議事ロックス -地方議会議事録検索-


福井県 福井市

平成20年 6月定例会 06月03日−01号




平成20年 6月定例会 − 06月03日−01号







平成20年 6月定例会



               福井市議会会議録 第1号



           平成20年6月3日(火曜日)午後1時4分開会



──────────────────────

 平成20年6月3日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。

──────────────────────

〇議事日程

 日程 1 会議録署名議員の指名

 日程 2 会期の決定について

 日程 3 各特別委員会の付託案件について

 日程 4 各常任委員会委員の選任について

 日程 5 議会運営委員会委員の選任について

 日程 6 第46号議案 平成20年度福井市一般会計補正予算

 日程 7 第47号議案 福井市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について

 日程 8 第48号議案 福井市常勤の特別職職員の退職手当に関する条例の一部改正について

 日程 9 第49号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について

 日程10 第50号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について

 日程11 第51号議案 福井市集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 日程12 第52号議案 福井市都市公園条例の一部改正について

 日程13 第53号議案 福井市体育施設条例の一部改正について

 日程14 第54号議案 工事請負契約の締結について

             (クリーンセンター中央制御装置更新工事)

 日程15 第55号議案 工事請負契約の締結について

             (クリーンセンターボイラーバンク蒸発管更新及び機器修繕工事)

 日程16 第56号議案 福井市土地開発公社定款の変更について

 日程17 第57号議案 工事請負契約の締結について

             (清水地区統合保育園新築工事)

 日程18 第58号議案 工事請負契約の締結について

             (社南小学校体育館増築工事)

 日程19 第 1号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (福井市市税賦課徴収条例の一部改正)

 日程20 第 2号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (福井市手数料徴収条例の一部改正)

 日程21 第 3号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (福井市市税賦課徴収条例の一部改正)

 日程22 第 4号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (平成19年度福井市一般会計補正予算)

 日程23 第 5号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (平成19年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算)

 日程24 第 6号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (平成20年度福井市国民健康保険特別会計補正予算)

 日程25 第 7号報告 専決処分の承認を求めることについて

             (平成20年度福井市老人保健特別会計補正予算)

 日程26 第 8号報告 平成19年度福井市一般会計繰越明許費の繰越しに関する報告について

 日程27 第 9号報告 平成19年度福井市一般会計事故繰越しの繰越しに関する報告について

 日程28 第10号報告 平成19年度福井市簡易水道特別会計繰越明許費の繰越しに関する報告について

 日程29 第11号報告 平成19年度福井市宅地造成特別会計繰越明許費の繰越しに関する報告について

 日程30 第12号報告 平成19年度福井市集落排水特別会計繰越明許費の繰越しに関する報告について

 日程31 第13号報告 平成19年度福井市福井駅周辺整備特別会計繰越明許費の繰越しに関する報告について

 日程32 第14号報告 平成19年度福井市下水道事業会計継続費の繰越しに関する報告について

 日程33 第15号報告 平成19年度福井市下水道事業会計予算の繰越しに関する報告について

 日程34 第16号報告 平成19年度福井市水道事業会計継続費の繰越しに関する報告について

 日程35 第17号報告 平成19年度福井市水道事業会計予算の繰越しに関する報告について

 日程36 第18号報告 専決処分の報告について

             (福井市清明小学校における負傷事故に係る和解及び損害賠償額の決定について)

 日程37 第19号報告 財団法人福井市公共施設等管理公社の平成19年度決算に関する報告について

 日程38 第20号報告 財団法人福井市公共施設等管理公社の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程39 第21号報告 福井市土地開発公社の平成19年度決算に関する報告について

 日程40 第22号報告 福井市土地開発公社の平成20年度予算に関する報告について

 日程41 第23号報告 財団法人越廼振興会の平成19年度決算に関する報告について

 日程42 第24号報告 財団法人越廼振興会の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程43 第25号報告 財団法人福井市福祉公社の平成19年度補正予算に関する報告について

 日程44 第26号報告 財団法人福井市福祉公社の平成19年度決算に関する報告について

 日程45 第27号報告 財団法人福井市福祉公社の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程46 第28号報告 財団法人福井観光コンベンション協会の平成19年度決算に関する報告について

 日程47 第29号報告 財団法人福井観光コンベンション協会の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程48 第30号報告 財団法人歴史のみえるまちづくり協会の平成19年度決算に関する報告について

 日程49 第31号報告 財団法人歴史のみえるまちづくり協会の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程50 第32号報告 財団法人福井市漁業振興会の平成19年度決算に関する報告について

 日程51 第33号報告 財団法人福井市漁業振興会の平成20年度事業計画等に関する報告について

 日程52 請願第 7号 後期高齢者医療制度に関する請願

 日程53 請願第 8号 農業農村整備の着実な推進を図る組織制度の維持を求める請願

 日程54 陳情第 2号 食料・農業・農村政策に関する陳情

 追加日程 議長辞職の件

 追加日程 議長の選挙

 追加日程 副議長辞職の件

 追加日程 副議長の選挙

 追加日程 第59号議案 監査委員の選任について

 追加日程 第60号議案 監査委員の選任について

 追加日程 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査について

──────────────────────

〇出席議員(34名)

 1番 下畑 健二君   2番 峯田 信一君

 3番 奥島 光晴君   4番 島川由美子君

 5番 堀江 廣海君   6番 鈴木 正樹君

 7番 田村 勝則君   8番 今村 辰和君

 9番 塩谷 雄一君   10番 青木 幹雄君

 11番 谷出 共栄君   12番 西本 恵一君

 14番 堀川 秀樹君   15番 野嶋 祐記君

 16番 後藤 勇一君   17番 高田 訓子君

 18番 巳寅 令子君   19番 石丸 浜夫君

 20番 稲木 義幸君   21番 川井 憲二君

 22番 見谷喜代三君   23番 皆川 信正君

 24番 石川 道広君   25番 松山 俊弘君

 26番 宮崎 弥麿君   27番 山口 清盛君

 28番 吉田 琴一君   29番 谷口 健次君

 30番 栗田 政次君   31番 加藤 貞信君

 32番 近藤 高昭君   33番 西村 公子君

 34番 中谷 輝雄君   35番 田辺 義輝君

──────────────────────

〇欠席議員(2名)

 13番 浜田  篤君   36番 伊東 敏宏君

──────────────────────

〇説明のため出席した者

 市長         東 村 新 一 君

 企業管理者      村 尾 敬 治 君

 教育長        渡 辺 本 爾 君

 特命幹兼都市戦略部長 佐 藤 哲 也 君

 総務部長       八 木 政 啓 君

 財政部長       南 部 和 幸 君

 市民生活部長     吉 村   薫 君

 福祉保健部長     熊 野 輝 範 君

 商工労働部長     藤 岡 眞 一 君

 農林水産部長     多 田 和 正 君

 建設部次長      橋 本 経一郎 君

 下水道部長      坂 本 文 明 君

 工事・会計管理部長  江 上 修 一 君

 消防局長       細 川 恭 洋 君

 企業局長       小 林 利 夫 君

 教育部長       岩 堀 好 男 君

──────────────────────

〇事務局出席職員

 議会事務局長      宮 木 正 俊

 議会事務局次長     谷 口 正 雄

 議事調査課長      山 先 勝 男

 議事調査課主任     吉 村 瞬 潤

 議事調査課主幹     齊 藤 正 直

 議事調査課主査     藤 井 啓太郎

──────────────────────



○議長(谷口健次君) 平成20年6月福井市議会定例会は本日招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。

 よって,これより開会し,本日の会議を開きます。

 なお,本日の欠席通告議員は,13番 浜田篤君,36番 伊東敏宏君の2名であります。

──────────────────────



○議長(谷口健次君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,11番 谷出共栄君,12番 西本恵一君の御両名を指名します。

──────────────────────



○議長(谷口健次君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。

 今定例会の会期は,本日より20日までの18日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。

 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。

──────────────────────



○議長(谷口健次君) 次に,日程3 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。

 去る3月定例会において継続調査となりました各特別委員会の付託案件について,これより委員会終了の順序に従い,経過の報告を求めます。

 まず,農林水産業振興対策特別委員長 22番 見谷喜代三君。

 (22番 見谷喜代三君 登壇)



◆22番(見谷喜代三君) 農林水産業振興対策特別委員会の委員長報告を行います。

 去る3月定例会において継続調査となりました農林水産業振興に関する諸問題を調査するため,5月15日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告を申し上げます。

 まず,園芸振興対策の概要について理事者から,意欲ある園芸集団支援事業及び契約栽培産地育成事業に関して報告があり,契約栽培産地育成事業については外食企業等のニーズに対応して軟弱野菜等の産地を新たに育成するため,農業者に対し,契約取引に向けた企業的経営ノウハウの習得やアグリビジネスプランの作成,生産基盤や機械の整備などを支援するとの報告がありました。

 これに対して委員から,地元の農産物を学校給食に使っていくための契約栽培は増加しているのかとの問いがあり,理事者から,市内でとれた農産物を学校給食等にできるだけ使用したいと考えているが,現段階では農産物の生産量が足りない。しかし,今後大規模な園芸がふえてくれば地元農産物の学校給食での使用もふえていくと考えているとの答弁がありました。

 次に,地域振興対策の概要について理事者から,地域特産物振興事業及びやすらぎ農村対策事業に関して報告があり,地域特産物振興事業について,苗の増産に努め,品質の向上,生産の拡大を図り,金福スイカを本市の特産品として確立する。やすらぎ農村対策事業については,中山間地域等の資源を活用した農林漁業体験プログラムにより,都市住民との交流事業を行い,地域資源の保全と活性化を図るとの報告がありました。

 これに対して委員から,金福スイカを福井の特産品としてもっとアピールをしてはどうかとの問いがあり,理事者から,現在は少量しか生産できないが,生産を拡大し,コストを下げることを現在研究中である。また,農商工連携の中で地域特産品の販路拡大に努め,福井市としてのブランドとして確立していくように努力していきたいとの答弁がありました。

 また委員から,エコ・グリーンツーリズムについて,商工労働部等と連携して伝統文化も取り入れながらコースを考える必要があると思うがどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,平成19年度のコースについては,伝統文化に関しては美山地区の伝統料理を提供したが,今後はさまざまな伝統文化そのものをコースに含めることを検討していきたいとの答弁がありました。

 次に,林業・水産業振興対策の概要について理事者から,間伐材資源有効利用促進事業,もの人づくり事業及び漁場保全支援事業について報告があり,間伐材資源有効利用促進事業について,間伐を積極的に推進し,優良な木材の生産,水源の涵養等の機能向上を図るため,循環型社会の構築及び森林整備の促進を図るとの報告がありました。

 これに対し委員から,林野庁の今年度予算で人工林の間伐支援に関して予算化したが,間伐関係の補助については以前より多くなっているのかとの問いがあり,理事者から,国の今年度予算において市町村に対して,そうした施策を推進するための交付金があるが,これに関して今後,より詳細な内容把握に努め,取り組める内容については取り組んでいきたいとの答弁がありました。

 次に,農林水産業を支える生活環境整備の概要について理事者から,農地・水・環境保全向上活動支援事業及び農林漁業集落排水整備事業に関して報告があり,農地・水・環境保全向上活動支援事業については,農地・水・環境の良好な保全等を目指し,環境負荷を低減する先進的な営農活動を支援し,農山漁村の快適な生産,生活環境に努める。農林漁業集落排水整備事業については,集落内の家庭からの排水を一カ所に集めて処理し,農業用用排水の水質保全,農村生活環境の改善に努めており,現在の整備地区として平成20年度に文殊地区を新規採択したところであるとの報告がありました。

 次に,中央卸売市場の取扱量の推移について理事者から,市場活性化対策としての取り組み内容に関して報告があり,これに対して委員から,福井市や金沢市の中央卸売市場において水産物の取扱量,金額ともに減少している傾向があるが,富山市だけがほとんど減少していない。富山市に学ぶことが多いと思われるので,今後研究対象にしてほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれらの諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,県都活性化対策特別委員長 20番 稲木義幸君。

 (20番 稲木義幸君 登壇)



◆20番(稲木義幸君) 県都活性化対策特別委員会の委員長報告をいたします。

 去る3月定例会において継続調査となりました県都活性化対策に関する諸問題を調査するため,5月19日に委員会を開催いたしましたので,その調査結果の概要について御報告申し上げます。

 まず,福井市都市交通戦略について理事者から,人に優しい全域交通ネットワークを将来都市像に掲げ,既存ストックを活用した福井型公共交通ネットワークの構築を目標とし,市域を4つの地域に区分し,6つの公共交通幹線軸と拠点でつなぐことでその実現を目指したい。あわせて,福井市都市交通戦略協議会において,えちぜん鉄道三国芦原線と福井鉄道福武線の相互乗り入れによる高頻度化及び福井駅西口駅前広場への路面軌道延伸について,関係者も含めた基本合意がなされたとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,公共交通とまちづくりを連動した形で検討する必要があるのではないかとの問いがあり,理事者から,都市交通戦略において示される公共交通ネットワークを現在策定中の都市計画マスタープランにおいても福井市の将来像の骨格としてとらえ,公共交通とまちづくりを一体として取り組んでいくとの答弁がありました。

 また委員から,福井駅西口駅前広場への路面軌道の延伸も含め,都市交通戦略においてどこまで具体的な施策が示されるのかとの問いがあり,理事者から各施策の事業化に向け,施策ごとに部会を設け,具体的な協議を行い,最終的に都市交通戦略協議会において取りまとめる。また,路面軌道の延伸については,中央通りルートとの比較を含めて部会で協議し,今年度中の都市計画決定を目指すとの答弁がありました。

 次に,福井鉄道株式会社について理事者から,現在までに福井鉄道福武線協議会で示されているスキームについて報告があり,そのスキームの実現に向け,地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく地域公共交通総合連携計画を策定するための法定協議会の設立準備を進めているとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,福井鉄道福武線の存続に向けて沿線3市の動きが悪いと言われているが,その中で福井市はどのような役割をしていくのかとの問いがあり,理事者から,3月定例会で示したスキームに基づき,鉄道用地の取得と乗る運動を的確に行うことが沿線3市の役割であるとともに,国庫補助制度を活用するための地域公共交通総合連携計画を策定するために,法定協議会の設立に向けて福井市が主体となり最善の努力を行うとの答弁がありました。

 また委員から,福井鉄道福武線は,福井市南部の市民の交通手段として,また,えちぜん鉄道との相互乗り入れによる福井駅西口駅前広場への延伸を考える上でも存続しなければならないので,県,沿線3市,事業者間の協議を早急に進めてほしいとの強い要望がありました。

 次に,福井駅西口開発について理事者から,福井駅西口中央地区市街地再開発事業の計画概要及びJR西日本から取得した用地について,また現在,事業協力者がホテル事業者に対し,進出の可能性についてヒアリングを実施しているとともに,再開発準備組合が福井商工会議所に対し,ホテル進出に当たっての協力要請を行ったとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,ホテルの必要性について疑問を感じるとの意見があり,理事者から,既にさまざまな意見を踏まえた上で都市計画決定を行っている内容であるとともに,新幹線が整備されることで交流人口が増加するとの前提において,ホテルの必要性はあると認識しているとの答弁がありました。

 また委員から,先日福井市旅館業協同組合からホテルの誘致に反対する要望書が提出されたとのことだが,それに対し市はどのような対策をとるのかとの問いがあり,理事者から,要望書では既存のホテルとグレードの違うホテルであれば容認できるとされているので,そのようなホテルを前提に今後検討を進めたいとの答弁がありました。

 次に,福井駅東口駅前広場の整備概要について理事者から,完成予想図及び交通施設の配置図が示され,現在施行中の約4,000平方メートルについては本年11月末に完成予定であり,残りの箇所については本年9月から着工し,平成21年春の供用開始を目指しているとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,新たに整備される観光バスの待機場を活用し,観光業界とタイアップして観光客が市内観光をできるようにしてはどうかとの問いがあり,理事者から,観光開発室と駅周辺整備課で協議をしながら整備を進めるとともに,旅行業関係者との連携も視野に入れ検討していくとの答弁がありました。

 次に,AOSSA(アオッサ)における商業・業務施設の現況について理事者から,現在のテナントの入居状況,入館者数の推移及びAOSSA(アオッサ)の組織図についての報告がありました。

 この報告に対して委員から,商業フロアを含めたAOSSA(アオッサ)の運営に対し,責任を持って福井市もかかわっていくべきではないのかとの問いがあり,理事者から,民対民の契約関係に対し行政がかかわることはできないが,町なかのにぎわいの創出のために協力していくことは当然であり,イベントによる集客を主体的に行うことや,空き店舗をなくすために関係者に対する要請を行っていきたいとの答弁がありました。

 次に,福井駅高架下利用計画について理事者から,先日新聞報道された金沢ターミナル開発株式会社による福井駅高架下の開発については,その動向について情報を収集するとともに,開発の申し入れがあった場合は協議を行う考えであるとの報告がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,行財政改革特別委員長 30番 栗田政次君。

 (30番 栗田政次君 登壇)



◆30番(栗田政次君) 去る3月定例会において継続調査となりました行財政改革に関する諸問題を調査するため,5月20日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,団体事務改善の方向性について理事者から,市組織の中に事務局を置いている個々の団体について,市職員が団体の事務局業務を継続して担っていくことへの必要性や適正性について検討し,事務局移管,事務局業務の部分移管,事務局輪番制,現状のままの4つの方向に分類した。今後,各団体と協議を行い,理解と協力を得ながら改善を推し進めることにより,行政と民間が適切な役割分担のもと,さまざまな公共ニーズに対応していく仕組みが構築できるものと考えているとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,事務局を当該団体へ移管した場合に団体が負担する人件費がふえることになる場合も出てくると思うが,市はその分を補助金として交付することになるのかとの問いがあり,理事者から,事務局移管については事務局の業務量だけでなく,団体の活動目的など総合的に検討したもので,補助金の増額を最初から想定しているものではない。今後,団体と協議を行っていく中で,どういう形での移管が最もよいのかを検討していくことになるが,その結果,補助金の増額が必要と判断されれば,新年度予算編成の中で対応することになるとの答弁がありました。

 次に,新たな人事評価システムの構築について理事者から,職員の能力と意欲を向上させ,その能力を最大限に引き出すことにより市民サービスの向上を目指すことを目的に,全職員を対象とした新たな人事評価システムを導入する。本格実施は平成21年度からを予定しており,この4月から管理職を対象として試行を開始したとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,民間とは仕事の目的が違うことに加え,民間企業で人事評価がうまくいかなかった例があるが,そういったことについてどう考えるのかとの問いがあり,理事者から,目標設定自体が営利企業とは違うものであり,単に成績で給料に差をつけようとするものではない。評価結果を本人にフィードバックし,所属長との面談などを通して人材育成につなげることが主目的であるとの答弁がありました。

 次に,入札・契約制度の現状と課題について理事者から,電子入札制度を導入してからの経過と入札結果についての報告があり,さらに入札・契約制度を取り巻く全国的な状況を踏まえ,本市の特殊性を考慮した制度の方向性の検討,新しい経営事項審査に対応した制度の改善,公共工事品質確保への取り組み強化の3点が今後の課題としてあるとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,地方公共団体の役割として中小企業育成,地場産業育成ということがあるが,そういった点から一般競争入札制度を考えているのかとの問いがあり,理事者から,現在本市の入札における経営審査事項の点数については客観点数を主眼としているが,来年度の発注基準の検討に当たっては,地域への貢献度であるとか実績といった主観的なものや発注者の意思などが反映できるようにできないかが検討課題として上げられるとの答弁がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,子育て・青少年育成等対策特別委員長 31番 加藤貞信君。

 (31番 加藤貞信君 登壇)



◆31番(加藤貞信君) 子育て・青少年育成等対策特別委員会の委員長報告を申し上げます。

 去る3月定例会において継続調査となりました子育て・青少年育成等対策に関する諸問題を調査するため,5月22日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,来年4月に清水地区に開所予定の(仮称)福井市清水保育園の概要等について理事者から,施設概要のほか公設民営方式で運営するに当たり事業者の決定,引き継ぎ保育など今後のスケジュールについて報告がありました。

 この報告に対して委員から,引き継ぎ保育の方法及び民営化後の市の指導・監督についてどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,引き継ぎ保育については通常2カ月以上と言われているが,本市では4月以降の保育への影響を考え,事業者から現在の清水地区の保育園に保育士を派遣して1月から引き継ぎ保育の実施を考えており,他市の例を参考にしながら3カ月という期間に決定した。また,事業者の指導・監督については,公設民営による保育園ということで市の関与は大きく,民間からの提言を生かしながら公立保育園の保育内容を踏襲し,その上で民営のよさをあらわしていきたいとの答弁がありました。

 また委員から,通園バスについてはどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,現在の通園バスについては保護者会で費用を御負担をいただいており,市では他の公立保育園と同様に通園バスを手配する予定はないとの答弁がありました。

 また委員から,現在清水地区の保育園で勤務する正規職員及び非常勤保育士の処遇はどうなるのかとの問いがあり,理事者から,正規職員については原則として異動の対象になる。なお,非常勤保育士については事業者からの提案をいただく予定をしているが,本人の意向が大切なので意に沿う形での処遇を行っていきたいとの答弁がありました。

 次に,中学校区教育の発展プランについて理事者から,福井市では平成17年度から一つの中学校の校区にある中学校,小学校,幼稚園,保育所及び地域住民が連携し,一体となって教育を進める中学校区教育に取り組んでおり,本年度は学校教育方針として中学校区教育の発展プランを市内の各幼稚園,小・中学校に示している。

 郷土に誇りを持ち,たくましく生きる子供の育成という大きな目標のもと,確かな学力の向上,豊かな心の育成,健やかな体の育成を3本の柱とし,今年度は授業の改革,協働する組織,夢を語れる子供たちをスローガンに各学校として取り組むこと,各中学校区として取り組むことを示し,ことし4月からスタートしているとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,中学校区教育に取り組んできたこれまでの3年間を踏まえ,どこを発展させるのかとの問いがあり,理事者から,本県,本市における子供たちの学力は全国トップレベルであるが,子供たちの学習は受け身傾向であり,指示されたことについては一生懸命に取り組むが,みずから課題を見つけ学習をするような日常の学習がやや弱いという傾向にある。子供たちの主体的な学習,子供たち同士が話し合って学習する姿勢を本事業の展開を通して育てていきたい。また,将来への夢や希望を持っている子供の割合が,全国と比較してやや少ない。将来への夢や希望を持って今を生きる積極的で前向きな子供たちをはぐくむことが必要である。そのほか,子供たちが小学校から中学校に進学する際に感じるギャップについても,この中学校区教育の中で小学校と中学校の教師間及び子供間の交流や連携した取り組みを積極的に行い,よりスムーズなものになるよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。

 次に,子供たちの生活実態について理事者から,昨年4月に実施された全国学力・学習状況調査において,福井市の子供たちと全国平均を比較した結果,「朝食を食べているか」,「家族と一緒に朝食,夕食を食べているか」については,小・中学生とも全国平均を上回るよい結果であった。また,「清掃活動,地域行事に参加しているか」については,小学生は積極的に参加しているのに対し,中学生についてはほぼ全国レベル。また,「家での手伝いをしているか」については,小・中学生のいずれも全国平均を下回っていることから,やや過保護ぎみ,あるいは三世代同居が多いという福井特有の生活形態が原因であるのではないかと思われる。そのほか,「学習塾で勉強しているか」については,小学生は38%,中学生は53%と全国平均より下回っているなどの報告がありました。

 この報告に対して委員から,調査結果を通して福井の子供の全体像をどうとらえているのかとの問いがあり,理事者から,福井の子供の全体像としては食事,睡眠時間など基本的な生活習慣については全国平均と比較すると良好な状況で,学習状況についてもまじめに取り組み,高い学力を有している子供が多い。その一方で,より高い理想・希望・夢を持ち,積極的に生きる面がやや弱いようなので,21世紀を担う子供たちには夢・希望を大きく持って育っていってほしいとの答弁がありました。

 次に,子供たちの体験学習について理事者から,全国学力・学習状況調査において,子供たちの自然体験に対する実態についての調査結果をまとめたところ,福井の子供たちは全国平均を下回る調査結果となった。これは,福井の自然が豊かであるイコール福井の子供たちの自然体験が豊かということには必ずしもなっていない。やはり,今の子供たちにはある程度大人が子供たちに対して自然に触れ合う場を設定するような積極的な働きかけが必要であるとの報告がありました。

 次に,子育て相談,ヤングテレホン等の相談状況について理事者から,AOSSA(アオッサ)5階の子育て支援室・相談室で行っている子育て相談によると,平成19年度の電話相談の件数は377件あり,うち女性からの相談が359件と全体の80.7%を占め,しつけ,育児に関する相談が特に目立ったほか,子育て情報の問い合わせや家族関係などに関する相談も多くありました。

 また,青少年課で行っているヤングテレホンについては,各機関の相談窓口の増加や学校内での相談体制の充実により,相談,総件数は年々減少している。相談者は,教員からの相談,報告が最も多く,平成19年度の相談件数は276件で,全体の44.2%を占めている。相談内容としては,児童・生徒の非行行為や家庭問題などが目立っている。また,子供たちからの相談件数については大きな変化は見られないが,保護者等からの相談は260件で減少傾向にある。これは,専門的な相談窓口の紹介等により,その後の相談が専門機関へ移行しているのではないかとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,ヤングテレホンの相談件数の減少はスクールカウンセラーを配置しているからではないか。また現状はどうなっているのかとの問いがあり,理事者から,スクールカウンセラーはヤングテレホンの相談件数を減少させている要因の一つとして考えられる。今年度,スクールカウンセラーは市内全23中学校と市内28小学校に最低週1回以上定期的に派遣され,不登校や学校不適応等の相談に応じているとの答弁がありました。

 次に,青少年の健全育成を阻害する有害環境への対応について理事者から,総務省では携帯電話等からの有害サイトへの接続規制を図るため,携帯電話業界に対し,より完全なフィルタリングサービスへの改善を求めている。また,市としても本年度より本格的に各中学校へ出向き,生徒や保護者を対象に携帯電話の危険性についての講習会を開催しているほか,補導員の巡回,白いポストを設置するなどし,有害図書等の適正な販売・回収についても取り組んでいるとの報告がありました。

 次に,地区敬老事業における子供との交流について理事者から,各地区において従前から開催してきた敬老会事業に加えて,平成16年度からは高齢者が人生に生きがいを持って暮らしていける地域づくりの一環として各地区で高齢者生きがい支援事業等をあわせて行っている。この生きがい支援事業は,昨年度市内49地区すべてで実施されたが,このうち湊,木田地区などの16地区では高齢者と保育園児,小学校児童との交流事業を実施しており,その内容として高齢者から子供たちへの昔遊びの伝承など,各地区で工夫を凝らした交流が行われたとの報告がありました。

 次に,特定不妊治療費助成事業について理事者から,不妊治療で悩んでおられる方の経済的負担を軽減するため,医療保険が適用されず治療費が高額になる体外受精または顕微受精について,その治療費の一部を助成している。開始時の平成16年度には64人だった申請者が,助成回数や助成期間を拡充したことなどにより平成19年度では188人,助成額は1,492万円余りとなっており,年々増加傾向にあるとの報告がありました。

 この報告に対して委員から,少子化対策の一環としてダイレクトにつながるので,今後とも手厚く事業を継続してほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了しました。

 ただいまの報告に対して,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 各特別委員会の付託案件につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 なお,ただいま継続調査と決しました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も調査をお願いします。

 ここで暫時休憩します。

             午後1時44分 休憩

──────────────────────

             午後1時59分 再開



○副議長(石川道広君) 休憩前に引き続き本会議を再開します。

 ただいま議長,谷口健次君から議長の辞職願が提出されました。

 お諮りします。

 この際,議長辞職の件を日程に追加し,議題とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 まず,その辞職願を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

         辞職願

 今般一身上の都合により議長を辞職したいので,地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。

   平成20年6月3日

          福井市議会議長 谷口健次

 福井市議会副議長 石川道広殿



○副議長(石川道広君) お諮りします。

 谷口健次君の議長辞職を許可することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

──────────────────────



○副議長(石川道広君) ただいま議長が欠員となりました。

 お諮りします。

 この際,議長の選挙を日程に追加し,選挙を行いたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,議長の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

 (議場閉鎖)



○副議長(石川道広君) ただいまの出席議員は34名であります。

 投票用紙を配付させます。

 (投票用紙配付)



○副議長(石川道広君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

 (投票箱点検)



○副議長(石川道広君) 異状なしと認めます。

 ここで念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上,点呼に応じて順次投票願います。

 記載は前の記載台でお願いします。

 点呼を命じます。

 (事務局より氏名点呼,投票)

1番 下畑 健二君  2番 峯田 信一君

3番 奥島 光晴君  4番 島川由美子君

5番 堀江 廣海君  6番 鈴木 正樹君

7番 田村 勝則君  8番 今村 辰和君

9番 塩谷 雄一君  10番 青木 幹雄君

11番 谷出 共栄君  12番 西本 恵一君

14番 堀川 秀樹君  15番 野嶋 祐記君

16番 後藤 勇一君  17番 高田 訓子君

18番 巳寅 令子君  19番 石丸 浜夫君

20番 稲木 義幸君  21番 川井 憲二君

22番 見谷喜代三君  23番 皆川 信正君

24番 石川 道広君  25番 松山 俊弘君

26番 宮崎 弥麿君  27番 山口 清盛君

28番 吉田 琴一君  29番 谷口 健次君

30番 栗田 政次君  31番 加藤 貞信君

32番 近藤 高昭君  33番 西村 公子君

34番 中谷 輝雄君  35番 田辺 義輝君



○副議長(石川道広君) 投票漏れはございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 投票漏れなしと認めます。よって,投票を終了します。

 議場の閉鎖を解きます。

 (議場開鎖)



○副議長(石川道広君) これより開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により,立会人に吉田琴一君,山口清盛君,今村辰和君を指名します。よって,3名の方の立ち会いをお願いします。

 (開  票)



○副議長(石川道広君) 選挙の結果を報告します。

 投票総数 34票

 これは先ほどの出席議員数に符合しております。

 そのうち,有効投票 29票,無効投票 5票,有効投票中 宮崎弥麿君 27票,西村公子君 2票。

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は8票であります。よって,宮崎弥麿君が議長に当選されました。

 ただいま議長に当選されました宮崎弥麿君が議場におられますので,会議規則第32条第2項の規定により,本席から当選の告知をします。

 ただいま議長に当選されました宮崎弥麿君からごあいさつを受けることにします。



◆26番(宮崎弥麿君) 宮崎でございます。ただいまは伝統と歴史のある県都福井市の市議会議長に御指名をちょうだいいたしました。心から感謝し,御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 今,福井市は,新しい福井づくりを目指して,福井の顔とも言える駅周辺の整備を初め,あるいはまた歴史あるまちづくりのために福井市の大変大事な遺産とも言える一乗谷朝倉氏遺跡の整備,あるいはまた福井市の発展を願って北部地域の土地区画整理事業など大変大きな事業を進めているところであります。また,今高齢社会に向けての福祉関係のいろいろな施策実行,あるいはまた我々市民が安心して豊かな生活を維持できるための危機管理対策の推進など,大変多方面にわたっての多角的な事業を推進しているのであります。

 しかしながら,我が福井市は,経済情勢がそれほどいいとは言えないと思っております。まさに新しい福井市に向かっての産みの苦しみを味わっている状況と思っております。

 こういった中でのまちづくりのために我々議会は何をすべきか,市民の負託にこたえてどういう議会運営を進めるべきか,そのことも我々議員に与えられた責務であろう,考えていかなければならない責務であろうと思っております。市民の声を十分に聞きながら,議員としての,議会としての責務を先頭に立って果たしていきたいと思っているところであります。議員の皆様方の絶大なる御指導,御支援,御協力をお願いするところであります。

 また,理事者の皆様方,いろいろ工夫されて福井市のまちづくりについて一生懸命努力されていると思いますけれども,我々議会も福井市の理事者の方の提案だけをチェックする,そういう形ではなくて,議員として,議会として我々自身,議会自身がいろいろな提案をし,またいろんな規則をつくるなど,まちづくりのために頑張っていきたいと,それが議会人としての責務であろうと思っているところであります。

 まだまだ浅学非才,未熟な人間ではございますけれども,議長として先頭に立って市民の負託にこたえていくことをこの場をおかりしてお約束させていただきますとともに,議会の皆様方の絶大なる御協力,御指導を心からお願いして,御指名をいただいたごあいさつと,お礼にかえさせていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(石川道広君) 次に,このたび議長を辞職されました谷口健次君からごあいさつを受けたいと存じます。



◆29番(谷口健次君) それでは,一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 13カ月間にわたりまして皆さん方からいろいろ教えてもらい,勉強させてもらいながらこうして無事終わることができましたことを,まずもって議員の皆さん方に厚く御礼を申し上げたいと思います。まことにありがとうございました。

 そして,理事者の皆さん方におかれましては,いろんなことを御指導いただき,一歩でも前へ進めるということを御指導いただいたことを深く思いながら今後も進めてまいりたいと思いますし,また皆さん方におかれましては今ほど新しい議長から表明がございましたように立派に福井市を進めていってくれるというようなことを今思っておるわけでございまして,何とかして一歩でも二歩でも前へ進める福井市であり,理事者であってほしいと思っております。本当に皆さん方にはお世話をかけました。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(石川道広君) それでは,宮崎議長,議長席にお着き願います。

 (石川副議長議長席退席,宮崎議長議長席着席)



○議長(宮崎弥麿君) ここで暫時休憩します。

             午後2時22分 休憩

──────────────────────

             午後2時32分 再開



○議長(宮崎弥麿君) 休憩前に引き続き本会議を再開します。

 ただいま副議長 石川道広君から副議長の辞職願が提出されました。

 お諮りします。

 この際,副議長辞職の件を日程に追加し,議題とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 まず,その辞職願を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

         辞職願

 今般一身上の都合により副議長を辞職したいので,地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。

   平成20年6月3日

         福井市議会副議長 石川道広

 福井市議会議長 宮崎弥麿殿



○議長(宮崎弥麿君) お諮りします。

 石川道広君の副議長辞職を許可することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) ただいま副議長が欠員となりました。

 お諮りします。

 この際,副議長の選挙を日程に追加し,選挙を行いたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,副議長の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

 (議場閉鎖)



○議長(宮崎弥麿君) ただいまの出席議員は34名であります。

 投票用紙を配付させます。

 (投票用紙配付)



○議長(宮崎弥麿君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

 (投票箱点検)



○議長(宮崎弥麿君) 異状なしと認めます。

 ここで念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上,点呼に応じて順次投票願います。

 記載は前の記載台でお願いします。

 点呼を命じます。

 (事務局より氏名点呼,投票)

1番 下畑 健二君  2番 峯田 信一君

3番 奥島 光晴君  4番 島川由美子君

5番 堀江 廣海君  6番 鈴木 正樹君

7番 田村 勝則君  8番 今村 辰和君

9番 塩谷 雄一君  10番 青木 幹雄君

11番 谷出 共栄君  12番 西本 恵一君

14番 堀川 秀樹君  15番 野嶋 祐記君

16番 後藤 勇一君  17番 高田 訓子君

18番 巳寅 令子君  19番 石丸 浜夫君

20番 稲木 義幸君  21番 川井 憲二君

22番 見谷喜代三君  23番 皆川 信正君

24番 石川 道広君  25番 松山 俊弘君

26番 宮崎 弥麿君  27番 山口 清盛君

28番 吉田 琴一君  29番 谷口 健次君

30番 栗田 政次君  31番 加藤 貞信君

32番 近藤 高昭君  33番 西村 公子君

34番 中谷 輝雄君  35番 田辺 義輝君



○議長(宮崎弥麿君) 投票漏れはございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 投票漏れなしと認めます。よって,投票を終了します。

 議場の閉鎖を解きます。

 (議場開鎖)



○議長(宮崎弥麿君) これより開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により,立会人に吉田琴一君,山口清盛君,今村辰和君を指名します。よって,3名の方の立ち会いをお願いします。

 (開  票)



○議長(宮崎弥麿君) 選挙の結果を報告します。

 投票総数 34票

 これは先ほどの出席議員数に符合しております。

 そのうち,有効投票 32票,無効投票 2票,有効投票中 皆川信正君 32票。

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は8票であります。よって,皆川信正君が副議長に当選されました。

 ただいま副議長に当選されました皆川信正君が議場におられますので,会議規則第32条第2項の規定により,本席から当選の告知をします。

 ただいま副議長に当選されました皆川信正君からごあいさつを受けることにします。



◆23番(皆川信正君) 一言御礼とお願いのごあいさつを申し上げます。

 今ほどは,はえある福井市議会第78代副議長に御選任賜りましたこと,まことにありがたく,心から厚く御礼申し上げますとともに,その責任の重大さをひしひしと感じておりますし,また一生懸命やらなければならないという決意にも燃えております。

 あまたあります国内の各自治体が共通の課題として持ちますのは,税収不足によります財政問題であり,財政再建あるいは財政の健全化でございます。本市も例外でなく,この重たい,大きい課題が横たわっている中,県都福井市としての喫緊の課題は,御案内のとおり新幹線はもとより,えちぜん鉄道の高架化,そして福井鉄道福武線の支援問題,この両鉄道の相互乗り入れあるいはLRT化,そして公共的なバスを含めたまちづくり,その集大成とも言えるべき中心市街地にあっては,福井駅西口中央地区の再開発問題,そして東口,西口の駅前広場等々でございます。

 こういった喫緊の課題がありながらも,学校の教育問題とか保育,養育問題,そしてまた高齢化問題等々の老人福祉など,本当に金のかさむ諸課題が目の前に横たわっておりますし,これらもしっかりと進めていかなければなりません。その意味においても我々は宮崎議長を先頭に東村市長を中心とする理事者の皆様方と真っ正面から真摯な議論を重ね,一つ一つを早急に解決した中で市民の目線に立った議論を積み重ねていくことが極めて重要かと存じます。

 そういう意味で,私はごらんのとおり若輩者ではございますが,持てる力を精いっぱい出し切って,少しでもこの議会の活性化,そして福井市の発展に寄与できるよう,議長の支えとなりながら皆様方に御指導,御支援賜りながら邁進する所存でございます。どうかこれからも御理解と御支援,御指導をよろしくお願い申し上げ,御礼のごあいさつとかえます。よろしくお願いします。(拍手)



○議長(宮崎弥麿君) 次に,このたび副議長を辞職されました石川道広君から,ごあいさつを受けたいと存じます。



◆24番(石川道広君) 退任に当たりまして一言御礼を述べたいと存じます。

 先ほど新議長の宮崎議長,そして今ほどの皆川副議長の就任のごあいさつを聞きながら,早いもので1年前だったんだなというのをつくづく感じているところでございますし,また議長であれ副議長であれ,本当に今私ども福井市が抱えている課題を的確にとらえながら,やはり議会が一丸となって,時には理事者と一緒になってこれらに立ち向かうという心強いごあいさつをちょうだいいたしました。

 私,石川にとりまして,皆さん方のおかげでこの1年間,副議長という立場で本当にいろんな経験を積み重ねることもできましたし,また就任のときにもごあいさつを申し上げたつもりでございますが,谷口議長をしっかり補佐しながら精いっぱい頑張っていきたいなという思いでこの1年間取り組んできたつもりでございます。そういったことでは,自分なりに精いっぱいやってこれたのかなと,これもひとえに皆様方の御指導,御支援のたまものと心より厚く感謝を申し上げたいと存じます。

 そして,皆様方の御支援をいただきながら,谷口議長に1年間お仕えをしながら,本当に新しいアイデアの持ち主でもありますし,今何が必要なのかというところでは,時には時間をかけてその目的を達成しなきゃならない課題もたくさんございましたし,皆様方のお力添えをいただいてすぐ解決できるものもございました。そういったことでは,細かいところにも気を配りながら取り組んでこられた谷口議長にいろんな意味で勉強させていただきましたことについて私からも厚くお礼申し上げたいと存じます。

 そしてまた最後でございますが,理事者の皆様方にも本当に大変お世話をいただき,ありがとうございました。これからは宮崎議長,皆川副議長のごあいさつにもありました,それらの課題克服のために,一議員として,そして私は少なくともやはり県都福井市の議員だということを自覚しながら,日々頑張っていきたいなと思うところでございます。本当にこの1年,ありがとうございました。(拍手)

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程4 各常任委員会委員の選任についてを議題とします。

 各常任委員会委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名します。

 各常任委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇総務委員会

3番 奥島 光晴君  9番 塩谷 雄一君

10番 青木 幹雄君  13番 浜田  篤君

23番 皆川 信正君  25番 松山 俊弘君

27番 山口 清盛君  28番 吉田 琴一君

35番 田辺 義輝君

〇建設委員会

4番 島川由美子君  6番 鈴木 正樹君

8番 今村 辰和君  14番 堀川 秀樹君

16番 後藤 勇一君  18番 巳寅 令子君

22番 見谷喜代三君  31番 加藤 貞信君

34番 中谷 輝雄君

〇教育民生委員会

1番 下畑 健二君  2番 峯田 信一君

7番 田村 勝則君  15番 野嶋 祐記君

17番 高田 訓子君  26番 宮崎 弥麿君

30番 栗田 政次君  32番 近藤 高昭君

36番 伊東 敏宏君

〇経済企業委員会

5番 堀江 廣海君  11番 谷出 共栄君

12番 西本 恵一君  19番 石丸 浜夫君

20番 稲木 義幸君  21番 川井 憲二君

24番 石川 道広君  29番 谷口 健次君

33番 西村 公子君



○議長(宮崎弥麿君) 以上の諸君を各常任委員会委員に指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名しました諸君を各常任委員会委員に選任することに決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程5 議会運営委員会委員の選任についてを議題とします。

 議会運営委員会委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名します。

 議会運営委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇議会運営委員会

2番 峯田 信一君  5番 堀江 廣海君

8番 今村 辰和君  12番 西本 恵一君

15番 野嶋 祐記君  17番 高田 訓子君

19番 石丸 浜夫君  20番 稲木 義幸君

24番 石川 道広君  31番 加藤 貞信君

32番 近藤 高昭君



○議長(宮崎弥麿君) 以上の諸君を議会運営委員会委員に指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名しました諸君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) お諮りします。

 本日,市長から第59号議案及び第60号議案 監査委員の選任についての議案が提出されました。

 この際,これを日程に追加し,議題とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第59号議案及び第60号議案 監査委員の選任についてを日程に追加し,議題とすることに決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) それでは,第59号議案 監査委員の選任についてを議題とします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。



◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第59号議案 監査委員の選任につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 監査委員に川井憲二氏を選任いたしたいと存じますので,地方自治法第196条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。

 川井憲二氏は,平成11年5月に市議会議員に当選されて以来,今日まで市政の発展に多大な御尽力をいただいております。人格,識見とも監査委員としてまことに適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(宮崎弥麿君) ただいまの説明に対し質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております第59号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,採決します。

 ただいま議題となっております第59号議案 監査委員の選任については,川井憲二君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第59号議案 監査委員の選任については,川井憲二君に同意することに決しました。

 ただいま監査委員の選任に同意を得られました川井憲二君からごあいさつを受けることにします。



◆21番(川井憲二君) 一言御礼のごあいさつをさせていただきます。

 ただいまは監査委員の選任に御同意をいただきまして心から御礼を申し上げます。

 この大役に私は非常に身の引き締まる思い,そして浅学非才の者でありますけれども,この任をしっかりと務めていき,そしてまたその負託にこたえることを約束し,御礼のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,第60号議案 監査委員の選任についてを議題とします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。



◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第60号議案 監査委員の選任につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 監査委員に西本恵一氏を選任いたしたいと存じますので,地方自治法第196条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 西本恵一氏は,平成15年5月に市議会議員に当選されて以来,今日まで市政の発展に多大な御尽力をいただいております。人格,識見とも監査委員としてまことに適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(宮崎弥麿君) ただいまの説明に対し質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております第60号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,採決します。

 ただいま議題となっております第60号議案 監査委員の選任については,西本恵一君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第60号議案 監査委員の選任については,西本恵一君に同意することに決しました。

 ただいま監査委員の選任に同意を得られました西本恵一君からごあいさつを受けることにします。



◆12番(西本恵一君) 西本恵一でございます。一言御礼を申し上げます。

 ただいまは監査委員の選任に御同意を賜りまして,心より感謝,御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 もとより浅学非才でございますけれども,日々精進をし,この大任を全力で全うしてまいりたいと思います。先ほども宮崎新議長,また皆川新副議長もおっしゃっておりましたが,福井市にはさまざまな課題がございます。財政は厳しい状況にございます。そのお金の使われ方がどうなっているのか,その最後の出口のチェックが監査でございます。そういった意味におきましては,しっかりとその任を全うしてまいりたいと思っているところでございます。簡単ではございますが,御礼と抱負にかえさせていただきたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(宮崎弥麿君) ここでお知らせします。

 正副委員長互選のため,各常任委員会及び議会運営委員会をこの後の休憩時に開催します。まず,議会運営委員会を第2委員会室で開催した後,総務委員会を第1委員会室,建設委員会を第2委員会室,教育民生委員会を第3委員会室,経済企業委員会を第4委員会室でそれぞれ開催します。

 ここで暫時休憩します。

             午後3時5分 休憩

──────────────────────

             午後3時38分 再開



○議長(宮崎弥麿君) 休憩前に引き続き本会議を再開します。

 休憩中に開催されました各常任委員会及び議会運営委員会におきまして,正副委員長の互選が行われましたので,その結果を御報告します。

 総務委員長 青木幹雄君,副委員長 塩谷雄一君,建設委員長 見谷喜代三君,副委員長 後藤勇一君,教育民生委員長 野嶋祐記君,副委員長下畑健二君,経済企業委員長 谷出共栄君,副委員長 堀江廣海君,議会運営委員長 今村辰和君,副委員長 高田訓子君,以上であります。

 ただいま各常任委員長及び議会運営委員長から,委員会条例第2条第1項及び地方自治法第109条の2第4項に掲げる事項について,今期委員の任期中,閉会中も継続して所管事務調査を行いたい旨の申し出がありました。

 この際,各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件を日程に追加し,議題とすることに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件を日程に追加し,議題とすることに決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) それでは,各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題とします。

 お諮りします。

 本件は各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり,閉会中も継続して所管事務の調査を行うことに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程6ないし日程51を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局朗読は省略します。

 提出者の提案理由の説明を求めます。



◎市長(東村新一君) 本日ここに平成20年6月福井市議会定例会が開催され,各種の重要案件の御審議をいただくに当たり,提案した補正予算案の概要等につきまして御説明を申し上げます。

 先日,中国四川省で大規模な地震が発生し,未曾有の被害がもたらされました。また,その直前にはミャンマーにおいて大型サイクロンにより多くの生命や財産が犠牲となりました。お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに,今なお困難な生活を強いられている方々に心からお見舞いを申し上げます。

 福井市にとりまして,本年は福井震災60周年に当たります。改めて自然災害の脅威と防災対策の大切さを痛感するとともに,災害に強いまちづくりに取り組んでまいる決意を一段と強くしているところであります。

 さて,平成20年度は,国の予算の裏づけとなる歳入関連法案が成立しないという異常事態の中でスタートしました。国民生活への深刻な影響が危惧されておりましたが,何とか歳入欠陥も最小限にとどまったところであります。

 今後の本市事業の取り組みにつきましては,このことによる支障を来さぬよう着実に進めてまいります。

 また,今回の事態により生じた地方財政への影響については,国の責任において必要な措置を確実に講じるよう求めてまいりたいと考えております。

 一方,改正地方税法の成立により,ふるさと納税制度がスタートしました。この制度は,希望する地方公共団体に寄附をした場合,住民税等を軽減することで都市部と地方の税収格差を縮小する趣旨で設けられたものであります。これは,財源確保の面からだけではなく,本市のまちづくりを全国に情報発信する好機だと受けとめております。

 このため,福井県及び県内市町と力を合わせて福井市を応援したいという方々がふえるような取り組みを進めていく所存でありますので,議員各位の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 それでは,6月補正予算案について御説明を申し上げます。

 このたびの補正予算案は,国,県の補助金に呼応するもの,諸般の事情から措置すべき施策などにつきまして所要の補正を行うものです。

 今回の補正予算案の規模は,一般会計で1億5,272万8,000円でございまして,補正後の予算額は一般会計で938億4,672万8,000円,総額で2,011億1,799万4,000円となっております。

 次に,事業内容について概括的に御説明を申し上げます。

 まず,懸案となっております福井鉄道福武線の存続問題につきまして,3月定例会で議論いただきました再建スキームを基本とし,継続的な鉄道運行を図るため,越前市,鯖江市と協調し,線路,電路の維持修繕費を支援する費用として4,000万円を計上しております。

 今後とも残された課題解決に向け全力を傾注し,安定運行を行えるよう県と沿線3市,事業者等の間で最終合意に向け調整を図ってまいります。

 次に,災害復旧事業としてふれ愛園敷地内にある管理道路南側斜面の修復工事費に3,400万円を,またのり面が崩壊した越前西部4号線の林道復旧事業に1,400万円を計上しております。

 さらに,下市地区の日野川引堤に伴う日光橋かけかえ工事及び県営土地改良事業と一体的に道路整備を行うため2,500万円を措置いたしました。

 また,福井震災60周年を契機とし,災害に強いまちづくりを一層推進するため,木造住宅耐震改修促進事業として1,800万円を計上いたしました。

 以上が今回の補正予算案の主な内容でございます。

 なお,財源として国庫支出金で200万円,県支出金で5,605万5,000円,繰越金で6,287万3,000円,市債で3,180万円を計上した次第であります。

 予算案以外の議案及び報告につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づき御提案した次第でございます。細部に関しましては,いずれも一般質問あるいは各委員会の御審議等におきまして詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(宮崎弥麿君) ただいま説明のありました第46号議案ないし第58号議案,第1号報告ないし第33号報告について質疑を許可します。



◆33番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。

 第49号議案と第50号議案,それぞれの福井市市税賦課徴収条例の一部改正について一括して質疑を行います。

 第49号議案の市民税,第50号議案の国民健康保険税について,いずれも65歳以上の年金受給者を対象に年金から徴収するというものが含まれております。この4月から後期高齢者医療制度が実施され,批判の声がさらに高まっているわけですが,その中には年金から勝手に天引きをするのは納得できないという声が多数あるわけです。その声は,これら国民健康保険税や個人住民税についても同様で,市民の理解を得られないのではないかと考えますが,見解をお尋ねいたします。

 それから,天引き開始について,国民健康保険税はことし10月からで個人住民税は来年10月からとなっておりますが,それぞれ年金天引きの対象者数はどれほどになりますか。また,65歳以上の中での割合というのはどれほどになりますか,お尋ねいたします。



◎財政部長(南部和幸君) ただいま御質問がございました第49号議案の個人住民税についてでございますけれども,これは今回の地方税法の一部改正によりまして,御指摘のように平成21年10月から公的年金の受給者の方について,個人住民税は今まで納付書で納めていただいたわけでございますけれども,来年10月からは年金から引かせていただくということでございます。これにつきましては,個人住民税の新たな負担がふえるというようなことではございません。今まで課税されていて,これからも課税される方について納付書で納めていただくものを年金から引かせていただくという内容でございますので,御理解をいただきたいと思います。

 それから,対象者でございますけれども,65歳以上で公的年金の受給者は7万人近くおられるわけでございますけれども,今回課税されて年金から天引きされるような形になる方は,今現時点での概算では1万6,000人程度だというふうに試算をしております。



◎福祉保健部長(熊野輝範君) 第50号議案に関連しまして,年金からの保険料の天引きについてどう思うかという御質問にお答えしたいと思います。

 確かに,4月に後期高齢者医療制度が始まりまして,4月に第1回の年金天引きがされたことによりまして,後期高齢者の方からいろんな御批判といいますか,そういった問い合わせ等が保険年金課にも多数寄せられたことは事実でございます。ただ,これにつきましては国も説明しているわけでありますが,保険料を払っていただく利便性等も考慮し,なおかつ,後期高齢者医療制度そのものの運営は広域連合でやってございますが,そういった徴収窓口関係はそれぞれの市町でやっているということから,事務の軽減等も含めまして,ある意味ではこの年金からの天引きというのはやむを得ないのではないかと考えてございます。

 それと国民健康保険税が10月から引かれるわけでございますが,現在,システムを構築中のため,天引きの数がどのぐらいになるかというのは正直まだわかっておりません。来週中にこれが明らかになると考えております。



◆33番(西村公子君) 年金が月額1万5,000円以下の方,あるいは基礎年金部分が少ない方など年金天引きできない方がおられるわけですが,それ以外にも滞納がある方や借金返済などで年金が押さえられている場合,年金天引きが適当でないという方もおられると思います。また,口座振替を継続している方や普通徴収を希望する方々については,当然普通徴収にするべきだと考えるわけですが,いかがでしょうか。一律に年金天引きではなくて,市民の生活実態に合わせた対応策を考えておられるのかどうかをお尋ねいたします。



◎福祉保健部長(熊野輝範君) 今ほどの御質問でございますが,確かに年金等が基礎年金等の方で,あるいは年間18万円以下の人には天引きはしないとかいろいろな制度がございます。ただ,先ほどちょっと申しましたが,4月に天引きされたことによって高齢者の方からもいろんな不満といいますか,不安の声を受けまして,今国ではこの年金天引きを今後どうするかという見直しをやってるというふうに私どもは伺っております。そういった国等の推移を見ながら私どももそれに対応していきたいと考えてございます。



◎財政部長(南部和幸君) ただいまの個人住民税の件につきましても同様な考え方でございまして,公的年金を受給されていて個人住民税が課税される方につきましては,一般的には年間100万円を超えるような年金受給者ということでございますので,少額の年金受給者の方は非課税となっておりますので,個人住民税の場合につきましては介護保険料とか後期高齢者医療保険料とは若干違った考え方で,今の時点では原則として,基本的には年金から引かせていただく形で進めたいと考えております。



◆33番(西村公子君) 国の考え方としても現時点で特別徴収を行うことが適当でないと認められる特別な事情があると認められれば年金天引きをしなくてもよいというふうにされているのではないかと思いますが,お答えください。その国の基準から見ても,機械的な年金天引きは行うべきではないと考えますが,いかがお考えでしょうか。最後にお尋ねいたします。



◎福祉保健部長(熊野輝範君) 先ほどもちょっとお答えしましたけれども,政府・与党において今いろんな部会等で話し合われているように聞いております。これが恐らく今週から来週にかけて政府あるいは与党の中の統一見解といいますか,方針が出るやに伺っておりますので,その推移を見守っていきたいと考えております。



○議長(宮崎弥麿君) ほかにございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

──────────────────────



○議長(宮崎弥麿君) 次に,日程52ないし日程54を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

日程52 請願第7号 後期高齢者医療制度に関する請願

日程53 請願第8号 農業農村整備の着実な推進を図る組織制度の維持を求める請願

日程54 陳情第2号 食料・農業・農村政策に関する陳情



○議長(宮崎弥麿君) それでは,先ほど上程しました第46号議案ないし第58号議案,第1号報告ないし第7号報告,請願第7号,請願第8号,陳情第2号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会,議会運営委員会及び予算特別委員会に付託します。

 〔付託案件表は本号末尾参照〕

 なお,第8号報告ないし第33号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承をお願いします。

 以上で本日の議事日程は全部終了しました。

 これをもちまして散会します。

             午後3時58分 散会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                  平成  年  月  日









福井市議会議長                  平成  年  月  日









福井市議会副議長                 平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









△〔参照〕



                 付 託 案 件 表



           総    務    委    員    会




番 号件            名
第48号議案福井市常勤の特別職職員の退職手当に関する条例の一部改正について
第49号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について
第54号議案工事請負契約の締結について
(クリーンセンター中央制御装置更新工事)
第55号議案工事請負契約の締結について
(クリーンセンターボイラーバンク蒸発管更新及び機器修繕工事)
第56号議案福井市土地開発公社定款の変更について
第57号議案工事請負契約の締結について
(清水地区統合保育園新築工事)
第58号議案工事請負契約の締結について
(社南小学校体育館増築工事)
第1号報告専決処分の承認を求めることについて
(福井市市税賦課徴収条例の一部改正)








           建    設    委    員    会




番 号件            名
第47号議案福井市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について
第52号議案福井市都市公園条例の一部改正について








         教   育   民   生   委   員   会




番 号件            名
第50号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について
第53号議案福井市体育施設条例の一部改正について
第2号報告専決処分の承認を求めることについて
(福井市手数料徴収条例の一部改正)
第3号報告専決処分の承認を求めることについて
(福井市市税賦課徴収条例の一部改正)








         経   済   企   業   委   員   会




番 号件            名
第51号議案福井市集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について








         予   算   特   別   委   員   会




番 号件            名
第46号議案平成20年度福井市一般会計補正予算
第4号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成19年度福井市一般会計補正予算)
第5号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成19年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算)
第6号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度福井市国民健康保険特別会計補正予算)
第7号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度福井市老人保健特別会計補正予算)








         議   会   運   営   委   員   会




番 号件            名
請願第7号後期高齢者医療制度に関する請願
請願第8号農業農村整備の着実な推進を図る組織制度の維持を求める請願
陳情第2号食料・農業・農村政策に関する陳情
(継続審査案件)  
請願第3号子どもの医療費の完全無料化を求める請願