福井県 大野市
平成23年 3月 定例会 03月25日−委員長報告、質疑、討論、採決−05号
平成23年 3月 定例会 − 03月25日−委員長報告、質疑、討論、採決−05号
平成23年 3月 定例会
平成23年3月・第375回定例会 会議録(第5日)
平成23年3月25日(金)
午後1時 開 議
1.議事日程
第1.議案第6号から議案第14号まで
及び議案第22号から議案第32号(20件)
(以上、委員長報告、質疑、討論、採決)
第2.議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦について
第3.市会案第1号 原子力発電所災害に関する意見書について
第4.庁舎等建設特別委員会の設置及び委員の選任について
第5.中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の設置及び委員の選任について
2.出席議員(18名)
1番 山 ? 利 昭 君 2番 梅 林 厚 子 君
3番 永 田 正 幸 君 4番 松 田 元 栄 君
5番 前 田 政 美 君 6番 石 塚 淳 子 君
7番 宮 澤 秀 樹 君 8番 川 端 義 秀 君
9番 松 原 啓 治 君 10番 藤 堂 勝 義 君
11番 高 岡 和 行 君 12番 兼 井 大 君
13番 島 口 敏 榮 君 14番 浦 井 智 治 君
15番 本 田 章 君 16番 畑 中 章 男 君
17番 砂 子 三 郎 君 18番 榮 正 夫 君
3.説明のため出席した者の職・氏名
市 長 岡 田 高 大 君 副 市 長 下 河 育 太 君
教 育 長 松 田 公 二 君 秘 書 政策 江 波 庄 進 君
局 長
市 民 福祉 藤 森 勉 君 産 業 経済 長谷川 雅 人 君
部 長 部 長
建 設 部長 堂 下 義 治 君 和泉支所長 石 田 光 義 君
会計管理者 澤 田 みち代 君 教育委員会 宮 下 真 一 君
事 務 局長
消 防 長 谷 口 利 和 君 建設部理事 下 村 直 人 君
総 合 政策 田 中 雄一郎 君 総 務 課長 羽 田 年 也 君
課 長
財 政 課長 巻 寄 富美男 君 生 活 防災 東 方 嘉 浩 君
課 長
社 会 福祉 廣 瀬 吉 隆 君 産 業 政策 金 子 正 義 君
課 長 課 長
建 設 課長 佐 子 重 夫 君 下 水 道課長 辻 忠 信 君
教 育 総務 島 田 健 一 君 監 査 委員 四 方 一 人 君
課 長 事 務 局長
消 防 本部 小 林 進 君 財 政 加 藤 正 幸 君
次 長 課 長 補佐
4.事務局職員出席者
局 長 中 村 浩 一 次 長 鉱 崎 昭 治
係 長 多 田 直 人 係 長 山 田 明 美
5.議事
(午後1時00分 開議)
○議長(本田章君)
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元にお配りしたとおりであります。
これより日程に入ります。
日程第1「議案第6号から議案第14号まで、および議案第22号から議案第32号」までの20議案を一括して議題といたします。
3月16日、委員会委員に付託いたしました各案件の審査結果について、各委員長より報告を求めます。
最初に、産経建設常任委員長、宮澤秀樹君。
(産経建設常任委員長 宮澤秀樹君登壇)
◎産経建設常任委員長(宮澤秀樹君)
産経建設常任委員会は、17日および18日の両日、委員会を開催し、去る16日の本会議において付託を受けました各案件について、慎重に審査を行いました。
以下、委員会での審査結果、並びに経過について申し上げます。
まず、議案について申し上げます。
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案のうち当委員会付託分
議案第27号 大野地域職業訓練センター設置条例の一部を改正する条例案
議案第28号 大野市麻那姫湖青少年旅行村設置条例の一部を改正する条例案
議案第30号 大野市産業文化展示館設置条例を廃止する条例案
議案第31号 大野市道路線の認定及び廃止について
議案第32号 指定管理者の指定について
の6議案については、それぞれ全会一致で理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。
以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。
最初に、自転車を活用したまちづくり事業について申し上げます。
自転車利用を促進するには、例えば専用走行帯の設置など道路環境の整備、交通ルール遵守の啓発、また事故の際の保険制度の確立などの解決すべき課題があります。
新年度における計画の策定に当たりましては、これら課題への対応と併せ、まちなか循環バスなどの公共交通機関を利用しやすくするための対策、サイクリングロード建設との連携など、さまざまな面が考慮されるものとなるよう、部課を超えての取り組みをお願いしたいと存じます。
次に、大和町市有地の整備について申し上げます。
懸案でありました大和町の元大東染工跡地の整備が新年度において計画されております。この跡地には駐車場や休憩スペースのほか、県から譲渡される「お野立所」を活用した展示スペースが設けられ、昨年の中学生みこしの写真パネルや、その時の4基のみこしなどを展示する予定とのことであります。せっかくいただく貴重な施設を有効に活用すべく、その他の展示物や展示方法についても、よく吟味されたいと存じます。
次に、学生合宿誘致事業について申し上げます。
22年度から実施されている本事業により、本市を訪れる大学生などの数が増えたとのことで大変喜ばしく思いますが、せっかく来ていただいても、ホテルでの宿泊を望む学生の意向もあって、市内の旅館等への宿泊は少ないのが現状とのことであります。学生たちが市内旅館などに、より多く宿泊していただけるような方策についてもぜひ検討いただきたいと存じます。
また本市体育施設を利用していただけることは大変ありがたいことではありますが、特に休日の使用を独占するなどして、市民から苦情が出るようなことのないよう、調整を図られたいと存じます。
さらに関連して、南六呂師のサンスポーツランドについてでありますが、本施設の利用が低調であることから、その活用については、昨年の決算特別委員会でも検討を求められたところであります。
その対応として、新年度において、独立行政法人スポーツ振興財団の助成を活用し、現有施設の改修を計画しているとのことでありますが、施設改修に当たりましては、学生合宿等での利用が促進されるような取り組みも併せて行うなど、費用対効果を念頭において実施されたいと存じます。
次に、和泉地区に関して、まず体験農園について申し上げます。
体験農園の管理は、これまで地元業者に委託されておりましたが、新年度は、これまでお願いしてきた委託業者の都合により、和泉支所が直接管理する予定とのことであります。
地元の方であれば管理に必要なノウハウもあると思いますし、また高齢の方々の生きがいづくりにもなると考えますので、ぜひ地元への管理委託について検討されたいと存じます。
次に、木材加工品加工施設について申し上げます。
この施設は、夏休み期間中の子供たちの木工体験を中心に利用されておりますが、認知度は高くないのが現状です。認知度を高め、利用促進、加工品の販売促進につなげていただきたいと存じます。
最後に、まちなかの水路について申し上げます。
冬期間のまちなかの水路は、住宅が連たんしていることもあり、投雪によって水がついたり、全く水が流れてこなかったりと、市民生活に支障を来しています。このような状況をなるべく招かないために、これまでは市民のマナーに頼るところも少なくなかったと思いますが、なかなか有効なものとはなっていないことから、今後は、水路の機能的な改良も必要ではないかと考えますので、先進事例なども調査して、改善策を検討いただきたいと存じます。
以上であります。
議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。
○議長(本田章君)
次に、民生環境常任委員長、川端義秀君。
(民生環境常任委員長 川端義秀君登壇)
◎民生環境常任委員長(川端義秀君)
民生環境常任委員会は、18日ならびに22日の両日、委員会を開催し、去る16日の本会議において付託を受けました各案件について慎重に審査を行いました。
以下、委員会での審査の結果ならびに経過について申し上げます。
まず、議案について申し上げます。
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案のうち当委員会付託分
議案第8号 平成23年度大野市和泉診療所事業特別会計予算案
議案第9号 平成23年度大野市後期高齢者医療特別会計予算案
議案第10号 平成23年度大野市介護保険事業特別会計予算案
議案第11号 平成23年度大野市簡易水道事業特別会計予算案
議案第12号 平成23年度大野市農業集落排水事業特別会計予算案
議案第13号 平成23年度大野市下水道事業特別会計予算案
議案第14号 平成23年度大野市水道事業会計予算案
議案第25号 大野市健康保養施設設置条例の一部を改正する条例案
以上の9議案については、全会一致で、
議案第7号 平成23年度大野市国民健康保険事業特別会計予算案
議案第23号 大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
については、賛成多数で、それぞれ理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。
以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。
初めに、国民健康保険事業について申し上げます。
本市の国民健康保険財政については、被保険者の高齢化や医療の高度化などにより毎年医療費の伸びが続いていることや、昨今の経済雇用情勢の悪化により個人所得が伸び悩み、保険税収入が減少していることから、大幅な財源不足となっているとの報告がありました。
これまで不足する財源は、国民健康保険基金を取り崩すなどの措置で補ってきたものの、その基金も22年度末には約5,600万円となる見込みであり、今後は、基金からの補てんも難しいことから、新年度において5年ぶりとなる国民健康保険税率の引き上げが提案されております。
今回の税率引き上げにより、不足するすべての財源を賄うのではなく、一般会計からの法定外繰り入れにより被保険者への保険税負担の激変緩和措置も講じているとのことではありますが、健康増進事業による生活習慣病の発症や重症化の予防に努められるとともに、ジェネリック医薬品の利用促進を行い、医療費の抑制についても取り組まれたいと存じます。
また併せて、国民健康保険税の納付の回数を増やすなど被保険者が納めやすい環境整備に努めるよう求めたところであります。
次に、結婚支援について申し上げます。
近年、若者の結婚式の簡略化が増えていることや大野市内での結婚式や結婚披露宴の開催が少なくなったことなどから、市内で結婚式および結婚披露宴を行った場合にその費用に対し助成をし、結婚を支援する「越前おおのハッピーブライダル応援事業」が一般会計に計上されております。
この事業は、市内での結婚式が、多くの市民の目に触れることで、若者が結婚に対し憧れと夢を持つ意識の高揚につながること、そして結婚式を挙げた年に6割、3年後にそのまま大野に住み続けているときに4割と2度に分けて助成を行うことにより、定住促進にも寄与するものと期待を寄せているところであります。
結婚段階から支援を行うことは大切であると考えますので、市内での結婚式や結婚披露宴のモデルプランを作成し、周知を図るなど、具体的なイメージづくりについて、積極的に働き掛けられたいと存じます。
最後に「上庄保育園の改築についての要望書」について申し上げます。
本要望書は、上庄保育園児の健全な保育と食育、管理運営向上を図るため、現在の広場を遊戯場兼ランチルームに改築するための配慮と援助を求めるものであります。
理事者の説明によりますと、改築に対する助成については、県との事前協議において検討中とのことでありますので、上庄保育園の現状を的確にとらえて、適正に対処されたいと存じます。
以上であります。
議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。
○議長(本田章君)
次に、総務文教常任委員長、前田政美君。
(総務文教常任委員長 前田政美君登壇)
◎総務文教常任委員長(前田政美君)
総務文教常任委員会は、去る16日の本会議において付託を受けました各案件について22・23日の両日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。
以下、委員会での審査の結果ならびに経過について申し上げます。
まず議案について申し上げます。
議案第24号 大野市立集会所設置条例等の一部を改正する条例案
議案第26号 大野市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例案
議案第29号 大野市消防団員の定員、任免、服務、報酬等に関する条例の一部を改正する条例案
の3議案については全会一致で、また
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案のうち当委員会付託分
議案第22号 大野市和泉情報通信施設の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例案
の2議案については賛成多数で、それぞれ理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。
以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。
まず防災対策について申し上げます。
最初に、先般の東日本大震災における犠牲者の皆さまのご冥福を申し上げますとともに、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。
日本史上でも最悪級の大震災から2週間経ちましたが、いまだにテレビに映し出された惨状がまぶたを閉じても思い浮かび、いたたまれない気持ちでいるのは私だけではないと思います。
このような中、大勢の市民の皆さんから心温まる義援金・義援物資が寄せられたことに対しまして、心から感謝申し上げたいと思います。また余震が続く中、福井県緊急消防援助隊、そして義援物資搬送に従事されました市職員の皆さん、大変ご苦労さまでございました。
さて、東北地方の各自治体ではそれぞれ防災計画を策定し、対策を講じられていたことと存じますが、今回の大震災は計画の想定を大きく超え、庁舎そのものが被害を受けて、行政がまったく機能していない自治体があります。
本市でも既に、地震災害や風水害、雪害等から市民の生命、身体および財産を保護し、社会秩序の維持と公共の福祉に資することを目的に「大野市地域防災計画」を策定しておりますが、この大震災を教訓にして、想定を厳しく改める必要がないか再度、検討願いたいと存じます。
そして先般不幸にも市内で火災によりお亡くなりになった方がおられます。冬期間でも緊急時に備えて避難路を確保しておくことや全戸に住宅用火災警報器を早急に設置することを市民に周知徹底されたいと存じます。
次に、市民の安心・安全について申し上げます。
今冬は豪雪となり、屋根雪下ろしがされていない空き家・空き工場等が近隣住民に大きな不安を与えました。また屋根雪下ろしが満足にできない高齢者宅も数多く見受けられました。
市が空き家・空き工場等を管理したり、高齢者宅の屋根雪下ろしをしたりすることは、現行の法制度で不可能であることは理解をいたしますが、市民の生命・財産を守り、安心・安全を確保することは、行政に課せられた責務でありますので、空き家・空き工場等の所有者には毅然と対処できるよう、また高齢者には十分な支援ができるような法制度の整備を国・県に要請されるとともに、市としても支援事業等の拡充を検討されたいと存じます。
次に、各種イベントについて申し上げます。
現在、市では各種イベントを開催しておりますが、開催することで目標が達成されたかのような感があります。ひとつの区切りではありますが、最終目的ではなく通過点、むしろ出発点ではないでしょうか。
イベントでの成果は、市報やホームページ等を通じて市民に公開し、それについて市民から寄せられた意見を次回のときに反映するなどの仕組みづくりが必要ではないかと考えますので、調査、研究されたいと存じます。
また各担当部局では、各種イベントや定住促進事業、情報発信事業等について、それぞれ独自に行っておりますが、部局を超えて横の連携を図りながら実施したほうが、事業効果がより大きくなると考えますので、検討されたいと存じます。
最後に「デイサービス等の開設に伴う要望書」「高齢者が安心して暮らせる社会を実現するためにシルバー人材センターへの支援の要望書」の2件の要望について申し上げます。
いずれの要望も、平成24年4月にオープンいたします保健医療福祉サービス拠点施設に、社会福祉協議会の地域福祉部門が移転することに伴い、余剰空間が生じる有終会館別館の建物・土地等の活用について配慮を求めるものであります。
理事者の説明では、公共施設の適正配置を進める観点からも検討しなければならないことであるので、要望のあった2団体のほかに同施設を利用する他の団体や関係部課とも調整を行い、今後の方向性を見出したいとのことでありますので、適正に対処されるとともに、他の市の施設についても、今後有効に活用されるよう努めていただきたいと存じます。
以上であります。
議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。
○議長(本田章君)
これよりただ今の各委員長の報告に対する質疑に入ります。
(沈黙)
○議長(本田章君)
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次これを許します。
最初に、榮 正夫君。
(18番 榮 正夫君登壇)
◆18番(榮正夫君)
日本共産党の榮正夫です。
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案
議案第22号 大野市和泉情報通信施設の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例案
について、私は反対の討論を行います。
まず議案第22号についてであります。この条例は、和泉地域への情報通信施設の管理運営経費が、一般会計にかかる負担が重くなるので、その使用料をテレビの地デジ化に伴い値上げをしたいとの理事者の説明ですが、元をただせば、地デジ化に伴い中京2波の電波を失うところから生まれたものであり、和泉地域の人に何ら責任のないことは明らかであり、さらにまたこの条例の説明は、地域でよくしたと理事者は委員会で説明しているが、この条例の施行日は平成23年8月1日であることを見れば、6月議会を待たずに条例案を可決することにもその不純さがあることを指摘しておきます。
次に、議案第6号の平成23年度大野市一般会計予算案については、財政課の説明などによると、なかなか苦労をして歳入の見込みを立てている努力の跡をうかがい知ることができます。当然、私はそのような担当課の努力に反対するものではありません。
福井県下でも残存しているのが珍しい全国議長会主催の議員の海外研修のための予算や地方税の取り立てを強める滞納整理機構への負担金の歳出予算には反対をいたしました。
政策的には、行政改革の名において現業職の人員整理が行われ、学校給食の調理部門の民間委託という人件費節約感覚行為が行われていますが、不幸にしてO157とか食中毒が発生したなどの非常事態に対する責任の所在が公共と民間との混合のもとでは確立しているとは言えない点から反対しました。
最後に、大野市庁舎等周辺整備構想(素案の概要)の説明を担当課の秘書政策局総合政策課行政戦略室の説明を受けました。
1つに現庁舎を含む庁舎等周辺の現状および整備の必要性と意義の説明で、1つに本館の現況、2つに別館の現況、3つに市民グランドの現況、4つに有終会館の現況で、何年度に建設したかの説明があり、その後、いきなり1、新庁舎整備の必要性を強調して、1、バリアフリー化から2、十分な市民のサービスの提供、3つに大規模災害への対応、4つに省エネ化、5にワンストップサービス、6つにIT化への対応、7つに建設財源の確保の必要性まで7項目を挙げています。
しかし、ここからトップダウン方式に移行したと考えられますが、新庁舎でなければならない根拠はどこにもないこと、市庁舎を整備するには当然必要不可欠な7項目の説明であるにもかかわらず、この点からも新庁舎建設先にありきの説明になっていることが指摘できます。
2つに庁舎等周辺整備の位置付けとして、現在の庁舎がある場所が良いとしていること、3つに庁舎等周辺整備の基本理念と基本方針、4つに整備施設及び配置、5つに新庁舎の機能及び想定施設規模、6つに事業手法及び設計者選定方法、7つに財源計画、8つに庁舎等周辺整備に伴う新たな課題への対応の説明になっています。
これらのどの項目も市役所機能として必要なものであり、新庁舎建設を裏付けるものではありませんでした。
この説明を聞く限り、この大野市庁舎等周辺整備基本構想の素案概要に欠落しているものは、現庁舎を耐震補強することでどのような不都合があるのかを説明する理事者の度量と知恵が欠落していることを指摘して、第2表継続費・款2総務費・項1総務管理費および庁舎建設計画策定事業に反対して討論とするものであります。
○議長(本田章君)
次に、島口敏榮君。
(13番 島口敏榮君 登壇)
◆13番(島口敏榮君)
私は、ただ今議案となっております
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案
のうち、款2総務費・項1総務管理費に計上されております庁舎建設計画策定事業について意見を述べさせていただき、賛同を求めるものであります。
この庁舎建設計画策定事業につきましては、老朽化した現市庁舎を平成26年度末をめどに建て替えるため、平成23年度と24年度の継続費を設定し、庁舎整備基本計画の策定と基本設計、実施設計を実施しようとするものであります。
これに先立ち、理事者におかれましては、現在、大野市庁舎等周辺整備基本構想を策定中であり、先般の総務文教常任委員会におきまして、本構想素案につき、説明を受けたところであります。本構想素案では、新庁舎整備の必要性につきまして、バリアフリー、ユニバーサルデザインへの対応の必要性、十分な市民サービスを提供する空間の確保の必要性、大規模災害への対応の必要性など7項目を掲げております。
私は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災した多くの自治体の惨状を新聞、テレビ等で目の当たりにしたとき、1日も早い復興を願う一方で、被災した住民の皆さまに直結する基礎自治体である市町村が実施する被災者の保護やライフラインの確保などの災害対策をはじめとする事務の継続、確保の重要性を強く感じたところであります。
今回の地震とこれに伴う津波により、庁舎自体が消失し、他の自治体の避難所に役場を設置したケースや、庁舎本体は残っているものの、庁舎内部の損傷が大きく、機能を維持できない自治体を見るとき、大野市におきましても、大災害に際しても、災害対策本部をはじめとする行政機能を維持できる災害に強い庁舎を1日も早く整備する必要があると感じたところであります。
また高齢化率が年々上昇する大野市において、障害のある人や高齢者に優しい庁舎の整備や、今後、市民力・地域力を生かした市民総参加、協働型の市政を推進するための市民が訪れやすく、さまざまな情報を入手しやすい庁舎の整備も必要であると考えております。
さて、大野市では、平成13年3月に策定した第四次大野市総合計画において、新庁舎整備の必要性を明らかにするとともに、庁舎建設基金を設置し、これまで9億8,000万円余りを積み立てており、さらに岡田市長は、昨年の市長選挙において、大野市の喫緊の重要施策として、市役所新庁舎の建設を掲げ、その必要性や建設場所について市民に説明し、理解を得られたと考えておられます。
また反対討論をされた日本共産党議員の方々も、今ほど申し上げた平成13年の調査建設基金の設置と、それに伴う当該年度以降の基金積立について賛成をされておりますし、さらに昨年7月議会で上程された平成22年度大野市一般会計補正予算(第1号)に計上された新庁舎建設基本計画策定事業につきましても、共産党議員団の浦井議員が所属する総務文教常任委員会において、全会一致で可と決し、本会議でも可決されたところであります。
その後、今議会におきまして、榮議員が庁舎建て替え反対の趣旨の一般質問をされたところですが、先ほど申し上げたとおり、理事者におかれましては、平成13年度から庁舎建設の方針を示し、基金の積み立てを始め、粛々と事務を進めてきたところであり、行政の継続性の観点からも、新庁舎の整備については、早急に進めるべきであると考えます。
以上申し上げたことから、私は、庁舎建設計画策定事業について賛成するものであり、議員各位の賛同をいただくことをお願いし、加えて、政治的な見地から申し上げますと、その時々において、賛成されたり、反対されたりするのは、まさにご都合主義と言うべきであり、誠に遺憾であると申し添え、賛成の討論とさせていただきます。
○議長(本田章君)
次に、浦井智治君。
(14番 浦井智治君 登壇)
◆14番(浦井智治君)
日本共産党の浦井智治です。
私は、
議案第7号 平成23年度大野市国民健康保険事業特別会計予算案
議案第23号 大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
について、委員長報告のとおり決することに反対し、討論を行います。
市は、国民健康保険財政の悪化を理由に、4月1日より保険税を1人当たり年間1万2,636円、1世帯当たりにすると2万2,659円引き上げたいとしています。
市の出された資料によりますと、40歳代の夫婦と子供2人の4人世帯で、給与所得200万円の場合、それまでの27万7,500円が改定後は33万2,300円となり、実に19.7?の値上げになります。
これは、給与所得200万円の16.6?にもなる重い負担です。
特に、大野市は県内8市の中でも、国保被保険者の1人当たりの課税所得は、54万3,771円と最低になっています。
最高の坂井市は、77万8,279円でありますので、坂井市と比較すると27万円も少なくなっています。
県内でも、所得が最下位である以上、県内8市の中で最も保険税が低くなっているのも当然の結果でもあると思います。
今回、平成25年からの新たな高齢者医療制度導入や国保の都道府県単位の広域化に対応して、県内の保険税率の平均を参考にしたとしていますが、所得が低い上、今後の所得の伸びも期待できない中で、県内では、所得が1番多い坂井市よりも保険税が高く、8市の中でも今回の値上げで、知ってる限り3番目に高い保険税になります。
1人当たり54万3,771円の所得に対し、8万7,983円の保険税は、16.1?の負担率になります。
さらに2年後の平成25年には、再び見直しも必要になるとしており、今後、払えなくなる人が続出することが予想されます。
全国の国保財政が悪化して深刻な状況になったのは、昭和59年の国保法の改悪にあると言われております。
自民党政府は、昭和59年の改悪で、医療費の45?とされていた定率国庫負担を、給付費の50?に改悪しました。
国保の医療費は、当時から自己負担が3割、給付費が7割でありましたから、給付費の50?は医療費の35?に当たります。
実際には、高額療養費制度もあるため、給付費の50?は、医療費の38.5?になります。
政府は、医療費掛ける45?という法規定を給付費掛ける50?に変えることで、国保の国庫負担を医療費の45?から35?に削減し、この分を保険料負担として国民に転嫁したのであります。
日本共産党は、国保税の値上げを押さえるため、国に対して国庫負担を削減前に戻すことを強く求めるべきだと考えます。
また予防活動に力を入れて、国保財政の改善を進めるとともに、被保険者の失業、貧困等やむを得ない事情がある場合には、納税相談や減免制度を積極的に活用すること、国民皆保険の制度担保するためにも、これ以上の値上げは中止し、収支不足額は一般会計から繰り入れるべきだと考えます。
以上国民健康保険税の引き上げの条例とそれに基づく予算案に反対の討論とします。
○議長(本田章君)
以上で通告による討論は、終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
まず討論のありました
議案第6号 平成23年度大野市一般会計予算案について採決いたします。
お諮りいたします。
ただ今議題となっております議案第6号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(本田章君)
ご着席ください。
起立多数であります。よって議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、討論のありました。
議案第7号 平成23年度大野市国民健康保険事業特別会計予算案
議案第22号 大野市和泉情報通信施設の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例案
議案第23号 大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
の3議案を一括採決いたします。
お諮りいたします。
ただ今議題となっております3議案に対する委員長の報告は、いずれも原案を可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(本田章君)
ご着席ください。
起立多数であります。よって議案第7号ならびに議案第22号議案第23号の3議案は、原案のとおり可決されました。
引き続き、一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第8号から議案第14号、そして議案第24号から議案第32号までの16議案については、いずれも委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって16議案については、いずれも委員長の報告のとおり決しました。
日程第2、
議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦について
を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長、岡田君。
(市長 岡田高大君 登壇)
◎市長(岡田高大君)
ただ今上程されました
議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦について
ご説明申し上げます。
現委員の中井孝夫氏の任期が、平成23年6月30日で満了となりますので、その後任といたしまして、引き続き大野市橋爪第13号32番地、中井孝夫氏を人権擁護委員候補者に推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(本田章君)
お諮りいたします。
本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
お諮りいたします。
ただ今議題となっております
議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦について
は、これに同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって議案第35号はこれに同意することに決しました。
日程第3、
市会案第1号 原子力発電所災害に関する意見書について
を議題といたします。
お諮りいたします。
本案については、提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
お諮りいたします。
ただ今議題となっております。
市会案第1号 原子力発電所災害に関する意見書について
は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって市会案第1号は、原案のとおり可決されました。
日程第4「庁舎等建設特別委員会の設置及び委員の選任について」を議題といたします。
お諮りいたします。
庁舎等建設に係る実効性ある具体的な方策の調査、研究を行うため委員会条例第6条の規定により、8人の委員で構成する庁舎等建設特別委員会を設置いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって8人の委員で構成する庁舎等建設特別委員会を設置することに決しました。
お諮りいたします。
ただ今設置されました庁舎等建設特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において
梅林厚子君、松田元栄君、
前田政美君、川端義秀君、
藤堂勝義君、畑中章男君、
砂子三郎君、榮 正夫君
以上8名を指名いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって議長において指名いたしました8人の諸君を庁舎等建設特別委員会委員に選任することに決しました。
正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
(午後1時46分 休憩)
(午後1時47分 再開)
○議長(本田章君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
庁舎等建設特別委員会の正副委員長の互選の結果が議長の手元に届いておりますので、ご報告いたします。
庁舎等建設特別委員会、
委員長に、川端義秀君
副委員長に、前田政美君
が選任されました。
この際、庁舎等建設特別委員会委員長 川端義秀君よりあいさつをお受けいたします。
川端君。
(8番 川端義秀君 登壇)
◎8番(川端義秀君)
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、庁舎等建設特別委員会の設置および委員の選任が行われ、委員会の正副委員長の互選の結果、不詳私が委員長、前田政美議員が副委員長として、大任を果たさせていただくことになりました。
庁舎等の周辺整備につきましては、昨年より市民参画による大野市庁舎等周辺整備基本構想策定委員会において、議論が積み重ねられ、基本構想の素案がまとめられました。
その具体的な内容としては、市民が気軽に集い・憩い・学ぶなどの4つの基本理念とそれを具現化するために、分かりやすく、利用しやすい施設整備や利用者に優しい施設整備など7つの基本方針を定めており、いずれもが市民ニーズと現下の社会情勢を的確にとらえられたもので、目標とするところは十分理解できるものであります。
市民に気軽に集まっていただける庁舎になれば、より多くの市民が議会を傍聴されるのではないかと考えます。
そうなることによって、市政がますます市民に身近なものになり、市民の注目が高くなれば、市職員、そしてわれわれ議員は、さらなる資質向上が求められ、その相乗効果を期待することができます。
また一方、2週間前に発生いたしました東日本大震災では、本来なら、市民の安全を確保するための拠点とならなければならない庁舎が損害を受け、行政機能を十分発揮できていない自治体がありました。
これは、未曽有の災害だから仕方がないで済まされることではないと考えております。
本当の危機管理は、想定を超えたところにあることを肝に銘じて、地震などによる大規模災害発生時にも防災拠点として、庁舎機能を健全に維持できる耐震性の高い庁舎等の整備は、ぜひとも必要なことと認識しております。
今後は、基本構想をもとに庁舎基本計画、周辺整備計画、そして庁舎基本設計、庁舎実施設計等を定めていくことになります。
先ほど申し上げました市民が集いやすく、利用しやすい、そして災害に強い施設整備となるよう、また保健医療福祉サービス拠点施設などの周辺施設との効率的、効果的な運営を図り、「ひかりかがやき・たくましく・心ふれあうまち」を実現するために、ふさわしい拠点施設となるよう、市民の目線に立って取り組んでまいりたいと存じます。
本特別委員会に課せられた責務は大きいものでありますが、実効性ある具体的な方策を調査、研究し、的確に提言するために、議員総意のもとで設置された特別委員会でありますので、副委員長をはじめ、委員各位のご支援、ご協力のもと、長期的な視野に立ち、費用対効果を重視しながら、真摯(しんし)な議論と地道な努力を積み重ねていく所存であります。
何とぞ、皆さま方の温かいご指導、ご鞭撻(べんたつ)を賜りますよう、心からお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
○議長(本田章君)
日程第5「中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の設置及び委員の選任について」議題といたします。
お諮りいたします。
中部縦貫自動車道および国道158号の整備促進を図るため、委員会条例第6条の規定により、8人の委員で構成する中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会を設置いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって8人の委員で構成する中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会を設置することに決しました。
お諮りいたします。
ただ今設置されました中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において
山?利昭君、永田正幸君、
石塚淳子君、宮澤秀樹君、
高岡和行君、兼井 大君、
島口敏榮君、浦井智治君
以上8名を指名いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって議長において指名いたしました8人の諸君を中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会委員に選任することに決しました。
正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
(午後1時54分 休憩)
(午後1時55分 再開)
○議長(本田章君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の正副委員長の互選の結果が、議長の手元に届いておりますので、ご報告いたします。
中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会、
委員長に、島口敏榮君、
副委員長に、永田正幸君
が選任されました。
この際、中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会委員長 島口敏榮君よりごあいさつをお受けいたします。
島口君。
(13番 島口敏榮君 登壇)
◎13番(島口敏榮君)
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の設置および委員の選任が行われ、委員会の正副委員長の互選の結果、不詳私が委員長、永田正幸議員が副委員長として、大任を果たさせていただくことになりました。
さて、本市議会では、皆さま方ご存じのように、中部縦貫自動車道ならびに国道158号の整備促進を図るため、平成19年2月にも本特別委員会を設置し、関係各位のご理解とご協力を得ながら全力で取り組んでまいりました。
このような中、永平寺大野道路の大野勝山間につきましては、現在、中津川高架橋が順次架設中であるなど、平成24年度の供用開始に向け、着実に工事が進められております。
そして大野油坂道路の大野東・和泉間につきましては、用地幅杭設置業務が発注され、用地買収や工事着手に向けて、大きく前進したところであります。
また国道158号につきましては、美山橋から境寺間が平成23年度の完成に向けて、着実に整備が進められております。
社会経済情勢が厳しい中、活気にあふれる元気な大野を目指す本市にとりまして、中部縦貫自動車道と国道158号の整備は、最重要課題であり、地域振興、産業経済の発展、そして救急医療活動の支援、冬季における交通の確保のために真に必要なまさに「生命の道」「生活の道」「希望の道」であります。
こうした状況下にあって、本特別委員会が設置されたものでありますが、副委員長をはじめ、委員各位のご協力のもと、真摯な議論を進めるとともに、市民をはじめ、理事者、議員各位のご支援を得ながら、中部縦貫自動車道の永平寺大野道路の平成28年度までの全線開通、大野油坂道路の残る18??間の早期事業化、そして国道158号の境寺から計石間の早期事業化と着実な事業推進について、あらゆる機会をとらえ、要望活動を展開してまいりたいと存じます。
何とぞ、本特別委員会に対し、皆さま方の温かいご指導、ご鞭撻(べんたつ)を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
○議長(本田章君)
この際、申し上げます。
地方自治法第100条第13項および大野市議会会議規則第160条の規定により、別紙「議員の派遣の件」のとおり、議員を派遣いたしたいと思います。
お諮りいたします。
本議会は、別紙「議員の派遣の件」のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって別紙「議員の派遣の件」のとおり、議員を派遣することに決しました。
次に、産経建設常任委員会から市街地活性化・農林商工行政等について、総務文教常任委員会から教育行政・特色ある施策について、それぞれ閉会中において、調査・研究いたしたいとの申し出がありました。
お諮りいたします。
本議会は、この申し出のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって産経建設、総務文教の両常任委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
次に、庁舎等建設特別委員会ならびに中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会から、それぞれの委員会設置の趣旨に沿った調査・研究・審議を行いたい旨、そしてこの調査・研究・審議は、議員任期中、また閉会中においても、これを行いたい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
本議会は、庁舎等建設特別委員会ならびに中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会からの申し出のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(本田章君)
ご異議なしと認めます。よって両委員会の申し出のとおり決しました。
以上で本定例会の日程は、すべて議了いたしました。
これをもちまして、平成23年3月第375回大野市議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
(午後2時00分 閉会)