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福井県 福井市

平成11年 3月定例会 03月19日−04号




平成11年 3月定例会 − 03月19日−04号







平成11年 3月定例会



               福井市議会会議録 第4号



           平成11年3月19日(金曜日)午後4時52分開議



〇議事日程

 日程1 会議録署名議員の指名

 日程2 第1号議案ないし第29号議案,第97号議案ないし第109号議案,請願第19号,請願第22号,陳情第36号

 日程3 第110号議案 福井市助役定数条例の制定について

 日程4 市会案第64号 福井市議会委員会条例の一部改正について

 日程5 市会案第65号 乳幼児医療費無料化制度の確立を求める意見書について

 追加日程 第30号議案 助役の選任について

 追加日程 第31号議案 助役の選任について

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〇出席議員(38名)

 1番 山口 清盛君   2番 柳沢 峰生君

 3番 谷口 健次君   4番 早川 朱美君

 5番 宮崎 弥麿君   6番 木村 市助君

 7番 吉田 琴一君   8番 小林荘一郎君

 9番 田中 繁利君   10番 谷口 文治君

 11番 宮崎 利道君   12番 田中 一男君

 13番 栗田 政次君   14番 近藤 高昭君

 15番 加藤 貞信君   16番 谷口 忠応君

 17番 皆川 修一君   18番 浦井美惠子君

 19番 松宮 秀彦君   20番 上山 正男君

 21番 中谷 勝治君   22番 田辺 義輝君

 23番 西村 公子君   24番 高橋省一郎君

 25番 中谷 輝雄君   26番 松井乙右衛門君

 27番 山崎 謙二君   28番 畑  康夫君

 29番 若山 樹義君   30番 西村 高治君

 31番 中村 正秋君   32番 山田 俊臣君

 33番 石川 道広君   34番 浅原 利男君

 35番 松山 俊弘君   36番 成瀬 亮一君

 37番 藤田 喜栄君   38番 伊東 敏宏君

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〇欠席議員(0名)

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      坂 上 泰 学

 議会事務局次長     大 島 幸 雄

 庶務課長        南   昌 宏

 議事課長        吉 村 邦 栄

 議事課主任       田 中 光 夫

 議事課主幹       小 川 眞一郎

 議事課副主幹      山 先 勝 男

 議事課主査       山 本 誠 一

 議事課主事       黒 田 慶 廣

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〇説明のため出席した者

 市長         酒 井 哲 夫 君

 助役         清 水 彰 一 君

 収入役        花 山   豪 君

 教育長        梶 川 恭 博 君

 総務部長       桑 野 正 暁 君

 企画財政部長     奈 良 一 機 君

 市民生活部長     林   廣 美 君

 福祉保健部長     石 井 信 孝 君

 商工労働部長     木 村   健 君

 農林水産部長     堂 下   暁 君

 都市政策部長     舟 木   壽 君

 都市政策部理事    笠 松 泰 夫 君

 建設部長       齊 藤 忠 男 君

 下水道部長      谷 本 忠 士 君

 企業局長       中 野 朝 一 君

 教育部長       奥 津 正 男 君

 市長室長       竹 内   寛 君

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○議長(伊東敏宏君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。

 よって,これより会議を開きます。

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○議長(伊東敏宏君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,5番 宮崎弥麿君,7番 吉田琴一君の御両名を指名いたします。

 この際,あらかじめ会議時間を延長をいたします。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程2 第1号議案ないし第29号議案,第97号議案ないし第109号議案,請願第19号,請願第22号及び陳情第36号,以上45件を一括議題といたします。

 以上の各案件につきましては,去る2月23日及び3月2日の本会議において各常任委員会,歳入特別委員会及び議会運営委員会に付託され,また請願第19号については議会運営委員会に,陳情第36号については教育民生委員会において継続審査となっておりましたが,それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査の順序に従い,結果の報告を求めます。

 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕

 総務委員長 5番 宮崎弥麿君。

 (5番 宮崎弥麿君 登壇)



◆5番(宮崎弥麿君) 去る2月23日及び3月2日の本会議において,総務委員会に付託されました案件を審査するため,3月4日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案6件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 なお,第1号議案については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず第1号議案 平成11年度一般会計予算中,第2款 総務費の男女共生推進費に関して委員から,ふくい女性財団に対しここ数年相当額を出捐しているが,その財政状況と財団の事業内容について問いがあり,理事者から,この財団は平成7年11月に設立されたもので,基金の総額は5億円を目標に設定している。その内訳は県が2分の1の2億5,000万円,市町村が1億円,企業の寄附と女性団体で1億5,000万円の負担となっており,平成9年度末現在,企業,女性団体からの収入状況は予定どおりである。なお市町村の出捐割合については人口比率で設定されており,本市の場合は3,063万円を平成8年度から平成11年度までの4年間で支出することになっている。また財団の事業内容については,情報誌の発行はもちろんのこと,女性ネットワークを対象にした交流事業や研修事業,テーマを設定した女性の集い事業等を開催しているとの答弁がありました。

 次に情報化推進事業に関して委員から,事業の進捗状況とその整備が困難な地域の対応についての問いがあり,理事者から,平成7,8年度の2年間で情報幹線整備事業として,光ファイバーケーブルにより市内の公民館等へ96.3?に及ぶ伝送路を整備した。市の整備した拠点から各家庭までの接続については有線テレビ事業者が行うもので,同軸ケーブルにより延長をしている。その結果,現在提供率で97.2%,普及率で33.3%となっており,その整備が大きく前進したものと考えている。しかしながら,市内の336地区のうち,JRを横断できないとかの地理的条件や,同軸ケーブルの延長が2?が限度というような技術的要因もあり,一部の地区が提供のできない状況にある。今後は技術の進歩や条件整備が整えば,将来的には100%の提供率を目指していきたいとの答弁がございました。

 次に入札制度の改善に関して委員から,今年度から導入された意向重視型指名競争入札制度により,経費の節減等一定の成果を上げたことは評価できるが,今後ともこの制度を続けていくのか,また入札制度検討委員会ではよりよい入札制度について調査研究がなされていると思うが,その状況についてはどうかとの問いがあり,理事者から,経費の節減という観点からは,意向重視型入札制度は相当の効果があったと思われるが,年度末までに工事の履行状況,工事の完成度等を十分に見きわめた上で判断をしていきたい。なお検討委員会の中でも,一般競争入札的なものの拡大を視野に入れながら,入札の透明性,公正性が確保できる入札制度についてさらに検討を重ねているとの答弁がありました。

 また委員から,行政改革を推進している割には関連予算が少ないように思われるが,もっと改革の成果を上げるためにも積極的な予算の計上が必要であるとの意見がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に建設委員長 3番 谷口健次君。

 (3番 谷口健次君 登壇)



◆3番(谷口健次君) 去る2月23日の本会議において,建設委員会に付託されました案件を審査するため,3月4日,5日の両日,委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案10件であり,いずれも原案どおり可決をいたしました。

 なお,第1号議案,第8号議案,第11号議案,第13号議案,第14号議案,第97号議案については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず第1号議案 平成11年度福井市一般会計予算中,都市計画費及び建設部関連予算に関して委員から,中心市街地活性化の促進のため,第三セクター方式による街づくり会社(TMO)の設立に向け作業に取りかかっているが,リスクも含めて市としてどのような考え方を持っているのかとの問いがあり,理事者から,今日まで個々の商店街が進めてきたものを中心市街地活性化法という国の有利な補助制度を活用しながら,商店街など民間が主体となり,行政が支援する街づくり会社を設立し,企画立案などコーディネーター的な役割を担わせるとともに,リスク面についても官と民とが平等に負担するという考え方に立った第三セクター方式を目指していきたいとの答弁がありました。

 次に第8号議案 平成11年度福井市宅地造成特別会計予算に関して委員から,区画整理事業の推進による郊外型大規模店舗の進出と中心市街地の活性化の促進という相反する施策に対する市の考え方について問いがあり,理事者から,区画整理は乱立する宅地開発を和らげ,魅力ある街づくりという観点から事業を進めており,郊外への資本投資や大手スーパーの進出は全国的な傾向でもあるし,税収の面からも認めざるを得ない。また中心市街地については,中心市街地活性化法を有効に利用し,市が先導的な立場に立って商業の活性化を図るべき重要な事業と考えており,両事業については商業振興ビジョンに基づきながら,これらの諸問題に対応していきたいとの答弁がありました。

 次に第14号議案 平成11年度福井市下水道事業会計予算に関して委員から,料金改定の長期的見通しと借入利率の引き下げについての問いがあり,理事者から,長年にわたる料金の据え置きは大幅な値上げにつながり望ましくないとの財政研究委員会の提言を受け,本市としても全国的に採用されている3年ごとの料金改定を基本に考えております。また各自治体にとって,下水道事業を実施する上で大きな財政負担となっている既往債高金利のものについては,全国市長会を通じて起債の借りかえ,また補助事業の対象枠の拡大等を国に要望しているとの答弁がありました。

 また昨年の大雨により底喰川周辺地区で何回となく浸水が起こったが,河川の改修にはまだまだ相当の年月がかかる見通しから,何か対策を講じることができないのかとの問いがあり,理事者から,底喰川の改修については市としても早期完成を目指し県に強力に働きかけているところである。また浸水については,近年の急速な市街化により合流区域の保水能力が低下し,大量の雨水が下水道に流れ込んでくることが原因であり,対策としては公共用地等を利用した貯留管,貯留槽の設置が必要と考えられるが,早急に対応できるものではなく,今後の政策課題として研究していきたいとの答弁がありました。

 次に第97号議案 平成10年度福井市一般会計補正予算中,都市計画費について,だるまや西武と隣接する旧パルビルとを結ぶ空中連絡橋について,都市景観との整合性の観点から市としてどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,西武周辺は魅力ある街づくりの推進を目的とする都市景観条例の指定地区ではないが,市の中心部でもあり,都市景観の形成に配慮していただくよう今後関係者と十分協議していきたいとの答弁がありました。

 そのほか,お堀東側の歩道整備計画の進捗状況についての問いがあり,理事者から,お堀東側の市道の整備については,歩行者の安全確保と景観を考慮に入れ,歩道を拡張し,南進の一方通行に整備を進める計画であり,現在県警本部の協力を得て地元説明会を開催しながら理解を求めているとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に経済企業委員長8番 小林荘一郎君。

 (8番 小林荘一郎君 登壇)



◆8番(小林荘一郎君) 去る2月23日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件を審査するため,3月8日,9日の両日,委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託された案件は,議案18件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 なお,第1号議案,第6号議案,第7号議案,第9号議案,第10号議案,第12号議案,第15号議案,第16号議案については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 第106号議案 平成10年度福井市水道事業会計補正予算に関して委員から,今回の補正で出された以外の水道施設に対する震災対策はどうかとの問いがあり,理事者から,約3年前から建物に対する耐震検査をやっており,特にキーステーションである九頭竜浄水場関係の耐震検査は済み,既に補強をしている。また他の浄水場については,建築基準法に基づく新しい新法以後の建物であり,耐震検査は必要でないという結果を得ている。配管関係については,重要幹線の300?以上の管はNS継ぎ手という耐震に非常に強い管が最近開発され,その管を使用した布設替えを順次計画を立て行っているとの答弁がありました。

 次に第1号議案 平成11年度福井市一般会計予算中,第5款 労働費に関して委員から,厳しい不況が続いている中,市内の失業状況,それに対する雇用の創出,さらに今回の予算では新たな対策が盛り込まれているのかとの問いがあり,理事者から,1月末現在,全国の平均失業率は4.4%というかつてない厳しい状況にあり,北陸地区についても3.2%,有効求人倍率では全国平均0.49倍,福井地区の職業安定所管内では0.75倍と大変厳しい状況になっている。特に有効求人倍率において,職種的に技術職など専門分野では約1.93倍と非常に高い状況にある一方,事務職については0.33倍と大変狭くなっており,ミスマッチ的な分野が多いため,今回の予算では求人情報をケーブルテレビで放映し,雇用の拡大に結びつけ,ミスマッチを解消していきたい。また離職者の生活面を支援するため,生活安定資金の融資枠拡大を図るとともに,ハローワーク,市及び商工会議所などと連携を密にし,就職面接会を早期に開催していきたいとの答弁がありました。

 また第6款 農林水産業費に関して委員から,全般的に言えることだが,債務負担行為あるいは企業債において,以前に高い金利で借りているものが多々見られる。難しい面もあるとは思うが,極力,変動性,また借りかえをするなど,少しでも負担が軽くなるような取り組みをしてほしいとの要望がありました。

 また畜産費の食肉流通対策事業費について委員から,この事業費の支出については以前から再三指摘してきたが,その後の状況について問いがあり,理事者から食肉流通センターの用地交渉については,平成4年から県主導で交渉が進められ,三国町の畜産試験場が候補地として挙げられていたが,三国町や地元等の反対があり膠着状態になっている。市としても県に対し,いつまでもめどがつかないようでは困るとの申し入れをし,県も早急には進展が望めないため,昨年の暮れに,最も的確な時期をとらえ用地交渉については公表していくとの結論に達している状況である。さらに公社においても,11年度中に決着ができるような今後の新しい視点をとらえた畜産の振興を図る方向で話し合いを進めているとの答弁がありました。

 また委員からは,食肉流通センター建設予定地として取得した用地が現在地形的に危険な状態になっている周辺で,民間業者による宅地造成が行われている。市としても取得した用地を早急に調査するとともに,実情に応じた売却,あるいは有効利用を図るなど解決策を講じてほしいとの要望がありました。

 また第7款 商工費中,観光費に関して委員から,21世紀に向かってさま変わりしている今日,21世紀は観光の時代になるのではないかと予想される中,今後の観光政策に対してどのような取り組みをしていくのかとの問いがあり,理事者から,本市は自然,食材が売り物であるが,現状では永平寺,東尋坊の県内唯一の観光地のはざまにあり通過型になっている。そのため市としても,現在歴史のみちで取り組んでいる歴史のみえるまちを中心にしたルート,さらには海水浴を中心とした越前海岸ルート,この二極化に肉づけをし,両方をセットにしたルート化を図りたい。さらに国民宿舎は唯一市内の観光地で滞在できる観光施設でもあり,利用者の増大に努め,今後とも精いっぱい観光行政に力を入れていきたいとの答弁がありました。

 次に第9号議案 平成11年度福井市国民宿舎特別会計予算に関して委員から,国民宿舎の改修工事を95日かけてやるとのことだが,少しでも工期を短くし,利用者の拡大を図ってほしいとの要望がありました。

 次に第10号議案 平成11年度福井市中央卸売市場特別会計予算に関して,まず冒頭,理事者から,本年3月末をもって自主廃業する福井水産についての経過説明がありました。それを受けて委員から,今回の福井水産の自主廃業によって水産部門が2社制から1社制になると,競争原理が働かず,価格が高くなることが懸念されるが,その点どう考えているのかとの問いがあり,理事者から,水産の場合は,量販店あるいは金沢,大阪の市場から多くの品物が入り,市場間競争が激しくなっている今日,残る1社の中央魚市にとっても独占企業的な考えで価格を操作できるものではないと考えており,なお一層競争原理は働き,マイナス面はないと判断しているとの答弁がありました。

 また一方,この件に関して委員から,生産者にすれば価格の低い市場に品物を供給するとは思えない。市は生産者さらに消費者の立場も十分に考慮しながら市場運営をすべきとの意見があり,理事者から,今日の状況は市場間の競争であり,いかに中央卸売市場に品ぞろえをするかが基本であると考えている。今後は,市場間競争に勝ち抜く上での品ぞろえ,適切な価格での安定供給に努力していきたいとの答弁がありました。

 次に第15号議案 平成11年度福井市ガス事業会計予算に関して委員から,天然ガスへの転換に伴う資金計画はどうなっているのかとの問いがあり,理事者から,あくまで起債対象になった場合で積算すると,補助金で約1億5,000万円,起債で約64億3,000万円,自己財源で約7億円程度の試算をしているとの答弁がありました。

 さらにこの件に対して委員から,現在の企業債残高約77億円を合わせると相当の借金を抱えることになり,また10年度も赤字会計という危機的な状況の中で,今後の収支見通しはどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,転換事業に伴うところの工事費の削減等の取り組みなどをしていく予定である。しかし,14年,15年には熱量変更の事業もあり,相当分の留保金があるにしろ収支にしわ寄せが来ることは事実であり,そのときには昭和55年に改定して以来今日まで据え置いている料金改定を真剣に考えなければならないとの答弁がありました。

 また委員から,本年度よりガス,水道事業が企業局で統一化されたことにより,今まで以上にガス,水道による合併施工が行われていると聞くが,財政の厳しい状況を考えると,今後もさらに経費の削減のため,お互い協力して合併施工を進めてほしいとの要望がありました。

 次に第16号議案 平成11年度福井市水道事業会計予算に関して委員から,企業債を新年度で借り入れをしている一方で,基金の積み立てをしているが,高い金利で借りて,低い金利で預けるというのは疑問を感じる。基金の積立金を高い金利の企業債の繰上償還に充てるなど工夫を凝らし,経営の安定を図るべきであるとの指摘がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に教育民生委員長19番 松宮秀彦君。

 (19番 松宮秀彦君 登壇)



◆19番(松宮秀彦君) 去る2月23日の本会議において,教育民生委員会に付託されました案件を審査するため,3月8日,9日の両日,委員会を開催しましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案15件であり,いずれも原案どおり可決し,継続審議となっておりました陳情1件は継続審査と決定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず第1号議案 平成11年度福井市一般会計予算中,清掃費に関して委員から,現在勝山市では隣接自治体との契約問題で,ごみ処理について市民に不安を与えているが,本市の場合も,ごみの焼却灰の処分については中竜鉱山と契約し処理しており,永久的なものでないということを考えると,将来にわたって安心できるごみ行政に取り組むための方策は考えているのかとの問いがあり,理事者から,昭和62年から中竜鉱山での処分をお願いし,現在年間8,000トン程度の焼却灰を受け入れていただいている。しかし,今後20年間ぐらいの受け入れ余力があると推測されるものの,確かに指摘のあったような将来に対する保証というものは不透明であるため,ごみ行政を進める上で,引き続き関係者との連携を緊密にし,協力・協調体制を維持していきたいとの答弁がありました。

 次に小・中学校費に関して委員から,学校の環境整備という点では,グラウンドの整備が非常に多く求められていると思うが,毎年1校ないし2校の整備状況では地域の要望には到底こたえきれないので,緊縮財政ではあるが,ぜひとも一日も早く整備できるよう前向きに取り組んでほしいとの要望がありました。

 次に美術館費に関して委員から,美術館の開館以来の入館者数と今後の運営方針について問いがあり,理事者から,入館者数については,1月末現在で7万8,393人,1カ月約5,000人の来館者がある。また今後の運営については,美術館のコンセプトとしては高田博厚のかかわりのあった作品を中心とした企画展,市民にわかりやすい近代・現代美術の企画展,また見るだけでなく体験できるアトリエ事業を開催し,見ると造るが一体となった美術館ということで,県の美術館の展示内容とは趣向を変えており,限られた予算の中で運営するためには,今後共催事業等いろいろな手法を取り入れ,経費を抑えた事業展開をしていきたいとの答弁がありました。

 次に文化費に関して委員から,市民から寄贈された民俗文化財等については,保管しているだけではなく,広く市民に公開すべきだと思うが,展示等については考えていないのかとの問いがあり,理事者から,民俗文化財については,市民からの寄贈を中心に多くの資料を車両センター3階において保管し,逐次整理を進めており,これらの資料の展示については,今後おさごえ民家園の利用拡大や,市の遊休施設の活用を図るなどしながら,テーマを決め,市民に公開していきたいと考えているとの答弁がありました。

 次に教育総務費の教職員研修事業費に関して委員から,研修も当然大事であるけれども,学校の先生方も地域へ帰ったら一市民として地域住民の指導者となるべく積極的にいろんな地域活動に参加するよう指導してほしいとの要望がありました。

 次に陳情第36号 介護保険制度の充実については,いまだ国の政省令等が出そろっていない状況で,市の独自の対策を具体的に検討することは困難であるとのことから,継続審査とすることに決定いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に歳入特別委員長26番 松井乙右衛門君。

 (26番 松井乙右衛門君 登壇)



◆26番(松井乙右衛門君) 去る2月23日の本会議において,歳入特別委員会に付託されました案件を審査するため,3月11日,委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました第1号議案 平成11年度福井市一般会計予算第1条中,歳入については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず委員から,長引く不況とその対策として実施された国の恒久減税により,地方自治体の税収が伸び悩み危機的状況に陥っているが,市としてどのように考えているのか。また国と地方との税配分の改善や,地方分権を進める中での財源確保に関して,国にどのような働きかけを行っているのかとの問いがあり,理事者から,恒久減税により本市も税収面で大きな影響を受けているのは確かであるが,国から地方交付税の増額や地方特例交付金の新設などの措置を受けており,財政健全化計画に沿いながら,今後も歳入に見合った歳出を基本原則に予算を組み立てていきたい。また今後,税制改正について,国も直間比率の見直しを含めた検討をするものと思われるので,本市としても全国市長会を初め地方6団体を通じて,地方分権を推進するため,税配分の具体案の提示や地方財源の確保について国に積極的に要望していきたいとの答弁がありました。

 次に第1款 市税に関して委員から,依然として多額の滞納金があるが,税金を納めることは市民の義務であり,公平に徴収すべきものであるから,悪質滞納者に対しては,債権の確保や不動産等の差し押さえを含めた強制執行を行うなど強い姿勢で徴収事務に取り組み,税収の確保に努めてほしいとの強い要望がありました。

 次に第15款 財産収入の不動産売払収入に関して委員から,今日の厳しい財政状況を考えると,普通財産として不用なものは速やかに処分するなり,さらに行政財産についても,当初の目的をなくしたものについては普通財産に移行しながら早急に処分するなどし,市の財源に充てていくべきであるとの意見がありました。

 次に第20款 市債の教育債に関して委員から,市債については昨年度の6月補正時と比べ大幅に減額されているが,その中でも教育債についてはほとんど計上されておらず,極めてバランスを欠いた事業の取り組み方だと考える。学校関係については,校舎の老朽化が進んでいる現在,大規模改修を計画的に毎年進めていかないと後々大変な状況になると思うが,今後の計画等も含めた考え方について問いがあり,理事者から,まず学校施設,公民館施設等の耐震診断を行いながら改修,改善を進めていくということで,診断までの過渡期的な現象であり,限られた財源の中での対応のため,今後検討して進めていきたいとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に議会運営委員長11番 宮崎利道君。

 (11番 宮崎利道君 登壇)



◆11番(宮崎利道君) 去る2月23日の本会議において,議会運営委員会に付託されました請願1件及び継続審査となっております請願1件の計2件を審査するため,12日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 継続審査の請願第19号 じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書については,このようないわゆる職業病と言われているものは,他の職業においても多数発生しており,それらすべてを含めて対応すべき問題であって,その原因や事業者の責任負担,法制度の整備など,さらにいろいろな角度から検討し,研究する必要があるとのことから,継続審査と決定いたしました。

 請願第22号 乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書については,願意妥当と認め,採択と決定し,議会運営委員会委員により市会案として提出いたしますので,御協力をお願いいたします。

 以上が当委員会での審査の結果でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上をもちまして,各常任委員会,歳入特別委員会及び議会運営委員会の審査報告は全部終了しました。

 ただいまの各委員長報告に対し,一括質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結をいたします。

 ここでお諮りいたします。

 第3号議案ないし第5号議案,第17号議案,第19号議案ないし第29号議案,第99号議案ないし第109号議案,請願第19号,請願第22号及び陳情第36号につきましては,討論の通告がございませんので,直ちに採決いたしたいと存じますが,御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 それでは,採決いたします。

 第3号議案ないし第5号議案,第17号議案,第19号議案ないし第29号議案,第99号議案ないし第109号議案に対する委員会の決定は可決であり,請願第22号に対する委員会の決定は採択であります。また請願第19号及び陳情第36号に対する委員会の決定は継続審査であります。

 お諮りをいたします。

 以上の各案件は委員会の決定どおり可決,採択及び継続審議とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,委員会の決定どおり決しました。

 それでは第1号議案,第2号議案,第6号議案ないし第16号議案,第18号議案,第97号議案及び第98号議案につきましては,討論の通告がありましたので,許可いたします。

 23番 西村公子君。

 (23番 西村公子君 登壇)



◆23番(西村公子君) 私は日本共産党議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております第1号議案 平成11年度福井市一般会計予算を初めとする新年度の各会計予算など14議案と,第97号議案 平成10年度福井市一般会計補正予算,第98号議案 平成10年度福井市国民健康保険特別会計補正予算について,委員長報告どおり決することに反対の立場から一括して討論を行います。

 まず新年度予算が,今長引く不況の中で苦しんでいる市民の切実な要求にこたえたものになっているでしょうか。

 第1には不況対策,市民の暮らしを守るという点です。新年度の歳入では,自民党政府による減税,括弧つき減税が含まれておりますが,所得額700万円以下の大多数の市民は前年度と比べて増税にされるものであり,長引く不況や市民生活に追い打ちをかけるものであり,到底認められません。

 また公共料金に転嫁している消費税は,全会計合わせますと約6億2,000万円もの市民負担になります。ところが,酒井市長は市民負担を軽減するという考えもなく,ましてや国に対して消費税減税を要求する考えもないという姿勢は市民を守るという立場ではなく,まさに自民党政治に追随したやり方と言わなければなりません。

 さらには,こんなときだからこそ市民負担を軽減する政策が求められているのに,またまた保育料の値上げをするなど全く逆行をしております。国民健康保険税についても,10年度の補正予算で老人保健拠出金負担金の減額をするということですが,一般質問で取り上げたように,保険税が高く払えない市民が急増している現実を見れば,基金からの繰り入れを保険税の引き下げに回すべきではないですか。

 また葬斎場「聖苑」の使用料が現在の3倍強にするという点でも,市民生活に対する配慮は感じられません。このように市民負担軽減という政策はどこにも見つけることができないわけであります。

 第2には,市民要求の強い福祉や教育などの充実はどうでしょうか。この間,乳酸菌飲料の削減や敬老祝い金の大幅削減など市民生活に直結した予算が削られ,市民の批判が高まっておりますが,さらに新年度から分園方式で公立保育園の園長を3人減らすことに,地元住民を初め市民や職員からも強い批判の声が上がっています。しかも地元住民が反対しているのに,それを無理やり強行しようとする態度は,住民自治という点からも絶対に許されないことです。この分園方式を含む公立保育園統廃合計画を撤回するよう要求するものです。

 新年度予算で児童館を1館建設する計画ですが,今市内の少なくない児童館では,放課後児童館への申し込みが多く,1年生しか受け入れできないところや,新年度に1年生の申し込みが多く,3年生が受け入れられないといった状況が広がっております。こうした市民の切実な要求にこそこたえるべきです。校区ごとの児童館建設を積極的に進めるべきです。

 また学校教育の予算も低く抑えられているために,学校ではトイレットペーパーやクレンザーといったものまで父母負担になっているという状況,また学校施設の老朽化は進む一方です。このような予算こそ優先すべきではないですか。

 第3には,農業をめぐる情勢もますます厳しくなっていますが,相変わらず国や県の減反目標を農家に押しつけるやり方はきっぱりとやめるべきだと考えます。全国的にも減反の目標を達成していない県が16にも達しており,国に対する批判がいかに強いかをあらわしております。農業政策は所得保障に重点を置いたものに転換していくことが必要です。

 第4には,商店街や市街地活性化と言いながら,これまで大型店の進出に対して何ら対策がとられておりません。商店街の衰退や地元スーパーまでも閉店に追い込まれ,市民生活に大きな影響を及ぼしており,大型店の規制を行うこと,商店街活性化の予算と施策をもって対応すべきです。

 第5には,介護保険制度に対する不安の声が高まっていますが,市として保険料や利用料の減免など必要な手だてをとることが求められておりますが,国に対して積極的な要望を行うのは当然のことです。市としても対策をとっていくという姿勢が大事です。昨年11月に出された介護保険制度の充実を求める陳情が議会運営委員会で継続審査とされ,事実上廃案とされたことは,市民の声を積極的にくみ上げるべき議会のあり方からはずれているということ,またじん肺問題の請願についても,労働者の権利を守り,今後じん肺患者を出さないという当たり前の願いは当然議会として採択すべきことだという点を指摘しておきたいと思います。

 第6には,市政全体のむだを省くという点では,まだまだ問題が残されております。市民からの批判の強い議会の海外視察はすぐに中止すべきです。そして入札制度の改善をさらに進めることです。この入札制度の問題は,むだを省くだけではなく,公正な行政の確立にとっても重要であり,重点に据えて取り組むことです。

 また県営事業負担金についても,事業が大型化してきており,市の負担も大きくなっております。10年度の一般会計補正で1億6,700万円の追加,新年度予算で7億5,000万円もの負担であり,大名町交差点の新事業の負担は,県と市それぞれ2分の1ずつという高い負担割合であり,少しの改善も行われておりません。もう一つは,企業債などいまだに8%や7%という利率が残されており,改善が求められています。政府も一部借りかえを認め,全国の自治体では既にそのための予算をもって対応する動きになっております。市としても早急に検討して,軽減を図るべきです。

 第7に,新年度の市職員の退職者は通常の29人に希望退職者が33人ということで,全体では62人もの大幅な減員となります。このほど起きた職員の収賄事件で明らかになったように,仕事量の増大に対応できない状況が浮き彫りになりました。さらに大幅な減員に対して全く補充なしということになれば,結局福祉や教育などの職員も大幅に削減せざるを得ないということであり,市民サービスの大幅な低下と,職員の負担増になることはだれが見ても明らかです。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)結局は借金のツケを市民や職員に押しつける市の行政改革,財政健全化計画は,市民の願いに逆行するものであり,撤回を強く要求するものです。

 最後に,一番問題なのは,市民犠牲のこういった施策が行われる一方で,大型公共事業や開発が次々と計画され,新年度予算でも不要不急の事業や見通しのない事業に大きな予算が組まれていることです。総合運動公園事業,駅周辺や市場周辺土地区画整理事業,足羽川水源地域対策基金出捐金の拠出,さらには天然ガス転換事業などです。市の一般会計や他会計,債務負担行為を含めますと,借金の総額が2,000億円を超える状況になっているにもかかわらず,わずかなこういった計画の見直しだけであり,基本的には何十億円,何百億円という計画が推進されているのです。本議会でも問題になった天然ガス転換事業は,事業費は73億円で,そのほとんど64億円を借金でやろうというもので,独立採算の企業会計では近い将来の大幅な料金引き上げにつながることは明らかです。

 これら大型公共事業について中止や凍結,大幅削減がどうしても必要だということです。ここを大幅に見直さない限り,財政再建もないし,市民生活犠牲のやり方を改めることはできません。大型公共事業優先のやり方を改め,公共事業は市民生活密着型にすること,市民の暮らし,福祉,教育を優先する地方自治体本来の役割を取り戻すよう強く要求して,日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上で討論を終結をいたします。

 それでは採決いたします。

 第1号議案,第2号議案,第6号議案ないし第16号議案,第18号議案,第97号議案及び第98号議案については原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決定をいたしました。

 ここで暫時休憩いたします。

             午後5時45分 休憩

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             午後6時15分 再開



○議長(伊東敏宏君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程3 第110号議案 福井市助役定数条例の制定についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第110号議案 福井市助役定数条例の制定につきまして,提案理由を御説明申し上げます。

 本市の将来を展望する中で,特別職としての助役を副市長として2名配置し,複雑,多様化する自治行政,また激しく変動する都市環境に的確かつ弾力的に対応し得る役割を持つ職制として導入するため,地方自治法第161条第3項の規定に基づき,この案を提出した次第でございます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対し質疑を許可いたします。



◆30番(西村高治君) 自席にて質疑を行います。

 今,市長の方から追加議案として助役定数条例の提案がありました。慎重に審議をしていただきたいということですけれども,最終日にこの重要な議案が出されたわけで,私ども慎重に審議する時間もないような状況です。こうした重要な議案を最終日に追加で出すという市長の態度は,これは議会軽視そのものだと,こういうように思うわけです。これまでの議会を重視する,また市民の立場を重視する,そういう考えをお持ちならば,少なくとも3月議会冒頭に間に合わせるという,そういう取り組みは十分できたと,あるいは初日でなくても,3月2日,3日の本会議に間に合わすとか,そういうことは十分できたのではないですか。それすらもやらずに,最終日にいきなり提案ということでは,これはとても慎重な審議をする余裕もありません。

 まず議会の審議をどのように市長はお考えているのかお尋ねをいたします。

 さらに今回の助役2人制につきましては,1月の老人ホームの入所をめぐる汚職事件,不祥事等がありましたけれども,これも重要な要素になったと,こんなふうにもお聞きしておりますが,この福祉汚職の問題は,もともとお年寄りや市民に対する行政の奉仕の姿勢が欠けていた問題です。助役を2人制にしたからといって解決するような問題ではないと私は思いますが,その点いかがですか。まず2点お尋ねいたしておきます。



◎市長(酒井哲夫君) 自席で答弁をさせていただきます。

 この最終日に提案をすることについての御意見でございますが,私といたしましては,このたびの人事案件につきまして,これまでも申し上げてきましたが,1月の中,下旬から2月,大変な事件が勃発をいたしました。市民の皆様方にも深く陳謝を申し上げ,議会の先生方にも陳謝をいたしたわけでございますが,その後いかにして庁内体制の刷新を図るべきか,その職場が生き生きとみんなが報告し,相談し,そしてまた連絡し合う,そういった体制を今後,これまでも努力をしてきわけでありますが,さらなる追求が必要であるという一つの大きな課題を背負ったわけでございます。

 それからもう一つは,今日までも申し上げてきましたけれども,住民のニーズの多様化,市政の課題の山積,そしてまた今や県都の顔づくりの元年というような位置づけの中で,今後どのようにしてこれら課題にこたえていくべきか,福祉・教育環境,これはもう当然であります。そういう多くの課題を,これからこの体制をしくためには,どうしてもこの2人制という形の中で,名称も副市長という名称を使わしていただく中で21世紀に向けてのステップを踏んでいきたいと,このように決意をしたのが,実は考え,考え,そして熟慮に熟慮を重ねまして3月の上旬になったわけでございます。またその趣旨につきましては,議会運営委員会などでこの趣旨については申し上げ,御了解を得るべく,また御検討を賜りたいと,こういうことでお願いをいたしたわけでございます。

 たまたま提案が最終日のきょうになったことにつきましては,それは確かにそういった事情等を踏まえた中で今日になりましたことを御理解を賜りたいと,このようにお願いをいたす次第であります。

 それから,この議会審議をということにつきましては,今ほどの答弁でひとつ御理解を願いたいと思いますし,また福祉汚職の問題は2人の助役でどうかというようなことでございますが,これはやはりこれから組織の活性化を図るというような意味からおけば,当然1人よりも2人の方がよほど職場の活性化にはつながるものと私は確信をいたしております。御理解願いたいと思います。



○議長(伊東敏宏君) ほかにございませんか。



◆30番(西村高治君) 納得いきませんね。

 重要な議案,しかも市の執行部の体制を,そのかなめを今強化したいと,そういう重要な問題は,議会はもとより市民全体の理解を得るという,このことに意を十分尽くすというのが一番大事な点じゃないですか。そういう点では,全くそういった気の配り方が欠けた提案の仕方と。なぜ4月実施を急がなきゃならないのか,もっと十分な時間をかけて市民の理解,議会の理解を得るということこそ,まずこうした重要な議案提案に当たっては十分考えるべきではないですか。

 それで,助役1人では,結局今後のいろんな問題,抱えている問題を執行していく市長の側ではもう自信がないという,そういうことなんですか。結局2人体制にしたいということは,結局そういう,もう今の1人体制では今の市政運営を責任持ってやっていくという,そういう点でできないという,そういうように聞こえるわけです。その点いかがですか。みずからの責任者としての市政執行に当たってのそういう自信のほどが,もう2人体制でなければやっていけないという,そういうことで私は受けとめるんですが,いかがですか。そのとおりなんですか。



◎市長(酒井哲夫君) 今の御質問でございますが,絶対というようなことにつきましては,これはあくまでも世の中は相対的に進展をしていくのでございますから,より2人の方が市政全般にわたってよくなると,このように確信をいたしているわけでございます。



○議長(伊東敏宏君) ほかにございませんか。



◆13番(栗田政次君) こちらの方からも,多くのことが非常に理解に苦しむことがたくさんございますので,御質問をさせていただきたいと思います。

 今,民間におきましては賃上げ闘争の真っ最中でございます。もう皆様方も御存じのとおり,今の時代というのは雇用を守らなければ,賃上げどころではないという民間の企業がたくさん今現在出てきております。その中におきまして,昨年の12月にも,人事院勧告のことにつきましては種々問題はあるけれども認めた経緯がございます。これはやはり今後の職員の士気を高めてもらって,さらなる行財政改革をしてほしいという期待を持って認めた経緯がございますけども,今回のこの件につきましては余りにも唐突過ぎるんじゃないかというふうな感がしてなりません。結論から申し上げますと,もっと十分に審議をし,なぜあえてこの最終日に議決を急ぐのか理解に苦しむところでございます。

 幾つかお聞きをいたしますけれども,2月23日に本会議がございましたけども,そのときに全然出されずに,正直3月12日の新聞報道で初めて知ったということでございます。議員の一人として,これでいいのかどうか,市民から選ばれた議員の一人としまして大変残念でございます。これはもとより皆さん方は議会軽視とかいうふうに言われますけども,私は,市民から選挙で選出された議員といたしましては,すなわち市民を無視した行為ではないんかなあと,ここまで言わしめることに対しては非常に残念でございます。

 それから,報道されましてから今日まで約1週間ほどございましたけども,その間に何らの説明もございません。重要な案件であれば,全員を集めて説明をし,理解を求めるという部分があっていいのではないか。なぜそれをしなかったのか。非常にこれも残念でございます。

 特にことしの場合は,職員の新採用ゼロでございます。希望を持って学校を卒業し,福井の市役所へ入りたい方がたくさんおりましたけども,福井市の財政が厳しいということで御理解をいただいているところでございます。また職員の方におきましても,厳しい中,人を減らしてひとつ頼むよという,このような時期に1人を2人にするということに対しまして,市民及び職員の方の納得が本当に得られるのかどうか,この点もお聞きをしたい。これによって本当に職員のやる気が出るのかどうか,非常に危惧をいたします。

 次に人心の一新を図るという意味で新聞の報道を見ました。残念ながら新聞でしか情報が入らない。非常に恥ずかしい限りでございます。1人を2人にする,そのことにつきましては,時間があれば十分論議できるかと思いますけども,今の段階になっては議論する時間がございません。私は,1人が2人,いい悪いという問題よりも,21世紀を見据えましたこの我が福井市におきまして,早急に行政改革,財政改革をやるためには,やはり新しい血を投入をするということであれば大変結構なことだろう,このように思うわけでございますけども,その点は後で提案されるということなんで,今の場合は答弁は難しいかと思いますけども,やはりせめて2人のうちぐらいは,今の時代を的確にとらえ,福井の将来を引っ張っていく市長の本当の意味の女房役が一人ぐらいいてもいいんじゃないかと,このように思うところでございます。これがもし職員の方がそのまま昇格をするということであれば,ある部分では士気は上がるかもわかりませんけども,ある一方では非常に問題を後世に残すのではないか,このように考えるわけでございます。私ども,1カ月足らずで洗礼を受ける身でございます。やはりこういう重要な案件につきましては,やはり決まれば,そのときの議員の責任も半分背負わなければなりません。そういった意味から考えますと,非常にその責任を遂行する時間がないのであります。ないときにあえて議員に責任を負わすということは余りにも無責任であり,議員の一人としてその責任を全うすることができないのであります。

 それから行政改革委員会,多くのことを今まで議論をしてまいりました。本来であれば,毎年メンバーを変更する方もございましたけども,ここ2年間,将来の福井を考えた場合に,メンバーを固定しながら,真剣に各会派でいろいろ御提案を申し上げ,今までに幾つも提案をしてきた経緯がございます。その中でやはり一番問題になりましたのは,今回のように条例を改正するときには少しでも議論ができる時間が欲しいというふうな提案をいたしましたけども,やはりそのときにも理事者の方からの答弁では,議案を上程する前の議会の委員会において提示をしていきたいと,このような前向きなお答えをいただいております。今回の場合は,これと全く逆行をしてまいります。

 それから,助役さんが今月いっぱいで任期切れということは,当然新任をされたときから初めからわかっていることでありまして,ぎりぎりになって1名から2名だと,非常に市民を無視した行為というふうにとらざるを得ないわけでございます。市長が政治生命をかけてやるということであれば,一定期間不在でやったらどうですか。あえて提案をしていきたいなと,このように考えます。

 私どもは絶えず市民の方の立場になって,21世紀の福井市をどうするかということを真剣に理事者の方と議論を交わしながら今まで取り組んでまいったと,このように思っているわけでございますが,今回の提案につきましてははなはだ遺憾でございます。そういった意味で,できますれば5月の臨時議会,または6月の定例議会に再度提案をしていただき,決めていただき,決まったことについては議員も一緒になって責任をとるという形がいいというふうに判断を申し上げます。

 以上のことにつきまして御答弁をお願いいたします。



◎市長(酒井哲夫君) 幾つか御質問をいただいたわけでございますが,なぜ早く議決を急ぐのかということでございますが,これにつきましては先ほども申し上げましたとおり,今回の人事案件につきましては,私自身が非常にいろんなこのメニューの中で,これは当然本市が21世紀に向けてどう発展するかという,そういうことはもう当然考慮の上でございますけれども,考慮の時間が期間が長かったというそういう点で,これは御理解はなかなか難しいわけでありますけれども,御理解を願いたいと存じます。

 また新聞報道でということにつきましては,私,新聞報道前にというような気持ちで一定の行動はさせていただいたつもりでありますけれども,大変その点は,私自身も県議会に席を置きましたので,やっぱりその点は理解のできるところでございます。今後このようなことのないように対応していかなきゃならんと思っております。

 それから,人心一新を図るということでございますが,これも私が大事な問題でございますのでこの趣意書の中に書かせていただいたものが報道されたものと,このように思います。

 それから,今回のこの提案する人事につきましては,今御提案があったわけでございますが,何分とも今福井市政は一日たりとも助役を空白とか,あるいは安閑とはしておられない,そういった緊張の連続でございますし,もとよりこの助役就任と同時に即戦力というそのことを私は非常に期待をいたしているわけでございます。そういった点で,いろいろと考えた結果の私は提案をさせていただきたいと,このように思っているわけでございます。

 また最後の御提案でございますけれども,今申し上げましたような観点から,4月1日からひとつこの制度でぜひバトンを渡していただきたい。そしてまた市民の負託にこたえてまいりたい。私は,今日まで申し上げてきたわけでありますけれども,このようなことに至りましては市民の皆様にも今後御理解を賜るように努力をしてまいりたいと,このように思いますので御理解を願いたいと存じます。



○議長(伊東敏宏君) ほかにないですか。



◆16番(谷口忠応君) 自席で言いますけど,先ほどの議運あるいは全協において,多くの反対意見があったわけです。それを今まさに市長は強行採決をしようというような感じでございます。議会制民主主義というのは多数決で決するだけが議会制民主主義じゃないと私は思っております。これから,このような人事案件について,少なくとも3分の1の反対があったら,これは当然やめるべきです。これは非常に大事な問題でございますので,市長が今どうしても強行突破をされるということになりますと,我々はまた,この議会においては可決か否決かそれはわかりませんけど,市長はこれからそのような方向で議会制民主主義を全く無視して,多数決の原則で進められるんですか。その点ちょっとお聞きしたいです。



◎市長(酒井哲夫君) 今回の案件につきましては,先ほど来申し上げているような提示の中で御理解を願いたいということで御提案を申し上げてきたわけでございます。今ほど本当に御意見,また質問がございましたように,今後におきましてはこのようなことにならないように,と申しますのはもう少し──人事案件はなかなか難しいわけです。だから非常にどうしても詰まってくるわけでございますけれども,今後条例を案として提示するときは,しっかりと議会の御意向もお聞きしながら慎重に進めてまいりたいと,このように思っております。



○議長(伊東敏宏君) ほかにございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結をいたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第110号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは第110号議案について討論の通告がありましたので,討論を許可いたします。

 30番 西村高治君。

 (30番 西村高治君 登壇)



◆30番(西村高治君) 私は日本共産党議員団を代表して,ただいま提案されました第110号議案 福井市助役定数条例の制定について,反対の立場から討論を行います。

 まず第1に,こんな重大な,重要な提案を最終日に追加で提案し,即決を求める酒井市長の姿勢は,議会と市民を軽視する態度として許せません。なぜ助役を2名にする必要があるのか。また議会にも市民にも職員にも時間をかけ丁寧に説明する,こういう姿勢が市長みずからに欠けていることが今の市政運営の最大の欠陥ではないですか。

 今,市は行政改革,あるいは財政健全化計画に力を入れておりますが,この計画で市民の暮らしや福祉はこれからどうなるのか。当面職員を300人削減するということですが,それで自治体としての市民に対するサービスは維持できるのか。保育園の統廃合計画,4月からの分園化では保護者の反対を無視して強行する,こんなやり方でよいのか。皆市民に対する行政の姿勢が大きく問われている問題ばかりであります。助役2人制を踏み切るきっかけになったと言われる1月の老人ホーム入所をめぐる収賄事件などについても,お年寄りや市民に対する公務員としての奉仕の姿勢が欠けていた問題であります。今,市政運営で改革が求められているのは,市民の声を十分聞くこと,職員の意見を十分聞くこと,この姿勢を徹底することであります。今回の提案は,そうしたことに何の心も気も配っていないものであり,納得できません。

 第2に,市民や職員の声を聞きますと,行政改革で職員を大幅に削減する,またことしは採用もゼロ,部,課も大幅に削減したのに,なぜ助役を2名にふやすのかという率直な疑問が出てまいっております。福井市の人口は25万5,000人,全国670市のうち助役を複数置いているのは29%で,約7割は助役1人であります。県庁所在地でも福井市は人口は最下位クラスですが,10都市が助役1人でやっております。今後,人口は残念ながら減少する傾向であります。助役を2名にする,そんな規模ではないと思います。市長は助役を2名にするねらいをいろいろ掲げておりますが,結局は,今進めている行政改革や財政健全化計画を市民と職員に有無言わせず押しつけ,強行していくための布陣をしこうとしていることではないですか。特にハード面の強化を図ることが大きなねらいと受け取れますが,これは大型開発,公共事業に一層力を入れるものであり,ますます暮らし,福祉,教育など住民サービスを犠牲にすることが懸念されます。市民の願いとも逆行する体制の強化には反対です。

 次に人心の一新ということについて,助役2人ということになれば,よくあるケースは,1人は県関係の人をということにおのずとなってくるわけでありますが,こうした人選も市政運営に新たな障害をもたらす要因になりかねません。市民からも職員からも信望を得られる人,幹部として偉ぶらない人,しかも地方分権にふさわしく地方自治,住民自治の真の確立に信念を持った人こそ市長の補佐役,市政の推進役にふさわしいと思うわけであります。そういう人を1人助役に選任することこそ今やるべきことではないですか。

 以上申し上げましたが,最後に議員各位の御賛同をお願いいたしまして,日本共産党議員団を代表しての私の反対討論を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上で討論を終結いたします。

 これより第110号議案について採決をいたします。

 この採決は記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

 (議場閉鎖)



○議長(伊東敏宏君) ただいまの出席議員数は,議長を除いて37名であります。

 投票箱を改めさせます。

 (投票箱点検)



○議長(伊東敏宏君) 異状なしと認めます。

 ここで念のため申し上げます。本議案を可とする諸君は白票を,否とする諸君は青票を点呼に応じて順次投票願います。

 点呼を命じます。

 (事務局より氏名点呼,投票)

1番 山口 清盛君  2番 柳沢 峰生君

3番 谷口 健次君  4番 早川 朱美君

5番 宮崎 弥麿君  6番 木村 市助君

7番 吉田 琴一君  8番 小林荘一郎君

9番 田中 繁利君  10番 谷口 文治君

11番 宮崎 利道君  12番 田中 一男君

13番 栗田 政次君  14番 近藤 高昭君

15番 加藤 貞信君  16番 谷口 忠応君

17番 皆川 修一君  18番 浦井美惠子君

19番 松宮 秀彦君  20番 上山 正男君

21番 中谷 勝治君  22番 田辺 義輝君

23番 西村 公子君  24番 高橋省一郎君

25番 中谷 輝雄君  26番 松井乙右衛門君

27番 山崎 謙二君  28番 畑  康夫君

29番 若山 樹義君  30番 西村 高治君

31番 中村 正秋君  32番 山田 俊臣君

33番 石川 道広君  34番 浅原 利男君

35番 松山 俊弘君  36番 成瀬 亮一君

37番 藤田 喜栄君



○議長(伊東敏宏君) 投票漏れはありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

 (議場開鎖)



○議長(伊東敏宏君) 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により,立会人に宮崎利道君,山崎謙二君,田中一男君を指名をいたします。よって,3君の立ち会いを願います。

 (開  票)



○議長(伊東敏宏君) 投票の結果を報告いたします。

 投票総数 37票

 賛成 20票,反対 17票。

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賛成(白票20票)

 1番 山口 清盛君  3番 谷口 健次君

 5番 宮崎 弥麿君  7番 吉田 琴一君

 8番 小林荘一郎君  9番 田中 繁利君

 11番 宮崎 利道君  14番 近藤 高昭君

 17番 皆川 修一君  18番 浦井美惠子君

 22番 田辺 義輝君  25番 中谷 輝雄君

 26番 松井乙右衛門君 29番 若山 樹義君

 31番 中村 正秋君  32番 山田 俊臣君

 33番 石川 道広君  34番 浅原 利男君

 36番 成瀬 亮一君  37番 藤田 喜栄君

反対(青票17票)

 2番 柳沢 峰生君  4番 早川 朱美君

 6番 木村 市助君  10番 谷口 文治君

 12番 田中 一男君  13番 栗田 政次君

 15番 加藤 貞信君  16番 谷口 忠応君

 19番 松宮 秀彦君  20番 上山 正男君

 21番 中谷 勝治君  23番 西村 公子君

 24番 高橋省一郎君  27番 山崎 謙二君

 28番 畑  康夫君  30番 西村 高治君

 35番 松山 俊弘君

──────────────────────

 以上のとおり賛成が多数であります。よって,第110号議案 福井市助役定数条例の制定については,原案どおり可決されました。

 暫時休憩をいたします。

             午後6時57分 休憩

──────────────────────

             午後7時25分 再開



○議長(伊東敏宏君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま市長から第30号議案及び第31号議案が提出をされました。この際,これを日程に追加し,議題といたしたいと存じますが,御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,この際第30号議案及び第31号議案を日程に追加し,議題とすることに決定いたしました。

──────────────────────



○議長(伊東敏宏君) まず第30号議案 助役の選任についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第30号議案 助役の選任につきまして,地方自治法第162条の規定に基づき,提案理由を御説明申し上げます。

 奈良一機氏の助役の選任についてでございますが,同氏は昭和34年に福井市に奉職され,現在に至るまで企画,財政の各部の要職を歴任され,福井市政全般に通じ,識見も高く,助役としてまことに適任と存じますので,選任につきまして御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対して質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結をいたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第30号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第30号議案 助役の選任については,奈良一機君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第30号議案 助役の選任については,奈良一機君に同意することに決定をいたしました。

 ただいま同意を得られました奈良一機君からあいさつを受けたいと思います。



◎助役(奈良一機君) 一言御礼を申し上げたいと存じます。

 不肖私に対しまして,光栄ある職務に御選任を賜りまして厚く御礼を申し上げます。不肖の身にありながら過分なることと相なりまして,まことに恐縮をいたしておりますし,身を今後とも律することについて思いを深くいたしている次第でございます。

 御案内のように,福井市は大変大きな問題を抱えております。高齢者を初めとする福祉の政策,あるいは個性豊かな街づくり等々,課題が山積をいたしておりますが,これらに対応するため,また新しい世紀を切り開いていくためには,財政の健全化が肝要だというふうに認識をいたしております。議会の諸先生方,また市民の御協賛を得ながら厳しさに耐え,苦しさに耐えて,それらに激せずに邁進をしていきたいと思っております。

 また酒井市長のもと,輔翼をするという立場の中で心血を注いでまいるつもりでございますので,議会の諸先生方の御指導,御鞭撻,御支援のほどを切にお願いを申し上げまして,まことに簡単ではございますがお礼のあいさつとさせていただきます。本日はどうもまことにありがとうございました。(拍手)



○議長(伊東敏宏君) 次に第31号議案 助役の選任についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第31号議案 助役の選任につきまして,地方自治法第162条の規定に基づき,提案理由を御説明申し上げます。

 笠松泰夫氏の助役の選任についてでございますが,同氏は昭和42年に福井県に入られ,現在まで都市行政,建設分野の要職を歴任され,現在は総務部技監として本市に派遣,都市政策部の理事に就任され,日ごろから国,県のパイプ役として奔走されておられ,人格,識見ともに助役としてまことに適任と存じますので,選任につきまして御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対して質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結をいたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第31号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第31号議案 助役の選任については,笠松泰夫君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第31号議案 助役の選任については,笠松泰夫君に同意することに決定いたしました。

 ただいま同意を得られました笠松泰夫君からあいさつを受けたいと思います。



◎助役(笠松泰夫君) ただいま議長さんから御了解をいただきまして,一言お礼を申し上げます。

 ただいま助役選任の件につきまして御同意をいただきまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。不肖私が大変な大役をいただきまして,身の引き締まる思いでいっぱいでございます。

 間もなく21世紀を迎えるわけでございますが,地方自治におきましては,地方分権,あるいは今後は地方主権というようなところまで流れていくんじゃなかろうかというふうに思います。そういった意味におきましても,地方自治体の足腰も非常に鍛えなければいけない時代を迎えておると。先ほども御指摘いただきましたように,職員間の摩擦,こういうことは特に留意させていただきまして,福井市の特に街づくりにつきましては,市長いつも言っております運動会型であるところの市民参加型の街づくりを推進していきたいと考えておりますので,議員の皆様には今後ともよろしく御指導,御鞭撻のほどをお願い申し上げましてあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(伊東敏宏君) 次に3月31日をもって退任されます清水助役からあいさつを受けたいと存じます。



◎助役(清水彰一君) 議長様のお許しをいただきまして,山ほどの思いをいただきました市議会,そして議長様を初め各議員の皆様方,また市長様を初め職員の多くの皆様方に,退任に当たりまして一言お礼と感謝を申し上げたいと,このように思います。

 顧みますと,私,昭和35年にこの市役所に奉職をさせていただきました。今日まで39年間,一般職といたしましては35年,そしてまた特別職といたしまして4年間奉職をさせていただきました。その間,私は議会の議員の皆様方の多くの温かい御厚情をいただきました。また立派な上司,よき同僚,優秀な後輩に恵まれまして思う存分仕事をすることができましたこと,私といたしましてまことに幸せであったと,このように思っているところでございます。

 特に平成7年3月,本議会におきまして,不肖私,助役としての大任を仰せつかりました。その間4年でございますけれども,非常に私の手に余る大きな課題,試練が多々ございました。しかしながら,その都度,議員の皆様方の温かい御指導,御厚情によりまして今日までこの重責を果たすことができました。本当にありがとうございました。

 ただ1点だけ伏しておわびを申し上げたいと思いますけれども,ことしの正月早々発覚いたしました老人福祉施設入居に絡みますところの不祥事につきましては,大変な重大な責任を感じているところでございます。現在,司法当局におきまして,いまだ継続して御迷惑をかけているところでございますけれども,今後これらの究明を早くなされまして,本市の行政が一日も早く正常に戻っていただきたいと,このように思うわけでございます。

 ただいま,私の後を引き継いでいただきます奈良助役,笠松助役さん両名に対しまして,ひとつ議員の先生方の力強いお力添えを賜れば大変ありがたいと思います。御承知のように,今本市は非常に多くの課題を抱えております。これらをスムーズに進める上におきましても,議会の先生方,さらには理事者と今まで以上にスムーズな,そしてより真摯な距離の中で福井市発展にために御尽力いただきたいと,このように願っているところでございます。

 終わりに,いよいよこの4月,統一選挙がございますけれども,おうわさによりますと,ここで大きな御功績を残されて御退任をされるようなこともお聞きしておりますけれども,多くの議員の先生方にはさらに飛躍を期しまして出馬されるようでございますけれども,ぜひとも皆さん方の全員が晴れの栄冠をかち取られるように心から御祈念を申し上げたいと思います。

 また今日まで大きな御指導,御厚情をいただきました市長様を初め多くの職員の皆様方に対しても,今日までの御厚情に対しまして心からお礼を申し上げたいと思いますし,今後ますます福井市政が,酒井市政が発展をされますように心から御祈念を申し上げまして,簡単粗辞,思い至らぬ点多々ございましたけれども,退任に当たりましての私が皆さん方にお礼と感謝の意味を込めまして退任のあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)

──────────────────────



○議長(伊東敏宏君) 次に日程4 市会案第64号 福井市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (11番 宮崎利道君 登壇)



◆11番(宮崎利道君) ただいま上程されました市会案第64号について提案理由の説明を申し上げます。

 平成7年6月に改正いたしました福井市議会の議員の定数減少に関する条例の一部を改正する条例が,4月に施行されます統一地方選挙から施行されることにより,市議会議員の定数が38名から36名に2名減少されます。それに伴いまして,福井市議会委員会条例第2条の常任委員会の委員定数を変更する必要が生じましたので,建設委員会,教育民生委員会の2常任委員会の委員定数をそれぞれ10名から9名にするこの案を提案した次第であります。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,提案理由の説明といたします。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対して質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結をいたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第64号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第64号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

──────────────────────



○議長(伊東敏宏君) 次に日程5 市会案第65号 乳幼児医療費無料化制度の確立を求める意見書についてを議題といたします。

 ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  乳幼児医療費無料化制度の確立を求める意見書

 子供が病気のときに安心して病院にかかれるように,多くの自治体で乳幼児医療費の助成が行われているが,各自治体の財政事情や方針によって助成の条件に格差が生じている。

 子供たちの健やかな成長を社会的に保障し,若い父母が安心して子育てできるように,乳幼児医療費の無料化を国の制度として早期に確立するよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成11年3月19日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第65号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第65号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 ただいま可決されました市会案第65号の字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。



○議長(伊東敏宏君) 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) 一言お礼の言葉を申し上げます。

 今3月定例市議会におきましては,議員各位の御協力をいただきまして,御提案申し上げました平成11年度の一般会計予算を初め各会計の予算総額1,670億4,150万円のほか,各議案及び平成10年度の補正予算,人事案件等につきまして慎重に御審議をいただき,御承認,御議決を賜りましたことに対しまして厚くお礼を申し上げます。

 一般質問,あるいは各委員会を通じましてお寄せいただきました御意見,御要望等につきましては,十分に尊重し,市政に反映するよう最善を尽くす所存でございますので,よろしくお願い申し上げます。

 また予算の執行に当たりましては,本市のまことに厳しい財政環境を念頭に置きながら,限られた貴重な財源の効率的な運用に努めますとともに,創意と工夫を凝らし,最小の経費で最大の効果を上げるよう最善の努力を重ねてまいる決意でございます。そして引き続き25万市民の負託にこたえるべく第四次福井市総合計画に基づき,心豊かに安全で安心して生活できる「生活・交流都市福井」の創造に向けて取り組み,ふるさとのさらなる発展と繁栄に努力してまいる所存でございます。とりわけ最重要課題とも言うべき中心市街地の活性化事業につきましては,今年を街づくり元年と位置づけ,国,県は言うに及ばず,市民の皆様お1人お1人とともに手を携え,個性的で魅力あふれる県都の顔づくりを促進いたしたいと存じます。

 なお,今議会におきまして2人の副市長制度の導入についての御承認を賜りましたことに心から厚くお礼を申し上げます。これにより組織の活性化を図り,市民ニーズにきめ細かく的確に対応するとともに,高齢化社会や環境行政など激しく変動する都市政策問題に機敏に即応し,輝かしい21世紀への県都福井市発展へのステップにいたしたく存じますので,議員各位を初め市民の皆様の特段の御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。

 ところで,開会の冒頭にも申し上げましたとおり,本年は明治22年に本市に市制が施行されて110周年の節目の年であります。これを記念いたしまして,本年5月に「うらがまちづくり市民の祭典」を開催いたします。昨年,自治大臣表彰を受けました「うらがまちづくり推進事業」の集大成ともなりますこの祭典を市民の皆様に自主的に企画,運営していただくことにより,市内43地区の特色あふれる盛大な記念行事といたし,ひいては本市全体の活性化につなげたいと存じます。このことにつきましてもよろしく御協力のほどをお願い申し上げる次第でございます。

 さて,いよいよ4月の統一地方選挙も目前に迫っております。議員各位におかれましては,再び市議会議員に立候補されます方々,あるいは御在職中に数多くの輝かしい業績を残されまして,今回を最後に御勇退になられます方々がおられるやに承っております。ことに御勇退の皆様におかれましては,その高潔な人格と豊富な識見,さらには卓越した手腕をもちまして福井市勢発展に多大なる御貢献をいただきましたことに心から厚くお礼を申し上げます。そして御在職中の皆様方の御労苦と御功績に深甚なる敬意を表するものでございます。今後とも,市民のよき指導者として市政の発展に御尽力をいただきますよう,また私どもに対しましても相変わらぬ御指導,御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げる次第でございます。

 また今春の市議会議員に立候補されます皆様には,おそろいでこの御当選の栄に浴されまして,県都福井市の発展にさらなる御尽力を賜りますよう御期待を申し上げる次第であります。

 なお,今回の任期をもちまして退任されます清水助役につきましては,長年の間市勢発展のために頑張ってこられました。私からも,この議場におきまして,心からその御苦労に対しまして感謝を申し上げたいと存じます。

 終わりに,議員各位の御健康と今後ますますの御発展を衷心よりお祈りを申し上げまして,一言お礼のごあいさつにかえさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。(拍手)



○議長(伊東敏宏君) それでは今任期をもって勇退されます藤田議員,浅原議員,中村議員,畑議員,上山議員,田中一男議員には,長期にわたりまことに御苦労さまでございました。

 恐れ入りますが,前の方においでいただきますようお願いいたします。

 ここで6名の議員を代表されまして藤田議員からごあいさつを願うことにいたします。



◆37番(藤田喜栄君) 大変貴重な時間をちょうだいをいたしまして,このたび引退を決意をいたしました6名を代表して,一言お礼の言葉を申し上げたいというふうに考えるわけでございます。

 この3月議会を最後にして,今日まで市会議員として微力でございましたが,福井市の発展のために,福井市民の幸せのために努力をしてきたわけでございます。この間,議員の皆さん方を初め市長さん,あるいは理事者の皆さん方には本当に温かい御指導と御鞭撻をちょうだいをいたしまして,無事この任務を終えることができましたことは,私にとりまして本当に光栄に存じているわけでございます。

 御承知のとおり,今日21世紀を迎えるに当たって,多くの市民からの願望もございますし,また政治,経済,大変厳しいときでございます。このときに引退をするということは,何かさみしい思いをするわけでございますけれども,賢明なる議員さんのお力添えをちょうだいして,本当に福井市がますます発展をし,市民の負託にこたえられる政治をやっていただきたいなあ,議会対策をやっていただきたいなあというように心から念じているところでございます。私どもは,きょうまでとうとい議員としての歩みの中で皆さん方とともに経験をした豊富なこの力を,今後とも福井市民の一人として福井市の発展のために微力を尽くしてまいりたいなあと,こういうように考えているわけでございまして,今後とも変わらぬ御指導,御鞭撻をちょうだいをいたしますように心からお願いを申し上げる次第でございます。

 また議員の皆さん方には,今選挙を迎えておられるわけでございます。どうか全員の議員さん方が立派な成績をもって御当選をされまして,引き続き議員としての任務に当たられますことを心から祈念を申し上げる次第でございます。

 最後になりましたが,議員の皆さん方の御健勝と御多幸,また市長さんを初め理事者の皆さん方の御健勝と御活躍を期待をし,福井市の発展のために今後ともよろしく頑張っていただきたいというように考えるわけでございます。本当に私にとりましては,この議会を通じて,いろいろ考えると走馬燈のごときいろいろなことがございました。笑いもあった。悲しんだこともありました。これも人生の一ページであるというふうに私は考えているわけでございます。どうか皆さん健康にして,そうして再度当選をされて,福井市の発展のために御尽力あらんことを心からお願いを申しまして,今日までの温かい御指導に対しまして心を込め,感謝を込めてごあいさつにかえる次第でございます。本当に長いことありがとうございました。(拍手)



○議長(伊東敏宏君) ありがとうございました。

 それでは私の方からも,議長のゆえをもちまして,今期最後の定例市議会を閉会するに当たりまして,一言ごあいさつを申し上げたいと思います。はなはだ高いところからではございますが,お許しをいただきまして,しばらく御清聴をお願いいたします。

 去る2月23日に開会されました最後の3月議会は,議員各位の御熱心な御審議と,議会運営面での温かい御協力を賜り,平成11年度予算を初め各重要議案の成立を見ましたことを,議長といたしましてまず厚くお礼を申し上げます。

 酒井市長を初め理事者の皆さんには,これら予算等の適切な執行をお願いいたしますとともに,これまで4年間での議員の一般質問及び各委員会で出されました要望,意見,これらを十二分に尊重され,25万福井市民の信頼にこたえた活力ある人にやさしい街づくりに邁進されますことを要請申し上げる次第であります。金はなくても知恵がある,その知恵は現場にあることを肝に銘じ,さらなる精進されますことを念じてやみません。

 さて,顧みますと,平成7年4月に市民の負託を受けまして当選以来,早くも4年の歳月が過ぎようといたしておりますが,残念な出来事として,志半ばにして思わぬ病魔に倒れ帰らぬ人となられました故竹原精君,吉田久君のお二方の同志を欠くという悲しい出来事がございました。亡くなられた御両名の方に対しまして,改めて哀悼の意をささげる次第でございます。

 ところで,国の内外に目を転じますと,今期は激動と混乱の時代でございまして,世界同時株安等による国際金融の不安定に始まり,成長著しかったアジア経済にも陰りが見え,国内では,バブル崩壊に端を発した大手銀行や証券等の金融機関の経営破綻や,大手企業の倒産が続発をいたしました。それらに伴い,国内の経済情勢は個人消費の停滞,設備投資の冷え込み,倒産やリストラによる雇用の悪化など,景気は低迷状態が続き,依然として先が見通せない状況であります。また厚生省,大蔵省などの汚職事件や,児童の殺傷事件,カレー毒物事件など精神の荒廃が目立つ事件も発生いたしました。まさに多事多難の時期であったと言えます。

 さらに忘れられない出来事といたしましては,平成9年の正月に,突然に三国町沖に漂着いたしましたロシアタンカーによる重油流出事故がございます。被害は三国町を初め福井市,越前町ほか県内の12市町村に及びましたが,多くのボランティア,市民,職員の御協力,御努力によりその解決に至りました。これこそ「災いを転じて福となす」のことわざにもありますように,今後この経験を市政のいろいろな問題解決に生かしていただきたいと思います。

 そのような社会情勢でございましたが,本市におきましても,ほかの自治体と同様に税収の減少や市債残高の増など非常に厳しい財政状況の中で,21世紀を目の前に迎えたその礎といたしまして,今期には本町通り地下駐車場,美術館「アートラボふくい」,園芸センターの新管理棟,日野川スウェッジガーデンなど,多くの施設の完成,開館を見ました。また懸案でありました新葬斎場の供用開始も,本年秋を予定をいたしております。さらに国内外の関係者を招聘した福井震災50周年記念の世界震災都市会議,日本文化デザイン会議が成功裡に終わったことも記憶に新しいところでございます。改めて各位の御努力,御尽力に感謝を申し上げますとともに,御同慶にたえない次第でございます。

 しかしながら,目下,効率的な行財政の改革を初めとする景気の早期回復,介護保険など福祉の充実,地域の活性化,心の教育,環境問題など多くの課題があり,その解決が求められているところであります。またフェニックスパークの整備,駅周辺及び中心市街地の整備,さらに下水道の整備など,各種の重要事業の早期着工,早期整備の重要な課題も残されております。さらに一層の努力を図り,市民の負託にこたえていかなければならないと痛感をいたしているところでございます。

 ところで,我々議員の任期も5月1日をもって満了いたしますが,市政の発展に数々の業績を残され,それぞれの分野で転身される各位におかれましては,健康に留意され,引き続き温かい御指導,御鞭撻を賜りますよう特にお願いを申し上げますとともに,間近に迫りました選挙に出馬を予定されている各位におかれましては,全員が当選の栄をかち取られ,そろって再びこの議場で相まみえますように格段の御健闘をお祈り申し上げます。

 最後に,任期の終わりに臨み,本市のますますの発展,各位御一同の御健勝と御多幸をお祈り申し上げますとともに,長年にわたる皆様方の御厚情に対しまして衷心より感謝とお礼を申し上げたいと思います。

 ここで大変僭越でございますが,今後の福井市のますますの発展,あわせて福井市議会の発展を御祈念申し上げまして万歳の発声をいたしたいと存じますので,御唱和をお願いいたします。

 御起立願います。

 福井市,福井市議会万歳,万歳,万歳。(拍手)

 御着席願います。

 ありがとうございました。

 これをもちまして平成11年3月福井市議会定例会を閉会いたします。

             午後8時2分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                     平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日











△〔参照〕





             各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書





           総    務    委    員    会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成11年度福井市一般会計予算

 第1条中

  歳 出

   第1款 議会費

   第2款 総務費中

    第1項 総務管理費

    第2項 徴税費

    第4項 選挙費

    第5項 統計調査費

    第6項 監査委員費

   第9款 消防費

   第12款 公債費

   第14款 予備費

 第2条中

   第2款 総務費

 第4条

 第5条

 第6条原案可決
第20号議案フェニックス・プラザ等の設置及び管理に関する条例の一部改正等について
 第1条原案可決
第29号議案福井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について原案可決
第97号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 入

  歳 出

   第2款 総務費

   第9款 消防費

   第12款 公債費

   第15款 前年度繰上充用金

 第2条中

   第2款 総務費

 第5条原案可決
第107号議案福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について原案可決
第109号議案工事請負契約の締結について
(道路改築事業橋梁整備工事(その4))原案可決






           建    設    委    員    会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成11年度福井市一般会計予算

 第1条中

  歳 出

   第8款 土木費中

    第1項 土木管理費

    第2項 道路橋りょう費

    第3項 河川水路費

    第4項 都市計画費

    第6項 下水道費

    第7項 住宅費

   第11款 災害復旧費中

    第2項 土木施設災害復旧費

 第2条中

   第8款 土木費原案可決
第8号議案平成11年度福井市宅地造成特別会計予算原案可決
第11号議案平成11年度福井市駐車場特別会計予算原案可決
第13号議案平成11年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算原案可決
第14号議案平成11年度福井市下水道事業会計予算原案可決
第97号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第8款 土木費中

    第2項 道路橋りょう費

    第3項 河川水路費

    第4項 都市計画費

 第2条中

   第8款 土木費

 第3条中

   第8款 土木費

   第11款 災害復旧費中

    第2項 土木施設災害復旧費

 第4条原案可決
第101号議案平成10年度福井市宅地造成特別会計補正予算原案可決
第103号議案平成10年度福井市駐車場特別会計補正予算原案可決
第105号議案平成10年度福井市下水道事業会計補正予算原案可決
第108号議案市道の路線の認定について原案可決






            経  済  企  業  委  員  会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成11年度福井市一般会計予算

 第1条中

  歳 出

   第4款 衛生費中

    第3項 上水道費

    第4項 簡易水道費

   第5款 労働費

   第6款 農林水産業費

   第7款 商工費

   第11款 災害復旧費中

    第1項 農林水産施設災害復旧費

 第3条中

   第6款 農林水産業費

   第7款 商工費原案可決
第4号議案平成11年度福井市農業共済特別会計予算原案可決
第6号議案平成11年度福井市競輪特別会計予算原案可決
第7号議案平成11年度福井市簡易水道特別会計予算原案可決
第9号議案平成11年度福井市国民宿舎特別会計予算原案可決
第10号議案平成11年度福井市中央卸売市場特別会計予算原案可決
第12号議案平成11年度福井市農業集落排水特別会計予算原案可決
第15号議案平成11年度福井市ガス事業会計予算原案可決
第16号議案平成11年度福井市水道事業会計予算原案可決
第25号議案平成11年度福井市農業共済事業の賦課総額及び賦課単価の決定について原案可決
第26号議案農作物共済の水稲に係る無事戻しについて原案可決
第27号議案農作物共済の麦に係る無事戻しについて原案可決
第28号議案園芸施設共済に係る無事戻しについて原案可決
第97号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第5款 労働費

   第6款 農林水産業費

   第7款 商工費

   第11款 災害復旧費

 第3条中

   第6款 農林水産業費

   第7款 商工費

   第11款 災害復旧費中

    第1項 農林水産施設災害復旧費原案可決
第100号議案平成10年度福井市競輪特別会計補正予算原案可決
第102号議案平成10年度福井市国民宿舎特別会計補正予算原案可決
第104号議案平成10年度福井市農業集落排水特別会計補正予算原案可決
第106号議案平成10年度福井市水道事業会計補正予算原案可決






            教  育  民  生  委  員  会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成11年度福井市一般会計予算

 第1条中

  歳 出

   第2款 総務費中

    第3項 戸籍住民基本台帳費

   第3款 民生費

   第4款 衛生費中

    第1項 保健衛生費

    第2項 清掃費

   第8款 土木費中

    第5項 総合交通費

   第10款 教育費

 第2条中

   第4款 衛生費

 第3条中

   第10款 教育費原案可決
第2号議案平成11年度福井市国民健康保険特別会計予算原案可決
第3号議案平成11年度福井市老人保健特別会計予算原案可決
第5号議案平成11年度福井市交通災害共済特別会計予算原案可決
第17号議案福井市環境基本条例の制定について原案可決
第18号議案福井市聖苑条例の制定について原案可決
第19号議案福井市附属機関設置条例の一部改正等について原案可決
第20号議案フェニックス・プラザ等の設置及び管理に関する条例の一部改正等について

 第2条

 第3条

 第4条

 第5条原案可決
第21号議案福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について原案可決
第22号議案福井市児童館の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決
第23号議案福井市学校設置条例の一部改正について原案可決
第24号議案福井市立幼稚園設置条例の一部改正について原案可決
第97号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第3款 民生費

   第4款 衛生費

   第8款 土木費中

    第5項 総合交通費

   第10款 教育費

 第3条中

   第10款 教育費原案可決
第98号議案平成10年度福井市国民健康保険特別会計補正予算原案可決
第99号議案平成10年度福井市老人保健特別会計補正予算原案可決
陳情第36号介護保険制度の充実について継続審査






            歳  入  特  別  委  員  会


番 号件            名審査結果
第1号議案平成11年度福井市一般会計予算

 第1条中

  歳 入原案可決






            議  会  運  営  委  員  会


番 号件            名審査結果
請願第19号じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書について継続審査
請願第22号乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書について採  択