また、市営体育館の場合は、年間の使用計画を調整しながらでなければできないほどの込みようでございまして、非常に使用頻度が高い。そういった観点からすれば、今後の生涯スポーツの発展、振興、あるいは例えば国体のできる体育館があれば、非常に有力選手のスポーツ観戦ができたり、あるいは触れ合いができたり、そしてまた選手の育成を図るといった観点からも必要でございます。また、勝山市の特徴である冬季のスポーツの振興については、こういった施設がなければなかなかできるものではございません。


 もう1点は、青少年の健全育成の立場から言うと、やはりこういった施設によって体力の増強、親睦、そして触れ合いと交流が図れる、そういった場が必要でございます。予算的に見ましても、120億円ある勝山市の予算の中でみて17億円程度であれば、それほど予算的にも負担がかかるものではないんではなかろうかと。まだ、駐車場を含めた用地費用、どのようになるのかといった詳細な方向は決まってはいませんが、当然今後に論議されるものでございます。今回の基金は、例えば車の購入費に例えるならば、せめて頭金ぐらいは必要であると、そういった観点から見て、また市民にとってもそういったことを設けて、広く基金を募るということで市民の知恵と工夫を集めることも可能でございます。そういった観点からすれば、今回の基金条例は、今の時宜にかなった適したものだと思っております。


 以上、そういった観点から賛成をいたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま総務文教厚生委員長から報告のあった9件のうち、まず議案第40号、議案第47号の2件を除く7件を一括して採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら7件に対する総務文教厚生委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 これら7件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら7件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


○議長(清水清蔵君) 次に、議案第40号、議案第47号の2件を一括して起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら2件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、これら2件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第14、議案第42号から日程第20、陳情第4号までの7件を一括議題といたします。


 これら7件については、かねてその審査を建設産業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(清水清蔵君) 倉田建設産業委員長。


6番。


           (建設産業委員長 倉田源右ヱ門君 登壇)


○建設産業委員長(倉田源右ヱ門君) 建設産業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る6月10日及び16日、委員会を開き、付託を受けました議案4件及び陳情3件について、理事者から詳細な説明と意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第42号、勝山市営住宅管理条例の一部改正について


 議案第43号、損害賠償の額を定めることについて


 議案第44号、勝山市道路線の認定について


 議案第45号、勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正について


以上4件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第2号、安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた陳情書


 陳情第3号、原発事故を踏まえた安全対策等にかかる陳情書


 陳情第4号、有害鳥獣等による農作物被害対策に関する陳情書


これら3件については、いずれも願意を了とし、採択することに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


              (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま建設産業委員長から報告のあった7件を一括して採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら7件に対する建設産業委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 これら7件については、建設産業委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら7件については、建設産業委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第21、意見書案第1号、原発の安全対策を含む安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた意見書についてを議題といたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 本件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。


○議長(清水清蔵君) これより質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


              (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。


○議長(清水清蔵君) この際、お諮りいたします。


 ただいま意見書案第1号が議決されましたが、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第22、意見書案第2号 原子力発電からの脱却を求める意見書についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


○議長(清水清蔵君) 山田安信君。13番。


              (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。意見書案を読み上げさせていただいて、提案理由の説明とさせていただきます。


 原子力発電からの脱却を求める意見書


 福島第一原子力発電所は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、1号機、2号機、3号機がメルトダウンを起こし、現在その収束の道筋さえ見えない深刻な事態に陥っている。


 この過酷事故によるおびただしい放射性物質の汚染により、福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内の警戒区域並びに半径20キロ圏外の計画的避難区域に指定された住民は、住みなれた家、職場を追われ、ふるさとに帰れる見通しもなく、苦痛な避難生活を送っている。


 勝山市は、14基の原子力発電所が立地する若狭湾から50キロに位置しているが、福島第一原子力発電所から30キロ以上離れた福島県飯舘村が計画的避難区域に指定されたことから、勝山市民にとってもこの過酷事故は決して他人事ではないことを示した。


 原子力発電所は、多重防護による対策がとられているから過酷事故は起きず、絶対に安全だという安全神話が完全に崩壊したことにより、福島第一原子力発電所の事故以来、日々原子力発電所事故に対し不安と危険を覚えている。


 よって、勝山市議会は、福島第一原子力発電所の過酷事故を教訓に、子孫にこのような不安と危険を残さないため、国においてエネルギー政策の抜本的な転換を図り、期限を定めて原子力発電から脱却することを強く求める。


 また、その期限に至るまで、このような過酷事故による危険を二度と起こさないため、原子力発電所の安全確保に十二分な措置を新たにとるよう、国に対し次のとおり要望する。


                     記


1、期限を定めて原子力発電から脱却し、代替エネルギーに転換した新たなエネルギー政策を定めること。


2、原子力発電所の安全を確保するため、30年を超え、高経年化している原子力発電所の運転の延長を認めないこと。高速増殖炉「もんじゅ」は運転を再開しないこと。プルサーマル燃料の使用は認めないこと。


3、原子力発電所にかかる緊急時計画区域を初めとする安全基準の抜本的な見直しを図ること。


4、原子力安全・保安院は、より一層原子力発電所の安全の確保を図るため、原子力利用を推進する経済産業省からの分離・独立並びに権限強化を図ること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上の内容で、提案理由の説明といたします。


○議長(清水清蔵君) これより質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、順次発言を許します。


○議長(清水清蔵君) まず、帰山寿憲君の発言を許します。2番。


               (2番 帰山寿憲君 登壇)


○2番(帰山寿憲君) 2番、帰山です。ただいま提出されました意見書案第2号、原子力発電所からの脱却を求める意見書についてに反対を求めて、討論を行わせていただきます。


 私は、本議案に対し内容のすべてに反対するものではありません。安全基準の見直し、原子力安全・保安院のあり方については改善を求めることは当然であります。しかし、今後の原子力発電のあり方については、十二分な議論が必要であると考えます。


 今回の福島第一、第二、女川原子力発電所の事故の検証は、いまだほとんど行われていない状況です。また、原子炉形式の違いによる事故対応の検証や高経年原子炉への事故への影響も検証されていない状況です。この状況の中、現時点において期限を定めての原子力発電からの脱却、高経年原子炉及び形式のあり方については、さらに十分な検討が必要であると考えます。


 よって、現時点でのこの意見書案については、今後の国内、国外経済に与える影響等も考慮し時期尚早であると考え、現段階では反対を求めるものです。


○議長(清水清蔵君) 次に、加藤一二君の発言を許します。9番。


               (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二でございます。日本共産党議員団を代表して、原子力発電からの脱却を求める意見書案の採択を求めて、賛成討論を行います。


 今回の福島原発の過酷事故は、現在もその収束の道筋さえ見えない深刻な事態に陥っていることは御承知のとおりであります。この過酷事故によるおびただしい放射能物質の汚染によって、福島第一原子力発電所から半径20キロの圏内の警戒区域並びに半径20キロ圏外の計画的避難区域に指定された住民は、住みなれた家や職場を追われて、ふるさとに帰る見通しもなく、苦しい避難生活を余儀なくされております。農業や酪農、あるいは商工業にも甚大な被害が及び、自殺者も出ている状況は見過ごすことができません。福島原発事故は、原発というものは人間のコントロールがきかない危険なものであること、基本的には未完成なものであることを世界に示しました。


 ドイツでは、2022年までに段階的に原発から離脱することを決めております。イタリアでは、住民投票の結果、94%余りの圧倒的賛成で原発からの離脱を示しております。そして、段階的に自然エネルギーへの抜本的転換に踏み切ろうとしているわけであります。世界から対応が注目されている日本でも、段階的に期限を決めて原発から脱却し、自然エネルギーへの転換を図ることが、最近の世論調査を見ても大きな世論になっております。


 原発の立地県である福井県の各自治体も、声を上げるべきときが来ていると考えております。原子力発電からの脱却を求める意見書案に、各議員方の皆さんの賛同を得られますようにお願いいたしまして、賛成討論といたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 本件については、起立により採決いたします。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 少 数)


○議長(清水清蔵君) 起立少数であります。


 よって、意見書案第2号は否決されました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第23、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


○議長(清水清蔵君) 山岸市長。


               (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 上程されております諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、その提案理由の説明を申し上げます。


 現在の人権擁護委員であります久保純兒氏が、平成23年9月30日をもちまして任期が満了となります。そこで、このほど法務大臣から後任者の推薦依頼がありましたので、引き続いて久保純兒氏、67歳を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく存じます。


 久保純兒氏は、人格、識見ともすぐれた方であります。したがいまして、この件につきまして人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の御意見をいただきたいものであります。


○議長(清水清蔵君) これより質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


              (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


 諮問第1号については、異議がないということに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、異議がないということに決しました。


○議長(清水清蔵君) ここで市長より発言の要求がありますので、これを許します。


 山岸市長。


               (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 議員方にとりましては、4年任期の最後でありますので、私のほうから閉会のごあいさつを申し上げます。


 今議会を含めて全定例会において、終始熱心な御議論と真摯な御審議をいただきありがとうございました。特に今定例会に上程した議案に対しまして、一部修正も含めて全議案を可決していただき御礼を申し上げます。その中で、勝山市新体育館建設基金条例について、山田議員から、また加藤議員からも反対討論がございましたので、その内容について若干私の思うところを申し述べたいと思います。


 まず、新体育館建設は、市民の長年の夢であり願いであったということであります。この背景には、県下のすべての市を見回しても、ギャラリーのある大規模な体育館がないのは勝山市だけであること。したがって、勝山市で大きな大会を開催するには、会場を分散して対応しなければなりません。しかし、分散会場での開催は、主催者が認めない傾向が強くなっているため、大規模な大会は開催できないことになります。特に福井国体でのバドミントン競技は、県協会が大規模会場1カ所での開催を条件にしており、この会場がない自治体では福井国体は開催できません。勝山市が国体のバドミントン競技会招致を希望しても、開催できる会場がなければ俎上にのらないことを御理解いただきたいと思います。


 国体のバドミントン競技のみならず、屋内競技の全国大会を招致して、小・中学校、高校の児童生徒がトップアスリートの技量と選手の活躍を目の当たりにすることは、そのことによる感動や感激が必ず児童生徒の心に残り、あこがれとなって夢を膨らませ、優秀な選手が育つことにつながります。前回の福井国体のバドミントン競技の会場が勝山市であったことがきっかけとなって、勝山市の児童生徒が全国大会で活躍し、成長した彼らがまた次世代の選手を育成することになるという理想的なサイクルが、現在、勝山市にはできています。


 バドミントンのみならず新体育館が整備されると、一般市民にとってもスポーツを見る楽しみ、する楽しみの幅と深さが広がります。今活発に活動している女性団体や中高年者だけでなく、若い人にとっての市民スポーツにしても大きい会場の中で多くの仲間が集うことによる交流が生まれ、出会いの場が広がります。このようなことから、新体育館を望む体育関係者を中心に、5,945名もの署名が提出されております。今後、計画を詰める中で、議会から提案のあった防災避難所機能もあわせ持った施設としても、また市民の要望も十分踏まえながら整備に向け歩を進めていきたいと存じます。


 新体育館は、市民が潤い、交流が進み、市民が明るく心豊かに暮らすために必要な施設であることは間違いありません。市民は、パンのみに生きているのではなく、いつも胸に夢と希望を持って生きているのです。このことは、今現在の市民のみならず、何よりも次世代とさらにその後の世代のために構想をし取り組みを提案することは、勝山市の行政を預かる市長としての使命であると考えております。


 このようなことから、新体育館を建設する確固とした意志を市民にお示しし、あわせて資金となる基金をつくることができるように、今議会に勝山市新体育館建設基金条例を上程した次第です。賛成討論とともに決議をいただき感謝を申し上げます。


 山田、加藤、お二人の議員は、これまで各定例会においてさまざまな反対をしてこられました。ここで議事録より抜粋した事実関係を申し上げます。


 平成13年12月、山田議員。エコミュージアムはろくな内容にならない。


 平成17年3月、山田議員。わがまちげんき発掘事業は、市民任せで成果が得られなかった。創造事業に対しても公募して事業する必要などない。目先だけの事業はけじめをつけるべき。


 平成15年12月、加藤議員。旧機業場整備に反対。


 平成16年3月、山田議員。財政不安を理由に本予算に反対。


 平成16年9月、加藤議員。旧機業場を含むまち交事業に反対。


 平成17年9月、加藤議員。勝山温泉センター水芭蕉民営化のための指定管理者制度導入に反対。平成18年3月、ニューホテルの指定管理者にも反対。


 平成17年12月、山田議員。勝山ニューホテルの取得に反対。


 平成18年12月、加藤議員。温水プール指定管理者に反対。


 平成18年6月、山田議員。議員定数16人に削減に反対。


 平成20年12月、加藤議員。恐竜発掘体験の充実強化ができない、自発的な市民のかかわりを阻害することを理由に、恐竜の森の指定管理者制度に反対。


 平成20年9月、山田議員。東山いこいの森指定管理者制度に反対。


 平成22年3月、加藤議員。シルバー人材センターを子どもセンターに、子どもセンターを地場産センターに移転を反対。


 これらは、すべて両議員のかたくなな反対理由に基づいて反対討論をされたもので、議事録にその全文が記載されております。にもかかわらず、この反対項目はことごとく順調に推移して市民の理解を得ており、大いに市民の役に立ち、勝山市の役に立っています。熱心に財政破綻も喧伝されましたが、行財政改革などにより、現在、財調も順調に進んでいますし、健全財政を堅持しております。


 このようなことから、過去の反対討論に当を得ない指摘もあったことも認識をされ、検証をされることが肝要ではないかと僭越ながら申し述べ、閉会のごあいさつといたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で今期定例会に付議されました事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。


          ―――――――――――――――――――――――


         午後 5時11分 閉会





 地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。





 平成  年  月  日


  勝山市議会議長











 平成  年  月  日


  勝山市議会副議長











 平成  年  月  日


  署名議員











 平成  年  月  日


  署名議員