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福井県 大野市

平成22年 12月 定例会 12月15日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号




平成22年 12月 定例会 − 12月15日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号







平成22年 12月 定例会





       平成22年12月・第372回定例会 会議録(第4日)

                             平成22年12月15日(水)
                             午前10時  開議


1.議事日程
    第1.議案第69号から議案第75号まで
       及び議案第78号から議案第101号まで      31件
       請願5号                      1件
       陳情12号
       陳情3号・陳情6号・陳情8号・陳情10号(継続分) 5件
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
    第2.特別委員長報告
    第3.議案第102号 教育委員会委員の任命について
    第4.議案第103号 公平委員会委員の選任について
    第5.議案第104号 公平委員会委員の選任について
    第6.市会案第15号 大野市議会委員会条例及び大野市議会政治倫理条例の一部を改
               正する条例案
    第7.市会案第16号 大野市議会委員会条例の一部を改正する条例案
    第8.市会案第17号 米政策およびTPPに関する意見書


2.出席議員(20名)
     1番   新 家  竹 雄 君    2番   前 田  政 美 君
     3番   谷 口  治 衛 君    4番   石 塚  淳 子 君
     5番   沢 田  国 夫 君    6番   藤 堂  勝 義 君
     7番   川 端  義 秀 君    8番   宮 澤  秀 樹 君
     9番   松 原  啓 治 君    10番  山 本  鐵 夫 君
     11番  島 口  敏 榮 君    12番  高 岡  和 行 君
     13番  松 田  信 子 君    14番  浦 井  智 治 君
     15番  本 田    章 君    16番  常 見  悦 郎 君
     17番  松 井  治 男 君    18番  畑 中  章 男 君
     19番  砂 子  三 郎 君    20番  榮    正 夫 君


3.説明のため出席した者
   市   長  岡 田  高 大 君    副 市 長  下 河  育 太 君

   教 育 長  松 田  公 二 君    秘 書 政策  江 波  庄 進 君
                        局   長

   市 民 福祉  藤 森    勉 君    産 業 経済  長谷川  雅 人 君
   部   長                部   長

   建 設 部長  堂 下  義 治 君    和泉支所長  石 田  光 義 君

   会計管理者  澤 田  みち代 君    教育委員会  宮 下  真 一 君
                        事 務 局長

   消 防 長  谷 口  利 和 君    建設部理事  下 村  直 人 君

   総 合 政策  田 中  雄一郎 君    総 務 課長  羽 田  年 也 君
   課   長

   財 政 課長  巻 寄  富美男 君    社 会 福祉  廣 瀬  吉 隆 君
                        課   長

   産 業 政策  金 子  正 義 君    建 設 課長  佐 子  重 夫 君
   課   長

   教 育 総務  島 田  健 一 君    監 査 委員  四 方  一 人 君
   課   長                事 務 局長

   消 防 本部  小 林    進 君    財   政  加 藤  正 幸 君
   次   長                課 長 補佐


4.事務局職員出席者
   局   長  中 村  浩 一      次   長  鉱 崎  昭 治
   係   長  多 田  直 人      係   長  山 田  明 美

5.議事
(午前10時45分 開議)







○議長(砂子三郎君)

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。

 これより日程に入ります。

 日程第1「議案第69号から議案第75号まで、及び議案第78号から議案第101号までの31議案、ならびに請願1件、継続分4件を含む陳情5件」を一括して議題といたします。

 12月7日、委員会に付託いたしました各案件の審査結果について、各委員長より報告を求めます。

 最初に、産経建設常任委員長、前田政美君。

(産経建設常任委員長 前田政美君 登壇)



◎産経建設常任委員長(前田政美君)

 産経建設常任委員会は8日委員会を開催し、去る7日の本会議において付託を受けました各案件について慎重に審査を行いました。

 以下、委員会での審査結果ならびに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第69号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第3号)案

のうち当委員会付託分

 議案第89号から議案第95号、および議案第99号の「指定管理者の指定について」の9議案については、それぞれ全会一致で理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。

 最初に、市道橋梁における安全確保について申し上げます。市道には、各所に橋梁が設置されておりますが、それら橋梁のうち中小規模なものの中には欄干等が設けられておらず、河川等への転落が危惧(きぐ)されるものも見受けられます。欄干は排雪に支障を来すなど、近隣住民からは必ずしも望まれるものでないとのことでありますが、市道は不特定多数の方が利用することから、安全対策については十分に配慮されるべきものであります。

 つきましては各橋梁の状況を調査の上、危険と判断されるものについては、近隣住民等の理解・協力を得ながら事故防止への対策に前向きに取り組んでいただきたいと存じます。

 次に、越前おおの農林樂舎(がくしゃ)の役割について申し上げます。農林樂舎には、農林業者の下支え、新たな特産振興や販路の拡大、都市部との交流の推進など市農林業の持続的な発展において、その担う役割は非常に大きなものがあると認識しております。

 中でも、本市の基幹農作物である米の断続的な価格下落や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をはじめとする貿易自由化の流れの中において、今後の市内農業者の農業所得を支えていくことのできる新たな特産作物の開発は急務であると考えます。今後、より専門性を持ち合わせた県やJA等と一体となって調査・研究をされ、本市にふさわしい特産作物の振興に係るビジョンを立てていただけるよう期待いたします。

 次に、市街地水路での流量調査について申し上げます。今般、建設課において昨年10月から1年間をかけて実施された、市街地での主な水路での流量調査の結果についての報告がありました。報告によれば、非かんがい期においては、真名川から毎秒約2.5?、清滝川から毎秒約1?、そして赤根川上流から毎秒0.1から0.2?の合計毎秒3.5?程度が市街地へ導水されているとのことであり、真名川等から取水される水量がおおむね有効に市街地へ達していることが証明されたとのことであります。

 しかしながら、冬季間の市街地流雪溝での必要流量は毎秒8.4?程度と試算されており、ポンプアップによる補給分を合わせてもまだまだ不足しているのが現状であります。現在、国・県との湧水再生研究調査事業なども実施されておりますので、この不足分を少しでも補えるような方策がないか、十分検討いただきたいと存じます。

 最後に、

 請願5号 TPPの参加に反対する請願

および

 陳情12号 米政策及びTPPに関する陳情書

について申し上げます。

 まず請願5号は、菅首相がTPP交渉への参加を検討することを表明したことを受け、TPP参加による日本農業と地域経済、国民生活に与える影響は極めて甚大で、食料自給率の向上とは絶対に両立しないとし、TPP交渉への参加に反対する意見書を政府関係機関へ提出するよう要請するものであります。

 次に陳情12号は、米価下落が深刻化しており、この状況を放置すれば、米をはじめとした食料の安定供給と地域農業の振興に大きな影響を及ぼすことになることから、政府による緊急的な米需要調整対策を実施すること。またTPP締結により輸入は増大し、国内農業が壊滅的な被害を受ける恐れがあることから、TPP交渉へは参加しないこと。そして生産現場の実態を踏まえた農業者戸別所得補償制度への改善を求める意見書を政府等関係機関へ提出するよう要請するものであります。

 TPP参加により予測される本市農業への影響や現下の米価下落の現状などから判断すれば、いずれの趣旨も理解できるものであることから、陳情12号については全会一致で採択、請願5号については賛成多数で趣旨採択とし、別途市会案として意見書を提出することに決しました。

 以上であります。議員各位におかれましてはよろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。



○議長(砂子三郎君)

 次に、民生環境常任委員長、沢田国夫君。

(民生環境常任委員長 沢田国夫君 登壇)



◎民生環境常任委員長(沢田国夫君)

 民生環境常任委員会は9日委員会を開催し、去る7日の本会議において付託を受けました各案件について慎重に審査を行いました。

 以下、委員会での審査の結果ならびに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第69号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第3号)案

のうち当委員会付託分

 議案第70号 平成22年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)案

 議案第71号 平成22年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第1号)案

 議案第72号 平成22年度大野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)案

 議案第73号 平成22年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)案

 議案第74号 平成22年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)案

 議案第75号 平成22年度大野市水道事業会計補正予算(第1号)案

 議案第87号 指定管理者の指定について

 議案第88号 指定管理者の指定について

 議案第101号 平成21年度大野市下水処理センター主ポンプ棟建設工事請負契約の変更について

以上の10議案については、全会一致でそれぞれ理事者の説明を了とし、原案を可決することに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げたいと思います。

 最初に、地下水について申し上げます。今年は、昨年の冬の大雪と梅雨時の降雨により、平年よりも高い地下水位を保っているとの報告を受けました。しかしながら、降雪期を迎えるとはいえ、今後の気象状況によっては地下水位の低下が心配されます。

 日ごろから水を無駄に使わないよう節水を呼び掛けることは大切であると存じますので、例年どおりの広報活動を行われるよう求めた次第であります。

 次に、ごみの不法投棄について申し上げます。エコポイントや来年7月24日の地上デジタル放送完全移行に向け、家電製品の買い替えが進んでいる様子を見受けます。多くの買い替えに伴うそれらの不法投棄が心配されますので、今後とも環境監視員、関係機関等と協力して、監視とパトロールに努めていただきたいと存じます。

 また空き地等を利用した不用電化製品等の無料回収を見掛けますが、特にまちなかなど人通りの多いところでの営業は、景観や環境的な面からも気掛かりですので、これからもその様子をパトロールするなど目を配っていただきたいと存じます。

 次に、保育料について申し上げます。保育料の滞納については、平成17年度末に1,300万円を超えておりましたが、本年11月末の過年度保育料は約240万円にまで減ったとのことであります。滞納はあってはならないことだと存じますが、疾病等で保育料を負担することが困難な場合も考えられます。本市でも、大野市保育所保育料徴収規則の減免規定に基づき、平成20年には1件の減免措置を行ったとのことであります。

 今後も保育料徴収規則にのっとり、保育料負担について個々に相談を受け付け、保育料の減免あるいは分納、徴収猶予などの方法について、納入義務者の事情等を考慮し対応されるとともに、さらなる保育料徴収に努めるよう求めた次第であります。

 次に、福祉政策等について申し上げます。後期高齢者医療制度、国民健康保険等、高齢者にかかわる国の各種政策につきましては、その内容が大きく変わろうとしておりますので、今後とも国の動向を注視し、組織、施策等の変更を常に念頭に置いて情報収集を行うとともに、制度改正の際の迅速な対応に努められたいと存じます。

 また国民健康保険の被保険者は高齢者をはじめとする低所得者が多く、保険税負担も高いようです。そして国保の運営主体を都道府県へ移管することになる新制度では、国保の安定化や保険料負担の公平化を目指しておりますが、被保険者だけに負担が増えることのないよう、国の財源負担について関係機関等へ積極的に働き掛けられたいと存じます。

 最後に、継続審査となっております

陳情8号 母子家庭等(母子、父子家庭)の高校就学奨励事業の適用追加について

申し上げます。

 本陳情は、本年度から高校の授業料無償化が実施されたが、本市の母子家庭等の高校授業料助成に代えて「高校就学支度助成金」「修学旅行助成金」を追加するよう求めるものであり、先の7月定例会・9月定例会において継続審査と決したものであります。

 委員からは、その助成費用分の予算が、本年度から実施されている中学3年生までのすべての子供を対象とした医療費助成事業などに充当されており、子供たちに均等に間接的に助成されていること、また現在の一人親家庭に対するさまざまな支援制度でも対応が可能であるとの意見が多数を占め、不採択と決しました。

 以上であります。議員各位におかれましてはよろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。



○議長(砂子三郎君)

 次に、総務文教常任委員長、高岡和行君。

(総務文教常任委員長 高岡和行君 登壇)



◎総務文教常任委員長(高岡和行君)

 総務文教常任委員会は、去る7日の本会議において付託を受けました各案件について、10日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。

 また委員会の開会に先立ち、下庄小学校において、本年3月に工事が終了いたしました北校舎改築工事について、担当課から工事概要の説明や学校関係者から使用状況の説明を受けるとともに施工状況等を調査いたしました。

 それでは、以下、委員会での審査の結果ならびに経過について申し上げます。

 まず議案について申し上げます。

 議案第78号 大野市消防手数料条例の一部を改正する条例案

 議案第79号 大野市納税貯蓄組合奨励に関する条例を廃止する条例案

 議案第80号 第五次大野市総合計画基本構想について

 議案第81号 大野市過疎地域自立促進計画について

 議案第100号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について

の5議案、ならびに議案第82号から議案第86号までと議案第96号から議案第98号までの「指定管理者の指定について」に係る8議案の合計13議案については全会一致で、

また

 議案第69号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第3号)案

のうち当委員会付託分については賛成多数で、それぞれ理事者の説明を了とし、原案を可決とすることに決しました。

 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。

 まず和泉地区について申し上げます。和泉地域審議会の審議状況を伺いますと、残念ながら一部住民には合併時の経緯等が十分理解されていないのではないかという感があります。このようなことから、旧和泉村時代から積み残されている課題については、和泉地区住民の理解が得られるよう懇切丁寧な説明に心掛けられるとともに、厳しい財政状況を直視した毅然(きぜん)たる理事者の対応を望むものであります。

 次に、スポーツ振興について申し上げます。近年、少子化の影響を受けてか、市内のスポーツクラブの競技力が低下しており、また市民を対象にした各種大会においては、参加申込者数に比べて実際に競技に参加される方の人数が少ない例が見受けられます。スポーツを振興するには、市民がスポーツに親しむ機会を増やすことや、ジュニアを育成するための指導者を育成することが肝要だと考えられますので、適切な対策を講じられたいと存じます。

 また8年後には福井国体が予定されておりますが、スポーツで本市を全国にアピールする絶好の機会ととらえ、関係者との連携を密にしながらスピード感のある対応を期待するものであります。

 次に、小中学校の統廃合について申し上げます。近年では、六呂師小学校と阪谷小学校、森目小学校と富田小学校が統廃合され、他地区でも統廃合に向け、保護者等を対象として説明会が開催されております。しかし残念ながら、教育委員会における論議が十分でないような感がありますので、児童生徒、保護者、地域住民に十分配慮した真摯(しんし)な論議を望むものであります。

 次に、入札制度について申し上げます。本市の入札においては、最低制限価格を公示しており、業種にかかわらず入札に参加する資格を備えていれば、いずれの入札にも参加することができます。しかし、複数の業種の入札における、最低制限価格と同額での応札によるくじ引きでの落札者の決定回数が増えていることを考慮いたしますと、地域経済の活性化と地元産業育成の観点からすれば疑問でありますので、現在の入札制度が本市にとって最も適した制度であるのかを、現状を適切に見極めて検討されたいと存じます。

 また最近の入札において、非常に請負率が高いのではないかというような事例が生じております。他市町村の状況を調べてみますと、入札当日にコンピューターで予定価格を決定する市町村が増えているとのことでありますので、本市でもより公正で公平な入札制度となるよう、本システムの導入について検討願いたいと存じます。

 次に、陳情について申し上げます。

 まず9月定例会から継続となっております

 陳情3号 工事内容による電気工事としての発注について

であります。

 本陳情は、空調工事において、電気工事として発注可能なものについて特段の理解を求めるものでありますが、9月定例会では、県の動向等を注視すること、そして業種間での調整が必要と判断されることから、継続審査といたしました。

 理事者の説明によりますと、最近の空調工事の発注においては、工事内容から判断して必要とする技術者の配置を条件とし、最も適した業種として電気工事、管工事をそれぞれ選定したとのことであります。

 このようなことから、地元産業の振興を念頭において、今後も設計内容を十分精査した業種選定を行われたいとの意見が述べられ、賛成多数で趣旨採択と決しました。

 次に、これも9月定例会から継続となっております

陳情6号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書

についてであります。

 本陳情書は、国等に対し人権侵害救済法案の成立に反対する意見書の提出を求めるものでありますが、9月定例会では同法案の具体的な内容が明らかになっていないことから、継続審査といたしました。

 同法案については、現時点では国会に提出されておらず、9月の状況と変わりないことから、全会一致で継続審査と決しました。

 次に、これも9月定例会から継続となっております

陳情10号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について

であります。

 本陳情は、2011年度の地方財政予算全体の安定確保に向けて、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求めるものでありますが、9月定例会では、国の具体的な施策等を慎重に考慮する必要があると判断されることから全会一致で継続審査といたしました。

 現時点では、社会経済情勢は9月の状況と大きな変動がなく、さらに今後の国の政策に不透明な点もあることから、全会一致で継続審査といたしました。

 最後に、

提言書 平成23年度税制改正及び行財政改革に関する提言について

申し上げます。

 本提言書は、今後の望ましい税制の在り方をテーマに、固定資産税をはじめとする地方税制等の見直しを求めるものであります。

 理事者の説明では、国や他の自治体との均衡を重視すべきであることから、今後の国の税制改正の動向を見守りたいとのことでありますので、的確な情報分析を行い、適正に対応されたいと存じます。 

 以上であります。議員各位におかれましてはよろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。



○議長(砂子三郎君)

 これより、ただ今の各委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますのでこれを許します。

 新家竹雄君。

 (1番 新家竹雄君 登壇)



◆1番(新家竹雄君)

 日本共産党の新家竹雄でございます。

 ただ今、ご報告がありました各委員長の委員会報告に基づいて、2点にわたって質疑をさせていだきたいと思います。

 1つは、第五次大野市総合計画基本構想についてであります。ここで人口減が想定をされます本市の人口減少、そしてそれに伴う産業への影響を考えまして、交流人口という言葉が出されております。

 しかしこの交流人口というのは、実はその判定が大変不確定な部分があります。この点で委員会においては、交流人口のその中身について、どのような議論がされたのか、お答えをいただきたいと思います。

 第2点は、過疎地域自立促進計画についてであります。過疎計画のその真なるところは、その地域における産業の振興、それによる住民の所得向上、そして社会基盤整備が大事なところであります。

 その過疎計画について、和泉地域の具体的な産業振興策が議論されましたのかどうか、関係する委員長にご質問をしたいと思います。

 以上であります。



○議長(砂子三郎君)

 新家君の質疑に対する委員長の答弁を求めます。

 総務文教常任委員長、高岡和行君。

(総務文教常任委員長 高岡和行君 登壇)



◎総務文教常任委員長(高岡和行君)

 新家議員のご質疑「第五次大野市総合計画基本構想の中の交流人口について、どのような議論がされたか」ということについて、ご答弁申し上げさせていただきたいと思います。

 この第五次大野市総合計画ですけども、構想の中に、交流人口増5,000人ということで3万3,000人を3万8,000人にしたいという計画でございます。この基本構想に関しましては、事前に配っておいていただきまして、皆さん方お読みになっておいでになられたんじゃないかなと。

 その中で中心市街地を活性化するということに関して、近年、まちなかを歩いている人が非常に多くなってきたように見受けております。それとまた戦略的観光ということで、観光振興課が出向いて行きまして、小中学校の遠足等も戦略的なもので増やしておいでになられると思います。そしてまた、かつ地域間交流、姉妹都市とか提携都市とかゆかりのまちというところに理事者に多く出向いて行っていただいて、どうか大野市に来てくださいよということで増やされるというようなことが書いてあります。

 そういった説明をいただきまして、委員の皆さん方がご承諾されて、そして全会一致で可と決したんじゃないかなと。このように私は思っておりますし、そう理解もいたしておりますのでご答弁申し上げます。

 次に「過疎計画における産業振興は議論されたか」。これも過疎法の6年間の延長により、産業振興についても書いてございます。今、和泉地区の産業振興はご存じのとおり昇竜、その他たくさんございますけども、やはり産業振興の方にはスイートコーン。先般も質問でございましたように、特産物としてスイートコーンが追加されて、そういったものも今後、産業の振興につなげていきたいというようなことの説明を賜っております。そして林業の間伐についても、和泉地区に関しては大いに進めていきたいというようなことも書いてあります。

 何しろ第五次大野市総合計画においては、私の一般質問でも甘いんじゃないかということで、相当また数値を上げていただいて。何しろ上げていただいた数字を達成していただくことを要望もいたしております。そういったことでご答弁とさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(砂子三郎君)

 新家君。



◆1番(新家竹雄君)

 委員会の議論の状況を私はお聞きをしたかったわけでありますから、以上で質疑を終わらせていただきます。



○議長(砂子三郎君)

 以上で新家竹雄君の質疑を終結いたします。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、順次これを許します。

 最初に、浦井智治君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 会派を代表して、

 議案第69号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第3号)案

について反対討論を行います。

 議案第69号の債務負担行為で、有終西小学校および乾側小学校学校給食調理業務委託、有終南小学校給食調理業務委託の予算が計上されております。

 この学校給食の問題について、わが党の衆議院議員宮本岳志氏は、本年3月17日の文部科学委員会で一般質問を行い、子供たちの大切な食と食育にかかわる給食調理の現場が、今大変な状況になりつつあることを、事実を示して追求しています。それによりますと、1985年の文部省通知「学校給食業務の運営の合理化について」をきっかけに、給食調理員の非常勤化や調理業務の民間委託化が全国で進んできた実態があります。それが全国各地で偽装請負になっている実態を明らかにし、追求したとのことであります。

 厚労省が示した37号告示「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」によりますと、発注者が作業工程に関して仕事の順序や労働者の配置などを指示したり、発注者が作成した作業指示書を示して作業を行わせた場合には偽装請負と見なされ、違法となります。埼玉県鳩ケ谷市の例も示し、給食調理現場においては、おいしくて安心安全な給食を提供しようとすればするほど、現場での栄養教諭や栄養士からの細かい指示が必要となり、つまり限りなく偽装請負に近くなること。

 現にこの鳩ケ谷市の給食調理の請負は37号告示に違反するとして、昨年7月、埼玉労働局から是正指導を受けたとのことです。そのため鳩ケ谷市では民間委託を見直すのではなく、逆に調理員や施設整備の衛生管理や調理作業の基準などを全部削除したとのことです。

 宮本議員はこのような矛盾の背景には、そもそも学校給食という子供の食の安全安心にかかわるものを民間に委託することに不適切があると。コスト削減のために給食調理業務を民間委託すると、ほとんどの場合が偽装請負になること。この事態を回避するためには、鳩ケ谷市のように市の責任を放棄して受託業者にすべて任せるか、あるいは調理業務の民間委託をやめて安全安心に市が直接責任を持つかしかないと主張しました。

 大野市の理事者は、調理業務の民間委託が偽装請負に当たるかどうかはグレーゾーンに当たると認めております。学校給食法において、学校給食の充実や普及、学校給食を使った食育の推進をうたい、学校給食実施基準、学校給食衛生管理基準等を義務教育諸学校の設置者に努力義務を認めている以上、偽装請負に当たる可能性がある、こうした民間委託はやめるべきであると考えます。



○議長(砂子三郎君)

 次に、新屋竹雄君。

 (1番 新家竹雄君 登壇)



◆1番(新家竹雄君)

 私は、第五次大野市総合計画基本構想と過疎地域自立促進計画について発言をしたいと思います。

 まず第五次大野市総合計画基本構想についてであります。「優しく賢くたくましい大野人(おおのびと)が育つまち」「共に思いやり支え合う安全で安心なまち」「誰もが快適で暮らしやすいまち」「越前おおのの魅力あふれる活力あるまち」「美しく豊かな自然環境を育(はぐく)み継承するまち」、そして「基本構想実現に向けた行政運営」を柱に掲げております。

 10年後の大野が目標とする言葉として美しく望ましいものだと思います。このスローガンが実現するように頑張ってもらいたいと思いますし、私も協力するつもりであります。ですから、基本的にはこの計画に賛成であります。

 しかし、いくつかの点を指摘せざるを得ないと思います。1つは産業振興策であります。特に中小零細企業に対する助成策が、誘致企業への助成に比較して心もとないのではないだろうかというふうに思わざるを得ません。先の一般質問で、わが党の浦井議員が一般質問で行った住宅リフォーム助成の提案に、積極的とはいえない答弁がありました。住宅リフォーム助成については、十数倍の波及効果があるといわれて、これを取り入れる自治体が全国で多くなっています。ぜひ中小零細企業に対する十分な助成等の支援策を望みたいと思います。

 次に農林業の再生であります。特産作物、里芋やネギ、菊、穴馬カブラ、穴馬スイートコーン、これら以外をどう作り出していくのか。それに対する行政の積極的かかわりが求められていると思います。委員会での議論でもありましたけれども、県の農業試験場などとの連携、こういうところから新たな特産作物を作り出していく、それへの行政の積極的なかかわりを求めたいと思います。

 次に観光振興であります。目玉となる、売り出す歴史、そして施設、自然がこの大野の中に何があるのか、何がその焦点となるのか、いまいちはっきりしません。これでは観光客または定住者を呼び込むことができるとの期待がなかなかできかねるのではないだろうか。

 この部分のメッセージを市民が、そして市外の方々も理解できるようなメッセージの発信こそ、今求められているのではないでしょうか。そして、そのことが市民の力を引き出すことができるのではないかと考えるものであります。

 次に市庁舎建設問題であります。前期計画では平成27年に完成していることになっております。現庁舎に対する耐震診断はしていないとの答弁でありましたけれども、平成3年に実施し、翌年1月に報告を受けた耐力度調査では耐震診断を行っております。

 この内容を見ますと、その報告書の総論の中で構造に関してこのように述べております。「総じて現状においては竣工当時の部材耐力を維持しているものと考えられるものの、各部材には局所的にいくつかの劣化現象があるために補修・補強の必要があると考えられた。

 また、材料の劣化状態を、主にコンクリートの諸試験の結果から検討したものを本文中に述べた。試験結果は、採取資料に建設当時の技術的側面から生じていると考える偏差が含まれるが、コンクリートの中性化試験の結果より、現状においてコンクリートの中性化域は鉄筋位置までは達していないことが確認され、複合材料としての鉄筋コンクリートは、一応、竣工当時の耐力を維持しているものと考えられた」と、このように報告がされております。

 こうしたことからも、安全安心と効率性の観点から巨額の税金を使う新庁舎建設前提の計画はいかがなものかと言わざるを得ません。

 併せて合併特例債の使途と問題についてであります。合併特例債は総合基本計画の重要な財源として予定をされております。64億4,000万円を上限として、現在、起債累計は22億5,490万円、その多くを市庁舎建設等の大型建設に費やすのではなく、市民生活の向上に振り向けることを要望したいと思います。

 もう1つ言わせてもらえるならば、和泉地域と合併して生じた有利な財源であります。和泉地区への積極的な投資、社会基盤整備を行うことを要望したいと思います。

 そして交流人口の問題点であります。交流人口とはその地域に訪れる人のこと。その地域に住んでいる人、つまり定住人口に対する概念であります。この地域を訪れる目的としては、通勤・通学・買い物・文化鑑賞、そして創造活動や学習や習い事やスポーツ、観光・レジャーなどなどさまざまな要素がありますけれども、特にその内容を問わないものであります。

 問題点として、交流人口には確たる計測手段がない。通勤・通学者については国勢調査等の計測手段がありますけれども、観光に関しては、その計測手法がとりわけ確立されておりません。極めてあいまいなのであります。有料施設の入場者数や鉄道、そして航空機等の乗降客等から一定係数を乗じて推計するのが実情であります。しかも、基礎自治体での計測手法は統一されていない。こういうところに交流人口の問題があります。

 聞くところによりますと、交流人口が毎日5,000人。平成12年、恐竜博が行われたときが最高の大野市への入り込み数だった。この数字を目標としたとのことであります。それ以外の根拠はないということであります。

 ちなみに九頭竜まつりの入り込み数と実際の入場者数を比較してみたいと思います。紅葉まつり、10月30日から31日に開催されました。入り込み数は2日間で5万人と発表されました。実数は2日間で1万9,518人をカウントしています。

 このようなことが430年祭の入り込み数として発表されるならば、今後の他の事業に対する評価は違ったものにならざるを得ません。これまで10月末で155万人、例年に比べて25万人増の入り込み数であると発表されておりますけれども、こういうような手法で今後も事業が進められるとするならば、大変危惧せざるを得ないのであります。毎日5,000人の人たちが集う、訪れる。それによって経済が潤い、産業の活性と雇用が生まれる。これを前提として掲げられている数字だからであります。

 毎日5,000人が1万円を使うと、1日で5,000万円になります。年間だと182億円になるわけであります。1万円までいかないにしても、5,000円として計算しても90億円を超えるわけですから、大変な経済効果があります。しかし通勤・通学もカウントするのでありますから、そんな数字は期待できないでしょう。入り込み数という根拠の薄い、場合によっては水増しともいえる数字で今後の市政運営がなされるとするならば、危ういものにならざるを得ません。苦言を呈しておきたいと思います。

 本議案第五次大野市総合計画基本構想が市民生活の向上に結びつくよう期待し、今後の着実な実施を願うものであります。

 過疎地域自立促進計画についてであります。これまでの5年間、過疎計画に基づく社会基盤整備に2,680万円しか投じてこなかった。これでは法律にうたわれている「生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域について、総合的かつ計画的な対策を実施するために必要な特別措置を講ずる」としたこの法の趣旨が、そしてそれに基づいて策定された計画が十分な施策を行ってきたとは言い難いのではないか。

 これを反省して、今後の6年間で着実に実施するとするならば賛成であります。計画終了時、結果できなかったでは済まされないことであります。本計画は、長年の住民の声が一定程度反映され、平成の湯の改築等を約束しています。評価したいと思います。

 今後、特に重視しなければならないのは、所得保障策としての産業振興であります。観光振興策と森林等和泉の地理的条件を活用した特産物の開拓・開発が急がれるものであります。和泉振興策を理事者側と議論をしますと「住民がその気にならないと」という言葉がよく出てきます。住民をその気にさせるのもまた行政の役割であると考えます。緻密で積極的、着実な施策を期待したいと思います。

 以上であります。



○議長(砂子三郎君)

 以上で、通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 新家君に確認いたします。基本的に賛成討論ですね。

 (「はい」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 これより採決いたします。

 まず反対討論のありました

 議案第69号 平成22年度大野市一般会計補正予算(第3号)案

について採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております議案第69号に対する委員長の報告は原案を可決であります。

 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(砂子三郎君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。

次に、前回より継続審査となっております

 陳情8号 母子家庭等(母子、父子家庭)の高校就学奨励事業の適用追加について

を採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております陳情8号に対する委員長の報告は不採択であります。

 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(砂子三郎君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。よって、陳情8号は不採択と決しました。

 引き続き、一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第70号から議案第75号、議案第78号から議案第101号までの30議案、ならびに請願5号、陳情12号、そして前回から継続審査となっております陳情3号、陳情6号、陳情10号については、いずれも委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、30議案ならびに請願1件、陳情4件についてはいずれも委員長報告のとおりと決しました。

 日程第2「特別委員長報告」を行います。

 最初に、中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長、島口敏榮君。

(中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長 島口敏榮君 登壇)



◎中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員長(島口敏榮君)

 中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会では、去る11月29日に、国道158号奈良瀬・境寺バイパスに続く、境寺・計石間の5??区間について、県土木部長および県議会議長に対し要望書を提出し、計画ルートの公表や工事の着工について強く要望してまいりました。

 さて本定例会においては13日に委員会を開催し、中部縦貫自動車道ならびに国道158号について、所管課より進ちょく状況および今後の計画等の説明を求めたところであります。

 まず中部縦貫自動車道永平寺大野道路についてでありますが、掘削中の小矢戸トンネルでは去る12月4日に県民を対象とした見学会が開かれ、市内外から約200人が参加。中部縦貫自動車道の整備促進に対する関心が深まるなどの成果があったものと思われるとのことであります。

 また小矢戸地区盛土工事等が今年度中に発注され、来春には中津川高架橋が架設されるなど、平成24年度の供用開始に向け着実に工事が進められているとのことです。また先般、平成23年度の政府予算編成に向けた国土交通省の概算要求では、大野・勝山間が確実に平成24年度内に開通するための予算が要求されたとの報道があり、委員一同心強く感じたところであります。

 次に大野油坂道路では、大野東から和泉間の14??について、道路予備設計を基にした地元との第1回目の設計協議が終了し、その際にあった意見を踏まえた第2回目の協議に向け、準備が進められているとのことです。当委員会においても、設計協議にて示された資料の説明を受けましたが、まさに命の道の完成した姿が垣間見え、また今年度中には、この道路において第1級のトンネルとなる荒島第2トンネルを含めたトンネル等構造物の基本設計が発注される予定とのことであり、1日も早い工事着手を願うばかりであります。

 まだ事業化されていない区間については、1日も早く事業化を決定されるよう、関係機関に対し要望を続けていきたいとのことであります。

 次に国道158号ですが、現在、奈良瀬・境寺間は平成23年度内の完成を目指し工事が進められておりますが、冒頭でも申し上げましたが、境寺から計石間の約5??についても引き続き整備されるよう、県に対し、大野市民が納得するような具体的なスケジュールの公表を要望していくとのことであります。

 次に、国道157号大野バイパス整備についてであります。平成24年度の暫定2車線での全線供用開始をめどに事業が進められておりますが、埋蔵文化財の調査も終盤を迎え、現在は中保から吉までの1.3??について、用地買収を進めながら中保方面から工事を進めていくとのことであります。

 いずれの事業につきましても、当委員会においてはかねてより要望活動を続けてまいりましたが、所期の目的達成に明るい兆しが見えたように感じられます。

 議員各位におかれましても、この中部縦貫自動車道・国道158号の整備促進に対しまして、今後ともご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げ当委員会の報告といたします。



○議長(砂子三郎君)

 次に、議会等改革特別委員長、川端義秀君。

(議会等改革特別委員長 川端義秀君 登壇)



◎議会等改革特別委員長(川端義秀君)

 議会等改革特別委員会は13日に委員会を開催し、第五次大野市総合計画基本構想素案ならびに前期基本計画素案に関して、先般実施された市のパブリックコメントについて論議を行いました。

 担当課からは、パブリックコメントにおいて、総合計画構想素案に関しては5人の方から9件、また前期基本計画素案に関しては1団体7人の方から29件の意見・提言があったとの報告があり、意見等の概要、意見に関しての市の考え方、また修正内容について説明を受けたところであります。

 委員からは、パブリックコメントについて十分理解されていない市民の方もいるとのことから、今後実施される際には、本制度の趣旨を周知していただくとともに、市民・団体の皆さまからの貴重な意見・提言を幅広く求めるためにも、広報おおの、ホームページ等だけではなく、区長会をはじめ各種団体等への周知の方法を考えられたいとの意見が述べられました。

 以上であります。当委員会といたしましては、今後とも議会として課せられた役割を最大限に発揮し、自主的でかつ効率的、そして具体的な改革方策の策定を目指して、精力的に取り組んでいきたいと考えております。

 また取りまとめにつきましては、議員各位のご意見やご指導を賜わりながら進めてまいりますので、ご理解とご支援を重ねてお願い申し上げまして当委員会の報告といたします。



○議長(砂子三郎君)

 以上で、特別委員長報告を終わります。

 日程第3、

 議案第102号 教育委員会委員の任命について

を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

(市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ただいま上程されました

 議案第102号 教育委員会委員の任命について

ご説明申し上げます。

 現委員の松田公二氏の任期が平成22年12月27日で満了となりますので、その後任といたしまして引き続き、大野市中挾3丁目1411番地、松田公二氏を教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意をお願いするものであります。

 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますのでよろしくお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 お諮りいたします。

 本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております

 議案第102号 教育委員会委員の任命について

はこれに同意することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第102号はこれに同意することに決しました。

 (教育長 起立・礼)



○議長(砂子三郎君)

 日程第4、

 議案第103号 公平委員会委員の選任について

を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

(市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ただ今上程されました

 議案第103号 公平委員会委員の選任について

ご説明を申し上げます。

 現委員の早川きよみ氏の任期が平成22年12月27日で満了となりますので、その後任といたしまして引き続き、大野市森本第13号24番地、早川きよみ氏を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意をお願いするものであります。

 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますのでよろしくお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 お諮りいたします。

 本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております

 議案第103号 公平委員会委員の選任について

はこれに同意することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第103号はこれに同意することに決しました。

 日程第5、

 議案第104号 公平委員会委員の選任について

を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

(市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 ただ今上程されました

 議案第104号 公平委員会委員の選任について

ご説明申し上げます。

 現委員の村西勝雄氏の任期が平成22年12月27日で満了となりますので、その後任といたしまして引き続き、大野市中据第22号39番地、村西勝雄氏を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意をお願いするものであります。

 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますのでよろしくお願いいたします。



○議長(砂子三郎君)

 お諮りいたします。

 本案は人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております

 議案第104号 公平委員会委員の選任について

はこれに同意することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第104号はこれに同意することに決しました。

 日程第6、

 市会案第15号 大野市議会委員会条例及び大野市議会政治倫理条例の一部を改正する条例案

および

 日程第7、

 市会案第16号 大野市議会委員会条例の一部を改正する条例案

を一括議題といたします。

 市会案第15号ならびに市会案第16号について、事務局をして朗読いたさせます。



◎議会事務局長(中村浩一君)

 それでは命により朗読いたします。

 本文のみを朗読いたします。

 まず

 市会案第15号 大野市議会委員会条例及び大野市議会政治倫理条例の一部を改正する条例

 大野市議会委員会条例の一部改正。

 第1条 大野市議会委員会条例(昭和41年条例第24号)の一部を次のように改正する。

 第2条第1項第1号中「7人」を「6人」に改め、同項第3号中「7人」を「6人」に改める。第4条第2項中「8人」を「7人」に改める。

 大野市議会政治倫理条例の一部改正。

 第2条 大野市議会政治倫理条例(平成18年条例第43号)の一部を次のように改正する。

 第5条第5項中「10人」を「9人以内」に改める。

 附則 この条例は、平成23年2月21日から施行する。

 市会案第16号、本文のみ朗読いたします。

 大野市議会委員会条例一部を改正する条例。

 大野市議会委員会条例(昭和41年条例第24号)の一部を次のように改正する。

 第2条第1項各号を次のように改める。

(1)総務民生文教常任委員会 9人

(2)産業建設常任委員会 9人

(3)予算・決算常任委員会 17人

 附則 この条例は、平成23年2月21日から施行する。



○議長(砂子三郎君)

 これより、ただ今議題となっております2議案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますのでこれを許します。

 榮 正夫君。

 (20番 榮 正夫君 登壇)



◆20番(榮正夫君)

 榮 正夫です。市会案第15号について、質疑を行います。

 去る平成22年11月25日・26日の両日にわたって、議会運営委員会および議会等改革特別委員会合同の視察研修を議長同伴で行い、愛知県新城市・刈谷市の両市を視察研修いたしました。研修の目的の研修事項は、第1に「常任委員会の複数所属制度(予算決算委員会の運営等)について」また「議会改革の取り組みについて(議会中継システム含む)」、また第2に「市庁舎の建て替えについて」が主なものでした。

 そこで市会案に対する質疑を行うものでありますが、この市会案第15号は提案理由にもありますように、議員定数が現在の20人から18人になることから、常任委員会の数を変更せず、総務文教常任委員会と民生環境常任委員会の定数をそれぞれ1人ずつ削減し、変化のない常任委員会にすることとなっています。

 研修費39万8,302円、約40万円を使用しての研修の成果との整合性はどこにあるのか、これが質疑です。

 質疑の第2は、議会運営委員会の定数を8人から7人にする根拠は何か。また議会運営委員会委員長は、これまで2人会派は議会運営委員会委員にしないとの態度を堅持してきたと聞くが、それはなぜか。

 現在の地方自治法では、12分の1の賛成があれば議案を提出できることを認めています。当然、議会運営とのかかわりが生じてくるのであり、無視すれば済むということは理論上ならないと考えます。また2人会派を議会運営委員会のメンバーに加えることで、どんな不都合が生じるのか質疑するものであります。



○議長(砂子三郎君)

 榮君の質疑に対する提出者の答弁を求めます。

 市会案第15号提出者、本田 章君。

 (15番 本田 章君 登壇)



◎15番(本田章君)

 榮議員の質疑にお答えいたします。

 まず「改選後の常任委員会の定数と先に実施した議会運営委員会、議会等改革特別委員会合同の研修との整合性等」についてお答えいたします。

 今回の研修では、その1つとして、常任委員会の複数所属制度について、どのような運営がなされているかについて、既に複数所属制を取っている愛知県新城市議会を訪問いたしました。しかしながら新城市議会の複数所属制と申しますのは、本市議会と同様に全議員がいずれかに所属しなければならない3つの常任委員会のほかに、本年9月に設置された議長を除き全議員が所属する予算・決算常任委員会があり、複数所属とは、議員が3つのいずれから常任委員会のほかに予算・決算委員会にも所属するというものであります。

 なお改選後の常任委員会の構成につきましては、この研修を行う以前に、既に議会等改革特別委員会において意見集約がなされ、改選後も現状の3常任委員会のままとし、定数を各6人とすることが議長に報告されておりましたので、常任委員会の複数所属制に関しては、特に予算・決算常任委員会での審査の仕方やその効果、ほかの常任委員会審査との兼ね合いなどについて研修し、本市での今後の予算・決算審査の在り方について先進事例に学ぶことを目的に実施したものであります。

 本市での予算・決算常任委員会の設置につきましては、さらに検討を要することから、今後の課題としてさらに論議していく必要があると考えております。

 そのほか、今後理事者から意見が求められるであろう庁舎建て替えについて、去る10月に供用を開始したばかりの刈谷市新庁舎を見学し、建設までの経緯を伺ったほか、庁舎建て替え時に導入を検討している議会中継システムの状況について研修を行いました。さらにこの両市で実施されている議会改革の取り組みや課題等についても、その優れた点を本市の参考とすべく研修を行ったところであります。

 次に「議会運営委員会の委員定数を8人以内から7人以内とする根拠と、委員は会派所属議員3人ごとに1人を選出すること」についてお答えいたします。

 議会運営委員会の選出方法は、当市議会申し合わせにより定められているものでありますが、この申し合わせは、過去の会派代表者会議において協議の上、決定されたものであります。その後、選出方法の見直しについて協議されることもありましたが、現在まで決定当時の協議結果を尊重してきているものであります。よって改選後の定数を7人以内とすることつきましては、この申し合わせに基づき選出される最大人数が議員定数の減により減じたものであります。

 また地方自治法で規定する議員の議案提出要件に合わせ、議会運営委員の選出要件を決定すべき必然性は認められないと考えます。

 最後に「議会運営委員会に2人会派からも委員を選出すること」についてでありますが、そのことで特に不都合は考えられませんが、先ほども申し上げましたとおり、過去の議会内部での協議結果を尊重してきた経緯があるということでございます。

 以上であります。



○議長(砂子三郎君)

 榮君。



◆20番(榮正夫君)

 今ほどの議会運営委員会委員長の答弁でありますが、この複数所属制度というのは新しく地方自治法で決められたものですが、これについては3常任委員会を堅持するということを議会等改革特別委員会で決めたというように言っています。

 しかし本来、この特別委員会というのは、全体の協議が図られるのが筋なんです。それを多数決やら、そういうもので意見集約を図ったなどということは本来あり得ないことです。

 そういう点で言うと、例えばそのことの証拠として、初め、私が代表者会議でその辺を問題にしたら、そうしたらどういうふうに変わったかというと、もともとこの第15号案というのは議会事務局案だということを事務局は説明したんです、その後。事務局案ということであるとですね、議会運営委員会の自主性というのは全くないんです。事務局案を議会運営委員会で審議することなく無条件で踏襲してきたのが今度の第15号案です。議会運営委員会の運営は事務局の指導に従う以外に自主性のないものかどうかっていうことを2つ目に質疑しておきたい。

 また議会運営委員会というのは、本来そういうことであって、運営委員全体の意見調整をするという努力をすべきでないのかどうか、そのへんも伺っておきたい。



○議長(砂子三郎君)

 本田君。



◎15番(本田章君)

 常任委員会の複数所属制度については、ただ今の市会案の中身で触れておりませんのでそのお答えは割愛させていただきます。

 3常任委員会の定数につきましては、先ほども申し上げましたように、議会等改革特別委員会において意見が集約され、議長に報告されたと。その報告の経緯を受けて会派代表者会議で説明をされ、先例に倣って議会運営委員会で委員会条例の一部を改正する条例案を提案させていただいたということでございます。



○議長(砂子三郎君)

 榮君。



◆20番(榮正夫君)

 事務局案として出されたんですって。それは、初めは今委員長が言ったようなことだったんですよ。しかしそれは、その後にこれは事務局案だということで、ちゃんと事務局から説明があったんです。それを踏襲するというのが今度の議会運営委員会ですよ。だからそういうことを委員長、諮っていないでしょ、全然。諮りもしないでおいて、単純にそんなことを言っても、流れは私も議運に入っているんだからよく分かっているんです。そういうことです。



○議長(砂子三郎君)

 本田君。



◎15番(本田章君)

 市会案第15号につきましては、議会運営委員会所属の7人の委員中、榮議員を除く6人の賛成者をちょうだいいたしまして提案させていただいたということでございますので。ということは、代表者会議の協議を経て、議会運営委員会で皆さんが理解をされて、賛成者になっていただいたと私は理解をしております。



○議長(砂子三郎君)

 以上で榮 正夫君の質疑を終結いたします。

 以上で、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております日程第6「市会案第15号」および日程第7「市会案第16号」については、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、ただ今議題となっております日程第6「市会案第15号」および日程第7「市会案第16号」については委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますのでこれを許します。

 榮君。

 (20番 榮 正夫君 登壇)



◆20番(榮正夫君)

 この7月から議運のメンバーに加えていただきました榮 正夫です。市会案第15号に反対の討論を行います。

 ただ今、質疑でも明らかにしましたように、大野市議会委員会条例の目的は、本来、市民の負託を受けてきた議員が、それぞれ等しく審議権が保障される条例でなければなりません。またそれは、地方自治法に照らしてもその根拠を持つ必要があります。

 その点で、市会案第15号に示された現条例の第4条第2項中「8人」にも、改めるとされる「7人」にも、何ら根拠がありません。一会派および一派の恣意(しい)で構成される大野市議会委員会条例改正案は許されるべきものではありません。



○議長(砂子三郎君)

 以上で、通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、まず本田 章君ほか5人から提出された

 市会案第15号 大野市議会委員会条例及び大野市議会政治倫理条例の一部を改正する条例案

について採決いたします。

 市会案第15号については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(砂子三郎君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。よって、市会案第15号は原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 榮 正夫君ほか2人から提出された

 日程第7、

 市会案第16号 大野市議会委員会条例の一部を改正する条例案

については、既に日程第6「市会案第15号」が可決されましたので、議決を不要とすることについて、ご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、市会案第16号は議決不要と決しました。

日程第8、

 市会案第17号 米政策およびTPPに関する意見書

を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本案については、提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 お諮りいたします。

 ただ今議題となっております

 市会案第17号 米政策およびTPPに関する意見書

については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、市会案第17号は原案のとおり可決されました。

 次に、別紙のとおり議員派遣の手続きについて、大野市議会会議規則第160条第1項ただし書きの規定により、議長においてこれを決定いたしましたのでご報告しておきます。

 以上で、定例会の日程はすべて議了いたしました。

 これをもちまして、平成22年12月第372回大野市議会定例会を閉会いたします。

 大変ご苦労さまでございました。



(午後0時10分 閉会)