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福井県 小浜市

平成15年  9月 定例会(第4回) 09月09日−03号




平成15年  9月 定例会(第4回) − 09月09日−03号







平成15年  9月 定例会(第4回)



     平成15年9月9日小浜市議会定例会会議録(その3)

出席議員21名

  1番 三木 尚君    2番 下中雅之君    3番 垣本正直君

  4番 藤田善平君    5番 上野精一君    6番 清水正信君

  7番 池尾正彦君    8番 風呂繁昭君    9番 井上万治郎君

 10番 池田英之君   11番 富永芳夫君   12番 小堂清之君

 13番 山本益弘君   14番 宮崎治宇蔵君  15番 深谷嘉勝君

 16番 水尾源二君   17番 山口貞夫君   18番 石野 保君

 19番 杓子 明君   20番 山崎勝義君   21番 木橋正昭君

欠席議員 なし

地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名

    市長            村上利夫君

    副市長           中塚安治君

    収入役           芝田敏捷君

    総務部長          和田孝夫君

    総務部政策審議監      服部由幸君

    総務部マネージャー     田井克己君

    企画経営部長        東 武雄君

    企画経営部政策審議監    高鳥重郷君

    企画経営部マネージャー   上田広輝君

    企画経営部

    市町村合併推進室長     塩野喜一郎君

    市民まちづくり部長     中積重喜君

    市民まちづくり部政策審議監 高島 賢君

    市民まちづくり部

    マネージャー        富田 実君

    市民まちづくり部

    鉄道新線・公共交通課長   竹村次夫君

    市民まちづくり部

    商工観光課長        栗原 茂君

    福祉環境部長        樽谷 清君

    福祉環境部マネージャー   長谷川文治君

    福祉環境部医務保健課長   吉岡澄生君

    産業建設部長        長尾一彦君

    産業建設部政策審議監    畠山重左久君

    産業建設部マネージャー   柴田道和君

    産業建設部農林水産課長   四方澄雄君

    教育委員会教育長      食見直孝君

    教育部長          儀峨雅美君

    教育部教育審議監      中元鉄男君

    教育部マネージャー     村井重喜君

    教育部文化生涯学習課長   島本俊博君

    教育部体育課長       古田幸男君

議会事務局長および書記

    議会事務局長        中野 繁

    次長            西尾清順

    書記            佐藤善一

    書記            大岸美由紀

日程第1        一般質問



○議長(山口貞夫君) これより本日の会議を開きます。

            (午前10時0分)



○議長(山口貞夫君) 諸般の報告をいたさせます。



◎議会事務局長(中野繁) 報告いたします。

 ただいまの出席議員は21名であります。

 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は村上市長ほか27名でございます。以上報告いたします。



○議長(山口貞夫君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により議長において10番池田英之君、21番木橋正昭君を指名いたします。

 本日の日程は一般質問でありますので印刷物の配付は省略させていただきます。

 昨日に引き続き一般質問を行います。10番、池田英之君。



◆10番(池田英之君) おはようございます。10番、池田英之でございます。

 ただいまより発言通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。今回の一般質問では第1に市町村合併問題について、第2に景観保全のまちづくりについての2点について質問させていただきます。

 まず市町村合併問題についてお伺いします。この問題につきましては、先の6月議会でも質問いたしましたが、合併特例法の期限まで1年6カ月と迫った今、小浜市の将来を左右する緊急であり最重要の課題であると考えましたので、再度お伺いをいたします。

 市町村合併問題につきましては、理事者と議会が足並みをそろえ力を合わせて取り組んでいかなければ到底道が開かれるものではないと思います。議会におきましても、6月議会において特別委員会が設置されまして、杓子委員長を中心にしまして鋭意取り組みが進められているところでございますが、きょうは理事者の取り組み状況についてお伺いをいたします。

 現在21世紀の社会構造変化に耐えられる新たなまちづくりを目指して合併は避けて通れない問題として7月1日現在、全国の市町村で法定協議会を構成している市町村は、全体の45.3%、任意協議会を含めると64%に上る市町村で検討が進められています。また本県におきましても、波乱含みの要素もありますが嶺北地方の多くの市町村で取り組みが進められております。しかしながら、本市を取り巻く情勢は依然として具体的な動きがない状況にあります。私は何としても特例法の期限内に小浜市、遠敷郡をはじめとしとたできるだけ大きな枠組みで合併をするべきであると考えおります。昨日も6番議員が質問しておられましたが、市長が当初から示しておられる小浜市、遠敷郡の枠組みについて現在の取り組み状況についてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) それでは現状につきましてご説明を申し上げます

。基本的には昨日も市長申し上げましたとおり、合併特例法の期限内に小浜市、上中町、名田庄村の3市町村による対等合併を目指しまして、それに向けた早期に協議会が設立できるよう積極的に取り組んでいるところでございます。しかし関係自治体の中では、枠組みの問題あるいは合併時期の問題、あるいは地方制度調査会の答申がこの11月に示されるということになっていることから、この答申内容を見きわめてから結論を出してもよいのではないか等々さまざまな意見がございまして、現在合併協議会の設立まで至っていないというのが実情でございます。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今、近隣の町村の状況につきましてご説明をいただきましたけども、そうした中で7月26日の新聞報道によりますと、三方、上中町の両町議会が平成17年3月までの合併特例法の期限までに合併を目指すということで合意したという報道がございました。小浜市、遠敷郡の枠組みを示されております市長でございますが、新たなこうした展開を受けまして、また特別委員会での議論も踏まえまして三方町にも積極的に働きかけをするべきであると考えますが、この点につきましてご見解をお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君



◎市長(村上利夫君) そのことで8月18日に三方の町長さんをお訪ねいたしまして意見交換をいたしたとこでございます。それから上中町からの呼びかけもございまして、8月22日に4首長が集まりまして率直な意見交換も行いました。そのときには具体的な成果には至りませんでしたので、近々再度協議の場を持つということにいたしております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 市長におかれましても8月18日に三方の町長さんにお会いになられたということでございますし、8月22日に4首長さんにおかれる会談が持たれたということでございまして、そのとき具体的な成果は見られなかったということでございましたけれども、その会談につきまして次回も再度協議するということが確認をされているようでございますが、早急に次の機会を持っていただきまして対応していただきたいと思います。市長も議会初日の所信表明の中で、市町村合併に絡みまして機に臨み適切に対応していきたいと述べておられましたが、まさにその機というのが今の機会ではないかと考えますが、再度ご協議をいただくことにつきましてご見解をお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上君



◎市長(村上利夫君) 近く4者で協議することになっておりますので、そのときには5月に出されました市町村合併促進プランですね、ご承知のことと存じますが、そういうことを含めて話題になるのではないかなと思っております。具体的な進展を私としては期待をいたしております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 小浜市、遠敷郡に三方町という組み合わせは当初示されました県の合併要綱にもない組み合わせでございまして、人口で大体5万4,000人余りとなりまして、合併特例法の市制施行の要件を満たすものでございまして、ともに観光産業などでまちおこしをしている市町村でございまして、そういう意味ではまちづくりの共有ができるのではないかということで大変期待をいたすところでございますが、進展があることを希望するものでございます。そうした中で、いよいよ待ちに待ちました若狭路博2003のメインイベントが開催されます。こうした機会をとらえまして地域の将来ビジョン、またグランドデザインを示しながら共通のまちづくりの方向性を探るという中で市長として思い切ったリーダーシップをお取りいただけないかお伺いいたします。よく枠組みが決まらないとまちづくりの話ができないということが言われますし、6月議会でお尋ねいたしましたときにも、そのようなご答弁でございましたが、今回のビッグイベントはこの地域の将来像を共有する絶好の機会であると考えますので、こうしたイベントを通じて合併についてのお話を進めていただく、その点につきましてご見解をお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上君



◎市長(村上利夫君) 若狭路博のことでは、お互いに共同してぜひ成功させようということでともに頑張っているあれでございますし、今上中町がですね、大変積極的に動いていただいておりまして、これは大変心強いことだなと思っております。

 ただ対等合併を目指しておりますので、それぞれの首長が民意を反映すべく責任あるリーダーシップをそれぞれ発揮しておられますので、いい方向に向かうように期待をいたしております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) それぞれの首長さんがご努力いただきまして少しでも前進をしますようにお願いをいたしたいと思います。そうした中でございまして、あと合併特例法の期限まで冒頭申しましたように1年6カ月余りとなったところでございますが、今後のスケジュール、見通しにつきましてお伺いをいたしたいと思いますし、それからそれとは別に先月の5日、嶺南8市町村で構成する嶺南広域行政組合の管理者会で、2010年を目標とした嶺南8市町村の合併構想が確認されました。そこでは助役級、副市長さん、助役さんで構成される嶺南8市町村の合併研究会の設置が決定されまして今月2日には初会合が開催されたということでございます。嶺南1市の構想につきまして初めて2010年という目標年次が示されたわけでございますが、そこで本市といたしましては、この嶺南8市町村1市構想に対しましてどのような対応をとられるのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) それでは私の方から今後のスケジュール等についてご質問がございましたので、ご答弁を申し上げたいと思います。

 特例法の期限までに県知事へ合併申請を行ったものにつきましては特例法の財政支援等を適用する旨の経過措置が現在、国の方で検討されてはおりますけれども、総務省の合併マニュアルによります標準期間、22カ月を既に切っております。そういうことでございますので、可能な限り早い時期に法定協議会が立ち上げられるように引き続き関係市町村と精力的な協議を重ねてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 副市長、中塚君。



◎副市長(中塚安治君) 嶺南1市の合併構想につきましては、8月に広域行政組合の管理者会で一応合意を受けたところでございます。合併の目標年を今お話のありましたように2010年ということに定めておりまして、副市町、助役クラスで調査研究を行っていくということになっております。2010年の嶺南1市に対するとらえ方でございますけども、各市町村のとらえ方はさまざまでございまして、小浜市では将来の大きな合併をにらみながら当面は現実的な枠組みの合併を目指していきたいというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今それぞれご答弁をいただきましたけれども、いずれにいたしましてもあと1年6カ月ということでございまして、それ以降につきましては非常に財政支援等が、打ち切られることでございますとかかなり今までの支援的な国の方のものが大分少なくなるようなことが言われておりますので、できるだけその期限までにできることを私も何度も申しておりますが、頑張らなければならないと思っているところでございますが、2010年の嶺南1市構想はそれといたしまして、それまでに合併できる枠組みでできるだけ小浜市、遠敷郡をはじめとした大きな枠組みで小浜市としては合併をしまして、それで2010年の嶺南1市のときに力をつけて対応できるような、そういう2段階的な体制で臨むべきではないかと思います。このように考えるわけでございますが、先ほど副市長さんの答弁でもそのようなことが答弁で述べられておられましたが、この点につきましてもう1度ご見解をお伺いいたます。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上君。



◎市長(村上利夫君) 全く同じ考え方でございまして、嶺南1市というのは、これは構想でございまして、具体的な例えば庁舎の位置とかですね、そういう合併協議はやっぱり合併期日の2、3年前ぐらいじゃないと難しいというふうに私は思っております。ですから今は特例法期限内の合併実現を目指す町村との関係を最優先して取り組むべきであると、このように考えております。何とか特例法期限内の枠組みでですね、できる枠組みで一生懸命取り組みたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今ご答弁いただきました。2010年の構想の前にできるだけ大きな合併できる枠組みでお取り組みいただけるということでございまして、よろしくお願いいたします。

 今市長が申されましたように、その2010年の前の2、3年前から具体的な、一方で庁舎の位置とか、そういった話もされるということになりますと、2007年ごろには嶺南1市の構想も具体的になるのかなという感じもするんですが、それはそれといたしまして、話があちこちして申しわけございませんが、できるだけ小浜市、遠敷郡、またそれより大きい枠組みでお取り組みいただきたいと思います。

 地方自治制度のあり方について検討されている地方制度調査会の最終報告も11月ごろ提出されるということになっておりまして、近隣の自治体の動きもこれからいろいろと出てこようかと思いますが、この問題につきましては、小浜市のこの地域の将来を左右する最重要課題でありますので、議会も全力で取り組みますので理事者におかれましても最後の最後までご努力を賜りますようによろしくお願いをいたします。合併問題につきましてはこの程度にさせていただきまして、続きまして景観保全のまちづくりについて質問をさせていただきます。

 国土交通省によりますと7月11日、美しい国づくり政策大綱をまとめました。戦後我が国は社会資本については、ある程度量的には充足されましたが、我が国土は国民1人1人にとって本当に魅力あるものとなったのでしょうか。都市には電線が張りめぐらされ緑が少なく、家々はブロック塀で囲まれ、ビルの高さはふぞろいであり、看板、標識が雑然と立ち並び、美しさとはほど遠い風景となっています。こうした状況を踏まえ国土を国民1人1人の資産として我が国の美しい自然との調和を図りつつ次の世代に引き継ぐといった方針を示し、来年度には景観に関する基本法制の制定が予定されているということでございます。本県におきましても平成3年度において人と自然、歴史の共生、うまし国福井と題した福井県景観づくり基本計画が策定されておりますし、本市におきましても、それを受ける形で平成6年3月に海に抱かれた歴史と文化のまちをキャッチフレーズといたしました小浜市景観づくり基本計画、この冊子でございますが策定されております。

 そもそも景観という概念は目で見ることができる表層の風景としてとらえることもありますが、人の心の中に潜む心象風景や五感を通して感じられるまちの雰囲気など、それらが対象であります。小浜は日本海の荒波がつくり出した変化に富んだ海岸線、美しい山並みを演出する森林等、自然の美しさには定評があります。また海のある奈良と呼ばれる小浜は、いにしえの奈良の都に匹敵する文化遺産がまちに根づいて個性ある景観を醸し出しています。豊かな自然や歴史、風土は今回の若狭路博2003の売りの1つでもあります。そうした中にあって、一方で住宅地と工業地の混在や非農用地の無秩序な開発も目につきます。そこで本市のおける景観保全に向けた取り組みの現況についてお伺いをいたします。あわせて景観づくり基本計画が策定されましたが、平成6年3月に策定された小浜市景観づくり基本計画がまちづくりを景観という側面から事細かに記載されておりますが、現在のまちづくりにどのように生かされているのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 景観保全に向けた取り組みの現況はということでございましたが、小浜市は多彩な自然環境、数多くの歴史的景観、そして伝統ある市街地の景観や集落景観等に恵まれておりまして、これらを保全し景観の将来像を明らかにするために小浜市景観づくり基本計画を平成6年に策定をしております。この基本計画では、住民参加の景観づくり、海や歴史など地域の固有資産を生かした景観づくり、市民の生活感覚に根差した人に優しい景観づくり、来訪者を引きつける景観づくり、長期的展望に基づく景観づくり等を基本的な考え方としております。また基本方針といたしまして、景観づくりの意識啓発、公共施設の景観づくり推進、制度の活用、充実、行政の体制づくりなどを掲げております。景観づくりは市民の方の参加、協力が大変重要であります。そのために住民の方や企業者の景観に対する意識の啓発、高揚を図るために平成7年度から小浜まち景観賞を実施しておりまして、ことしで9回目を迎えております。一方、公共施設におきましても水取大橋や小浜駅前広場の整備、はまかぜ通りの整備などの小浜を代表する施設整備につきまして、それぞれ景観の検討委員会を設置していただきまして検討していただき実施しているところでございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今ご答弁いただきまして小浜市が景観に対して取り組んでいる現況についてご報告いただきましたけれども、特に平成7年度から小浜まち景観賞を実施しているということでございまして、ことしで9回目ということで、この前も審査委員会等があったようでございまして、それぞれ建物とか、活動部門が表彰の審査が行われておりまして、私もこれの審査員として2、3年議会の方から出させていただいていたことがございまして、こういった取り組みは非常にいい取り組みであるなと考えております。それから、これからの公共施設の設置建設におきましても小浜を代表するような施設整備につきましては景観検討委員会を設けて検討しているということでございまして、こういったことも新しい取り組みとして非常に評価できるものであると思います。

 そうした中にありまして平成6年に策定されました小浜市景観づくり基本計画とは別に、小浜市が目指すべき都市の将来像を明らかにし、それを実現するための具体的なまちづくりに関する方針をおおむね20年を見据えてまちづくりの指針として定めた都市計画マスタープランが平成13年5月に策定されておりますが、小浜市景観づくり基本計画との整合性が図られているのかどうかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 都市計画マスタープランとの整合性でございますが、平成13年に策定をいたしました小浜市の都市計画の指針をあらわしております都市計画マスタープランにおきましても都市景観整備の方針を掲げておるわけでございますが、その基本方針は平成6年に策定しました景観づくり基本計画をもとにして作成をしております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 都市計画マスタープランにつきましても景観づくり基本計画と整合性をとって策定されたものであるということのご答弁ございました。そうした中で小浜市の地域別、視点別に見た景観保全ということでお聞きをしたいと思いますが、議長の許可をいただきましたので、これは都市計画マスタープランの将来像をカラーコピーしてきたものでございますが、小浜市の全体像を見ていただきますと、まず地域別に見た場合、小浜市の中心都市の顔にふさわしい魅力を備えた市街地、それから情緒豊かな風情のある町並み景観を形成している小浜の西部地区、それから豊かな自然景観や長い年月をかけて培われた歴史風土景観地域、この神宮寺から鵜の瀬、それから明通寺あたりのこのあたりでしょうか、それから若狭湾国定公園に代表される美しい自然景観を守り育てる若狭湾自然地域、この海岸線ですね、それからこうした広い地域とは別にいたしまして、それぞれの拠点といたしまして、まずまちの玄関口となる拠点といたしましてJR小浜駅周辺、それから東小浜駅周辺、それから最近開通されました小浜西インターの周辺、また将来的な小浜インターの周辺、それから小浜の歴史、伝統を楽しむ拠点といたしまして、先ほどとも重なりますが鵜の瀬や明通寺等、それらの点としての景観保全というものが必要になったこようかと思いますが、それら地域、拠点別に見ました景観保全に関する方策につきましてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 地域別、拠点別の景観保全でございますが、まず若狭小浜まち景観地域と位置づけております市街地におきましては、若狭地方の中心都市にふさわしい市街地景観の形成を目指すとしております。住吉、酒井地区では小浜縦貫線街路整備事業に合わせた町並み景観の統一を図るために、まちづくり協定を締結されております。このような取り組みにつきましては、景観づくりの基本計画に沿うものでございまして市としても支援をしておるところでございます。また西部地区におきましては、歴史的建造物が多く残されておりますので歴史的環境整備事業を推進するために歴史的景観形成助成事業に取り組むとともに住民の方との合意形成を図っているところでございます。歴史的風土景観地域および若狭湾自然地域としての山村集落、田園集落ならびに漁業集落を豊かな自然環境や歴史風土を守り育てるために集落環境の保全や住居環境の改善を図ることが求められております。現在まで進めております飲雑用水事業また集落排水事業などの集落環境整備もその一環というふうに考えております。

 一方、拠点の景観といたしまして、まちの玄関口としての小浜駅また東小浜駅周辺などでは、駅前広場や駅前道路のバリアフリー化といった景観整備を実施しておりますし、今後舞鶴若狭自動車道の小浜インター周辺の景観づくりなどにも取り組む必要があると考えております。また小浜の歴史伝統を楽しむ拠点といたしまして鵜の瀬周辺の整備なども進めてきたわけでございますが、今後も小浜の歴史文化を代表する地区の景観形成に努めてまいりたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今それぞれ小浜市の地域別、また拠点別の景観保全の方策につきましてご答弁をいただきましたけれども、その中で特に住吉、酒井地区におきましては、縦貫線の街路整備と合わせまして町並み景観の統一を図るためのまちづくり協定ができまして、地域の方がそれぞれ景観を守っていこうということで取り組みが進められているということで大変すばらしいことであるなと感じております。こうした取り組みが市内のあちらこちらで出てくると、そういった景観保全の意識の高揚につながっていくものであると思いまして、こういったものがどんどん出てくればいいというふうに考えております。そうした中で小浜西部の魅力あるまちづくりと市民の文化的向上に資するため市独自で歴史的景観形成地区を定め景観形成基準に適合するような建築行為に対しまして、平成14年10月から助成事業に取り組まれておりますが、その利用状況につきましてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 小浜市西部の魅力あるまちづくりと市民の文化向上に資するため助成事業に取り組まれておりますその利用状況はということでございますけれども、市では歴史的景観形成助成交付要綱で規定しました景観形成地区におきまして、伝統的建造物の特性を生かしましたまちづくりを進めるために伝統的建造物群およびこれらと一体となす環境等、加えて住民の生活環境に配慮した家屋の外観を修理する建築工事に対しまして14年度から助成しているわけなんですけれども、平成14年度の実績につきましては5件、1,053万円余の事業費に対しまして総額243万7,000円を交付しております。それから本年度につきましては既に4件、660万円余の事業費に対しまして総額163万3,000円の助成金を執行しております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今西部地区の景観形成の助成金の交付の実態につきましてご報告いただきましたけれども、ほとんど満額利用がなされているということで景観保全に対する意識が広がっているんじゃないかなというふうに感じるところでございますが、このような状況が十分効果が見られる状態になってきてきているのかどうか、また市民の皆様の景観に対する意識の醸成につながっているかどうかその辺につきましてお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 先ほども言いましたように小浜市では住民の生活環境も配慮しつつ小浜らしい歴史景観を生かしたまちづくりを図ってまいりました。一方、小浜西地区では平成8年度より小浜西組歴史的地区環境整備協議会をつくりまして近世城下町特有の行き止まりやらT字路または遠望を遮断するような防衛的な地割りなどを現在残しております。こういったところを保存する方向で、まちぐるみで取り組んでいただいております。そうした中で当該補助金の事業ですね、先ほども申しましたようにほぼ昨年は満額、それからことしにつきましてももう既に4件の利用者があるということにつきましては、まちづくりに一定のご理解をいただいており、浸透してきているものと評価しております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) まちづくりに一定の評価をして理解が深まっているということでございまして、さらにそういった取り組みをお願いいたしたいと思います。景観保全というのは、保全の方策といいますのは多様でございまして、それぞれの地域の実情や特性に応じた取り組みが必要であると思います。景観保全のまちづくりについて具体的に実践する方策といたしまして、歴史的環境や優れた景観資源を保全することはもちろん、来訪者を引きつける景観づくり、長期的な展望に基づく景観づくりといった視点で、景観を守ることだけではなくて育てる、景観を創造するといった取り組みも必要であると思います。そうした取り組み体制を確立するためにも小浜市景観保全条例といったものを制定するお考えはないかどうかお伺いをいたします。あわせまして県下7市での制定状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 小浜市景観条例でございますが、景観づくり基本計画をもとに現在まで小浜まち景観賞などを通じまして市民の景観づくりや保全に対する意識高揚を図ってまいったところでございます。また住吉、酒井地区のようなまちづくり協定や地区単位で取り組まれておりますまち・むらづくりの活動など住民の方みずからが景観づくりを考えていただける機運が高まってきたというふうに認識をしております。また一方、国におきましては先ほどもお話がありましたが平成16年度に景観基本法案を策定するということでございます。歴史や伝統ある町並みや自然などを生かして良好な景観を保全、形成できるように市町村がつくる景観保全条例の根拠となる法案を定める方針であるというふうに聞いております。小浜市におきましても国のこの景観に関する基本法の制定とあわせまして景観条例を制定していきたいというふうに考えております。

 それともう1点、他市の状況はどうかということでございますが、県下7市の中で景観条例を制定しておりますのが、平成3年に福井市が一番最初に制定をいたしまして、勝山市、大野市、それと平成12年に鯖江市という状況になっております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 来年度に国の方で景観に関する基本法というのが制定されるのにあわせて景観条例も制定をしていただけるということで大変前向きなご答弁いただきました。海のある奈良と言われる小浜で豊かな自然がある小浜の土地柄からいいまして、むしろ遅いぐらいでございまして、ぜひ小浜の個性が発揮されるような、そういう条例としていただきたいと思います。県下7市におきましても福井市、勝山市、大野市、鯖江市が既に条例も制定されているということでございまして、来年度制定していただきますときにはすばらしい条例としていただきたいと思います。それとあわせまして景観形成に関する重要な事項等について調査したり、または審議したりするための景観審議会といったものを設置する考えはないかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 景観審議会の設置でございますが、景観条例の検討とあわせまして、この審議会の設立もあわせて検討させていただきたいというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 景観条例の制定とあわせて審議会の設置も検討していただけるということでございまして、やはりそうしたチェックする機関というのも必要だと思いますので、そうした取り組みについてもよろしくお願いをいたします。そこで、市長は早くから本市に数多くある歴史的文化遺産を生かされて将来的には世界遺産の選定を受けるという壮大なビジョンを示しておられますが、その観点から景観保全にどのように取り組むべきであるとお考えか所信をお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 副市長、中塚君。



◎副市長(中塚安治君) 景観保全のあり方についてのお尋ねでございますけれども、日本海側で唯一のリアス式海岸を持つ若狭湾国定公園、そしてそのほぼ中央に位置する小浜の歴史的文化遺産のありようと、その地域性は豊かな自然環境の中ではぐくまれた神仏習合と多神教の聖地であることを象徴的に示しているもので、その特徴的な歴史的文化遺産と自然環境をあわせた複合遺産としての世界遺産の登録を目指しているとこでございます。小浜市では世界遺産に登録されるために、これら歴史的文化遺産を生かしたまちづくりを進めるに当たりまして、まず伝統的建造物群保存地区保存条例を制定いたしまして、これらと一体をなす環境の保全に努めていきたいというふうに考えております。その世界遺産の選定のためには、まず市民1人1人が残された歴史的文化遺産である町並み景観や伝統的な行事を大事にするという心構えが大切でございまして、今後も市民意識の向上に取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) 今ご答弁いただきました文化遺産と歴史遺産を複合した複合遺産として選定を目指すということでございして、市民のためには意識の高揚が大事であるというご答弁であったかと思います。そうしたことから、本市の景観行政をますます充実したものにしていただきたいと思います。そこでやはりこういった小浜では、昔からといいますか自然とかそういったものが豊か過ぎましてややもするとその景観とかそういったものに無関心になってしまう、そういったことがあるんではないかなと思いますんで、そういった市民の意識をやっぱり高めていくことがやはり景観もほっておくと景観がよくても荒廃していくというその辺の意識を市民1人1人が持っていただくことが必要じゃないかなと思います。そうした中で長期的な展望に立ちまして景観を守り育て、またつくっていくためには市民と事業者と行政の連携が不可欠であると思いますが、そういった観点から取り組み方針についてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 市民、事業者、行政の連携はということでございますが、景観の保全、形成には住民の方の参加が不可欠なものというふうに考えております。現在のところ住民、事業者、そして行政がそれぞれ連携して景観保全、形成、そういったものを推進する体制というのはまだ十分整備されていない状況でございます。景観条例の制定とあわせてそのあたりも検討していきたいなというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) そういったことで市民、事業者、行政の連携は何よりも不可欠であると思います。それから景観保全につきまして先ほどの住吉、酒井の取り組みでございますとか、市内の各地でいろんな景観、小浜まち景観賞に応募されている活動部門等でいろんな景観保全の活動をされてる地域があると思いますが、そういった市民の活動につきまして、行政としての支援体制につきましてどのように考えておられるのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 各地区、地域で住民の方や、また市民団体の方などにいろいろと取り組んでいただいております花いっぱい運動とか美化運動とかいろんな取り組みをしていただいておるところでございますが、このような住民の方によります景観づくり運動の輪が大きく広がっていくことを我々も期待しているところでございます。この住民の方の活動に対しましては、それぞれのケースに応じた形でまた指導、また支援、そういったことを考えていきたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 10番、池田君。



◆10番(池田英之君) それぞれのケースに応じてご支援等も考えていただけるということでございまして、その辺も景観条例が制定していただきますと内容等について詳しく決めていただけるものと思いますが、小浜は先ほど申しましたように都会に比べますと自然も豊かで美しいかもしれませんが、ほっておいたら荒廃が進んでいくということでございまして、小浜のこの美しい自然と歴史、伝統ある町並みを守り育てていくためにも改めて官民一体となった取り組みが必要でありまして行政施策の強力な推進をお願いをいたしたいと思います。

 きょうはまず第1に市町村合併の問題につきまして、それから景観保全のまちづくりについて質問をさせていただきましたけれども、市町村合併につきましては、繰り返しになりますけれども特例法の期限まで1年6カ月ということでございまして、あとわずかの期間しか残されておりません。それぞれ相手があることでございまして大変難しい交渉事であると思いますが、最後の最後までできるだけ小浜市、遠敷郡をはじめとした大きな枠組みで合併ができますように理事者の皆様方におかれましても最後の最後までご努力をお願いいたしたいと思いますし、景観保全のまちづくり、小浜の自然と歴史、そういったものを守っていくために来年度に条例の制定につきましてご検討いただけるということでございまして、そのようなものを守っていくという行政としての取り組みをよろしくお願いをいたしまして私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木尚君。



◆1番(三木尚君) 1番、三木尚です。よろしくお願いします。

 2003年若狭路博が目前であります。小浜市にとっては歴史に残る大事業かと思います。また今後の小浜市を左右する大事業とも言えると思います。私も以前、民間人として市民憲章と食のまちづくり条例の策定に加わらせていただきましたが、市長をはじめ市役所職員の皆様、また関係諸団体、ボランティアの皆様方の今までのご努力に対しまして心より感謝申し上げます。期間中まことに大変かと思いますが、このように大きな事業に参加できた喜びや楽しみをですね、みずから味わっていただきまして何とか大成功に導いていただきたいと心からお願いしたします。

 質問、発言事項通告書に従いまして4項目質問させていただきます。質問項目が少し多いので簡潔にお答えいただきたいと思います。

 最初に高速交通問題でございます。北陸新幹線若狭ルートについてでございますが、少し私の所見を述べさせていただきます。北陸新幹線若狭ルートにつきましては、昭和48年の田中内閣の閣議決定以来、福井県においては不動のルートであると多くの人が確信を持っております。栗田前知事におかれましても、この姿勢は一貫されておられました。本年6月21日から23日の福井新聞におきまして、来るのか新幹線というタイトルで特集記事が組まれております。ご披露したいのですがちょっと時間の関係で割愛します。その中で富山南越駅までの一括工事認可へ一丸となって取り組む、関西と連携強化という見出しがついております。私は大変気がかりなのが敦賀以西問題が未解決とか関西に結ぶルートが不明確という文章が目立つことです。既に決定済みの若狭ルートに対しまして、あえて未解決、不明確という文字をわざと並べているようにも思えます。また敦賀以西のルートを福井県が決めろと富山県、石川県が圧力をかけておられます。しかし既に決まっているルートを決めろというのもおかしな話であります。今は亡き、中川知事の言葉が的を射てきたように思います。生前、青年会議所との懇談会の席上で、若狭の人間は自分から若狭ルートを要らんと言うなよ、要らんと言わん限り若狭に来ることになっておると言われたのをよく覚えております。1人の政治家だけでなく地域を挙げて運動したことが今知らぬうちにかき消されようとしております。観点を変えますと、ようやく日本の国もアメリカ指向一辺側からアジアに目を向けていく時代が来ております。太平洋から日本海の時代が来ております。そういう中で新幹線も日本の国土軸としての役割を果たすべきではないでしょうか。日本海国土軸として綾部、福知山、鳥取、島根を経て下関まで走らせるというべきかと思います。大阪、京都へはいざとなれば綾部か福知山からローカル線でつなげばいいとも言えます。現状の北陸新幹線は自分のところへ延びてきますと、まるでタクシーに乗ったお客さんのごとく行き先を自分の都合で言うからおかしなことになっていると思います。また最近はですね、作戦変更でとにかく南越駅、それしか言われないようであります。今ほど政治家に高い理想を求められているときはありません。新幹線は日本の国を代表する国家的なプロジェクトであります。それなら近視眼的な発想ではなく、後世の人々にも評価される事業としていま一度真剣に考えるべきであると思います。西川知事や県会議員、福井の経済団体の方々も国への新幹線の要望をされるときに、特に南越駅までの認可の陳情に行かれたときに使われている言葉でありますが、福井県は15基の原発で国のエネルギー政策に大変貢献している。それゆえにぜひとも南越駅までにとよく言われております。新聞紙上にも載っております。皆さん方はおかしいと思われませんでしょうか。原発は全部若狭にあるんです。そもそもこの新幹線はこの若狭のど真ん中を通ることになっておりますのに、そのことには一言も触れずに使える材料は何でも使う、こんなことはあってはなりません。原発を取引に使っていただくなら当然若狭ルート推進であります。それでなければ政治家とは言えないと思います。皆さんもしっかり監視してほしいと思います。市長や町村長の皆さん、特に若狭や嶺南の県会議員の皆さんもしっかりチェックして、反論すべきときはきちんと反論していただきたいと思います。それでは北陸新幹線若狭ルートの現状と見通しについてお聞きいたします。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) お答えさせていただきます。

 現状と見通しということでございます。北陸新幹線は現在長野富山間および石動金沢間が着工しておりまして、おおむね平成24年ごろの完成を目指しております。富山南越間につきましては工事実施計画の認可申請を終え、工事認可および着工を要望しております。また南越以西につきましては南越敦賀間がルートの公表、環境影響評価を終え工事実施計画の認可申請を要望しているということでございます。現在の整備スキームは平成12年12月に政府与党の申し合わせによりまして決められております。平成15年末に見直される予定ということでありまして、この整備スキーム見直しに向け、現在福井県では政府等に対し南越までの工事実施計画の一括認可を新スキームに盛り込むべく官民挙げた運動を展開しているところであります。またこの6月には従来の同盟会による要望活動に加えまして県下35市町村の関係団体からなります連絡会議を設置し、啓発活動による住民意識の高揚を図るなど新幹線整備促進のための地固めを積極的に行っているところであります。本市といたしましても、福井県北陸新幹線建設促進同盟会の構成団体としてこの県の動きに合わせ北陸新幹線の早期実現に取り組んでいるところであります。

 敦賀以西のルートにつきましては、福井県におきましても若狭ルートを表明しており、本市においても昭和48年に整備計画で決定された若狭ルート堅持の姿勢に何ら変更はないということでございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 再度確認いたします。若狭ルートに何ら変わりはないということを確認させていただきます。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) ただいま答弁させていただいたとおりでございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 続きまして琵琶湖・若狭湾快速鉄道に移ります。平成15年度の福井県の国に対する重要要望事項からこの鉄道が欠落いたしました。まことに残念であります。小浜線電化、北陸線敦賀までの直流化と一緒に3点セットの中に入れられてきましたが、この2点がめどがついたら外すと。あんまりであります。栗田知事の平成7年4月の知事選挙の3選目、平成11年4月の4選目、いずれも公約に上げられまして、4選目では任期中につち音を響かせるとまで言われております。その栗田県政を発展的に継承すると言われて当選された西川知事であります。しかも選挙戦では嶺南地域の圧倒的な得票で当選なされておられます。ご本人も若狭には足を向けられないとまで言われておられますが、何の予告もなしに福井県の重要要望事項から落ちている。栗田県政を発展的に継承どころか発展的に解消されようというのでありましょうか。これではあまりに嶺南軽視ということになります。それこそ先ほどの新幹線で嶺北の方々が引用するのとは全く逆で、国のエネルギー政策に嫌というほど協力してきているこの若狭に対しまして、それはないでしょうと言わざる得ません。琵琶湖・若狭湾快速鉄道の現状と見通しについて説明を求めます。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) 小浜線の電化、それから敦賀までの直流化ですね、それから快速鉄道、これは嶺南地域鉄道整備3点セットと言ってるわけですけども、この小浜市の電化は実現いたしまして、直流化につきましては本年秋に着工する。それでその直流化事業は平成18年の開業を目標としておりますので、それで滋賀県もですね、前々からいわゆる琵琶湖環状線構想ですね、ネックレス構想、その後のプロジェクトとしてこの琵琶湖・若狭湾快速鉄道を位置づけるというふうに言っておりますので、それで県に対しましてですね、滋賀県とのもっと具体的な検討組織の設置ですね、それからこの鉄道は北近畿全体にやっぱり観光とかですね、経済などへの波及効果は十分あるんじゃないかという、そういう観点での調査もやってほしいというようなことを強く要望しているところでございます。それで今、厳しいご指摘がございましたがですね、私も重要要望については後で知ってですね、県に説明を求めたところでございます。今回ですね、この快速鉄道がその中に入らなかったというのは、来年度の国の予算編成に直接かかわるかどうかというそういう観点で知事が絞り込んだと。だから今までのやり方と変えたということですね。結果的には今回項目が10分の1ぐらいに減っちゃったんです。そういう関係で落ちたわけですけれども、ですからこれは確認してございますが、その事業の重要性云々でそうしたんではないと、だからこれまでどおりですね、取り組む姿勢に何ら変わりはないと、こういうふうに言っておりますし私もそのように理解をしております。大事なことは既に県と市町村がですね、これは2対1の、つまり県が2ですね、それから市町村が1、こういうことで既に建設事業の積み立てをやっているんです。やってるんです。だから時間がかかってもですね、これは私は後退することはないと、こういうふうに思っておりますしですね、それから嶺南の社会資本全体が不足していると、こういうことに関してはですね、これはもう全く同じ考えで、これまでより以上に声を大きくしていく必要があるということは全く同感であります。それは新幹線についてもそうであります。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) ただいま市長の方から大きな方向性について答弁があったところでございますが、私の方からもう少し詳しく方向性等についてお答えをさせていただきます。

 現在福井県に対しまして滋賀県との県レベルの検討組織の設置ならびに波及効果調査を実施するよう要望しており、その取り組みにより機運の醸成と盛り上げを図りたいと考えております。具体的には新線の延長20キロのうち滋賀県内区間が7割でありまして、早期に福井、滋賀両県による具体的な協議を開始されるよう要請をしております。またこの快速鉄道が嶺南地域、滋賀県湖西、湖北をはじめ関西から北近畿地域一帯にもたらす波及効果調査を早急に今実施していただいて計画の熟度を高めていきたいというふうに考えています。さらにこの計画の熟度を高めた上で、財源確保のため国の補助制度の創設等について国、県に強く要望していきたいと考えております。今後は嶺南地域鉄道事業化検討協議会、琵琶湖・若狭湾快速鉄道建設および小浜線利用促進期成同盟会、そして滋賀県の琵琶湖・若狭湾快速鉄道建設促進同盟会での検討を基本としまして福井県議会の若狭湾・琵琶湖快速鉄道建設促進議員連盟との連携を密にするとともに小浜市と上中町に設置されております住民の会などとの連携のもと快速鉄道の早期実現に全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 去る8月18日、上中小浜振興協議会で全議員賛成のもとに平成16年度は福井県の重要要望事項に再度入れてもらうようにということで決議をいたしました。この問題に関しましては、上中町、小浜市共通の悲願でありますし、合併問題にも影響してくるかと思いますので、市長のお言葉のように本当によろしくお願いしたいと思います。今、中積部長の方から県レベルの合併協議会のようなですね、合併のときの協議会のようなこの問題に対する協議会ができていないというふうに私は取ったんですが、できていないんでしょうか確認いたします。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) 現段階では検討組織、両県での検討組織というのはできておりません。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 三木君。



◆1番(三木尚君) 何ということでしょう。話にもならないのではないでしょうか。といいますのは、前知事が2期にわたって一生懸命やると言っておられながらですね、相手の滋賀県と協議会すらできていないと、ちょっと愕然といたしましたが、滋賀県にも負担を求めるから滋賀県がお金を幾ら出ささないのかわからないというので乗ってこられないのではないかなと。総額450億円がかかるというふうにお聞きしておりますが、全額福井県が出すといえばですね、この話はまとまりますか、中積部長にお聞きします。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) お答えさせていただきます。

 具体的に今福井県の方は事務レベルで滋賀県の交通当局と話をしながら検討組織をつくってほしいというふうに前々から働きかけを行っております。ただ、その場の中に小浜市なり関係市町村というのは入っていないわけなんです。そういうことで、その……。



◆1番(三木尚君) できるかできないかだけ。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) 現状ではその理由というのは、できるかできないかという理由というのは、今現在のとこは明確に把握ができてないということでございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) なかなかお答えにくいかと思いますが、私が言いたいのはですね、この総額450億円かかると言われてずっと停滞して今日まで来てると思うんですが、その全額福井県が出すというのはちょっと乱暴な意見かもしれませんがですね、滋賀県も1割か2割出していただければ本当にありがたいんですが、福井県がいざとなれば全額でも出すというぐらい腹をくくらないとこの鉄道はできないと思います。その450億円ですが、例えば平成7年につくったサンドーム福井は222億円かかっております。平成9年にできましたハーモニーホールは161億円、ちなみにこれから始まります若狭路博のメインテーマ館は16億円、ハーモニーホールの10分の1であります。この2つの巨大な建物を合わせますと85%、この鉄道の85%の金ができるんです。できるんじゃないでしょうか。これだけの予算がつけばすぐにでもできるんではないでしょうか。しかもですね、福井県は原子力発電所設置以来、福井県自体にですね、961億円、立地、準立地合わせまして20市町村で819億円、合計1,787億円、これは平成13年までの数字でありますが、電源三法交付金という名目で使ってきました。しかしですね、この電源三法という法律を改めて見てみますと、3つの法律があるんですが、代表的な電源立地促進対策交付金は、電源地域の公共施設の整備に充てるというふうに書いてあります。不思議なことに福井県は嶺南の原子力発電所と縁もゆかりもない福井県の県庁のおひざ元ばかりは立派になっていくように思われます。電源地域というのは嶺北地方のことをいうんでしょうか。または税金を払っております関西電力は自分たちがお世話になっているこの若狭や嶺南地方でこういう原発関連の税金を使ってほしいんではないでしょうか。地元で使ってほしいんではないでしょうか。おまけにですね、これらの施設の電気料金は北陸電力の収入になっております。関西電力も文句の1つも言いたいんだと思いますが不思議な県ですね、福井県は。こんな我々がですね、若狭の嶺南の人間がめったに恩恵に浴することのない建物に使う金があるのなら、本来の目的に沿ったお金の使い方をしてほしいもんだと思います。いかかでしょう。中積部長もそう思われませんか。これは市長で答えるとなかなか市長も答えにくいと思いますので、かわりに、感覚で、直観で結構でございますのでよろしくお願いします。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部長、中積君。



◎市民まちづくり部長(中積重喜君) 雰囲気的には何となくわかるような気がいたします。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 再度ですね、また先ほどの新幹線問題に戻りますが、西川知事は南越駅までのですね、工事認可を国に働きかける姿勢としまして新聞に出てまいりますが、電気を止めてでも、また本県にとって最大の武器をどう使うか知事の手腕が問われるとある県会議員の発言でございますが出ております。こういうところで南越駅を必死に引っ張ってくるのに一生懸命になっておられるのは結構でございますが、この若狭に関係のないところで原子力発電所を武器にしておられる。若狭のためにならないことに原子力発電所をですね、取引に使うなと声を大にして私は言いたいと思います。新幹線若狭ルートや、この琵琶湖・若狭湾快速鉄道、舞鶴若狭自動車道、そしてこの電源地域の発展のために使ってくださいとお願いしておきます。

 次に舞鶴若狭自動車道の現状と見通しについてお聞きいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部政策審議監、畠山君。



◎産業建設部政策審議監(畠山重左久君) 舞鶴若狭自動車道の現状と見通しについてでございますが、本年3月9日に開通いたしました舞鶴東から小浜西間の供用開始後の交通量は順調に推移しておりまして、8月末現在で予想を上回る1日平均2,900台が通行している現状であります。またお盆明けのピーク時には小浜西インターチェンジを6,400台が利用している状況でございます。小浜西インターチェンジから敦賀ジャンクション間約50キロにつきましては設計協議が90%完了している状況でございます。また用地買収につきましても昨年度までに小浜市域で約7キロメートルの用地買収が完了しておりまして、今年度も今富地区の用地買収と国富、宮川地区の幅杭設計が予定されておりますし、敦賀からも丈量測量と用地交渉が進められている状況でございます。工事につきましては、昨年度の工事に引き続き今年度も東勢、西勢地係と谷田部地係で発注され、現在工事着手の準備が進められているところでございます。高速道路を取り巻く状況は道路公団の民営化までのスケジュールが決められるなど依然厳しい状況でありますが、舞鶴若狭自動車道の整備につきましては順調に進められている状況でございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 大体の説明はよくわかりましたが、最後に確認させていただきたいのは、この道路公団民営化の問題でですね、大方の方といいますか、私もそうなんですが一般市民の方はですね、工事が全くストップしているというふうに思われている方もいらっしゃっるかと思うんですが、平成20年の供用開始を目標にされて頑張っておられるというふうに思いますが、それに向けての実現度合い等再度お願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部政策審議監、畠山君。



◎産業建設部政策審議監(畠山重左久君) 全体の進捗でございますが、今説明させていただきましたとおり、全体の進捗状況といたしましては順調に進んでいるということでございます。高速道路の道路公団によります整備につきまして、この状態で推移すればということでございますが、そういう状況で進んでいければ計画どおり、若干遅れることはあっても大幅に遅れることはないという認識でおります。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 今の説明を聞いて安心いたしました。ありがとうございます。できるだけですね、平成20年の供用開始に間に合うように頑張っていただきたいと、運動していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 続きまして2番目の原子力問題に移らせていただきます。若狭路博の開会の前にあまり議論として取り上げたくないというのが本音でありますが、同時進行で議論が進んでおりますので、市民の皆様にもお伝えする義務があると考えあえて取り上げさせていただきます。

 市議会内に原子力問題対策委員会が設置されました。8月12日に第1会の会話が持たれました。この委員会の設立趣旨は原子力発電所から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設を小浜市に誘致しようという自民党の小浜支部と小浜市建設業会、そしてその施設の誘致に慎重な対応を求めるという若狭小浜物産協会からの要望書を受けて市民の世論を見定めたいという山口議長の申し出によるものであります。その過程で中間貯蔵施設だけでなく幅広く原子力行政を議論しようということになりました。できるだけ幅を広げて原子力行政の持つゆがみも徹底検証したいものだと思います。私が去る6月議会の一般質問で、国の原子力政策の中で特に立地隣接の自治体間に大きな格差をつけられてきているが、実際の距離では大飯原発を中心とした大飯町の町域といいますか、少し詳しくいいますと大飯発電所から、大飯町の川上まで19.25キロございます。その半径を円周にしまして円を書きますと、大飯原発から東の方向に行きますと小浜市の田烏、谷及の辺が小浜市の境でございますが、そこまで16キロでございまして、大飯町の半径、町域全域の中に小浜市がすっぽりと入ってしまいますよと問題提起をさせていただきました。それゆえにですね、小浜市が隣接自治体に甘んじていることこそがおかしいんですよと言わせていただきました。またこのような大きな問題を解決しないで、小浜市に中間貯蔵施設を誘致するなどというのはあまりにもお人よしと言わざるを得ませんと。ごく短く要約しますとこういうことでございます。これに対しまして翌日19番、杓子議員が中間貯蔵施設を強く推進される立場から反論されました。この内容については私も反論したいこともあるんですが、この場は理事者に対する一般質問の場でありますので差し控えたいと思います。ただ、私の発言に対しまして怒りを覚えたというほど中間貯蔵施設の誘致にですね、熱心に取り組まれるつもりなら、なぜ4月の市議会議員選挙において市民の皆様の前で堂々と訴えられなかったのでしょうか。それであればこそ市民の皆様の期待を受けてこの場で堂々たる議論ができるのではないでしょうか。市民の皆様ご承知のようにこの中間貯蔵施設を誘致して小浜市を活性化したいと言われた方は1人もいなかったと思います。ほんの数カ月前の選挙戦で一言も触れなかった大問題に当選すれば力いっぱい活動する。私はこういう政治姿勢が市民の皆様の政治不信を招かなければいいかなというふうに思います。

 さて本論に移ります。その中で19番、杓子議員の発言の中に重大な誤りがあると思われますので、理事者に問いただしたいと思います。栗田前知事の発言を引用されておられますが、発言議事録の231ページ、後段の部分であります。発言議事録をお持ちの方は見てください。231ページちょっと読ませていただきます。

 したがって、私はそういうことで逆にいえば原子力特別委員会ぐらいを立ち上げてですね、原子力行政それから中間貯蔵施設のですね、誘致についてやっぱり議員が腹を割ってどんどん議論をし、そして市民との対話を広げていくことによってやっていく必要がもう来ているんではないかと。それは急がなければならないところに来ているんじゃないかというふうに思っております。それがまた逆にそういったことが議員に課せられた職務であるということも痛感をしているところであります。ここからですが、知事がこのことについては、前知事が白紙の状態であるというふうに述べられました。市長も以前は白紙の状態であるというふうに述べておられましたのが、きのうの答弁では、市長は今まで原子力発電所とは共存共栄であるという立場をとっておりましたし、中間貯蔵施設については知事の答えから白紙という立場をとっておりましたけども、きのうのご答弁の中では、いやいろんな意見があるのは事実であるという答弁にとどまったと思います。

 こういう中で知事が白紙だと言われております。これに対しましてですね、じゃ本当に栗田前知事は白紙と言われたのかということなんですが、ここに皆さんのところに議長のお許しをいただきまして資料として配らせていただきました。平成13年3月7日、福井県議会一般質問におきます県民連合野田富久議員の質問でございます。読ませていただきます。

 原発の最後、使用済み燃料の中間貯蔵施設について伺います。

 去る2月15日、小浜商工会議所において中間貯蔵施設の勉強会が開催されるなど、県内への誘致の動きはありますが、今ほど述べた核燃料サイクルを取り巻く大きな環境変化を踏まえると、中間貯蔵施設は、将来、半永久的な施設となる懸念も否定できないのであります。知事は、これまで、中間貯蔵施設の立地については、県外に設けるべきで県内へ誘致する考えはないと一貫して発言してこられましたが、この考えに現在も変わりないのか改めて伺います。

 こういう質問に対しまして、知事の答弁でございます。2枚目です。使用済み燃料の中間貯蔵施設の立地についてでございますが、平成11年6月6日の法律改正によりしまして、原子炉等規制法に中間貯蔵施設の事業が追加されたことから、中間貯蔵施設を建設できるようになったわけでございます。現在、事業者は、2010年までに確実に中間貯蔵施設を操業開始できるように候補地の選定等を進めております。ここからですが、私といたしましては、原子力発電所を立地していることの痛みを県外の人にも知っていただくという意味で、県外に中間貯蔵施設を設けるべきであると主張してきているのもでざいまして、現在もこの考えには変わりはございません。こういうふうに答えておられます。いかがですか。前回といいますか6月議会におかれまして理事者の皆さんは杓子議員の発言に対しまして何らの異議を唱えられませんでしたが、確認のためにお聞きいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 今ほど三木議員の方から県議会の県議事録を引用されまして発言があったわけでございますけれども、平成13年の2月の県議会におきまして野田議員の質問に対し原子力発電所を立地していることの痛みを県外の人にも知っていただくという意味で県外に中間貯蔵施設を設けるべきであるというふうに知事が答弁されたということについては、こちらも承知をいたしております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) ということは誤りですよね、なぜその場でこのように重大な誤りの発言を訂正されなかったのですか。既に3カ月も経っておりまして、市議会議事録にも載りまして、そうか知事は白紙なんかと思われた市民の方もたくさんいらっしゃるんではないかなと思います。そのぐらいの軽い問題と考えておられるんでしょうか。再度お聞きします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 今ほど申し上げたとおりでございまして、知事はそういう答弁をされているということについては承知をしていたということでございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) このような施設をですね、誘致するときの福井県知事というのは最終許認可権者であります、私が言わなくてもご承知やと思いますが。また西川現知事もですね、前知事答弁のとおりですと言われておられます。極めて重要な発言であるんです。よってですね、こういう権限のある、最終権限者の言葉をですね、都合のいいように引用されますととんでもないことになります。またこういうことにですね、いいかげんな態度をとっておられますと議会や言論人としての常識が疑われますので理事者の皆さんも聞き流しにされないでですね、しっかりチェックしていただきたいと思います。

 次の問題に移ります。大飯発電所にかかわるですね、小浜市域の安全確保に関する協定書、安全協定と呼ばれているものですが、それについてお聞きいたします。これも資料としてつけさせていただきました。見ていただいたらわかりますが、正直に申し上げましてあまりの簡単な内容に驚きました。このぐらいのですね、わずか9条の条文で小浜市民の命と生活が守れるのか甚だ疑問であります。もう少し内容を再検討されたらいかがでしょう。一々条文を今読み上げる時間はございませんが、特に気のついたとこを申し上げますと、この協定書の中に福井県と大飯町の立ち会いのもとに協定すると書かれてございますし、そのほかの条文でも福井県と大飯町の立ち会いのもとにという言葉が目立ちます。これで小浜市の独自性が保たれるのかというふうに思います。お伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) ただいまの件なんですけれども、大飯発電所に係ります小浜市域の安全確保の協定書につきましては今議員がお示しいたしましたこのペーパーによりますと、実はこれ54年4月28日にまず調印されまして、その後59年の12月に改定、さらに平成3年の8月にですか改定されております。これにつきましては、まず本協定書の締結につきましては、昭和56年7月30日付けで福井県と大飯町および電力会社の間で締結されました原子力発電所周辺環境の安全確保等に関する協定書の規定の範囲内で定められたものであるがために、福井県および大飯町の立ち会いのもとに締結されております。それから先ほど議員の今お示しになりましたの、これ最終の形でございますけれども、いわゆるこれでよいのかというようなことでございますけれども、当初の54年4月の締結時におきましては、実はここに書いてあります第2条、第2項ですね、この分の条文が落ちておりました。いわゆる小浜の、先ほど先生ご指摘のとおり大飯町の距離よりも小浜の方が距離が短いというようなこともありまして、そういう特殊性から59年に小浜市の特殊性を考慮しまして事前説明だけでなく安全対策についても意見が述べられるという項目を追加していただいております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 安全対策に対しても意見を述べることができると言われます。そんなことは当たり前だと私は思うんですが、この中のですね、第2条に、増設するときはですね、その計画について事前に小浜市に説明するものとするとあります。これはですね、大飯発電所の増設のときのことを言ってるんだと思うんですが、私はですね、ちょっとこれも本当に驚いたんでありますが、こんな簡単なことで大飯発電所が増設できるんかなと。たった1行の文章で増設ができるといいますか、小浜市に説明するだけでですね、逆にとりますと増設ができると。これに関して本当に驚いた次第です。私はですね、こういうの読んでますと、今までの小浜市のあり方ですが、電力会社に対しましてとか、これは関西電力に対しましての協定書ですし、大飯町、立地町に対してですね、大飯町に対しましてもですね、言うべきことを言わないと、また言わなければいけないことも言わないというような態度がですね、逆に立地隣接の溝を深めてきたように思います。もう少しですね、人間関係思っていることもやっぱりズバッと言ってどんどん仲よくなっていくということもございますので、やはりこっちが我慢していてですね、何も言わないというんでは本当に溝は深まるばかりだというふうに思います。また我々はですね、住民として、近隣におりまして十分にですね、リスクを背負ってるというふうに思います。いろんなリスクが言われておりますが、私はですね、自分の仕事のことから一言言わせていただきますが、損害保険の仕事をずっとやらせていただいておりますが、例えば自動車保険、火災保険、生命保険、幾ら高い保険に入っていてもですね、原子力発電所の事故とかですね、放射能漏洩等によって行われる事故ですね、あってはいけませんが、すべて免責です。免責というのは1円も出ないということであります。戦争と同じ扱いになっているんです。別に驚かす気はございませんが、我々小浜市の住民としては、このぐらいのことは知っておいていただきたいと思います。安全協定の再検討をお願いしておきます。

 続きましてですね、これは3番目に提言をさせていただきたいと思うんですが、大分辛口のことを言った後で少し言いにくいかもしれませんが、多くの企業がですね、今工場を撤退して中国や人件費の安い東南アジアにどんどん移っております。しかし、過去ですね、この原子力発電所のもとに三菱重工をはじめですね、多くの企業が納入企業として参加をされておられます。原子炉等を入れておられますので、三菱グループは大いに潤ったグループだと思うわけです。こういうですね、日本を代表する企業に対しましてですね、関西電力や大飯町立地自治体とともにですね、企業誘致を働きかけてはいかがでしょうと思うんです。たとえですね、工場は別に小浜市に来なくても大飯町や高浜町または中核工業団地でも結構なんですが、この若狭地域に雇用が確保されていくということが本当に大事なんじゃないかなというふうに思います。こういう日本を代表するですね、紳士の集団と言われております企業グループにですね、原発でもうけるだけもうけて、あとは知らんというのではあまりにも寂しいと、必ず門戸は開けるんじゃないかなというふうに思います。いろいろな働きかけができるんではないかというふうに考えております。原発関連企業の誘致促進についてお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 現在発電所内部には数多くの下請業者が今入っておりまして、言われましたとおりでございまして小浜市からも多数通勤しております。関連企業は小浜市を含めまして近隣に誘致できれば雇用が図られ本市の方の活性化にもつながると確信しております。そのため議員ご指摘のように電力会社はもとより他方面の企業にも呼びかけ、より一層企業誘致を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) これも長期的な問題ですのでよろしくお願いしたいと思います。

 次の問題に移らせていただきます。これは提言でございますが、現在今ほど申し述べましたように、新幹線問題また交通問題含めまして小浜市を取り巻く中長期的な問題は本当に山積していると思います。私はここで市長直属の地域戦略室といいますか、戦略チームのようなものを設けられてはいかがでしょうかというふうに提案させていただきます。なぜならばですね、この新幹線問題におきましても、福井の経済界やまた石川県の政治家の方とのですね、いろんな動向がですね、こういうルートを大きく左右しそうな雰囲気でございます。また我々はですね、若狭ルートを推進していく上で新たなですね、しっかりした国家観を持った政治家との連携も重要じゃないかなというふうに思います。市町村合併におきましても先ほど池田議員からお話ございましたが、三方町との提携とか上中町との提携ももちろんでございますが、合併も考えていく必要もあると思います。さらに原子力の立地、準立地自治体間の連携もますます強めなくてはなりません。また拉致問題への対応もそうでございますし、特定失踪者の方々の応援もそうでございますし、さらには身近な大問題でありますところの不燃物の処理場対策問題等、そういうものを含めましてですね、小浜市の難問山積の問題をですね、これを市長を中心としてですね、小浜市の英知を結集して難局に当たる必要があるというふうに思っております。市長直属の地域戦略室を設置する件ですがいかがでございますか。



○議長(山口貞夫君) 副市長、中塚君。



◎副市長(中塚安治君) 市長直属の戦略室を設置してはどうかということでございますけども、現在市では必要な事業、課題等が生じた場合はそれぞれの課内に対策室、これを設けております。また庁内で毎月マネージャー会議や部長会議、こういったものを開催しまして問題提起しながら必要に応じて4役なり部長なり関係マネージャーを交えた政策会議、これを開催をいたしております。政策会議を開催することによりまして庁内の横の連携が図れておりますし、全庁的な対応が可能というふうな理解をいたしております。今議員からご指摘がございましたけども、現在企画調整課を中心にしまして機能いたしているというふうに認識しております。今お話の合併問題についてはこの4月に合併の推進室も設けておりますし、そういった対応をいたしております。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 政策会議またマネージャー会議、部課長会議よくわかりました。ただ私がお願いしておきたいのは、やはり当面する問題ももちろん大事なんでございますが、20年後、30年後の小浜市をどういう方向へ小浜市を持っていくんかと、次の世代に恥ずかしくない小浜市として残していくんかということが本当に大事なときに来ておると思います。それが村上市長の双肩にかかっているわけでございますが、そのですね、皆さんはやっぱり有力なスタッフでございますので、市長同様ですね、やっぱり政治家として情報収集や政策立案に当たっていただきまして過ちのないようにしていただきたいというふうに思います。

 もう1つ、私からのこれは本当の要望なんですけれども、市長の行事予定はですね、多忙をきわめておられます。それが悪いとは言わんのですが、もっと政策会議、今言われました政策会議や作戦をじっくり練ったりする時間を取られたらどうかなと、今そういう時期だと私は思っておんですが、それでですね、庁舎に在庁という日がたくさんあってもいいんではないかなと、また市長にいろんな問題があってお願いされる人は市長室を訪問されたらいいと思うんです。そういうふうに私は思うんですが、これは提案といいますか要望にさせていただいておきます。

 次の最後の質問に移ります。障害を持つ児童の就学についてでございます。今ですね、この小浜市を含めこの若狭地域で目や耳にですね、障害を持ったお子さんは小学校入学の時期になりますと、福井県の県立聾学校、盲学校への就学を余儀なくされておられます。普通の子供さんでもですね、小学校へ上がる時点になりますと、ご両親は本当にかわいらしくてちゃんと無事に帰ってくるかなという思いで送り出されてると思うんでありますが、この障害を持たれたお子さんたちはですね、福井市にあります県立聾学校へ行かれまして、そして寮生活を送られまして金曜日か、また土曜日にご両親が迎えに行くというような6年間、また中学校もそうかと思いますが、数年間を、数年間といいますか、かなりの年月をそのような送り迎えに使われているということであります。また小学校入学以前のですね、幼児期においても勉強のため訓練のためにですね、小学校へ通われているということをお聞きしました。私は大変なエネルギーであるなと、また経済的にも大変な問題だなというふうに思います。またですね、こういう話もあるんです。子供さんと別れるのも大変つらいといいますか、またご両親の方がですね、小浜市の仕事をやめてですね、福井の方で就職して環境を変えて子供さんに合わせられたという方もいらっしゃいますし、今後そうしようかなと思ってる方もいらっしゃるんであります。ここで質問なんですけども、嶺南西養護学校でですね、小学校だけ、せめて低学年の間だけでもこういう子供さんたちの教育が受けられないものでしょうかお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 教育長、食見直孝君。



◎教育委員会教育長(食見直孝君) 大きな障害を持ってる子供さん方が嶺南西養護で幼稚部、小学部の間だけでもというふうなご質問ですし、するわけなんですが、現在ご承知だと思うんですが、視力にしましても聴力にしましても非常に大きな障害を持っている子供さん方は障害に応じた教育が受けられるようにということで、福井にあります県立の盲学校、聾学校というふうなところに入学をしております。小浜にあります嶺南西養護学校は、盲と聾を除いた総合的な養護学校ということでありまして、知的発達に遅れのある子供さんとか肢体の不自由な子供さん、病気の子供さん、体の弱い子供さん、そういった方々が学んでいるところであります。この学校には幼稚部、小学部、中学部、高等部というふうなのがあるわけなんですが、1人1人の子供の能力に応じた、あるいはその特性に応じたきめ細かな教育を行っております。嶺南西養護学校は総合的な養護学校ですので、先ほどお話がありましたような盲、聾というふうなことについての特別な指導が必要な子供さんたちへの対応は十分にはやることが難しいというのが現状であります。しかし、ご存じかと思うんですが、今後は平成13年度に文部科学省の方では特別支援の必要な子供たちの調査研究協力者会議というのを行いまして、そこの最終報告の中に今後の特別支援教育のあり方についてというふうなことで障害の重複化や多様化を踏まえ障害種別にとらわれない学校設置を制度上可能にしていこうというふうな法律改正を含めた検討が行われております。今後そういうふうなことも徐々に取り組みが進んでいくものというふうに理解しております。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 障害の程度でですね、今教育長お答えいただきましたけども、それぞれの対応がなかなか難しいというのが実際だと思うんですが、私は教育委員会はですね、健常者の子供さんたちの教育ももちろん大事なんですが、こういう障害を持たれた子供さんたちがですね、福井へ行ってしまった後は、もう福井の学校にお任せをして、あまり直接タッチをしないと。先生方もちょっと管轄が違うということもございますのでという問題がありますので、この辺でちょっと発想を変えていただきましてですね、このような生徒さんたちが本当に問題なくですね、また教育を受けている子供さんたちももちろんですけども、やっぱりご両親の負担が大変なことになってると思うんで、今後もですね、力を尽くしてあげていただきたいというふうに思います。これは私ももう少し勉強させていただいて、また取り上げさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

 次に本当に最後の質問ですが、このようにしてですね、福井ですね、または京都にも学校ございますし、その分校が西舞鶴にもございます。そこで勉強されまして卒業された生徒さんたちといいますか、子供さんたちが晴れてですね、社会人となられましたときにですね、学校卒業されたときに行政としては就職の相談をされておられますかという問題なんです。目、耳の不自由な方々もですね、教育によりましてはですね、または職種によりましては、健常者以上の高い能力を発揮されると思います。障害者の雇用状況とですね、現在の対応についてお聞きをしたいと思います。または就職相談があった場合の窓口対応をどうしてるか、ちょっと時間がないんですが、簡単で結構でござますので、お答えいただきたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部マネージャー、長谷川君。



◎福祉環境部マネージャー(長谷川文治君) ただいまご質問の件でございますが、障害者の方の雇用状況につきましては、平成15年7月末現在で若狭管内の一般企業におきまして約190名の方が就業されておられます。うち小浜市の方は約100名で19社となっております。また障害者の方からの就職相談につきましては、現在のところほとんどない状態でございます。



○議長(山口貞夫君) 1番、三木君。



◆1番(三木尚君) 相談がないということでございますが、相談に応じさせていただくということをもっともっとPRされたらどうかなというふうに思います。相談に乗ってくれんのやないかなと思って来られん人も多分多いんじゃないかなというふうに思います。ハローワークでですね、今普通の方々も仕事がないという状況で大変なのはよく承知しておりますが、こういう障害を持った方々はハローワークへ行って仕事を探すことすら難しいんではないかなというふうに思いますので、窓口の方でしっかり対応してあげていただきたいと思います。

 最後にこれを市長に質問して終わらせていただきたいと思いますが、前辻市長は福祉のまづくりを重点施策に挙げられました。今度の今やっております食のまちづくりの中に、この福祉のまちづくりを加えられてですね、含められたらどうかなと思うんです。それで市長のお考えもお聞きしたいんですが、その中で障害者の方々に仕事の場を提供するんだと、市長の方も私も頑張って窓口に来られても紹介する、仕事を提供すると思われてですね、頑張っていただけるかどうかを質問いたしまして私の質問といたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上君。



◎市長(村上利夫君) 食のまちづくり条例の中にも福祉に対する規定もございますしですね、これは前市長の考え方も十分踏襲しながら力を入れていきたたいというふうに思っております。例えば知的障害者の場合にですね、授産所は加斗にありますし、福祉工場が上中にもございますが、そういうところとの連携ですね、それからそういう障害の程度とか内容によりまして、市や団体等が求める仕事の業種によりましてね、就労可能な方は職員あるいはパートとかね、臨時職員として対応する、またそういうあっせんも積極的にやらせていただきたいと、このように思っております。



○議長(山口貞夫君) 休憩いたします。

            (午前11時51分)



○議長(山口貞夫君) 再開いたします。

            (午後1時0分)



○議長(山口貞夫君) 15番議員から一般質問の発言通告書が提出されておりましたが、本人より質問取り下げの申し出がありましたので、議長においてこれを許可いたします。

 9番、井上万治郎君。



◆9番(井上万治郎君) 9番、井上万治郎。発言通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。1件目はですね、計画道路の進捗状況と開通予定年度を問う、2件目は今津上中高規格道路の建設計画を問う。3件目は害獣(イノシシ・シカ・猿)の対策を問う。これに沿って質問させていただきます。

 最初に若狭西街道、これは市長の所信表明でも述べられてますが、今さら重要性を言うまでもなくですね、非常に27号線のバイパスとして、あるいは観光道路としてですね、非常に重要な道路でございます。そしてことし、上野から生守間がですね、供用開始になりまして今度の若狭路博に非常な山会場と駐車場の重要な道路として利用されると思います。それでですね、開通のときにいただきましたこのパンフレットによりますとですね、今富大橋から県道青井中井線の交差点まではですね、16年の施工年度ということになっております。それと若狭西2期地区、これもですね、16年度ということになっておりますが、今富大橋から県道青井中井線の開通予定年度、これをお聞きしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 若狭西街道についてでございますが、現時点の予定でございますけれども、今富大橋から県道中井青井線までの1,750メートルおよび県道中井青井線から東勢までの2,110メートルにつきましては、平成17年度までの施工予定でございまして、平成17年度中に供用開始を予定いたしております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 東勢から法海までが西3期地区として、この区間がですね、未着工ということでございますが、市長の所信表明によればですね、平成18年に全線開通を目指すということを言われておりますが、その辺をちょっと確認をしておきます。よろしくお願いします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 東勢から法海までの3,890メートルにつきましては本年度に若狭西第3期地区として新規採択されるように要望をいたしておるところでございまして、平成18年度の供用開始を予定いたしております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 全線開通がですね、平成18年ということで、ぜひともそれに、18年に完成、開通ができますようによろしくご努力をお願いしたいと思います。

 続きましてですね、近敦線についてお聞きをいたしますが、これは1番議員のご質問とかち合う点があるかもわかりませんが、小浜西からですね、小浜インターの進捗状況についてお聞きしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 進捗状況についてでございますけれども、舞鶴若狭自動車道の小浜西インターチェンジから小浜インターチェンジ間の約11.4キロメートルにつきましては、昨年度までに岡津地係から谷田部地係までの約7キロメートルにつきましては、用地買収がほぼ完了をいたしております。今年度につきましては、今富地区の野代、生守、木崎、和久里地係の用地買収を計画いたしております。また工事につきましては、昨年9月に発注されました東勢地係の工事は順調に進められておりまして、今年度の工事につきましても7月29日に東勢、西勢地係および谷田部地係で発注をされまして現在工事着手の準備が進められておるところでございます。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) この区間の開通予定といいますか、供用開始ですね、これ先ほど1番議員に答弁がありましたが、敦賀までがですね、平成20年ということでありますが、それよりもですね、早くできるんじゃないかと、この区間に関してですね。ちょっと予定についてご質問いたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 開通予定でございますけれども、高速道路の供用開始は一般的には施行命令からおおむね10年というふうに言われております。その計算からいきますと平成10年4月に施行命令が出ておりますので、小浜西小浜間につきましては平成20年ということになるというふうに推測されます。しかしながら、ご承知のとおり道路公団の民営化と相まって高速道路を取り巻く状況が大変厳しい状況でございして、従来どおりの期間で整備されるよう関係機関に働きかけてまいりたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 敦賀まで20年ということですけど、予算がつき次第ということなんですが、非常に厳しい状況なんで全線、敦賀まで開通して初めて意義のあるものでございますので、敦賀からの工事着手というかもしていただいてですね、極力早い時期での開通を要望いたします。

 続きましてですね、国道162号の尾須ノ鼻300メートルの拡幅改良工事について、この経過についてちょっとご質問いたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 尾須ノ鼻の300メートルの拡幅工事についてでございますが、国道162号の須縄地係におきまして須縄橋から小浜方面へ420メートルの拡幅改良につきましては平成8年度から12年度まで事業が実施をされまして、事業費として約4億円が投入されたということでございます。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) この区間というのは口名田地区それから中名田地区、それから名田庄地区の長年の要望事項というか、改良の要望が出ておる地点でですね、未着工に終っていた。いろんな事情があったのだろうと思いますけれども、情勢が変わりまして改良ができるんじゃないかというようなことを伺っておりますので、その点についてお願いできますか。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) この300メートルが何でできなかったかということでございますが、当時一部の地権者の同意が得られなかったということで中断をし現在に至っておるということでございますが、市の方にもですね、口名田地区PTA、学校関係者の方からですね、事業の再開をしてほしいというような要望も来ておりますので、関係の方々に働きかけて一日でも早く着手できるように努力をしてまいりたいというふうに思っています。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 具体的なスケジュールについてお伺いしたいのですが。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) この残りの300メートルにつきましては、約事業費で1億5,000万円ほど必要でございます。そうしますとこの事業につきましては国庫事業では採択はできないということを聞いておりますので、県単事業ということになりますと数年かかるものというふうに思っておりますけれども、早期に完成できるように県の方へ要望してまいりたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 次にですね、生野尾線の尾崎地区から尾須ノ鼻のですね、道路幅が非常に狭くて不便をこうむっておるわけですが、その改良工事についてですね、事業計画、改良工事ができるというふうに伺いましたので、ちょっと事業計画についてご質問させていただきます。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 生野尾線の尾崎交差点から国道162号線の尾須ノ鼻地係までの約1,300メートルあるわけでございますが、この改良につきましては道路沿いの農業用水路の整備を平成16年度より圃場事業で事業期間を4カ年というふうに予定をいたしております。市道の拡幅改良につきましても、市単事業でもって同時施工いたしたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) この道路はですね、162のバイパス的な要素もありますし、非常に尾崎地区の人もですね、農作業をするのにトラクターを置いて、道に置いとくともう道路が非常に狭いために車が通れないような、交差ができないような道になってますので早急に改良できるように鋭意努力していただきたいと思います。

 次に今津上中の高規格道路の建設計画をお聞きしたいと思います。市長の所信表明にもありますが、今津上中間というのは琵琶湖・若狭湾の快速鉄道ということが最重要項目として取り上げられております。きょうもですね、1番議員が質問にありましたが、協議会がまだつくられてないということをお聞きしてですね、非常に私も驚いたところでございますが、海上保安庁がですね、福井新聞の8月28日によりますとですね、不審船対策ということで小浜がですね、保安省に昇格されると、それで職員がですね、倍といっても4人に増える、4人になるということで、それで原発テロ、原発が集中する福井県の沿岸のテロ対策拡充に向けてですね、8管と9管本部がですね、不審船舶、テロ対策担当専門官というですね、警備係をさらにですね、8管と9管本部に配置するということが載っておりましたですが、それとですね、今度は若狭路博で巡視船とかありますが、試乗とかありますが、そのときに、きょうの新聞によれば、パネル展を14日、15日それから20日と21日にですね、例のあの引き揚げ工作船ですね、これのパネル展を行うというふうに記事が載っておりました。私も実物をですね、見させていただいて、非常に若狭湾沿岸にこういうものが来たときにですね、原電なんかを攻撃されたらですね、非常に危険な形なるんではないかというふうに危惧しておるわけですが、現実にそういうことが起らないようにですね、また拉致問題も、拉致の地元でもありますので、いざこういう国の施策としてですね、テロ対策を危惧されているということでこれを、映画もありましたが警察とですね、消防では対応できないと。やっぱり自衛隊がですね、来てですね、防衛いうと変ですけども、そういうことが必要ではないかと思いまして、今津上中、この近くだと今津に自衛隊の駐屯地がございますから、あそこから来れるような道路建設が必要ではないかと思うんですけども、快速鉄道が第一歩ですけども、まだ協議会が立ち上がってない状況ではですね、何十年先かということになると思いますので、また滋賀県の方で高速道路がですね、大津の方からずっと延びてきておりますので、これとマッチしてですね、防衛的な予算の観点から防衛予算等においてですけども、投入していただいてこういう高規格道路の建設ができないかなということで、まずこの今津上中間の道路整備についてどういうふうに考えておられるのかお聞きしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) 今の鉄道の協議会の問題ですね、これは固まった組織がまだできとらんのですけども、これは2月か3月ごろですね、滋賀県の国松知事と、それから本県の栗田知事の間でですね、そういう協議会をつくって定期的、継続的に審議していきましょうと、そこまではいっておりますのでちょっとつけ加えさせていただきます。

 一方、道路の方ですね、これはテロの問題のみならずですね、昔からの非常に大事な道路でありましてですね、それで私も湖西道路沿いを結ぶね、そういう道路の重要性というものを非常に強く思っておりまして、それができると小浜市の産業振興なり観光の誘客に弾みがつくと、また市民の生活圏域も拡大するということでですね、それ実は私就任直後ですね、第4次小浜市総合計画の中でこの道路を明確にですね、位置づけをさせていただいております。その後、滋賀県とかですね、それから道路公団、それから国土交通省などに対しましても機会あるごとに将来の課題としてね、将来の課題としてぜひ今津までつなぐ高速道路が必要であるということを力説をしながらですね、提起をさせていただいております。ただ現実的な問題として今推進しております近畿自動車道敦賀線ですね、これを早くやらなければならんということと、それからもう1つは、今京都宮津自動車道路ですね、あれがまだ今進行中でですね、宮津の方まではできましたけれども、京都の方へ向かってまだちょっと中途半端なんですね。だからあれを早くやるということもね、私は非常に小浜にとっても大事なことだと思っておりますので、ですから近畿自動車道、それから宮津京都縦貫自動車道路ですね、これの次の課題が今の小浜今津自動車道路であるというふうに位置づけておりまして、その目標をはっきりしてね、そしてタイミングを見ながら、そしてまたこれは関係自治体との関係もございますので積極的に取り組んでいかなきゃならんと、このように思っております。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 今ほど防衛庁の予算の中で、そうした道路の整備ができないかというふうなご質問をいただきましたけれども、高速道路とか国道の整備につきましては国の方では基本的に国土交通省の所管ということでございますので、現在の制度の中では防衛庁でそうした事業に取り組んでいただくということについては困難かなというふうに今考えておりますのでよろしくお願いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 不審船よりもですね、道路の方が予算的には安くできるんじゃないかと。今までにしておられますからもちろん不信船を否定するわけじゃないんですけども、今声を上げてもですね、将来的には20年ぐらい先の話になるかと思いますので、1度政策的にですね、そういうのをご検討いただきたいと、そういうふうに思います。高速ができなければですね、高速というか道路改良計画がですね、303号線のですね、改良計画というのがありますけれども、その道路についてですね、こういう厳しい状況の中でですね、促進するような形でぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、そういう303号の整備促進というのは、促進が図れないでしょうか。それをお聞きします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 今ほど303号の整備促進が図れないかというふうなご質問であっかと思います。幸いにいたしまして国道303号の改良を目的として国道303号追分隧道開削促進期成同盟会も組織されておりまして、これらの機関を通じて関係自治体と連携を図り、議員ご指摘の当該地域の特殊な事情等も説明しながら引き続き沿線の今津町とも協力し国道303号の整備促進を国土交通省あるいは饗庭の演習場が自衛隊の所管となっているというふうなこともございますので、防衛庁等の支援もいただきながら関係機関に要望してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) 次の質問に行かせていただきますが、これはきのう4番議員が質問されてましたので、重複する点があるかと思いますが、それだけですね、害獣というかイノシシとかシカの被害が非常に深刻でですね、できたものを荒らされるとか芽を食われるとかですね、非常に被害が甚大であります。福井新聞なんかでも嶺南の対策が非常に強いというか、対策があるので恐れて北へ逃げてると、イノシシが。そういうような形でこの間のこれは8月18日の新聞にも載っておりますが、県もですね、認めて今度予算をですね、増やすと。電気柵何かのですね、設置に対しても補助をするというようなことが書いてありますが、本市におけるですね、農作物の被害状況についてお聞きしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 小浜市の被害状況でございますけれども、市における猿、イノシシ、シカ等の有害鳥獣による農産物の被害につきましては、水稲で平成14年度の若狭農業共済組合の小浜市分の被害補償が面積で11.3ヘクタール、被害量で20.9トン、被害金額が512万3,000円でございました。その他の農作物の被害状況についても季節、集落によりさまざまな状態があるわけでございますけれども、従来からの猿、イノシシによる取りたての野菜を食い荒らす被害、それに加えて最近ではシカによる麦などの新芽の被害というようなこともあらわれておるところでございます。有害鳥獣を忌避し農地と生息域を分離するための電気柵の敷設につきましても、イノシシには有効でございますけれどもシカについては5段式の電気柵も飛び越えるというような状況でございまして、本市に限らず全国の農業、農村地域におきまして有害鳥獣の対処策に苦慮しておるというのが実態でございます。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) イノシシはですね、シカもそうですが、けもの道というか、1回通ったところを何回も来るというような習性がございます。それで個体数をやはり減らさないとですね、非常に最近の天候というか、地球温暖化の影響を受けましてですね、冬の寒さが昔みたいにつららが下がるようなですね、状況というのが最近ないんで、凍死するというかそういった形でですね、少なく、生まれたイノシシなんかが7頭ぐらい、6頭から7頭産むわけですけれども、それが全部育つ。シカにおいてもしかりなんですけども、そういうことでですね、猟友会、イノシシあるいはシカについてですね、狩猟期間というのがございますけども、狩猟期間以外についてですね、今補助金が出てるというようなことを聞いておりますが、やはり個体数を減らすためにはですね、捕まえるおり、あるいはわなによってですね、捕まえる必要があると思います。わなに関してはですね、国家試験でですね、1日福井へ行って講習受ければ免許が取れるというようなことをお聞きしました。それで農村の若い人でもですね、そういう講習受けてですね、みずからわなでもってですね、捕まえるとかそういうのに補助というかね、そういうのをちょっと考えられないかと。駆除を奨励するようなことがですね、できないかとちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 有害鳥獣駆除につきましては、鳥獣の保護および狩猟の適正化に関する法律、そして福井県有害鳥獣駆除実施要綱の中で捕獲基準を定めまして、猟友会員の中の駆除隊員に有害鳥獣駆除を依頼いたしておるところでございます。14年度の許可数と捕獲数でございますが、シカが許可数が500頭で捕獲数407頭。猿が許可数が230頭で捕獲数が196頭。イノシシが許可数が150頭で捕獲数が141頭。クマが許可数12頭で捕獲数が3頭。イノシシ、猿、クマを合わせた許可合計が892頭で捕獲合計が747頭ということでございます。まず、おりについてでございますが、おりを設置するということになりますと、駆除隊にしか許可が出ないということもありますし、おりは個人では許可下りないというようなことになってございます。囲いわなにつきましては狩猟期間中におきまして、農業者が囲いわなを自分の土地で使用することは可能であるということでございますけれども、今囲いわなの補助制度そのものがございませんので、今後市におきまして囲いわなを数台用意をいたしまして、狩猟期間限定でですね、農家の皆さんに貸し出しができるように検討いたしたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 9番、井上君。



◆9番(井上万治郎君) イノシシもですね、シカもですね、考えによっては珍味というか、冬はですね、鍋にすればですね、非常に。しかも若いのはね、非常にうまいというふうに聞いて、私食べたことないんですけれども、だからそういうのを奨励してですね、捕っていただいてですね、名物料理というかね、そういうのを実際名田庄とか丹波の方やっておられますので、強力にですね、捕らないと減らないですから、ご検討いただきたいと、そういうふうに補助をうまく考えていただいて駆除に努めていただきたいというように思います。これで一応質問は終了させていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂清之君。



◆12番(小堂清之君) 12番、小堂清之です。発言通告書に基づきまして一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。今回質問をさせていただきますのは、1番目に地域農業の活性化について、2番目に急傾斜地域の危険対策について、3番目に中小河川の増水対策についてであります。

 まず地域農業の活性化についてと題して質問をいたします。戦後1960年代から本格化した日本経済の高度成長は、工業化を推進するため地方、農山村から若い労働力が流出をいたしました。自由化のもとで工業製品を製造、輸出し、見返りに大量の農産物が輸入されたのであります。ちなみに世界の60分の1にすぎない日本の人口が毎年3,000万トン、世界市場の12.5%の穀物を輸入しているのであります。その結果、工業と都市は発展をいたしましが、反面、地方、農山地域では過疎と農林業の衰退、地域社会の崩壊といった問題が生じたのであります。つまり今日の経済大国は地方の犠牲の上に築かれたと言ってよいのであります。そして今、農業は将来展望が描かれないような状態にあります。特に生産条件の悪い地域では、過疎と高齢化が進行し遊休地化となった農地が増えて荒廃が拡大してきております。最も重要な産業であったはずの農業の現状と将来をどのようにとらえているのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) 今議員仰せのように、やっぱり直接的には米価の低迷ということもございますし、農産物の輸入によって個々の農家の中での、この農業所得のウエートがだんだん低下してきたと。それでその労働力が、農業に手間がかけられないと、こういう循環になってきたというふうに思っております。そしてそういう中で大事なことは、中核農家のですね、農業所得を高めていくということが1つありますし、いま一つはやっぱりこの集落の機能ですね、それからその生産組織等によって中山間地等の農地を荒廃させないことではないかというふうに思っております。それは方法としては、集落農業とか、あるいは集落経営体といってもよろしいんですが、そういうあり方ではないかなと。稲作では、そのためにはやっぱり中心になる人と、その人を中心にする生産の組織化ということが必要になってまいりますし、一方高齢者とかですね、ご婦人の方々の技術とか労働力が生かせる、例えば野菜づくりとか、そういうものを伸ばしていくことも大事かなというふうに思っております。そういうふうな観点から食のまちづくりに資する農林漁業の振興と、そしてそのための水田農業のビジョンを策定をいたしまして、その中で農協のあり方とか、あるいは市の行政の支援のあり方等も含めまして方策を明らかにしていきたいと、このように思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今市長からご回答がありましたように、この荒廃をしていく農村、中山間地帯、これの回復の手だてというのが指さされましたが、私がここでこれから申し上げたいのはですね、高齢化が進みまして放棄地といいますかね、遊休地がどんどん増えていくと。これをどういうふうにして回復していくかということ、それからですね、この遊休地、放棄地は条件の悪い中山間地に多くなっております。これに高齢化が拍車をかけているという状況であります。そこで今市長が申されましたこれから策定されます水田農業ビジョンですが、これは食のまちづくりと整合性を持った計画を立てていただきまして農業が幾らかでも回復して皆さんが意欲を持つようにというような政策をお願いしたいと思います。

 今おっしゃいました水田農業ビジョンですが、これは新たな転作計画などを盛り込んで計画策定するものであると聞いておるんですが、どういう内容を持つものであるかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 水田農業ビジョンについてでございますけれども、小浜市の平成15年度の水田面積が1,415ヘクタールございます。自己保全管理面積が120ヘクタールで全体の8.5%というふうになっておるわけでございます。地域別に見ますと、口名田、中名田地区が生産調整面積に占める自己保全管理の占める割合が高くなってきておるということで、これにつきましては中山間の立地条件によるところが大きいというふうに考えられるところでございます。このビジョンの内容でございますけれども、地域農業改革の基本的な方向、それから小浜市における今後の米生産の考え方、米以外の作物の具体的な作付目標と実現のための手段と方法、高齢者を含めた担い手の育成、目標等を明らかにし食のまちづくりを推進していこうというものでございます。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 先ほど申し上げましたように、水田農業ビジョンの策定に当たっては、食のまちづくりを進めていく小浜市にとっては大変よいチャンスじゃないかと、そういうふうに私はとらえております。その地域農業が活性化するようなビジョンをぜひ、策定、計画していただきたいと思うのであります。

 次にですね、先ほどもちょっと触れましたが、高齢化が進む地域での農業をこれからどうしていくのか、地域によっては34%を超える高齢化率があるわけですね、後継者がないところもあります。あっても農業を放棄をしているところもあります。担い手を育成するというのは大変なことだろうと思うんですが、魅力をなくした農業に意欲を持たせる施策、この指導が今こそ必要なときじゃないかと思います。この点についてどういうふうな方策をお考えかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 施策と指導についてでございますけれども、小浜市の農業者の営農意向を見てみますと、世帯主は農業志向が強いわけでございますが、後継者はしり込みをしているといったような世帯主の営農意向が後継者に引き継がれる状況にはなっておらないというようなことでございます。中山間地域における地域農業を維持するためには、高齢者や女性、跡取りを含む多様な担い手の確保が不可欠であります。そこで米づくりについては、認定農業者や中核的リーダーを中心とする生産組織の担い手を地域、集落等での話し合いにより育成をし、一方では高齢者、婦人による菜園や生きがい農園に取り組んでいただき地域特産物の生産拡大や地産地消を推進するとともに農地の保全、多面的機能の維持向上を図ってまいりたいというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 現在ですね、新世紀いきいきまち・むらづくりの計画が各地区で進められておりまして、今年度で完成するということになっておりますから、その中にもこの農業問題の提起がなされているところもあると思います。遊休化した農地をどう回復するか、あるいはこの土地をですね、放棄地をどう有効活用するのか、それから地域に適応した作物の作付、あるいは消費動向に適応した作物の作付、あるいはこの有効活用、有効利用の方法であると思うんですが、そのことについて消費動向に適応した特産物の開発、あるいは研究といったことについてどういうふうにお考えかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 特産物の開発についてでございますけれども、農地の有効利用や食の安全が大きな課題となっております今、これまでの個々ばらばらの取り組みから、地域の創意により地域性を生かした対応が求められているところでございます。農地に関しましては、その集積や貸借を容易にする点在する特産物生産を組織化、グループ化いたしまして新技術の導入や販売戦略の工夫とともに生産規模を図ってまいりたいというふうに思っております。露地栽培から施設栽培への切り替えによりまして、野菜や花など高度な生産による生産性の向上やリスクの軽減を目指していきたいというふうに思っております。いずれにいたしましても地域農業の活性化につきましては、農業者や地域の意向が原点にあるため、多くの声を反映させる水田農業ビジョンを策定いたしまして、その推進に当たってまいりたいというふうに思っております。

 小浜では特産品として一寸そら豆、夏秋ナス、菊、キャベツ、ミニトマト、梅の作付拡大を推進してまいりますとともに、消費者が求める安全安心な生産のために新たな技術普及を推進することが重要であるというふうに考えております。地域によって条件が異なるために、土地条件に合った作物の選定や高度な生産技術の導入によりまして安定生産を図っていくことが重要であるというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今この特産作物の開発、それから消費の向上ですね、向上といいますかこういった面も非常に大事なことであります。しかしこの生産面からだけではなくですね、今申し上げましたように消費面からの取り組みも強力に推進をしていく必要があります。地産地消を掲げておりますこの小浜のまちづくりでありますので、地産地消をまず推進することであります。そこでですね、この地産地消が皆さんそれぞれご質問がありましたが、もう一度その地産地消の現状とですね、それから今後の取り組みを強力に推進するためにどういうような方法を、方策を講じられるのか、このことについてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 地産地消の現状と今後の取り組みについてでございますけれども、市内の店頭におきましては輸入ものや地元産以外の農産物が多く見受けれらるところでございます。そういうことから見れば生産グループや直売グループ等を育成して新鮮で安全安心な地元農産物の増産および販売を促進し地産地消につなげていくことが重要であるというふうに思っております。

 地産地消の現状につきましては、野菜類の小浜市場への出荷とともに8カ所の朝市やJAの直売所があるわけでございますが、学校給食における食材の供給も行っておるところでございます。今後生産調整に係る転作水田での野菜等の作付を増やしていくとともに、地元産品の安全安心のPRを積極的に行いながら品質の高い青果物の地元市場への供給拡大や学校、病院等、公共施設への利活用を積極的に進めていくことが重要であるというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今のご回答で申されました学校給食は地産地消に私は最も適した方法であると考えております。教育の面からでもそうでありますし、すべての学校で給食にこの地産地消を取り入れていただければ相当な効果が出てくるんじゃないかというように考えております。全国でこの学校給食の市場は約1兆円と言われておるところであります。農業問題につきましては、これについてご回答がありませんか。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 学校給食についてでございますが、福井県のコシヒカリ給食推進事業によりまして福井県産のコシヒカリ50%、それからハナエチゼン50%の割合で供給をいたしております。小浜市の場合につきましては、若狭産のコシヒカリ100%で取り組んでおりまして、その差額を負担いたしておるところでございます。14年度実績でですね、市内小中学校で560俵余り使用をいただいておりまして、野菜につきましては学校給食野菜供給グループが取り組んでいるものの、現在4グループと少ない状況でございます。今後こうしたグループを地区ごとに育成していくことを教育委員会と一緒になって考えていきたいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) ぜひ学校給食の場でもっともっと地産地消を取り入れていただきたいと思います。

 それでは次に急傾斜地の危険対策について質問をいたします。昭和28年9月25日、もうすぐ9月25日がやってまいりますが、13号台風によって若狭地方は甚大な被害を受けました。それから50年、この若狭地方を通過した13号台風による雨量は実に700ミリという集中的な豪雨でありました。これによって現在の162号線で深谷相生間の山の急斜面が大量に崩壊をいたしました。発生した崩土で通行が途絶、その他各所で未曾有の被害を残したのであります。そのときに土砂の崩壊、流出により家屋の損壊も目の当たりにしてきたのでありますが、水害、土砂災害を未然に防止するための対策の必要性をこの時期に来て特に感じるのであります。ちなみにですね、この南川流域が一番被害を受けまして、小浜市の中での被害額をその当時の小浜市の広報で見てみますと、金額なんですが、中名田地区が2億3,660万円、次に遠敷地区が1億4,580万円、これは50年前の金額です。それから小浜地区が1億2,780万円、こういうような被害額であったそうであります。この南川上流の中名田地区に至るところで道路の決壊が70カ所、橋梁、橋ですね、これが70カ所がすべて決壊をした。家屋の流出が15軒、それから全壊が31戸、それから被災者が全住民の76%に上る1,600人、こういうふうな被害を受けております。先ほども申しましたように私はこの9月25日が来ますと、そのころ私は高校の2年生でありましたので、ちょっと年わかってしまうんですけども、でありありまして、この162号線、それから橋梁の決壊で長い間通学ができなかった。通学ができても非常に不便を来したということを覚えております。それでですね、私はきょうこの場で申し上げるのは、急傾斜地の危険対策ということをお伺いしようと思うんですが、こういった豪雨あるいは集中的な雨による急傾斜地、危険な場所というのは小浜市にどのくらいあるのか、それをまずお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 急傾斜地の現状でございますけれども、昭和44年に急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律が制定をされております。この法律に基づきまして急傾斜地の崩壊、危険区域を指定いたしまして崩壊防止事業を行い、災害から国民の生命、財産を守るということになっておるわけでございます。市内におけます急傾斜地の指定数は18カ所でございます。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) この18カ所と今部長がおっしゃったのは、またこれから改良事業工事を起こさねばいけないということですね、今後工事が必要なところですね。

 これ以外にですね、これは国の指定を受けた急傾斜地だと思うんですが、これ以外に急傾斜でですね、多量の雨量があった場合に崩壊の危険があるとは予測される箇所はどのぐらいあるんでしょうか。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 平成12年度にですね、調査をいたしまして急傾斜地崩壊危険箇所として119カ所ございます。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) これは小浜市全地域の危険箇所だと思うんですが、この119カ所でですね、これは国の急傾斜地の指定を受けていない箇所ですから、これをですね、この指定を受けた箇所は補助事業で対策工事がなされるんですが、この指定外の119カ所ですね、これの対応というのはどういうふうになされるのか、それからこの119カ所は地区別に見てどのような状況になっておるのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 119カ所でございます。この119カ所と申しますのは、これは人家5戸以上でですね、指定が受けられるものということでございますので、この場合ですと、国庫補助はちょっと10戸以上ないとだめなんですが、5戸以上の場合は県単等でできるというような状況でございます。それで地区別でございますけれども、小浜で10カ所、雲浜3カ所、西津6カ所、内外海20カ所、国富14カ所、宮川7カ所、松永5カ所、遠敷9カ所、今富13カ所、口名田7カ所、中名田9カ所、加斗16カ所でございます。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今申されました119カ所ですが、このときに今部長がおっしゃいました5戸以上は急傾斜地として認められるが、これは国の補助事業ではないということであります。この国の補助事業の、これを補助事業として急傾斜地を工事をするというこの工事の要件とですね、この要件指定に当てはまらないところはうんとたくさんあるわけですから、これの要件と、この箇所をどういうふうにしていくのかということが非常に大事だと思うんですけど、このことについてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 急傾斜の指定の条件といたしましては急傾斜地の勾配が30度以上、それから高さが5メートル以上のものでございまして、崩壊により危害が生ずるおそれのある人家が5戸以上あるものと、5戸未満であっても官公省、それから学校、病院、旅館等に危害が生ずるものというふうになっておるわけでございます。それで要は10戸以上は補助になります。国の補助を受けられます。5戸以上は県単事業がございますし、その以下につきましてはですね、単独事業で対応を現在のところはそういうふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今この要件等をお伺いいたしましたが、この指定要件に合致したところは特に負担金もなくですね、公費が受けられるんですが、県単あるいは市単の場合はかなりの負担が要ると、それから地元の負担も要るのだろうと思います。それで今後ですね、この急傾斜対策事業の工事の計画ですね、これどういうふうに考えていらっしゃるのか、計画的に工事を進めていかれるということでしょうけども、その辺のところをお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 工事の計画でございますけれども、今現在やっておりますのは国庫補助で対応いたしておりまして、三分一で今1カ所工事中でございます。それから本年度下田地区で指定申請をいたしまして一部工事を着工したいというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) このことは先ほども13号台風のことで申し上げましたが、非常に危険が、あるいは危険にさらされる民家が、人命があるということになりますので、ぜひ計画的に対策を進めていっていただきたいと思います。

 次に中小河川の増水対策ということについて質問をいたします。この中小河川の増水対策というのは台風等あるいは豪雨と関係がありますので、そのことも皆さんご理解をいただきたいと思いますが、13号台風以来大きな河川は、南川だとか、あるいは支流の大きな河川は大体改修というか工事が施されまして、そう大した被害が出るというような、今まで雨量であっても被害が出ておりません。しかし、支流であります中小河川とは小さな谷川だとかあるいは渓流ですね、普通水がないんですがちょっと雨が降るとだっと土砂が流出してくると、そういった渓流、そういったところが非常にたくさんあると思います。こういったところのですね、土石流の、小さな土石流であっても、土石流の発生をする危険な河川、渓流といったそういうのは市では把握をされておるんでしょうか。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 土石流の渓流の箇所数でございますけれども、平成12年度の土石流危険箇所調査におきましては330カ所というふうになっております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) また同じような質問で失礼なんですが、この地区別にはどういうようなことになっておるんですかね。山間部とあるいはこの市街地というように分けても結構ですのでお聞かせいただきたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 地区別でございますと小浜で9カ所、雲浜はゼロでございます。西津が6カ所、内外海が42カ所、国富が34カ所、宮川が39カ所、松永が19カ所、遠敷が23カ所、今富が17カ所、口名田が49カ所、中名田が49カ所、加斗が43カ所となってございます。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 非常にたくさんの危険なというか予測される河川というか小さな渓流も含めてあるんですが、このような被害の出るような河川がどのくらい整備をされているのか、私が見る限りでは整備が遅れているところもございます。この整備状況はですね、整備を進めていく状況などについてお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 中小河川の整備状況でございますけれども、砂防指定地として指定できるものにつきましては、砂防河川として堰堤とかそれから流路工等の砂防施設を整備してございます。それから被災をいたしまして災害復旧の採択基準に合えば、ということは高さ的に1メートル以上があれば災害復旧事業で中小河川でも、小さい河川でも取り組みができると、それ以外のところにつきましては危険度の高いとこから整備をしておるということでございますが、すべての渓流を整備するということは非常に困難であるというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 多い箇所ですからそれは非常に無理なことであると思いますが、しかし特別危険な人命、財産にかかわるところは、ぜひ危険対策をしていただきたいと思うんです。

 それでですね、この危険対策ができないとなればですね、危険のまま放置するのかということにもなるわけですが、こういうことについてはどういうふうに対応なされるのか。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 対応できないものと、基本的にはすべて危険なとこについては対応しなければならないというふうに思っておりますけれども、その状況いかんでですね、緊急性の高いものから対応はしていかなければならないというふうに思っております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 先ほどの質問の急傾斜地も含めてですね、対応できないところについては、ハード面で対応ができないとすればですね、ソフト面での危険対応、あるいは避難対応といいますかね、そういったことを市民に周知をさせることが必要だと思うんですが、その点についての対策というのはあるでしょうか。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部マネージャー、富田君。



◎市民まちづくり部マネージャー(富田実君) ハード面からのいろいろご質問の中で、今回はソフト面についてご答弁をさせていただきます。

 災害の被害を最小限にとどめることにつきましては、地域住民の皆様の自覚と協力によるところが非常に大きいというふうに考えております。こうしたことから市ではいわゆる自主防災意識の高揚と知識の普及を図りまして土砂災害に強い地域づくりに取り組んでいるところでございます。具体的な取り組みといたしまして、本年7月からそれぞれの地区の区長会の方に出向きまして、土砂災害のおそれのある危険箇所の範囲などを記載いたしました土砂災害マップに基づきましてそれぞれの地域内の危険箇所、そしてあるいは災害発生の前兆に関する知識の習得による早目の自主避難、さらには自主防災組織の結成などについて説明を行いまして協力を求めているところでございます。特に各区におかれまして、自主防災組織を結成してほしいというお願いをいたしております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 今のソフト面ですね、これいつごろまでにソフト面の対策を終えるという予定になっておりますか。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部マネージャー、富田君。



◎市民まちづくり部マネージャー(富田実君) 今現在12地区のうち11地区を回りまして、それぞれの学習会なり危険の地域のマップをそれぞれ説明をさせていただいております。災害につきましては、自分の安全は自分で守るというのが基本なっておりますので、それぞれの地域におかれましてそういうふうな前兆現象が発生してきた場合は、先ほども申し上げましたが自主的に避難をしていただくというふうなことが一番重要であるというふうに思っております。先ほど申し上げましたが、それぞれの地域内におきまして、そういう自主防災組織をつくっていただきたいというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 12番、小堂君。



◆12番(小堂清之君) 全地域に早い機会にこの災害マップを配布できるようにお願いいたしたいと思いますし、それから市民にもこの危険な度合いも、こういう場合は非常に危険であると、こういう場合は低い度合いというのがありましょうし、そういうことも含めまして危険からの回避を徹底するようにお願いをいたしたいと思います。

 今まで2つの事柄につきまして、生命、財産の危険からの対策についてお伺いをいたしましたが、小浜市の大きなプロジェクトがメジロ押しであります。これは市の発展のために実に重要なことであって、ご推進をしていただきたいと思うんですが、目につかない箇所のですね、生命、財産に危険が予想される箇所、こういったところはぜひ改良していただきたいと思います。これはこの箇所といいますのは、人家を避けた場所もあるんですが、人家に直接被害の及ぶ予測がある箇所ですね、しかもこれは通常わからない、その近辺の人だけしかわからないというそういう箇所についてもご配慮をいただきたいと思います。予算措置も含めてご配慮いただきたいと思います。以上をもちまして質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(山口貞夫君) 休憩いたします。

            (午後2時18分)



○議長(山口貞夫君) 再開いたします。

            (午後2時29分)



○議長(山口貞夫君) 2番、下中雅之君。



◆2番(下中雅之君) 2番、下中雅之でございます。発言通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。女性専門外来を公立小浜病院に設置してはどうかとバリアフリーガイドマップについての2件についてお尋ねいたします。

 最初に女性の専用、総合ともいいますが専門外来の設置についてお伺いいたします。このことにつきましては、昨年12月の一般質問で女性議員の方が質問をされていましたが、今回違う角度からの質問とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。今、女性専門外来が各地に広がっています。そのほとんどのところが3カ月から5カ月の予約待ちということです。21世紀は女性の時代と言われるように女性の社会進出や高齢化に伴いまして心や体の悩みも複雑化しているとお聞きいたします。女性特有の症状につきましては、男性医師に相談しづらいことが多く専門家の判断も難しいことなどからほうっておいて悪化させるケースもあるということです。そこで精査を考慮した医療が必要ではないでしょうか。多くの医療データは男性をモデルとしていますが、女性特有の産婦人科的な疾患以外の精査を考慮した医療が必要であるという考え方でございます。例えば同じ病気であっても体の構造や体質、ホルモンの働きなどの違いによりまして男女で自覚症状が異なるということです。このため、どの診療所へ行ったらよいかわからない、また女性特有の悩みは女性の医師に相談したいという問題があるかと思います。そのような悩みから自覚症状があるにもかかわらず受診をすることになかなか決心がつかずに、結果的に症状を悪化させてしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今、公立小浜病院の高度医療施設整備計画が進んでおりますが、市長の所信表明にございました若狭地域の中核的医療施設として初期医療から高度特殊医療までを総合的に提供できるよう整備を進めるとおっしゃっておられましたが、若狭地域内で医療提供体制を完結させるという観点から女性専門外来の設置について市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) 女性専門外来の取り組みでございますが、一部の先進医療機関で始まっておりまして広がりつつございますが、いまだ一般的とは言えない状況でございます。しかし女性のプライバシーを保護し安心して受診できる環境を整えることが必要となっておりまして、重要な課題であるというふうに認識をいたしております。小浜病院では平成12年から更年期外来を婦人科に設けまして診察をしておりますが、先日、議員さんからご質問があるというので小西病院長に問い合わせをいたしましたところ、近くですね、近く女性ドクターを1人増やしまして思春期外来を開設するなど、より広く女性の健康相談に応じたいと、こういうことでございました。

 専門外来というのはなかなか難しいと思いますが、今後進行中のこの施設整備計画の中でも十分検討を行いまして施設の面それから女性医師等の医療マンパワーの充実など配慮してまいりたいと、このように考えております。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) それでは福祉環境部長にお伺いいたします。小浜病院の更年期外来の内容と開設された経緯を簡単にお聞かせください。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それではご質問の経緯と内容につきましてご答弁させていただきたいと思います。

 平成12年より、市長今申しましたとおり女性の方のニーズによりまして産婦人科の外来で毎週火曜日の午後開設しております。また内容につきましては、女性の方が40歳から50歳になられますと、人によりますが特にホルモンのバランスが崩れることによりましていろいろな病気が発生しやすくなります。その検診をしております。なお、その診察の中でもし別の病気が発見されればほかの科の紹介もしておるということでございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) ただいま市長の方から思春期外来の設置についても考えるということをお聞きしまして、思春期における女性の体と心の悩みもこれは大変なものだとお聞きしております。実は私が今回このことについて一般質問させていただいたのは、知人の若い女性より、若い女の子は病院に行きづらいんです。体とか心の悩みは男性のお医者さんにはしゃべりにくいし、相談しづらいんですけど、下中さんは女性専門外来がことし舞鶴にできたことを知ってますかと言われまして、また近くにいた人にも、一遍見学してきたらと言われまして、早速先月の28日の日に舞鶴市民病院の女性専門外来を3人で視察に行ってまいりました。

 驚いたのは対応していただいた女性スタッフのすばらしい笑顔と、開設までにすごく短期間でこぎつけられたということです。昨年10月に声が上がり11月より女性スタッフ10人からなる検討チームが女性の立場、視点から検討を重ねられ、ことしの3月3日ひな祭りの日に開設されたとお伺いいたしました。中に通していただくと1階の一部が改修されておりまして、待合室、更衣室、受付などが置かれ、診察室は外に声が聞こえないように壁を設けてプライバシーにはとことん配慮されておりまして、内装も本当にいやされる雰囲気で患者がリラックスできるようになっておりました。かかりました整備費用は970万円とのことでした。まず最初に電話で予約するときに相手の症状や悩みをしっかり聞くということです。そのときに体や健康の悩みから大半の人が心の悩みに話が移るということです。その方たちは話を聞いてもらえるだけで、受診に来なくても済む人もいるということです。それほどに女性の心と体のバランスはデリケートであるとお伺いいたしました。そして受診に来られた患者さんには話をじっくり聞くシステムで女性が直面するさまざまな症状に対応する内科総合外来、不妊、更年期、思春期の相談にも応じる婦人科総合外来、そして乳腺総合外来、漢方女性外来の各外来が開設されておりまして、完全予約制でどれもが1カ月から2カ月先まで予約がいっぱいであるということでした。このようなことから女性患者や、そのほかにも女性専門外来を要望する声はあるのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それでは女性の中から専門外来の要望はないかということでございますので、ご答弁をさせていただきたいと思います。

 現在のところ女性患者に対しまして特にアンケート調査は実施しておりませんが、先日開催されました市連合婦人会と市長と語る会におきましては要望の一つとして上がっておりました。今後このようなニーズを踏まえた上で、なおかつ既に女性専門外来を開催しているほかの病院、それから来年5月に開設する予定の新福井県立病院などの状況を把握いたしまして、病院側と今後よく検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) 来年5月に開設する予定の新福井県立病院のお話がございましたが、この経緯について少し述べさせていただきます。昨年より県内でも女性専門外来の開設を求める声が多くなりました。我が党の県女性局で県内の女性だけに1週間署名を行ったところ、2万2,350人の署名が集まりまして、ことしの1月29日、当時の栗田知事に手渡されました。そして現在の西川知事に受け継がれることとなりました。知事のマニフェストの中にあるとおり設置される運びの予定となることになりました。その署名の中には若狭地域の女性も多く含まれております。公立小浜病院を若狭地域の中核的医療施設として位置づけるためにも多くの女性のニーズにこたえていただきたい、このように念願する次第でございます。幕末の名医緒方洪庵の医の世に生活するは、人のためのみ。安逸を思わず、冥利をかえりみず、ただおのれを捨てて人を救わんことを願うべしと医療の心得について述べられた言葉でありますが、やはり若狭の医療は若狭で完結するとの観点からも、ぜひ公立小浜病院の高度医療施設整備計画に伴いまして女性医師また女性スタッフなどの多少の課題もあるかと思いますが、女性専門外来の設置をぜひ実現していただけるよう検討していただきたいと思います。

 続きましてバリアフリーガイドマップについてお伺いをいたします。若狭路博2003メインイベントまで残すところあと5日となり、私自身わくわくいたしておりますが、村上市長、市職員、関係者の皆様方におきましては日々のご尽力に敬意を表したいと思います。さて博覧会には30万人にも及ぶたくさんの方々に来場していただく予定ということですが、その中には高齢者や体に障害を持つ方も多くおられることと思います。その方々にこそおもてなしの心で小浜の魅力を十分に感じていただき、優しいまち小浜に来てよかったな、もう一度来たいなと思ってもらえるとよいのですが、メインイベント開幕を目前にしましてバリアフリーに対しどのような配慮がされてあるのかお伺いをいたします。



○議長(山口貞夫君) 市民まちづくり部政策審議監、高島君。



◎市民まちづくり部政策審議監(高島賢君) 若狭路博におきますバリアフリーなどの考え方ということでございますが、若狭路博もう間もなく開会ということでございますが、今の若狭路博につきましては小さなお子様からお年寄りまで、そしてまた健常者の方、そして障害を持たれた方、さまざまな方々に楽しんでいただけるような博覧会となるよう努めておるところでございます。

 まず若狭路博メインイベントの会場につきまして、そのバリアフリーの基本的な概念についてご説明させていただきますと、まず中心的な施設でございます御食国若狭おばま食文化館につきましては、バリアフリー機能の基準を満たしました上で健常者にも快適に利用できるようなユニバーサルデザインを採用させていただいているところでございます。そしてその他のパビリオンにつきましては、基準を満たすということとともに可能な限り段差解消に努めているところでございます。もうちょっと詳しく申し上げますと、まず海会場につきましては事前に届け出ていただくことが前提となりますが、障害者の方にマイカーによってご来場していただくことが可能でございます。メインの駐車場のところに障害者用の、若干ではございますが専用の駐車場を設けてあります。事前にご登録いただければと思います。またシャトルバスでのご来場につきましては、来られました際にボランティアによります手助けなどもいまして乗降に関しまして介助を行う予定でございます。そして入場に当たりましては、総合インフォメーションが入り口のところにございます。そこの総合インフォメーションにおきまして車いすの貸し出し、そしてボランティアによる案内誘導の受付窓口を設けてござますので、ご入場の際にそこをご利用いただければというふうに考えております。あとメインパビリオンの食文化館につきましては、この前竣工式で披露させていただいたところでございますが、スロープ、点字ブロック、手すり、障害者対応のエレベーター、そしてトイレなど基本的な基準を満たす整備に加えまして手をかざすと自動的に水が流れるだとかといったトイレ内の自動化、そしてあと色覚が、色の強弱がわかりにくい方に配慮いたしまして色のデザインに色の強弱をつけまして、そういう色覚障害のあられる方にも展示がわかりやすいようなカラーバリアフリーという先進的な取り組みも行わせていただいているところでございまして、基準以上の整備を行っておるところでございます。これにつきましては、今の暫定開設中ではございますが、ホームページにそういうものを紹介したコーナーも設ける予定でございます。それからあと会場内のほかのパビリオンにつきましては、段差解消のスロープを設けるとともに会場内に3カ所の障害者用、ユニバーサルデザインのトイレを設置させていただいております。

 それからあと里会場、駅前周辺地区でございますが、ここにつきましては道路と歩道との段差解消を重点的に取り組んできたところでございまして、先般も海会場に通じる市道につきまして段差に関する調査を行いまして、一部修繕や段差の解消を行ったところでございます。いずれにしましても会場内のバリアフリー化につきましては万全を期しているところでございまして、すべての方々に温かく、そしておもてなしの心を持ってお迎えする体制の整備に努めておるところでございます。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) 私もメインパビリオンの食文化館を見学させていただいたときに、色覚バリアフリー化されているのには本当に驚きました。色覚に障害を持つ人は、個人差はあるでしょうが男性で20人に1人、女性で500人に1人とされており、全国で320万人以上の方たちがおられると言われておりますが、情報通信技術の進展やカラー印刷技術の向上によりまして色で情報を伝えることが日常化していると思います。色についてはこれまで多くの人が内心で不便を感じながらも、あきらめて我慢しているというのが現実ではないでしょうか。今後バリアフリーが進む中で、色覚の面でも色が見分けにくいような情報発信をする側が改善することが大切になるのではないでしょうか。色覚バリアフリーは世界でもあまり進んでいないらしいですが、7月に東京都が施策の具体化に着手したとニュースで話題になっておりました。食文化館におきましては本当に先駆を切る配慮であると思います。このことをきっかけにしてカラーバリアフリーについては、ぜひその他の場所にも十分な取り組みをお願いいたします。

 話は変わりますが、7月28日に小浜二中の2年生の皆さんが小浜市と京都市のバリアフリー状況を比較した福祉施設ガイドブックをつくられ、村上市長に市役所において役立ててくださいと手渡されたことを新聞紙上で知りまして、私も拝見させていただきましたが、両市の公共施設や飲食店を200カ所調べ上げられてある本当にわかりやすいガイドブックでした。あれほどの力作ですし、市民の皆さんにも見ていただけるような配慮をお願いしたいものです。このように中学生の皆さんもバリアフリーに非常に関心を持って取り組んでおられますが、そのほかにもどのようなガイドブックや、それらに関連するものがあるのかお聞かせください。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それでは小浜市のガイドブックやその他の状況ということでご答弁させていただきたいと思います。

 今小浜市には、現在つかさ調査隊の車いすガイドブックとバリアフリーのまち小浜実現プロジェクトチームの中間提言がなされた、この提言書につきましては、若狭路博2003に向けてのJR小浜線、小浜駅構内および駅周辺と小浜駅からはまかぜ通りの環境整備でございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) つかさ調査隊車いすガイドブック、これは角野司さんを隊長に車いすガイドブックボランティアの方たちと小浜市福祉協議会の協力によってできた本とお伺いいたしました。拝見させていただくと、写真や楽しいイラストで小浜市の歩道や施設が紹介されておりまして、車いす利用者や身体障害者の方たちが安心してまちに出ていけるような内容でございました。私も障害を持った方々はこういうところに困るんだなということに気づかせていただくことができ本当に感動させられました。そこで本市としましても、若狭路博をスタートにこれから先たくさんの障害者の方たちが小浜市に訪れていただけることと思いますのと同時に、市民の皆さんにもバリアフリーに対する理解を深めていただくためにも折り畳める1枚ものの簡単でわかりやすいバリアフリーガイドマップをつくりまして全戸配布や駅、観光案内所、ホテル、旅館等の関係機関に置いてはいかがでしょうか。その件に関しての考えをお伺いいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それではご答弁させていただきたいと思います。

 障害者の方、高齢者の方々に対応するために簡単でわかりやすいバリアフリーマップを作成したいと考えております。またこのマップにつきましては、全戸配布の方向、あるいは観光案内所等関係機関に備えつけまして市内外から訪れた方々に利用していただきたいと考えております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 2番、下中君。



◆2番(下中雅之君) ただいま実現していただけることを強く感じるご答弁をいただき大変喜びを感じる次第でございます。

 今回、2件の物理的なバリアフリーに対する質問をさせていただきましたが、一番大事なのはそのようなことを通しましてだれもがバリアフリーに関心を持って他者を思いやる心のバリアフリーをはぐくむことも大切であるかと思います。どうか一日も早く実現しまして、だれもが安心して外出できるまちとなることを願いまして一般質問を終わらせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂繁昭君。



◆8番(風呂繁昭君) こんにちは。8番、風呂繁昭。発言通告書に従いまして一般質問をいたします。私が最後になりましたので、もうしばらく我慢してご辛抱していただきますようにお願い申し上げます。1つ目は財政と雇用について、2つ目につきましては子育ての支援について、3つ目には小浜小学校建設について、4つ目には小浜市における小浜地区の位置づけについてご質問をさせていただきます。

 まず最初に財政と雇用についてお尋ねをさせていただきます。どしゃ降りの景気の悪い中、倒産者や自殺者が多い中、また働き口のない中、会社経営されている方は生き残りをかけて、存続をかけて必死で頑張っておられる、そういう状況下の中で最近市長さんは地区の政策懇談会、あるいはまた先般の所信表明の中で実質単年度収支が黒字や黒字やと言っておられますが、実質単年度収支とは何ですか。市民にわかりやすく説明していただきたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部政策審議監、高鳥君。



◎企画経営部政策審議監(高鳥重郷君) 私の方から実質単年度収支というものについてご説明をいたしたいと思います。市民の皆さんにわかりやすくということですので、例えば家計に例えて数字も交えながらご説明いたしたいと思います。

 給料とかボーナス、それからお祝い金とか、それからお見舞金などの臨時収入など、これもすべて含めまして1年間の総合計を仮に100万円、少ないんですけど、仮に100万円といたします。それに対しまして食費とか光熱水費、それから服代とか教育費、それから慶弔費とかいろんな支出があります。ローンの支払いなど、それもすべて含めまして仮にこれが90万円やっとします。差し引きプラス10万円になりますので、形の上では10万円の黒字ということになるわけでございます。ところが収入金の総合計100万円の中には、実は去年の暮れのボーナスのうち正月に使うつもりで3万円、暮れから正月へ行ったと。要するに繰越金が3万円あったと仮にします。そうしますと、これは3万円というのは去年の収支に係りますので、形の上での10万円の黒字が先ほどありましたそれから3万円を引きますので差し引き7万円が実質的な収支ということになるわけでございます。しかしながら、さらに家庭におかれては1年間の積み立て、貯金やとか、逆に貯金を下ろすというようなこともあると思います。仮に年間20万円を定期積み立てなり定期貯金したと、仮にすればそれは黒字の要素になりますので、その金額を足すと先ほどの7万円と今の貯金20万円、合計27万円となります。反対に貯金を下ろすこともありますので、10万円を仮に普通預金から引き出したということにしますと、それは赤字要素になりますので、その金額を引きますと27万円から10万円の普通預金を崩した、差し引き17万円となりまして、この17万円が実質単年度収支と申すわけでございます。要するに実質的な1年分の収入と支出の差し引きをしたものでございまして、これがここ連続、3年間黒字になっておるというような状況でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) そうすると実質単年度の収支が黒字ということは、結局何もしなかったら黒字になるのと違いますか。例えば投資的経費を抑制というか抑えたら黒字が出るのは当たり前ですし、そういうことのいわゆる年度ごとの今までのですね、推移をひとつ教えていただけませんか。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部政策審議監、高鳥君。



◎企画経営部政策審議監(高鳥重郷君) 実質単年度収支の推移ということでございますが、平成6年度から9年度まで赤字が4年間連続いたしました。そして平成10年度は2,600万円の黒字となりました。平成11年度はまた5,000万円の赤字になりましたが、平成12年度は2億7,000万円の黒字になりまして、平成13年度においては5,800万円の黒字、そして平成14年度、去年ですけども2億4,400万円の黒字と連続黒字になったということでございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 素朴な質問ですが、市長さんが就任した平成12年度から3年連続黒字と言っておられるのでしたら、黒字黒字と言っておられるのでしたら、この市民要望の事項をもっとやっていいんではないかと。窓口に行くと、あるいは区長要望すると決まったように答えが厳しい財政ですのでなかなか要望にこたえられませんと、必ず決まったように答えが返ってくると。そういうような中で市長さんが黒字や黒字やと言っておられるのでしたら、その要望にこたえてもらうように、その窓口にそういうようなお話をなぜされないんですか。ちょっと一つ疑問点が起きるわけなんです。ちょっと余談になりますけど、例えば市長さんが黒字や黒字やと言っておられる中で、産業建設部長さんどうです。心情的にはたくさんの区長要望の何百件ある中で少しでもそれの要望にこたえてあげたいなというような気持ち起きませんですか。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) ちょっと今の前段のことにだけあれしますけど、住民の皆さんがいろんなですね、ご要望をされる。そのときに厳しい厳しいというのはまだいいんですけども、すぐに金がないからできませんと、今議員さんのおっしゃられるようなことを私もよく聞くんです。金がないからあかんと言われたと。これはそういうふうに職員が言ってるとしたらですね、これは私は間違いだというふうに思ってですね、まことに申しわけない発言だというふうに私は思っております。

 私どもは常に客観的なですね、客観的な公正な立場から行政サービスというものを選択をしているわけです。選択をしているわけですから、その基準によってね、そういう基準によってそれはできませんとかね、もうちょっと待ってくださいというのが本当であってですね、それは家庭でもね、年収が500万円の人でも800万円の人でも同じように金はないないと言うんです。これは市町村でもそうですわ、どこの市町村でもね、そんなもん不交付団体の市町村でも金がない、金がない、金がないと言っておるわけですね、それは私は家庭の中でね、家庭の中で私が自分の妻や子供に対してね、これは金ない、金ないというのはそれは自由ですよ、でもそれは公人の言葉として金がないからできんというようなことはまことに私は不適切であると、こういうふうに思っておりましたのでその点については私はいつも指導しておりますが、なお一層よく職員を指導したいというふうに思っております。後は部長から。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 産業建設部の場合は、区長要望がたくさんあるわけでございまして、ことしはまだ集計はできておりませんけれども、昨年ですと300件余りが新規で来ております。それ以外に後年度分も何百件かあるわけです。私が常に部下に申しておりますのは、金がないということは一言も言うたことはございませんし、要は地区でですね、3件も5件も一緒くたに持ってこられてもですね、やはり地区、小浜市全体の中で基本的には平均的にやっていかなければならないというふうに思っておりまして、基本的には皆さんのご要望にこたえておるつもりでございますし、これからもそういう形で特に緊急性の高いものについては、当然のことながらその地区で2件、3件ということはあり得る話でございますけれども、基本的にはそういう形で取り組みをいたしておるところでございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 市長さんが間違いがあったらお許しくださいというような話もありましたし、産業部長さんの方も一生懸命やっておられる。特にね、道路河川課なんか行ってお願いしますとね、本当に対応が早いです。お聞きした、伺ったことはすぐ現場へ行って見て、できるもんはできんいう返事がね、非常にすぐやる課のように一生懸命頑張っておられます。そういう中ですね、お金がないからできないとか、厳しい状況やからできないというのはわかりますれども、やはり3年間が、私が就任してきたときには市長さん言いますけど、黒字や黒字やいうのはね、ちょっとやっぱり控えてほしい。この後言いますけれども、非常に財政的に我が市は苦しいのはようわかっておるんで、この後また言いますけれども、そういうような素朴な質問でございますけれども、深く感じましたので、やっぱりいいことはいい、やっぱり正すことは正すということでやっぱり改めていただきたいと思います。それでは黒字になるのなら市民の要望事項をもっとやったらいいんやないかということで改めてご質問をさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 先ほど財政課長の方から説明を申し上げましたけれども、若干重複する部分もあるかなと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。まず地方自治体の財政運営でございますけれども、当該会計年度中の歳出は、当該年度の歳入をもって充てなければならないというのが原則でございます。しかし景気の変動によりまして税収に浮き沈みがあること、年によっては学校建設等大規模な事業を行わなければならないこともあって当該年度の収入だけではとても賄い切れないということも想定されるわけでございます。例えばことしの税収は、1億円下がる見込みであります。したがってことしは除雪経費はございません。そういうことは言えないわけでございます。なおまたことしは体育館を建て替えするので、公共施設の使用料を値上げしたい、そういったこともできないわけでございます。そうした単年度収支の弊害を除去するために、地方自治法では財政調整基金、一般の家庭でいえば貯金という制度を設けまして収支のバランスが崩れた年にはこの貯金を使って行政サービスの平準化を図ると、こういう仕組みになっております。

 小浜市におきましては単年度ごとの予算、決算方式では市民生活の安定が図れないということから、平成13年9月に中長期財政計画を策定いたしまして将来を見据えた中で財政運営を行っているところでございます。今までの右肩上がりの経済成長で税収が毎年伸びていく時代ではなく、小浜市制発足以来経験したことのない低成長、あるいは景気後退の局面では特に計画的な財政運営が必要であるというふうに考えております。そうした意味から大型事業については将来見込まれる収入で返済をしていく全面的に起債に頼った財政運営から一定規模の基金を積み立てしてから事業に着手していく財政運営への転換が必要な時代になってきているようにも認識をいたしております。近年、財政調整基金に積み立てをしておりますのは、今ほど申し上げました考え方に基づいて行っているものでございまして、平成16年度、来年度には起債償還のピークを迎えるということ、それから近々にしなければならない小浜小学校の建設、あるいは快適な市民生活を維持していくための環境施設の建設など大きな事業を控えていること、あるいはまた国からの交付税や市税の収入が落ちましても、それが直ちに行政水準の低下につながらないよう財政調整機能を十分に持たせたいと、そうしたもろもろの要因によって基金の積み立てを行っているということでございますのでご理解をいただきたいと思います。

 それから市民の要望をもっとやれないかというお尋ねでございます。先ほど担当部長の方から説明があったかと思いますけども、最も要望として多いのが道路関係でございます。市道の維持補修に要する経費につきましては、ご要望におこたえいたしまして6月補正に引き続き9月補正におきましても所要額を措置させていただいております。近年では最高の額というふうに認識をいたしておるところでございます。さらに道路に関してましては、近畿自動車道敦賀線、あるいは広域農道西街道、あるいは水取大橋等の都市計画街路等、広域交通道路網の整備等につきましても地区別の政策懇談会の場で区長会の地区要望としてお聞きをいたしているところでございます。これらの事業に、ここ数年6億円から7億円の県営事業負担金を支出いたしておりまして、道路予算全体では小浜市有史以来とも思える予算を計上しているということでございまして、小浜市発展の基盤づくりに努めている真っ最中であるということもご理解をいただきたいと思います。

 一方、海岸環境整備あるいは漁港施設の整備、土地改良事業の推進、林道整備、下水道事業等の推進につきましても要望をいただいておりますが、これらにつきましても市の重要施策として計画的に取り組んでいるところでございます。予算の総額といたしましては決して落ちていないというふうに認識をいたしておりますのでよろしくお願いをいたします。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) そういうようなお話でしたらね、最初からそういうお話をね、して黒字や黒字やいうのはちょっと小さい声で言うてもろて、財政状況は厳しいんで少しでも言われたように財政調整基金に積み立てをしているんですよと、そんなことを言うてもらうとね、よろしいんですけど。特に小浜市の一般会計は144億6,472万4,000円という起債残があるんです。特別会計にはそれを合わせると350億円の起債残がある、借金があるんですよ。1人頭で計算したら100万円以上の借金がみんな抱えておるんです。そういうような状況を市民の皆さんにはやっぱり快適な生活をしていただく、これも市民の皆様に安心して生活していただくためなんですと、そういうふうな声も言うてほしいし、先行投資をする、いわゆる下水道事業や農業集落の排水事業には、やっぱりインフラ整備で20年か25年と長い起債を起こして一生懸命住み心地のいいまちづくりをしとんやし、忍びがたきを忍んで耐えがたきを耐えてね、我慢をしてほしいと、しかしその中で減債基金、借金返しに積み立てをしているんですよと、やっぱりそういうことをしっかり言わんと私はいけないと思います。しかし、その中には財政力指数は小浜市は0.44です。しかし上中におきましては、もう少し低い0.33であるというようなことも言わんなんし、大飯町ではやっぱり立地地域であるから1.74というようなこともお話をしながら、小浜市の自主財源は45.2%、このうちには固定資産税とか市町村民税ですね、手数料や使用料45.2%、そのうち依存財源は54.8%ありますと、国からの補助金いわゆる地方交付税とか地方債がそれに充てられるんであると、大飯町の場合は自主財源が79.4%である、依存財源は20.6%である。ちょっと参考にしますと上中町は自主財源は36.8%で依存財源は63.2%であると、そういうような比較状況も話しながら、やっぱり合併につながることですから、そういうふうにやっぱり正直に、正直に言っていただきたいなと思います。あまりね、黒字と黒字と言われるのが趣旨というんか意図がちょっと私にはちょっとわからんのですわ。

 それでは次に、これだけ厳しい財政事情の中に大きな事業が抱えられております。先ほど部長さんのお話がありましたように、その中でも延長延長で1年6カ月しかない一般廃棄物の最終処分場の建設、これは乾式で屋根つきでということで20億円とも30億円ともかかると言われております。また火葬場の建設、あるいは今までお世話になった可燃物の焼却施設の清掃センターの青井にありますあれの解体費用とか、あるいは後ほどお話をさせてもらいます小浜小学校の建設、これにも20億円とか30億円とか、あるいはまた土地購入10億円とか15億円とも言われている、こういう事業はほんまに計画どおりにできるんですか。何か自主的な財源を考えておられるんですかお尋ねしたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部長、東君。



◎企画経営部長(東武雄君) 答弁をさせていただきます。

 今ほど議員さんおっしゃったとおりでございまして、市民生活に密着をいたしました事業につきましては最優先に実施をしていかなければならないという方針でおりまして、そのために現在基金の積み立てを行っているところでございます。そうした基金とあわせまして有利な補助金や良質の起債等を組み合わせまして、計画どおりそうした大きなプロジェクトを推進していかなければならないと、こういうふうに考えております。議員さんご承知のとおり、特定目的のための基金積み立ても現在実施をしているということでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) もう一度聞きますが、健全財政とはどういうことでございますか、お尋ねいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上利夫君。



◎市長(村上利夫君) 自治体としてですね、通常の行政サービスを行った上、その上でのことですけれども、できるだけ借金はしないと。特に利息のつくようなですね、そういう借金はできるだけしない。なるべく貯金は取り崩さない、できれば少しずつでも貯金をする。それが私は健全財政だというふうに思っております。それは家計も同じでありましですね、万一の事故とか病気とか住宅の増改築とか子供の教育、そういうものに備えてやっぱりそれなりの貯金をするということが必要。市においても同じでありまして、災害などの不測の事態、あるいは予想外の市民のニーズなどに敏速にやっぱり対応していかなければならない、そういうふうに考えておりますので、市民の皆さんが安心をして過ごせるよう、ある程度の蓄えというものが必要だろうというふうに考えております。そういう観点からこれからも出るを制し入るをはかり健全な財政運営をいたしてまいりたいと思っております。そしてその上で、区長要望等については誠心誠意、それから小浜小学校等については必ずちゃんと予定どおり竣工するように努力いたしますのでよろしくご指導のほどをお願い申し上げます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 景気低迷により市税の収入の落ち込みが非常に深いというんか、地方交付税の見直しとかありますので、一般財源の大幅な減少の中で、先ほどお話がありました平成13年9月に策定されました中長期財政計画をまた見直していただきまして財政健全化策を早急に打ち出して、特に自主財源の確保に努めていただきたいと強く要望して次の質問に移らさせていただきます。

 続いて雇用についてでございますが、7月の完全失業率が5.3%、ハローワークおばま管内の有効求人倍率が0.76となっている現状であります。都会から子供たちがUターンして帰ってきても就職先がないという厳しい状況下にあります。先の議会で市内事業所への訪問など事業主と直接面談の上、支援策をPRすること、また雇用アドバイザーや御食国の大使の力をかりて企業団地の販売に努めるというご答弁をいただきましたが、それからもう3カ月もはや経過いたしました。どのような活動をされたかご説明をお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 商工観光課長、栗原君。



◎市民まちづくり部商工観光課長(栗原茂君) ご答弁を申し上げます。

 常々企業誘致あるいは支援策のPRにつきましては、事業主の方と直接お会いをさせていただきましてお話することが肝要と考えております。6月以降におきましては市内事業者の方につきましては、若狭塗製造業、あるいは電子部品製造業、自動販売機製造業の事業主の方と面談の上、お話をさせていただきました。現在竜前企業団地への誘致が内定しておりますブライダルメーカーにつきましては京都のホテルで行われました新作発表ブライダルショーを見学させていただきますとともに、8月下旬には市長みずから大阪の本社をお訪ねいたしております。また市内の在宅介護サービス業の方とも事業拡張に伴う支援制度について接触をさせていただいております。誘致関係につきましては御食国大使でもあります雇用アドバイザーと経常的に報告書や電話で連絡をとり合っております。また小浜出身の福井県企業誘致アドバイザー、三菱化学の顧問をなされておる方でございますが、竜前企業団地を視察していただきまして積極的に企業の紹介をお願い申し上げたところでございます。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) この議会におきまして東芝イーエムエス株式会社への助成金が補正予算に計上されていますが、小浜市の企業振興助成制度とそれに定める要件などについてご説明をお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 商工観光課長、栗原君。



◎市民まちづくり部商工観光課長(栗原茂君) お答えさせていただきます。

 小浜市におきましては、事業者の育成と企業の立地を促進するため平成元年より小浜市企業振興条例を施行しております。厳しい経済情勢の中で新規の企業誘致と地域産業の活性化を図るため14年4月より該当要件を大幅に緩和したところでございます。対象業種では製造業、ソフトウエア業、試験研究所に新たに情報処理サービス業を追加拡大しました。新規雇用者数につきましても、新設の場合が15人から5人に、増設の場合は10人から3人に緩和をさせていただいております。固定資産総額につきましては、新設の5,000万円を3,000万円に、増設の3,000万円を2,000万円に緩和をいたしました。芝浦イーエムエス株式会社につきましては今回レーザー加工機の導入と事務会議棟兼ショールーム、荷降ろし場の建設で本制度に該当し助成をさせていたくところでございます。今回の新規雇用者数は16名となっております。以上、答弁とさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 現在話があります松尾株式会社が竜前企業団地第2区画に進出しても、まだ0.7ヘクタールが未売却地として残りますが、どのように考えておられますかご説明をお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 商工観光課長、栗原君。



◎市民まちづくり部商工観光課長(栗原茂君) お答えをさせていただきます。

 竜前企業団地第2区画には、現在、有限会社サッシサービス工業と株式会社井上工業が操業されておりまして、内定しております松尾株式会社が操業されましても約0.7ヘクタールが未売却地として残ります。現在の経済状況におきましては、新規誘致が非常に難しい状況にございまして、雇用アドバイザーや御食国大使、県および県の企業誘致アドバイザーをはじめ観光関係各位の力をおかりしまして引き続き企業誘致に努めたいと考えておりますので、どうかご理解をいただきたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) その企業誘致のことなのですが、先の議会でも発言いたしましたが、三重県の亀山市、鈴鹿山ろくのふもとにある人口4万人のろうそくの生産で有名な亀山市でありますが、地方自治体異例の取り組みをされまして、県が90億円、亀山市が45億円の補助金を出していると。家電大手のシャープが世界最大級の液晶テレビ工場として活性化が進んでいると。早くも第2工場の増設が決まっておりまして、県内の工業高校で液晶関連の選択科目を創設することも検討してると、企業の進出効果のものすごいものを感じるわけでございますが、市長さん、小浜市においては働く場所がなくて困っている状況下で、もちろんトップセールスをしていただいておられると思いますが、企業誘致についての日本一の意気込みをひとつお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 市長、村上君。



◎市長(村上利夫君) なかなかね、厳しい環境ですけれども、一生懸命小浜の立地の大変優れたところもね、電気代が安いとかね、ありますもんで、そういうことを大いにPRしながら私自身セールスをいたしてまいりたいと思います。それから企業誘致だけやなくてですね、観光交流人口を増やすとかね、あるいは福祉産業とかね、総合的な面で雇用確保を行っていきたいと。それから産業の面でも、新しい産業を興すということも、誘致ということも大事ですけども、例えば川崎のね、岡本さんが今開発しておられるようなあの技術でも、これは仮の話ですけど、仮に今の技術が小浜で工業生産できると仮定すると大体1,000人規模の従業員を擁する工場になった。これは専門家がそういうふうに言っております。だからそういうものをいかに育てていくかということも大事だと思いますしね、それから県立大学を学部化してというようなことかね、小浜病院を整備するだけでもね、看護婦さんとかね、いろんな従業員も増えるわけでございますので、総合的な観点から雇用の確保を図っていく。なかなか一気にはいかんと思いますけども、少しずつでもね、頑張りたいと思っておりますのでよろしくお願いします。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) よろしく鋭意努力していただきたいと思います。

 次に子育て支援についてご質問をさせていただきます。非常に厳しい財政事情の中で子育て支援ということで安心して両親が働けるいろんな子育ての支援があることを当事者の親御さんのみならず、ご家族、あるいは地域の皆様に知っていただきたく、わかりやすい政治といいまししょうか行政に心がけていき少子化対策の一助になればと思うわけでございます。安心して出産していただいて、子育てができるまちづくりにしたいものであります。まず特別保育事業ということで小浜市の保育園における定員および園児数についてお尋ねをいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部マネージャー、長谷川君。



◎福祉環境部マネージャー(長谷川文治君) ただいまご質問の件でございますが、小浜市の公立保育園数は15園でございます。定員につきましては885名、9月1日現在の園児数につきましては775名でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 続きまして特別保育事業の主な内容についてお尋ねをさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それではご答弁させていただきたいと思います。

 小浜市の保育園で現在実施しております主な特別保育事業と内容につきましては、長時間勤務の保護者のサポートとして午後7時まで延長する延長保育促進事業を小浜第一保育園で実施しております。傷病、入院や勤務形態等により保育が断続的に困難となり一時的に保育が必要となることに対応する一時保育促進事業は、西津、口名田両保育園で実施しております。また安定的な乳児保育が実施できるよう乳幼児の年度途中入所の需要に対応するため乳児保育促進等事業を社会福祉法人の聖ルカ乳児保育園に委託しております。さらに子育て家庭に対する育児不安等についての相談指導、子育てサークル等の支援などで地域の子育て家庭に対する育児支援を行う地域子育て支援センター事業を今富第一保育園で実施しております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 今お話のありました延長保育、一時保育、乳児保育とある中で障害児保育、あるいは母子家庭の土曜保育の無料化、または学童保育、いわゆる小学年低学年の保育でありますが、そういう現状はどのように支援されておられますかお尋ねいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それではご答弁させていただきたいと思います。

 障害児保育につきましては、入園準備の調査の段階で障害児の入園を把握し保育士の加配等を計画するなど障害児保育のニーズに対応しております。また母子家庭の土曜保育無料化につきましては昨年10月より実施しております。実施園につきましては、小浜第一、雲浜保育園の両園で行っております。学童保育につきましては、共働きや1人親家庭の放課後対策といたしまして現在市内でも児童数が多い保護者のニーズの高い今富児童クラブと雲浜児童クラブの2カ所で小学1年生から3年生を対象に下校時から午後6時まで約50名の方が利用しております。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 先ほどの中で子育て支援センターが今富第一保育園にあるというふうに言われましたが、子育て支援センターの活用あるいはPRということで役割と内容においてお尋ねをいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部長、樽谷君。



◎福祉環境部長(樽谷清君) それでは子育て支援センターの役割と内容につきましてご回答させていただきたいと思います。

 平成6年度より子育てに対する悩み、親子のかかわりなどを目的とする子育て支援センターを今富第一保育園を活動拠点として設置いたしました。子育て支援センターの役割につきましては、地域全体で子育てとサークル等の育成支援、障害児担当者の研修および受け入れの推進、それから保育園を理解していただくすくすく広場などの保育参加や子育てサロンなどの育児教室、そして各地区の公民館または各児童館に出向いての子育て教室なども開催しております。またボランティアの育成といたしまして高校生の1日保育士体験も支援センターで実施しております。子育てに関する相談件数につきましては、平成14年度で電話、面接を合わせまして138件でございます。その主な相談といたしましては、しつけ、教育の仕方、離乳食に関することなど今後ますます子育て支援センターの役割が重要となってきています。以上でございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 非常に子育てに関する相談が多いと、138件も電話とか面接であると、そのセンターの役割の重要さを再認識するものであります。この支援センターの利用または活用する方法およびPRについてお尋ねをいたします。



○議長(山口貞夫君) 福祉環境部マネージャー、長谷川君。



◎福祉環境部マネージャー(長谷川文治君) 子育て支援センターを利用または活用、それからPRということでございますが、子育て支援センターの利用につきましては、子育て支援センターで年間計画表を作成いたしまして各保育園の方に配付をいたしております。さらに出産された方には子育て支援のご案内をさせていただいております。また社会福祉課、市民生活課の窓口、健康管理センター、チャンネルO、広報おばまなどを通じまして広く市民の方々にPRをいたしております。以上です。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 聞かせていただきまして、母子手帳と同時にいろんな子育ての支援を案内して知っていただきまして少子化対策の一助となるようによき汗を流していただきますように特に保育士さんにお願いをいたします。次世代の育成支援対策推進法が成立いたしましたが、地域における子育て支援の充実、あるいは企業における男性を含めた働き方の見直し、さらに仕事と子育ての両立支援を進めるということですので、行動計画の策定を特にお願いいたしまして、次の質問に移らさせていただきます。

 続いて小浜小学校建設についてでございます。市長は建設用地を芝浦グラウンドとすることを昨年の9月議会で公表されましたが、ことしの6月の議会では私の質問に対しまして、土地所有者である芝浦メカトロニクスと覚書を交わされたと答えておられます。建設に向けて準備を進められていると思いますが、その後の用地の取得に向けての動きはどうなっているのかお伺いをさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 議員のおっしゃるとおり、ことし5月に覚書を交換しております。それで今後この土地の取得に当たりましては、小学校の必要面積を検討いたしまして、先ほどからちょっとご質問等でもございましたように、中長期的な財政フレームの中でどのような取得の方法が一番ベターかというようなことを十分研究、協議していくつもりでございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 私の方も要望といたしてましては、年度ごとの今後の事業推進スケジュールあるいは用地確保とは購入予定なのか借用なのか、そういうようなやっぱり用地交渉の姿勢もしっかり見せていただきたいと思います。

 続いてちょうど予定地の隣に道路を挟んで遊技施設が建っております。小学校の建設レイアウトもあろうと思いますが、学童の玄関口を考えるときに建設予定地の先にある三角地を取得してそこに玄関口を設けるとか、その三角地に建っている健康保健会館を同時に取得されるとか、市はこの件についてどのように考えておられるか質問をさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 議員のお尋ねの健保会館、それからこの三角地につきましては、現在市が小学校の移転先である芝浦グラウンドのちょうど隣接する方のグラウンド、それから芝浦の体育館が建っておりますけれども、それに隣接するところの三角地、それとその三角地に建っております芝浦の社員組合が以前に建てられましたいわゆる医療会館、これを指しておられるんだろうと思いますけれども、これらの拡大取得につきましては、既に小浜小学校の建設促進期成同盟会、そらから小浜地区区長会ならびに小浜小学校PTAからも同種の要望が出されておりますので、これらも踏まえまして先ほども言いましたように学校の敷地、あるいは学校の施設としての必要性を含めまして検討していきたいと考えております。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 今聞かせていただきました3つの団体から要望書が出ております。その中では地区民、PTAの交流会館の場として大いに活用できて、地域のコミニュティーとしての機能を有する校舎部分の建設費用の節約にもなると、文部科学省の推進する地域に開かれた学校になり、昨今問題となっている校舎を開放することによるいろいろな不安も解消できると思いますというような要望書が出ております。そこで学校施設として必要であるかないか、ちょっとお答えをお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 以前、要望書がその3団体から出されましたとき、実は芝浦の方へお願いしましてあそこの方の会館をちょっと見せていただきました。大変立派な会館でございますので、中につきましては本当に学校の施設として使えるかどうかということですね、例えば校長室、あるいは保健室、そういうようなものに使えるかどうか、あるいは文部省のいわゆる規定の中におさまるかどうか、そういうようなこともこれからやっぱり検討していく必要があろうかと思います。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 必要であるかないかをお答えしていただければそれでいいんです。お願いします。



○議長(山口貞夫君) 教育長、食見君。



◎教育委員会教育長(食見直孝君) 新しい小浜小学校をどのような学校にしようかというふうなことにつきましては、小浜小学校建設準備委員会というのを設置いたしまして、そこでいろいろと検討しております。そしてまたそこでの話し合いの中にこれからの学校は地域に開かれた学校にすることはぜひ必要だ、大きな目玉になるところだなというふうな話し合いをしています。そういった意味で単なる子供たちの教授施設だけじゃなくて地域に開かれたものにも使えるようにというふうな視点でいろいろとものを考えていかなければいけない。そうした場合に今ご指摘のところがそういうところに使いやすいものか、使われるものかというふうなことを今いろいろと庁内で検討を重ねていきたいというふうに思ってる次第です。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 今お話にありました建設準備委員会から中間報告として要望が出ています。学校施設として必要ですよというのが出ておりますから、それについてお答えをいただきたい、お願いします。



○議長(山口貞夫君) 教育長、食見君。



◎教育委員会教育長(食見直孝君) 準備委員会からのいろんなご提言なんですが、これはこういうふうにあってほしいという要望を提言していただくということで、その要望を取り上げる云々というふうなことにつきましては、教育委員会の方でいろいろと検討をさせてほしいというふうに思っているところです。要望の内容につきましてはどういうんでしょうか、必要か必要でないかというふうな一言の答えというふうなことやったですが、要望の内容につきましては理解できるところ十分ありますし、今言いましたように教育委員会の方でそれをどうしようかというふうなことを検討していきたいというふうに思います。そのような答えでご勘弁願いたいと思います。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) これ今ね、準備委員会のあくまでも中間報告という形で教育施設として必要でありますかというのが出てきとるんですから、それのお答えを欲しいと私は言ってるんで。おかしいですかね、私の尋ね方は。



○議長(山口貞夫君) 教育長、食見君。



◎教育委員会教育長(食見直孝君) 教育委員会のときには私中心になっていろいろと提言をしてきたいと思いますが、決定は教育委員5名の者の合議というふうなことでご勘弁願いたいというふうに思います。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) これ以上議論すると、次の時間ありませんので、次に一応移らさせていただきます。

 それでは次の質問、小浜市における小浜地区の位置づけというこで、小浜地区、東部、中部、西部をどう位置づけてどのような形で活性化していくのか、まずお尋ねをさせていただきます。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 小浜地区の位置づけでございますけれども、小浜地区は商業の中心として、また歴史の感じられる古い町並みを残している小浜の顔であり、中心市街地と位置づけをしております。今後活性化していく上での重点地域であるというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) まずこの東部地区の海岸で計画をされています第7次海岸環境整備事業の概略と今後の計画についてご説明をお願いいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 第7次海岸環境整備事業につきましては、本年3月に新規事業採択を受けまして、本年度より事業着手をいたしたいというふうに思っております。日吉地区から塩釜地区の約500メートルを総事業費12億円を予定いたしておりまして、豊かで潤いのある海岸環境の整備とともに、背後地区の生活環境の保全を行いたいというふうに思っております。本年度につきましては測量調査設計業務を行いまして、平成16年度から工事に着工する予定をいたしております。本年度の計画でござますけれども、8月14日に3,000万円の事業費の内示がございました。現在県におきまして測量調査設計の業務の発注準備を進めておるところでございます。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) この整備計画には地元の期待も非常に大きく、いろいろと要望もあると思いますが、地元の意見を設計に反映していただけるかお尋ねいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部長、長尾君。



◎産業建設部長(長尾一彦君) 地元の要望を受けれ入れてもらえるかということでございますが、本年度の実施計画の策定時には関係機関や背後区、観光等の関係者を含めた協議の場を設けて計画検討をしていきたいというふうに考えておりますし、地区要望、意見が十分反映されるように対応してまいりたいというふうに考えております。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 次に中部地区では商店街が非常に厳しい状況にありますが、今後の活性化策として計画はどのようになっているかお尋ねをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 中部地区の活性化策ということでございますが、本市におきましても、ほかの都市と同様に中心市街地の衰退、空洞化というのが顕著になっております。そういうことで本年春に中心市街地の活性化に向けた取り組みの指針となります小浜市中心市街地活性化基本計画を策定いたしました。今後はこの基本計画をもとにしまして、地元商業者や住民の皆さんと一緒に行政も協働いたしまして活性化に向けた総合的な取り組みを行いたいと考えております。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) あまり時間がありませんので、今度は小浜縦貫線の街路事業の今後の予定の方でお尋ねをしていきたいと思いますので、この拡幅事業の今後の予定はどのようになっておりますかお尋ねをいたします。



○議長(山口貞夫君) 産業建設部マネージャー、柴田君。



◎産業建設部マネージャー(柴田道和君) 小浜縦貫線街路事業の今後の予定ということでございますが、縦貫線の拡幅事業につきましては平成13年度から事業認可を得まして現在進めております。用地測量、物件調査は終了いたしまして、今年度は用地、物件の個人さんに対する交渉に入らさせていただいております。現在数名の方とお話をさせていただいております。ただ対象になります方が30数件というようなことでございますので、全部完了するまでには数年かかるかなというふうに思っております。完成目標年度が平成20年ということでございますので、事業の促進につきまして国、県にまた働きかけてまいりたいと思っております。以上。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) 地元ではこのまちづくり協定を結びまして、統一した町並みの景観づくりに取り組んでいるのが、拡幅にかかわらない方も協定に参加されまして町並みづくりに協力をしていただいている、このような方に対しての特に支援をしてほしい。平成16年度から補助対象になると聞いておりますし、また景観条例制定され指定も受けられるというようなことも聞いておりますし、電柱の地中化も重ねて要望をいたします。それでは次に西地区の方に移らさせていただきます。現在、西地区では景観形成事業の補助金を利用されて家屋の改修をされている方がおられると思いますが、10番議員と重なりますけれども、景観保全ということで重なりますけれども、実績の報告をお願い申し上げます。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 昨年度は5件、1,053万円余の事業に対しまして243万7,000円を交付しております。また今年度中につきましてはもう既に4件、660万円余の事業費に対しまして総額163万3,000円の助成金を交付しております。以上です。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) このような事業を今後どのような方向づけをしていくか、その方向づけをお尋ねいたいます。



○議長(山口貞夫君) 企画経営部マネージャー、上田君。



◎企画経営部マネージャー(上田広輝君) 現在実施しております市の単独事業であります景観形成補助事業で、これから一日も早く国の伝統的建造物群保存地区保存補助事業に移行できますよう地元住民の方々の機運醸成を図っていくことが肝要であるかと考えております。なお伝統建造物群保存地区の選定につきましては、まず市民1人1人が町並み景観を保存していこうとする心構えが大切であり、今後も市民意識の向上に取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(山口貞夫君) 8番、風呂君。



◆8番(風呂繁昭君) もう残り1分しかありませんけれども、どうか皆さんそれぞれの立場で鋭意努力をしていただきまして、この小浜市に住んでよかったなと思っていただけるように皆さん重ねて努力をお願いいたしまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(山口貞夫君) これをもって一般質問を終結いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明10日から17日までは休会とし、18日は定刻本会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

            (午後3時54分)

   上会議の次第を記し相違ないことを証するために署名する。

           平成15年  月  日

           小浜市議会議長

           署名議員  10番

           署名議員  21番

 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。

        小浜市議会事務局長 中野 繁