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福井県 勝山市

平成20年 6月定例会(第4号 6月25日)




平成20年 6月定例会(第4号 6月25日)




                  平成20年6月


             勝山市議会定例会会議録第4号


平成20年6月25日(水曜日)


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                    平成20年6月25日(水曜日)午前10時開議


第 1 議案第41号 平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


第 2 議案第45号 平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処


           分の承認を求めることについて


第 3 議案第47号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることに


           ついて


第 4 議案第42号 損害賠償の額を定めることについて


第 5 議案第43号 勝山市土地開発公社定款の変更について


第 6 陳情第12号 市道延長に関する陳情書(継続審査事件)


第 7 議案第44号 恐竜ラッピングバスの購入契約の締結について


第 8 議案第46号 平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)に関す


           る専決処分の承認を求めることについて


第 9 請願第 2号 後期高齢者医療制度に関する請願書


第10 陳情第 2号 食料・農業・農村政策に関する陳情書


第11 陳情第 3号 猿・猪・鹿・カメムシなど鳥獣害等対策に関する陳情書


第12 陳情第 4号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書提出を求める陳情書


第13 陳情第 1号 ウイルス性肝炎患者への支援に関する陳情書(継続審査事件)


第14 意見書案第2号 食料・農業・農村政策に関する意見書について


第15 意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者の早期救済を求める意見書について


第16 意見書案第4号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書について


第17 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて


第18 特別委員長報告





本日の会議に付した事件


第 1 議案第41号から議案第47号まで


第 2 請願第2号及び陳情第2号から陳情第4号


    陳情第12号(継続審査事件)及び陳情第1号(継続審査事件)


第 3 意見書案第2号から意見書案第4号まで


第 4 諮問第1号


第 5 特別委員長報告





出席議員(16名)


      1番  松 山 信 裕 君      2番  帰 山 寿 憲 君


      3番  門   善 孝 君      4番  乾   章 俊 君


      5番  山 内 征 夫 君      6番  倉 田 源右ヱ門君


      7番  松 村 治 門 君      8番  北 川 晶 子 君


      9番  加 藤 一 二 君     10番  清 水 清 蔵 君


     11番  笠 松 捷多朗 君     12番  村 田 与右ヱ門君


     13番  山 田 安 信 君     14番  安 居 久 繁 君


     15番  北 山 謙 治 君     16番  廣 田 與三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者


   市       長      山岸 正裕 君


   副   市   長      松山 保雄 君


   教   育   長      山  範男 君


   市 長 公 室 長      高木 和昭 君


   総務部長兼総務課長      松村 誠一 君


   市民・環境部長兼市民課長   酒井 重光 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 松本 孝治 君


   産業部長兼商工観光課長    山本 一郎 君


   建設部長兼建設課長      境井 義樹 君


   会計管理者兼会計課長     杼木  実 君


   教育部長兼教育総務課長    石田 忠夫 君


   秘書・広報課長        石倉 充男 君


   未来創造課長         山根 敏博 君


   税務課長           福田 豊彦 君


   市民相談室長         稲垣 一穂 君


   生活環境課長         三屋 修一 君


   健康長寿課長         石蔵ふじ江 君


   旧機業場開設準備室長     大林 市一 君


   農林政策課長併農業委員会事務局長


                  辻  尊志 君


   市街地活性化推進室長     小林 喜幸 君


   上下水道課長         柳原 寛治 君


   生涯学習課長         上山 忠恒 君


   史蹟整備課長         齊藤 雅昭 君


   自然体験・スポーツ課長    矢戸 松蔵 君


   監査委員事務局長       宮塚 龍二 君


   消防長心得兼消防署長     三屋 忠男 君





事務局出席職員


     局長心得   鳥 山 昌 久


     書   記  苅 安 和 幸


     書   記  椿 山 浩 章





午後 3時03分開議


○議長(笠松捷多朗君) これより本日の会議を開きます。


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○議長(笠松捷多朗君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。


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○議長(笠松捷多朗君) この際、諸般の報告を行います。


○議長(笠松捷多朗君) 産業福祉委員会から、食料・農業・農村政策に関する意見書について(意見書案第2号)


 ウイルス性肝炎患者の早期救済を求める意見書について(意見書案第3号)


 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書について(意見書案第4号)の3件が提出されております。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、市長から提出事件について、次の文書がまいっております。


          勝総発第348号


          平成20年6月25日


 勝山市議会議長


 笠松 捷多朗宛


         勝山市長 山岸 正裕議案の追加送付について


 開会中の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を追加送付いたします。


 送付議案は、諮問第1号であります。


 これら4件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


○議長(笠松捷多朗君) 以上で、諸般の報告を終わります。


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○議長(笠松捷多朗君) ここで、境井建設部長から発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(笠松捷多朗君) 境井建設部長。


 (建設部長 境井義樹君 登壇)


○建設部長(境井義樹君) 6月16日の本会議の安居議員の一般質問、再質問に対しまして答弁を申し上げましたが、一部、説明が不足しておりましたので、補足させていただきます。


 インター線の改修については、インター線と関連する改修についてのことでありますし、また、課題とは、最終の道路線形には完成していないという課題ということでございます。 説明不足で申し訳ありませんでした。よろしくお願い申し上げます。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第1、議案第41号、日程第2、議案第45号の2件を一括議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら2件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 廣田全員審査特別委員長。


 (全員審査特別委員長 廣田與三次郎君 登壇)


○全員審査特別委員長(廣田與三次郎君)


 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本特別委員会は、去る20日に委員会を開き、付託を受けました議案2件について理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第41号、平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


 議案第45号、平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処分の承認を求めることについてこれら2件については、可決並びに承認することに決しました。


 以上で、報告を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。(「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) ただいま、全員審査特別委員長から報告のあった2件を、一括して採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら2件に対する全員審査特別委員長の報告はお聞きのとおりであります。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 これら2件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら2件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第3、議案第47号を議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) 本件については、かねてその審査を総務文教委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 松村総務文教委員長。


 (総務文教委員長 松村治門君 登壇)


○総務文教委員長(松村治門君) 総務文教委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る18日に委員会を開き、付託を受けました議案第47号について、関係理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしました。


 その結果、議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについては、これを承認することに決しました。


 また、勝山市長尾山総合公園について、平成21年度から指定管理者制度を導入したい旨、あわせて、候補の選定方式、業務の範囲等の概要について、関係理事者から報告を受けたところであります。


 本委員会といたしましては、当該公園の現状を精査し、議論をするとともに、今後とも、理事者の見解をただしてまいりたいと存じます。


 以上で報告を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。


○議長(笠松捷多朗君) 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(笠松捷多朗君) 9番。


 (9番 加藤一二君 登壇)


○9番(加藤一二君) 加藤一二であります。私は、日本共産党議員団を代表して、議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについては反対して、委員長報告に対する反対討論を行います。


 議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについてには、平成21年10月支給の年金から市民税を天引きする内容が含まれております。年金からは既に、所得税、介護保険料に加えて、この4月から後期高齢者医療保険料が天引きされ、便乗するように、65歳から74歳までの国民健康保険加入者の保険税も、この10月から年金から天引きされるようになりました。そして、市民税も来年10月から、65歳以上の年金受給者の年金から天引きするというものであります。


 年齢による医療差別を盛り込んだ後期高齢者医療制度に対しては、実施後も大きな怒りと反対運動が広がっております。また、本人の意向も踏まえないで、勝手に年金から後期高齢者医療保険料を天引きすることに対して、年金を生活の主たる収入としている受給者を中心に怒りが広がっていることは当然であります。


 そもそも納税制度は、戦前、強制的に割り当てて負担させる賦課制度でありましたけれども、それが、戦後、主権在民の憲法のもと、納税すべき税額は納税者が行う申告により確定する(国税通則法第16条)という、申告納税制度が税制の基本に据えられました。税金や保険料を自主的に納税する。合意と納得で納入するのが、戦後の当たり前の民主的原則とされたのであります。


 また、税の原則は、生活費には税金をかけないという生活費非課税と、所得の多い人は多く、少ない人は少ない負担という累進課税であります。ところが、こうした原則をないがしろにして、生活できない劣悪な低水準の年金からも、税金を有無を言わさず天引きで取り立てようとするものであります。


 年金からの天引きには、技術的にも問題があります。市民税は、前年度の所得に対して課税されるので、途中で所得が減って税額が下がっても、高いまま天引きされたり、徴収猶予や分納はできなくなるなど、そういう問題もあります。


 こうした問題の指摘に対して理事者は、今のところはわからない、運用は、まだ指示がなくて不明な点が多いという説明でしたが、運用についてわからないまま、天引きだけ先に決めるというのは問題ではないでしょうか。 また、理事者は、天引きは国で決まったことだからといって、議会は意見を言わず認めよと言わんばかりの態度でしたけれども、これも問題であります。国が決めたら、そのまま認めるのでは、地方議会の存在意味はなくなります。いくら国が決めても、地方議会は市民の立場から国へ意見を言う権限は持っています。今、問題になっている後期高齢者医療制度に対しても、国が決め、実施されてからでも、地方議会から意見書があげられております。


 高齢者が年金を手にする前に保険料や税金を勝手に天引きすることに対しては、委員会でも反対意見があり、採決の結果は2対2の同数となり、委員長の賛成で議案第47号は可決されたという経過があったことを申し上げておきます。


 以上の理由により、私たちは、市民税の年金からの天引きを含む、議案第47号については反対して、委員長報告に対する反対討論を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) 本件については、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起 立 多 数)


○議長(笠松捷多朗君) 起立多数であります。


 よって、本件については、総務文教委員長の報告のとおり決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第4、議案第42号から日程第6、陳情第12号までの3件を一括議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら3件については、かねてその審査を建設企業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 清水建設企業委員長。


 (建設企業委員長 清水清蔵君 登壇)


○建設企業委員長(清水清蔵君) 建設企業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る18日、委員会を開き、付託を受けました議案2件並びに継続審査に付されていました陳情1件について、理事者から詳細な説明、意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第42号、損害賠償の額を定めることについて


 議案第43号、勝山市土地開発公社定款の変更について以上2件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第12号、市道延長に関する陳情書(継続審査事件)については、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 また、勝山浄化センターに関して、平成21年度からの包括的民間委託の導入に向けて、包括的民間委託の考え方、委託業務の範囲等の概要、導入までの流れについて、理事者から報告を受けたところであります。


 さらに、本日、委員会を開き、所管事項の諸問題について協議いたしました。


 以上で報告を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。(「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) ただいま、建設企業委員長から報告のあった3件を、一括して採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら3件に対する建設企業委員長の報告はお聞きのとおりであります。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 これら3件については、建設企業委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら3件については、建設企業委員長の報告のとおり決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第7、議案第44号から日程第13、陳情第1号までの7件を一括議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら7件については、かねてその審査を産業福祉委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 北川産業福祉委員長。


 (産業福祉委員長 北川晶子君 登壇)


○産業福祉委員長(北川晶子君) 産業福祉委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る18日並びに本日、委員会を開き、付託を受けました議案2件、請願1件、閉会中の継続審査事件1件を含む陳情4件について、理事者から詳細な説明と意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第44号、恐竜ラッピングバスの購入契約の締結について


 議案第46号、平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることについての2件は、いずれも可決並びに承認することに決しました。


 次に、請願第2号、後期高齢者医療制度に関する請願書は、不採択とすることに決しました。


 次に、陳情第1号、ウイルス性肝炎患者への支援に関する陳情書(継続審査事件)


 陳情第2号、食料・農業・農村政策に関する陳情書


 陳情第3号、猿・猪・鹿・カメムシなど鳥獣害等対策に関する陳情書の3件は、いずれも願意を了とし、採択することに決しました。


 次に、陳情第4号、子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書提出を求める陳情書は、趣旨採択することに決しました。


 また、勝山市東山いこいの森について、平成21年度から指定管理者制度を導入したい旨、あわせて、候補の選定方法、指定管理者が行う業務の内容及び範囲等の概要並びに指定管理者導入までの流れについて、関係理事者から報告を受けたところであります。


 本委員会といたしましては、当該いこいの森の現状を精査し、議論をするとともに、今後とも、理事者の見解をただしてまいりたいと存じます。


 以上で報告を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。


○議長(笠松捷多朗君) 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(笠松捷多朗君) 13番。


 (13番 山田安信君 登壇)


○13番(山田安信君) 山田安信です。私は、日本共産党議員団を代表して、請願第2号、後期高齢者医療制度に関する請願書の採択を求めて、委員長報告に対する反対討論を行います。


 本請願は、後期高齢者医療制度の廃止、または抜本的見直しを行うように、政府関係機関に意見書を提出することを求めています。


 本請願を審議した委員会では、ある委員から、敬老会で話したが、具体的に、どこが問題だという声はなかった。年金は減らされるし、何でも負担がふえるのは困るという程度だったという趣旨の意見が出されましたが、福田首相自身が、制度実施からまだ2か月しかたたないのに、集中調査をしてしっかり対応したいと述べたように、この制度には問題があることは、この制度を強行して導入した責任者すら認めざるを得ないのが現実です。


 それでは、具体的にどんな問題が明らかになってきたのか、検証してみましょう。政府は、制度導入時に、高齢者の負担は変わらないと説明しました。ところが、保険料の通知書が送付されてから、全国の市町村の窓口には問い合わせが殺到しました。問い合わせのほとんどは、保険料が高すぎる、間違っているのではないかというものでした。実際に、負担がふえるという事態に困った政府は、激変緩和をするとしていますが、この負担軽減策はたったの1年間だけで、結局、負担増になるという制度矛盾は解決しないんです。しかも、家族と同居すると負担がふえるということも明らかになり、年寄りの面倒を見ないほうが優遇されるなんて、政府は何を考えているなどの批判も出されていますが、政府は、こうした問題に、どう対応するのかは全く示していませんし、将来的に高齢者負担がふえるという問題も放置されたままです。つまり、政府の対応は、当座しのぎの対策にしか過ぎず、制度の見直しには値しないものです。


 もう1つ、政府は、医療給付などは、これまでと変わらないと説明してきました。ところが、13の慢性疾患と診断されると、月額6,000円の医療費しか認められず、定期検査さえできないという医療差別の実態が明らかになり、全国の6割以上の医師会が反対や批判の態度を表明し、個々の医療機関でも、高齢者担当医の認定を申請しないというところも出てきました。こうした、年齢で医療差別をするなという厳しい批判の声の流れに、これも困った政府は、制度の強制はしないとしています。しかし、こうした政府の対応は、この制度が医療差別をもたらすことを認めながらも、医療差別をもたらす制度そのものは維持するという態度で、この問題でも、制度の見直しには値しないものです。


 委員会で、ある議員は、問題があるという人もいるし、ないという人もいる、どっちが正しいかわからないなどと主張しましたが、政府も含めて、制度に問題があるとの認識では決着済みなのです。また、この請願に反対した議員からは、制度を維持しながら改善すればいい、政府も見直しを始めており、見守ればいいとの意見が出されましたが、さきに指摘したように、政府が示している対策は、問題を先送りするだけで、制度の見直しとは言えません。結局、政府の対応を見守るという態度は、政府の方針を丸のみし、政府に白紙委任することであり、制度の問題点そのものを見直すことを求める態度とは、天と地の違いがあります。だからこそ、全国市長会も制度の改善を求めるとの態度を表明し、全国の3分の1以上の自治体でも、自民党の地方議員も賛成して、政府に意見書を提出しているんです。


 委員会審議で出された採択に反対する理由の論点を整理して反論しておきます。1つ目は、制度を廃止すると混乱するので無責任というものですが、3月まで実施されていた国保制度や老人保健制度に戻しても、特別な混乱などは起こりません。もう1つは、理事者までが、制度を元に戻すと、国保会計が立ち行かなくなるなどと言いましたが、勝山市では、従来の国保や老人保健制度は続くと想定して、国保の中期計画を検討し、勝山市の国保制度は維持できると判断して国保税を値下げしたことを、理事者や議員は忘れてしまったのでしょうか。勝山市の実態を見ないで、何でも政府見解を鵜呑みにするから、こんな間違った意見になってしまうんです。


 ある議員は、勝山市は大丈夫かもしれないけれども、全国では困難なところも出てくるなどと言われましたが、県内自治体を見ても、この制度の導入で国保会計が改善された事例などは見られません。


 さらに、理事者は、制度の廃止や全面見直しすると、むだな経費が必要になるなどと説明されました。私は、開いた口がふさがりませんでした。問題ある制度を続けるほうが、次々と場当たり的な見直しをせざるを得なくなり、むだな経費がふえることは明らかです。しかも、制度の問題よりも当面の経費を優先して判断したらどうなるのか。これまでの失敗の経験が全く活かされてない意識にはあきれてしまいます。


 私たちは、制度の見直しはだれがやっても同じだとは考えていません。ある議員は、自民党と公明党だけでなく、民主党も高齢者医療制度の改正は合意しており、民主党の対応は無責任だ。でも、共産党さんは合意してませんから違いますけどと言われましたが、そのとおりで、私たちは、社会保障制度を維持しつつ、国民負担を抑制するという制度設計を提案しています。その基本的な考え方は、高齢者のように経済的弱者だけを別枠にするのではなく、社会全体で支えることが必要であり、新自由主義者のように、自己責任という考え方は、社会矛盾を拡大するだけだと考えています。


 具体的な財源問題では、所得再分配の原則を貫くことです。少子・高齢化で、お年寄りを支える現役世代の負担には限界があるという主張は、基本的に間違っています。自民党や公明党、そして、民主党までもが賛成して実施された労働法などの規制緩和で、若者は非正規雇用と低所得に追い込まれていますが、これで生み出された利益はだれが受け取っているんでしょうか。金融規制緩和政策でもたらされた投機マネーによって原油や穀物が高騰し、私たちの負担がふえていますが、この利益もだれが受け取っているんでしょうか。


 こうした利益を社会に還元させることこそ、政治に求められている課題です。ようやく、こうした認識が広がりはじめ、消費税で得られた税収に匹敵する税金が大企業に減税されている。これを改善すれば財源は確保できるとの意見も、テレビのバラエティー番組でも出されています。


 これからは地方の時代だと言われていますが、この基本は、自分たちで考える、自分たちで判断し、そして、行動するということです。私たちは、勝山市議会としても政府に、言うべきことは言うとの姿勢を示すべきだと考えます。


 以上の理由により、私たちは、請願第2号、後期高齢者医療制度に関する請願書の採択を求めて、委員長報告に対する反対討論といたします。


○議長(笠松捷多朗君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) ただいま産業福祉委員長から報告のあった7件のうち、まず、日程第7、議案第44号、日程8、議案第46号及び日程第10、陳情第2号から日程第13、陳情第1号まで、以上6件を一括して採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これら6件に対する産業福祉委員長の報告はお聞きのとおりであります。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 これら6件については、産業福祉委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら6件については、産業福祉委員長の報告のとおり決しました。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第9、請願第2号を、起立により採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) 本件については、産業福祉委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起 立 多 数)


○議長(笠松捷多朗君) 起立多数であります。


 よって、本件については、産業福祉委員長の報告のとおり決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第14、意見書案第2号 食料・農業・農村政策に関する意見書について


 日程第15、意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者の早期救済を求める意見書について


 日程第16、意見書案第4号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書について以上3件を一括議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 ただいま議題となっておりますこれら3件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。


○議長(笠松捷多朗君) これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら3件については、提案理由の説明を省略することに決しました。


○議長(笠松捷多朗君) これより質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。(「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) ただいま議題となっております3件を、一括採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 これら3件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら3件については、原案のとおり決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第17、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。


○議長(笠松捷多朗君) 提案理由の説明を求めます。


○議長(笠松捷多朗君) 山岸市長。


 (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) 上程されております諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、その提案理由の説明を申し上げます。


 現在の委員であります久保純兒氏が、平成20年9月30日をもちまして任期が満了となります。そこで、このほど法務大臣から後任者の推薦依頼がありましたので、引き続いて、久保純兒氏(64歳)を人権擁護委員の候補者として再推薦いたしたいと存じます。


 したがいまして、この件につきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。


○議長(笠松捷多朗君) これより質疑に入ります。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(笠松捷多朗君) これより討論に入ります。(「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。


○議長(笠松捷多朗君) これより採決いたします。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 本件については、異議がないということに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、異議がないということに決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第18、特別委員長の報告を求めることにいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 議会改革特別委員長の報告を求めます。


○議長(笠松捷多朗君) 安居議会改革特別委員長。


 (議会改革特別委員長 安居久繁君 登壇)


○議会改革特別委員長(安居久繁君)議会改革特別委員会の報告をいたします。


 本委員会は、去る23日に委員会を開き、議会活動の充実を図るため、議員定数を踏まえて、現状の常任委員会の問題点について、種々、論議いたしました。


 その結果、常任委員会の構成については、現在の3常任委員会を、2常任委員会に集約することが適切であるとの意見の一致をみましたところであります。


 本委員会といたしましては、今後とも、議会活動に関する課題に対しては、一層の調査研究に努め、議会改革の推進に鋭意努力してまいりたいと存じます。


 以上で報告を終わります。


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○議長(笠松捷多朗君) ここで、建設企業委員会から、市政当面の問題として、次の事項について調査いたしたい旨の申し出があります。


 その事項を申し上げます。


 1.道路行政について


 2.住宅行政について以上であります。


 また、この調査については、閉会中に行いたいとのことであります。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 本議会は、建設企業委員会からの申し出のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま申し上げました各事項については、建設企業委員会の閉会中の継続審査に付することに決しました。


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○議長(笠松捷多朗君) 以上で、今期定例会に付議された事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会は、これをもって閉会いたします。


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        午後 3時41分 閉会





 地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記議会の次第を記録し、これを証するために署名する。











 平成  年  月  日


  勝山市議会議長











 平成  年  月  日


  勝山市議会副議長











 平成  年  月  日


  署名議員











 平成  年  月  日


  署名議員