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福井県 勝山市

平成23年 3月定例会(第5号 3月23日)




平成23年 3月定例会(第5号 3月23日)




                  平成23年3月


              勝山市議会定例会会議録第5号


平成23年3月23日(水曜日)


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                     平成23年3月23日(水曜日)午前10時開議


第 1 議案第 1号 平成23年度勝山市一般会計予算


第 2 議案第 2号 平成23年度勝山市育英資金特別会計予算


第 3 議案第 3号 平成23年度勝山市国民健康保険特別会計予算


第 4 議案第 4号 平成23年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算


第 5 議案第 5号 平成23年度勝山市介護保険特別会計予算


第 6 議案第21号 勝山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について


第 7 議案第24号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について


第 8 議案第25号 第2次勝山市地域福祉計画の策定について


第 9 議案第26号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正に


           ついて


第10 議案第27号 勝山市営温水プールの設置及び管理に関する条例の一部改正につ


           いて


第11 議案第28号 勝山市青少年センターの設置及び管理に関する条例の制定につい


           て


第12 請願第 2号 日本軍「慰安婦」問題の解決をめざす法制定を求める意見書採択


           を求める請願書(継続審査事件)


第13 陳情第 8号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書(


           継続審査事件)


第14 陳情第 9号 子ども手当の見直しを求める意見書の提出に関する陳情書(継続


           審査事件)


第15 陳情第10号 新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)


第16 陳情第11号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について(継続審査事


           件)


第17 議案第 6号 平成23年度勝山市下水道事業特別会計予算


第18 議案第 7号 平成23年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


第19 議案第 8号 平成23年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


薹20 議案第 9号 平成23年度勝山市水道事業会計予算


第21 議案第10号 平成23年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


第22 議案第29号 [改訂]勝山市都市計画マスタープランの策定について


第23 議案第30号 勝山市下水道条例の一部改正について


第24 議案第31号 勝山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部


           改正について


第25 議案第32号 勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正について


第26 議案第33号 勝山市水道事業給水条例の一部改正について


第27 議案第34号 勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条例の全部


           改正について


第28 陳情第 1号 陳情書(市道の拡幅について)


第29 議案第22号 第5次勝山市総合計画基本構想の策定について


第30 議案第23号 第5次勝山市総合計画基本計画の策定について


第31 議案第36号 勝山市教育委員会委員の任命について


第32 総合計画特別委員会の廃止について





本日の会議に付した事件


第 1 議案第1号から議案第10号、議案第21号から議案第34号及び議案第36号


第 2 陳情第1号、陳情第10号(継続審査事件)、請願第2号(継続審査事件)、陳


    情第8号(継続審査事件)、陳情第9号(継続審査事件)及び陳情第11号(継


    続審査事件)


第 3 総合計画特別委員会の廃止について





出席議員(16名)


      1番  松 山 信 裕 君      2番  帰 山 寿 憲 君


      3番  門   善 孝 君      4番  乾   章 俊 君


      5番  山 内 征 夫 君      6番  倉 田 源右ヱ門君


      7番  松 村 治 門 君      8番  北 川 晶 子 君


      9番  加 藤 一 二 君     10番  清 水 清 蔵 君


     11番  笠 松 捷多朗 君     12番  村 田 與右ヱ門君


     13番  山 田 安 信 君     14番  安 居 久 繁 君


     15番  北 山 謙 治 君     16番  廣 田 與三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者





   市長             山岸 正裕 君


   副市長            松村 誠一 君


   教育長            梅田 幸重 君


   総務部長           辻  尊志 君


   企画財政部長         橋脇 孝幸 君


   市民・環境部長兼市民課長   境井 義樹 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 松本 孝治 君


   商工観光部長兼商工振興課長  石倉 充男 君


   農林部長           親泊 安次 君


   建設部長           大林 市一 君


   教育部長           齊藤 雅昭 君


   秘書・広報課長        上山 忠恒 君


   総務課長           山根 敏博 君


   未来創造課長         水上実喜夫 君


   財政課長           三屋 修一 君


   税務課長           矢戸 松蔵 君


   生活環境課長         平沢浩一郎 君


   健康長寿課長         石蔵ふじ江 君


   観光政策課長         小林 喜幸 君


   農業政策課長併農業委員会事務局長


                  多田 栄二 君


   林業振興課長         丸山 真寿 君


   建設課長           渡辺 寿彦 君


   都市政策課長         竹内 一介 君


   上下水道課長         柳原 寛治 君


   消防長心得兼消防署長     吉田 新一 君


   教育総務課長         蓬生 慎治 君


   生涯学習・スポーツ課長    苅安 和幸 君


   史蹟整備課長         加藤 謙二 君


   監査委員事務局長       宮塚 龍二 君





事務局出席職員


     局   長  鳥 山 昌 久


     書   記  鳥 山 健 一


     書   記  椿 山 浩 章





                午後 3時42分開議


○議長(清水清蔵君) これより本日の会議を開きます。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) この際、議事に先立ちまして申し上げます。


 今定例会会期中の3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により、多くのとうとい命が失われ、多方面に甚大な被害をもたらしました。


 この震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、その御遺族の皆様に対し、衷心よりお悔やみを申し上げます。


 また、安否不明の方々の無事が一刻も早く確認されますことを願うとともに、負傷された方や避難所で不自由な生活を余儀なくされている方々に、心からお見舞いを申し上げます。


 そして、政府関係機関、民間ボランティア、各自治体、世界各国から集まる支援活動に敬意を表するとともに、被災地の1日も早い復興を願っております。


 ここで、震災により犠牲になられた方々に、心から哀悼の意を表するとともに御冥福をお祈りし、黙とうをささげたいと存じます。


○議長(清水清蔵君) 皆様、御起立をお願いいたします。(全員起立)


○議長(清水清蔵君) 黙とうを始めます。(黙とう)


○議長(清水清蔵君) 黙とうを終わります。


 御着席願います。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) この際、市長から発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(清水清蔵君) 山岸市長。


               (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 本定例会中、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による地震と津波により未曾有の被害が発生し、22日現在、9,199人の方が亡くなり、1万3,786人の方が行方不明となっております。亡くなられた方々へ心からのお悔やみと、被災者の皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。


 勝山市では、被災された方々への支援のため、県内においていち早く市職員による輸送隊を組織いたしまして、第1次隊として、3月14日に救援物資の毛布200枚、給水パック600個、飲料水400本、かゆ500食、乾パン・ビスケット合わせて1,000食、マスク1,000枚などを、また第2次隊として、3月17日に紙おむつ7,600枚、生理用品2,000枚、マスク4,000枚、励ましのメッセージを記した飲料水1,500本、タオル1,500枚、ごみ袋1,000枚などの輸送を行ったところであります。


 勝山市消防本部からは、福井県緊急消防援助隊として組織された消防職員それぞれ5名を、第1次隊として3月12日、第2次隊3月14日、第3次隊3月17日、第4次隊3月20日と、4次にわたって陸前高田市に派遣し、本日現在、第3次隊までが帰庁し、その救助活動と現地の情報をつぶさに聴取したところであります。


 また同じく、3月14日から義援金の受け付けを市役所会計課窓口と福祉健康センターすこやかの窓口で行っており、3月22日現在、739万1,803円が寄せられました。


 さらに、被災地からの移住希望者の受け入れにつきましても、3月17日から相談窓口を開設しており、既に6件の相談を受けており、うち2件の方については受け入れる方向で準備を行っております。さらなる避難所の確保についての検討も進めており、国難とも言える未曾有の災害支援について、勝山市としてできる限りの力を尽くしていく所存であります。


 被害に遭われた方々には、今、日本はもとより世界の国々と人々からの力強い支援と激励が届いております。これらのすべての支えを糧に、悲しみと苦しみを乗り越えて強く生きていかれることを切に念じて、お見舞いと激励の言葉といたします。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) これより、議事に入ります。


○議長(清水清蔵君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) この際、諸般の報告を行います。


 市長から提出事件について、次の文書が参っております。


                                   勝総発第826号


                                 平成23年3月23日


 勝山市議会議長


 清水 清蔵宛


                                勝山市長 山岸 正裕


                議案の追加送付について


 開会中の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を追加送付いたします。


 送付議案は、議案第36号の1件であります。


 本件については、既にお手元に配付してありますので朗読は省略させていただきます。


 以上で、諸般の報告を終わります。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) これより日程に入りまして、日程第1、議案第1号を議題といたします。


 本件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


 北川全員審査特別委員長。8番。


           (全員審査特別委員長 北川晶子君 登壇)


○全員審査特別委員長(北川晶子君) 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本特別委員会では、付託を受けました議案12件のうち11件については、9日の本会議で議決をされましたので、残る1件について、去る14日、15日、16日、17日の4日間にわたり委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第1号、平成23年度勝山市一般会計予算は、原案のとおり可決することに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 加藤一二君。


               (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二でございます。私は日本共産党議員団を代表して、議案第1号、平成23年度勝山市一般会計予算については反対討論を行います。


 討論に入る前に、今回の大震災によってたくさんの方が亡くなられました。お悔やみを申し上げます。


 また、たくさんの被災者があちこちで大変な御苦労をされておりますことに対して、心からのお見舞いを申し上げます。


 さて、私たちは本予算案のすべてに反対するものではありません。この予算の中には、例えば、子宮頸がんやヒブワクチン及び小児肺炎球菌ワクチンの予防接種の無料化、イノシシの捕獲後の埋設経費の地元地域への助成、あるいは議会の指摘を受けて県産材の活用も含めて拡充した住宅リフォーム助成制度の創設など評価するものもあります。


 しかしながら、この予算案には問題点も含まれております。すべての項目には言及できませんので、詳細は委員会審議の記録を参考にしていただくことにいたしまして、幾つかの特徴的な問題を指摘いたします。


 その第1は、人件費の問題であります。


 市町総合事務組合退職手当負担金が、一般職では増額されていますが、退職手当の負担金や給付額を決めている市町総合事務組合に、すべての構成団体から議員が選出されておらず、勝山市の意見が反映されないのも大問題であります。


 こうした事務組合の欠陥の是正を今までも求めてまいりましたけれども、全く直っておりません。市町総合事務組合から脱退をして、福井市や鯖江市のように独自の退職手当制度の道を検討すべきではないかと思います。しかも、市長などの特別職の給付額は負担金よりも高額で、一般職員の負担金の横取りとも言えるような事態は直ちに改善すべきであり、これを認めることはできません。


 次に、公立保育園の臨時保育士については、臨時職員とするという規定は、現在の条例上はどこにもありません。しかも、今議会で提案されている任期付職員の採用に関する条例の部分休業や介護休暇を取得している職員の代替としても、短時間勤務の職員を任期を定めて採用することができるという規定の対象になっているということでもありましたから、臨時保育士は直ちに正職員に採用すべきであると考えます。


 第2は、優先順位から考えて問題と思われる事業が見られることです。


 例えば、中央公園を1億1,000万円もかけてリニューアルするとして、600万円の実施設計費を計上しております。その事業目的をゆめおーれ勝山から町中へのプロムナードとして開放的な公園として再整備するとしておりますけれども、来客者の最大のニーズは食事場所の確保であって、公園整備で来客を誘導するなどという計画には賛成できません。しかも長引く不況で市民生活が大変なときに、こうした事業は優先すべき事業ではないと考えます。また、議会では事業計画の議論もないのに一気に実施設計まで持っていくという手法も問題であります。


 2番目に、市長の公用車の更新も問題であります。予算審議の中で、勝山市の18台の公用車について、走行距離と購入年月日が明らかになりましたけれども、ことしの3月末現在で購入後6年というのは市長公用車だけであります。消防署のレスキュー車は23年も経過しているわけですけれども、これこそ他に優先して更新すべきであります。市長の公用車の更新は、他の公用車に優先すべきものとは思われません。


 3番目に、通学路であるのに歩道がないところもあり、ひどいところでは幅員4メートル程度の市道で、車を避けながら通学しているところもあります。それなのに、片側1車線と歩道があるのに、歩道の段差解消の工事がことしも行われようとしております。優先順位が間違っており認められません。


 第3に、県にも負担を求めるべき事業があります。


 例えば、養護学校の通学費負担の問題です。市は通学費補助金を719万円計上しておりますけれども、保護者負担を含め、これらは本来県が負担すべきものであります。南越養護学校では、県がスクールバスを出して対応しております。勝山市として、スクールバスを配置するか、あるいは通学費を全面的に県が負担するように、道理を尽くして県に強く働きかけることを求めます。


 また、長尾山公園の駐車場舗装工事費用も県にも負担を求めるべきでありますし、恐竜博物館敷地の地代を勝山市負担から県の負担に変更するように求めるべきであると考えます。


 国県道改良事業費負担金が5,000万円余り計上されておりますが、これは認められません。知事は国に対して、国の事業に県は負担できないと言ってきていますけれども、それならば国県道改良事業費負担金を市や町に負担を求めるのは矛盾であります。


 第4に、史跡白山平泉寺旧境内総合整備事業でガイダンス施設建設については、総事業費約2億5,000万円のうち、国が2分の1、県が6分の1、勝山市が3分の1の負担で、勝山市がこの施設を建設しております。今後維持管理費も市の負担になります。財政力の小さい勝山市が事業の中心になるのではなくて、国指定だから国や県が中心になって事業を行うようにすべきではないでしょうか。世界遺産を目指すというならば、せめて朝倉氏遺跡のように県が事業の中心を担うように努力すべきだと考えます。


 第5に、リゾート開発に伴う協定のあり方も問題であります。


 有料道路の料金所で徴収している除雪協力金は、全額、勝山高原開発の収入になります。また、有料道路の除雪費や維持補修費は全額勝山市の負担になっていますが、何ら改善されておりません。いつまでも勝山市民に負担を押しつけることは認められません。


 このほかにも委員会審議でさまざまな問題を指摘しましたけれども、私たちはこうした問題などを解決するためには、本予算案は抜本的に見直す必要があると考えます。


 以上の理由により、私たちは、議案第1号、平成23年度勝山市一般会計予算には反対をいたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第2、議案第2号から日程第16、陳情第11号までの15件を一括議題といたします。


 これら15件については、かねてその審査を総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


 帰山総務文教厚生委員長。2番。


           (総務文教厚生委員長 帰山寿憲君 登壇)


○総務文教厚生委員長(帰山寿憲君) 総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、3月10日に委員会を開き、付託を受けました議案10件並びに閉会中の継続審査事件の請願1件、閉会中の継続審査事件の陳情4件について、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第2号、平成23年度勝山市育英資金特別会計予算


 議案第3号、平成23年度勝山市国民健康保険特別会計予算


 議案第4号、平成23年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算


 議案第5号、平成23年度勝山市介護保険特別会計予算


 議案第21号、勝山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について


 議案第24号、勝山市国民健康保険条例の一部改正について


 議案第25号、第2次勝山市地域福祉計画の策定について


 議案第26号、勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第27号、勝山市営温水プールの設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第28号、勝山市青少年センターの設置及び管理に関する条例の制定について、これら10件については、原案のとおり可決することに決しました。


 次に、請願第2号、日本軍「慰安婦」問題の解決をめざす法制定を求める意見書採択を求める請願書(継続審査事件)


 陳情第8号、人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書(継続審査事件)


 陳情第9号、子ども手当の見直しを求める意見書の提出に関する陳情書(継続審査事件)


 陳情第10号、新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)


 陳情第11号、地方財政の充実・強化を求める意見書採択について(継続審査事件)、これら5件については、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 加藤一二君。9番。


               (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二です。私は日本共産党議員団を代表して、議案第4号、平成23年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算について反対討論を行います。


 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を若い世代と分離して別勘定の制度に囲い込み、高齢者がふえ、医療費がふえるにつれて高齢者の保険料がどんどん引き上げられるという仕組みになっております。


 また、後期高齢者医療制度の導入により、組合健保や協会けんぽが支出する後期高齢者支援金、前期高齢者納付金は、これまでの拠出金より増額をされ、それを理由にした保険料の大幅値上げや健保組合の解散など、現役労働者の生活と医療が脅かされるという事態が起こっております。


 さらに、この後期高齢者支援金については、その賦課基準が大問題であります。最大の問題は、後期高齢者支援金は、生まれたばかりの赤ん坊にも大人と同じ額を負担させることになっていることであります。この結果、子どもを持つ若い世帯の家庭には、極めて重い負担を強いることになっております。私たちは、高齢者を支えるというのであれば、他の医療保険のように所得に応じて賦課されるべきであると考えます。


 民主党は、後期高齢者医療制度の廃止を公約して政権に着いたにもかかわらず、新しい制度をつくるまで現行制度を維持するとして公約をほごにしております。


 厚労省が示した後期高齢者医療制度にかわる新しい制度は、75歳以上の大多数を国民健康保険に加入させるとしております。現行の市町村国保とは別勘定の都道府県単位の制度をつくって、その制度に加入させるというのです。これでは現行の後期高齢者医療制度と全く変わりません。装いは新制度に変わっても、中身は後期高齢者医療制度の根幹を温存している。看板のかけかえだという批判も出ております。


 全国知事会は、12月20日、構造的な問題について議論することなく、単に財政運営を都道府県に移しても、巨大な赤字団体をつくるだけで問題を先送りするだけであるなどと問題点を指摘した意見を発表しております。私たちは、後期高齢者医療制度を速やかに廃止して、もとの老人保健制度に戻すとともに、国庫負担を抜本的に増額し、さらに高齢者の窓口負担の無料化や保険料負担の軽減を図っていく改革が求められているというふうに考えております。


 以上の理由により、私たちは議案第4号、平成23年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算について反対をいたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま総務文教厚生委員長から報告のあった15件のうち、まず議案第4号を除く14件を一括して採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら14件に対する総務文教厚生委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


○議長(清水清蔵君) これら14件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら14件については総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


○議長(清水清蔵君) 次に、議案第4号を起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 本件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、本件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第17、議案第6号から日程第28、陳情第1号までの12件を一括議題といたします。


 これら12件については、かねてその審査を建設産業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


 倉田建設産業委員長。6番。


           (建設産業委員長 倉田源右ヱ門君 登壇)


○建設産業委員長(倉田源右ヱ門君) 建設産業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る10日及び11日、委員会を開き、付託を受けました議案11件及び陳情1件について、理事者から詳細な説明と意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第6号、平成23年度勝山市下水道事業特別会計予算


 議案第7号、平成23年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


 議案第8号、平成23年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


 議案第9号、平成23年度勝山市水道事業会計予算


 議案第10号、平成23年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


 議案第29号、[改定]勝山市都市計画マスタープランの策定について


 議案第30号、勝山市下水道条例の一部改正について


 議案第31号、勝山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第32号、勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第33号、勝山市水道事業給水条例の一部改正について


 議案第34号、勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条例の全部改正について


以上11件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第1号、陳情書(市道の拡幅について)は、願意を了とし、採択することに決しました。


 ただ、議案第8号、平成23年度勝山市簡易水道事業特別会計予算については、本予算に係る大矢谷地区簡易水道統合整備事業の工法が適切か指摘をされたところです。よって、予算執行に当たっては、より効果が高い工法を十分調査検討し、事前に議会と協議されるよう申し添えます。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 山田安信君。13番。


              (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。私は日本共産党議員団を代表して、議案第6号、平成23年度勝山市下水道事業特別会計予算


 議案第7号、平成23年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


 議案第8号、平成23年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


 議案第9号、平成23年度勝山市水道事業会計予算


 議案第29号、[改定]勝山市都市計画マスタープランの策定について


以上5件について反対討論をいたします。


 まず、議案第6号及び第7号は、下水道及び農業集落排水の利用料金の値上げを続けることを前提としていますが、私たちはこの値上げの必要性はなく、直ちに利用料金をもとに戻すべきだと考えます。


 勝山市上下水道料金制度協議会が、料金値上げを答申した理由の一つは、特別会計の健全性確保で、この結果、下水道料金は年間3,800万円も値上げされました。ところが、来年度の下水道特別会計への一般会計からの繰入金は2億8,294万円で、このうち交付税算入の起債償還分は2億8,220万円で、差し引き運営費の補てんは、たったの74万円だけだということが私の指摘で明らかになりました。しかも下水道事業の借金返済のピークは過ぎており、今後、起債償還が減ることは確実です。


 下水道料金収入は、今後も同程度が見込まれますから、利用料金で負担する起債償還金が減り、これまでの会計処理を続ければ、下水道料金で支払われたお金が一般会計に吸い上げられるという異常な事態になりかねません。しかも公共下水道は、し尿や農集排汚泥を処理しており、衛生管理組合への一般会計負担は大幅に削減されているのですから、これらを考慮すると、一般会計から下水道事業会計への繰入金は少な過ぎ、まさに下水道料金値上げの根拠が失われていることは明らかです。


 私たちは、値上げ前でも勝山市の処理経費の負担は1立米当たり48円で、類似自治体の平均118円に比べて70円も少なく、類似自治体と比べても値上げの必要などないと反対しましたが、これだけを見ても下水道料金は直ちに値下げすべきです。しかも公共下水道の供用が開始された地域には、都市計画税が賦課されるのですから、一般会計からの補てんが実質74万円しかないことは道理が通りません。


 下水道料金を値上げした二つ目の理由は、高資本対策費を2,800万円確保することでした。既に今年度の値上げで高資本対策費は1,400万円が確保され、来年度も値上げを続けても1,400万円以下の利益しかないし、しかも平成24年度には1円も入らないのですから、値上げを続ける理由は全くありません。


 三つ目の財政健全化の効果として、下水道会計では3億5,474万円の起債が低金利なものに借りかえでき、金利負担が8,410万円も軽減できることになりました。私たちは、この利益を下水道加入者に還元すべきであり、直ちに下水道料金を値下げすべきだと考えます。


 以上、指摘した問題は、私たちが指摘してようやく明らかになったもので、理事者の行政運営能力が問われると思います。この状況を改めるには、下水道会計の運営状況を的確に把握するために、一般会計からの繰入金の根拠を明示することが不可欠であり、これまでのような予算編成のあり方を抜本的に変更すべきだと考えます。


 次に、平成23年度勝山市簡易水道事業特別会計予算は、条例に反する料金徴収を前提としたもので、これまでも理事者は条例改正も含めて検討すると答弁しながらこれを履行せず、条例に反した料金徴収を続けており、このような条例違反の予算案には反対です。


 次に、議案第9号は、上水道料金の値上げをすることを前提としていますが、私たちは、この値上げにはさまざまな問題があり賛成できません。


 私たちがこれまでも指摘してきたように、上水道会計悪化の最大の原因はリゾート開発にあります。この問題の本質にはメスを入れず、市民には負担を押しつけるのは道理のない態度です。私たちは批判するだけでなく、具体的は方法も示して対策を求めてきましたが、造雪機による水の利用がふえただけでは抜本的な解決にはならず、値上げだけを先行させることは絶対に認められません。


 理事者は、市民には受益者負担が原則だとして、市民との個別交渉などしないで値上げをします。ところが、東急不動産が、当初の協定で決めたのだから新たな負担には応じられないと主張して同意を得られないなどと説明していますが、こんな不公平な態度はありません。私は、東急不動産に受益者負担を認めさせるまで市民に負担を求めるべきではないと考えます。


 こうした努力をしつつ、当面の対策としては、勝山市の施策の責任を考慮して、一般会計から繰り入れて会計を維持すべきです。もともとリゾート事業の投資は、上水道加入者の直接の受益ではなく、しかも利用水量によって受益を得るものでもないので、値上げによる負担増には道理がありません。


 また、国の制度変更に伴って簡易水道事業が公共上水道に統合され、鹿谷地区簡易水道に加えて来年度は平泉寺地区簡易水道が統合されます。これまで簡易水道事業には、一般会計から人件費等の経費を繰り入れているのですから、これらの経費を上水道会計に繰り入れるのは当然の措置です。ところが、来年度予算案では、これらが繰り入れられてなく、こんな予算案には賛成できません。


 次に、議案第29号の都市計画マスタープランには、中央公園、長尾山2期事業の整備をする計画となっており、私たちは事業目的と事業費計画には賛成できません。


 この計画では、「中央公園ははたや記念館ゆめおーれ勝山の来訪者をまちなかに誘導する動線に位置することから、利用者の新たなニーズに対応し、まちなかへのプロムナード(散策路)となるよう開放的な景観に配慮するとともに、どこからでも入ることのできる避難場所としての再整備を図ります」と記述していますが、私たちはこのような事業目的には賛成できません。私たちは、大蓮寺川の改修やトイレの撤去など、必要最小限の改良には賛成しますが、1億1,000万円もかけてリニューアルすることには反対です。


 さらにこの計画では、長尾山の「第2期事業エリア(面積50.9ha)については、里山の生態系をできるだけ活かした自然公園の森としての整備を進めます」と記述されていますが、私たちはこのような事業目的などには賛成できません。


 以上の理由により、私たちは議案第6号、7号、8号、9号、29号の5件については反対いたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま建設産業委員長から報告のあった12件のうち、まず議案第10号及び議案第30号から議案第34号まで並びに陳情第1号、以上の7件を一括して採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら7件に対する建設産業委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


○議長(清水清蔵君) これら7件については、建設産業委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら7件については建設産業委員長の報告のとおり決しました。


○議長(清水清蔵君) 次に、議案第6号から議案第9号まで及び議案第29号、以上の5件を一括して起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) これら5件については、建設産業委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、これら5件については、建設産業委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第29、議案第22号及び日程第30、議案第23号の2件を一括議題といたします。


 これら2件については、かねてその審査を総合計画特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


 松村総合計画特別委員長。7番。


         (総合計画特別委員長 松村治門君 登壇)


○総合計画特別委員長(松村治門君) 総合計画特別委員会の報告をいたします。


 本委員会は、12月定例会以降、3回の委員会を開催しております。1月13日には、パブリックコメントを実施するための総合計画の素案について、前回の委員会で提案した項目を中心に説明を求め、委員会からも幾つかの意見が出されました。


 2月21日の委員会では、前回の委員会で出された意見やパブリックコメントに寄せられた意見、総合行政審議会の答申や地域福祉計画、都市計画マスタープランとの整合性について説明を求め、議論をいたしました。


 さらに、去る3月18日には、付託を受けた議案2件について、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第22号、第5次勝山市総合計画基本構想の策定について及び議案第23号、第5次勝山市総合計画基本計画の策定についての2件については、原案のとおり可決することに決しました。


 なお、本委員会は、平成21年6月定例会で設置され、勝山市総合計画の策定に関する事項について調査を行ってまいりました。


 また、今期定例会で付託を受けた議案2件について審査を終了いたしており、その目的が達成されたものと判断しており、今期定例会をもって廃止することを申し合わせたところであります。


 以上で報告を終わります。


○議長(清水清蔵君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 山田安信君。13番。


              (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。私は日本共産党議員団を代表して、議案第22号、第5次勝山市総合計画基本構想の策定について及び議案第23号、第5次勝山市総合計画基本計画の策定については、評価する点はあるものの、重要な点で賛成できない部分があるため反対討論をいたします。


 まず、評価する点について、幾つか主要な部分について述べます。


 勝山市議会は、議会改革の一環として各種計画を議決案件とする条例改正を行い、総合計画特別委員会を設置するなどして審議をしてきました。行政も、この総合計画をコンサルタント任せにせず、職員が中心になって策定に取り組んできたことや、市民アンケートや市民提言など市民の意見を大切にし、議会などでの意見を反映させた内容にして策定されたことを私たちは評価をしています。こうした努力は、今後の市政運営などにも大きな力になるもとの深く考えます。


 さらに内容の点でも、勝山市の実情を考慮した独自の計画になっていることも評価しています。


 その一つは、国の政策であっても、勝山市にとってよくないものは改善を求めていることです。例えば、社会保険病院は、整理機構に移されて公的存続が危機的状況になっていますが、基本計画では、福井社会保険病院の診療体制の継続、充実を図ると明記し、勝山市は公的存続を求めて取り組んでいます。


 また政府は、国民健康保険への国の財政負担率をどんどん減らし、他の医療保険と比べても異常に重い加入者負担にしていますが、基本計画では、「引き続き国民皆保険の担い手としての国民健康保険制度の安定的な運営のため、国に対して十分な財政支援を要請していく」と明記しています。私たちは、道理を尽くして国や県に物を言う姿勢に対しては、全力で協力していくことを表明します。


 二つ目は、国の政策であっても、勝山市にとって問題が予想されるものは慎重な対応をすることも評価します。例えば、政府は消防の広域化を推進し、福井県も3消防に統合する計画を示していますが、地理的条件などを考慮しないで単純に人口規模で広域化すると、地域防災にとって重大な問題が予想されます。


 基本計画では、「地域の消防力向上のための消防機動力の整備を推進する」として、消防の広域化には、過去に推進すると記述された時期もありましたが、この基本計画では対応すると表現を変更し、慎重な対応をする姿勢を示したことは妥当な判断だと評価しています。こうした姿勢は、勝山市の将来にとって重要なもので、例えば自治体合併の大キャンペーンのときに、勝山市は自治体合併をしないことを選択しましたが、私たちはこれは賢明な判断だったと考えています。


 三つ目は、勝山市を含む広域的な経済圏を考慮した計画になったことです。例えば、私たちは、これまで勝山市は福井市を中心とした広域的な経済圏に含まれており、国道416号の勝山、福井間の整備やえちぜん鉄道を重視して、福井市近郊へのアクセスをよくして人口の流出を抑えることが必要だと提案してきました。


 基本計画では、国道157号、国道416号及び主要地方道勝山・丸岡線等を中心とした周辺都市へのアクセスの強化を図りますと明記し、特に国道416号は小松への通行不能区間開通だけでなく、福井への整備を明確に示したことは評価します。


 四つ目は、勝山市の地域特性を考慮した計画になったことです。例えば、政府の農業政策は大規模化に特化していますが、中山間地の勝山市では、この政策だけでは地域農業は維持すらできません。基本計画で循環型農業の推進として、「次世代に引き継ぐ循環型としての仕組みづくりを目指します」と明記し、勝山市の農地を市民全体で維持するという新たな戦略を打ち出したことは評価しています。


 五つ目は、市民生活を守るための勝山市独自の取り組みが盛り込まれていることです。例えば、雪に強いまちづくりとして、狭い道路の雪対策、屋根雪対策、地域ぐるみの活動支援など総合的な計画を立案することを明記したことも評価をしています。


 以上、幾つかの事例を挙げて評価する点を示しましたが、その一方で、この計画には賛成できない問題も含まれています。


 まず、基本理念の問題です。


 一般質問でも指摘したように、基本理念をエコミュージアムによるふるさとルネッサンスの実現とすることで、市政運営にもさまざまな問題が派生しており、私たちはこれに賛成できません。


 私は、市長からの質問に、市民の活力を生かすこと、住み続けられるまちづくりを目指すこと、勝山市の地域特性を生かした経済振興に取り組むことの3点が重要だと答えましたが、この観点から見ると、基本構想の目指すべきまちの姿で記述されている、小さくてもキラリと光る誇りと活力に満ちたふるさと勝山という記述のほうがより適切だと考えます。


 次に、基本政策の問題点です。


 これも一般質問で指摘しましたが、基本政策はエコミュージアムの新たな展開による市民力の向上と勝山市の基盤となっている各地区の地域力の向上の二つだけで、基本理念の弱点が基本政策にも端的にあらわれています。


 これまでの勝山市の最大の欠点は、新しいものに飛びついて、つくるまでは一生懸命なのに、できてしまうと抱えている課題を解決することが極端に弱いことです。私は、この弱点を克服するためにも、これまで勝山市が推進してきた、例えば越前大仏やリゾート開発、まちづくり交付金事業などの問題点を明らかにして、これらを改善するために果敢に挑むという姿勢を基本政策にきちんと記述すべきだと考えます。


 もう一つは、最近の大型事業を見ると、勝山市が中心になり、国や県や民間の力を引き出すという点が弱いことです。例えば、基本計画は、長尾山2期事業を自然公園として整備するとしていますが、私たちは、福井県が、例えば恐竜キッズパークとして整備することなども提案しています。平泉寺史跡整備でも、ガイダンス施設を勝山市が建設しますが、私たちは平泉寺遺跡の価値を生かすためにも、朝倉氏遺跡のように最低でも福井県が事業の中心を担うように努力すべきだと考えています。


 私たちは、財政力の小さな勝山市が事業の中心になるのではなくて、国や県や民間にも利益になるような企画提案力と、国や県や民間の力を引き出すプロデュース力、この二つを勝山市が担うべき重要な役割であることを基本政策に明確に記述すべきだと考えます。


 三つ目の問題は、事業の進め方で、勝山市でもこれまでの大きな投資的事業が、プランを十分に検証しないで実施され、問題を次々と引き起こしてきました。この弱点が基本計画の中にもあらわれています。


 例えば、基本構想は新体育館の建設を目指しますと明記し、建設費だけでも約17億円の大規模体育館を建設することを推進しています。しかも基本計画は、大規模災害時における避難所として新体育館の活用を図りますとか、市外、県外からの合宿等の利用にも十分対応できるような体育施設の整備・充実を図りますなど、新体育館建設を前提とした計画になっていますが、私たちは大規模な体育館建設を前提とするような計画には賛成はできません。


 さらに、基本計画は、中央公園の整備によるまちなか誘客のための緑のネットワークの構築を重点項目としていますが、私たちはまちなか誘客に必要なことは、来客者の最大のニーズである食事場所の確保であって、公園整備で来客者を誘導するというような計画には賛成できません。


 このほかにも賛成できないものが含まれており、私たちは今後もこれらの問題については引き続き改善を求めていく考えです。


 以上の理由により、私たちは議案第22号及び議案第23号については反対いたします。


○議長(清水清蔵君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま総合計画特別委員長から報告のあった2件を、一括して起立により採決いたします。


○議長(清水清蔵君) 議案第22号及び議案第23号の2件については、総合計画特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 (起 立 多 数)


○議長(清水清蔵君) 起立多数であります。


 よって、これら2件については、総合計画特別委員長の報告のとおり決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第31、議案第36号、勝山市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 山岸市長。


               (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 上程されております議案第36号、勝山市教育委員会委員の任命について、その提案理由の説明を申し上げます。


 現在の教育委員会委員であります林佳子氏が、都合により平成23年3月31日をもちまして教育委員会委員を辞職したいとする願いがあり、これを承認することといたしました。


 そこで新たに、勝山市鹿谷町東遅羽口第12番甲16番地、宇佐美博文氏68歳を、勝山市教育委員会委員に任命いたしたいと存じます。


 宇佐美氏は、人格、識見ともすぐれた方であります。


 したがいまして、この件について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。


○議長(清水清蔵君) これより質疑に入ります。


              (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


○議長(清水清蔵君) ただいま議題となっております本件については、会議規則に定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(清水清蔵君) これより討論に入ります。


              (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(清水清蔵君) これより採決いたします。


○議長(清水清蔵君) お諮りいたします。


○議長(清水清蔵君) 議案第36号、勝山市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、これに同意することに決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 次に、日程第32、総合計画特別委員会の廃止についてを議題といたします。


 本特別委員会につきましては、付託をされました総合計画策定に関する事項について、鋭意調査研究に努められ、理事者とも議論を重ねる中で多くの提言をされ、その役割を果たされました。また、今定例会において付託されました議案2件の審査も終えております。


 よって、この際、総合計画特別委員会を廃止いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(清水清蔵君) 御異議なしと認めます。


 よって、総合計画特別委員会は廃止することに決しました。


            ――――――――・――――――――


○議長(清水清蔵君) 以上で今期定例会に付議されました事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。


―――――――――――――――――――――――


         午後 4時45分 閉会


 地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。





 平成  年  月  日


  勝山市議会議長











 平成  年  月  日


  勝山市議会副議長











 平成  年  月  日


  署名議員











 平成  年  月  日


  署名議員