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福井県 大野市

平成23年  1月 臨時会 01月24日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号




平成23年  1月 臨時会 − 01月24日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号







平成23年  1月 臨時会





       平成23年1月・第373回臨時会 会議録

                             平成23年1月24日(月)
                             午前10時  開議


1.議事日程
    第1.会議録署名議員の指名
    第2.会期の決定
    第3.議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案
       議案第2号 平成22年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案
       議案第3号 平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
             案
       議案第4号 平成22年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)案
       議案第5号 大野市住民生活に光をそそぐ基金設置条例案
       (議案上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)


2.出席議員(19名)
     1番   新 家  竹 雄 君    2番   前 田  政 美 君
     3番   谷 口  治 衛 君    4番   石 塚  淳 子 君
     5番   沢 田  国 夫 君    6番   藤 堂  勝 義 君
     7番   川 端  義 秀 君    8番   宮 澤  秀 樹 君
     9番   松 原  啓 治 君    11番  島 口  敏 榮 君
     12番  高 岡  和 行 君    13番  松 田  信 子 君
     14番  浦 井  智 治 君    15番  本 田    章 君
     16番  常 見  悦 郎 君    17番  松 井  治 男 君
     18番  畑 中  章 男 君    19番  砂 子  三 郎 君
     20番  榮    正 夫 君

3.欠席議員(1名)
     10番  山 本  鐵 夫 君

4.説明のため出席した者
   市   長  岡 田  高 大 君    副 市 長  下 河  育 太 君

   教 育 長  松 田  公 二 君    秘 書 政策  江 波  庄 進 君
                        局   長

   市 民 福祉  藤 森    勉 君    産 業 経済  長谷川  雅 人 君
   部   長                部   長

   建 設 部長  堂 下  義 治 君    和泉支所長  石 田  光 義 君

   会計管理者  澤 田  みち代 君    教育委員会  宮 下  真 一 君
                        事 務 局長

   消 防 長  谷 口  利 和 君    建設部理事  下 村  直 人 君

   総 合 政策  田 中  雄一郎 君    総 務 課長  羽 田  年 也 君
   課   長

   財 政 課長  巻 寄  富美男 君    生 活 防災  東 方  嘉 浩 君
                        課   長

   社 会 福祉  廣 瀬  吉 隆 君    産 業 政策  金 子  正 義 君
   課   長                課   長

   建 設 課長  佐 子  重 夫 君    下水道課長  辻    忠 信 君

   教 育 総務  島 田  健 一 君    監 査 委員  四 方  一 人 君
   課   長                事 務 局長

   消 防 本部  小 林    進 君    財   政  加 藤  正 幸 君
   次   長                課 長 補佐


5.事務局職員出席者
   局   長  中 村  浩 一      次   長  鉱 崎  昭 治
   係   長  多 田  直 人      係   長  山 田  明 美

6.議事
(午後2時20分 開議)







○議長(砂子三郎君)

 これより平成23年1月第373回大野市議会臨時会を開会いたします。

 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。

 直ちに本日の会議を開きます。

 この際、諸般の報告をいたします。

 本日の会議の欠席届が、山本鐵夫君よりまいっておりますのでご報告いたしておきます。

 次に、教育長、松田公二君から発言の申し出がありますので、これを許します。

 教育長、松田君。

 (教育長 松田公二君 登壇)



◎教育長(松田公二君)

 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る12月第372回大野市議会定例会におきまして、教育委員会委員の任命につきましてご同意を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 その後、大野市教育委員会の会議におきまして選任をいただき、12月28日から再び大野市教育委員会教育長を拝命いたしました。誠に身に余る光栄であり、誠心誠意、大野市の教育行政の向上に尽くす所存でございます。

 とりわけ、今、本市では平成23年度を初年度といたしまして第五次総合計画を策定し、人や産業、自然の元気が集まり、その元気が、さらに次々と新しい元気を生み出すまちづくりを目指して、新たな取り組みを始めようとしております。

 教育委員会といたしましても、大野市教育理念の下、基本構想に掲げます「優しく賢くたくましい大野人(おおのびと)が育つまち」の実現を目指し、家庭・学校・地域と密度の濃い連携を図りながら、大野人の育成に努めてまいりたいと決意を新たにしているところでございます。

 議員各位には、今後とも、より一層のご指導・ご鞭撻(べんたつ)を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、あいさつといたします。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 これより日程に入ります。

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、

 17番 松井治男君、18番 畑中章男君

の両名を指名いたします。

 日程第2「会期の決定」を議題といたします。

 本臨時会の会期については、1月17日および本日、議会運営委員会を開き協議した結果、本日1日限りと決定した旨申し出がありました。

 お諮りいたします。

 本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

 日程第3「議案第1号から議案第5号まで」の5議案を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

 (市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 本日、第373回大野市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆さま方には、今任期の満了を間近に控えられ、何かとご多用の中をご参集賜りまして、誠にありがとうございます。

 それでは、ただ今上程されました議案の概要につきましてご説明申し上げます。

 今臨時会に提出しております議案第1号から議案第5号までの各議案につきましては、昨年の11月26日に、円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を柱とします国の平成22年度補正予算が成立したことなどを受け、編成いたしました本市の平成22年度の一般会計と各特別会計の補正予算案、そしてこれに関連します条例設置の議案について、ご審議をお願いするものであります。

 まず

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

でありますが、今回、歳入歳出予算の総額に3億2,800万9,000円を追加して、予算の累計を182億736万6,000円とするものであります。

 その内容といたしましては、経済対策において創設されました地域活性化交付金の交付見込額の内示に伴い、公共施設や道路・河川の改修などを行う、きめ細かな交付金事業として1億6,010万円を盛り込み、また小中学校と図書館の図書の充実などを図るとともに、就学支援員などの配置を進める事業の財源とします基金への積み立てを行います、住民生活に光をそそぐ交付金事業として2,760万円を計上いたしております。このほか、道整備交付金事業費の増額と子宮頸がんワクチンなどの予防接種を促進する感染症対策事業などが主なものとなっております。

 次に、

 議案第2号 平成22年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案

につきましては、きめ細かな交付金を活用して、和泉診療所の屋根修繕を行う内容としており、

 議案第3号 平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)案



 議案第4号 平成22年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)案

は、社会資本整備に係る交付金の追加により、それぞれ事業費を増額補正する内容となっております。

 続いて、

 議案第5号 大野市住民生活に光をそそぐ基金設置条例案

についてでありますが、住民生活に光をそそぐ交付金を活用いたしまして、小中学校に就学支援員や心の相談員などを配置する事業の財源に充てることなどを目的といたしました「住民生活に光をそそぐ基金」を設置いたしたく、基金設置条例案を提出するものであります。

 各議案の提案理由、その内容につきましては、各担当部長から説明いたさせますので、慎重にご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(砂子三郎君)

 副市長、下河君。

 (副市長 下河育太君 登壇)



◎副市長(下河育太君)

 私からは、議案第1号から議案第4号までの予算議案4件についてご説明申し上げます。

 まず

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

からご説明いたします。

 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億2,800万9,000円を追加し、補正後の総額を182億736万6,000円とするものであります。

 歳入歳出の款項の区分および当該区分ごとの金額につきましては、3?からの第1表「歳入歳出予算補正」でお示ししてあるとおりでありますが、今回の補正は、国の補正予算により、地域活性化の交付金としまして、きめ細かな交付金と住民生活に光をそそぐ交付金が創設されたことや、経済対策として社会資本整備の追加割り当てがあったことなどから増額するものであります。

 それでは歳出から、4?の表に基づき説明をさせていただきます。

 各款の内容を申し上げますと、総務費では、住民生活に光をそそぐ交付金に基づき、弱者対策などの取り組み強化を目的とした基金を設置するため1,000万円を計上しております。衛生費では、きめ細かな交付金に基づく浄化センター、葬祭場などの施設修繕費用、それに国の補正予算に伴う感染症対策としての予防接種費用など、合計で2,769万5,000円を計上しております。

 労働費では、きめ細かな交付金に基づく職業訓練センターの下水道加入工事として400万円を計上しております。農林水産業費では、きめ細かな交付金に基づく林道7路線の補修工事などで548万1,000円を計上しております。商工費では、きめ細かな交付金に基づく九頭竜スキー場など5つの観光施設の修繕や改修工事費用、それに工業団地立地企業の環境改善設備に対する助成など、合計で3,902万7,000円を計上しております。

 土木費では、きめ細かな交付金に基づく市道6路線の舗装補修工事、河川水路の15カ所の補修工事、都市公園3カ所の設備工事、それに道整備交付金事業の追加割り当てに基づく7路線の道路改良工事として、合計で1億7,100万6,000円を計上しております。

 教育費では、きめ細かな交付金に基づく小中学校などの改修工事、住民生活に光をそそぐ交付金に基づく小中学校の図書の購入、博物館の展示物の整備、図書館の図書の購入や備品整備として、合計で7,080万円を計上しております。

 これらの財源といたしましては、3?にお示しするとおり、必要な歳入を見込んだものでありますが、国庫支出金では、地域活性化・きめ細かな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金、それに道整備交付金の追加割り当てなどで1億8,316万9,000円を見込み、県支出金では、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金として339万9,000円を見込んでおります。

 また市債では、道整備交付金事業の増額に伴い、道路整備事業債などを5,270万円増額しております。そして一般財源では、前年度繰越金として8,874万1,000円を計上して収支を合わせております。

 また5?の第2表「地方債補正」でありますが、今回の国の追加割り当てに伴い、道整備交付金事業では限度額を3,610万円増額して補正後の限度額を8,100万円に、合併特例事業では限度額を1,660万円増額して補正後の限度額を2億3,330万円にするものであります。なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様であります。

 次に、

 議案第2号 平成22年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案

について説明いたします。

 大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ420万円を追加し、補正後の総額を1億861万7,000円とするものであります。

 この特別会計の補正は、きめ細かな交付金に基づき和泉診療所の屋根修繕を行うために所要の費用を計上したものであります。

 次に、

 議案第3号 平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)案

について説明いたします。

 大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,242万1,000円を追加し、補正後の総額を3億9,021万9,000円とするものであります。

 この特別会計の補正は、国の農山漁村地域整備交付金の追加割り当てを受けて、南六呂師処理区の機能強化工事を行うため、所要の費用を計上したものであります。

 また5?の第2表「地方債補正」でありますが、今回の国の追加割り当てに伴い、農業集落排水事業において、限度額を2,090万円増額して補正後の限度額を2,550万円とするものであります。なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様であります。

 次に、

 議案第4号 平成22年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)案

について説明いたします。

 大野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億円を追加し、補正後の総額を11億4,956万5,000円とするものであります。

 この特別会計の補正は、国の社会資本整備総合交付金の追加割り当てを受けて、公共下水道の枝線管渠埋設工事および路面本復旧工事を行うため、所要の費用を計上したものであります。

 また5?の第2表「地方債補正」でありますが、今回の国の追加割り当てに伴い、下水道事業において、限度額を5,000万円増額して補正後の限度額を3億6,490万円にするものであります。なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様であります。

 以上であります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 秘書政策局長、江波君。

 (秘書政策局長 江波庄進君 登壇)



◎秘書政策局長(江波庄進君)

 私からは、

 議案第5号 大野市住民生活に光をそそぐ基金設置条例案

についてご説明申し上げます。

 この条例案は、国の緊急総合経済対策の一環で交付される、住民生活に光をそそぐ交付金の使途として、自殺予防等の弱者対策や知の地域づくりなどの分野において、地域の雇用拡大につながる事業の財源とする場合には基金積み立てが可能となっているため、その趣旨に沿って新たに基金を設置するものです。

 基金積立額は1,000万円を予定しており、設置目的に沿って平成23年度と24年度の2カ年で取り崩し、小中学校における各種支援員の配置など、必要な経費の財源に充ててまいりたいと考えております。

 なお、この条例案は公布の日から施行することとし、平成25年3月31日までの期限としております。

 よろしくご審議賜りますようお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 これより、説明のありました5議案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、順次これを許します。

 榮 正夫君。

 (20番 榮 正夫君 登壇)



◆20番(榮正夫君)

 議案第3号に対して、私は質疑を行います。

 聞くところによりますと、現在2系統ある施設を1系統にいたしまして、そして縮小し、その系統をさらに浅く縮小する。

 そういうふうに聞いていますが、そういうことをすることによって、地域住民の皆さんにどんなメリットがあるのか、ということをまず質疑したい。

 それからもう1つは、事業計画に基づいて過大な見積もりをした結果、この2系統あったものを1系統やめて、さらにその1系統を縮小するわけですが、そういう過大な見積もりに対する責任というのをどう考えられたのか。それから事業計画というものを見たときに、それに対する総括をどのようにして、今度の予算案を提案されたのか。

 この点について質疑します。



○議長(砂子三郎君)

 榮君の質疑に対する理事者の答弁を求めます。

 下水道課長、辻君。

 (下水道課長 辻 忠信君 登壇)



◎下水道課長(辻忠信君)

 榮議員の質疑にお答えいたします。

 まず1点目の「現在の施設を1系統に縮小するなどによる地域住民のメリット」についてでございますが、南六呂師地区は平成7年1月に、計画人口1,680人、計画汚水量454立方?で供用開始いたしましたが、スキー客の減少や定住人口の減少により、汚水の流入量が計画流入量に対し3分の1の130立方?程度となっております。そのため機械等の過負荷運転が続き、電気料金等の維持管理経費は年間を通してかさんでいるため、利用者の負担増につながってまいります。

 このように農業集落排水施設の維持管理は処理区ごとの使用料金で行っていますが、今回の整備により維持管理経費が抑えられ、利用者の負担軽減がメリットになるものと考えております。

 次に、2点目の「過大な見積もりに対する責任と事業計画の総括はどのようにしたか」についてでございますが、南六呂師地区の当時の定住人口と交流人口を合わせた1,680人の処理能力で整備しましたが、当時の計画は過大ではなかったものと認識しております。

 しかし、スキー客の減少や民宿の廃業、また定住人口の減少等により現状に適した施設に改良し、当施設の運営の健全化を図りたいと考えております。



○議長(砂子三郎君)

 榮君。



◆20番(榮正夫君)

 今ほどの質疑に対する答弁ですが、まず第1に、事業計画書によりますと、今ほどは1,680人の事業計画書だとおっしゃるけれども、当時の事業計画書によると総人口387人ですよ。それが1,680人も見込んだ事業計画書をまず出している。これが課題な見積もりではないというのはどういう理由ですか。

 それからもう1つ、この事業計画書に基づくと、まず「計画処理対象人口の算定については、第2章第2.処理対象人口の検討を参照のこと」と書いてあるのに、私が資料請求をしましたが、これは審議するために資料請求したんですよ。そうしたところが第1章しか出してこない。第2章がない。それはどういう意図なんですか。

 今は市長が提案理由の説明の時に、ちゃんと慎重な審議をしろと言っているでしょうが。それをわれわれが要求した資料をきちっと出して審議しないというのは、審議させないのかどうなのか。そのへんを尋ねておく。



○議長(砂子三郎君)

 建設部長、堂下君。



◎建設部長(堂下義治君)

 まず計画人口の1,680人でございますが、定住人口と流入人口がございます。流入人口が学校、保育園、それから民宿の17軒、ハイランドホテル、それから福井大学の山荘がございます。それから赤兎ロッジ、妻平ヒュッテなど、そういった流入人口の1,260人余りを見込んでおりますので、1,680人といたしております。

 そういう冬季間の人口になるわけですけれども、その人口によって設計しておりますので、それは過大ではなかったと思っております。

 それから資料請求の件に関しましては、私どもの足りなかった分はおわびしたいと思います。



○議長(砂子三郎君)

 榮君。



◆20番(榮正夫君)

 それはすぐ提出してくれるんですか。わびるだけですか。それがまず3点目に聞いておきたい。資料の提出はすぐされますか。



○議長(砂子三郎君)

 建設部長、堂下君。



◎建設部長(堂下義治君)

 資料請求につきましては、追ってすぐ準備させていただきます。



○議長(砂子三郎君)

 以上で榮 正夫君の質疑を終結いたします。

 次に、浦井智治君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 私は、

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

について質疑を行います。

 今年の冬は気温が低く、積雪も相当な量になっています。屋根雪下ろしを2回行った家もありますが、屋根雪下ろしの時の事故が多く、死者も出ております。道路や歩道の除雪は例年になく早くされており、市の取り組みを評価します。

 市に寄せられた除雪、排雪、屋根雪下ろし等の要望、苦情等は相当数になると思いますが、国において昨年10月に決定された地域活性化・きめ細かな交付金として、地域のニーズに応じて、きめ細かな事業を実施できるようにされました。

 そこで市では、地域ぐるみ雪下ろし支援事業等の雪下ろし支援や除雪、排雪等の支援の拡充について検討したか、質疑します。



○議長(砂子三郎君)

 浦井君の質疑に対する理事者の答弁を求めます。

 財政課長、巻寄君。

 (財政課長 巻寄富美男君 登壇)



◎財政課長(巻寄富美男君)

 浦井議員の質疑にお答えいたします。

 今回の国の補正予算に盛り込まれました地域活性化・きめ細かな交付金の大野市への交付見込額は1億696万9,000円となっており、この貴重な財源を有効的に活用するため、交付金の趣旨に沿った事業を選択して補正予算案を編成したところであります。

 お尋ねの地域ぐるみ雪下ろし支援事業につきましては、担当課において事前に各地区の要望などを調査し、その結果や前年度の実績に基づき、必要な経費につきまして当初予算で措置しております。

 また7月補正予算におきましては、国の社会資本整備総合交付金の追加を受けまして、地域ぐるみ雪下ろし協力推進協議会が行う、除雪器具などの購入費用に対して助成をする予算措置も講じてまいりました。

 以上のことから、この事業につきましては、今回のきめ細かな交付金の対象事業とはしておりませんのでご理解を賜りたいと存じます。

 なお昨年末からの寒波により本年も大雪となりましたが、この大雪に伴い、建設課に寄せられております市民からの除排雪に関する要望や苦情は、その日の状況にもよりますが、多いときには200件余りに達しております。さらに生活防災課において、屋根雪下ろしの作業者名簿を市民に提供した件数は、昨日現在で133件に上っております。また地域ぐるみ雪下ろし支援事業によります現在での雪下ろしの件数などは把握いたしておりませんが、今回の大雪の影響で相当の実績が報告されるものと見込んでいるところでございます。



○議長(砂子三郎君)

 浦井君。



◆14番(浦井智治君)

 ありがとうございました。

 今、地域ぐるみ支援事業のことについて答弁があったわけですけれども、地域ぐるみ実施地区数は平成21年度で42.9?、平成22年度で45.87?と半数以下にとどまっています。その原因を考えて対策を検討したのかどうか。

 また今の大野市地域ぐるみ雪下ろし支援事業の実施要綱では、民間業者に委託した場合、助成金は受けられないという不備がありますが、そういうことについて検討はしていますか。



○議長(砂子三郎君)

 市民福祉部長、藤森君。



◎市民福祉部長(藤森勉君)

 お尋ねの件でございますが、今ほどの数字は、地域ぐるみ推進協議会というのは9つの地域でそれぞれ協議会を立ち上げております。その中で、地域ぐるみですから、その地区で高齢者なりひとり暮らしの方々に地域の方が除雪するという、そういった事業になります。

 ただ、その地区内にそういった雪を下ろせる方がいない場合、そういった地区もございます。そういった地区が35ございまして、これらを含めますと、全体では65?余りの組織率になります。

 また今ほどの民間業者につきましては、そういった地区内に下ろす担い手がいない場合、業者に頼んでも、市としてはそれなりの支援をしております。



◆14番(浦井智治君)

 それから市に協議会を作っている地区の一覧表を請求したところ、市にはそういう資料はないと言われました。それでは、市にもし住民から問い合わせがあったときに、答えられないんじゃないですか。

 それくらいはつかんでいるべきだと思うんですけれども、こういうことは検討しなかったんですか。



○議長(砂子三郎君)

 市民福祉部長、藤森君。



◎市民福祉部長(藤森勉君)

 今ほどのご答弁でもさせていただいたように、降雪前に各地区に対しまして、すべて要望などの調査を行っております。どういった実態であるかにつきましては、すべて把握しているつもりでございます。



○議長(砂子三郎君)

 以上で浦井智治君の質疑を終結いたします。

 これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております5議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」「異議あり」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議がありますので、起立採決をいたします。

 ただ今議題となっております5議案につきましては、委員会付託を省略することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(砂子三郎君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。よって、5議案につきましては委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、順次これを許します。

 榮君。

 (20番 榮 正夫君 登壇)



◆20番(榮正夫君)

 日本共産党の榮 正夫です。

 議案第3号に対する問題を提起して、賛成の討論を行います。

 この平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算は、歳入歳出にそれぞれ5,242万1,000円を追加して、南六呂師区の終末処理場の機能を高めて、バクテリア等の繁殖を促す工事をすることについては反対するものではありません。問題は、5,242万円余りの追加予算でありますから、十分な審議の保障が大事であります。

 第2に、この工事を通じて、施設使用料の値下げに連動させる工夫が必要です。先ほどの理事者の説明では、農業集落排水はそこの地元で負担してもらった使用料で賄うんだという説明でありますが、現在大野市が進めている公共下水道と比べましても、1戸当たりの平均で、農業集落排水事業は全体として使用料が1カ月当たり1,000円から1,200円くらい高い、そのような仕組みになっています。

 そういうものをちゃんと見直して、全体的にそういうものに波及させていくという工夫が必要である。

 理事者が提案した案件を、ただ無条件に可決成立すればいいということであれば議会軽視であり、行政の進展はあり得ないということを申し上げて討論にします。



○議長(砂子三郎君)

 次に、浦井智治君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

について討論を行います。

 今年の冬は雪が相当な量になっており、屋根雪下ろし中の事故も多発しており、死者が出ております。高齢者の世帯では屋根融雪をしているところも多く見られますが、1カ月の灯油代が10万円近くも掛かると聞いております。

 今、全国の市町村では、高齢者や身障者世帯、母子家庭などに対し、雪下ろし助成が行われております。例を申しますと、滋賀県高島市では、70歳以上の高齢者や身障者世帯、母子家庭などで市民税非課税世帯では、雪下ろし委託費用1回5万円以内の3分の2、市民税均等割のみの世帯には、半額を助成しております。また同じ滋賀県の長浜市では、雪下ろしの条件で、子供がいる・いないを条件にするのは現実的に意味がないとして見直しを検討していることや、最大3回までとしていた回数制限の緩和、玄関先や敷地の通路部分の除雪も対象に含めるなどの見直しをするとしております。

 本市では、地域ぐるみ実施の地区数が5割にも満たないなど全市をカバーするものになっていないことや、業者に委託した場合、支援が受けられないなど運用上の改善が求められております。

 今回、国の地域活性化交付金の中のきめ細かな交付金を利用して、屋根雪下ろしや除雪など住民が切実に要望している事業の拡充をすべきと考えます。

 よって、

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

の事業の不十分な点を指摘しますが、補正予算全体に盛り込まれているそれぞれの予算に反対するものではありません。

 以上のとおり、補正予算に賛成の意見を述べて討論といたします。



○議長(砂子三郎君)

 以上で通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、

 議案第1号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第4号)案

 議案第2号 平成22年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案

 議案第3号 平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)案

 議案第4号 平成22年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第4号)案

 議案第5号 大野市住民生活に光をそそぐ基金設置条例案

の以上5議案を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第1号から議案第5号までの5議案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、5議案については原案のとおり可決されました。

 以上で、本臨時会の付議事件はすべて議了いたしました。

 (議長、議長席にて起立)



○議長(砂子三郎君)

 本日ここに臨時市議会を閉会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 私たちの任期も余すところ後わずかになりました。今、この議場を去るに当たり、感慨無量のものがございます。

 思えば、平成19年2月、本議場において皆さまと顔を合わせて以来、今期4年間において、臨時会も含め25回を数える議会が開催され、数多くの重要案件を慎重に審議してまいりました。理事者の皆さまとは、大野市政について鋭意議論を交わし、あるときは理事者のよきパートナーとして、またあるときは市政の番人として、是は是、否は否として明確な態度で努めてまいりました。このことは取りも直さず、大野市政のさらなる充実と進展を強く願うものであり、ご理解を賜りますとともに心から感謝申し上げます。

 また議員各位におかれましては、市民の負託に応えるべく、精力的に議員活動を展開され、行政と市民のパイプ役として、また民意を市政に反映させる代表者として大いに活躍されましたことに対し、心より敬意を表するものでございます。厳しい社会情勢の中、それぞれご活躍され、議会の円滑な運営、市勢の発展に格別のご協力をいただきましたこと、心から敬意と感謝を申し上げます。

 今期われわれは、議会改革として平成19年3月において、さらなる行政の簡素化・合理化の推進のため、議会の率先した取り組みとして議員定数の削減を行い、次期改選時から定数を20人から18人に減員することとしました。そして平成20年3月議会においては、議会・行政に課せられた役割を発揮し、自主的で効率的、具体的な議会運営方法の構築を目的とした議会等改革特別委員会を設置し、本会議などの充実として、質問席の設置、反問権の付与、事前広報の拡充、定例会の繰り上げ招集など。議会報に関しては、編集委員会の設置。議会の監視等機能強化に関しては、議員全員に対しての予算案等説明会の開催など。情報の透明化に関して、政務調査費のマニュアルの作成。効率的な行政運営に関しては、市長の専決処分事項の追加などに取り組みました。

 また市の重要案件であります中部縦貫自動車道においては、中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会を設置し、理事者とともに懸案事項の解決に向けて努力し、永平寺大野道路の大野・勝山間については整備が進み、平成24年度に完成。また大野油坂道路については一部大野東・和泉インター間が事業化され、基本設計協議の段階まで進ちょくしており、早期の工事着手が待たれるところであります。

 さてこの4年間、国においては政権交代により国の政策が大きく転換され、地域をめぐる状況も大きく変わる中、経済情勢は世界的な景気の低迷、デフレ、円高、少子高齢化などの要因による長期間の不景気から、雇用の面も大変厳しい状況が続いており、大野市においても税収が落ち込むなど厳しい財政運営を余儀なくされ、行政運営にも大きな影響を及ぼしております。

 このような状況下ではありますが、中心市街地活性化の拠点「結(ゆい)ステーション」の整備、越前大野城築城430年祭事業の実施、教育理念の策定、企業誘致、保健医療福祉サービス拠点施設の着工など、地域の活性化、市民福祉の向上を図るべく理事者と議会が一丸となって努力してきた賜物であります。

 そのほか、ますます進展する少子高齢化社会に向けた福祉施策の充実や小学校の統廃合、農林業対策、中小企業対策など数多くのことに尽力してまいりました。

 しかしながら、これから地域間格差がますます激しくなる中において、新年度からスタートいたします第五次大野市総合計画の推進、また庁舎等周辺整備、社会福祉の充実、社会基盤としての上下水道の整備促進、中部縦貫自動車道をはじめとする道路交通網の整備などの課題や懸案事項が残されており、われわれ議員といたしましても、その責務の重さを痛感しており、決意を新たにいたしているところでございます。

 私たちの任期は来る2月20日をもって満了いたしますが、今期を最後に勇退をご予定されている諸兄におかれましては、本議会での経験を糧として各分野で活躍されますことをご期待申し上げますとともに、お体には十分にご留意されて、引き続き、大野市勢発展のために側面からご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 また来る2月13日に執行されます市議会議員一般選挙に再出馬される方におかれましては、必ずや当選の栄を勝ち取られ、再び全員そろってこの議場で再会できますようご奮闘をお祈り申し上げます。

 最後に当たりまして、われわれの議員活動に際しまして、市長、副市長をはじめ理事者の皆さま方から格別なるご指導・ご支援を賜りましたことに対し、ここに心から厚く感謝を申し上げますとともに、今後の大野市発展と皆さま方のますますのご活躍をご祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。

 皆さま、大変ご苦労さまでございました。

 (拍手、拍手、拍手)



○議長(砂子三郎君)

 ここで、市長からあいさつの申し出がありますので、これを許します。

 市長、岡田君。

 (市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ごあいさつの機会を賜りまして、誠にありがとうございます。

 また今ほどは、提案させていただきました各議案につきまして、妥当なるご決議を賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。

 議員の皆さま方には、この臨時市議会が今任期の最後の議会かと思われますので、お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、任期満了となります2月20日を約1カ月後に控えた中、今臨時会に臨まれ、4年間のご活躍の跡を振り返られながら、感慨無量のものがあったものとご推察申し上げます。

 皆さま方には、大野市議会議員選挙におきまして見事当選を果たされて以来、市民に分かりやすい議会運営に努められますとともに、地方自治の本旨にのっとり、市民の代表として市勢の発展と市民福祉の向上にご尽力されてこられました。これまでのそのご功績に対し、市民の皆さまとともに深く敬意と感謝の意を表するところであります。

 顧みますと、この4年間はわが国の社会経済情勢において、大きな変化が見られた時期でありました。国政においては、平成21年夏の衆議院議員総選挙により政権与党が民主党に代わり、政治主導をうたった政権運営が行われております。経済面では、リーマンショック以降、景気の冷え込み状態が長く尾を引いており、雇用情勢においてもまだまだ改善の兆しが見えないのが現状であります。

 一方、地方においては、平成19年に地方自治法が施行60周年という節目を迎え、地方自治の意義と重要性についてあらためて再認識させられる中、昨年には、地方の自立を目指すことを目的として「基礎自治体への権限移譲」や「ひもつき補助金の一括交付金化」などを盛り込んだ地域主権戦略大綱が政府より示され、地方行財政においても、また大きな変革期を迎えた時期となりました。

 このような状況の下、平成18年7月に市長に就任して以来、私は常に現実を直視し、スピード感を持った市政の運営を政治姿勢として心掛け、将来の子供たちのため、また将来の大野市を豊かにするため、今、何をやるべきかを常に念頭に置いて、諸施策を実施してまいりました。

 「越前おおの元気プラン」はその重点施策を具体的に表したもので、人、歴史、文化、伝統、自然環境、食など、大野が誇る魅力ある素材のすべてを越前おおのブランドとし、この優れた素材を生かしたまちづくりを進めてきたところであります。とりわけ「越前おおのまるごと道の駅」構想の実現には欠かすことのできない中部縦貫自動車道や国道158号の整備促進、中心市街地の活性化と越前大野城築城430年祭の実施、越前おおの型農業をはじめとする産業の振興、越前おおのブランドの確立、大野市教育理念に基づく教育力の向上、少子化・高齢化対策の拡充と地域医療の推進、保健医療福祉サービス拠点施設の整備などの重要施策において、着実に成果が上がってきておりますのは、議員各位の深いご理解とご協力、そして大所高所からいただいたご意見の賜物であると心から厚くお礼申し上げる次第であります。

 長引く経済状況の低迷と厳しさが続く地方財政の中にあって、今後の情勢を展望いたしますと、地方自治体を取り巻く状況はますます厳しくなってくるものと予想されますが、これらを直視した上で、本市が抱える多くの課題の解決に取り組んでいかなければなりません。

 来年度からは、第五次大野市総合計画がスタートすることになりますが、将来において完成する中部縦貫自動車道の恩恵を最大限生かせるよう、魅力あふれる越前おおのをつくり上げていく必要があります。

 そのためには、まちづくりには欠かせない市民力と地域力を生かした市民総参加型の市政を推進してまいる所存であり、今後とも議会のご支援とご協力をお願いする中で「ひかりかがやき、たくましく、心ふれあうまち」の実現を目指してまいりたいと考えております。

 来る2月13日に執行されます大野市議会議員一般選挙におきまして、引き続き立候補を予定されています皆さま方には、寒さ厳しい折ではありますが、お体を十分ご自愛いただき、ご健闘をいただく中で、全員おそろいでご当選を果たされますよう心からお祈り申し上げます。

 また惜しまれながらも今期限りで勇退されます議員各位におかれましては、今後とも、大野市発展のために、さらなるご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 終わりに臨み、議員の皆さま方のこれまでのご功労に対して、心からの敬意と感謝の意を申し述べますとともに、議員各位の一層のご健勝とご多幸、そしてご健闘をお祈り申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

 誠にありがとうございました。

 (拍手、拍手、拍手)



○議長(砂子三郎君)

 これをもちまして、平成23年1月第373回大野市議会臨時会を閉会いたします。

 大変ご苦労さまでございました。

 

 (午後3時16分 閉会)