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福井県 勝山市

平成20年 6月定例会(第1号 6月10日)




平成20年 6月定例会(第1号 6月10日)




                  平成20年6月


             勝山市議会定例会会議録第1号


平成20年6月10日(火曜日)


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                    平成20年6月10日(火曜日)午前10時開議


第 1 会議録署名議員の指名


第 2 会期の決定


第 3 議案第41号 平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


第 4 議案第42号 損害賠償の額を定めることについて


第 5 議案第43号 勝山市土地開発公社定款の変更について


第 6 議案第44号 恐竜ラッピングバスの購入契約の締結について


第 7 議案第45号 平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処


           分の承認を求めることについて


第 8 議案第46号 平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)に関す


           る専決処分の承認を求めることについて


第 9 議案第47号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることに


           ついて





本日の会議に付した事件


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議案第41号から議案第47号まで





出席議員(16名)


      1番  松 山 信 裕 君      2番  帰 山 寿 憲 君


      3番  門   善 孝 君      4番  乾   章 俊 君


      5番  山 内 征 夫 君      6番  倉 田 源右ヱ門君


      7番  松 村 治 門 君      8番  北 川 晶 子 君


      9番  加 藤 一 二 君     10番  清 水 清 蔵 君


     11番  笠 松 捷多朗 君     12番  村 田 与右ヱ門君


     13番  山 田 安 信 君     14番  安 居 久 繁 君


     15番  北 山 謙 治 君     16番  廣 田 與三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者


   市       長      山岸 正裕 君


   副   市   長      松山 保雄 君


   教   育   長      山  範男 君


   市 長 公 室 長      高木 和昭 君


   総務部長兼総務課長      松村 誠一 君


   市民・環境部長兼市民課長   酒井 重光 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 松本 孝治 君


   産業部長兼商工観光課長    山本 一郎 君


   建設部長兼建設課長      境井 義樹 君


   会計管理者兼会計課長     杼木  実 君


   教育部長兼教育総務課長    石田 忠夫 君


   秘書・広報課長        石倉 充男 君


   未来創造課長         山根 敏博 君


   税務課長           福田 豊彦 君


   市民相談室長         稲垣 一穂 君


   生活環境課長         三屋 修一 君


   健康長寿課長         石蔵ふじ江 君


   旧機業場開設準備室長     大林 市一 君


   農林政策課長併農業委員会事務局長


                  辻  尊志 君


   市街地活性化推進室長     小林 喜幸 君


   上下水道課長         柳原 寛治 君


   生涯学習課長         上山 忠恒 君


   史蹟整備課長         齊藤 雅昭 君


   自然体験・スポーツ課長    矢戸 松蔵 君


   監査委員事務局長       宮塚 龍二 君


   消防長心得兼消防署長     三屋 忠男 君





事務局出席職員


     局長心得   鳥 山 昌 久


     書   記  苅 安 和 幸


     書   記  椿 山 浩 章





午前10時00分開会


○議長(笠松捷多朗君) これより勝山市議会定例会を開会いたします。


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○議長(笠松捷多朗君) 直ちに本日の会議を開きます。


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○議長(笠松捷多朗君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、加藤一二君、清水清蔵君を指名いたします。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 今期定例会の会期につきましては、去る5月2日に議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果の報告を同委員長よりお願いいたします。


○議長(笠松捷多朗君) 北山議会運営委員長。


 (議会運営委員長 北山謙治君 登壇)


○議会運営委員長(北山謙治君) おはようございます。議会運営委員会の報告をいたします。


 今期6月定例会の日程等につきましては、去る5月2日に議会運営委員会を開き協議をいたしました。その結果、今期定例会は、本日から6月25日までの16日間といたしたいと思います。


 詳細につきましては、お手元にお配りしてあります会期日程表のとおりですので、よろしくお願いいたします。


 以上で報告を終わります。


○議長(笠松捷多朗君) おはかりいたします。


 今期定例会の会期につきましては、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月25日までの16日間といたしたいと思います。


 これに御異議ございませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(笠松捷多朗君) 御異議なしと認めます。


 よって、今期定例会は、本日から6月25日までの16日間と決定いたしました。


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○議長(笠松捷多朗君) この際、諸般の報告を行います。


○議長(笠松捷多朗君) 去る4月24日に北信越市議会議長会定期総会が富山市において、また、5月28日に全国市議会議長会定期総会が東京都で開催されました。その席上、北山謙治議員が議員在職20年以上の特別表彰を受けられましたので、御報告いたします。


 ここで、一言、お祝いの言葉を申し上げます。


 このたび表彰を受けられました北山謙治議員には、長年にわたり、市民の期待と信頼を得られ、市政と議会の円滑な運営及び地方自治の振興と健全な市政の発展に御尽力されました。その輝かしい御功績に対しての表彰であり、深甚なる敬意と感謝を表します。


 今後とも、自重と御自愛を賜りまして、市政の発展と市民福祉の増進に御活躍くださいますようお願い申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は、


  山岸市長


  松山副市長


  高木市長公室長


  松村総務部長兼総務課長


  酒井市民・環境部長兼市民課長


  松本健康福祉部長兼福祉・児童課長


  山本産業部長兼商工観光課長


  境井建設部長兼建設課長


  杼木会計管理者兼会計課長


  石倉秘書・広報課長


  山根未来創造課長


  福田税務課長


  稲垣市民相談室長


  三屋生活環境課長


  石蔵健康長寿課長


  大林旧機業場開設準備室長


  辻農林政策課長


  小林市街地活性化推進室長


  柳原上下水道課長


  三屋消防長心得兼消防署長


 教育委員会より


  山教育長


  石田教育部長兼教育総務課長


  上山生涯学習課長


  齊藤史蹟整備課長


  矢戸自然体験・スポーツ課長


 監査委員より


  宮塚監査委員事務局長農業委員会より


  辻農業委員会事務局長以上であります。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、市長から提出事件について、次の文書がまいっております。


          勝総発第278号


          平成20年6月10日


 勝山市議会議長


 笠松 捷多朗宛


         勝山市長 山岸 正裕


    議案の送付について


 平成20年6月10日招集の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を送付します。 送付議案は、議案第41号から議案第47号までの7件であります。


 これら7件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、さきの3月定例会以後に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項及び同法第199条第9項の規定により、次の報告を受理しております。


 平成20年3月27日付け勝監発第107号、例月出納検査(2月分)の結果について。 平成20年3月31日付け勝監発第106号、平成19年度定期監査等の結果について。 平成20年3月31日付け勝監発第113号、財政援助団体等監査報告書。


 平成20年4月21日付け勝監発第15号、例月出納検査(3月分)の結果について。


 平成20年5月28日付け勝監発第24号、例月出納検査(4月分)の結果について。


 この報告書は、議会事務局に保管しております。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、市長から提出されました地方自治法施行令第146条第2項の規定による、平成19年度勝山市一般会計、勝山市下水道事業特別会計、勝山市農業集落排水事業特別会計、勝山市簡易水道事業特別会計の繰越明許費繰越計算書及び地方自治法施行令第150条第3項の規定による、平成19年度勝山市一般会計事故繰越し繰越計算書並びに地方公営企業法第26条第3項の規定による、平成19年度勝山市水道事業会計予算繰越計算書をお手元に配付しておきましたので、御覧願います。


○議長(笠松捷多朗君) 同じく、市長から提出されました地方自治法第243条の3第2項の規定による、勝山市土地開発公社経営状況説明書及び勝山市農業公社経営状況説明書をお手元に配付しておきましたので、御覧願います。


○議長(笠松捷多朗君) 次に、さきの3月定例会以降の事務報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりであります。


○議長(笠松捷多朗君) 以上で、諸般の報告を終わります。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、市長から発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(笠松捷多朗君) 山岸市長。


 (市長 山岸正裕君 登壇)


○市長(山岸正裕君) おはようございます。


 本日、ここに平成20年6月定例市議会が開会されるに当たり、ごあいさつを申し上げますとともに、市政運営にかかる諸問題について、所信の一端を申し述べます。


 まず初めに、4月24日に富山市で開催されました北信越市議会議長会定期総会並びに5月28日、東京都で開催されました全国市議会議長会定期総会の席上、北山謙治議員が議員在職20年以上の特別表彰を受けられました。議員の長年の活動に敬意を表し、さらなる御活躍を祈念するものであります。


 次に、鹿谷小学校体育館の耐震にかかる整備に関しまして、市教育委員会の不適切な説明によって、区域の皆様に御迷惑をおかけすることとなりました。改めておわび申し上げる次第であります。


 鹿谷小学校体育館は、これまでの耐震診断結果ではE判定となっており、積雪時に震度6の大規模地震が発生した場合、屋根面が損なわれるおそれがあるとの指摘を受けていました。その後、耐力度調査を行った結果、一定の耐力度があることが判明したため現在、耐震補強計画の策定作業を進め、その策定結果を待って、改築か耐震補強かの最終的な対応を決めることといたしております。


 したがって現時点では、体育館の整備については、改築か補強かについて、どちらとも確定していないにもかかわらず、関係する地元の方々に対して改築と受け取られる説明をしたため、その後の論議に混乱を来しました。 いずれにせよ、児童の授業や社会体育に常時使用する施設なので安全・安心を確保するために、できる限り早く体育館の整備を図ることが肝要であり、それまでの間、安全管理、機管理の徹底を図ってまいりたいと考えます。 次に、先月末に問題となりました採血用穿刺器具の使い回しについて、勝山市では5月27日の新聞記事で島根県等での問題発生を知ってその状況について内部確認したところ、平成18年度の国民健康保険団体連合会と共催した「糖尿病発症予防事業」などで同様のケースがあることがわかり、27日に県に報告するとともに、翌28日に自主的に公表し、直ちに、41人の対象者におわびと状況説明を行ったところであります。


 今後、対象者の肝炎検査等を確実に行うなど、事後の対応を万全に進めてまいります。


 その後、県内自治体でも同様の事例が明らかになり、全国的に問題が波及しています。穿刺器具の正確な使い方について、確認を怠った不備は否めませんが、このことについて市町村に国の指導と通達が確実に伝達されていなかったことも事実であり、今後こうした事案が発生しないよう、万全の体制を整えるよう、関係機関に連絡体制の構築を強く要請しなければならないと考えております。


 次に、5月12日午後に起きました中国西部・四川省の大地震は、死者約7万人となる大災害となり、伝えられる悲惨な状況に心が痛み、被災者の方々には深甚なるお見舞いの意を表します。


 特に、今回の地震では、建物の耐震化対策がいかに重要であるかということを改めて認識させられ、新たな教訓となりました。本日の市議会全員協議会においても、国の建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づき、市内の建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るため策定する「勝山市建築物耐震補強改修促進計画」を御説明する予定であります。


 市ではこの計画に基づき、学校施設を中心に公共施設の耐震化促進のスピードを速めることはもとより、国・県の補助を受け耐震化のおくれている個人木造住宅の耐震化についても検討していく予定であり、災害に強い安全で安心なまちづくりを精力的に進めてまいる所存です。


 次に先般、越前市において、第152回北信越市長会総会が開催されました。私は、北信越5県68市の会長として、6月3日、4日に開催された全国市長会総会に提出する支部提出議案について審議し、「地方行財政の拡充強化」「防災・災害・危機管理対策の充実強化」「情報通信基盤の整備促進」「福祉医療施策の充実」「教育施策の拡充強化」などについての決議案及び原油価格の高騰等による物価上昇に対し、政府に対策を講じるよう求めていく特別決議案を採択いたしました。 次いで、東京での第78回全国市長会総会では、各支部決議を踏まえて、4件の全国市長会決議に絞り、「地方分権の推進に関する決議」「都市税財源の充実強化に関する決議」「医療制度改革及び医師確保対策に関する決議」「道路整備財源の確保等に関する決議」が採択され、国に対して強く要請することといたしました。


 最後に役員改選があり、全国9支部から推薦される副会長の1人として、北信越支部から勝山市長の私が推薦され、全国市長会副会長に就任いたしました。そして、同日午後、会長とともに総理官邸に赴き、町村官房長官、自民党本部にて谷垣政調会長、国会において参議院自民党山崎幹事長ほか、内閣・国会・与党の要人多数に、政府に対しての要請活動をいたしました。


 次に、地方分権について申し述べます。


 国会が全会一致で地方分権の推進を決議した平成5年以来、平成7年に地方分権推進法が施行され、その後6年間続いた「第1次地方分権改革」は、自治体を「国の下請け機関」とみなしてきた機関委任事務制度を廃止し、国と地方を、「上下主従」の関係から「対等・協力」の関係に変えました。さらに、地方の税財政に焦点を当てた平成14年からの「三位一体の改革」は、国から地方へ3兆円の税源移譲を実現いたしました。これらの改革は、明治の近代国家形成期から昭和の高度経済成長期までの時代に、日本の基本的な形として機能してきた「国が決めて地方が従う」という中央集権の原理を「自分たちの地域のことは自分たちで決める」という自治・分権の原理へ転換する、歴史的なステップであったと考えます。


 しかし、権限と組織をかたくなに守ろうとする中央官庁の壁は厚く、「三位一体の改革」では、3兆円の税源移譲が実現したとはいうものの、そのための財源を生み出すために必要だった、多くの国庫補助負担金の廃止は見送られ、国の強い関与を残したまま、国の補助負担率を引き下げる手法が用いられ、地方の自由度の拡大という点では不十分でした。さらに、地方交付税は、国の財政再建を優先するあまり、大幅に総額が削減され、結果的には、地域間格差を拡大し、地方自治体の財政運営に大きな打撃を与えています。


 第2期地方分権改革に向けて、平成19年度より地方分権改革推進委員会の検討が始まり、19年11月16日に「中間的な取りまとめ」が示されました。さらに、本年5月28日に、「地方が主役の国づくり」を標語に掲げた、第1次勧告が発表されました。この基本的な考え方は、地方自治体を自治行政権のみならず、自治立法権、自治財政権をも十分に具備した完全自治体としていくとともに、住民意思に基づく「地方政府」を確立することを究極の目標に設定し、改革推進のための基本原則の筆頭に「基礎自治体優先の原則」を掲げております。つまり、基礎自治体である我々市町村の自治権の拡充を図る諸方策について勧告したもので、地方自治体を地方政府と呼ぶにふさわしい存在にまで高めていくためには、何よりもまず住民に最も身近に接している市町村の自治権を拡充しなければならないとするものであります。


 地方分権の取り組みの進展に伴って、改革の志を同じくする首長として、私も「せんたく」や「全国市長連携交流会」などに参加し、積極的に研修・交流・提言の機会を持つように努めています。また、全国783市と23区の連合組織である全国市長会においても、最近、改革派の市長が多くなり、行政の最前線で奮闘している、そのような意識の高い市長と連携して、地方主権における市民の幸せと福祉向上のために、なお一層の力を尽くす所存であります。


 日本は今、価値観の多様化や国際化が進む中、少子高齢化に直面しています。そして、従来のように、人口増加や経済成長を与件としたまちづくりを進めていくことは、もはや困難であるとだれもが認めるところであります。これを打開するには、地方分権改革を断行し、分権型の新たな国の形をつくり、希望と活力がみなぎる未来社会を築くことが不可欠であります。


 地方分権改革は、「団体自治」と「住民自治の実質的な確立が一体となって実現します。住民自治を確立するためには情報共有を徹底的に進め、住民が日常的に地方自治体の運営に参加する機会を拡充し、多彩なコミュニティ活動を促進するなど、住民意思が確実に地方自治体の決定に反映される体制整備が必要であると、このたびの第1次勧告の中でも述べられております。また、地方分権改革は、地域住民の力を地方自治に結集し、地方自治体が住民意思に基づいて政策を実施することで、地域の多様な資源を活かし、地方活性化を目指す取り組みであるとも言っています。


 最近、都市と地方の「地域格差」、また、「限界集落」などという、本来地方を形づくってきた地域コミュニティの存在を無視するような、無神経な言葉が一人歩きをしており、私は不快に感じております。現に、市町村合併が進んだ地域では、同じ自治体の中で格差や偏在が顕著になってきている例もあります。地域コミュニティをいかに持続し、発展させて地域住民の調和と協調をコーディネイトしていくのかが、自治を確立した行政の役割として問われてきています。


 勝山市が平成14年から進めているエコミュージアムの真髄は、まさに今、問われている地方の時代のあり方を予見したものであり、いわば時代に先駆けたまちづくりを市の基本政策としてきました。高齢化は進んでいても、市内のそれぞれの地域コミュニティでは、元気と自信にあふれ、明日に向けたまちづくりを展開しております。平成14年度にスタートした「わがまちげんき発掘事業」は、「わがまちげんき創造事業」を経て、本年度からの「わがまちげんき発展事業」へとつながり、その間「北谷町の熟れ鮨し」「荒土町の炭」「野向町のエゴマ」「小原ECOプロジェクトによる古民家再生」など、コミュニティビジネスとしても有効な特産品や、新しい視点での地域再生、事業を生み出し、また、漫画で歴史を知ることができる「白山平泉寺物語」は、わかりやすくおもしろくて、勉強になると増版を重ねる人気となっております。


 先日、本年度よりスタートしたわがまちげんき発展事業のプレゼンテーションにおいて、新しく設けた協働提案の部に、複数団体の協調による体験ツアー企画など、2件が申請されるなど、活動の幅が地域のみならず市民団体に広がってきています。また、特産品開発では、勝山市の食材をレシピとして、「健康長寿勝山の食」を販売するため、新たに会社を起こす意欲的な事例もあります。継続的に実施される各地域の取り組みともあわせ、その成果に期待しているところであります。


 これらの取り組みが、地域にさらなる元気を生み出し、地域間の連携の中で「これから世代」の意欲を喚起するとともに、新たに勝山在住を希望する人や、Uターン者などの参加が得られるように発展するようにもつなげたいと考えております。


 次に、中心市街地の整備と活性化について申し述べます。


 65歳以上の勝山市の高齢化率は28%台となっており、中でも本町や元町、沢町など、市街地の中心となる地域の人口減少や高齢化率は、市全体の平均を上回っています。勝山市が進めてきた宅地開発の土地区画整理事業を振り返りますと、中心市街地部分は、昭和52年から平成元年まで実施したサンプラザを中心とした元禄区画整理事業以来、本格的な事業の実施はなく、市街地整備は周りや郊外地域に集中し、中心市街地の環境整備がおくれてきたことは否めず、中心市街地の高齢化と空洞化の一因となっています。


 そこで、平成15年度から「まちづくり総合支援事業」、16年度からは5か年計画で、「まちづくり交付金事業」により、勝山の歴史的まちなみを活かしながら、住む人にとって安全で快適な、同時に訪れる人にとっても魅力ある環境を整備する事業に取り組んでまいりました。ことしが最終年度となりましたが、長い時間をかけて住民の御意見を活かして進めてきた本町通りの整備も、ようやくその姿が目に見えるようになりました。真ん中の川をどう活かすかについてが最大懸案事項として論議の的でしたが、その結果、一部石張りを取り入れて、高質化したグレーチングで川を表現した整備は、住むための機能と景観整備がうまくマッチし、通りを流れる水の音がよみがえりました。5年間のコラボレーションの成果が発揮されていると思います。その上、まちの人たちの景観意識も高まってきており、住民自身の意欲によるハード整備である「歴史的まちなみ景観創出事業」を喚起して、この申し込みがふえ、景観環境整備が進みつつあります。


 さらには、まち中の商店などが、トイレや休憩所を提供し、来訪者との交流を通して観光案内機能を果たす「まちの駅」は、昨年11に12駅で試行スタートし、5月には、市全体で28駅となり、ここにも、まちの人たちの意欲があらわれております。全国1,400駅とのネットワークによって、まち中にさらに大きな活力を呼び込む展開も期待されます。 このように、市が行うまちづくりの舞台整備は、それを活かす主役であるまちの人たちを活気づけています。このような成果を踏まえて、今年度が事業最終年度となるまちづくり交付金事業を、21年度から新たに事業申請し、中心市街地の整備を継続したいと考えております。


 また、まち中と恐竜博物館、平泉寺、越前大仏、えちぜん鉄道勝山駅などをいかに結びつけて、まち中に人を呼ぶかという課題へ取り組む動きも活発となり、この夏からこれをネットワークするバスを走らせ、秋には、「恐竜ラッピングバス」が登場します。一方、恐竜博物館の混雑期にパークアンドライド方式でまち中に観光客を誘導するという取り組みの検討も具体的に動きだしており、さらには、恐竜を活かしたまちづくりなどを進めるNPOも誕生するなど、市民の意欲も盛り上がってきております。


 来年度完成する旧機業場をまち中観光の起点にして、恐竜博物館との連携を図り、県の「ダイノソーバレー構想」ともタイアップして、来年度は、「まちなか活性化元年」と位置づけ、市民も来訪者も、癒しと活力が感じ取れるまちづくりを展開してまいりたいと考えております。


 さて、本日の定例市議会で御提案申し上げますのは、平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)をはじめ7件であります。一般会計補正予算では、公民館など、5か所の耐震診断と市民会館の耐震計画などを計上いたしております。これで、公共施設において耐震診断を終えていない施設は、将来取り壊し等を予定しているものを除き、北・南児童センター、子どもセンターなど、7か所となっており、これらについても、県の補助枠内で本年度中に診断を終え、今後の耐震化促進計画策定の基礎資料を総括してまいりたいと考えます。


 さらに、前述の補助制度の活用が活発に進む景観整備事業費としての町家整備など12件、1,300万円の増額を計上、さらに、地元要望の多い道路関係整備、小・中学校関係のソーシャルワーカー設置、契約栽培産地育成など、緊急な事業経費や補正財源の歳入繰越金計上に伴う財政調整基金積立金の追加など、総額1億9,112万6,000円の増額補正を計上いたしております。


 その他、今議会に提案申し上げます各議案の詳細は、後ほど関係部課長からそれぞれ提案理由を説明いたしますので、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。


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○議長(笠松捷多朗君) 次に、日程第3、議案第41号 平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)


 日程第4、議案第42号 損害賠償の額を定めることについて


 日程第5、議案第43号 勝山市土地開発公社定款の変更について


 日程第6、議案第44号 恐竜ラッピングバスの購入契約の締結について


 日程第7、議案第45号 平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処分の承認を求めることについて


 日程第8、議案第46号 平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることについて


 日程第9、議案第47号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて


 以上7件を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


○議長(笠松捷多朗君) 松村総務部長。


 (総務部長 松村誠一君 登壇)


○総務部長(松村誠一君) ただいま上程いたしております議案第41号、平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)について、その提案理由を御説明いたします。


 今回の補正予算は、6月補正という性格上、必要かつ緊急なものについてのみ所要の補正をいたしております。


 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億9,112万6,000円を追加し、113億6,212万6,000円といたすものです。 1枚おめくりいただきまして「第1表 歳入歳出予算補正」について説明いたします。


 まず、歳入ですが、13款国庫支出金では、耐震診断促進事業補助金335万2,000円を計上しております。


 14款県支出金では、福井の伝統的民家普及促進事業補助金、村落広域営農支援事業補助金など、あわせて2,009万3,000円を追加計上しております。


 17款繰入金では、財政調整基金繰入金411万円及びふるさとルネッサンス基金からの繰入金70万円を計上いたしております。


 18款繰越金では、平成19年度からの繰越金1億6,064万7,000円を計上いたしております。


 19款諸収入では、222万4,000円を増額するものですが、移住・交流受入れシステム支援事業助成金及び金融広報活動事業助成金が主なものでございます。


 次に、2ページに移りまして、歳出ですが、2款総務費では、財政調整基金積立金及び東京勝山会、関西勝山会の会員の方々が、この秋、勝山市を訪れるに当たり、もてなしをするためのふるさとルネッサンス推進事業委託料のほか、市民活動センターの耐震診断業務委託料などを計上し、1億1,345万1,000円の増額補正となっております。


 3款民生費では、平泉寺荘の耐震診断業務委託234万7,000円を追加計上いたしております。


 4款衛生費では、国の制度改正に伴う市有建築物におけるアスベスト検査料126万円を計上いたしております。


 6款農林水産業費では、経営基盤強化としての村落広域営農支援事業及び契約栽培産地育成事業補助金、また田舎暮らしの体験交流事業費として976万9,000円を新規計上するとともに、県単独林道事業を770万円増額するなど、全体で1,746万9,000円を増額補正いたしております。


 7款商工費では、公衆トイレ修繕費及び旧機業場の来春オープンに向けて現場事務所の開設等にかかる経費など、165万5,000円を増額補正いたしております。


 8款土木費では、3,220万7,000円の増額となっております。主な内訳といたしましては、市道改良工事500万円、舗装工事500万円、公園修繕200万円、景観整備事業補助金1,300万円などとなっております。


 10款教育費では、2,273万7,000円の増額をいたすものですが、教育会館の修繕工事975万円、耐震診断が未実施でありました3公民館の耐震診断業務委託料402万3,000円が主なものでございます。


 以上、議案第41号、平成20年度勝山市一般会計補正予算(第1号)について御説明をいたしました。


○議長(笠松捷多朗君) 境井建設部長。


 (建設部長 境井義樹君 登壇)


○建設部長(境井義樹君) ただいま上程されました議案第42号、損害賠償の額を定めることについて、その提案理由の説明を申し上げます。


 本案は、平成20年3月31日午前9時30分ごろ、猪野口区の社会奉仕で土砂の処理作業を行っていたところ、駐車中のダンプトラックが後退し、勝山市猪野口第〇〇号〇番地、〇〇〇〇氏所有の土蔵に衝突して壁が損壊し、損害賠償責任が生じました。これに対する損害賠償の額を27万3,000円と定めたく、地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。


 今後は、このような事故が起きないよう、車両運転に十分注意いたしますので、よろしくお願い申し上げます。


 以上、議案第42号の説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 小林市街地活性化推進室長。


 (市街地活性化推進室長 小林喜幸君 登壇)


○市街地活性化推進室長(小林喜幸君)


 上程されました議案第43号、勝山市土地開発公社定款の変更について、その提案理由の説明を申し上げます。


 本案は、平成19年10月1日に郵政民営化法等の施行に伴い、郵便貯金法が廃止され、郵便貯金が銀行に含まれることから、勝山市土地開発公社定款第22条第1項第2号中の字句の変更を行い、条文の整備を図るものでございます。


 なお、この定款の変更は、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により、議会の議決を経たあと、知事の認可を得て施行するものでございます。


 以上、議案第43号の説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 三屋生活環境課長。


 (生活環境課長 三屋修一君 登壇)


○生活環境課長(三屋修一君) 上程されております議案第44号、恐竜ラッピングバス購入契約の締結につきまして、その提案理由の説明を申し上げます。


 本案は、電車利用促進と市内観光客誘致及び「恐竜王国福井県勝山市」を目指し、市内観光バスとして、車体に恐竜を描いた恐竜ラッピングバスを購入するため、その購入契約を締結いたしたく、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 契約の相手方でございますが、福井市大和田町10号5番地1、福井日野自動車株式会社代表取締役、河合 誠で、契約金額は1,837万5,000円でございます。


 以上、議案第44号につきまして提案理由の説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 松村総務部長。


 (総務部長 松村誠一君 登壇)


○総務部長(松村誠一君) 次に、議案第45号、平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由を御説明申し上げます。


 本案は、平成20年3月28日付けで専決処分した平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)につきまして、地方自治法第179条第3項の規定により、議会に報告し、承認を求めるものでございます。


 今回の専決処分は、年度末に交付税等の額が確定したことなどにより、緊急に補正を要することとなりましたが、議会におはかりする時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしたものです。


 補正予算の内容につきましては、予算書をお開き願います。


 第1条では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,365万2,000円を追加し、114億1,557万9,000円といたしました。


 第2条地方債の補正につきましては、「第2表 地方債補正」のところで御説明いたします。


 1枚おめくりいただきまして、1ページをお開き願います。「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入について説明をいたします。


 歳入の9款地方交付税では、特別交付税の額の確定に伴い、1億3,543万4,000円を増額補正し、35億6,569万7,000円としております。


 15款財産収入では、財政調整基金利子146万3,000円を増額補正いたします。


 19款諸収入では、市町村振興協会市町村交付金1,165万5,000円を増額補正いたしております。


 20款市債では、1,510万円を増額補正いたすものですが、一般公共事業債の同意額増が主なものでございます。


 次に、歳出に移りまして、2款総務費では、1億3,022万7,000円の増額補正をいたしましたが、その主なものは、財政調整基金積立金の増額でございます。


 4款衛生費では、福井大学医学部との医療連携支援のための寄附金250万円を新規計上いたしております。


 6款農林水産業費は、財源内訳の組み替えでございます。


 8款土木費は、3,092万5,000円の増額をするものですが、除雪委託料の確定によるものが主となっております。


 2ページに移りまして、「第2表 地方債補正」では、観光施設整備事業及び鉄道整備事業を減額、農道整備事業、林道整備事業及び道路改良事業を増額するなど、限度額の変更をいたしました。その他、起債の方法、利率、償還の方法については変更がございません。


 以上、議案第45号、平成19年度勝山市一般会計補正予算(第6号)に関する専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 酒井市民・環境部長。


 (市民・環境部長 酒井重光君 登壇)


○市民・環境部長(酒井重光君) 上程されました議案第46号、平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由の説明を申し上げます。


 本案は、平成20年5月19日付けで専決処分しました平成20年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)を、地方自治法第179条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。


 今回の専決処分は、平成19年度勝山市老人保健特別会計の年度末決算におきまして、歳入歳出の額が確定したことにより、歳入が歳出に対し不足することとなりましたので、地方自治法施行令第166条の2の規定により、翌年度の歳入を繰り上げて、これにあてる必要が生じ、緊急に平成20年度予算の補正を要することになりましたが、議会におはかりする時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしたものでございます。


 歳入歳出の補正でございますが、予算書の第1条により、既定の歳入歳出予算の総額に、それぞれ3,676万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ3億6,324万5,000円といたしました。


 内容につきましては、1枚おめくりをいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から説明申し上げます。


 2款国庫支出金3,676万4,000円の増額は、過年度分医療費の負担金増額によるものでございます。


 歳出でございますが、3款諸支出金3,676万4,000円は、償還金及び前年度繰上充用金でございます。


 以上、提案理由の説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 福田税務課長。


 (税務課長 福田豊彦君 登壇)


○税務課長(福田豊彦君) 上程されました議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由を説明を申し上げます。


 本案は、平成20年4月30日、地方税法等の一部改正をする法律が施行されたことに伴い、勝山市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、事務上緊急を要し、かつ議会におはかりする時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものであります。


 今回の主な改正につきましては、個人住民税において、寄附金税制の拡充及びふるさと納税の創設、公的年金からの特別徴収の導入並びに上場株式等の配当、譲渡所得等に対する税率の特例措置の見直しなどであります。また、固定資産税において、地球温暖化対策として、住宅の省エネ改修促進税制が創設されました。


 それでは、2枚おめくりいただきまして、以下、新旧対照表を御覧願います。


 まず、7ページの第34条の7からは、寄附金控除の拡充等を定めております。寄附金控除の対象を、条例で指定した寄附金を追加するとともに、現行の所得控除方式から税額控除方式に改め、納税者が寄附への効果を実感しやすくしております。また、控除の適用下限額を、現行の10万円から5,000円に引き下げ、少額寄附に対しての配慮をいたしております。控除率は、市民税6%、県民税4%の、計10%であります。上限額は、総所得金額等の30%となっております。


 また、地方公共団体への寄附金税制の見直しが行われました。いわゆるふるさと納税の創設でありまして、適用下限額の5,000円を超える部分におきまして、一定の限度まで、所得税とあわせて全額控除するものであります。ただし、上限額は、個人住民税所得割額の10%に相当する金額となっております。


 控除につきましては、確定申告することで、21年度分の個人住民税において適用されます。


 次に、19ページ、第47条の2以降におきましては、個人住民税において、公的年金から特別徴収、いわゆる天引きについて定めております。年金受給者の方々の納税の便宜や徴収の効率化を図る観点から導入されるもので、平成21年度以降からの適用となります。


 次に、40ページの附則第10条の2第7項の改正におきまして、熱損失防止改修工事等の適用を定めております。その要件といたしましては、既存住宅において、平成22年3月31日までに一定の省エネ改修工事を行った場合、翌年度の固定資産税を減額するというもので、120平方メートルを限度に、税額の3分の1を減額するものであります。対象となる工事は、窓、床、壁などの改修により現行の省エネ基準に適合するもので、経費が30万円以上となっております。


 次に、41ページの附則第16条の3の改正におきましては、上場株式等にかかる譲渡所得等及び配当所得等にかかる10%の軽減税率について、原則廃止するとともに、一定額の譲渡益によって2年間の特例措置を設けるものであります。また、上場株式等の譲渡損失と配当との間の損益通算の仕組みが導入され、それぞれについて法整備を行っております。


 以上、議案第47号、勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて説明を申し上げました。


○議長(笠松捷多朗君) 以上で、本日は散会いたします。


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         午前10時57分 散会