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福井県 勝山市

平成18年 3月定例会(第5号 3月24日)




平成18年 3月定例会(第5号 3月24日)




                  平成18年3月


              勝山市議会定例会会議録第5号


平成18年3月24日(金曜日)


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                    平成18年3月24日(金曜日)午前10時開議


第 1 議案第  2号 平成18年度勝山市一般会計予算


第 2 議案第  3号 平成18年度勝山市育英資金特別会計予算


第 3 議案第 23号 勝山市職員の給与に関する条例等の一部改正について


第 4 議案第 24号 勝山市部等設置条例の一部改正について


第 5 議案第 25号 土地の取得について


第 6 議案第 26号 勝山市滞在型コンベンション施設「勝山ニューホテル」の指定


            管理者の指定について


第 7 議案第 27号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について


第 8 議案第 28号 勝山市国民保護協議会条例の制定について


第 9 議案第 29号 勝山市国民保護対策本部等条例の制定について


第10 議案第 30号 福井県議会議員選挙に関する事務の受託の廃止について


第11 議案第 31号 勝山市水防協議会設置条例の一部改正について


第12 議案第106号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正に


            ついて


            (継続審査事件)


第13 陳情第  3号 「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見


            書」提出に関する陳情


第14 議案第  4号 平成18年度勝山市下水道事業特別会計予算


第15 議案第  5号 平成18年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


第16 議案第  6号 平成18年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


第17 議案第  7号 平成18年度勝山市水道事業会計予算


第18 議案第 32号 勝山市営住宅管理条例の一部改正について


第19 議案第 33号 損害賠償の額を定めることについて


第20 陳情第  2号 上水道の断水を無くする事に関する陳情書


第21 陳情第  6号 市道を県道へ昇格に関する陳情書


第22 議案第  8号 平成18年度勝山市国民健康保険特別会計予算


第23 議案第  9号 平成18年度勝山市老人保健特別会計予算


第24 議案第 10号 平成18年度勝山市介護保険特別会計予算


第25 議案第 11号 平成18年度勝山温泉センター特別会計予算


第26 議案第 12号 平成18年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


第27 議案第 34号 勝山市税条例の一部改正について


第28 議案第 35号 勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について


第29 議案第 36号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正


            について


第30 議案第 37号 勝山市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正につい


            て


第31 議案第 38号 勝山市保育の実施に関する条例の一部改正について


第32 議案第 39号 勝山市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について


第33 議案第 40号 勝山市福祉健康センター「すこやか」の設置及び管理に関する


            条例の一部改正について


第34 議案第 41号 勝山市介護保険条例の一部改正について


第35 議案第 42号 勝山市工業振興条例の一部改正について


第36 議案第 43号 勝山温泉センター「水芭蕉」及び勝山市ふれあい会館の指定管


            理者の指定について


第37 議案第 44号 勝山市農業委員会に関する条例の一部改正について


第38 陳情第  1号 陳情書(農業施設(ハウス)の豪雪被害復旧支援について)


第39 陳情第  4号 最低賃金制度の改正を求める陳情


第40 陳情第  5号 政府への「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表


            示を求める意見書提出」を求める陳情


第41 意見書案第1号 北朝鮮への経済制裁発動を求める意見書について


第42 意見書案第2号 「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表示」を求


            める意見書について


第43         特別委員長報告


第44         法恩寺山リゾート開発対策特別委員会の廃止について





本日の会議に付した事件


第 1 議案第2号から議案第12号、議案第23号から議案第44号


    議案第106号(継続審査事件)


第 2 陳情第1号から陳情第6号


第 3 意見書案第1号及び意見書案第2号


第 4 特別委員長報告


第 5 法恩寺山リゾート開発対策特別委員会の廃止について





出席議員(19名)


      1番  松 村 治 門 君      2番  北 川 晶 子 君


      3番  前 川 茂 一 君      4番  北 沢   諭 君


      5番  加 藤 一 二 君      6番  井 上   馨 君


      7番  清 水 清 蔵 君      8番  笠 松 捷多朗 君


      9番  村 田 与右ヱ門君     10番  山 田 安 信 君


     11番  手 塚 貞 臣 君     12番  安 居 久 繁 君


     13番  小 林 喜 仁 君     14番  椿 山   弘 君


     15番  藤 澤 七郎兵衛君     16番  北 山 謙 治 君


     17番  嶋 田 政 憲 君     19番  近 藤 栄 治 君


     20番  廣 田 与三次郎君





欠席議員( 0名)





説明のため出席した者


   市       長      山岸 正裕 君


   助       役      松山 保雄 君


   教   育   長      山  範男 君


   市 長 公 室 長      梅澤 順一 君


   総務部長兼総務課長      松村 誠一 君


   市民・環境部長兼市民生活課長 杼木  実 君


   健康福祉部長兼福祉・児童課長 高田 英男 君


   産業部長併農業委員会事務局長 上田 秋光 君


   建設部長兼建設課長      井上 浩人 君


   教育部長兼教育総務課長    山本 一郎 君


   消防長兼消防署長       田中 公夫 君


   監査委員事務局長       北川 誠一 君


   秘書・広報課長        石田 忠夫 君


   未来創造課長         齊藤 雅昭 君


   税務課長           山田 誠一 君


   環境対策課長         門  善孝 君


   健康長寿課長         石倉 充男 君


   商工観光課長         冨田 正一 君


   産業振興支援室長       上山 忠恒 君


   農林政策課長         酒井 重光 君


   上下水道課長         辻  尊志 君


   会計課長           山口 幸雄 君


   生涯学習課長         矢戸 松蔵 君


   文化課長           境井 義樹 君


   自然体験学習課長       山根 敏博 君





事務局出席職員


     局   長  高 野   忍


     書   記  鳥 山 昌 久


     書   記  山 岸 善太郎








      午後4時27分開議


○議長(安居久繁君) これより本日の会議を開きます。


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○議長(安居久繁君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。


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○議長(安居久繁君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長します。


○議長(安居久繁君) 休憩いたします。


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午後 4時28分 休憩


午後 9時42分 再開


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○議長(安居久繁君) 再開いたします。


○議長(安居久繁君) この際、諸般の報告を行います。


○議長(安居久繁君) 北山謙治君ほか5名の諸君から、北朝鮮への経済制裁発動を求める意見書について(意見書案第1号)


 松村治門君ほか3名の諸君から、「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表示」を求める意見書について(意見書案第2号)


 これら2件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。


○議長(安居久繁君) 以上で、諸般の報告を終わります。


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○議長(安居久繁君) 次に、日程第1、議案第2号を議題といたします。


 松村総務部長より、発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(安居久繁君) 松村総務部長。


  (総務部長 松村誠一君 登壇)


○総務部長(松村誠一君) ただいま上程されております議案第2号、平成18年度勝山市一般会計予算の原案訂正をお願い申し上げます。


 歳入予算51ページの説明欄中、575国産材興業協同組合電気料とありますのを、九頭竜森林組合勝山工場電気料に御訂正いただきたく、おわびを申し上げますとともに、御承認について、よろしくお願い申し上げます。


○議長(安居久繁君) お聞きのとおり、ただいまの理事者の発言は、原案の一部を訂正されたいとの申し出であります。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


 ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、本件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(安居久繁君) 笠松全員審査特別委員長。


   (全員審査特別委員長 笠松捷多朗君 登壇)


○全員審査特別委員長(笠松捷多朗君) 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本特別委員会は、付託を受けました議案11件のうち10件については先日の本会議で可決されましたので、残る1件について、去る15日、16日、17日、20日、22日の5日間にわたり委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第2号、平成18年度勝山市一般会計予算は、原案のとおり可決することに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(安居久繁君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(安居久繁君) 加藤一二君。


   (5番 加藤一二君 登壇)


○5番(加藤一二君) 加藤一二であります。


 私は日本共産党議員団を代表して、議案第2号、平成18年度勝山市一般会計予算について反対討論を行います。


 来年度予算の第1の特徴は、歳出が歳入を上回り、歳入不足を基金取り崩しで穴埋めをしていることです。財政調整基金1億8,400万円、福祉基金1,500万円、造林基金1,180万円、合計2億1,080万円が歳入の穴埋めに使われています。こんな財政運営が続けば、基金がなくなってしまいます。


 第2の特徴は、借金がふえていることです。当初予算概要でも述べているように、市債は7億4,960万円で、前年より9,400万円ふえております。つまり、来年度予算は、借金はふえ、歳入不足を基金の取り崩しで補っているのです。私たちは、財政危機を脱するには来年度予算を抜本的に見直す必要があると考えます。


 こうした財政状況の甘さは、予算内容にも反映し、私たちには思いつきとしか見えない事業が含まれております。


 市民活動センターに加工施設の機能を持った軽食喫茶スペースを整備する予算が330万円計上されております。市民や観光客がまち中散策の休憩所として、伝統料理の研究提供の活動施設として活用することにより、地産地消の推進と女性活動のグループの育成を図るとしております。しかし、議員からは、市民活動センターの中につくることに問題がある、条例上問題がないか、あるいは、空き店舗利用を考えないのか、衛生上の問題や継続性の問題など、たくさんの意見があり、理事者は保留とせざるを得ませんでした。これは、まさに思いつきとしか見えない事業です。


 また、予算全体では、前年度比1.4%の減としながら、投資的経費は24.4%の大幅な増額になっております。このことが予算全体を圧迫しております。例えば、勝山ニューホテルの大規模改修事業に9,000万円をかけて、指定管理者にホテルを継続させるとしていますが、財政が厳しい勝山市にとって大きなお荷物になるおそれがあります。


 また、まちづくり交付金事業で、3億円もかけて旧木下機業場跡地に公園や繊維博物館をつくるという計画は、恐竜博物館のようには人が来ない危険性の高いものです。議会に説明したとき市長は、私もはじめてこの図面を見たという素案の段階で、基本設計や実施設計を進めるという手続上も問題があります。中心市街地の整備は必要と考えますが、財政の厳しいときにやる事業でしょうか。


 さらに、住民基本台帳ネットワーク事業で、現在までの4年間にカードをつくったのは、たったの130枚にしか過ぎません。こんなに利用が少ないのに、来年度も486万円が計上されています。これこそ無駄としか言いようがありません。


 市長は、職員人件費を8,000万円削減したと言っていますが、特別会計職員を含めた場合の削減は7,100万円であり、嘱託職員や臨時職員を含めた総合計職員の人件費削減は6,160万円になっております。ところで、市長自身の人件費はどのように削減したのでしょうか。退職手当負担金を676万円から1,442万円に766万円もふやすことが行財政改革なのでしょうか。また、公職選挙法に準じて選ぶ農業委員の定員を減らすことが行財政改革なのでしょうか。70に及ぶ各種審議会や委員会等の統廃合などの見直しこそ必要ではないでしょうか。行財政改革の方向が間違っていると考えます。


 次に、義務教育費の保護者負担の軽減を求めてきましたけれども、消耗品費が増額されたことは評価いたします。しかし、この改善は、保護者負担軽減のまだ一部であり、抜本的な改善が必要であります。


 次に、30人学級の実現です。子供たちに行き届いた教育をすることは保護者の一番の願いであり、勝山市の将来を担う人づくりとしても重要な課題です。子供の数が減ってきているときですから、この施策は十分実施可能です。文部科学省の調査によると、05年度に少人数学級を実施している45道府県のうち、41道府県が小学校低学年を対象にしています。勝山市でも、少人数指導などのために配置されている教員予算を活用するなどして、まず小学校低学年から30人学級に踏み出すべきだと考えます。


 また、家庭・地域・学校の連携により地域に根ざした開かれた学校づくりを行うという新しい事業が予算化されております。このため地域学校協議会が設けられるとしております。アクションプラン21の活動もあるし、組織がいくつもつくられると、あれもこれもと地域の現場では困ってしまいます。行革にも逆行することになります。効果があるのか吟味が必要であると考えます。


 また、農業農村活性化事業として41万6,000円が計上されています。しかし、この予算で本当に農業農村の活性化ができるのか疑問です。昨年も厳しい指摘があり、充実すべきと言われていたのに、何もしていない状態であります。真剣に検討すべきであると考えます。


 要介護老人を家族が介護する場合に支給される支援金が年々減ってきています。平成14年には8,500円だったのに、今では5,000円に減らされております。予算があるのに、なぜ減らすのでしょうか。過去のいきさつを見て、拡充を検討すべきであります。


 また、低所得者の訪問介護サービス利用者には、その負担金の30%を市独自に助成しております。6つの市では、その負担金の50%を助成しております。勝山市でも、他市並みに50%への拡充を検討すべきです。


 市民負担の見直しについて、例えば、リゾートへの有料道路の除雪費や上下水道の市民負担について、開発業者に負担を求めるように再三、要請してきましたが、いまだに解決していないのは問題であります。


 最後に、本予算には、私たちが提唱している「住み続けられる地域づくり」から見て評価できるものがあります。


 乳幼児医療費の無料化を4歳から6歳の就学前までに拡充したことは評価をしております。また、通学路の安全確保のために、小型道路照明を設置することも、町内会任せになっていたものを見直した点で評価できます。


 以上のとおり、議案第2号、平成18年度勝山市一般会計予算には、評価できるものもありますが、多くの問題が含まれており、私たちは、大幅な予算の組み替えを求め、本件については反対いたします。


○議長(安居久繁君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(安居久繁君) 起立多数であります。


 よって、本件については、全員審査特別委員長の報告のとおり決しました。


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○議長(安居久繁君) 次に、日程第2、議案第3号から日程第13、陳情第3号までの12件を一括議題といたします。


○議長(安居久繁君) これら12件については、かねてその審査を総務文教委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(安居久繁君) 前川総務文教委員長。


 (総務文教委員長 前川茂一君 登壇)


○総務文教委員長(前川茂一君) 総務文教委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果を報告をいたします。


 本委員会は、去る10日、13日及び本日の3日間にわたり委員会を開き、付託を受けました議案10件、陳情1件並びに継続審査事件1件、計12件について関係理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしました。


 その結果、議案第3号 平成18年度勝山市育英資金特別会計予算


 議案第23号 勝山市職員の給与に関する条例等の一部改正について


 議案第24号 勝山市部等設置条例の一部改正について


 議案第25号 土地の取得について


 議案第26号 勝山市滞在型コンベンション施設「勝山ニューホテル」の指定管理者の指定について


 議案第27号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について


 議案第28号 勝山市国民保護協議会条例の制定について


 議案第29号 勝山市国民保護対策本部等条例の制定について


 議案第30号 福井県議会議員選挙に関する事務の受託の廃止について


 議案第31号 勝山市水防協議会設置条例の一部改正についての10件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、議案第106号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について(継続審査事件)は、さきの12月定例会において、早急に勝山市特別職報酬等審議会の開催を求めたところでありますが、いまだに開催されておりません。このことを踏まえて本案は、引き続き、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 次に、陳情第3号 「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出に関する陳情は、さらに調査検討したいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(安居久繁君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(安居久繁君) 山田安信君。


   (10番 山田安信君 登壇)


○10番(山田安信君) 山田安信です。


 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第23号、勝山市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第25号、土地の取得について、議案第26号、勝山市滞在型コンベンション施設「勝山ニューホテル」の指定管理者の指定について、議案第28号、勝山市国民保護協議会条例の制定について、議案第29号、勝山市国民保護対策本部等条例の制定についての5件については反対し、陳情第3号、「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出に関する陳情については、採択を求めて討論を行います。


 まず、議案第23号、勝山市職員の給与に関する条例等の一部改正については、職員給与を平均で約4.8%も削減するというもので、しかも、勤務評価によって給与格差をつけるという内容のものです。


 自民党、公明党政府が、日本経済は回復基調にあると言いながら、公務員給与は削減するというのは自己矛盾です。人事院はこれまで、民間との比較で公務員給与を次々と切り下げてきました。しかし、トヨタ自動車など史上空前といわれる莫大な利益を上げている大企業は、さすがに労働賃金を引き上げだしました。こうした現状を反映するなら、中小企業の下請け代金や公務員給与も引き上げるべきです。景気が悪いからと賃金を切り下げ、景気がよくなっても賃金を切り下げるのでは道理が通りません。


 さらに、財政危機や行財政改革を理由にするのも道理がありません。もともと財政危機を招いた原因は、無謀な大規模公共事業やリゾート開発などの破綻による財政負担などが主要な原因であり、これらを推進した自民党などの政治の責任です。この責任を職員に押しつける給与削減には道理がありません。


 今回の給与改定のもう1つの問題は、勤務評価で給与に格差をつけることです。


 理事者は、勤務評価は絶対評価であり、職員同士の相対評価はしないと説明しましたが、本当でしょうか。職員がみんな頑張って、ほとんどがオール5の評価のときに、ごく一部の職員が4の評価だったらどうなるでしょう。職員給与は限られていますから、絶対評価では4という高い評価を受けた職員の給与を削減しなければ、オール5の職員の給与の増額はできないのです。つまり、評価自体は絶対評価でも、給与に反映したとたんに相対評価にならざるを得なくなるのです。この矛盾を解決するには、職員の質が高くなれば給与総額も増額するしかありません。市長は、職員が全員頑張ったから、全員に給与を多く支払うと約束されるのでしょうか。


 さらに、理事者は、職員のためだと説明しました。本当に職員のためなら、職員が、これはいい制度だから、ぜひ実施してほしいというものにすべきで、職員の納得が得られない状況で強行すべきではないと考えます。


 もう1つ、私は、今回の制度改正には理念がないと考えます。そもそも人がすべてお金で動くと考えていることに、私は人の心を無視した労務管理だと考えます。


 私は、この制度は、失敗を恐れて挑戦しなくなったり、行政のプロとして上司にも進言するという人材がいなくなり、評価を気にしてイエスマンをつくる危険が高いと考えます。私は、こんな勤務評価より、いいと考えたらどんどん提案しろ。もし失敗しても責任は上司が取るというほうが、よほど活力を生むと考えます。


 次に、議案第25号と第26号は、勝山ニューホテルの取得と指定管理者の指定に関するものです。この問題は、これまで何度も議論してきたので、あえて詳細については述べませんが、最大の問題は、勝山市の財政状況で、3億円もの負担をしてまで実施すべき事業かどうかという問題です。


 雪害対策の教訓は、人口流出をとめることが勝山市にとって重要問題であり、そのためには最低でも3億円程度の財政調整基金を確保しておく必要があることが明らかになったと思います。私は、勝山市の厳しい財政状況を冷静に見れば、せいぜい5年から10年程度の効果しか期待できないホテルの経営は、3億円もの財政負担をしてまで実施すべき事業ではないと考えます。


 さらに、ホテル経営には将来性が見込めないことも重大です。スキージャムは、昨年に比べても1日当たりの集客実績が落ち込んでおり、スキー客の宿泊に大きく依存しているホテルにとっては、スキー客の減少により赤字が予想以上に膨らむ危険があります。しかも、勝山市の財政状況では、10年後に新たに必要になる修繕費が確保できなくなる可能性が高く、結局、閉鎖に追い込まれることも考えられます。私は、将来性が期待できないホテル経営はあきらめ、直ちに別な対策を講じるべきだと考えます。


 次に、議案第28号と第29号は、国民保護計画に関するものです。


 マスコミでは、東京都国立市は、防災計画の充実で対応するとして条例化を見送っています。さらに、高知県大月町では、議会で「今の時期に武力攻撃などを想定した国民保護法は時代錯誤。現実離れしている。平和憲法と相いれず憲法無視だ」との反対討論があり、議案を否決し、高知県土佐市では、議会が継続審議として廃案になると報道しています。このように、自治体によっては必ずしも条例化しないところもあるのです。


 市長は、国の防衛に協力すべき、メリット、デメリットなどということが理解できないなどという趣旨の答弁をされましたが、私たちは、こんな発言こそ理解できません。戦争は勝っても負けてもろくなことはないということから、国際紛争を武力で解決することをしないという日本国憲法が制定されたはずです。しかも、たとえ戦時といえども、非戦闘員は保護されるべきであるというのが国際常識ですし、国民に戦争協力を強要することは憲法違反です。


 本来、憲法は、主権者である国民の基本的人権を国家権力が侵害することを防ぐものだということが基本原則であるとされています。法治国家である限り、憲法を無視した行政運営は否定すべきです。私たちは、本当に市民を保護することが目的だとするなら、防災計画を充実すれば十分だと考えますし、一切の軍事協力はしないことを宣言しておきます。


 私たちは、この国民保護法は、憲法9条を改正して戦争できる国にしようとする動きと連動するものであると考え、絶対に容認できません。


 次に、陳情第3号は、暮らしや安全にかかわる国や自治体の責任を全うするため、市場化テストをはじめとする公共サービスの民間開放を安易に行わないことと、画一的な公務員の純減はやめ、公共サービスの改善や水準を維持するために必要な要員を確保することを求めています。


 「小さな政府」は、国の責任を放棄して、地方自治体に仕事も負担も押しつけ、しかも、市民サービスにとって重要な出先機関をどんどん削減するというとんでもないものです。こんなことを許していたら、市民の生活は守れません。


 公務員の削減は、まっ先に地方にしわ寄せが来ます。これまでも勝山市では、法務局が廃止され、国の出先機関で勝山市に残っているのは、唯一ハローワークだけになっています。福井県の施設でも、保健所も支所になってしまい、土木事務所も含めて廃止されるおそれがあります。このままでは、国や県の出先機関が全部なくなる危険すらあるのです。この陳情に反対するということは、国や県の出先機関を削減することを容認することになります。こんな態度は、私たちには理解できませんし、市民の利益に反する態度だと考えます。


 以前、福井社会保険病院の民営化計画が明らかになったとき、社会保険庁に存続を求め、何とか存続できたことを忘れたのでしょうか。これはまさに、公共サービスの民間開放から勝山市民の暮らしを守る取り組みだったはずです。私は、この陳情を採択して、政府関係機関や福井県に地方の声を届けるべきだと考えます。


 以上のとおり、私たちは、議案第23号、25号、26号、28号、29号の5件については反対し、陳情第3号の採択を求めて討論といたします。


○議長(安居久繁君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


 ただいま総務文教委員長から報告のあった12件のうち日程第3、議案第23号、日程第5、議案第25号、日程第6、議案第26号、日程第8、議案第28号、日程第9、議案第29号、日程第13、陳情第3号を除く6件に対する委員長報告はお聞きのとおりであります。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


○議長(安居久繁君) これら6件については、総務文教委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら6件については、総務文教委員長の報告のとおり決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、日程第3、議案第23号、日程第5、議案第25号、日程第6、議案第26号、日程第8、議案第28号、日程第9、議案第29号、日程第13、陳情第3号を採決いたします。


 これら6件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) これら6件については、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(安居久繁君) 起立多数であります。


 よって、これら6件については、総務文教委員長の報告のとおり決しました。


───────・───────


○議長(安居久繁君) 次に、日程第14、議案第4号から日程第21、陳情第6号までの8件を一括議題といたします。


○議長(安居久繁君) これら8件については、かねてその審査を建設企業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(安居久繁君) 北沢建設企業委員長。


 (建設企業委員長 北沢 諭君 登壇)


○建設企業委員長(北沢 諭君) 建設企業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る10日に委員会を開き、付託を受けました議案6件及び陳情2件について理事者から詳細な説明、意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第4号 平成18年度勝山市下水道事業特別会計予算


 議案第 5号 平成18年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算


 議案第 6号 平成18年度勝山市簡易水道事業特別会計予算


 議案第 7号 平成18年度勝山市水道事業会計予算


 議案第32号 勝山市営住宅管理条例の一部改正について


 議案第33号 損害賠償の額を定めることについて


 これら6件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。


 次に、陳情第2号 上水道の断水を無くする事に関する陳情書は、不採択とすることに決しました。


 陳情第6号 市道を県道へ昇格に関する陳情書は、趣旨採択とすることに決しました。


 以上で報告を終わります。


○議長(安居久繁君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(安居久繁君) 山田安信君。


   (10番 山田安信君 登壇)


○10番(山田安信君) 山田安信です。


 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第4号。平成18年度勝山市下水道事業特別会計予算及び議案第6号、平成18年度勝山市簡易水道事業特別会計予算、議案第7号、平成18年度勝山市水道事業会計予算については反対し、陳情第2号、上水道の断水を無くすることに関する陳情書については、一部趣旨採択を求めて、討論を行います。


 これまでに水道事業会計で実施したリゾート開発のための上水道整備事業費は総額約13億円になり、このうち約8億8,000万円も勝山市の負担になっています。また、浄土寺川ダムの事業費は、本ダム工事が予定価格を大幅に下回る額で落札されたものの、それでも事業費が当初160億円だったものが、約1.8倍の290億円に膨れ上がり、勝山市の負担は約5億円から約9億円にとふえ、これらも考慮すると莫大な額を勝山市が負担することになっています。こうした莫大な投資的事業が上水道事業会計を圧迫している最大の要因です。


 これら莫大な投資が必要になった理由は、東急不動産が策定したリゾート開発計画に沿って、勝山市が公共上水道として水道水を供給する約束をしたからです。一方、東急不動産は当初計画どおりに開発を行わず、入り込み客が確保できず水道利用料金が予定どおり入らないという事態になっています。まさに、東急不動産が作成した計画どおりに勝山市は上水道を整備したものの、東急不動産が計画に責任を持たないために上水道事業会計が厳しくなっているのです。


 この問題は、下水道事業にも共通するもので、上水道の利用量で下水道料金が付加されるため、下水道事業特別会計にも計画どおり使用料金が入らないのです。


 こうした事態を放置すると、リゾート開発の負担を市民が肩代わりすることになりかねません。私たちはこれまでも、適切な負担を東急不動産に求めることを求めてきましたが、本予算では成果が見えません。


 以上の点から、私どもは、新たな負担を事業者に求めるなどして市民負担にならないようにすべきであると考えます。


 次に、簡易水道特別会計では、条例で定められた利用料金を無視して慣例的な料金徴収を続けています。この問題は、これまでも早急に改善するように指摘したにもかかわらず、違法状態を放置していることは重大です。


 私どもは、条例違反を放置することを認めることはできません。


 次に、陳情第2号、上水道の断水を無くすることに関する陳情書は、今回の豪雪時に市内各地で断水が発生したことに対して勝山市に対策を求めるものです。陳情内容については、施策の妥当性などについて慎重に検討すべき事項も含まれていますが、断水対策の必要性については、だれも異論がないと考えます。


 私は、本陳情が求めている趣旨を尊重し、勝山市が断水対策に取り組むという姿勢を明確にするために、一部趣旨採択するのが適当な判断だと考えます。


 以上のとおり私たちは、議案第4号、平成18年度勝山市下水道事業特別会計予算及び議案第6号、平成18年度勝山市簡易水道事業特別会計予算、議案第7号、平成18年度勝山市水道事業会計予算については反対し、陳情第2号、上水道の断水を無くすることに関する陳情書については、一部趣旨採択を求めて、討論といたします。


○議長(安居久繁君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


 ただいま建設企業委員長から報告のあった8件のうち、日程第14、議案第4号、日程第16、議案第6号、日程第17、議案第7号、日程第20、陳情第2号を除く4件に対する委員長報告はお聞きのとおりであります。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


 これら4件については、建設企業委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら4件については、建設企業委員長の報告のとおり決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、日程第14、議案第4号、日程第16、議案第6号、日程第17、議案第7号、日程第20、陳情第2号を採決いたします。


 これら4件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) これら4件については、建設企業委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(安居久繁君) 起立多数であります。


 よって、これら4件については、建設企業委員長の報告のとおり決しました。


───────・───────


○議長(安居久繁君) 次に、日程第22、議案第8号から日程第40、陳情第5号までの19件を一括議題といたします。


○議長(安居久繁君) 門環境対策課長より発言の要求がありますので、これを許します。


○議長(安居久繁君) 門環境対策課長。


 (環境対策課長 門 善孝君 登壇)


○環境対策課長(門 善孝君) ただいま上程されております議案第35号、勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正の原案訂正をお願いいたします。


 お手元に配付してあります正誤表のとおり、「第37条中第1項但し書き、第4項及び第5項を削り、第6項を第4項とする」を「第37条中第1項但し書き、第4項及び第5項を削り、同条第6項中前5項を前3項に改め、同項を4項とする」に訂正いただきたく、おわびを申し上げますとともに、御承認をお願いする次第でございます。


○議長(安居久繁君) お聞きのとおり、ただいまの理事者の発言は、原案の一部を訂正されたいとの申し出であります。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


○議長(安居久繁君) ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、これら19件については、かねてその審査を産業福祉委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。


○議長(安居久繁君) 松村産業福祉委員長。


   (産業福祉委員長 松村治門君 登壇)


○産業福祉委員長(松村治門君) 産業福祉委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。


 本委員会は、去る10日、23日及び本日に委員会を開き、付託を受けました議案16件、陳情3件について理事者から詳細な説明と意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。


 その結果、議案第8号 平成18年度勝山市国民健康保険特別会計予算


 議案第 9号 平成18年度勝山市老人保健特別会計予算


 議案第10号 平成18年度勝山市介護保険特別会計予算


 議案第11号 平成18年度勝山温泉センター特別会計予算


 議案第12号 平成18年度勝山市市有林造成事業特別会計予算


 議案第34号 勝山市税条例の一部改正について


 議案第35号 勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について


 議案第36号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第37号 勝山市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第38号 勝山市保育の実施に関する条例の一部改正について


 議案第39号 勝山市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について


 議案第40号 勝山市福祉健康センター「すこやか」の設置及び管理に関する条例の一部改正について


 議案第41号 勝山市介護保険条例の一部改正について


 議案第42号 勝山市工業振興条例の一部改正について


 議案第43号 勝山温泉センター「水芭蕉」及び勝山市ふれあい会館の指定管理者の指定についての15件は、原案のとおり可決することに決しました。


 次に、議案第44号 勝山市農業委員会に関する条例の一部改正については、さらに調査検討いたしたいため、継続審査とすることに決しました。


 次に、陳情第1号 陳情書(農業施設(ハウス)の豪雪被害復旧支援について)


 陳情第5号 政府への「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表示を求める意見書提出」を求める陳情は、願意を了とし、採択とすることに決しました。


 次に、陳情第4号 最低賃金制度の改正を求める陳情は、不採択とすることに決しました。


 以上で、報告を終わります。


○議長(安居久繁君) 委員長報告に対する質疑に入ります。


   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(安居久繁君) 加藤一二君。


   (5番 加藤一二君 登壇)


○5番(加藤一二君) 加藤一二です。


 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第10号、平成18年度勝山市介護保険特別会計予算と議案第41号、勝山市介護保険条例の一部改正について及び議案第43号、勝山温泉センター「水芭蕉」及び勝山市ふれあい会館の指定管理者の指定について、この3件については反対し、陳情第4号、最低賃金制度の改正を求める陳情については、採択を求めて討論を行います。


 議案第41号、勝山市介護保険条例の一部改正については、向こう3年間の第1号被保険者の介護保険料を、平均3,500円から4,100円に17.1%も引き上げるというものであり、議案第10号、平成18年度勝山市介護保険特別会計予算には、介護保険料を4,100円に引き上げる内容が盛り込まれております。


 昨年の介護保険制度の改定で、昨年10月から施設入所者のホテルコストが保険外の自己負担になり、さらに、今年の6月からは4つの市民税で、高齢者1人平均3万4,500円の増税が行われます。医療費の改悪で、高齢者の窓口負担を2倍、3倍に引き上げることが計画されています。まさに高齢者には集中的な負担増が強制されることとなっており、「いい加減にしてくれ」という悲鳴が聞こえてきます。ところが、理事者は、高齢化率が27%という勝山市の実態を考えずに、介護保険料の所得段階を全国一律なモデルをそのまま当てはめて提案をしております。


 私は一般質問で、福井市や鯖江市、越前市のように保険料の所得段階の細分化を行うとか、京都府美山町のように所得段階1ないし2には保険料相当額の4分の1を一般会計で補てんするとか、低所得者への減免制度の創設を求めました。しかし、理事者は、それはできないという冷たい答弁でした。高齢者に何重もの負担増を強いることになります。


 議案第43号は、勝山温泉センター「水芭蕉」及び勝山市ふれあい会館の指定管理者の指定を行うものです。


 温泉センター「水芭蕉」という施設は、市民が喜んで使ってもらうという福祉施設であるため、私たちは、指定管理者制度にはなじまないものとして考えております。しかし、今、指定管理者を指定するに当たり、問題点を吟味したいと思います。


 全国では、指定管理者が赤字になり、財政支援を求めたり、撤退するという事例が多発しております。長野県松本市では、昨年4月に温泉施設を指定管理者に運営を委託しましたが、1,000万円の赤字になるとして松本市に財政支援を求めております。奈良県野迫川(のせがわ)村では、温泉ホテルの指定管理者がことし1月に撤退いたしました。こうした事態を招いた一番の責任は事業者にありますが、選定した自治体の責任も重大だと考えます。


 今回の温泉センターの指定管理者の選定では、応募の説明会に参加したのは12団体だったのに、申請したのはそのうちの2団体しかなく、税金の免除というメリットより、応募条件にデメリットがあるからではないかと考えます。昨年度の一般会計からの補てん額は1,840万円だったものが、今回は委託費が860万円に大きく削減しています。灯油代の高騰が続く中、今後の経営は厳しいものが予想されますから、一定の配慮が必要であると考えます。


 赤字を防ぐために、サービスの低下を招くおそれもあります。また、今まで勤めていた従業員の雇用問題も重大であります。


 委員会審議の中では、急造の会社で実績もないのに大丈夫か、倒産や撤退という事態になったとき、資産もないのにどうするのかなど、指定管理者に対する不安の声も出ておりました。先ほど行われた全協でも、各委員から、実績がないのに入札指名をはずしていた原則を変えるのかとか、赤字補てんしてきたのに5年間で2,250万円の委託費で経営は大丈夫かとか、うまくいかなかったら行政や議会の責任も問われるなど、真剣な議論が交わされました。


 こうした審議経過も考え、市としても今後の対応については十分な検討が必要と考えます。


 次に、陳情第4号、最低賃金制度の改正を求める陳情は、政府においては、最低賃金法を早期に改正し、社会保障制度との整合性を図るべく、時間額を1,000円以上に引き上げ、欧米諸国で制度化されている全国一律最低賃金制の確立を早期に図るとともに、最低賃金制度の周知徹底、監督体制の拡充など、一層の充実を図ることを政府に要望しております。


 県下の最低賃金は1時間当たり645円と著しく低く、そのため、パート労働者、派遣労働者など非正規労働者の賃金は低く抑えられています。青年単身者では1か月10万円ほどの生活を余儀なくされ、結婚もできず、少子化を加速させるなど、社会基盤を危うくさせる大きな原因にもなっております。


 以上の理由により、議案第10号、議案第41号及び議案第43号の3件については反対し、陳情第4号については採択を求めて、討論といたします。


○議長(安居久繁君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


 ただいま産業福祉委員長から報告のあった19件のうち、日程第24、議案第10号、日程第34、議案第41号、日程第36、議案第43号、日程第39、陳情第4号、日程第40、陳情第5号の5件を除く14件に対する委員長報告はお聞きのとおりであります。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


 これら14件については、産業福祉委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、これら14件については、産業福祉委員長の報告のとおり決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、日程第24、議案第10号、日程第34、議案第41号、日程第36、議案第43号、日程第39、陳情第4号の4件を採決いたします。


○議長(安居久繁君) これら4件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) これら4件については、産業福祉委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(安居久繁君) 起立多数であります。


 よって、これら4件については、産業福祉委員長の報告のとおり決しました。


○議長(安居久繁君) 次に、日程第40、陳情第5号、政府への「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表示を求める意見書提出」を求める陳情を採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、産業福祉委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 少 数)


○議長(安居久繁君) 起立少数であります。


 よって、本件については、不採択と決しました。


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○議長(安居久繁君) 次に、日程第41、意見書案第1号 北朝鮮への経済制裁発動を求める意見書についてを議題といたします。


 本件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。


○議長(安居久繁君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。


○議長(安居久繁君) これより質疑に入ります。


    (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


 ただいま議題になっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


○議長(安居久繁君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


○議長(安居久繁君) 10番。


   (10番 山田安信君 登壇)


○10番(山田安信君) 山田安信です。


 私は、日本共産党議員団を代表して、意見書案第1号、北朝鮮への経済制裁発動を求める意見書について、反対討論を行います。


 本意見書は、北朝鮮による日本人拉致事件に対して、安否不明の拉致被害者並びに特定失踪者に関する真相究明を一刻も早く行うとともに、生存者は直ちに帰国させるよう北朝鮮に強く要求することを政府に求めています。私たちは、この要求は当然であると考えています。


 同時に本意見書では、これまでの日朝首脳会談の結果、拉致被害者の方々の帰国が実現し、この間の政府の取り組みと結果に敬意を表しています。私たちも、こうした話し合いによる取り組みと結果については評価していますし、拉致事件の解決にとって、話し合いでの解決こそ必要だと考えています。


 さらに、本意見書では、北朝鮮への経済制裁の発動を求めています。私たちは、経済制裁の発動を全く否定するものではありません。しかしながら、私たちは、経済制裁の発動は特に慎重に行わなければならないと考えています。


 この意見書でも北朝鮮に強く要求することを求めているように、現段階では話し合い解決の道が全く閉ざされてはいないという認識であろうと思います。そうであるなら、今、取り組むべきことは話し合いによる解決であって、経済制裁の発動を求めるかどうかを判断する状況には至っていないと考えます。しかしながら、本意見書では、対話による解決を否定してはいないものの、もはや対話だけによる北朝鮮との交渉には限界があるとしています。


 私たちは、こうした現状認識には賛成できません。これまでの経過や結果を見ても、対話による交渉が有効だったし、今後も粘り強い対話による交渉が必要だと考えています。


 経済制裁の発動というのは、場合によっては事件解決の障害になることも想定され、しかも、最悪の場合、日朝関係の緊張を高め、抜き差しならない事態を招く危険すら考えられます。


 私たちは、先にも述べたように、最初から経済制裁を全く否定するものではありませんし、そうした対応を視野に入れて交渉することは否定しません。しかし、発動を判断する場合には、慎重の上にも慎重な判断が必要であり、本意見書のように、迅速かつ誠意ある対応がないと判断したら発動するということには賛成できません。


 以上の理由により、私たちは、本意見書の内容については、一致する内容が含まれているものの、もはや対話だけによる北朝鮮との交渉には限界があるとの現状認識や、迅速かつ誠意ある対応がないと判断したら発動するという、経済制裁の発動を判断する条件については賛成できないことを表明して、討論といたします。


○議長(安居久繁君) 以上で討論を終結いたします。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 多 数)


○議長(安居久繁君) 起立多数であります。


 よって、本件については、原案のとおり決しました。


───────・───────


○議長(安居久繁君) 次に、日程第42、意見書案第2号「アメリカ産牛肉輸入再開の見直しと牛肉の原産国表示」を求める意見書についてを議題といたします。


 本件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略することにしたいと思います。


○議長(安居久繁君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。


○議長(安居久繁君) これより質疑に入ります。


    (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 質疑なしと認めます。


○議長(安居久繁君) おはかりいたします。


 ただいま議題になっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。


○議長(安居久繁君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○議長(安居久繁君) これより討論に入ります。


    (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 討論なしと認めます。


○議長(安居久繁君) これより採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、起立により採決いたします。


○議長(安居久繁君) 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


     (起 立 少 数)


○議長(安居久繁君) 起立少数であります。


 よって、本件については、否決されました。


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○議長(安居久繁君) 次に、日程第43、特別委員長の報告を求めることにいたします。


○議長(安居久繁君) まず、議会改革特別委員長の報告を求めます。


○議長(安居久繁君) 近藤議会改革特別委員長。


   (議会改革特別委員長 近藤栄治君 登壇)


○議会改革特別委員長(近藤栄治君) 議会改革特別委員会の報告を申し上げます。


 本委員会は、去る14日に委員会を開き、主に議員定数について、県内他市等の現状、動向を踏まえ、種々議論をいたしました。


 委員会では、「議員は民意の代弁者であり、議会や議員活動について、市民の方々に十分理解してもらうよう努力すべきである」。また、「財政効率の問題と機能強化の問題を整理し、議論すべきである」。そして、常任委員会の数と委員の数を十分考慮し、検討すべきである」等々の意見が出される中、真剣に議論をいたしました。


 また、委員会として、今後、検討すべき事項についても意見が述べられました。


 本委員会といたしましても、この問題につきまして、引き続き議論を重ねるとともに、今後とも、積極的に議会改革について取り組んでまいりたいと思います。


 以上で、報告を終わります。


○議長(安居久繁君) 次に、次に、法恩寺山リゾート開発対策特別委員長の報告を求めます。


○議長(安居久繁君) 手塚法恩寺山リゾート開発対策特別副委員長。


   (法恩寺山リゾート開発対策特別副委員長 手塚貞臣君 登壇)


○法恩寺山リゾート開発対策特別副委員長(手塚貞臣君) 本委員会は、去る15日に委員会を開き、法恩寺山リゾート開発に伴う諸課題について、理事者から詳細な説明を聴取し、種々論議をいたしました。


 委員会では、「勝山高原開発株式会社の今後の事業計画を明確にすべきである」「上水道の負担率の問題、さらには、協定書に基づく広く市民の意見を反映すること」など、指摘や意見が出され、活発な議論が交わされました。


 本特別委員会は、市民不安の解消はもとより、リゾート事業に対する東急不動産株式会社の経営責任を明確にすべきとのことで、これまで議論を重ね、問題点を整理するとともに、理事者に対し、会社側と十分協議をすることを求めてまいりました。この間の理事者と会社側の協議において、勝山市に新たな負担を求めないこと、東急不動産株式会社がこれまで同様、勝山高原開発株式会社を支援していくこと、地元と協力しながらグリーンシーズンの誘客に努めることなど確認ができ、一定の成果が見られております。


 また、一方では、既に減損会計処理の実施及び経営主体が勝山高原開発株式会社となることが決定されております。


 このような状況を踏まえ、本特別委員会は今期定例会をもって廃止することを申し合わせたところであります。


 いずれにいたしましても、今後とも、リゾート事業が継続していく中で、さらに発展していくことが望まれており、理事者には、委員会で指摘されたことを十分踏まえ、一層努力をしていただきたい。


 議会といたしましても、今後の事業展開等の推移を見極めながら、必要に応じて各常任委員会や全員協議会の中で理事者の見解をただしてまいりたいと存じます。


 以上で、報告を終わります。


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○議長(安居久繁君) 次に、日程第44、法恩寺山リゾート開発対策特別委員会の廃止についてを議題といたします。


○議長(安居久繁君) 本特別委員会につきましては、付託されましたそれぞれの事項について、鋭意、調査研究をされてまいりましたところでありますが、今後は、各常任委員会並びに全員協議会の中で協議をすることとし、この際、法恩寺山リゾート開発対策特別委員会を廃止したいと思います。


○議長(安居久繁君) これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安居久繁君) 御異議なしと認めます。


 よって、法恩寺山リゾート開発対策特別委員会は廃止することに決しました。


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○議長(安居久繁君) 以上で、今期定例会に付議されました事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。


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         午後10時53分 閉会


 地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。





  平成  年  月  日


   勝山市議会議長











  平成  年  月  日


   勝山市議会副議長











  平成  年  月  日


   署名議員











  平成  年  月  日


   署名議員











  平成  年  月  日


   署名議員