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福井県 敦賀市

平成19年第1回定例会(第2号) 本文




2007.03.07 : 平成19年第1回定例会(第2号) 本文


5.議 事
            午前10時00分開議
◯議長(水上征二郎君) ただいまから本日の会議を開きます。

 報 告

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◯議長(水上征二郎君) この際、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。

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◯議会事務局長(山本繁君) 御報告いたします。
 本日、市長より、第40号議案 敦賀市議会議員及び敦賀市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正の件の提出がありました。
 以上であります。

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◯議長(水上征二郎君) 以上で報告を終わります。

 日程第1 第1号議案〜第10号議案

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◯議長(水上征二郎君) 日程第1 これより、平成18年度補正予算に係る第1号議案から第10号議案までの10件を、件名を省略し一括議題といたします。
 本件については、各委員会にその審査を付託してありますので、これより、その審査の結果について会議規則第39条第1項の規定により各委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 常岡大三郎君。
  〔総務常任委員長 常岡大三郎君登壇〕

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◯総務常任委員長(常岡大三郎君) おはようございます。
 ただいまから総務常任委員会の報告をさせていただきます。
 今定例会において、総務常任委員会に付託されました案件審査のため、3月5日午前10時から、委員全員出席のもと、第1委員会室において委員会を開催いたしました。
 それでは、審査の経過及び結果について御報告いたします。
 委員会審査結果報告書の1ページをごらんください。
 まず、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会の所管となる部分について、質疑の主なものとして、総務部関係では、財政調整基金積立金について、今回約7億円を積み立てたことは評価できる。今後も財政調整基金を中心に積み立てを行う方向とのことだが、余裕があれば昨年設置した敦賀市すこやか子育て基金などにも積み立てていくのかとの問いに対し、年度間の財源調整や災害時、大規模建設事業への対応が大きな役割である財政調整基金を基本としながら、長期的な展望に立って、時代時代に応じた特定目的基金も充実させていく必要があると考えているとの回答がありました。
 また、今回の財政調整基金への積み立ては、経常経費の圧縮に努めた結果であり評価できるが、この財源を繰り上げ償還など市債の金利負担を減らすために利用できないのかとの問いに対し、繰り上げ償還については制度上認められるものについては必ず行っている。市債については、建設事業の動向を見きわめ、毎年度償還額を超えない範囲で発行しており、公債費の残高を減らす方向で施策を行っているとの回答がありました。
 また、財政調整基金に積み立てを行っているが、予算の2割カットを行ったときに生じた問題点に対する検証はとの問いに対し、本年度は、これ以上財政調整基金を取り崩さないという方針で予算編成せざるを得ない状況であったため、一律20%減額という考え方で行ったが、これは強制ではなく目標であって、事業によっては7割近い削減もあれば全額カットも見られた。今後の財政運営についても、さらなる財政構造の改革が必要と考えており、十分検証した上で行っていきたいとの回答がありました。
 また、財政調整基金への積み立ては、国の方針である行政改革を進めてきた結果であり、職員数の削減や民営化などによって無理が出てきており、行政サービスの低下につながっているのではないかとの問いに対し、職員数の削減については、現在の職員数が多いという基本認識のもと取り組んでいるもので、平成13年度から本年度までに15%の削減を行っている。大量退職後の人材確保については、社会人登用や再任用雇用などを検討する必要があると考えている。民営化については、行政サービスの向上のため取り組んでいるものであるとの回答がありました。
 また、退職手当費について、勧奨による退職や現業職の退職は何人か、また、教育委員会や市立敦賀病院の退職分も計上されているのかとの問いに対し、平成18年度の退職者は合計31名となり、内訳として定年退職が7名、勧奨退職が24名となっている。現業職の退職者は3人である。教育委員会の職員及び市立敦賀病院の事務職員の分は、一般会計に計上しているとの回答がありました。
 また、職員退職手当基金について、十分な額ではないとのことだが今後の見通しはとの問いに対し、今後5年間、毎年20数人の定年退職がある。退職手当の財源については、ほかの財政需要を削ることですべてを充てるのではなく、退職手当債の活用など基金とあわせた方法を検討している。また、単年度の負担を平準化して対応していくべきと考えているとの回答がありました。
 討論はなく、採決の結果、全会一致、原案どおり認めることに決定いたしました。
 次に、第9号議案 平成18年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第2号)について、質疑の主なものとして、一般会計補助金1億5753万6000円について、補助金が必要となった要因は何かとの問いに対し、病院事業費用において退職給与金1億4429万7000円、建物の減価償却費1億3403万3000円の支出があり、財源が不足する分について一般会計からの補助をお願いしたいとの回答がありました。
 また、退職給与金について、今回7名分が計上されているが現場の状況や今後の補充はどうかとの問いに対し、退職については結婚、育児が主な理由であり、労働条件については悪くないと考えている。新年度には19名を採用する予定であるとの回答がありました。
 討論はなく、採決の結果、全会一致、原案どおり認めることに決定いたしました。
 以上が本委員会に付託されました各議案の審査の経過及び結果であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(水上征二郎君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
  〔「なし。」の声あり〕

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◯議長(水上征二郎君) 次に、産業経済常任委員長 奥本兼義君。
  〔産業経済常任委員長 奥本兼義君登壇〕

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◯産業経済常任委員長(奥本兼義君) 皆さん、おはようございます。ただいまから産業経済常任委員会より報告をさせていただきます。
 今定例会において、産業経済常任委員会に付託されました案件審査のため、3月5日午前10時から、委員全員出席のもと、第2委員会室において委員会を開催いたしました。
 ただいまから審査の経過及び結果について御報告をいたします。
 委員会審査結果報告書の3ページをごらんください。
 まず、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会の所管となる部分については、主な質疑として、ふるさと水と土保全基金積立金、商業振興基金積立金、国際交流基金積立金の具体的な内容はとの問いに対し、ふるさと水と土保全基金積立金は、国、県の補助金を受けるには基金を積み立てる必要があるため、要件として積み立てているもの。商業振興基金は、商店街の振興を目的として商業者から受けた寄附をもとにつくらせていただいた基金であり、まだ取り崩したことはない。国際交流基金は、姉妹都市を初め国際交流を進めていくための基金であり、今まで利子等を使いながら国際交流を進めていたが、今年度は充当せず積み立てを行ったとの回答がありました。
 また関連して、商工振興基金について、今まさに直流化の受け皿が必要であるという時期であるのに、使用をせず積み立てるのは効果がないように思うがどうかとの問いに対し、今回積み立てを行ったものはすべて利子分である。基本的に利子については基金に積み立てることになっている。今後、それぞれの基金の目的に合う事業が出てくれば充当していきたいと考えているとの回答がありました。
 また、マツクイムシ防除について、補助金と委託金で取り扱いはどう違うのかとの問いに対し、本来県が行うべきものを市が委託を受けて行う命令防除については、委託金として計上され、補助率は100%である。また、市が行うべきものを国、県に補助していただく場合は補助金として計上され、補助率は4分の3、3分の2、2分の1となっているとの回答がありました。
 また、関連して、命令防除に関しては県が場所を指定した上で防除を行うのか、それとも決められた金額内で防除を行うのかとの問いがあり、命令防除は市で計画を立て、県と協議をした後に行われるが、場所が指定されるというより事業量で縛られる形となっているとの回答がありました。
 その後、討論はなく、採決の結果、全会一致、原案どおり認めることに決定をいたしました。
 次に、第8号議案 平成18年度敦賀市産業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑、討論ともになく、採決の結果、全会一致、原案どおり認めることに決定をいたしました。
 以上が本委員会に付託されました議案の審査結果であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(水上征二郎君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
  〔「なし。」の声あり〕

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◯議長(水上征二郎君) 次に、文教民生常任委員長 木下章君。
  〔文教民生常任委員長 木下章君登壇〕

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◯文教民生常任委員長(木下章君) おはようございます。ただいまから文教民生常任委員会の報告をさせていただきます。
 今定例会におきまして、文教民生常任委員会に付託されました案件審査のため、3月5日午前10時から、委員全員出席のもと、第3委員会室において委員会を開催いたしました。
 ただいまから審査の経過及び結果について御報告させていただきます。
 委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。
 まず、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会の所管部分については、まず教育委員会の関係につきまして、就学援助奨励費の減額について、生活保護基準の改定による人数減も含んでいるのか。奨学育英資金の対象者が増加しているが今後の見通しについて。さらに、きらめきスタジアムの電源立地給付金は、指定管理者制度に移行したことによって発生したのかとの問いに対し、就学援助奨励費の減額については、生活保護基準の改定による影響は含んでいない。また、今年度末奨学育英基金の残高は預金が約1億円であり、当面の間──四、五年でございますが、運用できると考えている。また、電源立地給付金については、電力の契約に関し交付されるもので、公的機関の運営においても給付されるとの回答がございました。
 次に、市民生活部の関係についてでございます。民間最終処分場におけるダイオキシン類調査費、水質汚濁監視測定費、環境ホルモン等対策事業費の約600万円の減額は、代執行に伴う観測地点の減少と入札差金との説明であるが、これで現状に合った調査が可能かとの質問があり、今までの市の観測地点と代執行による県の観測地点が河川水や地下水の水質調査で7カ所、同じくダイオキシン類調査で6カ所重複していることから、その部分の市の観測点を減らし減額したものであるとの回答がございました。
 また、生活交通維持支援事業について、運行業者への赤字補てんを今後も継続するのかとの質問があり、現在、4路線について補助を行っており、今後、公共交通対策協議会の中で、生活に欠かせないバス路線については、コミュニティバスと整合性を図りながらその維持について検討していきたいとの回答がございました。
 次に、健康福祉部の関係についてでございますが、関係補正予算説明の中で、今回新たに計上されました老人福祉整備事業について概要説明を受けた後、質疑に入りました。
 その主なものとして、老人福祉整備事業として施設が建設されるが、和幸園を廃止して民間に委託となるのか。また、計画において養護老人ホームの定員が30名となっているが増加する考えはないかとの質問があり、民設民営で実施し、市は老人福祉法の規定により一般財源から措置費を支給することとなる。定員については、介護保険制度改定により、在宅介護でカバーできることなどから入所者が減少してきており、定員の増加の必要性はないと考えているとの回答がありました。
 また、今後のサービス開始後も特別養護老人ホームの待機者が30名以上いることから、養護老人ホーム建設の今後の予定と事業に対する補助金計上が3月になったその理由について質問があり、県の補助を含めて34床のところ何とか70床を認めてもらっており、ここ3年間については70床が限度であり、これ以上の建設は考えていない。補助金の計上時期については、補助額確定の段階で事業者の入札がおくれ、12月には間に合わず今議会となったとの回答がございました。
 その後、討論として、老人福祉施設運営については公立が基本であると考えるが、今回、特別養護施設も含まれていることから賛成するといった意見があり、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めることに決定をいたしました。
 次に、第3号議案 平成18年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部)特別会計補正予算(第3号)、第5号議案 平成18年度敦賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)及び第7号議案 平成18年度敦賀市介護保険(保険事業勘定の部及びサービス事業勘定の部)特別会計補正予算(第4号)の3件については、質疑、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり認めることに決定をいたしました。
 なお、議案審査とは別に教育委員会より、平成18年から3カ年計画で実施されています博物館の耐震強度検査に関する中間報告として、18年度の建物の構造劣化調査に関し、保存状態は良好で建物の内側、外側とも大規模な改修の必要はない。最終結果報告は平成20年度の調査後行うとの報告を受け、了承しましたので、申し添えておきます。
 以上が本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。

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◯議長(水上征二郎君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
  〔「なし。」の声あり〕

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◯議長(水上征二郎君) 次に、建設常任委員長 宮崎則夫君。
  〔建設常任委員長 宮崎則夫君登壇〕

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◯建設常任委員長(宮崎則夫君) おはようございます。
 今定例会において、建設常任委員会に付託されました案件審査のため、3月5日午前10時から、委員全員出席のもと、第4委員会室において委員会を開催いたしました。
 ただいまから審査の経過及び結果について御報告いたします。
 委員会審査結果報告書の7ページをごらんください。
 第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会の所管となる部分については、主な質疑として、河川改良工事委託料の減額について、地元地権者との交渉がうまくいかず用地取得が困難となった大きな理由はとの問いに対して、土地への愛着があるので田や畑を減らしたくないという理由からとの回答がありました。
 第1号議案の討論として、今回の補正予算の都市計画総務費で開発許可申請進達差止請求訴訟応訴弁護委託料が計上されているが、最初にきちんとした対応をしていればこのような提訴も行われず、弁護料も要らなかったので反対するとの意見があり、採決の結果、賛成多数で原案どおり認めることに決定いたしました。
 第2号議案 平成18年度敦賀市簡易水道特別会計補正予算(第3号)、第4号議案 平成18年度敦賀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、第6号議案 平成18年度敦賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、第10号議案 平成18年度敦賀市水道事業会計補正予算(第3号)、以上4件については、いずれも質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致、原案どおり認めることに決定いたしました。
 以上が本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(水上征二郎君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
  〔「なし。」の声あり〕

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◯議長(水上征二郎君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。
 これより採決いたします。
 一括議題といたしました各議案中、討論通告のあります第1号議案を除く第2号議案から第10号議案までの9件について、いずれも各委員長報告のとおりこれを決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(水上征二郎君) 起立全員。よって、第2号議案から第10号議案までの9件については、いずれも各委員長報告のとおり可決いたしました。
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◯議長(水上征二郎君) これより、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)について討論を行います。
 まず、委員長報告に反対の討論を行います。
 今大地晴美君。
  〔14番 今大地晴美君登壇〕

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◯14番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。
 ただいまから、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)の委員長報告に反対の立場での討論を行います。
 日本原電3・4号機建設予定の先延ばしにより、今回の補正予算では消防防災館(仮称)整備事業費及び魚市場の公有水面埋立事業費に影響が及んでおります。初期計画段階での見通しの甘さに加え、原発の交付金に依存してきた敦賀市の財政状況を如実に物語っていると言えるのではないでしょうか。
 さて、廃棄物対策費のうち9月補正で1250万円の市債が計上されましたが、今回、実施経費の減により110万円が減額となりました。しかし、処分場対策事業費の負担分が384万1000円計上されております。福井県の責任問題がうやむやにされたままの敦賀市負担20%は、市民として納得のいく負担金ではありません。ごみの山が敦賀市から撤去されるならまだしも、子供たちや次の世代だけではなく、未来永劫ごみの山と環境ホルモンなど汚水漏えいの不安、加えて市税から負担金を払い続けなければならないという負の遺産を残すことを黙って見過ごすことはできません。今回のみならず、今後もふえ続ける負担金の支出に対しては反対を続けていきます。
 もう1点は、都市計画総務費における開発許可申請進達差止請求訴訟応訴弁護委託料49万円に対してです。
 この弁護士への委託料は、木崎地区に建設予定の総合レジャー施設に反対する住民の会が、敦賀市が福井県に許可申請を進達したため裁判になっている件です。
 そもそも敦賀市都市計画マスタープランで田園景観保存ゾーン、文教ゾーンとなっていたにもかかわらず、パチンコやゲームセンター、カラオケなどの遊興施設の出店計画が持ち上がりました。大型商業施設の出店計画がとんざした後、白地のまま放置してきた怠慢行政、まちづくり条例施行直前の滑り込み申請、木崎地区での住民に対する説明会すら行われなかったこと、情報公開請求における非公開の黒塗り文書など、市民、地域住民を無視した上での福井県への進達は決して許されることではありません。
 企業からの出店計画申請に対し、敦賀市が住民の立場に立ち、対処していたなら、裁判を起こされることもなく、今回の弁護委託料も計上されることはなかったはずです。
 以上が委員長報告に対する反対の討論です。敦賀市行政が住民の福祉を最優先にした政策を実現していくためにも、議員の皆さんも市民の立場で反対に賛同してくださることを願っております。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。
 河端満君。
  〔18番 河端満君登壇〕

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◯18番(河端満君) 皆さん、おはようございます。新政会の河端満でございます。
 ただいまから、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)について、各委員長の報告に対しまして賛成の討論を行います。
 今回編成された予算は、歳入歳出それぞれ12億8900万円を追加し、総額で270億2382万6000円とするものであります。この予算は、職員の早期退職に伴う退職手当のほか、財政調整基金の新規積み立てや特別養護老人ホーム等老人福祉施設整備事業への補助金、さらには道路、河川等の県営事業負担金など市民生活や市民福祉の向上に直結するものが計上されており、高く評価をするべきと考えます。
 一方、歳入予算につきましては、市税、国、県支出金や前年度からの繰越金など確実に見込まれるもので収支の均衡を図っており、極めて適切な予算であると思います。
 ところで、今ほど反対討論のありました民間処分場環境保全対策事業費負担金の補正でありますが、行政代執行事業に着手するに当たり、県と市は事業を共同して実施することと、費用を県が8割、市が2割とすることの協定書を締結して、お互いの責任を確認しております。今年度実施した対策工事の効果確認の水質モニタリング調査、工事のための実施設計書の作成や水処理施設の維持管理等は対策として当然進めていかなければならないことであると思います。処分場対策は市民生活にとって極めて重要な問題であり、最も優先すべき問題であります。
 今後は、来年度からの工事着工に向けて準備が進められると思いますが、一日も早く市民が安心できるよう、県と一体となって抜本対策を早急に着実に行っていただきたいと思います。
 また、開発許可申請進達差止請求訴訟応訴弁護委託料についての補正でありますが、これは昨年10月23日の福井県知事への開発許可申請進達に対しまして、敦賀市を被告として福井地方裁判所に訴えの提起がなされた件に対応するための弁護士の費用であります。
 この開発許可申請書の進達は、県の定めた手続にのっとってなされたものであり、違法なものではありませんし、訴訟に対して弁護士に訴訟代理人を委任して応訴することは適切であると思います。さらには、計上されている弁護士委託料は福井県弁護士会報酬規程を参考として決定された金額であり、妥当であると思います。
 以上、第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)について、各委員長の報告に対する賛成の討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(水上征二郎君) 以上で討論を終結し、採決いたします。
 第1号議案 平成18年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)について、各委員長報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(水上征二郎君) 起立多数。よって、第1号議案については、各委員長報告のとおり可決いたしました。

 日程第2 一般質問

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◯議長(水上征二郎君) 日程第2 これより一般質問を行います。
 なお、一般質問の発言時間は答弁を含め60分以内といたします。
 まず、平川幹夫君。
  〔26番 平川幹夫君登壇〕

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◯26番(平川幹夫君) 皆さん、おはようございます。先頭を切っての一般質問ということで光栄に思っておるわけですし、今期最後の一般質問にもなるわけでございますが、発言通告書に基づき質問させていただきますので、市長の誠意ある御答弁をお願いいたします。
 まず最初に、介護療養型医療施設の確保についてお尋ねを申し上げます。
 この質問につきましては、平成12年第2回定例会において療養型病床群等を有する病院の指定について質問をいたしました。市長答弁では、市立敦賀病院第3次整備計画において、長期入院患者に対する慢性期病棟の設置を計画しており、療養型病床施設についても今後検討していきたいとの答弁でありました。
 確かに、平成17年度予算で療養型病床を含めた増設に係る予算を計上したところでありますが、医療提供体制の見直しで急性期を基本とした病院運営、また幾つかの建設に対する問題も発生し、目前になって中止を余儀なくされたのであります。
 平成14年度医療制度改革から医療保険制度が安定しつつあると言われてきましたが、昨今、一部を除き全国の地域密着型病院、医院等病院経営が難しい状況にあると言われております。さらに、2025年度をめどに療養病床の再編を初めとして、ごく一般的入院を抑制、解消し、医療給付費の削減を目的として療養病床の再編を図るとしております。既に全国的にも医療病床を削減、診療報酬のダウンが医療制度改革により表面化し、転換期を迎えているのも事実であります。
 このように地域密着型病院等の改革による影響が出てきている状況の中で、一番困っているのが慢性期と言われる人たちの医療であります。当然だれしも病気になれば病院に行き、医師の診察を受け、入院を余儀なくされる場合があるわけでありますが、疾病によって異なるといたしましても、急性期と言われる期間は3週間から1カ月、その患者さんの病気が安定に向かうとすぐ病院を出されてしまうのであります。医療的には病気が安定したと言われましても、患者本人にとっては普通の生活ができる状況ではありませんし、家族での介護も困難な場合が多いわけであります。
 今、敦賀市内の療養型病床を持ち、慢性期に入った後も入院させている病院は3カ所あり、百四、五十人が入院し、慢性期の治療を受けていると聞いております。ますます高齢化が進む中で、家ではとても介護できない慢性期の患者さんを1カ月から半年程度、介護療養型病床施設で療養できる受け入れ施設が不可欠ではないでしょうか。
 療養病床の再編の中で、地域ケア体制の整備を打ち出しているようでありますが、敦賀市の具体的取り組みについて市長の所信をお伺いいたします。
 2点目に、敦賀に残る歴史的遺産の写真集の出版について。
 昨年10月21日、市民の悲願でありましたJR湖西線・北陸本線の直流化が開業し、1番電車が多くの観光客を乗せ敦賀に到着したのであります。この直流化開業の実現に至るまでには、市長を初め関係機関、団体の努力があってのこと、衷心より敬意を表するところであります。
 前回の18年第5回定例会においても、市長は提案理由説明の冒頭で多くの時間を割き、この経緯と今後の受け入れ施策について述べられたのであります。確かに開業以降、観光客を初めとして敦賀の乗降客が増加してきているのも事実であり、歓迎すべきことであります。
 また、開業を記念しての多彩なイベントが市内に分散して盛大に開催されたのでありますが、中でも一つの事業として、博物館が企画し、かつての国鉄の町敦賀と長浜の共同開催で、敦賀長浜鉄道物語が企画展として実施されました。期間中には全国から3000人を超える多くの入館者があったと聞いております。
 さらに、開催に当たって多くの資料を収集しておりますが、その資料をもとに図録を発行しております。発行部数1000部は全国の博物館、図書館等にも配布されたようでありますし、もちろん一般の希望者にも販売したと聞いております。今に至ってもその図録を希望する鉄道マニアの問い合わせが続いていると聞いております。
 このように、その町にある歴史を紹介することによって多くの人の関心が集まります。ここで観光資源とは何かとなると、歴史的、文化的遺産を活用して、美しい自然と兼ね合わせたところにあるのではないでしょうか。
 ここでお尋ねいたしますが、今、敦賀市で所有している歴史的写真類が30数万点あると聞いております。さらに、市民の中で明治、大正時代の敦賀の絵はがきを収集し、所有している人たちが何人かいると聞いておりますが、その人たちの協力を得て整理し、写真集や絵はがきなど発行してはと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) 今期最後の一般質問となりました。
 まず、トップバッターとして平川議員からの質問にお答えをしてまいりたい、このように思います。
 まず、介護療養型の医療施設の確保でございますけれども、今、国の方では介護保険事業の支援計画、また医療計画、医療費適正化計画等々、横断的な、また統一的な方針といたしまして、地域ケア整備構想というものがございますけれども、これをことしの秋ごろに策定をしようということになっておるところでございます。
 この整備構想につきましては、議員から御指摘の療養病床転換推進計画にもなっておりまして、私ども敦賀市におきましても介護療養型の一つの事業所、60床ございます。また医療療養型の3つの病院、173床あるんですけれども、これはそれぞれが対象になるところでございます。
 現時点のスケジュールは、先月に短期ワークシートといたしまして平成23年度までの各年度の介護サービス等の見込み量を報告したところでございまして、4月から医療機関の意向ヒアリング、調整、患者の皆さん方のニーズ、参酌標準等などを踏まえながら療養病床の転換分を見込みまして、5月に短期暫定シートの提出の予定になっておるところでございます。
 今後は、退院後の受け皿、また医療機関の方向性等々を検討いたしまして、県との事前協議においてやはり敦賀市の実情、また要望をしっかりと働きかけますとともに、当然でありますけれども国の動向を十分に見きわめてまいりたい、このように思っておるところであります。
 次に、今、議員の方からお話がありましたように、歴史的なものを十分に観光に生かすべきだということでございまして、私もそのとおりだというふうに思っておるところであります。
 そこで、敦賀長浜鉄道物語、私も見ましたけれども本当にほのぼのとした歴史を感じる写真展でございまして、本当に多くの皆さん方に来ていただきましたことをありがたく思っておるところでございます。
 そこで、そういういろんな歴史的な写真、また絵はがき等を使っての写真集の出版ということで御提案をいただいたところでございまして、これもいいアイデアだなというふうに思っております。
 ただ、もちろん資料提供者の皆さん方に御相談をしながらということでありますし、当然、承諾も必要、また肖像権の問題等もございますので、それをやはりクリアしていかなければならない、このように思っております。そうなりますと少し時間がかかるわけでございまして、私どももやはりやるからにはいいものをやらなくてはなりませんので、そういう点では関係の皆さんの協力をいただきながら、しっかりと検討してまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 また、必ず土台には歴史的、文化的な遺産がありますから、そういうものの調査もしっかりしなくてはなりませんし、収集もしっかりやれという御指摘でございます。
 古い写真、また絵はがき等だけではなく、さまざまな分野の文書もありますし、また記録というものもありますから、そういうものをやはり写真、絵だけではなくて、そこにあわせてやっていくことによって、写真集といいますか、そういうものの幅が出るのかなということも考えております。これから博物館を中心に、今後そういう歴史的な資料もしっかりと調査をしたり、また収集に努めていかなくてはならん、このように思っております。
 またそこで、やはり歴史的、また文化的遺産の調査研究、そういうことを積み重ねることによりまして、私ども敦賀の魅力というものを語り継ぎながら、敦賀の歴史物語といいますか、そういうものを私たちの時代にまた新たにつくり出していこうという気持ちがございます。また、そういうものも冒頭言いました観光資源の活用につながるものというふうに確信をいたしておりますので、今後とも十分研究をさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。

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◯26番(平川幹夫君) 1番目の療養型の医療施設につきましては、市長も十分御存じだとは思うんですが、今、医療制度改革によりまして、先ほども申しましたけれども病気が安定しますと、もう病院出てくださいよということで、出された患者が非常に不安に陥るという状況があるということは以前から町内でも、特にお年寄りの中でもそういう不安を感じているわけですね。それを支えてきたのが療養型の施設でありまして、それが今、昨年の4月ですか、診療報酬の改定等もありまして、そういう施設の病床を減らしていこうという国としての基本的な考えに基づいてそういうのが進められてきておるわけですが、そういう中で敦賀市としてそういう人たちを不安から取り除いていこうという観点に立って施策を進めていくべきであろうなというふうに思うわけです。先ほどのとおり、敦賀では3つの病院がそういう受け入れをしていただいておるわけでございますが、どんどんとこの施策が進んできますと、やはり診療報酬の改定から手術とかそういう大きな医療についてはかなり点数がいいわけですけれども、薬の投与とか、こういう形のものだと点数が低いわけです。ということになりますと、なかなか病院が経営していけないという現状があるわけです。
 そういうことから、非常にそういう3つの病院そのものも市民から見れば、さて、もちこたえてやっていただけるのかなという一つの不安も発生してきます。そういう点を含めて、ひとつ敦賀市長の英断でそういうものをやっていくんだと。国がいろいろな施策を打ち出してくるけれども、やはり福祉の町敦賀だということで先頭に立ってそういう面も積極的に進めていってほしいなというふうに思います。
 先ほども申しましたが、敦賀病院で40床ですか。療養型病床群の施設をということで計画されたわけですが、結果はああいう形になってしまったということでして、やはり慢性期の患者さんを支えるということが非常にこれから重要になっていくと思います。そういうことで、ひとつ行政としてそういう点も十分お考えになっていただきたい。できれば次の市長のマニフェストの一端に加えて、ひとつこの政策を持っていくぞという意気込みも欲しいなというふうに思います。
 先ほどの2番目の歴史的遺産を写真集にしたらどうかということですが、今はもちろん敦賀市外にも多くの資料があるようです。それも整理にかなり時間がかかるようですが、そういうのもひとつ整理をしていくことが今後の観光にもつながっていくということでありますし、そして明治、大正の絵はがきが、市長御存じでしたでしょうか、非常にいい港の絵はがきとかが多くあるらしいんです。それが世界へ全部渡っている。インターネットのオークションで、相当経費がかかっておるようですが、かなりの量の収集をされている方がいらっしゃるようです。そういう方にひとつ御理解を得て、その絵はがきを写真集に残すことにより、今後の敦賀の一つの財産にもなりましょうし、また観光に生かせるものは生かしていく。
 さっきも言いましたが、この前の鉄道展ですが、非常に好評で、やはり観光客というのはそういうところ、地元にある歴史を頼って来るわけでして、そういうのも生かしていくのが今後重要ではないかなというふうに思っております。
 そういうことから、ひとつ今の1点目の療養型の医療施設を含めて、市長の今後の思い。今、確かに地域ケア整備構想というのを国が今年度の夏にまとめようとしておりますけれども、今25万床ですか、それを15万ぐらいに減らそうという計画をその中で出しておるわけですが、敦賀市はその点については何らかの形でそういう人たちを救うということはおかしいんですが、安心してもらえるような形をとりますよということをひとつ御答弁いただけたらというふうに思っております。
 今、既にそういう人たちは介護難民と言われておるわけでございますから、やはりそういう人たちの救済が非常に今後重要になってくると思います。そういうことでひとつ市長の今後の思いをお尋ねいたします。また、写真集等についても絵はがき等のそういうものを一遍今後進めていきたいというふうに御答弁いただけたらと、こういうふうに思いますのと、こういうことを言っていいか悪いかわかりませんが、今見ておりますと、これから敦賀の観光にも役立ち、そういう歴史にも役立てていこうという重要な場所の人員の配置も案外減らしていく減らしていくで、やはりそういうことをやろうとするとかなり人数も要るわけですから、そこらもお認めになって、やっぱり必要なところはそういう配置をしていくというようなこともあわせてお願いもしておきたいというふうに思います。
 以上で私の第2回目の質問を終わらせていただきます。

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◯市長(河瀬一治君) まず介護型療養医療施設でありますけれども、議員がおっしゃるとおり、やはり現在、高齢化社会を迎えておりまして、お年がいきますとあそこが悪い、ここが悪いというところが出てくることも事実であります。また、病院でいろいろと療養を希望される方もいらっしゃるわけでございます。
 ただ病院といたしますと、今、経営も大変苦しい状況で、議員の方からもいろいろ御指摘をいただいておりまして、何とかいい形の経営状況にも持っていかなくてはならんし、また、そういう皆さん方にも対応しなくてはならんということで、実は非常に難しい状況であることは議員も御承知のとおりでありまして、そこをいかに両立をさせていくかというのは私どもにとっても大きな課題であります。
 私も先ほど言いましたように国のいろんな動きを見きわめていきたいというふうに思っておりますが、敦賀でできることはどうであろうと。特に、こういう高齢者の皆さん方の心配におこたえできる医療体制、また福祉の体制はどうであろうということを十分にこれからも研究をしまして、いい形になるように最大の努力はしていきたい、このような気持ちはいつも持っております。
 今後とも、4月がございますので、そのとき以降になるというふうに存じますけれども、そういうことがまた私に与えられましたなら、そういうことはしっかりと取り組んでまいりたい。
 そして、マニフェストということで、今回も条例を先ほど提案させていただきましたが、各首長もそういうことをする時代になりましたので、私自身もできる限りそういうものをつくり、やはり数値目標を設定しながら、それをクリアしていくということも現在の私どもの世界に必要なことかなと思っております。
 そういう中にぜひ取り入れてということでもございますので、一度よく研究をし、そういうことができるのかどうかということも考えてまいりたい、このように思っております。
 写真集等々についてでありますけれども、最後の方に議員の方からも人材の配置で、私どもも今、行政改革をやりながら適正な職員配置ということも考えておりますが、やはり必要なところは人がいませんと仕事ができませんので、そういう点で必要なところにはそういう配置も当然考えてまいりたいというふうに思っております。
 ただ、数が限られておりますし、施設の数もありますので、そこは工夫をしながら、また職員の皆さん方に努力もしていただきながら、やればできることも私はあるというふうに思いますので、人員配置ということにつきましても、今言いました当然適材適所もありましょうし、また必要なところはある程度厚く配置をしながら、かつ、よく見直しをして人員の配置を行ってまいりたい、このように思っております。
 観光等につきましては、やはりこれは直流化の一つの受け皿でございますし、私も直流化はこれからであるという認識を持っておりますので、まだまだやらなくてはならんことはたくさん山積をいたしております。そういうことも考え合わせて、適切な人員配置をして対応できるように努力していきたいと思っております。

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◯26番(平川幹夫君) 御答弁ありがとうございました。
 先ほど申しました慢性期の皆さんが安心して生活できるような環境整備をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、木下章君。
  〔13番 木下章君登壇〕

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◯13番(木下章君) 市民クラブの木下でございます。
 発言通告書に基づきまして、以下、2点についてお伺いをいたしたいと思います。
 湖西線と北陸本線の直流化によりまして、京阪神からの快速電車の営業が開始され、既に5カ月を経過しようとしております。この間、敦賀駅前商店街を中心に売り上げを伸ばしたと言われるものの、敦賀物産振興連絡協議会により2003年7月から神楽町1丁目の空き店舗を利用して開設されましたおみやげ横丁は、直流化による経営の好転が期待されたものの赤字の解消には至らず、2月末をもって閉館されたことはまことに残念でなりません。
 市長就任以来、観光都市敦賀を目指して今日まで幾多のイベントを企画し、さらには地域ブランドづくりや特産品づくりに取り組んでこられましたが、その成果について、行政評価ではございませんが率直な立場で分析することが今必要ではないでしょうか。
 観光においても、バブル期の鑑賞型観光から体験型観光に移ってきているということも事実であり、旭山動物園でも言えますように、単に見せるのではなく、どのように見せるかを問うたものでもあります。敦賀にある幾多の観光資源においても巡回して見て回るだけになっており、体験型への移行が非常に困難な観光資源であると言わざるを得ません。
 鑑賞型観光から体験型への取り組みは、施設を変えることは困難なことから、その周辺に体験できる施設を併設することが考えられます。例えば、相生町に高木栄子先生が作成された紙人形を展示し、観光客に楽しんでいただいていますが、そこに定期的な形で、紙人形の作成教室などを開催しながら簡単なものをつくっていただくというように、体験できる場を設けることは考えられないのでしょうか。
 来て、見て、さわってという体験型観光に向けてどのようにお考えか、まず市長の御所見をお伺いいたします。
 次に、受け皿づくりについてでございます。
 団塊の世代の退職に合わせて旅行代理店の営業が活発になってきており、この世代の方々の余暇に曜日は関係ないと考えます。すなわち、日曜日だけが観光の日ではないということでございます。家族連れで混雑する週末を避けて、平日の余暇を楽しむということが多くなると考えられ、このことから一斉の休業ということについては、官民あわせて検討していくことが必要ではないでしょうか。
 直流化を好機としてとらえるとすれば、現在の活動状況でいいのか検討が必要です。食文化が高いと宣伝され敦賀に遊びに行ったが、店は閉まっており見るところも閉まっていたというのでは、果たしてリピーターとして再度来ていただけるのか、その辺が大変疑問でございます。正月三が日に訪れました気比神宮を初めとした参拝客は、例年を大きく上回り、長蛇の列となっていたそうでございますが、受け入れ体制はいかがなものであったのでしょうか。今後の観光客の受け入れ体制についてどのようにお考えになっておられるのか、お伺いをいたしたいと存じます。
 見て感動し、触れて楽しさを、そして食べておいしかったと思われて、また来てみたいと思われる町になるのではないかというように感じますので、その辺の観点についてお伺いをいたしたいと存じます。
 また、2点目の医療費の一部負担金の減免徴収猶予制度についてお伺いをいたします。
 国民健康保険法第44条におきまして、「保険者は、特別の理由がある被保険者で、保険医療機関等に第四十二条又は前条の規定による一部負担金を支払うことが困難であると認められるもの」に対し、1つとして「一部負担金を減額すること」、2つとして「一部負担金の支払を免除すること」、3つとして「保険医療機関等に対する支払に代えて、一部負担金を直接に徴収することとし、その徴収を猶予すること」などの措置をとることができると法で定められております。
 この場合、減額免除した一部負担金は、保険者が保険医療機関に支払うことになり、猶予とは被保険者にかわって保険者が一部負担金を保険医療機関に立てかえ払いし、保険者が一定期間経過後、被保険者に立てかえ分の請求を行うということになります。
 敦賀市においては、敦賀市賦課徴収条例第166条において、市長は、1つとして「災害等により、生活が著しく困難となった者又はこれに準ずると認められる者」、2つとして「その他特別の事情がある者」のうち必要があると認められる者に対して保険税を減免すると定めており、これに基づき、平成15年3月31日付規則第22号の敦賀市国民健康保険税の減免に関する規則により具体的な減免措置を定めております。
 この賦課徴収条例については、あくまでも国民健康保険税に対する納税額を対象として減額などを定めたものであり、実際に保険医療機関にかかった場合に必要となる一部負担金についての減免を定めたものではないことについては周知のとおりでございます。
 今日の社会的環境の中で失業問題は大きくクローズアップされており、リストラや倒産などにより、急激に収入の減少を来した人に対する医療費の一部負担金について、減免や徴収猶予の措置がより強く求められてくるものと考えられます。
 昨年、文教民生常任委員会で行政視察に伺った伊丹市の一部負担金の減免徴収猶予については、伊丹市国民健康保険条例施行規則で規定をしており、具体的取り扱いについては「国民健康保険一部負担金の減額若しくは免除又は徴収猶予に関する取扱要領」で定めています。具体的内容については、その適用の前提条件として、1つとして災害等により収入が著しく減少したとき、2つとして事業業務の休止または失業により収入が著しく減少したとき、3つとしてこれらに類する理由があったときとされており、保有する資産のすべてが生活または営業上の必要財産であり、働くことができる世帯員全員が就労していることと、資産能力の活用を規定しております。さらに収入要件については、世帯の収入が生活保護基準の1.4倍以下とし、おのおののランクにより免除、減額、徴収猶予の適用種別を定め、その適用期間を3カ月間とし、申請によりさらに3カ月延長できるものとなっております。
 敦賀市においてこの制度を導入する場合、対象となる者の範囲、さらには対象とする条件、申請に対する審査方法など多くの課題について検討を要すると考えますが、国保税の徴収の減免と同様に、保険医療機関に支払う一部負担金の減免徴収猶予についても国民健康保険法第44条の精神を尊重し、検討を進めていくことが必要ではないかと考えますが、市長の御所見をお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) まず第1点であります。直流化後の敦賀の観光のあり方といいますか、鑑賞型から体験型へということでございます。
 私どももおかげさまでいろんな施設がありますけれども、まだまだ磨かなくてはならんところ、また、アクセスをよくしなくてはならんところ等々ございますが、やはり港を中心としていろんないいものがあるというふうに思っております。今後そういうものをしっかりと整備をしながら多くの皆さん方に楽しんでいただきたい、このように思っております。
 そこで体験型観光ということで、御承知のとおり今年度から本格的な遊敦塾の運営をしていきたい、このように思っております。具体的には、山菜とりと料理教室でありますとか炭焼きの体験、また私どもの名産でありますとろろ昆布を初め昆布かき体験等を、実際に経験していただいて楽しんでいただこうというものを中心に、48以上のコースを考えて計画をいたしておるところでございます。すべてが物づくりというわけではございませんけれども、やはり継続性を保つことが非常に重要だというふうに考えております。
 議員の方からは、例えば高木栄子先生のわらべ人形、大変ほのぼのとした、見る皆さん方にとっても心がほっとするすばらしい紙人形でありますけれども、そういうものを体験といいますか。あれをつくろうと思いますと相当の技術等も必要でしょうけれども、近いものを折っていくというようなことも大変これは楽しみだというふうに思いますけれども、なかなかそういう指導される方の問題もありますので、そのあたりよくまた研究をさせていただきたい、このように思っておるところでございます。
 おかげさまで敦賀駅の乗車人数につきましては前年比13%ほどふえておりますが、観光案内所が非常にふえておりまして、実は前年比267%のお客さんに来ていただいておりまして、あれやこれやというふうに聞きに来ていただいておるのではないかなというふうに思っております。
 そこで、飲食店を初めせっかく来たけれども閉まっておったというのは、これは本当に議員おっしゃるとおり、非常に来ていただいた方に気の毒な状況になりかねないわけでありますし、御指摘のとおり、これから団塊の世代の皆さん方が来られて……。私どもも時間があると土日を避けようという気持ちが実はあるんです。あんまり込んでいますと人疲れするというよりも、ゆったりと回れる時間を選んで行くという考えの人が多くいらっしゃいまして、土日を避けてゆっくり行こうやということになると、行ったときに休みというのは非常に申しわけないことであります。
 これは、各飲食店初め事業者の皆さん方の営業体制──現在でも例えば敦賀の場合ですと実は、おすし屋さんは月曜日に休みが多いんです。また、うどん屋さんは水曜日に休みが多い。これはやはり組合で、規定まではしていないと思うんですけれども、大体合わせた形で休んでいらっしゃいますので、組合としての活動などもやりやすいということはあると思うんです。組合のいろんな事業を休みにやるということの利点もあるというふうに思いますけれども、今後、そういう皆さん方とやはりしっかりと連携をとりながら、こういうときでもあいている店があるといいなという思いは私どもも一緒でございますので、今後ともまた、そういうことを連絡、御相談をさせていただきながら、観光客の皆さん方がいつ来られてもおいしい食べ物が食べれる、そういうような利便性向上ということで、会議所等も含めた関係者の皆さん方と協議をしてまいりたいなというふうに思っておるところであります。
 また、受け入れの全体の体制でありますけれども、今、観光協会が中心になりまして、観光というのはいろんなところと関係いたしますので、私ども行政、そして各種団体、また当然事業者の皆さん方を含めまして総合的な、それをまた包括したといいますか、そういう体制をつくってまいりたいというふうに思っています。また、情報も非常に大事でございますので、情報発信等も観光協会としてしっかりやっていただけるものというふうに考えております。
 そこで今、新聞等で御承知だと存じますけれども、観光協会の事務局長を全国から公募をいたしておるところであります。観光客の誘致促進、また観光地の活性化、非常にノウハウを持った方がおいでをいただくとありがたいなというふうに思っております。
 また、私どもの発想のつかない観光施策というものもあるというふうに思います。そういうものを十分に、また新しい事務局長の活動を期待しながら、議員の方からも御提案ございました新しい体験型観光の提案を期待いたしておるところでございます。私ども市としてもしっかり取り組んでまいりたい、このように思っております。
 次に、医療費の一部負担金の減免徴収猶予制度であります。保険者につきましては、保険財政の健全化を損なうおそれがないと認められる場合に限りまして、一部負担金の割合を減ずることができるというふうにあるわけでございます。
 御承知のとおり、私ども敦賀市におけます国保財政におきましては、今、大変厳しい財政運営を迫られておるところであります。税と一部負担金の両方の減免となりますと、その費用のしわ寄せがほかの被保険者に及ぶということでありまして、そうなりますと保険制度の公平性ということもしっかりと考えながら、やはりこれは慎重に対応していかなければならないというふうに考えております。
 しかし、災害でありますとか、また貧困その他、特別の理由があります被保険者に対しましてはやはり相互扶助の精神で、また救済措置的に考えていかなければならないこともございますので、今後も県内各市町の条例制定状況及びまた私どもの敦賀市における国保の財政の状況を見きわめながら引き続きまして検討してまいりたい、このように考えておる次第でございます。

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◯13番(木下章君) ただいま御回答いただきました。
 まず一部負担金の関係でございますが、私は今直ちに実施せいということを言っているつもりはないんですよ。今日の社会の中で、特に経済情勢の中で倒産やいろんな部分が出てきて、その人たちが急に収入が減になったりいろんな部分も今後とも考えられるでしょうと。その場合に、やはり敦賀市としてどういう対策、対策というのはおかしいですが、こういう利用料に対してどういう考え方を持っていくかということです。
 そういうことから、今の減免徴収猶予という制度が国保税の中でとれるという格好でうたわれていることでありまして、ただその附帯として国保財政に無理がかからない場合というような部分も多分あると思うんです。だから、敦賀市の国保財政については大変厳しいというのも十分わかっています。しかしながら、それだけの状況でできないということでなくして、むしろどういうやり方があるかも含めて今後の課題としてきちっと検討していくことが必要ではないかなと。
 今、どちらかというとこのままの状況でいきますとなかなか検討が進まんだろうということで、導入する場合に対象の範囲を含めてどういう部分でできるかということも含めて、やるかやらないかも含めてとなるかもしれませんけれども、その部分について敦賀市としてやはり検討を深めていくことが必要ではないかということで御意見を提起させていただきました。
 直ちにやれということになりますと、多分できませんという答えだけになるだろうと思いますので、そうではなくして、やはりどこかでその糸口、切り口をつけていかないとなかなか議論の中には入っていけないだろうということで、ぜひともそういう部分で今後検討を深めていっていただきたいというぐあいに思います。
 次に、観光の関係でございますが、一斉休業というのはただ単に民間だけではありません。公的機関はすべて月曜日休みです。今回、ぐるっと敦賀周遊バスというのは平日も含めて動かしますということになりました。そのぐるっと敦賀周遊バスの運行を見てみますと、一番最初に行き当たるのがアクアトムですか。その次、山車会館と博物館へ行って、ずっと回っていくとあっとほうむがあってということになります。そうすると月曜日に来た人は何も見るものないよということになりますので、その辺の公的機関の休業日の考え方も含めて、きちっと整理をしていった方がいいのではないかなというぐあいに思っているわけでございます。
 観光そのものは単に行政だけが一生懸命に言ったって、これはらちがあかないことでございまして、それを支える部分がやはり民間の活力だというぐあいに思います。ですから民間の方々のそういう団体等も含めて、今後やはりもてなしという言葉がよく市長のお言葉から出てきていますので、その辺も含めて敦賀市全体としてどう観光客を受け入れていくんだという基本的な考え方をきちっと整理しながら、業者間の中で議論を進めていっていただけないかなというぐあいに思います。
 この前もちょっと市長に雑談で言いましたけれども、正月三が日どこも食べるところなかったぞという話をさせていただきました。全部休みでということですから、できたら気比さんにラーメン屋さんの屋台でも入れて、せっかく敦賀ラーメンというのを一生懸命宣伝しておられるわけだから、あそこで一回そういう催しもやってみたら、来年行ったら来年あそこでまたこういうの食べれるぞということになると、また来られる可能性もあるでしょうと。ところが行ってみたら何もなかったしということになりますと、立ち寄るだけでしかなくなるということですので、ぜひともそういう具体的な部分、抜本的な部分を含めて少し検討してもらえないかなと思いますので、それについての今後の展望というのはおかしいですけれども、考え方についてもう一度だけちょっとお聞かせをいただきたいと思います。

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◯市長(河瀬一治君) まず、減免の方につきましては、直ちにではなくてしっかり検討を進めていくべきだという御指摘でありますので、先ほど言いましたように引き続きしっかりと検討してまいりたいと思っております。
 次に、観光ということで、おっしゃるとおりでありまして、博物館、山車会館、公的なもので見ていただく施設も休みですと、せっかく来ていただいたのにということは十分これは理解もできるところであります。人員的な配置の問題もございますし、一度検討しながら、例えば年中無休体制というのを配置をうまくやりくりして可能かどうかということも含めて、今御指摘のあった博物館、また山車会館などについてはそういう人員配置ができ得ればまた休館日なしというようなことも考えられるのではないかなというふうに思っております。
 そういうことを私どもやはり官の立場で率先して進めることが、また民の皆さん方への刺激にもなるかなというふうに思っておるところでございます。
 また、敦賀の方では正月は普通みんなでゆっくり休もうという思いが強うございますので、なかなかそれを私どもの立場であけなさいというわけにはまいりませんけれども、こういう御提案の中での多くの皆さん方が楽しんでいただける場所としてそういうものがあれば、これはまたいろんな組合の皆さん方もございますので……。
 ただ、場所提供の問題等もあります。これはやはり民同士の話になりますから、できましたらまた観光協会の方として取り組みができるかどうかということを私どもの方からも提案をしてまいりたい、このように思っております。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、中川賢一君。
  〔17番 中川賢一君登壇〕

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◯17番(中川賢一君) 新政会の中川賢一でございます。
 それでは、発言通告書に基づきまして簡素に質問をいたしますので、誠意ある答弁をお願いいたします。
 第1項目めとして、未利用有機性資源の活用についてであります。
 昨今より地球の温暖化、異常気象が報道されております。今冬の気候も104年ぶりとも言われる異常気象であり、異常がさらに異常となっております。
 さて、我が国では環境基本法、循環型社会形成推進基本法などの環境関連の法律が制定され、法に基づく取り組みがなされております。敦賀市においても自然環境の破壊、地球温暖化防止対策等、循環型社会の構築に向かって多くの取り組みがなされております。
 そこで、未利用有機性資源活用基本方針として、平成16年3月に有機性資源の活用推進に向けたマスタープランが策定され、環境調和型農業の確立を目的に有機性資源の堆肥化に取り組んでおられるところであります。また、平成17年3月には未利用有機性資源活用事業として、超高温微生物コンポスト化事業、堆肥化についても取り組みがなされております。いずれも環境循環型社会に向けての取り組みであり、未利用有機性資源をリサイクルし、資源の有効利用となっております。
 しかし、他市においては早くからリサイクルに取り組み、大きな成果を上げておられますし、本市においてもますますふえ続ける有機性資源のリサイクルが求められるところであります。
 そこで、2点について市長にお伺いします。
 1点目、環境調和型農業を目的とした有機性資源の活用についての取り組みはどこまで進行しているのか、お聞かせいただきたい。
 2点目、現在、市内より排出される有機性資源は全量が焼却処分されているが、今後のリサイクルへの取り組みと方針についてお伺いをいたします。
 次に、敦賀市小中学校適正配置化についてであります。
 敦賀市においては、昭和30年に近隣5カ村を編入合併し新敦賀市が誕生し、半世紀余が過ぎております。古くは昭和12年に敦賀町、松原村を廃止し敦賀市が誕生しております。平成9年には市制60周年を迎え、ことしが市制70周年になるところであります。その間、敦賀市は市民、行政が一体となり発展を続けてきているところであり、今後もますます発展することを願うとともに、今日までの行政の取り組みと市民の皆さん方の協力に敬意を表したいと思います。
 さて、本市は今、多くの課題を抱えているのも事実であります。その中に、急激な社会環境の変化から、核家族化による人口動態の激変により20年間で市内の姿が一変した現状があります。今後も核家族化の進展、周辺環境の変化は続くと思われますが、将来の敦賀市を支える子供たちをはぐくむ環境をつくることも我々の責務であります。
 そこで、平成15年第7回定例会、平成16年第6回定例会、そして、平成17年第5回定例会においてお伺いしてまいりました小中学校の適正配置についてであります。
 平成13年より敦賀市通学区域審議会の中で検討され、非常に大きな課題であり、敦賀市全体にかかわる大変重要な課題であるため、平成18年より新たに敦賀市小中学校適正配置等審議会を発足し、以前からの敦賀市通学区域審議会と並走しながら検討を重ねておられるところでありますが、今、社会環境が日々刻々と変化している中、本市が直面している通学区域と適正配置化は喫緊の課題であり、早急な検討が求められるところであります。
 そこで、市長、教育長にお伺いをいたします。
 1点目、平成18年より発足した敦賀市小中学校適正配置等審議会において、2年任期のうち1年が経過しようとしておりますが、審議の進捗状況と今後の委員会の方向性をお聞かせいただきたい。
 2点目、審議会で審議内容として十分検討されていると思いますが、敦賀市の小学校15校、中学校6校の児童生徒数の変化はどのような推移になっているのか。また、地区別の人口動態の変化とあわせてお聞かせをいただきたい。
 以上で1回目の質問を終わります。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、中川議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、未利用有機資源の活用等々で今、環境のお話が出まして、私どももことしになりましてからごあいさつの中で、本当にいいお天気のうち暖かいお正月をお迎えして、きょうもいいお天気でという実はあいさつの多い日が続いておるんですけれども、そういう中で、やはりこれも異常気象だなと。ただただ喜んでいるわけにはいかないなということを感じておりますし、いつもお話をさせていただいておるところでございます。
 きのうから少し冬らしくなりまして、屋根も白くなりましたし、もう少し雪が山の方を中心に降ってくれた方がありがたいなというようなことを思いますきょうこのごろでございます。非常に環境が大きく変わってきた。これはやはり温暖化の影響というのが年々何か感じるようになってきましたので、本当に不安もあるところでございます。
 そこで、環境ということに関して、農業生産活動の中でどのように取り組んでおるかということでありますけれども、私どもも環境に配慮した、また、持続的な農業でございます環境調和型農業というものを推進していこうということで、いろんな関係の皆さん方と努力をいたしておるところでございます。
 敦賀市の方では、現在6戸の畜産の農家がございますし、牛や鳥の排せつ物等々、またおがくずもありますし、もみ殻等もあるわけでございますが、そういうものを利用した堆肥なども農家の皆さん方に供給をしております。全量活用している状況でございますけれども、まだまだ、例えば生ごみも私は有機資源ということで、これもどのように活用するかということは非常に大事でございます。コンポスト等の提供もさせていただきながら取り組んでいただいてもおりますけれども、町自体が都市化した部分もございますし、私の住んでいる場所ではなかなかコンポストを置く場所もないというところでございます。今、いい機械も出ておりまして、生ごみを処理しながら堆肥になるというようなものもございますし、またEM菌等、これから活用できる一つの資源になることも十分可能でありますので、そういうことも含めてやはり利用できるものは利用するという観点に立ち返るとともに、環境問題ということをしっかりと認識して取り組んでまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 今後のリサイクルの取り組み等々でございますけれども、部長の方から答弁があるというふうに存じます。
 それと、敦賀市小中学校の適正配置化等でございます。議員の方からも何度も御質問もいただいておりますし、私どもも小さいころと本当に変わったなという感がございます。これはやはり人口動態というものが大きく影響いたしておりまして、愛発小中学校の方では地元の皆さん方に御理解をいただいて、今閉校ということになっておりますし、葉原の方につきましてもそういう形になっておるところであります。
 この推移ということでありますが、確かに敦賀市は極めて核家族化の率も高いということを伺っておりまして、同居世帯も非常に減っておるというようなことでございます。この人口分布、また人口の動態につきましては把握しにくいところもあるわけでございますけれども、市全体として人口に係るデータの分析に努めまして、私どもまちづくりも進めておりますけれども、そういうものとあわせて子供たちにとって本当に一番いい教育環境をどのように整備すべきかということをやはり考えていく必要があるというふうに私は思っておるところでもございます。
 詳細につきましては、また教育長の方からお答えがあるというふうに存じます。
 私の方からは以上です。

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◯教育長(吉田勝君) それでは、中川議員のお尋ねの件につきましてお答えしてまいりたいと思います。
 まず1点目の件でございます。審議会どのようになっているのかということでございますが、17年度の第5回で答弁させていただいたことを今思い起こしながら話しさせていただくんですが、小中学校の適正配置は、本当に子供たちを健やかに元気に育てるための一番重要な課題であると認識しております。
 ただ、この問題を進めてまいりますときには、統廃合という言葉を使うとちょっと神経質になられると困るんですが、そういう問題も一要素として考えていかなければならないことも起こり得ます。そのような中で、やはり慎重に審議をしていただくというのが筋かと思っております。
 この18年度からそういうことを考えましょうということで、敦賀市小中学校適正配置等審議会、5月に発足させていただきました。それから、8月及び12月と3回の会議を重ねてまいりました。その中で浮き彫りになってきております論点を3つ御紹介させていただきます。
 まず、単独地区では──この単独地区という言葉は特定の地域、具体的に言いますと中郷地区なら中郷地区と、そういうことでございますが、生徒数が新設に値する数だけないということが今後も考えられるので、全体的な校区の見直しの中で進めていく必要があるということが1点。
 市内にどれだけの中学校数が必要か。また、中学校の適正配置を取り扱えば必ず小学校もかかわってくる。この小学校の校区問題、それらも考えていかなければならないということが2点目でございます。
 大規模中学校の人数を減らさないとアンバランスは解消されず、校区変更が必要になってくるだろう。こう申しておりますのは、例えば現在中学校6校でございますが、周辺2校を除きまして市内4校、1学年で大体人口の1%を占めております。したがいまして、切り上げて700人と計算していただきますと2000人強。この2000人をうまく配置しますと500人ずつというんですか。この4校ということになるわけですが、そううまくはいかないだろうということなんです。そのために校区を見直すとなりますと、理想的にいいますと小学校区幾つかで一つの中学となるのが理想かと思います。そのようにした方がいいとなりますと、小学校そのものの校区も見直さないとだめだというような問題も発生してくるということで、慎重に考えなければならないというのが3点目でございます。
 このような中で、今後の人口動態がどのようになっていくのかということも踏まえながら、この審議会といたしまして今2カ年とおっしゃいました。とりあえず4月から始まります19年度におきまして、その末には一つの答申をいただくと。それらを今度は通学区域審議会、こちらの方と本格的にバトンタッチをする中でその校区の問題等について考えていかなければならないと思っております。
 そのベースになります人口動態でございますが、20年前と最近とでは激変しているということでございます。基本的には、敦賀の西側ないし南部の方に人口が移動していったということかと思います。それらについて数字を調べてみますと、とにかくいわゆる第二団塊といいますか、団塊の世代等のお子さんが急増したというのが昭和50年ごろでございます。このときに粟野南小学校、それから中央小学校の新設。一時は西小学校なんかは子供が1500人いたという時期がございました。このようなマンモス小学校もあったわけですが、それらの解消ということで昭和50年代に小学校が2校新設された。その後、小学校の新設なく過ごしておりますので、やや落ちついたと思われる昭和60年ごろのデータを基準にお話しさせていだきます。約20年前になろうかと思います。
 この時代では、人口が約6万5000人、それと現在の6万9000人と比べますと約6%の増加になろうかと思います。それに対しまして、子供たちの数は33%減っております。具体的な数字を申し上げていきますと、昭和60年代、小学生が6000名、中学生が3000名、合計9000名いたわけでございます。それが現在は小学生4000名、中学生2000名ということで6000名となっている。この20年間で人口は約6%ふえたのに、小中学校へ通っている子供たちは33%減っているんだと、こういうことでございます。
 そして、それを先ほど敦賀の西の方、南の方へ延びていったというお話をさせていただきましたが、個々の校区で見てまいりますと敦賀西、敦賀南、敦賀北、これらは20年間で子供たちが半分になっております。粟野小学校では3分の2に減少しております。
 中学校で見てみますと、気比、角鹿は約半分に、また粟野、松陵については3分の2と、このような変化をいたしております。宅地化がどんどん南へ延びていったというようなことで、先ほど市長も申されましたように、少子・高齢化社会、核家族化というものをもろに敦賀市はかぶっていると思います。
 現在、恐らく1世帯当たりの人員が2.55ぐらいかと思います。福井県でも一番数字の低い地区が敦賀かと思いますので、そういうことを踏まえながら教育のあり方、その根本をなす学校の設置場所について審議会──先ほど並走してということがございましたが、この適正配置を考えて、そしてそれを19年度末、来年の今ごろでございます。ここで御報告申し上げる機会があろうかと思うんですが、それを受けまして通学区域審議会でより慎重に事を進めるという手順になっております。
 御理解をよろしくお願いいたします。

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◯市民生活部長(澤口進君) それでは、私の方から今後のリサイクルの取り組みと考え方について御説明を申し上げます。
 御承知のとおり、本年度リサイクルの基本計画の策定に取り組んでおります。この計画では、ごみの減量、リサイクルに向けた意識の啓発、ごみ減量の推進、リサイクルの徹底、適正処理システムの構築と維持について、それぞれ直ちにできることと取り組むべきこと、また中長期にわたり検討すべきことを取りまとめる予定でございます。
 コンポスト事業につきましては、これまでにも先進地の視察や事業の可能性調査などについて研究をしてまいりました。今後は、民間のお力もおかりする方向などもあわせまして、未利用有機性資源の有効な活用について検討をしてまいりたいと考えております。
 よろしくお願い申し上げます。

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◯17番(中川賢一君) それでは、もう少しお伺いをいたします。
 まず、未利用有機性資源の活用についてでございますけれども、先ほどお話をさせていただきましたけれども、環境調和型農業の確立を目的としての基本方針の策定であったのではなかろうかと思います。その中で、平成16年から22年を目標にされておりますけれども、今お聞きをいたしますと家畜のふん尿等の堆肥化は取り組みが進んでいるということでございますけれども、まだまだ有機性資源としましては本当にたくさんあるわけでございます。先ほど生ごみの御答弁もございました。また、家畜の排せつ物、あるいは水産系の廃棄物も入るわけでございますし、木質系の廃棄物も入るわけです。
 それから、集落排水事業で取り組んでおられます集落排水の汚泥もどんどんとふえてきている。それに公共下水道が進むにつれて下水道の汚泥がどんどんふえていくというようなことが予想されているわけであります。
 そこで、未利用有機性資源の活用基本方針というのを平成16年に出されております。そこで平成22年度までにいわゆる一番大きな木質系廃棄物、これも堆肥化をしようということで目標が掲げられておるわけですし、また、集落排水汚泥についても非常にふえていくということを予想されて堆肥化を目標にされているわけです。
 ですから、このように16年から始まって、今はもう18年、2年過ぎておりますけれども、ほかの有機性資源を活用するという取り組みがまだ少し薄いように思われますので、再度何かそういう取り組み方針がございましたらお聞かせをいただきたい、このように思います。
 それから、2点目の有機性資源の堆肥化は、農業面だけではないんですよ。今言われますように環境型社会の構築でございますので、できるだけ自然界に返すと。今、有機性資源のほとんどが焼却処分されておるわけでございます。焼却すれば非常に簡単なことだと思われますけれども、やはり地球環境の悪化にもなります。そして、焼却していくにも多額の費用がかかるわけでございますので、やはり微生物によって自然に返していく、こんなことが必要でなかろうかなと思われます。
 これからも市内から出るごみは市内で処分をしなければならないわけでございますので、どんどんこの取り組みに対してもお力を注いでいただきたいと、こんなようにお願いをいたします。
 それから、小中学校の適正配置化について、今るる細かく御答弁をいただきましたけれども、少子化はまだ若干進むと思いますけれども、やはり今少子化対策についてもいろいろと取り組みがなされている、こんなところでございますので、いつかは落ちつくのではないかなと、こんな思いもします。
 しかしながら、先ほど教育長の御答弁もございましたように、核家族化は、本当に読みにくい、そして予想もつけられないというようなことでなかろうかなと思います。今お聞きしますと、半減あるいは倍増というような格好になっている小学校も幾つかございます。これはやはり校区の変更、見直しというようなことも視野に入れて検討も必要かと思われますけれども、だれが見てもこれはと思うのが中学校の配置でございます。
 先ほど御答弁ございました今までの学校建設について見ますと、小学校は粟野南小学校が昭和51年です。それから、中央小学校が57年、愛発小学校が59年に建設されておりますけれども、平成17年に閉校となっております。建設から新しいのでも25年が過ぎているわけです。
 それでは中学校はどうだったかというようなことでちょっと見てみますと、角鹿中学校が34年に建築をされております。それから、愛発中学校が同じく昭和59年に建てられておりますけれども平成17年に閉校になっているということで、角鹿中学校が昭和34年に建設をされてもう50年が過ぎているわけです。そしてその50年前、昭和35年に廃校となったのが、実は私の母校でもあります中郷中学校であったわけです。
 昭和35年の中郷地区の人口はどうであったかということをちょっと見てみますと、人口は2061人、それから世帯数が419と、このような状態の中で中郷中学校が廃校となったのが事実であります。
 しかしながら、現在、市内で一番の人口増加を見ているのが中郷地区であるわけです。現在、中郷地区は6600人の人口と4539人もの増加になっているわけです。世帯数でも2415ということで1996の増となっておりますし、まだまだ人口の増加が予想されているのではないかと思います。
 こんな中で、50年間中学校の配置がそのままであった。非常に読みにくかったのではなかろうかと思いますけれども、余りにも年月が過ぎていってしまったと言っても過言ではないかと思います。
 その間の対応も問われますけれども、審議会の議題として検討はされていると思いますけれども、これだけ社会環境の変化が著しい中でございます。もう何十年も先を読むときでもございませんし、こんな状況下で検討するまでもないというようなことも思われます。
 答弁は要りませんが、この学校建設は地区住民からの10年も前からの要望でございますので、取り組みの真剣さを見せていただきたい、そういうことでよろしくお願いをいたしておきます。

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◯市長(河瀬一治君) 有機性の資源の活用ということで、議員の方から、要するに魚のあらでありますとか、また木くず等々、それと汚泥もやはりしっかりとリサイクルすることによって環境に適応できると。農業のみならずという御指摘でもございまして、私どももやはりそういうことをやることよって環境問題にいささかでも貢献ができればというふうに思っておるところでございます。
 いろいろ御指摘をいただいて検討もしましたけれども、なかなか実用化にも至っていない部分もあるわけでございます。それとコストです。コスト等を見きわめたときに、まだそこまで進んでいない部分もございますけれども、一度洗い直しをしまして、そういう部分についてしっかりと環境問題として取り組める体制はつくってまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 特にリサイクル等々につきましては、今、部長の方から答弁ありましたけれども、リサイクル基本計画の策定、こういうものもしっかりとしながら環境問題に貢献できますように最大の努力をしてまいりたいというふうに思っております。

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◯17番(中川賢一君) いろいろと御答弁いただきましたけれども、1点目の環境調和型農業の推進として、有機性資源の堆肥化に取り組みをされている。
 2点目の有機資源の微生物による堆肥化ということで、担当部局が複数で取り組んでおられる。これは大変な意気込みであったのではなかろうかなと評価はいたしますけれども、反面、少しあなた任せのような感じも見られます。
 どちらも同じ未利用有機性資源の活用ですから、目的は同じであるわけです。いろいろと難題もあろうかと思いますけれども、ひとつ情報交換など、連携を密にして取り組んでいただくことを強くお願いをいたしまして、質問を終わります。

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◯議長(水上征二郎君) 暫時休憩をいたします。
            午前11時58分休憩

            午後1時00分開議

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◯議長(水上征二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 次に、山本貴美子君。
  〔1番 山本貴美子君登壇〕

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◯1番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子でございます。
 発言通告に従いまして順次質問いたします。
 1、子育て支援について。
 1、保育園を拠点とした支援。
 昨年、第4次行政改革のもと公立保育園の民営化が発表され、平成20年に松原保育園が、平成21年に木崎保育園、22年に金山保育園、そして23年に新和保育園が民営化されることとなりました。これまで2回にわたり公立保育園の民営化について議会で取り上げましたが、議会の答弁の中で、敦賀市が保育園について託児所のような認識でしかないということを強く感じ、大変残念に思いました。
 そこで今回は、公立保育園のよさを利用した子育て支援について質問いたします。
 公立保育園には、経験豊かなベテラン保育士がたくさんおられます。その経験を生かすべく、ベテラン保育士が保育園を拠点として、地域に住んでおられる子育て家庭を定期的に訪問し、子育ての相談に乗るなど、保育園を拠点とした子育て支援をすべきと考えますが、いかがでしょうか。今後の計画をお聞きいたします。
 2、医療費の窓口での無料化。
 子育て支援で最も求められるのが財政支援です。3年前から小学校に入学するまでの子供の医療費が無料になりましたが、一たんは病院の窓口で支払わなければならず、その医療費が工面できないため子供を病院に連れていくことができないという家庭もあります。せめて病院の窓口で医療費を払わなくてもいいように窓口での無料化を実現してほしい。そして、できれば義務教育終了まで、中学校を卒業するまで無料にしてほしいという声をたくさんお聞きいたします。そこで、敦賀市の今後の予定をお聞きいたします。
 3、アレルギー対策。
 平成18年度の学校保健統計調査で、福井県内の小中高校生のアトピー性皮膚炎の割合が全国平均を大きく上回っていることがわかりました。小学生では調査対象の7.0%に上り、全国平均よりも3.5ポイントも高く、約2倍とのこと。大変ショッキングなニュースでした。アレルギー、アトピーは早期発見、早期治療が必要です。そこで、敦賀市の対策をお聞きいたします。
 また、アレルギー、アトピーで普通の粉ミルクが飲めず、アレルギー用の粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんがふえています。ところが、アレルギー用粉ミルクは普通のミルクの2倍、3倍の値段でかなり高額なため、大きな負担となっています。せめて半額となるよう補助すべきと考えますが、敦賀市の計画をお聞きいたします。
 最後に、アレルギーの代替給食についてお聞きいたします。
 これまで、学校給食でのアレルギー代替給食について何度も議会で要望してまいりましたが、新年度、アレルギーの代替給食について検討する予算が新規事業として盛り込まれたことは、アレルギーの子供を持つお母さんたちを勇気づけるものでした。
 そこで、今回は早期治療の立場から、保育園でのアレルギー給食について現状と今後の計画についてお聞きいたします。
 2、高齢者の外出支援について。
 中心市街地の活性化や市民の足としてコミュニティバスを運行するようになって8年がたちました。その後、民間の路線バスの廃止などにより運行を拡大し、現在5路線が運行されていますが、この間、高齢化が進み、またさらに民間のバスが便数を削減する中で、コミュニティバスの運行をふやしてほしい、またコミュニティバスが走っていない地域に運行を広げてほしいなど要望が出されています。コミュニティバスの運行拡大が求められていますが、今後の計画をお聞きいたします。
 また、高齢のため足が不自由になり、バスにも乗れずタクシーを利用している方がたくさんおられます。ぜひタクシー料金の一部を助成するなど高齢者の外出支援が必要と考えますが、敦賀市の今後の計画をお聞きいたします。
 3、原子力発電所の安全対策について。
 日本原子力研究開発機構の新型転換炉ふげんの原子炉補助建屋コンクリート劣化調査で、放射線管理区域外の壁面6カ所から計34本の試料を抜き取り、破壊して強度を調べたところ、5カ所計25本の試料が設計基準強度を下回ったことが経済産業省原子力安全・保安院の調べでわかりました。
 そのうち最も強度の低かったもので1平方ミリ当たりにかかって耐えられる力が設計基準値では22.06ニュートンであるのに、実際は10.6ニュートンしかなく、マンションであれば直ちに取り壊さなければならない強度であったとのこと。
 これまで原子力発電所に使われるコンクリートの劣化調査の大半は、ハンマーでたたくなどコンクリートを壊さずに済む非破壊検査で行われ、全地点で設計基準を満たしているとされてきましたが、今回のふげんの検査で破壊検査と非破壊検査の結果が大きく食い違うことがわかり、ふげんだけでなくすべての原子力発電所の強度はどうなのかという懸念が出てきました。コンクリートの健全性は安全の根幹であり、耐震設計においても設計基準強度の確保が大前提になっています。
 そこで、コンクリートの健全性を確認するために、現在、敦賀半島にあるすべての原子力発電所のコンクリートの破壊検査を行い、その調査結果を各電力会社に公表するよう求めるとともに、安全性を高めるために第三者機関を設けるよう国へ要望すべきと考えますが、市長の見解を求めます。
 以上です。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) 山本議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず子育て支援ということで、保育園を拠点にした支援をすべきだということであります。私ども今、地域に開かれた保育園というのを目指しておりまして、子育て支援、これについてやはり総合的、そして積極的に担っていくことは、私ども保育園の重要な役割だというふうに考えております。
 そこで、昨年の6月から公立保育園におきまして、妊婦さんやお母さん方等が、身近な保育園で育児相談、育児体験を実施いたしますマイ保育園登録事業というのを実施いたしておるところでありまして、今後はこのマイ保育園登録事業を発展させて、子育て家庭への訪問等が実施できないか研究してまいりたいなというふうに思っております。
 民営化をいたしますけれども、民も大変すばらしい保育をしていただいております。山本さんたちのお仲間であります大西園長さんを中心に、つくしんぼ保育園の方でも民の力でしっかりとした保育をやっていただいております。民営化すると何か悪くなるようなニュアンスで今御発言をされましたけれども、決してそんなことはございません。民は民のいいところを十分に活用して、しっかりとした保育事業、そして子育て支援を現にやっていただいておりますので御理解いただきたい、このように思っておるところでございます。
 次に、医療費の窓口の無料化でございますけれども、これも議員の方から常々言っていただいておるところであります。
 まず無料化につきましては、議員の方からもお話ございましたけれども、16年4月に、他市に先駆けて小学校の就学前児童まで対象の拡大を実施したところでございます。今、議員の方から義務教育終了まで拡大できないかということでありますけれども、財政的には非常に厳しい状況でございまして、今後の課題として検討を深めてまいりたい、このように思っております。
 ある市によりますと、第3子は義務教育を終えるまで行政が支援をして子育て環境をというところもございますので、そういうものも参考にしながら、やはり子育てのしやすい地域づくりというのは非常に大事だというふうに考えておるところでございます。
 そこで、窓口の無料化でありますが、福祉医療費の窓口での無料化の実施に伴います国庫負担金の減額算定の廃止措置について、今、全国市長会を通じて政府関係省庁に要望いたしております。国庫負担金の減額算定措置は国民健康保険の財政におきまして大変厳しい状況になるということでございまして、国の制度の運営の改善後取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。
 それと、アレルギー対策であります。今、私ども1カ月、4カ月、9カ月から10カ月の健診を医療機関で、1歳6カ月児、3歳児健診を健康管理センターで実施をいたしておるところでありますけれども、その結果、17年度におきまして4カ月で7名、そして9から10カ月で2名、1歳6カ月児で1名、3歳児で2名がアトピー性皮膚炎と診断されております。それぞれ早期に受診する必要のある子供さんに対しましては、健診医の方から皮膚科等の専門医の受診を今勧めておるところであります。
 なお、乳幼児に一番多く見られるわけでありまして、明確にアトピー性皮膚炎と診断されますとアレルギー児用の粉ミルクの投与、これがやはり適切かと思われます。非常に価格が高いということでありまして、保護者の皆さん方の負担軽減を図る観点から、その助成につきましては今後研究をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。
 また、保育園でのアレルギーのお子さんに対しての現状等々でありますけれども、調査をいたしまして、その児童に対応した給食として、お医者さんの診断書をもとに、今、除去食や代替食の実施を保育園の方でやっておるところであります。
 また、アレルギー対応給食のほかに、調理員を対象にしましてアレルギーに関する研修会を実施いたしましたり、アレルギーを持った子供たちの保護者の皆さん方に対します指導といいますか、資料配布などを通じて、こういうことを家庭の中でもやってほしいという、そういうものを行っております。今後も継続して実施をしていきたい、このように思っております。
 非常にアレルギーを持ちますと気の毒といいますか、一緒のように食べて、それもやっぱりお子さんによって辛抱強いお子さん──例えば兄弟の中でアレルギーじゃない子がいても、お兄ちゃんがそれを食べていても食べないという意思の強い子もいらっしゃいますし、やっぱり兄弟で食べるとついつい食べてしまうということで治りにくいお子さん、いろいろいらっしゃいますけれども、これはやはり保育園等に来られましたらそこでしっかり指導をして、やはり一日でも早く改善をしていただく方向性に持っていきたいなというふうに思っております。
 次に、原子力発電所の安全対策でありますけれども、今回の破壊検査のデータ等々であります。特にふげんのコンクリートの強度試験につきましては、国が高経年化対策に反映しようということで原子力安全基盤機構が原子力機構に委託をして実施されているものであります。
 そして、破壊検査のデータが通常の範囲を超えてばらついておりますので、妥当性、また信用性に大変乏しい。原子力機構は再調査を計画しているというふうに聞いておるところであります。
 やはり信頼性の乏しいデータで市民の皆さん方に不安をあおるようなことがあっては私はならないというふうに思っております。まず信頼性のあるデータを得ることが第一である、大切であるというふうに思っておる次第でございます。
 強度等々に関する議論については、やはり信頼性あるデータを得てからでありまして、他の発電所につきましても運転30年に至る前に実施をいたしております高経年化技術評価、この中でコンクリートの構造物からサンプルを採取して、この破壊検査を実施しているところであります。そのデータは報告書にまとめられまして公開されているというふうに聞いておるところでございます。
 また、安全監視のための第三者機関の設置をということであります。今、原子力安全・保安院が資源エネルギー庁と同じ経済産業省の中にあることで、やはり推進と規制を切り離すべきという意見があることは承知をいたしておるものでございます。
 国の安全規制につきましては、原子力安全・保安院に加えまして、原子力安全基盤機構による検査が実施をされる等々、実効性の向上には努めているというふうに思っております。
 今般判明いたしました検査偽装の問題を見ましても、やはり組織としての独立といいますよりも、実際に行われる安全規制がいかに現場に即した実効性を持っているか、運用されるかというのが非常に重要だというふうに思っているところであります。
 先月も、全原協の会長といたしまして、国民が安心できる、そしてまた信頼される、そして実効性のある規制体制を確立しなさいということで国に強く求めたところでございます。今後とも市民の安心、安全の確保ということにつきましては強く要請をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 高齢者の外出支援でございますけれども、昨年の10月に、地域住民の皆さん方の生活に必要な旅客輸送の確保、そしてまた自家用自動車を使用しました有償旅客運送を可能とする登録制度──これはタクシー等を使うということでありますけれども──をつくりまして輸送の安全及びお客さんの利便性を確保することを目的に、道路運送法等の一部を改正する法律が施行されたところでございます。
 こういうことで、平成12年11月に設置をいたしました敦賀市公共交通対策協議会委員の増員でありますとか、委員の構成等を考えながら、特に身体障害者の皆さん方、要介護認定者の皆さん方に対します外出支援の福祉輸送の問題も含めまして、コミュニティバスを中心といたしました公共交通の総合的な協議をいただいて、今後もバス等の利用の実態でありますとか、また利便性、また費用対効果を踏まえてバランスのある運行に努めてまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 そこで、高齢者の方々も非常にふえてまいっておりますし、非常に足が悪いという方もいらっしゃいますが、そうなりますとなかなかバス停まで行きにくいということであります。タクシーになればドア・ツー・ドアということで家の前に来ていただいてということであります。
 今、御承知のとおり障害者の1級、2級の皆さん方にはそういう助成をさせていただいておりますけれども、今年度はコミュニティバス5路線、そして市内の路線バス4路線と、それとまた広域路線バスの2路線に助成、補助をしている状況でございまして、これらを考えていきますとさらなる助成ということは非常に厳しいなというふうに思っておるところであります。気持ちとすれば、そういう皆さん方にすべてそういうタクシーを配置し、助成をさせていただいて、自由に出て歩ける体制をつくれれば大変いいんですけれども、現在の財政状況などを考えますと極めて厳しい。やはり家族の中で助け合いながら、またそういうものを十分に活用していくことが非常に大事かなと。
 また、例えばこの中でそういう皆さん方が当番制で、こういうときには僕は時間が余っているから出してやろうというような、そういうような仕組みづくりをしていって、民の力でそういうお年寄りなり、また体の不自由な皆さん方を支え合う地域づくりができると非常にありがたいなというふうに思っておるものでございます。

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◯1番(山本貴美子君) まず、子育て支援についてですけれども、第5次総合計画を策定するに当たって敦賀市が行った住民アンケート、この中でも子育て支援というのは大変高い位置を占めていた問題です。
 今、先ほど、私が民間保育園がさも悪いかのように、というふうなことを言われましたけれども、そういったことを言っているのではなくて、やはり公立のよさというのは、保育園の運営費の8割は人件費であって、そういった人件費を考慮せず、ベテランの保育士に長い間安心して働いてもらえる。そういったものが公立のよさの一つではないかというふうに考えるわけで、民間の保育園ではどうしても正規職員となると1年生、2年生の新人の職員であったり、それ以外はほとんど臨時、そういったこともあります。ある民間保育園では、一つの保育園の中に3人しか正規の職員がいない。ほか10数人が臨時、パートであるといったこともお聞きしているわけで、やはりそういった中で、運営費など国からどんどん削減されて保育を運営していくのが大変厳しい状況の中で、民間の保育園の人たちに地域まで出ていってやってくださいということは大変厳しいかと思うんです。
 そういった面で、やはり公立の保育士が今たくさん高齢化していると言ったら大変失礼ですけれども、子供と一緒に走り回るのがだんだんきつくなってきている保育士さんたちがおられます。そういった方に敦賀市は今、早期退職してもらってということを考えておられるようですけれども、そうではなくて、そういった方たちにぜひ公立保育園を拠点として、地域の子育て家庭にどんどん入っていただきたいというふうに要望したわけです。決して民間保育園を悪者にしたわけではなくて、公立のよさを生かすべきだということで質問いたしました。
 公立保育園を拠点とした子育て支援ということでは、マイ保育園登録事業というのがなされておりまして、これは来てもらうということが中心ですね。これを先ほどの市長の答弁では発展させて、ぜひ核家族、いろんなそういった子育てで悩むお母さんたちのところに入っていって相談事業をやりたいといった前向きな答弁をいただいたと思いますので、ぜひ実現していっていただきたいと思います。
 吹田市では、地域に根差す保育園として、1997年から地域担当保育士というのを各公立保育園に入れています。これは、1歳児担当、2歳児担当とかそういった保育に従事している保育士とはまた別に、地域担当保育士というのを置いて地域に入っていくようなことをやっているそうです。ぜひこういったところに学んで実現を早期にしていっていただきたいと思います。
 次に、義務教育終了までの医療費の窓口での無料化ですけれども、他市を参考にしながら研究していきたいという答弁をいただきました。
 実際、全国的に見ますと中学校卒業までやっているところが全国で46自治体ありまして、高校卒業まで無料化をしている自治体も2自治体あるんです。だから、国からの交付金をもらわなければやっていけないような交付団体でも努力をしながらやっているのに、どうして不交付団体で自前でやっていけるこの敦賀市、財政豊かな敦賀市でそれが実現できないのかなというふうなことも考えるわけです。他市を参考にしながらということですので、ぜひこうした義務教育終了または高校卒業まで実施しているところを研究していただいて、前向きに早急に実施していっていただきたいと考えますけれども、この点について答弁をお願いします。
 また、窓口での無料化ですけれども、先ほども言いましたけれども、例えば子供がぜんそくで早く連れていってあげたいけれども、その病院代がない。または先ほどのアレルギーの子供も、アレルギー検査が1万以上かかってしまう。そういった中で返ってくるのはわかっているんだけれども、今そのお金がない。そういった家庭もたくさんおられるわけですね。
 今、貧困と格差という問題、新聞とかでも報道されていましたけれども、やはりそういった生活が困難な家庭がたくさんあって、その中で子供たちが育っている。その子供たちを何としても、やはりお金があるなしにかかわらず、病院に安心してかかれるようにしてあげたい。そういう思いがあるわけです。何とか窓口で無料にできないか、こういった声もたくさんお聞きしていますので、ぜひ検討していただきたいわけですけれども、市長の答弁では、国庫負担金が減額されるということでしたけれども、先ほどからも申し上げていますように不交付団体として財政豊かな敦賀市ですから、やはりこういった利点を生かして窓口での無料化をぜひ実施していただきたいと思います。この点についても答弁をお願いいたします。
 アレルギー対策ですけれども、アレルギー問題では私の子供2人ともアトピーで、赤ちゃんのときから除去食をやりながら子供を育ててきたという点では、本当にこれは力がどうしても入ってしまうわけなんですけれども、早期治療のための早期発見ということで、健診のときに専門医の受診を勧めているという答弁をいただきました。実は、2001年に健診などでアレルギーの実態を把握して勧めるようにという質問をしたわけですけれども、そのときはそういったアトピー性皮膚炎についてはいろいろと難しいと。乳児湿疹との区別もつかないという答弁だったんですけれども、この6年の間にやはり実態に合わせて敦賀市も変わってきているというところでは大変評価できるものだなというふうに思います。
 アレルギー用の粉ミルクの補助なんですけれども、研究してまいりたいという答弁でした。研究というのはよく言われますよね。一般的に、検討よりもちょっと後ろ向きというふうなことをよく議会でも言われますけれども、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。やはりこういったところで、悲しいかな本当に所得の低い人、生活が本当にきつきつで大変な人。今、若い人たちは非正規労働でお父さんが働いている。お母さんもパートだ。こういった家庭が多いわけで、そういった中で子供のためのアレルギー用のミルクが高くて買えないという実態もあるわけです。ぜひ、せめて所得の低い世帯、そういったところだけでもまずは始められないか。その点、答弁お願いいたします。
 保育園でのアレルギー給食ですけれども、除去食、代替給食など行っているということですけれども、ある保育園でアレルギー給食をやっていますよということで子供を預けたところ、アレルギーがこういうふうにひどいんですという話をお母さんがしたら、そんなにひどいんだったらできませんと、入園してから断られたということで、弁当を持っていっているというお話もお聞きしています。
 今回、学校の方では学校給食でのアレルギー代替給食についての検討会について予算づけがされましたけれども、敦賀市の保育園、公立保育園、そういったところでもぜひ同じように足並みそろえてやっていただけないかなと思います。
 一生懸命やりたいけれども、調理師さんの手が足りないということもお聞きしていますけれども、やはり人的な補助、そういったものも必要かなと思いますので、あわせて検討をお願いいたします。
 次に、コミュニティバス、高齢者の外出支援についてです。いろいろ高齢者のお宅を訪問しますと、ついこの間まで元気に歩いておられた方が家の中でもつえをつきながらでないと歩けない、そういった方。また外出もできなくなった。バス停まで昔は行けたけれども、今はもう行けなくなった。こういった方がどんどんふえているということに今の高齢化社会の実態といいますか、そういったものを思い知らされているわけです。
 これからどんどん高齢化が進んでいきます。今元気な団塊の世代の人も20年、30年たてば本当につえをつかないと歩けない、そういった方がたくさんふえるということでもあるわけで、そのために予算を削減するとかそういったことでなく、そのために予算をふやしながらやっていくということが必要かなというふうに思います。
 タクシー料金の助成ですけれども、今、病院に行くのに、買い物に行くのに片道3000円、4000円のタクシー代がかかる。往復7000円、8000円かかるという方もおられるわけで、せめて初乗り運賃代の回数券を発行してはどうか。こういったことを実施している自治体が全国でもたくさんあります。不交付団体である敦賀市でも、ぜひこれを前向きに検討していっていただきたいというふうに思います。この点について答弁をお願いいたします。
 2003年の12月議会で、遠隔地の高齢者の皆さんの足の確保をどのようにしていけばいいか検討していきたいというふうに市長は答弁されたわけです。初乗り運賃ぐらい補助されても、本当に遠いところ、3000円、4000円のタクシー代を払わなければならないところの人は、本当に初乗り運賃が助成されたぐらいではとても簡単に外出ができない状況かと思いますので、ちょっと上乗せをするとか、そういったことも含めて検討していただきたいと思います。答弁をお願いいたします。
 最後に、原子力発電所の安全対策についてです。この間、敦賀市の共産党議員団として市民アンケートに取り組みました。そういった中で、やはり原子力発電所の安全対策をきちっとしてほしい、耐震性をきちっとしてほしいという意見がたくさん寄せられました。中には、原発については賛成だけれども、原発は必要だけれども耐震はきちっとしてほしい、こういった声も幾つもあったわけです。やはり原子力発電所と共存共栄すると市長はよく言われますけれども、安全がなくてはできない、そういうふうに思います。
 市長もそういうふうに思っておられるとは思うんですけれども、ぜひそういう立場で答弁が欲しいんですけれども、先ほど、破壊検査が信頼のあるデータではなかったと。ですけれども、今、非破壊検査よりも破壊検査の方が信頼できるというふうなことがある専門家の方でも言われていまして、非破壊検査はさまざまな要因に左右されやすく、今回の試料はコンクリートの品質を正しく反映していると見るべきだ、施工上問題があった可能性があるというふうに専門家も語られています。原発の大好きな賛成の専門家はまた違うことを言われるのかもしれませんけれども、そういうふうに厳しい目で言われる専門家もおられるわけで、やはりテレビでぐしゃっとつぶれる様子は皆さん見ておられるわけです。ところが信頼性がないなんて言われてしまうと何を信じていいのかなと。原発を進めている政府に信頼性がないと言われても、そっちの方が信頼性がないなというふうに思うんです。
 原子力安全・保安院というのは、ホームページで見ますと内閣府の原子力安全委員会とダブルチェックで原子力発電所の安全を確保することを使命とする国の機関というふうに書かれています。基盤機構はそれと提携して調査をしたりするところというふうにホームページでも書かれていましたけれども、その原子力安全・保安院が、測定結果は信じられない。今回のデータだけで問題があるとは言いにくいとして、あくまで安全だということを主張し、しかも原子力機構に対して、今回の問題への説明が不十分だったこと、専門家の評価が定まっていないデータをそのまま流出したことなどの責任は見逃せないと、原発の調査の結果とかそういったことではなくて管理体制に問題があるとして、研究委託を当面凍結する方針を固めたということが言われています。
 これで本当に私たちの安全は守られるのかなと。一体、原子力安全・保安院はどっちを向いているのか。市民の安全の方を向いてくれないのか。こういった思いが走ったわけです。
 市長は、これでも第三者機関は必要ないと考えるのかどうかお聞きいたします。

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◯市長(河瀬一治君) まず子育て支援でありますけれども、議員最初の質問の中で「敦賀市が保育園について託児所のような認識でしかないということを強く感じ、大変残念に思いました」ということを言われるものですから、私どもは決してそんなことは思っておりません。保育園というところを本当に子育ての拠点として頑張ろうということで、いろんな施策を立てておるということを御理解いただきたいなというふうに思っております。
 そこで、まず保育園に今いらっしゃるベテランの皆さん方、そういう皆さん方にとって保育事業というのは大変なんです。小さなお子さんを預かり、肉体労働の最たるものと言っても過言ではない現場でありますので、やはり体力的にも非常に大変だというふうに思います。
 そこで、そういう皆さん方が地域の中で、先ほど議員の方から御指摘ありましたように、家庭に出向いていって相談に乗ったりするという事業なら、またできる可能性も十分ございますから、またそういう皆さん方が今の公立保育園をおやめになった後も、そういう子育て支援という面でお力をいただけることも十分考えられますから、そういうものにつきましてはまた十分検討してまいりたいなというふうに思っております。
 次の医療費の無料化等々のお話で、全国に46の自治体もあるよということでありまして、また調査はさせていただきたいなというふうに思いますが、市によっていろんな状況があると思うんです。例えば、都市部で敦賀市と同じような人口規模の町があるとしましょう。ところが、やはり小さい面積の中でインフラがすべて整い、非常に交通の便もいい、そういう地域もありましょうし、私ども敦賀市は御承知のとおり250平方キロありまして、山間部もありますし海辺もありますし、いろいろ地理的な条件、まだ下水道にしても全部普及していないという状況、インフラを整備しなくてはならんという状況もありますので、その町々によって状況が違いますから、直ちにあの町がこうやっているので私どもの町はこうできるよということはやはり難しい点もあるというふうに思います。そのあたりも含めて調査をさせていただきたい、このように思っております。
 それと、無料化のもう1点でありますけれども、先ほど言いました国庫負担金の減額算定措置、これを廃止してくれということで全国市長会を通じて今やっておりますから、国がこの制度運営の改善をしていただいた後に取り組んでまいりたい、このように考えておるところでございます。
 アトピー対策でありまして、特に低所得者の方の食費等についてもいろいろと軽減をということであります。アレルギーのお子さんにとって粉ミルクのみならず、食事も大変なんですね。私も実は親戚でアレルギーの子がおりまして、普通の牛肉、豚肉が食べれないと、鶏肉もだめと。そうなりますと鹿の肉でありますとか、ウサギの肉はちょっと記憶がありませんけれども、要するに需要が少ないという関係でとても高価なんです。そういうようないろんな食物を食事としてしなくてはならん。例えば、キビの入った御飯でありますとかいろんなものを、議員も経験されたというふうに思いますけれども。
 そういう点で食費等も考えると、一般の家庭のいろんな食事と比べますと非常に割高だなというふうに思っておりまして、そういう点の補助につきましても先ほどの点とあわせて今後研究してまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 次に、高齢者の外出ということで、確かに今後どんどんふえてくることは確実に予想がされるわけでありまして、そういう皆さん方にとって快適で暮らしやすい町というと、やはりそういうものをしっかり整備することは大事かなというふうに思っております。今、テレビの宣伝を見ておりますと、ヒアルロンではありませんが、ひざが痛くなった方にはこれをというようなCMが大変多いなというのを見ると、それだけ高齢になられてひざが痛い、歩きにくいという方がふえてきたことは本当に確実だなというふうに思っております。
 そういう点で初乗りの運賃等、先ほど言いました障害者の1級、2級の方には割引をさせていただいておりますので、そのあたりを含めて、財政的にもまだ問題はあるかもしれませんが、少しでも、そういう高齢になった方々が病院へ行く、やはりどうしても必要なものを買いに行くというときのことは十分研究はしてまいりたいと思いますが、やはり御家族の中でもそういう助け合いをぜひしっかりやっていただくことも大事かなと思っておりますので、そういうものとあわせながら、高齢者の皆さん方にとって暮らしやすい町についても、十分これから取り組んでまいりたいなと思います。
 原子力発電所の非破壊検査と破壊検査等々でありますが、私は安心、安全は第一と、これはいつも、就任当初からこれをまず第一として原子力行政に取り組んできたつもりでございますので、ぜひ御理解をいただきたい、このように思っております。
 そこで、第三者機関等々につきましても、やはり国民が安心、そして信頼できる実効ある規制体制というのが、私、大事だと思っております。そういう点につきましては、先ほども言いましたけれども国に求めたばかりでございまして、国の方もそういう点についてはしっかりと、今、気を引き締めながらやっていただいているものだというふうに思います。
 ただ、今回のデータにつきましては、先ほども言いましたけれども再調査を計画中ということでございます。やはり一度やってまだはっきりしていないデータが今回出たわけでありますので、やはりそのあたりは再度しっかりと調べていただいて、新たな調査結果を私どもも教えていただき、そしてそれをまた検証していきたい、このように思っておるところでございます。

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◯1番(山本貴美子君) 最後の質問になります。
 子育て支援についてですけれども、市長は、私が公立保育園を託児所のようにしか思っていないと言ったことが大変気にさわったようですけれども、実はこれは私だけでなくて、公立の保育士さんたちからも聞かれるんですね。上の方は託児所にしか思っていないんじゃないか、こういった声が現場の保育士さんたちからも聞かれるわけで、ぜひ私だけが思っているんじゃないということを考えていただきたいなと思います。
 それで、先ほどベテランの保育士さんたちに子供と一緒に走ってもらうのは困難だから、やめて子育て支援にというようなことを市長言われたのが、ちょっとどういうことだったのかなということでお聞きしたいんですけれども、退職をさせて嘱託として働いてもらうというようなことを考えているわけではないわけですね。
 やはり公立のよさは、先ほども言いますように長い間保育士さんたちが働けると。定期的に家に通ってきてくれる保育士さんが毎年毎年かわるようでは、お母さんたちの安心にはつながらないわけで、やはり何年もその保育園を拠点にしてベテランの保育士さんたちが来てくれる。そういった事業が求められているというふうに思うわけです。
 今、引きこもり家庭とかありますよね。お母さんと子供が家庭の中で引きこもっていると。そういうお母さんたちの心を解きほぐすには時間がかかるわけですね。信頼を得るのは時間がかかるわけです。ですからベテランの正規の保育士さんたちに来ていただきたい、行っていただきたいというふうに考えているので、その点、もし市長の答弁に私が勘違いをしていたのだったら答えていただけたらというふうに思います。
 もう一つ、高齢者のタクシー助成でもそうですけれども、子育て支援、どうしてもお金がかかるということで、今、第5次行政改革を進めて少しでもお金を減らしてというふうなことで取り組んでいる敦賀市にとって、頭の痛い質問かなというふうには思うんですけれども、まだまだ敦賀市には見直さなければならない事業がたくさんあるのではないかというふうに考えるわけです。
 ですから私は、ないものを持ってきてというような話をしているのではなくて、やはりそういった点検をきちっとして、その中から財政を生み出してやっていく。何を優先とするかというと、やはり福祉。福祉を優先とするべきでないかというふうに考えるわけです。
 この間、日本共産党敦賀市会議員団の中で申し入れもしましたけれども、4年ごとに出される市長の退職金。これまで2回市長は受け取っておられまして、今度の新年度予算も含めて6000万ぐらいにはなっているかなと思います。また、市会議員の海外視察、いろんな見直しが必要ではないか。
 ですから、ないのはお金ではなくて福祉の心ではないか、こういうふうに言われる方もおられますので、ぜひそういった市民の目線に立って、市は財政運営をしていっていただきたいというふうに思います。
 そのことをまず念頭に言って進めたいんですけれども、今、アレルギー児の話、全国平均の2倍のアレルギーの子供がいるということが調査でわかったわけなんですけれども、やはりほかの自治体よりもその分頑張らなければいけない分野かなというふうに思います。アレルギー家庭への支援、全国のどの自治体よりもやっぱり頑張っていかなければいけない問題ではないかなというふうに思うわけです。
 財政的にも、窓口の無料化とかミルクの補助、そして先ほど鹿とか高いんですと言っていましたけれども、本当に私も鹿も買いました。カンガルーもウサギも買いました。すごく高いんですね。大豆のみそやしょうゆが使えないからヒエやアワのしょうゆ、みそを使ってきました。すごく高いんです。こうして経済的にも大変なのに、精神的にもいろんな偏見の目で言われます。
 きのう、アトピーの子供を持つお母さんの菜の花会と懇談したんですけれども、その中で、お母さんがおなかの中に赤ちゃんがいるときにたばこを吸ったからアトピーになったんだというふうなことを全然知らない方から言われたといって、すごくショックだったという話をお聞きしましたけれども、私はたばこも吸いませんし、家族もだれも吸いません。全然たばことかそんなんじゃなくて、やはりこれまでのいろんな農産物の輸入、そういった問題、農薬の問題、添加物の問題、食生活ががらっと変わった問題とか住環境が変わった問題、いろんな要素があって今、アトピーの子供たちがふえているんですね。だから、お母さんが悪いわけでもないんです。ところが、やはりそういった偏見の目でいまだに見られているということではお母さんたちも本当につらい。ぜひ財政的にも精神的にも、アレルギー児を育てている家庭へ支援をしていただきたいなというふうに思います。
 高齢者の外出支援ですけれども、平成18年3月に、つるが安心お達者プランIIIというのを発表いたしまして、その基本的方向の中にも、住みなれた地域で健康で生活を送れるよう健康長寿社会を推進しますと書いてありますし、この間つくったばかりの、できたてほやほやの第5次敦賀市総合計画第3期基本計画の中にも書かれています。
 やはり高齢者の人が安心して住みなれた地域で住もうと思うと、本当にそういった足の確保の問題も含め、融雪もそうですし、除雪もそうですし、いろんな面ありますけれども、そういった足の確保というのも避けて通れない問題なんですね。遠隔地に住んでいる人に、そんなところに住んでいるから悪いんだよなんて言えないですよね。そういった地域でも安心して高齢者が住み続けられるように、町内に住んでいる人よりもすごくお金がかかっている。ただでさえかかっている状況なのに、やはり市として援助をすべきではないかというふうに思います。
 最後に原子力発電所の安全対策ですけれども、アンケートでも市民が大変不安だということがわかりました。私もテレビを見てすごく不安になったわけです。高経年化の中で、30年たつ原子力発電所についてはそういった破壊検査を行っていますが、30年たたない比較的新しい原子力発電所の破壊検査は行っていないので、ぜひそこの点も要望していただきたいというふうに思うんです。本当に全部の原発が安全なのかなと。
 安全です、安全ですという宣伝じゃなくて、実際に検査をして安全でしたとデータを公開して、安全でしたと言うことが本当の市民の安心につながるわけなんですね。そして、第三者機関による徹底した調査と情報公開は避けては通れないです。
 ぜひ市民の立場に立ってしっかりと安全性を確立してほしい。そのためにも電力会社や国に対してもっと厳しく申し入れしてほしい。それが本当に私たちの市民の安全、安心につながるわけです。
 これまでもずっと原子力発電所の安全対策、そして子供やお年寄り、障害を持った方々が少しでも大事にされる社会実現のために質問してきたわけですけれども、これが今期最後の質問になるわけで、ぜひとも前向きな答弁をお願いして、私の質問とさせていただきます。

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◯市長(河瀬一治君) まず、ベテラン保育士さんがもしやめられてもということで御理解いただきたいと思いますし、また、そういう中で子育てのいろんな地域の中でお手伝いができれば、していただければ非常にありがたい。そういうような体制については今後また考えていきたいなと思います。
 私はもう全部が福祉の心みたいなもので、一生懸命福祉に対して……。非常に福祉というのは2文字ですけれども、奥も深うございますし、特に今は財政が必ずつきものなんですね。私ども心いっぱいに持っておりますけれども、伴う財政もしっかりやっていかなくてはなりません。
 そこで、いろんな見直しもやっております。やはり不必要なものはなるべく省きながらということで、今、行財政改革もやらさせていただいております。
 ただ、しかし私ども行政というのは福祉だけではございません。産業の育成からいろんなことがあるものですから、それをやはりバランスよく推進をしていかなくてはならんということで、議員おっしゃるようなことすべてできれば本当に私どももいいと思うんです。ところが、ほかのバランスを考えたときには、なかなかそれだけでは難しいということもありますので、私どもも山本議員に対しては今期最後の答弁になりますけれども、しっかりとこれからもバランスをとって、そういう対策がうまくいきましたらまたいい形で答弁をさせていただきたいと思っております。
 そこで、高齢者の方に対してどのようにやっていくかというのは、本当にこれは、私はこれからの大きな課題だと思います。福祉も体の不自由な皆さん方に対することもしっかりしなくてはなりませんし、特に高齢者の方の福祉をしっかりやりますが、その前にやはりお元気で、例えば、わしはまだ自転車でも行ける、バス停まで十分歩いて行けるというお年寄りの皆さん方がやはりふえるようにやっていくことも、私は大事かなと思っております。そういうことにつきましても老人クラブ連合会の皆さん方にも今、ニュースポーツの普及をしていただいたりしておりますし、いろんなことに取り組んで、少しでも寝たきりにならないように、足が悪くならないようなそういう体制も取り組んでまいりたいなというふうに思います。
 原子力というのは確かに不安はあると思うんです。人間、何でも生きている限り不安ですから。ただ、やはりその不安をあおるようなことはしてはならんというふうに思いますので、今回の検査についてもしっかりと再計画をしているということでございますので、そのデータを見たいと思います。
 そこで、30年を超えない発電所の強度はどうかということでございますけれども、特に日本原電の2号機の方を聞きますと、コアサンプルというものが同じように置いてありまして、それを定期的に検査をしているということでありまして、いずれも設計基準強度以上であるということを聞いております。
 また、もんじゅの方につきましても、やはり同じようなコンクリートを横に設置をして、時間は10年たったら同じようにたっていきますので、それも定期的にサンプルとってやはり強度を調べておって、今のところ安全性が確認されておるというふうに聞いております。
 そういうところで、原子力発電所の皆さん方もやはり一番安心、安全には気を使っていただいておると私は思いますので、今後ともより以上にやっていただきまして、国の検査体制については先ほど言いましたように全原協で強く求めておりますので、いい体制になると思います。
 関電、美浜発電所ですね。これにつきましては、もう30年を超えております。今、高経年化技術評価というのが行われておりまして、コンクリートの強度についても破壊検査が実施をされておるというふうに聞いております。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、常岡大三郎君。
  〔16番 常岡大三郎君登壇〕

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◯16番(常岡大三郎君) 市政会の常岡でございます。
 発言通告書に基づき質問させていただきますので、どうか誠意ある御回答をお願いいたします。
 まず初めに、消雪及び除雪についてお伺いいたします。
 本県において一昨年の12月は冬型の気圧配置が続き、中旬以降は県内全域で大雪となりました。12月の大雪は1984年以来21年ぶりの記録となりました。12月に大雪警報を発表したのは1980年以来25年ぶりのことでありました。最深積雪は地方気象観測所で23日、今庄165センチ、小浜38センチ、九頭竜241センチと12月の記録を更新し、福井69センチで9位、敦賀73センチで5位という記録になりました。福井で3日に初雪、5日に初冠雪を観測し、12日夜から14日にかけてと、17日夜から18日明け方にかけて12月としては記録的な大雪となりました。
 昨冬の大雪による死者数が全国で134人と戦後2番目の多さとなり、本県でも死者9名、重軽傷者87名、各交通機関の遅延、運休、高速道路の通行どめ、幹線道路の大渋滞等大きな被害があったのは皆さんの記憶に新しいところであります。気象庁は、三八豪雪以来、平成18年豪雪と命名するほどの災害となりました。
 しかし、ことしの冬はどうでしょう。暖冬とは予想されていましたが、暖冬を通り越して完全な異常気象ではないでしょうか。地球温暖化や異常気象が叫ばれる中、去年のような大雪、ことしのような少ない降雪は繰り返されるのではと危惧するものであります。
 ことしの道路除雪費の予算額1億143万円、うち現在の執行予定額は5530万8000円で、ことしは今後も雪は降りそうにないので4600万円が4月に専決減額補正されることになります。単年度予算とは理解しますが、このまま4000万円を超える予算が減額されるのはいかがなものか。特に、19年度の消雪設備の予算化がなされていないとお聞きしていますし、市民からの消雪設備の整備の要望は数多く来ていて、どこも順番待ちと不満を募らせており、今こそ、6月議会において未執行の予算も含め消雪設備の充実を望むものであります。
 いつもながら除雪については毎年苦情が殺到し、昨年は3億強の追加予算措置をされましたが、除雪機器の減少、オペレーターの経験不足、また排雪場所等さまざまな問題点が再度浮かび上がってきました。
 一方、消雪設備がある道路は、昨年のように降り積もっても何ら支障もなく、スムーズな運行ができたと聞き及んでいます。呉竹町初め新興住宅地はさまざまな会社がミニ開発をし、除雪車が入れない道路や袋小路になっているところがたくさんあります。水源の問題もあると思いますが、ロードヒーティングも含め、消雪設備のさらなる設置を進めることが市民生活にとって最善の方法と考えますが、今後どのように力を入れて進めていくのか市長のお考えをお聞きいたします。
 次に、AEDの無料貸し出しについてお伺いいたします。
 これまで医師や救急救命士にしか使用が認められなかったAEDが、2004年7月から一般市民も使用できるようになりました。アメリカにおいては既に一般市民のAEDによる除細動が頻繁に行われており、学校や公共施設、一般企業などに多くのAEDが設置されています。日本国内においても早期の除細動が実現すれば、突然の心停止からの救命率が飛躍的に向上すると期待されています。
 皆さんも御存じのように、AEDは突然の心停止から命を救うための装置であり、命にかかわる重症の不整脈を起こした人間に電気ショックを与え、正常な状態に戻すもので、電気ショックでこの細動を取り除くことから除細動と言われております。AEDの操作は音声ガイダンスにより指示され、電気ショックが必要かどうかもAEDが判断いたします。高度な専門知識を必要とせず、安心して簡単に操作できる装置であります。
 国内では心室細動などによる病院以外での心臓突然死で亡くなられる方が年間3万人はいると言われています。心肺停止後3分以内に除細動を行った救命率は約70%ですが、1分経過するごとに救命率が10%低下すると言われておりますし、県内では、消防署に通報し救急車が到着するまでの時間は約七、八分程度かかると報告されていますので、救急車が到着するまでの間の救命活動が重要と考えます。倒れた方を見かけたら、その場に居合わせた人が心肺蘇生法とともにさらに一歩踏み込んで、AEDを用いた心肺蘇生法を行うことで救命率の向上が期待されるものであります。
 突然、心肺停止を起こした人の命を救うためには、救命の連鎖と言われる4つの行動、1、救急車への通報、2、心肺蘇生法の実施、3、AEDによる除細動、4、高度救命処置を迅速に行うことが重要であります。
 本市におきましては、12月議会で承認され、ほとんどのスポーツ施設、公民館等にAEDが配置されています。これは他市に先行した非常にありがたいことと感謝いたします。しかしながら、各スポーツの試合などの遠征時、文化団体の発表会のバスの移動にはAEDが使用できません。また、地区のお祭りや盆踊り、パレード、料理教室等、不特定多数が集まる場所には残念ながら配備することが困難であると思われます。
 そこで、島根県の例もあるように、除細動器を無料で貸し出せるような予算措置をしていただけるようお願い申し上げますが、市長のお答えをお聞きいたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) 常岡議員の質問にお答えをしてまいります。
 先ほど言いましたが環境が変わったなということで、おかげさまでといいますか、ことしは、きょうは少し降りましたけれども全く除雪作業に出るほどでもないようでありますし、今、議員の方からるる詳しい金額も言っていただいたところでございます。
 ただ、その除雪費につきましては、いろんな管理費も実は含めておりまして、そういう点で毎年幾らかは予算措置をこれからもやっていかなくてはなりません。ただ、一昨年の12月のような雪というのも、大体18年に一度来る豪雪の一環ではないかなというふうに思いますけれども、こればっかりは、ではあと18年ないのかと言われますとそれも定かではない状況ではあるわけでして、今後とも除雪体制についてはしっかりととっていきたい。
 そこで、議員の方から今、消雪装置ということで、これも各市内の地区の方から要望もいただいておるところでございます。そして、除雪作業に従事をしていただく皆さん方も少し減少しておりますし、今、思い出しますと、私ども小さい時分というのは大体お正月には1メーターの雪が必ず積もっておりましたので、必ず除雪に出られる方は、毎年毎年出られておったんですけれども、近年は暖冬の影響もありましょうし、温暖化の影響もありましょう、除雪作業をするということが余りなくなった地域であるということも起因しておる関係で、そういう皆さん方も減ってきたということも事実でございます。
 そこで、消雪装置ということになるわけでありますが、私どももできる範囲の中で取り組んでまいりまして、特に坂の部分でありますとか、狭いところもひとつこれからやらなくてはならんなというふうに思っております。ただ、つくる工事というよりも、水源の確保が非常に実は大きなネックになっておるところでございまして、それとロードヒーティングということもお話をいただいたんですけれども、なかなか効果的には……。ちょっと多目の雪が降るとロードヒーティングというのは実は余りきかない。そうなるとやっぱり水が一番有効なんですね。それも地下水であれば一番いいと。大体、地下水ですと冬場でも10度ぐらいの温度があるものですから、非常によく解けるということであります。
 そこで、先ほども言いました水源の確保というものに非常に頭を痛めておるのも現状でございます。何とかこれからもやはり急勾配のところで危ない場所、家屋が密集している地域を優先に、計画は今後しっかりと立てていきたいなというふうに思っておるところでございます。
 AEDの貸し出しでございます。今、私ども65台を設置いたしておりまして、そのうち3台は市の各課への貸し出し用として配備をいたしたところでございまして、今月中には保育園等にあと34台整備する予定でございます。
 私も一度体験をさせていただきましたけれども、音声案内がしっかりしておりますので、本当に初めての方でもそれをしっかり聞き、落ちついて対応しますと極めてどなたにも使いやすい形であります。ついせんだっての東京マラソンでもかなりの数の皆さん方が走りましたので、あのAEDが活躍をされたということをニュースでも拝見いたしたところでございます。
 ただ、各団体になりますと、薬事法という法律がございまして、AEDというのは高度管理医療機器に分類されております。そういうことで、県にも確認をしたんですけれども、無料であっても貸し出しはなかなか難しいなという回答も実はいただいたところであります。しかし、やはり人命にはかえられないということでございますので、貸し出しを行っている自治体もたくさんあるということであります。
 今後、十分県と協議をしながら前向きに検討をしてまいりたい、このように思っております。
 以上です。

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◯16番(常岡大三郎君) 土曜日とか日曜日にこの質問をしていたら20度からあって笑われそうだったので、きょうはうまく雪が降ったのでよかったのかなと思っております。
 まず一つ最初に質問させていただきたいのは、部長で結構ですけれども、19年度になぜ消雪施設整備事業費の予算が計上されていないのか。毎年大体1億ぐらいは今まであったと思うんですけれども。
 それと、今言われたとおり水源の問題。それが一番ネックだと思うんです。それから費用もかかると言われたし、そういうメンテナンスもいろいろかかりますよという、それがネック、その3つぐらいがあるかなと思っております。
 また、優先順位でいえば道路の道幅が狭いとか、急勾配とか、カーブが多いとか言われております。松栄、川崎、結城はもうほとんどできていると思います。僕もずっと歩いたりしていますので見ると、僕のワンボックスカーでは曲がり切れないようなところ、軽でも入っていくのがやっとの道路でも消雪設備はあります。それは車のためとは限っていないとは思うので、歩行者のためだとは思うんですけれども、川崎のあたりとかはほとんどあります。結城も松栄も大体あります。
 今回、予定では、優先順位はどうやってつけているのか一回お聞きしておきます。というのは、何か聞いたところによりますと、次は新道だというような報告をちょっと聞いております。
 新道といいますと、僕らも大体わかるんですけれども、それは本当なのかちょっとわかりませんけれども課でそうお聞きしたんです。平川さんがおってまた悪いんですけれども、新道は道路幅すごい広いと思うんです。あそこなら除雪機どーんと大きいのを持っていってがーっとやって、排雪する場所もたくさんありますから、僕はそれよりもあそこなら除雪機で間に合うんじゃないかなと。要は、結城、川崎、松栄が終わりかけてきたら、今度は三島、呉竹、松島、そういったところが一番重要じゃないかなと私は考えております。
 特に、野坂の方とかも選挙の関連でいろんなところへ行きますと、行けないような細い道もあります。ありますけれども、それは昔の農道というか赤道だったようなところだと思うんです。でも結局、市内の今言った呉竹、三島、松島のミニ開発をたくさんされて、さっき本文でも言いましたけれども、袋小路になっているところの除雪を最初にやらなくてはだめなんじゃないかなと思っております。そこで一応ひとつお伺いしておきます。
 AEDに関してですけれども、AEDが飛躍的に普及したのはサッカーの国際大会で試合中に死んだんですよね。そのときにAEDがあったら、除細動ができたら命をとりとめられたなということで、そこからずっと、特にサッカー関係なんかはどこでも置いてあるし、そういうことで普及のスピードが上がったという形になったんです。
 今、契約管理課の方に3台あると言われました。それは例えば敦賀マラソンのときとか、庁内の中の課同士の貸し出しで、それは市民には貸し出してはいないということですし、今、また34台を保育園の方に配備していただくということで、子供用のAEDをしていただけるということでありがたいなと思っております。
 薬事法ではだめだというのはお聞きしました。でも、パソコンでAED貸し出しと検索すると何百件と出てくるんです。県でやっているのもあるし、市でやっているのもあるんですよ。それは今言われたように薬事法に違反してやっているわけなんですね。でもそれは個人がやっているわけではなく、ちゃんとした役所がやっているわけなので、絶対できないわけはないと思うんです。多分、薬事法もだんだん変わっていくとは思います。
 今、盆踊りも言いましたし、我々でもみんなスポーツする団体なんかは、現場へ行けば何とかあるかなというところはあるんですけれども、例えば遠くへ遠征する場合とか、今のブラスバンドでもそうなんですけれども、その途中になった場合にどうするかということもあります。
 敦賀市の場合は、スポーツ施設とか文化施設へ行けば必ずあると思うんですけれども、他市へ行くと案外ないんですよね。嶺北の方も少ないです。福井県でも敦賀は一番多いと思いますし、ほかの石川、富山とかへ行くと本当に余り見かけないんですね。だから、聞いているスポーツ団体なんかは、不安なので自分のところで1台買おうかという話もあるんですけれども、今、定価60万で市が買えば20万台だと思うんですけれども、大体30万ぐらいかなというところなんです。
 そういうことで、薬事法を破ってまでやっているんですよね、事実。それでおしかりを受けているのか。でも、あれだけもうネットから予約できて、いついつ貸してくださいとかいって、それができるようになっているんですね。ということは、県が指導していないということになるのかわかりませんけれども、多分できると思うので、今、前向きに検討するということでなるべく早く……。薬事法を破って、それは悪いことなのかもわかりません。でも、やっているところがあるので、もう一回お聞きします。

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◯市長(河瀬一治君) 融雪でありますけれども、19年度当初は骨格予算でございまして、6月に補正。私もどうなるかわかりませんし、また暁にはそういう方向で頑張りたいと。細かいことは部長の方からまた答弁あるというふうに思います。
 AEDでありますけれども、法律では禁止になっておりますので、よく県と協議をして前向きに対応したいと思っております。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) それでは私の方から、まず消雪の融雪順位の件と、それから消雪の方法につきまして御説明をいたします。
 まず優先順位につきましては、先ほど市長の答弁にもございましたように、幅の狭い道路であるとか勾配の急な道路、さらには家屋が密集している地区を対象といたしまして、それと水源の確保について双方調査をかけます。それによって費用対効果ということで順位を選定していきますけれども、現在、平成15年に要望が来ております各地区につきまして検討に入っておるということで、御理解を願いたいと思います。
 さらには、消雪の方法ですけれども、今後は地下水の利用も少し考えていかなければならないのではないかと思いますけれども、そのほかに地熱利用、さらには電気の利用、取水の箇所もありますけれども、現在やっています河川水の利用等、もろもろ諸条件が整えば費用対効果を考えながら実施したいというふうに考えております。
 以上でございます。

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◯16番(常岡大三郎君) AEDの方は大分前向きに進めていただけると思うので質問いたしません。お願いいたします。
 消雪設備なんですけれども、今言われたとおり、地下水の水源のことに関しては、同僚議員が言うので僕は言いませんけれども、今の優先順位で、僕が言った呉竹、三島、松島は水源ないんですかと聞きたいんですけれども、あると思うんです。あと地下水も考えていくということなので、その辺。本当に平川さんには悪いんですけれども、もしも新道に融雪設備1億円かけましたよといったら、市民からすごい文句が出るのではないかなと予想されるんですけれども。だから、その辺もかんがみやってください。お願いいたします。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) お答えを申し上げます。
 地下水につきましては制限がございますので、その辺のくみ上げる水の量によって当然消雪する面積がそれぞれ計算されるわけなんですけれども、そういう形で松島であるとか呉竹では、ほかの水源を確保したいという計画を持っております。
 さらに、先ほど例をとっていただきました新道につきましては、これは完全に河川水を計画しております。1億も2億もかかるということはございませんので、その辺も先ほど答弁させていただきましたように、費用対効果ということも考えながら取り組んでまいりたいと思いますので、御理解を願いたいと思います。
 以上でございます。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、小谷康文君。
  〔3番 小谷康文君登壇〕

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◯3番(小谷康文君) 市民クラブの小谷康文でございます。
 発言通告書に従いまして2点について御質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず、文化活動における激励顕彰事業の創設についてであります。
 昨年、敦賀市の文化活動において非常に大きな功績を残された一つとして、敦賀高校吹奏楽部の全国大会出場が挙げられると思います。しかも、北陸マーチングコンテストにおいては昨年に引き続き金賞を受賞するとともに、初めての全国大会出場をなし得ました。全国大会は千葉県幕張メッセで開催され、大会の翌日には東京ディズニーランドでのパレードにも参加されたということであります。
 さらに、マーチングバンド・バトントワリング北陸大会にも県の代表として出場され、ここでも初の金賞を受賞。全国大会への出場を果たしました。こちらはさいたまスーパーアリーナで開催されたわけですが、この2つの全国大会の出場に加え、東京ディズニーランドでのパレード参加は全国のたくさんの方に敦賀高校を、そして敦賀市をアピールする絶好の機会ともなったということは言うまでもありません。
 高校野球と比較するのはおかしいかもしれませんが、ある意味では高校野球で甲子園に出場するのと同等の難しさがあったと思われます。ここに至るまでの先生方の熱心な御指導と生徒の皆さんの並々ならぬ御努力に対しまして、心より敬意を表したいと思います。
 さて、ブラスバンド部が全国大会に出場しようとすると、経費ということでは、他のクラブとは違って部員の数が大変多いということと、さらに楽器の運搬は楽器専用のトラックをチャーターして運ぶ必要が生じます。もちろん往復の交通費や現地での宿泊費用も1回で3泊4日かかるということからたくさん必要となり、学校関係者や親御さんたちにも、ここまで頑張ってきて全国大会に出場できたという大きな喜びとは別に、費用ということでは頭の痛い問題を抱えた形となりました。
 市に対して激励金のお願いもいたしましたが、スポーツにおいてはスポーツ優秀選手等激励顕彰事業取扱要綱の中で全国大会等の種類、激励費の額が決められているのに対して、文化面での全国大会に際しては、その要綱がないということで却下される形となりました。幸い理事者側の深い御理解もあり、違った形での若干の支援はしていただきましたが、改めて次の2点について市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 まず1点目、ぜひ激励顕彰事業取扱要綱の中に、スポーツに限らず文化の面においても同じような要綱が必要と考えますが、市長のお考えは。
 もう1点は、先ほどのスポーツ優秀選手等激励顕彰事業取扱要綱の中にも、全国高校野球大会については別に定めるとなっていますが、高校野球に限らずその内容等によっては十分に検討の余地を持たせると、別途基金制度を検討する予定はないかという点について、市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 次に、柴田氏庭園の今後の維持管理についてのお考えをお聞きしたいと思います。
 柴田氏庭園は「国指定名勝柴田氏庭園」という大きな看板が県道沿いに掲げられておりますし、敦賀市役所のホームページには、ロマンチック敦賀と銘打って幾つかの観光スポットが取り上げられていますが、その中に「江戸時代、狩野派のセンスで造られた庭」として柴田氏庭園がしっかり載せられています。
 昨年の秋のJR直流化に伴うまちづくりについて、私は特に点ではなく線で結ばれるべきとの考えで見てきましたが、一度一つ一つを点としてよく見てみようとの思いから柴田氏庭園を訪れてみました。
 久しぶりに訪れてみて、正直愕然としました。最初の門のところまでは恐らくボランティアの方が掃除をされたのでしょう。冬の寒い時期にもかかわらずきれいに掃除がされていて、落ち葉一つ落ちていない状況でしたが、門をくぐると右手前方には「あぶない はいってはいけません。つるがし」と書かれた看板とともに、縄に囲われたその奥には崩れかけの建物が。さらに右手の方向を見ますと、いかにも仮設と思えるような、庭園にはおよそそぐわないトイレがあり、それでも庭園に入ると初めて国指定名勝柴田氏庭園と感じさせてもらえるのですが、それも一瞬で、縁側には「お一人様100円です。入園料をお願いします。清掃費として……」と書かれた箱が無造作に置かれていました。
 さらにもう一歩踏み込むと、一見立派な蔵が目に入ってきましたが、よく見ると青いシートに囲われた、これも崩れかけの蔵でした。
 私は2月に入って2回訪れたのですが、2回目のときにたまたま三重県から車で訪れたという60歳前後の御夫婦とお会いしました。開口一番、ここまで来るのに場所がわからず時間がかかってしまったとのことでしたが、それでも熱心に見学をされ、一言、「修復するといいのにね」と言われました。
 私はその方には、ここは国の指定ゾーンと個人の持ち物のゾーンがあって、すべてが国の指定ではないことから、市としても取り扱いが難しいことを説明いたしましたが、恐らくその方には言いわけとしか聞こえなかったと思いますし、私の方からはそれ以上質問するのをやめました。というよりも、正直できませんでした。
 柴田氏庭園全体が国の指定となっていないことは一般の観光客にはわかりませんし、このままの状況では市の管理のずさんさだけがクローズアップされるだけでなく、敦賀市の大きなイメージダウンにもつながると考えられます。
 敦賀市では、新年度予算でも人が集う魅力ある都市づくりということで、JR直流化まちづくり対策事業費を初め、観光客おもてなし事業費補助金、街なか賑わい創出事業費、遊敦塾運営事業費補助金等々多くの予算が計上されており、それはそれで必要とは思いますが、そんな中で柴田氏庭園が今の状況では、そのために多くの方々の敦賀をイメージアップしようとする努力が、すべて水の泡のように感じられるのは私だけではないと思います。
 今後の取り扱いについて、敦賀市としてはどう対処していこうとされているのか、お考えをお聞きしたいと思います。
 以上で1回目の質問を終わります。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、小谷議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、文化活動の支援ということでありまして、昨年、特に敦賀高校の吹奏楽部、本当に創部48年目にして全国大会に出場して、大変すばらしい演奏だったというふうに聞いておりますし、11月の全日本のマーチングコンテスト、またマーチングバンドのバトントワリング全国大会ということで、本当にすばらしい活躍だったということを記憶いたしておりますし、大変敦賀市にとりましても、私は名誉なことだというふうに思っておるところであります。
 そこで、文化活動に対しての全国大会出場の激励費の支給でありますけれども、今まではスポーツはやっぱり競争するものですから、競争という観点で、そして勝ち抜いていくいうことで評価、また順位が非常にわかりやすいということがありました。それと一方、文化面では、先ほど言いましたように48年目にして初の全国大会でありまして、全国大会に出場するという事例が実は少なかったわけでございます。そういう点で、全国大会に出場した場合の評価、基準等というのは大変難しい点も実はございました。
 そこで、文化面での制度の新設ということでありますが、今、敦賀市スポーツ激励費の要綱がございますから、その要綱とも均衡を図って、また文化の振興、そして市民を代表して出場するというそういう意味から、文化活動の全国大会出場の激励費の支給につきましては具体的に進めてまいりたい、このように思っております。
 次の激励費の基金制度の検討でございますけれども、これまでどおりの形で支給をさせていただいて現状を見守っていきたい、このように考えております。
 また、敦賀市スポーツ優秀選手等激励顕彰事業取扱要綱の中で、小中学校の子供たちの激励費半額規定をこれから全額に改正をさせていただきたい、このようにも考えておるところでございます。
 次に、柴田氏庭園でございます。議員の方も行かれたということで、大変後ろの方、本当に残念な状況になっておりまして申しわけなくも思っております。
 今、柴田氏庭園の方では屋敷全体が約9000平米ございまして、そのうち2300平米ほどが国の名勝に実は指定されております。管理全体は今、市で行っておるわけでございます。ただ、これは所有者の方がいらっしゃるということで、なかなかそういう部分について難しい点もございます。これはもう議員からも御指摘ございましたけれども、それを見にくる方には全くそういうことは知り得ないでしょうし、説明をしましても理解しにくいところだというふうに思っております。
 私どももやはり観光の拠点ということでの活用も考えておりまして、西南側に隣接の用地、空き地がございました。これも取得をいたしまして、やはり野坂山の借景として用地を確保したところでございます。
 指定範囲外の私有地につきましては、地主さんが今ちょうど敦賀に住んでおられないということもございまして、長期にわたって荒廃が進んでいるところであります。私どもも改善につきまして本当に苦慮してきたところでございます。
 この柴田氏の屋敷につきましては、江戸時代の前期に成立した豪農の屋敷跡でございまして、この時代としては全国的にも大変珍しい堀等もあって、あそこは本当に由緒あるところではないかというふうに思っております。現在の屋敷の地割りなども保たれておって、庭園とあわせて一体感を持って保存することが大事かなと思っておりまして、やはり文化財として非常に望ましいところだというふうに考えております。
 そこで、屋敷地全体を市で管理できますように、実は地主さんには市への寄附または寄託、そして借り上げ、このことにつきまして長年交渉をしてまいりました。その結果、市が合法的に管理できる方策といたしまして、昨年、全体を国の指定の文化財に追加申請をしまして、同時に敦賀市を管理団体として申請することで合意をいただきました。それで、現在は国の指導を得て手続等を進めており、ことしの夏ごろには、国の名勝として指定をされる見込みでございます。なお新年度の予算にも柴田氏庭園保全整備委員会の経費を計上させていただいておるところでございます。
 国の指定と、そして敦賀市の管理団体の指定が得られた後に、その整備につきましては補正予算等で対応をしていきたい、このように思っております。そして、私ども敦賀市にとりまして本当に観光の一つの大きな目玉にもなりますし、また財産として内外に誇れるものになりますように保全整備に最善の努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございますので、よろしくお願いいたします。

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◯3番(小谷康文君) 今ほどは2つの質問に対しまして、それぞれ市長の方から非常に前向きな御回答がいただけたというふうに思っております。ありがとうございます。
 まず最初の顕彰要綱の件なんですけれども、実は昨年9月の議会に常岡議員の方から敦賀市スポーツ優秀選手等激励顕彰事業について半額になったということから、その背景、算出方法及び今後どうされるのかというふうな質問があったかと思います。そのとき、小中学校の半額の件もあったんでしょうかね。
 そのとき額の多い少ないも当然あるんですけれども、やっぱり遠いところへ行くときにはたくさんかかりますよということに対しての市長のお答えの中で、遠方に行く場合と近隣に行く場合、そういうものも含めて一度検討させていただくというふうな話があったかと思います。
 そんな意味ではスポーツにおきましても、文化の活動におきましても、その中身によっては行く場所も違うでしょうし、特にブラスバンド部なんかの場合は別にトラックをチャーターせないけないとかいうことで、正式なあれじゃないですけれども、今回おおよそ700万ぐらいかかっているやに聞いています。そんなことを考えると、御父兄の負担等も相当多かったのではないかなと。寄附等にも大分回られたのではないかなと思います。それぞれ努力もまた必要かもしれませんけれども、そういう補助、フォローですね。
 といいますのも、私たちが高校生といいますとずっと高校生なんですけれども、その人その人にとっては中学生3年間、高校生3年間なんですよね。そういう3年という短い中で、ある意味一生の思い出がつくれるというふうな、そういう場に出れるわけですから、そんな意味でも行政がフォローをしっかりしてやるということ。
 いろんな意味で当然むだ遣いはいけませんし、有効に使っていかなければならないんですが、最初に言いました半額の件なんかも、小中学校は見直ししていただいたみたいですけれども、全体も。他市に比べても敦賀市はむしろ多い方だというふうな話でしたが、9月の質問の中でも敦賀市じゃない、よその市の場合に、それとは別にというふうな部分も若干含みの中では言っておられたかに思います。
 そんなことから臨機応変といいますと、やっぱり決まりは決まりできっちり決めておかないと、余り臨機応変になっちゃうとそれはまたそれで不公平が生じるという心配があるのもよく理解いたしますが、だれが考えてももっともだなと言えるような、そういった使い方ができるような若干のクッションをぜひ考えていただけたらなというふうに思います。その辺について、もう一度市長、幅を持たせるということでのお考えがございましたらお聞かせを願いたいと思います。
 それから、柴田氏庭園の件なんですけれども、この件につきましても、本当に100%に近い回答を僕はいただけたんじゃないかなというふうに大変感謝をいたしております。
 19年度の緊縮予算の中で、質問の中でも触れましたけれども、JR直流化対策事業費初め、特に観光客誘致に関する予算が新規事業も含めて本当に多く含まれているんですが、同じお金を使う中でマイナスイメージしか与えないというようなところをやはりきっちり整理していくということも、これはこれでとても大切なことだというふうに思いますので、これは国のあれがおりないとできないわけですから夏まで待つしかないんでしょうけれども、一刻も早くお願いしたいという点。
 あの庭から野坂山を望むあの風景は、実際行ってみて本当にすばらしいところだというふうに思います。そんな意味では、周辺の建物等の管理についてもよく市としては見ていってやっていただきたいなということ。これはお願いをしておきたいと思います。
 以上です。

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◯市長(河瀬一治君) 全国大会、昨年もいろいろお話聞いたんですけれども、例えば地元福井県である場合もあります。北海道である場合もあります。九州である場合、四国である場合となりますと、旅費というのは随分、これはもう当然でありますけれども違います。ところが全国大会の規定ですと決まっておりますので、そのあたりはやはりちょっと遠くへ行かれる方は気の毒かなというふうに思いますので、その辺少し幅ということも考えないかんのかなと。
 これは、例えば規定の中でしっかり1000キロを超える場合とか500キロを超える場合とかで分ければいいんですけれども、それがまた499キロだったら合わんとなるので、非常に難しいんですけれども、そのあたり幅をある程度持たせる形、例えば旅費で幾らということも少し考えないかんのかなというふうに思っております。
 ただ、やはり行く親御さんにすると本当に、今議員おっしゃられた高校3年生活の中での本当に1回か2回、まして全国大会へ行くというのは全国に何人もいないチャンスでありますので、そういうときに息子たちに対して親として応援していただく、またその親御さんも一生懸命、今回も実は寄附を集めて努力されておりましたので、そういう姿も非常にいいのかなというふうに思います。
 そういう点で余り、すべて行政でということは不可能でありますので、できる限りの範囲で距離なども考えながら、少し幅を持たせるのが議員おっしゃるようにいいのかなというふうに考えておりますので、また努力はしてまいりたいと思っております。

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◯3番(小谷康文君) ありがとうございます。
 スポーツのところで高校野球を別に定めるというふうにうたわれています。僕もこれはやっぱり市長おっしゃるように、天井なしで幾らでも出せばいいというものではないとは当然思います。だから、例えば北陸、近畿、中部はこの辺とか、それ以上行ったら、あとは北海道と九州みたいな段階を追って、額を正式にするんじゃなくても少し幅を持たせるよというふうな項目が入ると。今のままでしたらそれは一切適用されませんので、一律10万、5万、そういう中でしかありませんから、その辺をちょっと別に定めるというふうな形で検討をこれからしていただけたらありがたいなと思います。
 以上で終わります。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、今大地晴美君。
  〔14番 今大地晴美君登壇〕

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◯14番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。
 まず、遊敦塾ときらめきみなと館について。
 遊敦塾とは、社団法人敦賀観光協会の遊敦塾創設チラシによれば、「敦賀の文化(名所旧跡・伝承行事)、観光、そして産業との複合をコンセプトに掲げたプロジェクト。敦賀市が、有する伝統行事、産業や景観を活用した体験型の集客・交流プログラムを構築するとともに、地域の受け入れ体制などを高めながら、全国から塾生を募り、学部・学科を楽しんでいただき、何度も敦賀に来ていただくための塾である」となっております。
 さて、その遊敦塾で昨年開催されました吉本興業所属の新喜劇の若手芸人によるライブについてお聞きいたします。
 チケットもほぼ完売、80万円の費用もおおむねチケット販売で賄えたと聞いておりますが、若手芸人のライブの事後評価はどうなっているのでしょうか。予算面、企画面、運営面、そして総合評価についてお答えください。
 また、この若手芸人のライブは敦賀を学んで楽しむ遊敦塾とどのようなかかわりがあるのでしょうか。若手芸人のライブでどんな敦賀を学ぶのですか。お答えください。
 3点目は、この若手芸人によるライブの今後の取り組みと方向性はどうするつもりなのですか。
 続いて、きらめきみなと館についてお聞きいたします。
 たしか、きらめきみなと館の改修工事が予算化されたとき、吉本興業の若手芸人によるライブを月一、二回開催し、おおむね5000人の集客を図る。また、遊敦塾の拠点として改修したホールを活用していくとの市長のお話がございました。市民にも利用しやすいようにとホールとしての使用料金も安くなっておす。改修後、このきらめきみなと館のホールの利用状況はどうなっているのでしょうか。遊敦塾での利用状況とあわせてお答えください。
 2点目は、樫曲のごみ問題についてです。
 昨年の9月議会補正予算で1250万円の市債を組み、民間処分場環境保全対策事業費の敦賀市の負担分1887万7000円が計上されました。今議会の補正予算にも384万1000円が計上されております。
 まず、敦賀市の負担金の3分の2の金額が搬入自治体分となるのですが、いまだに一般廃棄物で回収できていない自治体が7団体あることになっております。この7団体について今後どのような対策をとるつもりなのでしょうか、お聞きいたします。
 平成24年をめどに行われるこれからの抜本対策工事においての負担金請求についても、未納付団体が依然として態度を硬化させている中、自治体間の不公平感はさらに大きくなりつつあります。これまで以上に負担金に応じない自治体の方が多くなることは目に見えています。各自治体に対し要請をお願いしているという最大限の努力をされていることは百も承知しておりますが、お願いコールのみを繰り返していても具体的な対応策とはならないと思います。今後の負担金について応じない自治体にはどのように対処していくのかをお聞きいたします。
 3点目は、24億円という莫大な工事費のうち敦賀市分約8億円、搬入自治体分は16億円となりますが、もしこの3分の2の負担金が回収されないという最悪のシナリオになった場合についての財政的見通しは立っているのでしょうか、お答えください。
 続いて、金ケ崎緑地公園について質問いたします。
 「人道の港 敦賀」の展示が金ケ崎緑地公園の大和田別荘で常設されることになったそうです。杉原千畝さんの命のビザにより敦賀港に上陸することができたポーランド系ユダヤ難民の人々にとって、敦賀港はまさに生きるための希望の星であったと言われております。
 さて、市長は定例記者会見において、この杉原ビザの本物を入手するべく職員を海外に派遣すると述べられました。
 1点目は、なぜ杉原ビザが今の敦賀市にとって必要なのか、市長のお考えをお聞きいたします。
 2001年には、リトアニアの首都ビリニュスのネリス川河畔、市内の杉原ロード、そして杉原さんがビザを発行したカウナス領事館において開催されました、杉原千畝生誕100年式典の桜の植樹祭に、市長も招待を受け参加されました。その際、カウナスの市長から姉妹都市提携の話がありました。人道の港として今後世界に国際交流都市敦賀を発信していく上で、姉妹都市交流は大きな意義を持つものと思われます。
 1990年に旧ソ連から独立を果たしたリトアニアの人たちは、平和を心から願い、また杉原さんをセンポスギハラと敬っている国民でもあります。日本語学校があり、学生たちが日本語を学び、日本の文化、芸術、生活なども勉強しております。敦賀短大との交換留学生など、短大を中心とした交流も視野に入れた姉妹都市提携を進めてはいかがでしょうか。市長の見解を求めます。
 現在、桜の苗木を運動公園を中心に植樹する話が進んでおりますが、金ケ崎緑地公園を人道の港の拠点として位置づけ、リトアニアでも進められている桜の植樹をこの緑地公園でも展開してほしいと思います。
 4月に行われます金崎宮での花換まつりは多くの人でにぎわいますが、あの階段を上れない方にとっても緑地公園でお花見ができるのも大きな魅力の一つとなるでしょう。桜の花が、また花換まつりで交換される桜の小枝が、世界平和と人道と命を守るシンボルとして敦賀港から世界に発信していくことにつなげたいものです。ぜひ金ケ崎緑地公園を今後は桜公園になるようできないでしょうか。市長のお考えをお聞きします。
 また、現在の万博の開催に展示されましたモニュメントは、あの道を散歩されている方もどこにあるのかわからなかったと問い合わせが来るぐらい、あの場所では目立たないのではないかと最近思い始めております。そういうことで、現在のあのモニュメントは文化センター横の公園などに移し、より市民の目に触れやすく近い場所に置きかえて、緑地公園には人道の港としてふさわしい記念碑を建立し、イスラエルの人たちだけではなく、縁あって敦賀港に上陸してきた多くの国の多くの人たちが再び訪れたときに心のよりどころとなるようにしたいと考えます。記念碑の建立についてのお考えをお聞きします。
 以上で今大地の質問を終わります。

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◯議長(水上征二郎君) 暫時休憩をいたします。
            午後2時54分休憩

            午後3時20分開議

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◯議長(水上征二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。先ほどの今大地晴美君の質問に対する答弁を求めます。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、今大地議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、きらめきみなと館吉本若手芸人ライブの事後評価ということであります。遊敦塾ということで、これにつきましては御承知のとおり昨年の9月から試行的に行っておるところであるわけでありますけれども、1月28日に開催をいたしました「baseよしもと きらめきライブ」につきましては、おかげさまで2回公演満席となりました。観客の皆さん方にも非常にお笑いという点でブームになっておりまして、お笑いという芸能を満喫していただいたのではないかなというふうに思っております。
 また、お客さんの層も吉本若手芸人のステージということでもございまして、10代から30代の若者の入場者が71%を占めたところでございます。これまでと異なりまして、非常に若年層から多くの参加が得られたのではないかなというふうに思っております。
 また、入場者の27%の方が市外の方でございました。市民の皆さん方への娯楽の提供を初め、また市外からの誘客にもつながったのではないかなというふうに思っております。
 今後の取り組みでございますけれども、今回の経験を生かしながら、市民の皆さん方はもとより、近隣の市町村、また京滋方面へもPRを行いまして多方面からの誘客に努め、吉本若手芸人のステージを社遊学部のカリキュラムとして定着させたいというふうに考えておるところでございます。
 また、この遊敦塾の今後の取り組みでありますけれども、敦賀市が有しております観光資源を十分に活用し、観光リゾートの新たな展開を図ることによって、活力ある地域づくりを進めてまいりたいというふうに思っておりますし、また、いろんな方々のライフスタイルの多様化に対応しました地域経済の活性化を図ってまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、改築後の利用状況ということでございます。きらめきみなと館の3Dシアターを改築した小ホールの利用状況であります。10月から2月末までに12日間の御利用がございました。今後の利用状況につきましては、予定も含めまして3月は7日間入っております。4月は4日間、5月以降につきましては月平均の一、二回程度となっておりますけれども、これはまた今後ふえてくるのではないかなというふうに思っております。
 また、小ホールの利用料についてでありますけれども、改築の構想段階から練習の会場、また小発表の会場として利用していただくということでありまして、使用料金の設定を抑えたところでございます。また、いろんな御意見も市民の皆さん方からお聞きをしたところでございますけれども、やはり今後とも多くの皆さん方に利用していただくために、準備練習のみの使用につきましては、基本料金の3割で利用ができるように設定する等々、使いやすい小ホールとして御利用いただきたい、このように考えておるところであります。
 また、小ホールとして利用する際の舞台のオペレーターでございますけれども、改築に当たって、文芸協会の委員さんからボランティア等の人材を育成して管理をしたらどうかという意見もあったわけでございますが、やはり舞台としての安全管理面、また設備管理面から考えますと、専門的な技術が必要でございます。1名分につきましては、利用者の負担を考えて市が専門業者の費用を負担いたしているところでございます。
 次に、ごみ問題でございます。特に敦賀市負担の3分の2を搬入、排出自治体に求めていくことでございますけれども、今後未納団体をどうするのかという御指摘でございます。
 14年度までの対策に要しました搬入団体への費用負担につきましては、現在、議員からも御指摘ございましたけれども7団体が未納になっております。昨年9月の議会終了後から1団体ずつ訪問して負担要請を行っておるところでございます。今後もこれらの状況を見て、国、また専門家にも相談しながら対応してまいりたいというふうに思っておるところでございます。
 そこで、前回費用負担を求めた際に、国の方から今後搬入団体には十分状況を説明しなさいとの指導がございました。そういうことで、昨年の9月以降、未納団体とあわせまして搬入団体に処分場の現状と、そして今後の抜本対策費用の負担に対する市の考え方を説明してきたところでございます。今後とも搬入団体と十分協議をして、負担に応じてもらえるように粘り強く進めていきたいというふうに思っております。
 私ども市といたしましても非常に厳しい財政状況でございますので、抜本対策を粛々、淡々と進めていかなければならないわけでございます。そういうことで、費用負担に応じない団体には、未納団体と対応をあわせて進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。何とかしっかりと納入していただけますように最大の努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、もしなかったらという話でございますけれども、私どもはそういうことがないように当面全力で対応してまいりたい、このように思っております。
 次に、金ケ崎緑地でございまして、前に記者会見の中で話しましたが、ちょうどあのとき私、八百津町へ訪問いたしまして町長さんにお会いしました。そして、本物を実は見せていただいたんです。やはりそのときの本物の感触といいますか、見た感じというのは何とも口ではなかなか言いあらわせないんですけれども、これを持った多くの皆さん方がこの敦賀の港に上がったんだなという思い等を感じましたし、何か命の重さというものを、やはり本物から出るオーラといいますか、そういうものを感じたところでございまして、恐らくあの当時、私の知り得るところでは約2000ぐらいのビザが書かれたというふうに聞いております。それで、家族等を含めて約6000名の方がこの敦賀の港に上陸されたわけでございますけれども、もし可能ならそのビザが今度の展示のところにあれば、見ていただく人には……。恐らくしょっちゅうは展示できないと思うんです。記念のとき以外は恐らく公開はできないというふうに思いますし、69年、もう約70年の月日が流れておりますので、非常に字も薄くなったりしておりますから、それをいかに永遠に保存できるかということも考えなくてはなりません。
 また、これを持たれておる方に無理やりお願いするわけにもまいりません。事情をお話しして、でき得れば私どもでしっかり永遠に保存をできたらなという思いで今調査を行っておりまして、もしそういう場所がわかったり確認ができれば、また職員も派遣をして交渉といいますかお願いに行ける体制はというふうに思っております。
 ただ、今のところまだ定かな情報も集まっておりませんので、今後努力をしながら、でき得ればそういう皆さん方のお気持ちをそこの場所に、今度大和田別荘のところで常設展示をしてまいりますので、可能ならそういうことができたらなというふうに思っておるところでございます。
 また、その前にもポーランド難民の受け入れという歴史的なこともございまして、写真等で展示はしてございます。そういう意味で、やはり「人道の港 敦賀」というものをこれから全国に発信をできたらなというふうに思っております。
 今後はいろんな調査研究、資料収集、また企画運営に係る体制につきましては、市民団体の皆さん方と連携をして構築してまいりたいというふうに思っておるところでございます。
 また、敦賀港みなと観光交流促進協議会等とも連携をとりながら、先ほど言いました「人道の港 敦賀」というものを国内外に発信をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。
 また、カウナスの方に議員も行かれたわけでありまして、あのとき植樹をさせていただいた桜がどのぐらい大きくなったかなというようなことも今思うところでございまして、もうこれで約6年以上の月日がたっておりますから、かなり大きくなったのではないかなというふうに思います。
 私も訪問させていただいた折に、当時のカウナス市長さんとも懇談をさせていただきながら、そういう御縁もあるなということで、また姉妹都市等のようなことができればいいなというふうに感じておりましたけれども、なかなか財政状況等厳しい中で、今、姉妹都市提携を結ぶというのは厳しいなというのと、それと極めて遠いなということも感じました。直通便がないものですから、乗りかえをして大体12時間、そして3時間、大体十五、六時間かかったような記憶があるわけでございます。しかし、そこには杉原千畝さんが本当に、当時現場でビザを書いた領事館跡地もしっかりと保存されておられましたし、リトアニアの皆さん方は本当にセンポスギハラということで非常に大切に顕彰していただいておるところでございます。
 そういうことで、私も先ほど人道の港ということは、やはりこの御縁というのは杉原千畝さんの命のビザであるというふうに認識をいたしておりますので、姉妹都市提携委員会もございますし、また議会の中で御相談を申し上げながら、また私ども植樹をさせていただいた桜を一度確認というと変でありますけれども、そういうものを訪ねる機会を一度設けまして、そういうことが可能かどうか十分に調査研究をさせていただきたい、このように思っておるところでございます。
 次に、愛知博の後のモニュメントでございますけれども、議員も御承知のとおり後ろの方のあいたスペースがございます。県有地でございますが、あそこの利用方法等も考えておりますし、桜ということは非常にいいなと。今、金崎宮の社務所を中心にいろいろな桜が植わっておりますけれども、かなり古くもなってきておることも事実であります。
 今回、ちょうど運動公園の方にさくらの里構想ということで、あれもまた一つの名勝がふえるということで大変歓迎をいたしておるんですが、やはり金ケ崎緑地の近くで桜が見れる。議員もおっしゃいましたように、金崎宮は階段がございまして、なかなか体の不自由な方等々、またお年寄りの方もなかなか行けないというのが確かにおっしゃるとおり現状でありますし、今回杉原千畝さんの常設展をやるということで、あの前に桜並木がずっとあって見ながら通っていくというのも一つの非常にいい趣かなというふうに考えております。
 そうなりますと今のモニュメントについても移転するということを考えなくてはならんかなというふうに思っておりまして、撤去せよと言われなかっただけありがたかったかなと思っております。移転ということであれば、少しはお認めをいただいて、せっかくのものであるから大事に使いなさいという御指摘であったのではないかなというふうに考えておるところでございます。
 そういうところで、緑地につきましては「人道の港 敦賀」というものにふさわしい形で今後とも、私どもちょうど県の方から管理を委託されておりますので、市の方でいろんなアイデアを提案しながら直していくことは、十分可能だというふうに思っておるところでございます。

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◯14番(今大地晴美君) 再質問に入らせていただきます。
 遊敦塾ときらめきみなと館についてですけれども、社遊学部、遊ぶ社会学というような位置づけというお話でしたけれども、確かに遊びを学ぶ、いいと思うんです。しかしながら、どちらかといえば敦賀を学ぶという、そこにつながるものがないんですよ。確かに笑うことは心身ともに健康にもなりますし、非常にいいことだと思います。しかし、これはどう考えても、今、文芸協会がやっている企画の公演とほとんど同じ域を出ていないですよね。これを年に何回か続けることで、じゃそのライブを続けて見にこられた方が得るもの、そして敦賀の市民が得るものは何かというところになると、やはり答えは出てこないんですよ。
 今回、27%市外の方、また若い人ということもあって、若い人をつなげたいという思いはわかるんですけれども、これは果たして本当に遊敦塾でやっていく値打ちがあるのかどうかということになると、ちょっと疑問を感じざるを得ません。
 そこで、こういうのを非常にたくさん、何十種類ものいろいろご用意してお待ちしていますというんですけれども、遊敦塾自体が講座として位置づけられているわけですね。学部があって、学科があって、その講座を受ける。講座を受けるということはやっぱりものを学びとるということで、何か得るものがなければなりません。何回も通っていただいて身につけていただく。そしてまた、それで敦賀市民の方もそのお手伝いというか、講師として、敦賀市民自身もともに学ぶ力をつけていく。そして教えることでまた力をつけていくというような、そういう形式をとるとか。
 それから、そういうところでぜひ取り組んでいただきたいのが、先ほどの金ケ崎の緑地公園で桜の植樹。これなんですけれども、それこそ遊敦塾で杉原千畝講座をやるんですよ。年何回通しで参加してくださいと。年に3回から4回通しで参加していただいて、杉原千畝さんの功績を学んでいただく。それから、世界平和について学んでいただく。人権について学んでいただく。講師は、渡辺さん初め杉原さんの御本を書いていらっしゃる方もたくさんいますし、敦賀市には気比史学会という立派な歴史のそういう市民グループの方々もいらっしゃいます。また、ずっと人道の港にかかわってきていらっしゃる職員の方もいらっしゃいますし、講師には事欠かないと思うんですよ。そういうところで講座を受けていただき、最後の締めくくりとして、講座を受講された方がお金を出して、桜の苗木をみずからの手で緑地公園で植樹をしていただく。それが最後の締めになる。しかも、その桜を植樹した方のお名前は永遠にプレートなりに刻んで残していくと。そういうような一連のつながりがあって、成果があって、次につなげられる。この桜の木を見にきたら私の名前があるんだよといえば、またお友達を連れて来てくれると。そういうような次から膨らんでいくような計画が必要だと思うんです。
 今のを見ると、お魚さばきました、それから食べました、おいしかったですだけで終わっているようなものが多いんですよね。そうではなくて、次につなげる、次の段階をどうするのかということを考えた計画が必要です。
 もう1点は、やっぱり中池見ですよね。今、管理委員会が立ち上がりまして、非常にいいお話をこの前、管理委員会の中で聞かさせていただきました。市民グループが主となっていろいろこれからイベントを踏まえ、それから中池見を何とか運営管理していく力をつけていこうという非常にすばらしいお話でした。そういうところで遊敦塾が市民グループと手を結んでいただいて、中池見から金ケ崎の散策路だけではなく、中池見湿地全体をそういう中池見にかかわっておられる中池見会だとか、それからNPO法人だとか、市民の方々を巻き込んで、そういう方々を講師に迎えていただいて中池見学を勉強していただく。現在でも中池見湿地の方には、大阪とか自然のいろいろ観察とか勉強されておられる方が、大型バスで皆さん毎年来られているぐらいなんです。
 そういうところをやはり今度は中池見学と位置づけて、中池見を学んでもらう、自然に触れ合ってもらう。それこそ体験学習の本当に最たるものだと思うんです。散策路を歩いていただくだけではなくて、自然体験とともに。そういったことに詳しい市民の方もたくさんいらっしゃいます。ナチュラリストの方もいらっしゃいます。そういう方々を先生に迎えて、歩きながら中池見をずっと探検しながらいろんな自然に触れ合っていただく。その中で今後は田んぼを一緒につくっていこうと。それもそういう人たちを巻き込んで田んぼをつくってもらい、そこでとれたお米をうまくいけばいずれは販売するようにつなげるとか、やはりそこまでの長いスパンでの計画を立てた遊敦塾であってほしいと思います。
 今後、そのような中で遊敦塾のプログラムについても、もう一度考え直されてはいかがでしょうか。提案させていただきたいと思います。
 続きまして、きらめきみなと館ですけれども、非常に低料金で、しかもすばらしいホールです。私も見せていただきました。舞台に上がって客席の方を向きましても非常に使いやすくて、ピアノのリサイタルであるとか、それからちょっとした講演会、そういうものには本当によくできた舞台だと感心いたしました。利用する側の声をきちんと反映されて改修されたと本当に思います。
 しかしながら、低料金でそのようないい舞台でありながら、しかも練習だと3割で貸していただけるという本当に願ってもない話なんですけれども、10月から2月の間に12日間の利用と。非常に寂しい結果でございます。
 実は、最初できた当時はかなり私の知り合いのピアノの先生とかいろんな方が、かなり皆さん申し込むと、あそこを使わせてもらうんだというようなお話だったんですけれども、後でしましたかと聞いたら、みんなやめたというお話がたくさんというか結構聞こえてきたんですね。これほどいいホールで使いやすくて、しかも低料金で、最初皆さん使うぞと頑張っておられたのになぜ減っていくのと。そういう減ってきた理由について何か調査されたり、また、そういう思い当たる点がありましたらお答えいただきたいなと思います。
 実はこのきらめきみなと館、私が見に行ったときにはもう既になくなっていたんですけれども、市民の方から通報がありまして、トイレだけの方は御遠慮くださいという紙が張ってあったといっとき言われたんです。せっかく今敦賀市を挙げておもてなしだと。おもてなしの心でと市民に結構強要しているじゃないですか、市長。おもてなしだよ敦賀はと言っていて、市のそういう施設が……。それじゃちょっとあんまりじゃないですかと思ってしまったものですから。
 だから、そういうところが災いしているのかなという気もしないではないんですけれども、ぜひせっかくの施設です。市民の皆さんに本当に利用していただきたい。若い方がロックや何やら練習する場所も実際のところないんです。そういう方たちもこういう低料金ですから、どんどん使っていただきたい。だとしたら快く貸していただくと。そこが一番問題だと思いますので、その点についてどうお考えなのかお聞かせください。
 ごみ問題ですけれども、専門家に相談し対応すると。国が説明しなさいと言ってきた。粘り強くやっていくと。いつも同じお答えなんですけれども、確かに皆さんの御努力は本当に頭が下がる思いです。部長さん初め皆さんが本当に一つ一つ自治体をわざわざ訪ねられて説明をされておられる。その御苦労は本当にもう心から敬意を表するものでありますけれども、実際、国は特措法の6条があるからあんたたちの責任ですよとほうり投げたのと一緒なんです。あんたらが勝手に説明しなさいよと。何の手助けもなくこういうふうにほっぽり出されて、そのお金が入らなかったとか、あんたのところでやりなさい。国は結局そのことについては支援もしてくれないし、特措法で金を出すからということで、多分そこでもう切ってくるでしょう。だとすると本当に敦賀市が全面的に受け入れざるを得ない状況がひょっとすると来るかもしれない。そういうこともやっぱり今後は予算的措置としてもきっちり考えておかないと、将来にまた新たな負担を回すことになります。
 私としましては、やっぱり全量撤去が一番望ましい。いまだにそれを願っておりますし、できましたら福井新港の方に県が公共関与で五重のきちんとした、赤崎の処分場のような管理型の最終処分場を建設していただいて、そこへ運んでいただくのが一番の解決策だと思っております。県がそこで無害化をみずから研究しながら、あそこでRDFで燃やしてもらうなり何なりして処分していただければいいんです。敦賀からあのごみの山をのかしていただきたい、そのように思っております。
 もう1点は、3月4日に開催されました抜本対策工事の第2回技術検討委員会についてお尋ねいたします。
 処分場対策協議会において、敦賀市民の全量撤去以外に安心して生活できないという思いを反映させることなく、全周囲い込みで浄化していく案がとられることになりました。その全周囲い込みについては、処分場の東西南北すべてを同じ工法の遮水壁で施工するものとばかりと思っていましたが、南北の採石場側と木の芽川に面したところは連続地中壁とカーテングラウチング、東西はカーテングラウチングのみという新聞報道がありました。これは岩盤と土砂の部分との違いだという説明だったと思いますけれども、検討委員会には敦賀市から部長初め職員の方が参加しておられますが、この工法で100%地下水ですとか汚水、そういったものの漏えいが防げると判断されたのでしょうか。
 地下水の経路もつかめていない状況で、処分場の底辺部からの漏水はどうなるのか。具体的な方策も示されず、全周囲い込みでの対策工事に対する不安は私たち市民にはつきまとっています。浄化するさまをモニタリングすることが、まるで巨大な実験現場のように思えてなりません。私たちはモルモットにはなりたくないんです。
 今回の工法などについての議会への説明会は3月12日。都合よく一般質問などが終わった後ということになります。100%安全で安心できる工法であると言えるのかどうかをお尋ねいたします。
 金ケ崎の緑地公園ですけれども、財政上とか遠いとかいうことで、ちょっとちゅうちょされておられるのかなという気にはなりましたけれども、やはりきちんとしたカウナスなりリトアニアには日本と仲よくしたい、それから敦賀市とやっていきたいという思いはかなり強かったと思うんです。それと、杉原さんのビザというのが取り持つ縁ということもあって、市長はそれで本物のビザをとおっしゃっているのかもしれませんけれども、私はビザを入手するよりも、まず世界じゅうの人が敦賀の港へ来ていただく、敦賀の港が人道の港として世界に発信して、その人道の港を訪れたいと思うような港にすれば、ビザもおのずからここへ預かってほしいといってやってくるんじゃないんですかね。まず私はそれが先だと思うんです。
 そのためにはやはり杉原ロードと同じように、いつもサマーフェスティバルのときに子供たちのつくったペットボトル灯を下げますよね。あそこが桜の並木道でずっと続いて、港から松原の方までも続くような桜ロードができれば、第二の杉原ロードとして、ますますそういうリトアニアのカウナスとのつながりとかも強くなりますし、そういうところでぜひ実現していただきたいと思っております。
 まず、何が何でもビザよりも、ビザが向こうからやってくるようなまちづくりが大事だと思います。
 以上、再質問を終わりますので、お答えの方をよろしくお願いいたします。

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◯市長(河瀬一治君) まず遊敦塾でありますけれども、議員からも講座をということで本当だな、なるほどなということを今お聞きいたしました。
 今、いろんなカリキュラムを組んでいますし、これは学校もそうでありますけれども、まずやってみて、やはり次のカリキュラム、次のステップに進むことがやはり一番いいと思います。そういう中で今回、いろんなものをまた観光協会でやっておりますけれども、この事業というのはやはり見直しもし、継続性のあるものに変えていくということは非常に大事だというふうに認識をいたしております。杉原講座といいますか、そういうものも非常に全国で興味を持っていらっしゃる方、それとこれから団塊の世代の皆さん方が、じゃ一遍敦賀で勉強しようと、そのかわり、月に1回は行こう。それがまた仮に大阪なり京都の方ですと、新快速に乗って来ていただけるということにつながっていけるかなというふうに思っておりますので、ぜひこういうことも実現に向けて努力をしてまいりたいというふうに思っておるところであります。
 また、中池見の方につきましてもいろんなことで全国に発信をしておりますので、これも一つの講座の中に取り入れていく。それと、ウオーキングともあわせて散策路も歩いていただきながら、また緑地の方にも行けますので、そういうちょっとぜいたくでありますけれども、いろんなものと組み合わせをしてこの遊敦塾というものをステップアップをさせていきたい、このように思っておるところでございます。
 またいろいろと参考にさせていただきながら、それが最後に桜に結びつけたらどうだということもございましたが、そうなってくれて、その方が、よし受講した記念に桜1本植えていこうとなればこんなありがたいことはない、このように感じております。
 次のみなと館の利用ということで、私どもかなり設定を安くしていろいろ使いやすくしたんですけれども、少ないなということがありますので、原因を一度よく調査をしまして、これからどんどん利用していただけるように努力してまいりたいと思います。
 私もちょうど直流イベントのときに山上さんという三味線の名人が来られまして、出なくてもいいのにまたエレキを持って私は出てしまいました。ところが、音が非常によかったなと。それと観客席も、私はあのときはちょうど、じょんがら節というものをちょっと弾いたんですけれども、ステージからお客さんがちょうど上に見えるものですから一体感があるんですね。普通、ステージというのは上にあって、どちらかというとお客さんが下に見える形になりますので、そういう点では非常に利用しやすいというふうに思っております。
 おもてなしということで一生懸命やっておりますので、おもてなしが決して台なしにならないように精いっぱい努力をしてまいりますし、利用していただけるように今後とも十分調査をさせていただいて、多くの人に利用いただけるホールになるように最大の努力をしてまいりたいというふうに思っております。
 搬入団体の負担金が、今後確かに議員おっしゃるようになかったらということでありますけれども、そういうことはないと。何としてでもこれは未納の皆さん方に御理解をいただいて、やはりみんなでこれはやらなくてはならんということ、これからも最大の努力をしてまいりたい、このように思っております。
 技術的な部分は部長の方から答弁をいたします。
 それと、カウナスとの交流でありますが、私もやはり人道の関係ということでいい交流ができたらなということ、また姉妹都市提携委員会等もございますし、一度、今後検討はしてまいりたいというふうに思います。
 そこで、議員もおっしゃるとおりで、確かにいい人道の港ということがPRをされることによって、おのずとビザも来るというのもごもっともなんですけれども、先ほど言いましたように最近なかなか時間が少なく思うんです。といいますのは、約70年前のことで、当時赤ちゃんで来られた方も70幾つになっておられますし、前も「扉開きしのち」という大変すばらしい福井テレビさんの番組がございまして、私も二度見ました。そういう中で、オーストラリアに在住のおばあちゃんも出ておられましたけれども、もう90幾つの方で、かなり高齢になられておるものですから、そういう点で私もちょっと焦りが出たといいますか、とりあえずこのビザがあればなという思いで記者会見の方でもそういうお話をしたんです。これが例えば息子さんなりまたお孫さんにいくと、なかなかおじいちゃんから、おばあちゃんから来たものをという思いになるのかなというちょっと心配などもございましたので、時間が残り少ないので今調査をしてということを考えたところでございます。
 やはり、人道の港としての整備を進めていくということは、私どもも非常に大切だというふうに思っております。多少の時間はかかるかもしれませんけれども、いろいろ資料の収集等に努め、そしてまたビザもおのずとやってくるようになれば、これはもう一番いいことだというふうに思っております。そういうものを含めて今の緑地帯をいい形で整備できますように努力してまいりたい、このように思っております。

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◯市民生活部長(澤口進君) それでは、私の方から処分場のことについてお答えをさせていただきます。
 まず第1点目でございますが、決して一般質問を避けて12日に説明会というセッティングをしたわけでございません。今御指摘のとおり、3月4日が施工技術の検討委員会、これはどうしても都合で3月4日にしかできなかった。議長様にその後お願い申し上げまして、3月12日にやらせていただくことになったということで、ひとつ御理解の方をお願い申し上げます。
 2点目でございます。今御指摘のように、恒久対策の工事でございますが、基本的には土砂部には連続地中壁、そして岩盤部にはカーテングラウチングという工法でございます。こういう工法をとりますのは、北と南になりますが、岩盤への打ち込みが目視で確認でき、そしてそこからセメントミルク、カーテングラウチングということになるわけなんですが、こういうわざわざ手間のかかる工法をとらせていただいておるというのは、あくまでもそういう部分を目視で確認できるという点がございます。
 そしてさらにこの壁確認後でございますが、ルジオンテストと呼ばれております透水性の確認テストで確認をしてまいりますので、私は漏水はとめられるのではないかと考えています。
 以上でございます。

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◯14番(今大地晴美君) 今の処分場の問題ですけれども、ルジオンテストで確認されるから漏水はとめられると。底辺部についてはずっと処分場対策協議会の中でも余り触れられなく、電気探査で大丈夫だろうというところですよね。推測でしかないと。そういうところで100%言い切れるのかなというのが疑問です。
 それと、今後、最大限の努力とおっしゃいますけれども、むだな努力に終わらないといいなと。未納団体についてですけれども、最初に求めてから既にどれだけの月日がたちましたか。その間、7団体はいまだに払わないと。払う意思は見えているんでしょうか。多分見えてないんじゃないかなと。この時点まで引きずってきて払っていない。しかも今後、これから先またこの金額がふえた分を、すべての団体に一々説明しては回収していかなければならないと。そのかける労力に比べて収入の少ないということは非常に骨の折れる仕事であり、また何のために仕事をしているのということにもなりかねません、本当に。そういう点で、国や県は全くこのことに関しては何ら関知しないのですか。その点について、国の見解はどうなのか、ぜひお聞きしたいと思います。
 それから、きらめきみなと館ですけれども、結局、遊敦塾の本拠地としての利用というのもほとんどないわけですよね。ライブを2回か3回したということだけで。ぜひこういう講座、講演会とかそういうのですと結構あのホールはすごく使いやすいいい舞台ですし、今後いろんな分野の方に使っていただくことが大事だと思いますので、そういった観光協会さんであるとか、いろんな団体の方にもぜひ、市長は敦賀きらめき温泉リラ・ポートみたいにどんどんPRしてください。さっきも言われたように、非常に音もよかったよと、そういうふうに若い人たちにぜひロックバンドの練習に使ってねと。そういうようなライブに使ってというように宣伝もしていただきたいと思います。
 それから、先ほどの金ケ崎緑地公園で記念碑というかそういうものの設置についてのお答えがなかったのですけれども、その点についてお答えください。お願いいたします。
 それと、敦賀短大とあちらの日本語学校の生徒さんとの交流などについてはどのように行うのか。リトアニアの大学はヨーロッパでも最古の大学ということで歴史ある結構いい大学ですし、カウナスの町自体は世界遺産としても非常に町並みもきれいですし、そういう点も含めて交流していく価値はあると思います。敦賀短大に向こうからの学生さんを呼んで日本語を学んでもらう、日本の生活になじんでもらうとか、そういった交換留学生などを受け入れる、そういったことも視野に入れての姉妹都市提携ということで、そのお考えあるのかどうかお尋ねいたします。

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◯市長(河瀬一治君) まず緑地でございますけれども、現在のモニュメントありますので、あの場所が確かにわかりにくいと、せっかく1万人から握っていただいて、その方たちが来て、ああこれとわかった方が当然いいわけでありますので、一度移転のことについても研究します。
 それと記念碑でありますけれども、これは一体何がいいかなということを考えます。それと、何度も言いますけれども4月がありますから、それを過ぎないとできんことなんですが、これは私の思いなんですけれども、ことし70周年なんですね。そこで従来ですと派手な式典ということはあるんですけれども、式典はなるべく抑えて、でき得れば一度敦賀に上がった皆さん方が、お年いっていますけれども来ていただいて、一遍70年前に上陸された敦賀の町を見ていただくというようなことも記念になるのかなというふうに思っていまして、またそのときに例えばそういうものが記念につながるものになればなということも考えております。
 そういう面で、何をそこに設置するかというのは具体的にはちょっと出ていないんですけれども、またそういうことが可能であれば、そういうものも記念にしていきたいなというふうに思っております。
 それと、カウナスでありますけれども、今も思い出しますと本当に古い時代の石畳があったり、教会の古い建物があったり、大変すばらしいところだというふうに記憶をいたしておりまして、非常に立派な大学があるというふうに思います。私ども今敦賀短大も何とか立派な大学になろうということで改革を進めながら頑張っておるんですが、またそういう中で子供たちの交流ができれば学生をふやせるということにもつながりますし、またそういう国のいろんな応援も、交流的なものがありましたら一度調べて、直ちに姉妹都市ということではなくても……。
 大体、姉妹都市が始まりますのは、例えば敦賀とナホトカというのはヴォストーチヌイ港と敦賀港の始まりがありましたし、東海というのは青年会議所同士の交流があって姉妹都市になったといういろんな経緯もありますので、最初に例えば大学の交流ができて、また姉妹都市に発展するということもありますし、それに杉原千畝さんという大変すばらしい方が御縁ということでありますので、そういうものを含めて十分に検討させていただきたい、このように思っております。

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◯市民生活部長(澤口進君) それでは私の方から、まず1点目の処分場の負担金でございますが、7団体を取り上げたときに、恒久対策等が見えない、後年負担の状況がわからない、こういったことの声もございました。今までは私どもの方へ寄っていただいておりましたが、いろいろ寄っていただくとまとめたという形になりますので、それぞれ十分な時間がとれない。こういったことも踏まえまして、昨年秋から優先的にそういった状況をまず私の方から、ひざを交えたという形で本当に1団体ずつ時間をとりながら、私どもの考え方について説明をしてまいったつもりでございます。
 こういった状況を確認させていただきながら、それでもという部分については、やはり国の方に我々が状況を御報告し、指導を仰ぎたいと考えております。
 対策工事でございますが、確実かどうかも踏まえながら現在、工事着工前の効果確認モニタリングを始めております。当然、水質等については、今後ともこの効果確認の場所等で十分明らかになっていくと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。

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◯産業経済部長(木村学君) きらめきみなと館の小ホールの利用についてということで、宣伝をもっとしたらどうかという話でございます。当然、市の施設につきましては、利用者あっての施設ということでございます。この施設につきましても、遊敦塾についても使わせていただきますけれども、いろんな市民団体の方々につきましても御利用いただきたいというふうに思っておりますので、また宣伝等を行っていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、高野新一君。
  〔2番 高野新一君登壇〕

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◯2番(高野新一君) 公明党の高野新一でございます。
 発言通告書に基づき、4点についてお伺いいたします。
 まず最初に、放課後児童クラブについてお伺いをいたします。
 現在、敦賀市における放課後児童クラブは公立で7カ所、私立で1カ所の計8カ所で行われております。定員は確かではないとは思いますけれども265名で、適用学年は小学1年生から3年生までとなっております。
 しかしながら、ことし4年生になるお子さんをお持ちのお母さんから、4年生になったから一人で留守番ができるとお考えですかという問いがありました。私は、ここで?然とさせられました。本当に4年生になったら一人で留守番ができるのかというこの疑問と今の社会情勢を考えると、果たしてこれでいいのかなという思いが私はしました。
 急速な少子・高齢化社会が進む中で、これからの時代を担う子供たちを見守り、はぐくみ、慈しんでいくのが我々大人の責任ではないでしょうか。昨今の社会情勢を考えるとき、決して4年生以上の子供でも安心して留守番ができる社会環境にあるとは思えません。
 このような社会状況は、まさしく異常であると思いますが、市長はどのようにお考えでしょうか。まず1点目お聞きをいたします。
 また、放課後児童クラブのあり方を見直されるいい機会と思いますが、いかがでしょうか。まず、児童クラブの適用学年の見直しと定員の見直しを提案いたします。現在、3年生までとなっている対象学年の枠の拡大と、小学校の空き教室を活用しての定員枠の拡大ができないかをお聞き申し上げます。
 確かに敦賀市における共稼ぎの家庭の比率は、県内の市町村から比べるとさほど高くはありませんが、核家族化の面から見ると、我が敦賀市は1世帯当たり2.6人で県内では最低の数字を示しております。
 私は、以前の議会で、放課後児童クラブを各小学校区に設けてはいかがかと提案をさせていただきました。そのとき、記憶は定かではございませんが、公民館とか町内の会館の活用も考えられるとの市長の御回答があったと私は認識をしております。その後、わずかにふえてはきておりますが、小学生をお持ちのお母さん方の不安を解消する結果には至っておりません。
 本年、4月から福井市が市内の全小学校を対象に放課後の学校開放を決定し、かかる経費2400万円を予算化したと報道がされました。特に敦賀市における放課後児童クラブは、人口密集地帯から順次設置されておりますが、旧市街地の北小、西小へ通っておられるお子さんは、遠くの松原児童館や中央小学校の児童クラブまで行っておられるとお聞きをしております。
 今回の福井の例と比べれば子供の絶対数には違いがありますが、子供たちの安心、安全、親御さんたちの安心して子育てできる環境づくりを早急に考えられてもいいのではないでしょうか。福井市にできて敦賀市ができないことはないと思います。
 市長も健康福祉部長よりお聞きと思いますが、先日、切実な願いとして、8人のお母さんの連名で要望書を提出させていただきました。また、教育委員会との関連もあるとは思いますが、勇気と決断力を持って御回答をお願い申し上げます。
 次に、平成15年の6月議会で、通学路の安全確保の上から、プラザ萬象から岡山交差点までの通学路、また、松陵中学校前の交差点の歩道の確保をどうするのか提案させていただいた点について、松陵中学校前の交差点は、すぐに市長の御英断によりまして拡幅工事が整備され、歩道も整備され、安全な通学が確保されました。また現在、白銀交差点から岡山交差点まで──東洋紡前から長沢地区でありますけれども、歩道の拡幅工事がなされております。これは河瀬市長の御尽力と敬意を表するものであります。
 しかし、これですべての通学路が安全になったと私は言い切れません。例えば、西小学校の前の歩道、皆様方御存じのように交通量はふえても歩道が狭く、また、すぐに交差点があるという地理的な条件が重なっております。また、松原小学校から松陵へ向かう球場の横の通学路、これも幅が1メーター弱しかなく、また降雪時には車道の雪が歩道に積み重ねられ、子供たちは難渋をしております。
 この通学路をやはり安全に確保するためにも、また今JR直流化によりまして、他県から景勝気比の松原を見にこられる方がたくさんおられます。この方々の松原をめぐる道順の一環としても、歩道の拡幅整備をやってはいかがか提案を申し上げます。
 次に、来年の春から一部供用が開始されます多目的国際ターミナルについてお伺いを申し上げます。
 この多目的国際ターミナルでは、日本海側では有数の14メートルの大水深を持つ延長280メートルのバースが一部供用開始されます。これは、私の経験からしますと、5万トンから6万トンクラスの大型貨物船やコンテナ船が接岸できる大きな港となります。これは日本海側有数の規模になっていると思います。しかしながら、埠頭用地並びに港湾関連用地の活用方針がいまだに未定とお聞きをしておりますが、今後の敦賀市の基幹産業になるべき港湾施設計画がこのようでは寂しい気がします。具体的な計画がありましたらお聞かせを願います。
 敦賀港のコンテナ扱い量は平成14年の1万4400TEUをピークに年々右肩下がりで、昨年のコンテナ取扱量は輸出入を合わせても8100TEUにまで減少してきております。国内輸送のローロー船は顕著な伸びを示しておりますが、対外貿易数量は横ばいもしくは右肩下がりが続いております。
 昨年、一昨年と産業団地に優良企業2社を誘致され、現在、着実に敦賀市の基幹産業となるべく業績を上げられていることには敬意を表するものでありますが、これらの企業がこれからますます業績を伸ばすためにも、港湾の充実が必要不可欠と考えますがいかがでしょうか、市長のお考えをお聞かせください。
 先日、スーパーハブ港に指定されております名古屋港のTCB(飛島コンテナ埠頭株式会社)へ視察に行ってまいりました。従来の名古屋港の運営は第三セクター方式で、名古屋港管理組合を中心に、各船社や港湾荷役会社等が協力をし運営されてきましたが、このTCBは邦船3社や各名古屋港の港湾荷役会社が協力し資本を出し合い、全くの民間主導で一昨年の12月より供用を開始しております。
 用地確保や埠頭の建設は国、県が担当し、荷役機器や管理棟はTCBが設計、建設を自主的に考え、今まで港湾施設を建設したことのない建設会社や港湾荷役機器等も必要最小限度の設備に限定することで、建設費の高騰を防ぎ、将来的には完全無人化のコンテナバース運用を目指しております。
 何もこれを今敦賀港に当てはめよとは私は申しません。しかし、将来にわたり敦賀港を考えてみるならば、このことも一つ頭に入れて敦賀港の将来を考えてもいいのではないでしょうか。対岸貿易促進を標榜するに当たり、タイ、中国、韓国、そして一昨年ロシアのプーチン大統領は、シベリア大陸横断鉄道を使っての極東アジアと欧州を結ぶ物流機構を構築するシベリアランドブリッジ構想を表明しました。この構想は、船で欧州に貨物を運ぶ場合、約4週間かかるところを半分の2週間で運べる物流機構を構築するものであります。これには、ロシア国内の鉄道整備や確実で安全な輸送経路の確保が前提となっているのは論をまちません。
 しかし、将来を見越しての港湾の拠点化を図っていくならば、これからの敦賀港の整備計画をお持ちか、お伺いをいたします。
 過去に敦賀が欧亜国際列車の発着点として注目を浴びた時代がありました。時代が変わり、今は人の交流から物の交流拠点になり得る時代となってきております。平成19年度の予算の中に日ロ沿岸市長会議の予算がありました。市長にはぜひともこの機会に敦賀港の重要性、敦賀港の利便性を主張していただいて、敦賀港を日本海の対岸貿易の拠点にしていただけるようにお言葉を添えていただけるよう私はお願いを申し上げます。
 最後になりましたけれども、市立敦賀病院についてお伺いを申し上げます。
 本年3月で市立敦賀病院の第3次整備計画が終了し、4月からは新しい総合病院としての船出をいたします。私は、この整備計画のスタート時点から本年まで、医師、看護師の確保をどのように進めるのかを訴えてまいりました。しかし、残念ながら医師と看護師の不足により一部病棟閉鎖を余儀なくされているのが現状であります。また、ここ数年来、赤字経営が続いており、病院のあり方検討委員会も計画されているともお聞きをしております。
 今、自治体が運営する病院はどこも存亡の危機にさらされています。しかし、ここで抜本的な解決策を出すべきであると思いますが、市長はどのような御見解をお持ちかをお伺いいたします。
 その反面、温もり相談室の利用者は日に日に増加の一途をたどっております。平成18年度の相談件数は延べ1185件に上り、そのうち医療、看護相談は22件で、福祉、退院援助、経済的相談、在宅相談等が大多数となっております。経営的な面と相矛盾するかもしれませんが、市民の生活上の安心、安全を提案する立場から、病院の存続を含めた徹底的な議論が必要と思いますが、市長の御意見をお伺いいたします。
 これをもって1回目の質問とさせていただきます。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、高野議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、放課後児童クラブということでございまして、議員の質問の中になかなか4年生になって本当に安心して留守番ができる時代はどう思っておるんだというようなことでありますけれども、本当に自分たちの子供時代から比べると、今は本当に世の中何があるかわからないという大変心配があるわけでございます。私どもの時分というのは、町内にたくさんの子供がおりまして、常に放課後といいますか、みんなが集まって野球をしたり仲間で遊んでおった。そして、昨今多いような子供たちが被害を受けるそういう事件等も少なかったように感じておりますが、最近では本当に不安なことが多い時代でございまして、大変こういう時代については憂えているところでございます。
 そこで、やはり親御さんの心配なしに子供たちが放課後どのように過ごせるかということは大きな課題であるわけでございまして、議員からも御指摘の1年生から3年生の児童を対象にした放課後児童クラブにつきましては、現在7校下で設置をいたしておりまして、19年4月からは黒河、また粟野南小学校下に、またそれぞれ1カ所児童クラブを新増設をすることになっておるところでございます。
 そこで、年齢対象の拡大と定員枠の拡大についてでありますけれども、今後の整備といたしましては19年度に北小学校におきまして教室が少し余っておりますので、余裕教室等を活用いたしまして児童クラブを開設することにいたしておるところでございます。19年度、国におきましてはすべての小学生を対象とした放課後子ども教室と、また放課後児童クラブを一体的に企画運営する放課後子どもプランを創設することになっております。そういうことで、これまでの取り組みが決して後退することのないように効果的な実施に向けまして努めてまいりたい、このように思っております。
 親御さんが安心して、放課後の子供たちが健やかに、また和気あいあいといいますか、友達関係がいい形で構築をして遊べる環境づくりに私どもも今後最大の努力をしてまいりたいというふうに思っております。
 そこで、子供たちの通学路のことでございますけれども、特に西小学校前の市道、三島港線でありますが、これは昭和49年から58年に都市計画街路としまして事業認可を受けて整備されたものであります。昔の道路というのは本当に歩道が狭かったなと今も感じるところたくさんあるんですけれども、平成6年度から実施をしております人にやさしい道づくり事業によりまして、またバリアフリーの歩道整備計画路線といたしまして、平成22年度から3カ年で整備を行う予定でございます。いましばらくというところでございますので、よろしくお願い申し上げます。
 また、市営球場の横にあります道路でありますが、これは県道の松島若葉線でございますが、県の方では現在、歩道拡幅の予定はないということを聞いております。そして、この路線につきましては議員からも御指摘いただきましたけれども、通学路のみならず松原公園に大変近いところでありまして、散策路としても日ごろ利用が大変多いわけでございますので、今後県に対しましてレベルの高い歩道、道といいますか、要するに歩道幅の広い歩道整備を強く提言をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 次に、敦賀港ということでございます。議員の方も名古屋の方を視察いただいて、またいろいろ感じたことも含めて今お話をいただいたところでございますが、特に敦賀港の鞠山南の多目的国際ターミナルの整備でありますが、これは敦賀港の港湾計画の中ではコンテナ貨物や石炭や木材等で、比較的容量がかさむバルク貨物を取り扱います埠頭用地及び倉庫等を整備するための施設用地に位置づけられておるところでございます。
 現在、県の方では平成19年度の完成を目指しまして、国の直轄事業として整備が進められておる水深14メートルの岸壁の工事の進捗に合わせまして、岸壁の背後の埠頭用地の造成を完了する予定でございます。あわせまして、ガントリークレーンなどの荷役の施設につきましては、取り扱い貨物の動向、また港湾利用者等の意見を聞きながら、使いやすい港湾施設の整備を検討していくということでございます。
 また、多目的国際ターミナルの管理につきましては、港湾管理者であります県による管理に加えまして、民間活力の導入を含めた新たな管理方法について、港湾利用者の皆さん方の意見もお聞きをしながら、19年度中に方向性を決めたいというふうにしておるところでございます。
 さらに県の方では敦賀港の振興ということで、施設整備のほかに管理運営体制、またポートセールスなどハード、ソフト両面につきまして一体的に取り組むことが、やはり何といっても私どもも重要だと考えておりますし、県もそのように認識をいただいております。そこで、市、事業者等々関係組織と連携をして、その体制の整備を図ることといたしておるところでございます。
 私ども敦賀市といたしましても、やはり敦賀港の貿易振興につきましては、敦賀市の産業、経済の活性化を図る上で私は最重要課題だというふうに考えておりますし、特に私どもの場所は中京、関西を背後に持っておるわけでございます。そういう意味で、この敦賀港の優位性でありますとか、また航路開設に係ります船会社に対します支援制度等も充実をしていきたいというふうに考えております。
 今、大変日本海側の港間競争が厳しいわけでございまして、他の港との差別化を図りたいということを考えております。今後とも全力で取り組んでまいりたい、このようにも思っておる次第でございます。
 また、北東アジアの物流ということで、かつての欧亜国際連絡列車の再現といいますか、今自動車産業界でもシベリア鉄道を使っていろんな荷物を運ぼうという計画もあります。そうなりますと、敦賀港というものも非常に優位性のある場所だというふうに認識をいたしておりまして、日本海側におけます重要な港であるということを訴えてまいりたい、このようにも思っておるところでございます。
 病院でありますけれども、これは非常に大事な課題で、やはり市民の皆さん方からもお話を聞く中で、敦賀病院立派な病院になったなと。しかし、お医者さんが足らんみたいだなという不安の声、心配の声も聞いておるところでございまして、私どもも抜本的な解決策を出すためにということで、今努力もいたしておるところでございます。
 そこで、医師確保につきましては私また院長、関連の大学等に出向きまして派遣要請を行って、積極的に実は取り組んでおるところであります。しかし、医師が十分に確保されていないのが現状であります。
 今後もこの医師確保につきましては、県等関係機関とも連携をとって、市民の皆さん方の医療ニーズといいますか、そういうことにおこたえができるように努めてまいりたい、このように思っております。
 また、看護師の確保も同様でございます。平成18年度の診療報酬の改定によりまして、全国的に看護師が不足、そして確保というのが本当に一段と厳しい状況になってきておることも現実でございます。私どもの病院の看護師につきましては4月に新規採用をするわけでございますけれども、また退職者もおります。そういうことから実質的な増員が図れない状況でございます。そのために、随時募集等も行っておるところであり、看護業務に影響が出ないように努めておるところでございます。
 これらの課題、また現在の医療に係ります状況等を踏まえて、敦賀市の医療のあり方、そしてその中で市立敦賀病院のあり方、あわせて経営基盤強化の方向性を検討するため、この3月に外部有識者によります市立敦賀病院のあり方検討委員会を設置いたしまして、その中で十分に議論をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 以上であります。

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◯2番(高野新一君) 今、種々にわたって御回答いただきまして、ありがとうございます。
 まず一番初めの児童クラブについては、文科省と厚労省とのしのぎ合いというんですか、放課後児童プランという形で、放課後児童クラブと土曜スクールみたいなのが一緒になった子供たちの居場所づくりということでありますけれども、なかなか持ち分的には部分が違うので難しいなという部分はあるんですけれども、やはり市としては教育委員会と健康福祉部が一体となって考えていく必要があるのではないかなと。
 もう一つは、市長前に言われたと思うんですけれども、公民館の活用とか地域の会館を利用する。これには確かに地域の方々の協力も得なければならないと、私も常々教育長とも話をさせていただいておりますけれども、やはりなかなか手を挙げていただけないという部分。しかし、敦賀市には敦賀っ子育成プランといって地域の子は地域で育てようという大きな名目があるわけです。しかしながら、実際は手が挙がらないという現実がある。このジレンマの解消はなかなか難しいと思うんですけれども、やはり子供たちが安心、安全で、またお母さんが安心して働けるという環境づくりも必要ではないかなと思います。
 私もここで例を挙げましたのは、決して敦賀市は共稼ぎ率は高くないんです。ちょっと古いですけれども、平成12年度の国勢調査の中で敦賀市の共働き率が48.28%なんです。福井県の中でも35位なんです。ところが、先ほど言いましたように核家族率、これは要するに2.6人という、ちょっとほかでは見られないような現象が起こっています。
 昨年ですか、教育委員会が発表されました8歳未満児がおられる家庭の80%が核家族という、これが一番の大きなネックになっているのではないかなという思いもします。これは話が大きくなってくると、まちづくりのあり方全体にかかわってくる問題となりますけれども、やはりこのことを踏まえて子供たちの安心、安全というものをもう一度お伺いできましたらお願いを申し上げます。
 それから子供たちの通学路の話ですけれども、確かに市長が今言われたように安心して生活できる道路のバリアフリー化については、東洋紡前がフラット化をされております。しかし、まだまだ通学路の安全確保という面に対しては、あっちこっちでかなり危険な箇所が、子供たちの通学路となっているのが現状です。
 ましてや、球場裏のあそこは春になると桜が物すごくきれいに咲くんですね。せっかくJR直流化で他県から松原を見にこられる。ところが、松原を一遍しか通っていないわけですね。真っすぐにコミュニティバスで来られて、浜へ行ってそのバスで帰られる。やっぱり町を歩いていただけるということが必要であると。また、さっき市長ずっと質問にありましたけれども、さくらの里づくりという意味からも、松原の緑と桜が咲いているという本当に見事な景観があるわけです。それがやはり敦賀の一つの特色ではないかなと。そこもやっぱり歩いていただけるような歩道整備も私は必要ではないかなと。
 確かに、県は今そういう計画がないと言われていますけれども、これも敦賀のまちづくりの一環として市長お考えになってはいかがでしょうか、御提案を申し上げます。
 それから今、敦賀港の多目的国際ターミナルの話になりまして、ちょっと名古屋港とは比べ物にならない。向こうは国内でも有数のスーパーハブ港でありますけれども、考え方として、今まで官が主導であったことから、TCBというところは民間主導にし、むだを省こうと。民間でできるところは民間でやっていこうと。
 私も28年間、港湾関係の仕事をさせていただきまして、市長言われたように敦賀の多目的ターミナルはコンテナと撤貨というんですかね、かさばる石炭とか鉄鉱石とか、そしてまた大きな工作物であるブレークバルクの使用目的があるというふうにお聞きしたんですけれども。
 私ずっと経験した中で敦賀港の倉庫のつくり方を見ますと、どっちつかずなんです。コンテナに割かし高価な荷物が入ってくるわけです。ブレークバルクには、変な話ですけれども割かし単価的には安い荷物が入ってくる。それを一緒のところに置くということ自体がちょっとおかしいんです。本当言ったら、やっぱり付加価値の高い荷物はきちっとした倉庫におさめるという考え方をやっていかないと、何もかも一緒と、それこそ倉庫が多目的になってしまっているという格好なんです。それもやはりこれからの検討課題だと私は思います。
 平成19年度中に基本計画ができるというんですけれども、担当が塚本助役でありますので、その点もひとつ考慮に入れて将来的なビジョンをお示し願えれば、お聞きをしたいと思います。
 これは話が大きくなり過ぎてちょっととりとめがないんですけれども、シベリアランドブリッジというプーチン大統領がまさしく打ち出したのは、姉妹港であるヴォストーチヌイをコンテナ基地化して、そこから大陸横断鉄道を使って欧州へ荷物を運ぼうと。これはある日本の大企業がまず手始めにやったことなんです。私も実際、この荷物を扱ったことはございます。しかし、残念ながら1年足らずで消滅してしまったというのが現実であります。というのは、確実に荷物が届かないという大きなネックがあったわけです。これは当時のソ連邦としての国内の事情だと思うんですけれども、やはり今、ロシアとして一国になったので、そういうことも含めて敦賀としてどう対応していくのか。また、京阪、それから中京、逆に言えば日本海側の敦賀港にとってみれば向こうが背後地となる可能性もあるわけです。何もポートセールスは対外ばかりではなくして、やはり国内にも向けて、国内のそういう港を利用される企業にも敦賀港の利便性を訴えていくべきではないかと私は思います。その点もひとつお考えありましたらお願いを申し上げます。
 先ほど杉原千畝さんの人道のビザではありませんけれども、人から物へと時代は変わりつつありますけれども、やはり敦賀はこれから日本海側の大きな物流拠点となり得る可能性が大だと思うんです。特に港の優良性。いわば日本海側でしけたら敦賀港へ逃げ込むしかないと。それと、平均約40メーターあるこの大水深と、バースの14メーターの水深。しかしこれ、あとお金かからないわけです。大きな港へいくと常にしゅんせつをやらなければいけない。名古屋港もそうですし、金沢もそうです。新潟もそうです。敦賀港は、変な言い方をするけれども、ほうっておいてでも14メーターの水深を確保できるという天然の良港の、経費のかからない港の利便性というのをもっともっとPRすべきではないかなと私は思うわけです。
 その点についてもお考えありましたらお願いを申し上げます。
 次に、市立敦賀病院についてですけれども、平成16年でしたか、第3次整備計画がスタートしまして、とにかく市長は最高の医療を市民に提供したいということで40数億ですか、金をかけて、ことしの3月にはすべてできるという話になりました。私はその時点から、まず医師と看護師の確保をどうしていくんだという話をさせていただきました。あれはたしか平成17年度だったと思いますけれども、リニアックが設置されたときに、たしか事務局長だと思うんですけれども、ちょっと医師がいませんという話を受けたわけなんです。
 幸いにも1カ月足らずで、福井大学の放射線学の教授が週に1回来ていただけるという話ができまして、安心はしたわけですけれども、今現状を見るときに、看護師不足で一部病棟が閉鎖されているというこの現実は、やはりきちっと見詰めなければならないと思うわけです。
 これはきょうあす、すぐに解決できる問題ではないと思います。これは全国的にもいろんな問題が起こっております。
 先日、NHKのテレビの中に、看護師さんで、私ちょっと名前忘れたんですけれども、あらゆる資格を取った看護師さんを養成されているところがあるんですね。またそういうこともこれから人材確保の上から考えていってもいいのではないかなと。
 もちろんこれは経費もかかることです。今の赤字を見ると、うわっというような思いもしますけれども、人材を育てていけば必ずそういうものはついてくると私は思うんです。こんなこと申しわけない言い方するかもしれませんけれども、私が議員になって4年になりますけれども、残念ながら敦賀病院の事務局長が今4人目の事務局長であります。ということは、1年に1人。とてもこれでは病院改革は無理だなと。やはりじっくり腰を据えて、本当の意味での病院改革をできる人材を登用すべきだと思います。
 幸い、今の小倉事務局長は一生懸命汗を流してやっておられます。少なくとも3年、4年頑張っていただいて、敦賀病院をよくしていただく。私はそういう思いで今質問させていただいております。
 病院のあり方検討委員会を立ち上げられるとお聞きしておりますけれども、一番やり玉に上がるのは不要不急のものは省こうじゃないかなと。
 何で私、温もり相談室を例に挙げたかといいましたら、延べ相談数は1185件。ダブっておる部分はあるんですけれども。ここで18年度の経過を見てみますと、新規相談が6月が113件、10月が93件と多い方ですけれども、12月だけでも新規相談が76件、継続が41件、延べ117件の相談がある。1日平均22.4人相談される方がおられるということなんですね。やはりこれは医療とかではなくして、退院後の話も全部入ってくるんですね。これは確かに安心、安全の上で大きな力になっていると私は思うんです。
 これが一番初めにやり玉に上がる可能性があるのではないかなと思いますので、その点もひとつどういうお考えでおられるのかをお聞きします。
 確かに病院の経営というのは大変今難しい時期に入っております。しかし、市民の安心、安全を確保する上での敦賀病院でありますので、御見解をお願い申し上げます。
 以上で第2質問を終わります。

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◯市長(河瀬一治君) まず、放課後児童クラブということで、国の方も今、すべての子供たち、小学生を対象にした子どもプランを創設するわけでありまして、これは学校対象であります。私も公民館を活用できればということで、今、特に青少年健全育成初めいろんなそういう市民団体、地域の皆さん方には地域の子は地域で育てようというすばらしいキャッチフレーズの中でいろんな活動をしていただいておりますけれども、例えば公民館の中で比較的時間のあるおじいちゃん、またリタイアされて今地域でいろんな活動をされている皆さん方が昔の遊びを教えたり、そういう場所で高齢者の方との触れ合いの時間を持って放課後を過ごすことができれば、非常に安心です。公民館という公的な施設の中でしっかりとした大人が見て子供たちを育てていく。
 ただ、そうなりますとそこでどなたが出てというのは非常にまた時間割的なものもあるということで、いろいろ研究しなくてはならんことはあるというふうに思いますが、またこういうことも含めてぜひ公民館の活用の中で子供たちが遊べる場所づくりをということで、今、南公民館では実は卓球台が置いてありまして、子供たちがちょうどバスの時間、特に中郷方面とか、また愛発の方からも来ていただいておる子供たちが、時間待ちにそこで遊んだりというようなことはやっております。そういう意味で、公民館をいろんなところで活用していくというのはいいというふうに思っておりますので、今後とも十分研究をさせていだたきます。
 それと、通学路の改善については、まだまだ御指摘のとおり、改善をしなくてはならんという道路は本当にたくさんございまして、今後とも順次そういうところを見直しながら行っていきたい。ただ先ほど言いましたように、やっぱり時間がかかるんですね。そういう点では大変申しわけなく思っておりますが、できる限り通学路の安全対策というのは引き続いてやってまいりたいなというふうに思っております。
 ニュースの方では、子供たちの列に車が突っ込んだというようなことが年に何度か出てまいりまして、あれを見るたびに本当に悲しい思いをします。おかげさまで敦賀の方ではございませんけれども、そういうことがやはり起こり得る可能性があるということであります。あれも子供たち、列をなして歩いておるだけですから防ぎようがない。運転する者が十分注意をしてあげないと防ぎようがないというところでありますので、そういうことも含めて子供たちの安全ということについては、まだ私の一番下の娘もみんなで集団登校いたしておりますが、通学路の安全性について、また今後とも対応できる限り十分努力してまいりたいと思います。
 それと、松原公園に近いということでの例の県道松島若葉線でございますけれども、桜もある、いいところであるということでありますから、先ほど言いましたようにレベルの高い歩道整備ということを県の方に強く要望してまいりたい、このように思っております。
 港でありますけれども、ヴォストーチヌイ港ということで、これは私ども姉妹港であります。恐らく議員の皆さん方でも、ナホトカは姉妹都市でありますから何名かの皆さん方に行っていただいていると思いますが、必ずヴォストーチヌイ港へ視察に行きます。それも港全体が見えるちょっと小高い丘のところへ上がります。あそこは非常に背後地が広いところでありまして、コンテナが本当にたくさん置いてありますし、レール、鉄道が入ってきております。非常に私どもの敦賀の港も深くていいんですけれども、ちょっと背後地が狭いという欠点もあるんですが、今、鞠山南多目的の方もできますので、そのあたりは解消できるというふうに思っておりますけれども、そういうヴォストーチヌイ港に、あえて名前は言いませんが、皆さんの知っておる大手メーカーが、そこの組み立てやすい形で船に積んで、列車に載せてヨーロッパに運ぶという計画については、ぜひ敦賀港も利用いただけたらなというふうに思っておるものであります。
 特にポートセールス、実はほとんど国内なんです。もちろん外国との関係で私も青島なり、また上海も行きましたし、当然韓国も行きましたけれども、今、東京でも名古屋でも国内を中心にやっております。今度近いうちにまた滋賀県の長浜の方でもポートセールスをやってまいりますけれども、今後ともポートセールスにつきましては、御指摘のとおり国内においても、十分敦賀港が利用しやすい港であるということを宣伝をしていきたいなというふうに思っておるところであります。
 詳しくは、また助役の方からも話があるというふうに思います。
 病院につきましては、温もり相談室の利用は多いけれどもという観点から、医療相談よりもいろんな退院後の相談である。でも、それはやはり相談に来られる方の非常に心配事でありますので、真摯に対応してまいりたいというふうに思っております。
 詳しくは、また局長の方から答弁があると思います。

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◯助役(塚本勝典君) 敦賀港の貿易振興につきまして幾つか御質問いただきました。
 確かに私、港を担当させていただくようになりまして2年近くたつわけでございます。そういった中で幾つか自分の思いもあるわけなんですけれども、まず何よりは北東のアジア諸国と、それから中京、関西、これを日本海を介して直接結んだときに最短の位置に敦賀がある。これは非常にセールスのポイントであるというふうに思っていますし、そういった意味から、やっぱり中京と関西の背後圏の荷物をいかにして敦賀港へ持ってくるか、そういった努力がまず必要であるということを思っております。
 また、それよりも何よりも国内の輸送距離をなるべく短くしようとする、今現在そういう日本の流れの中で、福井県で発生する発着の荷物の14%しか敦賀港が使われていないということなんですね。これはやはり富山の伏木あるいは金沢に比べて格段に少ないというわけなんです。
 なぜそれが少ないんだということで、やっぱり議員さんおっしゃるとおり、きちっとしたマーケットリサーチを行って、やはりみんなが使いやすい、あるいはコストもさることながらサービスにおいても使いやすい。そういった焦点の合ったような使いやすい港に具体的にやっていかなければならないのかなというふうに思っております。
 それから、少し目先を遠くに移すときに、実は昨年の9月に北東アジア輸送回廊ネットワーク(ニアネット)の敦賀支部を立ち上げました。その中での議論はどういうことかと申し上げますと、やはり国際コンテナと、それから敦賀の場合は内貿のフェリーが非常に優秀な状況にありますので、そこら辺のモーダルシフトを図ったらどうかということもありました。
 あるいは、ローロー船を利用いたしまして中国、韓国とのシャーシの乗り入れですね。これは今、3国のきちっとした取り決めがなされましたので、こういうことも将来の可能性としては視野に入れなければならないだろう。あるいは、先ほど話にも出ましたが、ザルビノと新潟がことしの6月に航路ができるというようなことも報道されております。その中に敦賀も少し寄っていただけないかというような話もできるでしょうし。
 あるいは、北米航路が最近日本海側を利用して米国の方へ行っている。せっかく日本海側を通るのなら敦賀も寄っていただいたらといったような議論が今、ニアネットの敦賀支部協議会の方でなされているわけでございます。それは将来に対する可能性、いわゆるチャンネルが幾つもあるという意味だというふうに私は理解しております。
 それよりも何よりも、実は今現状を振り返りますと韓国との定期航路が2便が1便になり、あるいは中国の1便がゼロになる。原油高が直接の原因ではございますけれども、それの復活に非常に全力を挙げている状況にあります。
 先ほど市長が申し上げましたように、この定期航路を開設する場合には、企業誘致と同じように何らかの支援制度、荷物がある程度集まってくる状態になるまで、支援制度というものをやっぱり考えていかなければならないだろうというふうに私は思っております。
 そういう方向にやらなければならないんだろうと思っておりますが、何よりも先ほど高野議員がおっしゃったように、産業団地にも大きな企業が来て、そういう中でも使えるようなというような観点も大切だと思います。
 敦賀港は天然の良港でございますから、その敦賀港を使えば使うほど港を利用する企業の国際競争力が増す。そういった港になるようなしっかりした具体的な策を、管理者は県でございますので、一緒になってやっていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

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◯市立敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 私の方からは、医療温もり相談室を今後どのようにしていくのかにつきましてお答えをいたしていきたいと存じます。
 この医療温もり相談室は、平成15年の11月に、医師、室長が兼務いたしまして1名、看護師が4名の当初5名のスタッフで開設をいたしております。
 それで、今現在の3月のスタッフは、医師兼務でございますが1名、看護師が2名、事務員が1名、相談員が1名、そしてソーシャルワーカー──社会福祉士でございますが、2名の合計7名で勤務をしております。
 今、利用件数も平成17年度が議員おっしゃるように合計で6473件、18年度がことしの1月末現在で1万419件と、ほぼ2倍に近い件数になっておりますので、今後この医療温もり相談室のスタッフにつきましては強化をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
 以上でございます。

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◯議長(水上征二郎君) あらかじめ会議時間を延長いたします。

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◯2番(高野新一君) 今、種々の説明がありまして、児童クラブについては、市長の御英断で、極力たくさんの方が安心して子育てできるような環境づくりをお願い申し上げます。それ以上のことは申しません。
 それから、歩道についてもまた県の方に働きかけていただきたいと思います。
 今、塚本助役の方からいろんな構想があるということをお聞きしまして、私はなぜ敦賀港を挙げたかといいますと、敦賀の財政基盤というのは、こんなこと失礼ですけれども、主に原電に依存しているのではなくて、共存していると私はあえて言いたいんです。だから、ほかの方にも、もっともっとそういう経済基盤をつくるべきだと。産業団地も一つの経済基盤になり得るだろうと。また大きくは敦賀港が敦賀の経済の基盤になり得るという、こういう考えからどうされるのかということをお聞きしたわけであります。
 今、種々の説明ありまして、ローロー等とのモーダルシフトというのも考えられるということ。だから、大きく言えば北海道の荷物が敦賀から外国に出ていくという、こういう構想も一つはいいのかなと。
 今、北米航路が日本海側を利用して通っておられると。これは宮城県の仙台が何年になりますか、ちょっと記憶にないですけれども、東京から北米へ向かう場合のちょうど大圏航路に仙台がはまっている。だから仙台は、じゃその船に寄ってもらえばいいじゃないかと。東北の荷物を今まで東京へ持っていっていたのを仙台へ集めましょうと。仙台へ船が寄ってもらえれば短距離で大量の荷物が運べますよという考えで、仙台が北米航路の一拠点になりつつあったわけです。
 そういうことも考えると、先ほど日本海側を利用している北米航路も、荷物が集まれば一つの大きな敦賀の経済基盤になっていくのではないかなという思いであります。
 それ以上は深くは追求しませんけれども、長期ビジョンを持って敦賀港のこれからの発展を考えていただければ私は幸いだと思います。
 それから病院に関しては、今、局長の方から決意といいましょうか、病院をよくするんだという思いが伝わってまいりました。確かに病院は厳しい経営を強いられております。しかしながら、これは市民の命にかかわる安心、安全というものを提供できるような場にやっぱり私はしていただきたいと思います。
 市長も大変ですけれども、やはり温かい目で事務局長の働きを見ていただいて、少しでも病院が経営的にも、また、市民に対しても信頼が置けるというような病院にしていただけるようにお願い申し上げまして、答弁は要りません。私の質問を終わらさせていただきます。
 ありがとうございました。

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◯議長(水上征二郎君) 暫時休憩をいたします。
            午後4時54分休憩

            午後5時25分開議

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◯副議長(水上征二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます
 次に、和泉明君。
  〔6番 和泉明君登壇〕

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◯6番(和泉明君) 市政会の和泉明です。
 今回は任期中最後の一般質問となりますので、この4年間の総決算の意味から、最も多く質問した内容を、また新年度正念場となる事項を発言通告書に従い3件質問いたします。
 1件目は、市長が新春交流会から事あるごとに使っているJR直流化元年について伺います。
 市長みずからもJR直流化開業後の受け皿等の課題は山積していると述べられております。その課題に対処するスタートが本年であると位置づけられていることは十分理解するものであります。
 昨年10月に新快速がやってきました。おもてなしの大切さ、そしてボランティア精神は、開業イベントを通じて市民の心の中に強く芽生えたものと私も感じます。ソフト事業としてはそれなりに評価できるものでした。
 ただ、直流化開業が決まってからの4年間は、結果的にこのソフト事業だけだったのかなという印象を持っているのは私だけでしょうか。これらのソフト事業に関しては、おもてなし大使、また遊敦塾等商工会議所や観光協会が継続して取り組むと聞いており、期待するものであります。
 さて問題は、ハード整備に関して直流化開業に合わせ早期に進めていくことができなかったのかということです。もちろんこの間、駅周辺整備を初め赤レンガ倉庫の有効活用、敦賀港みなと観光交流促進等の各協議会を立ち上げ、それぞれの部門で努力されていることは十分認識するものです。
 そこで、JR直流化元年、まさに大事な年となる19年度の直流化の受け皿としてのハード整備に関しての進め方を中心に質問いたします。
 1点目は、駅周辺整備について伺います。
 昨年10月に駅周辺整備構想策定委員会の構想がまとまり、駅舎改築また基盤整備、土地区画整理事業、駅前広場整備並びに土地活用エリアの整備が進められます。特に土地活用エリア整備に関して、構想内のスケジュールでいけば19年度前半にホテル、喫茶店、コンビニ、本屋、そして行政サービス等をまとめた利便施設を民間活力により施設整備を行う考えと明記されていますが、この施設に関する基本的なコンセプトと民間からの提案募集及び選考決定に至る今後の具体的なスケジュールを伺います。
 次に、新年度から始まる駅西地区土地区画整理事業について伺います。
 当該地区は成熟している町を形成していると思われますが、区画整理事業に伴って住居移転等、区域内に及ぼす影響はどれぐらいあるのでしょうか。また、現在において住居移転に関する協議の状況はどのようなものか伺います。
 観光の拠点として、港周辺整備は今後のまちづくりの重要な施策と考えます。現状においては、冒頭でも申し上げたとおり人道の港事業や金ケ崎緑地交流拠点整備、レトロ倉庫群等は敦賀港みなと観光交流促進協議会の主管である国際交流貿易課、赤レンガ倉庫は商工観光課、今年度調査に入る博物館通りは都市計画課、また船だまりワーキングは駅周辺整備課と、港周辺整備は多岐にわたってそれぞれの活用策、整備案が入り乱れている状況です。直流化元年に当たり、今後これらの策定案を一つの絵にどのように取りまとめていくかを伺います。
 この件の最後は、観光アクセスの目玉について伺います。
 自転車タクシー、俗にベロタクシーの運行について、歩道通行に関しての2月にもおりるとされていた特区申請の見通しについて伺います。
 あわせて、ひげ線の敦賀港線を利用したもう一つのアクセス手段の目玉である軌道、道路両用車、DMV(デュアルモードビークル)の導入計画の見通しを伺って、この件の質問を終わります。
 次に、原子力政策についてでありますが、今回は特に正念場となる高速増殖炉研究開発センターでありますもんじゅについて質問いたします。
 もんじゅ改造工事も一部工事を残して順調に進み、現在、進捗率93%と聞いております。昨年12月からは並行して機器や設備等の機能、性能を確認する工事確認試験も始まりました。今後さらにプラント試験を経て、原子力機構のスケジュールでは臨界、つまり運転再開は来年の1月としております。
 私は、温室効果ガスの地球環境への影響、原油価格の高騰、そして将来にわたってのエネルギーセキュリティを考えると、原子力発電の必要性、また原子燃料サイクルの推進は理解するものであります。
 六ヶ所村再処理施設とともに、原子燃料サイクルのかなめであるもんじゅの使命には大きなものがあります。一昨年、原子力政策大綱が閣議決定され、これを受けて昨年に策定された原子力立国計画でも、FBRの研究開発は国の最重要プロジェクトとして挙げられておりますし、国策としての国の強い姿勢も十分感じるところであります。もちろんこれには市長提案理由でも述べられているとおり、安全確保を最優先にということは言うまでもないことであります。
 そのような中、原子力機構は世界的にも大きな期待を受け、実に粛々と新たなるスタートに向け取り組んでいると私は感じます。平成7年12月8日、2次冷却系ナトリウム漏えい事故が発生し、11年になります。その間、事業者は動力炉核燃料開発事業団、核燃料サイクル開発機構、そして独立行政法人日本原子力研究開発機構と組織体制は変わりましたが、河瀬市長はずっとこの経緯を見ておられたわけです。いわば河瀬市長の3期12年はもんじゅとともにあったと言えます。
 そこで質問いたします。ナトリウム漏えい事故から改造工事もほぼ終わる現在までの心境と、原子力政策大綱、原子力立国計画策定にも参加された河瀬市長として、もんじゅの将来像はどうあるべきか伺います。
 2点目です。もんじゅの運転再開には、安全協定に基づく停止中の原子炉の再起動協議が事業者と福井県、また敦賀市との間で必要となります。市長の提案理由では、運転再開とは明記しておりませんが、確認試験の実施状況や試験結果等を見きわめて適切に対処するとあります。福井県の考えもありますが、これについて市として具体的にどのように見きわめて適切に判断していくのか伺います。
 最後に、笙の川整備計画について伺います。
 整備計画案を審議する嶺南流域検討会でも、昨年12月の会議で残る利水及び環境影響について審議され、いよいよ次回の検討会で笙の川整備計画案として上程される見通しと思われます。
 新年度は、笙の川流域に生活する私たちにとってまさに正念場の年になります。今後の流れとすれば、次回の検討会で整備計画案が承認されれば、河川法にのっとり地域住民から計画案に対しての意見を聞く公聴会が開催され、最後に自治体首長である市長の意見を聞いて、国土交通省に申請されるものと考えます。
 洪水時に危険とされる笙の川下流部に住む住民の一人として、今後の流れに対し大変関心が強く、河川管理者は福井県でありますが、敦賀市としても今後とも笙の川整備計画について情報の発信等、また市民の立場に立った整備計画となるよう御努力をいただきたいものとお願いするものであります。
 そこで質問いたします。笙の川整備計画案が示される嶺南流域検討会の開催予定はいつごろになるでしょうか。また、最終的に市民対象の公聴会が開催されるのはいつごろですか。さらに、公聴会開催に当たっては過去の例からどのような告知をするのでしょうか。
 以上3件について、私の1回目の質問といたします。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、和泉議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、直流化元年ということで、私も年が明けまして、昨年10月21日に開通いたしました直流化の事業のしっかりとした受け皿、また対策をとりたいという気持ちを込めて直流化元年というふうに言ったわけでございますし、直流化はこれからだという気持ちで取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 そこで、土地活用エリアの整備に係る基本的なコンセプト、また今後のスケジュールについてのお尋ねであります。
 特に、駅西地区の土地活用エリアは大きく2つのエリアに分けます。そこで公共性、公益性の高い施設を私ども行政が主体となり整備を進めます南側エリア──これはJRの官舎側でありますけれども──と、企画力また資金力、経営力等々高度に求められます施設を民間の力、民間企業のノウハウを活用いたしまして整備を進めます北側であります。このエリアについて、にぎわい、そして交流拠点づくり、これを目標にしまして整備を進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
 区画整理事業の推進に向けまして、各事業者の皆さん方と協議を行いましたところ、大規模な埋設通信ケーブルの移設に約2年を要するということでございまして、移設後に更地にいたしまして土地活用を考えていく計画でございます。
 また、駅周辺整備構想策定委員会で示されました機能を実行するために、敦賀、若狭の名産販売店、飲食店等の出店調査を行いまして、行政と地元組織の役割分担に向けて調整をしていく予定でございます。
 今後のスケジュールでございますけれども、20年度の初旬には事業コンペの審査委員会の設立、また事業コンペ条件の検討を行います。また、21年度の中旬には委員会の条件をもとに事業提案の募集を行いたいと思っています。また、21年の下旬でありますけれども事業者の決定、そして覚書の締結、そして22年度には事業者が基本設計、実施設計を作成する。そして23年度、各機関の調整、建築、工事着工というようになるというふうに思っております。
 今後、隣接をいたします商店街の皆さん方との連携、また役割分担があると思います。地域住民の皆さん方に十分配慮をしながら、委員会、住民等の意見を踏まえまして、にぎわい、交流拠点づくりに向けました土地活用エリアの導入を考えてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 また、駅西地区土地区画整理事業の住居移転等の周辺に及ぼす影響ということでありますけれども、この住居移転等に関係する方々につきましては、現在、関係の町内で地元説明会の開催、また特に住居移転で影響いたします個人に対する個別の事業説明も実施をしながら、関係各位の皆様の御理解と御協力をいただきますように努力をしているところでございます。
 次に、港周辺事業の取りまとめ方ということでございます。議員御指摘の港周辺整備事業につきましては、現在、各課がそれぞれ連携して取り組んでおるわけでありますけれども、さらに昨年、港湾管理者、敦賀市、NPO等地域の関係者の皆さんから成ります敦賀港みなと観光交流促進協議会を設立いたしまして、敦賀港を核とした観光振興を進めるための行動計画であるみなと観光交流促進計画を策定しておるところであります。
 今後は、この行動計画に基づきまして、庁内関係各課はもとより官民が連携、そして協働しまして継続的に取り組みたいと思っておりますし、引き続きまして協議会を開催して各種事業の進捗を確認いたしますとともに、評価、そして検証しながら敦賀港を核とした観光振興を推進していきたい、このように考えておるところでございます。
 次に、自転車タクシー、通称ベロタクシーでございますけれども、この歩道走行に関する特区等の申請状況、また見通しでありますが、これは昨年の10月31日に福井県、敦賀市、自転車タクシー利活用推進協議会、また福井県健康バイコロジー推進協議会の4者によります共同提案といたしまして、自転車タクシーの歩道走行の容認についてということで、構造改革特区申請を国に提案したものでございます。ところが、この認可につきましては現時点では難しいというふうに県から聞いておるところでございます。
 なぜかなという中で、やはりどうしても歩道を走るため結構幅のある乗り物でありますので、お店からぽっと出たときに車と接触してという点が非常に安全上ということで実は挙げられておりまして、そのあたりをどのようにクリアするかということが許可の一つの課題になるのかなというふうに思っております。
 そこで、ベロタクシーの運行につきましては、4月1日から観光協会で土曜日、日曜日、祝日運行に向けて現在準備を進めておるというふうに聞いております。コース等につきましては、安全な、また見ていただける場所等について検討いただいておる、このように思っております。
 また、DMVでありますけれども、この導入につきましては、車両がやはり実用化される時期というふうに考えております。現在、JR北海道におきまして、釧網線、浜小清水駅から藻琴駅間の11キロでありますけれども、この区間におきまして4月14日からDMVの試験的営業運行を行うということになっております。また、国土交通省の方でも導入コストを低減する技術開発に、新年度から取り組むことになりました。実用化に向けた具体的な動きがようやく見られるようになったというふうに思っております。
 今後は、このDMVが実用化された後に、なるべく早い時期にこの敦賀港線に導入できますように、県、また関係機関と連携をしながら検討してまいりたいと考えておるところであります。
 次に、原子力政策ということでございます。私が就任しました平成7年12月にこのもんじゅの事故が起こったわけでございまして、この12年間の中でもんじゅがその後運転を停止し、そしていよいよ改良工事にかかっておるということで、その心境等々でございますけれども、今現在改良工事がほぼ終わろうといたしておるところでございます。これまで多くの方々のさまざまな御尽力といいますか、そういうものが思い出されると同時に、やはり私ももんじゅにつきましては自分自身最も考えてきた一人でもございますし、いろんな苦労もあったなというようなことも今思っておるところでございます。
 これまで私、安全確保は当然であり、大前提といたしまして、資源のない日本では原子力はある程度やはり必要なエネルギーというふうに認識をいたしておりますし、また市議会の皆さん方、市民の皆さん方の御理解を得ながら、国の原子力政策に協力をしてきたところでもございます。
 今、国のエネルギー安全保障の中核として進められております核燃料サイクルにつきましては、議員も御承知のとおり、高速増殖炉のサイクルの確立が重要であります。また、そのかぎを握っているのがこのもんじゅではないかというふうに理解もいたしておるところであります。
 敦賀で行われております高速増殖炉の研究開発が世界的にも貢献をしまして、世界に誇れるすばらしい施設になってほしいなということを私も常々思っておりますし、期待もいたしております。世界の皆さんから、エネルギーというものに対して、もんじゅというのが大きく貢献をしたなというふうに将来言われれば大変ありがたいなというふうに思っておるところでございます。
 ただ、私どもといたしますと地域住民、近隣にたくさんの皆さん方住んでおりますから、安全でなければなりません。これがまず第一であります。そういうことを最も大切な基本といたしまして、これからも原子力との共存共栄を図ってまいりたい、このように思っておるところでございますけれども、原子力につきまといますいろんな事象もございますし、そういうものについてはこれからも厳しく国に対しまして注視をしていきたいし、また申し入れもしていきたい、このようにも考えております。
 そこで、運転再開協議の具体的な活動等々についてのお話でございますけれども、提案理由に議員も触れていただいて述べていただきましたけれども、やはり事前了解の第一の条件にありますように、私、工程にとらわれることなく住民の視点に立って安全確保を最優先に実施をしていただきたいということを申し上げましたし、それと、今ある施設がやはり今までのもんじゅよりもより一層安全な施設になることが大事であるというふうに思っておりますし、述べてきたところでございます。
 市といたしましても、この試験結果の報告を求めることはもちろんでありますけれども、でき得る限り現場に立ち入りまして実施状況なども確認をいたしたい、このようにも思っております。
 また、国のもんじゅ安全性確認検討委員会もございますし、また県の原子力安全専門委員会などで十分に議論をしていただく。さらには、市民の負託を受けられておりますこの市議会の皆さん方、また市内各界各層の代表であります原子力発電所懇談会がございますけれども、そういう皆さん方の御意見も伺いながら慎重に進めてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 笙の川の方につきましては、部長の方から答弁があるというふうに思います。
 以上です。

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◯建設部長(小堀八寿雄君) それでは、笙の川の整備についての御質問にお答えをいたしたいと思います。
 笙の川の整備計画案が示されるのはいつごろかという御質問ですけれども、19年3月30日金曜日ですけれども、嶺南流域検討会が開催予定となっております。この検討会で原案が提出されるということで伺っております。
 また、市民対象の公聴会開催予定につきましては、今後、流域検討会の意見を踏まえ、原案を策定した後、できるだけ早い時期にやっていきたいというふうなことも伺っております。また、住民説明会の開催についてのPRですけれども、周知につきましては、市の広報紙、インターネット等で県と協力し、市も市民への周知を図ってまいりたい、このように思っております。
 以上でございます。

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◯6番(和泉明君) 再質問させていただきます。
 今の笙の川からなんですけれども、やっと本当に動き出したなと。長かったとは思うんですけれども、やっと軌道に乗ってきたなというのはあります。ただ、公聴会というのは市民にやっぱり参加していただきたいというのもありますし、私たち地元では本当に注目していることですので、市も県と一緒に協力して広報等をやっていただけるということですので、よろしくお願いいたします。
 直流化元年につきまして伺います。
 土地活用エリアについてを中心に聞かせていただきました。調査すると、埋設ケーブルが中にあって約2年かかると。2年かかるということは、相当スケジュールが変わってくると思うんです。やっぱりこの土地活用エリアに関しては、新駅舎と一緒に開業することが望ましいと思いますので、先ほど市長のスケジュールで聞きますと23年から民間活力で着工するということがありましたけれども、新駅舎の竣工は、22年の中ごろか頭という形なので、そのときには更地にはなっていると思うんですけれども、まだ着工していないという形なんです。
 この点は、やはり整合性というか、あわせてやっていただきたいものだと。確かに工程的には難しいところがありますし、それから民間活力をいかに導入するかという一番難しい問題もありますけれども、また、本来だったら直流化の開業に合わせて駅舎も改築が望ましかったんですけれども、それはそれとして、今回は2段階に分けて整備されるということは聞いていますけれども、やはり新駅舎と同時に第1段階の整備だけはあわせて竣工できるように頑張っていただきたいなと思います。それについての答弁もお願いします。
 駅西地区の土地区画整理事業では、真ん中の幹線として駅前からプラザ萬象に至る道が今回18メーター道路としてできます。この道路ができれば、明らかに車の流れが変わり、駅から中郷方面へのアクセスは格段によくなると思うんですけれども、さらに駅から粟野方面へのアクセスもこの際考えてみることが必要ではないかと思います。つまり、萬象から東洋町を経て雇用促進住宅から昭和町の衛生処理場横まで、笙の川に橋を新設し、昭和町で旧27号に接続する整備を考えてみないかということです。要は、三島橋、中央橋の交通量の緩和と、粟野、松原方面へのバイパス機能ということでも効果が大きいと考えます。市長は御存じだと思いますけれども、笙の川に新たに橋を建設するということは、西地区区長会の数十年来の市長への最重点項目の一つであります。この件に対し、市長の見解を伺います。
 それから、ベロタクシーとDMVなんですけれども、2つともまだ当分……。ベロタクシーは4月からの運行は決まっております。清水通り等を使うということだろうと思うんです。また、県との共同ですけれども、県の説明では難しいということがありました。これは一遍、例えば却下されればもうそれで終わりなんですか。
 これで難しいという形で、本当に車道を走るのもまた危険なものが伴います。確かに歩道は危険というのもわかるんですけれども、やはり本来の町中を見ていただくというか、あわせてゆったりとした気分でというならば、やはり商店街のあの歩道だというのは間違いないことで、その点、やはり一回却下されたら終わりだということではなしにやっていただきたいなと思います。
 ベロタクシーは、なかなかいいものだと私も思います。この間、台州市に行ってまいりました。そのときにベロタクシーがいっぱい走っていました。これはなかなかいいものだなと。確かにベロタクシーの交通事故もありましたけれども、あの国は相当ひどいもので。そういう木造のベロタクシーもまた後で入れてもいいんじゃないかなと思います。
 それとDMVなんですけれども、確かに開発がおくれているというのは私存じ上げています。何を聞きたかったかというと、今後導入していく方針というのを今伺いたかっただけで、そうなると駅舎の改築、それも一つのネックになると思うんです。やはり敦賀駅からひげ線を使っていくということになれば、ことしはJRとの調整ですけれども、20年度に駅舎の改築の実施設計に入るときには、普通のプラットホームでは使えないはずです。導入の時期というのもまたありますけれども、普通の電車等と大きさが違うので、これはやはり将来を見越して、あわせて検討していかなければならない事項かなと思ってお聞きします。
 それから、原子力について伺います。
 もんじゅに対する市長の心境、本当にいろいろと市長の任期中にはあったと思います。先ほどるる述べられましたけれども、もんじゅの将来像はこうあるべきだというのは私も市長と同じです。世界に誇れる研究実績を敦賀ブランドとして発信していただきたいものだと思います。
 ですが、市長の言われるとおり、先ほど山本議員の質問でもありましたけれども、安全の確保は絶対条件であるということは間違いありません。もんじゅの安全ということで言えば、プラントの健全性は個々の試験でこれから結果が出てくるものと思われます。ただ、しかし10年以上とまっているもんじゅに従事する技術者の技量、これをどう見きわめていくのかなということも一つだと思うんです。これも大切なことだと思います。
 人は誤り、機械は故障するということが原子力委員会の委員長の近藤駿介さんがいつもおっしゃっていますけれども、人は誤るものだという認識のもとに、いかに原子力機構が安全文化の構築を図っていっているかということが重要ではないかなと思います。
 ことし1月から敦賀本部長として就任された早瀬副理事長の新年就任のあいさつを私聞いていました。一番大事なのは透明性の確保ということを説いておられましたし、私としてはすごく安心できるあいさつであったと思います。
 安全、安心ということを市長もよく言われます。今は安全、安心とともに信頼ということが事業者には求められるのではないかなと思います。
 そこで、原子力と共生していく上で、市長が原子力事業者に求める安全、安心、そして信頼とはどのようなものを考えておられるか、お伺いします。
 以上です。

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◯市長(河瀬一治君) まず、駅舎と駅前広場の整備の完成は22年を一応目標にいたしております。そして、土地活用エリアが23年ですから少しずれておることは承知をいたしております。私どもも同時にすべてできれば本当にいいなというふうに思っていますし、特に直流電車が入ったときに駅舎がどーんと立派にできておれば、これに越したことはないということでありましたけれども、なかなかJRさんとの協議があったり、先ほど言いましたいろんな埋設物があったり、そういうものを協議しますと、やはりあのようなスケジュールに実はなってしまうところであります。
 ただ、今後もいろいろ進捗状況が出ると思うんです。できますれば一日でも早く、できる限りそういう同時開業を目指すように最大の努力はしてまいりたい、このように思っておるところであります。
 それと、例のベロタクシーでございますけれども、私どももでき得ればアーケードの下をゆっくりと走ってほしいなと願っておるんですが、実は私ども歩道は自転車が走ってもいいものだと思っておったんですが、やはり現実は違うんですね。自転車専用道というのを今つける時代になっております。
 そうなると、そこに特区とはいえ、まして今、議員御承知のようにちょっと狭くなったんです。それと、特に本町1丁目、2丁目のところは少し斜めに実はなっておりまして、そういう関係もございます。あそこの狭い原因は御承知のように駐車場があるからで、駐車場がありませんとかなり広い歩道がとれるんです。ただ私どもは駐車スペースでぐっと入っておる狭いところを通ってほしいんですよ。それで特区申請したんですけれども、やはり自転車専用道というものを将来つけないと、そこをゆったりと安心してベロタクシーが走れないのかなという気もいたしておりまして、そのことも含めて今後、通りのあり方などもやはり検討しなくてはならんのかなと。とりあえず今、許される範囲の中で安全なところを走っていきたい、このように思っております。
 中国でのお話で、自転車にリヤカーをつけてベロタクシーといっても、タクシーみたいなものなんですけれども、今後ももっとそういうものが普及していきまして、手軽なベロタクシー的なものができれば、そういうものの導入も考えていきたいなというふうに思っております。
 そこで、次のDMVでございますけれども、私どもも新快速電車で来ていただいた人が、港や、また中心市街地へ行く一つの二次アクセス的な手段というふうに考えておるところでございまして、そうなりますとやっぱり敦賀駅での乗りかえを円滑にすることが非常に利便性に大きく関係してくるというふうに思っております。
 乗りかえの方法といたしましては、敦賀駅構内に、ちょっと高さの関係等もございますからDMV専用のホームを設置しまして、改札口を通らなくても、快速で着いた方がDMVにそこで乗りかえをして行っていただく方法というのも考えられるわけでありますし、また、技術的に非常にそれが難しければ駅を一度出ていただいて、そこでまた乗るという方法もあるわけでございます。
 いずれにいたしましても、乗りかえの方法につきましては、二次アクセスの手段としてやはり利便性が肝心だと思っておりますから、この利便性を最優先にいたしまして、ルートの設定と一体的に検討すべき課題というふうに考えておるところでございます。
 それと、プラザ萬象から東洋町を通って、笙の川への橋の新設ですが、これは私、毎年区長の皆さん方と語る会に出向いておるんですけれども、実は必ず西区の区長さんの方からこのお話が出ておりまして、福井県の方が河川整備計画というものを策定中でございまして、そういうものを見きわめながら、やはり市の道路ネットワークということで検討してまいりたいと私どもも今お話をさせていただいております。
 といいますのは、議員も御承知のように市役所を出まして岡山白銀線の三差路、結構込むんです。あそこずっと込みますけれども、不思議なことに駅まで行くとすっとすくということで、それだけいろんな車が入ってきて流れておる現状でありまして、恐らく朝夕万年渋滞になっておる地域でありますから、それがうまく関へ向かうあの道路に萬象からアクセスしますと、かなりスムーズに流れるなということは承知をいたしております。
 ただ、橋にかける道というのは、御承知のようにアプローチが要るんです。そのアプローチをどのようにとるかとか、よっぽどやはり研究しませんと、橋をかければいいというものではないものですから、非常にちょっと実は苦慮もいたしておりますし、そうなりますとアプローチの道もその交通量を考えた場合に広げなくてはならん。そうすると、広げる道の住宅の移転も含めて、これは実はかなり大がかりな計画になるわけでありますので、そういうことも踏まえて先ほど言いました。それと、県の管理しております河川整備計画もありますから、そういうものを十分に考慮しながら検討してまいりたい。
 議員の方からも相当昔からだよという御指摘もいただいております。たまたまちょうど駅の方からの整備の道も、今、議員から御指摘をいただいたように萬象の方へ抜ける道ができますから、そうするとそのまま抜けていくルートということも確かにおっしゃるとおりでありますので、そういうことを含めて今後検討をさせていただきたい、このように思っております。
 次に、原子力政策で安全、安心、信頼とは何かと言われますと、信頼ですから信じて頼るのが信頼であるというふうに思います。じゃどのように定義づけるかといいますと、ちょっと難しいなというふうに思っておるところでありますけれども、やはり安心も安全も信頼も、それぞれ有機的には何か結びついておるのではないかというふうに考えておりまして、それが行き着くところは安全だと思うんです。
 基本的には安全が一番大事だと思うんですけれども、じゃ安心というのは何かというと、これは辞典では心配や不安がなくて心が安らぐのが安心なんですね。そういう部分も非常に大事でありますから。でも、絶対的に安全であればそういうものは必ず信頼もついてきますし、安心もついてくるものかなというふうに思っております。
 基本的には、ともかく安全なものであってほしいというのが願いでありますし、いろんなデータが出たり、後から隠しておったとか出ると、今度は不信になるんです。要するに本当に大丈夫かなという不安が出ますから、そういうものが今後出ると今度は信頼が崩れるということでありますので、この3つについては、これからも十分にしっかりと対応していただきたいというふうに思っております。
 それと、もんじゅにつきましても確かに長い間とまっておった。しかし、職員の皆さん方は何とかやろうという熱意を持って取り組んでおられますし、今、いよいよ改良工事も終わりながら、私も現地を視察もさせていただきましたけれども、本当にやる気十分と思っております。
 そこで、私どもは職員の皆さん方に対して思うんですけれども、やはり安全文化というのは大事かなと。近藤先生も確かに人間というのはミスもしましょう、機械は故障するものであるということでおっしゃっていただいていますけれども、それがあるから気をつけようということに結びつけていくことが大事であるというふうに思っております。
 新しく早瀬本部長もお見えになりましたけれども、お話の中でしっかりと安全には取り組むという決意を表明されておりましたので、私どももそのことを強く希望をいたしますし、当然そのような形でやっていただけるものというふうに思っておるところであります。
 今後ともやはり安全、安心、そして信頼を得る原子力政策であってほしいですし、私どもはそういう原子力政策に取り組んでまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 以上であります。

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◯6番(和泉明君) もう一回質問させていただきます。抜けていたのもありましたので。
 観光の拠点として、港の方は重要な位置づけにあると思います。いろいろ今審議会等で個々の活用策等をやっておられますが、これを市長の答弁では、当面はというか、要は敦賀港みなと観光交流促進協議会で、いろんなものを検証もして一つの絵になるように取りまとめると言われましたけれども、やはりこれから特に民間活力を引き出していくということが、駅周辺整備にも必要だと思います。そのためにも、駅周辺整備課のように個々の活用計画や整備計画を技術的にも一つの絵にまとめる力が必要だと思います。ここは専門のプロジェクトチームとして、港周辺整備課を新年度整備するのが、周辺のデザイン的にも、早期に駅周辺整備とともに別のプロジェクトとして新設することが一番だと思うんですけれども、それについて伺います。
 それから、先ほどの橋の新設の件をもう一回伺います。
 市長は、また今回も本市の道路網計画の中で検討を進めてまいると言っておられます。県の方では笙の川整備計画があるからということなんですけれども、先ほどもこの件で聞きましたとおり案としては今回3月に出てきますし、正式に公聴会云々開いても今年度中には正式な整備計画が策定されるものだと私は思います。ですから、計画ができるまではやはり手をつけられないんだとか、そう言われましたけれども、同時並行して十分前向きに検討して、新設に向けて検討していただきたい。確かに道路幅というものも必要になってきます。ですが、それも含めて検討をよろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) まず、港周辺整備課の新設はどうだという御質問でございますけれども、港周辺を効率よく推進するためにやはりどのような組織がよいのか、駅周辺整備課の例も参考にして、十分検討する必要があると考えております。
 それと、橋でありますけれども、先ほど言いましたように主要道路ネットワークということで検討はしていきたいと思いますが、これはやるからには、やはり国の補助事業に上げたいなと。といいますのは、相当大きなお金がかかります。ざっと試算しましても橋から道路の幅から全部やりますと相当莫大な予算もかかりますので、そういうふうに準備を進めていきたいなと思っております。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、美尾谷幸雄君。
  〔9番 美尾谷幸雄君登壇〕

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◯9番(美尾谷幸雄君) 皆さん、こんばんは。新政会の美尾谷幸雄でございます。
 過去の一般質問で2回、今回で河川の整備に関する質問は3度目となりますが、先ほどの和泉議員と多少関連するところがあるかもしれませんが、私なりに発言通告書に基づき1点質問させていただきますので、誠意ある御回答をお願いします。
 市内を貫流する河川は二級河川である笙の川、井の口川、木の芽川、黒河川があり、これらの整備は河川管理者の福井県により行われています。平成9年の河川法の改正により、県は福井県嶺南地域流域検討委員会を設立し、きょうまで14回開催され、井の口川については河川整備基本方針、河川整備計画が公表され、その河川整備計画に基づき、現在、木崎地区において用地交渉が進められているとお聞きをしております。
 一方、笙の川は現在審議中であり、河川整備基本方針、河川整備計画が公表され、早く整備に着手されることを強く望むところであります。
 河川の整備、改修には巨額の費用と時間がかかることも承知しております。県においては、治水安全度を確保するため、河床のしゅんせつ、護岸の補強等が施工されております。しかし最近の異常な気象状況による多量の雨で、すぐ河床に土砂がたまります。特に笙の川、黒河川、木の芽川の状況は市長も十分御承知で、毎年重要事項として県に要望していることも承知しております。そのかいあって毎年毎年しゅんせつがされており、市民の安全、安心につながっていると思っています。
 そこで、お尋ねします。今後も定期的にしゅんせつが計画されているのか。また、これらの笙の川、黒河川、木の芽川に注ぐ市管理の中小河川、水路のしゅんせつの計画はどうなっているのかをお伺いします。
 これで1回目の質問を終わります。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、美尾谷議員の1点に絞っての質問にお答えをしてまいります。
 河川の整備、またしゅんせつでございますけれども、このことにつきましては、特に敦賀には中心部を貫流します二級河川の笙の川を初め7つの河川がございますし、また準用河川、普通河川を合わせますと153の河川がございます。常に管理を行っているところでございますけれども、まだまだ市民の安全確保という点では常に警戒を怠ることはできないというふうに思っておりますし、議員からも御指摘ありましたけれども、異常気象の中で集中的な豪雨があったりと、ちょっと環境が変わってきておりますので、そういう心配も常にあるわけでございます。
 私どもも水防訓練等も行いながら、何とか未然にそういう災害につながらないようにという努力をいたしておりますが、なかなか自然災害というのは怖いものでございます。未然に防ぐというのは難しいわけでありますが、地震等とは違いましてある程度情報が入ってまいりますので、そういうことに十分注意をしながら今後とも取り組んでまいりたいと思っております。
 ところで、二級河川につきましては、今議員からも御指摘ございましたように県の管理河川でございます。しゅんせつ等につきましては毎年要望もしておりますし、県の方でも出水に備えまして毎年堆積した土砂等の状況を調査して、しゅんせつ工事を計画的に行っていただいておるところでございます。
 昨年の7月の長雨によりまして私ども敦賀市内の川に大量の土砂が堆積をしたということで、県の方では本年度も笙の川、木の芽川、黒河川のしゅんせつ工事を計画いただいて、既に木の芽川と黒河川は実施をし、完了いたしておるところでございます。
 しかし笙の川におきましては、河口付近で一部の漁業関係者との調整が実はついておりませんで、工事に着手ができていないのが現状でございます。市といたしましても、市民の皆様方の安心、安全という観点から、今後とも計画的なしゅんせつ工事の実施は不可欠であるというふうに存じております。市民の皆さんの御理解、御協力をお願いいたすところでございます。
 また、市の管理の準用河川、また普通河川につきましても計画的にしゅんせつ及び除草等を行っております。今後、引き続きまして河川の状況を把握して、計画的に河川管理に努めてまいりたい、このように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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◯9番(美尾谷幸雄君) それでは、2点につきまして再質問させていただきます。
 市管理の各河川整備について、市長も述べられましたけれども、中郷地区の小河川の整備で、北陸電力の送水管付近の木の伐採はこの間やっていただいたところでもございますし、新年度の予算に測量費も上がっておりますが、これからどのような工事計画になっていくのか聞かせていただきたいと思います。
 それと、各河川に魚道がありますが、これは県の管轄だとは思いますけれども、アユ等が魚道を上がっていかないので、その整備としゅんせつについてもどのようなものかお聞かせいただきたいと思います。
 この2点、よろしくお願いします。

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◯市長(河瀬一治君) 今の御質問の小河川の河川整備でございますけれども、今、小河集落内につきましては砂防事業によりまして整備済みでございます。残る下流部800メートルあるわけでありますけれども、天然河岸であることから、雨の降ったときの増水時でありますが、また流木の発生もございます。また、下流部は御承知のように国道8号が横断しておりまして、そういうことから早期にやはり河川整備を行う必要があるというふうに考えております。そのため、19年度に向けました調査測量を予定いたしておるところでございます。
 あと、魚道の整備でございますけれども、私どもの頭首工につきましては、大体昭和40年代に農業用水の取水を目的としてつくられたものでございまして、現在も使われておるんですが非常に老朽化が進んでおるのが現状でございます。
 そこで、附帯設備であります魚道につきましては、やはり河川の上流から土砂等が流れてきたり堆積することによりまして機能を果たしておらず、魚の遡上が阻害される施設も実はたくさんございまして、議員御指摘の部分につきましては、おっしゃるとおりだなというふうに思っています。何とか19年度中には、特に大蔵の頭首工の魚道につきましては、しゅんせつ等のメンテナンスの少ない全面型に改修する予算を計上させていただいております。
 また、魚道の整備につきましては、河川管理者であります県の農業用河川工作物応急対策事業というもので施工をいただいておるところでございます。
 今後ともいろいろな県と協議をして要望してまいりたい、このように思っております。

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◯9番(美尾谷幸雄君) 最近異常気象等で、豪雨があってはならないのですが、はんらんするのではないかと言われております。昭和31年に笙の川の上流、鳩原付近で河川の堤防が決壊して50年になろうとしておりますが、そのようなことがないように、鳩原では、もうことしで護岸工事等も完了しております。
 それから15年の一般質問で私も述べさせてもらいましたが、岡本議員も地元のことですからよく言っておられました布田地区の水路ですね。今、水門が深川へ抜ける工事をやっておりますが、なかなか事業主の方に聞きますと難工事だということもお聞きしております。
 そういうことで、着々と進んでいることに関して敬意を表しまして、私の一般質問をこれで終わらさせていただきたいと思います。

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◯議長(水上征二郎君) 次に、堂前一幸君。
  〔24番 堂前一幸君登壇〕

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◯24番(堂前一幸君) 市政会の堂前一幸です。
 大分皆さん疲労が見えますけれども、いましばらくおつき合いをお願いいたしたいと思います。
 それでは、発言通告書に基づきまして順次質問をさせていただきます。
 まず、有害鳥獣対策についてお伺いをいたします。
 近年、敦賀市において、主にイノシシ、シカ、猿、ハクビシン、カラス、カモ、ドバト、サギなどの有害鳥獣により農家は甚大な被害、損害をこうむっており、大変苦慮しているところであります。
 特にイノシシの被害については、今までは秋の収穫時期だけであったものが、現在はこの時期にも出没し、出没範囲も非常に広範囲となり、敦賀市全域の中山間地域から櫛川、木崎、莇生野地区などの市街地の農地及び住宅地にまで及び、田の畦畔、農業用道路、用排水路がずたずたに荒らされるなどの被害が発生をしております。
 昨年の有害獣捕獲数は、イノシシ379頭、シカ8頭、猿9頭、クマ14頭、ハクビシン1頭と過去最高の捕獲数と聞き及んでおります。近年の異常気象の関係から、今後も全市的に出没状況が続くのではないかと危惧、懸念をするところであります。
 このような状況が続き、農作物被害も大きくなれば、農家の生産意欲、耕作意欲、経営意欲が減退する大きな要因ともなり、このことにより耕作放棄地がふえ、さらに農地が荒れていくという悪循環に陥ることは必至であります。私は、有害鳥獣対策が本市農業の振興を図る上でも大変重要なことではないかと考えております。
 さて、平成19年度予算の農作物対策費のうち、農作物有害獣農地侵入防止事業費補助金903万4000円についてでありますが、これはどのような対策に、どのように補助をされるのか。また、市としての今後の取り組みはどうするのか、市長の見解をお聞きいたします。
 次に、消雪対策についてであります。
 ことしの冬は記録的な暖冬で、まとまった降雪もなく、市内の除雪が行われなかったようで大変ありがたい反面、この異常とも言える気象状況に不安さえ感じております。
 私は、以前の議会において道路の消雪対策について一般質問をいたしました。市内の消雪施設のある地域と機械による除雪のところを比べると、確かに消雪施設のあるところは雪がなく、大変よい道路状況になっております。市街地の中でも道路幅の狭い松栄、川崎、結城がそうであります。それに比べ、同じように道路幅も狭く除雪車も入りがたい松島、三島、櫛川、松原、呉竹といったようなところ等は、地元区長により消雪施設設置の要望がなされていると聞き及んでおります。
 今ほど同僚の常岡議員が御質問いたしまして、ダブっておるところは除外させていただきますが、先ほどの質問に対しては、以前より一歩踏み込んだ答弁だったと思っております。といいますのは、量に問題があるということですが、水源には地下水を使用したいということ。以前に塩水化をしたほど東洋紡績が水をくみ上げていたことは皆様御承知のとおりでございます。その後、調整をされ塩水化はとまったものの、いまだに大量の水をくみ上げており、地下水低下の大きな要因となっていると思われます。昔は各地で自噴していたことを思い出します。
 今の世の中、科学は日進月歩で発達発展しており、企業努力があればくみ上げの減量については不可能ではないと思います。市長が誠意を持って交渉すれば、必ず市民に地下水が返ってくるものと思います。そこで、市長のお考えをお聞きいたします。
 次に、市道原1号線の整備についてであります。
 原区には名勝西福寺があり、年々訪れる観光客が多くなっています。また、昨年はコスモス園をオープンし、多くの市民を初め観光客を楽しませてくれました。今後もこれに期待をするところであります。
 しかしながら、市道原1号線の永大産業前の道路幅員が狭く、近年、県道松原粟野停車場線から特に大型車両の通行が多くなり、大型車と乗用車のすれ違いが困難なため交互通行を余儀なくされており、また、路肩が崩れた場合を考えると責任の追及は免れません。
 前回の質問では、道路改修と原川改修とを同時にやるとの答弁でございましたが、やはり予算的にも財政難ということで難しいと思います。道路改修を優先にして整備すべきと考えますが、市長の考えをお聞きいたします。
 次に、サケの遡上する笙の川についてお聞きをいたします。
 毎年秋になりますと、大海原で成魚となったサケが生まれ故郷の河川に産卵のため帰ってきます。昨年、旧三方町の蓮川にサケが上がったとの新聞報道を見ましたが、市内におきましても笙の川水系でもサケが遡上するのが確認されていますし、木の芽川、谷口地係においても数尾が目認されていると聞き及んでおります。
 サケが遡上する姿は美しくも勇ましくも感じるところであります。また、河川の環境がよろしくなければ遡上する姿も見ることができないのでありまして、まずは河川環境美化に取り組まれておられる関係者の方々の御努力に対し敬意を表するところでございます。
 さて、サケには回帰習性があり、必ず母なる川へ帰ってきます。私は、観光振興、食育指導あるいは湾内での漁業者の所得向上の観点から、行政と河川漁協、また敦賀市漁業協同組合の三者が共同してサケを産卵、ふ化させ、笙の川に放流し、観光の目玉にすることができないかどうか、お伺いをいたします。
 これで1回目の質問を終わります。
  〔市長 河瀬一治君登壇〕

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◯市長(河瀬一治君) それでは、堂前議員の質問にお答えをしてまいります。
 まず、有害鳥獣対策でございます。非常にこのことにつきましては農家の皆さん方が心を痛めておること、十分承知をいたしております。一生懸命丹精込めてつくった作物が、何か最近ではイノシシも猿も収穫して一番うまい時期を知っておるというぐらいに、収穫時期になると根こそぎ取っていってしまうということであります。つくる皆さん方のお立場になりますと、1年間苦労してつくってもという思いになることはごもっともでありまして、何とか私どもも防止ができないかということでいろいろと対策をとらせていただいております。
 現在は、完全に防止するということは非常に難しいわけでございますが、電気さく等の対策をとっていただいたり、また、イノシシ等々の捕獲、処理、駆除等を行っておりますけれども、今回の補助金につきましては、捕獲、処理、駆除、パトロール手当等を鳥獣害対策協議会へ補助させていただいておるものでございます。
 その他電気さく、またメッシュ等の設置に対します各地区への助成などが主なものになっておるところでございます。
 今後ともこの対策につきましては、農家の皆さん方の状況、また各地区からもいろいろと要望も出ておりますので、そういうものを把握しまして、猟友会の皆さん方、また各地区の農家組合の皆さん方とも連携をとって捕獲、駆除などに取り組んでいきたい、このように思っております。
 昨日も福井県選出の松村龍二先生が参議院の予算委員会の中で、このことにつきまして国がやはりもっとしっかりやらなくては、個別の市町村ではなかなか対応できないよと質問されておりまして、私もごもっともだと思っておりまして、ぜひ国からの大きな支援もいただければ、もっとこの対策に力も入れられますし、また対策が充実するのではないかなと思っている一人でもございます。
 次に、消雪対策につきましては、先ほど常岡議員にお答えをしたとおりでございまして今後とも順次取り組んでまいりますが、今年度は骨格予算でございますので、今、予算は上がっておらないということを御理解いただきたい、このように思っております。
 そこで水ということで、私ども敦賀平野の地下水というのは非常においしくて優良な水であり、私どもは上水道に地下水を採用しておるところであります。昔は掘り抜きといいまして、私ども子供の時分には鉄管を3メーターぐらい入れますとこんこんとわき出ておったのも事実であります。
 確かに工場の方で水も使っておりますけれども、今は物すごく節水をしていただいております。それと、敦賀は都市化しました。要するに田んぼがなくなり、畑がなくなり、道路ができ舗装され、住宅が建ったという、そういうことにおきまして、やはり地下水の量がかつてほどなくなったということも事実でございます。
 今、節水をしていただいておるおかげで塩水化もとまってまいりました。今後とも水は非常に貴重なものでございますので、十分リサイクル等にもまた取り組んでいただきまして、地下水の水源確保にも努めてまいりますが、やはりそのためには森林の保全、農地の保全等も関係してまいります。
 ただ、市民生活の中で道路を舗装しないわけにもまいりません。これだけ車社会になったところに舗装していない道路をというわけにもまいらないことでもありまして、町が都市化する分、そういう不合理な点も出てくることも事実でございます。そういう点も理解をしながら、市民皆さん方の節水というものも呼びかけをしながら、そういうことをすることによってまた水、地下水の復活も多少はあるのではないかなというふうに思っております。
 河川水等についても、これから消雪に利用すれば十分に解ける場所はあります。現に川の水で消雪装置もやらせていただいております。そういうところ、今後また要望もたくさんあることは十分承知をいたしておりますので、水源調査等も十分行ってまいりたい、このように思っておるところであります。
 原1号線でございますけれども、12年度に原川を含めまして道路と河川の整備基本計画をつくりました。そして、全体整備延長700メートルのうち平成13年から15年で花城の1号線の交差点から原集落入り口の延長315メートルについて、幅が14メートルから16メートルあるんですけれども、道路拡幅工事が完了いたしておるところでございます。
 議員から今御質問の永大さんの前のところの未改良区間であります。この整備につきましては、やはり道路構造と河川構造がございますので、道路改良と河川工事を一体として整備する計画でありますが、事業費が非常に多くかかるところでございます。そういうことで、実施期間がかかるために国の補助──これは三法交付金でありますけれども──で事業実施を考えておりますので、御理解をいただきたいなというふうに思っておるところでございます。そういう形で取り組んでまいりたい、このように思います。
 サケが遡上する笙の川ということで、非常にロマンのある話で、何度か上がったよというのは聞いております。サケというのは本当に生命体の不思議というか自然の不思議なもので、自分のふ化したところの川をどういうふうに覚えておるのかなと不思議なんですが、必ず帰ってくるという習性があるところでございます。
 先ほども言いましたように、秋ごろに市民の皆さん方からサケが上がってきたよという情報があったということも聞いておりまして、そういう意味では河川環境がだんだんよくなってきたのかなということも思っておるところでございます。また、もっともっとよくなれば、自然にサケが上がってくるのかなということも考えておるところでありまして。
 ただ、産卵のために河川に遡上してくるサケといいますのは、水産資源保護法という法律等によって資源保護のために捕獲することは禁じられておるところでございます。
 県内では、ふ化放流事業ということで九頭竜川の方で河川美化の一環として取り組まれているところでございますが、施設また技術が伴うということで、まだ事業化には至っていないというふうに聞いております。
 今後、他の河川の状況も調査をしながら、また本市河川に取り組めるかどうかということも含めて研究をしてまいりたいなというふうに思っております。
 また、御指摘の観光資源ということで、やはりきれいな川があって、サケが遡上するような川があるということにつきましても、あわせて研究をしてまいりたいなというふうに思っておるところでございます。
 以上であります。

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◯24番(堂前一幸君) 御答弁ありがとうございます。
 イノシシでございますけれども、ともかくひどいんです。作物はもう七、八年ぐらい前からだんだんひどくなってきたわけでございますけれども、昨年の12月の定例会においては中川議員の方からも御指摘があったと思うんですけれども、ともかく今畦畔がすごくやられるんですね。そして、ひどいところはクズの根を掘った後なんかへ行くと、市長があぐらかいて入れるぐらいの穴を掘ってあります。何カ所もそういうところがありまして、本当に大変なものでございます。
 ただ、前回の12月の常任委員会でお聞きした捕獲頭数を聞きますと、敦賀地区が非常に捕獲数が多いということでございます。ピンポイントで、わなでとりながらでも半分近くから3分の1ぐらいだったか、それぐらい多いわけですけれども、恐らく東郷、東浦、愛発等につきましては、山も深いし、北の方へ北の方へ逃げていくのではなかろうかと思うんです。ただ、敦賀地区の敦賀半島の方においては、ともかく二、三百メーターの山で、両側は海で行きどまりということで、その辺から逃げられないということで、そこで繁殖して異常な数になっておるのではないかなと思うわけでもございます。
 そして、今、高速道路の工事も始まっておりますので、そういった原因でも逃げてくると思うんです。
 今言うように、このままでは、作物を荒らされると頭にくるんですけれども、それはそれだけのものでいいんですけれども、ともかく畦畔を砕かれるとなりますと、田んぼをつくれないというような状況になります。また、今言いましたように大きな畦畔ございます。重機を持ってこないと直らないようなところも相当あります。
 そういったことで、やはりイノシシ問題には話を聞くだけではなくして、現地の方へ出向いていただいて、そして、できるだけいい対策をひとつお願いしたいと。
 やっぱり私どもの地域も、もう電気さくではだめだと。私も去年、田んぼを見回りにいきましたら集団でさくをしても入ってくるもんやで、自分で電気さくしました。そして、それでも倒してあるもので中を見たんですけれども、そのときはわからんし、くいを打っておったんですね。そうしたら音に驚いて、大きいやつが、電気さく2つあるんですけれどもばーんと突き破って逃げる。上の方が稲刈りしておったら、田んぼの中から親子連れのイノシシが出てくるというような山すそはそんな状況でございます。
 ただ、それは作物だけでございますけれども、今言った畦畔のその問題が非常に深刻でございまして、そこのところをひとつ何とか早く手を打っていただきたい。やはり現地へ出向いて地元の農家組合、または土地改良区と話をしていただいて有効な対策をしていただきたい、こう思うところでございます。
 2点目でございます。先ほどの水でございますけれども、やはり打ち抜きをして地下水が出れば、これは防災の面でも役に立ちますし、また個人的に小さな路地まで不可能だとなれば、それはそれでホースでも対応できます。
 そして夏場におきましては、また昔のことを言いますけれども、私らは今の市街地を町と呼んでいましたから、母親に連れられてそこへ行って、そこで水仙まんじゅうを食べるのが楽しみでございました。今は水仙まんじゅう、敦賀のお菓子屋さんへ行ってもあるかといったら、ありますと。パックに入った水仙まんじゅうですね。やはり小浜の方へいけば伊勢屋さんですか、あそこらへ行くと地下水でやっています。やはりそういったことにも使いますし、この地下水の問題をひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。
 次に、原1号線でございますが、市長今、河川改修と道路改修を同時にやりたいということでしたが、今、道路を見てみますとわだちができて、舗装はしてありますけれども、ひび割れしているんですね。そうすると、そこへ大雨が降ってきて雨がしみ込んだときに、果たしてあの練り積みしてあります石垣が20何トンの荷物を積んだトラック、バスが行き来したときに果たして大丈夫かいなと、こう思うところでございます。もし何かあったときには、先ほど申しましたようにこれは管理責任を問われることになりますので、なるべく早くこの点をお願いいたしたいと思います。
 次に、サケの遡上でございますけれども、これもやはり私はまた昔のことを言います。小さい時分には沓見までサケが上がってきました。そして、サケをとっつかまえてみんな一喜一憂して、近所の人にとった人はそれを振る舞ってやったという記憶がございます。しかし、今市長言われましたように、昭和20何年ですか今の法令ができまして、サケはとれないということでございます。
 やはり市民みんなが果たしてサケをとってはいけないということを熟知しておるかどうかというと、また難しいところもあるのではないかと思います。今のところは大きな立て看板等を立てていただいて、サケの遡上を見守っていただきたい。そして、先ほど言われたように近い将来には何とかした対策をお願いしたい。
 この点について御答弁をお聞きして、質問を終わりたいと思います。

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◯市長(河瀬一治君) まず有害鳥獣でありますけれども、十分農家組合さん等に出向きまして、一度抜本的な対策について話し合いをしたいと思います。特にあぜを荒らされますと次の田んぼをつくる米づくりに大きな支障を来すということでございます。イノシシはぐるぐる回ってちゃがちゃがにしてしまうということを聞いておりまして、何とかいい対策をというふうに思っております。
 原1号線であります。なるべく早くやります。ただ、今議員おっしゃったように、これ一緒にやりませんと、上だけ直してもふちが弱ければもちません。そういう意味で、川の計画と一緒になって上をやろうということであります。なるべく早く国の補助事業に取り上げられるように努力してまいります。
 サケが遡上する笙の川でございます。今も少し上がってきておるようですかね。また、とってはならんということを知らん方もいらっしゃいますので、何らかの形で周知はしたいなというふうに思います。
 敦賀の水というのは非常においしい、いい水であります。ただ、先ほど言いましたように都市化しているということが非常に大きなネックにはなっておりますが、いろんな努力をしながら将来につなげていきたいと。
 ただ、私思っておるんですが、何年か前、渇水期がありました。全然川に水がなくなった。ただ、うちはおかげさまでいい黒河水系等の水系がありますし、黒河水系というのは、ある程度、琵琶湖が大体海抜80メーターの湖底ということで、そういうところからのじわっとしゅんできている水もあって、いい水があるのかななどとも考えております。やはり水は非常に大事でありますので、今後とも水源保護ということにつきましても、企業の皆さん方の、また市民の皆さん方の御協力も得ながら、十分相談しながら守れるように頑張りたいと思います。

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◯議長(水上征二郎君) 以上で本日の一般質問を終わります。
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◯議長(水上征二郎君) 次の本会議は明日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
            午後6時49分散会