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福井県 福井市

平成10年 9月定例会 09月18日−03号




平成10年 9月定例会 − 09月18日−03号







平成10年 9月定例会



               福井市議会会議録 第3号



           平成10年9月18日(金曜日)午後1時34分開議



〇議事日程

 日程1 会議録署名議員の指名

 日程2 第59号議案ないし第67号議案,請願第19号,請願第20号,陳情第26号,陳情第27号,陳情第29号ないし陳情第34号

 日程3 第68号議案 教育委員会委員の任命について

 日程4 第69号議案 公平委員会委員の選任について

 日程5 第70号議案 固定資産評価員の選任について

 日程6 市会案第55号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について

 日程7 市会案第56号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について

 日程8 市会案第57号 地方分権実現に関する自治体の財源の充実を求める意見書について

 日程9 市会案第58号 労働基準法改正に関する意見書について

 日程10 市会案第59号 介護サービスの基盤の充実強化に関する意見書について

 日程11 市会案第60号 遺伝子組み換え食品の表示の義務付けに関する意見書について

 日程12 市会案第61号 道路特定財源の確保に関する意見書について

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〇出席議員(38名)

 1番 山口 清盛君   2番 柳沢 峰生君

 3番 谷口 健次君   4番 早川 朱美君

 5番 宮崎 弥麿君   6番 木村 市助君

 7番 吉田 琴一君   8番 小林荘一郎君

 9番 田中 繁利君   10番 谷口 文治君

 11番 宮崎 利道君   12番 田中 一男君

 13番 栗田 政次君   14番 近藤 高昭君

 15番 加藤 貞信君   16番 谷口 忠応君

 17番 皆川 修一君   18番 浦井美惠子君

 19番 松宮 秀彦君   20番 上山 正男君

 21番 中谷 勝治君   22番 田辺 義輝君

 23番 西村 公子君   24番 高橋省一郎君

 25番 中谷 輝雄君   26番 松井乙右衛門君

 27番 山崎 謙二君   28番 畑  康夫君

 29番 若山 樹義君   30番 西村 高治君

 31番 中村 正秋君   32番 山田 俊臣君

 33番 石川 道広君   34番 浅原 利男君

 35番 松山 俊弘君   36番 成瀬 亮一君

 37番 藤田 喜栄君   38番 伊東 敏宏君

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〇欠席議員(0名)

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      坂 上 泰 学

 議会事務局次長     大 島 幸 雄

 庶務課長        南   昌 宏

 議事課長        吉 村 邦 栄

 議事課主任       田 中 光 夫

 議事課主幹       小 川 眞一郎

 議事課副主幹      山 先 勝 男

 議事課主査       山 本 誠 一

 議事課主事       黒 田 慶 廣

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〇説明のため出席した者

 市長         酒 井 哲 夫 君

 助役         清 水 彰 一 君

 収入役        花 山   豪 君

 教育長        梶 川 恭 博 君

 企業管理者      堂 阪   力 君

 総務部長       桑 野 正 暁 君

 企画財政部長     奈 良 一 機 君

 市民生活部長     林   廣 美 君

 福祉保健部長     石 井 信 孝 君

 商工労働部長     木 村   健 君

 農林水産部長     堂 下   暁 君

 都市政策部長     舟 木   壽 君

 都市政策部理事    笠 松 泰 夫 君

 建設部長       齊 藤 忠 男 君

 下水道部長      谷 本 忠 士 君

 企業局長       中 野 朝 一 君

 教育部長       奥 津 正 男 君

 市長室長       竹 内   寛 君

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○議長(伊東敏宏君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。

 よって,これより会議を開きます。

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○議長(伊東敏宏君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,29番 若山樹義君,30番 西村高治君の御両名を指名いたします。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程2 第59号議案ないし第67号議案,請願第19号,請願第20号,陳情第26号,陳情第27号,陳情第29号ないし陳情第34号,以上19件を一括議題といたします。

 以上の各案件につきましては,去る8日の本会議において各常任委員会,議会運営委員会及び企業会計決算特別委員会に付託され,また請願第19号,陳情第26号,陳情第27号は議会運営委員会において継続審査となっておりましたが,それぞれ審査が終了した旨,御報告を受けましたので,これより審査の順序に従い,結果の御報告を求めます。

 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕

 建設委員長 3番 谷口健次君。

 (3番 谷口健次君 登壇)



◆3番(谷口健次君) 去る9月8日の本会議において,建設委員会に付託されました案件を審査するため,10日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案3件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず第59号議案 平成10年度福井市一般会計補正予算の第11款 災害復旧費中,土木施設災害復旧費に関して委員から,7月,8月の大雨の被害が国見山周辺で多く見られたので,急傾斜地区の認定をできるだけ早くしてほしい。また資料として,被災箇所を表示した図面のほか被災現場の写真など,より現状を理解できるような資料の提供をしてほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に総務委員長 5番 宮崎弥麿君。

 (5番 宮崎弥麿君 登壇)



◆5番(宮崎弥麿君) 去る9月8日の本会議において,総務委員会に付託されました案件を審査するため,10日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案3件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 第63号議案 工事請負契約の締結について((仮称)橘曙覧記念文学館新築工事)に関して委員から,この工事は今回初めて実施した意向重視型指名競争入札により,設計価格の七十数パーセントという低価格で落札されたが,どのような経緯でこういう結果となったのかとの問いがあり,理事者から,この工事に関しての低入札価格調査委員会等での調査結果によると,落札業者は,郷土が生んだ歴史に残る歌人の記念館であり,会社の功績として後世に残る作品とするため,諸経費等をゼロ査定としたことや,資材,機械等の損料を安く見積もったことが低価格となった要因であり,見積内容に問題はないとの答弁がありました。

 またこれに関連して各委員から,新しい入札制度により競争力が働き,むだな費用が省けるなど一定の成果が生まれたと評価する意見がありましたが,一方では,赤字覚悟の低価格での落札は,安ければよいという問題ではなく,当然工事の質が重要と考えられ,赤字を解消するために手抜き工事が行われることのないよう,厳格な検査の実施を求める意見がありました。

 さらに業者間の過度の競争は業界にも大きな波紋を投げかけているので,今後とも適正な入札制度の執行について調査研究を重ねてほしいとの要望がありました。

 また市が発注する設計業務委託に関して委員から,福井県設計監理協会に偏ることなく,優秀な人材を抱える設計事務所も市内には数多くあるので,発注に当たっては間口を広げて柔軟な対応を心がけてほしいとの要望があったことを申し添えます。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に教育民生委員長19番 松宮秀彦君。

 (19番 松宮秀彦君 登壇)



◆19番(松宮秀彦君) 去る9月8日の本会議において,教育民生委員会に付託されました案件を審査するため,11日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案3件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に経済企業委員長8番 小林荘一郎君。

 (8番 小林荘一郎君 登壇)



◆8番(小林荘一郎君) 去る9月8日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件を審査するため,11日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案1件であり,原案どおり可決いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 第59号議案 平成10年度福井市一般会計補正予算中,農林水産施設災害復旧費に関して委員から,今回の豪雨により相当の被害が出ているが,災害の程度あるいは種類により,国,県の災害復旧事業の採択対象にならないものがあると思う。そういったところについては,財政の厳しい折ではあるが,市単独事業で対応するなり,行政としてできるだけ努力をしながら援助をしてほしいとの強い要望がありました。

 次に委員から,山間地での被害が相当出ているが,上部での林道開発が原因で下部の方にこの程度の雨でも被害が出たケースはないのかとの問いがあり,理事者から,排水対策は林道整備の中で万全を期してやっており,そういったケースはないと思っている。今後も十分指摘の点については留意しながら,設計,計画をしていきたいとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に企業会計決算特別委員長 26番 松井乙右衛門君。

 (26番 松井乙右衛門君 登壇)



◆26番(松井乙右衛門君) 去る9月8日の本会議において,企業会計決算特別委員会に付託されました案件を審査するため,14日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 付託されました第60号議案 平成9年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり認定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず下水道事業会計に関して委員から,現在第8次7カ年計画に取り組み,下水道整備を進めているが,1号汚水幹線はようやく花堂のベルまで布設されたところで,将来,麻生津地区まで本管を延ばしていくと,布設事業だけでも膨大な費用が必要となると思うが,下水道を少しでも早く普及させるためには,新たに処理場を設け,処理区域を分割するなど見直す考えはないのかとの問いがあり,理事者から,下水道基本構想を策定する場合,20年後の人口や市街地の発展動向等を勘案し,汚水量を計画するが,昭和55年に計画した段階で麻生津地区も全体の計画区域としてとらえており,新たに切り離して処理場を設けることは二重投資になるという観点から考えていないとの答弁がありました。

 次に委員から,水洗化状況について,平成9年度は普及活動の成果が実り,未水洗化世帯が3,600世帯余りと,8年度に比較して大幅に減少したとのことだが,大きな投資により整備したことを考えて,今後も継続して未接続世帯に対する普及,促進にさらに努力してほしいとの要望がありました。

 次にガス事業会計について委員から,平成9年度は赤字決算となったが,原料費調整制度の創設により,原料価格の高騰が原因とは思われないことを考えると,その要因は何かとの問いがあり,理事者から,ガス工場が老朽化し,設備更新する時期に来ているが,建設投資額を料金価格に反映させていないことから,その財源を起債に頼らざるを得ず,また料金の中にも減価償却費,企業債の支払い利息が算入されていないため,その部分が赤字に結びついているものと考えられ,設備の更新費用が主な要因であるとの答弁がありました。

 次に水道事業会計に関して委員から,福井市の人口動態と同様に給水人口や給水量が年々減少している現状から,第6次拡張事業の見直しを速やかに図るべきではないか,また水道水の3割を担っている表流水の水質汚染状況について問いがあり,理事者から,現在第6次拡張事業の進捗率は約10%であり,給水需要に対応できるよう水源開発を実施しながら,全体計画については単年度で見直しを図っていきたい。また水質検査は毎年実施しており,結果は以前と変わりなく基準値以下となっている。さらに先月実施したダイオキシンの調査においても不検出であったとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 次に議会運営委員長11番 宮崎利道君。

 (11番 宮崎利道君 登壇)



◆11番(宮崎利道君) 去る8日の本会議において,議会運営委員会に付託されました請願1件,陳情6件及び継続審査となっております請願1件,陳情2件を審査するため,16日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告いたします。

 まず継続審査の請願第19号 じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書について及び陳情第27号 著作物の再販売価格維持制度問題に関する意見書については,その実態や内容等をさらに調査研究すべきとのことから,再度継続審査と決定いたしました。

 また陳情第26号 医療保険制度の改悪に反対する意見書については,委員から,国民の健康を守るという意味で,医療費の負担増や薬価基準の見直しなどの,患者の負担増につながる法改正には反対すべきだとの意見がありました。一方そのほかの委員から,自己負担の増は困ることだが,今日の医療費の増大に伴い,財政状況が逼迫している現状を考えると,医療保険制度の改正もやむを得ないとの意見があり,採決の結果,不採択に決定いたしました。

 次に請願第20号 新ガイドライン関連法案に反対する意見書については,委員から,これまでは日本が攻撃された場合のみに日米安保条約が発動されたが,新ガイドラインでは周辺事態措置法が適用され,米軍が軍事行動を起こした場合,自衛隊は武器,弾薬の輸送を初め,物資補給を行い,地方公共団体も医療や輸送の協力を求められるなど,地方自治のあり方にも大きな影響を与えることなので,法案の成立に反対であるとの意見がありました。また他の委員から,最近の一連の北朝鮮問題等の不安定要因の顕在化に伴い,より具体的な防衛協力のための指針はぜひ必要であるとの意見があり,採決の結果,不採択に決定いたしました。

 次に陳情第29号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について,陳情第30号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について,陳情第31号 地方分権実現に関する自治体の財源の充実を求める意見書について,陳情第32号 労働基準法改正に関する意見書について,陳情第33号 介護サービスの基盤の充実強化に関する意見書について及び陳情第34号 遺伝子組み換え食品の表示の義務付けに関する意見書についての6件については,それぞれ願意妥当と認め採択と決定し,議会運営委員会委員により市会案として提出いたしますので,御協力をお願いいたします。

 また意見書採択の要望1件を審査した結果,「道路特定財源の確保に関する意見書について」は,最も基本的な社会基盤である道路の整備を促進するためには,道路特定財源は必要であるとの意見があり,賛同する委員により,市会案として提出することに決定いたしました。

 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上をもちまして各常任委員会,企業会計決算特別委員会及び議会運営委員会の審査報告は全部終了いたしました。

 ただいまの各委員長報告に対し,一括質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 ここでお諮りいたします。

 第59号議案,第61号議案ないし第67号議案,請願第19号,陳情第27号,陳情第29号ないし陳情第34号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 それでは採決いたします。

 第59号議案,第61号議案ないし第67号議案に対する委員会の決定は可決であり,陳情第29号ないし陳情第34号に対する委員会の決定は採択であります。また請願第19号,陳情第27号に対する委員会の決定は継続審査であります。

 お諮りいたします。

 以上の各案件は,委員会の決定どおり可決,採択及び継続審査とすることに御異議はございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,委員会の決定どおり決しました。

 ただいま採択されました陳情第29号ないし陳情第34号は,会議規則第137条及び第138条の規定により関係機関に送付いたします。

 また委員長の申し出のとおり継続審議と決定いたしました請願第19号及び陳情第27号については,閉会中も御審査をお願いいたします。

 それでは第60号議案,請願第20号及び陳情第26号については,討論の通告がありましたので,許可いたします。

 10番 谷口文治君。

 (10番 谷口文治君 登壇)



◆10番(谷口文治君) 私は,日本共産党議員団を代表いたしまして,ただいま討論の対象となっております第60号議案 平成9年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定についての議案と,陳情第26号 医療保険制度の改悪に反対する意見書,請願第20号 新ガイドライン関連法案に反対する意見書について,委員長報告どおり採決することに反対する立場から討論を行います。

 第60号議案 下水道事業,ガス事業,水道事業の平成9年度の各会計の決算の認定についてでありますが,まず下水道事業ですが,消費税増税の市民負担増が6,960万円にもなっているわけであります。深刻な不況のもと,消費税の市民転嫁はやめるべきだと考えるわけであります。下水道企業債の未償還残高が567億5,009万円と,これも前年度より45億5,435万円の増,9年度償還額9億7,209万円,起債額55億2,644万円,利息支払い25億6,989万円と,平成4年度の未償還残高の336億円だったものが,5年間で借金は231億5,000万円の増加となっているわけであります。

 このように,起債に頼って事業費を拡大してきたが,元利償還が増加するばかりで,結局下水道料金の引き上げを繰り返すことになるのではないか。事業計画の見直し,工事発注の改善,談合防止の徹底,工事費の縮減,一般会計からの繰り入れ増などを行い,国に対しても補助増額を要求すべきであります。基本構想の見直しを行い,単独公共下水道,九頭竜流域,特定環境保全,農業集落排水事業,そして個人の合併浄化槽など,地域の条件に合わせた合理的な計画を立て,事業費の縮小,効率的な下水処理を図るべきであります。財政力を無視した事業推進は行うべきではありません。

 ガス事業会計での消費税増税の市民負担増は4,500万円であります。ガス販売量は前年度と比べ0.8%減少しましたが,原料費調整制度の導入で9年度のガス料金単価を引き上げ,その結果,ガス売上高は前年度比5,695万円,2.3%増加し,実質7,518万円,市民への負担増となったわけであります。

 ガス事業の見直しが必要であります。需要家の拡大は目標が600戸だったが,新規需要家が527戸,廃止292戸で,実際は235戸の増加にとどまっているわけであります。供給地区の拡大は住民の要望で進め,安易な先行投資を進めるべきではありません。

 また平成14年,15年度に実施する予定の熱量変更事業でさらに設備投資が増加するが,それによるガス料金値上げなど,市民への負担増は避けるべきであります。

 水道事業会計での消費税増税の市民負担増は6,900万円であります。第6次水道事業拡張計画として,平成7年から18年まで給水人口27万2,700人,1人1日最大給水量763リットルを計画し,事業費を358億円としている。この第6次拡張計画の水需要増加計画は実際とは大きくかけ離れたものであります。

 平成9年度の給水人口は対前年度比199人減であります。平成6年度以降減少が続いているわけであります。福井市の人口の推移を見てみますと,1985年から95年は,年平均516人増加しています。しかし,1995年の人口25万5,604人でしたが,1998年は25万3,540人に減り,95年から98年は年平均688人減となっております。1人1日平均使用水量もこの5年間ふえていません。新たな水源の開発,確保は実際に応じたものに改めるべきであります。

 足羽川ダムから2万5,000トンの水源を確保するという計画の根拠としている平成28年度の給水人口28万4,200人,1人1日給水量532リットルという数字は何の根拠もないことは明らかであります。過大な事業計画で将来の設備投資のための水道事業基金として毎年約1億5,000万円積み立てていますが,即刻中止するよう要求するものであります。

 以上の理由から平成9年度の下水道事業会計,ガス事業会計,水道事業会計決算の認定に反対するものであります。

 次に平成9年12月定例議会に提出された陳情第26号 医療保険制度の改悪に反対する意見書についてであります。

 昨年9月から医療費の患者負担が大幅にふやされ,医療保険制度の大改悪がスタートをして1年が経過するわけであります。高齢者や難病者への負担増が著しく,国民の命と生活を守るという国の最低限の責任さえ放棄する内容となっているわけであります。

 病気になっても医者にかかれない患者さんがふえ,病院の待合室から患者さんがどんどん減り,病院経営が成り立たない事態にまで追い込まれ,医者,患者を問わず,市民の中から医療制度改悪前に戻せの切実な声が上がっているのは,皆さん方御存じのとおりであります。しかし,政府は今後さらに医療予算を削減し,2倍,3倍の負担を国民に押しつけようとする大改悪の計画になっているわけであります。

 この1年間,議会運営委員会で継続審査として先送りしてきましたが,ますます医療制度改悪の実態が明らかになった今9月議会で採択されるべきであります。議会運営委員長報告の陳情第26号,不採択に断固反対するものであります。

 最後に請願第20号 新ガイドライン関連法案に反対する意見書についてであります。

 アメリカがアジア,太平洋のどこでも軍事行動,戦争行為を引き起こせば,国会の承認もないまま日本は米軍の支援のため,自動的に参戦できる憲法違反の仕組みをつくるため,関連法案を通そうとしているわけであります。自衛隊が行うのは武器,弾薬の輸送を初め,物資補給,修理,船舶臨検など日本国憲法が禁止している戦争行為そのものであります。地方自治体にしてより重大なのは,同憲法が米軍支援のために地方自治体や民間を総動員しようとしていることであります。地方公共団体の長に対し,必要な協力を求めるとして空港,港湾の提供や,輸送,医療などでいや応なく米軍に協力させようとしているものであります。

 これは地方自治体,地方自治と基本的人権を踏みにじる暴挙であります。新ガイドラインとその立法化は憲法の平和的,民主的原則である恒久平和,国家主権,基本的人権,議会制民主主義,地方自治を踏みにじるものであります。

 請願第20号 新ガイドライン関連法案に反対する意見書は採択すべきであります。議会運営委員長報告の請願第20号不採択に断固反対を表明して,私の討論を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは採決いたします。

 第60号議案は原案のとおり認定し,請願第20号,陳情第26号は委員会の決定どおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決定いたしました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程3 第68号議案 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第68号議案 教育委員会委員の任命につきまして,提案理由を御説明申し上げます。

 教育委員会委員 壬生佐久子氏が9月30日をもって任期満了となりますので,その後任に小長谷芳枝氏を任命いたしたいと存じ,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 小長谷氏は,長年にわたり教育一筋で歩まれ,人格識見ともに教育委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対し,質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第68号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第68号議案 教育委員会委員の任命については,小長谷芳枝君を任命することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第68号議案 教育委員会委員の任命については小長谷芳枝君に同意することに決定いたしました。

 ただいま同意を得られました小長谷芳枝君からあいさつを受けたいと思います。



◎教育委員(小長谷芳枝君) 小長谷芳枝でございます。ただいま教育委員の任命に御同意を賜りまして心から厚く御礼を申し上げます。

 21世紀を目前に控え,学校教育に対する市民の皆様の期待は実に大きいものがあり,教育の必要性,重要性はますます高まってきております。こういう折に図らずも教育委員の大役を仰せつかりまして,身の引き締まる思いでおります。大変微力ではございますけれども,全力を尽くして社会教育委員の責務を果たしてまいりたいと存じておりますので,どうぞ議員各位の格段の御指導,御鞭撻を心よりお願い申し上げまして,甚だ簡単ではございますけれども,お礼の言葉にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程4 第69号議案 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第69号議案 公平委員会委員の選任につきまして,提案理由を御説明申し上げます。

 公平委員会委員 金井和夫氏が9月30日をもって任期満了となりますので,その後任に玄津辰弥氏を選任いたしたいと存じ,地方公務員法第9条第2項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 玄津氏は,人格識見ともに公平委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対し,質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第69号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第69号議案 公平委員会委員の選任については,玄津辰弥君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第69号議案 公平委員会委員の選任については,玄津辰弥君に同意することに決定いたしました。

 ただいま公平委員会委員の選任に同意を得られました玄津辰弥君は,本日所要のため,本席でのごあいさつを申し上げられないので,その旨議員各位によろしくお伝えくださいとの伝言が議長あてに参っておりますので,御了承をお願いいたします。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程5 第70号議案 固定資産評価員の選任についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第70号議案 固定資産評価員の選任につきまして,提案理由を御説明申し上げます。

 固定資産評価員 後藤新一郎氏は,一身上の都合により,9月30日をもって同評価員を辞任されますので,その後任に牧野順孝氏を選任いたしたいと存じ,地方税法第404条第2項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第であります。

 牧野氏は,昭和37年から福井市職員として勤務以来,長らく税務事務に従事し,現在税務事務所長の職にあります。同氏は,固定資産評価に関する識見も高く,固定資産評価員としてまことに適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊東敏宏君) ただいまの説明に対し,質疑を許可いたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第70号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 ただいま議題となっております第70号議案 固定資産評価員の選任については,牧野順孝君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,第70号議案 固定資産評価員の選任については,牧野順孝君に同意することに決定いたしました。

 ただいま同意を得られました牧野順孝君からあいさつを受けたいと思います。



◎固定資産評価員(牧野順孝君) 大変お疲れのところ恐縮でございますけども,お許しをいただきましたので一言ごあいさつをさせていただきます。

 ただいまは固定資産評価員に御同意いただきまして,まことにありがとうございました。非常に重要な職責でございまして,その責任の重大性を痛感しているところでございます。何より浅学非才でございますので,誠心誠意努力いたしまして,適正な評価に努めたいと存じますので,どうか皆様方の温かい御支援と御指導,御鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。

 まことに簡単ではございますけれども,お礼のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程6を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程6 市会案第55号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書

 すべての勤労者は文化的生活が保障され,勤労,納税,教育などの平等の原則が貫かれ,そのもとで快適な生活設計が営まれなければならない。

 しかし,公務員労働者の賃金決定は,労働基本権の代償措置として設置された人事院・人事委員会制度ではあるが,その法的背景や手続のおくれにより,民間に比べ極めて遅く決定されている。このため,公務員のみならず人事院勧告の賃金決定方式を準用する民間の教育・医療・福祉職場で働く者や,公社・事業団等自治体関連団体にも影響を及ぼし,内需拡大などの多面的なマイナスへの相乗効果,公務員労働者の勤労意欲の向上と積極的な住民サービスなど,社会全体に与える影響は多大なるものがある。

 近代国家にあって,民間と8カ月おくれの精算は極めて不自然であり,特に本年は高齢者に対する賃金抑制が盛り込まれるなど不当な部分もあるが勧告の実効プロセスには今日なお法的不条理があり,一刻も早く解消され人事院勧告の早期実現について,関係機関であらゆる努力を図られるよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第55号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第55号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程7を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程7 市会案第56号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書

 義務教育費国庫負担制度は,教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として定着しており,現行教育制度の重要な根幹をなしている。

 しかし政府は,1985年度以降,教材費,旅費,恩給費及び共済費の一般財源化等を行うなど,国庫負担の縮減を行っており,1999年度予算編成においても,学校事務職員と学校栄養職員の給与費等が国庫負担の対象から除外されることが懸念されている。

 これら職員の配置は,学校運営に不可欠のものであり,この制度の改定は,厳しい地方財政をさらに圧迫し,義務教育の円滑な推進と教育水準の維持向上に多大な影響を及ぼすものである。

 よって,政府におかれては,現行の義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第56号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第56号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程8を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程8 市会案第57号 地方分権実現に関する自治体の財源の充実を求める意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りをいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  地方分権実現に関する自治体の財源の充実を求める意見書

 政府は,地方分権推進委員会の4次にわたる勧告と,同勧告を最大限尊重した地方分権推進計画を作成し,これに基づく施策を総合的,計画的に推進することとしている。

 地方分権は,まさしく実行の段階に至ったと言える。

 地方分権の実現には,国と自治体の役割分担の明確化と自治体の権限の拡充など自治体行政運営の自己決定権の確立が不可欠である。

 その際に,自治体の自己決定権を実質的に担保し,保証する財政的裏打ちが重要である。

 このため,自治体への財源移譲も含めた国庫補助負担金の整理合理化とともに,自治体の課税自主権の拡大など地方税財源の充実・強化を図り,財政面の自己決定権を保証していく必要がある。

 よって政府は,真の分権型社会の創造に向けて,地方分権を実現するため地方税財源の充実・強化を講じられるよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第57号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第57号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程9を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程9 市会案第58号 労働基準法改正に関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  労働基準法改正に関する意見書

 さきの第140回通常国会で提出された労働基準法改正案は,衆議院を通過し,現在,参議院で審議されている。

 今回の法改正は,裁量労働制の拡大や,変形労働時間の要件緩和等を柱とした労働者の働き方の多様性に対応するものであるが,一方では,労働基準法の精神である「労働者の権利保護」を弱めることにもつながり,長時間労働や,過密労働による労働者の健康被害や女性労働者への影響も危惧される。

 労働基準法は制定以来50年,働く人々の権利を守ってきたが,その法改正に当たっては,労働条件と環境整備の観点に立ったルールの確立が求められているにもかかわらず,深夜労働に対する規制や裁量労働の拡大防止策が不十分である。

 よって,政府におかれては,労働基準法の精神を損なわず,働くルールの確立できる法改正を行うよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第58号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第58号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程10を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程10 市会案第59号 介護サービスの基盤の充実強化に関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  介護サービスの基盤の充実強化に関する意見書

 高齢化が著しく進行する我が国において,高齢者介護は緊急の課題であり,国及び自治体が一丸となって取り組むことが何よりも重要である。

 2000年から導入される介護保険制度を円滑,かつ安定的に運営するためには,制度運営の中心となる市町村においては,限られた期間の中で早急に準備体制の整備を進めることが求められており,介護サービス基盤整備の大幅な拡充とともに,新たなシステムを構築するための体制の確立や人材の養成が必要である。

 よって,政府におかれては,次の事項を実現されるよう強く要望する。

          記

1 人材の確保・施設の整備など,介護サービス基盤整備に対して十分な財政措置を図るとともに,地域間格差の解消に努めること。

2 国民の理解と協力を得るべき啓発活動に対する費用については国の全額負担とすること。

3 低所得高齢者の利用料については軽減措置を行い,軽減分については国費で補填すること。

4 介護を要する状態の認定については,公平,公正に留意するとともに迅速な判定が行えるよう必要な措置を講じること。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第59号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第59号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程11を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程11 市会案第60号 遺伝子組み換え食品の表示の義務付けに関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  遺伝子組み換え食品の表示の義務付けに関する意見書

 遺伝子の組み換えによって除草剤や害虫に抵抗を持った,遺伝子組み換え食品の,大豆,菜種,トウモロコシなどが輸入されている。

 これらの農産物は,国民の食生活に欠くことのできない食用油,豆腐,味噌などの加工品として市販され,広く家庭で食されている。

 厚生省は,これらの遺伝子組み換え食品について,「安全性に問題はない」としているが,このような食品を長期に食べた場合の健康上の安全性さらには,自然環境や生態系への影響が危惧され,消費者は強い不安を抱いている。

 よって,政府におかれては,安全な食糧の確保と自給率向上のため農業施策を積極的に推進するとともに,遺伝子組み換え食品の表示の義務付けを早急に行うよう強く要望する。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第60号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ごさいませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 市会案第60号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(伊東敏宏君) 次に日程12を議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

日程12 市会案第61号 道路特定財源の確保に関する意見書について



○議長(伊東敏宏君) ここでお諮りいたします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。

 (事務局朗読)

  道路特定財源の確保に関する意見書

 道路は最も基本的な社会基盤であり,21世紀に向け,国土の均衡ある発展を図るとともに,豊かで活力ある地域づくりを支援するためには,高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を一層促進することがぜひとも必要である。

 しかるに,我が国の道路の現状は,特に地方においていまだ十分ではなく,福井市においても,中部縦貫自動車道を初めとする高規格幹線道路から市道に至るまでの,道路整備に対する要望は極めて強いものがある。

 特に本市においては,「安全で快適な環境づくり」をテーマに街づくりを推進しており,その目的達成のため,国土を初め県道,市道に至る道路網の整備による支援が必要不可欠である。

 よって,政府におかれては,道路整備の重要性を深く認識され,次の事項を実現されるよう強く要望する。

          記

1 揮発油税,地方道路税,軽油引取税,石油ガス税,自動車取得税,自動車重量税の道路特定財源を堅持し,一般財源化あるいは道路以外の使途へ転用することなく,その全額を道路整備に充当すること。

2 平成11年度予算においては,新道路整備五箇年計画に基づき,円滑に道路整備を推進していくため,一般財源を大幅に投入し,道路整備費を拡大すること。

 以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成10年9月18日

                 福井市議会



○議長(伊東敏宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市会案第61号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは市会案第61号について,討論の通告がありましたので,許可いたします。

 23番 西村公子君。

 (23番 西村公子君 登壇)



◆23番(西村公子君) 私は,日本共産党議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております市会案第61号 道路特定財源の確保に関する意見書について,反対の立場から討論を行います。

 道路特定財源の制度は四十数年にも及び,当初の状況とは大きくさま変わりをしております。大都市を中心に高速道路などの高規格幹線道路を優先させ,その結果,深刻な公害,自然破壊,交通困難を生み出してきました。人や生活環境への大きな影響だけではなく,財政的にも硬直化をもたらしてきました。道路特定財源の多くが高規格道路優先で,住民が望んでいる生活道路が軽視されてきたことも大きな問題です。

 建設省の来年度概算要求を見ますと,今年度の2次補正に計上する予定の特別枠2兆7,000億円を加えますと,公共事業関係費は9兆974億円で,今年度の当初予算と比べて46.3%の大幅増となっております。特別枠を含む分野別の一般公共事業費は,道路整備が3兆7,250億円で46.4%増で,全体の4割を占めるといういびつな従来型の構造がそのまま大きく拡大した形になっています。しかもその中には,高速自動車道や本州四国連絡道路に大きく偏っております。一方,公営住宅は過去最低水準の前年度と同じ3万7,000戸にとどまっているとか,災害関係費はマイナス7.0%と,国民生活に密着した分野には冷たい要求となっております。

 本来,税収は一般会計に繰り入れ,予算全体の中での予算配分を国民生活密着型に見直しをするべきです。この意見書案では問題の多い特定財源を堅持することや,一般財源を大幅に投入することを求めている点は,さきの参議院選挙でもはっきりしましたように,今国民の多くが大手ゼネコン中心の建設予算,道路予算を見直せという声を上げている中で,その国民の世論に逆行するものです。

 よって,道路特定財源の確保に関する意見書に反対であることを表明し,私の討論を終わります。



○議長(伊東敏宏君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは採決いたします。

 市会案第61号は,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決しました。

 ただいま可決されました市会案第55号ないし市会案第61号の字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。

──────────────────────



○議長(伊東敏宏君) 以上をもちまして,本日の議事日程は全部終了いたしました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) 一言お礼の言葉を申し上げます。

 今回の9月議会定例会におきましては,人事案件を初め,条例の一部改正並びに7月の集中豪雨に伴う災害復旧のための補正予算と,重要案件を御提案いたしましたところ,慎重な御審議をいただき,御承認を賜りましたことに対しまして,厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 今議会での一般質問並びに各委員会を通じましてお寄せいただきました御意見,御要望等につきましては,十分に尊重し,最善を尽くす所存でございますので,よろしくお願い申し上げます。

 私は冒頭でも申し上げましたとおり,日本経済は厳しい低迷が続いておりまして,一刻も早い景気の回復が待ち望まれているところでございますが,今後とも本市の財政健全化に努力いたしますとともに,「活力とやさしさのある生活・交流都市福井」の実現に向けまして,市政を推進してまいりたいと考えておりますので,なお一層の御支援,御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 またこのたびの豪雨によりまして被害を受けられました市民の皆様には,心からのお見舞いを申し上げますとともに,関係各機関の御協力を得ながら,全力を挙げて復旧に努める所存でございます。

 さて,昨今の廃棄物の処理に関しましては,全国的に処分コストの急騰や最終処分場の不足など,さまざまな社会問題が生じております。このような中,容器包装廃棄物の減少と再利用を図るべく,昨年4月にいわゆる容器包装リサイクル法が施行されました。本市におきましては,この10月1日から全市一斉にペットボトルの分別回収を実施いたすこととなっております。一般家庭での使用された清涼飲料水などのペットボトルを資源として改修することにより,ごみの減量化と環境の保全に努めてまいりたいと存じますので,議員各位を初め,市民の皆様の御協力を切にお願いするところでございます。

 また福井大震災から50年の節目に当たりまして,防災体制の確立と市民への防災思想の普及促進を目的といたしまして,来月10月31日に近畿府県合同防災訓練が実施されることとなっております。本市と福井県及び近畿2府6県が合同で主催するものでありまして,本市におきましては,大規模地震による災害を想定し,市民の皆様を初め,多数の機関,団体の参加をいただき,避難,消火,救出,救援等,実践さながらの訓練を実施することとなっております。これにつきましても,特段の御協力をお願い申し上げる次第でございます。

 いよいよ秋たけなわとなりまして,スポーツ,文化,芸術などさまざまな行事が市内全域で開催されようといたしております。議員各位におかれましては,何かと御多忙な日々が続くことと存じますが,この上とも御自愛くださいまして,市勢発展のため御尽力賜りますようお願いを申し上げまして,お礼の言葉といたします。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(伊東敏宏君) これをもちまして平成10年9月福井市議会定例会を閉会いたします。

             午後2時45分 閉会









 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                     平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日











△〔参照〕





             各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書





           総    務    委    員    会


番 号件            名審査結果
第59号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 入

 第2条原案可決
第63号議案工事請負契約の締結について
((仮称)橘曙覧記念文学館新築工事)原案可決
第64号議案工事請負契約の締結について
(道路改築事業 橋梁(P3橋脚)整備工事)原案可決






           建    設    委    員    会


番 号件            名審査結果
第59号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第11款 災害復旧費中

    第2項 土木施設災害復旧費原案可決
第66号議案市道の路線の廃止について原案可決
第67号議案市道の路線の認定について原案可決






            教  育  民  生  委  員  会


番 号件            名審査結果
第61号議案福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について原案可決
第62号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について原案可決
第65号議案土地の取得について
(至民中学校移転用地)原案可決






            経  済  企  業  委  員  会


番 号件            名審査結果
第59号議案平成10年度福井市一般会計補正予算

 第1条中

  歳 出

   第11款 災害復旧費中

    第1項 農林水産施設災害復旧費原案可決






           企 業 会 計 決 算 特 別 委 員 会


番 号件            名審査結果
第60号議案平成9年度福井市下水道事業会計、ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について原案認定






            議  会  運  営  委  員  会


番 号件            名審査結果
請願第19号じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書について継続審査
請願第20号新ガイドライン関連法案に反対する意見書について不採択
陳情第26号医療保険制度の改悪に反対する意見書について不採択
陳情第27号著作物の再販売価格維持制度問題に関する意見書について継続審査
陳情第29号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について採  択
陳情第30号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について採  択
陳情第31号地方分権実現に関する自治体の財源の充実を求める意見書について採  択
陳情第32号労働基準法改正に関する意見書について採  択
陳情第33号介護サービスの基盤の充実強化に関する意見書について採  択
陳情第34号遺伝子組み換え食品の表示の義務付けに関する意見書について採  択