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福井県 敦賀市

平成19年第3回定例会(第3号) 本文




2007.06.21 : 平成19年第3回定例会(第3号) 本文


6.議 事
            午前10時00分開議
◯副議長(木下章君) ただいまから本日の会議を開きます。

 日程第1 代表質問

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◯副議長(木下章君) 日程第1 これより前日に引き続き代表質問を行います。
 公明党の代表質問を行います。なお、発言時間は答弁を含め70分以内といたします。
  〔10番 高野新一君登壇〕

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◯10番(高野新一君) 皆様、おはようございます。公明党の高野新一でございます。
 さきの統一地方選挙におきまして河瀬市長、無投票という形で4期目につかれました。大変な課題が山積みされておりますけれども、この4年間、市長の全力投球での総仕上げという形で市政を担当していただきますようによろしくお願いを申し上げまして、私、簡単ではございますけれども4項目にわたりまして代表質問をさせていただきます。
 まず最初に、財政基盤の確立ということについてお伺いいたします。
 平成19年度の当初予算は、3月時点で一般会計221億3736万2000円、特別会計203億5273万5000円、企業会計は79億657万3000円の合計503億9667万円となっており、前年度の予算より8.4%の減となっております。これは選挙があったゆえ、骨格予算としての計上でございます。
 今、6月議会で補正予算案が出されました。この補正により、一般会計が239億5711万6000円、特別会計210億4560万2000円、企業会計79億2686万6000円の合計529億2958万4000円となり、前年度の当初予算と比較しますと一般会計では9億9730万7000円の減、特別会計におきましては1億5535万1000円の増、企業会計では12億2772万5000円の減となり、前年度より20億6968万1000円の減となっております。これは担当者の努力のたまものと一応は評価をいたします。
 しかし、昨年度で大規模な予算を伴う市立敦賀病院の第3次整備計画が終了したことと、最終処分場の工事の終了並びに産業団地の整備事業の終了に伴った結果と見るべきと思いますが、市長はどうお考えでしょうか。
 今後も駅周辺整備事業や観光まちづくり等の事業等が多く控え、都市整備計画がメジロ押しに挙がっております。今こういう状況を見るときに、資金計画はどのようにお考えになっているのかをお聞き申し上げます。
 現に電源三法交付金は、日本原電3・4号機の着工のおくれにより一般会計では18億8172万5000円、60.1%の減、全会計では23億2049万8000円、58.8%の減で、現在建設中の消防防災館──これは仮称でありますが、この建設費がどうにもならなくなり、市債と公共施設整備基金からの繰り入れで乗り切ろうとしております。
 このように電源三法交付金が一時的にしろ交付が先送りにされると、もろに敦賀の財政に影響が及んでまいります。私は平成15年の議員初当選以来、原子力発電所との共存はいいと思いますが、決して依存はすべきでないと主張してきましたが、今その結果が端的にあらわれ始めているのではないでしょうか。
 私は、何も原子力発電所を否定するものではありません。敦賀市の財源確保の上からいえば、重要な地位を占めているのは論をまたない現実でございます。しかし、安定した財源確保の観点から見ると、もっともっとほかに経済基盤を確立すべきと思いますが、いかがでしょうか。
 平成17年より企業誘致をされてまいりました産業団地にも優良企業が2社も誘致され、地元雇用も一応の成果は上がりつつありますが、いかんせん敦賀市にとって税収を見込めるのはまだ数年先になります。そこで、残り2分の1の産業団地の企業誘致計画は見通しがあるのかをお聞き申し上げます。
 さらに、来年春に一部供用が開始される多目的国際ターミナルも一日も早い利用計画を立案され、敦賀市にとって大きな財政基盤になるような取り組みが必要と思われますが、どのようにお考えかをお聞きいたします。
 このことにつきましては、3月の議会でも私は取り上げさせていただきました。市長のお答えは、県と国にお願いをする。しかし県と国にお任せした結果が、現に行われている福井新港でございます。700億、800億かけて、やっと一昨年に法的に開港が認可されました。
 敦賀港はずっと100年来、天然の良港として対外貿易に大きな地位を占めてきました。今まさに国際港としての飛躍をされようとしているさなか、利用計画がいまだに立てられていないということに対して私は大きく疑問に思うものでございます。一日も早く、敦賀市の経済基盤を支える大きな柱となるべき港湾計画を立案できるようにお願いを申し上げます。
 次に、市立敦賀病院についてお伺いいたします。
 きのうも代表質問の中で再三この問題が取り上げられました。本年3月に第3次整備計画が終了し、市民のより身近な総合病院として再出発をいたしましたが、平成17年度は大幅な赤字になり、一般会計より2億7000万円もの補助金を投入して収支のバランスを図ったことは記憶に新しいところでございます。
 現在、市立敦賀病院ではあり方検討委員会が設立され、今後の病院としての検討が加えられております。全国的に見ますと、自治体の病院というのは医者不足、また財政的な困難により、多くの病院が民間委託とか指定管理者制度に移譲しておりますが、敦賀病院をどのような立場でとらえていくのかということが大きな課題となっております。
 昨今、地方の多くの公立病院が医師臨床研修制度による医師不足により非常に経営が困難になっており、厚生労働省も一日も早い医師不足解消の点からいろいろな施策を打ち出しました。しかし、どれをとっても一朝一夕で効果を発揮するにはほど遠い現状があるのが事実でございます。
 市立敦賀病院も例に漏れず、毎年春先になりますと医者の交代による患者さんの不安に関する相談が後を絶たない。そんな状況の中、医師を初め看護師、職員が一丸となって懸命に市民の皆様に安心で安全の医療を提供する努力をされている。このことに関しては感謝を申し上げます。
 しかしながら、即効的な解決策はなかなか見当たらないのが現状と思います。赤字を解消させるのを最優先にするのか、安心、安全な医療を提供するのを優先させるのか。このことは非常に大きな問題と私は考えます。
 まず第1に、市民に安心、安全の医療を届ける。この観点に立ってこそ初めてこの赤字問題も、医者がそろっている、看護師がそろっている、また病棟が確実に使える。このことによっての需要がまたふえれば、少しでもこの赤字幅が狭まってくるのが目に見えてくると私は思います。
 それからでも私は赤字対策に対して指定管理者制度とか民間委託という考えも出てきてもいいのではないかと考えますが、市長にお伺いをいたします。
 次に、来年度から着工されます敦賀駅の改築に伴いましての敦賀駅西地区の区画整理事業についてお伺いをいたします。
 6月補正で、駅西地区土地区画整理事業にかかわる予算として4億1133万4000円が計上されております。これは今ある敦賀駅を改築し、敦賀市の顔というべき敦賀駅前周辺を含めて整備を行う計画でございます。
 この事業は、これからの敦賀市全体のまちづくりに大きな影響を与える重要な施策と思いますが、市長はどのようなお考えをお持ちかをお伺いいたします。
 河瀬市長は、第5次敦賀市総合計画の第3期基本計画の中で、「世界とふれあう港まち 魅力あふれる交流都市 敦賀」と銘打って観光都市敦賀を宣言されました。しかし今見るところ、駅前周辺、本町、神楽、相生、また港頭地区におきましても何ら進展が見られないのが現実でないかと私は思います。
 昨年の秋にJR直流化の工事が完成をし、京阪神から新快速電車が乗り入れ約8カ月がたちましたが、この間の観光客の入り込み数は、きのうの代表質問の中にもありましたけれどもどのように変化されているのかお聞きを申し上げます。
 敦賀市のまちづくりは、今やっと緒についたと私は理解をしております。長浜市が年間500万人もの観光客を呼べる、また呼べるようになったこの事実を我々はもっともっと理解をし、どのような努力をなされてきたのか、このことをもう一度考え直して、今、敦賀市におけるまちづくりをどのように進めていくのかを真剣になって考えなければならないと思います。このことに関しても市長の御見解をお伺いいたします。
 最後に、子供を取り巻く環境についてお伺いいたします。
 今秋より北小学校と西小学校で放課後児童クラブが開設される運びになりました。これで私の記憶によりますと市内で全11校、西浦、東浦をのけて市内全域に児童クラブの設置が完了しました。また、松原小学校では空き教室を利用した長期休暇中の児童教室が開設をされる運びとなりました。これも市当局の御尽力のたまものと敬意を表します。
 しかし、これですべて子供たちを取り巻く環境が安心、安全になったということはまだまだ私には感じられません。きのうの渕上議員の代表質問の中にも子供の見守り隊という項目が挙げられました。まだまだ子供たちは学校へ行くのにも父兄に送ってもらわなければ行けない、帰りも大人たちが見守らなければ帰れない。帰っても家の中でゲームしかしない。
 本来、子供の姿とはどういう姿でしょうか。自由に学校に行き、自由に学校から下校し、自由に町なかで遊べる。これが本来持っている社会の構造ではないでしょうか。
 確かに敦賀市は核家族化が進み、ましてや旧市街地はどんどん過疎化が進み大人の目が行き届かない。これは事実であります。しかし、これも含めて大きな意味でのまちづくりの一環としてこのことを取り上げていっても私はいいのではないかと思います。
 ここで一つお聞きします。
 昨年より義務教育扶助費の向上が叫ばれております。これはまさしく子供を取り巻く環境が悪化をしているという現状だと私は理解をしております。
 育児放棄、児童虐待、確かに今、敦賀市では新聞ざたになるようなことは起きておりません。しかし、これに準ずることは私は現に敦賀市にも起きていると思っております。二、三お聞きしたところによりますと、祖父母でお孫さんを育てておられる。お父さん、お母さんがどこか行っちゃった。こういうことが起こっているのが現実でございます。それを含めて、子供を取り巻く環境をもう一度我々が考えなければならないのではないかと思います。
 私が読んでおりますある新聞には、毎週1回、ある1面を使ってこういう記事が出ております。「この紙面には悲しい記事はありません」。こういうことを新聞社が書かなければならないこの事態、これはやはり日本の社会がどこかでおかしくなっている、どこかでひずみが来ている、このことを我々もいま一度我が市に当てはめてみて考えるべきことではないかと思います。
 いま一度、敦賀市民の皆さん方が1日5分でも結構です。自分の周りにおられる子供さんたちのことを考えていただけないでしょうか。隣の子供はどうしているのかな、向こう三軒のお孫さんはどうしているのかな、そのことでも私はこの子供を取り巻く環境づくり、大変な進歩があると思います。
 市長が常々言われておりますおもてなしの心、本来はこういうところから出てくるのではないでしょうか。昨年のJR直流化で市長は盛んに、このおもてなしの心を叫ばれました。
 確かに、県外から来られる方にもおもてなしの心は必要であります。しかし、現に敦賀市に住んでおられる方々にもこのおもてなしの心、隣の人を思いやる、敦賀市民を思いやる、この心が一番欠けているのではないか。また、このことをやはり声を大にして叫んでいかなければ、まちづくり、また、この環境づくりには大きな進歩がないのではないかと私は思います。市長の御見解をお聞きいたします。
 簡単でございますけれども、第1回目の質問を終わらせていただきます。お答えによりましては第2質問をさせていただきます。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、公明党を代表しての高野議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず私どもの予算ということでございまして、非常に財政基盤をしっかり確保することは大事であるわけであります。そういう点で、私どもも平成19年度の予算につきましては、当初は骨格ということでございまして、前年比で8.4%の減という、これは議員のほうから今るる御説明をいただいたとおりでございます。補正後につきましても4.2%の減ということで、これは議員から御指摘いただきました大規模事業の終了ももちろんございます。
 ただ、やはり徹底した事務事業の見直しも行いました。経費の削減、また財源の重点的な、また効率的な配分も行った結果だというふうに私は実は思っております。これは職員にも本当に給与の面でも辛抱いただいた部分も含めて、やはり予算を削ってきておることは事実でございますので、ぜひその点御理解をいただきたい。
 今後ともそういう形でしっかりとした予算を確保しながら、またしっかり節約をして、要るところには要るという形で配分をして、こういう予算を縮減しながら、また新規にやらなくてはならんことはやらなくてはならんわけでありますので、そういうものをしっかりと見きわめ、議会の皆さん方と十分御相談を申し上げ、執行してまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、駅周辺も非常に大事でございます。何とか整備をしっかり行いたいというふうに思っておるんですけれども、やはり予算がこれも必要でございます。今、まちづくり交付金等々国の補助制度もございますので、こういうものを積極的に取り入れながら財源確保を行ってまいりたい、このようにも思っておる次第でございます。
 また、産業団地のお話も出たわけでございますけれども、おかげさまでこれもやはり雇用面ということ。雇用されると、そこで給与が発生いたします。そういう経済効果というのは非常に大きなものがあることは議員も御承知のとおりでありまして、おかげさまで本当に優秀なすばらしい企業に2社来ていただきまして、雇用のほうも毎年これからふえてまいる予定でございます。重ね重ねその企業の皆さん方には御礼申し上げるところでございますが、まだ半分残っております。
 現在、数社と立地についての話し合いを行ってはおります。ただ、立地といいますか契約に至るまでは行っておりませんが、これからも早期誘致に向けまして私も先頭に立ってトップセールスマンであるという認識を持ちながら全力で取り組んでまいりたい、このように決意を新たにいたしておりますので、また議会のいろんな御協力をお願い申し上げたい、このようにも思う次第でございます。
 また、特に原子力関係について、議員のほうからも依存することではなく共存共栄するんだという、これは私のスタンスと全く同じでございまして、私も決して依存をすることはないと。しかし共存をしようということで、やはり現に敦賀市におきましては四十数年にわたる原子力とのつき合いがあるわけでございますし、地場産業的な役割も果たしていただいておるところでございます。
 恐らく働いていらっしゃる皆さん方、関連企業入れますと数千人規模の雇用、またいろんな経済的な波及効果があることも事実でございますし、関係の皆さん方には御礼を申し上げたい、このように思っているところでございます。
 そこで、電源三法等の原子力発電所関係の収入でございますけれども、非常に地域振興という面も含めて私ども活用してまいったところでございます。これからもしっかりとそういうものに充てていきますが、ただ、やはり償却もされていっておりますので減っておるところでございます。そのあたりを見越して、しっかりとした配分をいたしておるところでございますが、もちろん発電所以外の財政収入というものもしっかり確保することは当然であるというふうに認識をいたしております。
 特に、今回皆さん方にも御説明を申し上げましたけれども、既存企業の皆さん方の支援、こういうものも十分地元の企業の皆さん方に御利用いただいて、企業の皆さん方が元気になればそこで働く皆さん方もふえるわけでありますし、またそこからのいろんな経済効果もございましょうし、企業がもうかれば、やはりそういう面での税収面もいろんな形で市に還元されるわけであります。
 そういう点で、地元の皆さん方にも十分元気になっていただき、そういう関連で敦賀市が発展をするということも非常に重要だということで、今回そのような私ども仕組みもつくらせていただきまして、今周知を図っておるところでございます。
 そういうような経済を十分に活性化することによっての将来的な税収の安定確保というものもこれから図ってまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 また観光面につきましても、やはり観光客の皆さん方がふえることによって観光消費もふえてまいりますし、昨日もお答え申し上げましたけれども、やはり200万人にまずなっていけば、それの関連でいろんな経済効果18億ほど上がってまいるところでもございます。また、観光消費というのは一般消費から比べますと約3倍の消費がされるというふうに言われております。今の直流化の受け皿をしっかりとつくり、もっともっと多くの皆さん方に訪れていただき、そういう面での税収確保、また経済効果を生んでいきたい、このようにも思っております。
 そこで、港も十分に活用すべきだという議員からの御提案、また御質問でございまして、全くそのとおりだというふうに思っております。
 多目的国際ターミナルにつきましては、19年度に一部できるわけでございまして、特にそこの物流機能の集約をしっかりと図りながら、また安全、効率的な物流拠点をつくっていくことによりまして、今後予想されます北東アジアとの対岸貿易でありますとか、また、マイナス14メートルの岸壁でありますが実質的にはまだまだ深うございます。議員からもお話出ましたけれども、昔からの天然の良港ということで、なかなかほかの港のところですと、河川港というのはしゅんせつだけでも毎年多額のお金がかかるところであります。私どもは海の中に何十階建てのビルを建てるのと同じような構造になっておりますから、そういう面で建設にはお金がかかりますけれども、恐らくかなり大型の船舶にも対応できるわけでございまして、将来的に本当の国際的な物流の拠点になり得るターミナルでありますので、そこをやはりしっかり活用することは非常に大切だというふうに考えております。
 物流懇談会等々からの提言も踏まえまして、特に関西、中京の経済圏、そのニーズをやはり的確に把握をすることが大事でございますし、また民間活力を導入するということ、効率的な港湾物流システムを構築していくことは非常に大事だというふうに私どもも認識をいたしております。
 県、また敦賀港貿易振興会とも連携を図りながら取り組むべき課題を解決してまいりたいと考えておりまして、港の元気イコール敦賀の発展につながることは間違いないというふうに認識をしながら、今後とも最大の努力をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、敦賀病院でございますけれども、昨日の質問でもお答えをいたしましたけれども、私ども敦賀病院は、やはり嶺南地域を初めとする地域の中核病院としての役割を果たさなくてはならんわけでございまして、高度医療、また小児医療、夜間救急等々多くの不採算部門を担いながら医療供給体制の確保を行って、そして地域住民の皆さん方の健康維持、また増進に努めておるところでございます。
 確かに、病院も多くの患者さんに来ていただくことによって収入も上がることは事実でございますけれども、基本的には地域住民の安心、安全の医療機関であるということが第一でありまして、それを行いながら赤字を減らしていくというのは、またこれも大事なことでありますので、私ども自治体病院は決して利益を優先しながらやる医療機関ではないというふうに認識をいたしておるところでございます。
 これは市民の皆さん方、また議会の皆さんも御了解をいただいておるわけでありますが、やはり余り多額の赤字を抱えていくことは市民に負担をかける結果になるわけでありますので、先ほど言いましたように安心、安全な医療提供を基本としながら、やはり赤字は少しでも減らしていくという考え方のもとに私ども努力してまいりたい、このようにも思っております。
 今後は、あり方検討委員会も行っていただいておりますので、その答申を踏まえまして敦賀市の医療のあり方、また当病院の役割、機能、診療体制のあり方、また経営基盤強化の方向性などを適正に判断する必要があるわけでございますし、市民の皆さん方の要請にこたえられる改革、また改善も図らなければならないというふうに思っておる次第でございます。
 そして、基本的にぬくもりのある医療を目指してまいりたい、このように存じておる次第でございます。
 次に、駅周辺整備計画とまちづくりということでございまして、特に議員のほうからは長浜の例も出されたわけでございます。やはり長浜市さんは私どもの大変参考になる一つの先進事例だというふうに思っております。
 そこの基本は何かといいますと、民間主導であります。民が動き、民の力によって行政が動く。これが実は長浜市の成功例でございまして、私どももでき得ればそういう形を期待はいたしておりますけれども、敦賀市の場合はともかく行政として頑張りながら、そして民の皆さん方に働きかけをやっておりますし、民の皆さん方も今こたえていただいておる段階でございます。
 議員のおっしゃられた緒についた段階ではないかという言葉のとおりだというふうに私も思っておりまして、今後とも私どもと民の皆さん方の力を合わせて、長浜に追いつけ追い越せという言葉を合言葉に頑張ってまいりたい、このように思っております。
 特に、長浜市とはいろんな歴史的なつながりもございますし、本当に仲よくしていただいている市でございますので、十分に参考にさせていただきながら、しっかりとした受け皿、まちづくりを行ってまいりたい、このように存じます。
 そこで、駅周辺の整備計画でございますけれども、この整備に関しまして、やはり港まち敦賀の玄関口にふさわしい、また嶺南一帯の玄関口にもなるわけでございますし、また大きく言えば日本海側の一つの玄関口にも実はなるところでございます。
 といいますのは、もちろん関東へ行きますと新潟方面もございますし、また山陽のほうへ行きますと山陰というところがございますけれども、関西、中京の日本海側の本当の入り口になっている地域でございますので、そういう玄関口にふさわしい駅舎を初め駅周辺を整備する必要があるということで、順次、駅西地区土地区画整理事業を行ってまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、駅周辺とあわせまして、未利用地もございます。たくさんのいろんな土地もございますので、その辺を再編して、そこにまた民活を入れて土地利用を図っていくということが非常に大事だというふうに認識もいたしておりまして、そういう意味で駅西地区の一体的な整備を行います。
 そしてまた駅周辺、そして中心市街地につながっておる場所でございますので、そういう地域とも連携をしながら、にぎわい、交流拠点づくりを進めてまいりたい、このように思う次第でございます。
 特に長期的には、いろんな社会情勢等もございますけれども、そういうものをしっかりと見きわめて事業計画を立てることが大事であります。
 それと同時に、将来的な新幹線の話もあります。この新幹線の話も私はかなり遠いと思っておりましたけれども、最近の動きではそういうことはございません。かなり身近にもなってきておることも事実でございます。これも昨日の北條議員の質問にお答えをさせていただきましたけれども、やはりそういうことも見据えていかなくてはならんわけでございまして、そういう計画と連携をしながら無理のない駅周辺の整備を進めたい、このように考えておるところでございます。
 また、快速電車の乗り入れ後8カ月たったところでございますけれども、入り込み客数はどうだというお話もございます。確かに私も近くに住んでおりますので、いろんな方々がリュックを背負ってスニーカー姿で地図を片手に持ちながら歩いていらっしゃる方によくお会いもいたしますし、私どもも、もしあれでしたらどこかお探しですかということで声をかけるように心がけておるんですけれども、目立ったなということは恐らく多くの皆さん方が感じていらっしゃるのではないかというふうに思っております。
 数字的には、開業の10月を基準といたしまして11月から4月までの入り込み客数を平成17年度と18年度を比較しますと、敦賀駅だけの乗車人数では10%ふえたというふうに伺っておるところでございます。また、敦賀駅の観光案内所ございますけれども、そこへの立ち寄り数といいますのは、ことしはちょっと雪が少なかったという冬場の事情とJRさんが20周年を迎えまして青春18きっぷというのを発売いたしまして、それも非常に大きな効果があったのではないかと思いますが、観光案内所への立ち寄りは物すごく実はふえておるところでもございます。
 また、レンタサイクルの貸し出しの台数につきましても過去5年は微増で1400台ぐらいだったんですけれども、17年度と18年度、1年間だけで2800台と倍増いたしたところでございます。そういうことで、今レンタサイクルの台数につきましても10台ふやしまして対応をいたしておるところでございます。
 町なかの人通りを見ましても、先ほど言いましたけれども、やはり経済効果の上がっていることは事実だというふうに思っておりますし、今後ともそれを一歩ずつ何%でもふえるように、そして、まず200万人を目標に、そしてやはり300万人、400万人とそういうお客さんがお見えになるような敦賀にしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、子供たちを取り巻く環境ということで、議員のほうからも悲しいことも聞いたことがあると。事実だというふうに存じます。敦賀7万の人口規模になりますと、恐らくそういうなかなか大きなニュースにはなりませんけれども、小さいところではあることも事実ではないかと思うところでありまして、非常に残念であるというふうに私も思っておる一人でございます。
 なかなか個人的ないろんな問題、家庭の問題もございまして、一概に……。ないのが一番いいんです。といいましても、じゃ私たちの子供の時分も確かに伸び伸びと野原を駆け回ったり山にも登っておりましたけれども、そういう事件はなかったかというと、そんなことはないんです。神代の昔からいろんなことがあって、今は報道を大きくされますので問題になりますけれども、決してそういう問題は昔からゼロではなかったと思います。いろんなことがあったんですが、やはり社会情勢の変化の中、またいろんな病気もふえておる中でそういう犯罪につながることもあって、ふえていることは間違いないというふうに存じます。しかし、そういうものを減らすということは教育環境のみならず、本当に市民一人一人の理解、また、そういう病気もなくしていかなあかんということになりますと非常に複雑多岐でありまして、これを全くゼロにしたい気持ちは一緒でございますけれども、なかなかできないのも現実であります。
 しかし今、見守り隊を初めいろんな皆さん方が努力をしていただいて、敦賀のまちの中では比較的いい形で推移しているということで、重ねましてそういう皆さん方に心から御礼を申し上げたいなというふうに思っております。
 そこで、市といたしましてもいろんな学童保育、また休み中に子供たちが健やかにということをより一層充実しまして、そういう子供たちにとってのいい環境づくりを行ってまいりたい、このようにも思っておりますし、また、いろんな暴力追放運動を初めいろんなところでのそういう啓発活動をしっかりと行って、そういうことの起こりにくい敦賀市にしていくことが大事ではないかというふうに思っております。
 次世代を担う子供というのは本当に私ども敦賀市にとりましても宝であるわけでございまして、子供たちが健やかに、そして元気に育つ家庭、また社会をつくるように、これからも行政という立場で市民の皆さん方とともに努力をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 以上であります。

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◯10番(高野新一君) 種々御回答いただきまして、ありがとうございます。
 まず、一番初めの敦賀市における財政基盤の確立ということで再質問させていただきます。
 今現実に市長も言われましたように、原発とは共存が一番いいんじゃないかというお話でした。私も全くそのとおりだと思います。事実、これを19年度の予算の構成から見ますと、固定資産税に占める原発からの収入は5割近い。これは間違いない事実であります。
 しかしながら今、1号機が30年以上経過して、どんどんどんどん減価償却されている現実。また、3・4号機の着工が国の方針の見直しで三、四年先送りされたという、このことは全くの事実であります。それによってもろに影響を受けているのが、皆さん方御存じのように、今建設されております消防防災館。これがここにありますように4億7770万起債をして、それから公共施設整備基金から1億円を繰り入れて何とか収支を合わせたという現実があるわけです。
 本当にわずか1年半足らずでこういうことが既に起こりつつあるというのが現実であるということを我々も認識をしながら、これからの敦賀の財政基盤というものも考え直さなければいけないなと思います。
 また、ここにありますように電源立地等初期対策交付金が19年度は2億8000万ありますけれども20年以降はゼロになる。それから電源立地促進対策交付金相当額、これは19年度ゼロです。20年度からは125億円、これは何年かに分けて入ってくるわけでありますけれども、現実に3年、4年延びただけで、もろに敦賀市の財政に影響を及ぼすということが現実になってきているわけであります。
 そういう意味で、産業団地はいかにあるべきか、また来年、127億をかけて多目的国際ターミナルが供用開始されるということに対して、やはりこれは敦賀にとって大きな財源の基盤になり得る施設だと私は思います。
 確かにそれには多くの資本投資も必要でありますが、この資本投資に見合った税額がきちっと計算できるのか、でき得るのかということも私は一つ疑問であります。ただむやみにお金をかければいいというものでもないと思います。
 今、現に産業団地、確かに所得税とかいろんなものが入ってきております。ここにありますように補助金制度では限度額1社につき5億9000万円の補助金が出ているわけでありますけれども、これも本来の意味の固定資産税とか法人税が入ってくるのは三、四年先という形。この前の説明の中にも税金入っていますよ、固定資産税も入っていますよと。これは、補助制度の中での税金であって、変な言い方して悪いけれども、市が立てかえ払いをしているような形なんです。
 それが実際本当の意味で税収と見込めるには、まだ3年、4年かかるわけであります。それに対して、やはり我々は敦賀市の本当の意味の財政の基盤は何なのかということをもう一度見直す必要があると思います。
 何も原発がどうのこうのと言うのではありません。今現実に敦賀の財政を支えている大きな基盤であることは認識をするわけでありますけれども、これに寄りかかっていてはいつかこけてしまう可能性があるのではないか。そういう危惧をして、ほかのところにも基盤産業をきちっと備えるべきではないかと私は思います。
 私は、産業団地に関しても市内の優良企業に進出をしていただいたらどうかと前に提案させていただきました。しかし、一応縛りとして市外の製造業を中心として考えなければならない。それに対する対策として今回出てきましたのが、敦賀市の優良企業に対する融資政策、これだと思うんです。これも含めて、もう一度御検討を願えないのかお伺いいたします。
 特に港湾関係は膨大な設備投資がかかります。これは大変な企業努力も必要ですし、将来的に港を利用していただけるユーザーの希望もあると思います。それに対してどのような働きをされているのか。特に塚本副市長、一生懸命取り組んでおられるとお聞きしております。そのこともちょっと触れていただければありがたいなと思うわけでございます。
 次に、まちづくりに関してですけれども、きのうも北條議員の中から第5次整備計画、第3次基本計画の中で総額的にどれくらい概算が要るのかとありましたが、まだ明確になっておりません。単に出てきたのは敦賀の駅前の西地区を用地買収で2億5000万ぐらい出して何とかしたいということでありますけれども、まだまだこれから将来的には大きな投資が必要であります。
 一番危惧するのは、駅前はきれいになった、駅は整備ができました。しかし、人が来ていません、人がいませんでは、私は何のための駅前整備かなと。昨年の議会の中でも取り上げさせていただきましたIターンとかUターン、こういう方々をいかにして敦賀に呼び込んでいただけるか。まさしく滋賀県がそれをやっているわけであります。滋賀県が新快速乗り入れの条件として、例えば湖西線は近江舞子から北は各駅停車、北陸線も米原から北は各駅停車とする、まさしくここに滋賀県のしたたか──したたかと言っては申しわけないですけれども──な戦略があるわけであります。要するに、京阪神の通勤圏内は滋賀県ですよと明らかにうたっているわけです。それを敦賀まで延長したということによって、滋賀県はもう一度自分たちの立場を考え直そうという形で、長浜の新駅舎を改築したりしたわけであります。
 それに対する敦賀としての大きな誘客というんですか人口増加というんですか、そういう手段──手段という言い方は悪いですけれども──をどのような思いで見ておられるのか。そのこともひとつお聞きをしたいと思います。
 確かに大変な状況で、逆にいえば敦賀市がそれだけ立ち遅れた立場で今、新快速が来ているという状況をもう一度認識をしていただいて、何とか滋賀県とも連携をしながら、お互いがともにこの新快速を最大限に利用できる方策をお考えになってはいかがかと私は思います。
 それと、旧市街地のほうへの人口の呼び戻し策。今確かに郊外を見ますと、市野々、和久野、莇生野、古田刈、あの辺は本当にあっという間に住宅が密集しております。しかし、逆に川東地区は空き地、空き家、ひとり住まいが多くおられます。であるならば、今インフラ整備がきちっとできているのは逆にいえば川東地区ではないか。ここには逆にいえば二世代世帯が住んでいただいても何ら問題がない。そういう意味では、二世帯住宅をもし旧市街地で建てられようとする方がおられましたら、そういう補助制度もひとつ考えられてもいいのではないか。
 これも一つ、よろしくお願い申し上げます。
 また、「世界とふれあう港まち 魅力あふれる交流都市 敦賀」と銘打っておられますが、これには大変な時間とお金を要するわけでございますけれども、駅前を含めた敦賀市の大きな構想というものをまたお示しを願えればありがたいなと思います。
 次に、市立敦賀病院についてもう一度お伺いいたします。
 昨年は6階病棟が閉鎖になり、東病棟も閉鎖になっておった。しかし、この6月議会の報告の中で、6階病棟が再開しましたということを聞きまして、少しは病院の中にも余裕ができたのかなと。余裕ができたという言い方はあれですけれども、これは先生方、看護師さん、職員が一丸となって市民に安心、安全の医療を提供するという意味で一生懸命頑張っておられる。しかしながら、東病棟はいまだに閉鎖中であります。
 これは確かに医師不足というのが大きなネックになっているのは間違いございません。であるならば、やはり一丸となってこの医師不足をいかにして解消していくのか。解消していくのかという言い方は物すごく乱暴な言い方だと私は思います。
 しかし、現に地方病院でも頑張っておられる方がたくさんおられるわけです。そこには終始一貫した病院のあり方というものを明確に打ち出しておられる。それに対して周りの市民が理解をされている。このことが一番大きな要点ではないかなと。
 私、決して赤字云々だからどうのこうのというのではありません。さっきも述べましたように、安心、安全をまず一番初めに大前提に考え、市民のための医療をどのようにしていくのかということを訴えていければ、また市民の方にも理解をしていただける部分が大いにあるのではないか。ここにやはり大きな落とし穴が今まであったのではないかなと。
 私も前回の議会の中で市長に、事務局長一生懸命頑張っておられるので腰を据えてやらせていただくようにとお願いしたわけでございますけれども、これも含めて病院改革というのは大変な時間と労力を要するものであります。それに対して市長はどのような思いをお持ちかをいま一度お聞きをしたいと思います。
 それから、病院に対する振興資金としての2億円の基金を今積んでおられます。これの活用方法も、もし何かございましたらお聞きいたします。
 最後になりますけれども、子供たちを取り巻く環境というのは日々変化をしております。これは大いに社会情勢が反映する現状だと思います。盛んに新聞でも取り上げられております義務教育の問題、それからちょっと話は変わりますけれども給食費の不払い、保育料の不払いというようなことも盛んに言われております。義務教育というものの考え方というのは、私少しずれているのではないかなと。義務というのは、もちろん自治体、行政も負っているわけです。子供にきちっと教育機会を与えるという、これは大きな義務であります。しかし、お子さんをお持ちの親御さんにも子供さんをきちっと教育を受けさせるという義務がある。この2つの義務が私は存在するのではないかなと。
 そういうことを思ったときに、大きな社会問題、義務教育の問題に対しても、また子供たちの安心、安全を守る意味でも、少しここに誤解があるのではないかという思いがします。
 また教育長、大変申しわけないんですけれども、このことに関してもまた教育委員会、教育のほうからもひとつ御見解をいただきましたらありがたいと思います。
 私は何もこういうことをあげつらって不安をあおるのではなくして、教育長が盛んに言われています敦賀っ子教育プランの中に、敦賀の子供は敦賀の手で育てようという、こういう大きな大義名分があるわけであります。それに向かって、もう一度声を大にしてこのことに対してお訴えをいただけたらと私は思います。
 第2質問を終わります。

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◯市長(河瀬一治君) まず第1点目の質問でございますけれども、ちょっと要点がわかりませんので、できましたらまた次回、3番目でお願いしたいなというふうに思います。
 特に財政について、私は大事だということで、特に国の補助制度のほか、例えば私ども固定資産税の残存率、あれもなくすという話だったんです。統合しますと固定資産というのは中古資産にみなされますから、それも減らすというような話で、余り大きな声では言いませんけれども、そういう面で200億は私は守ってきたつもりです。それだけのお金はやはり必要でありますし、これをほうっておきますと200億円がパアになることもあったんですけれども、それは私どももやはり今までの経験を生かしてしっかりと財源確保には努めてまいりましたし、今後ともその姿勢は貫き通したい、このように思っております。
 そして、しっかりとしたいい形で市民福祉の向上に使われるように、私どもお金を大切に使っていきたいなというふうに思っております。
 次に、直流化ですが、これも御承知のとおり滋賀県は滋賀県で琵琶湖環状線、ネックレス構想ということで一生懸命やっておりましたし、それと私どもが直流を敦賀まで入れようというのがうまく合致したんです。それをやはりJR西日本のいろんな関係の皆さん方も、ただ琵琶湖だけを環状線でやってもなかなか経済的に効果が上がらんけれども、敦賀までつなげばと。要するに、先ほど言いましたように関西、中京の日本海側の入り口までつなぐという構想の中でうまくいった事業だと思います。
 そういう点で、十数年運動してまいりましたけれども、実は十数年間なかなかJRさん自体が腰が上がらなかったのも事実であります。それがやはり一つのタイミングの中でぽっと来たものですから、いろんな事業で少し立ち遅れた点もあることも事実だと思います。
 長浜市さんは、そういう点で案外早く事業も成功させまして、たしか平成3年には快速電車が長浜まで乗り入れしましたのと、距離も米原から6キロほどしかないんです。予算的にも非常に少ない面もあったのと、民間が主導でやったということで成果が上がっておる。だから先ほど言いましたように、先進の例であるし、非常に私どもは多く見習うことがあるというふうに思っております。
 そこで、やはり通勤通学を視野に入れてということで、これもおっしゃるとおりでありまして、私どももそういう形で、敦賀もまだそういうスペースもございますし、できれば学校へ行く者も下宿しなくても敦賀から行ける、また大阪なり都市部で働いている皆さん方が敦賀で住んでいただくというようなことも考えていくべきだという認識を持っておりまして、そういう政策的なものについては今後とも進めてまいりますが、やはり今肝心なのは時間帯の問題です。今の直流電車の時間帯ではなかなかそれが可能ではないということで、今後も引き続きましてJRさんにはそういう時間帯のいろんな要望についてはお願いしてまいりたいですし、また一歩一歩それを解決に向けて努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、第2点の旧市街地の話で、議員がおっしゃるとおり、議員も旧市街地に、川東地区に住んでおられまして、その事情もよく御承知だと思いますし、私もその地区に住んでおりますので、本当にひとり暮らしの世帯がふえてきた、また空き家もふえてきた。
 そこで、リターンといいますか、おじいちゃん、おばあちゃんがいて、息子さんたちがいなくなられてお孫さんたちがまた戻る。確かに土地も狭いということもあります。きのう教育長のほうからもお話ございました。そういう場合の施策の中で、後ほど建設部長からこういうことでやっているということをお話もさせていただきますが、それプラス、例えば隣はあいている。狭い。そこをうまく優遇して、そこと合体して住むスペースにしたら駐車場も持てるというような、ある程度まちの中にも人が戻ってこれる政策。インフラは確かに整っておりますので、ただ、土地が狭い、車をとめる場所がないという、そういう問題がある程度解決ができれば、また旧市街のほうにも人が住んでいただける。要するに、バランスのとれた人口分布ができますと、また学校問題もいろんな面で解決できる部分もございますので、そういうことも含めて努力します。
 それと、企業が来る、企業が立地されることによって働く場所ができる。その働く皆さん方がまた敦賀に住んでいただくといういろんな連鎖的な行政政策を進めることによって、人の流れも変わってくるのではないかというふうに思っております。
 そういう意味で、旧市街地のバランスのいい発展というものを考えてまいりたいなというふうに思っております。
 病院につきましては、私どももお医者さん確保に本当に努力いたしております。なかなか今、お医者さんが余っていてという状況ではなくて、いないという状況でありまして、ぜひそのあたりを御理解いただきたい。なぜ医者足らんのだ、なぜ赤字なんだと。この理由は明確に私ども申し述べておりますので、そこをぜひ御理解いただきたい。
 やはり私、今大変心配しておりますのは、議会の中でお医者さんいないじゃないか、どうだとか……。本当に私は自慢じゃないですけれども、敦賀病院は本当にいい医療をしています。
 ただ、一部裁判ありました。その一部をとらえて、うわっと大きく皆さんが声を上げることによって、市民の皆さんは不安になると思うんです。特に議員さんが声を出すことは、あの議員さん、またあの病院は何だと言うておったでとなれば、その不安をあおって患者さんが減る。
 私は、皆さんは病院をよくしようと思って言っていただいていることが、逆にマイナスになって、何か敦賀病院はということで患者さんが減り、また赤字になるという繰り返しになりますから、ぜひそのあたりは御理解をいただいて、応援をしようと、敦賀病院をよくしようということで、ぜひいろいろな御発言もいただけたら、かなり病院はよくなるのではないかと思っている一人でございますけれども、そういう観点から応援をしていただきたい。
 要するに、敦賀病院をよくしよう、地域の中核病院にしようということで、ぜひいろんなことで応援をしていただければ、かなりいい形で解決もできますが、医師確保については、これは私どもの仕事だと思っておりまして、今後とも一生懸命取り組んでまいります。また、今、奨学金制度をやっていますが、確かに今やったってお医者さんになるのは6年後でありますから、そういう点で時間もかかりますけれども、必ず最大の努力をしてまいります。
 2億円のいろんな使い方については、また事務局長のほうから答弁があるというふうに存じます。
 ぜひそういう形で応援をよろしくお願い申し上げます。

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◯副市長(塚本勝典君) 先ほど、エールとともに港の振興に対しまして御質問いただいたわけでございますけれども、確かに敦賀の港は非常にいい地形的条件とか、施設は立派なものにもかかわらず、なかなか定期航路、特に対岸貿易が進展していかないところでございまして、そういった中でコンテナを扱う企業に少しインセンティブを与えたり、今後はやはり船主に対しても少しインセンティブを与えまして、少し活発にしていかなければならないというふうには思っております。
 先ほどの御質問のように、市内の企業に対してもどうかという中で、産業団地のような市外から来ていただけるような方に対する優遇措置のみならず、市内の企業にも元気になっていただくということは、市長のマニフェストにも書かれてあったとおりでございます。
 そういった中で、福井市とともに先陣を切ってことしのマニフェスト、今議会から実現するように、先日はその内容を説明させていただきました。
 その中で、幾つか投入する設備投資の金額とか新規雇用とか、そういう条件のもとに御支援させていただいているんですけれども、港に関しましては、そのハードルをやや下げて、雇用に関しても緩い条件のもとならば御支援させていただくというような形になっております。
 そういうことを含めて、いろんな中で港の振興につながるような、あるいは荷物が集まるような、そして荷物が集まれば定期航路がさらに復活するような、そういった施策につなげていくようなことをこれからも引き続き考えていきたいというふうに思っております。

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◯教育長(吉田勝君) いつも子供たちに温かい視線を送っていただいているということを強く感じました。ありがとうございます。
 私、ちょっと想定外の質問でございましたので、最近、校長会で校長等に話ししましたことでかえさせていただきます。
 とにかく今の子供たちを見ていますときに、核家族化の中で育ち方が本当に多様であると思います。親が子供に愛情がないのではなしに、その愛情の注ぎ方がわからないというんですか、そのようなお子さんがやはり見られます。
 そのような中で、特に若い先生方、お姉さんやお母さんのかわりとなって、やはり子供にしっかりとした愛情を注ぐこと、それが今一番大切だという話をしております。
 そのような中で、不登校とか、そしていじめられる子とか、どっちかといいますと少数の中で仲間外れにされそうな子供たちにも、そこに本当に親身になった愛情を注いでみなさいという話を繰り返ししております。
 そのような中で、その成果といいますか、投書等がございますと、まず悪いことなんですが、ことしになりまして2件投書をいただきました。それはいずれも不登校が直って学校へ行けるようになりました。本当に先生方の御努力に感謝いたしますというものでした。これもうれしいなと思っております。
 また、先ほど細かいことですが給食費のことでも御心配いただいておりますが、敦賀市におきましては、あることはあるんですが、何とか待ってくださいと。親もきちっと納められない理由を学校に説明しまして、後ほど納める、また卒業してからも納めるという精いっぱいの努力をしていただいております。そういう意味で、未納金につきましてはごく少額であるという認識でおります。
 とにかく日常生活におきまして変化に気づけということと、愛情を注ぐこと、これが一番大事だという話をしております。
 また今後とも敦賀市の教育につきましていろいろと御指導いただければと思います。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) それでは、先ほどの御質問にお答えをいたします。
 まず駅周辺の整備につきましてですけれども、駅周辺整備構想策定委員会での提言をもとにいたしまして、駅周辺のにぎわい、さらには交流拠点づくりとして土地区画整理を考えております。これによりまして、民間活力の導入をいたしまして土地利用を図っていきたいというふうな計画を持っております。
 もう1点、中心市街地の活性化の中で、きのう和泉議員の代表質問の中にもありましてお答えをさせていただきました中心市街地へ定住促進を図る支援制度といたしまして、今後、一戸建て住宅に対する建設費の補助、賃貸、共同住宅に対する建設補助、また若年夫婦、子育て世帯に対する家賃補助などを今後検討し、支援制度を立ち上げていきたい、このように思っておりますので御理解をお願いいたします。
 以上でございます。

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◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) それでは私のほうからは、市立敦賀病院の事業基金の使い道をどのように考えているかにつきましてお答えをさせていただきます。
 事業基金につきましては、病院事業における医療の質の向上及び健全な運営に資するため設置したものでございます。使い道につきましては、医療の質の向上のための研究、研修経費や安定した医療水準提供のための医師確保に係る経費などに活用していきたいと考えているところでございます。
 今現在、内容につきましては検討をしている段階でございますので、いましばらくお待ちいただきたいと存じます。
 よろしくお願いをいたします。

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◯10番(高野新一君) 先ほどの質問に対していろいろ御回答いただきました。
 一番初めの質問、時間も余りないので省きます。
 住宅補助について、二世帯住宅とか若年、子供を育てる段階に対する補助制度とか、それから老齢世帯に対する補助制度。確かに旧市街地見ますと、敷地面積も少なくて、2軒を1軒にしなければ住めないという状態もあります。これも確かに物理的な問題だと思うんです。少しでも人口を戻すといったら悪いですけれども、最終的に考えていただきますと、今確かに新興住宅街はどんどんどんどん家建てておられますけれども、敦賀の核家族化率から見ますと、当然そこに住んでおられる方は、この前、私も議会でも取り上げましたけれども、平均2.6人しか住んでおられない。そうするならば、やはりこれから10年、20年たったときに、またそこが過疎化になってくる。要するにイタチごっこを繰り返している状態なんです。
 現に私も視察に行ったときに、大阪の千里ニュータウン、万博で25万人の大住宅地をつくったけれども現在は過疎化で悩んでいる。特に夜なんかは怖くてひとり歩きはできないような状態にまでなっているということをお聞きしました。
 立地条件は全く違います。向こうは団地ですし、こっちは一戸建て住宅が多いという部分では違いますけれども、そういうことが往々にして繰り返されるならば、やはり10年、20年スパンで人口の流入、移動というものも考えていくべきかなと。これはまちづくりの大きな基本にかかわってくる問題ではないかなと私思いますので、今、建設部長からございましたそういう補助制度も大いに活用していただいて、人口をもとに戻すような方策も考えていただけたらいいと思います。
 港に関しては、民活という形で、今規制緩和がどんどん進んでいきながら、内陸の運送会社もどんどん港湾、港頭地区へ進出を図っているということでもあります。であるならば、そういう小荷物も一つの海上輸送としての位置も占められるのかなと。確かに数が少ないもので、なかなか一気にとはいきませんけれども、そういうことも含めて考えておられるのかということ。
 大きいところで大きな荷物が扱えれば一番いいんですけれども、現実はなかなか厳しいという状況もあります。それに向かって設備投資に見合った、逆にいえば需要に見合った設備投資をやっていただければ、私はいいと思います。
 先ほど子供の問題に対して、教育長のほうからも話がありました。本当に子供たちを取り巻く環境、これは社会問題というよりも世代間の問題にまで発展していると思うわけであります。我々も一応は子育て終わった世代でありますけれども、まだまだこれからの時代、市民一人一人がそういう関心を持ちながら敦賀市全体のことを考えていくべきだと思います。
 今教育長の話の中で、一生懸命取り組んでいくという御回答をいただきまして、ありがとうございます。
 それから、病院の振興資金ですが、2億円の使い道ということで、私も前、提案させていただいたこともあると思います。奨学金制度に振りかえたらどうかという話もさせていただきました。確かに関電さんのほうで医学生の奨学資金制度が確立されております。これは6年間で約1000万円、地元の病院で何年間か勤務されたら返す必要がないという。これも一つの敦賀市独自での医師確保という面で、そういう活用方法も考えられるのではないかなという思いがします。それに対して、そういう思いがあるのならば、できるならばそういう形でしていただいたらどうかなと思いますので、その点ちょっと質問として聞かせていただきます。

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◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 基金の使い道につきまして、議員さんのほうからは敦賀市独自の奨学金制度をというような御提案があったわけですけれども、この件につきましては嶺南医療振興財団との奨学金の兼ね合いもございますので、今後研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

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◯副議長(木下章君) 以上で代表質問を終結いたします。

 日程第2 一般質問

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◯副議長(木下章君) 日程第2 これより一般質問を行います。
 なお、一般質問の発言時間は答弁を含め60分以内といたします。
 まず、常岡大三郎君。
  〔23番 常岡大三郎君登壇〕

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◯23番(常岡大三郎君) おはようございます。市政会の常岡であります。
 一般質問のトップバッターを切って、発言通告書に従い簡潔に質問いたしますので、誠意ある御回答をよろしくお願いいたします。
 まず最初の質問は、2度も請願で採択されたサッカー場建設についてであります。
 現在、日本のサッカーシーンにおいて22歳以下日本代表は2次予選を難なく突破し、来年の北京オリンピックに向けアジア最終予選に突入しています。この年代はタレントが豊富にそろい、皆さん御存じの小野選手や中村俊輔年代に匹敵するほどのレベルの高さがあると聞き及んでおります。
 8月22日から始まる最終予選はグループC組に日本、サウジアラビア、カタール、ベトナムが入り、そこで1位にならなければオリンピックの出場はなりません。その中でもサウジは強豪で、日本にとって厳しい試合が予想されます。
 一方、女子日本代表は既に北京オリンピックアジア最終予選を3勝1分けと好調に滑り出し、先日、韓国に引き分け、北京オリンピック出場権獲得は持ち越されましたが、次のベトナム戦では出場権を獲得するでしょう。
 すべてのカテゴリーでアジアでは毎回上位に君臨していますが、世界に目を向けると、ランキング40位と依然低迷しているのが現状であります。今後の普及、育成、強化が重要な課題ではないでしょうか。
 現在、Jリーグで活躍しているほとんどがJリーグの下部組織で育った選手であります。その傾向は年々ふえてきています。Jリーグのチームは下部組織を持つのが義務づけられていますし、その練習場はクラブハウス、室内練習場、そして芝生のグラウンドを2面以上所有し、すばらしい環境の下、中学年代からトップチームまで日々練習に励んでおります。その成果が日本のアジアでの常勝国としての地位を築いているのであります。
 日本サッカー協会では、2015年には世界のトップテンに入り、サッカーファミリー500万人を目指し、6歳以下からも普及、育成、サッカーの楽しさを教える事業を展開しています。そのためにも都道府県、市町村レベルにおいてサッカー環境の整備は不可欠であります。
 話を本市に戻しますと、昨年、一昨年と我々が指導している敦賀FCの少年チームと中学生チームが福井県予選を突破し、念願の初優勝を果たし、全国大会へと出場いたしました。しかし、全国大会で1勝するのは至難のわざで、1点取るのがやっとのことでした。
 交流会等で対戦チームに聞くところによると、Jリーグの下部組織のチームはもちろんのこと、全国に出場しているチームのすべてが自前や市町村レベルの専用芝グラウンドまたは人工芝のサッカー場を確保しており、年間を通じ、大会だけでなく練習等にも使用しているとのことでした。やはりこういった経験のなさが今回の敗因だったと考えるものであります。
 福井市では昨年、少年用天然芝サッカー専用グラウンドが4面でき上がりましたし、高島市も芝グラウンド1面、クレー3面のサッカー場があります。そして友好都市である各務原市は、全国大会に出場したら芝グラウンドを建設するという市長との約束で、見事3年前に全国大会に出場し、立派な芝グラウンドが完成したと聞きました。
 そして今回、敦賀市長選挙においての河瀬市長のマニフェストの中に、サッカー場建設が掲げられています。本当にありがたいことと感謝申し上げます。
 昭和59年、そして平成11年と2度も請願で採択された重い意義を踏まえた研究の成果と進捗状況、そして建設における予算額をどう試算されているのか、お聞きいたします。
 次に、本市におけるスポーツ施設の使用料について質問いたします。
 本市は6万都市としてはいろいろな交付金によって、福井市には遠く及びませんが、スポーツ施設は充実していると感謝いたします。
 しかしながら、使用料等はどうでしょう。私が調べた県下一円のスポーツ施設の使用料金は、ほとんどの種目の施設で、敦賀市が最も高額であることが判明いたしました。使い勝手の悪さもいろいろなところで聞き及んでいます。一体どういった調査で料金体系を決定しているのかお聞きいたします。
 次に、本市におけるスポーツ施設の備品及び附帯設備についてお聞きいたします。
 総合運動公園は、本格的な運動施設、家族ぐるみで楽しめるレクリエーション施設、安らぎと憩いの修景施設の3つをコンセプトに昭和56年度から整備を進めてきたもので、平成10年3月に最終計画施設のプール等が完成したことにより、18年間にわたって行われた総合運動公園の整備事業が完了いたしました。
 ここには、日本陸連第2種公認の陸上競技場と野球場が昭和62年に完成、多目的広場が63年、テニスコートが平成元年に完成、また順次、体育館、ゲートボール場、弓道場、プール、最後に休養、遊戯施設が完成し、敷地面積9万9000坪、総整備費122億円のスポーツ、レクリエーションの拠点施設が総合的に整備されました。
 しかし、附帯設備等の現状はどうなっているのでしょうか。敦賀市のスポーツ施設の拠点として多くの市民や県内外のアスリートが競い合い、また、憩う場としては余りにもお粗末な施設になっております。20年間の風雪に耐え、何回かは改修がありましたが、最長で20年前に据えつけられ、既に壊れているようなものもいまだに使用し、また骨董品のような備品も数多く見受けられるのが現状であります。敦賀市のスポーツの殿堂として恥ずかしくはないのでしょうか。
 今後は、スポーツ振興課の職員も一新されましたので、まずは各所を歩いて、そして管理している人や利用者の意見を聞き、市民が利用しやすい、そして安く使えて喜ばれる施設に改善していくよう強く望むものであります。
 そこで、市長並びに教育長のお考えをお聞きいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、一般質問トップバッターの常岡議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、サッカー場についてであります。現在も芝でありますと運動公園の中を利用していただいております。議員のほうからも常々質問もいただいておりますし、サッカーというのも今国民的なスポーツであるわけでして、何とか子供たちにとっていい場所ができないかということで、今、施設あり方検討委員会の中でもいろいろと総合的な──これはスポーツ施設全般でありますけれども──検討をいたしております。その中でサッカー場をどの場所にどのようにやろうかということが検討いただけるものというふうに思っておりまして、そこのお答えを聞きながら、できる限り安い予算で、また子供たちに喜んでもらえるような施設ができたらいいなというふうに思っておるところでございます。
 マニフェストを読んでいただくとわかりますけれども、建設とは書いてございません。充実と書いてあることは、よく読んでいただきますとわかると思います。それは決してうそではございません。サッカー場等の充実というふうに私マニフェストに書いてございますので、その辺は御理解いただきたい、このように思っております。
 また、使用料等でございますが、これも今、あり方委員会の中で見直し等を含めて検討をいただいております。本年度中に答申を受けますので、またその答申に従って使用料等についてもやはり、私はできる限りスポーツする方にどんどん使ってほしいなという意識は持っております。また他市の状況で、決して私どもの調査では、そうむちゃくちゃ高いとは思っておりませんが、議員のほうからそういうような観点から御質問をいただいておりますから、できる限り利用しやすい料金にということを思っております。
 また備品等々につきましては、教育長のほうから答弁があるというふうに存じます。
 私のほうからは以上であります。

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◯教育長(吉田勝君) 本当にサッカー競技につきまして、いつも御努力いただいておりますことに感謝申し上げます。特に気比の松原杯等におきましては、近隣の県から子供たちを集めていただいているというんですか、大会にしていただいているということで、本当に頭が下がる思いでございます。
 今、市長もお答えしましたように、スポーツ施設の料金等は、私どもの出しております教育要覧の中にまとめてございます。私もずっと検討し、職員にも検討を一応させました。その中で私が感じましたのは、テニスコートの使用料が確かにこれは他と比べると突出しているというんですか、高い。なぜこのような料金設定になったのかということを聞きましたところ、つくりがちょっと違うんだというふうな答えが返ってきました。他の市町村のいわゆるグラウンドづくりと敦賀市の現在運動公園に持っておりますテニスコートのつくりが全然違うと。敦賀市のは本格的なコートであると、そういう意味でございます。
 しかし、高いということにおいては変わりございません。片一方が500円のところ1000円取るというような形で、見た目にも明らかに高いわけです。
 それで、あり方検討委員会、ちょっと市長に報告がおくれておりまして、市長の答弁ではもう動いているようにお聞きになったかと思うんですが、議会明けから始動いたします。その中で議会等で御要望のございましたそれぞれの施設、設備、具体的にいいますとサッカー場のコートとかグラウンドゴルフのコートとかいうようなものでございます。そのようなものが必要かどうか。また、必要ならどこにつくればいいのか、どのようなものをつくればいいのかということ。また、あわせまして今出ました料金のすべての見直しというんですか、市民へのサービスとしてのスポーツ施設の利用料、これも全部ここで一度御討議いただく予定になっております。
 そういう中で新たな答申をいただきまして、そして次のステップへと行こうかと思います。
 もう1点、附帯設備等の問題でございますが、確かに20年たちますと汚くなっているところもございます。何点かは個別に御指摘をいただいております。例えばプールの屋外の屋根を支えている部分がさびている。あれを早くしておかないと相当傷んでからでは余計金がかかるよとか、また、シャワー室の塗装がはげているとか、あれも早く直したほうがいいよということを聞きます。
 また、皆さんが最もお気づきになっているのは陸上競技場のスタンドにありますスピーカーでございますが、これが音が割れるというようなことで、相当昔のではないか、もうアンプを買いかえろというような声もいただいております。放送設備等の更新というんですか、こういうものも必要であると感じております。
 これらにつきましては、計画的に予算をお願いして設備の更新をしていくという考えでおります。御理解をいただきたいと思います。

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◯23番(常岡大三郎君) 先ほどマニフェストのサッカー場の充実ということを言われたんですけれども、サッカー場がないので充実ということは建設だと僕は考えていたので、建設という言葉を使わせてもらっています。
 まず、先ほども言いましたように、これは昭和59年と平成11年に2度、請願で採択されています。このときもすべての会派の議員さんが紹介議員になってやられたものだと、市長も御存じだと思います。
 僕は何回もこのことで質問していますが、一番最初、平成11年に、きらめきスタジアムができ上がるというようなことで質問したら、請願を出してソフトボール協会も15年待ったんだと。15年待ったんだから、やっとできたんだということでした。
 ことしで、昭和59年からですと請願が採択されて23年がたちました。そこで何とかできないかと僕は何回もここで質問させていただいております。
 まず、きのう私どもの会派の和泉議員が代表質問で市長にちょっとジャブを打ったんですけれども、まだそのジャブがきいてないので、きょうは僕はストレートかフックをちょっとかましたいなと思っているんですけれども。
 まず、きのうの答弁でも安くつくりたいと、もちろん安く上がるのに越したことはないんですけれども、予算の一番ネックになってくるのは土地代だと思います。前回2005年のときにも私、その話ししまして、山泉あたりなんかに2万平米ぐらいあいていて、大体土地代として坪当たり四、五万円だと聞いておりますし、例えば一番高く読んだ5万として、山泉あたりでは結構高いんじゃないかと思うんですけれども、例えば今言ったきらめきスタジアムの横の日鉱の近くのあの辺とかだともっと安いかもわかりませんし、沓見のほうも安いのかもわかりません。
 例えば坪当たり5万円とします。大体サッカー場をつくるのに、少し練習、アップ場も考えると1万平米、約3000坪ぐらい要るのかなと思います。5万円掛ける3000坪ということは1億5000万です。
 この間、市政会の有志なので全員ではなかったんですけれども、岡山県の美作市というところに先進地視察に行ってまいりました。美作というのは3万6000ぐらいの小さな市です。そこの市の総合運動公園の中にサッカー場がありまして、天然芝が3面、クレーが2面、人工芝が1面の計6面あります。そこでは日本女子サッカーの最高峰であります、なでしこリーグに参戦する岡山湯郷Belleというチームが活動の拠点としておりまして、そのチームもことしの日本女子サッカー選手権では準優勝するなど、この施設を使ってレベルアップしているというのが現状のようでした。
 面積的には人工芝のグラウンドを僕は重点的に見てきたんですけれども、人工芝は9000平米で、日本サッカー協会の公認を得ている人工芝で一番いいやつです。
 総工費を聞きますと、人工芝の総工費はグラウンドが8000万円。照明が4000万円の1億2000万円で、それが日本サッカー協会が公認して、公式な試合ができる人工芝グラウンドの金額です。先ほど土地代が1億5000万と言いました。
 ここは年間の利用者数は7万人だそうです。なぜかというと、ここの横には湯郷という温泉街がありまして、合宿所みたいな形で温泉で入れるところがたくさんありまして、オンシーズンの土日とか長期休みにはほとんどグラウンドが埋まっているという状況で、いろんな岡山県、それから関西のほうから合宿とかそういう形でやってきている。経済効果も先ほど敦賀に新快速が来て4300円ぐらいですと言いましたけれども、ここだと宿泊したら1万円はいくんじゃないか。7億ぐらいそれだけであるのかなと。
 まずそこで金額的に2億7000万です。あと附帯設備とかいろんな設備があったとして、また、造成代とかもかかると思いますし、クラブハウスみたいものを建てたり、トイレとかそういうのも建てる。あとどれぐらいか想像できると思います。だから3億ちょっとじゃないかなと。
 市長は今まで私の答弁で10億以上要ると言っていましたよね。10億から20億要るなとかいう話も出ていました。今、僕の試算では一応土地代が5万円と考えたら1億5000万、照明つきの300ルクスの照明を4基つけてグラウンドで1億2000万でした。だから2億7000万。あともろもろを乗せたら3億ちょっとぐらいでできるんじゃないかなというのが僕の試算です。多分これは間違ってはないと思います。そこで一応どういう考えがあるのか一回お聞きします。
 次に、使用料です。私、福井県全市の資料、使用料とか書いてあるものを取りそろえまして、電話もしまして、行けるところは行って調べてきました。
 メモしていただくと一番いいんですけれども、体育館の場合、一般市民が減免とか何もなしとして考えていただくと、敦賀の場合1日、9時から5時と考えて、9600円。福井が6300円、越前市が5000円、鯖江市がなぜか高いんですけれども1万5000円、大野市が5600円。敦賀市も高いほうに入ります。鯖江市が群を抜いて高いんですけれども、これはちょっと聞いていませんのでわかりません。
 グラウンド、まずサッカーができるグラウンドと思ってください。これは大体、総合運動公園の陸上競技場の中にある芝生という考えなんですけれども、敦賀の場合1万5000円です。減免も何もなしです。越前市が4000円、鯖江市が9000円。大野と福井だけは違いまして、福井は最初の質問で言ったように芝生が4面とれるグラウンドが安田地区にあるんですけれども、1890円、1日です。大野も真名川の河川敷に芝生のグラウンドが3面ぐらいあります。そこが1日使うと2000円です。
 先ほど教育長がおっしゃられましたテニスコートですが、これは1時間単位で敦賀の場合、センターコートが1500円。普通のところは1000円。今言ったセンターコート、僕はわからないので普通のコートとの500円の差は何ですかといったら、別につくりも一緒なんです。教育長は、つくりが違いますよと言われていたんで下のラバーの部分かちょっと違ってくるのかもわからないんですけれども、ほとんどが砂入りの人工芝です。
 テニスコートは、今言いましたように高いほうで1500円なんです。福井市の場合、1時間420円。越前市625円、鯖江250円、大野200円。特筆して高いと思います。1000円でも高いと思います。これは1時間単位なんです。
 敦賀市の場合は1時間単位でしか借りれません。1日貸してくださいといっても1時間単位でプラスしていくだけです。ほかの市は9時から12時まで、12時から5時までとなるともっと割安になります。福井市が420円と言いましたけれども、午前貸し、午後貸しでいくとほとんどの施設が300円ぐらいになります。
 敦賀市だけなぜかしら1500円。さっきも言いましたセンターコートと普通のコートの差は何ですかといったら、クラブハウスから歩いて一番近いからかな。それと、観客席が両側にあるだけだと思うんです。あとのところは芝生で何かしてあるぐらいで、観客が見れることは見れますけれども、そういうのがないだけだと思うんです。
 ウィンブルドンではないんですから、天然芝できれいに刈ってあって1500円というのなら、それは利用する人も納得するでしょうが、同じコートで何でセンターコートと普通のコートの差ができるのか。三国さんいらっしゃるのであれですけれども、何も変わらない。下地は変わらないと思います。
 そういうことで、なぜ敦賀市が特筆して高いのか、グラウンド、体育館、テニスコート。あと全部調べたんですけれども、大体武道場とかゲートボール場とか、そういうのは大体100円、200円で変わりません。野球場は1時間1000円なんです。福井市も1000円なんです。鯖江とか聞いたんですけれども、敦賀みたいにこれだけ立派な野球施設はないのでということで、もう聞きませんでしたけれども、今言ったように1時間ですごく安いなと。テニスコートのあの小さいところが1時間1500円で、野球場が1000円で、えらい安くていいなと。安いに越したことはないのですが、テニスが高過ぎるというのは先ほど教育長も言われたとおりです。
 3つ目の附帯設備と備品なんですけれども、先ほども言われましたように市長いろいろなスポーツの大会で開会式に行くと運動公園、陸上競技場に入ります。入ったすぐの天井を見ていただければ、腐っているというか真っ黒です。
 さっき言われましたように、もちろんプール──僕もずっと歩かせてもらいましたが──もありますが、運動公園の陸上競技場のシャワー室へ行ってください。もう天井が前から抜け落ちています。今言われるように、シャワー室の壁は結露か何かがあるからすべてぼろぼろです。床に塗料がざーっと落ちています。
 前に私、ライオンズのメインアクトで三浦知良のお兄ちゃんを呼んでサッカークリニックをしたんです。そのとき、そこのシャワー室へ入れたんですけれども、見てから、ああしまったと思いました。有名な人が来られて、このシャワー室ならどこか温泉へ連れていけばよかったなという感じで思ったんですけれども、そういう状態です。
 先ほど教育長も言われましたように、ミキサーですよね。ああいうところなんか、この間ずっと回って見せてもらったら、開設したときの昭和62年3月と書いてあるんです。昭和62年3月と書いてある。ということは20年たっているということです。
 今言われましたように、音は割れるし、カセットテープでしか行進曲は流せない。今どきカセットテープのプレーヤーというか、それ買うのすら大変なんです。それすらありません。スピーカーは高いので何年製か見れませんでしたけれども、多分20年前のものじゃないかなと。スポーツ振興課の人に聞くと、変えましょうと言うかもわかりませんけれども、音がばりばりに割れますし、ハウリングを起こしたりします。
 テニスコートにも行ってきました。テニスコートでシルバーのおじさんがどうのこうのしゃべっているのが聞こえます。何を言っているか聞こえません。ただがーがーといっているだけで、何言っているか聞こえませんでした。
 次に、これはいろんなシルバーの方とか利用者に聞いたんですけれども、今プールにおいても、プールの横で体操したりストレッチしたりするのは禁止だそうです。そこでいろんなことをやっている方がいるので、放送で注意をしました。しても全然やめてくれないのでシルバーの方が注意しにいったら、何も聞こえんスピーカーで言われたってわからんわと。わざわざ個人的に言いにくるのか。スピーカーで軽く流せば、わかればみんなやめるはずやという指摘も受けたそうです。
 そこで、職員の方が一新されたとさっき言いましたけれども、また今わかっているというような合図も三国さんからあったんですけれども、だからまず歩いていただいて、いろいろな声を上げてもらって、ここが余りにもひどいよと。20年前のを使っていたら恥ずかしくないですか。もう壊れていますよというものがいっぱいあるので、何とかしてもらえないかなというのが再質問です。
 よろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) まずサッカー場でありますけれども、何年待ったからと。待ってできるとかそんなものではないんです。やはり社会情勢、予算、いろんなこともございますし、競技人数等々もございます。私は本来ですと、本当は立派なものが欲しいです。でも今、行財政改革をやりながらお金をちょっとでも削ろう、削ろうという中でもありますので、なるだけ安いお金でできたらいいなという思いも持っております。
 見にいくところは恐らくいいところだと思います。周りのいろんな環境、都市部によっても。確かに美作市というのは、その分人口は少ないのかもしれませんけれども、サッカーを一つのメーンでやろうというまちかもしれません。
 大概視察に行かれますと、いいところを見てくるんですね。いいところの例をすぐ直ちに当てはめて、じゃうちでもという話とはまたちょっと違うと思います。ただ、いいのがあれば越したことありませんし、議員のほうからも土地の話も出ましたし、なるべく安いお金で。私も充実ということでありますから、専用サッカー場をつくりましょうというんじゃなくて、今もサッカーやるところは、例えば練習場所もいろいろ確保しながら努力しておりますので、やはりそれをしっかりといいものに充実をしたいという気持ちで取り組んでまいります。また今、検討委員会の中でもそういう結論は出てまいりますので、またいろいろと御相談をしながら、ぜひサッカー場と言われるものは何とか前向きに検討していきたい、このように思っております。
 日ごろ議員には子供たちの育成に頑張っていただいておりますことには感謝申し上げたい、このように思います。
 また、運動公園等の設備につきましても非常に古いということでありますので、私もいつも行くんですけれども余り天井見たことないものですから気づかなかったのと、現場は現場でなるべく節約をしながら、税金であるので使えるだけ使いましょうという思いで辛抱しながら来た結果も一つである。やはり税金を少しでも使わないでおこうというそのあらわれが出ておるということは御理解をいただきたいなと思いますけれども、やはり聞こえないマイクはスピーカーではありませんので、そういう点はしっかり一度チェックをして、また予算的にも利用される方にとって不便であってはなりませんので、そうならないように改修はさせていただきたいなというふうに思っております。
 議員から御指摘いただきましたこと、また調査をさせていただいて、不備なところはまた直すようにさせていただきたい、このように思っております。
 また教育長のほうから答弁があるかもしれません。

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◯教育長(吉田勝君) 本当に施設を利用していただいて、不愉快な思いだけはやはりさせてはならないと思っております。何度か出ておりますおもてなしの心ということを大事にするなら、来ていただいた方に気持ちよく使っていただける。そういう意味で総点検に入らせていただきます。
 今、全部じゃないんですが、1カ所、テニスコートの使用料について問い合わせたところ、敦賀市は1面貸しというんですか、4人で使おうと、極端にいいますと10人で使おうと1面につき1500円である。他市の問い合わせたところは1人が400円だと。個人貸しとなっているというふうに今ちょっとメモが入ってきたので。すべてではないと思います。
 とにかく先ほど申し上げましたあり方検討委員会というのを来週に立ち上げさせていただきます。その中で料金のあり方についても検討項目に入っておりますので、しっかりとした料金体制の見直しをかけていきたいと思っております。

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◯23番(常岡大三郎君) まず今ちょっと不審な点があるので私言いますけれども、私もばかじゃないので。1面貸しでしか見ておりません。これまた全市のあるので見てもらえば結構なんですけれども。個人への時間貸しというのもありますけれども、私が見たのは全面貸し──全面というのは1面ですよね──というので見ておりますので。何せそういう値段になっておるというのはあります。
 最初に戻りますけれども、何年たったからつくるんだよ、つくらないんだよということではなくてという話はされましたけれども、市長今までずっと、つくりたい気持ちはずっとあると。ずっとあるんだと。何とかしてあげたいという気持ちはあると言っていました。そして、今までの市長の答弁では十数億かかるし、ちょっと待ってくれんか、今ちょっとどこかからお金入るまでちょっと待ってくれんかという、そういう話だったと思うんです。しかし、今私が試算したようにそんな十数億かかるような施設では絶対ありませんし、今現在そうやってできているわけなんですから、あとは土地代の安い高いが少々は出てくると思うんですけれども、グラウンド1面自体はそれなので、そういう形で考えていただきたいと思います。
 今市長言われましたけれども、設備も含めて利用料も含めて、税金をなるべく使わないで、使わないでというんですけれども、使わなあかんところは使わなあかんのです。使わないでいいところに最近使っている部分が多いから批判も出てきているんです。使わなくてはだめなところはしっかりと使って、なるべく節約せなあかんところは節約してということで話しているので、僕はもちろん安く上げて、いいものができれば一番いいんですけれども、使わない、使わないじゃなくて、使うところには多くても使う、無駄なところには一銭たりとも使わないという、そういう意識でやってほしいなと思います。
 今言いましたように、利用料のほうはまた検討会のほうしていただくということなんですが、テニスコートは本当に今言いましたように異常に高いと思いますので、どうかよろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) 要するに人それぞれであって、その人にとっては使ってほしい部分あるし、また、ある人にとっては別に要らんじゃないかと思う部分いろいろあるんですね。私どもは、全体をバランスよく考えてやらないかんもんですから。常岡議員は恐らくサッカー場に何ぼかけてもオーケーかもしれません。でも、ほかのいろんな皆さん方にすると、全くそんなもの必要ないんじゃないのという人も実はたくさんいらっしゃるんです。うそじゃありません。サッカー場が本当に必要ですかと聞きますと、いや敦賀の規模ではそれは要らないんじゃないですかという人のほうが多いんです。でも、やっぱり子供たちの育成があったり、また今から育てようという教育という観点に立てば、投資をしていくのは大事かなと私も思う一人ですから、いろいろ検討しましょうということでお話を実はさせていただいておりますので、ぜひ御理解をいただきたい。
 それと備品の節約というのは、やっぱり職員の皆さん方も努力しているんですよ。なるべくそういうお金は出さないようにしようということで努力をしている。しかし、辛抱し過ぎがかえって市民の皆さん方に御不便をかけるのはいかんなというふうに思いますので、そういうあたりはしっかり改善をしていきたいなというふうに思います。
 当然でありますけれども、人それぞれの思いがありますので、その人にとっては無駄であり、必要でありということをバランスよく私どもはまた考えてやってまいりますので御理解をいただきたい、このように思います。

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◯副議長(木下章君) 暫時休憩いたします。
            午前11時43分休憩

            午後1時00分開議

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◯副議長(木下章君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 次に、馬渕清和君。
  〔8番 馬渕清和君登壇〕

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◯8番(馬渕清和君) 新政会の馬渕清和でございます。
 お昼一番ということで、よろしくお願いいたします。
 まずもって、さきの統一地方選挙におきまして、河瀬市長様におかれましては見事4期目の御当選を果たされましたことを心からお祝い申し上げます。これも今日まで市民のために御尽力されました3期12年の実績のたまものと存じます。
 また、私といたしましても初めて敦賀市議会議員選挙に立候補させていただき、市民の皆様方より温かい御支持をいただきまして当選させていただくことができました。この感激を一生忘れることなく、大変微力ではございますが敦賀市発展のため一生懸命精進してまいる所存でございます。
 市長初め理事者の皆様方の温かい御指導、御鞭撻を賜りますとともに、先輩議員の皆様方にも御指導賜りますようお願いを申し上げます。
 それでは、発言通告書に沿って質問させていただきますが、初めてでございますので未熟なところも多々あろうかと思いますが、お許しをいただき、始めさせていただきます。
 まず1点目でございますが、子育て支援についてお尋ねいたします。
 JR直流化が実現しまして、はや半年以上たちました。市街地や港周辺もよく整備されております。また、第5次総合計画にもございますが、直流化後のまちづくりがさらに重要視されると思われます。
 さて、今私たちが子供たちを産み育てることには、幾多の困難が立ちはだかっております。そんな少子化が顕著に進んでおります。また、家庭や地域での子育ての環境が悪化し、子供や家庭を取り巻く状況が変化しつつあります。特に親子で触れ合いが持てる場所が少ないのが現状であります。
 私の幼少のころには、松原公園に小さな水族館や野鳥園がありました。よく両親や友達と出かけたことを思い出します。その横ではミニカートにも乗りました。子供のころの思い出は今も脳裏に焼きついております。
 今、私も2人の子供がおりますが、あのような場所へ行こうと思うと、どうしても市外に行かなければなりません。近くにあればいいなという子供を持つ市民の声をよく聞きます。
 県内を見ますと、福井市には足羽山動物公園、坂井市には越前松島水族館、鯖江市には西山動物公園、越前市には菊人形会場と遊園地があり、勝山市には福井県立恐竜博物館があります。
 そこで、私は越前松島水族館に行ってきました。御承知のように、この水族館は民間で経営されております。平日なので入園者が少ないかと思っておりましたが、そうでもなく先生に引率された幼稚園児や介護福祉施設のお年寄りの団体の方が入園されておりました。そして、飼育員の説明を興味深く聞き入っておりました。ペンギンの愛らしいしぐさや見事なイルカショーに歓声を上げて喜んでいる姿を見るにつけ、私も童心に返ることができました。
 そして、この日はたまたま課外授業の一環として坂井市内の中学生が水族館を訪れ、奉仕活動に取り組んでおりました。地元でできる情操教育の一環として、すばらしい取り組みだなと感心いたしました。
 次に、福井市の足羽山動物公園と鯖江市の西山公園にも足を運びました。両方の園では平日の午後ということで入園者は多くありませんでしたが、何組かの親子連れが入園されていました。ここは市営の施設であり、都会の動物園に比べて規模は小さいですが、珍しい動物や鳥たちがおりました。
 やはり動物や魚など生き物を見たり接したりすることは、大人の私でも心がいやされます。まして子供にとっては初めての体験や感動が持て、親子で触れ合いが持てる場所、子供が夢をはぐくむ場所として敦賀にも絶対必要だと思います。今後の子育て支援の一環として市民の切実な願いでもあります。
 よって、敦賀にもミニ動物園やミニ水族館をつくっていただきたいと思います。市長のお考えをお聞かせください。
 2点目は、安心、安全に暮らせるまちづくりについてでございます。
 国道8号敦賀バイパスの19工区が平成20年に完成するとお聞きしておりますが、19工区完成後、東浦バイパスの整備に着手していただけるのかどうかお尋ねいたします。
 また、敦賀市として国土交通省にどのように要望活動をされているかもあわせてお聞きいたします。
 それから、国道8号白銀─岡山間についてでございますが、この区間は気比中学校へ多数の生徒が自転車などで通学もしております。西側に2メートル足らずの歩道がありますが、いつ事故が起こるか大変不安です。
 また、県道敦賀美浜線の白銀─三島間の整備についてお尋ねいたします。この道路は都市計画道路3・4・14白銀粟野線として、白銀町の交差点を起点とし、JR粟野駅まで都市計画道路として昭和40年代に計画決定されておるとお聞きしております。
 しかし、整備済み区間といたしましては昭和町1、2丁目と野神地係の一部の国道27号バイパスまでの区間であり、あとは未整備であります。
 そこで私は敦賀土木事務所の道路保全課へ出向き、担当者にお会いしてきました。担当者いわく、この道路は都市計画道路であり、敦賀市と協議して進めたいと思っているが、市のほうは現在、学園線に取り組んでいるのでとても手が回らないということで、県としても困っておられました。
 一方、市の担当課の係の話では、あれは県のほうにお願いしており、市では計画を考えておりませんとのことでした。市で整備ができないのであれば、県当局へはっきりと意思を表示し、一日も早く県道として整備してほしいと言うべきだと思います。市長の見解をお聞きします。
 また、白銀─三島間の歩道の整備についてでございますが、この道路は、高校や短大、専門学校へ通学する学生や、役所や会社へ通勤されるサラリーマンなど多くの人が利用しております。今や敦賀市内でも一、二番目に交通量の多い道路となっているのであります。
 特に冬の降雪時期は消雪装置が稼働し、水が勢いよく飛び出し、頭から水浸しになる人たちをよく見かけます。また、この区間は道路照明灯も少なく、自転車の無灯火での走行が目立ち、歩行者にとって大変危険な道路となっております。
 よって、早急にこの間の歩道整備と道路照明灯の整備をしていただきたいと思います。そして、安心して通学や通勤ができ、また、お年寄りが安心して病院などに通院できるよう特段の配慮を県当局に働きかけていただきたいと思います。
 また、国道8号は19工区完成後は県に移管されると聞いておりますが、国が管理しているうちに道路の拡幅や歩道整備の計画をしていただくよう市長から国土交通省のほうへ強力に働きかけていただきたいと思います。
 また、この2路線は敦賀市の中心市街地を貫く大動脈であり、生活道路でもあります。同じ商店街でも本町1、2丁目などの歩道はカラーブロック舗装などたびたび整備されておりますが、この2路線は放置されたままであり、格差は余りにもひどいように思います。市民満足度の上からも、市外から見えられた観光客の人たちにもこの落差の大きさは異様に映るのではないかと私は思います。市長のお考えをお聞きいたします。
 次に、学園線についてでございますが、この路線は現在、朝夕の通勤通学の時間帯に交通量は輻輳し、大変危険な道路となっております。現在、四石橋より敦賀短大側の拡幅工事に着手されておりますが、この道路で一番危険な区間は県道交差点より看護学校までの区間でございます。
 そこで、事業概要についてでございますが、事業期間、全体事業費、財源内訳、現在までの進捗率及び工事費はいかほどかかっておられますか、お尋ねいたします。
 次に、通行量についてお尋ねします。看護学校前の交通量とRCN前の交通量はいかほどですか。また、現在工事中の遊技施設が完成した後の交通量はいかほどになりますか。あわせてお尋ねいたします。
 ところで、遊技施設の中身について、どういうものができるのかお聞きいたします。
 3点目は、JR敦賀港線についてでございます。
 歴史ある港線は、今や、ちまたのうわさでは米原駅に貨物の集約センターが完成した時点で廃線になると、まことしやかにささやかれております。
 そこで私は先日、港駅に出向き、駅長さんにお会いし、うわさの真相を確かめました。駅長さんいわく、港線の廃線は決まってはおりませんが、会社の上層部の考えとしては、今の経営内容では事業を継続していくことは非常に困難であるとのことでした。
 そこで私は駅長に、港線を存続させるため何が必要なのか忌憚のない気持ちをお聞かせくださいと伺いました。すると、今の経営内容では収益8000万円に対し支出は2億円となっており、単年度赤字は1億2000万円となっています。よって、この路線を残すには収支とんとんが最低条件です。また駅長は、私の代で港線がなくなるのは大変寂しいことであり残念なことであると声を詰まらせておりました。
 昨今、地球温暖化が進み、排出ガス規制が世界的に取りざたされている中、やがて我が国においてもトラック輸送の規制が強化され、列車輸送にシフトされる時代が今すぐそこに来ているように思われます。まさに港線の時代が到来するのは近い将来だと私は思います。
 そこで、敦賀市としても廃線を阻止するためにどのような施策が有効であるかJR貨物と協議していただき、存続に努めていただきたいと思います。
 港線は、敦賀の文化であり、歴史の生き証人として今後とも末永くはぐくんでいく必要があると思います。そこで、環境に優しい港として大いにPRをしていただければ、敦賀港は繁栄し、よってJR港線も存続されることでしょう。
 市長、ぜひとも頑張っていただき、ちまたのうわさを払拭していただき、港まち敦賀にかつての繁栄の時代が来ることを私は信じておりますので、よろしくお願いいたします。市長の見解をお聞きいたします。
 4点目は、敦賀市防災行政についてでございます。
 この秋完成予定の敦賀市消防防災館(仮称)のことについてお尋ねいたします。
 指令台を設置されるとお聞きしておりますが、その中は住民基本台帳を取り入れるシステムになっておりますか。また、地図情報はどのようなシステムをお考えでしょうか。まずお尋ねいたします。
 次に、笙の川の治水安全度についてお尋ねいたします。
 先日、市役所4階で二級河川笙の川整備促進協議会の総会が開催され、私も初めてこの総会に出席いたしました。私は河川に関する知識は皆無に等しく、敦賀土木事務所の職員の説明を聞いておりました。そんな中で、笙の川は大変危険な河川であることがその場の雰囲気で感じることができました。
 そこで、私なりに疑問に感じたことをお尋ねいたします。
 まず、河口より木の芽川合流点までの間で一番河川断面が小さい箇所、すなわち流下能力が一番低いところはどこでしょうか。来迎寺橋の下はどれほどの流下能力ですか。100年確率1200立米パーセカンドでの治水安全度ではいかほどですか。また、木の芽川分岐点上流にある農業用水の取水堰堤地点の流下能力及び治水安全度についてもお聞きいたします。それから、木の芽川のJR北陸線鉄橋下での流下能力及び治水安全度はどうなっておりますか、お聞かせください。
 これで私の1回目の質問を終わります。
 何分新人でございますので、わかりやすく誠意ある御回答をよろしくお願いいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、馬渕議員の質問にお答えをしてまいります。
 馬渕議員も見事御当選をされました。お父さんも恐らく天国で喜んでいるのではないかというふうに思っているところであります。
 まず、子供を持つ親という立場の中で、また近くにミニ動物園、水族館を体験されたということで、私も子供のころに、ミニ動物園と言うまでにはなかなか至っていなかったのではないかというふうに思いますし、水族館も確かに水族館でありまして、私どもの時分はたしか10円ぐらいで入れた水族館でありました。小さいころからいつも私にとっても実は遊び場の一つでございまして、よく行ったのを今思い出しております。
 私も、実は議員も行っていただきました足羽山、鯖江の西山公園等、最近はちょっと行っておりませんけれども子供の小さいときには連れていったものですが、そこそこの規模もございますし、ある程度のスペースをとって経営されておるようでございます。
 そうなりますと、敦賀では場所がどこかなということ。今のやはり松原ですと、どうしても動物園というのはにおいの関係もございますので、余り大きなものをやりますとかえって松原のほうなどではまた難しいかなということを考えてみたり、また水族館のほうもやはり全国的に民間のほうで、例えば大阪の南港へ行きますとサントリーの水族館がありましたり、市も絡んでやっているところもあるというふうに存じますけれども、かなりの大規模でやりませんとなかなか採算も難しいということを考えまして、今直ちに昔あったからそこにそういうものをつくろうと思いましても難しいかなというふうに実は思っておるところでございます。また研究をしながら……。
 最近は、本当の動物と触れ合うということで、今も不定期ではありますけれどもミニ動物園をこどもの国で開催させていただいたりしておりますし、動物と触れ合うということは非常に大事だなということも思っております。今、特に各家庭ではペットブームといいますか、犬を飼っていたり猫を飼っていたりいろんなものを飼っているということで、家の中でもかなりそういう動物愛護等々についても行われておるようでございます。
 そうなると、行政という中で、今の状況の中でどのようなものをつくるかというのは、本当によほど研究もしないと難しいかなというふうに思っておりまして、また研究させていただきたい、このように思っております。
 直ちにそれを設置しようとなりますと、また難しい点があるということも御理解をいただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、安心、安全に暮らせるまちづくりの中で、いろいろと道路行政についてもお触れをいただきました。
 まず、その1点目の東浦バイパスの着手でございます。私どもも毎年実は県知事の重要要望事項ということで要望活動をさせていただいております。また国土交通省に対しましても敦賀バイパス道路建設促進期成同盟会というのがございます。また、福井県国道連絡会というのもございまして、敦賀市という立場の中で毎年要望活動を行っております。
 そこで、国土交通省へどのような要望活動を行っているかということでありますけれども、まず今19工区の完成を目指して運動しており、20年春に国道8号バイパス全線完成するというふうに思いますけれども、その後はやはり東浦バイパスであるというふうに位置づけをいたしまして、国土交通省に対してはより強く要望、提言を行ってまいりたい、このように思っておるところでございます。
 東浦地区民の皆さん方にとりましても非常にあそこのバイパスは重要な課題でありますし、また降雪時、事故時など高速道路にいろんなトラブルがあったときの迂回的な役割を果たしておりますので、非常に大渋滞を来すというそういうことを考えますと、やはり一日も早い東浦バイパスの完成は私どもも望んでおるところでございます。
 次に、国道8号の白銀岡山線等の国道も含めての県道整備でございますが、特に駅前の白銀商店街、そして本町1、2丁目の商店街の歩道整備、これはいいものができておるわけで、御指摘のとおりでございます。
 ところが、白銀交差点から萬象のほうに入る国道、本当にきゅっと曲がっておりまして非常に狭隘なことはだれが見ても一目瞭然でありまして、何とかこの国道が県道なりに払い下げになる前に整備をしてほしいなということで、これも国等にも実は要望をいたしておるところでございまして、できれば8号の本町の商店街、2丁目商店街に真っ直ぐいい道がつながっていくことが理想だというふうに私どもも感じておりまして、ぜひ格下げになる前に整備をしてほしい。
 今現在は、御承知のとおり東洋紡さんの前あたりは通学路ということもありまして、道路、歩道整備もかなり進んでまいりましたが、あの区間、家が建っておるという関係で恐らく立ち退きの話が必ず出るわけでありまして、そうなりますと事業を直ちに進捗するというのが極めて難しいところもございますけれども、やはり国として誠意をもって対応していただきたい、このように思っておるところでございます。
 また、白銀交差点から三島橋までの県道であります。これも非常に歩道が狭い。これもだれが見ても一目瞭然のところでございまして、非常に格差が生じていることも事実であります。私どもも県道として、県の立場の中で整備をしていただきますように、今後とも道路管理者であります県に強く要望してまいりたい、このように思っておるところであります。
 また、港線のことにつきましても議員のほうからいろいろお話をいただきました。あの港線につきましては、やはりかつては欧亜国際連絡列車というものが新橋から走ってきて敦賀港駅、そして港駅から船に乗ってウラジオストク、ウラジオストクからモスクワ、パリというふうに当時の国の要人が行ったり、また人道の港で今いろいろと注目をされておりますけれどもいろんな難民の皆さん方や、また杉原千畝さんの手によって命が助かったユダヤの皆さん方がその逆ルートで入ってきて乗った一つの線路でもあったのではないかというようなことにも思いをはせますと、非常に重要なところかなというふうに思います。
 私も何とかあそこを残そうということで、今、県のほうでは皆さんも御承知のようにバスの機能と列車の機能を備えたDMVという特殊な乗り物をあそこに何とか走らせて、一つの観光にもつなげることで、港線の活用にもなるのではないかということで希望を持ちながら今、JR関係者とも話をいたしておりますけれども、非常に今の状況では赤字も出ておるということも承知をいたしております。
 ただ、私どものほうでは米原のほうにそういう物流基地が完成すれば、いろいろとコンテナを活用し、また、今出ましたけれども環境に優しい機関として列車を活用する上では、例えば敦賀に入ったいろんなコンテナの荷物を貨物船に載せ、また港線へ載せて、そのまま米原の基地へ運ぶということも十分考えられますから、逆にそういうものが完成すれば港線の活用がふえるのではないかという実は期待もいたしております。そうなりますと、そういうことで荷物も運ぶ、また先ほど言いましたいろんなDMV初め、そういうものを活用してあの線路を生かしていくということも考えられれば、また残せる可能性も十分ありますので、十分に検討して、やはりあの港線というのは歴史あるものでありますので、ぜひ私どもも残していきたい、このように思っておるものでございます。
 そういう観点から、いろいろと先ほど言いましたけれどもJRの関係者の皆さん方とも協議をしながら、また県ともいろいろと協議をしながら利活用を研究してまいりたい、このように思っておるところでございます。
 次に、司令台への住民基本台帳の取り入れ等々の質問でございます。この司令台につきましては現在、建設中でございます消防館の2階のほうに設置をいたします高機能消防指令システムのことというふうに思いますけれども、住民基本台帳情報につきましては、消防救急活動におきまして現場到着までに住所、氏名、また家族構成等を確認いたしまして、現場到着後に直ちに安否の確認と消防救助活動等に専念する必要がございまして、災害に係ります被害の軽減に役立つものというふうに考えられるわけでございます。
 よって、市のほうでは今、市民課、例えば情報管理課、防災・生活安全課、及び消防本部防災指令課で住民基本台帳の住民情報の目的外利用について検討を重ねまして、敦賀市情報公開、また個人情報保護審議会の御意見を伺う方向で今準備を進めておるところでございます。
 また、ひとり暮らしの高齢者の方の要援護者台帳の活用につきましても、地域福祉課等、またその関係課で協議をしながら情報提供の方向で進めてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、地図情報でございますけれども、今回導入予定の地図情報につきましては、司令台及びその発信地表示装置と連動いたしまして、災害場所を迅速に検索して、その結果を地図上に表示するものでありまして、非常に便利なシステムになるところでございます。
 あわせて、要援護者の支援情報につきましても119番の電話等の発信地点、そことマッチングをしていきますと同時に表示ができるシステムでございます。
 GPS等もございますが、携帯電話を発信している場所も直ちにわかるというようなシステムでございまして、やはり1秒を争ういろんな防災、消防活動等ございますので、そういう点では、いち早く情報をキャッチして迅速に現場まで急行できるというような地図情報システムを今考えておるところでございます。
 私のほうからは以上でございまして、また各関係部長のほうから答弁があるというふうに思います。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) それでは、私のほうから学園線の整備状況等々についてお答えをいたします。
 学園線、市道中央沓見線の整備状況につきましては、事業期間として平成14年度から平成22年度までを計画いたしておりまして、全体事業費を15億円、延長ですけれども県道から気比高校の交差点まで1390メートル、計画道路幅ですけれども18メートル。財源でありますけれども、国土交通省道路局所管の地方道路交付金事業により事業を推進しております。現在までの進捗率ですけれども46%、事業費にいたしまして6億9000万円程度投資をいたしております。
 次に交通量ですけれども、平成13年の事業計画時にファミリーマート前で観測した1日当たりの交通量が5300台、事業計画によります学園線の将来交通量は7900台を計画いたしております。
 次に、学園線の近くに現在遊技施設が建設されておりますけれども、それの中身についてはどうだということですけれども、遊技施設につきましては平成19年3月9日付で開発行為の許可がされました。県の開発許可では、予定建築物といたしまして遊技場──パチンコ等でございます。また、ボウリング場、従業員宿舎、貸し店舗で、開発区域の面積は2万1506平米となっております。
 それからもう一つ、笙の川の件ですけれども、河口より木の芽川合流までの間で流下能力が一番低いところはどこかということですけれども、来迎寺橋付近が一番低く、1分間に600トン、600立米でございます。治水安全度につきましては、大体10分の1から30分の1。それから、農業用水の取水堰堤地点での流下能力は450トン毎秒です。治水安全度はおおむね10分の1から30分の1。さらに木の芽川のJR北陸線の鉄橋の下ですけれども、流下能力は130トンでございまして、治水安全度は10分の1。
 以上でございます。

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◯8番(馬渕清和君) ありがとうございました。それでは再質問させていただきます。
 まず1点目ですが、ちょっと紹介させてもらいますと、越前松島水族館は昭和36年5月に小動物園、植物園として開園しております。そして54年にイルカショーの開始、63年にペンギンプールなどをつくっております。そして年々種類もふやし、現在は350種、5000匹、そして集客増に努めております。職員数は、正社員18名、パート7名、25人体制で、年間事業費は3億5000万円、現在は黒字で経営されております。そして、ここではやはり飼育員の動物に対する愛情とお客さんに対する誠意が心から感じられました。
 そして足羽山公園でございますが、オシドリなどのカモ目5種12点や、アネハヅル1種1点、ベニコンゴウインコなどのオウム目17種、そのほか合わせまして鳥類5目27種60点、哺乳類7目11種78点、爬虫類1目1種2点、合計13目39種140点がおりました。そして、園舎はよく管理されておりました。しかし、説明をされる方が不在だったかどうかわかりませんが、お客さんへの対応は十分ではありませんでした。
 鯖江の西山公園も同様、職員は4名、臨時職員2名。レッサーパンダを初め12種56点という動物を飼育しております。ここも足羽山公園同様、園舎はよく整備されておりましたが、お客さんに対する対応の姿はなかったのでちょっと残念に思いましたが、3カ所見学してきまして、やはりお客さんを迎える対応の差が官と民では違い、驚きました。
 敦賀市にこれらの施設をつくっていただけるのなら、ロバとか羊とかヤギとか子供たちに危害を与えない動物。そしてまたミニ水族館としては、カメやカエルのほか敦賀近海でとれるタイやタコなどの魚介類などを紹介してはいかがでしょうか。
 大きなものをつくるのではなく、小さいものでいいと思います。そして、年に一度だけこどもの国で開催されています移動動物園、これも私行ったことがありますが、やはり当日、子供が体調を悪くしたり親の都合で行けないときもあります。そのようなことを考えると、やはり常設館として今後建設していただきたいと思います。
 そしてまた、金ケ崎緑地につきましても、JRのOBの方などに協力をいただいてミニSLを走らせたり、短いコースのカートなども走らせてはいかがかなと思っております。大人から子供まで楽しめる場所になればいいのではないかと思います。
 本市の財政状況も年々厳しくなっているのはわかりますが、これらの施設には、まず先ほども言いましたが敦賀周辺に生息する動物や近郊の魚介類などを展示し、運営も協力団体やボランティアで募り、なるべく安価で維持管理費をかけないようにしていったらどうかなと思います。この件についてもお尋ねいたします。
 続いて、東浦バイパスですが、20年の19工区完成後、21年からでも設計協議に入っていただけるものと期待しておりましたが、先日、国土交通省の福井河川国道事務所に行ってきました。工務第2課長と技術審査係に面接してきましたが、敦賀市や東浦の方から強い要望があるということは言っておりました。しかし、現場サイドには今後の着手予定などは指示されておりませんということでした。また、上の段階で話は進められると思っておりますがということも言っておられました。しかし、現場の担当課長のところにまだ話が行っていないということは、東浦バイパスについてはまだまだ先ではないかと思った次第であります。
 そして、市長、27号のバイパス、旗護山トンネルから美浜町までの4車線化を要望されておりますが、ここで大事なのは、旗護山トンネルを利用されているのは敦賀以西の美浜町や小浜の方であるということです。すなわち市外の方です。国道8号は北陸の大動脈でありますし、東浦の地区民の生活の道路でもあります。そして私は、旗護山バイパス4車線化よりも東浦バイパスの建設に向け、地元市長として強力に働きかけていってほしいと思います。
 今や財政難は国も地方も同じで、よってバイパス工事も一朝一夕には進まないことは私も十分理解できます。私は、できることからしていただきたいと思います。例えば、危険箇所への電光掲示板の新設や速度制限の規制標識の新設、それが終わった段階で集落内の歩道だけでも新設していただき、幼児やお年寄りが安全に生活できるように道路整備をしていただきたいと思います。それが市街地と東浦地区の格差是正につながると思います。
 そして、市街地の国道8号と県道敦賀美浜線ですが、観光客が敦賀の駅におりまして白銀交差点まで行きましたところ、どのような感じを受けますでしょうか。確かに商店街とそうでないところに差が生じるのは当然かもしれません。でも、カラー舗装してほしいとかアーケードを新設してほしいとか言っているのではありません。市民が安全に暮らせるように歩道を新設していただきたいと思います。
 国道8号は国の管理であり、県道敦賀美浜線は県管理ということは私も十分理解しております。しかし、ここに生活しておられる市民にとっては管理はどこであろうと関係ないことだと思います。我が国の道路行政は、住宅が少なく歩行者がいないところほどよく整備されており、住宅が立て込んでいるところほど歩道が少ないのが特徴と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、そこに住んでいる市民にとっては、いつまでこんな状態が続くのだろうと気持ちもなえてくると思います。
 よって、早急に歩道整備していただければありがたいのですが、そうもいかないと思います。道路改良の着工の時期だけでも明示していただければ、住民の方も少しは期待を持てるのではないでしょうか。
 それから、三島橋から農協間の歩道は整備されておりますが、私に視覚障害者の友人がおります。先日その友人と話をする機会がありまして、悩みを打ち明けられました。橋から農協の間には点字誘導ブロックがないために歩道にはみ出たり何度か危険に遭ったと言っておりました。この程度の工事は大した予算もかからないと思いますので、早急に点字誘導ブロックを取りつけていただくように県に働きかけていただきたいと思います。
 そして、県道から四石橋の間は大変交通量が多くなっております。遊技施設ができれば間違いなく交通量がふえると考えられます。通学路でもあり、安全対策には万全を期していただきたいと思います。
 それと3点目ですが、市長が述べられましたDMVもいいと思います。しかし、本来の貿易の拡大の一助として南埠頭まで直接貨車を乗り入れて船から直接積み込み、輸送のコストの縮減やスピードアップを図ることができれば、やはり港も活性化し、利用促進にもつながると思います。その点も再度お聞かせください。
 それと防災館でございますが、私は先日、天筒浄化センターにあります上下水道課に行ってまいりました。そこには水道の情報を中心にインプットされた地図システムが置いてありました。
 ちょっと例をいいますと、どこの路線に何ミリの太さの管が道路のどの位置にどんな深さで入っているのかとか、ビニール管とか鋼管とか石綿管、管の種類も詳しく表示されていました。また、水をとめる弁を仕切り弁というそうですが、それらの位置も画面に出ていました。何よりも消防署と深い関係の消火栓の位置や単口消火栓や双口消火栓なども区別されておりました。そして、水道管が漏れているときには水をとめますから、当然、消火栓が使えませんので、そのときでも画面は近辺で使用できる消火栓の位置が表示されていました。これは大変いいシステムだなと思いましたので、この情報が消防にも使えたらいいなと私は思いました。その点もまたお聞かせください。
 最後になりましたが、今の笙の川ですが、やはり非常に治水安全度の低い危険な場所があることがよく理解できました。敦賀市として、これらの情報を簡単なポンチ絵などを使って住民に知らしめることがやはり行政としての責務でないかと思います。
 以上で質問を終わらせていただきます。誠意ある御回答をよろしくお願いいたします。

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◯市長(河瀬一治君) まず、ミニ動物園、ミニ水族館の建設ということで、ぜひつくってほしいということで、いろんなところも調査をされてこられたようでございます。
 先ほど言いましたように、今直ちには難しゅうございますけれども、やはりその管理のあり方、今、ボランティアなりいろんな施設の管理方法というのがございますし、それも含めて場所的な問題もございますので、将来的に本当にやれるかということを含めて研究をさせていただきたい、このように思っております。
 次に、道路関係で特に東浦バイパスのお話が出ました。4車線化も大事でありますし、美浜町とのつながりでありましょうとどこでありましょうと、道路というのはどこでも大事であります。そういう点で4車線化も、これは現実に着手されようとされておりますので、当然必要な道路として進めてまいりますが、東浦バイパスにつきましても、やはりこれは政治的ないろんな判断もあるというふうに存じます。当然、国土交通省が動く話でありますので、当然これからも国会議員の先生方等にお願いをしながら、やはり一日も早い着手に向けて私どもも頑張ってまいります。
 また、その点で今大変危険なところもあることも事実であります。非常に事故も多いというのがあの道路の特徴であります。カーブが非常に多いという観点で、そのカーブを少しでも和らげよう、また安全施設を充実しようということでは、できるところからやっていくのは当然でありますので、このことにつきましてはぜひ今後とも、現に今もそういう形で動いておりますけれども、引き続きまして努力してまいりたいなというふうに思っております。
 それと、非常に狭い場所に家のあるところの歩道が狭いということはある程度いたし方ないわけであります。そこに住んでいらっしゃる家があるんです。その家を直ちにのけて歩道をどんどん広げるということもなかなかこれは難しいものです。広いところというのは家が建っておらず、田んぼ等があってある程度広い道路がつけられるからつくりやすいということで、日本は狭い領土でありますので、狭い国のある程度いたし方ない部分だということも御理解をいただきたい。また、家をのけようと思いますと、移転先でありますとか補償でありますとか莫大な実はお金もかかるわけでありますので、そういう点もある程度の御理解をいただきたい。
 本当はちょっとでも安全な広い歩道をとってあげたいんですが、なかなか難しい点もございます。特に点字のお話も出ましたので、このことにつきましては直ちにまた県のほうにも、障害者の方にも歩きやすい歩道ということで要望してまいりたい、このように思っております。
 それと、消防のシステムでありますけれども、いろんな情報が入っておりませんと減災にはつながりませんし、防災という観点からも難しゅうございます。そういういろんな情報がそこにあって一目瞭然、災害があった、ここの消火栓は使えない、使えるということもわかりませんと、いざ火を消しにいくのに水の出ない消火栓のところへ行っても、つながっても出ないということでありますから、そういう情報はやはりしっかりと一つのシステムで一元的に管理し、それを運用することによって減災、またいち早い対応ができるというふうに思っております。
 また、そこの家にはどなたが住んでいらして、こういうお年寄りの方もいらっしゃるよということになれば、いろいろ対応も変わってまいりますので、そういう意味で、的確に迅速に救出ができるような形の情報システムというものをしっかりと構築ができるように、これからも進めてまいりたい、努力してまいりたいと思っております。
 もう1点、鞠山南のターミナルへの鉄道の乗り入れということで、そこで直接コンテナに積みかえてそれを移動するということも、これは今議員のほうからもありましたように、地球温暖化防止のため大変大きな役割を果たす一つでありますし、今大体の埋め立てが19年度中には完成いたします。そしてまた、運営のいろんなシステムづくりも行っておりますので、そういうものも可能か。また、これはいろいろ関係機関と相談をしなくてはならんところでございますけれども、これもやはり港の活用と、また港線の利活用という部分で必ず入ってまいりますので、これも含めていろいろと研究をさせていただきたいというふうに思います。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) それでは、私のほうから先ほど議員御指摘がございました学園線の県道の交差点から四石橋まで、特に交通量が多いということでございますけれども、我々今回この計画をいたしましたときに、この部分につきましては櫛川のほうへ行きます原電の社宅前の交通量についても十分把握をしております。そういう意味で、事業開始と同時にあの箇所の工事を先にということで事業を進めてまいっておりますけれども、何分、先ほど市長からもお話がございましたように用地、物件等がございまして、ただいまこの物件と用地につきまして地元の方とお話をしている最中でございますので、その辺を御理解願いたいと思います。
 それから、笙の川の情報につきましては、危険河川ということで県からの指定も受けましたので、RCN等で情報を提供するような形で現在検討を進めておりますので、御理解を願いたいと思います。
 以上でございます。

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◯8番(馬渕清和君) それでは、子供と触れ合う施策は私のライフワークとして今後取り組んでいきますので、要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。

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◯副議長(木下章君) 次に、前川和治君。
  〔5番 前川和治君登壇〕

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◯5番(前川和治君) 皆様、こんにちは。愛敦会の前川和治でございます。
 観光と農業のソフト面を中心に2点、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 まず1点目は、港周辺の観光戦略と人道の港展の移転についてでございます。
 敦賀市は、嶺南全域と北陸の玄関口として日本海の景観、港、味覚、歴史など観光資源は豊富であり、人を呼び込む観光ポテンシャルが高いことはだれもが認めるところです。それを今後どのように関西、中京方面などへ観光集客のためにアピールするか。JR直流化後、長期的に考えなければならない重要な課題です。
 第5次総合計画策定の際に実施された市民アンケート調査を見ますと、友人や知人が敦賀市を訪れた場合、観光案内で紹介したいと思う場所として気比の松原や気比神宮、金ケ崎緑地といったところが上位に上がっております。また、今後観光場所としての魅力を高めていければ積極的に紹介したい場所としては、金ケ崎緑地周辺が最も友人、知人に紹介したい場所として回答結果が出てきております。このアンケート結果を見ても、金ケ崎緑地周辺は観光資源としてのポテンシャルの高さと地元で楽しめる場所として、また憩いの場所としての期待感がうかがえます。
 この金ケ崎緑地周辺には現在、赤レンガ倉庫、大和田別荘建物、旧駅舎建物、きらめきみなと館とホールがあります。この中で常時使用されている建物は、旧駅舎建物の人道の港の展示ただ一つだけで、あとの建物は常時使用されていないのが現状です。市民の目から見ても活用されていない、そういった建物は非常にもったいないというのが本音ではないでしょうか。
 今回の市長の市政に対する所信をお伺いしましたところ、人道の港事業については今年度内に金ケ崎緑地の大和田別荘に常設展示をするということでした。この人道の港展は、来場者のアンケートを見ましても非常に人気がある展示だと実感いたしております。また、歴史の背景から見ても杉原千畝はすばらしい人物だと思います。奥深い友情や人道をテーマにすることができ、敦賀港のコンセプトを人道の港という位置づけにすることも可能です。ここから観光発信、教育、歴史、文化の発信をすることもできるのだと考えます。
 さらには、敦賀市内、滋賀北部の小中学生が人道の港を通じて道徳心や歴史、文化を学ぶ場所としてもいい教材になると考えます。教材にするのであれば、展示内容の幅を持たせると同時に、実際にあった出来事の説明文や、また命のビザの説明の展示や映像VTRを流すなどさまざまな取り組みができると考えます。
 そこで、今回の大和田別荘の常設展示ですが、建物の規模として大和田別荘は75.35坪、旧敦賀駅舎は67.26坪と、その違いは約8坪程度です。さほど建物の規模、また展示スペースは変わりません。設備面では空調とトイレ、バリアフリーといったところはありますけれども、移動にかかる費用負担は市民の税金です。
 このことを踏まえた上で5点のことを質問いたします。
 まず1点目、旧駅舎から大和田別荘に移動する費用は幾らかかりますか。
 2点目は、この費用対効果をどのようにお考えなのでしょうか。
 3点目は、移動した後、旧駅舎はどのように使っていくおつもりでしょうか。
 4点目、人道の港展に関して、今後展示規模を拡大していくのかどうか。
 5点目は、拡大展示していくのでありましたら、広いスペースのあるきらめきみなと館や赤レンガ倉庫への移動もあると思いますが、今後、港周辺の観光の取り組み方など、すべてあわせまして市長としての御見解をお伺いいたします。
 次に、農業振興と遊休田の活用策について質問いたします。
 私は、5年前から地元の沓見にて田んぼを5反つくっております。田んぼ、また米づくりにかかわることで自然の厳しさ、楽しさ、収穫の喜びを実感しております。
 地元の農作物を地元で食べる、ごくこの自然なことが今ではとても難しくなってきております。地産地消は、地域でとれたものをその地域の中で消費しようということですけれども、理念はわかりやすく、具体的な実践方法が今後の課題となってきます。
 実践するためには、農地と人手が必要となってきます。人手の部分では現在、農業に就農されている方が少なくなってきております。そのことからか、私のつくっている田んぼの周りでも遊休田が増加している傾向にありますが、農業にかかわっている方の高齢化と、また、次の農業の担い手の世代がいないというのが一番の大きな問題となっているのではないでしょうか。
 平成17年までに、この敦賀市の農家戸数は10年間で1643戸から1309戸に334戸減りました。農家人口は7161人から6053人に10年間で1108人が減ってきており、15%の減少率となっています。
 こうした傾向はますます今後加速していくことが切実に案じられますが、このことを踏まえた上で、今後の農業の現状はどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか。また、どのように対応されようとしていますでしょうか。
 以上を一般質問とさせていただき、御回答によりましては再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、前川議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、港周辺の観光戦略ということで、特に人道の港と位置づけ、その関連の質問でありまして、非常に人道の港のことにつきましてはテレビ等でも番組もつくられましたし、またいろんな皆さん方に本当に関心を持っていただいておりまして、今の展示につきましても延長、延長ということで大変ありがたいなというふうに実は思っております。
 アンケートの中でも非常に皆さん方に大きな関心を持っていただいておりますし、来ていただいた方も大変よかったということで、私どももあそこを充実、また発展をさせたいなという気持ちでいっぱいでございます。
 私も、実は八百津町のほうに行ってまいりまして町長さんとお話をいたしました。そこで町長さんにそっと、箱に入った本物のビザを見せていただいて、やはり本物というのは見ただけで何か物語ってくれるようなそのような重みがあったものですから、私も記者会見で、何とかひとつ本物を欲しいなというようなこともついつい言ってしまったんですけれども、今ちょっといろんなことで調査を実はしておるところでございます。
 そこで、今、施設的には旧港駅舎のところでやっておるんですけれども、これを大和田別荘に移転する場合にはどうだということでありますが、駅舎は御承知のように空調がなく、トイレなどのバリアフリー化も不十分なわけでありまして、何とかやはりいろんな人に見ていただこうと思いますとそういう整備が必要です。それをざっと計算しますと大体2000万円ぐらい実はかかるんですね。そうなりますと、大和田別荘のほうはそれがついておりますので、それを考えますと、移転ですから現場に今現在あるものをただ運ぶだけですので、そう大した費用はかからないのではないかというふうに思いますが、やはり今議員からも御指摘をいただきましたように、その展示であります。特にDVDなんかを活用して、例えばよく行くとあるんですけれども大きな画面もありますし、ちょっとスイッチを押すとそういう情報が見れるというものを整備しよう等々を考えていきますと、やはりまたそこそこの予算はかかるわけでありまして、私どももやはりそういう展示、また、もしレプリカのそういういろんないいものがありましたら、それをつくってみたい。それと展示資料もありますし、そうなりますと展示ケースも必要でございますし、照明、映像、いろんなところで設備投資はしなくてはならんというふうに思っておるんですけれども、今、協議会を設立しまして、協議会の皆さん方のいろんな御意見をまとめて、そしてそれを具体化していきたいなというふうに実は思っておるところでございます。
 そこで、費用対効果でございますけれども、そこに幾ら投資をした場合ということであります。これもいろいろ研究はしなくてはなりませんが、先ほど言いましたようないろんなことを総合的に勘案して、要するにより少ない投資でより大きな効果が出るというのが一番いいに決まっておるんですが、非常にいろんな資料収集の中でもまだちょっと未知数の部分もございまして、金銭的にはどれだけの予算をということが少しはじけないところもございますけれども、やはりせっかく展示するには見ていただいた人の心の感動といいますか、そういうものがある。だから私は本物のビザを見たときに、やはり感動しました。自分自身の感動ですね。これがその当時、六十数年前にこれを握って敦賀の港へ上陸をしたなというその思いが伝わりますので、そういうものがあったらいいなという思い。
 じゃもし仮に協力を得られるとなった場合どうなるんだということになりますと試算も難しい。また、そこまでしなくてもいいのではないかという御意見。そういうものを協議会の中で十分議論していただいて、予算等もまたこれから決めていきたい。
 本来ですと、この6月にある程度予算も上げれるとよかったんですけれども、そういうものがあったものですから9月の補正で何とかそういう予算をある程度はっきりして上げてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 費用対効果につきましては、今、教育のお話も出ました。やはり人道の港の中であっても人を思う気持ち、そういうものを、例えばそこから子供たちに感じてもらえれば、ある程度の効果が上がってくるわけでありますので、一概にこれだけそこに投資をして、じゃ効果はどのように出ますかといったときに、恐らくそろばんではじけない部分も出てくるというふうに思いますし、逆にいえば、そろばんではじけない部分の効果があらわれるような展示にするほうが私は本当の値打ちがあるのかなというふうに感じております。
 しっかりと協議会の御意見を聞いて、しっかりしたものにしていきたいなというふうに思っております。
 そこで、じゃ移設後に旧港駅舎はどうするんだということでございますけれども、今、みなと観光交流促進計画がございますけれども、それに基づきまして私ども国際的な歴史ロマンあふれる港まちづくりということをやっておりますが、その基本方針に沿った活用方策といたしまして、例えば鉄道と港ということでのかかわりもございますので、そういうものの港駅舎ですから、本来ですとそういう展示もできるというふうに思います。そういう意味での敦賀の歴史をPRする場所として活用を、これも敦賀港みなと観光交流促進協議会、この中でもそういうことも審議していただきますので、そういう御意見を聞きながら検討していきたいなというふうに思っております。
 それと、展示規模の拡大であります。私どもも旧大和田別荘のところにと思っておりますけれども、また将来的に、いろんな資料というのはこれからも収集ができるかもしれませんから、これで終わりじゃなくて、例えばレンガ倉庫もどういうふうに活用しようかということも出ておりますので、やはりあの場所では狭いなと。今議員からもありましたように、本当に規模は大して変わらないんですよね。ただ、バリアフリーとか先ほど言いましたようにいろんな空調の関係もございまして大和田別荘にと思っておりますけれども、やはりもっと充実、発展をさせようと思ったとき、赤レンガ倉庫の活用方法ともあわせて、また将来はそういうこともあり得るのではないかなと。要するに、もっと立派な展示にしようとなったとき、また、赤レンガをどのように利用していくかといったときに話がうまくリンクしてくることもあり得るため、移転ということも視野には置いておきたいなというふうに思っております。
 いろんなことで、これは私どもしっかりと人道の港敦賀というものを世界に発信できるものにしたいなというふうに実は思っておりまして、これはまたマスメディアの皆さん方にもお力をいただいて、いい形で発信ができるように努力をしていきたい、このように思っております。
 次に、農業振興ということで、議員みずからも田んぼをされておるということで、議員がやっておられると若い人も取り組んでおるなということで非常に心強いんですけれども、基本的には今どうしても後継者の方も少なくなっております。
 私ども敦賀市の農家を見ますと、0.5ヘクタール未満の農家の方が本当にたくさんいらっしゃいまして、これが約6割いらっしゃいます。それと、第2種兼業農家の方が9割でございまして、ほとんどが小規模で農業依存率の低い農家がほとんどを占めておるわけでございますし、その中での高齢化、後継者不足。
 また、せっかくつくった田んぼやら農作物をイノシシ初めいろんなものに荒らされて、生産意欲がなくなる。私ども今一生懸命そういう防止策にも努めておるんですけれども、そういうのが原因になって遊休農地が非常にふえておることは事実であります。
 田んぼといいますのは、やはり荒らしておくのではなくて、しっかり整備することによって水源涵養が保たれ水がしっかり蓄えられる。そうなりますと、防災とかいろんなものにも役に立つということで非常に多面的な機能を持っておるものでありますので、そういうものがどんどん減っていくということは非常に、やはり環境問題を考えても不安なところがあります。
 そこで、今私どもは農地・水・環境保全向上対策でありますとか、中山間地の直接支払交付金などを活用して、何とか農業の皆さん方がやるぞという気持ちになっていただくようないろんな政策等も取り組んでおるところでありますし、また花の里づくりの推進事業、また産地づくり交付金というものを活用した景観作物の作付等々の推進も行っております。
 それと、私もいつも言っておるんですけれども、一度やってみたい、田んぼづくりをしたことないと。要するにマイ田んぼですね。特に都市部に住んでいらっしゃる方があいているところを利用して1年間自分で田んぼをして、その米を自分で食するといいますか、自分のつくった米でというような体験農園というものも開いていくことによって遊休農地を少しでも減らせるのではないかということで、また農家の皆さん方と御相談をして取り組んでまいりたいなというふうに思っております。
 今後とも、いろいろと農業関係の皆さん方としっかりと話し合いをしながら努力をしていきたいなというふうに思っておる次第でございます。
 私のほうからは以上であります。

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◯5番(前川和治君) 市長の今おっしゃられたマイ田んぼとか農業に関することは、そのとおりやっていただけたらなと。とても遊休田の活用になるかなと思っております。
 あともう一つ、例えば今、市民農園も敦賀にありますけれども、それをもっともっと大きくしようという支援も必要ではないかと思います。
 農業に関していいましたら、市町村自治体の農業政策には限界があるとはいえ、今後さまざまな工夫が可能なはずです。農業、農地は私たちの食を支えるというばかりでなくて、世界的にも食料危機が心配されている中、私たちの将来の次の世代の食を支えるかけがえのない、また、幾ら強調しても強調し過ぎることのない、とても大切なものだと思っています。
 今やれることをしっかりやっていかなければ、今後そういった将来発展する可能性のある取り組みもだんだん減ってきますので、今のうちからやれることはやりましょうということで、例えば、先ほど言いましたけれども市民農園は農家に収入をもたらす可能性があると思います。市内に今あります市民農園は現在7カ所で、1区画3000円にて今貸し出しております。現在は253区画あるわけですから、農家の収入は単純計算で3000円掛ける253カ所で75万9000円となります。
 市民農園に関しては、今後高齢化社会の進行や、また社会的価値観の変化などにより急速に普及していく可能性があります。実際、最近は市内の各所において市民が野菜づくりにかかわっている姿を多く目にすることができるようになってまいりました。だから、この市民を対象に野菜づくりの講座を積極的に開催するなど、その傾向をさらに加速して、また、さらに高めていくことができるのだと私は考えます。
 そういう遊休田を活用するということは、厳しい環境にある農家の助けにもなると思いますし、また市民には土に親しみ、つくる喜び、また子供の教育、自家製の新鮮で安全な収穫物の栽培、さらには仲間づくりのコミュニティー機能、高齢者の予防医学的な側面もこういった農業にはあると思います。
 例えばドイツの例なんですけれども、都市計画の中でまちづくりの中に市民農園の計画を入れていくといった試みがあるんですけれども、その中に7世帯に1世帯は市民農園が借りられるといった、そういった市民農園の数もドイツでは用意されて、まちづくりの計画に入れているという都市もあります。
 また、そういった例は日本ではほとんどありませんので、たとえ30坪でも40坪でも農業をやってみたいという方がたくさんおられると思いますので、生活の中にそういった農業を取り入れていって、身近に今農業というものをすることが市民農園の役割の一端を担うのではないかと思います。
 それについて、今後、市民農園の数をふやすことをお考えなのかどうか。そういったことを再質問させていただきます。
 それと、観光についてなんですけれども、今の旧駅舎は空調などをつければ2000万円ということでお聞きしました。今度は移す費用に関して先ほど質問しましたけれども、それは実際にちょっと金額が出てなかったんですが、そういったことをもう一度お聞きします。
 やはりそういった費用対効果を考えた上で移すとなれば、税金をかけるというのもよく理解できるんですけれども、今の段階で費用対効果もわからない、そして今お聞きすればわかると思うんですが幾ら移動費がかかるかというのを聞いた上で、もう一度再々質問をさせていただきたいと思います。
 よろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) まず農業のほうからまいります。現在、議員から御指摘ございましたように253区画ありまして、今利用されておるのは実は182区画でございます。少し残っておる状況でありますので、今直ちにふやすということは考えておりませんし、もっとやはりPRをせないかんなということを思っておりますので、今後ホームページ、またいろんなところを通じて宣伝をしてまいる。
 それと、遊敦塾の中にもちょっと取り入れておりますが、先ほど言いましたマイ田んぼということで都市部の皆さん方に田んぼの経験、それとまた団塊の世代の皆さん方がどんどん出てまいります。今まで会社にお勤めで一切そういうことはしたことない。少し時間もできてきた。じゃ自分たちでそういう農業もやろうという皆さん方がまたそういうところに入ってこれるようなシステムも少しつくって、そういうことで公募をしながら、またこの区画をふやしていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
 また、確かに農業、土に触れるというのは非常にいいことですし、ドイツは都市計画にという例もありますけれども、まだまだそこまでは行きませんが、やはり土地をしっかり有効に活用することによって環境保全もありましょうし、またいろんな諸問題が解決できるというふうに私も思っている一人でありますので、そういう形でいろいろと取り組んでまいりたいなというふうに思います。
 大和田別荘へ移す移転費用でありますけれども、ちょっと部長のほうから細かいお話はあるかもしれませんが、費用的には、引っ越しの何々に聞くとわかると思うんですけれども、そう移す分には大したお金はかからんと思います。
 今の場所で空調やいろんな設備をして、例えばいろんな先ほど言いました映像資料などをやった場合を考えると、やはり少し広目のあっちのほうがいいのかなと。また、先ほど言いました港駅舎ですから、鉄道と港というものでまた一つ展示もあれば、来たお客さんにはこちらもあちらも2つ楽しんでいただける。また、それを発展させて将来赤レンガにということも考えてまいりますので、費用対効果については、また部長のほうからも答弁あると思います。

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◯産業経済部長(木村学君) 移転についての費用対効果というようなことでございます。
 今現在ありますものをそのまま移転するのであれば、金額的には100万円以下で十分いけるというように思いますけれども、先ほどから話の出ておりますようにトイレのバリアフリー、空調等のことを考えますと、やはり今のところで整備すると2000万かかるということでございますので、大和田別荘のほうへ持っていきたいということでございます。また今現在、もっとほかにいろんな資料がないかということで調査をさせていただいております。この調査の中で出てきたものをあわせて展示をしようというふうなことも考えております。
 同じようなところで同じような規模で展示をするということで、いろいろ探してみまして、福井市内においても同じような規模で展示をしているようなところもあるわけなんですが、パネルだけでの展示ということで、そこの金額等をお聞きいたしますと展示に要する費用だけで数千万かかっているというようなことも聞いております。
 ただ、あそこの大和田別荘のほうで展示を行う場合に、その規模はどの程度がいいのか、また、どういう形でそれを展示するのか。今後新しいものが出てくれば、それを追加するような場所もつくっておくのか。そういったことでいろんなことを考えながら協議をこれから進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

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◯5番(前川和治君) 今の移設に関しては100万円ということでしたけれども、今後やはりあの辺一帯のグランドデザインというのが必要になると思うんです。それがあった上での移設というなら話はまだわかりますけれども、費用対効果もまだ具体的には出てない。
 トイレとバリアフリーについて、今の旧港駅舎にはバリアフリーにはなっていないですけれどもトイレはあります。今の大和田別荘の2階に展示するのでしたら階段ということで、バリアフリーにはなっていないです。それでしたら、今の駅舎の1階部分では、人道の港展はやっていませんから、そこに人道の港展をおろしてくる。そういう試みもできるのではないかと思います。
 ひとえに移動が100万円、また空調が2000万円といいますけれども、市民の皆さんの税金ですから、とても大きなお金になると思うんです。ですから長期的な港全般の将来像を見たときに、今移設して本当にいいのかどうか。そこら辺をもう一度、将来を見た上で考えないといけない時期だと思っております。
 それと農業についてはマイ田んぼということで、私5年前から大阪と岐阜の友人関係の5世帯ずつで既にうちの田んぼで実施しておりますし、またそういった県外の方がやはり田んぼにかかわると、すごく楽しんでやっていただき、草刈りなんか、あと水の見方なんかも、うちのおばあちゃんに学んで一緒に勉強しているというところです。
 また、そういった県外の方が一緒にするということで、近所の方々にも教えてもらったり、また自分も田んぼをやっていこうかなという気持ちになります。
 ですからマイ田んぼ政策、ぜひどんどん遊敦塾、また市のホームページなどでPRしていただき、今後広めていただけたらなと思っております。
 農業に関しては、今後またPRしていただけるように、よろしくお願いいたします。

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◯市長(河瀬一治君) 議員のお考えは、今の場所でやったほうがいいんじゃないかということ。ただ、そうなりますとバリアフリーのトイレとか空調もありませんとできませんから。そうすると2000万円からお金かかってしまうということもありますし、私どもの思いですと、やはりある程度全体を見たときの、もちろんグランドデザイン的には緑地公園として多くの人が集い、そして赤レンガもあり、歴史もある。
 それとあそこに、ある議員さんの提案もありますけれども、桜ロードをつくって、これもライオンズクラブの皆さん方も賛同して、その先に人道の展示があるといろんな面で効果があるかなと。あそこが一体となって、金ケ崎も近いですとか、いろんな人があそこを散策する意味で、今の場所がいいのかな。
 それと、展示というのは先ほど言いましたように、やり方によってはパネルをちょっとしたり照明するだけでお金もかかる。なるべくそういうものを控えた形で展示を行って、将来的にはまた発展もさせたい。これは先ほど言いましたように、レンガ倉庫をいかに活用しようかという部分にも触れてきますので、今、余り多くのお金をかけたくないという本音の部分も実はあります。
 そういうようなことを考えあわせていくと、今の港駅舎のほうは港駅としての展示も残しながら、案内所的な、ちょうど入り口的な要素もありますので、それも兼ねていく。そしてまた、奥には桜ロードも建設し、その先にも人道の港展、その横に赤レンガ倉庫もあるということで、そういうような全体的なデザインを描く中であれば、やはり大和田別荘のほうが費用も少なくて済むし、いい場所ではないかなというふうに思っております。
 基本的には、協議会の皆さん方と十分協議をして決めていきたいと思っております。

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◯副議長(木下章君) 次に、籠一郎君。
  〔15番 籠一郎君登壇〕

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◯15番(籠一郎君) 議場の皆さん、傍聴の皆様、こんにちは。御苦労さまです。私が市政会の籠一郎です。
 さきの統一地方選挙で市民の皆様に多くの御支援をいただき、再びこの議場で市議会議員として仕事をすべく、不肖私、籠も再び本市議会の末席をちょうだいいたしました。今後とも御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。
 今回は、改選後の初めての質問になりますので、気合いを入れて臨みますので、しばし時間をいただき、おつき合いください。
 市民が主役、市民最優先、目線はいつも市民と同じ、よみがえれ敦賀を掲げて当市議会に参加させていただき、今回もTQC手法により、市民が主役のまちづくりと題して、建築士としての経験より発言通告書に沿って入らせていただきます。誠意ある回答をよろしくお願いします。
 テーマを景観まちづくりの取り組みと題して、現有の2カ所にスポットを当て、次の順序に沿って身近なところから入っていきます。
 まず1項目めは、柴田氏庭園です。2項目めは、赤レンガ倉庫です。以上2項目についてお伺いします。
 前置きとして、景観法が施行され2年が経過しましたね。景観法の成立以来、既に多くの自治体が景観団体となって地域内の景観形成を意識して、既に何らかの行動を開始しているところも少なくないです。したがって私たち建築士は、地域の人々とともに地域の景観や風景について一緒に考えてみるところから始めなければなりません。
 しかし、これまで私たち建築士は、まちづくりに取り組んできた一部の人を除けば、建築物をデザインするという大きな力を持っていながら、町並みや集落の景観を整えようとする意識は薄かったと思います。もちろん景観の破壊は建築士だけの責任ではなく、土木技術者も都市計画者もそうであります。技術者を指導してきた行政にも政治家にも、さらに事業者や発注者にもその責任はあると思います。
 したがって、景観をよくしようとする住民の参加するワークショップには、今日だれも景観形成の専門家として堂々と登場できる人はいないのです。地域住民の信頼を得ている専門家はだれもいないということです。
 私たちは、ワークショップを始めるとき、景観とは何か、よい景観とはどんなものか、調和した町並みとはどんなものか、調和した町並みはどうしたらつくることができるのか、美しい集落とはどんなものか、美しい集落はどうしたらつくることができるのかなど、住民と同じ立ち位置で考えることから始めなくてはなりません。
 幸い、私たち建築士は一つの建物をデザインするとき、その形や大きさ、使う材料の質感や性能などについて知識があり、その構成やバランスのとり方について訓練を積んでいます。この力は他分野の専門家にはない力であります。よって、町並みや集落の景観づくりをしようとするとき、周りに建っている多くの建物との間で、同様に物の形や大きさ、質感や性能、群としての構成やバランスをはかることが要求されます。景観まちづくりとは、世代を超えるものであります。ワークショップに参加する地域の人々とそれを共有することから始まると私は思います。
 3つの提言から。一つ、人は自然と折り合いをつけながら住まいやまちづくり、生活を営む。一つ、人は他人と折り合いをつけながら住まいやまちをつくり、地域社会を形成する。一つ、人は過去と折り合いをつけながら住まいやまちをつくり、未来に向かって生きている。以上は、最近私が選挙期間中に訴えた地域の再生化に取り組むときの立ち位置であります。
 1項目めは、柴田氏庭園の現状と今後の展望についてであります。
 このことについては、平成16年9月定例会で計画、プラン、Pを立ち上げております。気比の松原、西福寺書院庭園と柴田氏庭園の3カ所が国指定の名勝でありますが、今回は柴田氏庭園の現状と今後の展望について再度、実践、ドゥー、Dをお聞きいたします。
 去る5月19日の新聞報道で、名勝柴田氏庭園の追加指定について文化審議会の答申が発表されました。これによれば、「豪農の屋敷の地割を活かして作庭された江戸時代の庭園で、野坂山を借景とするなど敦賀地方の風土を活かした独特の意匠・構造を持つ。濠を含む屋敷地の全域を追加指定し、庭園と一体の地割について保護を図ろうとするもの」となっております。
 既指定地の2340平米に加え、住宅部分や濠跡などの6717平米が追加指定されて全体の価値が評価された意義は大きく、行政の成果主義の評価としては今回の実践は大いに進展したと高く評価いたします。
 さて、ここで景観まちづくりを考えたときに、平成11年2月1日に敦賀市指定文化財として史跡に指定されて以来、荒廃に歯どめをかけるため模索してきた中にあって、今回の成果を建設的にとらえて、当市のまちづくりの一環として、また観光敦賀の顔の一面として、伝統的民家という位置づけから蔵や住居、塀など景観を整備するお化粧景観づくりの方策についてお伺いします。
 2項目めに入ります。
 2項目めは、赤レンガ倉庫をとらえた景観まちづくりについてであります。
 では、冒頭で触れました景観とは何か、調和した町並みとはどうしたらつくることができるか、美しい集落とは、と提言しつつ、地域の再生化を考察してみます。
 港町敦賀の往時をしのばせる赤レンガ倉庫を敦賀湾の目玉の一つとして位置づけ、にぎわい創出やJR直流化の受け皿づくりへ向け活用策を探る折、耐震強度に問題がある中、倉庫をどう生かしていくか。
 築後100年、赤レンガ倉庫は明治38年、旧紐育スタンダード石油会社倉庫として金ケ崎地区に建てられました。その後、(株)高橋商店が所有、日本原電が4億円余りで買い取り、当市にそっくり寄附いただいた歴史ある伝統的建造物群とも評価できると言えましょう。
 また反面、寄附後は金ケ崎緑地で開催されたイベントに使われた程度で、耐震性に問題があるとして昨年4月から使用停止を余儀なくされています。
 さて、今回、敦賀市赤レンガ倉庫活用検討委員会がことしの3月に耐震性の評価を踏まえた検討報告書を答申したと聞きますが、第7章まとめで「展示・学習・芸術活動など、様々な情報発信や市民活動が可能となるスペースと、多目的に用途を変更していけるオープンスペースを併せ持つ施設」としてくくっていますが、今回は費用対効果を考察したときに、寄附されたとのことで価格約4億円、そして歳入はゼロ、歳出は37万円と経費はほとんどかかっておりませんが、今後の使途が敦賀のまちづくり計画の中での決定と並行して早急に具体的な設計へと進んでいくことが望まれ、耐震改修後においても商業施設としての利用も含め、よい方向に変更されたいと結んでいますが、私としては、第5章の耐震性能を判断するための調査結果概念に妙味を持ちます。
 とはいえ、全体としては抽象的であり、アブストラクト的な感は否めず、顔が見えずといいますか、平成14年2月の調査報告書や平成17年9月の赤レンガ倉庫耐震診断事前調査業務報告書を総括しての活用だったと考察いたします。
 今後の使途、用途の費用対効果、さらには耐震補強策や財源などがはっきりしませんので、利用価値が上がりません。前記の5点についてお聞きします。
 そして何より、観光景観まちづくりとしてのコンセプトをお聞きします。
 終わりに、このたびの一般質問は、代表質問が6月定例会となり、改選後の代表質問及び一般質問との連携で行われるため、代表質問にも気を引かれながらの一般質問でございました。
 今回は私の手法、TQC手法のトータル・クオリティ・コントロールの一般質問として、3年前に都市計画マスタープランパート4において2項目めで景観づくり基本計画──いわゆる文化財保護法なんですが、赤レンガ倉庫と柴田氏庭園にスポットチェックしていますが、PDCAのサイクルを回すべくプランPを立ち上げてはや3年、2期目の今、実践、ドゥー、Dを行うことにより、自動車の四輪が回転するがごとく、1期4年で軽トラックの四輪のPDCAを一くくりして、今回、大型トラックに乗りかえ、1期目のサイクルを乗せて、2期目の実践、ドゥーを重みのある、内容の濃い、生活に密着した政策を運ぶがごとく、高級外車でない地域密着型の議員を目指しますので、どうか皆様におかれましては何分お見知りおきのほどをよろしくお願い申し上げまして、私の1回目の質問を終わらせていただきます。
 御清聴ありがとうございました。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、籠議員の質問にお答えをしてまいります。
 非常に専門用語が多うございまして、少し私もわからない部分もございましたけれども私なりに答弁をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 まず、景観まちづくりの取り組みの中で柴田氏庭園のお話。これは議員はかつてからやはり地元ということもございまして、真剣に取り組んでいただいておりました。何とか立派なものに保存したいという思い。ところが私有物であったりいろんな障害がございまして、すべてを文化財としてなかなか保護ができなかった部分、本当に御心配いただいたところでございます。
 おかげさまで今、国としても文化財に指定をしながら、しっかり保存ができる体制が整いつつありますので、私どもといたしましては、これはもちろん所有者の方と長年交渉もしてまいったところでございますけれども、全体を敦賀市が指定管理団体ということで指定を受けることに同意をいただいたところでもございますので、私どもとして、もちろん個人の持ち物ではございますけれども、市の一つの財産と位置づけをしながらしっかりと立派なものに保存をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 非常に傷みの部分、私も拝見しましたけれども本当にこれは何とかしたいという思いはどなたが見ても感じるところでございましたので、早急に今年度中に着手をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 そして、やはりまちづくりの観点、これは観光のまちづくりでもありますし、また文化財の保存という観点からも十分に認識をしっかりと持って整備してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 御協力いただきました関係の皆さん方に心からお礼を申し上げるところでございます。
 次に、赤レンガ倉庫を何とかいい形で、議員のほうからは残すべきであるが、そのいろんな効果等についてはどのように考えておるかということであります。
 使途、用途、費用対効果、さらに耐震補強もございます。当然、財源がこれはついてくるわけでございますので、私どもといたしましても調査結果の中でいろいろと御提言もいただいております。先ほど議員からもおっしゃっていただきましたけれども、十分に活用すべきだという中で、ただ、やはり相当の費用がかかることは間違いないかなと。
 いろんな方法あるんです。例えば中に人が入らなければ、ある程度の耐震補強をして、例えば夏場、ライトアップをしながら周辺を見ていただくというのも一つの方法でありますけれども、この提言では、中にいろんな芸術、文化、そういうものも展示するということであります。
 そこで先ほど、ちょっと話戻りますけれども人道の港展というものが発展し、耐震補強をしっかり行えば、やはりあそこがそういうものにかなりふさわしい場所かなと。といいますのは、あの赤レンガ倉庫は100年たっておるわけでございまして、敦賀の歴史、開港107年ぐらいになりますけれども、開港した当時から敦賀の港をずっと見てきたのが赤レンガ倉庫ではないかというふうに思います。そういう倉庫の中を活用していくということも大事でありますが、何分にも老朽化もいたしておりますから、相当の金額を投資しませんと耐震補強もできないなという思いもあります。
 そうなると、今度は逆に費用対効果はどうか。これだけお金をかけて、それが生きてくるかということも検証しなくてはならんなということで、私どもとすれば、本当はお金をしっかりかけて御理解をいただいて、それが根づくもの。そして、お金以上の効果。要するに費用対ですから、当然費用というのはお金に換算されるべきものだと思いますけれども、お金には換算できない値打ちのあるそういう展示物があり、人が訪れていただけるものになれば、またそれも御理解を得られるのではないかということを含めて、しっかりと今後考えてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
 財源等につきましても、しっかりと私もいろんなところで工夫をしながら捻出をしてまいりたいなというふうに思っておるところでございまして、財源がありませんと一歩前へ進まないことも事実でありますので、議員から御提案いただいた5つのことをしっかりと頭に置いて、どうあるべきかということを研究してまいりますし、いい形で生かしたいという思いはあります。
 観光景観まちづくりのコンセプトということでございますけれども、バランスのとれた、そして観光といいますのは、いろんな意味で多くの皆さん方が見て楽しんで、光り輝く部分がありますけれども、歴史の重みと観光の華やかさが生きた敦賀の港であるということを一つの基本の中に持ちながら取り組んでまいりたい、そのような気持ちであります。

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◯教育長(吉田勝君) それでは、柴田氏庭園の指定をいただくに至りました経過を簡単に御報告申し上げます。
 国の指定を4分の1いただいておりまして、それからその残りの部分をということで長年、地主の方と交渉してきたと聞いております。私も引き継ぎ文書の中でそのことを見まして、何とかしたいと思いまして、その当時は3月に定年退職いたしました前田がいました。その前田とともに夏には帰ってこられるということを聞いておりましたので、お会いして雑談から入るというような形で中へ入れていただきながら、そこに掲げられているお母さんやその先代の方の写真を眺めながらお話をさせていただきましたときに、あすにでも判を押して渡すよみたいな言い方でございました。なぜこれがこんなに長い間かかるのかと不思議に思ったんですが、お別れしてから、あの書類どうなったんだろうと。いや、ここからが長いんですというふうに言われまして。また次の年お会いしまして、何とかお願いしたいというようなお話をする中で、ようやく敦賀市が全部管理させていただくということで御同意をいただけませんかということで同意をいただくということになりました。
 ここに至りますまでに、私どもも柴田氏庭園を訪れる中で、本当に籠議員も前に御指摘いただきました。言葉は悪いんですが荒れ放題はみたいな部分もございまして非常に心配しておりました。中に東さんというお近くの方がいつもあそこをお掃除いただいたということで、私たちもそれに報いるために平成15年でしたか、教育委員会表彰功労賞というのを贈らせていただく中でその労に報いた次第でございます。
 また、6月10日でしたか籠議員と私と粟野中学の体育祭のとき、あの日たまたま清掃奉仕というを聞いておりましたので、小雨の中、柴田氏庭園の清掃をしていただいている方々、30名ぐらいおられましたが、お会いしてお礼を申し上げてまいりました。市野々、櫛林、若葉町、3町の壮年会の皆様でございました。毎年、春、秋の2回、池の泥上げとか、そしてまた落ちた枯れ木等の清掃をしていただいているというようなこと。
 そしてまた、私も敦賀まつりで知っているわけですが、柴田音頭というようなもの。これも地域の方々があの一帯をまとめられた柴田氏というんですか、その方々の功をたたえるというような意味で柴田音頭を受け継がれてこられた。
 このように地域の皆様が積極的に歴史、文化を守っていこうという強い思いが清掃奉仕や、そしてその音頭を残して、これが国も動かしたんだと思っております。
 また、柴田さん御自身も最後にはわかったと言ってくれたということかと思います。
 そのような中で、今後とも文化財を我々は守っていくということで、これも観光にも大きな役割を果たすのではないかと思っております。
 今後とも地元の皆様の御協力と御理解をいただきながら、歴史文化遺産として子々孫々まで守っていかなければならないと考えております。

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◯15番(籠一郎君) 再質問させていただく前に、事前に届け出して図面を配らせていただいております。回答いただく方に少しでも理解してもらえるように口頭で説明させていただきます。
 では、1項目めの再質問ということなんですが、柴田氏庭園についてです。昨日の市民クラブ北條代表の発言の中で、故小谷議員への追悼の言葉がございました。国指定の名勝柴田氏庭園、全域の存続と指定の重要性につきましては、まさに故小谷議員が生前においてその熱き思いを注がれておられた課題であります。私も今回、柴田氏庭園について質問をさせていただくに当たり、故小谷議員の熱意に敬意を表するとともに、哀悼の意を込め、発言させていただきます。
 先ほど教育長から回答をいただき、ほぼ理解します。3年前も盛大にやらせていただきましたが、今回は、再質は今までとは立ち位置を変えて、建築的な目線でもって建物を診断させてください。
 まず安全ということから。危険な箇所についての責任問題ということで、前面道路への折木とか屋根の養生についてなんですけれども、柴田氏庭園の前の立ち木というんですか、松の木とか桜が春に咲くと桜回廊みたいで、しだれでざーっと桜トンネルみたいなところがあったんです。いいとこやで、きれいやでと思っていたんですけれども、昨年ですか、ちょっとすっとこっち道変わって通ったら、きれいに伐採してすかっとなっているもんやで、あら弱ったな、きれいになってしもた。僕はほかのところを指摘したことが柴田氏庭園の前と勘違いされて、県土木の方伐採したのかな。地元の人に怒られんかなと思いながら聞いていたら、この間も教育長の言っていた東さん、いや実はそうじゃないんだと。一昨年ですか、着雪で松の木の枝が折れちゃって、下に通っていた車に枝が当たって事故が起きたと。そんなことが起きてしまったものですから、当市のほうが弁償というんですかそういうようなことをして、そんなこともあって例のきれいな桜の木じゃなく、枝を取っ払い、松の木は2本、末口からぱんと切って、すかっと見通しがいいというふうなことです。
 そんなことなんですけれども、庭園の中を見ますと、見てのとおりといいますか、塀なんかでも地震来たらというような問題じゃない、ちょっと風吹いただけでも、かわらがすとんと落ちてきて足に当たってしまうというような状態になっています。それと、もうちょっと奥へ入りますと土蔵なんかでもブルーシートで養生して置いてあるんです。住居の部分なんかもかわら屋根なんですけれども、ブルーシートで、ちょっとでも雨をしのごうというような感じで、見るに耐えられん、放っておくわけにいかんといって、東さんですか、ブルーシートをぱっと広げて軒のほうへ持ってきて、ひもで縛って養生する。また、くま手をブルーシートの上へぽんと乗せて、柄先のほうを雪どめのところへぐっと突っ込んで安全ロープで覆ってある。
 そんなのを見ますと、専門家でもそんな養生の仕方考えられんほど苦心しておられるというか、感心します。
 そんなこともありまして、実は先ほど教育長も言われていた粟中の体育会の開会式の後に行って、いろいろといろんな方に話しさせていただいたんです。そうしたら、去年の秋の掃除のときなんか、蔵なんか屋根抜けておらんかったけど、今にもずってきて近づくどころの騒ぎでないというような話から、ちょうど10時過ぎの一服ですか、あのときに僕も書院の中に入らせてもらって見させてもらったんです。
 第一に感ずることは、書院の中がさらさらなんです。おかげさんで屋根はステンレスの一文字ぶきでふいてありますので、雨漏りなんていうことは起きないです。起きないけれども、例の古木、きれいに乾燥して黒光りして。何やと思うと乾燥です。こんなこと言っては何ですけれども、普通は押入れなんかしみ込んでいるとか、しみついて、かびが生えているというようなことなんですけれども、そんなことはない、東さんですか、あの方が対流を起こしてきちっと管理してある。これは並々ならぬ管理やな。ちょろちょろと出てきたような管理じゃないというような感じを受けました。
 それと、ことしの春の交通安全週間、シルバー人材センターの前でミニ草履キャンペーンというのをやるんですけれども、そのときに行って、僕は柴田氏庭園に駐車させてもらって、その大会に出る前にちょっと時間あったので園内を散策させてもらいました。
 そして散策1時間ほどして出てきたら、正門ですか入り口のところに観光客の方がおったもんですから、立ち話でどこから来たのと聞いたんですけれども、そうしたら横浜からだというようなこと。実は京都から回って琵琶湖周遊して敦賀へ来たんですということで、朝ちょっと地方紙を見たら新聞の記事に柴田氏庭園のことが出ているから寄ってみたんですという話なんです。
 そんなことで、おたくさん入館料幾らですかと聞かれたので、中へ入ったら100円と書いた箱が置いてありますという言ったら、これぐらいのレベルというんですか規模というんですか風格であれば500円とはいかんでも300円ぐらいもらって、見てのとおりの管理というんですか、壊れたところを直していかんと大変やでと。これは私有財産とはいうもの、そういう入館料とか管理費ということを考えると大変だよというようなことを言われておりました。
 建物の耐震性能は、僕が今さら言うまでもなく、皆さん見ればわかる話なので、ごらんのとおりなんですけれども、実は市の上下水道の整備というようなことを考えると、駐車場も含めてですけれども、観光地ということになれば何はなくとも便所というような感じで、便所がないとちょっと調子が悪い。敦賀市の要介護者の方とか身障者の方とか、いろんなところで野外活動するような人が行ったときに、便所がないとなれば、あそこはちょっと連れていきにくいと市内からたくさん聞きます。せめてバリアフリーとはいわんでも水洗便所ぐらいあったらなというようなことも聞きます。
 また、これはちょっと質問の一環ですけれども、池があるんです。この池の水は井戸水をくみ上げて流しているものですから、それだけ考えても電気料金が1カ月に1万近くかかるというようなこととか、屋敷が8000平米からあるというような広いところに持ってきて、下水にするのなら受益者負担金のこともあるし、何やかんやあるものですから。
 それと、極めつけは母屋跡の復元です。新聞によく出ていました母屋の塚石の跡。井戸もありますし、方位等を研究されてアバウトに石のところをずっとなぞっていって、このぐらいの平面かなとエスキースをばばっとかけてやって、専門家の方に見てもらってもこれは間違いないぞというようなことであれば、復元ですね。
 3点ほど、再質問としてはいろいろ言いましたが、公的工事として現在の荒廃建屋への市税の投入は可能なのか。また、母屋跡、文化の館なんとかいうようなことで言っていますけれども、復元の望みがあるのですか、お聞かせください。
 それから、ちょっと時間も費やしていますけれども、2項目めの赤レンガ倉庫についての再質問といいますか提言なんです。このコーナーでは、答弁は構いません。2007年問題も発生している折、団塊のお兄さん、お姉さんにも時間が余りないのです。この赤レンガ倉庫は、世代を超えて論議する問題ではなく、JR直流化の受け皿や敦賀湾の目玉の一つぐらいの位置づけでないと私は思います。ここはひとつ正の財産とするか負の財産とするかは、横にいます和泉議員とディベートやダイアログをやっている場合ではないんですが、皆様が、団塊の皆様が、幹部の理事者側が決断することです。
 ということで、ここでは質問というよりは私の提言として考察させてください。
 1つは赤レンガ倉庫の紹介なんですが、実は全国にこういう有名な赤レンガ倉庫が10カ所ほどあるんですけれども、特に近いところで石川県金沢市の石川県立歴史博物館。これは昔の金沢陸軍兵器支廠の跡地なんですけれども、これなんかもいろんな歴史をたどってきて、金沢市長が古都金沢の生命をかけるというような調子でみずから東京へ行きまして、重要文化財に指定していただきたい、どうしてもしていただきたい。金沢の存続にかかることだというようなことで一生懸命やられて、そして重文になってからというか、そういう担保というわけでないですけれども、3棟を、1棟は鉄筋コンクリートで丸々つくりかえる。それにれんがを張る。もう1棟は鉄骨造で建てて丸々れんがを張る。1つは在来の木造小屋組みの様式で丸々補強。これはもちろん言っているのは耐震補強。当然のことです。耐震補強して今の歴史博物館に持っていったという手法なんかがあります。
 当市の場合、利用価値が上がらなければ、景観だけでもよいと思うんですが、いかがですか。
 2つ目は、耐震補強についてなんです。先ほど言いましたように、屋根や実現的な施工計画が報告書なんか見ていますとあるんですけれども、たまたまあそこのれんが張りはイギリス積みだということで、これは再利用できる可能性が高いというふうに僕は判断しているんです。
 耐震建築物として別位置につくり、外観だけ再構築することはいかがかということで、今ある赤レンガ倉庫の2棟を灯台のある西のほうへ持っていくとか、またもう一つは、交流拠点用地なるところへ一つ持っていく。これは模擬というのではないですけれども、新築でというようなことで思っております。
 そういうことなんですけれども、二棟を追うもの一棟をも得ずというようなことで、経費の費用対効果を考えますと、1棟は生け捕り方針。生け捕りというのは引き家ということなんですけれども。1棟は予備品とするということなんですけれども、これはやっぱり解体したりいろんな引き家をするときに砕けるやつもあれば、先ほども言ったように施工計画で中で建物をつくるということになって小屋組み、屋根なんか全部取っ払ってやらないとできないというふうになれば、屋根は丸々乗せかえ、つけかえ、すえかえというようなことで、あれだけの古い合掌です、小屋組みですから傷むこともありましょう。そういうときのためのサンプリングというか予備品として使用させていただくというようなことを考えております。
 どっちにしても西へ行こうか東へ行こうかではないけれども、こういう緑地帯のところへ、金ケ崎の第2駐車場にあるランプ小屋なんかを旧敦賀駅舎の横へ持ってくるとか、また交流拠点用地のところへ敦賀湾スタンド新設とかって書きましたけれども、ここから例の鴎ヶ崎のところへトンネルで抜けていく日本海トンネル水族館とか。トンネルの中はケーブルカーで飛ぶとかいうようなことで、位置づけとして点から面ということを言っていますと、こういうことをやって、要するに、集結させることで緑地帯から鴎ヶ崎へ上って、金ケ崎城へ上がって、天筒の散策路を通って、そして中池見へ行く。また片や中池見へ到達した方がこういうルートを通って金ケ崎緑地へおりてきて、国際貿易港としてのエキゾチックなレトロ景観まちづくり。
 先ほどからいろんな話出ています。民活だ、民活でやらな何もうまくいかん。当然です。交流拠点用地なんかでも、これはPFI方式で応募してやるとかいろんなことをやって、たまたま財源ということになりますと、ちょっとここに財源地というふうに書いたんですけれども、こういう市の保有地。先ほど市長さんも高野議員さんの代表質問で、未利用地の話とかやっていました。敦賀にある保有地を売却できるというんですが、そういうところを集結してここに財源として充てるというようなことの考え方から発想していただきたいんです。
 5項目ほど提案、提言させていただきました。何かダイアログでもありましたらよろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) まず柴田氏庭園ですが、いろいろ整備もこれから進むと思いますけれども、そうなると人が来てくれる。そこで、トイレの問題ということでありまして、このあたりは横の土地も私どもで確保してございます。あそこを確保しないと野坂山の借景というものがなくなってしまいますから、今私ども確保したのですが、そういうところで整備できるかどうか、一度検討させていただきたいなというふうに思っております。
 赤レンガのとらえ方なんですけれども、実は活用検討委員会のほうからは現在地で、今のものを活用しようということで結論をいただいておりますので、基本的にはやはり今の場所でどう活用すべきかということを考えなくてはならんなというふうに思っておりますけれども、あそこはやはり道路が下に潜っていっておる関係でどうしても緑地と少し離れた感がありますので、金額的なものもありますけれども、今議員のほうからはある程度引いて動かすということでした。あれはちょっと古い建物ですから、恐らく引いているうちにがちゃがちゃといきそうな感じもいたしますし、そうなりますと、きれいに取り外してレンガを新たにつくってつくるというのも一つの方法だというふうには存じますけれども、基本的には今の場所でやろうという答申をいただいておりますから、そういうふうに取り組んでいきたいとは思っております。
 ただ、まだいろいろ議論の中で、やはり新しくし、そういうレンガを張りつけた新たなものをまたやるというようなことの構想が委員さんの中から今後どうやるかということで出てまいりましたら、一度検討はしなくてはならんでしょうけれども、基本的にはそういう考えでございます。

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◯教育長(吉田勝君) それでは、指定を受けました後どうなっていくのかということで簡単に御報告させていただきます。
 まずその前に、前のいわゆる道路側の木を切りました件でございますが、これは雪玉が落ちまして車を破損。そのとき9万円ほどかかったと聞いております。これも柴田さんにお話ししまして、柴田さんに払っていただきました。
 今後のいろんなことから、市のほうでちゃんとしてくれるなら切ってもらってもいいよという同意のもとに、子供たちの安全に係ることでございましたので、県土木とも相談して切らせていただきました。
 それでは、指定後の問題でございますが、現在でも4分の1、2340平米ですか、これに関しましては市の管理ということで、その部分の剪定また掃除等は市費を投入して行っております。
 それから今度は、その残りの部分が指定になりますと当然、国指定の文化財ということになりますので、国の復元計画にのっとって国2分の1、地元2分の1という形での修復に入っていきます。
 したがいまして、市が勝手にさわるということはできない。当然、国と十分協議しながら現状の形の分析から入って、そして復元できるところは復元という形。取り壊していくにしても、使われている素材等を十分吟味して記録にとどめた上、取り壊しというような御指導があるものと思っております。
 下水道に関しましては、下水のますが文化財ということになりますと一応減免措置があるというふうに私ども理解しております。
 また今後の管理ということで全面的に市が任されれば、それなりの市税の投入ということは考えていかなければならないと考えています。

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◯15番(籠一郎君) 教育長のほうを先にちょっと済みません。実はそういうことで、大体想像的というか、大体把握はできたんですけれども、僕ももうちょっと欲張っていければ指定管理者制度にも移行していけると、東さんですか、あの方も年配ですし大変苦労されているというようなことで、ふと思ったりもします。
 それから赤レンガのほうなんですけれども、ちょっと舌足らずで申しわけなかったんですけれども、金ケ崎へ出るトンネルのあの道で遮断されている。動線効果から考えても非常にまずいもので、あえて協議会というか検討委員会の話とか報告書を読ませていただいた段階で気がついているんですが、あえてこの赤レンガ2棟を移動して、ここを新たな駐車場にして、そして大型バスとか乗用車とか入れて、この道路を動く歩道橋ぐらいをかけてこっちへ移動させるというようなことも言いたかったんですが、ちょっと図面を見落として、説明不足で済みません。
 それと、観光の景観まちづくりということなんですが、例えば敦賀湾スタンドに立って敦賀湾を見たときの四季折々の敦賀湾の風景、それから、例えば西のほうを見たときには港大橋も含めてレトロ調に変えるとか、今ある倉庫群もエキゾチック倉というか、そうじゃなくてタイル調に張りかえるとか。またもう一つは、きらめきみなと館なんかもストライプか斜めか三角かわからんですけれども、そういうふうな千鳥張りにするとか。
 イギリス積みというのは、簡単にいうと、炭俵をどんどんと積んで、俵をめくったような積み方になっている。こういうふうになる。だから空洞がないというようなことで、そういう模擬も幾らでもできますので、きらめきみなと館なんかも射程に入れる。ましてや市民文化センターなんて横のストライプ、ちゃんとタイル調に吹きつけ直す。隣になんか海陸運輸さんの車庫なんか見本的なものです。ああいうことに一帯を全部つくっていって景観まちづくりというようなことを考えております。ばかみたいな話ですけれども。
 特化できなければ、時間がかかれば、経費がかかれば、予算がつかなければ、団塊が決断しなければ、トップダウンがなければ、ればればであれば、クローズすることが市民のためとチェックします。
 コメントをお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) 議員のほうから赤レンガのいろんな活用で、いいものにしなさいという思いはよくわかるわけでありますけれども、提言も大事でありますし、また本当にお金がかかるものであります。それと統一するとなりますと、民間企業の皆さん方もいらっしゃいます。公共施設であれば、確かにそういうレンガをイメージした形で全体をやる。私も横浜のみなとみらい21のあそこを見ましたけれども、あそこも都市規模が違いますから本当にきれいな赤レンガを復元して並んでおりますので、議員のほうからそういう復元というのも一つの方法であろうというお考えであろうと思いますけれども、議員のお考えとしてお聞きをさせていただきます。

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◯副議長(木下章君) 暫時休憩いたします。
            午後3時13分休憩

            午後3時45分開議

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◯副議長(木下章君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。

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◯教育長(吉田勝君) 特別に発言をお許しいただきましたので、お願いいたします。
 先ほど、常岡議員の一般質問の中で、テニスコートの利用料につきまして私の発言の中に一部間違いがございましたので、訂正させていただきたいと思います。
 敦賀市は1面コート、そして他市があたかもすべて個人の値段というふうにとれる発言をいたしました。間違いでございまして、すぐ、もう一度再度確認いたしました。他市もすべて1面コートでございます。常岡議員のおっしゃっていたとおりでございますので、おわびして訂正させていただきたいと思います。

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◯副議長(木下章君) 次に、増田敬君。
  〔7番 増田敬君登壇〕

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◯7番(増田敬君) 無所属の増田敬でございます。
 私は、議員の仕事は市民の生活課題の解決業である。市会議員の仕事は生活提案業である。市会議員の仕事は生活コスト引き下げ業である。この3つをコンセプトにして議員に立候補いたしました。
 その視点から、私は教育の再生問題とまちの元気づくり事業を中心に今後議員生活を進めてまいりたい、そう思っておりますので、先輩各位からいろいろな点で御指導を賜りたい、そう思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。
 まず最初に、敦賀市の教育再生について質問を申し上げます。
 私は、いきいき生涯大学の2年生であります。いきいき生涯大学の学生数は学年ごとに約110名の学生がおります。したがいまして今学生数は約220人前後でなかったかと思っておりますが、月2回の授業日の出席率はほぼ皆勤に近い状態の運営が続いております。敦賀短期大学と違って、市民に支持をされている人気の大学でございます。病気になったり身内に法事や葬式がない限り、だれも欠席などはいたしません。
 卒業すると大学院へ進みます。大学院の校舎は敦賀短期大学の学舎であります。いきいき生涯大学は、今年度末で第29回目の卒業式を迎えることになりますので、約3200人の卒業生を送り出すことになります。そして私は2年生でありますので、本来ならば第29回の卒業生の中に名前を連ねることができる予定であったのですが、市会議員になったために既に3回欠席いたしまして、年度末になると出席日数不足で落第しそうな状況になっておりまして、同級生から、おまえかわいそうだねと言われて哀れがられている状況でございます。
 それほどこのいきいき生涯大学は人気の大学でございまして、これは老人大学なのでございますが、だれも自分たちの大学のことを老人大学とは言っていなくて、いきいき生涯大学、そう言って誇らしげに胸を張っておりまして、授業日の朝のオリエンテーション開始は10時なんですけれども、30分前の午前9時30分にはみんながきっちりそろっておりまして、おめかしをした、さっぱりした服装で勢ぞろいをするという状況でございます。
 学舎になるあいあいプラザの大ホールには約230脚のいすを並べるわけでございますが、当番のクラスが必ずやってきて、ぱっといすをきちんと並べられていて、全部学生の自治活動によって運営する形になっております。そして、65歳から75歳ぐらいまでの男女が年に数回、クラス会を行ったり、年忘れ会をしたり、卒業生を送り出す会をしたり、それから修学旅行だといって年に1回の旅行を必ずやるんですね。そういう活動をやってきております。
 なぜ私が冒頭にこのいきいき生涯大学の中の様子を皆さんにお伝えするかと申しますと、この活動は、私は生涯学習活動そのものの姿だというふうに思っているからであります。一人一人の参加者が自分大好き活動をする、自己実現活動をする、そういう活動が生涯学習活動である。そして、敦賀のまちの中にもそういうものがいっぱいあふれていなければいけないのに、敦賀のまちのいろんな事業展開の中で一番欠けているのが、その住民参加の住民活動の姿である。そういうふうに私は思っているので、どうしてそうなってしまったのか、私の疑問を河瀬市長を初め関係当局の皆さんにぶつけながら御回答をいただく。その中で、敦賀が今後展開しようとしている事業に住民参加の活動をいっぱい入れていただきたい。そういう願いを込めて今、提案をさせていただこう、そう思っております。
 実は、私、いきいき生涯大学の1年生であったときに庶務の係を承りまして、生涯学習センターのところでいろんな事業をするときのホールの借り受けにまいりまして、そこでいろいろやっておりますと、授業日の活動についてはそれでいいんだけれども、あなたたちがする自治活動については、これは使用料をいただかんといかん活動だと思うという指導を受けたことがあります。私はそのときに、私たちの学生自治としてやっている活動は、これは大学の自治活動としてやらせてもらっている活動だから使用料を取られるのはおかしい。これは本来ならばいきいき生涯大学の学舎の中で行う活動だけれども、学舎の建物がないので、市の立派な施設であるけれどもプラザ萬象の建物や生涯学習センターの建物を使わせていただくわけだから、そういう説明はおかしいということを申し上げたことがあります。
 しかし、そういう考え方が教育委員会当局の生涯学習を進める担当職の中におありなのではないか。もしそれがあるのだとしたら、その考え方は敦賀市の生涯学習活動を進めていくときに邪魔になる考え方になるなということを思ったことがあります。
 私が年忘れ会の庶務の担当をして、そのときに学生仲間から、私はこういうカラオケを歌いたいといって歌の申し込みを受けたことがあります。受け付けて、約30人が歌うんですけれども、その歌を調べたらほとんどの歌がありません。わけは、その機械は20年ほど前に入れられたオールドメディアと言われるLDタイプのカラオケ装置であって、それがずっと大事に使われていて、そのために曲がない。カラオケは21世紀が生んだ最大の大衆文化であると私は思っております。その最大の大衆文化をいきいき生涯大学の自治活動の中で発表しようとするときに、そういうものがそろっていない。敦賀を代表する文化施設のプラザ萬象にそろっていない。そのことについても私は疑問を感じました。
 それは、生涯学習施設においては、21世紀が生んだ最大の大衆文化であるカラオケ装置の道具ぐらいはそろっているのが当たり前だと私の頭では思うからであります。
 そういうことを考えると、これは敦賀市そのものが生涯学習体制の一番出発になる基本的なものについて、まだ形ができ上がっていないのではないかということを思うわけであります。そのことについて、私は河瀬市長の見解を伺いたい、そう思っております。
 2つ目は、私の町内に二夜の川という川が流れております。二夜の川という名前がついておるんですけれども、川という名前のついた下水道であります。どうして下水道になったかといいますと、二夜の川を所管する課が下水道課であるからであります。これが土木課が管理してくださったら立派な川として管理がされたと思います。
 私の同じ年代のずっと敦賀で生活してきた人間は、増田さん、私らが子供のころは二夜の川でシジミがとれた。そして、ここでシジミをとって食べたという話をいっぱいしてくれます。まさしく川であったのです。
 ところが私の新松島町ができて、お隣の平和町ができて、そこから生活排水が流れるようになって、それはユスリカのわくどうにもならない川になり、そして、その管理のためにコイを放ちながら川のきれいさを保つことが始まり、二夜の川を美しくする会の活動が始まって今日に至っております。
 その川の改修がここ数年、国庫補助を受けて進んでまいりました。水辺に親しむエリアをつくるというのが事業コンセプトでございます。その予算を使って事業はどんどん進んできたわけですが、その中でだんだん水があふれないようにするために矢板を打ち込んで、そして直角のU字溝をつくるような形で事業が進んでまいりまして、そして、水はよく流れるけれどもコイを見ようと思うと上からのぞき込まなければいけない。落ちたらもうはい上がれない。そう状況が生まれました。そして手すりがつけられ、上からパンの耳とかそういうものが投げ与えることができないような状況が生まれてまいりました。
 そして、私たちがそれをできるようにしてほしい。水がたくさん流れて、そして水があふれないようにしてくださることはうれしいけれども、それとあわせてコイにえさをやって楽しむエリアもつくってほしいとお願いしましたが、結果的には鯉公園と呼ばれる第4松島公園の池と、それからこれまで工事が終わっていない残されたところだけでしか、もうパンを子供たちはコイにやることができなくなりました。
 私たちの要望活動で聞いていただけたのは、流れが速くなるものですから、その流れに向かってコイがその場所におろうとしますと全力で泳ぐ状況になりまして、全力疾走しているのと同じ状況になるんですね。そういう状況が続きますと、コイは過労死してしまうんです。過労死しないようにするために、コイの逃げ込む場所として浮き石を置いてください。横に穴を掘ってください。そして池のところへ流れるようにしてください。それから、そのところに植える植物はアベリアにしてください。そういうことについては聞いていただけたんですけれども、結局工事が終わった後には、深過ぎて子供が落ちたら上がれない、大人が落ちても上がれない、そういう川ができてしまいました。
 これは気比神宮の横の御手洗川のように、二夜の川も、川としてそこへ集まってくる人たちがえさをやりながら川の楽しみを味わうためには二階建ての川をつくるしかなかったのではないか。しかし、その要望は聞いていただけなかったという状況が起きております。
 そういう住民の要求を聞いてあげるという姿勢が生涯学習活動のスタートになるのではないか、私はそう思っているわけでございます。
 それで今回、半分は聞いていただいたので、アベリアを植えたところとか、アベリアの前の草取りとか、アベリアの刈り込みについては住民が自主的に、それがおごってきますと草刈り活動を始めております。
 そういうことが功罪相半ばで今私たちの前に展開しているわけですが、そういう生涯学習活動ができる施策をお進めいただきたいというお願いをまず冒頭に申し上げます。そして、そのことについての見解を後でお伺いしたい、そう思うわけでございます。
 2つ目の教育再生についてお願いを申し上げることでございます。
 それは、愛発小中学校が廃校になりまして3年が立ちました。そして、葉原小学校が廃校になりまして2年目に入ろうかとしておると思います。関係各位の努力によりまして、愛発小中学校の跡地は公民館として再生される方向づけが予算で明らかになりました。
 しかし、それでよいのでありましょうか。公民館を中心とした社会教育施設だけで再生をするのならば、愛発地区は高齢者だけが生活をする地域になりまして、この状態が続きますと地域居住者の年齢構成分布のバランスを欠いてしまうことは明らかであります。
 ゼロ歳児から高齢者までがいろんな形で一緒に生活をしている中で世代間交流が始まり、いろんな意見の違いがお互いに交換できて、そこから生まれる元気が地域の元気につながります。しかし、今の状態のままでは元気がなくなる方向で地域の生活が進むことになってしまう、そう私は思うのであります。
 せっかくどこの町にもないような立派な校舎が残っているのです。要支援教育、英才教育など総合的に実施する自由学校として再生させ、公民館づくりとあわせて自由学校を併設する。あわせて社会教育団体がいろんな形で利用する場所として、生涯学習の複合施設として、この愛発元小中学校を再生するならば、自然と景観に恵まれた歴史と文化の薫り高い活力ある愛発の風土を引き続き息づかせることができると思います。
 学校と公民館を中心とした社会教育施設を含む教育の生涯学習複合施設をつくるということで、いま一度、今年度皆さんに御承認をいただいた事業の形をもう一歩進めるという提案を申し上げながら、まず第1回目の質問を終わりたいと思います。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) まず教育再生ということで、増田議員には長年、教育者として第一線で頑張ってこられたわけでありまして、そういう観点から敦賀の教育をもっともっとよくしたいという思いでの御発言だというふうに思います。
 そういう中で今、いきいき生涯大学の2年生ということでありまして、いろいろ経験をされております。
 これも私も就任をいたしまして、今までは老人大学という名称でやっておりましたけれども、今そこに通っておられる方を拝見いたしましても老人というふうに私も全然いつも感じない方ばかりでございます。
 ただ「老」、この老うということはすばらしい人生経験を経られて老いを持つということで、すばらしい言葉なんですけれども、実際そういう立場になり老人と言われると、気持ちは全然若い人と変わっておりませんし、大変元気な方がいらっしゃいますので、私はいきいき生涯大学のほうがイメージが合うなということで改名をさせていただいて、現在、本当に生き生きとした皆さん方が楽しく頑張っていらっしゃいます。
 出席率も非常にいいということで、お話を聞いていまして大変私ども、皆さんその場所で頑張っておられるのをうれしく思っている次第でございまして、また市としてそういういろんな社会教育の場、生涯学習の場をどんどんふやしていって、元気なそういう高齢者の皆さん方がこの敦賀のまちで生き生きと頑張れる体制づくりを頑張って行いたい、このように思っております。
 また細かいことにつきましては教育長のほうから答弁があるというふうに存じます。
 そこで、二夜の川の下水整備のお話が出たわけでありまして、増田議員も非常にお近くに住んでいらっしゃるということで、その事情等でのお話でございます。
 これは御承知のとおり、二夜の川は浸水対策を重点に置いて施工しており、そういう点では十分であるわけでございますけれども、特に二夜の川といいますのはユスリカが当時非常に発生いたしまして、その対策に苦慮いたしておりました。そこで、コイを放流したという経緯、これも恐らく議員御承知のとおりでありまして、非常にいい効果を生んだところでございます。
 そこで、その地域の皆さん方にはいろんな観点から二夜の川に対して、今も清掃活動でありますとかいろんなことを取り組んでいただいて、美化活動にも取り組んでいただいておりますことを本当にありがたく思っておる次第でございます。
 ところが、やはり今御承知のとおり雨水対策というのは非常に大事でありますし、大雨が降ったときの浸水、特に呉竹のところでの道路冠水も御承知のとおりでありますので、それを何とか解決しようという一つの取り組みの中で二夜の川が整備をされたわけであります。
 そういう観点から、できる限り説明をお聞きしながら取り組んで、議員のほうからも半分は聞いていただいたということでありますが、地域住民の言うことすべてを聞けと言われましても、やはりできない部分はできないわけでありますので、それを聞かないのでと言われますと非常に私どもつらい面がございます。何としても雨水対策をしっかりやるということを主眼でやった面もございますのでぜひ御理解をいただきたい、このように思っている次第でございます。
 また、愛発小中学校、葉原の利活用ということで、これも検討委員会にお任せをして、いろんなアイデアが出てまいっております。そういうことを十分に尊重しながら、これからやはりあそこを立派に活用するのは私は大事だというふうに認識をいたしておりますし、また自由学校もどうだという御提案でございます。またそういうものも含まれればいいのではないかというふうに思っております。
 これからもああいう施設を十分にしっかりと活用することは重要だという認識をしながら、愛発、また葉原小学校のすばらしい利用ができますように努力をしてまいりたい、このように思っております。

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◯教育長(吉田勝君) それでは、教育委員会関係に関しますことで少しお話しさせていただきます。
 まず、最初のほうにございました利用料の問題でございますが、プラザ萬象の使用料についてはプラザ萬象の設置及び管理に関する条例に基づき納付をしていただいておるわけでございますが、増田議員が接しられた当時の係員といいますか、これが狭義の意味で必要だというようなことを言ったのではないかと思いますが、いきいき生涯大学ということについて考えてみますと、高齢化社会に活動的で生きがいに満ちた自己表現ができる環境整備の一環としての推進をしております。このような場合には当然、減免ということが適用されて当然かと思います。
 窓口業務については私どもも指導をしているんですが、言葉の使い方、また電話の受け答え等につきましても市民の方に時々不愉快な思いをさすこともございます。まして料金、要らないものを要るんだというような言い方をするということにおきましては、今後そのようなことのないように十分指導してまいりたい。内容の徹底も図ってまいりたいと思います。
 次に愛発小中学校の問題でございますが、ここの学校は実は広過ぎまして、使い方ということでもいろんな角度から多様な意見が出てまいっております。現在、増田議員のおっしゃっているようなことも候補の一つに挙がっております。
 ただ、大き過ぎますので、これらをすべて取りまとめてやろうとしますと費用につきましても相当かかるということで、とりあえず公民館をまず動かして、そして1階及び2階の一部を公民館として使用する中で、次のステップといいますか2階及び3階をどのように使っていくのかということを地元の方々と、またいろんな利益団体の方にお集まりいただいている会を起こしておりますので、その中の話し合いの中でこれもほぼ煮詰まってきております。そういう中で、市民の皆様にはっきりとした一つの案をお示しする中で、利用形態等につきましてもさらなる発展的な使い方ができるような方策をとってまいりたいと思っております。
 葉原につきましては、現在地元の方々と話をしているんですが、こちらは少し小さい学校でございます。これは使い方によっては非常におもしろい使い方ができると考えております。これも現在、いろんな考え方の中で少しずつ浮き彫りになってきております。まだ白紙に近い状態だと言っても過言ではございませんので、いろんな使い方につきましてまた御提言をいただければありがたいと思っております。

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◯7番(増田敬君) 引き続き、今の学校再生にかかわることにつきまして質問させていただきますが、教育特区として愛発小中学校、葉原小学校の再生を目指すことがこれまでの学校教育の縛りを外すということで、今、敦賀市内から毎朝お母さんに手を引かれて敦賀高校の前まで出かけていって、そこから嶺南東養護学校へ行くバスに乗って通学をしている子供たちがおります。そういう子供たちがそこまで行かなくても、葉原や愛発小中学校の跡の校舎で勉強することができる、そういう形をつくることは、その子供たちが大きくなったときに、今その子たちの面倒を見ている保護者がいつまでも生きていることはできませんから、その子たちが一緒に生きていくのは、自分たちと同じ年齢の同級生の、そして地域の子供たちが一緒に支える人たちになります。よって、その人たちと一緒に生活できる、勉強ができる、学習活動ができる場所をつくってやることが教育行政にいらっしゃる皆さんの手を差し伸べてやっていただきたい一つの事業ではないか、そう思うわけであります。
 また、小規模学校では複式の教育を受けて育つ子供たちの中にも、大きい学校では伸ばせない力を伸ばす子供たちがいっぱい育っております。常宮小学校でもそういう子供たちが育っておりまして、そして敦賀高校の3年になったときに大学入試の模擬試験で福井県一をとった子供は、その20人いるかいないかの小規模校で育った子供でありました。
 そして、そういう小規模校で育った子はたくさんの人数の中でもまれなければいい子に育たないかといいますと、そういうことではなくて、毎日たくさんの大人から声をかけて褒めてもらって、いいところを伸ばすことで親からもらった才能を120%に開花をさせて育つ。そういう子供を英才教育として育てる学校として小規模の学校は必要なわけでありますので、ぜひそういう学校を含めて、障害者、英才教育をする子、また個性的な対応をしなければ伸びない子を受け入れる学校として経営してはどうか。
 あわせて、公立でその対応をするのが難しいのならば、自然に恵まれた立派な校舎のあるところで私学経営をやりたい私学経営者はいっぱいいるわけでありますから、招致をしてそういう運営を始めてはどうかということを含めて、自由学校という概念で御提案を申し上げました。そのことについて市長さん、教育長さんのお考えをお伺いしたい、そう思います。
 終わります。

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◯市長(河瀬一治君) 今、議員のほうから自由学校という発想の中での御提案をいただいたところでございます。愛発のほうにつきましては、まず公民館ということにはなります。そして、地元の皆さん方がいろんな活用ということを今考えておりますので、恐らく愛発のほうにつきましては、今から自由学校という発想は私は難しいというふうに思いますけれども、葉原のほうについては、これからいろんな方法で考えようということも聞いております。
 なかなかこれは公立でやるというのは今は非常に難しい時代だというふうに思います。やはり相当の少人数になりますし、多くの教員の先生方がいるということで、非常に大きな財政負担にもなり得ることであります。また、そういう私学的に、意欲的にやろうという人があらわれてまいりますと、そういうことも一つの発想の中で取り組めるかなというふうに存ずるところでありまして、詳しいことにつきましては、また教育委員会のほうからもお話があるというふうに存じます。

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◯教育長(吉田勝君) なかなかすばらしいアイデアを聞かせていただきまして、私もしっかりと考えないとだめだなという思いをいたしたところでございます。
 特別支援教育ということで、嶺南東養護学校のほうにお世話になっている生徒の約80%は敦賀市から行っております。そういう意味で、私も敦賀市にそういう学校があったら、その子らはもう少し時間的な面で保護者の方も助かるのではないかという思いは持っております。
 ただ、県立学校等の誘致となりますと非常に難しい問題が生じてくると思いますので、その辺の難しさ等につきましては、恐らく市長のおっしゃったとおりかと思います。
 ただ、研究材料の一つとして、こういう考え方もあるんだということは検討に値するというふうに考えます。
 以上でございます。

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◯副議長(木下章君) あらかじめ会議時間を延長いたします。
 次に、河端満君。
  〔17番 河端満君登壇〕

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◯17番(河端満君) 新政会の河端満でございます。
 発言通告に従いまして、2点の質問をさせていただきます。
 きのう、きょうと代表質問、また一般質問で理事者の方は大変お疲れだと思いますので、簡潔に質問いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
 まず初めに、敦賀市長におかれましては、4月の統一地方選挙におかれまして無投票によりめでたく4選を果たされ、第20代の敦賀市長に御就任されましたことを心からお喜び申し上げたいと存じます。
 不肖、私といたしましても多くの市民の皆さんからの御理解と御支援をいただき、市議会議員として2期目を迎えることができ、初心に返りまして市民の福祉のため今後4年間を頑張ってまいる覚悟でありますので、市長初め理事者の方々、議員各位の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。
 さて、今議会に当たり、市長提案理由説明を私なりに要約すると、市長の基本的な政治姿勢として、ガラス張りでクリーンな政治を基本に、住民ニーズを的確にとらえ具現化することが市長並びに市議会議員の責務であると申されました。
 また、河瀬市長は今回の選挙で、基本的な考え方を市民にわかりやすく示すためにマニフェストをつくり公表されました。それは次の4つのテーマで、安心安全、人が集う、元気、暮らしやすいであり、マニフェスト実現のため5月14日、臨時議会において敦賀市部設置条例全部改正について提案、成立により6月1日、具体的組織編成、人員の配置を行ったので議員の協力を願うとのことでありました。
 昨日、岡本議員を初め和泉、北條、各議員から市長のマニフェストについて質問されました。市民も今後の市政に対し注視されておられることはもちろんであります。そこで、発言通告に従い、次の2点について質問いたします。
 まず初めに、敦賀市庁舎内の環境整備等についてであります。
 市役所は市長の示すマニフェスト実行の頭脳、拠点となるところでなければいけない。また、市民が気楽に出入りできる事務所であってほしいと思いますし、市長の補助機関であり、また、市民全体の奉仕者である市職員が創造力に富んだ能力を発揮できる事務所であってほしいと思います。
 私の考えますに、市民が一番必要とする窓口事務1階、3階はわかりにくいような気がしてなりません。市民がなれるまで相当の期間を要するのではないか。来庁者が正面玄関から入り、市民課の前に立ったときに1階全体が一望できるようなことができないか。
 1階のフロアについては、何本も柱がありますのでちょっと理解できる面もありますが、各課の境界と申しますか境と申していいんですかね。そこをロッカーで区切られ、そこも腰ぐらいの高さでないといけないと思いますが、現在の状態を見ますと天井に届くぐらいの高い書庫ばかりで、書類を出すのも大変だと思います。その課の職員にとっては箱の中で事務をしているようなもので、息の詰まる思いはしないか。
 また、書庫の関係で、市民が来庁しても各課の表示板はカウンターと窓との中間の天井から下がったところにあるだけですので、課の前に行かないとわかりにくいわけであります。
 市役所正面玄関から入った右側に庁舎全体の1階から5階までの平面図で表示があります。2階から上はエレベーターをおりた正面に表示してあり、また広報つるが7月号で、機構改革の概要ということで各課の配置を示しておりますが、果たして市民が市役所へ来られた場合、ストレートに目的の課へ行けるかどうか疑問でなりません。
 そこでお尋ねします。当分の間、1階玄関の入ったところに庁舎内を案内する職員を配置したらどうかと考えますが、市長の考えをお聞きします。
 また、先ほど申しましたが、天井に届く書庫のことですが、強い地震なんかがあった場合倒れるのではないかというふうに考えます。防災上の観点から大丈夫かどうか、対策はとっているのかどうか、お伺いしたいと思います。
 また、市長以下部長までの動向についてですが、玄関に入った一番わかりやすい場所に、きょうは在室なのか不在なのかランプの掲示を設置できないかということでございます。
 今申し上げた点について質問いたします。
 次に、中心市街地活性化のため、駅前から本町、神楽、相生町までアーケードのある道路に面した空き家を借り店舗として出す場合に、店舗開業支援事業として補助する制度がありますが、アーケードのあるところ、いわゆる道路の表側だけと限定せず旧市街全体を対象に補助事業の範囲を広げられないのかどうかということをお尋ねして、第1回目の質問を終わります。
 よろしくお願いいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、河端議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、市役所のいろんな機能、議員も長らく市役所にお勤めをいただいておりまして、いろいろ御事情をよく御存じだというふうに思います。そういう経験の観点からもお話をされたのではないかというふうに思っております。
 ある人が言っておりました。市民の役に立つところ、略して市役所というそうでございまして、全くそのとおりだというふうに思っております。
 そういう観点から、利用しやすい役所になるべきでありますし、職員の皆さん方も働きやすい市役所になるということが非常に大事だというふうに思っている一人でございます。
 詳しくは、また副市長のほうから答弁があるというふうに存じます。
 次に、店舗開業支援事業の範囲拡大でございますけれども、今、私どもの構想の中で今の商店街の中での空き店舗対策ということで、よく市民の皆さん方もせっかくの商店街なのに閉まった店がたくさんあるんじゃないかというお話を言われます。また、直流化で歩いていらっしゃる皆さん方にも、シャッターがおりたままの商店街が多いなということで、何とかそこを利用していただこうということでの支援を今させていただいておるわけでありますが、非常に私どもの通り長うございます。今でもたくさんのところがあるわけでありまして、まずはやはり集中的にそういう部分を解消していき、また、その次の段階で範囲を広げるという方法のほうがやはり効果があるのかなということで、今こういう対策をとって、当面はやはり集中投資をしたい、このように思っておりますが、やはり歩く人はいろんなところをぐるぐると歩いてまいりますので、将来的にそういうことも考えなくてはならんのかなと。当面は集中して行っていきたい、このように考えておる次第でございます。

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◯副市長(多田清太郎君) 私のほうから、庁舎内の環境の整備ということで、特に庁舎内の案内関係についてお答えをいたしたいと存じます。
 議員十分御承知かと思いますが、昭和50年代には、玄関入ったところに総合案内の窓口で職員が1人常時配置をしておりました。しかし、いろいろな理由もございまして現在ではその体制はとっておりません。特に国体のときのあいさつに立つような台がついておったのも御承知かと思うんですが、あれが撤去されて、今は水道部の分室になっておるように思います。
 ただ、今回の機構改革によりまして庁舎内非常にわかりにくくなったという声も聞こえております。その必要性については十分理解をいたしておりますので、なるべく早くそういうような体制をとりたいというふうに思っております。
 ただ、これもまた12月ぐらいになりますと別の建物が立ち上がります。そうなりますと、今度はそちらのほうへまた現在の1階にある課が動いたり、4階の課が動いたりというようなこともございまして、その時期的なもの、また案内の方法、そういったものも十分研究してまいらなければならんなというふうに思っております。
 もう1点は、どこまで案内するのがいいのか。特に必要でないのに、こちらから呼びかけるのがいいのか、お尋ねのあったときに答えるのがいいのか。そういったことも十分検討する必要もあろうかなと。おせっかいになってはいけませんので、その辺の検討も必要になろうかなと。
 いろんなこともございまして、現在、担当の総務部のほうでも研究をいたしておりますので、将来的にはできるだけ早くということでお答えをさせていただきます。

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◯総務部長(岡本英三君) それでは、庁内の環境の整備の中で、実際に今おっしゃったように1階で全体が一望できないと。多分ロッカーが天井まで上がっているということをおっしゃっているのではないかと思います。
 これにつきましては、数年前は確かに高さも低うございました。しかし、電算のシステムが入りまして、いわゆるプリンター、あるいはパソコンは机の上にありますが、そういうことで結構場所をとるというふうなことで、どんどん高くなって、現状は天井までいっているところがあるかと思います。
 それにつきましては、特に気にしながら地下のほうへなるべく書類を持っていくようにとかいろいろな手だてをしておりますけれども、現状はごらんのように1階あたりで少しそういうふうに見えるかというふうに思っております。
 いずれにいたしましても、そういう息が詰まるとか、威圧感はどうかあれですけれども、そういうことをなくして、市民の方が入りやすくて好感の持てるようなというふうなことを、12月でそういう建物ができるということもございますし、いろいろ考えていきたいというふうに思います。
 もう1点、高いロッカーになると地震の際大丈夫かという御質問がございました。これにつきましては、連結式ということをしておりまして、転倒防止ということで十分配慮されているということでございます。
 以上でございます。

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◯17番(河端満君) それでは再質問させていただきます。
 今、市長並びに副市長、総務部長から答弁をいただきましたが、ただ一つ答弁が落ちております。私質問したかと思いますが、市長以下部長までの掲示ですか、電算の掲示ですね。これも大分前まで廊下にあったと思うんです。知らん間になくなっているんです。
 この間もちょっと担当のところへ行って尋ねてみますと、それは今ないかもしらんけれどもパソコンで見ればわかるんですと、こう言うんですね。それは職員はわかります。ほかから入ってきた市民はどうなんですか。職員の方はどうでもいいんです。どうでもいいって、悪いですけれども。これは別として、それをひとつお願いします。
 それと、私、5月だったか県庁初め県下9市ありますが、敦賀は別としまして3市見てきたんです。こんなところはどこもないです。大体これぐらい。敦賀とほかの市、それから町役場1カ所見てきました。どこが違うのかなと。敦賀市は書類が多いのか。一番高いところのを取ろうと思うと、はしごか何かを持ってこないと取れん。そこらのこともあるんやで、もうちょっと考えるべきではないかと思うんです。
 今、地震の話出ましたが、震度5の地震がありますと全部ひっくり返ります。これは聞いておるんです。そういうこともありますので、もうちょっとその敦賀市の文書管理規程というんですか、永年、それから10年、3年とか保存年数がありますけれども、永年の場合は毎年その分だけたまっていきますけれども、10年以下の場合ですとその年度が来れば焼却できるんですから、そこら辺がどうかなという感じがせんでもないんです。
 それともう一つ、先ほど副市長、別の建物ができたらどうのこうの言いましたが、それは向こうの今やっておりますあそこの建物だと思います。それができましたら、こちらからどこの課が行かれるのか。幾つかの課が行かれると思います。原子力安全対策課とか聞いています。
 その空き部屋へ今の書庫のほとんど使わないような、見ないようなものを移転することができないかどうかということを質問させていただきます。
 よろしくお願いします。

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◯総務部長(岡本英三君) それでは、先ほど申されました抜けておりました2つについてお答えをさせていただきます。
 課名の表示の仕方でございますが、おっしゃるように各課に表示板を配置いたしておりますけれども、なるべく市民の皆様にわかりやすい表示にこれから工夫をしてまいりたいと思います。
 それから、昔、市長以下部長までの在庁、内在の表示がございました。これにつきましても、今後どのような方法がいいのか検討させていただきたいと思います。
 それから、新たな御質問でございましたうちだけ書類が多いとかいうことでございますが、それはうちも文書の廃棄とか規定はございまして、徹底しておるのですが、建物の中の課のいわゆる絶対数が不足している。ですから、別館に産業団地整備課も行っていただいておりましたし、廃棄物対策課も行っておりますし、それから工事検査室も行っております。ですから、他市と比べて課の数も違うことは間違いございません。そういうことから、かなり混み合っているものですから、そういう形になるのかなというふうに思います。
 それからもう1点が、今申しました12月なりに消防防災館ができる。そうすれば、今3つぐらいの課をあちらへ移動するという予定は立てております。そのときにひっくるめて、この課の配置、あるいは4階部分があけば、そこのほうへ課を移転して、市民の皆さんに息が詰まるような思いがないような形をとっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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◯17番(河端満君) 最後の質問ですが、質問というよりも要望です。今いろいろと総務部長のほうから答弁をいただきまして、大体わかりました。
 先ほど申し上げましたとおり、3市1町の役場、市役所を見てきまして、敦賀と違う点があると思います。今私申し上げたものは、ほとんど全部4市町ともあります。ただ、今のロッカーの部分ですね。これも向こうができれば、また解決されるのではないかというふうに思います。
 結論からいえば、市民が来庁されて、よくわかるような方法をとっていただきたい。1階の部分、課の表示が先ほど申し上げましたカウンターと窓の真ん中にあるので、正面に行かな見えんのですね。だから市民課から回った場合に、90度ぐらいに、係とかそういうふうな表示をしていただくと大変わかりやすいのではないかというふうに思います。
 ひとつよろしくお願いいたします。
 以上です。

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◯副議長(木下章君) 以上で本日の一般質問を終わります。
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◯副議長(木下章君) 次の本会議は、あす午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
            午後4時43分散会