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福井県 大野市

平成22年  5月 臨時会 05月14日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号




平成22年  5月 臨時会 − 05月14日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号







平成22年  5月 臨時会





       平成22年5月・第368回臨時会 会議録

平成22年5月14日(金)
午前10時  開議


1.議事日程
    第1.会議録署名議員の指名
    第2.会期の決定
    第3.議案第35号 財産の取得について

2.出席議員(17名)
     1番   前 田  政 美 君    2番   谷 口  治 衛 君
     5番   藤 堂  勝 義 君    6番   川 端  義 秀 君
     7番   宮 澤  秀 樹 君    8番   松 原  啓 治 君
     9番   山 本  鐵 夫 君   10番   島 口  敏 榮 君
    11番   高 岡  和 行 君   12番   松 田  信 子 君
    14番   浦 井  智 治 君   15番   本 田    章 君
    16番   常 見  悦 郎 君   17番   松 井  治 男 君
    18番   畑 中  章 男 君   19番   砂 子  三 郎 君
    20番   榮    正 夫 君

3.欠席議員(2名)
     3番   石 塚  淳 子 君    4番   沢 田  国 夫 君

4.説明のため出席した者
   市   長  岡 田  高 大 君    副 市 長  山 本  一 郎 君

   教 育 長  松 田  公 二 君    秘 書 政策  江 波  庄 進 君
                        局   長

   総 務 部長  下 河  育 太 君    市 民 福祉  藤 森    勉 君
                        部   長

   産 業 経済  長谷川  雅 人 君    建 設 部長  堂 下  義 治 君
   部   長

   和泉支所長  石 田  光 義 君    会計管理者  澤 田  みち代 君

   教育委員会  宮 下  真 一 君    消 防 長  谷 口  利 和 君
   事 務 局長

   建設部理事  下 村  直 人 君    総 合 政策  田 中  雄一郎 君
                        課   長

   総 務 課長  羽 田  年 也 君    財 政 課長  巻 寄  富美男 君

   社 会 福祉  廣 瀬  吉 隆 君    産 業 政策  金 子  正 義 君
   課   長                課   長

   建 設 課長  佐 子  重 夫 君    教 育 総務  島 田  健 一 君
                        課   長

   監 査 委員  四 方  一 人 君    消 防 本部  小 林    進 君
   事 務 局長                次   長

   財   政  加 藤  正 幸 君
   課 長 補佐

5.事務局職員出席者
   係   長  多 田  直 人      係   長  山 田  明 美

6.議事
(午前10時15分 開議)







○議長(砂子三郎君)

 これより、平成22年5月第368回大野市議会臨時会を開会いたします。

 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。

 直ちに本日の会議を開きます。

 この際、諸般の報告をいたします。

 本日の会議の欠席届が、沢田国夫君よりまいっておりますので報告いたしておきます。

 以上で、諸般の報告を終わります。

 これより、日程に入ります。

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、

 5番 藤堂勝義君、6番 川端義秀君の両名を指名いたします。

 日程第2「会期の決定」を議題といたします。本臨時会の会期については、5月10日および本日、議会運営委員会を開き協議した結果、本日1日限りと決定した旨、申し出がありました。

 お諮りいたします。

 本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は、本日1日と決定いたしました。

 日程第3、

 議案第35号 財産の取得について

を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 市長、岡田君。

 (市長 岡田高大君 登壇)



◎市長(岡田高大君)

 おはようございます。

 本日、第368回大野市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には公私ともご多用の中、ご参集賜りまして誠にありがとうございます。

 さて3月21日にスタートいたしました越前大野城築城430年祭は「五番春の小京都まつり」や「七間朝市山菜フードピア」などのイベントをはじめ、ゴールデンウィークの期間には、越前おおの結ステーションを中心に多くの来訪者があり、順調な滑り出しであると感じております。現に越前大野城や武家屋敷旧内山家、平成大野屋など結ステーション周辺施設の本年4月以降の入り込み者数は1万6,000人余りで、昨年の約2倍の伸びとなっており、中心市街地活性化事業の進ちょくと結ステーションの整備との相乗効果により、多くの来訪者が生まれたのだと考えているところであります。

 大野へ来ていただいた方々に、いかに大野を楽しんでいただき、いかに大野の魅力を感じていただくかが最も大切なことで、この430年祭の取り組みが、越前おおの元気プランに掲げる「人やまち、そして産業の元気」へとつながっていくものと確信しているところであります。なお430年祭のマスコットキャラクター「うぐピー」と「うめピー」のペットの名称が、今月7日の実行委員会におきまして「かめじろう」と決定いたしましたので、これからの広報・宣伝や誘客活動に積極的に参加させてまいりたいと考えております。

 今後は、10月のメーン行事に向けて430年祭の取り組みを確実に進めていくとともに「市民力」と「地域力」、そして「民間の力」を活用しながら、中心市街地の活性化をさらに進めてまいる所存であります。

 それでは、ただ今上程されました

 議案第35号 財産の取得についてご説明申し上げます。

 旧ツヅキボウ福井株式会社大野工場跡地に係ります土地と家屋の取得に関しましては、予定価格が2,000万円以上となるため、地方自治法第96条第1項第8号および議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。

 取得いたします土地は3筆で、面積の合計は14万7,126.95平方?、家屋は工場とその附属建物5棟であり、取得金額は8,300万円、取得の方法は福井地方裁判所が行う期間入札であります。

 以上、慎重にご審議の上妥当なるご決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(砂子三郎君)

 これより説明のありました議案第35号に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、順次これを許します。

 榮 正夫君。

 (20番 榮 正夫君 登壇)



◆20番(榮正夫君)

 日本共産党の榮 正夫です。議案第35号に対する質疑を行います。

 私は、去る4月13日の代表者会議において

理事者から説明と打診のあったツヅキボウの跡地および家屋の福井地方裁判所の競売に、シゲタ動物薬品工業の鳥インフルエンザワクチン製造の風評等を斟酌(しんしゃく)して、同意の判断をしたことがありました。その後、市民の問い合わせや理事者の説明、わが党の調査から若干の質疑の必要が生じたので質疑を行います。

 今回大野市が取得する土地および家屋を売却したいとしているが、その計画があるかどうか。同時に現行のまま売却したいとしているがそのとおりか、ただします。以上です。



○議長(砂子三郎君)

 榮君の質疑に対する理事者の答弁を求めます。

 総務部長、下河君。

 (総務部長 下河育太君 登壇)



◎総務部長(下河育太君)

 榮議員ご質問の「大野市が取得した土地および家屋を現行のまま売却したいとしているが、そのとおりか」についてお答えさせていただきます。

 今回取得予定の用地につきましては、工場用の建物が残存する大規模な土地であることから、既存の建物を活用した製造業を中心とする土地利用に適しております。

 最近の企業誘致の交渉におきましては、現下の厳しい経済状況から、設備投資を抑え、短期間で利用可能な建物付きの用地取得を希望する企業が増えており、現に当該用地に関心を示している企業もあることから、市といたしましては、当該用地を現行の建物付きのまま取得を希望する企業に対しまして積極的に誘致活動を展開していきたいと考えておりますので、どうぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(砂子三郎君)

 榮君。



◆20番(榮正夫君)

 売却する努力もするということでありましたが、現行のまま売却する努力をしたいというように理解すればよろしいですか。



○議長(砂子三郎君)

 総務部長、下河君。



◎総務部長(下河育太君)

 先ほど答弁させていただきましたように、今のままの形で企業誘致を進めていきたいというふうに思っております。

 (「終わります」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 以上で榮 正夫君の質疑を終結いたします。

 次に、浦井智治君。

 浦井君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 議案第35号 財産の取得について

質疑を行います。

 第1に、私はこの財産の取得に市が介在する必要が全くないと考えます。百パーセント買い手がいるなら、直接会社が競売に参加して買えばいい話であります。市は現行のまま売却したいとしていますが、売却できなかった場合は市の負担が増える一方になります。企業誘致等の話を聞いても、市が介在する必要性はないと考えますが、市の考えはどうか。

 第2に、企業誘致に失敗した場合、市に大きな負担が生じることになります。現在、市内の工業団地もなかなか売れず、苦労してきたのが実情であります。もし企業誘致ができなかった場合、誰が責任を取るのか。市民に負担を押し付けることには同意できません。市の考えはどうか、ただします。



○議長(砂子三郎君)

 浦井君の質疑に対する理事者の答弁を求めます。

 総務部長、下河君。

 (総務部長 下河育太君 登壇)



◎総務部長(下河育太君)

 まず「当該用地の競売に大野市が介在する必要がないのではないか」についてお答えさせていただきたいと思います。

 議員ご指摘のツヅキボウ跡地の競売につきましては、入札に参加しましたのは大野市のみでございました。このことから、ほかに企業などは競売に参加する意図が無かったものと判断しております。本市といたしましては、住民の安全・安心は行政の役割と強く認識しており、周辺住民の方々が環境面や公害の観点から、有益でない企業などの当該用地への進出に不安を持たれないなどのことをかんがみまして、応札させていただいたところであります。

 現在、本市では小山工業団地をはじめ、春日野工業団地、中野工業団地の一部が未分譲となっており、精力的に誘致活動に努めているところであります。今回取得いたします予定の用地につきましては、工場の建物が残存する大規模な土地であり、既存の建物を活用した製造業などの誘致に適しており、現在市が保有している工業団地とは、規模や利用形態が異なっております。また企業誘致を積極的に行うためには、直ちに分譲可能な土地を保有していることが大きな強みとなりますので、当該用地も建物付きということを企業誘致の新たなポイント、武器といたしましてPRや誘致活動に努めてまいたいと考えております。

 次に「企業誘致に失敗した場合、誰が責任を取るのか」についてでありますが、企業誘致は、現下の低迷している産業の活性化や雇用情勢の改善を図るためには、本市にとっては欠かせない活動であります。全国的におきましても、各自治体が競争し合って企業誘致に努めているものであり、本市も積極的に進めなければならないことをご理解賜りたいと思います。

 このようなことから、当該用地への企業誘致につきましても、本市が責任を持って誘致に努めてまいりたいと考えております。



○議長(砂子三郎君)

 浦井君。



◆14番(浦井智治君)

 再質疑をさせていただきたいと思います。1つは、これを売却するとしていますが、いつまでに、誰に売却する計画があるのかどうか。それから売れなかった場合、更地にする計画があるのかどうか。その場合、いつごろをめどにそうした壊す計画なのか。

 その2点、聞きたいと思います。



○議長(砂子三郎君)

 総務部長、下河君。



◎総務部長(下河育太君)

 まず今後の予定でございますけど、これにつきましては、先ほどの榮議員のご質疑にも答弁させていただきましたように、関心を寄せている企業もございます。こういう企業をはじめ、積極的に誘致活動に努めていきたいということで、そのためには全力を傾注してまいりたいと考えております。

 2点目になりますけど、こうした結果を受けまして、最終的に私たちは、現建物付きで誘致活動を徹底的に進めていくということが前提でありますので、更地については今のところ考えておりません。

 (「終わります」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 以上で、浦井智治君の質疑を終結します。

 これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただ今、議題となっております議案第35号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」の声あり)



○議長(砂子三郎君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第35号につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますのでこれを許します。

 浦井智治君。

 (14番 浦井智治君 登壇)



◆14番(浦井智治君)

 日本共産党の浦井智治です。

 議案第35号 財産の取得について

討論を行います。

 私は、この財産の取得に大野市が介在する必要性は全くないと思います。百パーセント買い手がいるなら、直接会社が買えばいい話であります。議員全員協議会での理事者の説明では、この物件を企業誘致のために活用していくとのことですが、聞けば、誘致企業は今は無いとのことであり、転売できるかどうかは全く分からない状況です。

 今の経済状況を考えると、新しい企業の誘致など到底考えられないというのが多くの自治体関係者の意見です。大野市でも弱電関係の工場が相次いで閉鎖しています。これからの市の経済を考えるとき、地場産業など地域に根ざした産業をいかに育てていくかが大事ではないでしょうか。また市内の工業団地もなかなか売れず、市の大きな負担になってきました。小山工業団地も企業進出が困難で問題になっています。

 今、全国の自治体でこうした工業団地の失敗が相次いでいます。売れなかった場合や建物を壊し更地にする必要性が生じた場合など、莫大(ばくだい)な費用が必要になることも明らかであります。以上の点から考えても、この財産の取得には賛成できません。

 以上、

 議案第35号 財産の取得について

反対の理由を述べて討論とします。



○議長(砂子三郎君)

 以上で、通告による討論は終わりました。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、

 議案第35号 財産の取得について

採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第35号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (起立多数)



○議長(砂子三郎君)

 ご着席ください。

 起立多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。

 以上で、本臨時会の付議事件はすべて議了いたしました。

 これをもちまして、平成22年5月第368回大野市議会臨時会を閉会いたします。

 大変ご苦労さまでございました。



(午前10時32分 閉会)