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福井県 勝山市

平成22年 3月定例会(第5号 3月24日)




平成22年 3月定例会(第5号 3月24日)




                  平成22年3月


              勝山市議会定例会会議録第5号


平成22年3月24日(水曜日)


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                    平成22年3月24日(水曜日)午前10時開議


第 1 議案第  1号 平成22年度勝山市一般会計予算


第 2 議案第  2号 平成22年度勝山市育英資金特別会計予算


第 3 議案第  3号 平成22年度勝山市国民健康保険特別会計予算


第 4 議案第  4号 平成22年度勝山市老人保健特別会計予算


第 5 議案第  5号 平成22年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算


第 6 議案第  6号 平成22年度勝山市介護保険特別会計予算


第 7 議案第 23号 勝山市税条例の一部改正について


第 8 議案第 24号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正


            について


第 9 議案第 25号 勝山市火災予防条例の一部改正について


第10 陳情第  1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意


            見書提出に関する陳情


第11 陳情第  2号 陳情書(保育所・児童入所施設の環境改善を求める意見書提出


            について)


第12 陳情第  3号 陳情書(国籍法三条の改正に関する陳情書)


第13 陳情第  4号 陳情書(外国人参政権の不採択について)


第14 陳情第  5号 陳情書(選択的夫婦別姓制度の導入反対に関する陳情書)


第15 陳情第 10号 新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)


第16 議案第  7号 平成22年度勝山市下水道事業特別会計予算


第17 議案第  8号 平成22年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


第18 議案第  9号 平成22年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


第19 議案第 10号 平成22年度勝山市水道事業会計予算


第20 議案第 11号 平成22年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


第21 議案第 26号 損害賠償の額を定めることについて


第22 議案第 27号 損害賠償の額を定めることについて


第23 議案第 28号 勝山市下水道条例の一部改正について


第24 議案第 29号 勝山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一


            部改正について


第25 議案第 30号 平成21年度伊知地・坂東島地区農集排処理施設第1号工事請


            負契約の変更について


第26 議案第 31号 勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正につい


            て


第27 議案第 32号 勝山市簡易水道基金条例の一部改正について


第28 議案第 33号 勝山市水道事業給水条例の一部改正について


第29 議案第 34号 はたや記念館「ゆめおーれ勝山」の設置及び管理に関する条例


            の一部改正について


第30 陳情第 11号 政府への日米間におけるFTA(自由貿易協定)締結に反対す


            る意見書提出に関する陳情(継続審査事件)


第31 意見書案第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意


            見書について


第32 意見書案第2号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書につ


            いて


第33 議案第 35号 勝山市教育委員会委員の任命について


第34         常任委員の所属変更の件


第35         大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員の選挙


第36         特別委員長報告





本日の会議に付した事件


第 1 議案第1号から議案第11号及び議案第23号から議案第35号


第 2 陳情第1号から陳情第5号


    陳情第10号(継続審査事件)及び陳情第11号(継続審査事件)


第 3 意見書案第1号及び意見書案第2号


第 4 常任委員の所属変更の件


第 5 大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員の選挙


第 6 特別委員長報告





出席議員(16名)


      1番  松 山 信 裕 君      2番  帰 山 寿 憲 君


      3番  門   善 孝 君      4番  乾   章 俊 君


      5番  山 内 征 夫 君      6番  倉 田 源右ヱ門君


      7番  松 村 治 門 君      8番  北 川 晶 子 君


      9番  加 藤 一 二 君     10番  清 水 清 蔵 君


     11番  笠 松 捷多朗 君     12番  村 田 與右ヱ門君


     13番  山 田 安 信 君     14番  安 居 久 繁 君


     15番  北 山 謙 治 君     16番  廣 田 與三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者


   市長             山岸 正裕 君


   副市長            松村 誠一 君


   教育長            山  範男 君


   総務部長           石田 忠夫 君


   企画財政部長         橋脇 孝幸 君


   市民・環境部長兼市民課長   酒井 重光 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 松本 孝治 君


   商工観光部長兼商工振興課長  石倉 充男 君


   農林部長           親泊 安次 君


   建設部長           境井 義樹 君


   会計管理者兼会計課長     辻  尊志 君


   消防長            三屋 忠男 君


   教育部長兼教育総務課長    齊藤 雅昭 君


   秘書・広報課長        平沢浩一郎 君


   総務課長           山根 敏博 君


   未来創造課長         水上実喜夫 君


   財政課長           定友 輝男 君


   税務課長           福田 豊彦 君


   生活環境課長         三屋 修一 君


   健康長寿課長         石蔵ふじ江 君


   観光政策課長         大林 市一 君


   農林政策課長併農業委員会事務局長


                  多田 栄二 君


   建設課長           小林 喜幸 君


   都市政策課長         竹内 一介 君


   上下水道課長         柳原 寛治 君


   消防本部次長兼消防署長    吉田 新一 君


   生涯学習・スポーツ課長    矢戸 松蔵 君


   史蹟整備課長         上山 忠恒 君


   監査委員事務局長       宮塚 龍二 君





事務局出席職員


     局長心得   鳥 山 昌 久


     書   記  苅 安 和 幸


     書   記  椿 山 浩 章





     午後2時52分開議


○議長(村田與右ヱ門君) これより本日の会議を開きます。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) この際、諸般の報告を行います。


 総務文教厚生委員会から「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書について、意見書案第1号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書について、意見書案第2号、以上の2件が提出されております。


 これら2件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、市長から提出事件について、次の文書が参っております。


          勝総発第940号


          平成22年3月24日


 勝山市議会議長


 村田與右ヱ門宛


         勝山市長 山岸 正裕


    議案の追加送付について


 開会中の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を追加送付いたします。


 送付議案は、議案第35号の1件であります。


 本件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


○議長(村田與右ヱ門君) 以上で、諸般の報告を終わります。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) これより日程に入りまして、日程第1、議案第1号を議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 本件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 廣田全員審査特別委員長。16番。


   (全員審査特別委員長 廣田與三次郎君 登壇)


○全員審査特別委員長(廣田與三次郎君) 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本特別委員会は、付託を受けました議案12件のうち11件については10日の本会議で議決をされましたので、残る1件につきまして、去る15日、16日、17日、19日の4日間にわたり委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第1号、平成22年度勝山市一般会計予算は、原案のとおり可決することに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(村田與右ヱ門君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(村田與右ヱ門君) 加藤一二君。


 9番。


   (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二です。


私は日本共産党議員団を代表して、議案第1号、平成22年度勝山市一般会計について反対討論を行います。


 私たちは本予算案のすべてに反対するものではありません。この予算の中で、例えば定住化促進事業で住宅を取得した場合の助成対象条件を緩和したことは評価をしたいと思います。


 しかしながら、この予算案には問題点も含まれております。すべての項目には言及できませんので、詳細は委員会審議の記録を参考にしていただくことにして、幾つかの特徴的な問題を指摘をいたします。


 その第1は、現在のシルバー人材センターを現在の子どもセンターの場所へ移転させようとするために、子どもセンターを奥越地域地場産業振興センターに移転させる問題であります。


 現在の子どもセンターには屋外の庭園があり、そこには水遊び場や、あるいは足洗い場、砂遊び場があり、植物を育てるような畑も、あるいはブランコなどの遊具もあります。お天気の日には外遊びができるよい環境になっております。ところが、移転先の奥越地域地場産業振興センターの2階では、こうした外遊びの場所はなくなり、研修室に閉じ込められてしまいます。いわばシルバー人材センターの移転によって、子どもセンターが追い出されたとも言えるような状況になっております。


 一方、シルバー人材センターにしても、これからは自分たちで仕事をつくっていく時代になっているのに、現在の子どもセンターの場所に移転しても発展性はありません。新たな移転先の検討が必要であります。私たちも新たな移転先の検討のための努力をいたします。したがって、これらの移転を強行することは認めることはできません。


 第2は、まちづくり交付金事業の問題です。


 先日の全員審査特別委員会で説明された資料ではまちづくり交付金事業や道路などの交付金事業、住宅交付金事業などは社会資本整備総合交付金へ一括統合されるということでありました。したがって、まちづくり交付金事業に多くの資金を投入すると他の事業が減ることになり、優先順位が必要になります。


 従来型の予算編成では大変なことになるという問題が起きてまいります。前年度までの15億円の交付金事業では大清水公園に3億円、あるいは旧機業場に8億4,000万円を使ってしまい、本町などの道路整備は7割以上も未整備という無計画な事業をしてきました。私たちはこうした失敗を繰り返さないために、事業内容を決めるルールを明確にすることを求めてきましたけれども、市長は具体的な対策は示しませんでした。こうした改善策もなく8億円の追加事業も失敗を繰り返す危険性があります。しかも中央公園のリニューアルに1億1,000万円もかけるとしていますけれども、市民生活が大変なときに、こうした事業は優先すべき事業ではないと考えますし、このような事業には賛成できません。


 第3に、平泉寺旧境内総合整備事業では、ガイダンス施設建設に2億5,000万円、そのうち市が8,500万円も負担するとしておりますけれども、さらに今後の維持管理費も市負担になってまいります。国指定なのだから国や県の負担で事業は考えるべきであります。朝倉遺跡は県事業でやっております。こうした施設は発掘が進んでいって、じっくり考えてからやる事業であると考えております。


 このように、大型事業には多額の予算を計上しながら、市単独予算が少なくなって市民要求が進まないというのは大きな問題であります。


 第4に、まちなか創業活性化事業では、空き地、空き家等を活用して出店したら支援するとしていますが、対象地域を町中の商業地域に限定するのは問題であります。地域活性化のためには、やりたい人には限定せずに支援すべきであります。町中に限定するのはまちづくり交付金事業の意味が問われることにもなります。


 第5は、観光に特化した予算が目立ちます。


 観光PRのために南青山でたったの2日間で500万円も使うとか、ゆめおーれに5,000万円も予算を計上し映画スクリーンを設置するなど、費用対効果を考えないむだ遣いであります。


 第6に、県地方税滞納整理機構についての問題であります。


 この組織は福井県と市町が共同して、地方税の徴収体制の強化を目的に設立されたものであります。今年度は県と8市町が参加していますが、勝山市は来年度から参加するとしております。私たちは勝山市で発生した大口滞納や違法な医療費請求などには、適切な法的対応をすることには否定いたしません。しかしながら、払いたくても払えない人には親身になって相談に応じて、行政への信頼を得ることが優先されるべきであります。悪質で法的整理が必要な場合でも、勝山市が責任を持って行うべきであります。総務省は任意組織には徴収や滞納処分を実行する権限はないと述べております。結局、県や市町がそれぞれの責任で実行することになるわけでありまして、問題のある県、地方税滞納整理機構には参加すべきでないと考えます。


 このほかにも特別職の給付の問題にかかわる市町総合事務組合の組織の欠陥、是正の問題、あるいは養護学校通学費の県費負担の問題、あるいは国県道事業や河川局事業の市負担の問題など委員会審議でさまざまな問題を指摘してまいりましたが、私たちはこうした問題を解決するためには本予算は抜本的に見直す必要があると考えます。


 以上の理由により私たちは、議案第1号、平成22年度勝山市一般会計予算については反対をいたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(村田與右ヱ門君) 起立多数であります。


 よって、本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第2、議案第2号から日程第15、陳情第10号までの14件を一括議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら14件については、かねてその審査を総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 帰山総務文教厚生委員長。2番。


   (総務文教厚生委員長 帰山寿憲君 登壇)


○総務文教厚生委員長(帰山寿憲君) 総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る11日に委員会を開き、付託を受けました議案8件並びに閉会中の継続審査事件1件を含む陳情6件について理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第2号、平成22年度勝山市育英資金特別会計予算


 議案第3号、平成22年度勝山市国民健康保険特別会計予算


 議案第4号、平成22年度勝山市老人保健特別会計予算


 議案第5号、平成22年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算


 議案第6号、平成22年度勝山市介護保険特別会計予算


 議案第23号、勝山市税条例の一部改正について


 議案第24号、勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第25号、勝山市火災予防条例の一部改正についてこれら8件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第1号、「選択的夫婦別姓を求める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情


 陳情第4号、陳情書(外国人参政権の不採択について)


 陳情第5号、陳情書(選択的夫婦別姓制度の導入反対に関する陳情書)これら3件については、いずれも願意を了とし、採択することに決しました。


 次に、陳情第2号、陳情書(保育所・児童入所施設の環境改善を求める意見書提出について)


 陳情第3号、陳情書(国籍法三条の改正に関する陳情書)これら2件については、いずれも趣旨採択とすることに決しました。


 次に、陳情第10号、新保険業法の適用除外を求める陳情について(継続審査事件)は、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(村田與右ヱ門君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、順次発言を許します。


○議長(村田與右ヱ門君) まず最初に、加藤一二君の発言を許します。


○議長(村田與右ヱ門君) 9番。


   (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二です。


 私は日本共産党議員団を代表して、議案第3号、平成22年度勝山市国民健康保険特別会計予算、議案第23号、勝山市税条例の一部改正について、議案第5号、平成22年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算及び陳情第4号、陳情書(外国人参政権の不採択について)の4件については反対をして討論を行います。


 さらに、陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情並びに陳情第5号、陳情書(選択的夫婦別姓制度の導入反対に関する陳情書)、この2件についても反対をいたします。


 まず、議案第23号、勝山市税条例の一部改正は、国民健康保険税を年間1人当たり平均21%、1万6,400円という大幅な値上げをする内容になっております。


 そして、議案第3号の平成22年度勝山市国民健康保険特別会計予算は、この国民健康保険税の値上げを見込んだ予算になっております。


 私たちは国保財政の悪化の原因の分析を行い、その原因に対する適切な対応が必要であることを繰り返し主張してまいりました。これまで取り過ぎた国保税を値下げで加入者に還元してきましたけれども、その額は平成17年度から平成19年度まではほぼ予定どおり、年間1億円になっております。これをもとに戻すために必要な額は単純に考えれば年間1億円になりますが、加入者が9,000人から3分の2の6,000人に減ったので、1億円の3分の2の6,700万円程度が適当と指摘をしてまいりました。ところが、今回の値上げによって収入増は8,900万円と見込んでおります。差し引き2,200万円が新たな負担増になるという私たちの指摘に対して、理事者は何ら答えてきませんでした。


 国保会計の悪化の原因も十分説明すべきで、単に赤字会計になったというだけでは市民は納得をいたしません。国保会計は平成20年度に突然資産残高が1億7,000万円も減少し、異常な悪化を示しています。この原因は勝山市の国保の問題としては考えにくいもので、この年に自民、公明政権が導入した後期高齢者医療制度の導入が影響しているとしか考えられません。制度変更により生じた問題ならば政府が責任を持つべきと考えます。


 また、後期高齢者医療制度の導入により後期高齢者支援金分が新たに徴収されていますが、この賦課基準が大問題であり、条例案を修正する必要があると考えます。最大の問題は介護保険分は40歳以上からしか納めなくてよいのに、後期高齢者支援金分は生まれた赤ん坊にも大人と同じ額を負担させることになっております。この結果、子供を持つ若い世帯の家庭には極めて重い負担を強いることになっております。私たちは高齢者を支えるというならば、他の医療保険のように所得に応じて賦課されるべきであり、少なくとも子供に負担させる条例は撤回をして出し直しをすべきと考えます。


 国民健康保険制度は国民介護保険を支える重要な柱であり、国の責任は重要であります。国保には失業したり病気になって退職に追い込まれた市民が加入するなど、国保は社会のセーフティーネットの機能を果たしており、国保への財政支援は社会保障として国が負うべきものであります。26年前には50%だった国庫負担が半減し、ついに25%にまで下がりました。これは国保会計全体に占める国庫負担の比率であります。減らされた国庫負担を段階的にもとに戻せば保険税の値上げを抑えることはできます。3月4日の衆議院予算委員会で鳩山首相は、我が党の小池議員の質問に財源確保に努力したいと答えております。この答弁の実現に向けて、市長には国へ強く働きかけることを求めたいと思います。


 全国の自治体では一般会計から繰り入れをしており、県内でも福井市は3億円の繰り入れを実施すると報道されております。勝山市の値上げは1人平均21%、1万6,400円で県下最大であります。しかも勝山市では下水道や上水道の値上げも行われようとしております。緊急対策として勝山市として一般会計からの繰り入れを行い、保険税の値上げを抑制すべきと考えます。一般会計繰り入れは国保会計以外の人の理解が得られないと理事者は言いますけれども、高齢者になればほとんどが国保に加入するのです。だから福井市などが繰り入れを行っているわけであります。大型事業には多額の予算を計上しながら、市民生活を守ることには冷たい態度でいいのでありましょうか。


 議案第5号の後期高齢者医療制度についてはこれまでも議論をしてまいりましたが、一番の問題は75歳という年齢で差別をして別枠に囲い込んだことであります。医療費がかかる高齢者だけを別勘定にすれば保険として成り立たず、負担が際限なくふえ続けます。そして、保険料の滞納が1年以上あると保険証が取り上げられる仕組みになっております。従来の老人保健制度では保険証取り上げは禁止されていたものであります。


 次に問題なのは、高齢者の入院が90日を超えると、医療機関に支払われる診療報酬が下がる仕組みも強化されました。高齢者が病院から追い出しを迫られ、医療難民、あるいは介護難民が生み出されております。病院を変わるたびに体調を壊すという例も出ております。


 私たちは後期高齢者医療制度は即時廃止をして、老人保健制度に戻すよう主張しております。民主党も野党時代には老人保健制度を戻す廃止法案を共同して提出しており、戻せない理由はありません。それを4年先まで先送りすることには高齢者は怒り、即時廃止を求める運動を続けております。日本社会は喜寿だ、米寿だと高齢者をみんなで祝う社会です。それが75歳の高齢を迎えたら、うば捨て山と言われるような制度は即時撤廃すべきであります。しかも、国民健康保険税にも保険制度にも悪い影響をもたらしております。


 次に陳情第4号は、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出を求めるものであります。


 陳情書は、1995年2月の最高裁判所判決を引き合いに出しております。この裁判で争われた中心点は、永住外国人に地方選挙権を付与しないのは憲法違反ではないかというものでありました。これに対して最高裁は、憲法93条は外国人に地方選挙権を保障したものではないから憲法違反ではない、しかし、選挙権を付与しても憲法上禁止されているものではないと解するのは相当であると述べております。そしてそれは、専ら国の立法政策にかかわる事柄だと指摘をされたため、国会と各党の対応が問われることになってまいりました。


 日本国内には永住外国人に参政権を与えれば組織的に日本の政治に影響を受けるおそれがあり、特に国境周辺の島々などは外国の意のままになってしまい、日本が外国の都合のいい国に改造されてしまうなどと主張し、排外主義に基づく危険感を振りまいております。一般永住者であれ特別永住者であれ、歴史的にはもちろん、社会的、経済的背景のもとで日本に定住した人たちです。しかもほとんどの外国人は一般の日本国民と同様にその地域に職を求め、居を定めて生活をしている人たちであります。そうした人たちが何か組織的な意図と政治的背景を持って転居をしたり、あるいは移動したりするなどと発想すること自体、根拠のない排外主義にほかなりません。


 こうした動きがあるもとで、外国人に地方参政権を求める世論と運動は確実に広がっております。昨年11月24日付の毎日新聞の世論調査結果では賛成が59%に対して、反対は31%、ことし1月19日付朝日新聞では賛成が60%、反対29%となっております。いずれにしても永住外国人の参政権を付与するかどうかは十分な国民的議論と合意によって結論を出していくべき問題だと考えます。したがって、早急に反対意見書を提出することには賛成できません。


 以上の理由から私たちは、議案第3号、平成22年度勝山市国民健康保険特別会計予算、議案第23号、勝山市税条例の一部改正について、議案第5号、平成22年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算及び陳情第4号、陳情書(外国人参政権の不採択について)の4件については反対をして討論といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、北川晶子君の発言を許します。


○議長(村田與右ヱ門君) 8番。


   (8番 北川晶子君 登壇)


○8番(北川晶子君) 公明党の北川晶子でございます。私は陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情及び陳情第5号、陳情書(選択的夫婦別姓制度の導入反対に関する陳情書)の2件については不採択を求めて、反対討論を行います。


 現在、考えられている夫婦別姓は婚姻の際に夫婦同氏にしてもよいし、夫婦各自が婚姻前の氏を称する夫婦別姓にしてもよいという選択制度です。夫婦同氏、夫婦別氏を選択できる制度ですから、別氏を望まない人に別氏を強要する制度ではありません。


 1996年2月法制審議会民法部会答申(民法改正案要綱の骨子)は、一つ、婚姻のときに夫婦同氏、夫婦別氏を選択することができる。二つ、婚姻後には別氏から同氏への変更も、同氏から別氏への変更も認めない。三つ、夫婦別氏を選択した場合には、婚姻の際にこの氏を父または母の氏のどちらかにするかあらかじめ定めておく。したがって、兄弟姉妹の氏は統一されます。四つ、既に婚姻している者も法律施行後、1年以内に配偶者と共同の届けをすれば夫婦別氏を選択することができるというものです。この制度を法的に根拠づける考え方があり、それは人格権という考え方です。人はその呼び名によって人をイメージし、人格を形づくっています。ですから、氏名は人の象徴であり自分の氏名を維持することは、憲法上保障された人格権という名の人権なのです。最高裁判所は今から20年も前に、氏名は人格権であるという判決を出しております。人権とは他人から奪われない、例え少数者であっても守られる憲法上の権利なのです。多数の国民が賛成しないと認められないものではありません。ですから、世論を理由に別姓を認めないことはおかしいことなのです。


 しかし、現在の法律では結婚の際、夫婦のどちらかがその姓を失わない限り結婚できません。昔、結婚退職制というものがあり、女性は結婚したら退職しなければなりませんでした。結婚する権利も仕事をする権利も両方とも人権なのに、二者択一を迫っていたのです。婚姻に際しての同氏強制も結婚する権利と、自分の姓を持ち続ける人格権のどちらかを選ぶように迫るものです。どちらも他人には奪えない権利ですから、両方とも大事にしたいというのは当たり前のことなのです。人格にかかわることだから、何よりも本人の意思が尊重されなければなりません。実は日本で、もう既に夫婦別姓が認められている人たちがいます。国際結婚をした人たちです。国際結婚では夫婦同氏は強制されず、夫婦別氏、同氏、さらにはクルム・伊達公子さんのように複合氏も選択できるのです。同じ日本人の婚姻でありながら、日本人同士の場合には同氏が強制されることについて合理的な理由づけは困難だと思います。


 選択的夫婦別姓制度について考える際に、政策の変化があります。2000年12月、政府は男女共同参画基本計画の中で選択的夫婦別姓制度の導入について男女平等の見地から、国民の意識の動向を踏まえつつ、引き続き検討を進めるとしました。2005年12月の第2次基本計画でも国民意識の動向を把握しつつ、結婚に伴う氏の変更が職業、生活等にもたらしている支障を解消するという観点からも、選択的夫婦別姓制度について国民の議論が深まるよう引き続き求めると筆しています。男女共同参画社会とは個人の多様な生き方を認め合う社会ですから、その現実に向けて選択肢を広げる制度の導入が望ましいとの方針なのです。


 次は、女性差別撤廃条約です。


 同条約16条は、姓を選択する夫及び妻の同一の個人的権利を上げております。国連女性差別撤廃委員会は、2003年7月、2009年8月と2回にわたり、日本政府に対して夫婦の氏の選択など民法の中に残る差別的な条項を削除し、立法や行政実務を条的に適合させることを求める旨の改善勧告を出しております。日本政府は改善しない理由として世論の動向を上げたのですが、受け入れられませんでした。なぜなら、人権にかかわることは世論の多寡で決めてはならないからです。2009年の勧告では、政府は今後、2年間に改善したかどうかを報告することが義務づけられました。日本は同条約を批准しているのですから、勧告に従い法改正をして条約を遵守する義務があるのです。人権こそグローバル化する必要があります。


 ところで、世論の中に夫婦別姓は家族の崩壊を招くと言われますが、同じ姓になっていても離婚は飛躍的にふえました。最高裁の統計によると、離婚の原因は性格の不一致や暴力、不貞などですが、同姓にしても防げなかったことは明らかです。離婚を防ぐのは夫婦の思いやりや信頼感です。お互いの姓を尊重することで、信頼感を築きたいと思うカップルを禁止する理由はありません。しかし、選択的夫婦別姓ですから、同姓になりたい人は今までのとおりでよいのです。また、子供への影響を危惧していますが、夫婦別姓を選べば、子供と片親との姓は当然違ってきます。しかし、同姓、同居の夫婦でけんかが絶えず、子供への虐待を繰り返している家庭は多くなってきていますし、離婚をして子供と姓は変わったけれども、変わらぬ愛情を注ぐ親もたくさんおります。姓は個人の呼称であり、子供にとって必要なのは親としてのあり方の問題だと思います。


 以上のような理由により、私は国会において選択的夫婦別姓を決める民法の一部改正について真摯に議論していただきたいと念願をいたしております。


 そして、陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情及び陳情第5号、陳情書(選択的夫婦別姓制度の導入反対に関する陳情書)の2件を不採択とすることを主張し、私の反対討論を終わります。


○議長(村田與右ヱ門君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) ただいま総務文教厚生委員長から報告のあった14件のうち、まず、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第24号、議案第25号、陳情第2号、陳情第3号、陳情第10号、以上の8件を一括して採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら8件に対する総務文教厚生委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 これら8件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら8件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、議案第3号、議案第5号、議案第23号、以上の3件を一括して起立により採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら3件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(村田與右ヱ門君) 起立多数であります。


 よって、これら3件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、陳情第1号、陳情第4号、陳情第5号、以上の3件を一括して起立により採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら3件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(村田與右ヱ門君) 起立多数であります。


 よって、これら3件については、総務文教厚生委員長の報告のとおり決しました。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第16、議案第7号から日程第30、陳情第11号までの15件を一括議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら15件については、かねてその審査を建設産業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 倉田建設産業委員長。6番。


   (建設産業委員長 倉田源右ヱ門君 登壇)


○建設産業委員長(倉田源右ヱ門君) 建設産業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る11日及び12日、委員会を開き、付託を受けました議案14件及び閉会中の継続審査事件である陳情1件について理事者から詳細な説明と意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第7号、平成22年度勝山市下水道事業特別会計予算


 議案第8号、平成22年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


 議案第9号、平成22年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


 議案第10号、平成22年度勝山市水道事業会計予算


 議案第11号、平成22年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


 議案第26号、損害賠償の額を定めることについて


 議案第27号、損害賠償の額を定めることについて


 議案第28号、勝山市下水道条例の一部改正について


 議案第29号、勝山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第30号、平成21年度伊知地・坂東島地区農集排処理施設第1号工事請負契約の変更について


 議案第31号、勝山市簡易水道の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第32号、勝山市簡易水道基金条例の一部改正について


 議案第33号、勝山市水道事業給水条例の一部改正について


 議案第34号、はたや記念館「ゆめおーれ勝山」の設置及び管理に関する条例の一部改正について以上14件についてはいずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第11号、政府への日米間におけるFTA(自由貿易協定)締結に反対する意見書提出に関する陳情(継続審査事件)については、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 なお、今後の上下水道料金体系については、公営企業の経営改善に努め、市民負担が過大にならないよう定期的な料金体系の見直しの中で検討していくことが確認されましたので申し添えます。


 以上で報告を終わります。


○議長(村田與右ヱ門君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(村田與右ヱ門君) 山田安信君。


 13番。


   (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。


私は日本共産党議員団を代表して、議案第7号、平成22年度勝山市下水道事業特別会計予算、議案第8号、平成22年度勝山市農業集落排水特別会計予算、議案第9号、平成22年度勝山市簡易水道事業特別会計予算、議案第10号、平成22年度勝山市水道事業会計予算、議案第28号、勝山市下水道条例の一部改正について、議案第29号、勝山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第33号、勝山市水道事業給水条例の一部改正について、以上7件は反対し、陳情第11号、政府への日米間におけるFTA(自由貿易協定)締結に反対する意見書提出に関する陳情(継続審査事件)については採択を求めて討論いたします。


 まず、平成22年度勝山市簡易水道事業特別会計予算は、条例に反する料金徴収を前提としたものです。理事者は昨年の予算審議でも平成21年度中には条例改正も含めて検討すると答弁しましたがこれを履行せず、条例に反した料金徴収を続けており、このような条例違反の予算には反対です。


 次に、これら議案には下水道及び農業集落排水の利用料金の値上げが含まれています。この値上げの検討が始まったきっかけは、理事者が値上げをすれば2億円の交付税算入が認められ、値上げは市民のためにもなるという趣旨の説明をしたからですが、私の指摘で調査したところ、値上げしても2,800万円以下の算定にしかならないことが明らかになりました。この程度の収入のために年間3,800万円もの値上げは市民の利益になどなりませんし、市民の利益になるとの説明が破綻したのですから、この値上げは撤回すべきです。


 ところが、理事者はあくまでも値上げに固執し、私の代表質問に対し値上げしても類似自治体のほぼ平均になり決して高額でない、経営の安定化には値上げが必要という趣旨の答弁をしましたが、これは見当違いの誤った主張です。自治体の負担は処理にかかった費用から料金を差し引いた額、これを比較すべきです。これを比較すると勝山市は値上げしなくても、自治体の負担は1立米当たり48円で、類似自治体の平均118円に比べて70円も少ないのですから、類似自治体と比べても値上げの必要などないのです。この点でも理事者の主張は破綻したのですから値上げは撤回すべきです。しかも理事者は、公共下水道にすべての市民が加入していないから安易に一般会計から繰り入れるべきではないという趣旨の答弁をしました。


 そこで私は、そのような主張をするならくみ取りし尿処理、浄化槽、農業集落排水、公共下水道、これらすべての汚水処理に勝山市独自に1戸当たり幾ら繰り入れているのか比較資料を提出せよと求めました。ところが、提出された資料は国の補助金まで含めた金額で計算し、勝山市の独自負担額を聞いても計算し直さないとわからないという説明で、汚水処理への一般会計の繰り出しの整合性などは全く検討されていないことが明らかになりました。この点でも理事者の主張は検討が不十分ですから、安易に値上げを急ぐのは厳に慎むべきです。


 私がこの間の議論で感じたことは、市長や担当職員が市民の苦しい生活を理解していないのではないかということと、市長以下職員が国の制度変更を見逃した責任を全くとらないという問題です。しかも、一般会計にお金がないわけではありません。ゆめおーれに4,900万円もの予算を計上しながら、下水道料金を3,800万円も値上げするのです。私は市民にとっては優先順序が間違っていると考えます。


 次に、これら議案には水道料金の値上げが含まれています。私たちがこれまでも指摘したように、上水道会計悪化の最大の原因はリゾート開発にあります。この問題の本質にはメスを入れず、市民には負担を押しつけるのは道理のない態度です。私たちは批判するだけではなくて具体的な方法も示して対策を求めてきましたが、約束された努力も不十分なままに値上げだけを先行させるという態度は絶対に認められません。


 市長は12月議会でリゾート事業者に新たな負担を求めて努力すると約束されました。そこで私は、この新たな負担についてリゾート事業者が負担すべき合理的な理由をどのように主張するのか、適正な負担額をどのように計算したのかと質問しましたが、全く答えられないというお粗末なものでした。考え方も金額も示さず、どうして相手が納得する交渉などできるでしょうか。これでは全く努力していないと指摘されても仕方がないと思います。理事者は市民には受益者負担が原則だとして、市民との個別交渉などしないで値上げをします。ところが、東急不動産が当初の協定で決めたんだから新たな負担は応じられないと主張して同意を得られないなどと説明していますが、こんな不公正な態度はありません。私は東急不動産に受益者負担を認めさせるまで、市民に負担を求めるべきではないと考えます。こうした努力をしつつ、当面の対策としては勝山市の施策の責任を考慮して、一般会計から繰り入れて会計を維持すべきです。もともとリゾート事業の投資は上水道加入者の直接の受益ではなくて、しかも利用水量によって受益を得るものでもないので、値上げによる負担増は道理がありません。


 また、簡易水道事業には人件費の経費を繰り入れているんですから、上水道会計に繰り入れを拒否するのは道理がありません。上水道料金は来年度1年間は値上げを据え置くとしています。そうなら、この1年間にあらゆる努力をして、1年後に判断する時間があるはずです。こうした努力もしないで、1年以降の値上げを今決めてしまうことは絶対に反対です。


 以上の理由により私たちは、議案第7号、第8号、第9号、第10号、第28号、第29号、第33号の7件については反対をします。


 次に、陳情第11号、政府への日米間におけるFTA(自由貿易協定)締結に反対する意見書提出に関する陳情、これは採択すべきと考えます。


 さきに行われた総選挙で、民主党は米国との間で自由貿易協定FTAを締結し、貿易投資の自由化を進めるとマニフェストに掲げましたが、この協定は日本の農業を破壊すると批判が高まる中で、民主党は農業分野は除くなどのマニフェストの内容を修正する発言を繰り返しました。ところが、一方の交渉の相手方のアメリカは農業分野を除外することなどはあり得ないとの態度です。この問題は農業関係者だけの問題ではなくて、日本の農業と食料のあり方、つまりすべての国民の将来を左右する重大問題であり、目先の経済利益しか考えずに対応すれば取り返しのつかない事態を招きます。


 今、世界各国では食料危機への対応として他国の農場を囲い込む動きが急激に起こって、外務省や農水省も商社などに協力を求めているとテレビが報じました。しかも農水大臣は食糧自給率50%を目指すとして新たな施策を行うと発表しました。私たちはこうした時代の流れに反することは勝山市議会がとるべき態度ではないと考えます。


 私たちは議員各位が良識を発揮され、直ちに政府に意見書を提出するために陳情第11号を採択すべきと強く主張して討論といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) ただいま建設産業委員長から報告のあった15件のうち、まず、議案第11号、議案第26号、議案第27号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第34号、以上の7件を一括して採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら7件に対する建設産業委員長の報告は、お聞きのとおりであります。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 これら7件については、建設産業委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら7件については、建設産業委員長の報告のとおり決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第28号、議案第29号、議案第33号、陳情第11号、以上の8件を一括して起立により採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら8件については、建設産業委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(村田與右ヱ門君) 起立多数であります。


 よって、これら8件については、建設産業委員長の報告のとおり決しました。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第31、意見書案第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書について


 日程第32、意見書案第2号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書について以上の2件を一括議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 これら2件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。


○議長(村田與右ヱ門君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら2件については、提案理由の説明を省略することに決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) これより質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより討論に入ります。


   (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより意見書案第1号、意見書案第2号、以上の2件を一括して起立により採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これら2件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(村田與右ヱ門君) 起立多数であります。


 よって、これら2件については、原案のとおり決しました。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第33、議案第35号 勝山市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 提案理由の説明を求めます。


○議長(村田與右ヱ門君) 山岸市長。


   (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 上程されております議案第35号、勝山市教育委員会委員の任命について、その提案理由の説明を申し上げます。


 現在の教育委員会委員であります山 範男氏が、都合により平成22年3月31日をもちまして教育委員会委員を辞職したいとする願いがあり、これを承認することといたしました。


 そこで、新たに福井市文京6丁目7番11号、梅田幸重氏、63歳を勝山市教育委員会委員に任命いたしたいと存じます。


 梅田氏は人格、識見ともすぐれた方であります。


 したがいまして、この件について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意をいただきたいものでございます。


○議長(村田與右ヱ門君) これより質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


○議長(村田與右ヱ門君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) これより討論に入ります。


   (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) これより採決いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 議案第35号、勝山市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、これに同意することに決しました。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第34、常任委員の所属変更の件を議題といたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 総務文教厚生常任委員の北山謙治君から建設産業常任委員に、建設産業委員の笠松捷多朗君から総務文教厚生委員に、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出があります。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 北山謙治君、笠松捷多朗君からの申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、それぞれ委員会の所属を変更することに決しました。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員につきましては、北山謙治君の議員辞職に伴い、これまで1名欠員となっておりました。また、本年3月16日付で同組合議会議員である北川晶子君より同組合議会議員の辞職願が提出され、同日付にて同組合議会議長から許可され、補充依頼が参っております。


 大野・勝山地区広域行政事務組合規則第6条第2項の規定により、本市議会において選挙すべき議員の定数は5名であります。現在2名欠員となっておりますので、これより日程第35、大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員の選挙を行います。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。


○議長(村田與右ヱ門君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 議長において指名することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、議長において指名することに決しました。


○議長(村田與右ヱ門君) 大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員に、


  門  善孝 君


  安居 久繁 君


を指名いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) お諮りいたします。


 ただいま議長において指名いたしました門 善孝君、安居久繁君を大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(村田與右ヱ門君) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま議長において指名いたしました門 善孝君、安居久繁君が大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員に当選されました。


○議長(村田與右ヱ門君) ただいま大野・勝山地区広域行政事務組合議会議員に当選されました門 善孝君、安居久繁君が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 特に発言がございませんので、承諾されたものと認めます。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 次に、日程第36、特別委員長の報告を求めることにいたします。


○議長(村田與右ヱ門君) 総合計画特別委員長の報告を求めます。松村総合計画特別委員長。7番。


   (総合計画特別委員長 松村治門君 登壇)


○総合計画特別委員長(松村治門君) 総合計画特別委員会の報告をいたします。


 本委員会は、去る18日及び本日、委員会を開き、第5次勝山市総合計画策定のための市民アンケート結果の概要や今後の日程等について、また小・中学校再編、新体育館の建設及び長尾山総合公園第2期事業の見直しについての素案に関して理事者から説明を聴取し、議論をいたしました。


 今後は、アンケート結果の分析を行うとともに政策提案を募集したり、高校生アンケートを実施した上で市の基本方針案を作成し、地区別座談会等を開催して市民の皆様と議論を深めていきたいとの報告を受けたところです。


 委員からはアンケート結果の分析を早急に実施し随時ホームページで公開するなど、政策提案に活用できるよう情報を発信すべき、提案してもらうだけでは意味がないので、直接意見を聞いたり、今後、提案者とのつながりを持つよう工夫すべきなど、より多くの方々から提案してもらうための方策等について多様な提案がなされました。


 理事者は、政策提案の募集に当たってはホームページの活用、ふれあい市民等への案内など、幅広く周知に努めていきたいとのことでありました。


 次に、小・中学校再編、新体育館の建設及び長尾山総合公園第2期事業の見直しについての素案に関しては、今後、地区別座談会等の中で市民の皆様と議論を深めていき、第5次総合計画に組み入れていきたいとの報告を受けたところです。


 委員からは、地区別座談会等を開催するまでに各事業費の概算等を提示すべき、新体育館の建設場所については他の案も含めて検討すべき、小・中学校再編については各地区の小学校体育館等の利活用を検討すべきなど、多くの意見が出されました。これらの問題については多くの課題があると考えます。


 今後、理事者から説明を求める中で種々議論を重ねてまいりたいと存じます。


 以上で報告を終わります。


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) ここで、山教育長よりあいさつを受けます。


○議長(村田與右ヱ門君) 山教育長。


   (教育長 山 範男君 登壇)


○教育長(山 範男君) 退任に当たり、皆様方に一言ごあいさつ申し上げます。


 高等学校を中途退職し、勝山市教育委員会にお世話になって以来9年間、皆様方のおかげをもちましてどうにかきょうまで務めさせていただきました。


 未熟な私に対しまして、これまで皆様方からいただきました御厚情に心から感謝を申し上げます。


 今後は後進に道をお譲りし、一市民として教育行政並びに当市のますますの発展を心からお祈りしたいと思っています。長い間、本当にありがとうございました。


 考えてみますとこの9年間、得がたい経験をさせていただくことができました。また議会と理事者の皆さん方は車の両輪であることを痛感いたしました。今後とも両者が真剣勝負で向かい合い、互いに理解し協力し合いながら勝山市の発展のために御尽力されますことを信じております。


 思い起こしますと、亡くなられました佐々木議員から困難なこと、嫌なことは先送りせず早く取りかかれと叱咤激励していただいたことなどが懐かしく今も心に残っています。


 今後、私はスポーツなどを通してまず、体力づくりを行いたいと思っています。そして、地域のため、家族のため、自分のため、この三つの分野で少しでも何かできればと考えています。


 一つ目の地域活動ですが、まちづくりやボランティア活動に参加したり、勝山の情報を全国に発信するかっちゃまねっとを若い者たちと一緒に運営したいと考えています。


 二つ目の家族のための活動ですが、4人の孫たちの健やかな成長を願い、これからも多忙な息子たちの子育てを応援したいと思っていますし、夫婦互いに助け合って旅行や野菜づくりを楽しみたいと思っています。


 三つ目の自分のための活動ですが、創作活動や地域ビジネスを模索してみたいと思っていますし、本来の数学科の教員に戻って、数学や算数の指導法の研究を続けたいと思っています。


 以上三つの分野でみずから活路を見つけ、マイペースで行動できればと考えています。これからも私のモットーであるドリーム・アンド・アクションを胸に、心豊かに生きていきたいと思っています。


 最後になりましたが、勝山市のますますの発展とここにおいでの皆様方の御健勝、御多幸、そして御活躍をお祈りし、退任のあいさつといたします。


 きょうまで9年間、どうもありがとうございました。(拍手)


   ──────・───────


○議長(村田與右ヱ門君) 以上で、今期定例会に付議されました事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。


────────────────────


         午後 4時00分 閉会





 地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。





  平成  年  月  日


   勝山市議会議長











  平成  年  月  日


   勝山市議会副議長











  平成  年  月  日


   署名議員











  平成  年  月  日


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