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福井県 福井市

平成21年 3月定例会 03月24日−06号




平成21年 3月定例会 − 03月24日−06号







平成21年 3月定例会



               福井市議会会議録 第6号



           平成21年3月24日(火曜日)午後1時51分開議



〇議事日程

 日程1 会議録署名議員の指名

 日程2 第1号議案ないし第37号議案,第93号議案ないし第106号議案,第109号議案ないし第112号議案,請願第12号

 日程3 第114号議案 教育委員会委員の任命について

 日程4 第113号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任について

 日程5 福井市選挙管理委員及び同補充員の選挙について

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〇出席議員(35名)

 1番 下畑 健二君   2番 峯田 信一君

 3番 奥島 光晴君   4番 島川由美子君

 5番 堀江 廣海君   6番 鈴木 正樹君

 7番 田村 勝則君   8番 今村 辰和君

 9番 塩谷 雄一君   10番 青木 幹雄君

 11番 谷出 共栄君   12番 西本 恵一君

 13番 浜田  篤君   14番 堀川 秀樹君

 15番 野嶋 祐記君   16番 後藤 勇一君

 17番 高田 訓子君   18番 巳寅 令子君

 19番 石丸 浜夫君   20番 稲木 義幸君

 21番 川井 憲二君   22番 見谷喜代三君

 23番 皆川 信正君   24番 石川 道広君

 25番 松山 俊弘君   26番 宮崎 弥麿君

 27番 山口 清盛君   28番 吉田 琴一君

 29番 谷口 健次君   30番 栗田 政次君

 31番 加藤 貞信君   32番 近藤 高昭君

 33番 西村 公子君   34番 中谷 輝雄君

 35番 田辺 義輝君

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〇欠席議員(0名)

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〇説明のため出席した者

 市長         東 村 新 一 君

 副市長        吹 矢 清 和 君

 企業管理者      村 尾 敬 治 君

 教育長        渡 辺 本 爾 君

 特命幹兼都市戦略部長 佐 藤 哲 也 君

 総務部長       八 木 政 啓 君

 財政部長       南 部 和 幸 君

 市民生活部長     吉 村   薫 君

 福祉保健部長     熊 野 輝 範 君

 商工労働部長     藤 岡 眞 一 君

 農林水産部長     多 田 和 正 君

 建設部長       松 田 寛 行 君

 下水道部長      坂 本 文 明 君

 工事・会計管理部長  江 上 修 一 君

 消防局長       細 川 恭 洋 君

 企業局長       小 林 利 夫 君

 教育部長       岩 堀 好 男 君

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〇事務局出席職員

 議会事務局長     宮 木 正 俊

 議会事務局次長    谷 口 正 雄

 議事調査課長     山 先 勝 男

 議事調査課主任    吉 村 瞬 潤

 議事調査課主幹    齊 藤 正 直

 議事調査課主査    谷 本   修

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○議長(宮崎弥麿君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。

 よって,これより会議を開きます。

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○議長(宮崎弥麿君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,16番 後藤勇一君,17番 高田訓子君の御両名を指名します。

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○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程2 第1号議案ないし第37号議案,第93号議案ないし第106号議案,第109号議案ないし第112号議案,請願第12号,以上56件を一括議題といたします。

 以上の各案件につきましては,去る2月24日,3月2日及び9日の本会議において,各常任委員会,議会運営委員会及び予算特別委員会に付託され,予算議案については,予算特別委員長から議長を通じ,各常任委員会へ調査依頼されました。

 それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査終了の順序に従い,結果の報告を求めます。

〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕

 建設委員長 22番 見谷喜代三君。

 (22番 見谷喜代三君 登壇)



◆22番(見谷喜代三君) 去る2月24日の本会議において建設委員会に付託されました案件を審査し,予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を調査するため,3月5日及び6日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案7件であり,審査の結果,いずれも原案どおり可決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案10件であり,挙手採決を行った議案5件を含め,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第32号議案 福井市手数料徴収条例の一部改正に関して委員から,長期優良住宅建築等計画の認定を受けるとどのような恩恵があるのかとの問いがあり,理事者から,第一義的には長寿命の資産価値の高い住宅が取得できるということがあるが,固定資産税の軽減や不動産取得税における控除額,所得税における住宅ローン減税の控除率または性能強化費用に係る特別控除の優遇措置があるとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成21年度福井市一般会計予算,都市計画費中,福井駅西口中央地区市街地再開発事業に関して委員から,県もにぎわいの創出の議論が不十分であると指摘していることから,今後市民や専門家を含めた議論が必要であると思われるが,どのような形で議論を行うのかとの問いがあり,理事者から,現在経済界でも専門委員会を立ち上げ,3月末までに西口再開発ビルに関する提言を取りまとめる計画もある。今後再開発準備組合,経済界及び本市に加え,県も参加した上で検討を行い,早急に取りまとめを行いたいとの答弁がありました。

 次に,道路橋りょう費中,区道整備支援事業に関して委員から,400万円という予算は非常に少なく感じられる上に,地元が行う事業に対する補助率が低いのではないかとの問いがあり,理事者から,現在は補助率が40%で1事業につき補助金額の上限を80万円としているが,今後他自治体の実施状況も調査し,補助率について再度検討を進めていきたいとの答弁がありました。

 次に,都市計画費中,木造住宅耐震診断等促進事業及び木造住宅耐震改修促進事業に関して委員から,予定数を超える申し込みがあった場合はどのような対応を考えているのかとの問いがあり,理事者から,予算は国からの補助金額の配分により決めているが,それを超過する場合は,県もしくは国からの補助金の追加配分について県と協議し調査を行うとの答弁がありました。

 次に,住宅費に関して委員から,市営住宅の耐震診断や耐震補強工事はどの程度進んでいるのかとの問いがあり,理事者から,耐震診断については既に終了しているが,耐震補強工事については学校関係を優先的に行っていることから,市営住宅についてはまだ着手していないとの答弁がありました。

 次に,第15号議案 平成21年度福井市駅周辺整備事業特別会計予算に関して委員から,平成20年度予算と比較して約8億円の減となっているが,その理由は何かとの問いがあり,理事者から,福井駅周辺土地区画整理事業の関連事業であるえちぜん鉄道の高架化や福井駅西口中央地区市街地再開発事業の進捗にあわせ,執行可能なものを計上した結果,前年度と比較し約8億円の減になったとの答弁がありました。

 次に,第16号議案 平成21年度福井市下水道事業会計予算に関して委員から,土地区画整理事業区域内の下水道整備について,保留地処分においても下水道が整備されているかどうかで評価が変わることも考えられる上に,福井市として土地区画整理事業を進めるという観点からも積極的な下水道整備を行うべきではないかとの問いがあり,理事者から,土地区画整理事業区域内の下水道整備を求めている箇所への整備が追いついていない現状であるが,下水道幹線を布設する幹線道路の整備を優先的に整備するよう土地区画整理事業担当課と協議しており,順次下水道幹線,準幹線,支線へと整備を進めたいとの答弁がありました。

 また委員から,汚泥量を減らすような技術の導入は検討しているのかとの問いがあり,理事者から,日野川浄化センターにおいて汚泥の含水率を効率よく少なくするため,脱水方式を従来のベルト式からスクリュー式に更新中であり,それに伴い平成21年度は汚泥前処理設備の実施設計業務委託を行うとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 次に,総務委員長 10番 青木幹雄君。

 (10番 青木幹雄君 登壇)



◆10番(青木幹雄君) 去る2月24日の本会議において総務委員会に付託されました案件を審査し,予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を調査するため,3月5日及び6日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案9件であり,審査の結果,いずれも原案どおり可決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案2件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第106号議案 工事請負契約の締結について(福井市デジタル防災行政無線固定系・移動系設備工事)に関して委員から,今回の工事は2系統あるが,分離・分割発注はできなかったのかとの問いがあり,理事者から,今回整備する固定系には移動系の設備を併設しており,また親局についても固定系・移動系を合わせて整備,拡充することから全体的なシステムとしての整備及び管理運用の面から一括発注としたとの答弁がありました。

 次に,第23号議案 福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正についてに関して委員から,勤務時間の早出,遅出の時間はどれぐらいの幅を考えているのかとの問いがあり,理事者から,人事管理上の課題もあるので現時点では30分程度の遅出,早出を考えている。今後実施状況を見る中で必要に応じて変更することも考えているとの答弁がありました。

 次に,第33号議案 福井市消防団条例の一部改正についてに関して委員から,このたび新たに9個分団をふやすとのことだが,4月1日にすべての分団を立ち上げることができるのかとの問いがあり,理事者から,現在定数の確保について各消防団に依頼しているところだが,活動していくための最低人員である10人は今年度中に確保できる見込みであるとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成21年度福井市一般会計予算,総務費中,文書広報費に関して委員から,広報広聴事業を充実させるため予算を増額したとのことだが,具体的にはどのようなことに取り組むのかとの問いがあり,理事者から,ケーブルテレビの行政チャンネルにおいて,市民協働の視点から市民との協働による番組の制作を行っていく。また,市役所本館1階市民ホールの西側出入り口付近に新たに受付場所を設け,案内業務の充実に取り組んでいくとの答弁がありました。

 また,消防費に関して委員から,新たに消防団員となる方の教育をどうしていくのかとの問いがあり,理事者から,各消防分団では毎月分団員の特別消防訓練を実施している。また,それに加え福井県消防学校に新団員教育を初めとする各階級ごとの教育を委託して実施しているので,これらを活用して育成,指導していく計画であるとの答弁がありました。

 また,歳入のうち市税に関して委員から,本市は土地区画整理事業を実施しているにもかかわらず固定資産税の予算額が減っているのはなぜかとの問いがあり,理事者から,平成21年度は固定資産の評価がえの年に当たり,土地及び家屋の評価額の低下による税収減が大きく,全体として固定資産税の減収となっているとの答弁がありました。

 また,市債に関して委員から,退職手当債についてはなるべく発行を少なくするようにとの要望がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 次に,経済企業委員長 11番 谷出共栄君。

 (11番 谷出共栄君 登壇)



◆11番(谷出共栄君) 去る2月24日の本会議において経済企業委員会に付託されました案件を審査し,予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を調査するため,3月9日及び10日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案5件であり,審査の結果,いずれも原案どおり可決しました。

 なお,そのうち第30号議案については,挙手採決の結果,賛成多数で可決いたしました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案11件であり,挙手採決を行った議案7件を含め,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第105号議案 福井市ガラガラ山総合公園の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例の廃止について委員から,ガラガラ山という名称のイメージが蛇が出たり閑散としたイメージを与えると思うが,現代的に改称を考えてはどうかとの問いがあり,理事者から,今後地元と相談をしていきたいとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第112号議案 平成20年度福井市一般会計補正予算中,定額給付金給付事業について委員から,申請の手続が3月で完了した場合,4月10日に一律全員に給付されるのではないかとの問いがあり,理事者から,なるべく早く申請いただければ,受け付けしたものから速やかに支払手続を行い,4月10日から順次支払いたい。振り込みは通常は10日,20日,30日の月3回だが,4月,5月は必要に応じ回数をふやして支払いたいとの答弁がありました。さらに委員から,定額給付金の申請書などの印刷は地元事業者の育成の観点から,市内の事業者に発注すべきではないかとの問いがあり,理事者から,多量の申請書を素早く正確に封入する必要があるため,それが機械的に可能な県外業者と随意契約を行ったとの答弁がありました。定額給付金について,ほかの自治体でも実施されているプレミアムつき商品券をなぜ本市では発行しないのかとの問いがあり,理事者から,一過性ではなく,これを契機に商業者が自発的に努力することを行政として後押ししていきたいとの答弁がありました。

 また委員から,定額給付金の交付について,ひとり暮らしで長期入院をしている高齢者など,定額給付金の申請書が自宅に届いても気づかない方,コピーができない高齢者,字が書けない方,DVの被害に遭われている方などが想定されるが,どのように対処していくのかとの問いがあり,理事者から,福祉保健部にて福祉相談班を編成しており,連携して問題解決に当たりたいとの答弁がありました。これに対して委員から,自治会長や民生委員と協力して対処してほしいとの要望がありました。

 次に,第1号議案 平成21年度福井市一般会計予算,農林水産業費中,(仮称)一乗谷あさくら水の駅整備事業について委員から,維持管理費について高過ぎるのではないかとの問いがあり,理事者から,足羽川堰堤土地改良区連合の管理事務所と連携して十分な事業展開を図っていく上で,所要の予算が必要であるとの答弁がありました。

 また委員から,施設の完成当初から維持管理を民間委託したほうがいいのではないかとの問いがあり,理事者から,ある程度運営が軌道に乗るまで教育委員会との連携も図り,庁内体制を整えた上で,設置者としての責務を果たしていくべきと考えているとの答弁がありました。

 また委員から,(仮称)一乗谷あさくら水の駅内の施設である,ふれあい情報館はなぜ必要なのかとの問いがあり,理事者から,ビオトープ水路,田や畑などを体験できる屋外の施設があるが,体験に加えて,さらにふれあい情報館内でさまざまな情報を見ていただき,学習効果をより一層高めるために必要であるとの答弁がありました。

 次に,第8号議案 平成21年度福井市競輪特別会計予算について委員から,競輪場がこのまま存続することを前提とした場合,施設に老朽化した部分があるので,早急に施設の改善等に関して年次計画等を策定するよう意見があり,理事者から,これまで中央広場の整備やトイレについては年次的計画,改修の計画を立てて進めており,場内のトイレについては改修を終えている。今後も施設の改修については計画的に進めていきたいとの答弁がありました。

 次に,第17号議案 平成21年度福井市ガス事業会計予算について委員から,福井西武の前で新しくオープンするアンテナショップについて,平成21年度の予算にどう計上されているのか,またそれに見合う収益はあるのかとの問いがあり,理事者から,平成21年度の予算中,事業運営費として賃借料,人件費を合わせて約1,000万円を計上しているが,アンテナショップにおいては最新機能のガス器具を見て触れてもらい,広くPRしていくことによって,器具の販売も増加し,相乗効果としてガスの販売量も伸びていくことを期待しているとの答弁がありました。

 以上が当委員会の審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 次に,教育民生委員長 15番 野嶋祐記君。

 (15番 野嶋祐記君 登壇)



◆15番(野嶋祐記君) 去る2月24日の本会議において教育民生委員会に付託されました案件を審査し,予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を調査するため,3月9日及び10日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案5件であり,審査の結果,いずれも原案どおり可決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案13件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第28号議案 福井市介護保険条例の一部改正に関して委員から,国の政策である療養病床の再編成計画を受け,本市では介護療養病床の転換により介護床が157床減少するとのことだが,どのように対処していくのかとの問いがあり,理事者から,介護床の減少対策として,認知症対応型グループホームの99床及び地域密着型特別養護老人ホームの87床を整備していく。また,特別養護老人ホームを60床,特定施設を100床増床させることによって3年間で約200床を整備し,国の介護施設への転換補助金の積極的な活用も図り,供給体制への確保に努めていくとの答弁がありました。

 次に,第35号議案 福井市体育施設条例の一部改正に関して委員から,福井市体育館耐震補強・大規模改修工事期間中の代替施設として,旧至民中学校の体育館を活用するに当たり,駐車場はどのように確保するのかとの問いがあり,理事者から,旧至民中学校の体育館の南側に隣接するプール解体跡地に30台分の駐車スペースを確保する。なお,利用者が多い日については,近隣のJA福井市農協会館の駐車場が利用できるよう要請していくとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成21年度福井市一般会計予算,歳入,総務手数料中,戸籍住民基本台帳手数料に関して委員から,住民基本台帳カードの普及率が余り伸びていないが現状はどのようになっているのか。また今後普及促進していくための対策は考えているのかとの問いあり,理事者から,本年2月現在の住民基本台帳カードの交付枚数は7,058枚でその普及率は2.65%となっている。特にe−Tax等の電子申告に関しての利用が多く,2月だけで約620枚を交付している。また,昨年4月から本年2月末までの自動交付機の利用数は約950件となっており,今年度は昨年度と比較すると増加する見込みとなっている。今後は平成21年10月に導入する新総合行政情報システムにあわせ,カードの管理システムを全国標準システムに更新し,サービス提供の柔軟化を図るほか,自動交付機での各種証明書の交付が土曜日,日曜日もできるようになっていることを積極的に広報するなど,総合的に住民基本台帳カードの交付,普及促進を図っていきたいとの答弁がありました。

 次に,総務費中,国際交流費に関して委員から,平成21年4月に福井市国際交流協会事務局を国際交流課から移管するに当たり,今後の市と国際交流協会との業務のすみ分けはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,この10年間ほどで本市に住む外国人の方が約1.5倍増となっている中,市として本市のまちづくりの施策を外国人の方々が同じ市民として交流しながら住みやすくなるような多文化共生への取り組みに重点を移行していきたい。また,行政間の姉妹都市交流についてはこれまでどおり市で対応していくが,市民レベルの姉妹都市交流については民間のノウハウを生かしながら国際交流協会が取り組んでいくとの答弁がありました。

 次に,民生費中,扶助費に関して委員から,景気の悪化等により生活保護扶助費が年々増加していく中,専門就労支援員を配置する自治体がふえてきている。本市では現在ケースワーカーが自立に向けた就労支援も含めてサポートしている現状のようだが,今後の方向性はどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,生活保護の動向を見ると,これまでは傷病,障害を持つ方や高齢者が多かったが,最近では雇いどめによる稼働年齢層と呼ばれる若者が増加してきている。就労支援の専門知識を持たないケースワーカーでは対応に限界があると考え,本市でも昨年度より就労支援員の配置について取り組んでいるが,なかなか就労先が見つけにくい状況である。生活保護受給者の自立に向けた取り組みを強化するためにも,早急に就労支援員を配備させていきたいとの答弁がありました。

 次に,衛生費中,聖苑大規模修繕事業に関して委員から,聖苑火葬炉が耐用年数の10年を経過することから大規模な修繕を行うとのことだが,修繕期間中,火葬業務に支障はないのかとの問いがあり,理事者から,10基の火葬炉を平成21年度から3年かけて順次修繕していく計画になっており,まず初年度はそのうち2基分を修繕する予定である。なお,通常時は10基を稼働させているが,修繕期間中は時間を調整するなどしながら8基を稼働させていくことによって対応していくとの答弁がありました。

 次に,教育費中,保健給食費に関して委員から,学校給食センターでの調理業務を民間委託するにもかかわらず,保健給食費全体の予算額としては昨年度と比較すると約9,000万円増額しているが,その要因は何か,また北部学校給食センターにおける調理業務の民間委託の選定に当たってはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,今年度は新たに北部学校給食センターの食器入れかえに係る経費,米飯給食の回数拡大に係る経費のほか,学校給食センターの設備改修に係る経費を計上したことが予算増の主な要因となっている。なお,北部学校給食センターにおける調理業務の民間委託に当たっては,安全・安心を優先し,衛生管理を徹底して行える民間事業者を選定するためにプロポーザル方式を導入し,選定委員会を立ち上げ,さまざまな項目にわたって審査し,選定しているとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 次に,予算特別委員長 24番 石川道広君。

 (24番 石川道広君 登壇)



◆24番(石川道広君) 去る2月24日及び3月9日の本会議において予算特別委員会に付託されました議案を審査し,市政上の重要案件を調査するため,3月16日及び17日の2日間,委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました議案29件は,付託後,議長を通じそれぞれの所管の各常任委員会に対し調査依頼を行い,その調査結果の報告を受けて慎重に審査を行った結果,原案どおり可決いたしました。

 なお,第3号議案,第4号議案,第7号議案,第94号議案,第96号議案,第98号議案ないし第102号議案,第112号議案につきましては,委員全員の賛成により可決され,第1号議案,第2号議案,第5号議案,第6号議案,第8号議案ないし第18号議案,第93号議案,第95号議案,第97号議案については,賛成多数により可決されました。

 また,市政上の重要案件についても,活発で真剣な論議が交わされ,今後も継続審査と決定いたしました。

 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について御報告させていただきます。

 まず,税収について委員から,固定資産税を初めとする市税収入が大幅に減少する中での当初予算編成だが,どのように財源を確保したのかとの問いがあり,理事者から,26億円余りの市税減収が予想され,それを補てんする財源として国において地方交付税総額が増額確保されたことから普通交付税の増額が見込めること,また後年度において元利償還金の一部が交付税措置される合併特例債や過疎債,臨時財政対策債等の有利な市債を活用することにより,財源確保を図ったとの答弁がありました。さらに,市債について委員から,市債発行がふえ子孫に借金を残すことについてどのように認識しているのかとの問いがあり,理事者から,市債は有効に活用すべきだと考えている。例えば,公共施設を市債で建設することにより,後年度の子孫もその恩恵を受けるので合理性がある。しかし,将来において,ほとんどの市税収入がその返済金に充てられ,子孫に政策の選択余地がないほどの借金を積み上げてはならない。借金についてはその合理性とバランス感覚が重要であると考えているとの答弁がありました。

 次に,技術職員の能力向上について委員から,公共工事の品質確保のため適正な設計に努めることはもとより,発注者として工事現場での管理監督能力が大切だが,どのように技術向上に努めているのかとの問いがあり,理事者から,経験豊富な職員が講師となったり,外部から専門講師を招いて本市独自にさまざまな研修を行っている。それ以外にも講習会等に参加するなど,技術の向上に努めている。また,技術基準や規制手続等に変更があった場合には,庁内LANを活用した技術情報交換ボックスを通じ,関係職員に周知徹底を図っているとの答弁がありました。

 次に,中心市街地のまちづくりについて委員から,昔のにぎわいに戻すというのも不自然であり,にぎわいをまちづくりのコンセプトにすること自体がこれまでの本市のまちづくりの過程を無視していると思うが,どのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,昔のにぎわいに戻すということではなく,超高齢社会という新しい時代を見据えて,その時代にマッチした県都の顔としての新しいにぎわいをいかにつくるかが必要だと考えているとの答弁がありました。これに対して委員から,本市の特徴を踏まえて中心市街地のあり方を考えるべきであり,にぎわいという言葉にとらわれず,中心市街地としての整合性,機能性を踏まえた上でまちづくりを推進してほしいとの要望がありました。

 次に,えちぜん鉄道の高架化について委員から,高架乗り入れのための仮設軌道の取り壊しや在来線に乗り入れるための工事の際に,えちぜん鉄道は一時運休や運行本数の縮小が強いられるのではないかとの問いがあり,理事者から,高架化については事業主体である県が国や鉄道建設・運輸施設整備支援機構と協議を進めているところであり,鉄道の運行については鉄道事業者が判断を行うとの答弁がありました。さらに委員から,新幹線高架の東側に整備される側道の上に,新たにえちぜん鉄道の高架を整備することは可能かとの問いがあり,理事者から,鉄道事業法により基本的に鉄道は道路上空を走行できないため困難であるとの答弁がありました。その答弁に対して委員から,鉄道事業法には道路上への線路敷設について,やむを得ない理由があり国土交通大臣の許可を受けたときはこの限りでないとのただし書きあることから再度検討をお願いしたいとの要望がありました。

 次に,福井鉄道福武線のヒゲ線延伸について委員から,現在今あるヒゲ線をそのまま福井駅西口駅前広場まで延伸する計画となっているが,交通結節地点という観点から西口再開発ビルの1階部分に路面軌道を入れることは考えていないのかとの問いがあり,理事者から,西口駅前広場の拡大は交通結節機能強化のために行った。また,福井駅西口中央地区市街地再開発事業では中心市街地活性化基本計画でもうたっているアオッサから駅前商店街を結ぶ歩行者導線を確保するほか,屋内広場や商業施設を配置することとなっている。地権者の方々も地元に残り商業を続けることを希望していることから,路面軌道を西口再開発ビルの1階部分へ直接入れることは難しいとの答弁がありました。

 次に,西口再開発ビルについて委員から,県には絶対にこの事業に参画してもらう必要があるが,次に県に要請するまでに市民や経済界の意見がまとまらない場合は福井市民福祉会館の案で再度要請するのか,もしくはそれ以外の案も視野に入れて対応していくのかとの問いがあり,理事者から,あらゆる機会をとらえて県に要請していきたい。現在,協議の場づくりについて,再開発準備組合や経済界と事務レベルで準備会を開催して具体的な検討をしている。また,市有施設については,福井市民福祉会館の案を基本としつつ,今後の協議状況に応じて柔軟に対応していきたいとの答弁がありました。

 次に,国道305号の安全対策について委員から,観光道路の確保と生活道路の確保の両面から越廼地区と越前町を結ぶ新たな道路整備を行うべきと考えるがどのように認識しているのかとの問いがあり,理事者から,国道305号に次ぐ第2の幹線道路は必要であると考えており,市道居倉−城有線の県道昇格を,越前−越廼間県道昇格推進期成同盟会により強く県へ要望していきたいとの答弁がありました。

 次に,ケーブルテレビ未提供地域について委員から,世帯数が少ない中山間地域や加入希望が少ないために未提供となっている地域への対策はどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,本市では不採算地域であっても8割以上の加入希望世帯があれば,拡張工事費に補助を行っており,現在未提供地域は20自治会,人口規模で0.3%にまで減少した。事業者が運営していく上でその地域で一定数の加入者が必要になってくるが,残りの未提供地域のように世帯数の少ない地域への対策について事業者と調整していきたいとの答弁がありました。

 次に,妊婦健康診査について委員から,現行7回の助成回数が14回に拡充されることは喜ばしいことだが,平成23年度までの時限措置であることから,それ以降も市独自で継続して実施していくべきではないかとの問いがあり,理事者から,国及び県に対し補助継続の要望を行うとともに,本市としても財政事情を考慮しながら前向きに検討していきたいとの答弁がありました。

 次に,公立保育所の民営化について委員から,民営化の是非を問うためにも保護者や地域住民との十分な論議が必要だと思うが,保育所の定員移譲の今後のスケジュールはどのようになっているのかとの問いがあり,理事者から,現在内容の検討,調整を行っており,民営化の実施計画の素案をまとめた後,5月の連休明けごろから選定委員会を開催し,公聴会も開催する中で,ことしの夏には実施計画を公表したいとの答弁がありました。

 次に,福井市民福祉会館について委員から,通常は耐用年数が50年あるはずだが,なぜ築35年で移転対象となるのか疑問である。公共施設の維持管理について,壊れてから修繕するという事後保全から予防保全へと転換した他市の取り組みを取り入れてはどうかとの問いがあり,理事者から,現在本市でもファシリティーマネジメントについて部局連携して議論を整理しており,その成果を踏まえて今後の公共施設の使い方を変換していかなければならないと認識しているとの答弁がありました。

 次に,学校不適応問題について委員から,全国的に不登校の児童・生徒数が増加している中,不登校等の解決に向けてチャレンジ教室の機能強化が求められるが,どのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,本市では全国的にも早い段階からチャレンジ教室を設置し,体験学習や集団活動等を通して,不登校の子供たちを学校へ復帰させることを目指し取り組んできた。本市の不登校の児童・生徒数は減少傾向にあり,今後は発達障害の子供たちについても対応するなど,総合的な教育支援体制で取り組んでいきたいとの答弁がありました。

 次に,地区公民館の諸事業について委員から,学びから実践へという視点から,地区公民館の役割はますます重要になっている。自治会や公民館に求められている多くの地域課題は本市の行政課題でもあるが,今後どのように対応していくのかとの問いがあり,理事者から,国や県から市へ来た仕事を地区公民館を通じて地域へ任せているために,業務が増大しているという現状を反省し,市で完結できる仕事か,地域に任せる仕事かを整理していく必要があると考えているとの答弁がありました。

 さらに,公民館主事の業務の見直しについて委員から,今後どのような時期に見直し後の業務体系や人員配置が行われるのかとの問いがあり,理事者から,現在さまざまな地域や団体の方々から地域コミュニティーのあり方に関する意見を伺っている最中であり,平成21年度中に公民館の今後のあり方を整理し,業務の見直し案を作成する予定である。平成22年度の公民館主事の任用の切りかえ時に,見直した業務に応じた人員配置で任用するよう取り組んでいくとの答弁がありました。

 次に,越前水仙産地活性化支援事業について委員から,球根が密植状態の越廼地区のスイセン畑を改植し,余った球根を国見,鷹巣地区の耕作放棄地など国道305号沿いに新植することで,観光面にも生かせるのではないかとの問いがあり,理事者から,景観形成にも大変効果があり,越前海岸全体のイメージアップにもつながると考えられる。また,栽培農家と旅館や民宿が連携し,スイセンの花や球根などを土産物として活用するなど農林水産部と商工労働部が連携して対応していきたいとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続して市政上の重要案件に関する調査に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 次に,議会運営委員長 8番 今村辰和君。

 (8番 今村辰和君 登壇)



◆8番(今村辰和君) 去る3月2日の本会議において議会運営委員会に付託されました請願1件を審査するため,3月19日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 請願第12号 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出については一部委員から,本市では現在保育所入所時における待機児童はなく,昨年末の厚生労働省案によれば,子育てのために働きたいというお母さんの子供にも保育サービスを拡充していくとの課題も検討されるなど,評価すべき点も多くあるようなので,国の動向を見守っていくべきであるとして不採択を求める意見がありましたが,他の委員から請願の趣旨には検討する内容が含まれており,いましばらく状況を見きわめてはどうか,意見書を提出する時期として今は適切ではないとの意見があり,継続審査と決定いたしました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 以上をもちまして各常任委員会,議会運営委員会及び予算特別委員会の審査結果報告は全部終了しました。

 ただいまの各委員長報告に対し,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 第3号議案,第4号議案,第7号議案,第19号議案ないし第26号議案,第28号議案,第29号議案,第31号議案ないし第37号議案,第94号議案,第96号議案,第98号議案ないし第105号議案,第109号議案ないし第111号議案,請願第12号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 それでは,採決します。

 第3号議案,第4号議案,第7号議案,第19号議案ないし第26号議案,第28号議案,第29号議案,第31号議案ないし第37号議案,第94号議案,第96号議案,第98号議案ないし第105号議案,第109号議案ないし第111号議案,請願第12号に対する委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり,それぞれ可決,継続審査であります。

 お諮りします。

 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,各委員長の報告どおり決しました。

 それでは,第112号議案について,討論の通告がありましたので,許可します。

 12番 西本恵一君。

 (12番 西本恵一君 登壇)



◆12番(西本恵一君) 公明党の西本恵一でございます。これまで1年間監査委員でございましたので,一般質問については自粛をしてまいりましたが,あえて御理解を賜りたく壇上に立たせていただきました。どうか御容赦をお願い申し上げます。

 それでは,第112号議案 平成20年度福井市一般会計補正予算について,特に定額給付金事業を取り上げて,賛成の立場から討論を行います。

 百年に一度と言われている経済危機,その支援策としての定額給付金ですが,全国で支給が始まった今,徐々に評価する声がちまたにあふれてまいりました。しかし一方で,意図的なばらまき批判や,ほかの政策に使うべきではないかという声が聞こえてまいります。そこで,マスコミなどによって大きく目的が損なわれた定額給付金について,なぜ定額給付金なのかを論じてまいります。

 経済アナリストの森永卓郎氏は,日経BP SAFETY JAPANのコラムの中で,定額給付金に関して,「国民に金を使ってもらい,内需をふやして景気を回復させようという方向性は間違いない」と主張しています。この中で,森永氏は世論調査や評論家の間に反対する声が根強いことに触れ,「本当に定額給付金はそれほど劣悪な政策なのだろうか」と疑問を投げかけ,基本的に減税だということを理解してほしいと述べております。その上で,不況時の財政政策としては基本的には減税と公共事業しかないことを指摘し,「公共事業に対する風当たりが強い現在,減税もだめだというならば,一体どういう政策をとればいいのか」とばらまき批判に反論をしております。

 このコラムにあるように,経済対策として行うべき大きな柱は減税政策です。

 定額給付金は,昨年8月30日の政府緊急経済対策では,定額減税という形をとっておりました。しかし,この定額減税では最も支援を必要とする非課税世帯が抜け落ちてしまうのであります。臨時福祉特例給付金という形でセーフティーネットが張られましたが,それでも年収三百数十万円以下で子供が二人いる家庭など,約2,000万人の方への支援の手が差し伸べられない状況でございました。

 この定額減税に対しまして,幾人かの市民から私に対して問い合わせがありました。「私の家庭は非課税世帯であります。定額減税だと支援対象から外れてしまうのでしょうか」と,首をうなだれて訴えてまいりました。そこで,私は昨年の9月13日,16日,10月26日と3回にわたり国会議員に対しまして,最も手を差し伸べるべき人を支援するために,欧米で採用されている給付つき税額控除制度を採用してもらいたいと強く要望いたしました。

 この給付つき税額控除は現在与党でも検討されておりますし,また野党もこの制度を導入すべきであると言っております。課税最低限以下の家庭は,減税政策が実施されても何らメリットが生じません。しかし,この給付つき税額控除は一定の所得以下の家庭に給付金の形で支給されますので,所得税を納めていない方々に対してもメリットを及ぼすことができます。これは世界の潮流です。

 しかし,給付つき税額控除制度では,会社員や自営業者を初め,全国民の所得を把握するのに時間と経費,事務量が大幅にかかるために,緊急対策としては向かないことが次第にわかってまいりました。

 まず,所得を把握する時期に課題があります。サラリーマンなどの給与所得者は年末調整時の年末,自営業者は確定申告を行う年度末ですが,所得の把握時期が分散し,どの時点を基準とするかによって左右され,年度末を基準とすれば実施時期が今よりも大きくずれ込むことになります。

 また,自営業者の正確な所得把握が必要になってまいります。俗にクロヨンと呼ばれるように,給与所得と事業所得の間には所得の捕捉率に差があり,不公平な問題が生じてまいります。また,所得制限を家族単位で行う場合には,家族所得を合算する手間がかかります。さらに,正確な所得を把握するためには国民納税者番号制を導入しなければならないという話も出てまいります。

 したがって,非課税世帯にも恩恵が及び,すぐに実施できる政策として浮上してきたのが定額給付金であります。給付つき税額控除は,課税世帯は減税をする,非課税世帯は給付をするという方式でありますが,この定額給付金は課税世帯を減税するという方法をやめて,非課税世帯と同様に給付する形にしたのであります。

 私は,この定額給付金が浮上したことによりまして非課税世帯にも恩恵が及ぶと歓迎をいたしましたが,一方でなぜ高額所得者まで給付する必要があるのか,所得制限をするべきであると国会議員に強く訴えました。

 しかし,所得制限の制度設計を複雑にすれば,大幅な事務量と時間を要するために,単純にしたほうがよいという結果になったのであります。したがって,定額給付金は減税政策であります。定額給付金をやめろというならば,それは減税をやめろと言っているのと同じ意味を指します。

 また,定額給付金は貯蓄に回すから経済効果はほとんどないと,そういう論調がありますが,3月10日付の産経新聞が報道した世論調査によりますと,定額給付金について7割以上の人が消費に回すと回答する一方,貯蓄は17.5%にとどまっております。また,同日のNHKニュースでも,「生活費に使う」が44%で最も多く,「旅行,行楽や娯楽などに使う」が19%,「前から欲しかったものを買う」が14%と続き,「貯蓄する」が13%でありました。

 また,定額給付金支給時期にあわせて,商工会などがさまざまなアイデアを出して,この給付金を利用したセールを全国で展開しております。福井市においても福井商工会議所と福井東,福井北,福井西の3商工会は,定額給付金を地域消費拡大につなげようと「ツカッチャ王」というネーミングで消費拡大スプリングセールを共同で展開する予定であります。

 今般の経済危機の中で一番影響を受けているのが,建設業や不動産業とともに小売,飲食,旅館業であります。この給付金がこれらの業界に回れば,少なからず経済効果を生み出してまいります。同時に商品が売れていけば,在庫を抱える中小企業や受注が激減した中小企業に潤いをもたらす効果があり,かつそのことは雇用対策にも連動し,冷え込んだ消費行動,いわゆるデフレスパイラルを切っていく役割を果たしてまいります。今経済の大原則でありますお金の循環の歯車が大変に鈍っております。この定額給付金は,この歯車に潤滑油を注ぐものとして大変有効だと思われます。

 なお,将来の消費税増税がセットの定額給付金と,これまたねじ曲げられた主張がありますが,定額給付金と消費税アップ論議は,全くリンクしておりません。

 また,給付金をやめて,雇用や社会保障などに使うべきだという主張があります。定額給付金以外に何もしていないような印象を与える論調でありますが,本年度第1次,第2次補正予算,来年度予算で総額75兆円の経済対策の中に大きく盛り込まれております。国の政策に連動し,福井市においても,この第112号議案に子育て応援特別手当や緊急雇用対策など,さまざまな緊急経済対策が盛り込まれております。福井市の介護保険第1号被保険者約6万人のうち半分の約3万人の保険料が下がる案が提示されておりますが,これも介護報酬3%アップの影響が市や町に及ばないように国から支給された交付金で県に基金が積まれたからでございます。

 また,雇用安定助成金では,今までより支給対象条件を緩和し,休業手当として給与の5分の4が支給されます。この助成金に福井ハローワーク管内だけでも200社以上の企業が申し込んでおります。これを批判されている定額給付金と同じ物差しではかれば,仕事をしないのに給付するのですから,全くのばらまきです。しかし,何の批判の声もありません。当たり前です。この経済危機の中で,どれだけの中小零細企業が苦しんでいるでしょう。この助成金がどれだけ中小零細企業を救っているかわかりません。

 また,国における来年度予算は今週中にも成立する予定ですが,経済危機の大きさは当初予想を超えており,現在10兆円規模の補正予算を政府が考えていることは御存じのとおりであります。

 TBSテレビの「みのもんたの朝ズバッ!」でばらまき批判を繰り返してきたみのもんたさんが3月7日に放送された文化放送のラジオ番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」で,「何だかんだ言っても,もらって喜んでいる人の姿を見ると定額給付金よ,ありがとうだね。予算もいい内容だ。この僕が褒めるんだから珍しい。マスコミの報道のあり方も反省しないといけないな」という発言をしております。北國新聞3月11日付でも,「定額給付金は消費の落ち込みに歯どめをかけ,地域経済を上向かせるチャンス」。静岡新聞3月13日付では,「心の景気対策だ,家計が助かるという人たちのことを忘れてはならない」と報道しております。

 最後になりますが,800兆円にも上る国,地方の借金があり,財政支出を抑えなければならないことはよくよく承知をしております。しかし,今は非常時であり,緊急事態です。例えば,雇用安定助成金やセーフティーネット融資などの中小企業対策や雇用対策がなかったとしたら,今よりもさらに多くの企業が倒産し,多くの失業者がちまたにあふれていたのではなかったのでしょうか。

 同様に,この定額給付金は形を変えた減税政策であります。厳しい経済情勢の中,国民を支援するために効果があると見込まれるものであれば,何でも行う必要性があると私は思っております。定額給付金,大いに使っていこうではありませんか。

 以上,賛成討論を終わります。長い時間になり大変に恐縮しております。ありがとうございます。



○議長(宮崎弥麿君) 以上で討論を終結します。

 それでは,採決します。

 第112号議案に対する委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり,可決であります。

 お諮りします。

 第112号議案は,委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立全員であります。よって,委員長の報告どおり決しました。

 次に,第1号議案,第2号議案,第5号議案,第6号議案,第8号議案ないし第18号議案,第27号議案,第30号議案,第93号議案,第95号議案,第97号議案,第106号議案について,討論の通告がありましたので,許可します。

 33番 西村公子君。

 (33番 西村公子君 登壇)



◆33番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。私は,ただいま討論の対象となっております第1号議案 平成21年度福井市一般会計予算を初め新年度の各会計予算15議案,第93号議案 平成20年度福井市一般会計補正予算など今年度の各会計補正予算3件,その他清水保育園の設置に関する条例改正など4つの議案について,いずれも委員長報告どおり決することに反対の立場から日本共産党議員団を代表し,一括して討論を行います。

 新年度予算で組まれている学校や保育園などの耐震補強工事や生活道路の改修事業,妊婦健康診査事業が7回から14回に拡充されること,また介護保険料の据え置きと一部引き下げ,太陽光発電設備設置促進事業など,市民要求を反映している点については賛成であり,一層の充実を要求するものです。

 各議案等について反対の主な理由を順次述べてまいります。

 第1には,日本経済のかつてないほどの悪化が深刻な中で,派遣切りなど雇用の悪化や中小企業の仕事の減少,資金繰りの悪化で国民,市民が悲鳴を上げているときに,市の予算編成は国の景気対策の具体化程度で思い切った対策が見られません。

 経済を悪化させてきた要因である極端な外需頼みが問題になっていますが,内需拡大のために市民生活や中小企業を直接支援する施策が必要です。乳幼児医療費助成制度の年齢引き上げや国民健康保険税の引き下げ,中小企業への無利子融資は市に取り組む考えがあればできることです。例えば,市の小規模事業者緊急支援事業は,これまでに200件の問い合わせがあったということですが,実際に利用した方は75件です。思ったより少ない状況は,中小企業の実態が深刻であることをあらわしています。この事業の予算は保証料全額と半分の利子補給で6,135万円ですが,無利子にするには今年度分で1,000万円,5年間で3,200万円手当てすれば実現できます。また,県外大手優遇の企業立地助成制度を改め,市内の中小企業に光を当てた制度にするべきです。

 雇用対策にしても,国の景気対策並みでは景気悪化の歯どめにはなりません。福井労働局の雇いどめ等の2月報告では2,300人を超えるということで,年度末の3月にはさらにふえるという予測です。雇用保険も実際に適用された方は1割強ということで,まさに職を失うことによって生活ができなくなる厳しい状況が広がっているのです。早急に追加の雇用対策を打ち出すよう強く求めるものです。

 第2には,国の社会保障削減で市民生活に欠かせない医療や介護などが抑制されており,さらにその方向が強まる状況です。市民生活全体で見ると,2002年秋以降の相次ぐ増税や社会保障の負担増によって生活が苦しい,病院にかかる回数や食事を減らしているなどの切実な声が広がっています。新年度の介護保険見直しではこれまで積み立てた約9億円の基金を使って据え置きと低所得者の方を中心とした約半数の方の引き下げが実現しますが,裏を返せばこの間の国の軽度者への給付抑制で必要な介護が受けられないようにしてきたということです。新年度からさらに認定基準の引き下げが行われるということで,実際に介護を受けておられる方や関係者から大きな不安の声が上がっています。認定基準の改悪を中止するよう市としても国に強く要求するべきです。

 医療でも新年度には私たちが要求していた後期高齢者医療制度の差別健診は改善されるということですが,滞納者への制裁措置としての資格証明書発行の基準,負担能力の有無についての見解がいまだに明らかにされていません。普通徴収者の滞納が1,900人を超え,全体の12.6%にもなっています。今後さらに被保険者がふえることからも,保険証の取り上げは大問題です。特に高齢者は保険証を取り上げられたら死に直結するということを見ても,この制度がいかに非人間的であるかをあらわしています。この後期高齢者医療制度の廃止を強く求めるとともに,市としても要求するべきです。

 国民健康保険事業でも滞納世帯への資格証明書発行が全国的に増加し問題になる中で,このほど国においても中学生以下の子供には短期保険証を発行する措置がとられました。しかし,これだけでは根本的な解決にはなりません。一般質問で指摘したように,国の見解は保険料支払いが可能かどうかではなく,支払いが困難でも必要な方にはせめて短期保険証を出すべきだと一歩踏み込んだ見解が示されています。今市が行っている分納誓約書を義務づけるやり方を改善し,必要な方への保険証発行を行うよう抜本的な改善を求めます。

 第3に,学校給食センターや公立保育園などの民営化を市民の意見も聞かず無理やり進めていることです。市の行財政改革の一環として経費削減のために,子供たちにとって大事なところを民営化することは問題です。

 このほど保育園の定員移譲について事業者からの提案を募集しましたが,18園1,500人の定員のうち1,000人にも及ぶということで,市街地の公立保育園が大幅になくなるということになります。公的責任の大きな後退になります。しかも,提案があった内容について明らかにしないばかりか,そのことが当事者である保護者や市民に直接知らされるのは選定委員会に実施計画を諮問した後ということです。しかも,公聴会で説明すればよいというもので,保護者や市民の意思が反映する仕組みにはなっていません。近年,市民参加の重要性が言われている中で,これほど市民不在のやり方はありません。保育園は家庭に準ずる生活の場所であり,教育の場であり,地域の文化が育つ場所でもあります。それを市が勝手に変えてしまったり,なくすことは許されるものではありません。清水保育園についても,3カ所の公立保育園を統合した上に民営化し180人という大規模な園にしてしまうことは,地域住民の願いに反するものであり,認められません。

 学校給食センターについても,新年度から南部学校給食センターのおよそ6,000食分を県外大手の株式会社東洋食品に委託することになっていますが,安全性においてはこれまでの熟練した市職員にまさるものはないと考えます。しかも,この民営化が実施されていない段階で北部学校給食センターの委託事業の予算が盛り込まれています。安全性が重要だという認識があれば,一定の期間,状況を確認するというのが市民や子供たちへの責任であります。このように性急なやり方は市民の納得を得られません。

 市全体の民間委託の状況も新年度では一般会計,特別会計で約150億円,企業会計で約4億6,000万円とふえてきていますが,本会議で明らかになったように,労働環境の調査等が行われておらず,すなわち基準についても極めてあいまいであるということです。労働者を守るためにも行政サービスの水準を確保するためにも,公契約条例や要綱づくりを急ぐよう求めます。

 第4に,現場に弊害をもたらしている職員削減が続けられ,新年度は正規職員をさらに66人減らすことになっています。中でも顕著なのが保育現場です。正規保育士が232人に対して非常勤職員が267人と,ついに非常勤職員の割合が53%を超え,正規職員を上回っています。精神的にも肉体的にも厳しい状況の中で,正規職員が早期退職せざるを得ない事態になっています。子供たちの発達を保障する重責を担う保育士が疲れと希望が持てない状況でどうしてよい保育ができるでしょうか。現場を無視した職員削減はやめるべきです。一方,非常勤職員が全体の4分の1にも達している中で,労働条件が余りにも低いことが全国的にも問題になっています。模範となるべき行政がワーキングプアを生み出している状況を改善するべきです。賃金の引き上げを初め,非常勤職員の労働条件改善を強く要求します。

 第5に,財政が厳しいといって市民や職員には負担を負わせる一方,財政の無駄遣いが改善されていません。

 一つは,うまくいかない大規模な土地区画整理事業にどんどん税金をつぎ込み,新年度は借金がさらに増加し,特別会計だけで前年度より10億円ふえて62億円にもなります。また,道路整備などの一般会計繰り出しの市債総額が約150億円を超えるという状況となっていることは問題です。現在のような経済状況の中で,保留地処分が計画を大幅に下回ることはこれまでの実績を見ても明白です。計画の中身,期間延長をさらに行うよう求めます。

 2つには,不要不急の(仮称)一乗谷あさくら水の駅整備事業に新年度2億円も使ってふれあい情報館とあさくら市を建設することになっていますが,田んぼや水の道の生き物,米づくりの紹介,特産品紹介など,どこでも見られるようなもので,どうしても必要な施設とは到底言えません。このような箱物建設はやめるべきです。

 3つには,議会の費用弁償や海外視察,姉妹都市交流事業など,議員特権の無駄遣いはやめるべきです。全国市議会議長会主催の3つのコースにそれぞれ1人ずつで計約200万円,姉妹都市交流で約500万円,全体で約700万円にもなります。今年度より200万円以上予算をふやしておりますが,毎年行く必要性もないこの事業は,姉妹都市交流に名をかりた観光旅行と言われても仕方がありません。市民批判を真摯に受けとめ,中止するべきです。

 4つには,福井駅西口中央地区市街地再開発事業の予算が3億5,000万円も予定されていますが,再開発ビルの中身もはっきりしていないというのに予算化するのは納得できません。議論すると市は言いますが,市民が望んでいるにぎわいづくりの徹底した市民的な議論をしようという考えが見えません。一度白紙に戻して徹底した議論を行うようにするべきです。

 5つには,日野川地区水道用水供給事業の受水計画については本会議で指摘したように,合併や社会情勢の変化等により県に対して負担軽減,見直しを求めるべきです。

 第6に,美山地区の農業集落排水事業の料金見直しについては6割が引き下げになりますが,4割は引き上げになります。美山地区は合併して保育料や国民健康保険税など公共料金が引き上げになっており,減免規定を拡充して全体が値上げにならないようにするべきです。

 第7に,工事請負契約についてですが,デジタル防災行政無線の設備工事を2億580万円で契約するというものです。確かに入札結果では設計額に対する落札額は8割を少し上回る程度ですが,入札の方法が共同企業体の場合,一堂に会して行う紙入札となっており,談合しやすい状況が改善されていません。早急に改善するよう求めます。

 第8に,国の税制が大企業,大資産家優遇を続けていること,国や県事業の負担が重く,改善されていないことです。

 国の法人税率の引き下げや証券優遇税制など98年から07年度までの10年間で約40兆円にもなっています。新年度でも大資産家に対する証券優遇税制で20%を10%にしているものをさらに3年間延長するものです。市の予算でも前年度と比べて8,500万円減っています。

 また,国や県の各種事業の負担金は重く,これまで年7億円から9億円にもなっており,国営九頭竜川下流農業水利事業など大幅な事業費増に対する批判とあわせて,負担金の軽減を強く要求するべきです。

 以上,22の議案に対する主な反対理由を述べまして,日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。



○議長(宮崎弥麿君) 以上で討論を終結します。

 それでは,採決します。

 第1号議案,第2号議案,第5号議案,第6号議案,第8号議案ないし第18号議案,第27号議案,第30号議案,第93号議案,第95号議案,第97号議案,第106号議案に対する委員会の審査結果はお手元の報告書のとおり,それぞれ可決であります。

 お諮りします。

 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,各委員長の報告どおり決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程3 第114号議案 教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 東村新一君 登壇)



◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第114号議案 教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。

 教育委員会委員,渡辺本爾氏から,一身上の都合により3月31日付をもって辞職したい旨の申し入れがありましたので,この辞職願を受理いたしました。つきましては,その後任の委員として内田高義氏を任命いたしたいと存じますので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。

 同氏は人格,識見ともに教育委員会の委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(宮崎弥麿君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております第114号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,採決します。

 ただいま議題となっております第114号議案 教育委員会委員の任命については,内田高義君を任命することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第114号議案 教育委員会委員の任命については,内田高義君に同意することに決しました。

 ただいま教育委員会委員の任命に同意を得られました内田高義君からごあいさつを受けることにします。



◎内田高義 君 内田高義でございます。ただいま教育委員会委員の任命に御同意を賜りましたこと,厚く御礼申し上げたいと思います。

 未来に羽ばたく,夢を持って羽ばたく子供たちの育成に,そしてまた人づくりに私たちは尽力をしていく責任を持っていると思います。力いっぱいこの重責を全うしたいと思いますので,議員各位のさらなる御指導,御鞭撻をお願い申し上げまして,甚だ簡単ではございますけれども,私からのお礼のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(宮崎弥麿君) 次に,3月31日をもって退任されます渡辺教育長からあいさつを受けたいと存じます。



◎教育長(渡辺本爾君) 一言感謝とお礼を申し上げたいと思います。

 この31日をもちまして,教育長の任を退任をさせていただくことになりました。教育長在任中は,市議会議員の皆様方に多大な御理解と御支援をいただきまして,本当にありがとうございます。お礼を申し上げます。

 平成13年4月から8年間,大変長きにわたって教育長という重責を全うできましたのも,ひとえに市議会の皆様方の応援をいただいてきたからでございます。心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 教育は,子供にとりましては一人一人の人生の土台を築く大事な仕事でございます。そのために市内の学校,そして保護者,地域の皆様方,また議員の皆様方に応援をいただきながら,教育委員会としても力いっぱいやってまいりました。また一方,地域あるいは福井市の発展は,何をおいても人づくりではないか,人づくりが一番基本ではないかと思っております。教育委員会の事業は大変多岐にわたりますけれども,議員の皆様方の応援をいただきながら,市長の方針のもとに,力いっぱいやってきたつもりでございます。今後とも福井市の発展のために,皆様方の御理解と御支援,御指導を賜りますようよろしくお願いいたします。

 最後になりましたけれども,議員の皆様方お一人お一人の御活躍と福井市議会のますますの発展を御祈念申し上げまして,大変簡単ではございますけれども,長い間のお礼と感謝の言葉にさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)



○議長(宮崎弥麿君) 渡辺教育長,御苦労さまでした。ありがとうございました。

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○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程4 第113号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 東村新一君 登壇)



◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第113号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして,提案理由を御説明申し上げます。

 固定資産評価審査委員会委員の小池平造氏は3月31日をもって任期満了となります。つきましては,その後任に同氏を再び選任いたしたいと存じますので,地方税法第423条第3項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。

 同氏は人格,識見ともに固定資産評価審査委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(宮崎弥麿君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております第113号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,採決します。

 ただいま議題となっております第113号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については,小池平造君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第113号議案固定資産評価審査委員会委員の選任については,小池平造君に同意することに決しました。

 ただいま固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を得られました小池平造君からごあいさつを受けることにします。



◎小池平造 君 一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 私,ただいま固定資産評価審査委員会委員に御同意を賜りました小池平造でございます。

 昨今の経済情勢の中,納税者の皆様の固定資産税あるいは固定資産評価に対する関心が高まっている中で,このような重大な御同意を賜りましたことに大変光栄に存ずるとともに,その職責の重大さに身の引き締まる思いでございます。私は再任ではございますが,これを機に初心に戻り心新たにして公正,公平を旨として職務に邁進したいと存じます。どうか議員の皆様の御指導,御鞭撻をお願い申し上げて,一言御礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)

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○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程5 福井市選挙管理委員及び同補充員の選挙についてを議題とします。

 被選挙人はいずれも4名であります。

 お諮りします。

 選挙の方法につきましては,地方自治法第118条第2項の規定により,議長から指名推選したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は議長の指名推選によることに決しました。

 それでは,選挙管理委員に藤井健夫君,佐野俊男君,品川一郎君,後藤俊子君を指名します。

 次に,補充員を指名するに先立ち,補充員の指名順位を決定しておく必要があります。

 お諮りします。

 指名順位も議長に御一任願いたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,選挙管理委員の補充員に1番 山口忠臣君,2番 宮本京子君,3番 藤井邦明君,4番 吉川奈奈君の順位により指名します。

 お諮りします。

 ただいま議長において指名しました藤井健夫君,佐野俊男君,品川一郎君,後藤俊子君を選挙管理委員に,山口忠臣君,宮本京子君,藤井邦明君,吉川奈奈君を補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名しました諸君が選挙管理委員及び同補充員に当選されました。

 ただいま選挙管理委員に当選されました諸君からごあいさつを受けることにします。



◎藤井健夫 君 ただいま御選出を賜りました選挙管理委員,藤井でございます。4名を代表して一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 委員を御紹介申し上げます。私の隣,佐野委員でございます。そのお隣が品川委員でございます。最後が後藤委員でございます。改めまして重ねて御礼を申し上げます。

 私ども,ただいま御選出をいただきましたことにつきましては,より一層任務に邁進をいたし,公明,公正な選挙の推進,執行に努めたいと思います。また,当市の財政状況にかんがみまして経費の節減に努め,事務の合理化,一層研究,検討,推進をさせていただきたいと思います。具体的には,投票,開票時間の迅速化にさらに一層の研究を進めてまいりたいと思います。今後ともよろしく御指導,御鞭撻をお願いいたします。(拍手)



○議長(宮崎弥麿君) 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了しました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可します。

 (市長 東村新一君 登壇)



◎市長(東村新一君) 議長のお許しをいただきまして,平成21年3月市議会定例会の閉会に当たり,一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様には,2月24日に開会して以来,本日まで29日間にわたり,平成21年度一般会計予算を初め,提出いたしました各議案について熱心に御審議をいただき,妥当な御議決を賜りましたことに対し,心から厚くお礼を申し上げます。

 今定例会を通じましてお聞かせいただきました御意見,御提案につきましては,これを真摯に受けとめ,今後の諸施策の中で対応してまいりたいと思います。

 とりわけ,福井市の施策の方向性,またそれを総合的かつ計画的に実現するための具体的な方法,手段を示しました各種の行政計画につきまして,さまざまな御意見をいただきました。

 国や地域の将来を担う子供たちの教育は,社会の最重要課題として取り組まなければならないものです。将来の福井市を支え,大きな夢を持って世界に羽ばたいていく人材を育成する教育を推進しなければなりません。そのための具体的支援策である福井市教育支援プランに基づき,子供たちや学校,教員を支え,家庭,地域及び社会の教育力を高めるための支援を積極的に行ってまいります。

 また,急速な高齢社会の進展に合わせた対応がますます重要となっています。高齢者が住みなれた地域の中で,安心して生きがいを持って生活を送れる社会を目指し,オアシスプラン2009(第五次福井市老人保健福祉計画・第4期福井市介護保険事業計画)に基づき,予防の強化,介護の充実,参加の促進を基本目標として,必要な施策を展開してまいります。

 さらに,今後の都市交通は,高齢社会への対応に加え,環境問題も視野に入れながら,過度の自動車利用から地球環境に優しい鉄道やバスなどの公共交通への転換を図ることが求められています。そのため,福井市都市交通戦略に基づき,多様な移動手段が確保された,安全で安心して利用することができる全域交通ネットワークの実現に向けて,ハード,ソフト一体となった施策を展開してまいります。

 いずれの計画も,「希望と安心のふくい新ビジョン」の実現とあわせ,着実に実施してまいりたいと存じますので,議員各位の特段の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 今月,北陸新幹線福井駅部が完成し,福井駅東口交通広場は5月初旬に供用開始の予定です。福井駅西口交通広場の整備も本格化し,福井駅周辺は大きく変貌を遂げようとしています。この歩みを休むことなく着実に進めるため,北陸新幹線金沢−福井間の一日も早い認可,着工と早期開業を,県や関係機関と連携しながら,県選出国会議員を初め,国及び関係機関などに要望してまいります。また,福井駅西口中央地区市街地再開発事業につきましては,早急に再開発準備組合や経済界との協議の場を設置するとともに,県に対しましても参画を強く要請し,引き続き積極的な事業推進に努めてまいります。

 ところで,年度末を迎え,企業の経営状況や雇用情勢の悪化がさらに進むことが懸念されます。そのため,定額給付金事業を初めとする国の緊急経済対策に呼応した事業や市単独事業を早期に実施し,雇用の創出や産業振興を強力に推し進めます。また,政府におきましては追加の経済対策が検討されておりますが,国の事業と連携を図りながら積極的に対応をしてまいりたいと考えております。

 課題は山積しておりますが,解決に向けて鋭意取り組んでまいりますので,議員各位の一層の御理解,御支援,御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びになりますが,この時期は気温の変化が激しく,天気もはっきりしない日々が続きます。議員各位におかれましては,くれぐれも健康に留意され,御健勝で御活躍されますことを御祈念申し上げまして,閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。



○議長(宮崎弥麿君) 以上で会議を閉じます。

 これをもちまして平成21年3月福井市議会定例会を閉会します。

             午後3時36分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                  平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









△〔参照〕



           各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書



         建    設    委    員    会


番 号件            名審査結果
第19号議案福井市東口交通広場駐車場条例の制定について原案可決
第22号議案福井市有バス有償運送に関する条例の一部改正について〃
第31号議案福井市営住宅条例等の一部改正について〃
第32号議案福井市手数料徴収条例の一部改正について〃
第104号議案福井都市計画事業福井駅周辺土地区画整理事業施行規程等の一部改正について〃
第109号議案市道の路線の廃止について〃
第110号議案市道の路線の認定について〃








         総    務    委    員    会


番 号件            名審査結果
第20号議案福井市職員の修学部分休業に関する条例の制定について原案可決
第21号議案福井市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について〃
第23号議案福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について〃
第24号議案福井市職員の給与に関する条例の一部改正について〃
第25号議案福井市個人情報保護条例の一部改正について〃
第26号議案福井市生活安全条例の一部改正について〃
第33号議案福井市消防団条例の一部改正について〃
第36号議案福井市監査委員に関する条例の一部改正について〃
第106号議案工事請負契約の締結について
(福井市デジタル防災行政無線固定系・移動系設備工事)〃








         経  済  企  業  委  員  会


番 号件            名審査結果
第29号議案福井市集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決
第30号議案福井市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について〃
第37号議案福井市ガス供給条例の一部改正について〃
第105号議案福井市ガラガラ山総合公園の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例の廃止について〃
第111号議案茱崎漁港区域内公有水面埋立地用途の変更に関する意見について原案可決








         教  育  民  生  委  員  会


番 号件            名審査結果
第27号議案福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について原案可決
第28号議案福井市介護保険条例の一部改正について〃
第34号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について〃
第35号議案福井市体育施設条例の一部改正について〃
第103号議案福井市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について〃








         予  算  特  別  委  員  会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成21年度福井市一般会計予算原案可決
第2号議案平成21年度福井市国民健康保険特別会計予算〃
第3号議案平成21年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算〃
第4号議案平成21年度福井市老人保健特別会計予算〃
第5号議案平成21年度福井市後期高齢者医療特別会計予算〃
第6号議案平成21年度福井市介護保険特別会計予算〃
第7号議案平成21年度福井市交通災害共済特別会計予算〃
第8号議案平成21年度福井市競輪特別会計予算〃
第9号議案平成21年度福井市簡易水道特別会計予算〃
第10号議案平成21年度福井市宅地造成特別会計予算〃
第11号議案平成21年度福井市中央卸売市場特別会計予算〃
第12号議案平成21年度福井市駐車場特別会計予算〃
第13号議案平成21年度福井市集落排水特別会計予算〃
第14号議案平成21年度福井市地域生活排水特別会計予算〃
第15号議案平成21年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算〃
第16号議案平成21年度福井市下水道事業会計予算〃
第17号議案平成21年度福井市ガス事業会計予算〃
第18号議案平成21年度福井市水道事業会計予算〃
第93号議案平成20年度福井市一般会計補正予算〃
第94号議案平成20年度福井市国民健康保険特別会計補正予算〃
第95号議案平成20年度福井市介護保険特別会計補正予算〃
第96号議案平成20年度福井市簡易水道特別会計補正予算〃
第97号議案平成20年度福井市宅地造成特別会計補正予算原案可決
第98号議案平成20年度福井市集落排水特別会計補正予算〃
第99号議案平成20年度福井市地域生活排水特別会計補正予算〃
第100号議案平成20年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算〃
第101号議案平成20年度福井市ガス事業会計補正予算〃
第102号議案平成20年度福井市水道事業会計補正予算〃
第112号議案平成20年度福井市一般会計補正予算〃








         議  会  運  営  委  員  会


番 号件            名審査結果
請願第12号現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出について継続審査