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福井県 福井市

平成11年 9月定例会 09月21日−03号




平成11年 9月定例会 − 09月21日−03号







平成11年 9月定例会



               福井市議会会議録 第3号



           平成11年9月21日(火曜日)午後1時37分開議



〇議事日程

 日程1 会議録署名議員の指名

 日程2 第45号議案ないし第60号議案,請願第2号ないし請願第4号,陳情第1号,陳情第2号,陳情第4号ないし陳情第6号

 日程3 第61号議案 教育委員会委員の任命について

 日程4 第62号議案 公平委員会委員の選任について

 日程5 市会案第5号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める意見書について

 日程6 市会案第6号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について

 日程7 市会案第7号 道路特定財源の確保に関する意見書について

 日程8 市会案第8号 NPO法人(民間非営利団体)の育成策の強化を求める意見書について

 日程9 市会案第9号 ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書について

 日程10 市会案第10号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について

 日程11 市会案第11号 適正規模の少人数学級の実現等を求める意見書について

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〇出席議員(35名)

 1番 見谷喜代三君   2番 畑  孝幸君

 3番 稲木 義幸君   4番 川井 憲二君

 5番 皆川 信正君   6番 松山 俊弘君

 7番 石川 道広君   8番 吉田 琴一君

 9番 小林荘一郎君   10番 山口 清盛君

 11番 木村 市助君   12番 柳沢 峰生君

 13番 宮崎 弥麿君   14番 早川 朱美君

 15番 谷口 健次君   16番 田中 繁利君

 17番 栗田 政次君   18番 近藤 高昭君

 19番 皆川 修一君   20番 加藤 貞信君

 21番 松宮 秀彦君   22番 谷口 忠応君

 23番 宮崎 利道君   24番 浦井美惠子君

 25番 西村 公子君   26番 松井乙右衛門君

 27番 中谷 輝雄君   28番 高橋省一郎君

 29番 田辺 義輝君   30番 中谷 勝治君

 31番 若山 樹義君   32番 山崎 謙二君

 33番 西村 高治君   34番 山田 俊臣君

 35番 伊東 敏宏君

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〇欠席議員(1名)

 36番 成瀬 亮一君

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      大 島 幸 雄

 議会事務局次長     南   昌 宏

 庶務課長        朝 倉 征 夫

 議事課長        吉 村 邦 栄

 議事課主任       田 中 光 夫

 議事課主幹       小 川 眞一郎

 議事課主査       南   裕 之

 議事課主査       黒 田 慶 廣

 議事課主事       塚 本 泰 行

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〇説明のため出席した者

 市長         酒 井 哲 夫 君

 副市長        奈 良 一 機 君

 副市長        笠 松 泰 夫 君

 収入役        花 山   豪 君

 教育長        梶 川 恭 博 君

 企業管理者      桑 野 正 暁 君

 総務部長       奥 津 正 男 君

 企画財政部長     堀 江 廣 海 君

 市民生活部長     勝 木 明 洋 君

 福祉保健部長     石 井 信 孝 君

 商工労働部長     竹 内   寛 君

 農林水産部長     堂 下   暁 君

 都市政策部長     藤 田 由紀男 君

 建設部長       白 崎 謙 一 君

 下水道部長      谷 本 忠 士 君

 企業局長       前 田 幸 雄 君

 教育部長       堀 田 孝 矩 君

 市長室長       佐 藤 岩 雄 君

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○議長(皆川修一君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。よって,これより会議を開きます。

 なお,本日の欠席通告議員は,36番成瀬亮一君の1名であります。

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○議長(皆川修一君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,13番 宮崎弥麿君,14番 早川朱美君の御両名を指名いたします。

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○議長(皆川修一君) 次に日程2 第45号議案ないし第60号議案,請願第2号ないし請願第4号,陳情第1号,陳情第2号及び陳情第4号ないし陳情第6号,以上24件を一括議題といたします。

 以上の各案件については,去る9日の本会議において各常任委員会,議会運営委員会及び企業会計決算特別委員会に付託され,また陳情第1号及び陳情第2号は,議会運営委員会及び教育民生委員会において継続審査となっておりましたが,それぞれ審査が終了した旨報告を受けましたので,これより審査の順序に従い,結果の報告を求めます。

 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕

 総務委員長 15番 谷口健次君。

 (15番 谷口健次君 登壇)



◆15番(谷口健次君) 報告いたします。

 去る9月9日の本会議において総務委員会に付託されました案件を審査するため,13日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案9件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 「第57号議案 土地の処分について」に関して,委員から,今回処分する土地は,食肉流通センターの建設用地として市が購入したものを,もとの地権者に売却するものであり現在の土地の評価等の問題もあると思うが,なるべく地権者の負担にならないような価格で処分をしてほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。

 なお,審査に先立ち理事者から,このたびの本市発注の建設工事において公園施設業者8社が独占禁止法に違反したとして公正取引委員会から勧告を受けたことはまことに遺憾であり,極めて重大なことと受けとめている。

 市としては,この勧告を当該業者が応諾したことを確認したので,本日,指名審査会を開催し厳格に審査した結果,当該業者を6カ月間の指名停止処分とすることに決定した。

 今後はさらに厳しい指導を加えていきたいとの報告があったことを申し添え報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 次に建設委員長 16番 田中繁利君。

 (16番 田中繁利君 登壇)



◆16番(田中繁利君) 御報告申し上げます。

 去る9月9日の本会議において,建設委員会に付託されました案件を審査するため,13日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案2件,請願1件であり,議案は原案どおり可決し,請願は挙手採決の結果,挙手全員で採択することに決定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 請願第3号 金属等の廃棄物処理施設建設について,まず,理事者から,施設の建築確認申請に関し,法的にこの施設は,産業廃棄物処理施設に当たらず,プレス圧縮,裁断についても建築基準法第48条第10号に制限されている作業にも該当しないため,請願者が指摘したいずれの法にも抵触しないのが現状である。また先月実施した申請事業者の京都工場における現地調査の結果,騒音・振動は周囲の車両通行による騒音・振動とほぼ同程度で,汚水・廃油等についても工場内外で流出は見られなかった。以上のことから,市としては,業者に対し,地元の建設反対の意志を十分尊重するよう指導するとともに,建築確認申請の提出の留保を要望していきたいとの報告がありました。

 これに対して委員から,工場の建設現場は,東は東郷地区へ西は運動公園へとつながる国道8号線沿いの交差点近くに位置し,福井市の南の玄関口として,また景観的にも環境的にもイメージダウンにもなり,今後福井市が目指している中核都市の中心的な地域になることも考えられることから,市としてテクノパークや他の土地へ移るよう行政指導をすべきでないか。また,事務所の申請を確認することは必然的に工場建設をも認めたことにもつながりかねなく,今後県内外から同様の施設の申請がなされるのではないか危惧される。さらに汚水や粉じんが農業排水を経由して下流全域にも環境被害を及ぼすおそれがあるなどの工場建設への反対の意見が相次ぎました。

 その他委員から,請願が採択された場合の市の基本姿勢について問いがあり,理事者から,請願が採択された場合は,その結果を真摯に受けとめ,判例等も調査しながら,地元住民との話し合いの機会を提供し,住民の合意を原則として対応していきたいとの答弁があり,採決の結果,全会一致で金属等処理施設建設反対の請願を採択いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 次に経済企業委員長 18番 近藤高昭君。

 (18番 近藤高昭君 登壇)



◆18番(近藤高昭君) 報告いたします。

 去る9月9日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件を審査するため,14日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案3件,陳情1件であり,議案はいずれも原案どおり可決,陳情は挙手採決の結果,挙手少数で不採択とすることに決定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 第45号議案 平成11年度福井市一般会計補正予算,商工費中,中小企業振興費に関して委員から,今回の補正は,長引く不況のもとで近年市の制度融資希望者が増加しているための予算措置とのことだが,国が「新事業創出促進法」を制定し,新規事業に対する融資制度を新たに設置したことを踏まえ,市もこれに呼応した施策を検討する考えはないのかとの問いがあり,理事者から,市が実施している各種の融資制度は県や他市町村と比較して利用者に有利な貸付条件であると考えているが,今後の検討課題としてまいりたいとの答弁がありました。

 また委員から,この融資制度に関連して,融資申し込みの際金融機関窓口での不親切な対応により利用者に不快感を与えることのないよう,指導してほしいとの要望がありました。

 陳情第5号については,厳しい経済情勢の中雇用不安の問題は非常に重大ではあるが,現在の自由経済のもとで,企業のリストラに対して行政が介入することは困難ではないか。また今回の補正予算の中には国の緊急地域雇用特別基金を受けての各種雇用促進施策が盛り込まれている。また職員の増員については,現在行政改革の一環として,事務事業の見直しや民間委託等を進める中で,職員の適正配置を目指しており,市の現在の取り組みに逆行しているものであるとの意見が大勢を占め,挙手採決の結果,不採択に決定いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 次に教育民生委員長 8番 吉田琴一君。

 (8番 吉田琴一君 登壇)



◆8番(吉田琴一君) 御報告いたします。

 去る9月9日の本会議において,教育民生委員会に付託されました案件並びに6月定例会で継続審査となりました陳情を審査するため,14日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました議案3件は,いずれも原案どおり可決し,陳情1件は不採択とすることに決定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 第45号議案 平成11年度福井市一般会計補正予算に関して委員から,平成19年度開校予定で安居小中学校移転用地を取得するということだが,これまでの地元住民との話し合いの内容と合致しているのかとの問いがあり,理事者から,フェニックスパーク建設に伴う地元との協定の中では平成15年をめどに現在の小中併設から中学校を分離するという計画であったが,この地区も他の地区と同様に少子化が進んでおり,平成19年度推計で,中学校は3クラスの見込みのため,現状どおり小中学校併設が望ましいと考えている。今後も児童生徒の推移を見ながら地元との交渉を引き続き行っていきたいとの答弁がありました。

 次に第49号議案 福井市公害防止条例の全部改正について委員から,福井市の地域特性を考慮し国や県の基準数値より厳しい基準を設ける考えはあるのかとの問いに対して,理事者から国・県の法令等に違反する条例は制定できないため,条例に盛り込むということになると相当困難と考えている。ただ,現在策定中の環境基本計画により厳しい目標値を盛り込むことは十分検討していきたいとの答弁がありました。

 またこの条例に関連して,委員から下六条地区に建設予定の金属等の廃棄物処理施設については,本条例13条の特定工場に該当すると考えられるが,振動,騒音,汚水など公害の面からも慎重に検討,調査してほしいとの要望がありました。

 次に継続審査となっておりました陳情第2号 介護保険制度の充実については,委員から了承できる項目も多々あるが,利用料・保険料についての自治体独自の低所得者に対する減免助成についての項目は,制度が定まっており,さらに上乗せするということになると,医療保険等とのバランスも考えなくてはならず,現在の厳しい財政状況を見ると現状では困難との意見が,また保険料滞納者に対する制裁措置の不適用という項目に対しては,保険料滞納者に対してはペナルティーを課すということが国でも示されており,公平・平等の観点からも妥当ではないとの意見があり,全会一致で不採択と決定いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。

 なお,9月13日に発生した社南小学校の給食用リフト発煙事故に関して理事者から説明があり,現在稼働している小中学校合わせて74基のリフトについて,毎年1回点検を行っているが,今後二度とこのような事故が起きないよう,点検項目の強化と維持補修を行っていくとの報告がありましたことを申し添え,報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 次に企業会計決算特別委員長 13番 宮崎弥麿君。

 (13番 宮崎弥麿君 登壇)



◆13番(宮崎弥麿君) 去る9月9日の本会議において,企業会計決算特別委員会に付託されました案件を審査するために,16日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました第47号議案 平成10年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり認定をいたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず下水道事業会計に関して委員から,企業債の借りかえについて,政府が条件の一部を緩和し,ある自治体では借りかえが認められているように聞いているが,本市も下水道事業の健全経営のために,借りかえについて検討すべきと思うが,それに対する取り組み状況はどうかとの問いがあり,理事者から,現在最も高い金利は8.2%であり,企業債の償還に当たってこの高金利は,下水道事業の経営に大きな負担をかけているのも現実である。確かに借りかえ条件も緩和されているものの,対象となる金利7.3%以上のものには条件があり,本市の場合はその対象とはならず,全国市長会や日本下水道協会を通じて政府に対し,借りかえ条件の緩和や償還年限の延長について積極的に要望を行っているとの答弁がありました。

 また委員から,第8次下水道事業整備7カ年計画では,普及率を5.2%アップさせる目標で事業を進めていると聞いているが,この計画もあと3年を残すだけとなった現在,以前から市街化区域に指定されている足羽川以南の管渠整備が特におくれているように見受けられる。財政健全化に取り組んでいる厳しい財政状況下ではあるが,一般会計からの繰り入れも視野に入れながら,南部地区の下水道整備に力を注いでほしいとの要望がありました。

 次にガス事業会計について委員から,平成10年度の決算状況は大変厳しいものであると認識しており,平成14年,15年に実施する熱量変更事業についても,その事業費は企業債に依存する部分が大きく,今後の事業展開は大変難しいと考えるが,将来的にどのような展望を持っているのかとの問いがあり,理事者から,都市ガス事業はプロパンガスや電気などと競合するため,一般需要家には引き続き積極的な営業活動を展開していきたい。また大規模な商業施設や病院などといった大口需要家に対してもこれまで以上に需要開発を行い,販売促進に努めていきたい。熱量変更事業については,ガスの原料をブタンから天然ガスに変更することにより,ガスの安定供給とエネルギーの高カロリー化が可能となり,これまでは専ら電気が使用されていた一般家庭の冷暖房設備等にまでガスの利用が見込めることから,これらをさらなる需要拡大につなげていきたいとの答弁がありました。

 またこれに関連して委員から,福井県立病院が大幅な改築を行うが,これを絶好の機会としてとらえ,またとない大口需要家になり得ることから,都市ガス導入を目指して市長以下一丸となってさらに精力的な営業活動をしてほしいという要望がありました。

 さらに委員から,都市ガスがいまだ供給されていない地域は,いわゆるインフラ整備がおくれている地域とほぼ合致しており,その地域の住民は整備の進んだ地域に比べ余分な生活費負担を強いられている。需要家区域の中での営業活動も重要だが,今後ガス管の敷設を初め,各種の設備投資に際しては幅広い視野に立ち,鋭意進めてほしいとの要望もありました。

 次に水道事業会計に関して委員から,川西地区にある4本の井戸のうち,塩水化等により一部が使用不能と聞いているが,改良工事等に経費をつぎ込むよりも,いっそ廃止した方がいいのではとの問いがあり,理事者から,いずれ老朽化または塩水化が見られれば思い切って廃止することも考えられるが,現状では4本の井戸のうち2本については水質も良好であり,せっかく投資した設備でもあることから,改修を行いながらできるだけ使っていきたいとの答弁がありました。

 また委員から石綿セメント管から鋳鉄管への敷設がえの進捗状況について問いがあり,理事者から,鋳鉄管への敷設がえについては昭和62年度から順次実施しており,区画整理実施箇所等約6?を除いて今年度中に完了する予定で,総延長は約145?になるとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 次に議会運営委員長 29番 田辺義輝君。

 (29番 田辺義輝君 登壇)



◆29番(田辺義輝君) 去る9日の本会議において,議会運営委員会に付託されました請願2件,陳情2件及び継続審査となっておりました陳情1件を審査するため,17日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告いたします。

 継続審査の陳情第1号 介護保険制度実施に対する意見書については,昨年9月国に対し介護保険制度の根幹となる基本的な条項について,既に意見書を提出しており,またこの陳情に掲げております保険料,利用料の減免制度の導入,滞納処分の制度化の見送りの項目については,相互扶助の精神,公平,平等の観点からふさわしくないとの意見があり,不採択と決定いたしました。

 次に請願第4号 じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書については,前期においても提出された請願で,このような職業病と言われているものは潜水病などほかの職業においても多数あり,それらすべてを含めていろいろな角度から検討し研究する必要があるとのことから,継続審査と決定いたしました。

 陳情第6号 雇用の創出と失業者の生活保障を求める意見書については,現在の長引く景気の低迷と構造不況を反映し,民間企業は企業努力の一環として人員等の削減も進めているが,現況を見るとやむを得ない面もあり,行政として企業にリストラ,人減らしの規制をかけることは余りにも現実的ではないのではないか,また失業給付の国庫負担金の増額や雇用保険制度の弾力的運用の項目については,雇用の悪化によってこの制度の財政状況も厳しい状況にあり,国も見直しを図るようで,この要求も甚だ実現は難しいとのことにより不採択と決定いたしました。

 請願第2号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める意見書について及び陳情第4号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書については,願意妥当と認め採択と決定し,議会運営委員会委員により市会案として提出いたしますので,御協力をお願いいたします。

 そのほか意見書採択の要望を審査した結果,道路特定財源の確保に関する意見書,NPO法人の育成策の強化を求める意見書,ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書,義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書,適正規模の少人数学級の実現等を求める意見書についてを,議会運営委員会委員により市会案として提出することに決定いたしましたので,御協力をお願いいたします。

 以上が,当委員会での審査結果並びに審査の経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(皆川修一君) 以上をもちまして各常任委員会,企業会計決算特別委員会及び議会運営委員会の審査報告は全部終了いたしました。

 ただいまの各委員長報告に対し一括質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 ここでお諮りいたします。

 第45号議案,第46号議案,第49号議案,第50号議案,第52号議案ないし第60号議案及び請願第2号ないし請願第4号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 それでは採決いたします。

 第45号議案,第46号議案,第49号議案,第50号議案,第52号議案ないし第60号議案に対する委員会の決定は可決であり,請願第2号及び請願第3号に対する委員会の決定は採択であります。

 また請願第4号に対する委員会の決定は継続審査であります。

 お諮りいたします。

 以上の各案件は,委員会の決定どおり可決,採択及び継続審査とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,委員会の決定どおり決しました。

 ただいま採択されました請願第2号及び請願第3号は,会議規則第137条及び第138条の規定により,関係機関に送付いたします。

 また委員長の申し出のとおり継続審査と決定いたしました請願第4号については,閉会中も御審議をお願いいたします。

 それでは第47号議案,第48号議案,第51号議案,陳情第1号,陳情第2号及び陳情第4号ないし陳情第6号については,討論の通告がありましたので,許可いたします。

 33番 西村高治君。

 (33番 西村高治君 登壇)



◆33番(西村高治君) 私は日本共産党議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております第47号議案 平成10年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定についてなど3議案,そのほか陳情5件について,委員長報告どおり決定することに反対して討論を行います。

 まず第47号議案,下水道,ガス,水道事業の決算については,認定には反対であります。下水道事業では,総収益が前年度比2億8,618万円,4.2%の増収となり,一方総費用では,前年度比4.3%増であったものの,人件費等の経費の節減で,今年度も1億6,883万円の純利益が出ました。

 またガス事業では,ガス売上高が対前年度比1億1,759万円,4.7%減少でしたが,職員の人件費の削減で,当期利益を2,036万円を計上いたしました。

 水道事業では,総収益は前年度比1億2,894万円,2.5%の減少でしたが,これまた人件費等の抑制で,総費用を前年度比2億1,421万円,4.2%減少させて,1億5,392万円の純利益を計上いたしました。

 この平成10年度は,6月議会で12カ月に及ぶ職員の定期昇給を凍結することが打ち出され,いずれも人件費の減額補正が行われました。その結果としての純利益の計上でありますが,事業計画や収支改善のまともな見直しも行わず,一方的に職員の給与を削減するやり方は到底容認できません。職員数の削減では,下水道で2人,ガスで2人,水道で5人行われましたが,災害や事故など緊急時体制の弱体化をもたらすことになっております。

 一方ガス事業では,売り上げが9年度,10年度減少しているにもかかわらず,総事業費73億円の天然ガスへの転換事業を今強引に進めております。現在の企業債残高77億8,707万円,この転換事業での企業債,新たに64億3,000万円の発行,その先の収支試算もいまだに打ち出されないまま突っ走っている現状はとてもまともとは言えません。ガス事業を将来にわたって危機に追いやるものであります。

 水道事業については,10年度も災害準備基金のほかに,事業基金に1億236万円積み立てております。その基金の総額が4億472万円になっております。市長は足羽川ダム建設をいまだに推進し,水道事業の計画でも将来2万5,000トンのダムの水を確保することが打ち出されておりますが,それを前提にした水道事業基金を認めることはできません。足羽川ダムからの取水は全く不要なものであります。ダムからの取水の考えを撤回するよう改めて求めるものです。

 下水道,ガス,水道等の料金に5%の消費税を上乗せしておりますが,この市民負担は総額5億4,232万円にもなっております。生活に使う水にまで消費税をかける姿勢は容認できません。公共料金への消費税の上乗せをやめるよう求めるものです。

 以上,第47号議案,下水道,ガス,水道事業会計決算の認定については反対いたします。

 次に第48号議案 福井市橘曙覧記念文学館の設置及び管理に関する条例の制定についてですが,入館料,使用料に消費税を上乗せすることになっております。こうしたかけがえのない文化施設の使用にまで税金をかけるのは,まことに非文化的だと考えるものであります。市の裁量でどうにでもなるわけですから,消費税は上乗せしないことを打ち出すべきであります。この条例制定はこの立場から反対をいたします。

 次に第51号議案 福井市職員の勤務時間,休暇に関する条例の一部改正についてでありますが,昨年の労働基準法の改悪で,1日8時間労働制の原則が根本から崩され,時間外,休日,深夜労働規制などいわゆる労働時間の男女共通規制の確立が見送られ,労働者の健康破壊と家庭崩壊をもたらすものとなりました。今回の条例改正は,それに基づいて時間外労働を上限いっぱいの360時間に設定するものですが,これには反対です。

 もともと労働団体,全労連や連合ともに年間上限150時間を求めてきました。またこれまでの女性保護規定の上限が150時間であることからも,上限を360時間とすることには反対です。既に市は職員組合との間では,150時間とすることで合意してるということですが,それならなおさらのこと条例でも150時間とすべきであります。

 次に陳情第1号 福井県保険医協会から出されました介護保険制度実施に対する意見書について,また陳情第2号 福井の介護を良くする会からの介護保険の充実については,いずれも各委員会で不採択ということでありますが,介護保険に対する高齢者や市民の願いや期待を踏みにじるものであり,不採択を認めることはできません。

 この二つの陳情は,医療に従事する医者の団体,また医療や福祉関係者,ボランティア,住民などでつくっております介護保険の住民組織からのものでありますが,「保険あって介護なし」と言われるような介護保険制度を何とか現行よりもよくなるような介護制度に確立させようと,当面これだけはやってほしい,改善をしてほしいという国や市に対する要望をまとめたものであります。不採択した理由は,二つの陳情がいずれも低所得者に対して保険料や1割の利用料の減免制度をつくること,また保険料滞納に対して制裁しないことを求めていることにあるようですが,現行介護福祉サービスが,低所得者に対して保険料等の負担もなく,無料でホームヘルパーの派遣も受けられるようになっており,毎月の介護保険料や利用料が負担できない状態が今日ある以上,減免制度をつくって,介護サービスが何の遜色もなく受けられるようにするのは当然であります。過大な要求などというものではありません。低所得者を介護保険から事実上排除するような制度の内容こそ問題であります。

 議会がこの要望を取り上げて,国や県に改善を求めるとともに,福井市としても最善の対策を打ち出すよう求めることが,市民の負託にこたえることになるのであります。二つの陳情は採択すべきであります。

 次に陳情第4号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書についてです。従来この要望については,我が党も賛成してまいりましたが,今回は同意できません。陳情者自身も文面で述べておりますが,8月11日に出された今回の人事院勧告は,一般職員の給与について過去最低の平均0.28%の引き上げ,また一時金,期末手当などについては0.3カ月分引き下げといたしました。その結果,年収がマイナスになるという厳しい内容であります。本市職員にとっては,昨年1年間の定期昇給の凍結という給与の削減の仕打ちを受け,今回の厳しい人事院の勧告であります。従来どおりの人事院勧告どおりに早期実施を求めるということでは,市職員とその家族の総意とはとても言えません。勧告の撤回を求め,生活できる賃金の保障を強く求めることこそ,公務員のみならず民間の労働者の賃金の保障につながり,今日政府の失政による不況のもとでの国民の願いでもあります。この点で,この陳情とこの後出される意見書の採択には反対するものであります。

 最後の陳情第5号,第6号の雇用の創出と失業者の生活保障を求める二つの陳情について,いずれも委員会では不採択の決定でありますが,これには反対です。

 完全失業率4.9%で過去最高,しかも景気は底をついたと言うものの,どの指標でも明確に裏づけるようなものは出ておりません。依然として深刻な不況,とりわけ雇用不安が続いております。二つの陳情は,福井県労働組合総連合からのものでありますが,福井市に対して福祉や生活関連,学校の改修,あるいは市営住宅建設などを重視して,地元業者の仕事をふやし雇用を拡大すること,また道路補修や公園整備,清掃等の分野で失業者を就労させること,介護保険スタート前にホームヘルパーなどの増員を図ること,また30人以下学級の実現に市としても独自の取り組みをすることなどを求めております。これらはいずれも市民生活を守り,住民福祉の立場からいってももっともな要求であり,切実な要求であります。

 雇用情勢が急激に悪化した要因に大企業などのリストラ,合理化があり,これが社会問題になっておりますが,この陳情では野放しのリストラ,人減らしを規制することを求めております。大企業などが一方で内部利益をため込みながら,リストラ,人減らしをやっているのは許されません。委員会での審議では,自由経済のもと企業のやることに介入できないと,リストラ規制に反対だったようでありますが,この考えは大企業などの横暴には目をつぶり,労働者の生活と権利を守る姿勢に欠けた余りにも企業寄りの考えであります。リストラについては,今裁判で争われてる例もたくさん出ておりますが,その中で整理解雇の4要件を満たしていなければ無効であるとの方向も確立されてきております。

 またヨーロッパなど先進国では,既に解雇規制法をつくって労働者の立場を保護しております。日本は,依然としてルールなき資本主義と,外国から厳しい批判を受けているのは御承知のとおりであります。日本共産党は,これまで国会に解雇規制法案を提出して,その審議を要求し,実現を求めてきました。自民党の反対等で廃案になっているのが現状です。雇用不安解消と雇用拡大のためにも,解雇への法的歯どめこそ今必要であります。

 またこの陳情は,行政改革を理由に自治体の職員削減,リストラについても見直しを求め,とりわけ福祉や生活部門での職員増を求めておりますが,これも妥当な要求であります。

 以上の点から,この二つの陳情は不採択ではなく,採択するよう強く求めるものであります。

 以上で日本共産党議員団を代表して,私の反対討論を終わります。



○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは採決いたします。

 第47号議案は原案のとおり認定し,第48号議案,第51号議案は原案のとおり可決,陳情第4号は採択,陳情第1号,陳情第2号,陳情第5号及び陳情第6号は不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決定いたしました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程3 第61号議案 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第61号議案 教育委員会委員の任命につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 教育委員会委員吉田勇氏が,10月1日をもって任期満了となりますので,その後任に吉田耿介氏を任命いたしたいと存じ,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 吉田耿介氏は,人格,識見ともに教育委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議いただき,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(皆川修一君) ただいまの説明に対し質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第61号議案については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第61号議案 教育委員会委員の任命については,吉田耿介君を任命することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第61号議案 教育委員会委員の任命については,吉田耿介君に同意することに決定いたしました。

 ただいま同意を得られました吉田耿介君からあいさつを受けたいと存じます。



◎教育委員(吉田耿介君) 吉田でございます。ただいま教育委員の任命に関しまして同意をいただきましたこと,厚く感謝を申し上げたいと思います。微力でございますけど,一生懸命やりたいと思いますので,ひとつ今後ともよろしくお願いをしたいと思います。

 今,世の中見ておりますと,50年,100年と続いてまいりましたあらゆる分野のあらゆる価値観というものが壊れてしまって,新しい時代に向かって模索が続いているんだろうと思います。そういう中で,当然子供から大人までの人間の生き方というものが問われているわけでございまして,そういう背景の中で今最も大切なのが教育問題なんだろうというふうに考えております。その教育に関しまして,微力ながらお手伝いをするという重責を賜りましたので,微力ではございますけども,今後一生懸命やるつもりでございますので,皆さん方の御指導,御鞭撻をよろしくお願いを申し上げまして,ごあいさつとさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程4 第62号議案 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第62号議案 公平委員会委員の選任につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 公平委員会委員畑岡久子氏が10月1日をもって任期満了となりますので,その後任に再び同氏を選任いたしたいと存じ,地方公務員法第9条第2項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 畑岡氏は人格,識見ともに公平委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議いただき,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(皆川修一君) ただいまの説明に対し質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第62号議案については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第62号議案 公平委員会委員の選任については,畑岡久子君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第62号議案 公平委員会委員の選任については,畑岡久子君に同意することに決定いたしました。

 ただいま同意を得られました畑岡久子君からあいさつを受けたいと存じます。



◎公平委員(畑岡久子君) ただいま御紹介をいただきました畑岡でございます。このたびは福井市公平委員に再び選任を賜り,まことに光栄に存じております。今新たにその責任の重さをしみじみと感じている次第でございます。福井市におきましては,人事関係は非常に安定しておりますが,目を社会に転じますと,経済不況,高齢者問題等々,不安材料があふれておりまして,混沌とした時代を迎えております。

 また福井市の行財政におきましても厳しい面が要求されているように聞いておりました。この中で,公平委員会におきましても不測の審議事案というものが起きることも考えられます。したがいまして,これから後はいよいよ研さんに励み,職務を全うしたい覚悟でございます。どうぞ皆様の御支援,御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして,私のごあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程5 市会案第5号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める意見書についてを議題といたします。

 ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める意見書

 1981年の国際障害者年は,完全参加と平等をテーマに掲げ,国際的にも障害者に対する差別をなくし,社会的理解を広げるための大きな力となり,我が国でも聴覚障害者の社会参加と平等の保障は着実に前進してきたところである。

 しかしながら,医事,薬事関係法を中心に,耳が聞こえない者,口がきけない者を絶対的な欠格事由と規定し,個々の能力や事情を問わず一律に資格や免許を与えないとしている条文が残されている。また著作権法や公職選挙法においては,欠格事由の記載がないものの,結果として聴覚障害者の社会参加を制限している。

 よって,政府におかれては聴覚障害者の社会参加をより一層促進するため,欠格条項を有する法律等を早期に改正されるよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会



○議長(皆川修一君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第5号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第5号については,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程6 市会案第6号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書についてを議題といたします。

 ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書

 人事院は,8月11日に国家公務員に対する給与の0.28%の引き上げや福祉職俸給表の新設及び一時金を0.3月削減することなどの勧告を行った。本年の勧告は,極めて厳しい日本経済を反映した結果ではあるが,人勧史上最低のベアに加え,生活給としての期末手当が過去最高の削減月数となり,年収がマイナスとなる厳しい内容となっている。

 内需拡大を促す勤労者の購買力の増大は,日本経済の回復に向けての大きな要因であり,その意味からの影響も危惧されるが,一方福祉職俸給表の新設は,ホームヘルパーなど今後増大する社会福祉労働者の処遇改善につながり,大きな社会的意義があると考える。

 よって,労働基本権の代償措置としての人事院勧告を尊重する観点から,政府におかれては本年の勧告について,その完全実施と早期精算をされることを強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会



○議長(皆川修一君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第6号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第6号は,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決しました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程7 市会案第7号 道路特定財源の確保に関する意見書についてを議題といたします。

 ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  道路特定財源の確保に関する意見書

 道路は最も基本的な社会基盤であり,21世紀に向け国土の均衡ある発展を図るとともに,豊かで活力ある地域づくりを支援するためには,高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を一層促進することがぜひとも必要である。しかし,我が国の道路の現状は,特に地方においていまだ十分ではなく,福井市においても中部縦貫自動車道を初めとする高規格幹線道路から市道に至るまでの道路整備に対する要望は極めて強いものがある。

 特に本市においては,「安全で快適な環境づくり」をテーマに街づくりを推進しており,その目的達成のため国道を初め県道,市道に至る道路網の整備による支援が必要不可欠である。

 よって,政府におかれては道路整備の重要性を深く認識され,次の事項を実現されるよう強く要望する。

          記

1 揮発油税,地方道路税,軽油引取税,石油ガス税,自動車取得税,自動車重量税の道路特定財源を堅持し,一般財源化あるいは道路以外の使途へ転用することなく,その全額を道路整備に充当すること。

2 平成12年度予算においては,新道路整備五カ年計画に基づき,円滑に道路整備を推進していくため一般財源を大幅に投入し,道路整備費を拡大すること。

3 市町村道の整備を促進するため,地方の道路財源を充実強化すること。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会



○議長(皆川修一君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第7号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは市会案第7号について討論の通告がありましたので,許可いたします。

 25番 西村公子君。

 (25番 西村公子君 登壇)



◆25番(西村公子君) 日本共産党議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております市会案第7号 道路特定財源の確保に関する意見書について,反対の立場から討論を行います。

 道路特定財源の制度は四十数年にも及び,当初の状況とは大きくさま変わりしております。大都市を中心として高速道路などの高規格幹線道路を優先させ,その結果深刻な公害,自然破壊,交通困難を生み出してまいりました。意見書案の三つ目に市町村道の整備を促進するためとありますが,これまで道路特定財源の多くが高規格道路優先で,住民が望んでいる生活道路が軽視され続けてきたのが現実です。

 来年度の概算要求を見ますと,一般会計全体では今年度比で2.1%の増加となっている中で,建設省分は5.3%増となっています。その中でも,公共事業の聖域と言われている道路建設では,2兆1,534億円のうち,高速道路や自動車専用道路など高規格幹線道路,地域高規格道路の整備促進に1兆3,246億円,61.5%を占めております。一方では,公営住宅が過去最低水準の本年度と同じ3万7,000戸で,建設費は3%減,災害関係費もマイナス8.3%と,国民生活に密着した分野が軽視されているのは大きな問題です。

 本来,税収は一般会計に繰り入れ,予算全体の中での予算配分を国民生活密着型に見直しすべきです。この意見書案では,問題の多い特定財源を堅持することや,一般財源を大幅に投入することを求めているのは,今の自民党政治における大手ゼネコン中心のやり方を一層後押しすることであり,景気を回復してほしい,公共事業は生活密着型にしてほしいという国民世論に逆行するものです。

 よって,道路特定財源の確保に関する意見書に反対であることを表明して,私の討論を終わります。



○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは採決いたします。

 市会案第7号は,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決しました。

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○議長(皆川修一君) 次に日程8ないし日程11を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程8 市会案第8号 NPO法人(民間非営利団体)の育成策の強化を求める意見書について

日程9 市会案第9号 ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書について

日程10 市会案第10号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について

日程11 市会案第11号 適正規模の少人数学級の実現等を求める意見書について



○議長(皆川修一君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  NPO法人(民間非営利団体)の育成策の強化を求める意見書

 21世紀を目前にし,我が国は経済のグローバル化,少子高齢化,環境保全,情報化及び資源エネルギーなどさまざまな構造的問題に直面している。こうした諸問題に対処していく上で,政府セクターや民間営利企業に属せず,営利を目的としない公益的な活動を行うNPO法人の存在と役割は大きい。

 平成10年12月にNPO(特定非営利活動促進)法が施行され,法人の申請が行われているが,今後認証されるNPO法人はさらに飛躍的に増加し,医療,介護,環境問題等での活躍とともに,雇用の受け皿としても発展していくことが期待されている。

 よって,政府におかれてはNPO法人の健全な発展を図るため,次の事項を実現されるよう強く要望する。

          記

1 NPO法人に対する個人や企業の寄附の所得控除や損金算入,NPOの収益事業のみなし寄附,不動産寄附への免税措置等の優遇措置を実現すること。

2 NPO法人に対する地方自治体等の恒常的な業務委託を拡大するための特別交付金を継続すること。

3 災害,福祉等の公益的な活動のための勤労者ボランティア休暇法を制定すること。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会

  ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書

 我が国の長い経済の低迷による企業の倒産,あるいは企業のリストラ等により,かつてないほど失業者が増加している。こうした時代の変革期こそ,失業者や転職者の受け皿として,国民のニーズに対応した新しい企業の誕生が望まれるところである。

 しかし,我が国の新しい企業の起業率は年々低下し,廃業率を下回る状況で,こうした事実は規制緩和の不徹底さとともに,ベンチャー企業等の起業対策不足を示しており,早急な打開策が必要である。

 よって,政府におかれては,ベンチャー企業等の起業,育成を図るため,次の事項を実現されるよう強く要望する。

          記

1 女性起業家への支援を含むベンチャー企業の融資,経営,技術問題等に関し,指導,相談を受けることのできるベンチャー・サポート・アドバイザー制度を創設すること。

2 中小・ベンチャー企業への投資で損失をこうむったベンチャーキャピタルや個人投資家に対する課税繰り延べ期間(翌年度以降3年)の延長を図ること。

3 未公開株の公開規制の緩和等,中小・ベンチャー企業の資金調達対策の確立を図ること。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会

  義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書

 義務教育費国庫負担制度は,教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として定着しており,現行教育制度の重要な根幹をなしている。

 しかし政府は1985年度以降,教材費,旅費,恩給費及び共済費の一般財源化等を行うなど国庫負担の縮減を行っており,2000年度予算編成においても学校事務職員と学校栄養職員の給与費等が国庫負担の対象から除外されることが懸念されている。これら職員の配置は,学校運営に不可欠なものであり,この制度の改定は厳しい地方財政をさらに圧迫し,義務教育の円滑な推進と教育水準の維持向上に多大な影響を及ぼすものである。

 よって,政府におかれては現行の義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会

  適正規模の少人数学級の実現等を求める意見書

 子供たちの生活や教育を取り巻く環境は,学級崩壊,不登校,いじめや授業についていけないなど,憂慮すべき事態が進行しつつある。このような中,平成10年9月の中央教育審議会答申においても,子供の個性を伸ばし豊かな心をはぐくむため,学校の自主性,自立性を確立し,みずからの判断で学校づくりに取り組むことができるよう,学校及び教育行政に関する制度等を見直す必要があるとしており,このような山積する教育課題に対応するためには,適正規模の少人数学級の実現がぜひとも必要である。

 よって,政府におかれては一人一人の児童・生徒に行き届いた教育を行うため,次の事項を実現されるよう強く要望する。

1 第6次(高校第5次)教職員配置改善計画を速やかに実施するとともに,適正規模の少人数学級の実現を柱とした新たな標準法を策定すること。

2 いじめ,不登校などの教育課題への対応,僻地校や障害児学級への配慮等,子供の発達段階を考慮した弾力的な教職員加配を速やかに行うこと。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年9月21日

                 福井市議会



○議長(皆川修一君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第8号ないし市会案第11号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第8号ないし市会案第11号については,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 ただいま可決されました市会案第5号ないし市会案第11号の字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。

 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) 一言お礼の言葉を申し上げます。

 今回の9月定例市議会におきましては,議員各位の御協力をいただきまして,御提案申し上げました9億6,000万円余の各会計補正予算並びに重要案件を慎重に御審議をいただき,御承認を賜りましたことに対しまして,厚くお礼申し上げる次第でございます。

 今議会での一般質問並びに各委員会を通じましてお寄せいただきました御意見,御要望等につきましては,十分に尊重し,最善を尽くす所存でございますので,よろしくお願い申し上げます。

 さて,冒頭でも申し上げましたとおり,日本経済は依然厳しい低迷が続いておりますが,一刻も早い経済の回復に向けて国,県の景気浮揚対策に協調しながら,適切な行財政運営に当たることとともに,より一層の本市の財政健全化に努力してまいる所存でございます。そして「活力と優しさのある生活交流都市福井」の実現に向けまして,市政を推進してまいりたいと考えておりますので,議員各位を初め市民の皆様の御支援,御協力を切にお願いを申し上げます。

 ところで,平成12年4月からの介護保険制度のスタートまであと半年余りとなりましたが,国から介護報酬の仮単価が先月提示されるなど,本格的な動きが高まっております。本市におきましては,このほど県内のトップを切って要介護認定申請の受け付けを開始いたしましたが,介護保険制度の円滑な導入を通じて,介護医療のより一層の充実を図る所存でございます。

 また地球環境保全のための国際的な環境マネジメントシステム基準であるISO14001の認証取得を初め,県都の顔づくりとなる福井駅周辺整備事業と中心市街地活性化や,地域に根差した各種産業の振興など,本市を取り巻くさまざまな課題が山積しております。これらにつきましても,鋭意積極的に取り組んでまいる所存でございますので,議員各位を初め市民の皆さんの特段の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 いよいよこれから秋たけなわとなりまして,スポーツ,文化,芸術など多岐にわたる行事が市内全域で予定されております。特に本年は,10月9日から4日間にわたり,日本全国から多くの御参加をいただき,第12回全国健康福祉祭福井大会,「ねんりんピック'99福井」が,本市を初め県内各地で開催されます。高齢者の方々の生きがいと健康づくりの増進を図り,触れ合いと活力ある長寿社会の形成に寄与するものと,大きな期待を寄せているところでございます。このほかさまざまな催しが実施されるなど,議員各位におかれましては何かと御多忙な日々が続くことと存じますが,この上とも御自愛くださいまして,市政発展のため御尽力賜りますようお願いを申し上げまして,お礼の言葉といたします。どうもありがとうございました。



○議長(皆川修一君) これをもちまして平成11年9月福井市議会定例会を閉会いたします。

             午後2時53分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                     平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日











△〔参照〕





             各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書





           総    務    委    員    会


番 号件            名審査結果
第45号議案平成11年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 入原案可決
第48号議案福井市橘曙覧記念文学館の設置及び管理に関する条例の制定について原案可決
第50号議案職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正について原案可決
第51号議案福井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について原案可決
第54号議案訴えの提起について
(ロシアタンカー油流出事故災害損害賠償請求)原案可決
第55号議案工事請負契約の締結について
((仮称)防災ステーション新築工事)原案可決
第56号議案工事請負契約の締結について
(道路改築事業 橋梁整備工事(その1))原案可決
第57号議案土地の処分について原案可決
第60号議案福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の一部変更について原案可決






           建    設    委    員    会


番 号件            名審査結果
第58号議案市道の路線の廃止について原案可決
第59号議案市道の路線の認定について原案可決
請願第3号金属等の廃棄物処理施設建設について採  択






            経  済  企  業  委  員  会


番 号件            名審査結果
第45号議案平成11年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第5款 労働費

   第6款 農林水産業費

   第7款 商工費原案可決
第46号議案平成11年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算原案可決
第53号議案福井市農業共済条例の一部改正について原案可決
陳情第5号雇用の創出と失業者の生活保障を求める緊急要請について不採択






            教  育  民  生  委  員  会


番 号件            名審査結果
第45号議案平成11年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第3款 民生費

   第4款 衛生費

   第8款 土木費

   第10款 教育費

 第2条原案可決
第49号議案福井市公害防止条例の全部改正について原案可決
第52号議案すかっとランド九頭竜の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決
陳情第2号介護保険制度の充実について不採択






           企 業 会 計 決 算 特 別 委 員 会


番 号件            名審査結果
第47号議案平成10年度福井市下水道事業会計、ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について原案認定






            議  会  運  営  委  員  会


番 号件            名審査結果
請願第2号聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める意見書について採  択
陳情第4号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について採  択
陳情第1号介護保険制度実施に対する意見書について不採択
陳情第6号雇用の創出と失業者の生活保障を求める意見書について不採択
請願第4号じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書について継続審査