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福井県 大野市

平成23年  6月 定例会 06月22日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号




平成23年  6月 定例会 − 06月22日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号







平成23年  6月 定例会





       平成23年6月・第376回定例会 会議録(第4日)

                             平成23年6月22日(水)
                             午前10時     開 議


1.議事日程                 
   第1.議案第36号から議案第39号まで
   及び議案第41号から議案第47号まで      11件
   陳情1号から陳情3号まで             3件
   (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2.特別委員長報告
   第3.議案第49号 監査委員の選任について
   第4.議案第50号 固定資産評価員の選任について
   第5.市会案第2号 安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた意見書


2.出席議員(18名)
     1番   山 ?  利 昭 君    2番   梅 林  厚 子 君
     3番   永 田  正 幸 君    4番   松 田  元 栄 君
     5番   前 田  政 美 君    6番   石 塚  淳 子 君
     7番   宮 澤  秀 樹 君    8番   川 端  義 秀 君
     9番   松 原  啓 治 君    10番  藤 堂  勝 義 君
     11番  高 岡  和 行 君    12番  兼 井    大 君
     13番  島 口  敏 榮 君    14番  浦 井  智 治 君
     15番  本 田    章 君    16番  畑 中  章 男 君
     17番  砂 子  三 郎 君    18番  榮    正 夫 君

3.説明のため出席した者の職・氏名
   市   長  岡 田  高 大 君    副 市 長  下 河  育 太 君

   教 育 長  松 田  公 二 君    秘 書 政策  藤 森    勉 君
                        局   長

   総 務 部長  江 波  庄 進 君    市 民 福祉  巻 寄  富美男 君
                        部   長

   産 業 経済  長谷川  雅 人 君    建 設 部長  辻    忠 信 君
   部   長

   和泉支所長  石 田  光 義 君    会計管理者  澤 田  みち代 君

   教育委員会  宮 下  真 一 君    消 防 長  小 林    進 君
   事 務 局長

   建設部理事  下 村  直 人 君    行 政 戦略  田 中  雄一郎 君
                        課   長

   総 務 課長  羽 田  年 也 君    財 政 課長  鉱 崎  昭 治 君

   社 会 福祉  廣 瀬  吉 隆 君    産 業 振興  金 子  正 義 君
   課   長                課   長

   建 設 課長  佐 子  重 夫 君    教 育 総務  島 田  健 一 君
                        課   長

   監 査 委員  木戸口  正 和 君    消 防 本部  石 田  純 也 君
   事 務 局長                次   長

   財   政  加 藤  正 幸 君
   課 長 補佐

4.事務局職員出席者
   局   長  中 村  浩 一      次   長  清 水  啓 司
   係   長  山 田  明 美      係   長  前 田  晃 宏

5.議事
(午前10時37分 開会)







○議長(本田章君)

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。

 これより日程に入ります。

 日程第1「議案第36号から議案第39号まで及び議案第41号から議案第47号までの11議案、陳情3件」を一括して議題といたします。

 6月14日、委員会に付託いたしました各案件の審査結果について各委員長より報告を求めます。

 最初に、産経建設常任委員長、宮澤秀樹君。

 宮澤君。

 (産経建設常任委員長 宮澤秀樹君 登壇)



◎産経建設常任委員長(宮澤秀樹君)

 産経建設常任委員会は、15日に委員会を開催し、去る14日の本会議において付託を受けました各案件について、慎重に審査を行いました。

 また委員会の開会に先立ち、市道認定が予定されている路線並びにJAテラル越前のネギ集出荷施設整備予定箇所について所管調査を行いました。

 以下、委員会での審査結果並びに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第36号 平成23年度大野市一般会計補正予算(第1号)案

のうち当委員会付託分、

 議案第47号 専決処分の承認を求めることについて

の2議案については、それぞれ全会一致で理事者の説明を了とし、原案を可決・承認することに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。

 最初に「九頭竜新緑まつり」について申し上げます。去る5月14日、15日の2日間にわたり開催された第25回九頭竜新緑まつりは、晴天に恵まれて、盛大であったとお聞きしました。しかしながら、市外の方から「片側通行となっている道路があり、渋滞していた」との声があったとのことです。今までも管内の関係機関へ工事による片側通行の開放などについて要請しているとのことですが、市外の方の来訪にもできる限りの配慮をお願いしたいと存じます。

 次に「六間通り整備計画案」について申し上げます。この計画案をもとに、今後、六間通りの整備が進められるとのことですが、まだまだ沿線住民や関係団体の理解が十分でないと思われます。六間通り整備は、中心市街地活性化の観点からも重要であり、シンボルロードとしての役割を果たすためには、沿線住民の協力が不可欠だと考えますので、着工前には、市街地における本道路のビジョンを明確にした上で、再度、沿線関係者と十分な協議を行い、理解を得られるよう努めていただきたいと存じます。

 次に「サン・スポーツランドの利用拡大」について申し上げます。この施設は建設から25年が経過し、破損や老朽化が進み、利用者が激減していることから、今回の補正予算で既存のテニスコートの人工芝化やコート2面の新設、またグラウンドの天然芝化などにより改修と機能の充実を図ることとされておりますが、改修後の利用計画がいささか消極的に感じますので、市民の利用促進をはじめ、観光関連事業と組み合わせて、中京・関西方面の大学などへ積極的なPRを行うなど、施設利用率の向上に努められたいと存じます。

 次に「株式会社平成大野屋の経営状況」について申し上げます。株式会社平成大野屋の管理運営について、決算状況を見るにつけ、一般管理費について精査が必要との強い指摘がありましたので、本会社の経営健全化が図られるよう、指導していただきたいと存じます。

 次に、有害鳥獣対策について申し上げます。農作物への被害が年々増えている現状に対して、本年度から山際集落での緩衝帯整備や集落との協定に基づきおりの管理を依頼し、効果的な捕獲の体制を構築することで、鳥獣被害対策を強化しておられますが、今後、ハクビシンやアライグマの被害の拡大が予想されることから、これらの個体数や被害状況の調査を研究機関や大学などと連携して行うことで、効果的な対策につなげられるものと考えますので、検討をお願いしたいと存じます。

 次に、

 陳情1号 安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた陳情書

について申し上げます。

 この陳情は、福島第1原子力発電所事故により、農業者が安心して農作物を生産できる環境と安全な食料を提供できる体制の重要性があらためて認識されたことから、農業に市場原理を取り入れて、効率性や競争力強化を求めてきた今までの農業政策を転換すべきとし、国内生産を基本として食料自給率を向上させ、安心な食を提供していくために、戸別所得補償制度の充実、TPP交渉参加の中止、農村コミュニティーの再生に関する施策の構築などを求める意見書を政府関係機関へ提出するよう要請するものであります。

 本市の農業と農山村の活性化を図り、越前おおの型農業を推進していくためにも、陳情の主旨は十分に理解できることから、全会一致で「採択」と決し、市会案として意見書を提出することといたしました。

 次に、

 陳情2号 原発事故を踏まえた安全対策等にかかる陳情書

について申し上げます。

 この陳情は、福島第1原子力発電所事故が周辺農業者へ経済的損失と精神的苦痛を与えていることや政府と電力事業者の対応が十分でなく、今後の展望が見出せていないことを遺憾とし、原子力発電所事故の再発防止対策を講じることや農業関係者への十分な補償などを求める意見書を政府関係機関へ提出するよう要請するものでありますが、先の3月定例会において、同趣旨の意見書を提出していることから、全会一致で「趣旨採択」と決し、意見書の提出は見送ることといたしました。

 最後に、

 陳情3号 有害鳥獣等による農作物被害対策に関する陳情書

について申し上げます。

 この陳情は、近年、農作物全般に甚大な被害を及ぼしている有害鳥獣等への対策として、防護柵の設置や頭羽数を減らすための抜本的かつ万全な処置を求めるものであります。本市の現状からすれば、陳情の趣旨は十分理解できるものであるため、全会一致で「採択」と決しました。

 以上であります。議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。



○議長(本田章君)

 次に、民生環境常任委員長、川端義秀君。

 川端君。

 (民生環境常任委員長 川端義秀君 登壇)



◎民生環境常任委員長(川端義秀君)

 民生環境常任委員会は、16日委員会を開催し、去る14日の本会議において付託を受けました各案件について慎重に審査を行いました。

 以下、委員会での審査の結果並びに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて

は賛成多数で、また

 議案第46号 専決処分の承認を求めることについて

は全会一致で、それぞれ理事者の説明を了とし、原案を承認することに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。

 初めに「疾病予防と健康増進」について申し上げます。本年4月から医療コーディネーター1人を保健センターに配置し、平成24年4月オープンの保健医療福祉サービス拠点施設内に開設予定である、地域医療支援センターの在宅医療支援業務の基盤構築に努めているとの報告を受けました。

 「かかりつけ医」の普及をはじめとする在宅医療に関する意識の醸成など地域医療の推進は大切なことであると認識しておりますが、少子化・高齢化が急速に進む今日において、全ての市民が、元気に健康で楽しく安心して暮らすことができるよう、疾病予防につながる健康増進事業の充実にも努められるよう求めた次第であります。

 次に「生活保護」について申し上げます。景気の悪化と非正規労働者の増加などが主な原因となり、全国的に生活保護受給者が増え続けております。先月から制度の見直しに向け厚生労働省と地方自治体の協議も始まり、膨らみ続ける保護費の負担が地方財政を圧迫していることから、働く能力のある受給者への就労支援強化を中心に検討されると聞き及んでおります。

 生活保護は、憲法が保障する最低限度の生活を営めるよう支給されるものですが、一生懸命働いて年金を受給されている方よりも生活保護費が高いという矛盾があるようですので、実態調査をきちんと行い、真に保護を必要としている人には支給し、働ける人には自立を促すなど、適正に対処されたいと存じます。

 次に「公共下水道事業」について申し上げます。市街地において、下水道工事の進捗(しんちょく)により供用開始区域が拡大されております。また平成15年4月1日の供用開始から8年が経過いたしました。この間、高齢化は進み、人口は年々減少し、財政状況はますます厳しくなるなど社会経済情勢は随分変わりました。これまで管渠整備の進捗に伴い、主ポンプ棟とオキシデーションディッチの増設工事を行うなど、汚水流入量の増加に合わせて処理施設の整備増強を進めてきたとのことでありますが、これからより一層、将来予測が難しくなることと思われますので、適正な投資に努めるとともに、下水道へのより一層の加入促進を行い、中期、長期、そして工事終了後の公共下水道事業財政計画を作成するよう求めたところであります。

 最後に、

 下水道設計委託業務に関する要望書について

申し上げます。本要望書は、大野市内の建設コンサルタント5社と福井県下水道コンサルタント技術研究会が技術提携し、下水道設計業務に対応できる態勢が整ったことから、今後の大野市公共下水道事業設計業務に、市内建設コンサルタントと福井県下水道コンサルタント技術研究会の会員の活用を求めるものであります。

 理事者の説明では、下水道事業設計業務は、下水道法、下水道法施行令において「その設計又はその工事の監督管理については、政令で定める資格を有する者以外の者に行わせてはならない」そして「経験を有するものであること」と定められているが、市内建設コンサルタントには資格を有する者が登録されておらず、下水道設計業務の発注は難しいとのことです。また福井県下水道コンサルタント技術研究会の会員とのJV構成も考えられるが、審査等に多大な時間を費やし、早期発注に支障を来す恐れがあるとのことです。しかしながら、これまでも下水道区域の平板測量などは市内業者に発注しており、今後も引き続き、できるところは発注したいとのことでありますので、適正に対処されたいと存じます。

 以上であります。議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。



○議長(本田章君)

 次に、総務文教常任委員長、前田政美君。

 前田君。

 (総務文教常任委員長 前田政美君 登壇)



◎総務文教常任委員長(前田政美君)

 総務文教常任委員会は、去る14日の本会議において付託を受けました各案件について17日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。

 以下、委員会での審査の結果並びに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第37号 大野市暴力団排除条例案

 議案第38号 大野市過疎対策のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第39号 大野市防災行政無線(デジタル同報系)整備工事請負契約の締結について

 議案第41号 化学消防ポンプ自動車売買契約の締結について

 議案第42号 (社会資本整備総合交付金)大野市保健医療福祉サービス拠点施設整備工事(建築工事その1)請負契約の変更について

 議案第43号 (社会資本整備総合交付金)大野市保健医療福祉サービス拠点施設整備工事(建築工事その2)請負契約の変更について

 議案第44号 専決処分の承認を求めることについて

の7議案については全会一致で、また

 議案第36号 平成23年度大野市一般会計補正予算(第1号)案

のうち当委員会付託分については賛成多数でそれぞれ理事者の説明を了とし、原案を可決・承認とすることに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。

 まず「防災対策」について申し上げます。史上最大級の震災から3カ月が経ちましたが、かつてない広範囲にわたった大災害は、各地に強烈な爪痕を残しました。このような中、焦土と化したふるさとの復旧・復興に向けて一生懸命努力をされている被災者や関係機関の方々に敬意を表する次第であります。

 さて今回の大震災を受けて、国、県、市町村の防災計画の見直しの必要性が説かれております。本市におきましても市長が提案理由の説明で「大野市の地域防災計画を原点に立ち返って、早急に見直し」「デジタル同報系防災行政無線などの基盤整備を図りながら、引き続き自主防災組織の育成や災害時要援護者の支援の強化に努める」と述べられました。 災害が発生した際の住民の避難場所につきましては、全戸に配布されている大野市防災マップや大野市洪水ハザード・マップに示されておりますが、地域防災計画の見直しに併せて、洪水、地震、雪害などの災害に応じた避難所や避難経路について、再度、検討願いたいと存じます。

 次に「市民にやさしい公共施設」について申し上げます。

 1点目は、本市におきましては、新庁舎の建設、保健医療福祉サービス拠点施設整備をはじめ、公共施設の整備に取り組んでおられますが、同じ種類の施設でありながら、所管する課が複数にまたがっているため、市民が施設の問い合わせを行う際に、分かりにくい状況となっておりますので、窓口の整理について検討されたいと存じます。

 2点目として、現在整備中のものも含め、今後、公共施設の整備に当たっては、市民が集い、会議や打ち合わせをする場所に、無線によるネットワーク接続が可能な公衆無線LAN等の導入を積極的に図り、公共施設のより一層の情報化に取り組んではいかがと存じます。

 最後に「公共施設の節電対策」についてであります。古い公共施設におきましては、照明設備が会議室や事務室の机の配置とうまく合っていないため、効果的、効率的な節電ができていない状況が見受けられます。また職員の深夜までの残業が常態化していて「不夜城」という言葉も耳に入ってきております。 理事者からは「厳しい定員管理の中で住民ニーズに応えていくためには、時間外に残ることはやむを得ないと考えているが、必要な照明だけを灯すように取り組んでいる」との説明がありましたが、今後のエネルギー政策の動向や地球温暖化防止の観点から、市が率先して節電に取り組み、市民の規範となるよう、ハード・ソフトの両面から、より一層の取り組みを求めます。

 以上であります。議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。



○議長(本田章君)

 これより、ただ今の各委員長の報告に対する質疑に入ります。

 (沈黙)



○議長(本田章君)

 質疑を終結いたします。

 これより、討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。

 最初に、榮 正夫君。

 榮君。

 (18番 榮 正夫君 登壇)



◆18番(榮正夫君)

 日本共産党の榮 正夫です。

 議案第36号 平成23年度大野市一般会計補正予算(第1号)案

に対する反対討論を行います。

 まず庁舎建設計画策定事業について、日本共産党議員団は、3月議会でも反対をいたしました。その理由については、現庁舎をなぜ新しい庁舎に建て替えなければならないのか、その根拠があいまいなまま、建設ありきの計画を推進しているところにその特徴があります。

 今、公共事業の在り方が問われています。スクラップアンドビルドの時代から、現在ある施設をメンテナンス・補修・補強して使用していく時代への変遷へと変化している時代です。一方、市民要求の強い市営住宅は、耐用年数をはるかに超えて、入居希望者には応じられず、わずかな中挾住宅は1室の空きがあれば7世帯、8世帯が殺到して、抽選でお茶を濁している行政が続けられていることが、先刻の一般質問でも明らかになっています。

 住民要求の施設の優先性から見て、地方自治体の行政機能は、日々変化していることも見逃すことができません。このようなとき新庁舎の建設で行政機能を固定化することも危惧(きぐ)のあるところであり、庁舎建設計画策定事業の補正予算に反対し、

 議案第36号 平成23年度大野市一般会計補正予算(第1号)案

の反対討論にいたします。



○議長(本田章君)

 次に、浦井智治君。

 浦井君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 私は、民生環境常任委員会で審議されました

 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)

について反対の討論を行います。

 この条例改正は、国保税の最高限度額を73万円から77万円に、4万円引き上げるものです。昨年22年度も同様に、限度額を4万円引き上げて73万円にしています。本市の最高限度額は、平成11年には53万円だったものが、平成12年に介護保険分、平成20年に後期高齢者支援金分と制度改革のたびに引き上げられ、12年間で24万円も引き上げられました。市の説明によりますと、今回の引き上げで、医療分では50世帯で50万円、後期高齢者支援金分では107世帯で97万円、介護納付金では39世帯で56万円負担増になるとのことです。対象世帯は延べ196世帯、金額は合計で200万円強の増税になります。引き上げの対象世帯の所得は、医療分で600万円、後期高齢者支援金分で500万円との説明がありましたが、年間所得500万円は決して高額所得とはいえません。もともと、国保税の負担率は高く、公務員などの共済保険と比べて約2.5倍、協会けんぽのなどと比べても約2倍近くもあり、負担能力からみて、重い負担になっています。

 最高限度額はあくまで限度額であって、必ず全ての自治体が引き上げなければならないものではないとのことで、他県でも大半は、すぐには決めているわけではないとのことです。今日の国保の危機は、国が補助金を減らしてきたことによるもので、被保険者同士で相互に負担し合うことは限界であり、これ以上の限度額引き上げはすべきではありません。国の負担金を元に戻すよう求めるとともに、市の一般会計からの繰り入れをもっと増やして、市民負担を減らすべきだと考えます。



○議長(本田章君)

 以上で、通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 まず反対討論のありました

 議案第36号 平成23年度大野市一般会計補正予算(第1号)案

 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて

の2議案を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今、議題となっております2議案に対する委員長の報告はいずれも原案を可決・承認であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(本田章君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。

 よって、議案第36号並びに議案第45号の2議案は原案のとおり可決・承認されました。

 引き続き、一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第37号から議案第39号、議案41号から議案第44号並びに議案第46号及び議案第47号の9議案並びに陳情1号から陳情3号については、いずれも委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。

 よって、9議案及び陳情3件については、いずれも委員長の報告のとおり決しました。

 日程第2「特別委員長報告」を行います。

 最初に、中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長、島口敏榮君。

 島口君。

 (中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長 島口敏榮君 登壇)



◎中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長(島口敏榮君)

 中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会では、去る5月27日に、中部縦貫自動車道永平寺大野道路について、国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所より、進捗状況の説明を受け、福井北インターの鉄塔移設、小矢戸トンネル大袋側坑口及び中津川高架橋において現地視察を行い、工事の状況などを確認しました。

 さて本定例会においては、20日に委員会を開催し、中部縦貫自動車道並びに国道158号について、所管課より進捗状況及び今後の計画等の説明を求めたところであります。

 まず中部縦貫自動車道、永平寺大野道路についてでありますが、平成28年の全線開通に向け要望を続けているところであり、全長26.4??のうち、約42?にあたる11.1??が供用されております。また用地買収については、福井・大野間全体で約97?が完了しているとのことです。第4工区となります勝山・大野間では、掘削中の小矢戸トンネルにおいては約96?の掘削が進み、残すところ約50?で貫通するとのことです。またトンネル内部の舗装工事や木瓜川上部工事、大野インター改良その他工事などが今年度中に発注され、平成24年度の供用開始に向け着実に工事が進められているとのことです。

 次に、大野油坂道路では、去る5月12日、道路の場所を示す幅杭の打設が開始され、私も市長、議長とともに出席しましたが、現在は蕨生地区より順次幅杭の現地立ち会いが進められており、地権者の了解後、用地測量についての説明会を開催したいとのことです。また延長4,998?と、第一級のトンネルとなる荒島第二トンネルを含む4本のトンネルの予備設計が発注されており、着実に業務が進められているとのことです。当委員会においても、幅杭打設の説明会に示された資料を拝見しましたが、命の道の完成した姿が思い浮かばれ、早期完成に向け決意を新たにしたところであります。しかし、まだ事業化されていない区間もありますので、一日も早く事業化を決定されるよう、関係機関に対し要望を続けていきたいとのことであります。

 次に国道158号ですが、平成5年に着手した奈良瀬・境寺間は、今年度内の完成を目指し、橋梁工事や改良工事が進められております。大野市においては、国道158号は生命線の一つであります。残る境寺から計石間の約5??についても、継続して整備をされるよう、県に対し要望していくとのことであります。

 次に国道157号大野バイパス、通称東縦貫線の整備についてであります。平成24年度の中部縦貫自動車道、勝山・大野間の完成に併せ、暫定二車線での供用開始を目標に工事が進められておりますが、現在は中保から吉までの1.3??について、用地買収が74?、物件補償が84?と進んでおり、中保方面から工事を進めているとのことであります。

 いずれの事業も、当委員会におきましては、所期の目的達成のため積極的に支援をし、関係機関に対し要望活動を行っていくことで意見の一致をみております。

 議員各位におかれましても、当委員会に対しまして、今後とも、ご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。



○議長(本田章君)

 次に、庁舎等建設特別委員長、川端義秀君。

 川端君。

 (庁舎等建設特別委員長 川端義秀君 登壇)



◎庁舎等建設特別委員長(川端義秀君)

 庁舎等建設特別委員会は、新庁舎が市民に気軽に集まっていただき、親しまれ、そして災害に強い施設となり、また保健医療福祉サービス拠点施設など周辺施設との効率的、効果的な運営を図り、第五次大野市総合計画で掲げている将来像である「ひかりかがやき、たくましく、心ふれあうまち」を実現するためにふさわしい拠点施設として整備されるよう、実効性のある具体的な方策を調査・研究して、的確に提言するために設置されたものであります。

 さて本委員会は20日に委員会を開催し、現在整備されております保健医療福祉サービス拠点施設の概要、そして庁舎建設に関するこれまでの経過、進捗状況そして今後の整備計画等について所管課から説明を求めたところであります。

 以下、論議になりました主な点について申し上げます。

 まず最初に、庁舎建設に係る今回の計画・設計のプロポーザルは、庁舎建設のみについて実施されることのことでありますが、今後検討される跡地の利用計画など周辺整備についても新庁舎を建設する部分と後戻りすることのないよう、一体的に計画できないか検討するよう求めたところであります。

 なお当委員会の進め方についてでありますが、プロポーザルに係るプレゼンテーションヒアリングまでに視察研修を行い、各委員の意見を聴取して審査会に臨むとともに、特に議会棟に関しては現状を踏まえて、各会派で検討するとともに、今後日々多種多様の課題が生じ、状況も変化することが考えられることから、状況に応じて適宜委員会を開催することとしたところであります。

 理事者におかれましても、定例会での委員会はもちろんでありますが、報告する事項等がある場合には、月に一度開催されます定例の議員全員協議で必ず報告されるよう要請したところであります。

 また今後策定する基本計画、基本設計等については、多くの市民から意見、提案が得られるような方策を検討されるとともに、広報おおのやホームページなどを利用して詳細な内容の情報を公開し、引き続き市民の意見の聴取に努められたいと存じます。

 今後とも、市民にとって便利で使いやすく、より有効的に利用される施設となるよう当委員会として議論を重ねていきたいと考えております。なお当委員会の取りまとめに当たっては、議員各位のご意見、ご指導を賜りながら取り組んでまいりますので、ご理解とご支援をお願い申し上げまして当委員会の委員長報告といたします。



○議長(本田章君)

 以上で、特別委員長報告を終わります。

 日程第3、

 議案第49号 監査委員の選任について

を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

 (市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ただ今、上程されました

 議案第49号 監査委員の選任について

ご説明申し上げます。現委員の川田重一氏の任期が平成23年6月24日で満了となりますので、引き続き大野市中荒井第12号61番地、川田重一氏を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますのでよろしくお願いいたします。



○議長(本田章君)

 お諮りいたします。

 本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今、議題となっております

 議案第49号 監査委員の選任について

はこれに同意することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第49号はこれに同意することに決しました。

 日程第4、

 議案第50号 固定資産評価員の選任について

を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

 (市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ただ今、上程されました固定資産評価員の選任についてご説明申し上げます。

 評価員でありました岸山 厚氏が平成23年6月21日で辞任されましたので、その後任としまして、新たに大野市要町1番24号、四方一人氏を固定資産評価員に選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。

 よろしくお願いいたします。



○議長(本田章君)

 お諮りいたします。

 本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今、議題となっております

 議案第50号 固定資産評価員の選任について

はこれに同意することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は、これに同意することに決しました。

 日程第5、

 市会案第2号 安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた意見書

を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本案については、提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今、議題となっております

 市会案第2号 安心・安全な地域社会づくりと農業の発展に向けた意見書

については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よって、市会案第2号は原案のとおり可決されました。

 この際申し上げます。地方自治法第100条第13項及び大野市議会会議規則第160条の規定により、別紙議員の派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。

 お諮りいたします。

 本議会は、別紙議員の派遣の件のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よって、別紙議員の派遣の件のとおり議員を派遣することに決しました。

 次に、民生環境常任委員会から、地域福祉・環境行政等について、閉会中において調査・研究いたしたいとの申し出がありました。

 お諮りいたします。

 本議会は申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(本田章君)

 ご異議なしと認めます。よって、民生環境常任委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。

 以上で、本定例会の日程は全て議了いたしました。

 これをもちまして、平成23年6月第376回大野市議会定例会を閉会いたします。

 大変ご苦労さまでございました。



(午前11時24分 閉会)